小説新潮 発売日・バックナンバー

全195件中 46 〜 60 件を表示
1,000円
【特集 時代小説春うらら】
新しい季節、新しい気持ち。
心を遠くに飛ばしてみたら
ふわり、身体も軽くなる

◆近衛龍春
下野の表ひょう裏り比ひ興きょう
時の油断で攻め込まれる乱世、
高増は生き残るために

◆永井紗耶子
筋書かく語る 木挽町のあだ討ち
――士分を捨て江戸を出た男には、
菊之助と浅からぬ縁があり

◆志川節子
芽吹長屋仕合せ帖 形見の仕覆
流行りの菓子店で困っていた女を、
おえんは放っておけず

◆藤原緋沙子
ほととぎす へんろ宿
喧噪の中でぼんやり佇むご隠居に、
佐和は不審感を抱き

【青山文平『泳ぐ者』刊行記念企画】
◆徒目付と歩く古地図散歩
大人気時代ミステリーを片手に
上野から向島を散策。
歩くことで初めて出会えた景色とは


【新連載エッセイ・マンガ】
◆群ようこ
四十年、こんな感じで書いてます
執筆の原体験からテーマの見つけ方まで、
軽妙洒脱なエッセイストの頭の中を大解剖

◆益田ミリ
ツユクサナツコの一生
ドーナツ屋でバイトする漫画家のナツコ。
何気ない日常の発見に、彼女はふっと筆をとる

◆山本さほ
てつおとよしえ
倹約家の母とのんびり屋の父。
マイペースな両親に振り回される
人気漫画家の実録漫画!

◆スズキナオ
家族が一番わからない
関西への移住、母の病気、コロナ。
様々なきっかけから、
私は「家族」が知りたくなった
1,000円
【特集 うつくしいひと】
目に見えるもの、見えないもの。
あなたの大切な何かを持つ人が、
ここに確かにいます

◆井上荒野/今まで着たことがないコート、
あるいは羊
――店先でパパが突然倒れた。
呆然とする私の前に現れたのは

◆朝倉かすみ/オンテンバール
――子供のままでいたいのに、
気づけばわたしは「女の子」で

◆一木けい/境界
――バカンスで海外を訪れた栞は
船上でひとりの女性と出会い

◆泉ゆたか/岸和田でヨガ
――東京から岸和田への移住。
言葉も文化も変わってしまって

◆奥田亜希子/プリザーブド
――実らないまま散った、上司への恋。
私に言葉をかけるのは

◆東山彰良/遡上
――はぐれ者のヤッス。
成長しても彼は驚くほど変わらなくて

【特別エッセイ】
◆都築響一/アイドルとヲタの国
――うつくしさとかなしみと
今年一月刊行の写真集『IDOL STYLE』。
アイドルとヲタが育む彼らだけの
「地下の世界」とは?

【アンケート】
◆本好きが選ぶ
「うつくしいひと」と出会う物語
――小説の中で今も心に残るあのひとは? 
読書のプロに訊いてみました

【傑作読切】
◆芦沢 央/恩返し
――タイトル戦の対局前検分、
駒師にとってはそこが勝負の場だ

【祝刊行】
『公孫龍』の魅力
◆書評 岡本隆司(東洋史・近代アジア史)
/「ほんもの」を描く「物語」

◆これまでのあらすじ
【グラビア】
第七回新潮ミステリー大賞贈呈式
【ノンフィクション新連載】
◆宮下洋一/デス・ペナルティー 
生と死のあいだで
――刑罰の中でも最も重い「死刑」。
その在り様を、各国の現場取材を
通して見つめなおす。
ノンフィクション界気鋭の書き手が本誌初登場!
1,000円

