小説新潮 発売日・バックナンバー

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1,000円
【第35回山本周五郎賞決定発表】
[受賞作]砂原浩太朗/黛まゆずみ家けの兄弟(抄)
――政争の嵐の中、試されるのは――時代小説の定石を踏みながらも新たな可能性を輝かせた

[受賞第一作]
◆砂原浩太朗/さざなみ 夜露がたり
――念願かなっておさくと所帯を構えた勝次の前に

[受賞記念エッセイ]周五郎さんと周平さんのこと

[受賞記念グラビア]

[選評]伊坂幸太郎/江國香織/荻原 浩/今野 敏/三浦しをん

[歴代受賞作家競作]
◆貫井徳郎/あなたを忘れない
――「ぼく、もうこの世には存在してないんです」そう語る男が体験した奇怪な出来事とは――

◆小川 哲/受賞エッセイ
――山本周五郎賞の候補に入ったと知った日、僕は短編で「氷の話」を書こうとしていた

◆早見和真/いまどきミスター
――夫のあだ名は「ミスターいまどき」。だけど本当は、全然いまどきなんかじゃない!

【特集】時代小説夏の陣
◆梶よう子/風を鎮める みとや・お瑛仕入帖
――お加津が寝込んでいると聞き、柚木を訪ねたお瑛だが

◆蝉谷めぐ実/凡凡衣裳
――仕立て屋のお辰の仕事は師匠への依頼を捌くことばかりで

◆千葉ともこ/逃禅を愛す 飲中八仙歌
――李白との旅の途次、杜甫は大切なものを盗まれて――

◆志川節子/芽吹長屋仕合せ帖 日々是好日
――文治郎とお登勢の見合いの不首尾におえんも為す術がなく

【本誌初登場! 待望の新連載】
◆中山七里/ 絡新婦じょろうぐもの綸いと 警視庁サイバー犯罪対策課
――ネットに溢れる情報。発信者の目的は――? 映像化が絶えない超人気作家、小誌初登場!

【『チュベローズで待ってる』文庫化記念対談】
◆道尾秀介×加藤シゲアキ/新しい「読書体験」を求めて
――常に読者を意識して、最先端の小説を書き続ける二人。その眼差しの先にあるものは。

【傑作読み切り】
◆井上荒野/塔、あるいはあたらしい筋肉
――私は塔に閉じ込められている。いや、自分を閉じ込めている

◆伊与原新/泥の器
――萩焼に縁ある火山島・見島。地質学者の歩美が出会うのは

【ノンフィクション連載第二回】
◆河合香織/4分の1の遺伝――神が曲げたもの――
――孤独、貧困、育児。追いつめられた母親がすがった光は

【連載エッセイ・ノンフィクション・マンガ】
◆いしいひさいち/剽窃新潮
◆岩井勇気/僕の人生には事件が起きない
◆加納愛子/行儀は悪いが天気は良い
◆佐藤 優/村上春樹『騎士団長殺し』を読む
◆スズキナオ/家族が一番わからない
◆田中卓志/ちょっと不運なほうが生活は楽しい
◆友近/友近道中
◆中野信子/孤独な脳、馬鹿になれない私 最終回
◆益田ミリ/ツユクサナツコの一生
◆群ようこ/四十年、こんな感じで書いてます
◆山本さほ/てつおとよしえ

【新作映画紹介】
◆紙の上の映画館

【バラエティコラム】
〈わたしの東京〉大前粟生
〈そのとき(わたしの)歴史が動いた〉高橋ブランカ
〈あのとき聴いた音楽〉小栗さくら

【好評連載小説】
◆赤川次郎/暗殺
◆乾 緑郎/おどろかし 戯場國の怪人
◆伊吹有喜/ 灯あかりの島
◆乙川優三郎/ロゴスの海のジプシー
◆恩田 陸/追憶の五重奏
◆桐野夏生/ダークネス
◆重松 清/十一番目の色 シリーズ「まなつ」
◆篠田節子/ドゥルガーの島
◆寺地はるな/雲に届く
◆原田マハ/晴れの日の木馬たち
◆宮城谷昌光/公孫龍

◆本の森――新刊文芸書から、選りすぐりを紹介
〈歴史・時代〉田口幹人
〈SF・ファンタジー〉北村浩子
〈恋愛・青春〉高頭佐和子

第十回「新潮ミステリー大賞」募集要項
「日本ファンタジーノベル大賞2023」募集要項

次号予告
1,000円
【特集】2021年に生まれた作家たち

◆君嶋彼方/ヴァンパイアの朝食
――ただ僕らは、互いに髭の生えた相手と恋をしているだけ

◆京橋史織/二億円のレシピノート
――犬に遺産? 家事代行の里穂が巻き込まれたトラブルは

◆佐原ひかり/一角獣の背に乗って
――叔母が死んだ。蹴り殺されたそうだ。葬式で出会うのは

◆波木 銅/ラッキーパンチ・ドランカー
――現役大学生にしてプロボクサー。でも僕には秘密がある

◆新名 智/まぎれ鬼
――架空の遊びを調査する動画配信者・トモが行きつくのは

◆藍銅ツバメ/春荒襖絡繰
――迷い込んだ世界にいた美しい若君と姫君。だけど私達は

〈座談会〉
新人作家、はじめまして
――デビューしたての6人の小説家たち。輝かしい夢のスタートラインから見える景色とは?

〈書評〉
◆吉田大助/二〇二一の新人と「新しさ」について
――どんな時代でも「新人」は誕生する。この一年で生まれた才能を一堂に集めたエンタメ指南

【特集】祝! 五周年
ゲーム「文豪とアルケミスト」の世界

人気オンラインゲーム「文豪とアルケミスト」とは

〈インタビュー〉
◆「文豪とアルケミスト」開発チーム/「内面」をビジュアルで魅せる 衣装デザイン5年間の軌跡

◆河端ジュン一/二度目の舟
――青春小説「競漕」を襲う侵蝕者に久米正雄が挑む!

