週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2019/11/24号
This Week
On the Cover
「チャプリン歌舞伎」88年ぶりに復活
11月24日号のAWの表紙は、歌舞伎俳優の十代目松本幸四郎さんです。チャールズ・チャプリンの名作映画「街の灯」を歌舞伎に翻案した舞台「蝙蝠(こうもり)の安さん」が12月に東京・国立劇場で上演されますが、幸四郎さんは自身が演じる主役の安さんに扮しています。実はこの歌舞伎、オリジナルの映画が米国で公開された1931年に、早くも日本で誕生しましたが、その後、上演が途絶えていました。今年はチャプリン生誕130年。12月25日は、チャプリンの命日でもあります。幸四郎さんは「安さん」を演じたいと長年願ってきたといい、今週号は特集のページでも、幸四郎さんの思いを紹介しています。
◇今週の注目記事 ================
◇Feature: 名画「街の灯」を脚色した歌舞伎が上演 チャプリン生誕130年
今週号の特集は、喜劇王チャールズ・チャプリンの代表作が、歌舞伎になって上演されるという話題をお届けします。東京都千代田区の国立劇場で12月に上演されるのは、「街の灯」を翻案した「蝙蝠(こうもり)の安さん」。チャプリン生誕130年と、命日である12月25日にちなんだ企画です。主人公の安さんを演じる十代目松本幸四郎さんは、チャプリンの大ファンと言い、作品への思いを記者会見で語りました。今週の特集では、サイレント映画である「街の灯」から、セリフやト書きの形で説明した「インタータイトル」を抜粋し、名作をおさらいしています。
◇Feature: 翻訳者のはじめのい~っぽ 松本侑子さん
活躍中の英日翻訳者が、英語との最初の出会いや、初めて翻訳を意識した表現などを紹介するエッセー。今週号は、「赤毛のアン」シリーズの翻訳に取り組んできた松本侑子さんが筆を執ってくれました。「アン」と言えば、村岡花子さんの翻訳がよく知られていますが、松本さんが取り組んだのは、シリーズの全訳で、原文に登場する様々な引用についても注釈を付けているそうです。エッセーでは、どのようにアンの世界に向き合ってきたのかを語ります。紙面ではあわせて、原文の一部を紹介。松本さんの翻訳も読んでみます。
◆Books:放課後ブッククラブ STEP UP 多読
英語多読に関する著書がある林剛司さんが、中高生でも辞書を使わずに読めるレベルの英語の本を紹介するコーナー「放課後ブッククラブ」。星一つ未満の簡単な本から、星四つのレベルまで、徐々にレベルアップしていく構成になりました。あわせて、英語多読への取り組み方についても解説していきますので、ご期待ください。今週号では、米国の人気児童書、A to Z Mysteriesのシリーズから、2冊を紹介します。
◇Essay:厚切りジェイソンの日本のココ! ツッコミいれてもいいですか!?
お笑い芸人として活躍しながら、IT企業の役員も務める厚切りジェイソンさんの書き下ろしエッセー。ツッコミの切れ味はますます好調です。ジェイソンさんは今回、空前のタピオカブームについてツッコミを入れます。「タピる」が今年の新語・流行語大賞にノミネートされるなど、日本ではタピオカ入りドリンクが大流行しました。タピオカは何度目かのブームと言われ、街ではドリンクを手にした人を見ない日はないぐらいです。ジェイソンさんは、なぜ日本ではこのように皆が同じことをしたがるのか、米国社会などと比較しながら考えます。
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◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆やさしい単語で寸劇! The Greenville Story
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今回は、感謝祭当日。キャンベル家にやって来たトーマスとクリフの兄弟が、フットボールの試合を見ながらディナーの時間を待っています。ディナーを存分に楽しもうと、2人は朝から食事を我慢しておなかをすかせようとしています。さすがに空腹に耐えられなくなってきたクリフは、泣き言を漏らし始めますが……。米国での生活ぶりを紹介するミニコラムも、感謝祭のディナーについて説明しています。
◆On the Keyboard リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が代わる異文化エッセー。10月から12月までを担当するのは、アンロイ・モーガンさんです。モーガンさんはジャマイカ生まれ。首都キングストンでメディア関連の仕事をした後、2016年に来日。小中学生を主な対象に、英語を教えてきました。将来はジャマイカ料理を提供できるカフェを日本で開くのが夢だそうです。身長が173センチあるというモーガンさん。今回は、人よりも高い身長のために、知らず知らずのうちに猫背になっていた自分自身について振り返ります。モーガンさんはあるきっかけから、体格や外見を気にしない生き方を心がけるようになったそうです。
◆Say It Right 英語でどう言う?
