零戦をつくる 発売日・バックナンバー

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■零戦の全て
防蝕のみを考慮した初期の塗装
零戦の表面は、当初、海水の塩分による腐蝕に配慮して灰色系の防蝕塗料が塗られていた。

■零戦の戦歴
日本戦闘機隊の奮闘(本土防空戦5)
硫黄島上陸作戦を優位に進めるため、米艦上機隊が関東を空襲。日本陸海軍戦闘機隊は、米艦上機群に少なからぬ損害を与えた。

■世界の軍用機
リパブリックP-47サンダーボルト(アメリカ)
アメリカ陸軍が開発した重量級戦闘機。航続距離が短く護衛戦闘機としては使用できなかったため、戦闘爆撃機として活躍した。

■ステップ・バイ・ステップ
左右の水平尾翼を連結する
胴体の7.7mm機銃に銃身を仮組みし、ガス排出孔を接着する。また、ロッドを切り分けて胴体後部に通し、左右の水平尾翼を連結する。
■零戦の全て
大掛かりな装置を必要とした機銃と油圧の整備
零戦の機銃と照準器の調整と、油圧装置の整備は十名程度の整備員で行われ、大掛かりな装置も必要だった。

■零戦の戦歴
アメリカ海軍艦上機の来襲(本土防空戦4)
硫黄島攻略を目論むアメリカ軍は、その前哨戦として海軍の艦上機で関東地方を空襲。日本本土の陸海軍航空部隊の壊滅を図った。

■世界の軍用機
三菱 キ83(日本)
日本陸軍が開発した高高度長距離戦闘機。試作1号機は、試験飛行で高性能を発揮したが、完成が遅過ぎ、量産には至らなかった。

■ステップ・バイ・ステップ
左翼の胴体側に外板を貼る
外板を曲げてから、左翼の胴体側の上面と底面、機首側に貼る。また、胴体フレーム後方の無線機台の上に無線機送受話器を付ける。
■零戦の全て
機体の扱い方と操縦系統の点検
零戦の能力を空中戦で最大限に発揮させるためには、各種の点検が必要だった。軽量に作られた零戦の点検には、細心の注意を要した。

■零戦の戦歴
B-29に対する地上銃撃作戦(本土防空戦3)
B-29の空襲に対して有効な迎撃を行えなかった日本海軍は、飛来する前に撃破しようと、サイパンの飛行場を銃撃する作戦を立案した。

■ステップ・バイ・ステップ
左右の主翼を連結する
81号で組み立てた飾り台に土台板を設置する。また、操縦室の床に操縦室パーツを加えて、胴体フレームに接着する。さらに、左右の主脚の動きを確認してから、主翼を連結して胴体フレームと組み合わせる。
■零戦の全て
大切なエンジン整備
航空機は飛行前に入念な整備を受ける。そのなかでも、戦闘機の存在価値を左右するエンジンの整備は、重要だった。

■零戦の戦歴
名古屋を襲うB-29(本土防空戦2)
東京郊外空襲の数日後、B-29は零戦五二丙型の生産が始まったばかりの三菱重工大江工場を空襲し、生産ラインに被害を与えた。

■世界の軍用機
ハインケルHe162(ドイツ)
ドイツ空軍が開発したジェット戦闘機。新戦力として期待されたが、終戦間際に就役したため、実戦に参加した機はごくわずかだった。

■ステップ・バイ・ステップ
応急手動油圧ポンプを組み立てる
操縦室の床に、油圧装置が故障した場合に用いる応急手動油圧ポンプを設置する。また、右翼の外板の形を整える。
■零戦の全て
生死をも左右する航法技術
零戦が戦闘終了後に母艦や基地に帰投するには、正確な航法技術を必要としたが、単座機の零戦が誤差なく飛行するのは難しかった。

■零戦の戦歴
B-29の本土空襲(本土防空戦1)
1944(昭和19)年後半になると、アメリカ軍による日本本土空襲が予想された。このため日本陸海軍は、防空体制の整備を急いだ。

■世界の軍用機
シュド・エストSE100(フランス)
フランスが開発した双発重戦闘機。速度や操縦性能、武装は申し分なかったが、特異な機体設計が災いし、実用化に至らなかった。

■ステップ・バイ・ステップ
カウンターウエイトを取り付ける
プロペラの前部に、カウンターウエイトと油圧作動シリンダーを取り付ける。また、完成した零戦を置く飾り台を組み立て始める。
■零戦の全て
一定の速度を維持した編隊飛行
離陸(発艦)した零戦は、衝突しないだけの間隔を開けて編隊を組み、一定の速度を保った巡航飛行で目的地に向かった。

