礼拝と音楽 発売日・バックナンバー

目次:
特集=創造と環境

詩編の詩人は、はるかに天を仰いで、「御名は全地でいかに力強いことか」と、天と地を創造された神を賛美しました。深い畏れと謙遜をもって、その被造世界に生きることをゆるされた幸いを心に刻み神を礼拝したのです。今、神と隣人を遠ざけ、経済と利便性を優先する私たちの時代は、もはや引き返せないポイントに達しようとしています。未来に対する責任を負う者として神の前にひざまずき、応答する信仰を考えましょう。

◆聖書・神学・賛美歌に見る創造──その論理構造と現代の課題……水野隆一
◆すべてのいのちを守るため──『ラウダート・シ』から『ラウダーテ・デウム』まで……瀬本正之
◆被造世界の正義といのち──WCC第11回総会の礼拝式文(抄録)……編集部
◆創造と環境をどう歌うのか──世界の課題を抱いて……宮﨑光
◆エッセイ 再考する神への想像力……桃井和馬
◆エッセイ 神と土と人の交わるところ……荒川朋子

【特別インタビュー】
高浪晋一氏に聴く
「『讃美歌21』 やさしい伴奏譜」電子版リリースに寄せて

【好評連載】
◇古の響き、代々の祈り(9)……西脇純
◇聖書の歌をうたう(16)……浦上充・鈴木道也・水野隆一・飯靖子
全60件中 1 〜 15 件を表示
1,650円
特集=祝祭と賛美──教会はいつもヒム・フェスティバル

教会と「神を賛美する歌」は、切り離すことができません。イエスはあの夜、賛美の歌を歌ってからオリーブ山へ出かけました。パウロはシラスとともに、獄中で賛美の歌を歌って神に祈りました。ヤコブの手紙の著者は、喜んでいる人に向けて「賛美の歌を歌いなさい」と勧めています。詩編の詩人は告白します。神ご自身が、新しい歌を、神への賛美を授けてくださった、と。わたしたちの歌声が解放された今、ひときわ高らかに賛美の歌を歌う集いを、『礼拝と音楽』は応援します。

◆人生はフェスティバル……小栗献
◆賛美歌フェスティバルをしよう……水野隆一
◆声と心を合わせて──「賛美の歌を歌う集会」事例報告
 ・神さまの臨在を感じる器──教会音楽祭……中島郁代
 ・共なる賛美の再興──新生讃美歌20周年記念ヒム・フェスティバル……江原美歌子
 ・「中会さんびの集い」再開の喜び……関伸子
 ・クリスマス物語──クリスマスイヴのキャロル礼拝……加藤啓子
 ・多くの方と賛美を共に──日本基督教団神奈川教区賛美フェスティバル……吉岡望
 ・植物のイメージで紡ぐ歌と祈り──カルヴァン礼拝シンポジウム晩祷……荒瀬牧彦
 ・声を合わせて生まれ育てられる──日本賛美歌学会歌集……編集部、日本賛美歌学会
 ・日記と詩で綴るいのちの歌──編集部、キリスト教音楽講習会事務局
◆ヒム・フェスティバルの企画、実施、評価、そして礼拝へ……二田真知子

【特別寄稿】
◇心の響きを伝える──I wonder as I wanderを訳して……木村恵子
◇Confitemini Domino 橋本周子先生を送る……岩崎真実子

【好評連載】
◇古の響き、代々の祈り(8)……西脇純
◇聖書の歌をうたう(15)……鈴木道也・飯靖子・塚本潤一・玉理照子・水野隆一
1,650円
特集=集う

集うことが禁じられた時代、キリスト者たちは隠れた場所で神に賛美をささげました。離れたところにいる信徒たちへ、パウロは手紙を書き送りました。ルネサンスを生きた人びとは、印刷術を巧みに用いてみことばを伝えました。与えられた環境・通信手段・テクノロジーで、信仰をつなぐ。教会の「創意工夫」の伝統は、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックを乗り越えつつあるわたしたちにも、しっかりと受け継がれています。

