光アライアンス 発売日・バックナンバー

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■特集:ビームプロファイラー 各社の取り組み
〇リアルタイムM2測定が可能なビームプロファイラーの特長
/オーテックス㈱ 辻川晋・山本宏
〇大口径・高出力対応ビームプロファイラ
/㈱光響 亀井敬史・住村和彦 
○減光が要らない高出力レーザー用日本製ビームプロファイラ
/BPFレーザイノベーション㈱ 常包正樹
■解説 
〇光エネルギーを保持する配位子で修飾した金属クラスター
/立教大学 三井正明
○多種多様な光ファイバを通信断なくつなげる光分岐技術
/日本電信電話㈱ 廣田栄伸・植松卓威・納戸一貴・西川大智・
大串幾太郎・松井隆・片山和典
○有機硫黄酸化物を捕捉・標識する発光分子
/富山大学 谷本裕樹・友廣岳則 
○最小サイズの発光酵素picALucの開発とその性能向上
/東京工業大学 古田忠臣
/㈱島津製作所 大室(松山)有紀
○安全・安価・簡単・低環境負荷なフロー光オン・デマンドカーボネート合成
/神戸大学・光オンデマンドケミカル㈱ 津田明彦
○金属薄膜による消光に起因する発光増幅の阻害効果を抑制
/兵庫県立大学 小簑剛・髙石みなみ・今田和希・宮本晟那
○オリゴ糖の疎水性を選択的に感知する新規蛍光色素
/近畿大学 住田真利奈・北山隆
/福井県立大学 日竎隆雄
○光線力学的治療における光学マイクロニードルレンズアレイの製作
/東京大学 朴鍾淏・金範埈
2,300円
■特集:光合成技術の最新の研究
〇人工光合成を促進するハイブリッド固体触媒の開発
/京都府立大学 安部聡
/東京工業大学 上野隆史
〇「優れた可視光吸収能力」と「高耐久性」を同時に満たす光増感剤の開発
/東京大学 滝沢進也 
〇光合成反応における光損傷と修復のメカニズムの解明
/摂南大学 加藤裕介
/岡山大学 坂本亘
〇光合成水分解反応機構の解明
/岡山大学 沈建仁・菅倫寛
〇ppGppによるラン藻の窒素利用制御
/神戸大学 蓮沼誠久
〇紅色硫黄細菌の光合成とCa2+
/筑波大学 谷一寿
/神戸大学 木村行宏
/茨城大学 大友征宇 
〇光合成微生物バイオフィルムの超解像赤外分光イメージング
/大阪大学 加藤遼
〇光合成の鍵酵素Rubisco
/岩手大学 鈴木雄二
/(国研)森林研究・整備機構 宮澤真一
/東北大学 牧野周
〇光合成のNPQにより発する熱量の算出とその影響
/自然科学研究機構・アストロバイオロジーセンター 滝澤謙二
■解説 
〇電気化学発光の新展開
/香川大学 田原圭志朗
/福井大学 石松亮一
■製品特集:光学系設計ソフト機能ガイド
〇サイバネットシステム㈱/ GEE㈱/アドバンスソフト㈱/ CBS Japan/
FITリーディンテックス㈱/㈱ティー・イー・エム/Optiwave日本オフィス/
日本シノプシス(同)/㈱Camerium/㈱ノーツアンドクロス/
㈱サイエンスラボラトリーズ
2,300円
■特集:光センサ技術で人の感覚を再現する
〇干渉縞で音場を見る
/日本電信電話㈱ 石川憲治・谷川理佐子
/(公財)鉄道総合技術研究所 阿久津真理子
/早稲田大学 及川靖広
〇光レーザーマイクロホンを用いた遠方目的音の抽出と復元
/立命館大学 西浦敬信 
〇ヘテロコア型光ファイバ式触覚センサ
/㈱コアシステムジャパン 山崎大志
〇表面プラズモン共鳴法による匂い物質の計測
/中村学園大学 都甲潔
■解説 
〇分子集合体の環化がもたらす特異な光物性
/千葉大学 髙橋渉・矢貝史樹
/大阪大学 五月女光
〇コンパクトな集光ミラー光学系で軟X線のナノ集光を実現
/東京大学 島村勇德・三村秀和 
〇多価イオンの時間分解プラズマアシストレーザー分光
/東京理科大学 木村直樹
〇光で変形するアゾポリマー薄膜の変形過程をナノレベルで動画観察
/大阪大学 馬越貴之
〇氷の結晶を狙った時間・場所で発生させるためのレーザー技術
/大阪大学 高橋秀実・吉川洋史
/奈良先端科学技術大学院大学 細川陽一郎
〇多段階的な像の変化を示す光着色材料の開発
/立命館大学 永井邑樹
〇光は細胞内の不均一構造をどのようにして伝わるのか
/自然科学研究機構 渡部匡己
〇レンズレス・シングルファイバー・ゴーストイメージング内視鏡
/埼玉医科大学 若山俊隆・樋口裕大・近藤隆久人
/大阪大学 水谷康弘
/宇都宮大学 東口武史
2,300円
■特集:輝きと魅力を増す最近の光源
〇生体無害ウイルス不活化を目指した230 nm帯高出力far-UVC LEDの進展
/(国研)理化学研究所 平山秀樹・Ajmal Muhammad Khan・鹿嶋行雄・
松浦恵理子・前田哲利
/日本タングステン㈱ 牟田実広・大神裕之・祝迫恭
/埼玉大学 藤川紗千恵・矢口裕之
〇ハロゲン化ペロブスカイトからの光励起型DFBレーザー発振
/九州大学 松島敏則 
〇ランダムレーザー:メカニズムと制御
/九州工業大学 岡本卓
〇コロイド量子ドットを用いた光源の進展
/㈱量子材料技術
/(国研)産業技術総合研究所 村瀬至生
〇ウェーハレベルLD励起固体面発光レーザー
/ソニーセミコンダクタソリューションズ㈱ 鎌田将尚
〇窒化物VCSEL研究の研究動向
/三重大学 濵口達史 
〇カーボンナノチューブ配向膜を用いた高速マイクロ偏光光源
/慶應義塾大学 俣野眞一朗・牧英之
■解説
〇厚さ6億分の1メートルの炭化チタン膜がCO₂を光還元
/千葉大学 阿部一響・泉康雄
〇伝搬する光の論理量子ビットの生成
/東京大学 アサバナントワリット
〇通信波長の光に共鳴する希土類元素の電子状態を機械振動で制御
/日本電信電話㈱ 太田竜一・山口浩司・岡本創
〇電子カム技術を用いて制御した対称配置型二結晶分光器
/神津精機㈱ 奥井眞人・矢戸直樹・下口敦・渡邊晃伸・坪木一郎
■製品技術紹介
〇超薄型LEDヘッドライト用光学モジュール
/三菱電機㈱ 諏訪勝重
2,300円
■解説
〇波動光学への誘い
/法政大学 本宮佳典
〇ATR-遠紫外分光法-新しい電子分光学を拓く
/関西学院大学 尾崎幸洋 
〇電気化学ATR紫外界面分光法の開発
/立教大学 田邉一郎
〇ホログラムから必要な情報を抽き出すディジタルホログラフィの変遷
/和歌山大学 野村孝徳
〇紫色レーザーポインターを用いた方解石複屈折現象の可視化教材
/龍谷大学 多賀優
〇反射分光計測のシミュレーション技術
/茨城大学 小貫哲平 
〇光ピンセットによる捕捉微粒子を用いたプラズマ中の高感度電場ベクトル分布計測
/九州大学 鎌滝晋礼・井口恒聖・大友洋・古閑一憲・白谷正治
〇眼球光学特性から考える屈折矯正
/北里大学 川守田拓志
〇高出力・高品質レーザによる加工技術
/三菱重工業㈱ 呉屋真之・渡辺俊哉・石出孝
〇ハイブリッドレーザーによる銅溶接技術
/古河電気工業㈱ 土橋優香
〇錆・塩分除去に有効なレーザークリーニング技術とその評価
/クリーンレーザージャパン㈱ 本村孔作
〇環境に寄与するレーザーガス分析計と適用例
/横河電機㈱ 大友圭輔