■零戦の戦歴
マニラを目指すアメリカ軍(フィリピン防衛戦3)
アメリカ空母部隊の猛攻撃を受けた在フィリピンの日本海軍航空隊は壊滅状態となり、通常攻撃では効果的な反撃を行えなくなった。

■世界の軍用機
グラマンF7Fタイガーキャット(アメリカ)
米海軍の戦闘機。太平洋戦争前に試作発注されたが、グラマン社がF6Fの開発を優先させたため、同戦争で実戦の機会はなかった。

■ステップ・バイ・ステップ
操縦桿を取り付ける
操縦室の床に、操縦桿と昇降舵操作桿を設置する。また、エンジンにコードを加え、左翼の外板の形を整える。
■零戦の全て
先手必勝だった空中戦
零戦に限らず、戦闘機の効率の良い攻撃方法は、敵機を先に発見しての奇襲であった。このため空中戦では、見張りが重要だった。

■零戦の戦歴
アメリカ軍の対策(フィリピン防衛戦2)
日本軍による特攻への対策を講じる必要に迫られたアメリカ海軍は、統計理論も採り入れて防空システムを抜本的に見直した。

■世界の軍用機
マッキMC.200サエッタ(イタリア)
「R」計画に基づいて開発された伊空軍の戦闘機。機体設計は、当時の最先端だったが、エンジンは非力で武装も貧弱だった。

■ステップ・バイ・ステップ
座席を組み立てる
座席を組み立て、前号で作ったシートベルトを付けてから操縦室に設置する。また、操縦室床に動翼操作用の槓桿を取り付ける。
■零戦の全て
宙返りと旋回を応用した特殊飛行
戦闘機が行う特殊飛行は、宙返りや旋回の他にもさまざまなものがあった。そのなかで日本海軍航空隊の奥義が「ひねり込み」だった。

■零戦の戦歴
アメリカ軍のフィリピン上陸(フィリピン防衛戦1)
特攻機による攻撃に心理的な衝撃を受けたアメリカ軍は、徹底的に飛行場を空襲し、日本軍用機の絶対数を減らそうとした。

■世界の軍用機
フェアリー・ファイアフライ(イギリス)
英海軍の複座艦上戦闘/偵察機。優れた性能を持っていたが、エンジンの供給不足で配備が遅れ、初陣を飾ったのは終戦間際だった。

■ステップ・バイ・ステップ
シートベルトを作る
切り分けたベルトにバックルを付けてシートベルトを作る。また右側の主脚カバーと胴体後部底面、主翼端と水平尾翼端に外板を貼る。
■零戦の全て
空中戦に欠かせない特殊飛行
零戦に限らず戦闘機の搭乗員は、空中戦を行うために必要な旋回や宙返りといった基本的な特殊飛行を正確に行う技術を持っていた。

■零戦の戦歴
追い詰められた日本海軍航空隊(レイテ沖海戦11)
追い詰められた日本海軍は、爆装した零戦を敵空母に体当たりさせる攻撃を決行。戦果を挙げた結果、この攻撃が常態化していった。

■世界の軍用機
コモンウェルス・ブーメラン(オーストラリア)
豪空軍の戦闘機。太平洋戦争開戦時に戦闘機をほとんど保有していなかった同空軍は、練習機をベースに急遽同機を開発した。

■ステップ・バイ・ステップ
操縦室の床を組み立てる
62号で組み立てた操縦室床にレバーやブレーキペダルを取り付ける。また、胴体の操縦室の右側にもレバーを付ける。
■零戦の全て
高度な技術を要した着艦
空母から発艦した零戦は基本的には空母に戻るが、陸上基地の滑走路に比べて狭い飛行甲板に着艦するには、高い技量が要求された。

■零戦の戦歴
日本海軍の窮余の策(レイテ沖海戦10)
稼働航空戦力が空母1隻分にも満たない一航艦の司令長官は、窮余の策として爆装零戦で体当たりする「特別攻撃隊」を編成した。

■世界の軍用機
三菱 キ109(日本)
日本陸軍の戦闘機。太平洋戦争末期、高高度で飛来するB-29の迎撃のために高射砲を搭載していたが、実戦力になることはなかった。

■ステップ・バイ・ステップ
主脚カバーを取り付ける
主脚のカバーを作り、ブレーキと共に左の主脚に取り付ける。また左の主脚カバー、水平尾翼端、主翼端、胴体後部底面に外板を貼る。
■零戦の全て
短い滑走距離で行う発艦
艦上戦闘機である零戦は限られた滑走スペースから発艦することを前提に設計されていたが、発艦時には母艦のサポートを必要とした。

