週刊読書人 発売日・バックナンバー

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◇森山大道・丹野清和・神林豊 鼎談
「追悼 写真家 東松照明」

※とうまつ・しょうめい氏=写真家。2012年12月14日、肺炎のため那覇市内の病院で死去した。82歳。氏は1930(昭和5)年、名古屋市に生まれる。愛知大学卒業後に上京し、岩波写真文庫の制作スタッフに。
「水害と日本人」「やきものの町―瀬戸」ほかを制作。27歳の頃より、「中央公論」「世界」などの雑誌に作品を発表。1961年「Hiroshima Nagasaki Document1961」を土門拳と共著で刊行。66年「<11時02分>NAGASAKI」、67年「日本」、75年「太陽の鉛筆」刊行。同年、日本写真協会年度賞受賞。翌年に「太陽の鉛筆」で芸術選奨文部大臣賞受賞。晩年は長崎から沖縄へ居を移し、現地で写真を撮りつづけた。

※もりやま・だいどう氏=写真家。写真集に「にっぽん劇場写真帖」「犬の時間」、著書に『犬の記憶』『昼の学校 夜の学校』など。

※たんの・きよかず氏=1970年から「アサヒグラフ」「アサヒカメラ」「週刊朝日」「朝日ジャーナル」等に在籍。

※かんばやし・ゆたか氏=作品社を経て2000年に月曜社をたちあげる。『東松照明1951-60』、森山大道『新宿』等を編集。

<今週の読物>
■1面
◆連載=海岸線<第25回>/笹岡啓子
「青森県 三沢市 淋代(さびしろ)海岸 2008年」(ささおか・けいこ氏=写真家)

■3面
◆連載=絵画の向こう側 ぼくの内側<第85回>/横尾忠則
「NYのポスター展全作をMOMAが買上げた!」(よこお・ただのり氏=美術家)

◆連載=銀座を変えた雑誌Hanako!<第83回>/椎根 和
(しいね・やまと氏=元ハナコ雑誌編集長。編集者)

◆映画時評<2月>/伊藤洋司
ウェス・アンダーソン監督作品『ムーンライズ・キングダム』。他に『奪命金』『フラッシュバックメモリーズ3D』『今日、恋をはじめます』『よりよき人生』『カミーユ、ふたたび』など。 (いとう・ようじ氏=中央大学教授)

◆連載=漢字点心<第23回>/円満字二郎
 「嵩」 (えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)

◆文学館散歩=三沢市寺山修司記念館
「寺山修司と天井棧敷◎ポスター展 ―演劇実験室◎天井棧敷の宣伝美術の全貌―」開催中
(会期:3月31日まで 時間:9時~17時 休館日:月曜(祝日の場合は翌日) 入館料:500円)

◆連載=本の国へようこそ<第32回>「かわった冒険」
◎ロベルト・インノチェンティ 原案/金原瑞人 訳
 『ガール・イン・レッド』(西村書店)
◎アラン・セール 作/松島京子 訳
 『イチョウの大冒険 ―世界でいちばん古い木』(冨山房インターナショナル)
◎デボラ・ホプキンソン 作/藤本朝巳 訳
 『リンゴのたび』(小峰書店)
◎アン・ジョナス 文・絵/内海まお 訳
 『光の旅 かげの旅』(評論社)
◎軽部武宏 著
 『まんげつのこどもたち 』(イースト・プレス)
◎宮下すずか 作/いとうのぶや 絵
 『あいうえおのせきがえ』(くもん出版)
◎ヤン・マーテル 著/唐沢則幸 訳
 『パイの物語 上・下』(竹書房文庫)
◎荻原規子 著
 『グリフィンとお茶を ~ファンタジーに見る動物たち~』(徳間書店)

■7面
◆連載=活字シアター<第478回>
◎仏教書出版四〇〇年の「本屋」法藏館の巻<第52回>

■8面
◆安岡章太郎氏 追悼 / 富岡 幸一郎
「現在の地平で読み直される安岡文学」(とみおか・こういちろう氏=文芸評論家)

◆連載=元気に、出版。出版、元気に。/森 彰英
「いま最強のブックガイド TBSテレビ「王さまのブランチ」のブックコーナー㊦」(もり・あきひで氏=フリーライター)

◆出版界
◎出版文化産業振興財団(JPIC)「読書アドバイザー養成講座」 第20期生の修了式開催

<今週の書評>
■4面<学術・思想>
◆著:久米 博『テクスト世界の解釈学 ―ポール・リクールを読む』(新曜社)
評:宇波 彰(哲学者)
◆著:ジェニファー・ジャーモン『ジェンダーの系譜学』(法政大学出版局)
評:千田有紀(武蔵大学教授)
◆著:ジョレス・メドヴェージェフ/ロイ・メドヴェージェフ『回想 1925-2010』(現代思潮新社)
評:渋谷 謙次郎(神戸大学教授)
◆著:松橋達矢『モダン東京の歴史社会学 ―「丸の内」をめぐる想像力と社会空間の変容』(ミネルヴァ書房)
評:鈴木隆之(作家・建築家)

■5面<文学・芸術>
◆著:平野 啓一郎『空白を満たしなさい』(講談社)
評:町口哲生(評論家)
◆著:渡辺 保・高泉淳子『昭和演劇大全集』(平凡社)
評:菅 孝行(評論家)
◆著:藤井貞和『文法的詩学』(笠間書院)
評:神山睦美(文芸評論家)
◆著:村井和彦『意味することのもどかしさ ―シェイクスピアにおける言語と人間的行為の研究』(英宝社)
評:石原孝哉(駒沢大学教授)

■6面<読物・文化>
◆著:髙山文彦『大津波を生きる ―巨大防潮堤と田老百年のいとなみ』(新潮社)
評:成田龍一(日本女子大学教授)
◆著:三遊亭 好楽『好楽日和。』(晶文社)
評:宇田川 悟(作家)
◆著:水道橋博士『藝人春秋』(文藝春秋)
評:南陀楼 綾繁(ライター・編集者)
◆著:鳥越輝昭『表象のヴェネツィア ―詩と美と悪魔』(春風社)
評:和栗珠里(桃山学院大学国際教養学部准教授)
◇孫 歌・賀 照田・丸川哲史鼎談
「アジア思想交流の時代へ ―両岸(大陸中国/台湾)」
陳光興『脱帝国』/銭理群『毛沢東と中国』をめぐって
※そん・か氏=中国社会科学院研究員。著書に『歴史の交差点に立って』『竹内好という問い』『アジアを語ることのジレンマ』など。
※が・しょうだ氏=中国社会科学院研究員。東京大学東洋文化研究所に研究員として所属した経験を持つ。著書に『当代中国的知識感覚與観念感覚』など。
※まるかわ・てつし氏=明治大学教授・台湾文学・東アジア文化史専攻。著書に『台湾ナショナリズム』『魯迅と毛沢東』など。

<今週の読物>
■1面
◆連載=海岸線<第24回>/笹岡啓子
「千葉県 房総半島 安房小湊 2011年」(ささおか・けいこ氏=写真家)

■3面
◆連載=絵画の向こう側 ぼくの内側<第84回>/横尾忠則
「左手で描いた絵」(よこお・ただのり氏=美術家)

◆連載=銀座を変えた雑誌Hanako!<第82回>/椎根 和
(しいね・やまと氏=元ハナコ雑誌編集長。編集者)

◆文芸同人誌評/白川正芳
鈴木今日子「あるカラスの手配」(「群獣」14号)、吉田達志「物語の回復―小林秀雄『本居宣長』の世界」(「静岡近代文学」27)ほか (しらかわ・まさよし氏=文芸評論家)

◆著者から読者へ「本の中で一緒になった 池井の詩と植田の写真」/山本純司
詩:池井昌樹 写真:植田正治 企画と構成:山本純司『手から、手へ』(集英社)
(やまもと・じゅんじ氏=編集者)

◆フォト&アート/安倍夜郎『ラビッツカンカン』(学研パブリッシング)
◎<「ラビッツカンカン」原画展 +ムームー・深夜食堂>開催中(2月18日まで)
 会場:キッチンバー ノラや(東京都杉並区高円寺 3-69-1) Tel・FAX :03-3210-2020
 ※飲食店での展示のためワンオーダーお願いします

◆連載=漢字点心<第23回>/円満字二郎
 「竄」 (えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)

■4面
◆論潮<2月>/佐藤 信
「鏡としての選挙 ―「臨調型政治学」のビジョンの欠点が明らかに」
(さとう・しん氏=東京大学先端科学技術研究センター学内共同研究員)

◆スポットライト
吉川蕉仙 編『書聖 王羲之の書』(二玄社)

■5面
◆文芸<2月>/伊藤氏貴
「社会批判を含んだファンタジー ―早くも今年のベスト3に入るかと思わせた『想像ラジオ』」
(いとう・うじたか氏=文芸評論家)

◆新刊紹介
関口安義 編『生誕120年 芥川龍之介』(翰林書房)

■6面
◆新刊紹介
酒井駒子 ぶん/え『はんなちゃんがめをさましたら』(偕成社)

■7面
◆連載=田原総一朗の取材ノート
「全身で戦いつづけた芸術家・大島渚」(たはら・そういちろう氏=ドキュメンタリー作家)

◆連載=元気に、出版。出版、元気に。/森 彰英
「いま最強のブックガイド TBSテレビ「王さまのブランチ」のブックコーナー㊤」(もり・あきひで氏=フリーライター)

◆出版メモ
◎谷川俊太郎『すき好きノート』(アリス館)

◆3月号の雑誌予告

■8面
◆谷川 俊太郎・田 原・野田弘志・保木将夫鼎談
  写実絵画専門美術館 ホキ美術館 開館2周年
  「写実で描いた肖像画をめぐって ―描いた人、描かれた人」
※たにかわ・しゅんたろう氏=詩人。これまでに80冊以上の詩集・詩選集を出版。詩は世界各国語に訳されている。1931(昭和6)年生。
※でん・げん氏=中国の詩人、翻訳家。谷川俊太郎の研究家として氏の詩作品を中国語に翻訳し出版している。日本語による詩集『石の記憶』で第60回H氏賞受賞。東北大学中国語教師。1965(昭和40)年生。
※のだ・ひろし氏=画家。東京藝術大学卒。広島市立大学芸術学部教授を経て、北海道伊達市で野田塾を開講。1936(昭和11)年生。
※ほき・まさお氏=㈱ホギメディカル(医療用不織布製品、滅菌用包装袋及び各種医療用キット製品のトップメイカー)創業者。名誉会長。ホキ美術館取締役。1931(昭和6)年生。

