目次
◆◇
◇◆ ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ
黄金丘陵の頂に輝く宝玉。ワインの超俗性の象徴、ロマネ・コンティ。そして、この神の
恵みを授かるドメーヌ、DRC。世俗的価値転換のただ中、真善美の形が揺れる今こそ、
二次的言説の増殖を排し、欲望の転換を拒んで、伝説の扉の向こうに本当の声を聞き、神
話に正しき現実の姿を与えねばならない。心を尽くし、身を挺して、不動の価値を問い、
そのありかを見いださねばならない。
~*~*~ 目次 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
1. 四季のうつろい
2. DRCの歴史
3. DRCグラン・クリュ区画図
4. 愛しのわが子たち
5. DRCのワイン造りを探る
6. ドメーヌ・A.& P.・ド・ヴィレーヌ、ドメーヌ・プリューレ・ロック
7. DRCと料理のマリアージュ
―――――――――――――――――――――――――――
■チリワイン
個性を求めて新たなる時代へ
―――――――――――――――――――――――――――
■プロヴァンスの再発見
―――――――――――――――――――――――――――
■ワインイベント情報、2009年スケジュール表
―――――――――――――――――――――――――――
■テイスティング DRC12本 + そのほか124本
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
1. 四季のうつろい ~ 写真でみるドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ
ロマネ・コンティの畑にかよった。そこには生きるブドウの樹があった。ブドウは季節の
声を聞き、眠り、目覚め、育ち、実る。日々の経験が、ブドウの記憶に刻まれる。だが経
験とは、自然みずからが与えるだけではない。自然の摂理と意思を読み解くべく遣わされ
た人間が、愛をもってブドウに与えるのだと、知った。
芽吹き / 開花 / 実り / 収穫
2. DRCの歴史
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティの名声は神話的である。多くの人にとってのDRC、
そしてそのワインとは、現実性を超越した神話そのものだ。しかしいかなる神話も人が作
ったように、DRCの名声とて自然発生ではない。そこには、長い年月の間ずっと畑を守
り、ワインの質を高めてきた、人が作った歴史がある。
サン・ヴィヴァン修道院による礎 / コンティ公の功績 / ドメーヌの成立 / ヴ
ィレーヌとルロワ
3. DRCグラン・クリュ区画図
DRCが所有ないし耕作する畑は27haだが、ワインは、そのうちの25.5haから、古木のブ
ドウを選んで造られる。バタール、スーショ、プティ・モンも所有するが、自家用、もし
くはネゴシアンに売られてしまう。
4. 愛しのわが子たち
神から与えられ、愛を注がれて育ち、これから愛好家のもとへと旅立とうとしているワイ
ンたちを、「手の形でイメージを表現してほしい」という依頼を聞き入れてくれたアンリ
・フレデリック・ロックが手にする。そして、オベール・ド・ヴィレーヌには、個々のワ
インの本質を言葉で表現してもらった。
ロマネ・コンティ / 神々の思い出
ラ・ターシュ / リシュリューの肖像画
リシュブール / 愛する近衛騎兵
ロマネ・サン・ヴィヴァン / 抵抗できない誘惑
グラン・ゼシェゾー / 森へと分け入る地方貴族
エシェゾー / 兄と肩を並べたい弟
モンラッシュ / 最上のポテンシャル
5. DRCのワイン造りを探る
DRCとそのワインを巡る言葉が氾濫している。引用の引用。憶測の解釈。語られたもの
は、もはや具体的対象との直接的関係を喪失し、「権力と財力の象徴」というおぞましい
神話作用の連鎖を生む。それがワイン界の最大の不幸なのだ。DRCを私たちが直接に向
き合う対象へと引き戻すべく、DRCを率いる4人の中心的人物が、彼らが管轄する分野に
ついて語る、彼ら自身の言葉を聞きたいと思う。
①オーナーは語る / アンリ・フレデリック・ロック、オベール・ド・ヴィレーヌ
②テロワールと栽培 / オベール・ド・ヴィレーヌ、ニコラ・ジャコブ
ついに全面的にビオディナミを採用し、最上のテロワールがもてる力をさらに引き出すべ
く、進化し続けるDRC。オベール・ド・ヴィレーヌに栽培の思想を聞き、ビオディナミ
の専門家として赴任した新しい醸造責任者ニコラ・ジャコブには、畑の中で各クリュの解
説を受けた。
③醸造 / ベルナール・ノブレ
魔法のごときDRCのワインは、いかに醸造されるのか。醸造責任者ベルナール・ノブレ
が語った醸造法を、ここにまとめてみたい。彼が繰り返し強調したのは、頻繁な試飲をと
おしてワインがなにを望んでいるかを理解し、ワインの手助けをするのが彼の役目だとい
うことだった。
6. ドメーヌ・A.& P.・ド・ヴィレーヌ、ドメーヌ・プリューレ・ロック
オベール・ド・ヴィレーヌと、アンリ・フレデリック・ロック。ブルゴーニュ全体を背負
って立つという、想像を絶するような過酷な運命を生きる、二人の希有な造り手。彼らの
思いを知り、考えを理解するために、彼ら自身のドメーヌを訪れることにした。
