スポーツメディスン 発売日・バックナンバー

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頭頸部外傷

20年にわたり、アメリカンフットボールを中心に頭部外傷の治療・予防に当たってきた川又氏に、頭部外傷の概要についてまず解説いただいた。中でも脳振盪は、現場での対応が重要なのはもちろん、競技団体のリスクマネジメントも欠かせない。吉弘氏には、ご自身の経験した頸部損傷についてお聞きした。リハビリテーションや復帰後の言葉は大変貴重である。そして外傷・障害調査に詳しい砂川氏には、部活動時の注意点や、脳振盪についての最近の動向について紹介いただいた。印象的な文献も共有してくださり、データとともに適切に活用したい。


1. スポーツにおける頭部外傷の最新情報と現場での注意事項
川又達朗・おとわ内科・脳神経外科クリニック


2. 頭頸部外傷受傷からJリーグ復帰までの体験談
吉弘充志・FC マルヤス岡崎ヘッドコーチ


3. 外傷・障害調査からみた頭頸部外傷
砂川憲彦・帝京平成大学教授、日本スポーツ協会公認AT



Seminar

連載 形態学的特徴から考える身体の機能と役割 3
第5中足骨に付着する筋などのバリエーション
江玉睦明・新潟医療福祉大学運動機能医科学研究所、日本歯科大学新潟生命歯学部解剖学第一講座


連載 スポーツ現場のヒヤリハット、アクシデント 3
スポーツ現場で起こり得るヒヤリハット、アクシデント集(3)


連載 図解 わかるとつながる 身体のしくみ 3
細胞内外の物質移動
得原 藍・一般社団法人School of Movement ディレクター、理学療法士、修士(学術)


ESRN
連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 16
低酸素環境でのトレーニングにおける正しい理解
── 低酸素トレーニングの方法と効果および注意点(理論編)
森 寿仁・兵庫県立大学 環境人間学部 


連載 スポーツ医科学論文レビュー──現場での判断の手がかりとして 2 
治療のゴール設定をどうするか
── 足底腱膜炎を例に
紀平晃功 呉竹学園東洋医学臨床研究所、東京医療専門学校専任教員、 修士(保健医療学)、柔道整復師、JATI-ATI


連載 画像診断からみるスポーツ医学 3
正常な形を知っておく(MRI画像)
足立拓也・東京医科歯科大学医学部附属病院 放射線診断科、医師


連載 ストーリーで理解する痛みマネジメント 3
痛み行動
永田将行・東小金井さくらクリニック、NPO 法人ペインヘルスケアネットワーク プロボノ、理学療法士
江原弘之・NPO 法人ペイン・ヘルスケア・ネットワーク代表理事、西鶴間メディカルクリニックリハビリテーション科部長、認定理学療法士(運動器)


MSM スペシャルレポート
バックオフィスとしてできること
── クリニックにおける感染対策
打谷昌紀・医療法人南谷継風会南谷クリニック事務長

Books

編集をおえて
特集/女性のためのスポーツ医学
1.女子バレーボールチームに携わる中で気をつけていること
2.診察室から考える、女性アスリートに必要な配慮と治療指針
3.女性アスリート向け教育プログラム開発研究プロジェクト
4.大学部活動へのサポート
Seminar
MSM スペシャルレポート/バスケットボール選手を対象としたメディカルチェック
連載 スポーツ現場のヒヤリハット、アクシデント 2
連載 図解 わかるとつながる 身体のしくみ 2
ESRN/連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 15
新連載 スポーツ医科学論文レビュー──現場での判断の手がかりとして
連載 画像診断からみるスポーツ医学 2
連載 ストーリーで理解する痛みマネジメント 2
連載 形態学的特徴から考える身体の機能と役割 2
Books
編集をおえて
April Special


運動、栄養とともに身体づくりの三要素の1つである睡眠。スポーツだけでなく日々の生活にも影響する。田原氏には、朝型・夜型といった身近な話から、時計遺伝子の仕組み、刺激を入れた際の反応までお話しいただいた。そして星川氏には、時差調整をどのように行うか、腕時計型測定器の活用、光だけでなく食事摂取、メラトニン受容体アゴニストなどを組み合わせた方法を聞いた。普段の規則正しい生活の重要性が改めてわかるとともに、体内時計を整えやすい社会の実現が望まれる。

1. 体内時計は何をどのように制御しているか
田原 優・早稲田大学先進理工学部 電気・情報生命工学科 准教授、博士(理学)

2. 時差調整に向けたアドバイス
星川雅子・国立スポーツ科学センター スポーツ研究部 先任研究員、博士(体育学)

Seminar

Digest ニチバン×JFA「SOCCER MEDICAL CAMP」より 
FIFAワールドカップでのコンディショニング
前田 弘 公益財団法人日本サッカー協会アスレティックトレーナー

ESRN
連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 14
スポーツ科学再考 4
エネルギーを補給し続けられるから、からだは動き続けられる
宮下充正・東京大学名誉教授 


Students power to 2020
連載 2020 Hope Lights Our Way――若者のムーブメントを未来へつなぐ聖火リレー 最終回
東京2020オリンピックにむけて
小笠原孝斗 中京大学スポーツ科学部 スポーツ健康科学科3 年生 Ogasawara Takato
倉持梨恵子 中京大学スポーツ科学部 Kuramochi Rieko

新連載 スポーツ現場のヒヤリハット、アクシデント 
スポーツ現場で起こり得るヒヤリハット、アクシデント集(1)

新連載 図解 わかるとつながる 身体のしくみ 
抑制性ニューロンによる筋出力の調節
得原 藍・一般社団法人School of Movement ディレクター、理学療法士、修士(学術)

MSM スペシャルレポート
中学生を対象としたメディカルチェックで目指すもの
── 高身長全国中学校バレーボール有望選手合宿
水石 裕・杏林大学医学部付属病院リハビリテーション室、日本バレーボール協会ハイパフォーマンスサポート委員会 メディカルユニットトレーナー班、理学療法士、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

MSM スペシャルレポート
一般向けに情報を告知する意味
── 新型コロナウイルス感染症に対して私たちができること
山本邦子・有限会社トータルらいふけあ 取締役、PhD, ATC, GCFP

新連載 画像診断からみるスポーツ医学 
画像診断の大原則
足立拓也・東京医科歯科大学医学部附属病院 放射線診断科、医師

Contribution
投稿
スポーツ関節障害の予防・改善における別府温泉藻類RG92の有用性
宮田光義・株式会社SARABiO 温泉微生物研究所 首席研究員
髙山 愛・株式会社SARABiO 温泉微生物研究所 研究員
御筆千絵・株式会社SARABiO 温泉微生物研究所 主任研究員
岩田俊祐・株式会社SARABiO 温泉微生物研究所 主任研究員
小林弘幸・順天堂大学 医学研究科 病院管理学 教授
加世田国与士・株式会社SARABiO 温泉微生物研究所 専務取締役・所長、順天堂大学 医学研究科 病院管理学 協力研究員