〈インタビュー〉
◆河端ジュン一/「自分一人では書けないもの」を書く
――ノベライズ第一弾『顔のない天才 文豪とアルケミスト ノベライズ―case 芥川龍之介―』著者が創作秘話を語る

◆石井千湖/特務司書に就任しました 芥川と“推し”の「在リシ日ノ思イ出」
――『文豪たちの友情』著者が、ゲームをプレイしてみた

〈特別再録〉
◆文壇「話の泉」の會
◆太宰治/文學の曠野に
――75年前に本誌に掲載された豪華座談会と名(?)言続出の太宰治インタビューを特別公開

【新連載ノンフィクション】
◆河合香織/4分の1の遺伝――神が曲げたもの――
――どうして母は命を絶ったのか。今もなお運命の螺旋に向き合い続ける、とある家族の物語

【傑作読み切り】
◆井上荒野/偽物の暖炉の本物の炎
――駿介とは別れなければ。だって、私は彼の子どもを……
◆泉ゆたか/だんじりとオパール
――だんじりなんて嫌いや。岸和田の町でとし子が闘うのは

【特別インタビュー】
◆山内マリコ+柚木麻子/「蚊帳の外」でも、できること
――性加害、性暴力を無くすため、私たちに何ができる? 作家十八人が声明に込めた思いとは

【グラビア】
第八回新潮ミステリー大賞贈呈式

【連載エッセイ・ノンフィクション・マンガ】
◆阿刀田高/ちょうど時間となりました―あるユニークな作家の回想― 最終回
◆いしいひさいち/剽窃新潮
◆岩井勇気/僕の人生には事件が起きない
◆加納愛子/行儀は悪いが天気は良い
◆佐藤 優/村上春樹『騎士団長殺し』を読む
◆スズキナオ/家族が一番わからない
◆田中卓志/ちょっと不運なほうが生活は楽しい
◆友近/友近道中
◆中野信子/孤独な脳、馬鹿になれない私
◆平松洋子/プロレスは何を食べる 最終回
◆益田ミリ/ツユクサナツコの一生
◆群ようこ/四十年、こんな感じで書いてます
◆山本さほ/てつおとよしえ

【バラエティコラム】
〈もういちど会いたい〉マキタスポーツ
〈そのとき(わたしの)歴史が動いた〉モモコグミカンパニー(BiSH)
〈わたしの東京〉室越龍之介

【好評連載小説】
◆赤川次郎/暗殺
◆乾 緑郎/おどろかし 戯場國の怪人
◆伊吹有喜/灯あかりの島
◆乙川優三郎/ロゴスの海のジプシー
◆桐野夏生/ダークネス
◆重松 清/十一番目の色 シリーズ「まなつ」
◆篠田節子/ドゥルガーの島
◆寺地はるな/雲に届く
◆馳 星周/眠らぬ王 極夜・第二部 最終回
◆原田マハ/晴れの日の木馬たち
◆宮城谷昌光/公孫龍

◆本の森――新刊文芸書から、選りすぐりを紹介
〈ホラー・ミステリ〉村上貴史
〈医療・介護〉杉江松恋

第四十一回「新田次郎文学賞」決定発表
「日本ファンタジーノベル大賞2023」募集要項

次号予告
1,000円
【特集】第21回女による女のためのR-18文学賞
○受賞作発表
○受賞の言葉

○選評 窪 美澄/東村アキコ/柚木麻子/友近

○大賞
◆上村裕香/救われてんじゃねえよ
――八畳一間の家で、一人で母を介護する高校生の沙智。そんな中、母の障害年金がおりるが――

○友近賞
◆古池ねじ/いい人じゃない
――夜十時、在宅ワーク中、スマホにメッセージが。元夫からでないことを願いながら目をやると

【歴代受賞者競作】
◆一木けい/歯形
――憧れの志貴さんとやっと付き合えた。でも彼女の体には

◆田中兆子/乳首差別主義者
――この写真の乳首だけが気になって仕方がない。なんでだ

◆白尾 悠/画面の彼方に
――Web会議に見知らぬ顔が。気付いているのは私だけ?

◆清水裕貴/有り余る果実
――常連客に恋の予感? 店長の心には父の姿がちらついて

◆小沼朗葉/ピンクの髪
――美容院で何気なく吐いた嘘。やがて波紋が広がっていき

◆秋ひのこ/透明な気持ち
――いじめを苦に姉が自殺して約一年。静香は中学生になり

◆梅田寿美子/カイダンシと一命の鳥
――怪談甲子園出場を持ちかけられた陽向の頭に浮かんだのは

◆宮島未奈/階段は走らない
――閉店する地元の百貨店。行ってみると旧友が集っていて

【待望の新連載】
◆赤川次郎/暗殺
――受験の朝、少女の前で銃が抜かれた――。遺された者の苦悩を描く重厚なミステリ、開幕

【追悼エッセイ】
◆辻 真先/西村さんの背中を見つづけて
――天へ旅立つ瞬間まで現役を貫いた西村京太郎さん。その背中を追い続けた後輩作家の目に映るのは――

【『咲かせて三升の團十郎』刊行記念対談】
◆蝉谷めぐ実×仁志耕一郎/役者の魂を掬う
――江戸の芝居小屋を飛び出し、現代の書き手の創作意欲を刺激する彼ら。その魅力は一体どこに

【傑作読み切り】
◆井上荒野/静かな、もの悲しい、美しい曲
――僕はリーのために、そして自分のために祈る。運命の人に会えますように、と

【大好評! しゃばけシリーズ】
◆畠中 恵/妖百物語
――百物語に参加することになった若だんなを待ち受けるのは――。
シリーズ第二一弾、最終回!

【バラエティコラム】
〈もういちど会いたい〉松居大悟
〈あのとき聴いた音楽〉吉田靖直(トリプルファイヤー)
〈わたしの相棒〉稲田 浩

◆本の森――新刊文芸書から、選りすぐりを紹介
〈歴史・時代〉田口幹人
〈SF・ファンタジー〉北村浩子
〈恋愛・青春〉高頭佐和子

【連載エッセイ・ノンフィクション・マンガ】
◆阿刀田高/ちょうど時間となりました―あるユニークな作家の回想―
◆いしいひさいち/剽窃新潮
◆岩井勇気/僕の人生には事件が起きない
◆加納愛子/行儀は悪いが天気は良い
◆佐藤 優/村上春樹『騎士団長殺し』を読む
◆スズキナオ/家族が一番わからない
◆田中卓志/ちょっと不運なほうが生活は楽しい
◆友近/友近道中
◆中野信子/孤独な脳、馬鹿になれない私
◆益田ミリ/ツユクサナツコの一生
◆宮下洋一/デス・ペナルティー 生と死のあいだで
◆群ようこ/四十年、こんな感じで書いてます
◆山本さほ/てつおとよしえ

【新作映画紹介】
◆紙の上の映画館

【好評連載小説】
◆乾 緑郎/おどろかし 戯場國の怪人
◆伊吹有喜/灯あかりの島
◆乙川優三郎/ロゴスの海のジプシー
◆恩田 陸/追憶の五重奏
◆桐野夏生/ダークネス
◆重松 清/十一番目の色 シリーズ「まなつ」
◆篠田節子/ドゥルガーの島
◆寺地はるな/雲に届く
◆馳 星周/眠らぬ王 極夜・第二部
◆原田マハ/晴れの日の木馬たち
◆宮城谷昌光/公孫龍

