医学のあゆみ 発売日・バックナンバー

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医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:神経回路の機能発達と障害――基礎研究からヒト病態へ 企画:岡部繁男(東京大学大学院医学系研究科神経細胞生物学,理化学研究所脳神経科学研究センター) ・神経回路研究は100年以上の歴史があり,近年解析技術の進歩により分子レベルから個体レベルに至る多階層をつないだ理解が進んでいる領域である. ・神経細胞の内在的な機構に加えて,グリア細胞などが外から回路を積極的に制御することが明らかになりつつある.特に情報伝達の場であるシナプスの形成と除去における,内在的分子機構と環境要因の関与は神経回路発達の要ともいうことができる. ・本特集では,神経細胞の外部環境との相互作用を記録し,細胞の性質を決定していくメカニズムであるエピゲノム修飾について,また精神神経疾患の病態関与についてなど,最新の知見を紹介する. 目次 はじめに ニューロン機能獲得と再生のための“場”としてのエピゲノム制御 グリア細胞は神経回路を制御するのか? シナプス除去の分子機構と発達障害 ケミカルプローブによるシナプス可塑性時のAMPA受容体動態解析 ヒト生体脳でシナプス機能分子を“視る” MeCP2の分子機能からレット症候群の病態理解へ 自閉スペクトラム症モデルマウスにおける神経回路機能障害 細胞運命転換技術による神経回路機能修復 TOPICS【神経内科学】糖代謝異常と海馬体積/海馬亜領域体積との関連 TOPICS【癌・腫瘍学】ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の現状と将来展望 連載【細胞を用いた再生医療の現状と今後の展望――臨床への展開】23.ヒトiPS細胞,キメラ技術,異種臓器を用いた次世代医療開発への挑戦 連載【ケースから学ぶ臨床倫理推論】14.判断能力の低下が疑われる患者の意向 連載【イチから学び直す医療統計】6.臨床研究の成果報告――CONSORTとSTROBEの紹介 FORUM【司法精神医学への招待――精神医学と法律の接点】9.司法精神医学と法律――刑事司法の視点から
本号の特集:造血器腫瘍の遺伝子パネル検査の臨床的意義――診断精度向上,予後層別化,個別化治療への応用 企画:赤司浩一(九州大学大学院医学研究院病態修復内科学,同生命科学革新実現化拠点長) ・2024年9月に造血器腫瘍遺伝子パネル検査“ヘムサイトR”が薬事承認され,2025年3月に保険適用となった.日本血液学会ゲノム医療委員会は「ゲノム検査ガイドライン」を作成し,疾患や病期ごとに,診断・治療法の選択・予後予測における遺伝子パネル検査の臨床的有用性と推奨度を提案した.それに続き厚生労働省は保険診療下での指針として「造血器腫瘍における遺伝子パネル検査体制のあり方とその使用指針」を提案し,結果的にそれがほぼ認められる形で保険収載されることとなった. ・遺伝子パネル検査が国民皆保険下で標準化されたことにより,今後の新知見や新薬情報を取り入れて全国レベルで同期して治療方針をアップデートできる.本特集では,日本血液学会ゲノム医療委員会委員,厚生労働省科学研究班員の方々から,造血器腫瘍の遺伝子パネル検査の全体像,必要性,実施体制などを概説していただく. 