超音波テクノ 発売日・バックナンバー

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4,074円
■特集:超音波等を適用したプラントの保守検査
○従来UT法とフェイズドアレイ法の検出性能比較/オリンパス㈱/山本優一郎
○配管梁接触部の減肉検査ラックスキャンの原理、特徴、現場適用/日本工業検査㈱/宮沢洋
○AEを用いた鋭敏化SUS304鋼のSCCの検出/青山学院大学/長秀雄
○エルボ管及び溶接部におけるガイド波伝搬シミュレ-ション/(財)発電設備技術検査協会 /古川敬・古村一朗
○表面SH波音弾性による圧延鋼板部材の残留応力測定/和歌山大学/村田頼信/(財)電子科学研究所/戸田裕己/㈱環境総合テクノス/岩崎重一
○高感度・非接触空中超音波検査による画像装置の開発/ジャパンプロ-ブ㈱/高橋雅和・野地正明・桐生啓二・馬場比路志・小倉幸夫・高橋修/徳島大学/西野秀郎/㈲超音波材料診断研究所/川嶋紘一郎/宇宙航空研究開発機構/松島正道/愛媛大学/中畑和之
○ラム波による配管内壁付着層の厚さ測定三菱化学㈱渡辺圭・岩橋茂雄/(財)電子科学研究所/戸田裕己/和歌山大学/村田頼信
■特集:超音波加工の最前線を探る
○超音波複合振動溶接の溶接条件と溶接部組織について/㈱アサヒ・イー・エム・エス/辻野次郎丸
○超音波振動を援用した極微細エンドミル加工/日本工業大学/神雅彦/日進工具㈱/後藤隆司・渡辺健志/㈱industria/金井秀生
○超音波援用による研削抵抗低減のメカニズム/東北大学/嶋田慶太・閻紀旺・厨川常元
○40KHZ超音波共振加工システム/㈱岳将/岳義弘・岳将士
○超音波樹脂溶着の新展開/日本ヒューチャア㈱/工藤勲
■解説
〔超音波デバイス〕
○ウェアラブルデバイスにおける超音波通信の再検討/小山工業高等専門学校/鈴木真ノ介・石原学・小林幸夫/㈱本多電子/岡田長也・小林和人
〔超音波基礎〕
○生物に学んだコウモリ型ソナー/東北学院大学/松尾行雄
○FDTD音波伝搬シミュレーションと高次差分法の特徴/首都大学東京/大久保寛
○矩形音源による反射点位置探索/鳥羽商船高等専門学校/増山 裕之
〔超音波モータ〕
○非接触超音波モータの音響インピーダンス特性/山形大学/山吉康弘
〔超音波計測〕
○非線形パラメータB/A のC モード観察/東海大学/斎藤繁実
〔非破壊検査〕
○非接触空中超音波探傷試験の新素材・自動車部品等への応用/ジャパンプロ-ブ㈱/高橋雅和・星野秀和・小倉幸夫/徳島大学/西野秀郎
〔医用超音波〕
○生体擬似物質の超音波減衰定数の測定法/徳島文理大学/吉田知司
■研究室紹介
○沼津工業高等専門学校/沼津工業高等専門学校/野毛悟
4,074円
■特集:広帯域振動子と超音波振動・伝搬解析
○マルチバンド広帯域超音波探触子/㈱日立製作所/東隆
○PVDFを用いた血管内高調波画像化システム/首都大学東京/田川憲男・大久保寛・田邉将之
○M系列信号を用いた広帯域ピンガー/フュージョン㈲/笹倉豊喜
■解説
〔圧電・超音波材料〕
○圧電・超音波材料用単分散金属酸化物微粒子合成の基本理念/東北大学/村松淳司・蟹江澄志・中谷昌史
○高性能鉛フリー圧電セラミックス/名古屋工業大学/柿本健一
〔海洋・水中音響〕
○定点型音響記録器による関門海峡でのスナメリの夜間移動の証拠/(独)水産総合研究センター/赤松友成/いであ㈱/中沢泉/土山高史
〔超音波デバイス〕
○弾性表面波ガスクロマトグラフのための圧力ジャケットを用いたシリコンガラス陽極接合構造のパックドカラムの開発/東北大学/山本祐太朗・辻俊宏/凸版印刷㈱/赤尾慎吾
○開閉電気接点の弾性・塑性変形と電気的特性/石巻専修大学/若月昇・工藤孝之
○センサプレート/マッチング層/圧電結晶構造を用いたマイクロ実験室/静岡大学/近藤淳
○超音波振動でペンタブレットに書き味を/埼玉大学/高崎正也
○c軸傾斜反転配向ZnO多層膜の作製/同志社大学/守里直希・高柳真司/名古屋工業大学/柳谷隆彦
○SAWデバイスシミュレーションの高精度化/日本電波工業㈱/廣田和博
〔超音波加工〕
○超音波振動切削加工面と錆/九州大学/鬼鞍宏猷・神田敏和・大西 修
〔非破壊検査〕
○三次元ナノメートル隙間の超音波検査/東北大学/燈明泰成
○被検部の断面形状を表示する複合走査探傷法//佐々木荘二
○反射体を利用した高効率ガイド波励起検出法による欠陥の検出/徳島大学/西野秀郎
〔医用超音波〕
○超音波プローブ回転走査式乳腺画像化システムの開発/首都大学東京/小沢智志・大久保寛・田川憲男/マイクロソニック㈱/入江喬介・佐藤正和・橘内洋/東京都立産業技術高等専門学校/吉澤昌純/横井整形外科/横井浩/寺元記念病院/本田伸行
■製品紹介
○超音波濃度計・超音波粘度計/富士工業㈱/大隅清博
○最新水中通信ツールとしての高速・安定水中音響モデムの紹介/日本海洋㈱/小田秀夫
■シリーズ:超音波関連学会・研究会委員長に聞く
○超音波を応用した加工技術に関する調査・研究・交流/芝浦工業大学/相澤龍彦/東京都立産業技術研究センター/加藤光吉/日本工業大学/神雅彦
■製品ガイド
○産業界で活躍する超音波製品
伊藤忠テクノソリューションズ/インサイト/エーエスケー/オリンパス/サムウェイ/ジャパンプローブ/新科産業/岳将/超音波材料診断研究所/日本クラウトクレーマー/日本セラテック
4,074円
■特集:超音波による殺菌、滅菌効果
○二酸化チタン/超音波触媒法を応用した有害微生物殺菌システム/金沢大学/仁宮一章・MohammadmizanurRahman・清水宣明/神戸大学 /荻野千秋
○超音波を使用したカンピロバクター撃退技術/宮崎大学/三澤尚明/㈱カイジョー/副島潤一郎
○超音波洗浄に共役させた

