別冊太陽 発売日・バックナンバー

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全国を走る路面電車
札幌市交通事業振興公社(札幌市電)……………………  4
函館市企業局交通部(函館市電)…………………………   8
東京近郊の路面電車
 (東京都交通局・東急世田谷線・江ノ島電鉄)……  12
富山地方鉄道市内電車(富山軌道線・富山港線)……  16
万葉線………………………………………………………  20
福井鉄道福武線・えちぜん鉄道三国芦原線……………  24
豊橋鉄道市内線(東田本線)…………………………… 28
京阪電鉄大津線(京津線・石山坂本線)………………  32
京福電気鉄道(嵐電)……………………………………  36
阪堺電気軌道(阪堺電車)………………………………  40
岡山電気軌道(岡電)……………………………………  44
広島電鉄(広電)…………………………………………  48
伊予鉄道市内電車…………………………………………  52
とさでん交通………………………………………………  56
長崎電気軌道………………………………………………  60
熊本市交通局(熊本市電)・熊本電鉄…………………  64
鹿児島市交通局(鹿児島市電)…………………………  68
「レトロ」から「フューチャー」へ…………………… 72
これからできる路面電車 芳賀・宇都宮LRT………   80

ありし日の路面電車
廃線路面電車マップ
 ~地図と写真で振り返る~ 路面電車のあゆみ…… 82
  北海道の路面電車…………………………………… 84
  東北の路面電車……………………………………… 86
  関東の路面電車……………………………………… 90
  東京都電……………………………………………… 94
  横浜市電……………………………………………… 98
  北陸の路面電車……………………………………… 100
  東海の路面電車……………………………………… 102
  関西の路面電車……………………………………… 104
  名古屋・京都・大阪市電…………………………… 108
  中国の路面電車……………………………………… 112
  四国の路面電車……………………………………… 114
  九州・沖縄の路面電車……………………………… 116
[巻頭特集]
◆福原信三『巴里とセーヌ』――100年前の写真集の世界
寄稿/光田由里、森岡督行

[写真を編むこと。]
◆「森山大道写真集成⑤1960−1982」はいかに編まれたか?
◆のら社――撮ること、編むこと。
◆子どもたちに向けて「写真絵本」を編む。
◆〈特別対談〉ホンマタカシ×大貫卓也『東京郊外』、東京の匿名を編む。
◆〈志賀理江子インタビュー〉写真集が生まれる場所 ページをめくることで時間が生まれる
◆ロバート・フランク『アメリカンズ』再訪 寄稿/倉石信乃

◆[日本の名作写真集100選] 選・文=鳥原学/畑中章宏
福原信三/堀野正雄/小石清/岡田紅陽/安井仲治/木村伊兵衛/濱谷浩/土門拳/桑原甲子雄/入江泰吉/緑川洋一/植田正治/小島一郎/清宮由美子/渡辺義雄/石元泰博/芳賀日出男/林忠彦/長野重一/早崎治/秋山庄太郎/奈良原一高/川田喜久治/細江英公/東松照明/石黒健治/渡辺眸/桑原史成/沢田教一/土田ヒロミ/江成常夫/比嘉康雄/本橋成一/白川義員/野町和嘉/中平卓馬/高梨豊/荒木経惟/森山大道/須田一政/内藤正敏/深瀬昌久/鈴木清/牛腸茂雄/柳沢信/浅井慎平/沢渡朔/篠山紀信/鋤田正義/北井一夫/石内都/倉田精二/原芳市/雑賀雄二/宮崎学/栗林慧/岩合光昭/中村征夫/星野道夫/今森光彦/藤原新也/山崎博/杉本博司/柴田敏雄/古屋誠一/北島敬三/宮本隆司/橋口譲二/鬼海弘雄/武田花/児玉房子/潮田登久子/今道子/三好和義/石川賢治/都築響一/畠山直哉/尾仲浩二/楢橋朝子/中野正貴/高橋恭司/ホンマタカシ/佐内正史/鈴木理策/松江泰治/金村修/神蔵美子/野口里佳/蜷川実花/長島有里枝/川内倫子/澤田知子/鷹野隆大/本城直季/梅佳代/浅田政志/石川直樹/田附勝/志賀理江子/石川竜一

◆写真集と出会える場所。
小宮山書店/東塔堂/二手舎/BLIND BOOKS/flotsambook/book obscura/LVDB BOOKS/YOU BOOKS/冬青社/蒼穹舎

◆エッセイ
藤野可織、内田真美、曽我部恵一

◆特別企画
「月刊太陽1963-1964」十二冊を読む。インタビュー=藤本やすし(CAP)
◎はじめに
絵巻の楽しさ 佐野みどり

◎鳥獣戯画 全図
◎鑑賞のポイント 鳥獣戯画を見る前に
(1)ことば
(2)修理
(3)人々
(4)鳥獣戯画とは何か?