目次 はじめに 造血器腫瘍を対象とした遺伝子パネル検査の開発 造血器腫瘍遺伝子パネル検査の臨床的意義 造血器腫瘍に関連する生殖細胞系列の病的バリアント 造血器腫瘍ゲノム医療におけるエキスパートパネルのあり方 パネル検査の臨床実装における課題 骨髄系腫瘍診療におけるパネル検査の臨床的有用性 リンパ腫診療におけるパネル検査の臨床的有用性 多発性骨髄腫診療におけるパネル検査の臨床的有用性 造血幹細胞移植とパネル検査 パネル検査と微小残存病変測定 TOPICS【加齢医学】老化細胞におけるACLYを介したクエン酸代謝の役割 TOPICS【環境衛生】UAVと画像認識AI技術を活用した,アフリカのマラリア媒介蚊幼虫源管理(LSM)の効率的アプローチ 連載【細胞を用いた再生医療の現状と今後の展望――臨床への展開】22.パーキンソン病に対する細胞移植治療 連載【ケースから学ぶ臨床倫理推論】13.緩和的鎮静のケース 連載【イチから学び直す医療統計】5.臨床試験のデザイン FORUM【司法精神医学への招待――精神医学と法律の接点】8.医療観察法による手続きの始まりと精神鑑定
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:データシェアリングと個人情報保護の課題 企画:米村滋人(東京大学大学院法学政治学研究科) ・医療データの利活用は,症例報告や観察研究といった小規模な研究から,大規模情報集積による臨床医療・産業応用まで飛躍的に拡大しつつある.この潮流を加速させる鍵となるのがデータシェアリングである. ・その実現には,データの標準化や管理システムの構築,費用負担モデルの確立といった技術的課題と,個人情報保護法制との整合性確保など法制度・社会的課題が複雑に絡み合う.国内外の先進事例から学び,新たな制度設計の可能性を探る時機が到来しているといえる. ・本特集では,医療情報学の第一人者,法律の専門家,バイオバンク運営者,製薬企業の実務者など多様な立場から,データシェアリングの意義と現状を解説し,課題に立ち向かうための道筋を示す. 目次 はじめに 医療データシェアリングの意義 医療情報をめぐる個人情報保護と情報利用の課題 ゲノム情報とデータシェアリングの意義 欧州健康データ空間(EHDS)規則の概要 医療データシェアリングの活用実例と今後の制度的方向性 データベースを通じたデータシェアリングの現状と課題 製薬企業における臨床試験データシェアリングの意義と課題 ヘルスケア・データシェアリングの拡大に向けた法制度の課題と展望 TOPICS【疫学】亜鉛欠乏症――日本人の血清亜鉛濃度の現状とその特徴 TOPICS【小児科学】胎便に含まれるヒト由来タンパク質の在胎週数によるプロファイル 連載【細胞を用いた再生医療の現状と今後の展望――臨床への展開】21.脊髄損傷に対するヒトiPS細胞由来神経幹/前駆細胞移植療法の新たな治療戦略 連載【ケースから学ぶ臨床倫理推論】12.サイコオンコロジー 連載【イチから学び直す医療統計】4.ランダム化とは FORUM【司法精神医学への招待――精神医学と法律の接点】7.医療観察法医療の現状と課題――通院処遇
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:第1土曜特集 肥満症――代謝異常から全身性疾患へのパラダイムシフト 企画:小川 渉(神戸大学大学院医学研究科橋渡し科学分野代謝疾患部門) ・「肥満症」は単なる代謝異常にとどまらず,心血管疾患,呼吸器疾患,運動器疾患,女性医学領域,さらにメンタルヘルスや感染症に至るまで,さまざまな健康障害と関連する全身性の疾患として理解されつつある. ・肥満症治療薬は,体重の減少を主要評価項目とした試験だけでなく,MASLDや睡眠時無呼吸症候群,運動器疾患など,さまざまな健康障害を主要評価項目とした臨床試験も進行しており,今後はより広範な健康障害に対する適応の拡大が期待される. ・本特集では,肥満症の定義や治療法の最新動向に加え,肥満に関連するさまざまな疾患における治療戦略について,各領域の専門家が解説する.