医学のあゆみ 発売日・バックナンバー

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・フレイルおよびサルコペニアは、単なる身体機能低下の指標ではなく、生命予後、再入院、要介護化、QOL、さらには医療・介護需要を規定する横断的リスク基盤として理解されるべき概念である。
・多様な慢性疾患と双方向に影響しあい、疾患特異的治療の効果や安全性に影響を与える一方、フレイル・サルコペニアを軸としてマルチモビディティを横断的に統合する体系は十分に確立されているとは言い難い。
・本特集では、複雑な高齢者診療を紐解くため、臨床判断や多職種連携、ポリファーマシーのマネジメント、栄養療法、AIによる介入、社会資源の活用など、マルチモビディティ診療について体系的に解説する。

■高齢者診療の新常識:マルチモビディティにおけるフレイル・サルコペニア管理を考える
・はじめに
・フレイル・サルコペニアの定義・診断アップデート
・マルチモビディティにおけるフレイル・サルコペニア管理の重要性
・フレイルとマルチモビディティ――慢性炎症、腸内細菌叢の役割を考える
・マルチモビディティにおけるフレイル・サルコペニア対策 ポリファーマシーのマネジメント
・マルチモビディティにおけるフレイル・サルコペニア対策 地域の通いの場の活用
・マルチモビディティにおけるフレイル・サルコペニア対策 デジタルヘルス・AIを活用した予防から評価・介入まで
・マルチモビディティにおけるフレイル・サルコペニア対策 栄養療法
・マルチモビディティにおけるフレイル・サルコペニア対策 運動・身体活動のポイント
・マルチモビディティにおけるフレイル・サルコペニア対策 ロコモティブシンドロームとマルチモビディティ

●TOPICS 社会医学
・オピオイド危機から人々を救う画期的鎮痛薬
●TOPICS 脳神経外科学
・転移性脳腫瘍患者に対する全身薬物療法
●連載 医療にいかす行動経済学(15)
・皮膚科における諸問題を行動経済学で考える
●連載 知っておくと役に立つ!臨床医のための臨床検査医学講座(3)
・知っておきたい腹部血管・血行動態異常:超音波による評価
●FORUM 分子生物学の臨床応用 “分子”から“疾患・患者”へ(2)
・新生HDL産生過程の可視化から考える動脈硬化症の創薬開発

本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・高血圧は日本において最重要な生活習慣病のひとつであり、脳卒中、冠動脈疾患、心不全、慢性腎臓病など、多彩な心腎血管イベントの危険因子であるが、診断技術や治療の選択肢が拡大した現在も、現場で達成されている血圧管理の実態は十分とは言い難い。
・日本高血圧学会の『高血圧管理・治療ガイドライン』(JSH2025)による診断・治療・フォローアップの標準化と質の底上げ、キオスク血圧測定の普及を含む“血圧朝活130 キャンペーン”の推進、ウェアラブルデバイスやAIを活用したデジタルハイパーテンションの導入などを通し、実地医療と社会実装の場で血圧管理をいかに最適化できるかが重要である。
・本特集では、JSH2025や血圧朝活キャンペーンを軸に、実装高血圧克服に必要な最新トピックスを俯瞰する。

■高血圧診療の現状と展望
・はじめに
・「高血圧管理・治療ガイドライン2025(JSH2025)」――改訂のポイント
・実装高血圧学――「血圧朝活」キャンペーンと「高血圧ゼロのまち」モデルタウン事業
・デジタルハイパーテンションで個別最適化治療へ向かう
・心不全ステージB(前心不全)における高血圧治療の目的と意義
・肥満と心血管・腎・代謝(CKM)症候群
・治療抵抗性高血圧
・新しい降圧薬――ARNI、非ステロイドMRA、SGLT2阻害薬、アルドステロン合成酵素阻害薬、zilebesiran、エンドセリン受容体拮抗薬、インクレチン作動薬など
・腎デナベーション

●TOPICS 糖尿病・内分泌代謝学
・母体プロゲステロンによる脂肪組織を介した胎児栄養環境の調節機構
●TOPICS 輸血学
・新しい輸血ガイドラインの作成
●連載 医療にいかす行動経済学(14)
・循環器病管理における行動経済学的介入
●FORUM 書評
・『医療から行動経済学を再考する アタマとこころと仕掛け』
●連載 知っておくと役に立つ!臨床医のための臨床検査医学講座(2)
・今どきの心エコー図検査
●FORUM 分子生物学の臨床応用 “分子”から“疾患・患者”へ
・はじめに
・血管内皮を標的とした治療戦略の進展――分子機構の理解から臨床応用へ