消毒能」の発生手段/㈱エロイカ・コーポレーション/鴫原學徳
■解説
[超音波計測]
○超音波照射時間の変化によるナノダイヤモンド微粒子の分
散への影響/(独)産業技術総合研究所/内田武吉・菊池恒男/桐蔭横浜大学/青木貴弘
○金属薄膜の高速弾性回復現象/大阪大学/中村暢伴・荻博次・平尾雅彦
[非破壊検査]
○デジタル検査システムの開発と適用/JFEエンジニアリング㈱/土屋憲一郎
○港湾鋼構造物の非接触肉厚測定/(独)港湾空港技術研究所/吉住夏輝・松本さゆり・平林丈嗣
○チャープバースト波を用いたパルス圧縮方式による超音波センサ計測法の研究/金沢工業大学/畝田道雄
○気柱共鳴における衝撃波の発生とその抑制/大阪大学/杉本信正
○非線形超音波を用いた新しいボルト締結状態評価/秋田大学/今野和彦・福田誠
○デジタル超音波探傷器のユーザビリティの向上/菱電湘南エレクトロニクス㈱/岡本実・大橋利明・杉元幸郎
[圧電・超音波材料]
○PMNZT薄膜の諸特性に及ぼすHIP処理効果/兵庫県立大学/小舟正文
○水熱合成粉末を用いた(K,Na)NbO3非鉛圧電セラミック合成/東京大学/森田剛・前田孝文
[強力超音波の応用]
○たわみ振動板を用いた空中超音波音源の開発/日本大学/三浦光
[超音波センサ]
○圧電振動ジャイロセンサの振動結合/東北工業大学/田村英樹
○広帯域可視光変調素子を用いた簡易なRGB光同時変調システム/山梨大学/垣尾省司
[超音波デバイス]
○2次元高速走査可能なRF帯SAW/BAWデバイス用光プローブ/千葉大学/橋本研也
○CVDで成膜したLiNbO3膜を用いた高周波ラム波デバイス/㈱村田製作所 野州事業所/門田道雄・小上貴史・山本観照
[超音波モータ]
○屈曲振動円板を用いた非接触型超音波モータ/山形大学/山吉康弘
○積層型超音波リニアモータとカメラへの応用/オリンパス㈱/舟窪朋樹
[医用超音波]
○高エコーを呈した乳癌症例の超音波輝度解析/大垣市民病院/佐々敏/岐阜医療科学大学/宮本実香/堀井亜希子
■製品紹介
○溶接部超音波自動探傷装置 U-Master/新日本非破壊検査㈱/吉永泰久
■シリーズ:超音波関連学会・研究会委員長に聞く
○アコースティック・イメージング研究会/湘南工科大学/秋山いわき
4,074円
■特集:超音波と可視化~目で見る超音波~
○超音波による可視化技術/湘南工科大学/秋山いわき
○多周波超音波イメージング/湘南工科大学/吉住夏輝
○超音波を用いた前腕筋の三次元運動解析/千葉大学/山口匡
○超音波による画像化アプリケーション/㈱日立エンジニアリング・アンド・サービス/拵美津男・高田雅文
○三次元開口合成アレイ探傷技術/㈱東芝/唐沢博一・池田隆博/東芝電力検査サービス㈱/浜島隆之/東芝プラントシステム㈱/磯部英夫
○空中放射音波による極浅層地中映像化/桐蔭横浜大学/阿部冬真・杉本恒美
○乳腺超音波画像のためのコンピュータ支援診断システム/岐阜大学/福岡大輔・藤田広志
○パルスレーザー光源を用いた超音波可視化/富山大学/三原毅
○製品ガイド/
オリンパス㈱/ジャパンプローブ㈱/日本クラウトクレーマー㈱/アロカ㈱/東芝メディカルシステム
■解説
〔圧電・超音波材料〕
○圧電素子を駆使した床発電システムの開発/ジェイアール東日本コンサルタンツ㈱/小林三昭・林寛子/慶應義塾大学/武藤佳恭
〔ソノケミストリー〕
○超音波によ
る乳酸発酵促進/東京都市大学/増澤信義
〔超音波デバイス〕
○圧電振動子表面誘起電荷測定用探針の点拡がり関数/日本電波工業㈱/加賀重隆/東京大学/尾上守夫
○V型超音波モータを用いた高速高分解能ステージ/太平洋セメント㈱/阿隅一将・福永了一・稲田豊/㈱日本セラテック/藤村健/東京工業大学/黒澤実
〔超音波加工〕
○超音波を用いた多関節ロボットの障害物回避/東京理科大学/石津健太・各務正弥・河本真徳・加藤清敬
〔非破壊検査〕
○二層型圧電振動子を用いた非線形超音波検出/秋田大学/今野和彦・福田誠
○超音波による電気・磁気特性の画像化/東京農工大学/生嶋健司
○非線形超音波(高周波)による固体の非破壊材料特性評価/(有)超音波材料診断研究所/川嶋紘一郎
〔医用超音波〕
○水熱合成法によるKNbO3 エピタキシャル膜の作製と特性評価/東京工業大学/石河睦生矢澤慶祐・藤澤隆志・安井伸太郎・長谷川智仁・黒澤実・舟窪浩/東京大学/森田剛
○超音波凝固切開装置の生体作用の基礎検討/千葉大学/山口匡・林秀樹/東京工業大学/蜂屋弘之
○ウシ皮質骨中の超音波縦波音速の異方性とHAp結晶配向/同志社大学/中辻知宏・矢追佑一郎・松川真美/浜松医科大学/山本和史・山崎薫
■連載
○圧電・超音波モータ/アクチュエータの変遷 4
山形大(工)/東北工大/室蘭工大・グループ周辺での20年
山形大学/富川義朗・日下部千春・広瀬精二・田村英樹/東北工業大学/高野剛浩/室蘭工業大学/青柳学/セイコーインスツル㈱/飯野朗弘/オリンパス㈱ /舟窪朋樹・高橋誠也/セイコーエプソン㈱/宮沢修/太陽誘電㈱/土信田豊/東芝テック㈱/田沼千秋/京セラ㈱/宗石猛
4,074円
■特集:海洋生物の追尾、回避、威嚇へのソナー応用
○四次元広角映像及び測量用ソーナーシステムの開発/(独)港湾空港技術研究所/松本さゆり・片倉景義・吉住夏輝
○船舶搭載型音響レーダの開発/海上保安大学校/倉本和興/東京大学/浅田昭
○音響ビデオカメラを用いた魚の自動計測/東京大学/韓軍
○ハンドウイルカ(Tursiops truncatus)の長期リアルタイム生態音響観測/東京大学/杉松治美
○ジュゴン調査用ステレオ式水中録音装置の開発/㈱システムインテック/新家富雄
○広帯域スプリットビーム法を用いた魚の追尾/(独)水産総合研究センター/今泉智人
○魚群迷入防止装置用水中スピーカ/㈱オキシーテック/大村光雄
○小型3次元ソナーの開発/(有)システム技研/福地鉄雄・似鳥一彦/東京海洋大学/近藤逸人
■解説
[ソノケミストリー]
○超音波霧化中の発光/明星大学/原田 久志
○超音波化学反応性能に及ぼす攪拌機の影響/名古屋大学/安田啓司・香田 忍/本多電子㈱/朝倉 義幸
[強力超音波の応用]
○強力超音波用ボルト締めランジュバン型振動子/山形大学/足立和成
○パルス超音波によるソノケミカル反応/(独)産業技術総合研究所/辻内亨
[非破壊検査]
○光音響顕微鏡による複合溶接欠陥の非破壊評価/東北学院大学/遠藤春男・白石 大二郎・星宮 務
○非線形超音波法によるCr-Mo-V鋼のクリープ損傷評価/湘南工科大学/大谷俊博
○超音波分子イメージングのための高出力アレイプローブ/㈱日立製作所/東隆
○サブハーモニック超音波フェーズドアレイSPACEを用いた閉じたき裂の高精度計測/東北大学大学院/小原良和・山中一司
○ガイドウェーブによる超音波探傷システム/新日本非破壊検査㈱/今川幸久・和田秀樹・服部康彦
[医用超音波]
○内皮反応時の橈骨動脈壁粘弾性特性変化計測/東北大学/金井浩・長谷川英之・長谷川英之・池下和樹
○超音波を使用した洗浄装置/㈱日立国際電気エンジニアリング/大川真樹/㈱日立製作所 生産技術研究所/高橋広毅
○減圧超音波洗浄装置/㈱エー・エス・ケー/時田康之
○炭化水素系洗浄剤/㈱ジャパンエナジー/飯守慎太郎
○棒状超音波洗浄機/新科産業(有)/中原理暉
○圧電体試作・開発・製造支援の概要/アルファ㈱/伊東則夫
■シリーズ:超音波関連学会・研究会委員長に聞く
○レーザ超音波・先進非接触計測技術研究会の紹介/青山学院大学/長秀雄
■会議報告
○第30回超音波エレクトロニクスの基礎と応用に関するシンポジウム/東北大学/山中一司
■連載
○圧電・超音波モータ/アクチュエータの変遷 3
山形大(工)/東北工大/室蘭工大・グループ周辺での20年(3)/山形大学/富川義朗・日下部千春・広瀬精二
4,074円
■特集:超音波音場・デバイスのシミュレーション手法
○超音波音場の時間領域数値シミュレーション/同志社大学/土屋隆生
○FDTD法による音波・弾性波シミュレーションの基礎/富山大学/佐藤雅弘
○可変焦点超音波顕微鏡の波動解析/東京工業大学/青柳貴洋
○圧電振動体と熱及び音場の有限要素シミュレーション/中央大学/安藤英一
○超音波デバイスの解析事例/伊藤忠テクノソリューションズ/入谷佳一・広瀬意育・池上泰史
○ANSYSを利用した圧電デバイスにおける最新解析事例の紹介/サイバネットシステム/松本真周

■解説
[超音波基礎]
○CIP法を用いた非線形音波伝搬の二次元数値解析/首都大学東京/紺野正仁・大久保寛・田川憲男/同志社大学/土屋隆生
○FDTD法と境界積分方程式の結合解法による音場シミュレーション/同志社大学/土屋隆生
[海洋・水中音響]
○南極浅海域におけるパルス波伝搬の数値解析/神奈川大学/土屋健伸・穴田哲夫・遠藤信行
[超音波デバイス]
○弾性波可視化装置を用いたFBARにおけるエネルギー漏洩の解析/千葉大学/呉 楠・柏景介・大森達也・橋本研也・山口正恒
[超音波計測]
○(1120)配向AlN薄膜を用いた純横波モード共振子/名古屋工業大学/柳谷隆彦/産業技術総合研究所/木内正人/同志社大学/松川真美
○高分解能・広計測範囲のドップラー速度計測と低演算コストのドップラーシフト補償による超音波距離・速度計測手法/電気通信大学/平田慎之介/東京工業大学/黒澤 実
○横波型弾性表面波を用いた粘度校正液の測定/静岡大学/近藤 淳・森田 武
[非破壊検査]
○超音波感度補正型送信信号とパルス圧縮を併用した空中物体の距離測定/千葉工業大学/本岡誠一・陶 良
○ガイド波によるレール底端部検査装置の開発/名古屋工業大学/村瀬守正・林 高弘/東日本旅客鉄道/片岡慶太
[圧電・超音波材料]
○機械的インピーダンス不整合系における空間伝達特性計算/防衛大学校/大木道生
[超音波加工]
○円筒型超音波モータの特殊環境応用/岡山大学/神田岳文
○ランジュバン振動子の可変振幅共振点追尾/筑波大学/京藤康正
[海洋・水中音響]
○単一非球面音響レンズの収束特性に関する検討/港湾空港技術研究所/松本さゆり/神奈川大学/土屋健伸・遠藤信行/ジェネシア/武山芸英
[超音波センサ]
○超音波を用いた水素センサ/九州大学/加藤喜峰/オリイメック/藤田秀朗
○エネルギー閉じ込めモード厚み振動を利用した微小液面レベル変化の検知/東北学院大学/山田 顕
[ソノケミストリー]
○超音波照射による金ナノロッドの湿式合成/大阪府立大学/興津健二
[医用超音波]
○超音波画像における前処理手法の評価/東京電機大学/伊東正安
○医用超音波イメージングにおけるエコー信号間の相関を用いた微小結石検出法/京都大学/瀧 宏文・佐藤 亨
○模擬血管中を流れるマイクロカプセルに対する音響放射力とその影響/東京農工大学/村松悠佑・桝田晃司
[超音波デバイス]
○結晶粒界による薄膜SAW 速度と損失の変化/富山県立大学/唐木智明・千田進悟・安達正利/セイコーエプソン/古畑 誠・樋口天光・舩坂 司

■連載
○ 圧電・超音波モータ/アクチュエータの変遷(2)/山形大学/富川義朗・日下部千春・広瀬精二・田村英樹/東北工業大学/高野剛浩/室蘭工業大学/青柳学/セイコーインスツル/飯野朗弘/オリンパス/舟窪朋樹・高橋誠也/セイコーエプソン/宮沢修/太陽誘電/土信田豊/東芝テック/田沼千秋/京セラ/宗石 猛
4,074円
■特集1:超音波等を適用したプラントの保守検査
○超音波による配管架台部の外面腐食検査法/シーエックスアール/樋道亮司
○回転ミラー式水浸超音波探傷法による熱交換器チューブの検査/関西エックス線/八島 実・山上誠太
○極厚容器へのTOFD法の適用/日鋼検査サ-ビス/田中秀秋
○表面波による配管架台接触部の外面腐食検査方法/出光エンジニアリング/四辻美年

■特集2:超音波加工機の特徴と今後の展開
○40kHz超音波共振切削加工システムの紹介/岳将/岳 義弘・田儀 太・門間 怜
○超音波振動を援用したダイシング加工/ディスコ/邱 暁明・熊谷壮祐・田篠文照
○連続点溶接が可能な超音波複合振動溶接装置LT-2000/アサヒ・イー・エム・エス/辻野次郎丸・杉本榮一

