医学のあゆみ 発売日・バックナンバー

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医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:てんかん診療のパラダイムシフト――診断・治療・ケアの進歩 企画:川合謙介(自治医科大学脳神経外科) ・てんかんは古くから知られる代表的な神経疾患であり,非けいれん性てんかん重積の正確な診断,失神や心因性非てんかん発作(PNES)との鑑別は,救急・一般外来を担う非専門医にも必須の実地知識である. ・治療面においては,薬物療法や外科的アプローチだけでなく,包括的なてんかんケアの概念が普及し,精神心理的サポートや社会的支援を含む多職種連携体制の重要性が強調されている. ・本特集では「てんかん」の定義・分類の最新知見,成人・小児の診断学の進歩,薬物療法・外科療法・ニューロモデュレーションの最新動向,さらには包括ケアや診療体制の整備まで,多角的に取り上げる.

目次
はじめに
てんかんの定義と分類――Up to date
成人てんかん診断の進歩
小児てんかん診断の進歩
てんかん内科的治療の進歩――抗てんかん発作薬,重積治療含む
てんかん外科治療の進歩――定位手術の導入と低侵襲化
てんかんニューロモデュレーション治療の進歩
てんかんの包括ケア
てんかん診療体制の進歩
TOPICS【神経内科学】認知症診療における医科歯科連携――counterpartとしての歯科の意義
TOPICS【小児科学】幼少期の感情制御と腸内細菌叢との発達的関連
連載【ケースから学ぶ臨床倫理推論】26(最終回).総論:臨床倫理の歴史と臨床倫理コンサルテーションの展開
連載【イチから学び直す医療統計】18.因果推論
連載【医療分野におけるブロックチェーンとNFTの活用】8.日本における医療データの生成AI利用の課題およびブロックチェーンが拓く「患者主義」の医療データ流通基盤
連載【医師の働き方改革――取り組みの現状と課題】7.兼業(外勤)先の取り扱い
FORUM【人間社会の未来――専門家が予見する人類の行方】3.少子化とライフコースの行方
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:第1土曜特集 エピゲノム編集の進歩と医療応用への道 企画:中村卓郎(東京医科大学医学総合研究所未来医療研究センター実験病理学部門) ・解析技術の進歩により,疾患病態におけるゲノム変異の役割が明らかになる一方で,ゲノム変異に依存しない病因としてエピゲノム異常の重要性が浮かび上がってきている. ・エピゲノム異常を主要な病因とする疾患は,先天性代謝異常,神経筋細胞の機能異常,がん,老化関連疾患など多岐にわたり,各分野の専門家が病態解明と治療法開発に取り組んでいる. ・本特集では,エピゲノム編集の基本技術の開発に携わっている研究者が最新のプラットフォームを説明するとともに,医療応用の基礎となるエピゲノム病態の概念に関する研究成果についても紹介する.

目次
はじめに
転写調節・エピゲノム編集における転写制御因子とエピゲノム修飾酵素の最新動向
不活性型CRISPR-Casシステムを用いたエピゲノム編集ツール
CRISPRoffシステムによるエピゲノム編集とその応用
エンハンサー同定と編集による疾患分子メカニズムの解析
ゲノム・エピゲノム編集を最適化するガイドRNAの設計戦略
DNAメチル化編集によるインプリント制御機構の解析
エピゲノム編集を用いた疾患モデル動物の創出
エピゲノム編集プラットフォームを用いたゲノムワイドスクリーニング技術と疾患解析研究
エピゲノム編集への応用を視野に入れたLNP型核酸デリバリーシステムの現状と将来
エピゲノム遺伝子治療の現状と新規ベクター開発の可能性
小児遺伝性疾患に対するエピゲノム編集アプローチの可能性
AMLに対するエピゲノム編集治療の開発
網膜色素変性の新規治療法としてのエピゲノム編集の可能性
アルツハイマー型認知症に対するエピゲノム編集治療の可能性
X染色体関連疾患とエピゲノム編集――不活性化アレル再活性化の現状と課題
骨軟部肉腫のエピゲノム異常を標的としたエピゲノム編集治療の展望
CRISPR活性化スクリーニングを活用した骨髄系腫瘍に対するデシタビン作用機序の解析
小児脳腫瘍における治療標的としてのエピゲノム編集――基礎研究が紡ぐ臨床応用への展望
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:神経系による呼吸・循環調節――ホメオスタシスとアロスタシスによる制御 企画:小金澤禎史(筑波大学医学医療系神経生理学) ・神経系は生体内外の環境変動をモニターし,呼吸と循環の適切な調節をたえず行っている.生体の恒常性を維持する機構はホメオスタシスとよばれ,生体内外の環境変動により変化した酸素飽和度や血圧などを元の値に戻し,常に一定の状態を保つ. ・一方で,生体が置かれた状況に対して最適な機能を実現するために,あえて元とは異なる状態へ変化させる制御を行う機構をアロスタシスとよぶ. ・本特集では,神経系による呼吸・循環調節機構の多面的な理解のため,生体内外のさまざまな環境変動に対し,ホメオスタシスおよびアロスタシスによる制御がどのように生体の状況を最適化しているかを紹介する.