本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・網羅的遺伝子解析や電子カルテの普及により、医療ビッグデータの収集が格段に容易となった。近年ではAI技術の進歩が加わり、臨床現場やコホート研究で得られた大量の診療データを統計的に解析し、そこから新たな理論を導くデータ駆動型の研究が大きく脚光を浴びている。
・医療ビッグデータの構築、計算技術の飛躍的進歩、AIによる新しいアルゴリズムの誕生など、数学と医学が融合し、医学研究の新たな柱として形成されつつある。
・本特集では、医療ビッグデータ研究の現状と展望を、各分野の最前線にいる研究者たちが「データ収集」「解析手法」「社会実装」の3 つの視点から論じる。

■医療ビッグデータ・リアルワールドデータ研究のあり方・進め方
・はじめに
・医薬品の安全性・有効性評価の観点からみたリアルワールドデータの定義・種類・利活用の実際
・臨床医学の観点からみた医療ビッグデータの定義・種類・利活用の実際
・難病の全ゲノム解析研究における基盤構築
・がん領域におけるRWD活用の現状とゲノムデータベース基盤の展望
・医療ビッグデータの解析法①LAMP法による医療仮説マイニング
・医療ビッグデータの解析法②医療RWDにおける機械学習の決定木と深層学習の役割
・医療ビッグデータによる新規疾病発症予測――予測アルゴリズム構築からAI健診の実装および企業・自治体との連携まで
●TOPICS 輸血学
・ABO式血液型不適合造血幹細胞移植後の血液型検査
●TOPICS 癌・腫瘍学
・頬粘膜における体細胞モザイクの解明と安全で正確な食道がん予測モデルの構築
●連載 医療にいかす行動経済学(13)
・糖尿病患者の不確実性下における意思決定
●連載 知っておくと役に立つ!臨床医のための臨床検査医学講座
・はじめに
●連載 知っておくと役に立つ!臨床医のための臨床検査医学講座(1)
・循環器生理機能検査(心電図を含む)

●FORUM 人間社会の未来 ――専門家が予見する人類の行方(20)
・人と人のつながり

本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・肺癌の診療は、新規薬剤の登場、手術手技や放射線治療装置・技術の向上により近年飛躍的な進歩を遂げているが、依然として罹患率・死亡率ともに高い疾患である。
・診断技術や治療戦略のめざましい発展に伴い、臨床現場では個々の患者に応じた最適な治療選択が求められ、治療方法はより複雑化になってきている。さらには、患者のQOLを重視した包括的なケアや、多職種連携によるチーム医療の重要性も高まっている。
・本特集では、基礎~臨床応用、最低線量CT による検診、SDM、MDTまで、肺癌診療の第一線で活躍する専門家たちが幅広い知見を集約し、日常診療で直面する課題や今後の展望について触れながら、最新のエビデンスに基づく診断・治療の進歩を体系的に解説する。