2,300円
■特集:「食品の鮮度を知る、保つ」光技術
〇近赤外光照射による青果物鮮度保持技術
/㈱四国総合研究所 垣渕和正・秦亜矢子
〇そばの風味を瞬時に知る
/信州大学 井上直人 
〇鮮度を落とさず解凍するスマート解凍技術
/㈱スマートハンドレッド 佐藤實
■特集:進化するレーザー加工技術とその展開②
〇光電気化学反応を利用した環境調和性に優れた高能率GaN表面研磨技術
/大阪大学 藤大雪・萱尾澄人・山内和人・佐野泰久
〇プロセスの最適化を可能にする高出力UVレーザー
/スペクトラ・フィジックス㈱ 五味豊
〇銅および銅合金溶接における新しい青色-赤外線ハイブリッドレーザー溶接
/広東ホールレーザーテクノロジー㈱ Yang Jian・Gan Yi
/OPI㈱ 若林浩次・長田英紀 
〇青色/IRハイブリッドレーザーを用いた溶接技術
/㈱片岡製作所 山村健・長崎克俊
■解説
〇赤外線センサーとその応用
/三菱電機㈱ 奥田聡志・服部公春・相原育貴・立岡靖晃
■製品ガイド:OPIE’24 出展製品 Close UP!
2,300円
■特集:進化するレーザー加工技術とその展開①
○顕微ラマン断層イメージングによるワイドバンドギャップ半導体ウエハ加工変質層観測
/茨城大学 小貫哲平
○レーザーによってダイヤモンド砥粒を固着した工具の開発
/金沢工業大学 諏訪部仁 
○レーザーを用いたGaN基板・GaNデバイスのスライス
/名古屋大学 田中敦之
○小型・軽量・低価格、ナノ秒UVレーザー光源の新規製品紹介
/㈱光響 原健太・住村和彦
○レーザー溶接時のキーホール計測と適応制御
/㈱ナ・デックスプロダクツ 長谷川博
○産業分野におけるレーザー肉盛溶接技術
/丸文㈱ 江嶋亮
■特集:リサイクル、リユースを目指して役立つ光技術②
○テラヘルツ波を利用した廃プラスチック識別装置
/静岡大学 佐々木哲朗
/芝浦工業大学 田邉匡生
/東北大学 劉庭秀・眞子岳・大窪和明
○プラスチックリサイクルに貢献するX線デュアルエナジー技術
/浜松ホトニクス㈱ 土屋邦彦 
○樹脂判別ハンディセンサーの開発と今後の展開
/㈱リコー 野口英剛・釜谷智彦
■解説
○機械学習で屈折コントラストCTの高速領域分割解析を実現
/(国研)理化学研究所 濵本諭・初井宇記
○通信用光ファイバを用いた道路除雪判断
/日本電信電話㈱ 鬼頭千尋・村上敬介・高橋央・戸毛邦弘
/東日本電信電話㈱ 山下明希・堀田大資・伊藤靖之
/日本電気㈱ 森洸遥・佐伯直人・大内啓佑・青野義明
○空孔コアファイバケーブルによる次世代ネットワーク
/古河電気工業㈱ 武笠和則・高木武史
2,300円
■特集:リサイクル、リユースを目指して役立つ光技術①
〇ラマン分光による高精度プラスチック識別
/(公財)九州先端科学技術研究所 河済博文
/㈲キャップ 土田哲大
/三菱ガス化学㈱ 西森克吏・加藤宣之
〇近赤外線分光法によるハンディ型プラスチック材質判別装置の開発
/㈱山本製作所 大森健司・片平寛 
■特集:シリコンフォトニクスが拓く応用展開②
〇大容量光無線通信に向けたシリコンビームスキャニングデバイスの開発
/(国研)産業技術総合研究所 渥美裕樹・吉田知也・松本怜典・鴻池遼太郎・
榊原陽一・池田和浩・井上崇・鈴木恵治郎
■特集:②光学系設計ソフト活用術②
〇GPU駆動で高速計算を実現した光学設計評価ソフトウェアの紹介
/CBSJapan 稲畑達雄
〇メタレンズ・メタサーフェス逆設計ツールの活用事例
/日本シノプシス(同) 尾藤正斉
■解説