【特集 氷点下のミステリー】
信じていたはずのものが、
足元から崩れていく――
心までも凍るような、7つの物語

◆長江俊和/この閉塞感漂う世界で起きた
――俺は社会の落伍者だ。
それもこれも、全部上級国民が悪い

◆まさきとしか/毒婦A子
――廃ホテルで惨殺された元アイドルの上司。
私と彼の間には

◆岩下悠子/香炉と眼球
――物騒な気配の男を見過ごせず、
後を追う――向かった先は

◆結城真一郎/ヤリモク
――すべては愛のため。
マッチングアプリで今日も獲物を物色

◆村木美涼/お札男
――妻からの耳慣れない言葉に、
カンヅメ明けの作家は戸惑い

◆大山誠一郎/カラマーゾフの毒
――全員、毒を盛る機会はなかった。
では、どう殺したのか――

◆長岡弘樹/美声の迂回路
――深夜、ぼくのタクシーに乗ってきたのは、
訳ありそうな乗客

【傑作読切】
◆武田綾乃/まりこさん
――久しぶりの故郷は、何もかもが懐かしかった。
少女時代、よく遊んでくれたあの人は、
今も元気だろうか――

【特別対談】
◆柚月裕子×おおのこうすけ
極道ってこんなに面白い!
――小説と漫画。異なるアプローチから
極道を究極のエンターテインメントに
昇華させた二人が、その魅力を語りつくす!

【未発表音源を発掘】
◆向田邦子/間違ってても素敵であればいい 
自作『思い出トランプ』を語る
――没後四十年となる向田邦子氏の、
貴重な講演の記録が発見された。
飾らず気さくに語る、創作秘話
1,100円
【新春短編初便り】
いつもよりゆったりした時間が流れるお正月。
ちょっとつまめるおやつのような
物語の詰め合わせ、お贈りします

◆角田光代/冬の水族館
――お互い恋人がいたのに
「会いすぎて」しまった私たちは……

◆澤村伊智/頂戴
――夢の一戸建てを手に入れたのに。
何かがこの家にいる――

◆芦沢 央/盤上の糸
――脳に障害がある少年は
、駒が作る見えない糸に魅了された

◆みうらじゅん/リンガ応報
――スターが人目をはばかり訪れた性病科。
出てきた医者が……

◆志川節子/芽吹長屋仕合せ帖 靄もや
――おえんは、かつて叶わなかった娘の縁結びを
再び頼まれて

◆小川 哲/小説家の鏡
――妻が突然小説家になると言い出した、
と旧友から相談され

◆ふくだももこ/ふたりは渋谷のラブホ前
――明け方に座りこみ語らう一組の男女。
その会話の行く先で

◆赤松利市/吸血鬼倶楽部
――虐待から逃れ瑞希はアキバを目指す。
男に声を掛けられて

◆梶尾真治/ヘンディという星
――人が地球に居住する限界が来た世界で、
私が出会ったのは

【グラビア】
◆読者プレゼント 作家からの年賀状
――憧れの著者直筆、
新年のご挨拶を受け取れる大チャンス!

【祝「しゃばけ」20周年】
◆畠中 恵/もういちど
――暑さのせいで若だんなが倒れた! 
兄や達は根岸の寮で避暑させようとするが、
龍神が現れ川は大荒れで。第20弾開幕

【特別エッセイ】
◆斉藤壮馬さんがはじめて
『しゃばけ』を読んでみた!
――大人気声優が綴る、
シリーズ第一巻の魅力と幼いころの記憶

◆歴代担当編集者思い出の一冊

◆しゃばけごはん(作:畠中 恵 料理:川津幸子)
――作中に登場するあの味を全五回で紹介。
第一回はやなり稲荷

【新連載ノンフィクション】
◆高橋秀実/おやじはニーチェ
――父が認知症になった。
でも「認知」って不可思議なもので

【傑作読切エッセイ】
◆沢木耕太郎/秋に買う――天神橋筋商店街
――気ままに大阪を旅してみたい。
古書店と居酒屋に期待を寄せて訪れるも
1,000円
【日本ファンタジーノベル大賞2020 決定発表】
応募総数504篇、
きらめく才能の星々の中で選ばれたのは、
穏やかで温かい愛の物語だった

◆優秀賞
岸本 惟/あけがたの夢(抄)
――街暮らしで負った傷。訪れた山のお屋敷で、
私は龍と少年に出会う――

◆受賞の言葉

◆選評
恩田 陸 萩尾望都 森見登美彦

◆日本ファンタジーノベル大賞2021募集要項
【特集 ファンタジー小説、その先へ】
◆柿村将彦/パンさん
――大好きなパンを焼きたい。
ただそれだけのはずなのに……

◆水沢秋生/つゆくさ
――ひっそりと、おずおずと始まった恋だった。
永遠に続く……?

