Newton(ニュートン)の編集長インタビュー

編集長プロフィール

ニュートンプレス
「Newton(ニュートン)」編集長 水谷仁さん

みずたにひとし 1942年東京都生まれ。東京大学理学系大学院修士課程修了。名古屋大学理学部教授、宇宙科学研究所惑星研究系教授。その間カリフォルニア工科大学、コロラド大学などに客員研究員として滞在する。2005年―現在 科学雑誌「ニュートン」編集長。専門は地球物理、惑星物理学。

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第69回 Newton(ニュートン) 編集長 水谷仁さん

科学の面白さを分かりやすく伝える

―ことしが創刊30周年ということですが、創刊されたときのことをよく覚えています。創刊時と今とでは何か編集方針など変わったところはあるのでしょうか。

ニュートン・プレ創刊号
ニュートン・プレ創刊号
ニュートン創刊号
ニュートン創刊号

いえ、編集方針は「科学の面白さを分かりやすく伝える」ということで変わっていません。スタイルが時代とともに少し変わったかなというくらいです。 ことしが創刊30周年ということで、8月号、9月号で人気の高い宇宙の特集を2回に分けて行いました。

―広い読者を獲得されている雑誌ですが、コアな読者層というとどのあたりになりますか。

読者は小学生から80歳代までと広いのですが、中高生と30~50代と2つのピークがありますね。一時少し低迷していた部数もこのところは安定しています。

―水谷さんは科学者であるわけですが、編集の世界に来られた理由は何ですか。

私は竹内均さんの一番弟子ということでしたから、彼の後釜としてはふさわしいだろうということで(笑)。
科学者っていつも研究費が不足しているので、そのことを文科省や財務省の役人によく知ってもらわないといけないんです。その研究費を獲得するためには、やはり一般の人に科学の面白さ、大切さを理解してもらわないとダメですよね。その意味もあって、科学者にとっても科学啓蒙はとても重要な仕事だと思います。そういう思いもあり、「ニュートン」の編集にたずさわることにしました。

―雑誌ではどういう分野が人気なんでしょうか。

宇宙や地球のことについては昔から読者の反応はいいですよ。最近では比較的、生物学が注目されているようです。DNAやiPS細胞など新しい生物学の話題も読者の関心が高いと思います。科学の趨勢が現れていますね。

―毎回思うのですが、タイトルのインパクトがすごいんですよ。「E=mc2」とか「微分・積分」とか(笑)。こんなタイトルで売れる雑誌って世界探しても日本しかないんじゃないかって。日本人の知的水準の高さというか、ともかく感心させられます。

中国語や韓国語にも翻訳されている
中国語や韓国語にも翻訳されている

そうですね、タイトルにはストレートなものが多いですね。タイトルはたぶんに社長の意向が入っています。確かにおっしゃるように、こういうタイトルで書店で手にとって買って下さる方が多いというのは、日本人の知的水準の高さを表しているのでしょう。時々われわれはモニター会議というものをひらき、読者のかたに集まっていただいていろいろと議論するんです。小中学生も来ますが、よく勉強していますよ。「こんな書き方じゃダメ」「絵がこれじゃダメ、わからない」とか、とにかくスルドイんですよ(笑)。怖い読者ですね。われわれも勉強になります。
それに、まあ、こんなこと言うのはよくないのかもしれませんが、よく出来た、と思える号はやはり売れます(笑)。読者は正直です。

―こどもの理科離れとかも一時問題になりましたが、「ニュートン」があれば大丈夫ですね(笑)。

はい(笑)。子供ってみんな科学好きですよ。不思議なことに対する好奇心というのは誰にでもあって、子供のころは特に旺盛ですからね。
でも学校の先生が忙しすぎて、その好奇心の芽をつんでしまうことがある。花を見ても動物を見ても、何だろう、どうしてこうなるんだろう、って思う気持ちを育ててほしい。そんなもの中高の受験に出ないからいらないじゃ、困りますね(笑)。
「ニュートン」の姿勢は、教えるということをしないってことなんです。教えるってスタンスでやると、どうしても教科書的になってしまいますね。そうではなく、不思議なものがあれば、こんな面白いものがあるんだけど、といった形で皆に投げかけて展開していく。
そこに読者が魅力を感じてくれる。
小学校の理科もそうであればいいんです。授業の時間が短いからあまり長くは引っ張れないけど、でも短絡的に答えを出すのではなく、不思議だなあ、じゃあそれを調べてみよう、それをいじってみようか、といった問いの投げかけがもっと欲しいですね。
私は理科の先生が「ニュートン」をもっと読んでくれたらいいと思います。われわれがやっているような、教科書的ではない方法をうまく授業に取り入れてもらえたらと思っています。