目次
はじめに
呼吸による脳機能制御の新たな視点――時間情報の制御因子としての役割
生体ガスによる呼吸パターンの維持機構
皮質視床ネットワークによる意図的な心拍数制御
日常生活における交感神経活動による動的な動脈圧調節――睡眠,運動から精神的ストレスまで
皮膚循環調節に関わる神経回路と神経薬理
外側手綱核が制御するストレス性循環調節機構
TOPICS【社会医学】公衆衛生大学院が目指すもの
TOPICS【生理学】親しい人の顔を表現する線条体尾部の神経応答
連載【ケースから学ぶ臨床倫理推論】25.小児の輸血拒否――15歳未満の場合
連載【イチから学び直す医療統計】17.医学研究におけるベイズ統計学
連載【医療分野におけるブロックチェーンとNFTの活用】7.日本と世界におけるWeb3.0医療の最前線
連載【医師の働き方改革――取り組みの現状と課題】6.オンコール体制の現状と課題
FORUM【病院建築への誘い――医療者と病院建築のかかわりを考える(12)】
FORUM【人間社会の未来――専門家が予見する人類の行方】2.日本社会と移民――変化する人口の見通しとその要因
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:肺炎診療マネジメント――ガイドライン改訂のポイントと今後の課題 企画:迎 寛(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科呼吸器内科学分野) ・「成人肺炎診療ガイドライン2024」は,欧米のガイドラインを参考にしながら,超高齢社会である日本の医療情勢にフィットするよう医療・介護関連肺炎(NHCAP)を残すという独自性をもつ.さらに,さまざまなウイルスが呼吸器感染症の原因微生物として認知されるようになってきたことから,ウイルス性肺炎の項目を追加するなど,質の高いガイドラインとして進化した. ・本特集では,ガイドライン作成の中心的役割を担ったエキスパートたちが,市中肺炎や院内肺炎,NHCAP,ウイルス性肺炎,誤嚥性肺炎,検査法や予防法などについて,ガイドラインにおけるポイントや課題をあげながら,そのエッセンスを解説する.

目次
はじめに
市中肺炎のポイントと課題
医療・介護関連肺炎のガイドライン改訂ポイントと今後の課題
院内肺炎のポイントと課題
ウイルス性肺炎のポイントと課題
「成人肺炎診療ガイドライン2024」における誤嚥性肺炎の位置づけと課題
肺炎診療における検査法
予防のポイントと課題
TOPICS【輸血学】献血というボランティアの実像――多回数献血者とはどのような人々なのか
TOPICS【内分泌・代謝学/救急医学】もう常識?SGLT2阻害薬による正常血糖性ケトアシドーシス!
連載【ケースから学ぶ臨床倫理推論】24.小児の輸血拒否――15歳以上18歳未満の場合
連載【イチから学び直す医療統計】16.生存時間解析
連載【医療分野におけるブロックチェーンとNFTの活用】6.中央集権型と分散型Web3.0併用による医療情報共有のトラスト(信頼関係)の評価法
連載【医師の働き方改革――取り組みの現状と課題】5.医師の働き方改革における宿日直許可取得の意味とは
FORUM【人間社会の未来――専門家が予見する人類の行方】はじめに
FORUM【人間社会の未来――専門家が予見する人類の行方】1.人口分布の観点からみた人口減少のゆくえ
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:“All You Need is Synapse”シナプスを標的とした創薬に向けて 企画:柚﨑通介(慶應義塾大学ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(Bio2Q)) ・認知症,パーキンソン病,難聴,緑内障といった神経変性疾患や,脊髄損傷などの外傷性疾患において,シナプス機能や構造の破綻が神経細胞死に先行して出現することから,これらを包括する“シナプス病(synaptopathy)”という概念が提唱されている. ・シナプス病に挑むためには,生体内でのシナプス異常を早期・客観的に捉える診断技術の確立が必要であり,また,個々のシナプス分子の役割を神経回路や行動レベルに連結して理解する統合的研究が不可欠となる. ・本特集では,シナプスを起点とした創薬や精密医療の実装に向けて,疾患横断の視点から最新知見と治療戦略を各分野の専門家が解説する.