7. DRCと料理のマリアージュ
銘酒をいかにして堪能するか。悩ましくも幸福な問いへのひとつの答えが、最高級の料理
とのマリアージュ。パリの三ツ星レストランで、秘蔵のロマネコンティとDRCのもうひ
とつの銘柄を選んでもらい、料理を作ってもらった。
ル・ムーリス / ロマネ・コンティ1972 & リシュブール1990
ギー・サヴォワ / ロマネ・コンティ1999 & ラ・ターシュ1990
―――――――――――――――――――――――――――
■チリワイン
個性を求めて新たなる時代へ
アンデスの山並みを陰にして日が昇る。初夏の太洋はまばゆいばかりなのに、海からそよ
ぐ風が肌に涼しい。ここはチリ。ワインの理想郷だ。山の斜面に拡張された畑、ブドウ栽
培の有機的取り組み、そしてチリ固有の高貴品種となり得るカルメネールの将来性。明確
なる個性を求めて、今、チリワインは新たなる時代へと突き進む。
テロワールに目覚めたチリワイン / カルメネールの可能性
注目の造り手
ビーニャ・マイポ / サンタ・カロリーナ / サンタ・リタ / ビーニャ・タラパ
カ / バルディビエソ / グラシア / ビーニャ・ラ・ローサ / コノスル /
モンテス / モントグラス / ロス・ヴァスコス
―――――――――――――――――――――――――――
■プロヴァンスの再発見
プロヴァンスの気候と料理に対し、万能のパートナーと言える、ロゼ。また南仏の伝統高
貴品種であるムールヴェードルの赤。この両者の強い印象の影に、忘れられがちなグラン
・ヴァンがある。傑出したミネラリティを備える、品位のワイン、プロヴァンスの白であ
る。
シャトー・クレマード / シャトー・アンリ・ボノー /クロ・サント・マグドレーヌ
/ クロ・ヴァル・ブリュイエール
―――――――――――――――――――――――――――
■ワインイベント情報、2009年スケジュール表
政府系団体、輸入元、地方自治体そして国内のワイナリーなどからの情報をもとに、イベ
ントカレンダーを作成。2009年イベント情報保存版!
―――――――――――――――――――――――――――
■テイスティング
DRCテイスティング 12本
アロマを楽しむ4品種
①ソーヴィニヨン・ブラン 20本
②ピノ・グリ 20本
③アルバリーニョ 10本
④グリューナー・フェルトリーナー 10本
ブシャール・ペール・エ・フィス2006 13本
シャンソン・ペール・エ・フィス 15本
キャンティ・ルフィーナ 27本
プロヴァンスの白 9本
◇◆ ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ
黄金丘陵の頂に輝く宝玉。ワインの超俗性の象徴、ロマネ・コンティ。そして、この神の
恵みを授かるドメーヌ、DRC。世俗的価値転換のただ中、真善美の形が揺れる今こそ、
二次的言説の増殖を排し、欲望の転換を拒んで、伝説の扉の向こうに本当の声を聞き、神
話に正しき現実の姿を与えねばならない。心を尽くし、身を挺して、不動の価値を問い、
そのありかを見いださねばならない。
~*~*~ 目次 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
1. 四季のうつろい
2. DRCの歴史
3. DRCグラン・クリュ区画図
4. 愛しのわが子たち
5. DRCのワイン造りを探る
6. ドメーヌ・A.& P.・ド・ヴィレーヌ、ドメーヌ・プリューレ・ロック
7. DRCと料理のマリアージュ
―――――――――――――――――――――――――――
■チリワイン
個性を求めて新たなる時代へ
―――――――――――――――――――――――――――
■プロヴァンスの再発見
―――――――――――――――――――――――――――
■ワインイベント情報、2009年スケジュール表
―――――――――――――――――――――――――――
■テイスティング DRC12本 + そのほか124本
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1. 四季のうつろい ~ 写真でみるドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ
ロマネ・コンティの畑にかよった。そこには生きるブドウの樹があった。ブドウは季節の
声を聞き、眠り、目覚め、育ち、実る。日々の経験が、ブドウの記憶に刻まれる。だが経
験とは、自然みずからが与えるだけではない。自然の摂理と意思を読み解くべく遣わされ
た人間が、愛をもってブドウに与えるのだと、知った。
芽吹き / 開花 / 実り / 収穫
2. DRCの歴史
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティの名声は神話的である。多くの人にとってのDRC、
そしてそのワインとは、現実性を超越した神話そのものだ。しかしいかなる神話も人が作
ったように、DRCの名声とて自然発生ではない。そこには、長い年月の間ずっと畑を守
り、ワインの質を高めてきた、人が作った歴史がある。
サン・ヴィヴァン修道院による礎 / コンティ公の功績 / ドメーヌの成立 / ヴ
ィレーヌとルロワ
3. DRCグラン・クリュ区画図
DRCが所有ないし耕作する畑は27haだが、ワインは、そのうちの25.5haから、古木のブ
