零戦をつくる 発売日・バックナンバー

全100件中 31 〜 45 件を表示
■零戦の全て
自らの位置を示す灯火
零戦は黎明や薄暮時に互いの位置を知らせるために、国際航空法に準拠した航法灯を設置していた。

■零戦の戦歴
台湾沖航空戦 後編(レイテ沖海戦4)
これまでの戦いでの戦果誤認で、米艦隊を弱体化できたと判断した日本軍は、南九州や沖縄に集めた航空隊で米艦隊を攻撃した。

■世界の軍用機
ポテーズ631(フランス)
仏空軍が開発した双発重戦闘機。第2次世界大戦前の機体を基に改良されたため、同大戦開戦時に敵の新鋭戦闘機に対抗できなかった。

■ステップ・バイ・ステップ
胴体後部の底面に外板を貼る
型で曲げた外板を胴体後部の底面に貼り、左翼のフラップ下面にも外板を貼る。また胴体フレームに手掛け、足掛けフックを設置する。
■零戦の全て
零戦の電気装備と発電機
零戦には、電気を使用する各種の機器が装備されており、これらが使用する電力を賄うために、発電機と蓄電池が備えられていた。

■零戦の戦歴
台湾沖航空戦 中編(レイテ沖海戦3)
日本海軍の第二航空艦隊司令長官福留繁中将は、沖縄と台湾を襲ったアメリカ海軍に反撃を加えるため、T攻撃部隊へ出撃を命じた。

■世界の軍用機
レッジァーネRe.2000(イタリア)
イタリア空軍が開発した戦闘機。機体構造の一部に欠陥があり輸出用となったが、第2次世界大戦勃発に伴って同空軍にも採用された。

■ステップ・バイ・ステップ
気化器を組み立てる
53号で組み立てたエンジン取付架後部パーツに、気化器の部品を加える。また、68号と同じ要領で、胴体後部の右側に外板を貼る。
■零戦の全て
信頼性の高い油圧装置
零戦の主脚と尾脚、フラップの操作には、操縦室後方の胴体内部右側に設置された高圧油タンクの作動油が利用されていた。

■零戦の戦歴
台湾沖航空戦 前編(レイテ沖海戦2)
フィリピン攻略を2ヵ月早めることにしたアメリカ軍は、その前段階として沖縄と台湾の基地機能の無力化を図った。

■世界の軍用機
ウェストランド・ウェルキン(イギリス)
イギリス空軍が開発した高高度戦闘機。操縦室に与圧システムを採用するなど高度対策は万全だったが、問題が多発して開発が遅れた。

■ステップ・バイ・ステップ
手掛け、足掛けフックを組み立てる
搭乗員が操縦室へ乗り降りする際に用いる、手掛けと足掛けフックを取り付ける。また、胴体後部の左側に、型で曲げた外板を貼る。
■零戦の全て
さまざまな操縦室の装備
操縦室には外気を取り入れる換気装置や、手元や計器板を照らす照明灯などが設置されていた。いずれも搭乗員に不可欠な装備だった。

■零戦の戦歴
アメリカ空母のフィリピン空襲(レイテ沖海戦1)
マリアナ諸島を攻略したアメリカ軍は、連合国側最強の艦隊をもって、フィリピンの日本軍への攻撃を図った。

■世界の軍用機
メッサーシュミットMe163Bコメート(ドイツ)
ドイツが第2次大戦末期に実戦投入した航空機史上唯一のロケット推進戦闘機。しかし、航続距離や燃料の問題で運用に困難があった。

■ステップ・バイ・ステップ
昇降舵(右側)を組み立てる
昇降舵(右側)を組み立て、65号で組み立てた水平安定板の機尾側に取り付ける。また、右水平安定板の右前側に、前縁を加える。
■零戦の全て
高空域飛行に必須だった酸素ボンベ
高空域では酸素濃度が低くなる。零戦は、酸素不足による搭乗員の能力低下を防ぐため、後部胴体内に酸素ボンベを搭載していた。

■零戦の戦歴
基地航空隊による反撃(マリアナ沖海戦6)
空母部隊の作戦行動が不可能なほど戦力が減少した日本海軍は、基地航空隊による反撃を計画し、硫黄島に基地航空隊を集結させた。

■世界の軍用機
コードロンC.714シクローヌ(フランス)
フランス空軍の全木製戦闘機。性能が低く一度は不採用となったが、ドイツの圧力が強まったため、急遽採用されることになった。

■ステップ・バイ・ステップ
右翼の底面と胴体後部に外板を貼る
型を使って外板を曲げ、右翼の機首側と底面、胴体後部の右側に貼る。また、操縦室の外側のフレームに風防スライドレールを付ける。
■零戦の全て
高空域飛行のための過給器
零戦の「栄」エンジンには当初、一段一速式の過給器が装備されていたが、戦域がより高い高度になると一段二速式に改められた。

