■TH的・平成年表●沙月樹京
《コラム》 梟木、日原雄一、並木誠
■四方山幻影話39●堀江ケニー
■こやまけんいち絵本館36●こやまけんいち
■狂想巡らせる●タイナカジュンペイ
■【建設という破壊】
極私的平成の三十年間――街並みから人間の匂いが消えて行った●友成純一
■【ゾンビはアイドルへ】
平成ゾンビ考――「終わりなき日常」から「サバイバル」へ●梟木
■【BL・百合・腐女子】
平成(H)は変態(H)の世紀?●日原雄一
■舞踏の平成――舞踏誕生から60年、その後半の流れを追う●志賀信夫
■【ジャパノイズの潮流】
冷徹な〈物質の未来〉を目指す、未来神秘派としての〈ノイズ〉●石川雷太
■【規制を受けないリアルな表現】
「今日の反核反戦展」と、丸木美術館が伝え続けるもの●石川雷太
■【崩れていった「手塚的なるもの」】
時計仕掛けの手塚治虫――アニメ『どろろ』に見る内実の変容●宮野由梨香
■【悪趣味への狂騒の果て】
人の死が見たくて見たくてしょうがない――死体ビデオと90年代悪趣味ブーム●阿澄森羅
■【平成と並走した作家】
酒見賢一頌――虚実皮膜のエロティシズム●渡邊利道
■【90年代的切実さ】
ただ純粋に平成を潜り抜けていった魔術的作家の素描●_underline
■【元号と時代区分は違う】
終わり行くかもしれない時代について●本橋牛乳
■【若者を縛る「世間」】
若者の反抗心はどこに消えたのか?――SNSという「ネオ世間」の出現●待兼音二郎
■【デジタルの危うさ】
忘却のデジタル――IT盛衰と平成の三〇年●高槻真樹
■【グローバリズムの嵐】
時代に乗り遅れた戦乱なき敗戦と戦後●べんいせい
■《コミック》 DARK ALICE 29. ゴルベット●eat
■心ラード●ごとうゆりか
■《小説》 ロスト・エイジ●最合のぼる
■一コマ漫画●岸田尚
■Review
◎諫山創「進撃の巨人」●梟木
◎矢沢あい「NANA」●三浦沙良
◎アニメ「ココロコネクト」●日原雄一
◎「ノストラダムス予言集」●市川純
◎生田武志「いのちへの礼儀」●岡和田晃
◎湯浅誠「反貧困」●待兼音二郎
ほか
■三浦悦子の世界〈13〉[エミリー・ダイアー]
■辛しみと優しみ36●人形・文=与偶
■立体画家 はが いちようの世界24――DANONE/1944年夏●はが いちよう
■TH RECOMMENDATION
◎第22回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)展――光と音を発する車椅子積み上げオブジェに平成を葬る祭壇●ケロッピー前田
◎高取英の死を悼む――八〇年代の月蝕歌劇団――歌劇/SF的発想/少女達の切実な叫び●村上裕徳
◎SFと現実はどう接続されるか――ワークショップ「SFから現代社会を考える」レポート●長澤唯史
◎「塩田千春展:魂がふるえる」――生や存在の意味を問いかける、塩田千春の大規模な個展
◎「やなぎみわ展 神話機械」――やなぎみわが生み出す、虚実を越境した神話的世界
◎美島菊名「“MIRACLE” この世界は美しい」――たとえ捨てられても、美しく復活する。
◎村田兼一写真展――愛らしく解き放たれる、ルナティックな魔力
◎トレヴァー・ブラウン個展「La Nursery Noire」――〝可愛い〟が含んでいる毒をあぶり出す
◎椎木かなえ個展「虚を彷徨う」――図像を探りながら絵を描くことは、生きることに似ている
◎たま個展「Calling―少女主義的水彩画集Ⅵ出版記念」――恐怖を描くことで、手なづける
◎スズキエイミ個展「Eimi’s anARTomy 102」――解剖し、隠されたものを暴くコラージュ
◎小谷元彦個展「Tulpa –Here is me」/合田佐和子個展――死の淵の体験を元に、あらためて身体感覚を問い直す
◎RENbear個展「幻想廃園」――朽ちた廃園に潜む、儚げな人形
◎垂狐個展「SUICO DOLL」――情念みなぎる人形たち
◎立花奈央子展/「The villains展」/KCN展/福山フキオ展/空野菜摘子展
◎大槻香奈写真展「人形の住む家」――祖母と人形だけが住む家の気配を写真として残す
◎「未完性のエンドロール」――未完成ゆえの不安定な危うさと力強さ
◎季村江里香展「6月の見た夢」――自分の中から出てくるイメージを形に
◎むしかわむし個展/巡個展/いはらほつみ個展
◎「猫都のアイドル展 at 百段階段」――ユニークな猫のアイドルたち!
◎「サーカス博覧会」――独自に花開いた日本のサーカス文化を紹介
◎狭小スナック「月と手袋」――狭くて怪しい昭和のスナック
◎阪本知プロデュース公演#2「密会―Rebuild―」――主人公と、「電波」で繋がった他人と、その外側
◎陰翳逍遥34――吳逸萱個展、表層の冒険展、大坪美穂展、パレスチナ・ガザの画家を支援する交流展●志賀信夫
■TH FLEA MARKET
◎加納星也、友成純一、小林美恵子、志賀信夫、ケロッピー前田、高浩美、村上裕徳、立原透耶、岡和田晃、上田假奈代、いわためぐみ、三五千波 ほか
◎表紙=写真:堀江ケニー、モデル:美少女、加工:沙月樹京
トーキングヘッズ叢書(TH Series)の内容
- 出版社:アトリエサード
- 発行間隔:季刊
- 発売日:末日
アートや文学などを、現代の時代状況も見据えながら、独自の切り口で紹介・解題します。
ゴシック、エロス、頽廃、耽美、ドール、前衛などを切り口に、アートや文学・映画・ダンスなど、さまざまなジャンルを横断するテーママガジンです。コンビニ化・画一化が進む社会において、見逃され、見捨てられてしまっているものも数多く、ですがその中にも、価値あるもの、心揺り動かされるものも少なくありません。そしてそれらは、ときに、時代を変革する新しいイマジネーションを秘めているものです。そのような感性をすくい上げていく、異端芸術を愛でる者たちのための季刊誌です。
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