◆高丘哲次/ネクストステップ
――中年男は必死に踊る。
彼女との思い出を辿りながら――

◆大塚已愛/友喰ひ
――溺死した親友の葬式に現れた
馨しい色香を放つ女の正体は

◆梅田寿美子/フケウリの極彩
――ホームレス少女との深夜の取り引き。
私が欲しいものは……

◆澤西祐典/妖精展覧会
――人間界に現れたノームの少女。
愛くるしいその笑顔の先で

◆山上たつひこ/フラワー・ドラム・ソング
――暴力の呪いに囚われたセイジが出会ったのは
一人の植木職人

【インタビュー】
◆伊坂幸太郎に訊いてみた
「すべてのフィクションは
ファンタジーなのかもしれない」
――ファンタジーって何? 
様々な世界を描く作家の答えとは

【『オルタネート』刊行記念対談】
◆福田里香×加藤シゲアキ
どんなときも「食べる」―フード描写をめぐって―
――作家兼アイドルと菓子研究家。
それぞれ異なる分野の第一線で
活躍を続ける二人を繋ぐものとは――?
1,000円
【第33回山本周五郎賞決定発表】
[受賞作]
早見和真/ザ・ロイヤルファミリー(抄)
――競走馬。その欲望渦巻く世界に、
男たちは何を託したのか――。
選考会で圧倒的評価を受けた、堂々の受賞作

[受賞記念エッセイ]
心優しき勝負師Kの話

[選評]
伊坂幸太郎/江國香織/荻原 浩/今野 敏/三浦しをん

[歴代受賞作家競作]
◆窪 美澄/夏日狂想〈新連載〉
――広島の女学校、少女は夢見る、
「東京に行って女優になる」。
多難な時代を通じて、
表現することを追い求めた女の生涯

◆帚木蓬生/二人三脚
――中学最後の年、一匹狼Mから受けた突然の誘い。
隠れた友情

◆朝倉かすみ/ラジオメーター
――誕生日にもらった空色の自転車がなくなった。
一体どこへ

◆小川 哲/ラグアフィ公国の掟
――建国以来、人々は“土の呪い”を恐れていた。
その正体とは

◆柚木麻子/トリアージ2020
――悪阻に猛暑に感染症。
不安だらけの升麻梨子の心の支えは

【特別エッセイ】私の好きな周五郎
鈴木敏夫/梯 久美子/森見登美彦/深川麻衣/
奥田亜希子/望月ミネタロウ

【待望の新シリーズ】
◆乃南アサ/家裁調査官・庵原かのん 
第一話 自転車泥棒
――閉塞感漂う社会の中で、
少年たちが訴える“声なき声”。
もがき苦しむ彼らを信じ、
寄り添う家裁調査官たちの日々

【連載第二回】
◆木内 昇/雪草紙 雲の脚
――売れっ子の戯作者とはいえ
山東京伝も人がいい。
会ったこともない田舎の商人、
鈴木牧之の本を板元に取り継ぐとは

◆今野 敏/探花 隠蔽捜査9
――竜崎の同期でトップだった八島が
神奈川県警に着任。
横須賀で起きた事件を巡って、
早速一悶着ありそうだが――。

【バラエティコラム】
〈マイルーティーン〉さんきゅう倉田

〈わたしの愛用品〉戌一

〈あのとき聞いた音楽〉久禮亮太
1,000円
【特集 秋の夜長の時代小説】
肌寒さを感じる日は、
なつかしい時代に思いを馳せて――

〈小説〉
◆木内 昇/雪草紙 雲の脚〈新連載〉
――我が里では雪が二間積もる。
それを江戸で法螺だと笑われた男は……。
ベストセラー『北越雪譜』誕生までの四十年。