新連載 ストーリーで理解する痛みマネジメント
痛みのマネジメント
永田将行・東小金井さくらクリニック、NPO 法人ペインヘルスケアネットワーク プロボノ、理学療法士
江原弘之・NPO 法人ペイン・ヘルスケア・ネットワーク代表理事、西鶴間メディカルクリニックリハビリテーション科部長、認定理学療法士(運動器)

新連載 形態学的特徴から考える身体の機能と役割
アキレス腱のねじれ
江玉睦明・新潟医療福祉大学運動機能医科学研究所、日本歯科大学新潟生命歯学部解剖学第一講座

Books

編集をおえて
肉離れからの競技復帰を考える
── 筋構造をいかに評価するか
月刊スポーツメディスン 2・3月合併号
Contents Feb-Mar, 2020

Feb-Mar Special
肉離れからの競技復帰を考える
──筋構造をいかに評価するか

「肉離れ」が特集テーマのバックナンバーを振り返ってみると、実に第88号『肉ばなれの解明──受傷メカニズムと受傷後の対応』(2007年2・3月合併号)までさかのぼることになる。それから13年経った現在、肉離れはMRI検査のみならず超音波診断装置でも科学的に客観性のある評価が行えるようになった。今回はとくに肉離れからの競技復帰のテーマを和田誠先生からご提案いただき、和田先生、笹原潤先生、石塚光太郎先生には医師の立場から、疋田佳希先生には理学療法士の立場で、鶴健一朗先生にはトレーナーの立場で解説していただいた。また、「再発しない競技復帰をめざして」のテーマで座談会も行った。

1. 超音波による筋構造評価とスポーツ復帰時期
和田 誠・医療法人誠幸会 わだ整形外科クリニック院長

2. ハムストリング肉離れのMRI評価と競技復帰時期の決定
笹原 潤・帝京大学スポーツ医科学センター准教授、帝京大学スポーツ医科学クリニック院長、整形外科医

3. 欧州における肉離れに対するチーム医療
石塚光太郎・Mutualitat Catalana de Futbolistes (Barcelona, SPAIN)、浦添総合病院/ロクト整形外科クリニック(沖縄県)

4. 運動器エコーを用いたスポーツ現場における肉離れの評価
疋田佳希・aruck lab 代表、天野整形外科リハビリテーション科 科長、理学療法士

5. ハムストリングス肉離れのフィールド復帰後から完全競技復帰における留意事項
鶴 健一朗・帝京大学スポーツ医科学センター助教、帝京大学ラグビー部アスレティックトレーナー

6. [座談会]肉離れを再発させずに、いかに競技復帰させるか
和田 誠、笹原 潤、石塚光太郎、疋田佳希、鶴 健一朗


Strength and Conditioning
連載/実践 レジスタンスエクササイズ──指導のポイントとコツ 最終回
NSCAジャパン 編
ベーシックレジスタンスエクササイズ
── ルーマニアンデッドリフト

Sportsmedicine Dialogue
連載 Dr. 大関の複眼インタビュー── スポーツメディスン・プロフェッショナルとの対談 最終回
[対談]
山田睦雄・流通経済大学スポーツ健康科学部、スポーツ健康科学研究科スポーツ科学専攻 教授、日本ラグビーフットボール協会 安全対策委員会、医学博士
もうひとつのブレイブブロッサムズ──ラグビーワールドカップ2019・世界が認めた日本のメディカル
インタビュアー:大関信武・一般社団法人日本スポーツ医学検定機構代表理事、東京医科歯科大学再生医療研究センター
(企画:日本スポーツ医学検定機構)

ESRN
連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 13
漕艇競技における漕動作時の運動学・運動力学的データの可視化
野崎大地・東京大学大学院教育学研究科身体教育学コース 

Students power to 2020
連載 2020 Hope Lights Our Way──若者のムーブメントを未来へつなぐ聖火リレー 12
ボランティアという肩書きへの違和感
北野亨太朗・専修大学 文学部人文・ジャーナリズム学科卒 Kitano Kotaro
相澤勝治・専修大学スポーツ研究所 Aizawa Katsuji

Sports & Law
連載 基礎から学ぶ「スポーツと法」 最終回
オリンピックとスポーツ組織
八木由里・スポーツ政策研究会、八木法律事務所、弁護士

Essay on the Picture
連載 私の“一枚の絵” 60 最終回
追悼
── 残された日々に接して
渡會公治 WATARAI Koji

Thoughts on Sports
連載 門外漢スポーツ雑談(ぞうたん) 最終回
ジャッキー・ロビンソンと人類学
今泉隆裕 IMAIZUMI Takahiro

MSM掲示板
編集部より
編集をおえて

Event
股関節鏡の現在
── 診断、治療、リハビリテーション
MSM 217

月刊スポーツメディスン 1月号
Contents January, 2020

January Special
股関節鏡の現在
──診断、治療、リハビリテーション

 本誌で、股関節を取り上げた特集号を振り返ってみると、2016年5月号の第180号にて「特集 股関節疾患の治療」で、内田宗志先生(産業医科大学若松病院整形外科)と立石聡史先生(同病院リハビリテーション部)に「股関節疾患の鏡視下手術と保存療法――8年の経験から語る」というテーマで取材をさせていただいた。
 それからさらに3年経ち、現在の股関節鏡の状況を知りたいと内田先生にご相談させていただき、4名の先生方を紹介していただいた。まず、錦野匠一先生には股関節鏡視下手術の適応疾患の診断について、宇都宮啓先生には股関節鏡視下手術の現状についてご執筆いただいた。さらにリハビリテーションの現場からは、高橋誠先生と畑中仁堂先生にご執筆いただいた。

1. 股関節鏡視下手術──適応疾患の診断
錦野匠一・錦野クリニック 整形外科

2. 股関節鏡視下手術の現状
宇都宮 啓・産業医科大学若松病院 整形外科

3. 股関節鏡術後のリハビリテーション
高橋 誠・産業医科大学若松病院 理学療法士 

4. FAI関節唇損傷術後のアスレティックリハビリテーション
畑中仁堂・じんどう整骨院アスリート


Editorial Report
話題の最前線
テクノロジーを用いた動作評価で復帰支援と傷害予防につなげる
MPI(Movement Performance Institute) TOKYO

