小説新潮 発売日・バックナンバー

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1,000円
【ミステリ特集】罪と謎の輪舞曲
謎のあとに罪があるのか、
罪のあとに謎が来るのか?
ロンドのように絡み合って
さあ、なだれ込む結末は――

◆長岡弘樹/0・00%の遺恨
ノンアルコールビールを飲んだのに
酒気帯び運転で捕まった。なぜ?

◆まさきとしか/あの世のあいつ
何者かに殺された元アイドルの男。
同じグループにいた俺だって――

◆遠藤彩見/ステージママ
久々の仕事の面談先では、
子役のオーディションが行われていて

◆松嶋智左/穴
希望の部署に異動できたのに、
実咲は毎日追いつめられるばかり

◆一色さゆり/モナリザの裏側
母と共に訪れたルーブル。
彼女が見つめる、謎多き一枚の絵画とは

◆結城真一郎/パンドラ
不妊に悩みようやく授かった大切な一人娘
――の、はずだったのに

【特別ルポ】
本を読む受刑者たち―塀の中の図書館
貴重資料満載! 刑務所に広がる、
知られざる読書空間を探る

【『神よ憐れみたまえ』刊行記念対談】
◆松尾 潔×小池真理子
「もう書けない」では終われない
初対面から二十年、創作の現場に
身を置き人生を重ねてきたからこそ見える地平とは

【新連載エッセイ】
◆阿刀田高/ちょうど時間となりました
―あるユニークな作家の回想―
作家生活五十年を超えた今あざやかに蘇る、
自分を通り過ぎて行った言葉や物語たち

◆友近/友近道中
芸人、俳優、歌手として八面六臂の大活躍の
友近さんが、大好きな「旅」について綴ります!

【特選読み切り】
◆泉ゆたか/道頓堀で行列に並ぶ
嫌われ者の薄汚いオッサン。
その俺の腕を引っ張るのは

◆東山彰良/わたしはわたしで 後編
元同僚の家で犬の世話を始めた朱里。
そこに現れたのは

【バラエティコラム】
〈わたしの相棒〉和田彩花
〈わたしの東京〉木村草太
〈そのとき(わたしの)歴史が動いた〉波木 銅

1,000円
【怪談特集】
ずっと こわい はなし

なにげなく過ぎる毎日、
そのすぐ横に潜む闇――
日常が浸潤されていく、
8つの異界へようこそ

◆澤村伊智/うらみせんせい
西日で真っ赤に染まった中学校。
そこからどうしても、出られない

◆矢樹 純/魂たま疫えやみ
義理の妹の夢枕に、私の夫が立つという。
心の中にはある確信が――

◆花房観音/妬うわなりの湯ゆ
不倫の末、愛する夫を手に入れた礼子。
新婚生活が始まった矢先に

◆大塚已愛/ひとでなし
冬なのに肥えた蚕。
高僧をも恐れさせるそれは
ただの虫などではなく……

◆彩藤アザミ/峠の一家
道に迷った老婆を助けた二人の大学生。
誘われるままに家を訪うと

◆芦花公園/おくるひと
義母や娘との生活に
ストレスを抱える美咲のもとへ
美しい男が現れて

◆飴村 行/冷たい光
日本軍の平瀬一等兵。軍医から
「アオボタル」の捕獲を言い渡され

【エッセイ】
◆宮田珠己/超絶で静謐で懐かしい
「あっちの世界」
アイルランド人はお化け屋敷が怖くない!?︎ 
果たしてその理由とは

【新連載エッセイ】
◆加納愛子(Aマッソ)/行儀は悪いが天気は良い
切れ味鋭い言葉のセンスで注目を浴びる書き手が、
芸人になるまでの好い加減な毎日

【特選読み切り】
◆東山彰良/わたしはわたしで 前編
ーーコロナ禍で失業した朱里。
新しくアルバイトを始めるが

◆みうらじゅん/話題にもならなかった映画
かつてヒットを飛ばした歌手が
寺でのライブに招かれて

◆帚木蓬生/パンデミック 後編
感染拡大の中、
最前線で奮闘する医療従事者が見たのは

【特別読み物】
◆こんな時代の読書日記
井上荒野/横尾忠則/小西康陽/
芦沢 央/燃え殻/柳亭小痴楽
あの人は、何を読んでいるのだろう
ひとりで完結できる愉しみ、そっと見せます
1,000円
【第34回山本周五郎賞決定発表】
[受賞作]佐藤究/テスカトリポカ(抄)
――殺戮と祝祭。暴力と安寧。
圧倒的な熱量とスケールで繰り広げられる
クライムノベルの傑作、満場一致の受賞作!