<今週の書評>
■4面<学術・思想>
◆著:ポール・オーディ『ミシェル・アンリ ―生の現象学入門』(勁草書房)
評:松葉祥一(神戸市看護大学教員)

◆著:モイシェ・ポストン『時間・労働・支配 ─マルクス理論の新地平』(筑摩書房)
評:長原 豊(法政大学教授)

■5面<文学・芸術>
◆著:J.K.ローリング『カジュアル・ベイカンシー 突然の空席 Ⅰ・Ⅱ』(講談社)
評:武者圭子(翻訳家)

◆著:原 英一『〈徒弟〉たちのイギリス文学 ―小説はいかに誕生したか』(岩波書店)
評:立石弘道(日本大学大学院・芸術学研究科講師)

■7面<読物・文化>
◆著:小林紀晴『メモワール ―写真家・古屋誠一との二〇年』(集英社)
評:清水 穣(写真評論家・同志社大学教授)

◆著:キク・アダット『完璧なイメージ ―映像メディアはいかに社会を変えるか』(早川書房)
評:日高 優(群馬県立女子大学准教授)

◆著:杉本章吾『岡崎京子論 ―少女マンガ・都市・メディア』(新曜社)
評:ヤマダ トモコ(マンガ研究者・米沢嘉博記念図書館スタッフ)

◆著:藤沢優月『たいせつなことは船が教えてくれる』(金の星社)
評:名取弘文(おもしろ学校理事長)
◇田原総一朗・原一男トークショー(東京堂書店・神田神保町店より)
「狂気、その夢を追いつづける」
『塀の上を走れ』(講談社)刊行を機に
※たはら・そういちろう氏=評論家。政治・経済・メディア・コンピューター等の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な活動をつづける。著書に『日本人は原発とどうつきあうべきか』など。1934(昭和9)年生。
※はら・かずお氏=映画監督。1987年、「ゆきゆきて、神軍」により大きな注目を集め、日本映画監督協会新人賞、ベルリン映画祭カリガリ映画賞などを受賞。作品に「全身小説家」「極私的エロス・恋歌」など。1945(昭和20)年生。

<今週の読物>
■1面
◆連載=海岸線<第23回>/笹岡啓子
「沖縄県糸満市 米須(こめす)・山城(やまぐすく)海岸 2011年」(ささおか・けいこ氏=写真家)

■3面
◆連載=銀座を変えた雑誌Hanako!<第81回>/椎根 和
(しいね・やまと氏=元ハナコ雑誌編集長。編集者)

◆著者から読者へ「ありのままの自分、個人的なことは政治的なこと」/イトー・ターリ
『ムーヴ ―あるパフォーマンスアーティストの場合』(インパクト出版会)
(イトー・ターリ氏=パフォーマンスアーティスト)

◆文学の時=安倍夜郎<一月>
1989年1月7日 昭和天皇崩御 翌8日より平成スタート、昭和が終わる
(あべ・やろう氏=漫画家)

◆日本への関心高まる仏出版界
「東日本大震災以降、刊行相次ぐ」/松浦寛(上智大学講師)

◆◎第58回「角川短歌賞」、「角川俳句賞」 贈呈式開催
1月18日 東京・丸の内 東京會舘で

◆連載=漢字点心<第22回>/円満字二郎
 「圏」 (えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)

■6面
◆大和書房創立50周年記念企画
  谷川健一・大和岩雄 編著『民衆史の遺産』(全15巻・別巻1)の魅力と意義
◎「「日本人とは何か」に答える」/谷川健一(民俗学者・日本地名研究所所長)
◎「『鬼の研究』から四半世紀」/馬場 あき子(歌人)
◎「遊女の正の歴史を興味深く読む」/井上 理津子(フリーライター)

■8面
◆受賞
◎第148回「芥川賞」、「直木賞」 決定
◎第28回「梓会出版文化賞」、第9回「出版梓会新聞社学芸文化賞」 贈呈式開催

◆出版メモ
◎貴志俊彦・松重充浩・ 松村史紀編『二〇世紀満洲歴史事典』(吉川弘文館)

◆連載=活字シアター<第477回>
◎仏教書出版四〇〇年の「本屋」法藏館の巻<第51回>

<今週の書評>
■4面<学術・思想>
◆著:エドワード・W・サイード『サイード音楽評論 1・2』(みすず書房)
評:小宮正安(横浜国立大学准教授)

◆編:宮原 勇『ハイデガー『存在と時間』を学ぶ人のために』(世界思想社)
評:小川 侃(甲子園大学学長・京都大学名誉教授)

◆編:立岩真也・有馬 斉『生死の語り行い 1 ―尊厳死法案・抵抗・生命倫理学』(生活書院)
評:徳永哲也(長野大学教授)

◆著:櫻井 正一郎『女王陛下は海賊だった ―私掠で戦ったイギリス』(ミネルヴァ書房)
評:荒木正純(白百合女子大学教授)

■5面<文学・芸術>
◆著:谷川直子『おしかくさま』(河出書房新社)
評:芳川泰久(文芸評論家、早稲田大学教授)

◆著:モニク・トゥルン『ブック・オブ・ソルト』(彩流社)
評:吉田美津(松山大学教授)

◆著:ジョイス・キャロル・オーツ『新しい天、新しい地 ―文学における先見的体験』(開文社出版)
評:阿部公彦(東京大学准教授)

◆著:洪成潭『光州「五月連作版画―夜明け」 ひとがひとを呼ぶ』(五月版画刊行委員会発行・夜光社販売)
評:佐藤 泉(青山学院大学教授)

■6面<読物・文化>
◆著:大友良英/共著:安齋一壽・伸也ほか『シャッター商店街と線量計 ―大友良英のノイズ原論』(青土社)
評:サエキけんぞう(ミュージシャン)

◆著:工藤力男『日本語に関する十二章 ―詫びる?詫びない?日本人』(和泉書院)
評:乾 善彦(関西大学教授)

◆著:金 益見『贈りもの 安野モヨコ・永井豪・井上雄彦・王欣太 ―漫画家4人からぼくらへ』(講談社)
評:西原真理(同志社大学社会学部ほか非常勤講師)

◆著:佐々涼子『エンジェルフライト ―国際霊柩送還士』(集英社)
評:豊田直巳(フォト・ジャーナリスト)
◇対談=萩尾望都×小谷真理
「漫画に願いを込めて」
萩尾望都作品集『なのはな』(小学館)を通して原発を考える
※はぎお・もと氏=漫画家。代表作に『ポーの一族』『トーマの心臓』『11人いる!』『残酷な神が支配する』『バルバラ異界』ほか多数。小学館漫画賞ほか受賞多数、2012年には紫綬褒章を受章。1949(昭和24)年生。
※こたに・まり氏=SF・ファンタジー評論家。著書に『女性状無意識』『ファンタジーの冒険』『リス子のSF、ときどき介護日記』ほか多数。1958(昭和33)年生。


<今週の読物>
■1面
◆連載=海岸線<第22回>/笹岡啓子
「神奈川県 三浦半島 「盗人狩」 2001年」(ささおか・けいこ氏=写真家)

■3面
◆連載=絵画の向こう側 ぼくの内側<第83回>/横尾忠則
「機上の奇跡! オーロラとの遭遇」(よこお・ただのり氏=美術家)

◆連載=銀座を変えた雑誌Hanako!<第80回>/椎根 和
(しいね・やまと氏=元ハナコ雑誌編集長。編集者)

◆連載=ニュー・エイジ登場<第384回>山川賢一
「アニメ批評で読者に伝えるもの」
※やまかわ・けんいち氏=SF・文芸評論家。名古屋大学大学院文学研究科仏文専攻修了。著書に『エ/エヴァ考』『Mの迷宮「廻るピンクドラム」論』『成熟という檻「魔法少女まどか☆マギカ」論』。1977(昭和52)年生。

◆フォト&アート
近藤誠一『ミネルヴァのふくろうと 明日の日本』(かまくら春秋社)
「日本経済新聞へ連載されたエッセイ「あすへの問題」に、千住博、平松礼二をはじめとする錚々たる画家たちの絵がついた21篇」

◆ロシア大使館にて公開鼎談
『カラマーゾフの兄弟』と『カラマーゾフの妹』を語り尽くす

◆連載=漢字点心<第21回>/円満字二郎
 「濺」 (えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)

■4面
◆スポットライト
泉 孝英編『日本近現代医学人名事典 1868-2011』(医学書院)

■6面
◆新刊紹介
著:出雲 充『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。 ―東大発バイオベンチャー「ユーグレナ」のとてつもない挑戦』(ダイヤモンド社)

■7面
◆紀和 鏡が語る中上健次『十九歳の地図』
2012年11月25日、東京・豊島区の雑司ケ谷地域文化創造館 第100回講演会載録
※なかがみ・けんじ(1946~92)=作家。新宮高校卒業後、上京し『文芸首都』の同人となる。第一作品集『十九歳の地図』で注目を集め、76年『岬』で芥川賞受賞。戦後生まれで初の受賞者となる。77年『枯木灘』で毎日出版文化賞受賞。著書に『地の果て 至上の時』『千年の愉楽』『化粧』『熊野集』『日輪の翼』『讃歌』『異族』『紀伊物語』など。
※きわ・きょう氏=作家。『文芸首都』同人として、中上健次、津島佑子、林京子、勝目梓らとともに活躍。後に中上健次と結婚。1985年、『Aの霊異記』でデビュー。著書に『夢熊野』など。1945(昭和20)年生。長女・中上紀氏も作家として活躍。

◆連載=活字シアター<第476回>
◎仏教書出版四〇〇年の「本屋」法藏館の巻<第50回>

■8面
◆連載=田原総一朗の取材ノート
「ASEANシフトが高まる」(たはら・そういちろう氏=ドキュメンタリー作家)