新規治療薬の開発状況やデジタルセラピューティクス(DTx)の応用,リアルワールドデータの活用など,今後の肥満症診療に欠かせないトピックについても取り上げる. 目次 はじめに 【扉】■総論 肥満症の概念と肥満症治療総論 肥満の成因――遺伝的要因の観点から 肥満症薬物療法の現況 減量・代謝改善手術の現状 【扉】■肥満関連疾患の治療戦略 肥満2型糖尿病に対する外科治療――減量・代謝改善手術 肥満症と心不全――減量は新たな心不全の治療戦略となりうるか? 肥満とMASLD/MASH 肥満関連腎臓病(ORG)の病態生理とその治療 肥満症と呼吸器疾患 運動器疾患への肥満/肥満症の影響と減量の効果 肥満と女性ヘルスケア 高齢者の肥満・肥満症の管理 肥満症は自己責任の病気ではない――心身両面から各患者を理解し,オーダーメードで治療を考える 感染症のリスクとしての肥満/肥満症 【扉】■トピックス 開発中の肥満症治療薬 肥満症診療におけるリアルワールドデータベースの構築と展望――J-ORBITの取り組み 女性のやせと低栄養の健康課題――女性の低体重/低栄養症候群 肥満症治療薬の適正な使用のために
  はじめに(鈴木 穣)
  医療とデータ:イギリスでのゲノム医療のあり方から得た気づき(鈴木 穣・鎌谷洋一郎)
総論:マルチオミクス解析の基盤と技術
  集団ゲノミクス研究の最新動向(鎌谷洋一郎)
  マルチオミクス解析による疾患病態解明とゲノム個別化医療の展望(藤本凜太郎・岡田随象)
  マルチオミクス研究推進基盤としてのバイオバンク(木下賢吾)
  バイオバンクのゲノムデータを上手に活用するためには(河合洋介)
  リピドームアトラス構築のための空間マルチオミクス解析(有田 誠・他)
  深層生成モデルが解き明かす一細胞・空間オミクスに潜む多様性(小嶋泰弘)
  深層生成モデルによるマルチオミクスvelocity解析(島村徹平・野村怜史)
  機械学習を用いたオミクスデータ統合解析(杉本 光・川上英良)
  空間オミクス解析の進展(米山幹太・他)
  プロテオゲノミクスにおける質量分析法の進展(川島祐介・小原 收)
疾患別マルチオミクス解析の最新動向
 がん
  胃がんの多様性を紐解くマルチオミクス解析(垣内美和子・石川俊平)
  肝がんのマルチオミクス解析(長岡克弥・田中靖人)
  大腸がんにおけるがん微小環境(炎症機構・免疫寛容)の解明(三森功士)
  マルチオミクス解析による血液がんの病態解明と臨床への展開(亀田拓郎・下田和哉)
  マルチオミクス解析が切りひらく乳がんの個別化医療(西村友美)
 循環器
  オミクス解析による精密医療の実現(野村征太郎)
  シングルセル遺伝子発現解析で紐解く生体内心筋リプログラミングによる抗線維化(前田高志・他)
  循環器疾患におけるSASP因子の意義(清水逸平)
 代謝・内分泌
  マルチオミクス解析による代謝病態の解析(戸田郷太郎・山内敏正)
  腎疾患のUpdate(三村維真理)
 神経・精神
  大規模ゲノム・オミクス解析による日本人の認知症研究(尾崎浩一)
  睡眠と精神神経疾患─病態理解への新たなアプローチ(稲垣史保・他)
 免疫・感染症
  自己免疫疾患におけるMR1拘束性αβT細胞サブセットの役割(柴田健輔・山崎 晶)
  VeDTRマウスシステムによる免疫細胞サブセット解析(山本雅裕)
  RNA分解制御による免疫調節(三野享史・竹内 理)
  リウマチ性疾患のマルチオミクス解析(藤尾圭志)
  顎関節症の謎を紐解く─統合解析という突破口(矢野文子)
  シングルセル解析によるウイルス感染ダイナミクスの時空間的理解(麻生啓文・他)
  呼吸器系ウイルス感染症重症化の分子機序─2光子生体イメージングとオミクス解析による新展開(植木紘史・河岡義裕)
 社会実装に向けた取り組み
  オミクス解析の出口戦略─全ゲノム解析等実行計画(土原一哉)