◆永井紗耶子/小道具夫婦かく語る 
木挽町のあだ討ち
――おしゃべりな女房と無口な亭主が
菊之助に重ねたのは……

◆近衛龍春/お家再興のために
――伊達に騙され所領を失った和賀忠親に、
回復の好機が訪れ

◆藤原緋沙子/こほろぎ へんろ宿
――高熱を出した泊り客は、
医者ではなくある女を呼べと言い

【安部龍太郎 作家生活30周年記念特別企画】
〈対談〉
◆安部龍太郎×澤田瞳子
価値観の磁場から脱するために
――時代小説の先端を走り続ける二人。
書くことで浮かび上がる、
この国の問題点を打破するためのきっかけは――

〈評論〉
◆大矢博子/収穫の時は続く
―作家・安部龍太郎30年史―
――「隆慶一郎の再来」と言われたデビューから
現在までの軌跡を辿る

【大人気シリーズ再始動! 新連載】
◆今野 敏/探花 隠蔽捜査9
――ヴェルニー公園で遺体が発見された。
米軍基地を抱える横須賀で何が起きたのか――。
新ライバル登場、激動の新章開幕!

【第七回「新潮ミステリー大賞」決定発表】
〈大賞〉
◆荻堂 顕/私たちの擬傷(抄)
〈選評〉
伊坂幸太郎/貴志祐介/道尾秀介
【特別インタビュー】
◆高橋一浩(東映)
仮面ライダーが小説家!? 文豪ヒーロー誕生物語
――なぜ数多ある職業の中〈小説家〉が選ばれたのか。
知られざる「仮面ライダーセイバー」の裏側を
東映プロデューサーが語りつくす!

【バラエティコラム】
〈あのとき聞いた音楽〉福田麻貴(3時のヒロイン)
〈もういちど会いたい〉バンベニ桃
〈いつか住みたい街〉勝目純也
1,000円
【特集 警察小説最前線】
〈小説〉
◆今野 敏/参事官 隠蔽捜査外伝
――竜崎刑事部長は、
佐藤本部長からある「特命」を受ける

◆松嶋智左/南天
――当直中に起きた人身事故。
新米事故係の知也も臨場するが

◆白河三兎/忘却のドア
――事件で息子を失った刑事。
負傷した頭で記憶を辿ると――

〈突撃ルポ〉
◆警察官が本当に読んでいる警察小説って?
―現役たちに訊いてみた―
――お薦めの一冊を教えてください――。
現職四人が明かす警官と読書の知られざる関係とは

【待望の新連載】
◆原田ひ香/財布は踊る
――憧れのヴィトンの財布。節約生活の末、
やっと手に入れたみずほだが――。
財布は持ち主を替え、数奇な運命を辿る

【傑作読み切り短編】
◆芦沢 央/ミイラ
――詰将棋を投稿してきた少年が秘めていた、
凄絶な過去とは

◆三浦しをん/静かな水
――白いシャツをひるがえして走る兄の姿、
死ぬまで忘れない

【バラエティコラム】
〈あのとき聞いた音楽〉阿部暁子
〈マイルーティーン〉土屋礼央
〈わたしの愛用品〉くどうれいん
1,000円
【特集 すこし こわい はなし】
〈小説〉
◆飴村 行/七月の狂ふれた夜
――軽井沢に集まった三人の自殺志願者。
そこで語られたことは