◆第98回 全国図書館大会・島根大会 報告㊦
◎藤田儒聖(第1分科会第1分散会)「地方から発信 ~がんばる図書館」
◎大野浩(第3分科会)「学校図書館の可能性を探る」

◆受賞
◎第47回新風賞 贈賞式開催
◎第21回山本七平賞・山本七平奨励賞 授賞式開催

◆マガジンレーダー
◎編:本の雑誌編集部『別冊本の雑誌16 古本の雑誌』(本の雑誌社)

◆出版メモ
◎『2013年 若い人に贈る 読書のすすめ』(読書推進協議会がリーフレットを制作)
◎著:尹相仁、朴利鎮、韓程善、姜宇源庸、李漢正/訳:舘野晳、蔡星慧『韓国における日本文学翻訳の64年』(出版ニュース社)

<今週の書評>
■4面<学術・思想>
◆著:ヨアヒム・ラートカウ『ドイツ反原発運動小史 ―原子力産業・核エネルギー・公共性』(みすず書房)
評:田口卓臣(宇都宮大学准教授)

◆著:沖 公祐『余剰の政治経済学』(日本経済評論社)
評:塚本恭章(愛知大学専任教員)

◆著:大田静男『とぅばらーまの世界』(南山舎)
評:酒井正子(琉球弧の歌文化研究・川村学園女子大学教授)

■5面<文学・芸術>
◆著:小川洋子『ことり』(朝日新聞出版)
評:文月悠光(詩人)

◆著:三崎亜記『逆回りのお散歩』(集英社)
評:坂上秋成(文芸評論家)

◆著:岳 真也『幕末外交官 ―岩瀬忠震と開国の志士たち』(作品社)
評:菊池 仁(文芸評論家)

◆著:阿部 日奈子『キンディッシュ』(書肆山田)
評:松井 茂(詩人、東京藝術大学芸術情報センター助教)

■6面<読物・文化>
◆著:湯川 豊『本のなかの旅』(文藝春秋)
評:鵜飼哲夫(読売新聞記者)

◆著:三浦佑之『古代研究 ―列島の神話・文化・言語』(青土社)
評:樋口 淳(専修大学教授・日本民話の会運営委員)

◆著:春原 剛『米中百年戦争 ―新・冷戦構造と日本の命運』(新潮社)
評:吉田一彦(神戸大学名誉教授)
◇金森 修・小松美彦対談
「<人間の尊厳>は悪魔の概念か」
『生権力の歴史』(青土社)刊行を機に
※かなもり・おさむ氏=東京大学教授・フランス哲学・生命倫理学専攻。著書に『〈生政治〉の哲学』、 『ゴーレムの生命論』、『動物に魂はあるのか』など。1954年(昭和29)年生。
※こまつ・よしひこ氏=東京海洋大学大学教授・科学史・科学論・生命倫理学専攻。著書に『死は共鳴する』、『三島由紀夫vs東大全共闘』(共著)、『いのちの選択:今、考えたい脳死・臓器移植』(共編)など。

<今週の読物>
■1面
◆連載=海岸線<第21回>/笹岡啓子
「東京都 三宅島 2012年」(ささおか・けいこ氏=写真家)

■3面
◆連載=絵画の向こう側 ぼくの内側<第82回>/横尾忠則
「初版画は「責場」連作」(よこお・ただのり氏=美術家)

◆連載=銀座を変えた雑誌Hanako!<第79回>/椎根 和
(しいね・やまと氏=元ハナコ雑誌編集長。編集者)

◆映画時評<1月>/伊藤洋司
ツイ・ハーク監督作品『ドラゴンゲート』。他に『フランケンウィニー』『Playback』『同じ星の下、それぞれの夜』『煙にまかれて』など。 (いとう・ようじ氏=中央大学教授)

◆連載=漢字点心<第20回>/円満字二郎
 「為」 (えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)

◆文庫日和
◎著:高橋由太『もののけ本所深川事件帖 オサキ つくもがみ、うじゃうじゃ』(宝島社)
◎著:岸本葉子『俳句、はじめました』(角川学芸出版)

◆連載=本の国へようこそ<第31回>「新年の始まり」
◎文:みきつきみ/画:柳原良平『十二支のしんねんかい』(こぐま社)
◎作:わたりむつこ/絵:ましませつこ『こよみともだち』(福音館書店)
◎文・絵:かこさとし『こどもの行事 しぜんと生活 1月のまき』(小峰書店)
◎短歌:俵万智/絵:U.G.サトー『富士山うたごよみ』(福音館書店)
◎文:竹中淑子・根岸貴子/絵:スズキコージ『はじめての古事記』(徳間書店)
◎再話:瀬田貞二/画:赤羽末吉『かさじぞう』(福音館書店)
◎監修:畑野栄三『日本のお守り』(池田書店)
◎『小倉百人一首 敷島(CD2枚組付)』(奥野かるた店)
選書協力/銀座教文館 子どもの本のみせナルニア国川辺さん、菅原さん

■5面
◆新刊紹介
著:ジョー・ブレイナード/訳:小林 久美子『ぼくは覚えている』(白水社)

■6面
◆新刊紹介
著:大澤麻衣『イギリスの小さな教会』(書肆侃侃房)

■8面
◆第98回 全国図書館大会・島根大会 報告㊤
大矢敬子「文化を伝え、未来を創る図書館」

◆出版メモ
▽「環境の日本史」全5巻が吉川弘文館から刊行開始され、第1巻と第4巻が刊行
◎編:平川 南『環境の日本史1 日本史と環境 ―人と自然―』
◎編:水本邦彦 『環境の日本史4 人々の営みと近世の自然』

◎編:花田達朗・高田昌幸・清水真『日本の現場  ―地方紙で読む2012』(旬報社)

◆受賞
◎第34回角川源義賞・第10回角川財団学芸賞 贈呈式開催
◎第34回サントリー学芸賞 贈呈式開催

◆連載=活字シアター<第475回>
◎仏教書出版四〇〇年の「本屋」法藏館の巻<第49回>

<今週の書評>
■4面<学術・思想>
◆著:ロバート・O・コヘイン/ジョセフ・S・ナイ『パワーと相互依存』(ミネルヴァ書房)
評:藤本一美(専修大学教授)

◆著:吉田広明『亡命者たちのハリウッド ―歴史と映画史の結節点』(作品社)
評:加藤幹郎(京都大学大学院教授)

◆著:ヴィンチェンツォ・カルターリ『西欧古代神話図像大鑑 ―全訳『古人たちの神々の姿について』 』(八坂書房)
評:池上英洋(美術史家)

◆著:江原絢子『家庭料理の近代』(吉川弘文館)
評:森枝卓士(写真家・作家)

■5面<文学・芸術>
◆著:沼野充義『世界文学から/世界文学へ ―文芸時評の塊1993-2011』(作品社)
評:鈴村和成(文芸評論家)

◆著:山内 由紀人『三島由紀夫、左手に映画』(河出書房新社)
評:鈴木邦男(一水会顧問)

◆著:吉田修一『路(ルウ)』(文藝春秋)
評:黒古一夫(文芸評論家)

◆著:ジェニフェール・ルシュール『三島由紀夫』(祥伝社)
評:富岡 幸一郎(文芸評論家)

■6面<読物・文化>
◆著:佐々木 幹郎『瓦礫の下から唄が聴こえる ―山小屋便り』(みすず書房)
評:野村 喜和夫(詩人)

◆著:黒川 創『日高六郎・95歳のポルトレ ―対話をとおして』(新宿書房)
評:杉山光信(明治大学文学部教授)

◆著:馬場 マコト『従軍歌謡慰問団』(白水社)
評:永嶺重敏(東京大学文学部図書室勤務)

◆著:ネイサン・ウルフ『パンデミック新時代 ―人類の進化とウイルスの謎に迫る』(NHK出版)
評:緑 慎也(ライター)
新年特大号 【二部構成】

【第一部】柄谷行人氏ロングインタビュー
「民主主義を超えて、イソノミアの回帰を」
<『哲学の起源』(岩波書店)刊行を機に>
※からたに・こうじん氏=評論家。東京大学卒。著書に『定本 柄谷行人集』(全五巻)『日本近代文学の起源』『世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて』『坂口安吾と中上健次』『マルクスその可能性の中心』『増補 漱石論集成』など。1941(昭和16)年生。

【第二部】特集=新書のすすめ

<第一部:今週の読物>
■1面
◆連載=海岸線<第20回>/笹岡啓子
「東京都 三宅島 2012年」(ささおか・けいこ氏=写真家)

■4面
◆文芸<1月>/伊藤氏貴
「過去や未来に目を向ける作家たち ―文学史における位置づけとどう関わるのか」
(いとう・うじたか氏=文芸評論家)

■9面
◆連載=絵画の向こう側 ぼくの内側<第81回>/横尾忠則
「1月19日公開 映画「東京家族」」(よこお・ただのり氏=美術家)

◆連載=銀座を変えた雑誌Hanako!<第78回>椎根 和
(しいね・やまと氏=元ハナコ誌編集長。編集者)

◆文芸同人誌評/白川正芳
浪玲遙明「逃げない」(「季刊 ココア共和国」11)、秋沢陽吉「コップとマスクと樹皮と」(「駱駝の瘤 通信4」)ほか (しらかわ・まさよし氏=文芸評論家)

◆連載=ニュー・エイジ登場<第383回>中津留 章仁
「自己否定ノススメ」
※なかつる・あきひと氏=劇作家、脚本家、演出家。2000年「TRASHMASTERS」を旗揚げ、主宰。また近年、若手の育成を目的としたユニット「中津留章仁LOVERS」主宰。主な受賞歴は第46回紀伊国屋演劇賞個人賞、第14回千田是也賞、第19回讀賣演劇賞大賞選考委員特別賞など。1973(昭和48)年生。

◆連載=漢字点心<第19回>/円満字二郎
 「晦」 (えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)

■10面
◆特集=日本におけるイタリア2013年 ―ルネサンスに花開いた二人の天才をたずねて―
レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロの生涯

