零戦をつくる 発売日・バックナンバー

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■零戦の全て
艦上機の必須装備、着艦フック
狭く短い飛行甲板上で機体を停止させなければならない艦上戦闘機の零戦には、胴体後部下面に着艦フックが装備されていた。

■零戦の戦歴
ダンピール海峡の悲劇(後編)
日本軍は、ダンピール海峡航行中に輸送船8隻と駆逐艦4隻、将兵3,000人、大砲や弾薬などの物資を失い、作戦は失敗に終わった。

■世界の軍用機
ミコヤン・グレヴィッチMig-1/-3(ソ連)
優れた高空高速性能を持つソ連空軍の戦闘機。しかし地上軍支援が主な任務だった東部戦線では、その性能を活かす場面はなかった。

■ステップ・バイ・ステップ
尾部の胴体フレームと胴体燃料タンクを組み立てる
前号までに組み立てた尾部の胴体フレームに縦通材と隔壁を加え、胴体フレームの防火壁の操縦室側に胴体燃料タンクを取り付ける。
■零戦の全て
海軍戦闘機初の引き込み脚
零戦は、海軍で初めて引き込み脚を採用した戦闘機である。車輪間隔も広く充分な強度もあったが、ブレーキの効きが悪かった。

■零戦の戦歴
ダンピール海峡の悲劇(前編)
ニューギニア島で苦しい戦いを強いられていた日本軍は、陸軍部隊の輸送作戦を強行。空母零戦隊は輸送船団護衛に従事した。

■世界の軍用機
サーブJ-21(スウェーデン)
サーブ社が開発した双胴推進式戦闘機。特異な形態のため開発に手間取ったが、スウェーデンの戦闘機開発の基礎を作った。

■ステップ・バイ・ステップ
尾部の胴体フレームを組み立てる
今までに組み立てた尾部の胴体フレームに、縦通材と隔壁を加える。また、潤滑油タンクの形を整える。
■零戦の全て
超ジュラルミン製だった尾翼骨組
零戦の尾翼骨組は、桁と小骨、補強材で構成されていた。素材には超ジュラルミンを使用し、多くの肉抜き穴が開けられていた。

■零戦の戦歴
中国大陸からの引き揚げ
零戦は初陣から1年も満たない間に中国大陸の制空権を掌握。その後海軍は、日米開戦に備えて搭乗員を台湾などへ転属させた。

■世界の軍用機
フォッカーD.XXI(オランダ)
オランダ初の低翼単葉戦闘機。安価なことから海外に輸出され、中でもフィンランドの機体は、ソ連空軍相手に目覚しい活躍を見せた。

■ステップ・バイ・ステップ
尾部の胴体フレームを組み立てる
51号で組み立てた尾部の胴体フレームに、縦通材と隔壁を加える。また、エンジン取付架の後部に取り付けるパーツを組み立てる。
■零戦の全て
軽量化に貢献した胴体骨組
零戦にかかる荷重は、薄い外板と多数の肉抜き穴がある骨組で受け持った。このため、運動性能は優れていたが、強度は低かった。

■零戦の戦歴
アリューシャン防空戦(後編)
日本軍が戦闘機派遣を足踏みしている間に、米軍がアッツ島に上陸。同島の守備隊が玉砕したため日本軍は、キスカ島の放棄を決めた。

■世界の軍用機
ホーカー・タイフーン(イギリス)
イギリス空軍の高速重武装戦闘機。ノルマンディー上陸作戦以降、ドイツ陸軍の戦車部隊攻撃で戦果を挙げ、連合軍の勝利に貢献した。

■ステップ・バイ・ステップ
右翼の羽布と昇降舵操作機を組み立てる
右翼の補助翼の羽布張りを表現し、操縦室に昇降舵操作機を取り付ける。また、胴体フレーム前方に7.7mm機銃前面覆いを付ける。
■零戦の全て
軽量で強度も高かった主翼骨組
零戦の主翼の構造は、超々ジュラルミン製の主桁2本に縦通材と小骨を組み合わせたもので、強度の確保と軽量化を実現していた。

■零戦の戦歴
アリューシャン防空戦(前編)
1942(昭和17)年、日本軍はアッツ島とキスカ島を占領。両島に飛行場がなかったため零戦の水上戦闘機版、二式水上戦闘機を派遣した。

■世界の軍用機
ブロックMB.151/152(フランス)
フランス空軍の単座戦闘機。一度不採用となったがヨーロッパ情勢が悪化したため採用、量産されるという異例の経歴を持っている。

■ステップ・バイ・ステップ
尾部の胴体フレームを組み立てる
尾部隔壁の一部と縦通材を組み合わせて、尾部の胴体フレームを作り始める。また、操縦室に7.7mm機銃のハンドルを取り付ける。
■零戦の全て
堀越技師のアイデアが活かされた操縦系統
零戦の操縦系統には、堀越技師のアイデアから生まれた独創的な工夫が凝らされ、高速時と低速時で舵の効き具合に差が出なかった。