―男性読者が多そうですね。

そうなんです。女性が少ない。本当はもっと女性に読んでもらいたいですよね。お母さんに読んでもらいたい。これからの科学技術は女性の手になるものが増えてきますよ。原発、エネルギー、環境・・・これらを選択しプロジェクトを推進していくとき、政治や行政を動かしていけるのは女性のパワーですし、子供に教え、未来をつくっていくのは母親の力です。
的確な技術的、科学的な知識を女性、母親がもってくれたらと思い、彼女たちに向けて分かりやすい言葉で伝える努力は日々行っています。
それに医学、栄養素、健康といった女性に関心が高いテーマも取り上げるようにしています。

―今回「雑誌大賞準グランプリ」に輝いたのは6月号で「福島原発 超巨大地震」でした。
震災を受けて、時間のないなかでつくられたことと思いますが、非常にわかりやすく、よく出来ていますね。

これは未曾有の大災害でした。避けて通るわけにはいかない問題で、5月号のシメキリはすぎていたのですがそこでまず短報を入れ、次号の6月号で原発も含めた特集を組みました。お蔭様で評判はよく、売れた号になりました。
われわれはずっと地球サイエンスをやってきて、地震予知は不可能だから防災に力を入れるべしと言ってきたのですが、それにしても東北地方でマグニチュード9の地震が起こるというのはまったく想定外でした。
これはいったいどういう自然現象なのか、ということをまず知らせよう。それと原発ですが、このメカニズムもあまり知られていなかった。昔「ニュートン」で特集したものがあったので、それをもとに新しく見直し、どこに問題があったのかを提示する、ということに努めました。

―編集部は何人くらいですか。ほとんど社内でつくっておられるのですか。

研究室を思わせる個室にある編集長デスク
研究室を思わせる個室にある編集長デスク
本棚には古い資料などがぎっしり
本棚には古い資料などがぎっしり

編集部は20人くらいです。自分たちで企画し、専門家のところへ取材に行っては自分たちで書きます。イラストもそうです。社内でほとんどつくります。相当専門的なことを分かりやすく伝えなければならないので、そこが難しいところですが、長年の蓄積がありますからね。

―編集者はやはり理科系の人ですか。

そうですね。昔は文科系の人もいたようですが、いまはみんな理科系ですね。でも、必ずしも理科系である必要はないと思います。
一般の人に伝えるわけですから、一般の人がわかるように噛み砕いてうまく説明できればいいんです。ですから、理科系の人でもむしろ自分の専門外のものを扱ったほうがいい記事になったりもします。なまじ知っていると、これは常識と思って省いちゃったりして、一般の人に伝わらなかったりしますからね。
言葉ひとつとっても、科学者がイメージしているものと、一般にイメージされているものとはかなり乖離があったりしますからね。そのへんはもう30年やってきているわけですから、ノウハウの蓄積はなされていると思います。

―企画はどんな感じで形になっていくんですか。

だいたい半年くらい前にネタは決めていくんですよ。で、最終的には私と社長を含む企画会議などで判断してGOを出す形です。ネタは個々の編集者が考えて持って提案してくるんです。それに私がいろいろアドバイスしたりする形で進行していきます。

―水谷さんはいつごろから物理の研究者になろうと思われたのですか。

私は高校に入ってから物理が好きになって、大学でも専攻することになったのですが、最初は気象台の観測者になろうと思ってたんですよ。それが、竹内均先生との出会いがあって、お前は地球物理の道に来いと(笑)。それからずっとその道の研究者としてやってきました。
家に帰るのはいつも午前様でしたから、ほとんど研究室にいたような人間です。
なんで学者はそんな遅くまで研究室にいるんだと言われますが、これは研究が進んでくるとそうならざるをえないんです。
自分の選んだ分野の研究を極めてくると、だんだん世界で誰と誰がそこのトップにいるというのが見えてくる。そうするとそのトップ数人で世界一を競うレースのような状態になるんですよ。そうしたら、まだアメリカの誰それは起きて研究してる、ヨーロッパの彼は起きて研究してる、ということになると、自分だけ先には帰れないでしょう(笑)。