目次
はじめに
ヒト生体脳におけるAMPA受容体の可視化―― [11C]K-2を用いた精神疾患の神経基盤の解明
統合失調症における“シナプス刈り込み仮説”を再考する
自閉スペクトラム症とシナプス異常
シナプスを機能的に増強する――記憶障害治療への新たな可能性
人工シナプスオーガナイザーによる小脳失調・認知症・脊髄損傷への治療
シナプス障害を基盤とした緑内障発症機構と治療戦略
シナプス誤接続による慢性疼痛およびその治療戦略
TOPICS【再生医学】ヒトiPS細胞由来肝臓オルガノイド移植による免疫調節機構を介した肝線維化抑制
TOPICS【生化学・分子生物学】一細胞エンハンサー解析でT細胞多様性と免疫疾患に迫る
連載【ケースから学ぶ臨床倫理推論】23.先天性疾患を有した新生児の手術
連載【イチから学び直す医療統計】15.欠測データの解析手法
連載【医療分野におけるブロックチェーンとNFTの活用】5.非匿名化情報による医療用AIソフトウェア開発基盤の研究開発について
連載【医師の働き方改革――取り組みの現状と課題】4.変形労働時間制と裁量労働制の仕組みと違い
FORUM【司法精神医学への招待――精神医学と法律の接点】18(最終回).認定鑑定医制度と人材育成
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:第1土曜特集 生体システムのレジリエンス――神経-免疫-内分泌連関から探る適応と修復のメカニズム 企画:山下俊英(大阪大学大学院医学系研究科分子神経科学) ・レジリエンスとは,一般に“回復力”や“復元力”と訳され,もともとは物理学で用いられてきた概念であるが,近年,医学領域においてもその重要性が注目され,本質を探る研究が急速に進展している. ・老化に伴う回復力・修復力の低下,すなわちレジリエンスの低下は,神経系や免疫,多様な臓器で共通して認められる.生体システムの構造や機能が時空間的に変容することで,複数の臓器が連鎖的に影響を受ける“多病状態”へ至ることも考えられる. ・本特集では,生体を包括的に観察することで複雑なメカニズム解明を目指す,レジリエンス研究の最前線を取り上げる.

目次
はじめに
週刊「医学のあゆみ」バックナンバー
ゲートウェイ反射による慢性炎症性疾患の病態制御
脳梗塞と修復性ミクログリア
神経回路の修復における末梢臓器由来因子の役割
脊髄損傷における神経-臓器-免疫連関の病態
多病における免疫系・神経系による臓器間連携機序
交感神経がつかさどるリンパ球動態の分子基盤と生理的・病理的意義
臓器間神経ネットワークによる糖代謝調節機構
臓器インタラクトミクスの可視化
神経-免疫連関による循環・呼吸系恒常性の維持とその破綻――心肺-骨髄軸の再構築
ミクログリアがもたらす脳のレジリエンスと破綻
神経変性疾患における生体システム連関――アルツハイマー病を中心に
神経系疾患における末梢由来免疫細胞
臓器関連の包括的理解に基づく認知症関連疾患の克服に向けて
アルツハイマー病と脂質代謝の連関
神経障害性疼痛に対する生体レジリエンス機構
パーキンソン病における脳-臓器連関――脳-腸連関を中心に
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:周産期メンタルヘルス――プレコンセプションケアから地域リエゾンまで 企画:竹内 崇(東京科学大学大学院医歯学総合研究科精神行動医科学分野) ・周産期メンタルヘルスにおける問題は,妊娠前から精神疾患に罹患している精神疾患合併妊娠への支援や,妊娠中あるいは出産後に新たに精神疾患を発症する産後うつ病を代表とする産褥期精神障害への対応などが中心になると考えられる. ・従来は,向精神薬の催奇形性や授乳への影響など薬物療法における問題が中心であったが,近年,薬物療法にとどまらず,さまざまな角度からアプローチがなされている. ・本特集では,妊娠・授乳を考慮した精神科薬物療法やプレコンセプションケア,米国で産後うつ病に適応となった新規抗うつ薬brexanolone,認知行動療法や対人関係療法などの心理療法的アプローチ,病院外の地域におけるリエゾン活動など,多岐にわたって解説する.