[受賞記念エッセイ]
アステカ王国の滅亡から五百年目

[受賞記念グラビア]

[選評]伊坂幸太郎/江國香織/
荻原 浩/今野 敏/三浦しをん

[歴代受賞作家競作]
◆篠田節子/ドゥルガーの島〈新連載〉
たまたま立ち寄ったインドネシアの小島。
ダイビング中に一正が見つけたのは、なんと!

◆原田マハ/晴れの日の木馬たち〈新連載〉
病気の父を支えるために倉敷紡績で働く工女、
山中すてらは十六歳で作家になると決めた

◆小川 哲/君が手にするはずだった黄金について
高校時代の“イタイ”友人、片桐。
疎遠になっていたはずが四年前、
突然連絡が来ると

◆帚木蓬生/パンデミック 前編
息子の結婚が決った矢先、
コロナ禍が始まった。
医師である私の前にもヒタヒタと迫り

【特集 時代小説夕涼み】
◆乾 緑郎/おどろかし戯場國の怪人〈新連載〉
――女形の不可解な溺死。真相を追う源内は……
魅入られたが最後、カタストロフ伝奇時代小説

◆梶よう子/三つ揃って 
みとや・お瑛仕入帖
――新たな家族を得たお瑛だが、
商いの先行きが悩みの種で

◆近衛龍春/細川の予備
――父親から冷遇され続けてきた忠以。
江戸行きを命じられ

◆志川節子/芽吹長屋仕合せ帖 酉の福
――幸吉の元へ文治郎が向かったことを
聞かされたおえんは

◆永井紗耶子/菊之助かく語る 
木挽町のあだ討ち
――芝居小屋の聞き込みを終えた男が、
最後に相対するのは

【新連載小説】
◆西村京太郎/土佐くろしお鉄道殺人事件
――現役閣僚が特急車内で急死。
その側には謎の名刺が――

『室町は今日もハードボイルド
―日本中世のアナーキーな世界―』
刊行記念対談
◆光浦靖子×清水克行
フリーダムな室町時代に憧れて
一見すると無秩序に思える室町人の生活から
立ち昇ってくる、現代に必要な視座とは――
1,000円

【特集 2020年に生まれた新人作家】
もう、未来しかない――
コロナの時代に出現した
きらめく才能たちを
一挙紹介します

◆岸本 惟/砂の灯台
――砂漠のなかの港町。夏至祭の夜、
灯台の光に導かれるのは

◆高瀬乃一/水仙香
――役目のない淳之介に
幼馴染の同心・青柳が持ち込んだのは

◆パリュスあや子/光を飾る
――家族の心配を振り切り、
パリで額装職人として働く茜だが

◆千葉ともこ/長相思
――肚の裡を見せない李白が杜甫に語るのは、
十五年前の出来事で

◆荻堂 顕/スモーク・オン・ザ・リバー
――大麻と売春。
異国の闇にまぎれて生きる男にとある依頼が

◆蝉谷めぐ実/役者女房の紅
――待ちに待った芝居見物。
ご贔屓に熱を上げるお春の席の隣には

◆夏木志朋/ヘルシー
――私のティンカーベル、名前はケリー。
「嘲り」のケリーだ

【書評】
◆吉田大助/二〇二〇の新人と
「現代エンタメ」の多層性

【新連載小説】
◆伊吹有喜/灯あかりの島
――陸の孤島にして海路の都、尾鷲。
戦時下の不安の中で微かに瞬く、
若者たちの希望の行方

【特選読み切り】
◆泉ゆたか/世田谷でCM撮影
――追いかけてきた「芸能人」の夢。
東京でつまずいた華の前に
「大阪のおばちゃん」が現れ

【グラビア】
日本ファンタジーノベル大賞2020贈呈式

【映画「いとみち」公開記念特別エッセイ】
◆駒井 蓮/いとと糸が教えてくれたこと
――映画は青森県・津軽を舞台に
16歳の成長を描く。
主演女優が綴る作品と故郷の想い
1,000円
祝20周年
【特集 R-18文学賞】
○第20回
女による女のためのR-18文学賞
受賞作発表・受賞の言葉
――史上初の3冠となった受賞作、
出身作家による渾身の力作――
20周年を言祝ぐ大特集です