◆山上たつひこ/キャロル叔母さん
――僕の大好きな叔母さん。
久しぶりのお話会は思わぬことに

◆黒田たもつ/夜中の隣人
――売れない漫画家の鬱屈した日々に、
突然現れたのは――

◆大塚已愛/水の滸ほとり
――山中で消える男たち。
跡を追い辿り着いた淵で見たものは

◆澤村伊智/苦々陀の仮面
――絶賛されたこの自主製作のホラー映画には、
ある謂われが

◆宇佐美まこと/半身
――帯状疱疹後神経痛の後、
私の左半身に残った違和感とは――

〈特別企画〉
◆清野とおる×松原タニシ/
よくぞお出でくださいました―事故物件飲酒対談―
――怪異現場での飲酒を重ねてきた漫画家が
事故物件に愛された芸人宅を表敬訪問! 
描き下し感想漫画付

【連載第二回】
◆本城雅人/黙約の傷
――オペナースの理央は、
秘密主義者鬼塚ロイドに興味をもち

◆いしいひさいち/剽窃新潮
――作家vs編集者。
凄絶で愚かしい戦いを活写する文壇マンガ

【バラエティコラム】
〈いつか住みたい街〉伊藤まさこ
〈あのとき聞いた音楽〉玉城ティナ
〈マイルーティーン〉ゆげひろのぶ
1,000円
【涼風爽やか時代小説特集】
読み終えた瞬間、心地よい風が吹き抜ける――
浮世の暑さをしばし忘れる、傑作読み切り揃えました

◆諸田玲子/妙成寺
――五重塔、御霊堂……
この寺の普請の陰にはいつも謎の女人が

◆木下昌輝/戀れん童どう夢幻 色の章 後編
――道を究めた阿国と家康。
どちらが天下を染めあげるのか

◆永井紗耶子/女形かく語る 木挽町のあだ討ち
――太った女形の本職は衣装の支度。
なんだってそんなことに

◆近衛龍春/血を洗え
――お家再興のため、
奮戦に奮戦を重ねた津田信澄の末路とは

◆藤原緋沙子/あほぼん へんろ宿
――家出中だと言う若旦那が転がり込んで来た。
訳を問うと……

【二大新連載スタート】
〈小説〉
◆本城雅人/黙約の傷
――高度医療を拡充させ、急成長を遂げた病院の目玉は「移植」。
その第二外科部長鬼塚鋭臣には、ある野望があった――

〈マンガ〉
◆いしいひさいち/剽窃新潮
――業界の内幕を暴きまくる伝説の文壇マンガ、
ついに本誌に登場。これ、笑っちゃっていいんですかね?

【短編小説傑作選】
◆今野 敏/専門官 隠蔽捜査外伝
――単独行動ばかりのベテラン捜査員が、刑事部長竜崎と衝突?

◆乃南アサ/いっちみち
――逃げるように故郷・臼杵を出て三十年。コロナ禍の中で

◆山上たつひこ/王子失踪す
――着せ替え人形を親友のように扱う娘。最近様子がおかしい
1,150円
特集 家の中で旅に出よう-小説・紀行・マンガ/R-18文学賞大特集 -歴代受賞者競演Part2/新連載 佐藤賢一-『パッション』
1,150円
【R-18文学賞大特集 Part-1】
○応募総数八〇八作! 
女性のみならず多くの小説読みの注目を集め続ける本賞。
期待に応えて特集を拡大、二号に渡ってお送りします

第19回女による女のためのR-18文学賞 
受賞作発表・受賞の言葉

○選評 辻村深月/三浦しをん/友近

○受賞作
◆大賞 
秋ひのこ/何言ってんだ、今ごろ
――母の再婚で田舎に引っ越した沙月。
不満だらけの毎日で

◆読者賞・友近賞 
梅田寿美子/カラダカシと三時の鳥
――わたしが助手として働く雇い主の、
都市伝説のような生業は

○歴代受賞作家競作
◆小沼朗葉(第18回読者賞)/きらきらした場所
――誠実でいよう。良き人であろう。
そう願うほど辛くなって

◆小林早代子(第14回読者賞)/イケてる私たち
――念願のシェアハウス生活開始! 
だが事件は嵐の夜に起きた

◆森 美樹(第12回読者賞)/透明な手つなぎ
――離婚して、文字通り空っぽになった
私が始めたバイトは……

◆清水裕貴(第17回大賞)/ミス・ホンビノスの憂鬱
――海辺の町のミスコンが、
バーの客たちにさざ波を起こして

【二大新連載】
◆恩田 陸/追憶の五重奏
――「ヨコハマ」には「ハコ」という字が入っている。
そう、ヨコハマは、見た目は綺麗だが謎の詰まった玉手箱だ。
物語が、そこで始まる……。