〇時間分解走査プローブ顕微鏡の新展開
/筑波大学 吉田昭二 
〇固定支持梁構造を用いた低周波振動測定用ヘテロコア光ファイバ加速度計
/創価大学 門倉美幸・西山道子・渡辺一弘
/(国研)宇宙航空開発機構 葛西時雄
〇ライダーによる地上からの水蒸気鉛直分布の計測
/気象庁気象研究所 酒井哲
■製品技術紹介
〇波長掃引光源を用いたOFDRによる光干渉計測
/アンリツ㈱ 腰原勝 
〇リアルタイム分布光ファイバセンサ
/沖電気工業㈱ 山口德郎 
〇FBG式光ファイバセンシングの活用
/㈱共和電業 髙橋武浩・小林剛宜
〇鉄道メンテナンスに最適な小型レーザー施工システム
/古河電気工業㈱ 梅野和行
2,300円
■特集:シリコンフォトニクスが拓く応用展開
〇超小型光パルス波形測定デバイスの研究開発
/宇都宮大学 近藤圭祐 
〇光領域での尤度算出技術に基づくオンチップ光ラベル識別デバイス
/東京工業大学 相川洋平
〇多機能シリコンフォトニクスハイブリッドレーザー光源の研究開発
/早稲田大学 北智洋
〇大規模光アナログ行列演算器の実装と課題
/日本電信電話㈱ 北翔太
■特集:光学系設計ソフト活用術①
〇フォトニクス解析ソフトウェア
/サイバネットシステム㈱ 山口裕
〇光学設計ソフトウェアと高速物理光学ソフトウェア
/㈱ティー・イー・エム 澤田宏起 
〇迷光解析
/㈱ノーツアンドクロス 山本努
〇照明用途のための自由曲面光学設計
/Lambda Research Corporation Dave Jacobsen
(訳)FITリーディンテックス㈱ 市原良香
■解説
〇マイクロ波による触媒活性点の原子レベル選択加熱
/東京大学 石橋涼・岸本史直・高鍋和広 
〇光誘起異常ホール効果を解き明かすテラヘルツ偏光計測
/東京大学 室谷悠太・神田夏輝・松永隆佑 
〇光触媒技術による動物アレルゲンの分解
/東京大学 松浦遼介・間陽子
〇デュアルコム分光法の実用化に向けた全ファイバ型デュアルコムレーザー光源の開発
/東邦大学 中嶋善晶 
■製品技術紹介
〇LCOS型空間光変調器の高耐光性化技術及びレーザー加工応用
/santec AOC㈱ 鈴木優也
2,300円
■特集:LiDARにまつわる技術の進化
○LiDAR向けソリューション
/カンタム・ウシカタ㈱ 冨田公男
○各種LiDARと検査機器の紹介
/㈱光響 亀井敬史・住村和彦
○MEMS光スキャナECO SCAN搭載のハイロバストな小型3D LiDAR
/日本信号㈱ 田村法人
○UAVレーザー測量の変遷と今後の発展
/㈱FLIGHTS 加塩博士
○AMR・サービスロボット向け測域センサ(LiDAR)の動向
/北陽電機㈱ 谷口克哉
○LiDAR用無鉛赤外透過カバーガラスとフィルタ
/松浪硝子工業㈱ 鈴木勝
■解説
○眼内内視鏡・眼内照明保持ロボット
/九州大学 園田康平
○高効率・高耐久性を目指したハイパーフルオレッセンスOLEDの構築と材料開発
/九州大学 Yi-Ting Lee・安達千波矢
○レンズレスカメラに適した深層学習モデルの新展開
/東京工業大学 山口雅浩・Pan Xiuxi・武山彩織
○焦点深度の限界を超える潜像法による立体のフォトリソグラフィ加工
/豊田工業大学 佐々木実
○テラヘルツ量子カスケードレーザーの進展
/(国研)理化学研究所 平山秀樹・王利・林宗澤
○紫外光を用いた温室効果ガス分解技術
/ウシオ電機㈱ 大塚優一・鮫島貴紀
■製品技術紹介
○LCOSを用いた光スペクトル整形器
/santec AOC㈱ 音羽亮平