■零戦の戦歴
エンガノ岬沖海戦(レイテ沖海戦9)
「捷一号作戦」で囮となるべく出撃した小沢中将率いる第三艦隊は、当初の目的である、敵艦隊を北方に引き付けることには成功した。

■世界の軍用機
ノースロップXP-79Bフライング・ラム(アメリカ)
胴体のない全翼ジェット戦闘機。開発に時間を要し、試作1号機が墜落事故を起こしたため、試作機のみで終わった。

■ステップ・バイ・ステップ
潤滑油冷却器を組み立てる
今後の号でエンジン後部に取り付ける潤滑油冷却器を組み立てる。また、遮風板を着色し、主翼に翼端灯のカバーを取り付ける。
■零戦の全て
難しい着陸の操縦
着陸の操縦は離陸に比べて難しかった。操縦性が良いといわれた零戦も例外ではなく、慎重かつ正確な操作が求められた。

■零戦の戦歴
二航艦の軽微な戦果(レイテ沖海戦8)
二航艦は、少ない戦力で任務を果たすため、第二艦隊が敵空母部隊に攻撃される前に敵空母の飛行甲板を破壊することを目論んだ。

■世界の軍用機
グリゴロヴィッチIP-1(ソ連)
ソ連が他国の全金属製爆撃機を撃墜するために開発した戦闘機。左右の主翼に無反動砲を装備していたが、結局20mm機銃に換装された。

■ステップ・バイ・ステップ
左翼に主翼連結部品を付ける
左翼の主桁の胴体側に、右翼と連結するための部品を取り付ける。また、胴体後部の垂直尾翼の右側面と右側の水平尾翼に外板を貼る。
■零戦の全て
離陸前の暖気運転と離陸操作
零戦が離陸する際には、エンジンを始動した後に暖気運転を行い、その間に運転状況の点検を行わなければならなかった。

■零戦の戦歴
護衛なき艦隊の出撃(レイテ沖海戦7)
「捷一号作戦」の発動を受けて、第三艦隊は囮となるべく行動を開始。その3日後、栗田、西村両艦隊もレイテ湾を目指して出撃した。

■世界の軍用機
グロスター・ミーティア(イギリス)
第2次世界大戦中に開発された英国初のジェット戦闘機。連合国軍側唯一のジェット戦闘機として、独の飛行爆弾迎撃などに活躍した。

■ステップ・バイ・ステップ
気化器パーツを組み立てる
気化器に、空気を取り入れるための導入筒などを取り付ける。また、エンジンに潤滑油溜を加える。
■零戦の全て
零戦への搭乗
零戦の搭乗員は、操縦室に乗り込む前に機体の状態を点検して、離陸準備が整っていることを確認する必要があった。

■零戦の戦歴
米軍のフィリピン奪還(レイテ沖海戦6)
1944(昭和19)年10月17日、米軍がフィリピン中西部のレイテ島へ上陸を開始。これに対して日本軍は「捷一号作戦」を発動した。

■世界の軍用機
ハインケルHe280(ドイツ)
史上2番目に飛行に成功したジェット機。しかし開発に手間取り、後発のMe262の方が優れていたため、試作機のみで終わった。

■ステップ・バイ・ステップ
左側の尾翼に外板を貼る
胴体後部の垂直尾翼の左側面と、左側の水平尾翼に外板を貼る。また、エンジンの後部に位置する過給器の部品を組み立てる。
■零戦の全て
改良と共に増えていった電気装備
零戦は五二型まで、無線装置や航法灯、室内の照明や標示灯にしか電気を使用していなかったが、以降徐々に電気機器が増えていった。

■零戦の戦歴
誘い出された日本軍(レイテ沖海戦5)
米軍は航行不能な艦艇2隻を中心に囮部隊を編成。この罠にはまった日本軍は、軽微な戦果と引き替えに400機近い航空機を失った。

■世界の軍用機
ノース・アメリカンP-82ツイン・マスタング(アメリカ)
米陸軍が対日戦用に開発した戦闘機。P-51マスタング2機を結合した機体で、レシプロ戦闘機として究極ともいえる航続力を発揮した。

■ステップ・バイ・ステップ
気化器にパーツを加える
69号で組み立てた気化器にパーツを加えていく。また、型を使って外板を曲げ、胴体後部右側の底面に貼る。

零戦をつくるの内容

”伝説の翼”究極のモデル
世界にその名をとどろかせた「零戦二十一型」その伝説の勇姿が金属模型で蘇る

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