別冊太陽 発売日・バックナンバー

目次:
別冊太陽 千住博の世界 目次より

[巻頭言]千住博との出会いと発見
チェイス・ロビンソン(スミソニアン国立アジア美術館館長)

[巻頭対談]弘法大師に導かれて描く
長谷部真道管長猊下×千住博
撮影=十文字美信

千住博の世界[シリーズ編]
ビル/森/星のふる夜に/フラットウォーター/砂漠/ウォーターフォール/デイフォール/ナイトフォール/フォーリングカラー/ウォーターフォール・オン・カラーズ/クリフ/アット・ワールズ・エンド

[コラム]布施英利/坂茂/四代田辺竹雲斎/山下裕二

[対談]壮大な歴史と現代の表現との出会い
井上洋一(奈良国立博物館館長)×千住博

千住博による日本美術十選

千住博の世界[インスタレーション編]
ニューヨーク国連大使公邸/薬師寺/すがも鴨台観音堂/OUBセンター/回向院 念仏堂/直島 石橋/堂島リバーフォーラム/松風荘/東京国際空港/メトロポリタン美術館/シカゴ美術館/大徳寺 聚光院/大徳寺 聚光院 伊東別院/グランドハイアット 東京

[対談]作品と自然が調和する時代を超えた建築
西沢立衛×千住博

[エッセイ]極私的美術体験記

[論考]千住博芸術の「わかりやすさ」の背後にあるもの

おわりに 伝統と革新と

千住博略年譜/主要作品リスト
全111件中 1 〜 15 件を表示
2,750円
生誕150年記念。
「一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香り高い珠玉のような絵」
を求め、描き続けた上村松園。
女性が自らの信じる道を進むことに様々な障壁があった当時にあって、
女であること、女性を描くことに自覚的だった松園の生涯と作品を通して、
松園の遺したものを辿る。


【目次】
◎巻頭言 いま、上村松園を追うこと  松伯美術館

〈修業時代〉
1.誕生と画学校入学まで(1875-87/0-12歳)
2. 三人の師(1888-1902/13-27歳)
〈独立と模索〉
3.展開と文展への出品(1903-14/28-39歳)
4.スランプと模索(1915-26/40-51歳)
〈確立と円熟〉
5.確信の歩み(1927-33/52-58歳)
6.母への追慕と円熟(1934-40/59-65歳)
7.戦時下と晩年(1941-49/66-74歳)

◎コラム
「上村松園」を育んだ三人の師
縮図帖――「何物にもかえることの出来ない大切な宝」 松伯美術館
松園の画題1 古典と江戸風俗 増渕鏡子
松園の画題2 松園の描く着物 青山訓子
松園の画題3 松園と謡曲 中村麗子
母・仲子のこと 松伯美術館
「古典」としての女性像 山田 諭
松篁が見た母・松園 松伯美術館

◎トピック
松園のこだわり1 時代考証 増渕鏡子
松園のこだわり2 青眉のまなざし──《母子》に見る美意識 青山訓子
松園のこだわり3 表装──より作品を味わうために

◎松園愛用の道具たち
◎松園を訪ねて古都・奈良へ
やなせたかしってどんな人だったんだろう

評伝 やなせたかし
1 ⽗の死と⺟との別れ~⾼知での少年時代
2 東京⾼等⼯芸学校~⽥辺製薬~養⽗の死
3 戦地へ~敗戦・復員~弟の死
4 ⾼知新聞時代~上京~三越デザイナー時代
5 多彩な仕事人として
6 「詩とメルヘン」の創刊
7 絵本「アンパンマン」とテレビアニメ
8 やなせたかし記念館オープン~晩年

[コラム]時計台の歴史とやなせたかし
[コラム]やなせさん、運命の職場——月刊高知と高知新聞社

やなせたかしのアトリエ 越尾正子
やなせたかしアシスタント座談会 やなせ先生は、仕事場でも“老いドル”でした

やなせたかしの仕事
アンパンマンの世界
漫画
絵本
「詩とメルヘン」
詩と言葉
デザイン
エンターテイナー

[コラム]国民的アニメ『それいけ!アンパンマン』が生まれた日

今よみがえる、やなせたかし 幻のテレビドラマ

ESSAY① やなせ先生は、私にとってアンパンマンそのもの 中尾隆聖
ESSAY② 幻のエッセイ 小手鞠るい
ESSAY③ 自らら楽しみ、人を楽しませる達人 里中満智
ESSAY④ 夕日のなかを飛んでいく顔の無いヒーローの衝撃 つるの剛士

やなせやかし略年譜
やなせたかし主要出版作品リスト

永遠の美と理想に向かって
己を駆動させ続けた、その「文学的」生涯とは何だったのか。
恐るべき作家の軌跡を追う──。

生誕100年を記念し、新版にて刊行決定。
平野啓一郎による巻頭エッセイや、巻頭グラビアを追補した、
三島文学と生涯への格好の入門書!!