■解説
[圧電・超音波材料]
○超音波攪拌機構を用いた水熱合成法によるPZT薄膜の成膜/岡山大学/神田岳文
[超音波加工]
○超音波援用研磨によるシリコンウェーハエッジのトリートメント 2/秋田県立大学/呉 勇波・佐藤隆史・林 偉民/江西農業大学/楊 衛平
○エンジニアリングプラスチックの超音波ナノインプリント/産業技術総合研究所/銘苅春隆
○超音波振動切削法による微細溝加工/帝京大学/古沢利明
[超音波基礎]
○時間領域超音波計測におけるFMチャープ信号を用いた固体振動センシング/首都大学東京/大久保寛・藤原幹己・田川憲男
[超音波計測]
○長周期光ファイバグレーティングを用いた固体振動センシング/防衛大学校/田中 哲・杣友宏行・和田 篤・高橋信明
○半導体ナノピラーの振動モード観測/北海道大学/佐久間洋宇・友田基信・松田 理・福井孝志・富岡克広・Oliver B.Wright
○連続波ドップラーSODARを用いた短・中距離風速分布計測に関する基礎的検討/日本大学/山崎憲・加川幸雄
○土中音波による位置測定システム/大成建設/松本三千緒・宮崎裕道・須田 健・山上順民
[非破壊検査]
○木と超音波技術の関係/東京農工大学/佐藤敬一
○共鳴超音波スペクトロスコピー法による圧電性酸化物の力学特性評価/大阪大学/垂水竜一
○電磁超音波共鳴法による熱時効Fe-Cu合金のCu析出挙動評価/岩手大学/鎌田康寛・菊池弘昭・小林 悟/湘南工科大学/大谷俊博
○非発光遷移検出によるポリジへキシルシランの光分解性評価/宮崎大学/福山敦彦・境健太郎・碇 哲雄/九州工業大学/古川昌司
○空中超音波を用いたパイプ中でのガイド波の発生/秋田大学/今野和彦
[医用超音波]
○透析腎に発生する腎癌に対する造影超音波法/恒進會病院/尾上篤志・大野卓志/近畿大学/西岡 伯・秋山隆弘
○末梢神経の超音波検査/岐阜大学/渡邉恒夫・伊藤弘康・松岡敏男・竹村正夫・清島 満

■製品紹介
○超音波バリ取り機/喜多製作所/中林義孝
○二酸化炭素洗浄機・超音波バリ取りシステム/ワイピーシステム/吉田英夫・須山泰敬/日本省力機械/田中章夫
○超音波画像で新しい価値を創出するコアツール/グローバルヘルス/田中寿志

■連載
○ 圧電・超音波モータ/アクチュエータの変換 1/山形大学/富川義朗・日下部千春・広瀬精二・田村英樹/東北工業大学/高野剛浩/室蘭工業大学/青柳学/セイコーインスツル/飯野朗弘/オリンパス/舟窪朋樹・高橋誠也/セイコーエプソン/宮沢修/太陽誘電/土信田豊/東芝テック/田沼千秋/京セラ/宗石 猛

■シリーズ:超音波関連学会・研究会委員長に聞く
○USE2009 超音波エレクトロニクスの基礎と応用に関するシンポジウム/山梨大学/中川恭彦
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■特集:超音波による聴音・触感
○超音波振動を用いた触感呈示法/慶應義塾大学/塩川雄太・前野隆司
○超音波を利用した超指向性音響システム「ここだけ」/三菱電機エンジニアリング/酒井新一・吉田俊治・安武憲太郎
○パラメトリックスピーカによる歩行誘導/兵庫県立福祉のまちづくり研究所/大森清博/近畿大学/北山一郎/電気通信大学/鎌倉友男

■解説
〔超音波基礎〕
○音楽CDに超音波領域の音を付加したときの人間への影響に関する基礎的検討/日本大学/山崎 憲
〔強力超音波の応用〕
○超精密研磨剤用ナノサイズダイヤモンド微粒子の超音波による解凝集と表面改質/桐蔭横浜大学/竹内真一・青木貴宏・川島徳道/産業技術総合研究所/内田武吉
〔圧電・超音波材料〕
○チタン酸バリウム(BaTiO3)を主成分とした無鉛圧電セラミックスの開発/産業技術総合研究所/楠本慶二
○KNbO3結晶ファイバーの育成/山口大学/大熊洋平・小松隆一
○Brillouin散乱法による圧電半導体の面内方向抵抗率評価に対する検討/名古屋工業大学/柳谷隆彦/同志社大学/吉田泰祐・佐野広幸・松川真美
○多成分PZT系薄膜の作製と圧電特性/京都大学/和佐清孝・神野伊策・小寺秀俊
〔超音波デバイス〕
○SiO2/LiNbO3構造への微細電極埋め込みとそのSAWデバイス応用/千葉大学/小俣晋紀・小西くみこ・神林 遼・大森達也・橋本研也・山口正恆
○SiO2と高密度電極を用いたSAWデバイス/村田製作所/門田道雄
○AlN/ダイヤモンド構造SHF帯SAWデバイス/千葉大学/大森達也・小林篤史・高木祐也・橋本研也・山口正恆
○垂直ブリッジマン法によるLi2B4O7(LBO)単結晶の育成/秩父富士/小島孝広・筒井紀彰
〔超音波加工〕
○超音波援用研磨によるシリコンウェーハエッジのトリートメント1/秋田県立大学/呉 勇波・佐藤隆史・林 偉民/江西農業大学/楊 衛平
○小径内面の超音波援用精密研削に関する研究/秋田県立大学/呉 勇波・横山将太・佐藤隆史・林 偉民/岳将/岳 将士
〔超音波計測〕
○2波長レーザによる圧電デバイス面内振動変位の絶対測定/首都大学東京/渡部泰明・五箇繁善・佐藤隆幸・関本 仁
〔非破壊検査〕
○非接触空中超音波探傷検査によるパイプ円周方向探傷の開発/ジャパンプローブ/高橋雅和・星野秀和・小倉幸夫/九州電力/北川秀昭・楠本淳一・金谷章宏
○超音波法による欠陥定量化技術/出光エンジニアリング/四辻美年
〔医用超音波〕
○赤血球凝集度評価を目指した散乱特性計測/東北大学/齋藤靖好・長谷川英之・金井 浩
○超音波造影4Dイメージングの使用経験について/済生会松阪総合病院/山本幸治/三重大学/白木克哉/東芝メディカルシステムズ/濱滝壽伸
○メタボリックシンドロームと超音波検査/府中恵仁会病院/椿 哲弥
○造影超音波が診断に有用であった転移性腫瘍の1例/川崎医科大学附属病院/山下 都・畠 二郎
○超音波による動脈硬化評価の断面の違いによる検討/ヲサメ内科クリニック/下園大介
○アキレス腱断裂保存療法における超音波検査/藤枝市立総合病院/河井淑裕
○海綿骨の構造異方性と高速波音速の関係/同志社大学/宗宮弘樹・松川真美・大谷隆彦/神戸市立工業高等専門学校/長谷芳樹/応用電気/真野 功/堀場製作所/辻本敏行

■製品紹介
○魚群探知装置/日本海洋/中野健一
○水産分野で活躍する魚群探知機/ソニック/倉都健治

■NEWS&PRODUCTS
4,074円
■特集1:産業界に貢献する超音波洗浄装置の特徴と役割
○ハードディスク磁気ヘッド洗浄の現状と将来/TDK/野中篤裕・小野関善宏
○超音波洗浄槽内で生じている物理現象と化学作用/産業技術総合研究機構/飯田康夫
○次世代超音波洗浄機「QUAVA」/カイジョー/長谷川浩史
○導波路管型超音波洗浄機用振動子/カイジョー/鈴木一成
○減圧超音波洗浄装置/エー・エス・ケー/時田康之
○軟硝材用8槽式超音波自動洗浄装置/ソニック・フェロー/浜 公洋
○超音波洗浄を支える洗浄剤の役割/荒川化学工業/前野純一
○超音波洗浄装置を支える洗浄剤の役割/東ソー/岩部一宏

■特集2:安全・安心な社会環境に貢献する非破壊検査
○フェイズドアレイUTと保守検査/日本クラウトクレーマー/村上丈子・高橋正樹
○矩形バースト波・チャープ波複合装置の開発とその応用/ジャパンプローブ/髙橋雅和・馬場比路志・小倉幸夫・高橋 修
○新型高性能デジタル超音波探傷器/オリンパス/高田 泰・鈴木弘章

■解説
〔強力超音波の応用〕
○超音波の音響放射力によるマイクロ多方向移動体/宇都宮大学/斎藤秀次郎
〔超音波デバイス〕
○QCM センサーの等価回路定数測定結果/日本電波工業/小山光明
○水晶回転Y板の周波数スペクトル/日本電波工業/加賀重隆/東京大学/尾上守夫
○アンテナ構造MEMS振動子の量子変位の検討/信州大学/伊藤秀明
○長辺振動水晶振動子の周波数変調原子間力顕微鏡への応用/東京大学/安東秀/東京理科大学/野村 淳士/東京大学/西尾隆宏
○側面を傾けた水晶ストリップAT共振子/日本電波工業/加賀重隆/東京大学/尾上守夫
〔超音波モータ〕
○新規形状を有する縦1次屈曲2次多重モード利用超音波モータ/太平洋セメント/福永了一・阿隅一将・稲田 豊
〔超音波加工〕
○超音波振動援用切削の切削現象究明/一関工業高等専門学校/原 圭祐/長岡技術科学大学/磯部浩已・久曽神煌
○超音波カッターによる引張り試験片加工/物質・材料研究機構/平出貞夫・小松誠幸/ソノテック/浦田勝頼・加藤 毅
〔音響〕
○高周波の聞こえとハイサンプリング. オーディオに関する諸問題/産業技術総合研究所/蘆原 郁
〔超音波計測〕
○集束ガウスビームによる液体の音響特性測定/東海大学/斎藤繁実
〔非破壊検査〕
○超音波による加熱炉管のクリ-プ損傷評価/出光エンジニアリング/四辻美年
〔医用超音波〕
○水戸済生会総合病院における腹部造影超音波検査の推移/水戸済生会総合病院/藤田充秀・安藤桂恵子・島田 雅彦・三村竹彦
○骨導超音波の振幅変調知覚/産業技術総合研究所/保手浜拓也・中川誠司
○牛骨を透過した超音波波面の観察/千葉工業大学/大野正弘