◆矢部太郎/ぼくのお父さん
――一二〇万部突破の「大家さんと僕」シリーズ。
筆者のルーツは、同じく「描く」仕事をしていた父だった。
漫画家矢部太郎、オールカラーで堂々凱旋!

【読み切り傑作短編】
◆赤松利市/尻
――歌舞伎町で出会った地下アイドルに紹介された、ある仕事

◆芦沢 央/弱い者
――避難所での指導対局。すごい実力を持つ子供と出会ったが

◆畠中 恵/ともをえる しゃばけシリーズ
――大坂の大店の婿選びを手伝う一太郎。候補が江戸に現れて

◆諸田玲子/おんな戦
――側室だった千代保がいまや藩主の生母。利家の正室・まつは
1,100円
【陽春時代小説特集】
◆青山文平/泳ぐ者 〈新連載〉
――四月よつきぶりに直人の前に現れた雅之が、
持ち掛けてきた話は――
ミステリファンを大いに唸らせた『半席』待望の続編

◆植松三十里/ヤマトフ
――ロシアか故国か、そして、母か妻か
――男が選び取ったのは

◆木下昌輝/戀童れんどう夢幻 性の章 後編
――師の復讐を果たすべく、
蒔田淡路守は密謀に手を染めるが

◆近衛龍春/裏切りに非ず
――朽木幕府とも呼ばれる要衝で
生き残った男が守った筋目とは

◆永井紗耶子/立師かく語る 木挽町のあだ討ち
――突然の客は、与三郎が芝居小屋に
何故に来たのか語れと言い

◆矢野 隆/耕書堂モンパルナス 
大結 幾五郎が躍る
――己のせいで人が死んだことに耐えられず
出奔した鉄蔵の元に

◆諸田玲子/お猿どの
――嫡男の幼名は「犬千代」だ。
なのにわが子が「猿千代」とは

【二大新連載小説】
◆江國香織/ひとりでカラカサさしてゆく
――かつてともに働いた三人の男女。
八十をこえた彼らは思い出話に花を咲かす。
ひとつの不穏な決意を胸に秘めて――

◆千早 茜/しろがねの葉
――夜を、暗さを、怖がらない童だった。
しかしこの銀の山に来て、真の闇を知った
間歩で生きていくウメの運命は

【連載第二回】
◆浅田次郎/母の待つ里にて
【傑作短編シリーズ】
◆畠中 恵/おにきたる しゃばけシリーズ
【本誌掲載『占』刊行記念対談】
◆木内 昇×津村記久子/仕事の話をしよう
――会う前から気が合うことが
絶対分かっていた二人が存分に語る

【新生活応援企画】
◆辻村深月×上田淳子(料理研究家)
/仕事中、ほったらかしで美味しくなるごはん
――手をかけないで美味しいものが食べたい!
そんな願いを叶えるべく、作家が料理家に一日入門。
常識を覆す台所の秘訣、たっぷりお見せします
1,000円
【特集】
「もう一杯、飲む?」――酒のある風景をめぐって