【目次】

《巻頭エッセイ》
明察と酩酊との奇妙なアマルガム──百歳の三島由紀夫を想像する年  平野啓一郎
魂と肉体の交渉  横尾忠則

《巻頭グラビア》
MISHIM A¬¬──高貴な被写体

《三島由紀夫の時代》
◎1925年1月14日-1940年頃
先行する言葉 〝詩を書く少年〟の時代
童話への耽溺/公威をめぐる女性たち/紙上映画「世界の驚異」

◎1941-45年頃
“三島由紀夫”の出発 戦時下、「花ざかりの森」の時代
ペンネームの由来/習作期の未発表小説「廃墟の朝」/芝居日記

◎1946-51年頃
“内心の怪物”との苦闘 戦後、「仮面の告白」の時代
会計日記/脆さうな造花 川端康成との出会いと「盗賊」

◎1952-57年頃
才華撩乱の文学 「金閣寺」の時代
三島文学における筋肉

◎1958-64年頃
空白の時代に挑む 「鏡子の家」の時代
ぼくはオブジェになりたい

◎1965-1970年11月24日
雅と行動と 「豊饒の海」の時代
学生運動と三島由紀夫/「豊饒の海」結末 世界を存在させる夏の庭
書簡にみる三島由紀夫の最期/三島由紀夫 最後の言葉

◎1970年11月25日
真昼の最期/事件の反響

《エッセイ》
三島さんと映画「憂国」  藤井浩明
最後の二日間  徳岡孝夫
今、蘇る危うい予告  石原慎太郎
3M(ミシマ/モリタ/モリムラ)を見据えて  森村泰昌

《論考》
書くことが生きることと密接につながっていた  松本 徹
映画人を刺激し続ける主題  山内由紀人
言葉ひとつでドラマを構築することに魅せられて  松本 徹
血の通った原体験から生まれる批評精神  井上隆史
多様な人を相手に座談の妙  山中剛史
死の煌めき  田中美代子
どうでぇ これが蔦重だ!!
時代の風雲児をビジュアルでたどる決定版。

江戸が経済都市に変貌する18世紀半ば。
変わりゆく時代が求めたかのように、蔦屋重三郎は現れた。
蔦重は時代の何を捉え、何を形作ったのか──。その生涯を追う。


《目次》
◎巻頭言 蔦屋重三郎を誉めたい 鈴木俊幸

◎第一章 「稀代の本屋」蔦屋重三郎の生涯
【蔦屋重三郎という生き方──時代を捉え、時代をつくる】 鈴木俊幸
一、新吉原に生い立つ──時代の色差し
二、吉原世界の一員として──吉原本と吉原細見
三、風を読み、風を起こす──当世本の出版
四、狂歌と戯作の江戸──日本橋通油町進出
五、風の変わり目──天明から寛政へ
六、書籍市場を耕す──読者層の変化、山東京伝という作名
七、書物問屋蔦屋重三郎──附、地本問屋仲間成立と浮世絵出版

・コラム 吉原の町歩きガイド『吉原細見』の読み方

◎第二章 「吉原」という世界
【蔦屋重三郎が編集した吉原】 田中優子
吉原遊郭の全貌/遊女たちの城 妓楼/吉原の隠語と「ありんす言葉」
吉原のしきたり/吉原の女たち/遊女の一生と階級/吉原で働く女性たち
遊女の一日/吉原遊女の一日/吉原の年中行事

◎第三章 蔦重が生み出したもの
【蔦屋重三郎のネットワーク】 田中優子
〈図解〉蔦屋重三郎の文化人ネットワーク
朋誠堂喜三二/恋川春町/大田南畝/宿屋飯盛/朱楽菅江/山東京伝
北尾重政/北尾政美/鱗形屋孫兵衛/鶴屋喜右衛門/西村屋与八
【浮世絵の新展開】 日野原健司
喜多川歌麿──新しい美人画の創造
東洲斎写楽──浮世絵界に残したインパクト