 次号の特集予告

 サイドメモ
  統計,機械学習,深層学習
  認知症の遺伝的背景とその臨床的有用性
  SubLDT
  T細胞受容体遺伝子トランスジェニックマウス
  テトラマー
  マスター転写因子
  マスサイトメトリー
  RNA分解機構
  RNA結合タンパク質(RBP)
  顎関節症(TMD)とは
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:レーザー医学の最前線――知られざる現状とその新展開 企画:中村哲也(獨協学園姫路先端医療研究センター長,特定非営利活動法人日本レーザー医学会前理事長・顧問) ・日本レーザー医学会が認定するレーザー専門医となるには,11の基本領域学会認定の専門医が安全教育講習会を受講し,試験に合格することが必要条件である. ・レーザー専門医は,レーザーとその生体作用,治療の原理,臨床現場における正しい管理法と使用法など,レーザーに関する十分な知識を持ち,より精度の高い安全なレーザー医療を提供することができる. ・本特集では,レーザー医療の安全対策や,各領域におけるレーザー治療など,日本におけるレーザー医学の知られざる現状とその新展開について,各領域のエキスパートが解説する. 目次 はじめに レーザー医療の安全対策――日本レーザー医学会安全教育委員会の取組を中心として レーザー専門医の現状と今後の展望 皮膚科,形成外科領域のレーザー治療 低出力レーザーによる痛みの治療 悪性脳腫瘍に対する光線力学的療法 消化管領域における光線力学診断と光線力学療法 がんの近赤外光線免疫療法 TOPICS【輸血学】iPS細胞技術を活用したユニバーサル血小板製剤の開発と社会実装 TOPICS【認知神経科学】霊長類の柔軟な意思決定を支える神経回路 連載【細胞を用いた再生医療の現状と今後の展望――臨床への展開】20.心不全に対する再生医療の現状と展望 連載【ケースから学ぶ臨床倫理推論】11.親による定期接種のワクチン拒否 連載【イチから学び直す医療統計】3.交絡とその制御方法 FORUM【司法精神医学への招待――精神医学と法律の接点】6.医療観察法における入院処遇
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:ストレス応答の分子メカニズム―最新知見と臨床応用への展望 企画:武川睦寛(東京大学医科学研究所分子シグナル制御分野) ・生命は恒常性維持のために,翻訳後修飾,複合体形成,転写制御,代謝調節など,多階層にわたる情報伝達システムのネットワークを形成し,さまざまな物理化学的ストレス刺激に対して細胞レベルで適切に応答している. ・このようなストレス応答が破綻すると,組織障害や慢性炎症,ゲノム不安定性などを引き起こし,がんや神経変性疾患,生活習慣病,免疫異常などの発症や病態に深く関与することが近年明らかになりつつある. ・本特集では,ストレス応答の分子メカニズムとその破綻がもたらす疾患発症機構について,最新の研究成果を紹介する.ストレス応答研究のさらなる発展と,臨床応用への橋渡しに貢献することを期待したい. 目次 はじめに ストレス応答性キナーゼMKK4を標的とした肝疾患治療法の開発 ストレス応答性シグナル伝達のユビキチン修飾を介した制御 酸素をめぐる生体応答とその生理的・病理的意義 DNA損傷応答機構とその関連疾患 小胞体ストレス応答の分子機構および疾患治療を見据えた研究の現状と課題 脊髄小脳変性症原因因子Ataxin-2によるストレス顆粒形成のメカニズム ストレスによる細胞老化誘導と疾患 熱ストレス応答によるタンパク質の恒常性維持と神経変性疾患 TOPICS【神経精神医学】精神科診療における適応外使用 TOPICS【癌・腫瘍学】膵がん診断を補助する体外診断用腫瘍マーカー apolipoprotein A2-isoforms 連載【細胞を用いた再生医療の現状と今後の展望――臨床への展開】19.網膜色素変性症に対するiPS細胞由来網膜オルガノイドシート移植治療――現状と最近の研究について 連載【ケースから学ぶ臨床倫理推論】10.人工栄養の差し控え・中止 連載【イチから学び直す医療統計】2.観察研究の計画 FORUM【司法精神医学への招待――精神医学と法律の接点】5.わが国における矯正精神医療の位置づけと役割