○選評 辻村深月/三浦しをん/友近

○大賞・読者賞・友近賞
◆宮島未奈/ありがとう西武大津店
――コロナ禍の中で閉店する地元のデパート。
変わり者の成瀬は思い出作りに

○20周年記念エッセイ
◆吉田伸子/R-18文学賞は永遠に不滅です!
――創設から見守る筆者が、
すべての女性へ捧げる熱い想い

○前回受賞者競作
◆秋 ひのこ/はしのないせかい
――村で厄介者扱いの透とう風か。
味方は大ばあちゃんだけだったが

◆梅田寿美子/恋泥棒は灰の囁きを聞く
――旅人が訪れたのは、
恋をするとカラダが燃える人々の住む地

【歴代受賞者が描く「官能」】
◆彩瀬まる/なめらかなくぼみ
――「ノワール」と名付けた
ソファと楽しむ、いくつもの恋

◆一木けい/駄々洩れ
――彼女が浮気をしたようだ。
嫉妬とやるせなさに狂う直毅は

◆こざわたまこ/そこにある、左手の薬指
――結婚指輪をはめるべきその指が、
私にはない。それでも

◆清水裕貴/夜更かしハワイ
――地元に帰ってきた憧れの先輩。
狭いバーの中で僕たちは

◆白尾 悠/共鳴
――あなたは一心に乳棒を動かす。
乳鉢の底にあるのは……
【『処女の道程』刊行記念対談】
◆柚木麻子×酒井順子
セックスの、その先へ
――わたしたちが囚われていたもの
若かりし頃のハリボテ恋愛観・性意識の
再考から見えてきた、次代のコミュニケーション

【特別ルポ】
都築響一/ラブドールはどんな夢を見るのか
――人形になりたい人間って? 
深遠な性的倒錯の世界を覗くと

【移籍新連載小説】
馳 星周『眠らぬ王 極夜・第二部』の世界

馳 星周/眠らぬ王 極夜・第二部
歌舞伎町の中国人社会を支配した男――楊偉民。
彼はなぜ闇へ墜ちたのか? 
『不夜城』エピソード・ゼロ

【待望の新連載エッセイ】
◆田中卓志(アンガールズ)
ちょっと不運なほうが生活は楽しい
――活躍著しい芸人の、華やかではないけれど
どこか愛おしく可笑しい日々のこぼれ話
1,000円
【特集 時代小説春うらら】
新しい季節、新しい気持ち。
心を遠くに飛ばしてみたら
ふわり、身体も軽くなる

◆近衛龍春
下野の表ひょう裏り比ひ興きょう
時の油断で攻め込まれる乱世、
高増は生き残るために

◆永井紗耶子
筋書かく語る 木挽町のあだ討ち
――士分を捨て江戸を出た男には、
菊之助と浅からぬ縁があり

◆志川節子
芽吹長屋仕合せ帖 形見の仕覆
流行りの菓子店で困っていた女を、
おえんは放っておけず

◆藤原緋沙子
ほととぎす へんろ宿
喧噪の中でぼんやり佇むご隠居に、
佐和は不審感を抱き

【青山文平『泳ぐ者』刊行記念企画】
◆徒目付と歩く古地図散歩
大人気時代ミステリーを片手に
上野から向島を散策。
歩くことで初めて出会えた景色とは


【新連載エッセイ・マンガ】
◆群ようこ
四十年、こんな感じで書いてます
執筆の原体験からテーマの見つけ方まで、
軽妙洒脱なエッセイストの頭の中を大解剖

◆益田ミリ
ツユクサナツコの一生
ドーナツ屋でバイトする漫画家のナツコ。
何気ない日常の発見に、彼女はふっと筆をとる

◆山本さほ
てつおとよしえ
倹約家の母とのんびり屋の父。
マイペースな両親に振り回される
人気漫画家の実録漫画!