◎エッセイ
狂騒と倹約 蔦重が生きた二つの時代の空気  小林ふみ子
江戸時代の出版事情──版元と流通  松永瑠成
寛政の改革と地本問屋  湯浅淑子
蔦重と葛飾北斎  日野原健司
版元の才覚──ポスト蔦重の出版界  日野原健司
絵本ってなんだろう。
絵本作家は、どんなことを考えているんだろう。
その答えは、ひとつではありません。
それぞれの作家が、自分の道を歩きながら、
思い悩み、愉快なことをたくらみ、新たな挑戦に踏みだして、
それぞれの作品が生み出されていきます。

本書では、「イマ」を代表する八人の絵本作家を紹介します。
なぜこんなにも、この人たちの絵本に惹かれてしまうのか……、
そのヒミツが、少し分かるかもしれません。


【目次】
◎巻頭言 絵本に出合うよろこび 小野 明

◎ミロコマチコ
《エッセイ》ミロコさんは見ている 岡 あゆみ

◎鈴木のりたけ
《エッセイ》起業家 池谷大吾

◎及川賢治(100%ORANGE)
《エッセイ》及川賢治の楽しさ 土井章史

◎きくちちき
《エッセイ》遠い未来へ届く光 サイトヲヒデユキ

◎ヨシタケシンスケ
《エッセイ》ヨシタケさんのノンパワーワード 原 陽子

◎出久根 育
《エッセイ》出久根 育の絵 松本 猛

◎堀川理万子
《エッセイ》ひみつのりまこさん 広松由希子

◎こみねゆら
《エッセイ》こみねゆらさんの絵本 位頭久美子
《巻頭》
城市郎と発禁本 浅岡邦雄
発禁本大集成──出版文化 闇の扉を開く 米沢嘉博

第1章 明治 近代の中の受難──明治時代の発禁本の系譜
    明治新政府と言論恐怖時代の幕開け
    反骨の才人・青柳有美

第2章 大正 モダンとデモクラシーの裏側──大正時代の発禁本と宮武外骨
    大正デモクラシーと文学の受難
    発禁の記録保持者、奇行で鳴らした宮武外骨

第3章 大正〜昭和 性科学の夜明け──学問と研究と色道と
    性科学から変態研究へ
    十七文字の艶句『末摘花』

第4章 大正末〜昭和初期 昭和艶本時代の珍書屋群像──梅原北明とその仲間たち
    活字のエロ事師・梅原北明と珍書出版
    装幀から魔術考証まで 奇才・酒井潔
    〝昭和艶本合戦〞珍書関係者系譜

第5章 昭和初期 政治と思想の弾圧──アナ・ボル・テロと安寧禁止
    吹き荒れる軍国主義の嵐
    『刑法読本』と学問の自由・滝川幸辰
    右翼とファシズム

第6章 昭和初期2 エロ・グロ・ナンセンス時代──都市大衆の享楽と欲望の抑圧
    エロ・怪奇・猟奇──華開く大衆文化
    猥雑学の大家・谷村黄石洞の『夢判断と夢の研究』

第7章 戦前 昭和の御大の文学の発禁──プロレタリア文学・純文学・大衆文学・翻訳文学から耽美・戦記物まで
    暗黒の言論ファッショ時代
    林礼子の『男』『火焔を蹴る』

第8章 戦後 戦後焼け跡のカストリ雑誌──民主的自由と発禁新時代
    百花繚乱のカストリ雑誌
    性心理学の泰斗・高橋鐵
    芋小屋山房の大珍書『女礼讃』

第9章 戦後2 戦後文学の猥褻なるもの──文学における摘発の事件史
    世相を映し出す摘発文学・有害図書
    戦後翻訳文学──猥褻か芸術か

2,750円

《巻頭言》
日本の呪術 その源流をたどる 小松和彦

《巻頭エッセイ》
呪うことと祝うこと 呪術のリアリティーについて 荒俣 宏

◎生きてゐる安倍晴明
安倍晴明、陰陽道の現場へ 斎藤英喜
いざなぎ流──呪詛の祭文と呪詛法 梅野光興

◎日本史に秘められた10大呪詛事件 加門七海

◎日本呪術小史 日出る国の呪術概説 小松和彦
*古代1(〜奈良時代) 発掘された呪具と呪術のはじまり
*古代2(平安時代) 密教と陰陽道の時代
*密教に依存する平安貴族たち 繁田信一
*中世(鎌倉時代〜戦国時代) 神祇・密教・陰陽道の習合が進む
*近世(安土桃山時代〜江戸時代) 天下泰平の世、呪術は年中行事やエンタメへ
*近現代(明治時代〜令和時代) 呪術を求める心がファンタジーを生む