■第1土曜特集 肺癌診療のアップデート
・はじめに
・肺癌診療ガイドライン2025年版の主な変更点
〔key word〕肺癌、ガイドライン、薬物治療、EGFR遺伝子変異、周術期治療
・最適な治療を届けるための遺伝子パネル検査の使い方
〔key word〕包括的ゲノムプロファイリング(CGP)検査、非小細胞肺癌(NSCLC)、遺伝子パネル検査
・肺癌の最新手術方法――標準手術と縮小手術、手術適応、ロボット支援手術
〔key word〕非小細胞肺癌(NSCLC)、肺葉切除、区域切除、充実成分比(C/T比)、ロボット支援手術(RATS)
・肺癌放射線治療の現状と将来展望
〔key word〕体幹部定位放射線治療(SBRT)、強度変調放射線治療(IMRT)、陽子線治療、重粒子線治療、オリゴ転移
・切除可能非小細胞肺癌に対する周術期治療――ALK融合遺伝子、EGFR遺伝子変異、その他のドライバー変異
〔key word〕周術期治療、ドライバー変異、ADAURA/NeoADAURA試験、ALINA/ALNEO試験、HER2変異
・免疫チェックポイント阻害薬を含めた切除可能非小細胞肺癌に対する周術期治療の最前線
〔key word〕術前化学免疫療法、非小細胞肺癌(NSCLC)、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)
・切除不能Ⅲ期非小細胞肺癌に対する化学放射線療法
〔key word〕非小細胞肺癌(NSCLC)、化学放射線療法(CRT)、免疫チェックポイント阻害薬、EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)
・ドライバー遺伝子変異・転座陽性――EGFR、ALK
〔key word〕EGFR遺伝子変異、ALK融合遺伝子、分子標的治療薬
・ドライバー遺伝子変異・転座陽性例の薬物療法――ROS1融合遺伝子、BRAF遺伝子V600E変異、MET遺伝子変異、RET融合遺伝子、NTRK融合遺伝子、KRAS遺伝子G12C変異、HER2遺伝子変異
〔key word〕ドライバー遺伝子変異、チロシンキナーゼ阻害薬(TKI)、抗体薬物複合体(ADC)、二重特異性抗体
・Ⅳ期非小細胞肺癌の薬物療法――ドライバー遺伝子変異・転座陰性に対する一次治療の最適化
〔key word〕免疫チェックポイント阻害薬(ICI)、NIPPON試験、ICI治療後の無治療生存期間(IFS)、ICI再投与
・限局型小細胞肺癌の治療パラダイムシフト――化学放射線療法と免疫療法へ
〔key word〕限局型小細胞肺癌(LD-SCLC)、化学放射線療法(CRT)、予防的全脳照射(PCI)、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)
・小細胞肺癌の今とこれから――免疫療法時代の課題と次世代戦略
〔key word〕進展型小細胞肺癌(ES-SCLC)、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)、DLL3標的T細胞エンゲージャー(TCE)
・進展型小細胞肺癌の2nd line以降の最新治療と今後の展望
〔key word〕再発小細胞肺癌、sensitive relapse、refractory relapse、二重特異性T細胞誘導抗体(BiTE)、抗体薬物複合体(ADC)
・肺癌におけるオリゴ転移およびオリゴ増悪――その定義と治療開発
〔key word〕非小細胞肺癌(NSCLC)、オリゴ転移性疾患、local ablative therapy(局所治療/局所根治的治療)、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)
・対策型検診としての低線量CT肺がん検診
〔key word〕肺がん検診、対策型検診、低線量CT
・肺癌の治療選択――患者-医療者の連携SDMと多職種連携
〔key word〕共同意思決定(SDM)、エビデンスに基づく医療(EBM)、患者中心医療の実現、臨床倫理
・早期および診断時からの緩和医療
〔key word〕全人的苦痛、診断時からの緩和ケア、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)、予後予測、せん妄
・免疫チェックポイント阻害薬治療の副作用管理とガイドライン
〔key word〕免疫関連有害事象(irAE)、ガイドライン、チーム医療
・高齢者肺癌の治療におけるevidenceとbeyond evidence
〔key word〕高齢者機能評価(GA)、高齢者肺癌、G8(Geriatric-8)
・間質性肺炎合併肺癌の病態と薬物療法
〔key word〕間質性肺炎(IP)、特発性肺線維症(IPF)、肺癌、急性増悪、薬物療法

本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・細胞を設計し、狙った環境でのみ機能させる“デザイナー細胞”は、疾患微小環境を読み取り、必要なときに必要な作用だけを出す“条件付き治療”が可能となることから、個別化医療への応用が期待されている。
・社会実装の実現のためには、標的特異性、オフターゲット、免疫学的リスク、長期安全性、品質管理、スケールアップ、規制・倫理という実装上の課題を解決し、臨床で使用できるようにしていかなければならない。
・本特集では、細胞デザインを可能にする基盤技術から、臓器、免疫、in vivo 治療へ展開する応用まで、実用化に向けて行われている研究をそれぞれの分野のエキスパートたちが解説する。

■デザイナー細胞の実用化と未来
・はじめに
・miRNA回路を活用した細胞デザイン
・ヒト人工染色体が拓く高機能な次世代型デザイン細胞の創出
・細胞デザインを可能にする多様なゲノム編集ツール
・生体内遺伝子改変を可能とする送達技術の展望
・がん免疫治療用T細胞をデザインする
・AAVベクターによるin vivo治療デザイン
・ユニバーサルiPS細胞をデザインする
●TOPICS 臨床検査医学
・微生物検査の技術革新による医療への貢献
●TOPICS 社会医学
・医学研究・医療活動への貢献野口英世アフリカ賞を通じた
●連載 医療における生成AIとDX(15)(最終回)
・医師とAIがともに働く日常へ――「拡張」としてのAI
●連載 医療にいかす行動経済学(12)
・医師の働き方改革への行動経済学の応用
●FORUM 人間社会の未来 ――専門家が予見する人類の行方(19)
・パレスチナ・ガザ地区で起こっている医療・生活・環境破壊の実態――戦場ガザでの医療者の立ち位置と私たちの関わり
●FORUM 病院建築への誘い――医療者と病院建築のかかわりを考える
・特別編――マドリードにおける病院建築の転用
●FORUM 書評
・『早発卵巣不全 病因論と治療の最前線』