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:機能性神経障害(FND;ヒステリー)診療の近年の革命的変化――COVID-19の影響も踏まえて 企画:園生雅弘(帝京大学医療技術学部視能矯正学科,同医学部脳神経内科) ・かつて“ヒステリー”とよばれた疾患である機能性神経障害(FND) は,老若男女問わず罹患しうるという疫学面,“機能性”を中核に置く用語面,病型や合併病態についての認識など,変革が起こり続けている. ・FNDに対する治療の進歩は近年特に顕著であり,現状は脳神経内科医,リハビリテーションが二本柱となっているが,心理・精神科的対処も含めた集学的治療の今後の発展が望まれる. ・本特集では,多くの診療科の医師に知っていただきたいFND診療・研究の最新動向について,COVID-19の後遺症として報告されているなかに多数のFNDが紛れている状況について論じる. 目次 はじめに FNDの歴史と近年の革命的変化 機能性筋力低下 機能性不随意運動 心因性非てんかん発作――脳神経内科医・精神科医のための実践的アプローチ 新型コロナウイルス感染症後遷延症状およびCOVID-19ワクチン接種とFND FNDと神経生理 脳神経内科医によるFNDの治療 FNDのリハビリテーション TOPICS【神経精神医学】脳卒中後うつ病とアパシー TOPICS【放射線医学】高輝度放射光の医学・医療分野への応用 連載【細胞を用いた再生医療の現状と今後の展望――臨床への展開】18.角膜再生医療の最先端 連載【ケースから学ぶ臨床倫理推論】9.モラルディストレス:医療現場における倫理的苦悩 連載【イチから学び直す医療統計】はじめに――医学研究に統計学は必要? 連載【イチから学び直す医療統計】1.医学研究データの特徴とまとめ方 FORUM【司法精神医学への招待――精神医学と法律の接点】4.裁判員制度における精神科医の役割
 はじめに(石津智子)
軽症(単純)先天性心疾患の診断・治療
 心房中隔欠損(ASD),卵円孔開存(PFO)の診断と治療(橋本 剛)
 心室中隔欠損症成人例の経過観察で注意すべきポイント(川松直人)
 ガイドラインに学ぶ成人期動脈管開存の診断・治療・管理(金澤英明)
中等症先天性心疾患の診断・治療
 ファロー四徴(山村健一郎)
 エブスタイン病(椎名由美)
 房室中隔欠損症(杜 徳尚)
 先天性冠動脈異常(塚本泰正)
 マルファン症候群(今井 靖)
 大動脈縮窄(長谷川早紀・中埜信太郎)
重症(複雑)先天性心疾患の診断・治療
 修正大血管転位症─成人期における治療と管理(狩野実希)
 完全大血管転位(動脈スイッチ術後)(藤井隆成)
 フォンタン循環:フォンタン手術後に確立される循環動態(森 有希・大内秀雄)
 フォンタン関連肝疾患(犬塚 亮)
成人先天性心疾患特有の諸問題
 心不全治療(石北綾子・坂本一郎)
 不整脈治療(宮﨑 文)
 ACHDに合併する肺高血圧症の診断と治療(常盤洋之・相馬 桂)
 成人先天性心疾患の主な外科治療と先天性心疾患における心臓移植(笠原真悟)
 女性特有の配慮事項─月経,避妊,妊娠・分娩(神谷千津子)
 先天性心疾患を合併する染色体異常(前田 潤)
 社会的問題・成人移行支援に関する改訂事項と臨床実践のポイント(落合亮太)