《Essay》
平安の闇 古川日出男
呪術にブームなどはない 加門七海

《描き下ろし漫画》
呪いを返す 諸星大二郎

《小特集》
疫病と予言獣 常光徹
現代に生きる呪物 田中俊行

《Column》
律令で禁じられた「厭魅」と「蠱毒」
安倍晴明と宿敵・蘆屋道満
秘法中の秘法「ダキニ天法」信奉者 後醍醐天皇
時を駆ける「自来也」
呪術は最先端のテクノロジー

《再録》
内田百閒「件」
[巻頭企画]陶芸家・黒田泰蔵の日常と非日常の間に在る家 構成・文=金丸裕子

[特集1]海や山、森のそばで小さな平屋に住む
Ⅰ.富士山、南アルプス、八ヶ岳。遠望する山並みに呼応し3棟が集落のように佇む
白戸さんご夫妻(山梨県北杜市)
Ⅱ.築75年の日本家屋をリノベーションして手に入れた目の前に海が広がる平屋
フィリップ・ テリアンさん ジゼル・ ゴーさん(神奈川県三浦市)
Ⅲ.木工家とハーバリストの仕事を支え、魅力を引き出す職住一体となった木の家
川合優さん、留里さん(岐阜県美濃加茂市)
Ⅳ.親子で移住。庭づくりと保育園運営に勤しむ穏やかで豊かな暮らし
橘田瑞緒さん(長野県諏訪郡原村)
Ⅴ.気軽に手を加えて古道具と家族の温もりを楽しむ一家5人の1LDK
岡田さんご夫妻(埼玉県羽生市)

藤井厚二が到達した理想の“日本の住宅”は木造平屋でした 文=和田京子
西村伊作の楽しきコテージ 夏になると、家族みんなが軽井沢に集まっていた
《平屋の名作を住み継ぐ》軽井沢に移築された坂倉準三のA型住宅

[特集2]建築家とつくった8軒小さな平屋事例集
Ⅰ.茅ヶ崎の家 設計=木々設計室
Ⅱ.駅家の平屋 設計=kitokito
Ⅲ.巾の家 設計=mononoma
Ⅳ.西浦の家 設計=Koizumi Studio
Ⅴ.藤沢の家 設計=オノ・ デザイン建築設計事務所
Ⅵ.桐生新町の家 設計=井上貴詞建築設計事務所
Ⅶ.雨覆いの家 設計=長谷部久人建築設計事務所
Ⅷ.竹林の庵 設計=ニシムラユウゴ建築アトリエ

[特集3]
平屋の小住居は始原の建築である 文=門脇耕三
小さな平屋の豊かな空間づくりのポイント 監修・図面=野口修一/構成・文=松川絵里
スタイリスト・黒田美津子さんのリノベーション術 昭和生まれの平屋をアップサイクル 文=須長 檀

[特別企画]
山本理顕のデビュー作「山川山荘」探訪 住まいと家族の関係を問う 文=長井美暁
堀部安嗣作品集 II 2012–2019 『全建築と設計図集』刊行記念/住宅から客船まで̶建築家・堀部安嗣の思索と創造の軌跡を辿る一冊

[エッセイ]
庭の愉しみ 梨木香歩/布施英利/小川康
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別冊太陽の内容

  • 出版社:平凡社
  • 発行間隔:不定期
  • 発売日:不定期
  • サイズ:A4変型判
美しいビジュアルと豊富な資料で、毎号一つのテーマを深く掘り下げて紹介します。
日本初の本格グラフィックマガジン、月刊『太陽』の創刊が、1963年。それから10年後、「よりデラックスな雑誌を」という読者の声に応え、別冊太陽はスタートしました。以降約半世紀に渡って、美、芸術、伝統・文化を圧倒的なビジュアルと貴重な資料で提供しています。

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