第三十五回「山本周五郎賞」候補作発表

「日本ファンタジーノベル大賞2023」募集要項
1,000円
【特集】時代小説 春一番

◆砂原浩太朗/妾の子 夜露がたり
――父に引き取られて二年。嫁入り話の進むるいの前に

◆梶よう子/傍目八目 みとや・お瑛仕入帖
――囲碁が強い子供の話を、気にも留めなかったお瑛だが

◆志川節子/芽吹長屋仕合せ帖 青あらし
――過分な謝礼にためらい、お登勢と話をしたいおえんは

◆蝉谷めぐ実/犬饅頭
――商いのかたわら舞台を見ていた茂吉に、ある違和感が

◆千葉ともこ/客、いずこより来たる 飲中八仙歌
――帰郷を控え、賀知章にはけりをつけたい懸案があって

◆藤原緋沙子/笹舟 へんろ宿
――浅草寺にある小川を辿った先で、佐和が出会ったのは

〈現役編集者座談会〉
歴史を編む―才能たちが書き繋ぐバトン―
――往年の大作家から未来を担う新星まで。腕ききたちが語り尽くす、「歴史時代小説」の魅力のすべて!
【待望の新連載】
◆乙川優三郎/ロゴスの海のジプシー
――米兵の父と日本人の母を持つクニオ。父の死で日本に帰った彼の「日本語」に魅せられた生涯

◆岩井勇気(ハライチ)/僕の人生には事件が起きない
――三十代、独身男の日常は、今日もたゆまなく続く――大人気エッセイ、第三シーズン始動!
【『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』刊行記念対談】
◆朱野帰子×東畑開人/働くことの達人へ贈る「落ち込み」のススメ
――一見強そうに見えるけれど――。弱さを語る言葉をもたない人が、向き合うべきものとは
【傑作短編】
◆井上荒野/ポメラニアン探し
――なんで俺は必死で他人の犬を探しているのか

◆伊与原新/星隕つ駅逓
――北海道の雪原に落ちた隕石。もし見つけたら

◆町田そのこ/春の善き日に 後編
――断捨離を手伝うなか、加代は杏樹の人生に触れて
【大好評! しゃばけシリーズ】
◆畠中 恵/遠方より来たる
――通町の名医・源信先生が隠居するって!? その跡を継ぐのは
【バラエティコラム】
〈わたしの相棒〉松重 豊
〈もういちど会いたい〉KAORU
〈そのとき(わたしの)歴史が動いた〉佐々木チワワ
【連載エッセイ・ノンフィクション・マンガ】
◆阿刀田高/ちょうど時間となりました―あるユニークな作家の回想―
◆いしいひさいち/剽窃新潮
◆加納愛子/行儀は悪いが天気は良い
◆スズキナオ/家族が一番わからない
◆田中卓志/ちょっと不運なほうが生活は楽しい
◆友近/友近道中
◆中野信子/孤独な脳、馬鹿になれない私
◆益田ミリ/ツユクサナツコの一生
◆群ようこ/四十年、こんな感じで書いてます
◆山本さほ/てつおとよしえ
◆本の森――新刊文芸書から、選りすぐりを紹介
〈仕事・人生〉吉田大助
〈ホラー・ミステリ〉村上貴史
〈ノンフィクション〉東えりか
【好評連載小説】
◆乾 緑郎/おどろかし 戯場國の怪人
◆桐野夏生/ダークネス
◆重松 清/十一番目の色 シリーズ「まなつ」
◆篠田節子/ドゥルガーの島
◆寺地はるな/雲に届く
◆馳 星周/眠らぬ王 極夜・第二部
◆原田マハ/晴れの日の木馬たち
◆宮城谷昌光/公孫龍
【新作映画紹介】
◆紙の上の映画館
「日本ファンタジーノベル大賞2023」募集要項
第九回「新潮ミステリー大賞」募集要項
次号予告
1,000円
【特集】お金、欲しいですか?

◆柚木麻子/商店街マダムショップは何故潰れないのか?
――二十二歳下の友人に押し切られ、私は謎の店に乗り込むことに

◆久坂部羊/貢献の病
――落ち目の作家が出版社を訴えると言い出した。秘書は困惑するばかりで

◆柿村将彦/もやもや塩湖
――楽しいはずのゼミ合宿。なぜ我々は水辺を寂しく歩いているのか

◆花房観音/お金より大事なもの
――セックスと引き換えに背負った借金四百万。返済のために私は

〈マンガ〉
◆コナリミサト/プレシャスプライスレス!
――本誌初登場! 人気漫画家が描く、お金とひとのフシギな関係

〈一粒万倍対談〉
◆井上はじめ×原田ひ香/投資って、何するの? 楽しく生きるためのお金の増やし方
――「投資ってなんだか怖い……」そう思う人にこそ読んでほしい、お金と上手に付き合う方

〈実録ルポ〉
目指せ、億万長者!?︎ お金の神さま参拝記
――お金の神さまのご利益を求めて、金運アップに効果があるとされる神社を巡った。結果やいかに――
【傑作短編揃い踏み】
◆町田そのこ/春の善き日に 前編
――急に一緒に登校してくれなくなった幼馴染。もしかして、好きなひとができた?