目次
はじめに
プレコンセプションケアにおけるメンタルヘルスの重要性――プレコンセプションケア専門外来を通じて
妊娠・授乳を考慮した精神科薬物療法
産後うつ病に対する新規治療薬brexanoloneへの期待
“母であること”に揺れるこころに寄り添う――周産期支援における認知行動療法と社会的処方の活用
妊産婦のための対人関係療法
精神疾患合併妊娠における臨床倫理コンサルテーション
大阪府における妊産婦メンタルヘルス支援
地域リエゾン――地域の周産期医療・母子保健を精神科が支援する意義
TOPICS【再生医学】発生メカニズムに基づく造血幹細胞の誘導技術の確立
TOPICS【救急・集中治療医学】熱中症と低体温症における重症度分類の最新動向
連載【ケースから学ぶ臨床倫理推論】22.緩和医療におけるモルヒネによる呼吸抑制:緩和医療死
連載【イチから学び直す医療統計】14.経時測定データの解析手法
連載【医療分野におけるブロックチェーンとNFTの活用】4.ICTおよび暗号技術を駆使した医療情報セキュア管理システムの構築
連載【医師の働き方改革――取り組みの現状と課題】3.時間管理の導入
FORUM【司法精神医学への招待――精神医学と法律の接点】17.犯罪被害者支援の現状と課題
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:健康食品・サプリメントによる健康被害を防ぐ 企画:曽根博仁(新潟大学大学院医歯学総合研究科血液・内分泌・代謝内科) ・紅麹サプリメントが深刻な健康被害を引き起こした事件は,これまで市場規模拡大が続いていた健康食品・サプリメント全体にとって大きな警鐘となった. ・患者の多くがさまざまな健康食品を常用していても,医療者側は無数の健康食品について詳しい知識を持つことが困難である.しかし,食品の健康増進機能は盛んに研究され,無数の健康食品が開発上市され一大産業ともなっていることから,医療者にとって健康食品による健康被害は避けて通れない課題である. ・本特集は,健康食品による健康被害やそのリスクを最小限にできるよう,健康被害の実態や,安全性の確保などに焦点を当てて解説する. 目次 はじめに “紅麹サプリメント事件”が投げかけた課題 わが国の保健機能食品制度の課題と展望――消費者の健康をかなえるためのヘルスクレームの最適化 錠剤やカプセル剤などの形状を持つ食品の品質と安全性確保 国内外のデータベースからみた健康食品の重症健康被害の実態 機能性表示食品等を含むいわゆる「健康食品」の安全性確保に係る国の取り組み 健康食品・保健機能食品の安全性担保に対する一般社団法人健康食品産業協議会の活動 健康食品をめぐるリスクコミュニケーションのあり方――医療従事者と生活者の役割から考える 安全な機能性食品・サプリメントの開発・普及(浸透)・使用に向けて TOPICS【神経精神医学】家族を支える子どもたち:ヤングケアラー経験が人生にもたらす影響 TOPICS【循環器内科学】リアルワールドデータで問い直す,心電図スクリーニングと心血管疾患予防――健診心電図は必要か? 連載【ケースから学ぶ臨床倫理推論】21.終末期でない場合の人工呼吸器の中止 連載【イチから学び直す医療統計】13.診断精度指標の評価:感度,特異度,ROC曲線 連載【医療分野におけるブロックチェーンとNFTの活用】3.ブロックチェーンとNFTを活用した医療データ共有システムの可能性 連載【医師の働き方改革――取り組みの現状と課題】2.医師の働き方改革前後の取り組み――勤務環境改善のピットフォール FORUM【司法精神医学への招待――精神医学と法律の接点】16.精神科医と法曹関係者との対話と協働