本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・動物がいかにして光を受け取り世界を見ているのかという問いに端を発したロドプシン研究は、いまや視覚研究にとどまらず分野を横断する巨大な学問領域へと発展している。
・ロドプシンを用いて神経細胞の活動を光で操作する技術である“光遺伝学(オプトジェネティクス)”の登場や、多様なロドプシンの発見・性能向上により、神経科学の発展だけでなくヒト疾患に対する遺伝子治療の可能性をも切り拓きつつある。
・本特集は、微生物型、酵素型、動物型といったさまざまなロドプシンに焦点を当て、光遺伝学研究の基盤から応用までの最前線を論じる。さらにはマウスおよびマカクザルを用いた光遺伝学研究のひとつの到達点や、視覚再生研究についても取り上げる。

■光遺伝学の基礎と臨床の最前線
・はじめに
・機械学習を用いたイオン輸送型ロドプシンの機能予測と分子開発
〔key word〕ロドプシン、機械学習、オプトジェネティクス、タンパク質機能予測、レチナール
・チャネル型ロドプシンの構造機能相関および構造に基づく分子改変の現状
〔key word〕チャネル型ロドプシン(ChR)、イオンチャネル、光遺伝学、構造生物学、クライオ電子顕微鏡(cryo-EM)
・細胞の“情報伝達”を光で操る――酵素ロドプシンに基づくセカンドメッセンジャー制御技術
〔key word〕シグナル伝達、グアニル酸シクラーゼ(GC)、フォスフォジエステラーゼ(PDE)
・動物ロドプシンをベースとした光遺伝学ツールの最前線
〔key word〕双安定型オプシン、Gタンパク質共役型受容体(GPCR)、吸収スペクトル、波長感受性
・光によるがん治療を目指した光依存的な細胞死誘導技術の開発
〔key word〕ロドプシン、アポトーシス、プロトンポンプ、光遺伝学
・光遺伝学より明らかになってきた海馬における社会性記憶の神経メカニズム
〔key word〕社会性記憶、海馬腹側CA1(vCA1)、海馬背側CA2(dCA2)、最初期遺伝子
・精神神経疾患の病態解明に向けた意思決定操作の光遺伝学的研究
〔key word〕意思決定、非ヒト科霊長類、マカクサル、光遺伝学
・失われた視覚を再生する光遺伝学――科学と臨床の最前線
〔key word〕光遺伝学(Optogenetics)、オプシン、神経活動制御、網膜色素変性症(RP)
●TOPICS 膠原病・リウマチ学
・精神神経ループスにおけるミクログリア活性化と新規治療標的の可能性
●TOPICS 消化器内科学
・代謝機能を保持した成人肝細胞由来オルガノイド培養法の開発
●連載 医療における生成AIとDX(14)
・個人主導の医療DX化に伴う薬機法上の注意点
●連載 医療にいかす行動経済学(11)
・データと行動科学でヘルスシステムを改善する――健診・保健事業における行動科学と実装研究のモデル
〔key word〕慢性腎臓病(CKD)、行動経済学、ナッジ、リアルワールドデータ、LHS(learning health system)
●FORUM 人間社会の未来 ――専門家が予見する人類の行方(18)
・情報的に健康な社会を

本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:認知症治療の最前線と展望 企画:岩田 淳(東京都健康長寿医療センター) ・認知症,特にアルツハイマー病の治療が大きな変革を遂げている.2023年に抗アミロイドβ(Aβ)抗体薬レカネマブ,2024年はドナネマブが上市され保険適用となったが,健康保険を用いた場合の診断・検査結果に基づく投与対象が厳格に定められており,その条件への理解や,投与できない患者への対処方法についても考えなければならない. ・抗Aβ抗体薬はアルツハイマー病を治癒に導くものではないため,従来の治療方法,介入方法との併用が前提となり,さらには特有の副作用についても対処が必要となる. ・本特集では,これらの新規治療方法を実施していくために必要な知識,そしてガイドラインの紹介,将来の展望などについて,その領域の第一人者たちが徹底解説する.