―じゃあ今は楽になりましたね。

あの頃と比べたらそうですよ。今はゆっくり出社して8時頃には帰りますから。会社では先ほど申しましたようなことをし、土日は長野に別荘があるので、そこで畑仕事をしています。肉体労働ですからこれも大変ですが、土に触れているとほっとしますね。

―最近凝っておられることなどはありますか。

広重の浮世絵より。確かに月の影が描かれている
広重の浮世絵より。確かに月の影が描かれている

私は趣味といえるほどのものはないんです。読書をしたり山登りをしたりは普通にやりますが、そういうのは趣味とは言えないでしょう。ただこのごろは古い絵に残された町並みを探してその場所に行くというのが楽しみになっています。これは面白いです。
たとえば広重の作品に浅草の芝居小屋やお茶屋のある風景を描いた浮世絵があるのですが、これに中秋の名月が描かれていて、この月の位置から描かれた時間が真夜中0時だと分かるんです。真夜中にもかかわらず、すごい人出で、その人たちの影がくっきり描かれている。これは芝居小屋のある明るいところであるにもかかわらず、江戸の町がいかに暗かったかを証明しているんです。月明かりの人影って最近はほとんど街中では見られないですからね。
そんな風景をときどき探索するのが、まあ楽しみといえば楽しみでしょうか。

編集長の愛読誌

(2011年10月)

取材後記
科学者の話は面白い。編集者になって以来多くの科学者からいろんな話を聞かせていただいてますが、いつも何か発見があるような気がします。たぶんそれは科学者が、自分が普段見ている角度とはまったく違うところから見る視点を与えてくれるからだ、と思うのです。藤原定家の「明月記」に、かに星雲の超新星爆発が書かれていると私に教えてくれたのも科学者でした。
「ところで、中秋の名月はご覧になりました?」と水谷さんに聞かれたので、はい、と答えると、「広重の浮世絵に面白いのがあるんですよ」と見せていただいたのが「猿わか町よるの景」。今でいう浅草6丁目の風景ですが、芝居小屋やお茶屋が軒を連ね、江戸でも賑やかだった場所です。「これ中秋の名月を描いているんですが、月の角度からいうと真夜中零時ころです。でもこんなに人があふれているんですね」。
確かに深夜でも賑わう町の様子が描かれています。でもその人たちにはくっきりとした影も描かれています。月の光による影です。「面白いでしょう。こんなに賑わう場所でも、月で影ができる。江戸の町がいかに暗かったか、これでわかるんですよ」。
単純なことかもしれないけど、こういう視点に気づかせてくれる。これが科学者のすごさなんだと思うんですよ。

インタビュアー:小西克博

大学卒業後に渡欧し編集と広告を学ぶ。共同通信社を経て中央公論社で「GQ」日本版の創刊に参画。 「リクウ」、「カイラス」創刊編集長などを歴任し、富士山マガジンサービス顧問・編集長。著書に「遊覧の極地」など。

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1 Newton(ニュートン)

ニュートンプレス.

Newton(ニュートン)

2020年09月26日発売

目次: 物理・化学・生物・地学のエッセンスがまるわかり!
まるごと中高理科
監修 武村政春/今井 泉/和田純夫/縣 秀彦
執筆 小松研吾(編集部)・鈴木彰容(編集部)
   ・竹ヶ原諒貴(編集部)・板倉 龍(編集部)

中学・高校の理科で学ぶ,物理・化学・生物・地学(物化生地)。これら4分野のエッセンスを「教養」として身につければ,世の中の見え方がきっと変わるはずだ。最先端の科学の基礎をなす,中高理科を丸ごとマスターしよう。