◆礼拝における「集い」の再考──コロナ禍とオンライン礼拝の経験から……越川弘英
◆オンラインから再び礼拝堂へ、あるいはハイブリッドへ……浦上充
◆集えない人たちとともに──インターネット活用事例
 ・城之橋教会から『聖書のお話』を……柳本保子
 ・一緒にいなくても、僕らは力を合わせてる……川上盾
 ・身近なツールで教会とつながる……稲葉基嗣
◆ライブのよろこびを再び……飯靖子
◆奏楽に見るオンラインの可能性……竹佐古真希
◆〈インタビュー〉メタバースと教会……石田善太
◆病室から奏でる祈り──分身ロボットOriHimeを扉にして……松原葉子

【好評連載】
◇古の響き、代々の祈り(7)……西脇純
◇聖書の歌をうたう(14)……望月麻生・水野隆一・鈴木道也・飯靖子
1,500円
特集=ルターと会衆賛美歌の500年

「Aus tiefer Not schrei ich zu dir 深き悩みより われはみ名を呼ぶ(『讃美歌21』160)」。詩編の詩人の叫びは、ルターによって歌となり、わたしたちの賛美歌集へと伝えられています。ルターの賛美歌出版から500年を記念するこの年の初めに、わたしたちは何を歌い、何を伝えようとしているでしょうか。世界は深い悩みの淵から、今もなお神の名を呼び続けています。

◆ルターの賛美歌集……伊藤節彦
◆カトリック教会の会衆歌の歴史……松橋輝子
◆会衆賛美の旋律をめぐって─時を超えて歌い継がれた旋律たち……米沢陽子
◆〈インタビュー〉バッハのコラールカンタータ……鈴木優人
◆会衆賛美の現在の状況とその未来を考える……尾尻早弥
◆視覚メディアとしての賛美歌…編集部

【特別インタビュー】
季刊『礼拝と音楽』200号と共に歩んで……北村宗次

【特別寄稿】
楽譜を考える……佐々木悠

【企画】
『讃美歌21』作者情報最新データ
総目次 150号〜199号(2011年〜2023年)

【好評連載】
◇聖書の歌をうたう(13)……水野隆一・鈴木道也・塚本潤一・飯靖子
1,500円
特集=ウィリアム・バードとテューダー朝の音楽

エリザベス1世時代の王室礼拝堂音楽家でありつつ、カトリック信仰を貫いた音楽家ウィリアム・バード。2023年はバードの没後400年にあたります。時代を生きるために立ち回ったのか、はたまた信仰の違いの中に普遍性を見出していたのか。バードの教会音楽は、21世紀の今も英国教会の財産であるだけでなく、教会や文化を超えて人々の心に生き続けています。

◆多面性を備えた音楽家─ウィリアム・ バードの生涯……能登原由美
◆英訳聖書・英語詩編歌・祈祷書の成立事情……吉田雅人
◆ウィリアム・バードの宗教声楽作品……高久桂
◆テューダー朝時代の作曲家による教会合唱音楽作品……スコット・ショウ/翻訳=三島甲斐
◆テューダー朝鍵盤音楽の一側面─オルガンと撥弦鍵盤楽器 それぞれの歩み……横山正子
◆テューダー朝のイングランド……編集部

【特別対談】
奏楽の「学び」をアップデートしよう……竹佐古真希・﨑山裕子

【特別寄稿】
イングランド夏期聖歌隊に参加して……柳谷雄介

【好評連載】
◇古の響き、代々の祈り(6)……西脇 純
◇折々の礼拝(19)……飯靖子・小栗献・増田琴
◇聖書の歌をうたう(12)……浦上充・鈴木道也・水野隆一
1,500円
特集=終末

「平和を求めよう、エルサレムの。平和を求めよう、愛する人の」(578、1節)。終わりの時にわたしたちが祈り願うものは、神の国と愛する人の平和でありたい。しかしその時は、いつか、そのうちに、何もしなくてもやってくる安楽な時ではない。思考停止に陥らずに、地上の時に生命を燃やしたい。「世界の平和を 求め祈ろう、『地上にみ国が 来ますように』」(同4節)。