◆武田綾乃/重ね着
――東京に暮らす妹が、突然京都に帰ってきた。「伏見稲荷、登ろう」。その誘いの意図は

◆松嶋智左/署長官舎 後編
――勇退間際に姿をくらました署長。篤史は行方を追いながら過去を繙いて行く――

◆一木けい/菜食週間
――コロナでタイの国境が閉鎖された時、夫は別の国にいた。一人で暮らす私の前に現れたのは
【大好評! しゃばけシリーズ】
◆畠中 恵/せいぞろい
――若だんなの誕生の日を祝うことになった妖達は――
【バラエティコラム】
〈もういちど会いたい〉ニシダ(ラランド)
〈あのとき聴いた音楽〉諸隈 元
〈そのとき(わたしの)歴史が動いた〉内田紅甘
◆本の森――新刊文芸書から、選りすぐりを紹介
〈歴史・時代〉田口幹人
〈SF・ファンタジー〉北村浩子
〈恋愛・青春〉高頭佐和子
【連載エッセイ・ノンフィクション・マンガ】
◆阿刀田高/ちょうど時間となりました―あるユニークな作家の回想―
◆いしいひさいち/剽窃新潮
◆加納愛子/行儀は悪いが天気は良い
◆佐藤 優/村上春樹『騎士団長殺し』を読む
◆スズキナオ/家族が一番わからない
◆田中卓志/ちょっと不運なほうが生活は楽しい
◆友近/友近道中
◆中野信子/孤独な脳、馬鹿になれない私
◆益田ミリ/ツユクサナツコの一生
◆宮下洋一/デス・ペナルティー 生と死のあいだで
◆群ようこ/四十年、こんな感じで書いてます
◆山本さほ/てつおとよしえ
【新作映画紹介】
◆紙の上の映画館
【好評連載小説】
◆乾 緑郎/おどろかし 戯場國の怪人
◆伊吹有喜/灯(あか)りの島
◆恩田 陸/追憶の五重奏
◆桐野夏生/ダークネス
◆篠田節子/ドゥルガーの島
◆寺地はるな/雲に届く
◆馳 星周/眠らぬ王 極夜・第二部
◆原田マハ/晴れの日の木馬たち
◆宮城谷昌光/公孫龍
◆山本一力/ひむろ飛脚 最終回
「日本ファンタジーノベル大賞2023」募集要項
第九回「新潮ミステリー大賞」募集要項
次号予告
1,000円
【ミステリ特集 真実はその手の中に】

◆長江俊和/撮影現場
――世界的映画監督の作品に出演が決まった和人を襲うのは

◆まさきとしか/聖地の女
――殺されたアイドルのネタが欲しい。呪いなんて怖くない

◆結城真一郎/三角奸計
――青春を共にした仲間との楽しいリモート飲み会が一変し

◆京橋史織/カーテンの向こう側
――コロナ禍の病院。隣のベッドからは聞き覚えのある声が

◆荻堂 顕/ヘイトレッド・シェイプド・シー
――かつての級友に呼び出され、遠いハワイの地でわたしは

◆松嶋智左/署長官舎 前編
――休日の呼び出しを恨みつつ、庶務係の巡査長が向かう先は

◆今野 敏/非違 隠蔽捜査外伝
――足繋く顔を出す管理官。署の「問題児」を見咎められて

〈実録エッセイ〉
◆小川 哲/SF作家vs.マーダーミステリー
――プレイヤーが殺人事件の登場人物に扮して犯人を暴く新感覚体験型エンタメに挑む!
【新発見戯曲、一挙掲載】
◆遠藤周作/戯曲 わたしが・棄てた・女
――読み継がれ、映像化もされた長編は遠藤文学を貫くテーマを押し出し、作者自身の手で戯曲に仕立てられた

〈解説〉
◆加藤宗哉/戯曲版『わたしが・棄てた・女』の価値 より鮮やかに届く“平凡―聖化”のテーマ
【特選読み切り】
◆井上荒野/亡き人が注文したテント、あるいは羊
――突然夫が死んだ。それでも、私はこの長野の家で一人で暮らしていく、と決めたが――

◆清水裕貴/ゴーストの配達物
――バーを営む店長の下に届いた、殺人事件の報。常連客の一人がなにやら知っているようで
【連載第二回】
◆桐野夏生/ダークネス
――「あんたは自立しなさい」母親のミオはいつも正しい

◆寺地はるな/雲に届く
――莉子にとって野暮ったい印象しかない朱音は夫と別居中で
【大好評! しゃばけシリーズ】
◆畠中 恵/こいごころ
――若だんなの夢の内に難問を抱えた二匹の妖狐が現れて――
【バラエティコラム】
〈わたしの東京〉五十嵐律人
〈もういちど会いたい〉玄理
〈そのとき(わたしの)歴史が動いた〉岸本 誠(都市ボーイズ)
【連載エッセイ・ノンフィクション・マンガ】
◆阿刀田高/ちょうど時間となりました―あるユニークな作家の回想―
◆いしいひさいち/剽窃新潮
◆加納愛子/行儀は悪いが天気は良い
◆佐藤 優/村上春樹『騎士団長殺し』を読む
◆スズキナオ/家族が一番わからない
◆田中卓志/ちょっと不運なほうが生活は楽しい
◆友近/友近道中
◆中野信子/孤独な脳、馬鹿になれない私
◆益田ミリ/ツユクサナツコの一生
◆群ようこ/四十年、こんな感じで書いてます
◆山本さほ/てつおとよしえ
【新作映画紹介】
◆紙の上の映画館
【好評連載小説】
◆乾 緑郎/おどろかし 戯場國の怪人
◆篠田節子/ドゥルガーの島
◆馳 星周/眠らぬ王 極夜・第二部
◆原田マハ/晴れの日の木馬たち
◆宮城谷昌光/公孫龍
◆山本一力/ひむろ飛脚
◆本の森――新刊文芸書から、選りすぐりを紹介
〈仕事・人生〉吉田大助
〈医療・介護〉杉江松恋
〈ホラー・ミステリ〉村上貴史
「日本ファンタジーノベル大賞2023」募集要項
第九回「新潮ミステリー大賞」募集要項
次号予告
1,000円
【特集 新春短編お年玉】
どこから読んでも面白い! 粒揃いの物語、ご堪能あれ

◆森 絵都/雨の中で踊る
――リフレッシュ休暇の最終日、家を追い出された私は――

◆砂原浩太朗/向こうがわ 夜露がたり
――病がちの母のもとに男が来ていたと幹太は耳打ちされ

◆島本理生/骨までばらばら
――弁護士の永遠子。夫もいるけれど彼女の心が求めるのは

◆小川 哲/プロローグ
――人生を円グラフで表現することに悩んだ二四歳の僕は――

◆小林早代子/ニーナは考え中
――コロナ禍のシェアハウス。意外な長期滞在者がやってきて

◆今野 敏/審議官 隠蔽捜査外伝
――米軍との合同捜査。事件解決後に、思いもよらぬ余波が

◆矢部太郎/マンガ 猫と僕
――公園、家、大家さんとの思い出。僕の周りにはいつも猫が
【特集 初笑い】
〈エッセイ〉
2022年のわたし
――来年はどんな1年に? 夢はぐんぐん広がって……注目の執筆陣が紡ぐ「八人八色」の抱負とは
◆飯尾和樹(ずん)
◆ヒコロヒー
◆水川かたまり(空気階段)
◆イワクラ(蛙亭)
◆山添 寛(相席スタート)
◆上田航平(ゾフィー)
◆酒寄希望(ぼる塾)
◆蓮見 翔(ダウ90000)