PART1 生物 生物のしくみと進化

PART2 化学 物のなりたちと性質

PART3 物理 世界を動かす法則

PART4 地学 ダイナミックな地球


FOCUS Plus
医学
今冬,新型コロナとインフルの
同時流行にどうそなえるか
監修 石田 直
執筆 山田久美
生物学
原始生命体の進化のかぎは「寄生体」
協力 市橋伯一
執筆 三澤龍志(編集部)
生物学
カエルのお尻の穴から生きたまま脱出する虫
協力 杉浦真治
執筆 財部薫乃子(編集部)
生物学
南太平洋の海底下から太古の生物が発見された
協力 諸野祐樹
執筆 財部薫乃子(編集部)

Topic
読めば走りたくなる! ランニングの教科書
【試し読み】
「走るのは体にいい」はほんとう?
適切な頻度や時間はどれくらい?
監修 桜井智野風
執筆 小野寺佑紀

Topic
苦痛をやわらげる
「脳内麻薬」と「医療用麻薬」
【試し読み】
鎮痛,快感,依存……。正しく知りたい身近な「麻薬」
監修 池田和隆
執筆 北原逸美

みがこう! 論理的思考力
正しい三段論法
監修 高橋昌一郎
執筆 三澤龍志(編集部)

みんなの「老い」講座
「感覚」と老い
監修 北川公路
執筆 前田 武

こんなに違う! オスとメス
オスだけがもつ巨大な角
監修 飯島勇人
執筆 財部薫乃子(編集部)

参考価格: 1,089円

驚きと興奮のサイエンスマガジン 『ニュートン』

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目次: 【特集:アルツハイマー病】
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発病の謎を解く新たな視点
なぜ女性に患者が多いのか 更年期に起こる脳の変化
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【特集:暗黒物質の有力候補 ステライルニュートリノを追う】
動き出した米国の探索実験
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プラ材料劣化,近赤外光で診断/抗体医薬,精製コスト低減/気温の変化で発電/
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トマトが持つ変異の驚異/ニュース・クリップ/ヒッチハイクする卵  ほか

◇From Natureダイジェスト:ミトコンドリアDNAを正確に編集
◇ヘルス・トピックス:譫妄の予防策
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◇ANTI GRAVITY:巣ごもりの友
◇パズルの国のアリス:みんなで操作するハリネズミロボット
◇BOOK REVIEW
『砂と人類』 加藤耕一,『幻覚剤は役に立つのか』 丸山 敬
<連載>森山和道の読書日記 ほか
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科学の「先端」「発見の快感」を伝える一般向けの総合科学誌

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目次: 【特集】
●アップデートされる恐竜
恐竜の研究が始まったのは200年ほど前。当時の科学者たちは数少ない化石を頼りに、未知なる巨大生物を推測するしかなかった。しかし今、解析技術の進歩と化石の発掘ラッシュのおかげで、恐竜の本当の姿が見えてきた。体色から子育て法、進化の道筋まで、恐竜像が塗り替えられている。
●売られる少女たち
インドの西ベンガル州とバングラデシュでは、毎年数千人の少女が性的搾取を目的として売られている。彼女たちの多くが貧しい家庭の出身で、拉致されたり、だまされたりして、売春を強要されるようになった。救出された二人の少女の体験を中心に、世界的な問題である児童売買を考える。
●アマゾンのオウギワシ
科学者や観光業者、ナッツ採集者たちが協力して、世界最大級のワシを守る活動が始まっている。
●米国の国立トレイル
大自然を体感できる国立トレイルは米国の宝物。だが予算不足から、多くで維持管理が行き届いていない。

【コラム】
●PROOF 世界を見る「光がつくる不思議な風景」
砂漠や湖、峡谷といった雄大な風景に人工的な光を当てたら、どんな画像ができるのか?そんな好奇心を抱いた写真家はドローンにライトを搭載し、世界各地の自然風景を照らし出した。
●EXPLORE 探求するココロ
「新型コロナと動物たち」「音を使ってサンゴ保全」「サメが見ている世界」「白黒写真の現像道具」
●THROUGH THE LENS レンズの先に「悲しみを越え、希望を見つける」
写真家は米国デトロイトで2週間、パンデミックと闘う人たちの取材を敢行した。彼らの力強さを目の当たりにできたことは、自分が感染する危険を冒すだけの価値ある体験だった。