Sports & Law
連載 基礎から学ぶ「スポーツと法」 105
スポーツ紛争と禁反言
大橋卓生・スポーツ政策研究会、虎ノ門協同法律事務所、弁護士

ESRN
連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 12
スポーツ科学再考 3
体内のエネルギーの通貨ATPと筋力発揮
宮下充正・東京大学名誉教授 

Strength and Conditioning
連載/実践 レジスタンスエクササイズ――指導のポイントとコツ 6
NSCAジャパン 編
ベーシックレジスタンスエクササイズ
──ショルダープレス

Sports Vision Column
連載 スポーツビジョンコラム 25 最終回
「スポーツビジョン」は「原理」です/スポーツ選手に「森林浴」のすすめ/VR(バーチャル・リアリティ)の応用/「アマモ」を育てるように/老人病院にて
【追悼】清家輝文編集長を偲んで
真下一策 MASHIMO Issaku
日本スポーツ協会公認スポーツドクター

Thoughts on Sports
連載 門外漢スポーツ雑談(ぞうたん) 56
宗教とスポーツ/強化と教化 部活と宗教団体
今泉隆裕 IMAIZUMI Takahiro

Event

MSM掲示板
編集部よりお知らせ
編集をおえて
December Special
投球制限の導入と今後の展開を考える

日本高野連は今年9月に、第3回「投手の障害予防に関する有識者会議」を開き、来春の甲子園大会から1投手につき「1週間で500球まで」と決定したことがニュースとなった。本誌では、これまでも投球障害について取り上げてきたが、今回は投球障害の撲滅をめざして野球肘検診の活動を行っている河崎賢三医師に4人の先生方にお声をかけていただき、ご執筆いただいた。吉田干城先生にはトレーナー活動を通じて、とくに第二次性徴期の選手に対する球数制限のあり方についてご執筆いただいた。さらに、中学野球の現場からは宇野誠一監督、高校野球の現場からは伊豆原真人監督、小学生の軟式野球の現場からは辻 正人監督に、投球制限をめぐる現場での本音と実際に対応されていることなどをご執筆いただいた。メディカルアプローチだけではゼロにならない投球障害の問題点を別のアプローチから考えてみたい。

1. 野球選手に携わる医師および高校球児が考える投球制限とそれに伴う課題
河崎賢三・スポーツ整形外科医、桐蔭横浜大学スポーツ健康政策学部 教授

2. トレーナー活動を通じての投球制限のあり方(第二次性徴期を中心に)
吉田干城・日本体育協会公認アスレティックトレーナー、柔道整復師、横浜ベースボール整骨院医科学研究所 院長、野球専門アスリハ施設Re:Perforance 代表

3. 中学野球からみる投球制限について
宇野誠一・市川リトルシニア 監督 

4. 高校野球における投球制限 
──公立高校は不利か? 高校野球指導者として、学童球児の父親として投球制限を考える
伊豆原真人・神奈川県立川和高等学校 野球部監督 

5. アンケート結果からみえてくる、指導者の投球制限への意識 
──小学生の軟式野球より 
辻 正人・多賀少年野球クラブ監督
Event

Sportsmedicine Dialogue
連載 Dr. 大関の複眼インタビュー── スポーツメディスン・プロフェッショナルとの対談 22
[対談]
プロフェッショナル
髙尾良英・LIFE メディカルフィットネス、藤沢湘南台病院 スポーツ整形外科医
人生100年時代の健康と運動
──健康増進施設「LIFEメディカルフィットネス」19年の取り組みから
インタビュアー:大関信武・一般社団法人日本スポーツ医学検定機構代表理事、東京医科歯科大学再生医療研究センター
(企画:日本スポーツ医学検定機構)

ESRN
連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 11
スポーツ科学再考 2
トレーニングと練習の目的は、違うことを理解しよう
宮下充正・東京大学名誉教授 

Sports & Law
連載 基礎から学ぶ「スポーツと法」 104
スポーツへの「参加の平等」と「競争条件の公平」は両立可能か?
── キャスター・セメンヤ選手CAS仲裁事件から考える
杉山翔一・スポーツと法政策研究会、Field-R 法律事務所、弁護士 

Training & Nutrition
新連載 本当にその情報は正しいですか?──トレーニングと栄養の世界 
『糖質制限』という食事方法がパフォーマンスの向上に寄与するか?
大宮司岳彦 Daiguji Takehiko
一般社団法人 School of Movement Program Director兼Master Coach、パーソナルトレーナー

Strength and Conditioning
連載/実践 レジスタンスエクササイズ──指導のポイントとコツ 5

NSCAジャパン 編
ベーシックレジスタンスエクササイズ
── フォワードランジ      

Sports Vision Column
連載 スポーツビジョンコラム 24
マルファン症候群と眼/「スポーツビジョン」は、あくまでも黒衣です/「目」のトレーニングは「脳トレ」です/射撃と「目」/ピアニストの「目」
真下一策 MASHIMO Issaku
日本スポーツ協会公認スポーツドクター

Students power to 2020
連載 2020 Hope Lights Our Way──若者のムーブメントを未来へつなぐ聖火リレー 11
理学療法の研究による“2020”大会への貢献
清野涼介・新潟医療福祉大学大学院・医療福祉学研究科・保健学専攻・理学療法学分野1年
Kiyono Ryosuke
中村雅俊・新潟医療福祉大学大学院・医療福祉学研究科
Nakamua Masatoshi

2020 大会について思うこと
佐藤 成・新潟医療福祉大学大学院・医療福祉学研究科・保健学専攻・理学療法学分野1年
Sato Shigeru
中村雅俊・新潟医療福祉大学大学院・医療福祉学研究科
Nakamua Masatoshi

Thoughts on Sports
連載 門外漢スポーツ雑談(ぞうたん) 55
守護神から一信徒/双葉山の戦中戦後
今泉隆裕 IMAIZUMI Takahiro

MSM掲示板
編集をおえて
November Special

足関節捻挫後遺症の課題を整理する

MSM 215

月刊スポーツメディスン 11月号
Contents November, 2019


創刊30周年を経て、31年目最初のテーマは、「足関節捻挫の後遺症」問題。いうまでもなく、足関節捻挫はスポーツ現場で頻回に起こるケガであり、「捻挫か」という程度の扱いも珍しくはない。程度にもよるが、軽いものなら、「大事をみて」とはなりにくい。しかし、足関節捻挫の問題はさまざまな背景から多くの後遺症に悩む選手を生んでいるということである。当然研究も進んでいるが、今月はその一線で活躍する小林匠先生に中心になっていただき、まとめていただいた。