■零戦の戦歴
空母零戦隊の終焉(マリアナ沖海戦5)
第一機動艦隊は、航空攻撃が失敗に終わった翌日、日没間近に発進した米軍機の攻撃によって壊滅的な打撃を受けた。

■世界の軍用機
ベルP-59エアラコメット(アメリカ)
アメリカ初のジェット戦闘機。ドイツのジェット戦闘機に触発されて開発されたが、その性能はレシプロ戦闘機に劣った。

■ステップ・バイ・ステップ
水平安定板(右側)を組み立てる
上下の安定を保つ役割を持つ水平安定板(右側)を組み立てる。また、型(治具)を使って外板を曲げてから、胴体後部の左側に貼る。
■零戦の全て
潤滑油と潤滑油冷却器
零戦の「栄」エンジンは、部品が摩擦熱で焼き付くのを潤滑油で防いでおり、それを冷却するための潤滑油冷却器を装備していた。

■零戦の戦歴
マリアナの七面鳥撃ち(マリアナ沖海戦4)
1944年6月13日、日本海軍は「あ号作戦」を発動。第一機動艦隊を率いる小沢中将は、遠方からの航空機の急襲で勝機を見出そうとした。

■ステップ・バイ・ステップ
左翼の底面と機首側に外板を貼る
型(治具)Aを使って外板を曲げ、左翼の機首側と底面に貼る。また、操縦室の計器板の上に、九八式射爆照準器を取り付ける。また、動翼や着艦フックの操作索と、スケルトンモデルの方のための主翼骨組の補強板を提供。好みで取り付けの有無を選ぼう。
■零戦の全て
速度性能に貢献した排気管
零戦のエンジンの排気ガスを排出する排気管は、二二型までは集合排気管だったが、五二型からは推力式単排気管に変更された。

■零戦の戦歴
狙われたサイパン島(マリアナ沖海戦3)
1944(昭和19)年6月、アメリカ軍はマリアナ諸島攻略作戦を開始。日本軍は給油艦の不足などのために初動が遅れた。

■世界の軍用機
ドルニエDo335プファイル(ドイツ)
串型エンジン配置の双発高速戦闘機。数々の新たな試みを盛り込んだ斬新な機体だったが、部隊配備されることなく終戦を迎えた。

■ステップ・バイ・ステップ
昇降舵(左側)を組み立てる
上昇や下降の飛行制御を行う昇降舵(左側)を組み立て、水平安定板に取り付ける。また水平安定板に前縁を加える。
■零戦の全て
零戦の心臓部、エンジンを支える取付架
エンジンを胴体に取り付けるための取付架は、重いエンジンを支えるため、零戦の機体部品の中で最も頑丈に作られていた。

■零戦の戦歴
「あ号作戦」の発動(マリアナ沖海戦2)
1944(昭和19)年5月、日本海軍は米軍の侵攻に対抗するため、空母部隊と基地航空部隊の総力を挙げて迎撃する「あ号作戦」を発動した。

■世界の軍用機
ブラックバーン・ファイアブランド(イギリス)
第2次世界大戦開戦直後に開発要求が出された英海軍の艦上戦闘機。開発遅延に伴い登場が遅れたため、同大戦で活躍できなかった。

■ステップ・バイ・ステップ
右翼の上面、尾翼側に外板を貼る
右翼の上面、尾翼側に、左翼と同じ要領で、外板を貼る。また、操縦室の床にレバーボックスを取り付ける。
■零戦の全て
設計変更を重ねたカウリング
零戦のカウリングは、「栄」二一型エンジンの気化器が降流式になったのに伴い、三二型から設計変更された。

■零戦の戦歴
マリアナ攻略作戦の開始(マリアナ沖海戦1)
トラック諸島に続いてパラオ諸島まで無力化された日本海軍は、航空隊再建のため、強力な基地航空隊「第一航空艦隊」を新編成した。

■世界の軍用機
アンブロシーニS.A.I.207/403(イタリア)
レース用航空機の設計を基に開発された戦闘機。搭載したエンジンの出力は低かったが、軽量だったため優れた高速性能を発揮した。

■ステップ・バイ・ステップ
水平安定板(左側)を組み立てる
飛行中の上下の安定を保つ、水平安定板(左側)を組み立てる。また、エンジンの機首側に、エンジンリングを取り付ける。
■零戦の全て
空気抵抗減少に貢献したカウリング
零戦のエンジンは複雑な形状をしており、飛行中に空気の流れを乱す恐れがあった。この乱れを防ぐため、カウリングを装備した。