■11面
◆連載=活字シアター<第474回>
◎仏教書出版四〇〇年の「本屋」法藏館の巻<第48回>

■12面
◆2月号の雑誌予告

◆田原総一朗の取材ノート
「政権与党の政治家になるには」(たはら・そういちろう氏=ドキュメンタリー作家)

◆受賞
◎第65回野間文芸賞、第34回野間文芸新人賞、第50回野間児童文芸賞 贈呈式開催

◆出版メモ
◎『さとうきび』(株式会社スタルカ)

<今週の書評>
■3面<学術・思想>
◆著:鈴木順子『シモーヌ・ヴェイユ 「犠牲」の思想』(藤原書店)
評:合田正人(明治大学教授)

◆著:阿南友亮『中国革命と軍隊 ―近代広東における党・軍・社会の関係』(慶應義塾大学出版会)
評:関 智英(千葉商科大学他兼任講師)

◆著:鎌田東二『古事記ワンダーランド』(角川学芸出版発行・角川グループパブリッシング販売)
評:やまだ ようこ(立命館大学特別招聘教授)

◆著:島谷 謙『日本を愛したドイツ人 ―ケンペルからタウトへ』(広島大学出版会)
評:斎藤佑史(東洋大学教授)

■4面<文学・芸術>
◆監修:伊藤詔子/編集:新田玲子『カウンターナラティヴから語るアメリカ文学』(音羽書房鶴見書店)
評:長岡真吾(島根大学教授)

◆著:海老根 静江『総体としてのヘンリー・ジェイムズ ―ジェイムズの小説とモダニティ』(彩流社)
評:里見繁美(大東文化大学教授)

■6面<読物・文化>
◆著:辺見 庸『明日なき今日 ―眩く視界のなかで 』(毎日新聞社)
評:姜 信子(作家)

◆著:佐々木 敦『批評時空間』(新潮社)
評:栗原 裕一郎(批評家)

◆著:栗原哲也『神保町の窓から』(影書房)
評:鷲尾賢也(評論家)

◆著:今野真二『ボール表紙本と明治の日本語』(港の人)
評:磯部 敦(奈良女子大学准教授)

<第二部:ワイド特集「新書のすすめ」>
■一面
◆小池昌代さんが新書を買う
「小池昌代さん選んだ18冊」

■二~四面
◆私のモチーフ

阿川佐和子『聞く力』(文春新書)

姜尚中『続・悩む力』(集英社新書)

石原結實『「空腹で歩く」と病気にならない』(ソフトバンク新書)

徳善義和『マルティン・ルター』(岩波新書)

吉田たかよし『元素周期表で世界はすべて読み解ける』(光文社新書)

更科功『化石の分子生物学』(講談社現代新書)

伊藤邦武『物語 哲学の歴史』(中公新書)

和田春樹『領土問題をどう解決するか』(平凡社新書)

周作人著/松枝茂夫訳『周作人随筆』(冨山房百科文庫)

■五~六面
◆二〇一二~二〇一三「新書棚つくりました!!」
(Books Tokyodo東中野店・横沢由紀子、篠崎夏乃/BOOKSルーエ・花本武)

■七~八面
◆近刊ピックアップ
◇2012年回顧総特集号

宮台真司・苅部 直・渡辺 靖鼎談「政治・外交・社会を振り返る」
※みやだい・しんじ氏=首都大学東京教授・社会学者・映画評論家。著書に『宮台教授の就活原論』など。1959年生。
※かるべ・ただし氏=東京大学教授・日本政治思想史専攻。著書に『丸山眞男』など。1965年生。
※わたなべ・やすし氏=慶應義塾大学SFC教授・アメリカ研究・文化政策論専攻。著書に『文化と外交』など。1967年生。

■3面
◇私の2012年=増田俊也
「ど真ん中のストレートを」(ますだ・としなり氏=小説家)

◆哲学=貫 成人
「哲学と生命をめぐる議論の切り結び」(ぬき・しげと氏=専修大学教授)

◆政治学=高田宏史
「「政権交代」への総括」(たかだ・ひろふみ氏=早稲田大学政治経済学術院助教)

◆経済学=半田正樹
「現代資本主義のあり方が問われる」(はんだ・まさき氏=東北学院大学教授)

◆社会学=好井裕明
「語られた声から語り得ない 何かが溢れだす貴重な記録」(よしい・ひろあき氏=日本大学教授)

■4・5面
◇2012年の日本文学回顧
伊藤氏貴・田中弥生「危機の時代に文学はどう変貌するのか」
※いとう・うじたか氏=文芸評論家、明治大学准教授。2002年「他者の在処―芥川の言語論」で第45回群像新人文学賞を受賞。2013年より本紙文芸時評を担当。著書に『告白の文学』『奇跡の教室』など。
1968(昭和43)年生。
※たなか・やよい氏=文芸評論家。2006年「乖離する私―中村文則―」で第49回群像新人文学賞優秀作受賞。2011年本紙文芸時評を担当。著書に『スリリングな女たち』。1972(昭和47)年生。

■5面
◆日本文学=楜沢 健
「「死ね」という囁きが、聞こえる」(くるみさわ・けん氏=文芸評論家)

◆外国文学(ラテンアメリカ)=立林良一
「フエンテスとボラーニョの翻訳」(たてばやし・りょういち氏=同志社大学准教授)

◆外国文学(中国)=山口 守
「莫言のノーベル文学賞受賞」(やまぐち・まもる氏=日本大学教授)

■6面
◇私の2012年=鹿島田 真希
「支えてくれた夫に感謝」(かしまだ・まき氏=作家)

◆外国文学(英米)=木下 卓
「十八世紀から十九世紀初頭にかけての文学の再考が始まる」(きのした・たかし氏=愛媛大学教授)

◆外国文学(ロシア)=中村唯史
「個性的な作品の紹介が相次ぐ」(なかむら・ただし氏=山形大学教授)

◆外国文学(韓国)=佐野正人
「充実した良書が立て続けに出た一年」(さの・まさと氏=東北大学准教授)

◆外国文学(フランス)=塚本昌則
「二十世紀からの贈り物」(つかもと・まさのり氏=東京大学教授)

■7面
◇私の2012年=原田マハ
「旅の空の下から」(はらだ・まは氏=作家)

◆芸術(美術)=真野宏子
「マティス評伝の決定版」(まの・ひろこ氏=早稲田大学講師)

◆芸術(音楽)=小宮正安
「認識の隙間を埋め、新たな発見を与えてくれる」(こみや・まさやす氏=横浜国立大学准教授)

◆芸術(演劇)=高橋宏幸
「個人の仕事が目立った」(たかはし・ひろゆき氏=演劇評論家)

◆芸術(写真)=川島 剛
「「共有」と「共用」の隙間」(かわしま・ごう氏=写真批評)

◆芸術(映画)=伊藤洋司
「映画本が充実した一年」(いとう・ようじ氏=中央大学教授)

■8面
◆論調=古市憲寿
「いくつものトリガーが論壇という世界を徐々に変えていくだろう」
(ふるいち・のりとし氏=東京大学大学院博士課程)

◆科学技術=横山輝雄
「バイオ分野でも日本が世界の先端」(よこやま・てるお氏=南山大学教授)

◆女性学=千田有紀
「「依存」と「自立」を結ぶケア」(せんだ・ゆき氏=武蔵大学教授)

◆マスコミ=鈴木雄雅
「現在のメディアが果たす役割」(すずき・ゆうが氏=上智大学文学部教授)

■9面
◆日本史(古代史)=木本好信
「「古事記」編纂1300年」(きもと・よしのぶ氏=甲子園短期大学特任教授)

◆日本史(中世史)=高橋秀樹
「室町時代史を中心に」(たかはし・ひでき氏=文部科学省教科書調査官)

◆日本史(近世史)=福留真紀
「対外関係史研究の成果」(ふくどめ・まき氏=長崎大学准教授)

◆日本史(近代以後)=阿部安成
「現代の価値や観点とは何か」(あべ・やすなり氏=滋賀大学教員)

◆西洋史=髙木勇夫
「歴史記述の世界化を促された若い研究者の著作」(たかぎ・いさお氏=名古屋工業大学教員)

◆東洋史=関 智英
「中国社会の今後へ注目が集まった年」(せき・ともひで氏=千葉商科大学他兼任講師)

■10面
◆ノンフィクション=新井 信
「彼らすべてがメルトダウンしていた」(あらい・まこと氏=編集者・日本大学芸術学部非常勤講師)

◆児童文学=ひこ・田中
「一年という時間が変えたこと 変わらないこと、子どもの眼差し」(ひこ・たなか氏=児童文学作家)

◆短歌=藤原 龍一郎
「豊穣な一年」(ふじわら・りゅういちろう氏=歌人)

◆俳句=須藤 徹
「なかなか噴出しない俳句マグマ」(すどう・とおる氏=俳人)

■11面
◆ミステリー=古山祐樹
「数年続く警察小説の人気 本格ミステリの収穫も」(ふるやま・ゆうき氏=書評家)

◆SF=風野春樹
「ジャンルを越えた活躍とSFを読む根源的な喜び」(かざの・はるき氏=SF書評家)

◆時代小説=末國善己
「歴史的な事件を通して現代の社会問題に迫る」(すえくに・よしみ氏=文芸評論家)

◆詩=和合亮一
「<言葉の強度>を求める」(わごう・りょういち氏=詩人)

■12・13面
◇2012年総索引

■13面
◆2012年 年間ベストセラー トーハン・日販が発表
◆第12回「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」授賞式開催
◆第47回「新風賞」決定

■14面
◇2012年出版動向=佐々木 利春
「出版業界前年比2%半ばの減少」(ささき・としはる氏=出版科学研究所主任研究員)

◇2012年書店動向=星野 渉
「生き残りをかけた闘い」(ほしの・わたる氏=「文化通信」編集長)
◇39人へのアンケート「2012年の収穫」
こんな本もあったのか! まだまだ読みたい、この一冊
◎年末恒例のアンケート特集。様々な分野の専門家、研究者、作家、書店員の方々が、この一年間に出版された書籍の中から、3冊を選定する。

■1面
◆連載=海岸線<第19回>/笹岡啓子
「熊本県 天草街道 島原湾 2011年」(ささおか・けいこ氏=写真家)

■2面
◆連載=漢字点心<第18回>/円満字二郎
 「忠」 (えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)