目次
はじめに
抗Aβ抗体薬のリアルワールドでの使用
抗体医薬時代の認知症医療における支援ニーズ――適応外と判断された患者・家族を含めて
アミロイド関連画像異常(ARIA)――管理の実際とレジストリ研究
タウを標的とした治療薬開発の現状
認知症診断のための画像検査の最前線
アルツハイマー病の体液バイオマーカー――最新の知見と展望
認知症に伴う行動・心理症状(BPSD)/神経精神症状(NPS)に対する治療
多因子介入による認知症予防
TOPICS【遺伝・ゲノム学】ロングリードシークエンサーを用いたB細胞におけるアイソフォーム特異的eQTLの解析
TOPICS【免疫学/癌・腫瘍学】肺がんに対する免疫チェックポイント阻害薬の治療効果と腸内・肺内細菌叢との関連
連載【医療における生成AIとDX】13.医師の知的生産性を高めるAI活用術
連載【医療にいかす行動経済学】10.行動経済学を駆使した肝がん死亡率ワースト1位汚名返上プロジェクト
連載フォーラム【人間社会の未来――専門家が予見する人類の行方】17.医学・医療におけるELSIの今後
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:第1土曜特集 薬事利用に資する「適合性」と「信頼性」をもつリアルワールドエビデンス作成に向けた提言 企画:坂東英明(国立がん研究センター東病院医薬品開発推進部門医薬品開発推進部) ・リアルワールドデータ(RWD)とは,電子カルテ,医療請求データ,製品または疾患レジストリ,その他の健康関連情報源など,患者の健康状態・医療提供に関連する情報であり,日常診療においてさまざまな情報源から収集される. ・近年,世界各国の規制当局がRWDの活用を推進しており,基礎研究,臨床開発計画,臨床試験への患者登録,規制当局への申請,製造販売後の安全性監視等,多様な分野での活用が進んでいる. ・本特集は,提言書『薬事利用に資する「適合性」と「信頼性」をもつリアルワールドエビデンス作成に向けた提言』に基づき,薬事利用に資するRWD/RWE(リアルワールドエビデンス)の信頼性確保の現状から制度的実装,さらには技術的発展までを包括的に論じる.

目次
はじめに RWD/RWEとは,「適合性」と「信頼性」とは
【扉】■第1章 各国のRWDの薬事利用に求められる「適合性」と「信頼性」のまとめ
各国のRWDの薬事利用に求められる「適合性」と「信頼性」のまとめ
【扉】■第2章 薬事に用いたRWD/RWEの事例と「適合性」「信頼性」
SCRUM-Japan Registry
CIRCULATE-Japanにおける疾患レジストリ構築の試み
MASTER KEY Project
RemudyおよびRemudy-DMDの構築経緯とRegulatory Grade RWDとしての活用
RWDの外部対照としての活用可能性:REALISE研究の成果から
海外における現状:Flatiron Healthの経験
【扉】■第3章 事例から考える目的に応じた「適合性」「信頼性」の現状と提案
医薬品等の開発に資するデータ
医薬品安全性監視に資するデータ
[コラム]MID-NETRの現状と将来展望
その他のRWE(診療ガイドラインなど)に資するデータ
【扉】■第4章 リアルワールドデータ保有者が利用者へ開示すべき内容の提案
リアルワールドデータ保有者が利用者へ開示すべき内容の提案
【扉】■第5章 RWD/RWEの利活用に向けた法的整備の現状と展望
次世代医療基盤法の概要
[コラム]NDB・次世代医療基盤法連結データの製造販売後調査への応用可能性
[コラム]医療DXの推進について
RWDの薬事利用における個人情報の取り扱いの整理――次世代医療基盤法改正とオプトアウト方式の課題を中心に
European Health Data Space (EHDS) の概要と日本の医療DX政策へのインパクト
【扉】■第6章 RWD/RWEの利活用に向けた技術的進歩の現状と展望
二次利用を見据えた病院情報システムの構築
大規模言語処理のRWD/RWEの「適合性」「信頼性」担保への活用の展望①
大規模言語処理のRWD/RWEの「適合性」「信頼性」担保への活用の展望②
技術的進歩のRWD/RWEへの活用
結言
用語集・Appendix
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:社会的つながりと健康 企画:高木大資(京都大学大学院医学研究科社会的インパクト評価学講座) ・“社会的つながり”が人の生活や健康にどのような影響をもたらすのか,さまざまな学問分野で研究がされてきている.健康科学分野では,社会的つながりは人の死亡リスクさえ規定しうる主要な“健康の社会的決定要因”のひとつであることが明らかにされてきた. ・地域コミュニティの希薄化,経済格差,地縁・血縁の減少などによる社会的つながりが減少する一方で,情報通信技術やSNSの発展・普及により,人々のつながりが拡張されていることも事実である. ・本特集では,人々の社会的つながりを構築するために行われているさまざまな取り組みが,健康やウェルビーイングにどのような効果を持ちうるのか,各分野を代表する研究者が専門領域における現代的な重要トピックを論じる.