●読者の声
●テレビでナショジオ
●次号予告
●日本の百年「活字を探して」
●今月の表紙
デイノニクスの雄が抱いていた卵から、赤ちゃん恐竜がかえった。最近の研究によって、恐竜たちの形態や生態に関する新たな知見が得られている。

参考価格: 1,210円 定期購読(3年プラン)なら1冊:794円

テレビや新聞では報道されない、世界の“いま”を知ることができます。

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2020年09月04日発売

目次: 特集は10月6日に地球に最接近する火星。
今回の火星接近は、2018年7月の大接近とくらべて地球との距離は遠くなるものの、火星の見かけの大きさは2018年接近時の約95%と充分に大きな火星像を観察できます。
「準大接近」とも言われる今回の接近時は火星の表面模様を観測するチャンス。
特集では現在の火星表面の様子、今後の見どころを詳しく紹介します。
あわせて、惑星撮影テクニックの集中連載も特別編として火星の撮影テクニックを紹介します。
そのほか、7月に衝をむかえた木星と土星の様子と今後の注目ポイント、1等級に増光し、雄姿を見せたNEOWISE彗星の7月中旬からの経過を詳しく紹介。
ペルセウス座流星群の速報もレポートします。

定期購読(【月額払い】プラン)なら1冊:489円

毎月の天文現象と、新製品のニュースをお伝えします。

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2020年09月04日発売

目次: ★表紙画像
火星探査機「バイキング」のデータから作成した火星面のイメージです。特集の「火星、接近」では、火星の観測ポイントに加え、火星探査のこれまでとこれからを紹介します。

★火星、接近(解説/浅田英夫、谷川正夫、小林仁美)
火星が地球に準大接近中! キラッと輝く「南極冠」や黒い「大シルチス」などの見所が満載な火星の観察ポイントや、スマホでの撮影方法について紹介。さらに「有人ミッション」も視野に入れている火星探査のいまを解説します。

★機材セレクション 星にフォーカス オリンパス OM-D E-M1 Mark III(解説・作例/飯島 裕)
オリンパスのカメラ「OM-D E-M1 Mark III」は、オートで天体に確実にピントを合わせる「星空AF」が大きな注目を集めています。「銀ノ星」の飯島裕カメラマンが、星空撮影機能の紹介や開発者のインタビューで本機をレポートします。

★Deepな天体写真 豪州遠征記3 星撮り現場で緊急事態頻発(報告・作例/三本松尚雄、崎山義夫、荒井俊也)
「星ナビギャラリー」でお馴染みの3人によるオーストラリア遠征レポートの第3弾です。遠征先では突然の悪天候や機材トラブルなど、アクシデントに襲われることもあります。そんな時の解決策を座談会形式で報告します。

★天文外史 アマチュアの活動を牽引 東亜天文学会創立100年(紹介/山田義弘)
天文学は、愛好家と研究者が手を携えることで大きく進歩した学問です。日本の天文学に大きな影響を与えたのが、1920年に創設された「東亜天文学会」です。本会100年の歩みにスポットを当てます。

★マユコの星ナビch 突撃!ラボ訪問(紹介/マユコ)
YouTubeチャンネル「アスナロサイエンス」で情報発信を行うマユコさん。初ゲストは「銀河考古学」の研究者です。「化石を掘るような」銀河考古学の話の面白さについて紹介します。記事のこぼれ話はYouTubeチャンネルにて!

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星空の楽しみ方を提案する新しいスタイルの情報誌

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6 設備と管理

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2020年09月11日発売

目次: ■付録

ポケット版 ビル管理実務資料集 Part11[事業者の判断基準編]

「ポケット版ビル管理実務資料集」シリーズは11冊目となった.今回は省エネ法の「事業者の判断基準」(以下「判断基準」と記す)で,付録は2章構成となっている.第1章は事務所編,第2章は工場等編でこれまでのシリーズと同様,現場実務で活用いただければ幸いである.

■特設

個別空調の最適容量選定と運用改善[後編]
木下 敬雄(ダイキン工業)

ビル用マルチエアコンを代表とする「個別空調」は1980年代以降,「24時間自由に使える」「各部屋で温度調整ができる」などのメリットが認知されて広く普及してきた.個別空調の省エネの手法として「最適容量選定」と「運用改善」について最新の取組みを紹介する.