■零戦の戦歴
マーシャル諸島攻防戦 後編(中部太平洋の戦い6)
日本海軍航空隊を撃滅した米軍は、マーシャル諸島に上陸。これにより日本軍の前線基地は、米軍の圧力にさらされるようになった。

■世界の軍用機
フォッケウルフFw190空冷エンジン型(ドイツ)
第2次大戦後半のドイツ空軍主力戦闘機。Bf109を凌ぐ高性能に加え、修理や整備、操縦も容易だったため、派生型も多く生産された。

■ステップ・バイ・ステップ
エンジン取付架とコードを組み立てる
エンジン取付架を組み立てて着色する。また、エンジンにディストリビューターコードと点火プラグコードを配線する。
■零戦の全て
電波兵器の不備に悩まされた零戦
零戦は当時の戦闘機の標準装備であった無線電話機と、艦上機の必須である無線航法装置が装備されていたが、その信頼性は低かった。

■零戦の戦歴
マーシャル諸島攻防戦 前編(中部太平洋の戦い5)
ギルバート諸島を占領した米軍はここを起点に、反攻作戦の第2段階を開始。次なる目標は、マーシャル諸島の攻略であった。

■世界の軍用機
フィアットG.55チェンタウロ(イタリア)
空軍増強計画に基づいて開発された伊空軍の戦闘機。同空軍最強といわれたが、イタリア降伏までに31機しか完成しなかった。

■ステップ・バイ・ステップ
右翼の補助翼を組み立てる
補助翼を組み立てて、右翼のコの字ヒンジに取り付ける。また、突出型平衡重錘と補助翼操作桿連結部覆の形を整えて着色する。
■零戦の全て
先進的な形状と全周視界を誇った零戦の風防
零戦の操縦室は、当時の密閉式風防を持つ戦闘機には珍しく全周ガラス張りの風防で、良好な視界が確保されていた。

■零戦の戦歴
米軍の次なる攻略地、マーシャル諸島(中部太平洋の戦い4)
1943(昭和18)年12月5日、米海軍第50任務部隊は空母6隻とその艦上機で、マーシャル諸島の日本側航空基地を襲った。

■世界の軍用機
スーパーマリン・シーファイア(イギリス)
第2次世界大戦後半の英海軍の主力艦上戦闘機。近代的な艦戦を保有していなかった英海軍は、スピットファイアを艦戦に改造した。

■ステップ・バイ・ステップ
左翼の羽布と無線帰投装置を組み立てる
左翼の補助翼の表面と裏面にシートを貼って羽布張りを表現する。また、操縦室の右側に無線帰投装置を設置する。
■零戦の全て
操縦室の計器と操作機器
零戦の搭乗員は、計器に示される膨大な情報と飛行状態を素早く把握し、状況に応じた操作を的確に行わなければならなかった。

■零戦の戦歴
一航戦の再派遣と忍び寄る米軍(中部太平洋の戦い3)
米軍はギルバート諸島攻略開始から1週間で日本軍の拠点を占領。対する日本軍は、再建中の空母戦闘機隊を基地航空隊へ再派遣した。

■世界の軍用機
中島 二式戦闘機「鍾馗」(日本)
日本陸軍初の重戦闘機。試作機は陸軍の要求を満たしていなかったが、太平洋戦争開戦が必至だったため制式採用に至った。

■ステップ・バイ・ステップ
右翼の大骨と左翼の補助翼を組み立てる
右翼の上面、翼端側に大骨を取り付け、翼端を固定する。また、補助翼を作り、左翼に取り付けたコの字ヒンジに固定する。.
■零戦の全て
限られたスペースに多くの機器を詰め込んだ操縦室
当時の日本人の体格に合わせて設計された零戦の操縦室には、アナログ式の計器類やマニュアル操作の各種機器が詰め込まれていた。

■零戦の戦歴
タラワ島の陥落(中部太平洋の戦い2)
1943(昭和18)年11月19日に始まった米軍によるタラワ島艦砲射撃に対し、日本軍は有効な攻撃ができず、米軍の上陸を許した。

■世界の軍用機
ラヴォーチキンLa-5(ソ連)
空冷エンジンを装備したソ連空軍の戦闘機。スターリングラード戦線に配備された同機は、ドイツ軍戦闘機相手に多大な戦果を挙げた。

■ステップ・バイ・ステップ
右翼の大骨と空気取入パイプを取り付ける
右翼に大骨を固定し、空気取入パイプを取り付ける。また、操縦室内に空中線切替操作器とレバーボックス、配電盤を設置する。
■零戦の全て
美しいラインを持つ零戦の胴体
零戦の胴体構造は「セミ・モノコック」式で、空気抵抗を考えて細く絞った流線形だった。その胴体内には、重要部品が納まっていた。