■5面
◆新刊紹介
著:飯沢耕太郎『フングス・マギクス ―精選きのこ文学渉猟』(東洋書林)

■6面
◆新刊紹介
笹岡啓子写真集『FISHING』(KURA)

◆連載=本の国へようこそ<第30回>「クリスマス」
◎パメラ・ドルトン 絵/藤本朝巳 文
 『クリスマスものがたり』(日本キリスト教団出版局)
◎メアリー・チャルマーズ 作/おびかゆうこ 訳
 『ハリーのクリスマス』(福音館書店)
◎ジョーン・G.ロビンソン 作/こみやゆう 訳
 『クリスマスってなあに?』(岩波書店)
◎ロバート・バリー 作/光吉夏弥 訳
 『おおきいツリー ちいさいツリー』(大日本図書)
◎トミー・デ・パオラ 作/ゆあさふみえ 訳
 『神の道化師』(ほるぷ出版)
◎児島なおみ
 『クリスマスソングブックⅠ』(偕成社)
◎レイモンド・ブリッグズ 作/さくまゆみこ 訳
 『サンタのなつやすみ』(あすなろ書房)
◎レギーネ・シントラー 文 /ジータ・ユッカー 絵
 『シモンとクリスマスねこ』(福音館文庫)

選書協力/銀座教文館 子どもの本のみせナルニア国川辺店長、菅原さん

■7面
◆連載=活字シアター<第473回>
仏教書出版四〇〇年の「本屋」法藏館の巻<第47回>

◆2012年賞と受賞者

■8面
◆連載=絵画の向こう側 ぼくの内側<第80回>/横尾忠則
「カメラは容赦なく廻る「新宿泥棒日記」顛末記」(よこお・ただのり氏=美術家)

◆連載=銀座を変えた雑誌Hanako!<第77回>/椎根 和
(しいね・やまと氏=元ハナコ雑誌編集長。編集者)

◆文学の時=安倍夜郎<十二月>
12月31日 井原西鶴作「世間胸算用」 副題は「大晦日は一日千金」
(あべ・やろう氏=漫画家)

◆元気に、出版。出版、元気に。/森 彰英
「創刊50周年を迎えた「中公新書」その読まれ方、作られ方」(下)(もり・あきひで氏=フリーライター)

◆第60回「菊池寛賞」贈呈式開催
◆第66回「毎日出版文化賞」 赤坂真理氏のスピーチより
◆第3回「山田風太郎賞」、第32回「横溝正史ミステリ大賞」、第19回「日本ホラー小説大賞」贈賞式開催

◆マガジンレーダー
◎マガジンハウス『BRUTUS』12月15日号が「文芸ブルータス」と題し、一度きりの文芸誌を刊行

◆「じんぶん大賞2012 ―読者と選ぶ人文書ベスト30」
紀伊國屋書店がアンケートを募集

<今週の書評>
■4面<学術・思想>
◆著:山口周三『南原繁の生涯 信仰・思想・業績』(教文館)
評:権左武志(北海道大学教授)

◆著:ウィリアム・バイナム/ヘレン・バイナム『Medicine ―医学を変えた70の発見』(医学書院)
評:廣野喜幸(東京大学准教授)

◆編:佐藤徹郎・雨宮民雄・佐々木 能章・黒崎政男・森 一郎『形而上学の可能性を求めて ―山本信の哲学』(工作舎)
評:小田部 胤久(東京大学教授)

◆著:山中伸弥・緑慎也(聞き手)『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』(講談社)
評:粥川準二(ジャーナリスト)

■5面<文学・芸術>
◆著:瀬戸内 寂聴『月の輪草子』(講談社)
評:藤室苑子(歌人)

◆著:梶木 剛『文学的視線の構図 ―梶木剛遺稿集』(深夜叢書社)
         『文学的思考の振幅』(深夜叢書社)
         『文学的思念の光彩』(深夜叢書社)
評:平岡敏夫(筑波大学名誉教授)

◆著:和田 とも美『李光洙長編小説研究 ―植民地における民族の再生と文学』(御茶の水書房)
評:佐野正人(東北大学准教授)

■7面<読物・文化>
◆著:鬼海弘雄『眼と風の記憶  ―写真をめぐるエセー』(岩波書店)
評:平田俊子(詩人)

◆著:桑原規子『恩地孝四郎研究 ―版画のモダニズム』(せりか書房)
評:坂本 満(美術史学者・国立歴史民俗博物館名誉教授)

◆編:スタンリー・バックサル/ベルナール・コマーン『マリリン・モンロー魂のかけら ―残された自筆メモ・詩・手紙』(青幻舎)
評:郷原 宏(文芸批評家)
◇亀山郁夫氏×清水正氏×三田誠広氏鼎談
「『悪霊』という尽きせぬ謎」
『謎とき「悪霊」』(新潮社)、『「悪霊」の世界』(D文学研究会)、『新訳 悪霊』(作品社)刊行を機に

<今週の読物>
■1面
◆連載=海岸線<第18回>/笹岡啓子
「神奈川県 江ノ島 2002年」(ささおか・けいこ氏=写真家)

■3面
◆連載=絵画の向こう側 ぼくの内側<第79回>/横尾忠則
「絵の中の文字のこと」(よこお・ただのり氏=美術家)

◆連載=銀座を変えた雑誌Hanako!<第76回>/椎根 和
(しいね・やまと氏=元ハナコ雑誌編集長。編集者)

◆連載=漢字点心<第16回>/円満字二郎
 「即」(紙面では旧字で表記されています) (えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)

■4面
◆論潮<12月>/古市憲寿
「迷路の中にある民主主義 ―まずは大混乱に向き合うこと」
(ふるいち・のりとし氏=東京大学大学院博士課程・社会学者)

◆スポットライト
著:エーリッヒ・フロム『聴くということ ―精神分析に関する最後のセミナー講義録』(第三文明社

■5面
◆文芸<12月>/楜沢 健
「押し寄せる、方言の氾濫=叛乱 ―方言の訴えと問いかけに向き合える想像力が問われる」
(くるみさわ・けん氏=文芸評論家)

◆新刊紹介
著:崔仁浩『他人の部屋』、『夢遊桃源図』(コールサック社)

■6面
◆シリーズ 日展と私⑥ 洋画家・塗師祥一郎氏インタビュー
「作家自身の新鮮さを求めて」 ―第44回 日展 12月9日まで―

■8面
◆映画時評<12月>/伊藤洋司
ブノワ・ジャコー『マリー・アントワネットに別れをつげて』。他に『悪の教典』『黄金を抱いて跳べ』『5windows』『3人のアンヌ』など。 (いとう・ようじ氏=中央大学教授)

◆文庫日和=来春映画化の文庫二冊
著:井上荒野『つやのよる』(新潮社)
著:蛭田 亜紗子『自縄自縛の私』(新潮社)

◆連載=活字シアター<第472回>
仏教書出版四〇〇年の「本屋」法藏館の巻<第46回>

■9面
◆クーンと中国科学 / 「新しい学問出発に向けて」佐々木力

◆鈴木博之氏講演会「東京駅舎」レポート=東京駅はかくして大正3年の姿に

■10面
◆元気に、出版。出版、元気に。/森 彰英
「創刊50周年を迎えた「中公新書」その読まれ方、作られ方」(上)(もり・あきひで氏=フリーライター)

◆田原総一朗の取材ノート
「無難めいている“原発ゼロ”主張」(たはら・そういちろう氏=ドキュメンタリー作家)

◆マガジンレーダー
◎『日本古書通信』(日本古書通信社発行)が11月号で1000号を迎える

◆出版メモ
◎『羽仁もと子案家計簿』、『高年生活の家計簿』(婦人之友社)
◎著:チャールズ・M・シュルツ/訳:谷川俊太郎『スヌーピー全集』全10巻(復刊ドットコム)が刊行開始
◎仲本淳『わが人生の一考察』(ふだん記全国グループ出版委員会)

<今週の書評>
■4面<学術・思想>
◆著:田中 浩『田中浩集 第一巻 ―トマス・ホッブズⅠ』(未來社)
評:高田宏史(早稲田大学助教)

◆著:前田 勉『江戸の読書会 ―会読の思想史』(平凡社)
評:金子宗徳(里見日本文化学研究所主任研究員)

■5面<文学・芸術>
◆著:辺見じゅん『夕鶴の家 ―父と私』(幻戯書房)
          『桔梗の風 ―天涯からの歌』(幻戯書房)
          『飛花落葉 ―季を旅して』(幻戯書房)
評:平岡敏夫(筑波大学名誉教授)

◆著:谷口 匡『読み継がれる史記 ―司馬遷の伝記文学』(塙書房)
評:村山吉廣(早稲田大学名誉教授)

■7面<読物・文化>
◆著:大治朋子『勝てないアメリカ  ―「対テロ戦争」の日常』(岩波書店)
評:武市英雄(上智大学名誉教授)

◆著:北 杜夫『見知らぬ国へ』(新潮社)
評:白川正芳(文芸評論家)

◆編:東京国立近代美術館『美術家たちの証言 ―東京国立近代美術館ニュース『現代の眼』選集』(美術出版社)
評:児島 薫(実践女子大学美学美術史学科教授)

◆著:ギーター・アラヴァムダン『インド 姿を消す娘たちを探して』(柘植書房新社)
評:金谷 千慧子(NPO法人女性と仕事研究所代表)

■8面<学術・文学>
◆著:田村 孟『田村孟 全小説集』(航思社)
評:中島一夫(批評家)

◆著:岩野裕一『文庫はなぜ読まれるのか』(出版メディアパル)
評:柴野京子(上智大学助教)
◇見田宗介・大澤真幸対談
「社会学全体の知を見渡す」
『現代社会学事典』(弘文堂)の刊行と『定本真木悠介著作集』(岩波書店)の刊行開始を機に
※みた・むねすけ氏=社会学者・東京大学名誉教授。著書に『現代社会の理論』『まなざしの地獄』『現代日本の精神構造』

『社会学入門』など。1937(昭和12)年生。
※おおさわ・まさち氏=社会学者。著書に『不可能性の時代』『動物的/人間的』『夢よりも深い覚醒へ』『ナショナリズムの由来』など。1958(昭和33)年生。