特集:Beyond 5G/6Gでの活用が期待されるマルチコアファイバ②
■実環境下における結合型マルチコア光ファイバの光スイッチング実証
/情報通信研究機構 品田 聡・他
実環境下に敷設された標準外径の結合型マルチコア光ファイバと、これに対応した光スイッチを用いて構築したSDMネットワークテストベッドにおいて、世界初となる実環境下のSDM光スイッチング実験に成功した。
■マルチコアファイバを収容した光海底ケーブルの評価技術の開発
/東北大学 吉田真人・他
近年、マルチコアファイバ用いた海底長距離伝送システムの研究開発が精力的に行われている。本稿では、本伝送システムの管理において欠かせない、マルチコアファイバ内のコア間におけるモード結合評価技術について紹介する。
■多心マルチコアケーブルに対応した小型光増幅器の開発
/古河電気工業 前田幸一・他
マルチコアファイバの実用化のためには、その増幅器の存在が重要である。この増幅器としてMC-EDFAの技術を紹介するとともに、クラッド励起技術を適用したMC-EDFAを活用した小型化技術について紹介する。
■マルチコア光ファイバを実装した高密度多芯光コネクタ
/住友電気工業 森島 哲・他
通信トラフィック増大に伴い、大容量伝送が可能なマルチコアファイバ(MCF)の実用化への期待が高まっている。実用化にはMCF接続技術の確立が重要であり、本稿では、MCFの多芯コネクタ接続技術について紹介する。
■マルチコアファイバの製造技術
/フジクラ 竹永勝宏
本稿では、将来の大容量伝送システムに用いられるマルチコアファイバの実用化に向けた品質向上や量産技術の検討について紹介する。長さ718 kmのマルチコアファイバの作製に成功した結果についても述べる。
■空間結合型ファンイン/ファンアウトデバイス
/湖北工業 岩崎勝博
空間分割多重技術を用いた長距離光伝送システムでは低損失なファンイン/ファンアウトデバイス(FI/FO)が求められている。本稿では、4コアファイバを用いた空間結合型FI/FOの低損失化を実現したので紹介する。
■非接触型環境センサによる情動状態を推定
/千葉大学 小室信喜
情動状態推定技術における課題解決策として、客観的かつ非侵襲的な手法で情動状態を推定する手法の確立が挙げられる。筆者の研究グループでは、認知科学的知見と情報学的知見を融合し、無線センサネットワーク技術によって得られる室内環境データから、その環境内にいるヒトの情動状態を推定するモデルの構築に関する研究を行っている。本稿では、筆者の研究開発事例を中心に、情動状態を推定する技術について紹介する。