 次号の特集予告

 サイドメモ
  手術適応検討時の肺血管抵抗と肺血管抵抗/体血管抵抗比(Rp/Rs)
  感染性心内膜炎とsilent PDAの治療適応
  ファロー四徴術後の感染性心内膜炎
  Ebsteinを何とよぶのが正しいのか?
  三尖弁異形成・低形成との相違
  右房圧が上昇したエブスタイン病
  区分診断
  解剖学的右室の特徴
  大規模臨床試験
  アイゼンメンジャー症候群の概念
  臓器移植に関する愛媛宣言(日本成人先天性心疾患学会,2023年1月)
  妊娠中の検査のタイミング
  22q11.2欠失症候群の遺伝的・環境的要因
医学に関する最新情報を基礎・臨床の両面から総合的に幅広い視点で紹介している医学総合雑誌のパイオニア! 本号の特集:少子化時代の妊孕性温存療法 企画:堤 治(順和会山王病院リプロダクション・婦人科内視鏡治療センター,国際医療福祉大学大学院生殖補助医療胚培養分野) ・体外受精などの生殖医療で生まれる子の割合は9人に1人に達している.しかし,高年齢者の成績は1%程度と,必ずしも効率的とはいえない生殖医療が実施されている. ・そのような現状にあって妊孕性温存療法は,若年がん患者を対象にした実施において大きな成果をあげている.また,社会的卵子凍結に対する企業や自治体からの助成も開始されている. ・少子化は時代の流れではあるが,子を持ちたいという人の心は永遠である.本特集では,妊孕性温存療法を少子化時代における大事な処方箋と位置づけ,生殖医療の現場から最新の知見と実践を紹介する. 目次 はじめに 『小児・AYA世代がん患者等の妊孕性温存に関する診療ガイドライン 2024年12月改訂 第2版』の解説 男性がん患者における妊孕性温存療法 医学的卵子凍結・胚凍結 卵巣組織凍結 薬物療法による卵巣機能温存――GnRHアゴニストとその他の薬剤の知見 社会的(リプロダクティブ)卵子凍結 良性疾患に対する妊孕性温存 不妊診療におけるPRP治療――PRP子宮腔内投与/卵巣投与 TOPICS【癌・腫瘍学】胃がん腹膜播種を促進する中皮細胞 TOPICS【神経精神医学】摂食障害におけるケトン体の役割 連載【自己指向性免疫学の新展開――生体防御における自己認識の功罪】31(最終回).皮膚バリア機能とアシルセラミド代謝――表皮バリア脂質の代謝異常を免疫システムは認識するか? 連載【細胞を用いた再生医療の現状と今後の展望――臨床への展開】17.尿素サイクル異常症に対する胚性幹細胞製品の臨床試験 連載【ケースから学ぶ臨床倫理推論】8.リスクの高い治療の要求 FORUM【司法精神医学への招待――精神医学と法律の接点】3.精神鑑定の基礎知識
1,650円
特集 知っておきたいVEXAS症候群─早期診断と治療
 はじめに(桐野洋平)
 VEXAS症候群の病態(東谷佳奈・桐野洋平)
 VEXAS症候群の遺伝学─現在の視点(三好雄二)
 VEXAS症候群の疫学とレジストリ研究(前田彩花)
 VEXAS症候群の皮膚症状(渡邊友也)
 VEXAS症候群の呼吸器病変と鑑別(田中和樹)
 VEXAS症候群における免疫不全と感染症リスク(清水俊匡)
 VEXAS症候群の血管病変と関節病変(小田修宏・六反田 諒)
 VEXAS症候群と鑑別すべき疾患(浅野智之)

TOPICS
 癌・腫瘍学 原発不明がんに対する治療の最新の話題(谷﨑潤子)
 脳神経外科学 外科治療が適応となる認知症─特発性正常圧水頭症に対するシャント手術(細見晃一・貴島晴彦)

連載
自己指向性免疫学の新展開─生体防御における自己認識の功罪(30)
 自然免疫応答における自己・非自己RNAの認識(加藤一希)

細胞を用いた再生医療の現状と今後の展望─臨床への展開(16)
 歯根膜由来間葉系幹細胞シートを用いた歯周組織の再生(岩田隆紀)

ケースから学ぶ臨床倫理推論(7)
 自殺企図患者(金田浩由紀)

FORUM
 病院建築への誘い─医療者と病院建築のかかわりを考える 特別編―建築からみる周産期母子医療施設(亀谷佳保里)
 司法精神医学への招待─精神医学と法律の接点(2) 法的処遇の分岐点における精神科医の関わり(田口寿子)

 次号の特集予告
1,650円
特集 ひきこもりの病態理解とその対応
 はじめに(加藤隆弘)
 総説─ひきこもりの多面的理解と多面的支援(加藤隆弘)
 ひきこもりとネット・ゲーム依存─共通した背景要因(館農 勝)
 不登校・ひきこもりと神経発達症の子ども(渡部京太)
 ひきこもりから社会参加までをシームレスにつなぐ心理支援(境 泉洋)
 ひきこもり問題への精神分析的アプローチ(近藤直司)
 メタバース活用によるひきこもりなど長期無業者の就労支援(林 裕子・他)
 当事者の環境を“北風“から“太陽”へ─ひきこもり当事者の自己治癒力を育む環境づくり(寺澤元一)
 ひきこもり当事者は多様で,“普通”の人たちである(石井英資)
 ひきこもりの生物学的理解に向けたバイオマーカー探索の現状と今後の指針(瀬戸山大樹)

TOPICS
 社会医学 世代別にみるLGBTQIA+の健康課題と解決策(清家 理・他)

連載
自己指向性免疫学の新展開─生体防御における自己認識の功罪(29)
 共生細菌によるIgE自然抗体の産生制御(北村大介)