〈小説〉
◆朝倉かすみ/シネマスコープ
――わたしを誘うお姉さんは、
水玉のお猪口を手にしていた

◆越谷オサム/カナリアたちの反省会
――〆切迫る夜。
作家はアマチュアバンドの悩みをこっそりと

◆島本理生/その指で
――コンビニで缶酎ハイを取るその時、
横から手が伸びてきて

◆小泉武夫/奇酒は貴州に在り
――中国に伝わるという、不老長寿の酒。
俺は探索の旅に出た

◆北村 薫/振り仰ぐ観音図
――呑み助編集者・早苗が酒の席で垣間見た、
恩師の横顔とは

〈エッセイ〉
◆岸本佐知子/エリックの真鍮の鐘
――人生で最も酔っぱらった夜。
それはバブル前夜の出来事で

◆ラズウェル細木/陸海空 旅する酔っぱらい
――移動中の酒はなぜ旨い? 
酒の達人による「車内飲み」の極意

【新連載長編小説】
◆浅田次郎/母の待つ里にて
――捨てたはずのふるさとへ四十数年ぶりに帰った
松永徹を待っていたのは――一筋縄ではいかない、
家族小説の極致

【読み切り傑作短編】
◆畠中 恵/ほうこうにん しゃばけシリーズ
――主不在の長崎屋。
金次と屏風のぞきも働くことになり――

◆諸田玲子/鬼退治
――のちに利常を生み国母となる少女の、
前田利家との出会い

【突然旅立ったあなたへ――追悼・坪内祐三】
〈惜別の辞〉
◆長塚圭史/さよならはまだ僕の少し先
◆壹岐真也/明後日、泣く
◆吉田篤弘/燃える牛と四十七の扉
◆亀和田武/会ったとたんに一目ぼれ
〈追悼評論〉
◆重松 清/庭の離れの主に捧ぐ

【グラビア】
◆早見和真/祝 2019年度JRA賞馬事文化賞受賞!
1,100円
【厳冬ホラー&ミステリー特集】
◆今野 敏/選択 隠蔽捜査外伝
――「隠蔽捜査」シリーズ開幕十五周年記念!
通勤時の痴漢トラブル、職場上司からのパワハラに
悩む娘・美紀を、竜崎は助けることが出来るのか

◆澤村伊智/こうとげい
――新婚旅行で、
田舎にあるリゾートホテルに泊まった二人は

◆大山誠一郎/404号室の壁抜け男
――監視の目をかいくぐり、消えた議員秘書。
一体どうやって

◆生馬直樹/暗い森の小さな泉
――全てを飲み込む幻の泉。
ぼくはそこに、あれを沈めなければ

◆松嶋智左/拝命
――規律正しい警察学校で、
想定外の事件に真天と颯は遭遇し

◆村木美涼/影が消えるまで
――穏やかな休日を過ごすはずだった
夫婦の元に届いたのは

◆矢樹 純/したたかな嘘
――結婚して三年、幸せだった。
夫の前妻がやってくるまでは

◆結城真一郎/♯拡散希望
――子どもが四人しかいない島で、
僕らはiPhoneを手に入れ

【新連載長編小説】
◆原田宗典/無理會
――選ばれた者しか行けない鄙の地で、
宗春は一風変わった人たちと出会い
――新しいけれど懐かしい、物語の贈り物

【大好評の連載第二回】
◆加藤シゲアキ/オルタネート
――ランディと別れた――
ダイキからそう打ち明けられた蓉。
その晩はなかなか寝付けなかった。
注目の連載第二回!

◆岩井勇気/僕の人生には事件が起きない
――“前乗り”が苦手な著者に訪れた、
ひとりきりの大阪の夜

◆山田詠美/血も涙もある
――愛人、妻、夫それぞれの視点から語られる「不倫」、
今回は「妻」

◆畠中 恵/いちねんかん しゃばけシリーズ
――旅に出た両親の代わりに、
突然長崎屋を任された若だんな

【バラエティコラム】
〈わたしの愛用品〉浅野いにお

〈もういちど会いたい〉内田 暁

〈マイルーティーン〉伊計 翼
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小説新潮の内容

  • 出版社:新潮社
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月22日
旬の作家の旬の作品を掲載し続ける文芸誌
常に第一線作家の活躍の場として、ベストセラーを生み出してきた雑誌。文芸賞の発表の舞台としても注目です。

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