〈「トゲアリトゲナシトゲトゲ」コラボ座談会〉
枠を飛び越えて―やったもん勝ち・2022―
――「次の1年、何しよか」。元気いっぱいの3人が今日もノンストップで喋りまくる!
◆加納(Aマッソ)
◆サーヤ(ラランド)
◆福田麻貴(3時のヒロイン)
【新連載豪華三本立て】
◆桐野夏生/ダークネス
――ミオはいい女だとハルオは思う。自分はミオだけの子供。父親のことなど死ぬまで知らなくていい

◆寺地はるな/雲に届く
――飛び降り自殺寸前の男の胸に去来したのは――しなやかに心を突く、お互いを見つめる物語

◆畠中 恵/おくりもの しゃばけシリーズ
――心から満足を産む贈り物って? 取引先が抱える悩みに若だんなは。第二一弾、始動!
【好評シリーズ】
◆乃南アサ 家裁調査官・庵原かのん 最終話 はなむけ
――夫との内縁関係解消を申立てる妻。子どもたちにも問題が
【バラエティコラム】
〈わたしの東京〉上出遼平
〈うれしい買い物〉小林 私
〈わたしの相棒〉野口絵子
【連載エッセイ・ノンフィクション・マンガ】
◆阿刀田高/ちょうど時間となりました―あるユニークな作家の回想―
◆いしいひさいち/剽窃新潮
◆加納愛子/行儀は悪いが天気は良い
◆佐藤 優/村上春樹『騎士団長殺し』を読む
◆スズキナオ/家族が一番わからない
◆田中卓志/ちょっと不運なほうが生活は楽しい
◆友近/友近道中
◆中野信子/孤独な脳、馬鹿になれない私
◆益田ミリ/ツユクサナツコの一生
◆宮下洋一/デス・ペナルティー 生と死のあいだで
◆群ようこ/四十年、こんな感じで書いてます
◆山本さほ/てつおとよしえ
◆本の森――新刊文芸書から、選りすぐりを紹介
〈歴史・時代〉田口幹人
〈SF・ファンタジー〉北村浩子
〈恋愛・青春〉高頭佐和子
【好評連載小説】
◆乾 緑郎/おどろかし 戯場國の怪人
◆恩田 陸/追憶の五重奏
◆木内 昇/雪草紙 雲の脚 最終回
◆篠田節子/ドゥルガーの島
◆西村京太郎/土佐くろしお鉄道殺人事件 最終回
◆馳 星周/眠らぬ王 極夜・第二部
◆原田マハ/晴れの日の木馬たち
◆宮城谷昌光/公孫龍
◆山本一力/ひむろ飛脚
【新作映画紹介】
◆紙の上の映画館
「日本ファンタジーノベル大賞2023」募集要項
第九回「新潮ミステリー大賞」募集要項
次号予告
1,000円
【日本ファンタジーノベル大賞2021決定発表】

◆大賞
藍銅(らんどう)ツバメ/鯉姫婚姻譚(抄)
――父から譲り受けた屋敷に人魚が棲んでいた。美しい鰭を持つ彼女がねだるのは、人と人じゃないものの恋物語――

◆受賞の言葉

◆選評
恩田 陸 森見登美彦 ヤマザキマリ
【ファンタジー特集 ここではないどこかへ】
◆一條次郎/夜のヒッチハイク
――森の中を運転していたはずが、助手席に熊が座っている

◆上畠菜緒/ナギサのモガリ
――友と声を喪った少女が、死者を送る砂の町で出会うのは

◆高丘哲次/ギャラクシー大相撲 ~横綱の逆襲~
――史上最強と謳われている力士が引退してまで目指す先とは

◆大塚已愛/道行三人
――富士の山にある黄泉への道。そこに眠る化け物の正体は

◆岸本 惟/デッドエンド・ムーンシャイナー
――感情で風味付けする密造酒の製造所。だけど僕のお酒は

◆小田雅久仁/裸婦と裸夫
――柄にもなく美術館に出かけた休日。電車で遭遇したのは
【追悼エッセイ】
ありがとう、山本文緒さん
――余りにも早く、天に召されてしまった文緒さん。そのお人柄が伝わる、心に沁みる言葉。

◆角田光代/それは私の夢だった
◆窪 美澄/文緒さんに教えていただいたこと
◆吉川トリコ/私a.k.a.子供おばさん
◆芦沢 央/山本先生への手紙
◆郡司珠子(KADOKAWA編集者)/終の棲家で、静かな夜を越えて
◆唯川 恵/山本と過ごした時間
【特選読み切り】
◆井上荒野/今まで聞いたことがないピアノの音、あるいは羊
――秘密の洞窟に突然現れた男の人は、ピアノを弾いた――

◆泉ゆたか/宝塚のティッシュケース
――久しぶりの帰郷。でも憧れのあの子は変わってしまって
【好評シリーズ】
◆乃南アサ/家裁調査官・庵原かのん 第十三話 キツネ
――慰謝料請求された元妻。離婚後、次々と秘密が明らかに
【バラエティコラム】
〈わたしの相棒〉安西カオリ
〈あのとき聴いた音楽〉みあ(三月のパンタシア)
〈そのとき(わたしの)歴史が動いた〉横山明日希
【連載エッセイ・ノンフィクション・マンガ】
◆阿刀田高/ちょうど時間となりました―あるユニークな作家の回想―
◆いしいひさいち/剽窃新潮
◆加納愛子/行儀は悪いが天気は良い
◆佐藤 優/村上春樹『騎士団長殺し』を読む
◆スズキナオ/家族が一番わからない
◆高橋秀実/おやじはニーチェ 最終回
◆田中卓志/ちょっと不運なほうが生活は楽しい
◆友近/友近道中
◆中野信子/孤独な脳、馬鹿になれない私
◆益田ミリ/ツユクサナツコの一生
◆群ようこ/四十年、こんな感じで書いてます
◆山本さほ/てつおとよしえ
◆本の森――新刊文芸書から、選りすぐりを紹介
〈仕事・人生〉吉田大助
〈ノンフィクション〉東えりか
〈ホラー・ミステリ〉村上貴史
【好評連載小説】
◆乾 緑郎/おどろかし 戯場國の怪人
◆伊吹有喜/灯(あか)りの島
◆木内 昇/雪草紙 雲の脚
◆重松 清/十一番目の色 シリーズ「まなつ」
◆篠田節子/ドゥルガーの島
◆西村京太郎/土佐くろしお鉄道殺人事件
◆馳 星周/眠らぬ王 極夜・第二部
◆原田マハ/晴れの日の木馬たち
◆宮城谷昌光/公孫龍
◆宮部みゆき/Ghost Story
◆山本一力/ひむろ飛脚
【新作映画紹介】
◆紙の上の映画館
第九回「新潮ミステリー大賞」募集要項
次号予告
1,000円
【特集】犬と猫、どっちが好き?
ずっと昔から、人の暮しに寄り添ってきた動物たち。どのシーンもどの表情も、すべてがいとおしい――