ドウを選んで造られる。バタール、スーショ、プティ・モンも所有するが、自家用、もし
くはネゴシアンに売られてしまう。
4. 愛しのわが子たち
神から与えられ、愛を注がれて育ち、これから愛好家のもとへと旅立とうとしているワイ
ンたちを、「手の形でイメージを表現してほしい」という依頼を聞き入れてくれたアンリ
・フレデリック・ロックが手にする。そして、オベール・ド・ヴィレーヌには、個々のワ
インの本質を言葉で表現してもらった。
ロマネ・コンティ / 神々の思い出
ラ・ターシュ / リシュリューの肖像画
リシュブール / 愛する近衛騎兵
ロマネ・サン・ヴィヴァン / 抵抗できない誘惑
グラン・ゼシェゾー / 森へと分け入る地方貴族
エシェゾー / 兄と肩を並べたい弟
モンラッシュ / 最上のポテンシャル
5. DRCのワイン造りを探る
DRCとそのワインを巡る言葉が氾濫している。引用の引用。憶測の解釈。語られたもの
は、もはや具体的対象との直接的関係を喪失し、「権力と財力の象徴」というおぞましい
神話作用の連鎖を生む。それがワイン界の最大の不幸なのだ。DRCを私たちが直接に向
き合う対象へと引き戻すべく、DRCを率いる4人の中心的人物が、彼らが管轄する分野に
ついて語る、彼ら自身の言葉を聞きたいと思う。
①オーナーは語る / アンリ・フレデリック・ロック、オベール・ド・ヴィレーヌ
②テロワールと栽培 / オベール・ド・ヴィレーヌ、ニコラ・ジャコブ
ついに全面的にビオディナミを採用し、最上のテロワールがもてる力をさらに引き出すべ
く、進化し続けるDRC。オベール・ド・ヴィレーヌに栽培の思想を聞き、ビオディナミ
の専門家として赴任した新しい醸造責任者ニコラ・ジャコブには、畑の中で各クリュの解
説を受けた。
③醸造 / ベルナール・ノブレ
魔法のごときDRCのワインは、いかに醸造されるのか。醸造責任者ベルナール・ノブレ
が語った醸造法を、ここにまとめてみたい。彼が繰り返し強調したのは、頻繁な試飲をと
おしてワインがなにを望んでいるかを理解し、ワインの手助けをするのが彼の役目だとい
うことだった。
6. ドメーヌ・A.& P.・ド・ヴィレーヌ、ドメーヌ・プリューレ・ロック
オベール・ド・ヴィレーヌと、アンリ・フレデリック・ロック。ブルゴーニュ全体を背負
って立つという、想像を絶するような過酷な運命を生きる、二人の希有な造り手。彼らの
思いを知り、考えを理解するために、彼ら自身のドメーヌを訪れることにした。
7. DRCと料理のマリアージュ
銘酒をいかにして堪能するか。悩ましくも幸福な問いへのひとつの答えが、最高級の料理
とのマリアージュ。パリの三ツ星レストランで、秘蔵のロマネコンティとDRCのもうひ
とつの銘柄を選んでもらい、料理を作ってもらった。
ル・ムーリス / ロマネ・コンティ1972 & リシュブール1990
ギー・サヴォワ / ロマネ・コンティ1999 & ラ・ターシュ1990
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■チリワイン
個性を求めて新たなる時代へ
アンデスの山並みを陰にして日が昇る。初夏の太洋はまばゆいばかりなのに、海からそよ
ぐ風が肌に涼しい。ここはチリ。ワインの理想郷だ。山の斜面に拡張された畑、ブドウ栽
培の有機的取り組み、そしてチリ固有の高貴品種となり得るカルメネールの将来性。明確
なる個性を求めて、今、チリワインは新たなる時代へと突き進む。
テロワールに目覚めたチリワイン / カルメネールの可能性
注目の造り手
ビーニャ・マイポ / サンタ・カロリーナ / サンタ・リタ / ビーニャ・タラパ
カ / バルディビエソ / グラシア / ビーニャ・ラ・ローサ / コノスル /
モンテス / モントグラス / ロス・ヴァスコス
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■プロヴァンスの再発見
プロヴァンスの気候と料理に対し、万能のパートナーと言える、ロゼ。また南仏の伝統高
貴品種であるムールヴェードルの赤。この両者の強い印象の影に、忘れられがちなグラン
・ヴァンがある。傑出したミネラリティを備える、品位のワイン、プロヴァンスの白であ
る。
シャトー・クレマード / シャトー・アンリ・ボノー /クロ・サント・マグドレーヌ
/ クロ・ヴァル・ブリュイエール
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■ワインイベント情報、2009年スケジュール表
政府系団体、輸入元、地方自治体そして国内のワイナリーなどからの情報をもとに、イベ
ントカレンダーを作成。2009年イベント情報保存版!
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■テイスティング
DRCテイスティング 12本
アロマを楽しむ4品種
①ソーヴィニヨン・ブラン 20本
②ピノ・グリ 20本
③アルバリーニョ 10本
④グリューナー・フェルトリーナー 10本
ブシャール・ペール・エ・フィス2006 13本
シャンソン・ペール・エ・フィス 15本
キャンティ・ルフィーナ 27本
プロヴァンスの白 9本
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