■零戦の戦歴
パラオ諸島空襲
トラック諸島空襲の約1ヵ月後、米軍はパラオ諸島への攻撃を開始。在泊の艦船は大損害を受け、連合艦隊司令長官が遭難した。

■ステップ・バイ・ステップ
外板についてのご案内
今号から、胴体や主翼などに外板を貼り始める。ここでは外板を貼るのに必要な道具など、外板についての基礎知識を紹介。

左翼の上面、尾翼側に外板を貼る
いよいよ外板を貼り始める。まずは、左翼の上面、尾翼側に外板を貼る。また、左右の主脚に、トルクアームを取り付ける。

※今号から提供する外板についてご案内致しますので、「世界の軍用機」は、お休みさせて頂きます。
■零戦の全て
重要な役割を担ったプロペラスピナー
零戦に取り付けられたプロペラスピナーには、プロペラハブ内部のピッチ変更機構の保護と、空気抵抗を減少させる役割があった。

■零戦の戦歴
トラック諸島空襲(後編)
1944(昭和19)年2月17日、米軍は延べ1,250機でトラック島を攻撃。対する日本軍は満足な迎撃ができず、トラック諸島の放棄を決めた。

■世界の軍用機
チャンス・ヴォートXF5Uスキマー(アメリカ)
ヘリコプターの空中停止に近いような低速度で飛行可能だった機体。しかし、開発に時間がかかり過ぎ、採用には至らなかった。

■ステップ・バイ・ステップ
尾脚を組み立てる
尾脚を組み立て、尾部の胴体フレームの隔壁16番の後方に取り付ける。また、後の号で主脚に取り付ける主脚のブレーキを組み立てる。
■零戦の全て
油圧式のピッチ変更機構
零戦の定速可変ピッチプロペラは、スピナー内部の油圧機構によって、エンジンの回転数に合わせて最適なピッチが維持された。

■零戦の戦歴
トラック諸島空襲(前編)
ギルバート諸島とマーシャル諸島を攻略した米軍は、中部太平洋の日本海軍の重要拠点であるトラック諸島の攻撃を計画した。

■世界の軍用機
ハインケルHe100(ドイツ)
メッサーシュミットBf109を凌駕する高性能戦闘機として開発されたが、エンジンの問題や政治的な理由などで採用には至らなかった。

■ステップ・バイ・ステップ
垂直尾翼を組み立てる
方向舵に羽布材を貼り、尾部の胴体フレームに取り付ける。また、尾脚の引込作動筒を組み立て、隔壁16番に接着する。
■零戦の全て
出力向上と共に回転直径が大きくなったプロペラ
零戦三二型は、「栄」二一型エンジンへの換装に伴って向上した出力を効率良く推力に変えるために、プロペラの回転直径を大きくした。

■零戦の戦歴
インド洋の戦い(後編)
1943(昭和18)年、インド方面で強まるイギリス軍の圧力に対処するため、日本軍は陸海軍が共同でカルカッタを攻撃した。

■世界の軍用機
川西 水上戦闘機「強風」(日本)
川西が開発した水上戦闘機。同機が配備された頃には、活躍の場は失われていたが、その開発は局地戦闘機「紫電」へとつながった。

■ステップ・バイ・ステップ
方向舵と着艦フックを組み立てる
左右の姿勢制御を行う方向舵を作る。また、着艦の際に使用する着艦フックを組み立て、尾部の胴体フレームに取り付ける。
■零戦の全て
高速発揮に貢献したプロペラ
試作段階の零戦のプロペラは2翅だったが、速度の要求値を満たせなかったため3翅に変更。これにより、時速500kmを達成した。

■零戦の戦歴
インド洋の戦い(前編)
日本軍は、北アフリカの戦いの終結とイタリア降伏に伴って、ビルマ・インド方面の戦力を増強したイギリス軍への対応に迫られた。

■世界の軍用機
PZL P.11(ポーランド)
ポーランドが国防用に開発した全金属製単葉戦闘機。同機を第1線に配備したポーランドは、列強を凌ぐ戦闘機隊を持つ国となった。

■ステップ・バイ・ステップ
減速室を組み立てる
尾部の胴体フレームに、さらに尾部縦通材を加えていく。また、保管しておいたプロペラの後部に、減速室を取り付ける。

零戦をつくるの内容

”伝説の翼”究極のモデル
世界にその名をとどろかせた「零戦二十一型」その伝説の勇姿が金属模型で蘇る

この雑誌の読者はこちらの雑誌も買っています!

零戦をつくるの所属カテゴリ一覧

Fujisanとは?

日本最大級雑誌の定期購読サービスを提供

デジタル雑誌をご利用なら

最新号〜バックナンバーまで7000冊以上の雑誌
(電子書籍)が無料で読み放題!
タダ読みサービスを楽しもう!

総合案内
マイページ
マイライブラリ
アフィリエイト
採用情報
プレスリリース
お問い合わせ
©︎2002 FUJISAN MAGAZINE SERVICE CO., Ltd.