目次
はじめに
社会的つながりと健康をめぐる情報通信技術(ICT)の役割
社会環境が生み出す暴力と予防
再考:社会的処方――到達点と実装に向けた課題
高齢者の通いの場と健康
都市公共空間における相互作用とウェルビーイング
社会的つながりがドメスティックバイオレンス(DV)を防ぐとき,防げないとき
社会ネットワーク構造と健康
つながりの喪失がもたらすもの――高齢者の社会的孤立の影響と対策
TOPICS【生化学・分子生物学】Reprimo(RPRM):YAPシグナルを介して外因性アポトーシスを誘導するがん抑制因子
TOPICS【癌・腫瘍学】トリプルネガティブ乳がん治療――PARP阻害薬を中心に
連載【医療における生成AIとDX】12.医療情報の民主化に向けて ―医学論文をもっと身近に― 医学論文AI総合サイト『MVidEra』
連載【医療にいかす行動経済学】9.HPVワクチンと行動経済学――接種率の回復に向けて
連載フォーラム【人間社会の未来――専門家が予見する人類の行方】16.宇宙の研究開発と医学
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:若い女性の「やせ」 企画:田村好史(順天堂大学大学院医学研究科スポーツ医学・スポートロジー,同代謝内分泌内科学,同国際教養学部) ・「痩せていることが美しい」という価値観,SNSを介した細身体型の可視化,経済的要因,体質的要因など多層的な問題を背景に,日本の若年成人女性における低体重者は約20%に達し,先進諸国のなかで突出して高い.・肥満症対策が重視される一方で,痩せの問題への対応はこれまで十分とはいえなかったが,2025年には「女性の低体重/低栄養症候群(FUS)」が提唱され,低体重や栄養不足による月経異常,骨密度低下,耐糖能障害,精神・身体症状などが複合的に出現する病態を包括的に捉える概念として注目されている. ・本特集では,FUSについて概説し,骨密度への影響,プレコンセプションケアとの関連,糖尿病・肥満症治療薬の目的外使用の現状,摂食障害の現状と課題,ボディイメージと教育,そして女性が健康的な生活を送れる社会に向けた取り組みについて,各分野の専門家が論じる.

目次
はじめに
女性の低体重/低栄養症候群の疾患概念提唱の背景
女性の低体重/低栄養症候群(FUS)とその課題解決に向けて
女性の低体重/低栄養と骨密度
女性の低体重・低栄養とプレコンセプションケア――次世代の健康を見据えた女性の低体重・低栄養の課題
若年女性の痩身志向と糖尿病治療薬・肥満症治療薬の適応外使用による健康被害:現状と症例報告――日本社会におけるルッキズムの蔓延と医療現場の課題
若い女性の「やせ」と摂食症(障害)――現状の課題と包括的支援体制の構築に向けて
日本人若年女性のボディイメージの現状と心理教育的介入方法
日本人女性の痩せをめぐる健康課題と支援モデル――女性の低体重/低栄養症候群(FUS)予防と包括的教育の視点から
TOPICS【免疫学】T細胞によるセルフとネオセルフの識別能による全身性自己免疫疾患の発症
TOPICS【癌・腫瘍学】がん治療の進歩によって骨転移診療の重要性が増している
連載【医師の働き方改革――取り組みの現状と課題】19(最終回).医師業務体制の本来のあるべき姿とは――働き方改革の本質を問う
連載【医療における生成AIとDX】11.生成AIを使いこなす医療論文執筆ガイド――アウトライン作成から査読対応までの実践的ワークフロー
連載【医療にいかす行動経済学】8.がん医療と行動経済学:揺らぐ意思決定に寄り添う「ナッジ」
連載フォーラム【人間社会の未来――専門家が予見する人類の行方】15.これから人間はどうつきあっていけばよいのか
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:腫瘍免疫とミトコンドリア 企画:冨樫庸介〔岡山大学学術研究院医歯薬学域(医)腫瘍微小環境学分野,同病院呼吸器内科〕 ・近年,ミトコンドリアは単なる細胞のATP産生を担うオルガネラという認識だけに留まらず,細胞の運命決定やシグナル伝達,そして免疫応答までも制御する中心的なハブであることが明らかとなってきた. ・特に,腫瘍微小環境におけるミトコンドリアの機能変容は,がん細胞の生存戦略のみならず,免疫細胞の不均一性や機能不全をもたらす決定的な因子として注目を集めている. ・本特集では,ミトコンドリアを中心とした腫瘍免疫や,ミトコンドリア代謝を標的とする新たなゲノム編集療法・薬剤開発についての最前線を取り上げ,解説する.