細胞を用いた再生医療の現状と今後の展望─臨床への展開(15)
 当院における細胞シート移植術後リハビリテーションの取り組み(玉木美夕・佐藤正人)

ケースから学ぶ臨床倫理推論(6)
 守秘義務のケース(野口善令)

FORUM
 司法精神医学への招待─精神医学と法律の接点 はじめに(平林直次)
 司法精神医学への招待─精神医学と法律の接点(1) 現代社会と司法精神医学─司法精神医学のパラダイムシフト(五十嵐禎人)
 書評『口腔領域の漢方治療 勿語歯科室方函口訣』(小澤夏生著)(砂川正隆)

 次号の特集予告
2,970円
 はじめに(今中雄一)
感染制御・救急災害医療など危機管理の視点から
 感染制御と臨床検査の観点からみたCOVID-19パンデミックと健康危機管理の課題(長尾美紀)
 救急・災害医療から健康危機管理へ(大鶴 繁)
 医療安全管理と災害・健康危機リスク管理の連続性(松村由美)
 健康危機における医療管理─医療専門職人材の機能限定性に着目して(加藤源太)
 感染症危機管理─感染症対策を超えて(齋藤智也)
基礎医学の視点から
 ヒト病原性ウイルス研究から考える次のパンデミックへの対策(木村香菜子・他)
 わが国における新規ワクチン開発のためのヒト免疫モニタリングシステム構築の重要性(上野英樹)
 劇症化する細菌感染症(中川一路)
社会と健康の視点から
 健康危機におけるリスクコミュニケーション(蝦名玲子・中山健夫)
 健康危機管理への予防医療学的なアプローチ─AEDを活用した危機管理体制の構築とPHRによる救急災害医療DXへの展望(石見 拓)
 パンデミックに備える急性期,回復期,維持期リハビリテーションシステムの構築(青山朋樹)
 健康危機に対する地域保健と公衆衛生看護(塩見美抄)
 危機時の“健康の社会的決定要因”(近藤尚己)
災害対応・防災の視点から
 災害医療支援活動(近藤久禎)
 甚大な健康危機に対するグローバルな備えと対応(國井 修)
 総合的な危機管理(牧 紀男)
 災害時の保健医療福祉に関する政策研究の動向と人材育成(冨尾 淳)
社会・経済・制度政策の視点から
 健康危機に向けたわが国の政策(佐々木昌弘)
 健康危機への対応と法治主義(山田哲史)
 文化的デフォルトとパンデミック対応(内田由紀子・中村沙椰)
 日本の新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が消費行動へ与えた真の影響(谷 直起)
 ヘルスセキュリティと健康医療介護の社会システム(今中雄一)