〈犬派〉
◆伊与原新/灰色の血脈
――絶滅したはずのニホンオオカミ。奈良の奥地で出会った獣、あれは

◆カツセマサヒコ/笑う門
――実家で飼っていた柴犬のフクが死んだ。俺は、泣けるのだろうか

◆角幡唯介/エッセイ 子犬との旅
――北極圏を犬橇で旅する著者。母犬と共に育てた子犬たちの記憶

〈猫派〉
◆山内マリコ/猫とずっと一緒にいる方法
――離婚した亜実のもとにやってきた黒猫のココが教えてくれたことは

◆はるき悦巳/マンガ どらン猫こ 出張版
――小鉄にジュニアにあのキャラクターも!? 本誌初登場

◆早見和真/あの陽だまりと、カレと―かなしきデブ猫ちゃん・外伝―
――渋谷で再会したのは突然消えた……。人気絵本シリーズスピンオフ

【対談】
◆養老孟司×朝井まかて/となりにいても、いなくても
――埋めなくてもいい喪失感を胸に語り合う、在りし日のすがたと、変わらない思い出
【『夜が明ける』刊行記念対談】
◆小泉今日子×西加奈子/夜が明けた、その先へ
――直木賞から七年。作家の本質に迫る新作をトップを走り続ける女優はどう読んだか
【『救国ゲーム』刊行記念対談】
◆薬丸 岳×結城真一郎/“今”と闘う――社会派ミステリの作り方
――地方格差や少年犯罪。答えのない問いに、作家はどう向き合うか? 旗手と新人が語る、時代を切り取る視点とは
【好評シリーズ】
◆乃南アサ/家裁調査官・庵原かのん 第十二話 再会
――子ども二人を成し離婚した三十代夫婦。双方の親に挟まれて――
【バラエティコラム】
〈うれしい買い物〉朝井麻由美
〈あのとき聴いた音楽〉君嶋彼方
〈そのとき(わたしの)歴史が動いた〉SKRYU
◆本の森――新刊文芸書から、選りすぐりを紹介
〈歴史・時代〉田口幹人
〈SF・ファンタジー〉北村浩子
〈恋愛・青春〉高頭佐和子
【新作映画紹介】
紙の上の映画館
【連載エッセイ・ノンフィクション・マンガ】
◆阿刀田高/ちょうど時間となりました―あるユニークな作家の回想―
◆いしいひさいち/剽窃新潮
◆掟ポルシェ/全部お前が悪い 最終回
◆加納愛子/行儀は悪いが天気は良い
◆佐藤 優/村上春樹『騎士団長殺し』を読む
◆スズキナオ/家族が一番わからない
◆高橋秀実/おやじはニーチェ
◆田中卓志/ちょっと不運なほうが生活は楽しい
◆友近/友近道中
◆中野信子/孤独な脳、馬鹿になれない私
◆益田ミリ/ツユクサナツコの一生
◆宮下洋一/デス・ペナルティー 生と死のあいだで
◆群ようこ/四十年、こんな感じで書いてます
◆山本さほ/てつおとよしえ
【好評連載小説】
◆乾 緑郎/おどろかし 戯場國の怪人
◆伊吹有喜/灯あかりの島
◆恩田 陸/追憶の五重奏
◆重松 清/十一番目の色 シリーズ「まなつ」
◆篠田節子/ドゥルガーの島
◆千早 茜/しろがねの葉 最終回
◆西村京太郎/土佐くろしお鉄道殺人事件
◆馳 星周/眠らぬ王 極夜・第二部
◆原田マハ/晴れの日の木馬たち
◆宮城谷昌光/公孫龍
◆宮部みゆき/Ghost Story
◆山本一力/ひむろ飛脚
「日本ファンタジーノベル大賞2021」最終候補作発表
第九回「新潮ミステリー大賞」募集要項
次号予告
1,000円
■目次
________________________________
【特集】時代小説秋祭り

◆畠中 恵/かたみわけ
ーー亡き寛朝から妖退治を引き継いだ秋英にある困り事が起きたようで

◆砂原浩太朗/帰ってきた 夜露がたり
ーー満たされない暮らしに倦む中、突如もたらされた報せにおみのは

◆志川節子/芽吹長屋仕合せ帖 松竹梅
ーー病床のお常が本を読んでいると聞き、意外に思うおえんだが

◆高瀬乃一/萩の小道
ーーあからさまに尾行されるも、淳之介には心当たりがなく……

◆羽生飛鳥/悪僧独尊謎解き善行
ーー俺の尊敬する盗賊のお頭に、あろうことか巫女が告げたのは

◆梶よう子/さわりのゆらぎ みとや・お瑛仕入帖
ーー新しい商いの方向は見えたのに、お瑛はなかなか形にできずにいて
________________________________
第八回「新潮ミステリー大賞」決定発表
新選考委員、湊氏が加わって初の選考会。
選ばれたのは、驚天動地のクライム小説!
〈大賞〉
◆京橋史織/プリマヴェーラの企み(抄)
ーークラウドファンディングで身代金!? 令和の誘拐事件に若き弁護士が挑む
〈選評〉
貴志祐介/道尾秀介/湊かなえ
〈下読みぶっちゃけ座談会〉
こんな作品が読みたい! 予選委員が教える、投稿原稿の「ABC」
◆宇田川拓也×千街晶之×新井久幸
ーー実は聞けない一次選考のアレコレ。ミステリ読みたちが考える「応募原稿の八箇条」とは?
________________________________
【連載エッセイ第二回】
◆阿刀田高/ちょうど時間となりました―あるユニークな作家の回想―
ーー苦悶を抱えつつ小説家のスタートラインに立った著者を支えたのは