■隔月連載

ビル防災と安全への道シリーズ 第3回 川治プリンスホテル雅園火災
加藤 孝一

日本のホテル火災といえば,東京のホテルニュージャパン火災を語る人が多い.ところがホテル火災で最も多くの犠牲者を出したのはホテルニュージャパンではない.
自火報の非常ベルが鳴ったのに誤報と決めつけ,誤作動の案内を流し死者45名を出したプリンスホテル雅園で発生した火災だ.

■ライセンス

ビル管理試験 計算問題の攻略

2010(平成22)年~2019(令和元)年の10年間に行われたビル管理技術者試験問題で出題された計算問題は全72問.2015~2017年の3年間は5~6問と少なかったが,それ以外の年は毎年7~9問が出題されている.1つ1つの問題に使える時間は約2分と短いので,傾向と対策について研究する.

■ニュースラインナップ

・COVID-19×災害時避難に関する情報集約サイト(β版.通称:i-DESC)

・空調換気によるCOVID-19の拡散についての見解

・医療従事者への飛沫感染リスクを抑えるカーテン

・令和2年建築設備士「第一次試験」(学科)の合格者を発表

・東京「KANDA SQUARE」がオープン

■フォトギャラリー

Hareza Tower(ハレザタワー)

■道草の拾い読み

東京豊島区 豊島区立トキワ荘マンガミュージアム

■連載

・事例に学ぶ設備お悩み相談室/72.オフィスビルのレイアウト変更に伴う空調設備改修

・設備英語の英絵おもしろ百科/設備機器類の維持管理

・のぞき窓を閉めないで/爽やかなる目覚め,至福のひととき!

・ビル設備メンテナンス早わかり/第4章 消防設備とメンテナンス/12.火災警報設備・自動火災報知設備とメンテナンス

・マンションを100年持たせる再生シナリオ(実践編)/38.特集マンションを100年持たせるための耐震化(前編)

・現場ではたらくビル管INTERVIEW/109.小林 祐樹(八重洲地下街/加州産業)

参考価格: 1,650円

ビル・工場の設備を管理するエンジニアとマネージャのための専門誌

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7 リサイクル通信

リフォーム産業新聞社

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リサイクル通信

2020年09月25日発売

目次: ■2020年9月25日号の主な内容

■ニュース
非対面買取、オンラインで本人確認
ネット売上昨対2倍 ハードオフ
ブランド品相場が高騰 コロナ前を上回る水準に
家財整理相談窓口 ウェビナーを開催
ビデオ通話で産廃・買取見積 JRL
古物商申請をデジタルで ショシナビ
破損農具の買取事業 MEトレーディング
レア物発掘する動画チャンネル ベクトル
リコール品への迅速対応可能に メルカリ
ネット接客ツール開発 ブランド買取のビープライス
中古ブランドのライブ販売支援 イゼンショウジ
秋葉原に「リユース館」 ツクモ
マンション住民向け収納サービス 野村不動産
古書の一括査定サイト ノースフィールド
鹿児島にDIY訴求する新業態 ecommit
中古子供服のポップアップ店 ポストアンドポスト
アウトドア用品のレンタル インフォテック
家で選んで催事で購入 バイセル
不用品の持込拠点を展開 ジモティー
おもちゃのサブスクに法人プラン トラーナ

■トピックス
コロナが加速させる業界再編
M&Aブランド企業3社の共通事項とは?

リユース業界でM&Aが相次いでいる。新型コロナの影響による業績悪化や先行き不安が募る企業が増える一方で、成長の加速やシェアを取るために買い手の意欲も高い。8月にはブランド品を扱う企業3社の買収が明らかになる等、業界再編のギアが一段と上がりそうだ。

■コロナ提言インタビュー
パシフィックネット 上田満弘社長
「脱店舗、ITサブスク転換で新時代に順応」

中古PC販売から、企業のPC周りを月額支援する事業へと鞍替えしたパシフィックネット(東京都港区)。働き方改革がもてはやされた頃から乗り出していたITサブスクリプションサービスが、コロナ下における企業のテレワーク移行に一役買っている。機器の調達、管理、引取回収までを自社で完結できる企業は唯一無二。上田満弘社長に話を聞いた。

