目次
責任編集 山口 昌伴(GK道具学研究所長)
日本人にとって、食べる道具―「食具」―ですぐに思い浮かべるのは、箸であろう。
だが、箸を使うアジアの国々でもスプーンとの併用、
そして使い方のマナーはさまざまである。
さらに世界を見回すと、ごちそうを口へはこぶには手・ナイフ・フォークがある。
なぜ、箸なのか、なぜ、フォークなのか。
料理との関係、そして人々が食具に抱いてきた思い入れ・・・
今回は箸を中心に食具の世界を探求してみよう。
〔特 集〕
Ⅰ 何を使って食べるか
☆ 巻頭・バーチャル仮想座談会 ごちそうを口へはこぶ道具 (山口 昌伴)
☆ 食具の風景 スポットショット①インド 手食を修行する (山口 昌伴)
☆ コラム「宇宙で食べる」 (畑中 菜穂子)
☆ 食べ物のかたち―温度と食具― (石毛 直道)
Ⅱ 日本の「箸」文化
☆ 日本における箸の変遷 (向井 由紀子)
☆ 銘々器考―箸と椀は、なぜ自分専用なのか?― (橋本 慶子)
☆ レポート①箸の産地から ~福井県/若狭・小浜~ (vesta編集部)
☆ レポート②箸の専門店から (高橋 隆太)
Ⅲ 世界一周「食具」の旅
☆ 韓国 匙と箸の文化 (朝倉 敏夫)
☆ 箸の発明―中国の食具の変遷― (木村 春子)
☆ ベトナムの食生活と文学における「箸」 (グュエン・ヴァン・チュエン、小長井 ちづる)
☆ モンゴル国のフォーク 内モンゴルの箸 (小長谷 有紀)
☆ 英国の銀のスプーン ブリティシュホールマークについて (新埜 好一)
☆ 食具の風景スポットショット ②中国
共餐主義の批判と公筷のゆくえ (山口 昌伴)
☆ 食具の風景スポットショット③フランス
エスカルゴ挟みの正体 (山口 昌伴)
〔レギュラー〕
連載 和食のマナー②
「箸のあげおろし」 (熊倉 功夫)
カラー企画 世界の食の情景15 ロシア
「変わる食生活、よみがえる伝統料理」
(撮影:大村 次郷/キャプション・解説:沼野 恭子)
エッセイ
生かされている命を大切に (岸 朝子)
絵巻物に見る食③ 「粉河寺縁起」 (名児耶 明)
文献紹介 赤井 達郎著『菓子の文化誌』 (青木 直己)
文献紹介 ヨーロッパ食文化研究のために 23
ジョン・バーネット著『英国の外食
―1830年から現代までの英国における外食の社会史』
(カタジーナ・チフィエルトカ)
海外「食」レポート② インド 「神様の誕生日」 (ヤニック・小原)
以 上
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商品情報・内容
- 出版社:味の素食の文化センター
- 発行間隔:季刊
- 発売日:1,4,7,10月の12日
- サイズ:B5
■ 身近な食から深奥な世界に迫る!
「Vesta」(ヴェスタ)は古代ローマの「カマドの女神」にちなんで名づけられた食文化専門誌です。民族学・史学・考古学・医学・哲学・経済学などさまざまな学問分野から食を眺め、身近な食生活の背景にある深奥な世界に迫ろうとするものです。歴史的な流れと地域的な比較の中で現在の社会のありようを考え、将来を展望するヒントを提供するものです。食文化に関する研究資料や教材に役立つのみならず食文化愛好家の理解の一助にもなる魅力ある雑誌です。 「みるvesta~食文化の世界~」 より多くの方に食文化に興味を持っていただけるよう、特集と連動した『vesta』映像版を制作しています。その名もズバリ「みるvesta~食文化の世界~」。数名のご執筆者の方に掲載記事を中心にインタビューし誌面にない内容も収録されています(ロングバージョン約10~13分、ショートバージョン約1分)。ぜひこちらもお楽しみください。 https://youtube.com/channel/UCK0r3EjqLNCbznnPpW_H74Q?si=DTk247xTcTxIMDT6
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