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:感覚器フレイルの予防と対策 企画:杉本 研(川崎医科大学総合老年医学) ・フレイルには「身体的」「精神・心理的」「社会的」の3つの側面がある.これらが悪循環を形成し,放置すると要介護移行や死亡に至るが,適切な介入により改善が期待できることから,フレイル評価の重要性が浸透してきている. ・介入のためには,認知機能・身体機能の低下,栄養・視力・聴力障害など内在的能力の低下を早期に捉えることの意義は大きく,視力や聴力といった感覚器の機能低下にも注目することが重要と考えられる. ・本特集では,感覚器として視覚,聴力に加え,嗅覚,味覚,触覚,平衡覚の6つの感覚機能のフレイルについて,そのメカニズムや評価法,対策に関する最新知見を,それぞれのエキスパートが解説する. 目次 はじめに アイフレイル――その評価と対策 聴覚フレイル――その評価と対策 嗅覚フレイル――その評価と対策 味覚フレイル――味覚障害と健康 皮膚のフレイル――スキンフレイル 平衡覚フレイル――加齢性前庭障害の診断と意義 感覚器フレイルが身体機能低下に与える影響とそのメカニズム 感覚器フレイルが認知機能低下に与える影響とそのメカニズム――聴力に着目して TOPICS【神経精神医学】オンライン診療で求められる医療者の態度――表情解析アプリケーション活用の実際 TOPICS【血液内科学】急性貧血時の造血幹細胞応答機構 連載【ケースから学ぶ臨床倫理推論】20.終末期の患者への対応――緩和的抜管,人工呼吸器の中止 連載【イチから学び直す医療統計】12.ロジスティック回帰分析 連載【医療分野におけるブロックチェーンとNFTの活用】2.Web3.0時代における標準交換規約としてのFHIR 連載【医師の働き方改革――取り組みの現状と課題】はじめに 連載【医師の働き方改革――取り組みの現状と課題】1.働き方改革の現状と課題――全国医学部長病院長会議のアンケート結果から FORUM【司法精神医学への招待――精神医学と法律の接点】15.高齢者虐待の実態と課題――なぜ虐待が起こるのか
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:第1土曜特集 分子基盤に基づくメカノバイオロジーの臨床応用最前線 企画:曽我部正博(金沢工業大学人間情報システム研究所) ・「メカノバイオロジー」は2015年に「AMED-CREST/PRIME メカノバイオ(略称)」が発足して以降,研究者数が急速に増加し,現在はまさに成長期にある. ・日本のメカノバイオロジーは医系研究者の層が厚く,そのさらなる発展には分子・細胞レベルの基礎研究との連携が鍵となる.基礎と応用の隔たりはまだ大きいが,それは今後の発展の余地ともいえる. ・本特集では,分子センサーと疾患の連関,組織レベルでのメカノ応答,メカノバイオロジーの臨床応用やウェアラブルデバイスによる疾患の診断・予防・治療の役割など,各著者の成果を中心とした基礎研究と臨床研究に関して,鮮度の高い情報を5章にわたってまとめる. 目次 はじめに 【扉】■メカノセンシングの分子基盤と疾患 PIEZOチャネルと疾患 生体の機械受容応答におけるTRPV2の役割 焦点接着斑と接着結合の力学状態による細胞増殖の制御――がん細胞増殖との関連 ずり応力センシングと疾患 【扉】■メカニカルストレスに起因する疾患――治療標的の同定に向けて 心臓におけるメカニカルストレス応答機構とその破綻による心不全発症のメカニズム 高血圧および高血圧性腎障害の病態生理におけるメカノチャネルPiezoの役割――臓器障害的か臓器保護的か? 筋萎縮・サルコペニア 変形性関節症と関節のメカノバイオロジー メカニカルストレスと疼痛 がん間質の線維化およびがん物理的特性の制御機構と臨床応用 【扉】■発生・再生・修復のメカノバイオロジー 発生・形態形成のメカノバイオロジー 神経回路形成を担うメカノバイオロジー機構 血管新生のメカノバイオロジー メカノバイオロジーを基軸とする,骨格筋の恒常性維持機構 線維化のメカノバイオロジー 【扉】■次世代メカノセラピーの開発 運動とマイオカイン分泌,運動療法への応用の可能性 理学療法の分子基盤 治療に役立つリンパ系のバイオレオロジー特性 メカノバイオロジーを用いた人工腱・靭帯の開発 持続性適応機能を有するサイボーグ義手の開発 【扉】■超音波医療の最先端 循環器領域と神経領域における低出力パルス波超音波治療の開発 前立腺癌に対する超音波照射治療 声帯粘膜に対する超音波振動圧刺激の応答解析 超音波医療技術の将来展望――ウェアラブル超音波を中心として