1. 慢性足関節不安定症に対する治療の現状と課題
小林 匠・北海道千歳リハビリテーション大学 健康科学部 リハビリテーション学科 理学療法士、博士(医療工学)

2. 足関節捻挫が関節機能に及ぼす影響と課題
越野裕太・理学療法士、博士(保健科学)、NTT 東日本札幌病院リハビリテーション
センター、北海道大学 大学院保健科学研究院 客員研究員

3. 足関節捻挫がスポーツパフォーマンスに及ぼす影響と課題
峯田晋史郎・大阪体育大学 スポーツ医科学研究室、日本学術振興会 特別研究員PD

4. 足関節捻挫における後遺症が将来的な健康に及ぼす影響と課題
寺田昌史・立命館大学スポーツ健康科学部 講師


Editorial Report
話題の最前線
“育成の埼玉西武ライオンズ”を加速させるべく新トレーニングセンターを稼働

ESRN
連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 10
スポーツ科学再考 1
力が強いと動きがうまいは、違うことを知っておこう
宮下充正 東京大学名誉教授 

Strength and Conditioning
連載/実践 レジスタンスエクササイズ――指導のポイントとコツ 4

NSCAジャパン 編
ベーシックレジスタンスエクササイズ
―― ベントオーバーロウ      

Sports Vision Column
連載 スポーツビジョンコラム 23
リスが遊ぶ公園/サッカーと目/眼の疲れ/安芸の宮島
真下一策 MASHIMO Issaku
日本スポーツ協会公認スポーツドクター

Event

Sports & Law
連載 基礎から学ぶ「スポーツと法」 103
「スポーツ相談」について
── 相談内容によって異なる相談窓口
白井久明・スポーツ法政策研究会、京橋法律事務所、弁護士

Students power to 2020
連載 2020 Hope Lights Our Way――若者のムーブメントを未来へつなぐ聖火リレー 10
東京2020と育成年代・大学生アスリートのトレーナーサポート
玉木涼祐・法政大学大学院スポーツ健康学研究科スポーツ健康学専攻1 年 Tamaki Ryosuke
泉 重樹・法政大学大学院スポーツ健康学研究科 Izumi Shigeki

Thoughts on Sports
連載 門外漢スポーツ雑談(ぞうたん) 54
オリンピックと国旗・国歌/日の丸・君が代
今泉隆裕 IMAIZUMI Takahiro

MSM掲示板
編集をおえて
ファンクションを見る眼

今月で弊誌は創刊30年を迎える。長い歳月がたったが、その30周年は「ファンクション」をテーマにしようと考え、この半年の計画をねってきた。読者にとっては「ファンクション」あるいは「機能」という視点はすでに馴染みあるものであろうが、川野哲英先生は20代の1970年代から「ファンクション」を見る眼を提唱し、現在もスポーツ医学やスポーツリハビリテーション、トレーニングの重要な視点やテスト、具体的方法となっている。今回は川野先生に「ファンクションを見る眼」について語っていただいたあと、小林寛和先生(P.7)、原田昭彦先生(P.14)、川口浩太郎先生(P.22)の3先生にその具体的方法について記していただいた。

1. 「ファンクションを見る眼」を語る
川野哲英・FTEX Institute 代表、はちすばクリニック副院長

2. ファンクショナル・テーピングの考え方と、実施に際しての機能評価、実際の方法の概要
小林寛和・日本福祉大学 健康科学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻

3. 機能的足底板(Functional Orthotics Insole:FOI)
原田昭彦・一般財団法人弘潤会 野崎東病院 アスレティックリハビリテーションセンター リハビリテーション部課長、PT、JSPO-AT

4. ファンクショナル・エクササイズの基本的な考え方、運動・関節運動の捉え方
川口浩太郎・PT、PhD、JSPO-AT、兵庫医療大学リハビリテーション学部 FTEX Institute FEXリーダーズ・ユニット




Sportsmedicine Dialogue
連載 Dr. 大関の複眼インタビュー── スポーツメディスン・プロフェッショナルとの対談 21
[対談]プロフェッショナル
河端将司・相模原協同病院リハビリテーション室、理学療法士、博士(体育学)、運動器専門理学療法士
体幹について考える
── 体幹・腹圧・呼吸
インタビュアー:大関信武 一般社団法人日本スポーツ医学検定機構代表理事、東京医科歯科大学再生医療研究センター
(企画:日本スポーツ医学検定機構)

Sports & Law
連載 基礎から学ぶ「スポーツと法」 102
那須雪崩事故について
齋 雄一郎・スポーツ法政策研究会、五番町法律事務所、弁護士

ESRN
連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 9
睡眠とトレーニング
岸 哲史・東京大学大学院教育学研究科 

Strength and Conditioning
連載/実践 レジスタンスエクササイズ──指導のポイントとコツ 3

NSCAジャパン 編
ベーシックレジスタンスエクササイズ
── デッドリフト

Sports Vision Column
連載 スポーツビジョンコラム 22
「トレーニング・グッズ」はいろいろありますが/「壺阪霊験記」を考える/ 手作りタッチ・パネル/うしろに目がある話/「意地」で勝てるか?/卓球と目
真下一策 MASHIMO Issaku
日本スポーツ協会公認スポーツドクター

Thoughts on Sports
連載 門外漢スポーツ雑談(ぞうたん) 53
アマチュアリズムと人力車、禁車会
今泉隆裕 IMAIZUMI Takahiro

Students power to 2020
連載 2020 Hope Lights Our Way──若者のムーブメントを未来へつなぐ聖火リレー 9
スポーツ文化が根づく日本を目指して
田中愛理・順天堂大学 大学院・スポーツ健康科学研究科・博士前期課程2 年 Tanaka Airi
河村剛光・順天堂大学・スポーツ健康科学部 Kohmura Yoshimitsu

Event

MSM掲示板
編集部より
編集をおえて
治せる治療家(セラピスト)になれ

「治せる治療家(セラピスト)」とは当たり前の表現のように思われるが、実際にはそうではないらしい。セラピストの方に聞いてみても、「それはおかしい」という人は少なく、現実の一面を示しているようである。では、「治せる治療家(セラピスト)」になるためには何が必要か。今月の特集では、7人の先生にそれぞれ必要なポイントを挙げて解説していただいた。また、7人の執筆者に4人の先生も交え座談会も行った。過去最大のページ数、熟読していただければさいわいです。


1. 治せるセラピストになるためには適切な動作分析が重要である
鈴木俊明・関西医療大学大学院 保健医療学研究科 教授

2. 治せる治療家になるためには解剖学と運動学が必要である
工藤慎太郎・森ノ宮医療大学保健医療学部 理学療法学科 准教授

3. 治せる治療家になるためにはfascia(ファシア)に対するエコーの臨床・教育・研究が必要である
──理学療法士&鍼灸師として
銭田良博・株式会社ゼニタ 代表取締役