◆「終末」の歴史……佐々木潤
◆礼拝で表される終末の望み……石田学
◆「天におけるように地の上にも」──主の祈りの終末論……河野克也
◆終末の賛美歌──「すでに」と「未だ」の間にある神の国を歌う……汐碇直美
◆終末と音楽……谷口昭弘
◆カルトと終末……柳本伸良

【追悼】
志村拓生先生を偲んで……飯靖子

【特別インタビュー】
『礼拝と音楽』草創のころ……大村恵美子

【好評連載】
◇古の響き、代々の祈り(5)……西脇 純
◇折々の礼拝(18)……二田真知子
◇聖書の歌をうたう(11)……望月麻生・鈴木道也・飯靖子・浦上充
1,500円
特集=カンティクム──聖書のことばを歌う

聖書にはたくさんの歌がちりばめられています。ものがたりの登場人物による神への祈りは、歌うことで、世代を超えて人々の心に記憶されました。古代の旋律は忘れ去られましたが、祈りのことばは、それぞれの時代のあたらしい音楽を纏って受け継がれています。わたしたちのたいせつな歌・カンティクムの豊かさを知ると、歌わずにはいられなくなるでしょう。

◆「カンティクム」による賛美の伝統……宮越俊光
◆各教派のカンティクム
 聖公会とカンティクル……辻彩乃
 ルーテル教会におけるカンティクム……伊藤節彦
 改革派教会のカンティクムの位置づけと使用……高内義宣
 日本基督教団での実際と展望……編集部
◆カンティクムと賛美歌(聖歌)──『讃美歌21』を中心として……水野隆一
◆中世からバロックへ──モンテヴェルディのマニフィカトへ至る道 ……花井哲郎
◆バッハとマニフィカト……秋岡陽
◆Mag&Nunc イギリス大聖堂サウンドの真髄──アングリカンの合唱文化におけるカンティクル……那須輝彦

【追悼】
徳善義和先生──ルターと共に歩んだ生涯……江藤直純

【好評連載】
◇古の響き、代々の祈り(4)……西脇純
◇折々の礼拝(17)……編集部 協力=五十嵐弘志
◇聖書の歌をうたう(10)……浦上充・水野隆一・鈴木道也
1,500円
特集=礼拝と時間

礼拝の所要時間の短縮を余儀なくされた教会も、それまでの礼拝を保持した教会も、この3年間、それぞれに「欠かせないこと」を選び取ってきました。礼拝を特別な時間として日常から区別することのたいせつさと、個々の礼拝者の置かれた状況や肉体の限界へのまなざし。対立や排斥ではなく理解と共存のために、『礼拝と音楽』は唯一絶対の正解のない問いを続けます。

◆聖なる時間と世俗の時間──二つの時を統合的に生きるために……石田 学
◆これからの礼拝の時間の使い方を考える……小栗 献
◆賛美の時の回復を求めて──営みの中における賛美……山本美紀
◆神の時は 今 満ちて──賛美歌を通して「時」を考える……塚本潤一
◆【座談会】言葉が響き合う時間を求めて……國友淑弘・松本義宣 司会=荒瀬牧彦
◆わたしたちの時間感覚と礼拝……編集部

【特別寄稿】
・ベルティエと「テゼの歌」──伝統の泉から湧きだす新しい調べ……安藤喜美

【好評連載】
◇折々の礼拝(16)……山元克之・飯 顕
◇“コンテンポラリー”を識る(22)……井上 義【最終回】
◇聖書の歌をうたう(9)……鈴木道也・大野至・水野隆一
1,500円
特集=ヴォーン・ウィリアムズと英国音楽

Ralph Vaughan Williams──初めてこの綴りを見て「レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ」と読むのは難しいかもしれません。名の「レイフ」は、そう発音することに自身がこだわったといいます。バッハやモーツァルトに比べれば知名度は高くありません。しかし、ヴォーン・ウィリアムズの働きがなければ、わたしたちの教会の歌は今とはまったく違っていたでしょう。