解説
■ホログラフィックシミュレーターを用いた多値ホログラフィックメモリーシステムの記録密度の評価
/宇都宮大学 藤村隆史
シミュレーションは、現在では理論、実験に続く第3の科学的手法として認知されている。本稿では、近年われわれが開発したホログラフィックシミュレーターと、それを用いて行った記録密度の推定結果について紹介する。
■次世代天文補償光学とそのリアルタイム制御に要求される並列計算
/東北大学 秋山正幸
地上の大型望遠鏡で活躍する補償光学は、測定の対象に応じて多様な方式が開発されている。本稿では、それぞれの実現に要求される並列計算について、概要を紹介する。
■フラッシュ共鳴ラマンライダーによるSO2ガスの漏えいモニタリング 
/レーザー技術総合研究所 染川智弘
大気中の微量有害物質の遠隔検知に向けた共鳴ラマンライダー技術の開発をしている。本稿では、効率的な漏えいモニタリングの実施を目指した共鳴ラマン効果のフラッシュライダーへの適用可能性の検討として、SO2ガス漏洩モニタリングについて紹介する。
■⾼温にさらされた劣化コンクリートのレーザーを用いた音速測定と特性評価 
/レーザー技術総合研究所 大道博行
800 ℃までの高温にさらされたコンクリートのレーザーによる音速測定の実験を行った。その結果、音速が温度の上昇に従って低下することがわかった。また、コンクリートの機械的変化、化学変化と音速低下との関係を調べた。
■レーザーによる眼傷害 Eye injury by lasers
/総合病院 聖隷浜松病院 尾花 明
パルスレーザーの光軸補正時の受傷が多く、網膜が物理的に破壊される。高出力レーザーポインタによる悪戯も多く、網膜は熱凝固を受ける。低出力光でも、長時間暴露によって光化学反応障害を生じる。事故防止には保護眼鏡装用が重要である。