■製品紹介
○インピーダンスアナライザ/アルファ/伊東則夫/Bandera Electronics Co, Ltd./姚成剛
○用途の拡充を実現する新型汎用超音波モータ/新生工業/多田興平
○超音波伝搬状態の測定・制御による超音波システム/オーデック/斉木和幸・小山田昇

■会議報告
○2009年 超音波国際会議 (2009 ICU Santiago, Chile)/東京工業大学/近藤秀一

■書評
○「現場で役立つ洗浄評価法」日本産業洗浄協議会編/デンソー/柳川敬太

■NEWS&PRODUCTS
4,074円
■特集:環境保全に貢献する超音波
○超音波を用いた冠水土壌中での地雷探査/桐蔭横浜大学/瀬尾邦彦・白川貴志・杉本恒美

 世界で埋設されたままになっている地雷の探知を目的として、特に雨で地面が冠水した土壌での地雷探査・地中映像化を対象に研究を行っている。120kHz前後の超音波を用いて室内実験・水田での屋外探査実験を行った結果、深度10cm程度に埋設された直径10cm程度の対象の一部の映像化に成功した。


○航空機搭載用超音波風速計の開発/宇宙航空研究開発機構/奥野善則・又吉直樹・井之口浜木

 気象観測用に広く用いられている超音波風速計を航空機用に改良し、ヘリコプタに搭載して機能・精度を評価した。本センサを搭載したヘリコプタが、日本国内でヒートアイランド観測、米国でカーボン・フラックス観測に活用された事例をあわせて紹介する。


○圧電材料を用いた騒音低減システム/鉄道総合技術研究所/山本克也

 新たな騒音対策法として、圧電材料を貼付した金属板を配列したパネルとアナログ制御回路により壁面透過音を抑制する騒音低減システムについて紹介する。基本構造と特徴の他、変圧器並びに鉄道車両に適用した際の騒音低減効果を示す。


○環境に配慮した薬剤を用いない超音波殺菌技術/日立製作所/橋場邦夫

 本稿では、超音波キャビテーションを利用した水中の微生物の殺菌効果について述べたものである。殺菌原理に加え、バッチ型試作機によるイースト菌の殺菌実験および流水型試作機による塩素耐性原虫・クリプトスポリジウムの不活性化実験の結果について紹介する。


○超音波・光触媒ハイブリッド系における環境ホルモン分解/電気通信大学/畑中信一・平木康広・林 茂雄

 超音波を用いた環境ホルモンの分解において、光触媒分解との重畳により、有害有機物の副生成物をも含めた完全分解を意味する無機化速度に相乗効果が認められた。このとき、基質の分解速度については、それぞれ単独での分解を加算した効果があった。


○二酸化チタン触媒粒子による廃水処理技術/明和工業/畑中祐樹

 二酸化チタンを利用した農薬廃水処理技術の可能性について技術検討を行なった。育苗の種子消毒の過程では大量の農薬廃水が排出される。従来の「凝集沈殿」+「活性炭吸着」でのランニングコスト低減を可能とする前処理技術としての可能性について検討した。


○超音波噴霧器を用いた鶏舎内衛生環境の確保/農業・食品産業技術総合研究機構/池口厚男

 地域経済に甚大な被害を及ぼす家畜の疾病(鳥インフルエンザ、口蹄疫等)や悪臭問題の対応策の一つとして、超音波噴霧器を利用した畜舎内におけるエアロゾル制御について紹介する。


○超音波霧化分離によるバイオエタノール原料となる木質バイオマス糖化液の濃縮/霧化分離研究所/松浦一雄/三井造船/木本浩介

 木質バイオマス由来バイオエタノール製造にあたり、超音波霧化分離法を用いて効率的に希薄な原料糖化液を濃縮する手法について述べる。本方法は、廃蒸気を使用して水の蒸発潜熱の1/5程度の消費電力量(廃蒸気熱量除く)で糖化液を濃縮することが可能となった。


○酸化チタン存在下における超音波照射による有機物分解・大腸菌殺菌/東北大学/久保正樹・米本年邦

 酸化チタン粒子懸濁液に超音波を照射すると、微小気泡の生成・圧壊で生じる高温高圧場のエネルギーにより、酸化チタンに触媒能が発現する。本報では、酸化チタン存在下おける超音波によるラジカル発生と、その水中有機物の分解除去、殺菌への利用を紹介する。


○超音波照射を利用した凍結濃縮法/愛媛大学/川崎健二・松田 晃

 凍結濃縮分離法は、水溶液等を冷却すると純粋に近い氷が生成することを利用するものであり、我々は超音波を照射することによってその効率を高める手法を提案している。本報では、溶質および懸濁固形物への有効性を紹介するとともに、溶質間の分離特性の差異についても報告する。


○超音波を応用した高効率膜濾過プロセスの現状/長岡技術科学大学/小林高臣

 本稿で解説する膜プロセスに超音波を組み合わせる場合多くの利点が上げられる。ここでは、最近の現状と、筆者らの研究を中心に紹介する。


○超音波によるメタン発酵プロセスの効率化/JFEエンジニアリング/辻 猛志・大橋一聡/本多電子/渋谷信長・山森春男

 下水汚泥のメタン発酵プロセスの前処理として、超音波法による汚泥可溶化処理システム(実験プラント:0.6m3/day規模)について検討したところ、本システムを導入することにより、発酵残渣量の低減やメタンガス発生量の増大といった効果が得られることを明らかにした。



■解説
〔超音波基礎〕
○音圧情報付きレイ・トレーシング法の開発(その2)/KRI/竹中 誠

 流れがある場合の非定常音波伝播解析手法に関し、主レイに副レイを付随させて音圧も評価しながら計算していく解析方法を開発した。今回は、流速分布のある場合の解析を行い、FDTD法の解析結果と比較した。少ない計算時間で、比較的良い一致が得られた。


○パラメトリックスピーカに対する駆動方式の提案/電気通信大学/近藤正義・山本和輝・野村英之・鎌倉友男

 超音波が人体に与える影響を調査するため、以下の取り組みを行っている。(1)鼓膜位置の音圧を推定するための基礎実験、(2)パラメトリックスピーカから放射される超音波音圧の低減化、(3)パラメトリックスピーカの音源定位に関する研究である。本稿ではこれらについて簡単に紹介する。


〔強力超音波の応用〕
○超音波振動を利用したアルミニウムの高強度接合法/大阪市立工業研究所/長岡 亨

 工業用純アルミニウムの引抜材について、高強度継手を得ることを目的として、半溶融状態の過共晶はんだを用いた超音波はんだ付プロセスについて検討を行った。最適な接合条件を決定するとともに、はんだ組成が継手強度および継手間隙に及ぼす影響を明らかにした。


○超音波波動による共振型マイクロ移動体/宇都宮大学/斎藤秀次郎

 簡単な構造のマイクロ移動体を製作し、外部から非接触でエネルギ-を伝達する方法として、超音波波動を使ったエネルギ-供給方法を紹介する。本方法は、波動エネルギ-の大きさを変えることによって、超音波の送波距離や移動体の移動速度を変えることができる。


〔超音波センサ〕
○液相系弾性表面波センシングシステムの開発/静岡大学/近藤 淳・沖山雄介・松井義和/日本無線/奈良 誠・森 敏正・谷津田博美

 横波型弾性表面波(SH-SAW)センサを用いると,メタノール濃度の測定が可能である。本稿では、燃料電池の1つとして開発が進められているダイレクト・メタノール燃料電池用メタノールセンサを、SH-SAWセンサを用いて実現するために行った、センサシステム開発について述べる。


〔非破壊検査〕
○3次元フェーズドアレイ超音波探傷システム/日立製作所/北澤 聡・河野尚幸・馬場淳史

 二次元アレイセンサによる超音波集束ビームを三次元的に走査する三次元フェーズドアレイ法は、従来法に比べ欠陥検出性が向上し、検査時間も短縮できる。本稿では、三次元フェーズドアレイ超音波探傷システム3D Focus-UTの概要を述べ、幾つかの適用事例を紹介する。


○加熱炉管の浸炭の検出方法/出光エンジニアリング/四辻美年

 石油精製プラント等で使用される加熱炉管は、火炎により外面が高温にさらされ、長時間使用されると浸炭が生じることがある。今回、その浸炭の検出のため、横波縦波モ-ド変換パルスを利用した超音波V透過法を考案し、実機加熱炉管に適用した事例を紹介する。


〔ソノケミストリー〕
○水中過マンガン酸イオンの超音波還元反応/大阪府立大学/興津健二

 二酸化マンガン粒子は電池の正極活物質やセンサー等に利用できる機能性材料であり、様々な合成方法について検討されている。本報では、超音波還元法を利用して二酸化マンガン粒子を合成する際の過マンガン酸イオン還元機構について紹介する。


〔医用超音波〕
○超音波分子イメージング技術/アロカ/射谷和徳・今野剛人/東京理科大学/土屋好司・阿部正彦/東京慈啓会医科大学/杉浦知和・大川 清

 分子イメージングは、分子生物学的情報を生体内で画像化する技術であり、診断、創薬、再生医療等の分野でその応用が期待されている。バブル表面に悪性腫瘍マーカーを標識した分子プローブを用いて超音波で画像化する超音波分子イメージング技術を紹介する。


○超音波照射による壁面付着気泡の音響放射/同志社大学/谷村幸雄・中谷慎太郎・吉田憲司・渡辺好章

 超音波照射下における壁面付着気泡の放射音波の特性の解明に迫る為、放射音波と気泡挙動を音響的・光学的に同時観測を行った。その結果、壁面付着気泡が非球形振動するにも拘わらず、気泡の放射音波は等価的に無指向性の音源として扱えることが確認できた。


○再生血管の超音波評価/産業技術総合研究所/新田尚隆/東京女子医科大学/松村剛毅

 再生医療における再生血管の成熟過程を評価する上で、その構造的強度や力学特性を計測することは重要であると考えられる。本研究では力学計測の観点から再生血管の成熟度を評価するため、超音波カテーテルと圧力カテーテルを用いた評価方法について検討した。