◆なぜ今ヴォーン・ウィリアムズなのか?……小栗 献
◆ヴォーン・ウィリアムズの生涯……能登原由美
◆ヴォーン・ウィリアムズの賛美歌──「変化のための苦闘」の軌跡……宮﨑 光
◆レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの宗教声楽曲……スコット・ショウ、翻訳=三島甲斐
◆ヴォーン・ウィリアムズと同時代の英国のオルガン音楽……堀江光一
◆楽曲案内・年表 ヴォーン・ウィリアムズとその時代……編集部
◆【エッセイ】英国歌曲探求の旅……辻 裕久

【特別寄稿】
・ともに歩む教会のため──シノドス第16回通常総会にちなむ合同礼拝……宮越俊光

【好評連載】
◇古の響き、代々の祈り(3)……西脇 純
◇折々の礼拝(15)……水野隆一
◇“コンテンポラリー”を識る(21)……井上 義
◇聖書の歌をうたう(8)……望月麻生・小栗献・鈴木道也・飯靖子
1,500円
特集=賛美歌再考3 賛美歌のあじわい

礼拝のその場面に、その賛美歌が選ばれているのはなぜか。そんなことを考えずに、礼拝の流れに自分自身をただ委ねる主日があってもいい。でも、歌えばきっと気になるはず。その歌は、いつ、誰の信仰から生まれたのか。賛美歌のあじわいは時代を超え、やがて新しい歌へと受け継がれる。「賛美歌再考」3号シリーズの最終回。

◆賛美歌はこれからどうなるのか? 賛美の形はさまざまに……久世そらち
◆賛美歌を10倍たのしむ! 賛美歌をあじわうキーワード……編集委員会
◆賛美歌をとりまく21世紀音楽の状況……秋岡陽
◆賛美歌創作の実際──作詞家と作曲家の往復書簡……荒瀬牧彦・土井康司
◆これからの賛美歌集を考えるために──国内外の賛美歌集の目次を手がかりに……宮﨑光
◆【座談会】われわれは何者か──歌えない時代を超えて……尾尻早弥・鈴木敦子・松本義宣 司会=小栗献

【特別寄稿】
アンスガー・フランツ氏に聞く「賛美歌学の今」 見知らぬ天幕の客……翻訳・聞き手 小栗献

【好評連載】
◇古の響き、代々の祈り(2)……西脇 純
◇折々の礼拝(14)……小野輝
◇“コンテンポラリー”を識る(20)小坂忠氏を偲んで……井上 義
◇聖書の歌をうたう(7)……浦上充・大野至・鈴木道也
1,500円
特集=賛美歌再考2 賛美歌のあゆみ

「賛美歌再考」3号シリーズの第2弾では「賛美歌のあゆみ」を振り返ります。1997年に『讃美歌21』が刊行されて25年。長大な賛美歌の歴史をあらためて学び直すにあたって、『讃美歌21』を1つの基準点として、そこへ流れ込んだ賛美歌、そこから広がりゆく賛美歌、そして、そこへ新たに流れ込む賛美歌の可能性について考察します。

◆【座談会】賛美歌のあゆみの現在地で……江原美歌子・平良愛香・中山信児・宮﨑光
◆時代と地域でたどる『讃美歌21』の賛美歌……谷口昭弘
◆賛美歌・賛美歌集の変遷──改訂を巡る様々な課題……渡辺善忠
◆奏楽者のための賛美歌でたどるキリスト教音楽の歴史……竹佐古真希
◆賛美歌の日本語……編集部
◆【座談会】『讃美歌21』編集と終わりのないあゆみ……志村拓生・聞き手=荒瀬牧彦

【特別寄稿】
・新しい「ミサの式次第と奉献文」──2022年11月27日からの実施を前に……宮越俊光
・「光の子になるため」(『讃美歌21』509)による二つの奏楽曲……玉理照子