◆友近/友近道中
ーー軽妙な語り口で旅を綴って大好評、今回はどこへ行く?
________________________________
【好評シリーズ】
◆乃南アサ/家裁調査官・庵原かのん 第十一話 引き金
ーー65歳の離婚調停申立人の女性。放心した様子で家裁に来て
________________________________
【バラエティコラム】
〈そのとき(わたしの)歴史が動いた〉佐原ひかり
〈うれしい買い物〉酒村ゆっけ、
〈もういちど会いたい〉宇都宮健壱
________________________________
【連載エッセイ・ノンフィクション・マンガ】
◆いしいひさいち/剽窃新潮
◆掟ポルシェ/全部お前が悪い
◆加納愛子/行儀は悪いが天気は良い
◆佐藤 優/村上春樹『騎士団長殺し』を読む
◆スズキナオ/家族が一番わからない
◆高橋秀実/おやじはニーチェ
◆田中卓志/ちょっと不運なほうが生活は楽しい
◆中野信子/孤独な脳、馬鹿になれない私
◆益田ミリ/ツユクサナツコの一生
◆群ようこ/四十年、こんな感じで書いてます
◆山本さほ/てつおとよしえ
________________________________
◆本の森――新刊文芸書から、選りすぐりを紹介
〈仕事・人生〉吉田大助
〈医療・介護〉杉江松恋
〈ホラー・ミステリ〉村上貴史
________________________________
【好評連載小説】
◆乾 緑郎/おどろかし 戯場國の怪人
◆伊吹有喜/灯(あか)りの島
◆木内 昇/雪草紙 雲の脚
◆窪 美澄/夏日狂想 最終回
◆重松 清/十一番目の色 シリーズ「まなつ」
◆篠田節子/ドゥルガーの島
◆千早 茜/しろがねの葉
◆西村京太郎/土佐くろしお鉄道殺人事件
◆馳 星周/眠らぬ王 極夜・第二部
◆原田マハ/晴れの日の木馬たち
◆宮城谷昌光/公孫龍
◆宮部みゆき/Ghost Story
◆山本一力/ひむろ飛脚
________________________________
【新作映画紹介】
◆紙の上の映画館
________________________________
第二十回「小林秀雄賞・新潮ドキュメント賞」決定発表
第九回「新潮ミステリー大賞」募集要項
次号予告
1,000円
【ミステリ特集】罪と謎の輪舞曲
謎のあとに罪があるのか、
罪のあとに謎が来るのか?
ロンドのように絡み合って
さあ、なだれ込む結末は――

◆長岡弘樹/0・00%の遺恨
ノンアルコールビールを飲んだのに
酒気帯び運転で捕まった。なぜ?

◆まさきとしか/あの世のあいつ
何者かに殺された元アイドルの男。
同じグループにいた俺だって――

◆遠藤彩見/ステージママ
久々の仕事の面談先では、
子役のオーディションが行われていて

◆松嶋智左/穴
希望の部署に異動できたのに、
実咲は毎日追いつめられるばかり

◆一色さゆり/モナリザの裏側
母と共に訪れたルーブル。
彼女が見つめる、謎多き一枚の絵画とは

◆結城真一郎/パンドラ
不妊に悩みようやく授かった大切な一人娘
――の、はずだったのに

【特別ルポ】
本を読む受刑者たち―塀の中の図書館
貴重資料満載! 刑務所に広がる、
知られざる読書空間を探る

【『神よ憐れみたまえ』刊行記念対談】
◆松尾 潔×小池真理子
「もう書けない」では終われない
初対面から二十年、創作の現場に
身を置き人生を重ねてきたからこそ見える地平とは

【新連載エッセイ】
◆阿刀田高/ちょうど時間となりました
―あるユニークな作家の回想―
作家生活五十年を超えた今あざやかに蘇る、
自分を通り過ぎて行った言葉や物語たち

◆友近/友近道中
芸人、俳優、歌手として八面六臂の大活躍の
友近さんが、大好きな「旅」について綴ります!

【特選読み切り】
◆泉ゆたか/道頓堀で行列に並ぶ
嫌われ者の薄汚いオッサン。
その俺の腕を引っ張るのは

◆東山彰良/わたしはわたしで 後編
元同僚の家で犬の世話を始めた朱里。
そこに現れたのは

【バラエティコラム】
〈わたしの相棒〉和田彩花
〈わたしの東京〉木村草太
〈そのとき(わたしの)歴史が動いた〉波木 銅

1,000円
【怪談特集】
ずっと こわい はなし

なにげなく過ぎる毎日、
そのすぐ横に潜む闇――
日常が浸潤されていく、
8つの異界へようこそ

◆澤村伊智/うらみせんせい
西日で真っ赤に染まった中学校。
そこからどうしても、出られない

◆矢樹 純/魂たま疫えやみ
義理の妹の夢枕に、私の夫が立つという。
心の中にはある確信が――

◆花房観音/妬うわなりの湯ゆ
不倫の末、愛する夫を手に入れた礼子。
新婚生活が始まった矢先に

◆大塚已愛/ひとでなし
冬なのに肥えた蚕。
高僧をも恐れさせるそれは
ただの虫などではなく……

◆彩藤アザミ/峠の一家
道に迷った老婆を助けた二人の大学生。
誘われるままに家を訪うと

◆芦花公園/おくるひと
義母や娘との生活に
ストレスを抱える美咲のもとへ
美しい男が現れて

◆飴村 行/冷たい光
日本軍の平瀬一等兵。軍医から
「アオボタル」の捕獲を言い渡され

【エッセイ】
◆宮田珠己/超絶で静謐で懐かしい
「あっちの世界」
アイルランド人はお化け屋敷が怖くない!?︎ 
果たしてその理由とは

【新連載エッセイ】
◆加納愛子(Aマッソ)/行儀は悪いが天気は良い
切れ味鋭い言葉のセンスで注目を浴びる書き手が、
芸人になるまでの好い加減な毎日

【特選読み切り】
◆東山彰良/わたしはわたしで 前編
ーーコロナ禍で失業した朱里。
新しくアルバイトを始めるが

◆みうらじゅん/話題にもならなかった映画
かつてヒットを飛ばした歌手が
寺でのライブに招かれて

◆帚木蓬生/パンデミック 後編
感染拡大の中、
最前線で奮闘する医療従事者が見たのは

【特別読み物】
◆こんな時代の読書日記
井上荒野/横尾忠則/小西康陽/
芦沢 央/燃え殻/柳亭小痴楽
あの人は、何を読んでいるのだろう
ひとりで完結できる愉しみ、そっと見せます
1,000円
【第34回山本周五郎賞決定発表】
[受賞作]佐藤究/テスカトリポカ(抄)
――殺戮と祝祭。暴力と安寧。
圧倒的な熱量とスケールで繰り広げられる
クライムノベルの傑作、満場一致の受賞作!