◆スズキナオ
家族が一番わからない
関西への移住、母の病気、コロナ。
様々なきっかけから、
私は「家族」が知りたくなった
1,000円
【特集 うつくしいひと】
目に見えるもの、見えないもの。
あなたの大切な何かを持つ人が、
ここに確かにいます

◆井上荒野/今まで着たことがないコート、
あるいは羊
――店先でパパが突然倒れた。
呆然とする私の前に現れたのは

◆朝倉かすみ/オンテンバール
――子供のままでいたいのに、
気づけばわたしは「女の子」で

◆一木けい/境界
――バカンスで海外を訪れた栞は
船上でひとりの女性と出会い

◆泉ゆたか/岸和田でヨガ
――東京から岸和田への移住。
言葉も文化も変わってしまって

◆奥田亜希子/プリザーブド
――実らないまま散った、上司への恋。
私に言葉をかけるのは

◆東山彰良/遡上
――はぐれ者のヤッス。
成長しても彼は驚くほど変わらなくて

【特別エッセイ】
◆都築響一/アイドルとヲタの国
――うつくしさとかなしみと
今年一月刊行の写真集『IDOL STYLE』。
アイドルとヲタが育む彼らだけの
「地下の世界」とは?

【アンケート】
◆本好きが選ぶ
「うつくしいひと」と出会う物語
――小説の中で今も心に残るあのひとは? 
読書のプロに訊いてみました

【傑作読切】
◆芦沢 央/恩返し
――タイトル戦の対局前検分、
駒師にとってはそこが勝負の場だ

【祝刊行】
『公孫龍』の魅力
◆書評 岡本隆司(東洋史・近代アジア史)
/「ほんもの」を描く「物語」

◆これまでのあらすじ
【グラビア】
第七回新潮ミステリー大賞贈呈式
【ノンフィクション新連載】
◆宮下洋一/デス・ペナルティー 
生と死のあいだで
――刑罰の中でも最も重い「死刑」。
その在り様を、各国の現場取材を
通して見つめなおす。
ノンフィクション界気鋭の書き手が本誌初登場!
1,000円

【特集 氷点下のミステリー】
信じていたはずのものが、
足元から崩れていく――
心までも凍るような、7つの物語

◆長江俊和/この閉塞感漂う世界で起きた
――俺は社会の落伍者だ。
それもこれも、全部上級国民が悪い

◆まさきとしか/毒婦A子
――廃ホテルで惨殺された元アイドルの上司。
私と彼の間には

◆岩下悠子/香炉と眼球
――物騒な気配の男を見過ごせず、
後を追う――向かった先は

◆結城真一郎/ヤリモク
――すべては愛のため。
マッチングアプリで今日も獲物を物色

◆村木美涼/お札男
――妻からの耳慣れない言葉に、
カンヅメ明けの作家は戸惑い

◆大山誠一郎/カラマーゾフの毒
――全員、毒を盛る機会はなかった。
では、どう殺したのか――

◆長岡弘樹/美声の迂回路
――深夜、ぼくのタクシーに乗ってきたのは、
訳ありそうな乗客

【傑作読切】
◆武田綾乃/まりこさん
――久しぶりの故郷は、何もかもが懐かしかった。
少女時代、よく遊んでくれたあの人は、
今も元気だろうか――

【特別対談】
◆柚月裕子×おおのこうすけ
極道ってこんなに面白い!
――小説と漫画。異なるアプローチから
極道を究極のエンターテインメントに
昇華させた二人が、その魅力を語りつくす!

【未発表音源を発掘】
◆向田邦子/間違ってても素敵であればいい 
自作『思い出トランプ』を語る
――没後四十年となる向田邦子氏の、
貴重な講演の記録が発見された。
飾らず気さくに語る、創作秘話
1,100円
【新春短編初便り】
いつもよりゆったりした時間が流れるお正月。
ちょっとつまめるおやつのような
物語の詰め合わせ、お贈りします