製品技術紹介
■反射分光膜厚測定装置
/東朋テクノロジー 柴田貴明
反射分光膜厚装置は酸化膜や窒化膜などの薄膜の厚みを非破壊、かつ高精度・短時間で測定することができる装置であり、半導体製造分野を含む幅広い産業や研究機関で使用されている。本稿では、NanoSpec3000の後継機である当社製TohoSpec3100シリーズについて紹介する。
■手のひらサイズ高精度オートコリメーター
/ファイブラボ 東谷 満・他
本稿では、手のひらに載せて測定対象物まで運べ、装置内部に入れても使える、従来ありえなかった超小型高精度オートコリメーターを実現した工夫の数々を、その精度を含めて解説し、どの場面で便利に使用されたかも紹介する。
特集 Beyond 5G/6Gでの活用が期待されるマルチコアファイバ①
■マルチコア光ファイバ接続に向けた取り組み 
/Orbray 行川 毅・他
 マルチコア光ファイバの接続は、アライメントについて課題がある。本稿では、この課題解決に向けたOrbrayのFIFO接続用バンドル光ファイバと自己形成光導波路技術について紹介する。
■マルチコアファイバ光アンプ用複合機能デバイス
/オプトクエスト 高畠武敏
 本稿では、マルチコアファイバ光アンプに適用するよう開発された複合機能デバイスについて、低損失化や省スペース化における効果やコスト削減への取り組みについて紹介する。
■世界初の標準外径19コア光ファイバを開発し、1.7 Pb/sの大伝送容量を実証 
/情報通信研究機構 坂口 淳
 世界初となる標準外径のランダム結合型19コア光ファイバを開発し、全コアで均一な伝搬特性を実現した。C、L帯全域での波長多重と空間多重により1.7 Pb/sの大容量伝送を63.5 km区間で実証した。
■4コアファイバを32心(64コアペア)収容可能な光海底ケーブルの開発 
/日本電気 井上貴則・他
 本稿では、マルチコア光海底ケーブルシステムの実用化に向け、非結合型4コアファイバを収容したマルチコアファイバケーブルを開発し、マルチコアファイバケーブルの単体特性および伝送性能評価を行ったので、その結果について紹介する。
■空間分割多重光ファイバケーブル技術の標準化動向
/日本電信電話 松井 隆・他
 光ファイバケーブル技術の国際標準は光通信の進展と普及に呼応しながら発展してきた。本稿では、次世代の大容量通信技術として注目されている空間分割多重技術に対応した標準化議論を紹介する。
■標準クラッド径マルチコア光ファイバケーブルの敷設工程間特性
/日本電信電話 森 崇嘉・他
 本稿では、既存のシングルモードファイバと同じ125μmクラッド径のマルチコアファイバについて、光ファイバ素線からケーブル化プロセスにおける特性や実フィールドでの検証結果を紹介し、実用化に向けたマルチコアファイバケーブルの進展について紹介する。
■低損失LC型単芯マルチコア光ファイバコネクタ
/住友電気工業 森島 哲・他
 各種ネットワークサービスの情報処理を担うデータセンターにおいて、光配線の高密度接続技術の需要が増大している。本稿では、当需要に対応すべく、我々はマルチコア光ファイバを実装したLC型の単芯コネクタを開発したので紹介する。
■バンドル型4コア光ファイバ用ファンアウト
/住友電気工業 菊地貴広・他
 データセンター用途を想定したマルチコアファイバを使った次世代伝送システムには、低挿入損失と高反射減衰量(RL)を両立するファンイン・ファンアウトが求められている。当社は、バンドル型構造の高精度コア偏心制御と、高RLが期待できる物理接触方式によりこれらを同時実現した。
■非開削法によるマルチコアファイバ製造技術 
/古河電気工業 高橋正典
 標準外径のMCFは実用化に適した特性を有しているが、実際にMCFを使用した伝送システムを実現するためにはMCFの製造技術の向上が必要である。本稿では、MCF製造技術に焦点を当て、さらに筆者らが検討している非開削法によるMCFの製造技術について紹介する。
■最新のマルチコアファイバ融着接続技術
/古河電気工業 藤井俊行
 本稿では、マルチコアファイバの融着接続おける主たる課題である回転調心技術について紹介し、マルチコアファイバを低損失で接続するための重要なファクタとなる融着放電形状について実験結果に基づいて紹介する。