■コーナー
◎データで見るリユース市場
中古市場2兆円時代
ネット販売が成長を牽引

◎注目の取り組み
赤富士竜市(トリアイナ)
「時代家具を工房で修復しネット販売」

◎リユース×テクノロジー
LiveCall(スピンシェル)
「アプリ不要でウェブ接客」

◎市場の行方
質のカドノ質店…今は耐え、将来考える時
古着店カトナのcai…古着と地域情報の併売へ

◎Bバイヤー道
バリュエンスジャパン 
事業推進部 武田浩則部長

◎Voice~読者の声
テーマ「withコロナで感じる変化」
①「中古自動車の相場下落を仕入れのチャンスに」
(カーペイディーエム)
②「飲食店からの買取依頼で苦境を肌身に感じる」
(リサイクルショップ七つ星)

■連載
◎繁盛店の店づくり
新宿 北村写真機店(東京都)
「カメラの聖地・新宿に新業態」

◎倒産100本ノック?
「ビジネスモデル オブ ドンドンダウン」
やはり(色んな意味で)超絶ヤバイ!

◎ブランド市場バイヤー 斎藤清の俺に学べ!! 
「コロナ禍の半年を振り買って」
市場は翻弄されるも相場は上昇トレンド

◎遺品整理ダイヤリー
七助(埼玉県)
「会話が引きこもり卒業の手助けに」

◎交友録
上州屋→質屋マルイチ
「金融経験活かし多方面で活躍」

◎中古本売上速報 8月
中古市場の人気商品はコレ!
「『危険のビーナス』ドラマ化でランクイン」

◎海外中古市場データ
電気製品・その他
「南米向けに病院ベッドや車いすの需要増」

◎中古バイク成約相場速報 8月
バイク販売店が多く参加するITオークションで
成約した車輌を排気量別に分けて集計

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  • 2020/09/10
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化学

2020年09月18日発売

目次: 【研究物語】人工知能を利用する医薬品,生物活性化合物の合成
──最適な合成ルートを提案する人工知能“SYNSUP”の開発 ●豊田真弘

【解説】翻訳反応サイクルを加速するmRNA分子──mRNA医薬品の分子設計戦略 ●川口大輔・阿部奈保子・阿部 洋

【解説】アルミニウムの自発的な界面剥離現象の謎に迫る──より高強度の金属材料開発に向けて
●戸田裕之・都留智仁・山口正剛・松田健二・清水一行・平山恭介

【紹介】光る輪島漆器「余光」の誕生──伝統技術と最先端技術とのコラボレーション ●呉屋 剛・桒田健二・久保田是史・宮﨑勇介・森井克行

★好評連載★

◆カガクへの視点 研究成果の社会実装 ●金澤良弘

◆誰も教えてくれない! 物理化学(分光学編)(18)赤外分光って何?──赤外分光法のおさらい(PART 3) ●宮川雅矢

◆化学の特許はおまかせ! 中務先生のやさしいカガク特許講座(21)ライセンス契約について ●中務茂樹

◆分析機器の進化から見た 現代化学史(22)二重共鳴法の開発とその関連分野の発展
──化学,物質科学,生化学,生物物理への応用 ●廣田 襄

◆化学つれづれ草 (42)応用開発研究にまつわる思い出 ●田中一義

◆研究会へようこそ!(10)光触媒研究会──光がかかわる触媒化学 ●森川健志・古南 博

◆化学ナンバープレイス

◆化学の本だな 書評・新刊紹介

◆化学掲示板(8月)

◆編集室から

【2020年の化学】

<注目の論文>

アゾベンゼンの新しい“かたち”/ナノの光を使った化学反応/線状DNAと環状DNAの挙動/最も複雑なタキサンジテルペンの化学合成

<最新のトピックス>

水素ラジカルは切れ味鋭い原子のハサミ/有機電解合成のルネサンス/構造DNAナノテクノロジーの最新動向/原子拡散が織りなすナノ構造

参考価格: 880円 定期購読(1年プラン)なら1冊:725円

最新の情報から話題のトピックスまで,研究者がいちばん知りたい,化学のおもしろい情報を満載した総合誌

  • 2020/08/18
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