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:第5土曜特集 止血・血栓・凝固の最新知見――研究と臨床を繋ぐ 企画:松本雅則(奈良県立医科大学血液内科・輸血部) ・血栓止血や凝固と聞くと,苦手意識を持ってしまうだろうか. ・血栓止血を専門とする医師は全国的に見ても決して多いとは言えないのが現状であるが,血栓止血関連疾患の患者数は少ないわけではない.脳梗塞や心筋梗塞といった広く知られた疾患のみならず,悪性腫瘍に関連するトルーソー症候群,播種性血管内凝固(DIC)など,血栓止血異常が生命予後に大きく関わる症例が度々みられる. ・本特集では,現場の課題に応えるべく,血栓止血疾患に遭遇した際の検査の選び方や結果の読み解き方を基礎から臨床応用まで幅広く解説し,また,血友病に対する遺伝子治療や,iPS細胞由来の血小板製剤の開発などのテーマも紹介する. 目次 はじめに 止血と血栓の違い 【扉】血栓止血関連検査 血小板の機能と検査法 フォン・ヴィレブランド因子の機能と検査法 血液凝固因子と凝固制御因子の機能と検査 線溶因子の機能と検査 補体疾患における血小板・凝固系のクロストークと補体検査法 血栓止血疾患における遺伝子検査 血栓症の画像診断 血栓症の病理診断 【扉】血栓止血疾患における新規治療 輸血治療のイノベーションの達成に向けて――iPS血小板製剤の問題点 バイスペシフィック抗体医薬 血友病に対する遺伝子治療 血栓症と核酸アプタマー創薬 【扉】出血性疾患――病態の解明と診断,治療の進歩 免疫性血小板減少症(ITP)の病態,診断,治療の進歩 先天性血小板機能異常症 血友病――最近の治療の進歩 先天性凝固因子欠乏症(血友病以外)――rare bleeding disorders(RBD) フォン・ヴィレブランド病 後天性血友病――診療ガイドライン(2017改訂版)以降の進歩と課題 自己免疫性後天性凝固因子欠乏症――後天性血友病以外 出血性線溶異常症――PAI-1欠乏症,α2-PI欠乏症,TM/TAFI異常症 【扉】血栓性疾患――病態の解明と診断,治療の進歩 敗血症に伴う播種性血管内凝固(敗血症性DIC)――好中球細胞外トラップ(NETs)の役割,血栓性微小血管症(TMA)との早期鑑別診断 播種性血管内凝固――造血器疾患 固形がんに伴う播種性血管内凝固の病態・診断・治療と今後求められるもの 先天性血栓性血小板減少性紫斑病 免疫性血栓性血小板減少性紫斑病の診断と治療の進歩 志賀毒素産生性腸管出血性大腸菌関連溶血性尿毒症症候群 非典型溶血性尿毒症症候群――抗補体治療時代の治療方針を考える 抗リン脂質抗体症候群のアップデート――新しい分類基準を中心に ヘパリン起因性血小板減少症 遺伝性血栓性素因――遺伝性アンチトロンビン欠乏症,プロテインC欠乏症,プロテインS欠乏症 【扉】疾患・治療に伴う凝固異常 がん関連血栓症――がん治療関連血栓症の一次予防 骨髄増殖性腫瘍に伴う血栓症と出血 循環器疾患に伴う後天性フォン・ヴィレブランド症候群 発作性夜間ヘモグロビン尿症に伴う血栓症と抗補体薬 慢性骨髄性白血病に対するチロシンキナーゼ阻害薬と血栓性有害事象 移植関連血栓性微小血管症 CAR-T細胞療法に伴う凝固異常 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連凝固異常と血栓症 ワクチン起因性免疫性血栓性血小板減少症(VITT)と凝固線溶異常