 次号の特集予告

 サイドメモ
  ハザードとリスク
  災害フェーズ
  研修と訓練・演習
  統括DHEAT
  明治時代の感染症対策(新旧千円札の北里と野口)
  法治主義と法の支配
  相互独立と相互協調
  原因帰属の文化差
6,820円
 はじめに(朴 秀賢)
病態
 うつ病のゲノム研究とその臨床応用(藤野淳也・他)
 うつ病の内分泌的研究─コルチゾールを中心に(中川 伸)
 古くて新しいうつ病の病態仮説:モノアミン仮説(山脇洋輔・山脇成人)
 うつ病の神経可塑性仮説─海馬の組織学的変化を中心に(森信 繁)
 うつ病の神経細胞新生仮説(朴 秀賢)
 うつ病の炎症仮説(岩田正明)
 うつ病の病態におけるエピジェネティクス(宮城達博・淵上 学)
 うつ病とアストロサイト(梶谷直人)
 脳の免疫細胞ミクログリア─うつ病の鍵を握る隠れた存在?(古賀農人)
 逆境的養育体験のうつ病に与える影響とそのメカニズム(戸田裕之)
 慢性ストレスによる行動変容の個体差を創発する分子・神経回路メカニズム(内田周作)
 高齢者のうつ病─老化・認知症との関連性(馬場 元)
診断
 うつ病における構造MRI研究(原田 舟・松尾幸治)
 うつ病治療のバイオマーカーとしてのガンマオシレーション(田村俊介・他)
 fNIRSとうつ病(金沢徹文)
 うつ病の血液バイオマーカー:mRNA(伊賀淳一)
 うつ病におけるmicroRNAの役割,バイオマーカーの可能性(吉野祐太)
 DNAメチル化に着目したうつ病の治療反応バイオマーカー研究(吉田朋広・沼田周助)
 うつ病の血液バイオマーカー:テロメア(越智紳一郎)
 うつ病の病態における脳由来神経栄養因子(BDNF)とインターロイキン6(IL-6)(吉村玲児)
 うつ病の血液バイオマーカーを探索する─メタボロミクス(松島敏夫・他)
 うつ病の音声バイオマーカー(徳野慎一・他)
治療
 抗うつ薬の歴史と最近の進歩(竹林 実)
 うつ病のプレシジョンメディスンの実現に向けて(島本優太郎・加藤正樹)
 うつ病治療における補完代替療法の可能性(清水雄一郎・他)
 うつ病治療における電気痙攣療法(ECT):歴史・作用機序・有効性と安全性(青木宣篤・他)
 高出力ECT機器をどのように使うか(安田和幸・野田隆政)
 うつ病におけるrTMS療法(髙橋 隼)
 経頭蓋直流電気刺激(tDCS)によるうつ病治療の現状と展望(西田圭一郎)
 脳科学研究が指し示すうつ病の認知行動療法の未来(大久保 亮)
 うつ病治療における栄養学的配慮(功刀 浩)
 睡眠障害に着目したうつ病治療(新里輔鷹・高江洲義和)

 次号の特集予告

 サイドメモ
  ゲノムワイド関連解析(GWAS)
  計算論的精神医学(computational psychiatry)
  Neuropil
  グリンパティックシステム
  グリオトランスミッター
  コロニー刺激因子1受容体(CSF1R)
  スパインヘッドフィロポディア
  C3/C3aR経路
  エピジェネティック修飾
  HPA(視床下部-下垂体-副腎皮質)軸
  ミトコンドリアと細胞老化
  うつ病の精神療法
  フォルマントと韻律
  補完代替療法(CAM)
  発作閾値
  右片側性ECTの有効性と安全性
  うつ病へのrTMS療法
  現代生活において意識して摂るべき食材
1,650円
特集 科学的根拠に基づくがん検診 UPDATE 2025
 はじめに(大内憲明)
 がん検診の利益と不利益─ガイドライン策定の根拠(中山富雄)
 精度管理─がん検診事業のあり方(高橋宏和)
 がん検診の推進に向けた取り組み(中川恵一・福吉 潤)
 胃がん検診の課題─対策型検診を中心に(加藤勝章・他)
 日本における大腸がん検診の問題点─日本の大腸がん死亡率を他の先進諸国並みに減少させるには(松田一夫)
 肺がん検診(佐川元保)
 日本の乳がん検診の問題点と解決策(植松孝悦)
 子宮頸がん検診─子宮頸部細胞診単独法とHPV検査単独法(森定 徹・青木大輔)

TOPICS
 血液内科学 造血幹細胞・前駆細胞の分化方向性をつかさどるmRNA分解を介した新たな制御相(植畑拓也)
 生化学・分子生物学 遺伝子操作を伴わず生体内でタンパク質の機能解析が可能に(王 萌初・他)

連載
自己指向性免疫学の新展開─生体防御における自己認識の功罪(28)
 T細胞が認識する肥満特有の自己指向性免疫の解明(遠藤裕介)

細胞を用いた再生医療の現状と今後の展望─臨床への展開(14)
 表在性十二指腸腫瘍に対する新規術式の開発─内視鏡+腹腔鏡手術+細胞シート医療=?(金高賢悟・他)

ケースから学ぶ臨床倫理推論(5)
 身体拘束(松村由美)

FORUM
 戦争と医学・医療(16) アウシュヴィッツ強制収容所の“医療”(大野義一朗・下 正宗)
 戦争と医学・医療(17)(最終回) 金田光雄はなぜアウシュヴィッツ報告を翻訳出版したのか(大野義一朗)

 次号の特集予告
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商品情報・内容

  • 出版社:医歯薬出版
  • 発行間隔:週刊
  • 発売日:毎週土曜日  
  • サイズ:B5判

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