<今週の読物>
■1面
◆連載=海岸線<第17回>/笹岡啓子
「宮城県 南三陸町 志津川 2011年」(ささおか・けいこ氏=写真家)

■4・7面
◆秋山祐徳太子・田名綱敬一・山下裕二鼎談「銀座の歩き方・美術の楽しみ方」/仙台東高等学校美術部からのメッセージ
◎銀座ギャラリーズ「Xmas Art Festa」 12月7日~15日

■5面
◆『BOOKS ON JAPAN 1931–1972 日本の対外宣伝グラフ誌』(ビー・エヌ・エヌ新社)
刊行記念対談=金子隆一(写真評論家)×森岡督行(森岡書店店主)

■6面
◆連載=絵画の向こう側 ぼくの内側<第78回>/横尾忠則
「世田谷美術館でのサド・マゾ乗りの公開制作」(よこお・ただのり氏=美術家)

◆連載=銀座を変えた雑誌Hanako!<第75回>/椎根 和
(しいね・やまと氏=元ハナコ雑誌編集長。編集者)

◆文芸同人誌評/白川正芳
伊藤伸司「残日庵記」(「火涼」65号)、山本逸哉「言の葉―人生 あっち こっち」(「千尋」創刊号)ほか (しらかわ・まさよし氏=文芸評論家)

◆著者から読者へ/節子・クロソフスカ・ド・ローラ『動物裁判 節子の絵物語』(静山社)
「夫・バルデュスの見た夢から」
(せつこ・クロソフスカ・ド・ローラ氏=画家・随筆家)

◆フォト&アート
ぶん・泉鏡花/ゑ・中川学『絵本 化鳥』

◆連載=漢字点心<第16回>円満字二郎
 「臘」 (えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)

■10面
◆丸谷才一氏追悼 / 辻井喬
「今日の日本文学が持ち得た果実としての頂点」

◆出版メモ
◎『公共選択 第58号』(木鐸社)

◆平河工業社が来年で創業60周年
ドイツ・ハイデルベルグ市からの感謝状の贈呈式開催

<今週の書評>
■3面<学術・思想>
◆著:宮地正人『幕末維新変革史 上・下』(岩波書店)
評:落合弘樹(明治大学文学部教授)

◆著:ジグムント・バウマン『液状不安』(青弓社)
評:中道寿一(北九州市立大学教授)

◆著:野間俊一『解離する生命』(みすず書房)
評:可能涼介(批評家・精神保健福祉士)

◆著:ニール・キャンベル/アラスディア・キーン『アメリカン・カルチュラル・スタディーズ〔第二版〕 ―ポスト9・11から

みるアメリカ文化』(萌書房)
評:小暮修三(東京海洋大学大学院准教授)

■8面<文学・芸術>
◆著:田中慎弥『夜蜘蛛』(文藝春秋)
評:井口時男(文芸評論家)

◆著:寮 美千子『ラジオスターレストラン 千億の星の記憶』(長崎出版)
評:和合亮一(詩人)

◆著:平岡敏夫『佐幕派の文学史 ―福沢諭吉から夏目漱石まで』(おうふう)
評:井川博年(詩人)

◆著:江黒清美『「少女」と「老女」の聖域 ―尾崎翠・野溝七生子・森茉莉を読む』(學藝書林)
評:倉田容子(杉野服飾大学専任講師)

■9面<読物・文化>
◆著:木村 伊兵衛・土門 拳・濱谷 浩・林 忠彦・薗部 

澄・長野重一・田沼武能・熊切圭介『昭和の記憶 ―写真家が捉えた東京』(クレヴィス)
評:鴨下信一(演出家)

◆著:原武史『レッドアローとスターハウス―もうひとつの戦後思想史』(新潮社)
        『団地の空間政治学』(NHK出版)
評:先崎彰容(東日本国際大学准教授)

◆著:今尾恵介『地図で読む昭和の日本 ―定点観測でたどる

街の風景』(白水社)
評:芦原 伸(紀行作家・『旅と鉄道』編集長)

◆著:富岡 多惠子『ト書集』(ぷねうま社)
評:与那覇 恵子(東洋英和女学院大学教授)
◇北井一夫氏インタビュー
「いつか見た風景」
写真集刊行、展覧会開催を機に
※きたい・かずお氏=写真家。1944年、中国・旧満州鞍山生まれ。日本大学芸術学部写真学科中退。1965年に写真集『抵抗』を自費出版。74年から雑誌「アサヒカメラ」に「村へ」のシリーズを連載し、76年第一回木村伊兵衛写真賞を受賞。現在も雑誌「日本カメラ」にて「ライカで散歩」を連載中。写真集に『三里塚』『村へ』『ロザムンデ』『新世界物語』『信濃遊行』『フナバシストーリー』『いつかみた風景』『おてんき』『1990年代 北京』ほか。

<今週の読物>
■1面
◆連載=海岸線<第16回>/笹岡啓子
「福島県 相馬市 松川浦 2011年」(ささおか・けいこ氏=写真家)

■3面
◆連載=絵画の向こう側 ぼくの内側<第77回>/横尾忠則
「劇場もしくは着物のようなブックデザイン」(よこお・ただのり氏=美術家)

◆連載=銀座を変えた雑誌Hanako!<第74回>/椎根 和
(しいね・やまと氏=元ハナコ雑誌編集長。編集者)

◆著者から読者へ/栩木伸明
夢想と実景のアイルランド『アイルランド紀行 ―ジョイスからU2まで』(中央公論新社)
(とちぎ・のぶあき氏=早稲田大学教授、翻訳家)

◆文学の時=安倍夜郎<十一月>
1867(慶応3)年11月15日
坂本龍馬暗殺される この日は龍馬の誕生日(享年33歳)
(あべ・やろう氏=漫画家)

◆集英社出版四賞 贈賞式開催
◎第25回「柴田錬三郎賞」、第36回「すばる文学賞」、第25回「小説すばる新人賞」、第10回「開高健ノンフィクション賞」

◆連載=漢字点心<第15回>/円満字二郎
 「植」 (えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)

■6面
◆シリーズ 日展と私⑤ 彫刻家・中村晋也氏インタビュー
「芸術は個のもの、芸術は言葉」 ―第44回 日展 12月9日まで―

■8面
◆田原総一朗の取材ノート
「中国における経済と政治の矛盾」(たはら・そういちろう氏=ドキュメンタリー作家)

◆書店読売中公会が総会開催
白石社長が軽減税率求める

◆『新潮』12月号が文芸誌としては異例の増刷
安部公房氏の幻の最初小説を一挙掲載

◆野間読書推進賞の贈呈式が開催

◆連載=活字シアター<第471回>
仏教書出版四〇〇年の「本屋」法藏館の巻<第45回>

<今週の書評>
■4面<学術・思想>
◆著:ジャン=リュック・ナンシー『フクシマの後で ―破局・技術・民主主義』(以文社)
評:西山雄二(首都大学東京准教授)

◆著:佐藤 猛『百年戦争期フランス国制史研究 ―王権・諸侯国・高等法院』(北海道大学出版会)
評:髙木勇夫(名古屋工業大学教授)

◆著:ヴォルフガング・ブランケンブルク『目立たぬものの精神病理』(みすず書房)
評:小俣 和一郎(精神科医・上野メンタルクリニック院長)

◆著:オリオン・クラウタウ『近代日本思想としての仏教史学』(法藏館)
評:島田裕巳(作家・宗教学者)

■5面<文学・芸術>
◆著:リチャード・パワーズ『エコー・メイカー』(新潮社)
評:木原善彦(大阪大学准教授)

◆著:安藤礼二『祝祭の書物 ―表現のゼロをめぐって』(文藝春秋)
評:池田雄一(文芸評論家)

◆著:橋本 治『幸いは降る星のごとく』(集英社)
評:神田法子(ライター)

◆著:東 直子『キオスクのキリオ』(筑摩書房)
評:小池昌代(詩人・作家)

■7面<読物・文化>
◆編:吉田則昭・岡田章子『雑誌メディアの文化史 ―変貌する戦後パラダイム』(森話社)
評:難波功士(関西学院大学教授)

◆著:港 千尋『ヴォイドへの旅 ―空虚の創造力について』(青土社)
評:木下史青(東京国立博物館・学芸企画部企画課・デザイン室長)

◆著:菅 直人『東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと』(幻冬舎)
評:岳 真也(作家・歴史時代作家クラブ代表幹事)

◆著:松浦 弥太郎『暮しの手帖日記』(暮しの手帖社)
評:影山裕樹(編集者)
◇鎌田慧・雨宮処凛・松本裁トークライブ載録
「日本を再稼働させるな」
『脱原発とデモ―そして、民主主義』(筑摩書房)刊行を機に

※あまみや・かりん氏=作家・活動家。1975年生。
※かまた・さとし氏=ルポライター。1938年生。
※まつもと・はじめ氏=リサイクルショップ「素人の乱5号店」店主。1974年生。

<今週の読物>
■1面
◆連載=海岸線<第15回>/笹岡啓子
「宮城県 気仙沼 2011年」(ささおか・けいこ氏=写真家)

■3面
◆連載=絵画の向こう側 ぼくの内側<第76回>/横尾忠則
「パンタナールの神秘」(よこお・ただのり氏=美術家)

◆連載=銀座を変えた雑誌Hanako!<第73回>/椎根 和
(しいね・やまと氏=元ハナコ雑誌編集長。編集者)

◆連載=ニュー・エイジ登場<第382回>菅原和也
「「人」の黒い部分と白い部分を各書く」
※すがはら・かずや氏=作家。高校を中退後、料理人、バーテンダー、キャバクラのボーイなどの職業を経験。『さあ、地獄へ堕ちよう』(角川書店発行・角川グループパブリッシング発売)で第32回横溝正史ミステリ大賞を受賞。1988(昭和63)年生。

◆著者から読者へ/内田洋子
ある<箱>との出会いから『ミラノの太陽、シチリアの月』(小学館)
(うちだ・ようこ氏=エッセイスト)

◆フォト&アート/長谷川 逸子
『海と自然と建築と』(彰国社)

◆連載=漢字点心<第13回>/円満字二郎
 「偸」 (えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)