簡単に言えそうでもなかなか英語では言えない日常表現を、どんどんマスターしていきましょう。今週は「可能性」に関係のある表現がテーマです。「ものになる」や「議論の余地」は、英語でどのように言ったらよいのでしょうか。
◆100語で読むニュース News in 100 Words
英文ニュースを初心者向けにコンパクトにまとめました。手厚いヒントがついているので、中高生の皆さんも挫折することなく読めるはず。先生方にとっては、教科書以外の副教材としても最適です。日本語で読み慣れたニュースが英語でどう報じられているかを確認することもできますので、ぜひ英文ニュースの入門編としてご活用ください。今週号では、インターネット通販の大規模セールがあった中国の「独身の日」のニュースのほか、観光客の迷惑行為が横行する京都・祇園で、私道での写真撮影が禁止になったという話題などをお届けしています。
◆シミケンの語源でラクラク英単語
英単語を語根、接頭辞、接尾辞といった「パーツ」でとらえ直し、語源から理解することで語彙(ごい)を増やしてしまおうというシミケン先生こと清水建二先生の連載が、AWに帰ってきました。語源をイメージでとらえるイラストも添えられ、より理解がしやすくなっています。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Movies 最新映画の解説とシナリオ対訳
今回紹介する映画は、女子プロレスの世界に飛び込んだ少女の奮闘と、彼女を支えるプロレス一家の姿をコミカルに描いた「ファイティング・ファミリー」です。英国東部でレスリングジムを運営するナイト一家は、生活も育児もプロレス一色に染まっています。ザックとサラヤの兄妹は、米国の有名プロレス団体WWEのトライアウトを受けますが、サラヤだけが合格。初めての米国での挑戦にめげそうになる彼女を、両親は時に過激に、そして愛情深く応援するのです。かつてプロレスラーとして名をはせ、現在では俳優として活躍するドウェイン・ジョンソンが本人役で出演。実話がもとになっているこの作品を、英語の脚本と対訳でお楽しみください。
◆英語で案内してみよう! 通訳ガイドのおもてなし指南
ベテランの通訳ガイドが日本独特の文化や慣習、その背景にある歴史などを、外国人に分かりやすく説明するコツを伝授します。英語での案内に役立つ「おもてなし表現」や、筆者自らの体験をもとにガイドの際に注意すべき点などを指摘する「ノウハウおすそわけ」のコーナーも、ガイドを目指す人の参考になります。今回のテーマは、現在では代表的な日本料理として親しまれている「すき焼き」です。元々は牛肉を食べる習慣がなかった日本人が、どのようにすき焼きを楽しむようになったのかなど、その歴史を英語で説明していきましょう。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、訪日客を案内したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
◇Novel : The Giants of Beldale ベルデール少年野球団物語
10月から12月までお届けする連載小説は、マーク・ボッシンガムさんの新作。1950年代後半の米西海岸が舞台です。カリフォルニア州サンフランシスコ郊外の架空の町ベルデールに住むハンナとボビーの姉弟は、地元の野球チームでバッテリーを組んでいます。ある朝、ビッグニュースが飛び込んできます。ニューヨークを本拠地にしている大リーグのジャイアンツが、サンフランシスコに移転してくるとのことで、2人は胸を躍らせるのです。少年野球のシーズンもいよいよ開幕を迎えますが、2人はちょっとしたトラブルに巻き込まれてしまいます。
◇Dear Annie
コラムニストの Annie Laneさんが、現代の米国人が抱えるさまざまなお悩み相談に答えるコーナー。米国人の思考がよくわかる人気連載です。今回は、「夫と一緒に歩きたいのに」「ピエロの人形をどうにかしたい」の相談2題をお届けします。さらに毎月第2、4週には、「Dear Annie」に登場する英語のフレーズについて解説する「A PLUS 今週の言葉から」を掲載しています。「Dear Annie」は米国の口語表現やイディオムの宝庫です。例文を交えながら、そんなフレーズを深く学んでしまおうという狙いです。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Travel : Somerset, BRITAIN
今週号のTravelのコーナーは、英国のイングランド南西部にあるサマセット地方を訪ねます。美しい田園地帯に、歴史的な家屋やかわいらしい一軒家が並び、ロンドンからの短期の旅行にはうってつけの場所だそうです。旅の筆者はナショナルトラストが保存する建物などを主に歩きました。まずは、チューダー朝時代の領主の邸宅であるバーリントン・コート。さらには、かつてベネディクト会の建造物だったミュチェルニー修道院を訪ねます。英国国教会をローマ・カトリック教会から分離させたヘンリー8世の命により主要な建物が取り壊されてはいますが、当時のたたずまいを想像することができるそうです。筆者が最も気に入ったのは、花が美しく咲き競うティンティンハル・ガーデンだったようです。美しい写真の数々と合わせて、旅行記をお楽しみください。
◆Weekly Picks ガダルカナルへの中国投資、戦跡の訪問にも影響か
フィーチャーストーリーや、ニュースを深く掘り下げた解説を紹介するコーナーです。今週は、第2次世界大戦の激戦地で、多くの日本兵が命を落としたソロモン諸島のガダルカナル島からのリポートです。太平洋地域への進出が著しい中国の企業が、特に激しい戦闘があった地域の土地を買収し、以前よりも立ち入りが難しくなっているそうです。今後の慰霊活動にも影響が出ないか、関係者が気をもんでいます。ソロモン諸島は今年、台湾と断交して投資を期待できる中国と国交を樹立したばかり。別の島をまるごと中国企業にリースする案も浮上し、軍事利用の懸念から反対の声も上がっています。
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)の内容
- 出版社:朝日新聞社
- 発行間隔:週刊
- 発売日:[紙版]毎週金曜日 [デジタル版]毎週土曜日
日本語ナビ付きでどんどん読める。レベル別に色分けされた記事で英語力アップを実感。面白くて役に立つ! 初心者でも楽しく読める。
朝日ウイークリー(AW)は朝日新聞社が発行する週刊英字新聞です。1973年創刊で50年を超える歴史があり、小学生から80代まで幅広い年齢層のみなさまにご愛読いただいています。毎号、オールカラー24ページ。難しい単語や表現には日本語の解説が付き、初心者でも楽しく英語に慣れ親しみながら、英語力のレベルアップにつなげられます。多くの記事は音声で聴けます。時事ニュースはもちろん、英語エッセー、AW独自の英作文、英文法などの学習コラムから、国内外のエンタメ、クイズ、人生相談まで、多彩な内容で飽きさせません。美しいカラー写真満載の旅行記、最新映画のシナリオ対訳、連載小説など、生きた英語が充実しています。
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