■零戦の戦歴
ギルバート諸島防空戦の幕開け(中部太平洋の戦い1)
米軍は日本軍の戦力を分散させるため、中部太平洋へも進攻した。一方日本軍は戦力をラバウルに集中させており、対応に手間取った。

■世界の軍用機
三菱 局地戦闘機「雷電」(日本)
日本海軍の局地戦闘機。日中戦争時の戦訓を得て開発に着手したが、開発に時間を要したため、真価を発揮することなく終戦を迎えた。

■ステップ・バイ・ステップ
右翼のフラップと空気取入口を作る
揚力を増してブレーキの役割を果たすフラップを作り、シャフトで右翼に取り付ける。また、コクピット内に空気取入口を設置する。
■零戦の全て
俊敏な旋回の一端を担った零戦の方向舵
方向舵は、機首の左右の向きを制御する役割を担う。零戦が俊敏な旋回性能を持っていたのは、この方向舵によることろも大きい。

■零戦の戦歴
ラバウル航空隊の最期(後編)
1944(昭和19)年に入ると、ラバウル航空隊は連日のように米軍の空襲を受け、2月19日、ついにラバウルからの撤退を余儀なくされた。

■世界の軍用機
ホーカー・シー・ハリケーン(イギリス)
第2次世界大戦中、イギリス海軍は、ドイツ軍の長距離哨戒爆撃機に対応するため、ハリケーンを艦上戦闘機に改造した。

■ステップ・バイ・ステップ
右翼の主脚と無線機用発電機を取り付ける
右翼の主脚にディテールを加え、タイヤハウスなどと合わせて主翼に取り付ける。また、コックピットに無線機用発電機を設置する。.
■零戦の全て
零戦に優れた縦方向の飛行性能を与えた昇降舵
上昇や降下といった縦方向の飛行制御は、昇降舵によって行われる。零戦は、旋回性能同様、縦方向の飛行性能にも優れていた。

■零戦の戦歴
ラバウル航空隊の最期(前編)
天候が許す限り連日のように空襲を行うアメリカ軍に対して、ラバウルの二〇四空は三号爆弾を使用するなどして戦果を挙げた。

■世界の軍用機
チャンス・ヴォートV-143(アメリカ)
アメリカ陸軍で不採用となった戦闘機だが、日本が購入した試作機は、一式戦や零戦などの設計に影響を与えた。

■ステップ・バイ・ステップ
無線操作器と右翼の主脚を作る
胴体フレームの内側に無線操作器を取り付け、前号までに作った右翼の主脚にシリンダーなどを加える。また左翼にヒンジを付ける。
■零戦の全て
安定性と運動性を両立した零戦の尾翼
尾翼は安定した姿勢で飛行するための役割を担う。零戦の尾翼は開発当初から完成度が高く、最終型まで大きな設計変更はなかった。

■零戦の戦歴
ラバウル防空戦(後編)
米軍はブーゲンビル島の飛行場完成後、ラバウル空襲を敢行。零戦隊は果敢に迎撃を行ったが、戦力の劣勢は否めなかった。

■世界の軍用機
ブラックバーン・ロック(イギリス)
イギリス海軍の動力銃塔付複座艦上戦闘機。艦上戦闘機として開発されたが速度性能が著しく低かったため、一度も艦載されなかった。

■ステップ・バイ・ステップ
右翼の主脚を作る
右翼の主脚の軸にホイールや車輪などを組み合わせる。また、左側面の計器板を作り、胴体フレームの内側に取り付ける。
■零戦の全て
零戦の主翼端の折り畳み機構
零戦二一型は、空母搭載時の利便性を図って左右の主翼端を各50cm折り畳めるようにしたが、三二型や五二型以降では廃止された。

■零戦の戦歴
ラバウル防空戦(中編)
ブーゲンビル島に飛行場を完成させた米軍は、ニューブリテン島へ上陸を開始。零戦隊はこれを阻止するため、爆撃と迎撃に奮闘した。

■世界の軍用機
ハインケルHe219ウーフー(ドイツ)
ドイツ空軍最高のレシプロ夜戦といわれたが、開発元のハインケル社社長とナチス党との軋轢が原因で大量生産されなかった。

■ステップ・バイ・ステップ
LEDランプと蓄電池ボックスを取り付ける
右翼の小骨を一度外し、LEDランプを配線しながら再度組み立てる。また胴体フレームに蓄電池ボックスを取り付ける。

零戦をつくるの内容

”伝説の翼”究極のモデル
世界にその名をとどろかせた「零戦二十一型」その伝説の勇姿が金属模型で蘇る

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