目次
はじめに
がんとミトコンドリア一般論
T細胞のミトコンドリア機能と腫瘍免疫
骨髄系細胞におけるミトコンドリアの抗腫瘍応答での役割
T細胞老化とミトコンドリア
腫瘍微小環境におけるミトコンドリア伝播
ミトコンドリアリプログラミングによるCAR-T細胞療法の最適化
ミトコンドリア機能を標的とした創薬の現状と展望――腫瘍免疫薬としてのミトコンドリア創薬の標的は
TOPICS【加齢医学】日本における老衰死の現状
TOPICS【免疫学】リソソームRNAストレスによる肝障害抑制メカニズム
連載【医師の働き方改革――取り組みの現状と課題】18.専門医制度への影響と課題
連載【医療における生成AIとDX】10.生成AIと個人開発で加速する医療DXの現実解――小さく始めて確かめる医療の課題解決パラダイムシフト
連載【医療にいかす行動経済学】7.SDMと医療行動経済学:EBMの原点から新たなるその先
連載フォーラム【人間社会の未来――専門家が予見する人類の行方】14.人間と地球の持続可能な共存を目指すプラネタリーヘルス
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:第1土曜特集 希少遺伝性疾患の最前線 科学と社会をつなぐ 企画:松本直通(横浜市立大学大学院医学研究科遺伝学) ・ゲノム解析技術の進歩,医療のデジタル化やAIの活用,そして社会全体の関心の高まりによって,希少遺伝性疾患はもはや孤立した存在ではなく,医療の新しい可能性を切り開く先端的な領域となりつつある. ・希少遺伝性疾患の本質は“一人ひとりの違い”にある.患者それぞれに合わせた診療や支援が求められ,医療,研究,支援,制度が連携し,柔軟に対応できる仕組みが必要とされる. ・本特集では,疾患定義・疫学にはじまり,新生児スクリーニング,ゲノムやオミクス解析,AIによる診断支援といった技術的な進歩に加え,個別化治療や倫理的課題への取り組み,支援体制の整備,小児から成人への移行医療や包括的ケアなどに至るまで,多角的に取り上げる.

目次
はじめに
希少遺伝性疾患とは何か――定義・概念と国際的基準の変遷
希少疾患における診断手法の変遷
新生児マススクリーニングの現在地とこれから
希少遺伝性疾患の最前線――ゲノム・オミクス解析による診断革命
シンプルなモデル生物を利用した疾患モデルと機能解析――創薬と理解の架け橋
AIとビッグデータが拓く希少疾患の新たな診断支援
希少遺伝性疾患に対するN-of-1+核酸医薬創薬
神経・代謝疾患における最新治療と治験
遺伝性難聴への遺伝子治療とゲノム編集治療
希少遺伝性疾患における遺伝カウンセリング――科学と暮らしをつなぐゲノム医療
子どもから大人への架け橋を目指して――移行期医療・成人移行支援
包括的ケアとQOL支援――多職種連携の可能性
希少・難治性疾患関係者へのエンパワメント――診断ラグ・診断ロスを例とした患者団体との協働および中間機関の役割
人口減少およびインフレ下での薬価制度改革――マクロとミクロの統合的アプローチ
希少疾患のゲノム情報の利活用とELSI(倫理的・法的・社会的課題)
国際連携と市民参画――希少疾患政策の未来へ
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:社会的ストレスに関わる神経系の制御 企画:尾仲達史(自治医科大学医学部生理学講座神経脳生理学部門) ・ヒトは社会的な動物である.社会的ストレスで感じる負の感情は短期的には社会を構成させる行動を促すこともあり,長期的には身体的負荷の結果,死亡率が上がるが,生物学的機構の詳細は不明である. ・一方で,近年,遺伝子工学的ツールを用いたニューロン活動の計測と操作法,および機械学習を用いた行動の定量化とを組み合わせた神経機構の探索が進んでいる. ・本特集では,独自の動物実験系を組み立てるなど最前線で研究を行うエキスパートたちが,社会的ストレスの神経機構の現状を紹介する.