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:リン代謝研究の最新動向と臨床的意義 企画:駒場大峰(東海大学医学部 腎内分泌代謝内科学) ・リンは生命の営みに欠かせない元素である.生物の多様化が起こった“カンブリア爆発”においても,火山活動による海水中のリン濃度上昇が一因とされており,その重要性がうかがえる. ・リン代謝に関する研究は2000年代に大きく進展したが,近年,ふたたび転機を迎えつつある.骨細胞や尿細管細胞によるリン感知機構,テナパノルの登場により注目を集める腸管細胞間リン輸送,ブロスマブ登場により新時代を迎えたくる病・骨軟化症の治療など,新たな知見が相次いでいる. ・本特集ではリン代謝研究の最新知見を紹介し,日々の診療や今後の研究への関心を深める機会としたい. 目次 はじめに 尿細管リン酸イオン再吸収機構の最新知見 腸管リン酸吸収機構の最新知見 生体のリン感知機構 高リン血症が骨代謝に及ぼす影響――二次性副甲状腺機能亢進症を伴う慢性腎臓病における骨病態 高リン血症と血管石灰化・生命予後 改定版ガイドラインと透析患者の高リン血症治療 腎移植後低リン血症の病態と自然経過 FGF23関連低リン血症性くる病・骨軟化症の病態と最新治療 TOPICS【生理学】褐色脂肪組織におけるMAFBの役割:マクロファージを介した交感神経と熱産生の調節 TOPICS【腎臓内科学】IgA腎症の新病態:メサンギウム細胞を標的としたIgA型自己抗体の発見 連載【ケースから学ぶ臨床倫理推論】19.子どもの自己決定をいかに尊重するか 連載【イチから学び直す医療統計】11.相関と回帰 連載【医療分野におけるブロックチェーンとNFTの活用】はじめに 連載【医療分野におけるブロックチェーンとNFTの活用】1.医療DXを支えるWeb3技術の基礎 FORUM【司法精神医学への招待――精神医学と法律の接点】14.ドメスティック・バイオレンスと精神医療
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:花粉症治療の最新情報――「鼻アレルギー診療ガイドライン 2024年版」を踏まえて 企画:大久保公裕(日本医科大学大学院医学研究科頭頸部・感覚器科学分野) ・わが国ではスギ花粉症の有病率が増加しており,国民の約4割が発症しているとされる.いったん発症すると自然寛解は難しいが,成人まで感作・発症を防げれば以降の新規発症は限定的であり,「鼻アレルギー診療ガイドライン 2024年版」にも,抗原の回避・除去が治療の柱となりうることが明記されている. ・本特集では,「ガイドライン」を踏まえて,花粉症の発症・重症化抑制について解説する.アレルギー性鼻炎に関する国際的なガイドラインARIAから,デジタル統合型ケアを実装するツール“MASK-air”を用いた研究,スギ花粉症にも存在する局所アレルギー性鼻炎(LAR)の解説,そして,花粉症の薬物療法や抗体療法まで広く取り上げ,最後に,日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が推進する“花粉症重症化ゼロ作戦”を紹介する. 目次 はじめに 「鼻アレルギー診療ガイドライン2024年版」改訂のポイント 欧州のガイドラインARIAと国際共同研究MASK study 花粉症・アレルギー性鼻炎とLAR――「鼻アレルギー診療ガイドライン2024年版」に掲載のLARの意義 花粉症発症の抑制 マスクの効果――小学生に急増するスギ花粉症から逃げ切る!?取り組み 花粉症の薬物治療 スギ花粉症に対する舌下免疫療法 花粉症の抗体療法 花粉症重症化ゼロ作戦の取り組み TOPICS【神経内科学】精神展開剤は“ゲームチェンジャー”になるか? TOPICS【生理学】味覚の個人差と疾患リスク 連載【ケースから学ぶ臨床倫理推論】18.家族の意向が患者の治療方針に影響を及ぼすケース 連載【イチから学び直す医療統計】10.多重比較――Familywise Error RateとFalse Discovery Rateを制御するための統計手法 FORUM【病院建築への誘い――医療者と病院建築のかかわりを考える(11)】 FORUM【司法精神医学への招待――精神医学と法律の接点】13.児童虐待・いじめなどの小児期逆境体験と法律 FORUM【書評】『CAR-T細胞療法Q&A』(豊嶋崇徳編)