○周波数コンパウンドの設計指針/日立製作所/山本真理子

 広い帯域を利用した高画質化技術である周波数コンパウンドを取り上げた。帯域分割数が3以上の場合の、処理パラメータとコントラスト分解能の関係を明らかにして、必要とする画質を入力すると、その画質を実現する処理パラメータの値が出力される方法を実現可能にした。



■製品紹介
○メカニカル3Dリニアプローブの開発/日本電波工業/長谷川恭伸
○超小型音叉型水晶振動子 TFX-03/リバーエレテック/芦沢英紀
○CNC超音波ロータリー加工機と脆性材の高精度加工/アリューズ/堀川直圭

■会議報告
○第29回 超音波エレクトロニクスの基礎と応用に関するシンポジウム/東北大学/櫛引淳一

■NEWS&PRODUCTS
4,074円
■特集:20周年記念号
〔祝辞 創刊20周年に寄せて〕
○祝 超音波TECHNO成人式/東京大学/高木堅志郎
○超音波TECHNO 発刊20年を祝して/超音波エレクトロニクスの基礎と応用に関するシンポジウム/渡辺好章
○超音波TECHNO 創刊20周年を迎えて/超音波工業会/岩本英敏
○超音波TECHNO 創刊20周年を迎えて/日本産業洗浄協議会/片岡啓二
○超音波TECHNO 創刊20周年を迎えて/日本学術振興会 弾性波素子技術第150回委員会/山之内和彦
○超音波TECHNO 創刊20周年を迎えて/カイジョー/佐々木隆
○超音波TECHNO 創刊20周年を迎えて/超音波工業/賀田健夫
○超音波TECHNO 創刊20周年を迎えて/本多電子/本多洋介
〔20年の経緯〕
○超音波TECHNOの20年とこれから/東京工業大学/中村健太郎
○超音波洗浄技術の20年/カイジョー/青木達也
○超音波加工技術の20年/神奈川大学/辻野次郎丸
○超音波計測20年の推移と今後の展望/秋田工業高等専門学校/茂木良平
○非破壊検査20年の推移と今後の展望/ジャパンプローブ/小倉幸夫
○医用超音波20年の推移と今後の展望/湘南工科大学/秋山いわき
○超音波デバイス20年の歩み/東北大学/中村僖良
○海洋・音響20年の推移と今後の展望/北海道大学/飯田浩二
〔企業紹介〕
○アプライド・マイクロシステム/伊藤忠テクノソリューションズ/イルサンサンテックジャパン/インサイト/カイジョー/検査技術研究所/サムウェイ/ジェイテック/ジャパンプローブ/新科産業/センサテクノス/セントラル科学貿易/ソニックス/岳将/日本エマソン/日本クラウトクレーマー/日本電子工業/日本電波工業/日立国際電気エンジニアリングプレテック/本多電子

■解説
〔超音波基礎〕
○CIP法を用いた音波伝搬シミュレーション/首都大学東京/大久保寛

 近年、数値分散の少ない時間領域手法としてCIP法が注目されている。本稿ではCIP法を用いた音波伝搬シミュレーションの概要を述べ、計算精度やコストなどについてまとめている。


○対角線スタガード格子FDTD法による弾性波解析/富山大学/佐藤雅弘

 弾性波解析に使われるFDTD法において、従来のスタガード空間格子を回転させ、境界上に同じ変数が並ぶように設定した。その結果、粒子速度格子点のみで境界を表すことができるようになり、境界条件の設定が容易になった。弾性的等方性、異方性の両方を扱える。


〔海洋・水中音響〕
○小型海洋生物のターゲットストレングス(TS)パターン測定における対話的解析/水産総合研究センター/石井 憲・安部幸樹・澤田浩一/東京海洋大学/甘糟和男/北海道大学/向井 徹

 ツノナシオキアミのTSパターン測定を例に、角度ごとに位相の平均化が十分行われた波形か検証するため、対話的に解析する手法を紹介した。TS値の計算に関わる平均区間,信号処理に対応したパラメータの設定等が容易なユーザーインタフェイスを実現した。


〔超音波センサ〕
○横振動片持棒を用いた触覚センサの感度に関する一検討/石巻専修大学/工藤すばる

 対象物の硬さ軟らかさの情報を検出する横振動片持棒型触覚センサの感度に関する検討を行った。片持棒型触覚センサの感度に相当する周波数変化率は、低次の振動モードを利用する方が大きく、振動子の質量に反比例することが実験的に明らかとなった。


〔超音波デバイス〕
○高周波MEMSの最新技術/東北大学/田中秀治

 高周波MEMSは、世界で年間11億台以上も出荷されている携帯電話のイノベーションに直結する注目のデバイスである。本稿では、携帯情報通信機器への応用に注目して、高周波メカニカルフィルタ、および高周波MEMSスイッチの最新技術を紹介する。


○小型W-CDMA用SAWデュプレクサSiO2薄膜/AI電極/LiNbO3基盤構造による高性能化/パナソニック エレクトロニックデバイス/中村弘幸・中西秀和・鶴成哲也・上口洋輝・濱田陽介・松波 賢・岩崎行緒

 SiO2薄膜/Al電極/LiNbO3基板構造において、SiO2薄膜の形状を制御することにより、レイリーモードスプリアスの抑圧を実現した。本技術より、2.5×2.0mm2サイズの小型、かつ高性能なW-CDMA用SAWデュプレクサを開発した。


○音響光学素子を用いた階層化光符号の識別/徳島大学/後藤信夫/愛知工科大学/宮崎保光

 コリニアAOスイッチのアレイを用いて階層化光符合識別する光回路の検討を行っている。符号全体の識別および部分的な符号の識別が可能であることを示し、例として3個の光集積回路からなるシステムにおける入出力特性のシミュレーション結果について述べている。


○高粘性端部を持つ水晶振動子の振動解析/首都大学東京/関本 仁

 厚みすべり主振動とスプリアス振動とが強く結合した40 MHz帯方形水晶AT板について、X端部の水晶粘性を仮想的に高めてその結合抑圧効果を数値解析した。損失導入に伴う主共振近傍のアドミタンス軌跡および複素共振周波数の変化を示し、その有効性と限界について述べた。


〔超音波計測〕
○直線収束ビーム光音響トモグラフィ/東北学院大学/畠山美香・遠藤春男・星宮 務

 レーザービームを平面試料表面に直線状に収束して発生する音波を測定する2次元光音響トモグラフィの理論的定式化を行った。擬似表面・表面下欠陥の光音響トモグラフィ測定を行って、得られた像を再構成した結果、原画像に極めて近い像を得ることができた。


〔ソノケミストリー〕
○ソノケミストリーを用いたリチウムイオン二次電池用鉄系正極材料の合成/秋田大学/大川浩一/筑波大学/川村洋平/新潟大学/佐藤峰夫

 ソノケミストリーを用いて、ハイブリットカー用リチウムイオン電池用正極材料として有望視されているLiFePO4、FePO4等の鉄系正極材料を簡易合成する方法を開発した。ソノケミストリーを用いることで合成段階における酸化・還元剤の添加量を抑制でき、かつ生成物を微細粒子状態で得ることに成功した。


〔非破壊検査〕
○分散曲線とモード解析に基づくガイド波検査装置の開発手法/名古屋工業大学/林 高弘

 ガイド波はその伝搬特性が棒状材料の断面幾何形状に大きく依存するため、汎用的な装置を設計することは難しいが、逆に対象に合わせて装置開発を行えば、広い適用範囲がある。そこで本報では、ガイド波の分散曲線と各モードの振動分布データを基にしたガイド波の検査装置を開発する手順を示した。


〔医用超音波〕
○収差による医用超音波画像の劣化/京都大学/瀧 宏文・佐藤 亨

 医用超音波像の画質に最も影響を与える因子の一つとして収差が挙げられる。送信周波数と収差の影響との関係について検討した結果、収差の影響が大きい場合には十分低い送信周波数を使用することにより、焦点形成精度の高いビームを実現できることがわかった。


○二周波の交差した超音波ビームを用いる新たなコントラストエコー法/同志社大学/江浦太之・吉元直樹・吉田憲司・渡辺好章/湘南工科大学/秋田いわき

 肝癌の新たな超音波診断法の一つとして、二周波数超音波の交差領域で生成される差音・和音成分を利用し、微小気泡と組織のエコー比を向上させる手法を提案した。本稿では、和音生成の最適駆動条件と、和音が高強度で生成される領域を実験的に検討した。



■製品紹介
○層流超音波洗浄装置/タイヨーテクノ/飯田博文
○中間周波超音波ユニットHRSシリーズ/千代田電機工業/花石隆裕
○圧縮空気の省エネツールとしての超音波流量計/愛知時計電機/伊藤秀文
○デジタル制御ホーン型超音波発生装置/本多電子/渋谷信長・山森春男

■NEWS&PRODUCTS
4,074円
■特集:最近の圧電材料と圧電超音波デバイス
○高性能なチタン酸バリウム圧電セラミックス/富山県立大学/唐木智明・安達正利

 二段階焼結法で作製された高性能なチタン酸バリウム圧電セラミックスにサブ粒子構造が観察された。このようなサブ粒子がナノサイズのドメインを形成させ、高性能に貢献したと思われる。本報では、その製法と圧電特性についても報告する。


○圧電体薄膜のMEMS応用/湘南工科大学/眞岩宏司

 圧電体薄膜をMEMS(マイクロエレクトロメカニカルシステム)へ応用するためのPb(Zr,Ti)O3(PZT)薄膜の作製技術をスパッタリング法と化学溶液法を中心に解説する。非鉛圧電体の動向を紹介するとともに、最近の応用展開についても報告する。


○PLD法による(K,Na)NbO3系非鉛圧電薄膜の作製と評価/龍谷大学/山添誠司・和田隆博

 現在、PZTに代わる非鉛圧電材料の開発が地球環境の観点から注目を集めている。本報では、パルスレーザー蒸着法を用いた高品質(K,Na)NbO3系圧電薄膜の作製とその評価方法について紹介するとともに、その結晶学的・電気的特性について報告する。


○ポリ尿素圧電膜の超音波トランスデユーサへの応用/東京工業大学精密光学研究所/中村健太郎

 ポリ尿素樹脂は蒸着重合法と呼ばれるドライプロセスで膜厚精度良く製膜できる高分子圧電材料である。PVDFと同程度の圧電特性を有しながら、より高い耐熱温度などの特徴を有している。本稿では、この材料を用いた超音波トランスデューサの可能性を探る。