解説
■歯周炎に対する新規抗菌光線力学療法の応用
/愛知学院大学 林潤一郎・他
 近年、歯周炎の治療において抗菌光線力学療法が注目されている。本稿では、キトサンでコーティングしたインドシアニングリーン封入ナノ粒子と半導体レーザーを用いて、歯肉の外部からレーザー照射を行う独自の方法を開発中のため、紹介する。
■細胞画像ビッグデータによるバイオDX
/大阪大学 市村垂生・他
 本稿では、細胞画像ビッグデータを生み、解析し、管理し、共有する一連の工程について、その主要機器であるイメージング装置と情報プラットフォームを紹介する。
■深紫外・短パルスレーザ光源およびEUV光源の新展開
/九州大学 溝口 計
 本稿では、DUVリソグラフィの進展とDUVエキシマレーザー光源開発、それに続くEUV光源の開発の現状について紹介する。さらに、第3の微細化:パッケージングの微細化がここ最近業界で注目され様々な試みがなされている。本稿では、リソグラフィ
用エキシマレーザー技術をアブレーション加工用レーザー開発への展開。さらには、固体レーザーとエキシマレーザーを組み合わせた近未来型ハイブリッドArFエキシマレーザーへのギガフォトンの挑戦について紹介する。

製品技術紹介
■光スペクトラムアナライザ 
/アンリツ 川手弘行
 光スペクトラムアナライザは光ファイバ通信分野等で広く使用され、レーザダイオードのスペクトル特性、光増幅器の利得特性、光ファイバの損失特性等の評価に用いられる。本稿では、当社MS9740Bの光スペクトラムアナライザの概要と特長を紹介する。
特集:多様化するバイオテクノロジーと光技術
■X線自由電子レーザーで捉えたビフィズス菌酵素の常温構造 
/味の素 中田國夫・他
X線自由電子レーザー施設SACLAにて、ビフィズス菌酵素の立体構造を常温下で決定した。その結果、同酵素の反応機構に関する新知見が得られ、タンパク質機能解明に対する常温構造解析の重要性が再確認された。
■あのジンベエザメのユニークな視覚
/大阪公立大学 小柳光正・他
ジンベエザメは、ときおり深海へ潜るという。その世界最大の魚類の視覚を、ゲノム情報と分子生物学的実験技術を駆使して生体の犠牲なしに迫り、この生物だけが獲得したロドプシンの機能変化を突き止めた。
■1分子バルブとその光信号増強効果 
/大阪府立大学 川岸啓人・他
ナノ流路の直接開閉が可能なナノ流体デバイスの作製に成功し、1分子流の制御を可能にした。我々は、この機構に「1分子バルブ」と名付けた。この1分子バルブにより、1分子の蛍光分子の熱運動が抑制され、蛍光信号が増強される効果が観察された。この成果により、1分子研究の産業への応用が加速することが期待される。
■化学物質の脳発達への影響を発光で可視化 
/岐阜薬科大学 石田慶士・他
レポータートランスジェニックマウスを用いた生体発光イメージングは、様々な生命科学分野の研究において活用されている。本稿では、本手法を用いて化学物質による脳の発達への影響を可視化した研究成果について紹介する。
■青紫色に発光する新種のゴカイを発見
/産業技術総合研究所 蟹江秀星
生物発光としては例外的な青紫色の光を発する新種のゴカイを石川、三重、鳥取の浅海で発見した。本稿では、生物発光について概説するとともに、我々が発見した新種のゴカイとその発光について紹介する。
■原始緑藻の光化学系I超複合体の構造から見えてきたもの
/基礎生物学研究所 皆川 純
緑藻と陸上植物の共通の祖先の特長を持つオストレオコッカス(プラシノ藻)の光化学系Ⅰ超複合体の立体構造が解明された。その構造は緑藻と陸上植物のハイブリッド型であり、さらに、光化学系Ⅱのアンテナが結合していた。生物の進化と光化学系の進化の相互関係の議論が深まることが期待される。
■ゲノムDNAを標的とした光駆動核酸の開発
/長崎大学 中尾樹希・他
核酸医薬品は、これまで治療が困難だった疾患に対する新たな治療法を提供するモダリティーとして、近年急速に開発が進められている。本稿では、核酸医薬を利用したこれまでのゲノム編集技術、および光を応用した核酸医薬の機能の拡張について紹介する。
■光酸素スカベンジャーの開発と培養細胞における低酸素の時空間制御
/北海道大学 家田直弥
低酸素応答は生体にとって重要な適応の一つであるが、これまで低酸素を時空間制御することは困難だった。今回、光によって酸素を急速に消費する光酸素スカベンジャーを開発し、培養細胞において低酸素を時空間制御することに成功した。

解説
■インテリジェント散乱イメージングの可能性 
/大阪大学 谷田 純・他
本稿では、散乱イメージングを実現する新手法として、分光スペックル相関イメージング、符号化開口ブラインドデコンポリューション、インコヒーレント光位相共役を紹介する。
■ 微細形状測定用ファブリ・ペロー方式光ファイバプローブの開発
/北九州市立大学 村上 洋
近年、立体的で微細かつ高アスペクト比な微細形状を有する機器が増加しており、これらの寸法・形状精度・表面粗さなどを精密に非破壊で測定する要望が増加している。本稿では、ファブリ・ペロー干渉計を光ファイバ先端部に組み込んだ微細形状測定用光ファイバプローブについて紹介する。
■長期生存を目指した化学放射線療法後局所遺残再発食道がんに対する
 光線力学的療法
/京都大学医学部附属病院 玉置将司・他
光線力学的療法とは、腫瘍親和性のある光感受性物質を投与したのち、特定波長のレーザー光を腫瘍に照射することにより、光感受性物質が励起されて生じる活性酸素により腫瘍細胞を壊死させる治療法であり、本稿では、これらについて紹介する。
■メタバース社会に向けて進めるべきこと
/東京大学 雨宮智浩
メタバースは2021年のFacebook社の社名変更により注目を集め、起業家をはじめ関連領域や近接領域の専門家によって多種多様な定義づけが行われているが、広く合意が取れている定義は「オンライン上で社会的活動が可能な3次元の仮想空間」である。本稿では、これらについて紹介する。
■免疫チェックポイント阻害剤の開発
/日本医科大学 岩井佳子
筆者は2018年にノーベル生理学・医学賞を受賞された本庶佑博士の研究室に在籍し、免疫チェックポイント阻害剤PD-1抗体ニボルマブの開発に従事した。本稿では、現場の研究者の視点から開発の経緯を振り返りたいと思う。
 