◆角田光代/冬の水族館
――お互い恋人がいたのに
「会いすぎて」しまった私たちは……

◆澤村伊智/頂戴
――夢の一戸建てを手に入れたのに。
何かがこの家にいる――

◆芦沢 央/盤上の糸
――脳に障害がある少年は
、駒が作る見えない糸に魅了された

◆みうらじゅん/リンガ応報
――スターが人目をはばかり訪れた性病科。
出てきた医者が……

◆志川節子/芽吹長屋仕合せ帖 靄もや
――おえんは、かつて叶わなかった娘の縁結びを
再び頼まれて

◆小川 哲/小説家の鏡
――妻が突然小説家になると言い出した、
と旧友から相談され

◆ふくだももこ/ふたりは渋谷のラブホ前
――明け方に座りこみ語らう一組の男女。
その会話の行く先で

◆赤松利市/吸血鬼倶楽部
――虐待から逃れ瑞希はアキバを目指す。
男に声を掛けられて

◆梶尾真治/ヘンディという星
――人が地球に居住する限界が来た世界で、
私が出会ったのは

【グラビア】
◆読者プレゼント 作家からの年賀状
――憧れの著者直筆、
新年のご挨拶を受け取れる大チャンス!

【祝「しゃばけ」20周年】
◆畠中 恵/もういちど
――暑さのせいで若だんなが倒れた! 
兄や達は根岸の寮で避暑させようとするが、
龍神が現れ川は大荒れで。第20弾開幕

【特別エッセイ】
◆斉藤壮馬さんがはじめて
『しゃばけ』を読んでみた!
――大人気声優が綴る、
シリーズ第一巻の魅力と幼いころの記憶

◆歴代担当編集者思い出の一冊

◆しゃばけごはん(作:畠中 恵 料理:川津幸子)
――作中に登場するあの味を全五回で紹介。
第一回はやなり稲荷

【新連載ノンフィクション】
◆高橋秀実/おやじはニーチェ
――父が認知症になった。
でも「認知」って不可思議なもので

【傑作読切エッセイ】
◆沢木耕太郎/秋に買う――天神橋筋商店街
――気ままに大阪を旅してみたい。
古書店と居酒屋に期待を寄せて訪れるも
1,000円
【日本ファンタジーノベル大賞2020 決定発表】
応募総数504篇、
きらめく才能の星々の中で選ばれたのは、
穏やかで温かい愛の物語だった

◆優秀賞
岸本 惟/あけがたの夢(抄)
――街暮らしで負った傷。訪れた山のお屋敷で、
私は龍と少年に出会う――

◆受賞の言葉

◆選評
恩田 陸 萩尾望都 森見登美彦

◆日本ファンタジーノベル大賞2021募集要項
【特集 ファンタジー小説、その先へ】
◆柿村将彦/パンさん
――大好きなパンを焼きたい。
ただそれだけのはずなのに……

◆水沢秋生/つゆくさ
――ひっそりと、おずおずと始まった恋だった。
永遠に続く……?

◆高丘哲次/ネクストステップ
――中年男は必死に踊る。
彼女との思い出を辿りながら――

◆大塚已愛/友喰ひ
――溺死した親友の葬式に現れた
馨しい色香を放つ女の正体は

◆梅田寿美子/フケウリの極彩
――ホームレス少女との深夜の取り引き。
私が欲しいものは……

◆澤西祐典/妖精展覧会
――人間界に現れたノームの少女。
愛くるしいその笑顔の先で

◆山上たつひこ/フラワー・ドラム・ソング
――暴力の呪いに囚われたセイジが出会ったのは
一人の植木職人

【インタビュー】
◆伊坂幸太郎に訊いてみた
「すべてのフィクションは
ファンタジーなのかもしれない」
――ファンタジーって何? 
様々な世界を描く作家の答えとは

【『オルタネート』刊行記念対談】
◆福田里香×加藤シゲアキ
どんなときも「食べる」―フード描写をめぐって―
――作家兼アイドルと菓子研究家。
それぞれ異なる分野の第一線で
活躍を続ける二人を繋ぐものとは――?
1,000円
【第33回山本周五郎賞決定発表】
[受賞作]
早見和真/ザ・ロイヤルファミリー(抄)
――競走馬。その欲望渦巻く世界に、
男たちは何を託したのか――。
選考会で圧倒的評価を受けた、堂々の受賞作

[受賞記念エッセイ]
心優しき勝負師Kの話

[選評]
伊坂幸太郎/江國香織/荻原 浩/今野 敏/三浦しをん

[歴代受賞作家競作]
◆窪 美澄/夏日狂想〈新連載〉
――広島の女学校、少女は夢見る、
「東京に行って女優になる」。
多難な時代を通じて、
表現することを追い求めた女の生涯