[受賞記念エッセイ]
アステカ王国の滅亡から五百年目

[受賞記念グラビア]

[選評]伊坂幸太郎/江國香織/
荻原 浩/今野 敏/三浦しをん

[歴代受賞作家競作]
◆篠田節子/ドゥルガーの島〈新連載〉
たまたま立ち寄ったインドネシアの小島。
ダイビング中に一正が見つけたのは、なんと!

◆原田マハ/晴れの日の木馬たち〈新連載〉
病気の父を支えるために倉敷紡績で働く工女、
山中すてらは十六歳で作家になると決めた

◆小川 哲/君が手にするはずだった黄金について
高校時代の“イタイ”友人、片桐。
疎遠になっていたはずが四年前、
突然連絡が来ると

◆帚木蓬生/パンデミック 前編
息子の結婚が決った矢先、
コロナ禍が始まった。
医師である私の前にもヒタヒタと迫り

【特集 時代小説夕涼み】
◆乾 緑郎/おどろかし戯場國の怪人〈新連載〉
――女形の不可解な溺死。真相を追う源内は……
魅入られたが最後、カタストロフ伝奇時代小説

◆梶よう子/三つ揃って 
みとや・お瑛仕入帖
――新たな家族を得たお瑛だが、
商いの先行きが悩みの種で

◆近衛龍春/細川の予備
――父親から冷遇され続けてきた忠以。
江戸行きを命じられ

◆志川節子/芽吹長屋仕合せ帖 酉の福
――幸吉の元へ文治郎が向かったことを
聞かされたおえんは

◆永井紗耶子/菊之助かく語る 
木挽町のあだ討ち
――芝居小屋の聞き込みを終えた男が、
最後に相対するのは

【新連載小説】
◆西村京太郎/土佐くろしお鉄道殺人事件
――現役閣僚が特急車内で急死。
その側には謎の名刺が――

『室町は今日もハードボイルド
―日本中世のアナーキーな世界―』
刊行記念対談
◆光浦靖子×清水克行
フリーダムな室町時代に憧れて
一見すると無秩序に思える室町人の生活から
立ち昇ってくる、現代に必要な視座とは――
1,000円

【特集 2020年に生まれた新人作家】
もう、未来しかない――
コロナの時代に出現した
きらめく才能たちを
一挙紹介します

◆岸本 惟/砂の灯台
――砂漠のなかの港町。夏至祭の夜、
灯台の光に導かれるのは

◆高瀬乃一/水仙香
――役目のない淳之介に
幼馴染の同心・青柳が持ち込んだのは

◆パリュスあや子/光を飾る
――家族の心配を振り切り、
パリで額装職人として働く茜だが

◆千葉ともこ/長相思
――肚の裡を見せない李白が杜甫に語るのは、
十五年前の出来事で

◆荻堂 顕/スモーク・オン・ザ・リバー
――大麻と売春。
異国の闇にまぎれて生きる男にとある依頼が

◆蝉谷めぐ実/役者女房の紅
――待ちに待った芝居見物。
ご贔屓に熱を上げるお春の席の隣には

◆夏木志朋/ヘルシー
――私のティンカーベル、名前はケリー。
「嘲り」のケリーだ

【書評】
◆吉田大助/二〇二〇の新人と
「現代エンタメ」の多層性

【新連載小説】
◆伊吹有喜/灯あかりの島
――陸の孤島にして海路の都、尾鷲。
戦時下の不安の中で微かに瞬く、
若者たちの希望の行方

【特選読み切り】
◆泉ゆたか/世田谷でCM撮影
――追いかけてきた「芸能人」の夢。
東京でつまずいた華の前に
「大阪のおばちゃん」が現れ

【グラビア】
日本ファンタジーノベル大賞2020贈呈式

【映画「いとみち」公開記念特別エッセイ】
◆駒井 蓮/いとと糸が教えてくれたこと
――映画は青森県・津軽を舞台に
16歳の成長を描く。
主演女優が綴る作品と故郷の想い
1,000円
祝20周年
【特集 R-18文学賞】
○第20回
女による女のためのR-18文学賞
受賞作発表・受賞の言葉
――史上初の3冠となった受賞作、
出身作家による渾身の力作――
20周年を言祝ぐ大特集です

○選評 辻村深月/三浦しをん/友近

○大賞・読者賞・友近賞
◆宮島未奈/ありがとう西武大津店
――コロナ禍の中で閉店する地元のデパート。
変わり者の成瀬は思い出作りに

○20周年記念エッセイ
◆吉田伸子/R-18文学賞は永遠に不滅です!
――創設から見守る筆者が、
すべての女性へ捧げる熱い想い

○前回受賞者競作
◆秋 ひのこ/はしのないせかい
――村で厄介者扱いの透とう風か。
味方は大ばあちゃんだけだったが

◆梅田寿美子/恋泥棒は灰の囁きを聞く
――旅人が訪れたのは、
恋をするとカラダが燃える人々の住む地

【歴代受賞者が描く「官能」】
◆彩瀬まる/なめらかなくぼみ
――「ノワール」と名付けた
ソファと楽しむ、いくつもの恋

◆一木けい/駄々洩れ
――彼女が浮気をしたようだ。
嫉妬とやるせなさに狂う直毅は

◆こざわたまこ/そこにある、左手の薬指
――結婚指輪をはめるべきその指が、
私にはない。それでも

◆清水裕貴/夜更かしハワイ
――地元に帰ってきた憧れの先輩。
狭いバーの中で僕たちは

◆白尾 悠/共鳴
――あなたは一心に乳棒を動かす。
乳鉢の底にあるのは……
【『処女の道程』刊行記念対談】
◆柚木麻子×酒井順子
セックスの、その先へ
――わたしたちが囚われていたもの
若かりし頃のハリボテ恋愛観・性意識の
再考から見えてきた、次代のコミュニケーション

【特別ルポ】
都築響一/ラブドールはどんな夢を見るのか
――人形になりたい人間って? 
深遠な性的倒錯の世界を覗くと

【移籍新連載小説】
馳 星周『眠らぬ王 極夜・第二部』の世界

馳 星周/眠らぬ王 極夜・第二部
歌舞伎町の中国人社会を支配した男――楊偉民。
彼はなぜ闇へ墜ちたのか? 
『不夜城』エピソード・ゼロ

【待望の新連載エッセイ】
◆田中卓志(アンガールズ)
ちょっと不運なほうが生活は楽しい
――活躍著しい芸人の、華やかではないけれど
どこか愛おしく可笑しい日々のこぼれ話
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小説新潮の内容

  • 出版社:新潮社
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月22日
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常に第一線作家の活躍の場として、ベストセラーを生み出してきた雑誌。文芸賞の発表の舞台としても注目です。

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