目次
はじめに
社会的ストレスに対する自律生理反応と行動反応の神経基盤
ストレスレジリエンスの脳内メカニズム
社会的ストレス下における攻撃行動の生物学的基盤
恐怖反応を緩和する安寧フェロモン
社会的孤独の惹起と社会的孤独が心血管疾患を惹起するメカニズム――オキシトシン神経系の変容
慢性ストレスによる血球動態の変化と疾患増悪機構
社会的ストレスによる依存性薬物に対する欲求増強の神経機構
TOPICS【細胞生物学】ミトコンドリアにおけるタンパク質合成異常による貧血発症のメカニズム
TOPICS【その他】医療現場でのカスタマーハラスメント対応:厚生労働省告示および改正労働施策総合推進法
連載【医師の働き方改革――取り組みの現状と課題】17.地域医療構想と医師の働き方改革:2040年に向けて
連載【医療における生成AIとDX】9.生成AIを活用した医療現場の文書作成業務効率化:実証事例に基づく働き方改革への貢献と今後の展望
連載【医療にいかす行動経済学】6.行動経済学が拓く実装科学の新展開――エビデンスを現場に根づかせるために
連載フォーラム【人間社会の未来――専門家が予見する人類の行方】13.健康的な食・栄養とは:現状と展望
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:制御性T細胞の多面的役割と臨床応用――免疫寛容からがん治療まで 企画:堀 昌平(東京大学大学院薬学系研究科免疫・微生物学教室) ・制御性T細胞(Treg)とそのマスター転写因子であるFoxp3の発見から,Treg研究は1つの分野として急速に発展した. ・Foxp3を足がかりにTreg特異的な遺伝子改変やTregの選択的除去が可能となり,生理機能と分化・機能の分子基盤の解明が飛躍的に進み,自己免疫疾患,炎症性腸疾患,アレルギー,がん,移植片拒絶などの治療応用が期待され,世界的に研究が進められている. ・本特集では,Tregの基礎研究を軸に,その多面的機能と臨床応用の現状,今後の研究展望などを概観する.

目次
はじめに
ヒト制御性T細胞におけるFOXP3発現制御
マスター転写因子Foxp3による制御性T細胞分化と機能の制御
皮膚の制御性T細胞
中枢神経系の制御性T細胞の役割
腫瘍免疫におけるTh1型制御性T細胞の役割
腫瘍における制御性T細胞分化と機能維持
移植免疫と制御性T細胞
腸管における制御性T細胞ニッチの制御
TOPICS【神経精神医学】オーバードーズ:救急医療から精神科医療へつなぐアプローチ
TOPICS【放射線医学】緩和的放射線治療
連載【医師の働き方改革――取り組みの現状と課題】16.特定機能病院における研究・卒前卒後教育・臨床の課題――医師の働き方改革の実装段階で考えるべきこと
連載【医療における生成AIとDX】8.在宅医療におけるAI活用の実際と展望
連載【医療にいかす行動経済学】5.医療と行動経済学を行き来する人材の育成
連載フォーラム【人間社会の未来――専門家が予見する人類の行方】12.トランプ政権の健康革命MAHA(Make America Healthy Again)
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:がん患者への栄養療法と栄養指導 企画:志賀太郎(がん研究会有明病院総合診療部,同腫瘍循環器・循環器内科) ・がん医療の進歩により,多くの患者が社会生活を維持しながら治療を続けられるようになってきたが,化学療法や放射線療法,外科的治療に伴う副作用や代謝性変化,後遺症,さらに高齢化や心血管疾患などの併存疾患の影響により,低栄養や栄養状態の低下を呈する患者も少なくない. ・摂取不足や代謝異常など体組成や身体機能を低下させ,結果的にがん治療の継続や回復を妨げる要因となるため,これに対する栄養療法・指導は,がん医療の根幹を支える重要な支持療法としての役割を担う. ・本特集では,がん薬物療法,手術的治療,高齢がん患者,摂食嚥下障害,がんサバイバーなどに関連した栄養管理の要点をはじめ,臨床現場で直面する課題を包括的に取り上げる.

目次
はじめに
がん薬物療法中の患者に対する栄養療法と栄養指導
消化器がん手術患者における栄養障害と栄養治療
高齢がん患者の栄養管理と栄養指導
がんサバイバーへの栄養療法と栄養指導
循環器病を合併するがん患者への栄養療法と栄養指導
薬剤師からみたがん患者への栄養療法と栄養指導
摂食嚥下障害を呈したがん患者への栄養療法と栄養指導――食形態を制限しない栄養指導のススメ
管理栄養士が算定できるがん関連診療報酬
栄養補助食品の活用法
TOPICS【薬理学・毒性学】二重特異性抗体の開発状況と今後の展望
TOPICS【神経精神医学】現代の森田療法
連載【医師の働き方改革――取り組みの現状と課題】15.労働時間数の把握と時間外労働規制区分の管理体制
連載【医療における生成AIとDX】7.生成AIによるクリニック運営のDX:集患と業務効率化の最前線――生成AIが切り開くクリニック週間の新しいカタチ
連載【医療にいかす行動経済学】4.公衆衛生におけるナッジの活用
FORUM【人間社会の未来――専門家が予見する人類の行方】11.データサイエンスが切り拓く医療
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  • 出版社:医歯薬出版
  • 発行間隔:週刊
  • 発売日:毎週土曜日  
  • サイズ:B5判

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