【新連載】
◇古の響き、代々の祈り(1)……西脇 純

【好評連載】
◇“コンテンポラリー”を識る(19)……井上 義
◇折々の礼拝(13)
◇聖書の歌をうたう(6)
1,500円
特集=賛美歌再考1 賛美歌とは何か

キリスト教の多くの教派で、礼拝で「歌うこと」は自明の行為です。自明であるがゆえに、個々の賛美歌・聖歌にどんな役割があり、なぜその歌が歌われるのかを問うことは、それほど意識されてこなかったかもしれません。個人的な「愛唱歌」を超えた共同体の歌としての賛美歌を、あらためて考える「賛美歌再考」3号シリーズ。第1弾では「賛美歌とは何か」を考えます。

◆賛美歌とはどんな歌か……荒瀬牧彦
◆「証拠聖句」を超えて──賛美歌は聖書に根拠を見出せるのか……水野隆一
◆賛美歌について、いま、わたしたちは何を再考するのか……阿部善彦
◆【座談会】賛美歌は必要か……安積道也・泉川道子・山中臨在 司会=小栗献
◆歌のファンクション1 ユーカリストと歌──日本聖公会の場合……林和広
◆歌のファンクション2 わたしたちを繋ぐ命の歌──応答賛美……長倉望
◆歌のファンクション3 神の臨在としての賛美──神の臨在を感じる時……石田学

【特別寄稿】
・北米におけるコンテンポラリー・プレイズ&ワーシップの近年の動向……尾尻早弥
・『教会讃美歌 増補 分冊Ⅰ』発行にあたって……日笠山吉之

【好評連載】
◇礼拝とシンボル(30)……文=宮越俊光、画=吉永直子【最終回】
◇“コンテンポラリー”を識る(18)……井上 義
◇聖書の歌をうたう(5)
1,500円
特集=賛美歌の歴史と女性たち

わたしたちは、さまざまな性質を割り当てられて生まれて来ます。そして、それを自分で選ぶことはできません。人は、神さまが「良し」として与えてくださった性質を、人の都合で評価してしまいます。しかし、人の力で賜物を完全に覆い隠すことはできません。漏れ出した無数の輝きは、やがて色彩にあふれた歴史を織りなします。

◆もっと「女性」たちの歌を!……小栗 献
◆【座談会】女性たちと賛美歌、女性たちの賛美歌
  ……上田亜樹子・汐碇直美・望月麻生 司会=竹佐古真希
◆ヒルデガルト・フォン・ビンゲンと その音楽……坂田奈々絵
◆エレーナ・マキーソ 世界への遺産
  ……ジーン・ナラム 抄訳=小泉麻子
◆シャーリー・マレーの遺したもの
 ──マレーの創作賛美歌にあらたに出会って……江原美歌子
◆日本における初期賛美歌集と女性
 ──マジョリティの教養と「本来の日本語Real Japanese」……山本美紀

【特別寄稿】
受胎告知画における「読書をするマリア」に見るマリア像の変化……柿内午後

【好評連載】
◇礼拝とシンボル(29)……文=宮越俊光、画=吉永直子
◇“コンテンポラリー”を識る(17)……井上 義
◇折々の礼拝(12)……編集部
◇聖書の歌をうたう(4)
1,500円
特集=ジョスカン・デ・プレ──没後500年

人の声のシンプルさと各声部の絡み合いの複雑さ。海辺に寄せる波のようなうねりと、歌う者・聴く者を包み込む宇宙的な響き。詞(ことば)を歌うジョスカンの音楽は、それを表現しようとするどんな言葉をもかき消してしまう。ルネサンスのインフルエンサーは、500年の時を超えてわたしたちの心を揺さぶり、神とともに生きる道を世界に示し続けている。

◆ジョスカン・デ・プレ没後500年──今、ポリフォニーを歌う意味……秋岡 陽
◆ジョスカン・デ・プレとその時代……寺本まり子
◆【対談】「密」で味わうジョスカンの魅力……青木洋也・夏山美加恵 司会=秋岡 陽
◆ジョスカン・デ・プレと音楽修辞……藤原一弘
◆ジョスカン・デ・プレと印刷楽譜の誕生──楽譜出版は社会に何をもたらしたのか……宮崎晴代
◆「ミサ典礼書」とポリフォニー音楽……西脇 純

