共創する流域治水
災害に強く自立した地域づくりへ
企画監修 島谷幸宏+JST地域共創流域治水プロジェクト
6 巻頭言 未来につなぐ共創の流域治水 その思想と手法 島谷幸宏(熊本県立大学)
Part 1 共創の地域治水の思想とアプローチ
16 熊本県における「緑の流域治水」 令和2年7月豪雨からの創造的復興 中川太介(熊本県)
24 多自然川づくりの新たな役割 中小河川改修のこれまでとこれから 萱場祐一(名古屋工業大学)
32 流域治水における森林の役割 「流域治水×森林マネジメントシステム」の可能性 蔵治光一郎(東京大学)
40 NbSをベースとした流域治水×環境再生 自然と人との共生とネイチャーポジティブを目指して 皆川朋子(熊本大学)
48 緑の流域治水における企業参画 湿地保全活動とグリーンレジリエンス 浦嶋裕子(MS&ADインシュアランス)
Part 2 流域治水を実現するための技術とデザイン
50 IoT技術による小集落の河川観測システム 地域をカバーする「くまかめ」「くまネット」古田尚也(大正大学)+佐藤辰郎(九州大学)ほか
58 共創による雨庭の可能性 多面的な機能をもった土と生物による技術 田浦扶充子(九州大学)
66 2030年までに熊本県に2030の雨庭を くまもと雨庭パートナーシップの活動 所谷 茜(熊本県立大学)
74 緑の流域治水と地方銀行の役割 地域を結びつける金融機関の強みを活かして 大野 隆(肥後銀行)
82 緑の流域治水スタディツアー 球磨川流域で最先端の流域治水を学ぶ 宮野英樹(地方総合研究所)
90 イギリスの自然を活かした洪水管理 Natural Flood Management(NFM) 寺村 淳(大正大学)
98 米国の雨水管理グリーンインフラの今 共創の流域治水実現へのヒント 政金裕太(信州大学)
連載
106 ヴィンテージ・アナログの世界 レコードは不滅⑥ 高荷洋一
110 動物たちの文化誌㊷ 眠る動物、笑うヒト 早川 篤
118 気候アクションSUMIDA 秋葉美知子+清水裕子(A&S)
BIOCITY(ビオシティ)の内容
- 出版社:ブックエンド
- 発行間隔:季刊
環境から地域創造を考える総合誌
BIOCITYは、生命がすこやかに息づく「生命都市(Bio City)の時代」を未来像に据え、持続可能な循環型社会の可能性を求めて1994年に創刊されました。以来2010年まで、最先端の研究やプロジェクト、人材を国内外から紹介、自然のシステムを活かしたエコロジカル・デザインを探求してきました。2011年、東北を襲った大震災と原発事故という未曾有の危機に際し、あらゆる価値観が変化しつつある中、本誌も48号を境にリニューアル。再生可能エネルギー、コミュニティデザイン、エコロジー建築、ランドスケープ、生物多様性、環境教育など、さまざまな分野の実践的な取り組みや研究、言説を紹介しております。
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