4. 治せる治療家になるためには動態解析、筋電図学的研究の成果を臨床に展開することが必要である
三浦雄一郎・伏見岡本病院 リハビリテーション科 科長

5. 治せる治療家になるためには非受傷部位の機能低下を探り、姿勢や動作を変えることが必要である
──陸上競技の下肢傷害を中心に
中尾哲也・関西医療大学保健医療学部 理学療法学科 講師

6. 治せる治療家になるためには多角的な評価と治療が必要である
──テニス選手のコンディショニングを通して
吉田隆紀・関西医療大学保健医療学部 理学療法学科 講師

7. 治せる治療家になるためには適切な自主トレーニングが必要である
──運動器疾患の歩行障害(トレンデレンブルグ現象)を治す
藤本将志・六地蔵総合病院 リハビリテーション科 係長

8. 座談会:治せるセラピストになれ
鈴木俊明・同上、工藤慎太郎・同上、銭田良博・同上、三浦雄一郎・同上、中尾哲也・同上、吉田隆紀・同上、藤本将志・同上、
谷万喜子・関西医療大学保健医療学部、はり灸・スポーツトレーナー学科 教授
谷埜予士次・関西医療大学保健医療学部 理学療法学科 教授
嘉戸直樹・神戸リハビリテーション福祉専門学校 副校長
東藤真理奈・関西医療大学保健医療学部 理学療法学科 助教



Strength and Conditioning
連載/実践 レジスタンスエクササイズ──指導のポイントとコツ 2

NSCAジャパン 編
ベーシックレジスタンスエクササイズ
── ベンチプレス


Nutrition and Conditioning
連載/分子整合栄養学から考えるコンディショニング 最終回
これからのコンディショニングに分子整合栄養学的な血液検査が必要なわけ
杉山明美・SUGIYAMA Akemi・栄養コンサルタント、株式会社クリスタル・SUGIYAMA AKEMI 代表、NHK バレーボール解説者、法政大学講師


ESRN
連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 8
高所トレーニングを安全に行うために
山本正嘉・鹿屋体育大学・スポーツトレーニング教育研究センター長、一般社団法人身体運動科学研究ネットワーク理事


Thoughts on Sports
連載 門外漢スポーツ雑談(ぞうたん) 52
川上哲治と霊柩車/スポーツと俗信
今泉隆裕 IMAIZUMI Takahiro
スポーツ現場からみたスポーツ医学のニーズ

スポーツ医学は、現在はアスリートに限定されたものではなく、運動をする人すべて、あるいは運動をしない人をも対象とし、活用されるようになっている。それは喜ばしいことだが、その始まりであったアスリートが必要とする医学、つまりはスポーツ現場に求められている医学(実際にはパフォーマンス向上にもかかわるのでスポーツ科学も含まれる)とは何かを改めて考えてみたい。浦辺幸夫先生を中心に6人の先生方を中心にまとめていただいた。各方面から洞察に富んだ原稿をお寄せいただき御礼申し上げます。

1. 特集に寄せて
浦辺幸夫・広島大学大学院医系科学研究科 

2. スポーツ現場と医学的ニーズ
大久保 衞・医療法人貴島会顧問(医師)
岩井雄史・医療法人貴島会企画室(ストレングス&コンディショニング トレーナー)
藤原 新・スズキ浜松アスリートクラブ(長距離男子ヘッドコーチ)

3. 整形外科医の視点 
──バレエダンサーたちの受診理由から
平石英一・公益財団法人ライフエクステンション研究所付属永寿総合病院 整形外科

4. スポーツの現場からみた皮膚科のニーズ
髙橋義雄・赤磐皮膚科形成外科 

5. 足関節内反捻挫の後遺症
豊岡 毅・西川整形外科 リハビリテーション部 副部長 認定理学療法士(運動器)、国際PNF 協会認定セラピスト、FHA 認定プライマリーシューフィッター、初級障がい者スポーツ指導員

6. テキストマイニングを用いた月刊スポーツメディスン誌のトレンド分析の試み
笹代純平、浦辺幸夫、森川将徳、前田慶明・広島大学大学院医系科学研究科


Strength and Conditioning
新連載/実践 レジスタンスエクササイズ──指導のポイントとコツ 
NSCAジャパン 編
ベーシックレジスタンスエクササイズ
── バックスクワット

MSM News
スポーツ現場のドクターが挑戦する新しい学会運営のあり方
── 東京国際スポーツメディスンイノベーションフォーラム

Sportsmedicine Dialogue
連載/Dr. 大関の複眼インタビュー── スポーツメディスン・プロフェッショナルとの対談 20
[対談]プロフェッショナル
武井敦彦・JATO(Japan Athletic Trainers’ Organization)理事、ATC. NASM-PES&CES. PRI-PRT. iTPA-CTPS、Passion Sports Training 代表、アスレティックトレーナー
スポーツ選手を現場で支える
─アスレティックトレーナーの役割と今後の展望─
インタビュアー:大関信武 一般社団法人日本スポーツ医学検定機構代表理事、東京医科歯科大学再生医療研究センター
(企画:日本スポーツ医学検定機構)

Nutrition and Conditioning
連載/分子整合栄養学から考えるコンディショニング 9
消化・吸収と検査データ
杉山明美・SUGIYAMA Akemi・栄養コンサルタント、株式会社クリスタル・SUGIYAMA AKEMI 代表、NHK バレーボール解説者、法政大学講師

Students power to 2020
連載/2020 Hope Lights Our Way──若者のムーブメントを未来へつなぐ聖火リレー 8
理学療法・研究の視点から観る2020東京オリンピック・パラリンピック
小出所大樹・札幌医科大学大学院・保健医療学研究科理学療法学専攻博士課程前期2年 Kodesho Taiki
谷口圭吾・札幌医科大学保健医療学部理学療法学第二講座 Taniguchi Keigo

ESRN
連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 7
低酸素環境下における高強度・短時間・間欠的運動トレーニング
田畑 泉・立命館大学スポーツ健康科学部 

Essay on the Picture
連載 私の“一枚の絵” 59
美しく立ち、みっともなく転ぶ
飛松好子 TOBIMATSU Yoshiko・国立障害者リハビリテーションセンター 総長

Sports & Law
連載 基礎から学ぶ「スポーツと法」 101
スポーツイベントとCASのアドホック仲裁
八木由里・スポーツ法政策研究会、CAS 仲裁人、八木法律事務所、弁護士