【特別寄稿】
パンデミック下のフランスの教会活動──カトリック教会を中心に……猪股友枝

【好評連載】
◇礼拝とシンボル(28)……文=宮越俊光、画=吉永直子
◇“コンテンポラリー”を識る(16)……井上 義
◇折々の礼拝(11)……柳本伸良
◇聖書の歌をうたう(3)
1,500円
特集=インターネット時代の礼拝と権利

誰もが手軽に、そして安価に情報発信ができるインターネットの世界。福音を発信する手段の広がりは、教会に新しい喜びをもたらしました。一方で、不用意な発信で誰かを傷つけてしまうリスクにも直面しています。教会が社会に対して責任ある存在であり続けるために、アップデートしなければならないことは何か。今この時、示された問いに向き合います。

◆教会は何を守り、誰を守るのか─編集部とのダイアローグ……荒瀬牧彦
◆クリスチャンの視点で読み解く著作権制度……大武和夫
◆賛美歌と著作権 Q&A……編集部/監修=大武和夫
◆インターネットを「積極的に」用いる牧会への入り口に立つ……石井和典
◆「安心」できる教会を目指して……柳本伸良
◆進みゆくリアルとヴァーチャルの融合─オンライン礼拝の豊かさと貧しさ……塚田重太郎

【特別エッセイ】
◇礼拝で記憶をつなぐ
 瓦礫の中からの「問い」に立ち続ける……佃真人
 さらに先へ……松浦裕介
 3・11と祈り……佐藤真史

【好評連載】
◇礼拝とシンボル(27)……文=宮越俊光、画=吉永直子
◇“コンテンポラリー”を識る(15)……井上 義
◇折々の礼拝(10)……藤吉求理子
◇聖書の歌をうたう(2)
1,500円
特集=ブルックナー

ブルックナーの生きた19世紀、日本では西洋音楽の流入が始まろうとしていました。わたしたちの音楽につながる事件の裏側で、ヨーロッパではどんな教会音楽文化が営まれていたのか。オペラ全盛の時代にあって、ブルックナーは交響曲と教会音楽に情熱を注ぎ続けました。努力の人・ブルックナーの軌跡をたどり、その音楽の魅力に迫ります。

◆ブルックナーの生涯……根岸一美
◆ブルックナーの創作と十九世紀音楽……西原 稔
◆ブルックナーの宗教声楽作品──「テ・デウム」、ミサ曲、モテットの歌詞の意味と源泉……宮越俊光
◆セシリア運動の諸相──教会音楽のあり方を探求した人々……米沢陽子
◆ブルックナーとオルガン即興演奏……佐々木悠
◆ブルックナーの教会音楽を聴く……植木紀夫
◆年表 ブルックナーとその時代……編集部

【特別寄稿】
◇ぐーすたウェビナー開講への道程……竹佐古真希

【新連載】
聖書の歌をうたう

【好評連載】
◇礼拝とシンボル(26)……文=宮越俊光、画=吉永直子
◇“コンテンポラリー”を識る(14)……井上 義
◇折々の礼拝(9)……唐澤健太
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礼拝と音楽の内容

牧師、オルガニスト、キリスト教学校教師など、教会音楽に関わるすべての人を対象とした研究誌
日本のキリスト教界における「礼拝と音楽」に関して、本誌は最も伝統と信頼性がある研究誌と言っても過言ではありません。毎号1つの特集を組み、その分野の専門家から寄稿して頂きます。これまでに「オラトリオ」「カルヴァン」「メンデルスゾーン」「ミサとミサ曲」「祝福と派遣」「戦争と平和」など、特長のある様々な特集を組んできました。また、「礼拝と音楽」に関連する連載、読書紹介、演奏会案内、教会で用いる聖書日課などを収録しています。

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