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:第1土曜特集 頭痛診療の新潮流――神経科学の進歩がもたらす治療戦略 企画:竹島多賀夫(富永病院脳神経内科・頭痛センター) ・頭痛はありふれた症状であるが故に,片頭痛,緊張型頭痛に代表される一次性頭痛は医学的にはあまり重視されてこなかったが,重要な領域として学会のトピックスなどに取り上げられるようになってきている. ・わが国ではトリプタンが次々と上市されて以来,頭痛診療が大きく変化してきた.2021年からはカルシトニン遺伝子関連ペプチド関連抗体薬やラスミジタンが上市され,経口CGRP拮抗薬(ゲパント)の開発治験も進み,上市がカウントダウンの状況である. ・本特集は,頭痛に関わる知識のupdateのため,片頭痛,緊張型頭痛,三叉神経・自律神経性頭痛,二次性頭痛といった定番のテーマに加え,痛覚変調性疼痛をはじめとする最近の話題を盛り込み解説する. 目次 はじめに 頭痛の疫学,疾病負担および労働生産性への影響 【扉】■片頭痛の病態・診断・治療 片頭痛の病態生理 片頭痛の分類と診断基準 片頭痛の急性期治療戦略 片頭痛の予防療法 片頭痛の新規治療薬――CGRP関連抗体薬,CGRP受容体拮抗薬(gepant),PACAP関連薬剤 【扉】■緊張型頭痛,三叉神経・自律神経性頭痛,その他の一次性頭痛疾患 緊張型頭痛の診断と治療 反復性群発頭痛,慢性群発頭痛の病態・診断・治療 群発頭痛以外の三叉神経・自律神経性頭痛 その他の一次性頭痛疾患――睡眠時頭痛を中心に 【扉】■二次性頭痛 危険な二次性頭痛の誤診を避け適切な治療へつなげるために――レッドフラッグとグリーンフラッグを用いた頭痛患者の初期評価 頭部外傷および開頭術による頭痛の最新知見 可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS)と脳静脈洞血栓症(CVT)の診断・治療戦略 【扉】■頭痛医療のトピックス 神経調節療法(neuromodulation)の現状と展望 片頭痛と痛覚変調性疼痛 片頭痛等価症と不思議の国のアリス症候群 頭痛医療におけるDX,ICTとAI活用 日本頭痛学会の歴史と役割――日本頭痛協会,JPAC,GPACHおよび国際学会の動向 「頭痛専門医への道」プロジェクト――専門医資格の意義とキャリアパス 小児の頭痛――基礎知識と最近のトピックス 高齢者頭痛――健康寿命・幸福寿命の延伸に向けて
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:エネルギー代謝異常と腎疾患 企画:柳田素子(京都大学大学院医学研究科腎臓内科学) ・腎臓は排泄機能を担う臓器であると同時に重要な代謝臓器でもあり,その活動には多大なエネルギーが必要とされる.そのため,エネルギー代謝の破綻は腎疾患の発症や進展に深く関与していると考えられている. ・腎臓と代謝に関する研究は極めて多彩であり,その背景には,近年の研究技術の進歩,新規薬剤の開発,そして新たな疾患概念の導入がある. ・本特集は,腎臓における代謝制御機構に焦点をあて,各分野で最前線の研究を展開するエキスパートが解説する.本領域におけるさらなる共同研究や発展の一助となれば幸いである. 目次 はじめに AMPKと腎臓病 NAD前駆体NMNによる腎疾患の共生治療という新概念 ケトン体代謝と腎臓 腎代謝ストレス応答とミトコンドリア-小胞体連関 ミトコンドリア腎症 オートファジーの停滞――加齢と肥満に共通する腎疾患進展メカニズム 生体腎ATPイメージングから迫るAKI to CKD progressionのメカニズム解明 TOPICS【循環器内科学】順遺伝学的手法により樹立した新規遺伝性不整脈マウスの分子学的解明 TOPICS【消化器内科学】肝疾患とスクレロスチン 連載【ケースから学ぶ臨床倫理推論】17.LGBTQ患者への対応 連載【イチから学び直す医療統計】9.分散分析 FORUM【司法精神医学への招待――精神医学と法律の接点】12.道路交通法と精神障害
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  • 発行間隔:週刊
  • 発売日:毎週土曜日  
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