◆帚木蓬生/二人三脚
――中学最後の年、一匹狼Mから受けた突然の誘い。
隠れた友情

◆朝倉かすみ/ラジオメーター
――誕生日にもらった空色の自転車がなくなった。
一体どこへ

◆小川 哲/ラグアフィ公国の掟
――建国以来、人々は“土の呪い”を恐れていた。
その正体とは

◆柚木麻子/トリアージ2020
――悪阻に猛暑に感染症。
不安だらけの升麻梨子の心の支えは

【特別エッセイ】私の好きな周五郎
鈴木敏夫/梯 久美子/森見登美彦/深川麻衣/
奥田亜希子/望月ミネタロウ

【待望の新シリーズ】
◆乃南アサ/家裁調査官・庵原かのん 
第一話 自転車泥棒
――閉塞感漂う社会の中で、
少年たちが訴える“声なき声”。
もがき苦しむ彼らを信じ、
寄り添う家裁調査官たちの日々

【連載第二回】
◆木内 昇/雪草紙 雲の脚
――売れっ子の戯作者とはいえ
山東京伝も人がいい。
会ったこともない田舎の商人、
鈴木牧之の本を板元に取り継ぐとは

◆今野 敏/探花 隠蔽捜査9
――竜崎の同期でトップだった八島が
神奈川県警に着任。
横須賀で起きた事件を巡って、
早速一悶着ありそうだが――。

【バラエティコラム】
〈マイルーティーン〉さんきゅう倉田

〈わたしの愛用品〉戌一

〈あのとき聞いた音楽〉久禮亮太
1,000円
【特集 秋の夜長の時代小説】
肌寒さを感じる日は、
なつかしい時代に思いを馳せて――

〈小説〉
◆木内 昇/雪草紙 雲の脚〈新連載〉
――我が里では雪が二間積もる。
それを江戸で法螺だと笑われた男は……。
ベストセラー『北越雪譜』誕生までの四十年。

◆永井紗耶子/小道具夫婦かく語る 
木挽町のあだ討ち
――おしゃべりな女房と無口な亭主が
菊之助に重ねたのは……

◆近衛龍春/お家再興のために
――伊達に騙され所領を失った和賀忠親に、
回復の好機が訪れ

◆藤原緋沙子/こほろぎ へんろ宿
――高熱を出した泊り客は、
医者ではなくある女を呼べと言い

【安部龍太郎 作家生活30周年記念特別企画】
〈対談〉
◆安部龍太郎×澤田瞳子
価値観の磁場から脱するために
――時代小説の先端を走り続ける二人。
書くことで浮かび上がる、
この国の問題点を打破するためのきっかけは――

〈評論〉
◆大矢博子/収穫の時は続く
―作家・安部龍太郎30年史―
――「隆慶一郎の再来」と言われたデビューから
現在までの軌跡を辿る

【大人気シリーズ再始動! 新連載】
◆今野 敏/探花 隠蔽捜査9
――ヴェルニー公園で遺体が発見された。
米軍基地を抱える横須賀で何が起きたのか――。
新ライバル登場、激動の新章開幕!

【第七回「新潮ミステリー大賞」決定発表】
〈大賞〉
◆荻堂 顕/私たちの擬傷(抄)
〈選評〉
伊坂幸太郎/貴志祐介/道尾秀介
【特別インタビュー】
◆高橋一浩(東映)
仮面ライダーが小説家!? 文豪ヒーロー誕生物語
――なぜ数多ある職業の中〈小説家〉が選ばれたのか。
知られざる「仮面ライダーセイバー」の裏側を
東映プロデューサーが語りつくす!

【バラエティコラム】
〈あのとき聞いた音楽〉福田麻貴(3時のヒロイン)
〈もういちど会いたい〉バンベニ桃
〈いつか住みたい街〉勝目純也
1,000円
【特集 警察小説最前線】
〈小説〉
◆今野 敏/参事官 隠蔽捜査外伝
――竜崎刑事部長は、
佐藤本部長からある「特命」を受ける

◆松嶋智左/南天
――当直中に起きた人身事故。
新米事故係の知也も臨場するが

◆白河三兎/忘却のドア
――事件で息子を失った刑事。
負傷した頭で記憶を辿ると――

〈突撃ルポ〉
◆警察官が本当に読んでいる警察小説って?
―現役たちに訊いてみた―
――お薦めの一冊を教えてください――。
現職四人が明かす警官と読書の知られざる関係とは