○圧電デバイスにおけるANSYSの解析事例の紹介/サイバネットシステム/松本真周

 近年、様々な圧電デバイスに対してシミュレーションによる設計評価が重要な課題となっている。本稿では、汎用有限要素法ANSYSを利用した圧電解析事例を各種紹介するとともに、その弊社が取り扱っている他ツールとの組合せによる最新解析手法について報告する。


○超音波モータを用いた新型スピーカ/ミックス/大賀壽郎・根岸廣和/TOA/前田和昭

 圧電超音波モータの連続回転を用いた従来とは全く異なる構成のスピーカを紹介する。このスピーカは超音波モータの駆動力の大きさを利用し、重低音領域で優れた性能を発揮する。ここでは動作原理を述べ、試作結果を示して性能、将来性を評価する。


○40kHz空中超音波素子による近距離センシング技術開発/三菱電機/藤原 奨

 店舗用ショーケースの機械室(高さ30cm弱)に設置しているドレンタンク水を排出するには、水面位置を非接触で近距離センシングする必要がある。従来の40kHz空中超音波素子の共振時間短縮を基本とする新規構造と信号処理により、水面とセンサ距離を75mm以下まで近接可能とする、近距離検出用の超音波センサを開発した。


○最近の光音響デバイス/山梨大学/垣尾省司

 音響光学変調素子(AOM)の周波数シフト範囲を拡大させるため、導波路型AOMを同一基板上で二段に接続させたタンデムAOMを作製した。二段のSAW励振周波数の和周波、差周波に相当する周波数シフト量が得られ、周波数シフト帰還型ファイバレーザー発振による光距離計測に応用した結果、これらの周波数シフト量に比例したビート周波数変化が得られた。


○PVDF系圧電高分子による高周波空中超音波画像と測定/山形大学/高橋貞幸

 音響インピーダンス値が小さい圧電高分子であるPVDF系のトランスデューサを用いて、対象物からの反射(または透過)する減衰信号を、高周波領域でも送受信することが可能である。P(VDF/TrFE)圧電膜を用いた凹面型トランスデューサとその駆動システムを開発し、空気中に於いて良質な画像形成と測定を行ったことを述べる。



■解説
〔圧電・超音波材料〕
○Air-gap型圧電薄膜共振器フィルタ/富士通/上田政則・佐藤良夫

 近年FBAR デバイスの研究開発、実用化が急速に進んでいる。筆者らは、基板へのキャビティー形成が不要な高性能Air-gap型FBARを考案、2 GHzから更にX-band帯の共振器やフィルタを試作、その有効性を実証したので報告する。


○GaAs/AlAs MQWにおける電子遷移の光学的研究/宮崎大学/王 萍・福山敦彦・碇 哲雄

 圧電素子光熱変換分光及び表面光起電力法をGaAs/AlAs 多重量子井戸試料に適用し、1次から3次までのサブバンド間遷移位置を明確に決定した。また、両測定結果の差分信号から、量子井戸内のキャリア生成、拡散、再結合といった動的振る舞いも明らかにした。


○圧電等価回路パラメータの評価方法/防衛大学校/大木道生

 圧電振動子の集中定数等価回路パラメータに含まれる誤差の低減方法について議論した。これらのパラメータ(“1次評価量”)から“2次評価量”を導入し、複数の振動モードにわたる2次評価量の分散を最小化することによって、1次評価量の誤差傾向の改善を行った。


〔光―超音波―音響〕
○ナノ構造TiO2電極に吸着したAu量子ドットの光音響スペクトル/電気通信大学/豊田太郎・沈 青

 表面プラズモンを発現するAu量子ドットは次世代光機能素子への応用が注目されている。今回、ナノ構造TiO2電極に吸着したAu量子ドットの光吸収評価に光音響法を適用した。その結果表面プラズモンに伴う光吸収は電極表面の差異により異なることが判明した。


〔超音波デバイス〕
○バルク金属ガラスの弾性定数とその温度依存性/大阪大学/垂水竜一・平尾雅彦

 金属元素を主要構成元素としながらも、その配置に長範囲の規則性を持たないバルク金属ガラスは、新しい機能・構造材料として注目されている。本報では、電磁超音波共鳴法を用いたバルク金属ガラスの弾性定数計測結果について報告する。


○人工水晶の紫外域における光学的評価/日本電波工業/松元 健・加賀見俊彦・菅谷信行・高橋純史

 人工水晶の真空紫外での光学使用を目的として、成長速度が異なる人工水晶を育成し、不純物定量を行い、透過率に及ぼす影響について評価を行った。成長速度の制御により、不純物濃度は数十ppb、測定波長150nmの透過率も84%得ることに成功した。波長193.4nmのレーザー連続照射時の透過率低下も0.02%と優れていることが分かった。


○ワンチップマイコンを用いたウェアラブルデバイス用超音波通信システム/小山高専/鈴木真ノ介・石原 学/千葉大学/片根 保・斉藤制海/本多電子/小林和人

 人間に装着可能な小型コンピュータである“ウェアラブルデバイス”との通信に超音波による情報伝送を用いるシステムを提案する。試作機による模擬実験を行ったところ、一人の人間における任意の2点間においてディジタル情報を115.2kbpsで送受信することに成功した。


○多層薄膜/金属電極/圧電基板構造高結合弾性境界波の伝搬特性・温度特性の解析と実験/東北工業大学/山之内和彦・佐藤悠介

 圧電性基板上にすだれ状電極、SiO2薄膜、更にその上に伝搬速度の大きなAlN薄膜を作製した構造の弾性波基板とすることにより、基板内部にその変位を閉じ込めた高結合・零周波数温度特性をもつ弾性境界波を得た結果について述べている。


○Y面LiNbO3基板上<10-10>エピタキシャルZnO膜の形成/村田製作所/門田道雄・伊藤吉博・小林英晃

 前処理された(010)Y面LiNbO3基板に〈100〉配向エピタキシャルZnO膜を、一方、前処理されていない同LiNbO3基板に〈001〉配向多結晶ZnO膜を成膜することができた。従って、前処理の有無によりZnO膜のc軸方位を制御できる。さらに、これらの膜を用いた応用例についても議論する。


〔超音波計測〕
○(111)配向した単結晶膜の弾性定数計測/大阪大学/中村暢伴・荻 博次・平尾雅彦/並木精密宝石/福原貴志・白木健一・今泉伸夫

 膜厚方向に結晶の<111>軸が配向した立方晶単結晶膜の弾性定数を計測する手法として超音波共鳴法を提案する。超音波共鳴法はひとつの単結晶試料から全ての独立な弾性定数を決定することが可能であり、本稿では希土類ビスマス鉄ガーネット膜の弾性定数を計測する。


○トーンバーストレーザー超音波による金属表面探傷/電力中央研究所/福地哲生・福冨広幸・緒方隆志

 トーンバーストレーザー超音波を用いた金属試験体表面の探傷実験を行い,基本周波数4MHzのトーンバースト表面波を用いることにより深さ0.2mmの模擬欠陥が検出可能であることを示した。また,本手法は疲労亀裂の検出にも適用可能であることを示した。


〔医用超音波〕
○流れのずり速度推定におけるパラメータ依存性/産業技術総合研究所/新田尚隆

 血流動態により加わる壁ずり応力と動脈硬化症進展との関係が近年明らかとなってきている。ずり応力推定精度向上のためには、実態を反映した粘性率とずり速度が各々必要となる。そこで本研究ではまず、ずり速度推定精度に対する信号処理パラメータの影響について検討した。


○超音波エコー間のコヒーレンスの評価に基づく心臓壁領域の自動同定/東北大学/衣川尚臣・長谷川英之・金井 浩

 超音波断層像内の心臓壁領域と心内腔領域を自動同定することを目的とし、両領域からの超音波RF 信号間のコヒーレンスの解析を行う。心臓壁領域ではコヒーレンスが高くなるが、心内腔領域ではコヒーレンスは低くなるため、コヒーレンスに最適閾値を設定することにより両領域の弁別が可能である。



■製品紹介
○新規構造小型音波モータ/太平洋セメント/福永了一・浅倉綾太・阿隅一将・稲田 豊
○駅ホーム検知センサユニットの開発/日本特殊陶業/吉田英司
○ツインセンサを用いたバイオセンサシステム/日本電波工業/小山光明
○2次元超音波位置計測モジュール/プロアシスト/吉野裕教

■NEWS&PRODUCTS
4,074円
■特集1:強力超音波の可能性を求めて
○超音波プラスチック溶接の周波数特性、溶接部温度および溶接特性について/神奈川大学/辻野次郎丸

 従来の超音波プラスチック溶接では殆ど単一の直線軌跡の振動系を用いているが、周波数特性、温度上昇および種々の溶接方法を検討し、高周波数ではより低い溶接部温度で良好な溶接が実現でき、また複数の振動系・複合振動を用いた溶接が有効である事を示した。


○超音波工具ホーンの大型化と大振幅化/PS研究所/石渡昭一/日本工業大学/神 雅彦

 熱可塑性プラスチック材料の超音波溶着および溶断加工を念頭におき、バー形、フレーム形およびリング形の大型工具ホーンの構成法を述べる。つづいて、従来のステップ形ホーンの許容振幅を大幅に上回るガウス形ホーンの設計法を解説し、市販金属材料の選択肢を広げる。


○強力空中超音波の発生とその応用技術/日本大学/伊藤洋一

 周波数約20kHzから50kHzの空中超音波を効率よく発生させる音源と音波の集束技術、閉じこめ技術を使った強力空中超音波の発生方法について述べる。さらに、強力空中超音波を用いた最近の応用技術について幾つか紹介する。


○変形段付きホーン形マイクロ超音波メス/東京工業大学/黒澤 実

 長さ9.8 mm、太端の幅2.7 mm、先端部の幅0.6 mmで、厚さは約0.3 mm、共振周波数約278kHzの超音波振動子を試作した。駆動には水熱合成法により作製した厚さは約20μmのPZT膜を用いた。駆動電圧40Vp-p で最大振動速度4.0 m/sを得、豚肉の脂身部分に突き刺し切断が行えた。


○弾性表面波素子を用いた金線の超音波接合/拓殖大学/渡辺裕二

 本稿では2.5MHzの弾性表面波素子を用いた超音波金属接合について述べる。試料はリボン状の金線である。界面はスポット溶接状に接合され、試料自体の変形や損傷はなかった。高い周波数の利用により、より微細な構造が精密に接合可能になると期待できる。