MSM掲示板
編集部より
編集をおえて
トレーナーは何をする人か
── 私のトレーナー論



弊誌創刊の1979年以前から、日本にもトレーナーは存在し、野球やその他球技、陸上競技や水泳などの個人競技で日本のスポーツを支えてきた。アメリカのNATA(全米アスレティックトレーナー協会)の存在も知られており、渡米してそのトレーナー資格を取得する人も出てきて、今ではそういう人は珍しくなくなった。日本では、鍼灸指圧マッサージの資格を有する人がスポーツ現場に立つことが多かったが、柔道整復師や理学療法士もいれば、日本体育協会(現日本スポーツ協会)のトレーナー制度が始まると、体育学士の人もそのなかに加わった。トレーナーはさまざまなバックグラウンドを持ち、その役割や仕事もまたさまざま。今月は、改めて「トレーナーは何をする人なのか」、6人に取材した。

1. 直接選手に手を当てて、生で感じとって診て調べて、治療する
──信念は「手当」の精神
小沢邦彦・株式会社小沢塾代表取締役、REFRESH 指圧CENTER 小沢指圧治療院院長、トレーナー養成塾 小沢塾主宰、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師
  
2. 選手の求めている感覚とトレーナーの答えを一致させることが大事
伊藤由記子・Body Function Studio BFS 鍼灸マッサージ施術院、財団法人日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、鍼師、灸師、あんまマッサージ指圧師

3. 車いすバスケのクラブチームをサポート 
──2020東京パラリンピックに向けて
永盛雅子・埼玉ライオンズ トレーナー兼マネージャー、理学療法士、医療法人秀志会 たなか整形外科クリニック リハビリテーション科勤務

4. 視覚障がい者スポーツ、ゴールボールの女子日本代表チームを支える
辻美穂子・一般社団法人 日本ゴールボール協会 女子強化部 トレーナー副部長、鍼灸マッサージ師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、松浦治療勤務

5. アスレティックトレーナーはディレクターであれ 
──アメリカと日本でのトレーナー活動から
稲葉晃子・米国NATA 認定アスレティックトレーナー(ATC)、ロマージュ株式会社代表

6. バレーボール現場で求められるスキル「コミュニケーション」と「客観的評価」
緒方 勝・バレーボールパナソニックパンサーズ トレーナー


ESRN
連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 6
浅間山麓高地エリアにおける高地トレーニングの展開
杉田正明・高所トレーニング環境システム研究会会長、日本体育大学体育学部教授、一般社団法人身体運動科学研究ネットワーク理事

Sports & Law
連載 基礎から学ぶ「スポーツと法」 100
スポーツ現場における医師の役割
飯田研吾・スポーツ法政策研究会、兼子・岩松法律事務所、弁護士 

Nutrition and Conditioning
連載 分子整合栄養学から考えるコンディショニング 8
副腎疲労と検査データ
杉山明美 SUGIYAMA Akemi

栄養コンサルタント、株式会社クリスタル・SUGIYAMA AKEMI 代表、NHK バレーボール解説者、法政大学講師

Essay on the Picture
連載 私の“一枚の絵” 58
ボッシュと奇妙・奇想な絵
渡會公治 WATARAI Koji・一般社団法人美立健康協会代表理事、帝京科学大学医学教育センター特任教授

Students power to 2020
連載 2020 Hope Lights Our Way――若者のムーブメントを未来へつなぐ聖火リレー 7
東京オリンピック・パラリンピックを目前に控えた2年間をスポーツ研究に携わって
鵜野裕基・大阪大学大学院・医学系研究科 修士課程2 年 Yuki Uno
小笠原一生・大阪大学大学院医学系研究科 Issei Ogasawara

Sports Vision Column
連載 スポーツビジョンコラム 21
タイのベン君/目出度い話/転ばぬ先の「目」/ビデオ判定/アンチエイジングの立場から/アナログのすすめ/「有効視野」について
真下一策 MASHIMO Issaku
日本スポーツ協会公認スポーツドクター

Thoughts on Sports
連載 門外漢スポーツ雑談(ぞうたん) 51
弁慶とダンベル/ダンベル雑談
今泉隆裕 IMAIZUMI Takahiro

Event

MSM掲示板
編集部より
編集をおえて
セラピストの手の使い方
── 治療技術の向上のために

先月、急遽発売日を1カ月送らせ、5月を休刊月とさせていただきました。これから年内休刊月はありません。
さて、かねてより、セラピストの手の動きの精妙さを知るにつれ、「セラピストの手の使い方」はことの本質を内包した重要な要素だろうと考えてきた。なぜそう持つか、なぜこう持たないか。きちんと説明がつく。初心者や技術習得が十分でないと、そのへんが曖昧になりやすい。一度特集をと考えていた。そこで今回は、関東労災病院の勝木秀治先生、コンディショニング・ラボの理学療法士、園部俊晴先生、関西医療大学の鈴木俊明先生に、それぞれが重要視している「手の使い方」のポイント、その意味と実際を語っていただいた。



1. 肩関節疾患を診るうえでのセラピストの手の使い方
勝木秀治・関東労災病院 中央リハビリテーション部 理学療法士、専門理学療法士(運動器)、東海大学医学部 基礎医学系生体構造機能学領域

2. 体幹、下肢のスポーツ障害への運動療法で大事なセラピストの手の使い方
園部俊晴・コンディショニング・ラボ(インソールとからだコンディショニング専門院)理学療法士、運動と医学の出版社代表取締役社長

3. 臨床動作促通法の紹介
──正しい動作に誘導するために
鈴木俊明・関西医療大学大学院 保健医療学研究科


Essay on the Picture
連載 私の“一枚の絵” 57
ホキ美術館の写実絵画と解剖アトラス
渡會公治 WATARAI Koji・一般社団法人美立健康協会代表理事、帝京科学大学医学教育センター特任教授


Sportsmedicine Dialogue
連載 Dr. 大関の複眼インタビュー── スポーツメディスン・プロフェッショナルとの対談 19

[対談]プロフェッショナル
辻 文将 八王子スポーツ整形外科リ・コンディショニング部門 スタッフ、鍼灸師、株式会社プロケア代表
鍼灸治療をリ・コンディショニングに
インタビュアー:大関信武 一般社団法人日本スポーツ医学検定機構代表理事、東京医科歯科大学再生医療研究センター
(企画:日本スポーツ医学検定機構)


Interview
インタビュー
柔道整復師の学校養成指定規則の一部を改正する政令について
── 現状と今後の課題
徳山健司 公益社団法人大阪府柔道整復師会 会長
取材協力:杉本恵理 公益社団法人大阪府柔道整復師会、大阪府柔道整復師会専門学校教務部長