【待望の新連載】
◆原田ひ香/財布は踊る
――憧れのヴィトンの財布。節約生活の末、
やっと手に入れたみずほだが――。
財布は持ち主を替え、数奇な運命を辿る

【傑作読み切り短編】
◆芦沢 央/ミイラ
――詰将棋を投稿してきた少年が秘めていた、
凄絶な過去とは

◆三浦しをん/静かな水
――白いシャツをひるがえして走る兄の姿、
死ぬまで忘れない

【バラエティコラム】
〈あのとき聞いた音楽〉阿部暁子
〈マイルーティーン〉土屋礼央
〈わたしの愛用品〉くどうれいん
1,000円
【特集 すこし こわい はなし】
〈小説〉
◆飴村 行/七月の狂ふれた夜
――軽井沢に集まった三人の自殺志願者。
そこで語られたことは

◆山上たつひこ/キャロル叔母さん
――僕の大好きな叔母さん。
久しぶりのお話会は思わぬことに

◆黒田たもつ/夜中の隣人
――売れない漫画家の鬱屈した日々に、
突然現れたのは――

◆大塚已愛/水の滸ほとり
――山中で消える男たち。
跡を追い辿り着いた淵で見たものは

◆澤村伊智/苦々陀の仮面
――絶賛されたこの自主製作のホラー映画には、
ある謂われが

◆宇佐美まこと/半身
――帯状疱疹後神経痛の後、
私の左半身に残った違和感とは――

〈特別企画〉
◆清野とおる×松原タニシ/
よくぞお出でくださいました―事故物件飲酒対談―
――怪異現場での飲酒を重ねてきた漫画家が
事故物件に愛された芸人宅を表敬訪問! 
描き下し感想漫画付

【連載第二回】
◆本城雅人/黙約の傷
――オペナースの理央は、
秘密主義者鬼塚ロイドに興味をもち

◆いしいひさいち/剽窃新潮
――作家vs編集者。
凄絶で愚かしい戦いを活写する文壇マンガ

【バラエティコラム】
〈いつか住みたい街〉伊藤まさこ
〈あのとき聞いた音楽〉玉城ティナ
〈マイルーティーン〉ゆげひろのぶ
1,000円
【涼風爽やか時代小説特集】
読み終えた瞬間、心地よい風が吹き抜ける――
浮世の暑さをしばし忘れる、傑作読み切り揃えました

◆諸田玲子/妙成寺
――五重塔、御霊堂……
この寺の普請の陰にはいつも謎の女人が

◆木下昌輝/戀れん童どう夢幻 色の章 後編
――道を究めた阿国と家康。
どちらが天下を染めあげるのか

◆永井紗耶子/女形かく語る 木挽町のあだ討ち
――太った女形の本職は衣装の支度。
なんだってそんなことに

◆近衛龍春/血を洗え
――お家再興のため、
奮戦に奮戦を重ねた津田信澄の末路とは

◆藤原緋沙子/あほぼん へんろ宿
――家出中だと言う若旦那が転がり込んで来た。
訳を問うと……

【二大新連載スタート】
〈小説〉
◆本城雅人/黙約の傷
――高度医療を拡充させ、急成長を遂げた病院の目玉は「移植」。
その第二外科部長鬼塚鋭臣には、ある野望があった――

〈マンガ〉
◆いしいひさいち/剽窃新潮
――業界の内幕を暴きまくる伝説の文壇マンガ、
ついに本誌に登場。これ、笑っちゃっていいんですかね?

【短編小説傑作選】
◆今野 敏/専門官 隠蔽捜査外伝
――単独行動ばかりのベテラン捜査員が、刑事部長竜崎と衝突?

◆乃南アサ/いっちみち
――逃げるように故郷・臼杵を出て三十年。コロナ禍の中で

◆山上たつひこ/王子失踪す
――着せ替え人形を親友のように扱う娘。最近様子がおかしい
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商品情報・内容

  • 出版社:新潮社
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月22日

■ 旬の作家の旬の作品を掲載し続ける文芸誌

常に第一線作家の活躍の場として、ベストセラーを生み出してきた雑誌。文芸賞の発表の舞台としても注目です。

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