○超音波結石治療技術の開発/東京大学/松本洋一郎・葭仲 潔・小泉憲裕・光石 衛

 本稿では集束強力超音波を用い、キャビテーションの発生・崩壊を時間的・空間的に制御し、その崩壊圧を利用する新しい結石破砕法、ならびに超音波画像追跡処理システムを用い体動補償を行なう非侵襲超音波診断・治療統合システムについて述べる。



■特集2:産業の可能性を切り拓くレーザ超音波
○レーザ超音波法とその非破壊検査への応用/東芝/落合 誠

 遠隔非接触で超音波送受信を実現するレーザ超音波法について、原理、特徴、システム構成例を概説する。次に欠陥検査への応用を紹介する。特に表面欠陥検査法として優れた微小欠陥検出性能、正確なき裂深さ測定性能を有することを試験データに基づいて述べる。


○ピコ秒レーザー超音波法による薄膜の弾性定数測定/大阪大学/荻 博次

 超高周波非接触超音波計測法であるピコ秒レーザ超音波の基本原理とこれを利用した薄膜の弾性定数測定法について解説する。10nm以下の薄膜に対しても適用でき、ナノ力学の本質を実験的に探ることができる。いくつかの計測事例を示し、本手法の有用性を論ずる。


○レーザ超音波による半導体プロセスの温度計測/産業技術総合研究所/松田洋一・中野英俊・永井 聰/東北大学/山中一司

 半導体プロセス中のウエハー温度を非接触・精密測定するために、100MHzのレーザ超音波とパルスエコーオーバラップ法、新しい回折補正方法を組み合わせたシステムを開発した。これを用いてシリコンウエハーの温度計測を行い、500℃及び1000℃における温度分解能を評価した。


○マルチセンサ光ファイバAEモニタリングシステムを用いた小型モデルタンク底板の腐食モニタリング/青山学院大学/松尾卓摩・長 秀雄

 光ファイバを用いたマルチチャネルAEモニタリングシステムを開発し、小型モデルタンク底板の腐食検出を行った。光ファイバセンサは90個のAEを検出し、その音源は錆の割れが発生していた箇所の近傍に標定され、腐食が活性化している箇所を特定できた。


○波動解析を用いた定量的レーザ超音波非破壊評/京都大学/吉川 仁

 境界積分方程式による波動解析を行い、レーザ超音波計測により得られた波形データを用いて材料内部のレーザ励起波動場を数値的に復元する。また、欠陥やクラックによる散乱波動場も数値的に再現することで欠陥やクラックの位置や形状を決定する。


○レーザスポレーション法を用いた新しい表面改質層の密着性状評価法/青山学院大学/内山友成・松尾卓摩・長 秀雄・小川武史

 レーザで励起した強力な超音波で皮膜をはく離し、密着強度を定量化できるレーザスポレーション法を用いてめっき層の密着強度の分布の計測を行った。その結果、2~5mm程度の高い分解能で密着強度の分布が評価できることがわかった。



■解説
〔強力超音波の応用〕
○圧電トランスの並列駆動によるAC-DCコンバータ/日本電気/井上嵩梓・山本 満/NECエンジニアリング/浜村 直

 2個の圧電セラミックストランスを並列駆動したAC-DCコンバータの検討を行った。圧電横効果を用いていることにも拘わらず電気機械結合係数の大きな基本輪郭広がり振動で動作する圧電トランスを用いている。このコンバータは平滑回路にAl電解コンデンサを用い、スイッチング回路や整流回路にMOSFETを用いている。最大コンバータ効率90%が得られた。低背、高効率、ハイパワー(50W以上)のAC-DCコンバータが実験データを通して得られた。


〔超音波計測〕
○光音響分光法によるCuInSe2系材料の計測/防衛大学校/宮崎 尚

 CuInSe2系材料は次世代太陽電池用材料として注目されている。本研究では、安価な遊星ボールミル法で作製した粉末試料と、真空蒸着法で作製した高効率薄膜試料と比較し、その違いについて議論した。光音響分光法の測定結果から、欠陥は粉末試料の方が少ないことが示唆されるが、XPS測定結果からは、粉末表面に酸化層が形成されていることが示唆され、この酸化層の除去が高効率化につながると考えられる。


○群遅延を用いた薄層材料の減衰係数の評価(2)/海上技術安全研究所/菅澤 忍

 群遅延スペクトルから減衰係数を求める方法は超音波TECHNO2008年8月号ですでに述べたので、本稿では実際にいくつかの材料に適用した結果について述べる。


〔超音波デバイス〕
○加熱材料内部の温度プロファイルの超音波モニタリング/長岡技術科学大学/井原郁夫・高橋 学

 超音波による物体内部の温度プロファイリングを実用化するための基礎的検討として、二つの同定手法を提案し、片面加熱された厚板にそれらの手法を適用した。提案手法の有効性は熱電対による実測値または理論予測値とのクロスチェックにより検証された。


○パイプの円周方向に伝搬するガイド波の特徴と横波センサーによる励起/徳島大学/西野秀郎

 パイプの円周方向に伝搬する円周ガイド波(円周SH波、円周LAMB波)の特徴を概説した。横波センサーの編波方向を制御して簡便に円周SH波と円周LAMB波が励起出来ることを示し、複数のトーンバースト波とウエーブレット解析を併用して円周ガイド波の広帯域の時間周波数解析結果を示した。


○圧電薄膜バルク波デバイス/東北大学/中村僖良

 1980年に提案された圧電薄膜バルク弾性波共振デバイスが1990年代後半から携帯電話用デバイスとして注目を集め盛んに研究されるようになり、実用化も始まっている。本稿では、その構造、特徴、性能などを中心に、研究の初期から最近の動向までを紹介する。


○cMUT作製のためのCr犠牲層エッチング技術/神奈川工科大学/宝川幸司・寺尾有司・黄 啓新

 医用の診断技術や、探傷などの超音波映像撮像の高精細・高分解能を目的とした新しい技術の一つに容量性マイクロマシン超音波トランスデューサ(cMUT)がある。本稿ではこのようなcMUT実現のためのキープロセスである犠牲層エッチング技術の基礎検討結果を報告する。


○LiNbO3、LiTaO3を用いた単結晶共振器の開発/日本ガイシ/多井知義・坂井正宏

 単結晶マイクロ加工技術を用いて、厚さ1μmの圧電単結晶層を有する中空共振器構造を作製した。この構造は、フィルタやセンサなど、様々な圧電デバイスへの応用が期待できる。本報告では、単結晶共振器の特長、作製方法、共振器特性について述べる。



■製品紹介
○超音波研削加工の現状/岳将/岳 義弘
○超音波複合振動溶接装置LT2000の構成/Asahi EMS co.,Ltd/辻野次郎丸・杉本榮一
○リング状金属超音波溶接/ジェイテック/加藤和彦

■研究室紹介
○超音波を用いた新規電気化学計測技術の創出を目指して/信州大学/金 継業

■トップインタビュー
○日本電子工業(株)奥出顕造社長に聞く/編集部

■NEWS&PRODUCTS
4,074円
■解説
○逆解析を利用した鉄筋腐食の検出/東京理科大学/須賀一博

 構造物表面の電位分布から内部にある鉄筋の腐食を定量的かつ非破壊で検出するための逆解析について解説した。境界要素法による腐食解析と遺伝的アルゴリズムを用いて、任意の個数、形状、位置の腐食を検出する。数値シミュレーションにより有効性を検証した。


○Niコート耐熱型光ファイバセンサを用いた高温腐食のAEモニタリング/青山学院大学/長 秀雄・早野智晴・松尾卓磨/カンメタエンジニアリング/竹本幹男

 いままで開発してきた光ファイバAEモニタリングシステムのセンサ部に市販の銅コート光ファイバにNiメッキした高耐熱型光ファイバを試作し、溶融塩腐食のAEモニタリングを行った。試作光ファイバは850℃、1時間または600℃、450時間のAEモニタリングを可能にした。また、溶融塩加速酸化によって生成した非保護性酸化皮膜の破壊によるAEを検出でき、誤差11mmと高い精度で推定することができた。


○食品表示と検査技術/農林水産消費安全技術センター/植木 隆

 食品表示には、名称、原材料名、賞味(消費)期限、製造業者名等の表示事項とその表示方法についてのルールが存在する。そして、これらの表示が正しいかどうかを確認する検査技術も進歩してきている。食品表示制度の概要と検査技術について紹介する。


○液晶パネルを用いた画像歪み補正と歪み検査技術/宮崎大学/川末紀功仁

 液晶ディスプレイ上に数千から数十万点の基準点パターンを表示し、それを撮影することでカメラ校正を自動的に行うと共に歪み補正を行う手法を提案する。画像歪みが存在する場合でも、高精度な計測が可能になる。また、曲面ガラスや曲面ミラーによって生じる歪み量検出への応用方法を紹介する。


○地下構造物調査におけるボアホールレーダ探査技術/応用地質/利岡徹馬・山内政也

 都市部のユーティリティ整備を行なう場合、既存の地下構造物の有無などを施工に先立って把握することが必要となる。これらを調査する手法として、ボーリング孔を利用したボアホールレーダ探査技術がある。その特徴と適用性および実際の適用事例を紹介する。


○振動分析の実機適用/JFEメカニカル/小林伸二
○超音波ノイズB-scan解析法(I-CLAT(R))の開発と実機適用/IHI検査計測/畠中宏明/IHI/井戸伸和・伊藤拓哉・田上稔・中川博勝
○UT手法によるき裂の検出とサイジング/日鋼検査サービス/田中秀秋
○配管系の耐震設計・耐震性改善と技術者の育成/プラント地震防災アソシエイツ/稲葉 忠

■技術トピックス
〔プラント〕
○配管腐食診断装置『Scan-WALKER(R)』/JFEメカニカル/仲田正敏

■連載:広域帯超音波探傷とデジタル超音波探傷器 2
○超音波探傷に関する一般的な基礎知識 2/松山 宏

■製品ガイド
○X線検査機器
4,074円
■特集1:暮らしの安全を守る超音波
○<巻頭言>暮らしの安全を守る超音波/編集委員/鎌田弘志

複雑化した国際安全保障環境による危機感とテロの脅威、厳しい治安情勢、地震・津波・台風等による大規模自然災害そして各種の人災的な事態などの問題に対応して「暮らしの安全を守る技術」として研究開発が進められている超音波技術について特集した。
○水中音観測による航行船舶の監視/海上技術安全研究所/今里元信・桐谷伸夫・樋富和夫