連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 5
「アシックス・スポーツコンプレックスTOKYO BAY」でのトレーニング
宮下充正 一般社団法人身体運動科学研究ネットワーク代表理事、東京大学名誉教授


Students power to 2020
連載 2020 Hope Lights Our Way──若者のムーブメントを未来へつなぐ聖火リレー 6
パラスポーツとの出会い、私の夢
小薗未佳 中部大学生命健康科学部理学療法学科4 年 Mika Kozono
矢澤浩成 中部大学生命健康科学部理学療法学科 Hironari Yazawa


Sports Vision Column
連載 スポーツビジョンコラム 20
自動車の運転と「見る力」(その1・2)/目標が2 つに見えるとき/ジャグリングと「目」
真下一策 MASHIMO Issaku
日本スポーツ協会公認スポーツドクター


Nutrition and Conditioning
連載 分子整合栄養学から考えるコンディショニング 7
減量と血液検査データ
杉山明美 SUGIYAMA Akemi
栄養コンサルタント、株式会社クリスタル・SUGIYAMA AKEMI 代表、NHK バレーボール解説者、法政大学講師


Thoughts on Sports
連載 門外漢スポーツ雑談(ぞうたん) 50
スポーツとハンティング/殺生の愉悦
今泉隆裕 IMAIZUMI Takahiro


Sports & Law
連載 基礎から学ぶ「スポーツと法」 99
スポーツに関わる個人事業主に対する消費税の転嫁拒否の防止
──2019年10月1 日以降の報酬の据え置きに注意!!
杉山翔一・スポーツ法政策研究会、Field-R 法律事務所、弁護士 

Event

MSM掲示板
編集部より
編集をおえて
4月号

サッカー選手に多くみられる第5中足骨の疲労骨折は、「ジョーンズ(Jones)骨折」として知られている。日本ではこの骨折に悩む選手が少なくないが、海外ではサッカーの場合、ACL損傷のほうが多いという。今回は、このジョーンズ骨折にフォーカスした「Jones骨折研究会」(代表:齋田良知先生)に取材し、研究会の活動や、ジョーンズ骨折の治療、予防、検診などについて下欄の先生にも詳しく聞いた。また、現場の例として、ジェフユナイティッド市原・千葉の秋吉直樹フィジオに現場でのリスクマネジメントまたエクササイズについて紹介していただいた。


1. Jones骨折の発生要因と予防
齋田良知・順天堂大学医学部整形外科学講座 講師、Jones骨折研究会代表
西尾啓史・順天堂大学 整形外科スポーツ診療科、Jones骨折研究会事務局
稲葉晃子・ロマージュ株式会社代表、米国公認ATC

2. Jones骨折の手術法とその考え方
齋田良知・順天堂大学医学部整形外科学講座 講師、Jones骨折研究会代表
西尾啓史・順天堂大学 整形外科スポーツ診療科、Jones骨折研究会事務局

3. Jones骨折検診で完全骨折を食い止める
立石智彦・同愛記念病院 関節鏡・スポーツセンター
植木博子・東京医科歯科大学整形外科

4. ジェフユナイテッド市原・千葉におけるJones骨折へのアプローチ
秋吉直樹・医療法人社団淳英会おゆみの中央病院リハビリテーション部、ジェフユナイテッド市原・千葉フィジオセラピスト、理学療法士・保健医療学博士


Essay on the Picture
連載 私の“一枚の絵” 56
そんなはずが
渡會公治 WATARAI Koji・一般社団法人美立健康協会代表理事、帝京科学大学医学教育センター特任教授


連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 4
低酸素環境下の「レジスタンス・トレーニング」の効果/低酸素環境下での「レジスタンス・トレーニング」は筋持久力の向上をもたらす/「レジスタンス・トレーニング」で脂肪量を減らせるか
宮下充正 一般社団法人身体運動科学研究ネットワーク代表理事、東京大学名誉教授


Sports Vision Column
連載 スポーツビジョンコラム 19
「野生」に帰ろう/飛び出す絵本で「目」がよくなる?(その1・2)/二刀流/両眼で見るとよく見える?/新型DVA 動体視力計/進化/帰って来たキャプテン・ホンダ
真下一策 MASHIMO Issaku
一般社団法人 日本スポーツビジョン協会・アドバイザー


Students power to 2020
連載 2020 Hope Lights Our Way――若者のムーブメントを未来へつなぐ聖火リレー 5
東京2020とその先へ向けて
中一 尚斗・法政大学・スポーツ健康学部4 年 Naoto Nakaichi
泉 重樹・法政大学 Sigeki Izumi


Thoughts on Sports
連載 門外漢スポーツ雑談(ぞうたん) 49
サンダウとサンドー/『サンダウ體力養成法』と『鐵啞鈴體力養成法』
今泉隆裕 IMAIZUMI Takahiro


Nutrition and Conditioning
連載 分子整合栄養学から考えるコンディショニング 6
アミノ酸を用いた増量のためのアプローチ方法
杉山明美 SUGIYAMA Akemi
栄養コンサルタント、株式会社クリスタル・SUGIYAMA AKEMI 代表、NHK バレーボール解説者、法政大学講師


Sports & Law
連載 基礎から学ぶ「スポーツと法」 98
アマチュアスポーツ選手の契約(スポンサード契約など)
望月克也・スポーツ法政策研究会、銀座共同法律事務所、弁護士


Event
MSM掲示板
編集部より
編集をおえて
ファーストエイドの疑問と課題
── RICE処置と創傷処置

スポーツ現場において救急処置は日常に発生するものだが、とくにRICE処置と創傷処置については従来行われてきた方法でよいのか疑問を呈する声も聞かれるようになり、現場では少なからず戸惑いも見られる。その状況のなか開催された第4回スポーツ救急サミットにおいて、RICE処置と創傷処置について、情報を整理、現場に役立つ内容が提供され、フロアからも多くの質問が出されて議論も実りあるものになった。今月の特集ではこのサミットでの内容を取材・編集してお届けする。また、MLBとオランダやヨーロッパの事情についても連載執筆者から紹介していただいた。


1. RICE処置の疑問と課題 
── 捻挫処置における冷却の是非
笠原政志・国際武道大学体育学部/大学院 准教授、NPO法人コンディショニング科学研究所


2. 創傷に対するファーストエイド
田中秀治・国士舘大学大学院救急システム研究科 教授


3. アメリカ、ヨーロッパではどうなのか
── 野球(MLB)とサッカーの例から

・RICEと創傷処置について 
 ── オーバートレーニング?それともアンダーリカバリー?
 阿部正道・MLB ミネソタツインズアシスタントトレーナー

・急性外傷への対処における問題のみかた 
 ── アイシング云々ではなく、何をどうみるか
 土屋潤二・日本オランダ徒手療法協会 代表理事




Sportsmedicine Dialogue
連載 Dr. 大関の複眼インタビュー── スポーツメディスン・プロフェッショナルとの対談 18
[対談]プロフェッショナル
高森草平・横浜南共済病院スポーツ整形外科
ラグビー王国へ渡ったサムライ・ドクター
インタビュアー:大関信武・一般社団法人日本スポーツ医学検定機構代表理事、東京医科歯科大学再生医療研究センター
(企画:日本スポーツ医学検定機構)