製品技術紹介
■超高速パルス電源 
/ゼネラル物産 西根更樹
本稿では、独自開発した半導体スイッチを用いたパルスパワーアプリケーション向けに幅広いレンジのパルス電源、およびポッケルスセルドライバーについて紹介する。
2,300円
●特集:バイオテクノロジーの進化に貢献する光技術②
■含窒素芳香環を細胞内構築可能な光反応の開発
/東北大学 岡村秀紀・他
 機能性分子の活性を光制御する技術は、生命現象解明のツールや高精度な化学療法の開発において非常に重要である。本稿では、薬物分子の光制御を可能とする新たな光化学反応の開発について紹介する。
■オートファジー成熟過程を蛍光で可視化
/東京医科歯科大学 清水重臣・他
 オートファジーの初期段階で形成される隔離膜と呼ばれる扁平な膜構造は非常にユニークな膜動態を示す。その特徴を活かし、従来とは異なる切り口でオートファジーを可視化し、新たな分子機構解明の手掛かりを確立した。
■葉緑素の生合成酵素が行う反応を分子レベルで解明
/成蹊大学 廣瀨光了・他
 光合成は、太陽からの光エネルギーを利用したエネルギー変換システムである。その光合成システムにおいて、最も重要な役割を果たす色素分子が、クロロフィル分子である。天然には多種多様なクロロフィル分子が存在し、周辺置換基やπ骨格の違いが吸収波長の変化をもたらす。本稿では、それらの構造の違いを生む出す生合成酵素の役割と経路について紹介する。さらに、クロロフィル生合成経路で働く酵素のうち、分子レベルで反応機構が解明されているものをピックアップして解説する。
■細胞の熱伝導率および比熱の測定
/東北大学 猪股直生
 微細加工技術で作製したマイクロ温度センサと集光赤外レーザによる局所加熱技術を組み合わせて、細胞一つの熱伝導率と比熱を測定した。センサの感度と時間分解能の高さを活かし、静的のみならず動的な計測も可能とした。

●製品特集:光学系設計ソフト機能ガイド
 サイバネットシステム㈱/㈱ティー・イー・エム/アドバンスソフト㈱/CBS Japan
/Optiwave 日本オフィス/㈱サイエンスラボラトリーズ/FITリーディンテックス㈱/日本シノプシス(同/㈱Camerium/㈱ノーツアンドクロス

●解説
■可視域高精度デュアルコム分光技術の開発
/横浜国立大学 杉山陽平・他
 デュアルコム分光は、近赤外や中赤外の波長域で大きな成功を収めている。本稿では、これまでほとんど研究がなされていない可視波長域のデュアルコム分光について紹介する。特長として、Erファイバコムを用いることで長時間の測定が可能となったこと、コムの繰り返し周波数が低いのでデュアルコム分光の分解能が高いことが挙げられる。また、測定条件を選択しやすいように、デュアルコム分光における周波数軸の計算方法に新しい手法を導入した。完成したデュアルコム分光系のデモンストレーションとしてヨ
ウ素分子の可視波長域のスペクトル測定を行ったことも紹介する。
■光伝送技術の車載応用
/矢崎総業 芹澤直嗣
 近年、自動車業界では、自律走行システムの実現に向けて、民生用で培われた高速通信技術を活用しようとしている。本稿では、車載ネットワークの歴史、車載光通信に関連す
る国際標準化活動を紹介するとともに、光ファイバーの車載応用について紹介する。
■光渦レーザー加工
/千葉大学 尾松孝茂
 螺旋波面に対応した軌道角運動量を有する光を光渦と呼ぶ。本稿では、単一光パルス照射だけで螺旋構造体や単結晶性マイクロニードルなどの新奇構造を形成できる「光渦レーザー加工」の現状、将来展望について紹介する。

●製品紹介
■独自の光学式エンコーダを搭載したガルバノスキャナとユーザビリティに寄与するソフトウエア
/キヤノン㈱ 塩見 浩之・喜多 俊樹

光アライアンスの内容

光技術の融合と活用のための情報ガイドブック
光技術を4つの基本アプリケーション(計測、加工・化工、伝送、情報処理)からとらえた実用的ガイドブックです。光部品、光機器・装置は、今後新規製品が増えると予想されており、このような製品動向を的確に迅速に伝えます。 これから光分野を学ばれる方、現場サイド、技術者、経営に携わる方々に見逃せない技術誌です。

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