不審船を早期発見する海上監視システムが構築できれば、沿岸域の重要施設の安全を守ることができると考えられる。そこで水中音により未知接近船を早期に探知し、識別する装置を開発している。ここでは航行船舶の水中音観測と解析を行ったので、それらの結果について述べる。
○水中施工機械のための測位システムの開発/国土交通省関東地方整備局/白井一洋

本装置は、4個の受波器を使用し、座標と音速を未知数とした連立方程式の解として、音速を考慮した測位を行った。また、M系列信号による高精度伝搬時間測定を行った。この2つの特徴により水中施工機械の高精度測位を達成した。
○防衛用水中音響技術の最近の世界の動向/防衛技術協会/水野鉄臣

同時多発テロ以降、ソーナーは対象周波数範囲が、高い方へ移行しており、対潜戦から機雷、ダイバーの捜索が中心となってきている。UUV(Unmanned Underwater Vehicle)の研究開発は進んでおり、ソーナー性能の向上が行なわれ、開口合成ソーナーの装備が開始された。
○GPS音響技術を用いた測地観測手法の開発/東北大学/藤本博己

海底測地観測としては、海上のGPS測位と海中の音響測距を結合した海底精密測位の繰り返しが基礎的かつ重要な観測である。当面の課題は繰り返し測位精度1cmを目指した測位精度の向上と、観測時間の短縮である。係留ブイを用いた連続観測も重要である。
○世界最高性能の3周波水中監視ソーナーの開発/東京大学/浅田 昭/海上保安大学校/倉本和興

世界に類のない高性能の船舶搭載型音響レーダーを開発した。これは3周波数の特徴を有し、遠距離から近距離監視まで1台で行なえる効率的、効果的な移動水中監視装置で,100kHz,200kHz,400kHz帯の別々の送波器と、共有の受波アレイを使っている。100kHzでは遠く幅広い監視エリアを持ち遠くから不審物体を捕らえ、接近して400kHzで姿形を映像として詳細に捉えることができた。
○建築用外装タイルの定量的剥離診断/早稲田大学/岡田哲司・太田有/大林組/井上文宏・土井 暁

外壁タイルの劣化状態を把握するため、打撃音のウェーブレット解析に着目し、その時間―周波数軸上に現れる波形の特徴から、2つの劣化状態を判別する診断手法を見出した。またその劣化状態を定量的に評価する提案を行い、実験的に明らかにした。本稿では診断手法の概要および実験結果について紹介する。
○侵入者警報用光ファイバ振動センサ/日立電線/熊谷達也・佐藤知典

光ファイバと光干渉系を用いた新規な振動センサを研究開発し実用化した。本センサは光ファイバジャイロを応用した構成であり、高性能で高い信頼性を有し、量産化にも適している。侵入者警報用フェンスセンサとしての評価結果と、誤報や失報を防止するための信号処理技術について検討状況を報告する。
○音波でガソリンタンクの異常を点検するソニックテスタ/オキシーテック/大村光雄

地下に埋設されているガソリンタンク等のピンホールからの液漏れは、大きな事故につながる可能性がある。今回、そのピンホールを検出する方法として、減圧時に発生する発泡音に着目し、安全確保のための点検装置を開発したので、その概要について報告する。
■特集2:超音波ホモジナイザーの特徴と概要
○高周波数超音波ホモジナイザー/新科産業/中原理暉

超音波乳化、分散、均質、化学反応促進等の研究及び工業化の要求に応じるため、より微細な粒子の創製、処理に応用できる40kHzの高周波数超音波ホモジナイザー(多機能超音波化学処理装置UPシリーズ)について紹介する。
○幅広い分野で応用可能な超音波破砕装置/家田貿易/亀井範雄

近年ではカーボンナノチューブの分散、顔料、染料の破砕などのナノテクテクノロジーの分野でも用途が高まっている超音波ホモジナイザーの破砕装置について述べる。
○ブランソン社製超音波ホモジナイザー/セントラル科学貿易/鍋谷 治

ブランソン社製超音波ホモジナイザーは、素材メーカー様にて主に新素材開発のため使用頂いておりますが、製品の特長とその主なアプリケーションを紹介致します。
■解説
〔ソノケミストリー〕
○超音波乳化法を利用する新規有機電解反応システムの開発/東京工業大学/浅見亮介・跡部真人

従来、電解反応への超音波の利用は主にキャビテーション現象による局所的な超高速流に依拠したものであった。これに対し、本研究では電解反応における新たな超音波利用法として乳化作用を活用し、まったく新規な有機電解反応システムを構築したので紹介する。
〔圧電・超音波材料〕
○産業用インクジェットヘッド/東芝テック/田沼千秋

インクジェットヘッド技術の全体像を述べた。産業用途で期待されている圧電方式のインクジェットヘッドについて、代表的な三種類の方式の特徴を述べた。また、当社ヘッドを例に産業用インクジェットヘッドの特徴について述べた。
〔強力超音波の応用〕
○超音波を利用した低コスト・低公害・高濃度貴金属ナノ粒子作製プロセス/東北大学/林 大和/九州大学/成田一人

超音波と金属酸化物を金属源として使用した新しい金属ナノ粒子作製法を開発した。この手法は低コストと環境性が両立したプロセス設計が可能である。高濃度Agナノ粒子作製プロセスの開発を中心にこの超音波プロセスの現象と応用技術について紹介する。
〔超音波センサ〕
○SOA型多波長同時発振光ファイバーレーザを用いたFBG振動センサアレイ/防衛大学校/田中 哲・稲本清之・杣友宏行・高橋信明

半導体光増幅器を利得媒質に用いたファブリ・ペロー型共振器構成による3波長同時発振光ファイバレーザを試作して、その基本的な特性を調べるとともに、波長分割多重化方式によってアレイ化した光ファイバブラッググレーティング振動センサの光源に応用した。
○周波数変化型単結晶シリコン加速度センサの傾斜角センサへの応用/石巻専修大学/菅原澄夫

有限要素法解析に基づいてこれらセンサの諸特性を明らかにすると共に、1軸センサについては一部実験結果も付記し、これらの検討結果の妥当性について述べる。
〔超音波デバイス〕
○ソニック/フォノニック結晶に形成される欠陥モード音響導波路/龍谷大学/宮下豊勝

音を散乱する固体円柱を周期的に配置した2次元音響人工結晶に、効率の良い音の導波路を作ることができる。音を導きたい経路に沿って、一つ置きの円柱を取り除いてやる。これが欠陥モード導波路であるが、その優れた導波特性を実験結果により解説している。
〔超音波加工〕
○超音波振動援用研磨法によるマイクロ非球面金型の超精密研磨/神戸大学/鈴木浩文/メカノトランスフォーマ/矢野 健

本解説では、開発した4軸制御の超音波振動援用マイクロ非球面研磨装置・システム、直線振動モードと円振動モードによる微粒子超硬合金製金に対する単一加工痕の形状、非球面形状のガラスレンズ成形型の非球面研磨特性(形状精度,表面粗さ)について紹介する。
〔超音波基礎〕
○超音波照射による浮遊余剰汚泥の浮上濃縮に関する基礎研究/桐蔭横浜大学/竹内真一・川島徳道/エース電研/有間 智/セントラル電子制御/沢田雄太/産業技術総合研究所/内田武吉/武蔵工業大学/長岡 裕

水槽内の活性汚泥に超音波を照射して、定在波音場を形成することによって、音響キャビテーションを発生させた。その結果、活性汚泥が破壊されて生じたガスによる気泡が汚泥粒子に付着して水面に浮上することがわかった。従来の沈澱濃縮法では回収困難なキング汚泥等もこれによって回収可能になると期待している。
〔超音波計測〕
○広帯域性・集束性のプラノコンケーブ形超音波振動子の特性とその応用/日本大学/田井秀一・小林 力

先ず、プラノコンケーブ形振動子のパルス放射特性について、集束形PVDF振動子と比較してその特徴を述べる。次に、この振動子を用いた応用として、超音波探傷や診断装置のプローブの開発も行ってきているが、ここでは最近行った牛乳の乳脂肪分の測定やカオリンのような微粒子濃度測定法について述べる。
○群遅延を用いた薄層材料の減衰係数の評価/海上技術安全研究所/菅澤 忍

これまで薄層材料中の超音波の伝搬時間および伝搬速度を評価するために、群遅延時間の周波数依存性に着目する方法を開発してきた。だが音響的性質を評価にするには伝搬にともなう減衰係数の評価も重要である。そこで今回この方法を拡張して減衰係数の導出に応用した。導出方法および実際の材料に適用した結果について解説する。
〔非破壊検査〕
○2層式エキスパンションベローズの内面腐食検査方法の開発/出光エンジニアリング/四辻美年/非破壊検査/広田信明

2層式エキスパンションベローズの内面腐食を確認するため、設備の信頼性向上及び保全コストの低減の観点から、エキスパンションベローズを開放せずに、外面から検査できる手法を開発した。特徴は、渦流探傷試験法と超音波探傷試験法を併用し、両手法の長所を利用したものである。
〔医用超音波〕
○超音波駆動マイクロカプセルの挙動評価/同志社大学/吉元直樹・須藤 実・吉田憲司

マイクロカプセル崩壊時の音響特性を得る事を目的とし、高速度ビデオカメラと音響センサーを用いてカプセルの振動挙動と音響信号の同時観測を試みた。その結果、カプセルの挙動が変化すると、受波した音響信号の周波数スペクトルも変化することを確認した。
■製品紹介
○水系洗浄における排水削減の切り札「送風式蒸発器」/エー・エス・ケー/時田康之

■会議報告
○ISSS2007 ソノケミストリーおよびソノプロセスに関する国際シンポジウム/九州大学/榎本尚也

■研究室紹介
○秋田大学工学資源学部 電気電子工学科今野研究室/秋田大学/今野和彦
○患者さんに優しい骨折治療をめざして/九州大学/神宮司誠也

■News & Products
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  • 出版社:日本工業出版
  • 発行間隔:隔月刊
  • 発売日:毎偶月1日
  • サイズ:B5判

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