Students power to 2020
連載 2020 Hope Lights Our Way──若者のムーブメントを未来へつなぐ聖火リレー 4
2020東京オリンピック・パラリンピックを通してスポーツ看護を考える
梅岡沙綾・筑波大学大学院・人間総合科学研究科スポーツ医学専攻1 年 Saaya Umeoka
福田 崇・筑波大学体育系 Takashi Fukuda


連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 3
低酸素環境下「反復スプリント・トレーニング」/ラグビー選手の「反復スプリント・トレーニング」/クロスカントリースキー選手の「反復ダブルポーリング・トレーニング」
宮下充正 一般社団法人身体運動科学研究ネットワーク代表理事、東京大学名誉教授


Nutrition and Conditioning
連載 分子整合栄養学から考えるコンディショニング 5
メンタルケアと血液検査データ
杉山明美 SUGIYAMA Akemi
栄養コンサルタント、株式会社クリスタル・SUGIYAMA AKEMI 代表、NHK バレーボール解説者、法政大学講師


Sports & Law
連載 基礎から学ぶ「スポーツと法」 97
大学スポーツ協会、通称『UNIVAS(ユニバス)』
片岡理恵子・スポーツ法政策研究会、京橋法律事務所、弁護士


Thoughts on Sports
連載 門外漢スポーツ雑談(ぞうたん) 48
オリンピック・卜占・歌舞伎/綱引き雑談
今泉隆裕 IMAIZUMI Takahiro


MSM掲示板
★編集部注目!
編集をおえて


Event
January Special

マラソン研究
──東京2020対策からリカバリーはじめマラソンの科学を探る

設楽悠太、大迫傑、服部勇馬の3選手の活躍ぶりが目立つ男子マラソン界。世界に目を転じても2時間1分台まで記録は伸び、2時間を切るのも時間の問題と言われている。折しも、東京オリンピック・パラリンピックまでもう2年もない。世界中が暑熱下早朝で行われるマラソン対策を進めている現在、その東京2020対策から、疲労(損傷)する筋肉の特定、その回復過程を研究するグループからの報告、また「体力」や長距離走能力を見る指標開発で知られる先生にも取材し、マラソンの科学を掘り下げた。

1. 東京2020のマラソンの科学的対応について
杉田正明・日本体育大学教授、日本陸上競技連盟科学委員長

2. マラソン前後の筋肉の硬さ変化とリカバリーの方策
稲見崇孝・慶應義塾大学体育研究所

3. フルマラソン前後で足部の形状はどう変化し、どう回復するか
深野真子・芝浦工業大学工学部

4. マラソンで生じる筋ダメージの評価 
──骨格筋画像研究の視点から
東原綾子・早稲田大学スポーツ科学学術院

5. 酸素摂取効率勾配(OUES:Oxygen uptake efficiency slope)という指標について 
──生理学的基礎と臨床への応用
馬場礼三・中部大学生命健康科学部スポーツ保健医療学科 教授、小児科医

特集のカラー図掲載



Sportsmedicine Library 書籍紹介

Students power to 2020
連載 2020 Hope Lights Our Way──若者のムーブメントを未来へつなぐ聖火リレー 3
救護ボランティアとして携わる2020オリンピック・パラリンピック
山下績麻 国際武道大学体育学部体育学科2 年 Mio Yamashita
笠原政志・山本利春 国際武道大学 Masashi Kasahara, Toshiharu Yamamoto, International Budo University

Event 1

Contribution
投稿
研究論文
全速疾走するマウスを用いて中枢神経興奮薬のドーピング効果を考究する
夏野義啓 Yoshihiro NATSUNO
夏野多永 Tae NATSUNO

Nutrition and Conditioning
連載 分子整合栄養学から考えるコンディショニング 4
ケガと血液検査データ
杉山明美 SUGIYAMA Akemi

栄養コンサルタント、株式会社クリスタル・SUGIYAMA AKEMI 代表、NHK バレーボール解説者、法政大学講師

Event 2

Sports & Law
連載 基礎から学ぶ「スポーツと法」 96
アスリートの権利
──パワーハラスメントからの保護
八木由里 スポーツ法政策研究会、八木法律事務所、弁護士

連載 Exercise Science Research Net-Work 通信 2
低酸素環境下トレーニングの基本的考え方/ジャンプ力を高める安全なトレーニング法/日本水泳連盟の高所トレーニングの結果
宮下充正 一般社団法人身体運動科学研究ネットワーク代表理事、東京大学名誉教授

Sports Vision Column
連載 スポーツビジョンコラム 18
試合前の「目慣らし」/「咬み合わせ」と「動体視力」/運動神経って?/瀬戸の小島の「スポーツビジョン」(その1・2)/外人選手はフォークボールが苦手?/明るさと「視力」/剣士の「目」
真下一策 MASHIMO Issaku
一般社団法人 日本スポーツビジョン協会・アドバイザー

Thoughts on Sports
連載 門外漢スポーツ雑談(ぞうたん) 47
インナーマッスルの〈神話〉/インナーマッスルの〈オリエンタリズム〉
今泉隆裕 IMAIZUMI Takahiro

MSM 掲示板
こぼれ話
編集をおえて

商品情報・内容

■ スポーツ医学実践者のためのスポーツ医学専門誌

1989年10月、月刊トレーニング・ジャーナル創刊10周年に当たり、スポーツ医学実践者のためのスポーツ医学専門誌として創刊。従来のスポーツ医学誌は、ドクターのみを対象とし、アカデミックな内容であったが、本誌はあくまで現場でスポーツ医学を実践する人を対象とするため、広い意味でのメディカル・スタッフとし、プラクティカルな内容を提供しています。従って、現場でできるスポーツ医学に焦点を当て、取材を重要視しています。知識としてのスポーツ医学より、「使えるスポーツ医学」。また、第14号より1つのテーマを徹底的に追求する特集主義をとり、スポーツ医学の世界で話題になっていることを60~90頁のボリュームで編集しています。スポーツ医学関連ニュースや話題の出来事、療法、施設、人物、製品なども紹介。 61号特集:呼吸

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