■6面
◆シリーズ 日展と私④ 岩倉寿氏(日展常務理事・日本画家)インタビュー
「日展の日本が、そして若者たちへ」 ―第44回 日展 12月9日まで―

■8面
◆連載=活字シアター<第470回>
仏教書出版四〇〇年の「本屋」法藏館の巻<第44回>

■9面
◆連載=元気に、出版。出版、元気に。/塩澤実信
山と溪谷社「アウトドア関係の出版を目ざす」(しおざわ・みのぶ氏=出版評論家)

◆受賞
◎第65回「野間文芸賞」、第34回「野間文芸新人賞」、第50回「野間児童文芸賞」受賞者の記者会見が開催
◎第24回「アジア・太平洋賞」表彰式が開催

◆「横尾忠則現代美術館」開館
横尾忠則展「反反復復反復」開催中

◆読書人登場 / 黒澤由里氏
「時の滴」

■10面
◆「敗者の日本史」(全20巻、吉川弘文館)、シリーズ刊行開始
  『箱館戦争と榎本武揚』刊行を機に
◎編者 関 幸彦(日本大学教授)
 「物言わぬ敗れし者たちと向きあう」
◎編者 山本博文(東京大学大学院教授)
 「命を捨てることを決意する心情」
◎桐野作人(歴史作家)
 「維新の敗者たちの雪冤と復権のプロセス」
◎著者 樋口雄彦(国立歴史民俗博物館教授)
 「多様な「敗者」群像」

<今週の書評>
■4面<学術・思想>
◆著:磯前順一『宗教概念あるいは宗教学の死』(東京大学出版会)
評:西川長夫(立命館大学名誉教授)

◆著:野本和幸『フレーゲ哲学の全貌 論理主義と意味論の原型』(勁草書房)
評:佐々木 力(中国科学院大学教授)

◆著:岸 衛+桜井 厚『差別の境界をゆく ―生活世界のエスノグラフィー』(せりか書房)
評:好井裕明(日本大学文理学部教授)

◆著:アンソニー・グラフトン『アルベルティ イタリア・ルネサンスの構築者』(白水社)
評:池上英洋(美術史家)

■5面<文学・芸術>
◆著:田中弥生『スリリングな女たち』(講談社)
評:後藤聡子(麻布中学校・高等学校教諭/博士)

◆著:逸見久美『新版 評伝 与謝野寛晶子 昭和篇』(八木書店)
評:紅野謙介(日本大学教授)

◆著:ドナルド・キーン『正岡子規』(新潮社)
評:水口義朗(文芸評論家)

◆著:ボフミル・フラバル『厳重に監視された列車』(松籟社)
評:赤塚若樹(首都大学東京准教授)

■7面<読物・文化>
◆著:村木良彦『映像に見る地方の時代』(博文館新社)
評:金平茂紀(TBS「報道特集」キャスター)

◆著:斎藤 環『被災した時間 ―3・11が問いかけているもの』(中央公論新社)
       『原発依存の精神構造 ―日本人はなぜ原子力が「好き」なのか』(新潮社)
評:井崎正敏(批評家)

◆著:島 亨『フクシマ ―放射能汚染に如何に対処して生きるか』(言叢社)
評:市川紀行(詩人・地域劇団主宰・元茨城県美浦村長)

◆著:関千枝子・狩野美智子『往復書簡 広島・長崎から ―戦後民主主義を生きる』(彩流社)評:川成 洋(法政大学教授)

■8面<学術・文学>
◆著:島田裕巳『小説 日蓮 上・下』(東京書籍)
評:安宅夏夫(詩人)

◆編:富士川義之・結城英雄『亡霊のイギリス文学 ―豊饒なる空間』(国文社)
 編:松本昇・東雄一郎・西原克政『亡霊のアメリカ文学 ―豊饒なる空間』(国文社)
評:木下 卓(愛媛大学教授)
2012年11月9日号

◇足立正生・荒井晴彦対談
「追悼・若松孝二」
※わかまつ・こうじ氏=映画監督。10月17日、死去。12日夜に新宿区

内で交通事故に遭い、都内の病院に入院していたが、搬送先の病院で

死去した。76歳。宮城県出身。地元の高校を中退して上京。和菓子屋

に勤務するなど、職を転々としながら、テレビ映画の助監督を経て、

ピンク映画『甘い罠』で監督デビュー。1965年に若松プロを設立。

2008年、ベルリン国際映画祭で『実録・連合赤軍 あさま山荘への道

程』が最優秀アジア映画賞を受賞。作品に『キャタピラー』『11・25

自決の日 三島由紀夫と若者たち』『海燕ホテル・ブルー』『千年の

愉楽』など。
※あだち・まさお氏=映画監督。日本大学中退。若松プロでピンク映

画の脚本を書き、『堕胎』で映画デビュー。74年以降、日本赤軍と行

動を共にする。1939年生。
※あらい・はるひこ氏=脚本家・映画監督。早稲田大学除籍。監督作

品に「身も心も」、脚本に「遠雷」「キャバレー日記」「Wの悲劇」

など。1947年生。
<今週の読物>
■1面
◆連載=海岸線<第14回>/笹岡啓子
「沖縄県 国頭村 奥 2007年」(ささおか・けいこ氏=写真家)

■3面
◆連載=絵画の向こう側 ぼくの内側<第75回>横尾忠則
「ある記憶の光景」(よこお・ただのり氏=美術家)

◆連載=銀座を変えた雑誌Hanako!<第72回>/椎根 和
(しいね・やまと氏=元ハナコ雑誌編集長。編集者)

◆映画時評<11月>/伊藤洋司
ホン・サンス『次の朝は他人』。他に『アルゴ』『エージェント・マ

ロリー』『オデット』『スプリング・ブレイカーズ』など。(いとう・ようじ氏=中央大学教授)

◆文学館散歩=泉鏡花記念館

◆連載=漢字点心<第13回>/円満字二郎
 「腥」 (えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)

◆連載=本の国へようこそ<第29回>「中国」
◎于大武・作 文妹・訳
 『北京 ―中軸線上につくられたまち』(ポプラ社)

◎ユイ・リーチョン文 チュ・チョンリャン絵 中由美子訳
 『チュンチエ ―中国のおしょうがつ』(光村教育図書)

◎蒲松齢・原作 心怡・再話 蔡皋・絵
『パオアルのキツネたいじ』(徳間書店)

◎安野光雅・作
 『旅の絵本Ⅶ』(福音館書店)

◎松瀬七織・訳 湯沢朱実・再話
 『子どもに語る 中国の昔話』(こぐま社)

◎下村 昇
 『下村式 漢字の本(小学1~6年生)』(偕成社)

◎栗田 亘
 『漢文を学ぶ(一~六)』(童話屋)

◎君島久子
 『「王さまと九人の兄弟」の世界』(岩波書店)

選書協力/銀座教文館 子どもの本のみせナルニア国 川辺店長、菅原さん

■6面
◆逸見久美氏講演『新版 評伝与謝野寛晶子』全三巻(八木書店)完結を機に

■7面
◆新刊紹介
著:どどいつ文庫『キテレツ洋書ブックガイド 世界珍本読本』(社会評論社)

■8面
◆シリーズ 日展と私③ 書家・新井光風氏インタビュー
「一本の線に自らの命を閉じ込める」 ―第44回 日展 11月2日~

■9面
◆連載=活字シアター<第469回>
仏教書出版四〇〇年の「本屋」法藏館の巻<第43回>

■10面
◆田原総一朗の取材ノート
「日本は平和で人権を守っているが」(たはら・そういちろう氏=ドキュメンタリー作家)

◆受賞
◎第49回「文藝賞」贈賞式開催
◎第6回髙橋松之助記念「朝の読書大賞」と「文字・活字文化推進大賞」授賞式開催

◆出版メモ
◎ナナ・コーポレート・コミュニケーション刊行
 著:村上福之『ソーシャルもうええねん』

◎祥伝社・光文社共同企画 浅見光彦登場30周年 二冊同時刊行
 著:内田康夫『汚れちまった道』(祥伝社)『萩殺人事件』(光文社)

<今週の書評>
■4面<学術・思想>
◆著:ポール・ド・マン『盲目と洞察 現代批評の修辞学における試論』(月曜社)
 評:山城 むつみ(批評家)

◆著:澤田哲生『メルロ=ポンティと病理の現象学』(人文書院)
 評:加賀野井 秀一(中央大学教授)

◆著:森山至貴『「ゲイコミュニティ」の社会学』(勁草書房)
 評:砂川秀樹(文化人類学者)

■5面<文学・芸術>
◆編:日本シェイクスピア協会『シェイクスピアと演劇文化―日本シェイクスピア協会創立50周年記念論集』(研究社)
 評:荒木正純(白百合女子大学教授)

◆著:松井太郎/編:西成彦・細川周平『遠い声―ブラジル日本人作家 松井太郎小説選・続』(松籟社)
 評:成田龍一(日本女子大学教授)

◆著:アマーラ・ラクース『マルコーニ大通りにおけるイスラム式離婚狂想曲』(未知谷)
 評:堤 康徳(イタリア文学者)

◆著:斎藤 ゆりかご『昔ながらの蛇いちご』(文芸社)
 評:船曳由美(エッセイスト)

■7面<読物・文化>
◆著:フレデリック・マルテル『メインストリーム ―文化とメディアの世界戦争』(岩波書店)
 評:岡井崇之(東洋英和女学院大学専任教師)

◆著:畠山直哉『気仙川』(河出書房新社)
 評:畑中章宏(著述業)

◆著:ベルナール・ルブラン/ミシェル・ルフェーブル『ロバート・キャパ』(原書房)
 評:加藤哲郎(写真評論家)

◆著:大橋博之『SF挿絵画家の時代』(本の雑誌社)
 評:風野春樹(SF書評家)
2012年11月2日号

◇横尾忠則氏インタビュー(聞き手・椎根和氏)
「横尾忠則現代美術館開館」
※よこお・ただのり氏=美術家。兵庫県西脇市生まれ。日本はもとより世界各国で個展を開催。近年も、初の写真集『東京Y字路』の発表、小説『ぶるうらんど』で泉鏡花文学賞受賞など、さまざまなジャンルで活発な活動を繰り広げる。1936(昭和11)年生。
※しいね・やまと氏=編集者。福島県生まれ。「平凡パンチ」「anan」「popeye」「Hanako」他の雑誌編集に携わる。全盛期マガジンハウスの名物編集長の一人。近著に『完全版 平凡パンチの三島由紀夫』(河出書房新社)。1942(昭和17)年生。

<今週の読物>
■1面
◆連載=海岸線<第13回>/笹岡啓子
「静岡県 伊豆半島 雲見 2010年」(ささおか・けいこ氏=写真家)

■3面
◆連載=絵画の向こう側 ぼくの内側<第74回>/横尾忠則
「物語的作品からの脱却」(よこお・ただのり氏=美術家)

◆連載=銀座を変えた雑誌Hanako!<第71回>/椎根 和
(しいね・やまと氏=元ハナコ雑誌編集長。編集者)

◆文芸同人誌評/白川正芳
上井敬一「世界の秘境で思ったこと」(「鶴」42号)、対談「森崎和江・内田聖子」(「Myaku」(脈)13号)ほか (しらかわ・まさよし氏=文芸評論家)

◆著者から読者へ/辻 かおり
日本女性がみた本当のパリ『パリジェンヌとタクシーの法則』(西村書店)
(つじ・かおり氏=エッセイスト)

◆第三回 山田風太郎賞 決定

◆連載=漢字点心<第12回>/円満字二郎
 「闘」 (えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)

■4面
◆論潮<11月>/古市憲寿
「茶番が許される日本の論壇 ―安定したステージと観客席がある中で」
(ふるいち・のりとし氏=東京大学大学院博士課程・社会学専攻)

◆スポットライト
著:エイミー・ヒル・ハース『アメリカ先住民女性の現代史 』(彩流社)

■5面
◆文芸<11月>/楜沢 健
「「ムカツク」を抱きしめて ―各誌新人賞がテーマとして焦点化した表現」
(くるみさわ・けん氏=文芸評論家)

■6面
◆「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」ソロトーク
西新宿の東京オペラシティ アートギャラリーで開催中(~12月24日まで)

■7面
◆新刊紹介
マジック:内田伸哉/漫画:神谷圭介『はじめてのトリック野郎 ―演出から学ぶ手品入門BOOK』(ポプラ社)

■8面
◆スミソニアン国立自然史博物館 開館100周年記念出版
  『地球博物学大図鑑』(東京書籍)を読む
◎長沼 毅(辺境生物学者)
 「読み解くべき“生命の歴史”」
◎泉 麻人(コラムニスト)
 「ネズミクイってネズミがいるのだ」
◎木下史青(東京国立博物館・学芸企画部企画課・デザイン室長)
 「「地球生命の樹」を手に入れる」
◎中上 紀(作家)
 「熊楠の見た宇宙の真理」

■9面
◆受賞
◎第48回「谷崎潤一郎賞」、第7回「中央公論文芸賞」 贈呈式開催
◎第34回「角川源義賞」、第10回「角川財団学芸賞」決定

◆12月号の雑誌予告

■10面
◆シリーズ 日展と私② 洋画家・寺坂公雄氏インタビュー
「日展百年 その大いなる功績」 ―第44回 日展 11月2日から開催―

<今週の書評>
■4面<学術・思想>
◆著:ジャン=ピエール・ヴェルナン『ギリシア人の神話と思想』(国文社)
評:前田耕作(アジア文化研究家・和光大学名誉教授)

◆著:土佐弘之『野生のデモクラシー ―不正義に抗する政治について』(青土社)
評:松葉祥一(神戸市看護大学教員)

■5面<文学・芸術>
◆著:富岡 幸一郎『千年残る日本語へ』(NTT出版)
評:伊藤氏貴(文芸評論家)

◆『西本鶏介児童文学論コレクション Ⅰ児童文学時評、Ⅱ児童文学の作家と作品、Ⅲ文学のなかで描かれる人間像/児童文学の歴史・民話論』(ポプラ社)
評:野上 暁(評論家)

■7面<読物・文化>
◆編集代表:高橋 作太郎『リーダーズ英和辞典 第3版』(研究社)
評:馬場 彰(東京外国語大学名誉教授)

◆著:横尾忠則『横尾忠則コラージュ』(国書刊行会)
評:池上裕子(美術史家、神戸大学国際文化学研究科)

◆著:柘植 あづみ『生殖技術 ―不妊治療と再生医療は社会に何をもたらすか』(みすず書房)
評:歌代幸子(ノンフィクションライター)

◆著:松岡正剛『松丸本舗主義 ―奇蹟の本屋、3年間の挑戦。』(青幻舎)
評:高山 宏(英文学者)
◇角田光代氏ロングインタビュー
「世界で最も美しい男たち」
『空の拳』(日本経済新聞社)刊行を機に
※かくた・みつよ氏=作家。早稲田大学卒。1990年、『幸福な遊戯』で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『かなたの子』で泉鏡花文学賞を受賞。1967(昭和42)年生。

<今週の読物>
■1面
◆連載=海岸線<第12回>/笹岡啓子
「北海道 根室半島 種差海岸 2010年」(ささおか・けいこ氏=写真家)

■3面
◆連載=絵画の向こう側 ぼくの内側<第73回>/横尾忠則
「森羅万象を描く」(よこお・ただのり氏=美術家)

◆連載=銀座を変えた雑誌Hanako!<第70回>/椎根 和
(しいね・やまと氏=元ハナコ雑誌編集長。編集者)

◆連載=ニュー・エイジ登場<第381回>「似たようなもの」
田中美穂『亀のひみつ』(WAVE出版)
※たなか・みほ氏=岡山県倉敷市の古本屋「蟲文庫」店主。シダ、コケ、菌類、海藻など、地味な動植物が好き。8匹の亀と2匹の猫と暮らす。著書に『苔とあるく』(WAVE出版)、『わたしの小さな古本屋』(洋泉社)がある。1972(昭和47)年生。

◆文学の時=安倍夜郎<十月>
時刻表記念日 1894(明治27)年10月5日 庚寅新誌社より日本初の本格的時刻表『汽車汽船旅行案内』が出版される。
(あべ・やろう氏=漫画家)

◆文庫日和
坂井希久子『崖っぷちの鞠子』(光文社)

◆森敦生誕100年 森さんお祝いの会開催

◆連載=漢字点心<第11回>/円満字二郎
 「紐」 (えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター)

■6面
◆福岡愛子・劉建平対談「歴史に向き合い未来を模索する」
王泰平著・福岡愛子監訳『「日中国交回復」日記 ―外交部の「特派員」が見た日本』(勉誠出版)

■8面
◆シリーズ 日展と私① 人形作家・奥田小由女氏インタビュー
「日展と工芸美術のあり方を語る」

■9面
◆連載=活字シアター<第467回>
仏教書出版四〇〇年の「本屋」法藏館の巻<第41回>

■10面
◆元気に、出版。出版、元気に。/森 彰英
「超ロングセラーの名作を創出し続ける「ビッグコミックオリジナル」(下)(もり・あきひで氏=フリーライター)

◆田原総一朗の取材ノート
「AKB48の魅力とはなにか」(たはら・そういちろう氏=ドキュメンタリー作家)

◆出版界
◎紀伊國屋書店新宿本店/3階G15棚「脱原発な人びとフェア」
 ―筑摩書房『脱原発とデモ』著書本フェア開催中

◆出版メモ
◎永沢道雄『江戸・東京が震えた日 ―安政大地震と関東大震災』(光人社NF文庫)
◎佐野衛『書店の棚 本の気配』(亜紀書房)

◆受賞
◎第60回菊池寛賞決定

<今週の書評>
■4面<学術・思想>
◆著:大庭 健『いのちの倫理』(ナカニシヤ出版)
評:田中智彦(東京医科歯科大学准教授)

◆著:清水 元『北一輝 ―もう一つの「明治国家」を求めて』(日本経済評論社)
評:坪内隆彦(『月刊日本』編集長)

◆著:ジョルジョ・アガンベン『到来する共同体』(月曜社)
評:岡本源太(岡山大学准教授)

◆著:佐々木 隆治『私たちはなぜ働くのか ―マルクスと考える資本と労働の経済学』(旬報社)
評:前田年昭(編集者、神戸芸術工科大学教員=組版)

■5面<文学・芸術>
◆著:テア・オブレヒト『タイガーズ・ワイフ』(新潮社)
評:福間健二(詩人・映画監督・首都大学東京教授)

◆著:梶木 剛『文学的思考の振幅』(深夜叢書社)
評:脇地 炯(評論家)

◆著:清水良典『あらゆる小説は模倣である。』(幻冬舎)
評:中村三春(北海道大学教授)

◆作:ジョン・フラナガン『弟子 ―アラルエン戦記1』(岩崎書店)
評:福田はぎの(立教大学教授)

■7面<読物・文化>
◆著:小沼 勝『わが人生 わが日活ロマンポルノ』(国書刊行会)
  著:寺脇 研『ロマンポルノの時代』(光文社)
評:高取 英(劇作家・月蝕歌劇団代表)

◆著:藤井淑禎『名作がくれた勇気 ―戦後読書ブームと日本人』(平凡社)
評:芝田正夫(関西学院大学教授)

◆著:小玉 武『佐治敬三 ―夢、大きく膨らませてみなはれ』(ミネルヴァ書房)
評:猪狩誠也(東京経済大学名誉教授・日本広報学会顧問)

◆著:ブライアン・クレッグ『重力はなぜ生まれたのか』(ソフトバンク クリエイティブ)
評:白鳥 敬(サイエンスライター)

商品情報・内容

  • 出版社:読書人
  • 発行間隔:週刊
  • サイズ:新聞

■ 哲学思想・文学芸術からサブカルまで…読書人のための新聞

これからでる雑誌の特集紹介などの軽いもの、現場の書店員のすすめる超実用的児童書案内から、20世紀を代表する思想家に関するヘビー級まで広範囲な内容。中心になる書評は、『学術・思想』『文学・芸術』『読物・文化』ときめ細かく「専門紙」と言うより「通好み」といった切口で本の世界のあれこれを紹介している総合報道紙です。

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