◎「鳥獣戯画」全四巻を見る
甲巻/乙巻/丙巻/丁巻

【鼎談&解説】
増記隆介(東京大学大学院人文社会系研究科准教授)
土屋貴裕(東京国立博物館研究員)
井並林太郎(京都国立博物館研究員)

◎明恵上人と仏画 伊藤久美
◎珠玉の絵巻を楽しむ 上野友愛

・掲載作品一覧
・美術館・展覧会ガイド+主要参考文献
序章 「有職故実」とは? 八條忠基  
  1.有職故実の成立 律令の制定から儀礼の整備・定着まで  
  2.儀式の細分化 家流の成立と儀式書の編纂  
  3.形骸化と衰退  
  4.江戸時代の復興 民間人の活躍、現代における継承  

第一章 まとう 装束の世界 八條忠基  
  1.男性の装束と構成  
  2.女性の装束と構成、子どもの装い  
  3.神職の装束、雅楽・舞楽の装束  
  4.装束の約束ごと  
  5.装束の技術  

 エッセイ 宮中の「いすのき櫛」 八條忠基 

 コラム:現代の継承・衣 有職装束 織物工房大根屋(製織) 京都仕立工房(仕立) 山岡商店(冠・烏帽子製作) 鍵辨紐房店(組紐、房製作) 令和の有職装束を作る人びと  

第二章 いただく 食事の世界 鳥居本幸代  
  1.平安貴族の食卓を彩る食材  
  2.稲穀類の調理と加工  
  3.副食品の調理、加工と調味料  
  4.贅を凝らした食器と膳  
  5.平安貴族の食習慣  

 エッセイ 歓喜団と餢飳 鳥居本幸代 

 コラム:現代の継承・食 有職料理 西陣魚新 食で「めでたさ」を表現する 

第三章 すまう(住居の世界) 川本重雄 小泉和子 木下真理  
  1.内裏――天皇の住まいの造りと役割 川本重雄 小泉和子  
  2.正月大饗と寝殿造の成立 川本重雄  
  3.『類聚雑要抄』にみる寝殿のしつらいと調度 木下真理  
  4.寝殿造りの変容 川本重雄 

 エッセイ 打出 木下真理  
      障子帳 小泉和子 
 
 コラム:現代の継承・住 有職畳 浜田畳店 精緻な手わざに込める日本人の精神性  

第四章 あそぶ・まなぶ 貴族の教養と遊戯 八條忠基  
  1.貴族の基礎教養  
  2.平安貴族の遊びと造られたもの、描かれた情景
  3.外出の機会と約束ごと、女性のたしなみ

 コラム:現代の継承・遊 有職彩色絵師 林 美木子 御所の”気分”を写し、伝える

第五章 いわう・いのる 行事と信仰 家塚智子
  1.平安時代の年中行事と信仰
  2.平安貴族の通過儀礼
  3.平安貴族の葬送儀礼 病と死と鎮魂
  4.平安人の信仰と畏怖 陰陽道・御霊・末法
  5.年中行事の展開 上巳を例に

 エッセイ 五節供 祓いと祝い 家塚智子

 コラム:現代の継承・飾 有職造花師 大木素十 いにしえに現在を映す
     現代の継承・遊 雅楽演奏 博雅会 千年続く音楽の力

 神饌と年中行事 中村羊一郎
■科学絵本は本質を見る眼を育てる 中村桂子

●1章 知ってる? 知ってるよ
絵とき ゾウの時間とネズミの時間
こっぷ
ぼくから みると
ぼくの おおきさ
ひとつ すこし たくさん
算数の呪い
アリになった数学者
10人の ゆかいな ひっこし
なるほどわかった コンピューターとプログラミング
ルビィのぼうけん インターネットたんけん隊
よわいかみ つよいかたち
100
はこぶ
かいちゅうでんとう
うつくしい絵
すばらしい彫刻
クマと少年
琉球という国があった
買物絵本
こどものとうひょう おとなのせんきょ
ムカムカ ドッカーン!

◎コラム1 科学者の伝記

●2章 自分のこと
みんなうんち
ちのはなし
はははのはなし
はなのあなのはなし
赤ちゃんのはなし
ぼく、うまれるよ!
あなたのいえ わたしのいえ
おじいちゃんの小さかったとき
おばあちゃんの小さかったとき
せいめいのれきし 改訂版
ながいながい骨の旅
35億年のスーパー絵巻 生物が始まってからの全歴史をひと目で見る
いのちのひろがり
とき
うるさく、しずかに、ひそひそと 音がきこえてくる絵本
ぼくのニセモノをつくるには
わたし
わたしとあそんで
ここは
いのる
世界のあいさつ
食べているのは生きものだ
わたしのせいじゃない せきにんについて〈大型版〉

◎コラム2 社会のことを考える

●3章 はてな? の心
ひとしずくの水
雨、あめ
雨がふったら、どこへいく?
旅する蝶
雑草のくらし──あき地の五年間──
ぼくの草のなまえ
たねのずかん
わたしたちのたねまき──たねをめぐる いのちたちのおはなし──
パンプキン
やさいの おなか
中を そうぞうしてみよ
じめんのうえとじめんのした

ふゆめ がっしょうだん
ここにも、こけが…
りんご だんだん
くさい! だれでもなんでも、においパワーがばくはつだ!
はなを くんくん
おつきさま こっちむいて

◎コラム3 やっぱり、ごはん
◎私の好きな科学絵本
今森光彦 川鍋雅則 鈴木 潤 松岡正剛 森田真生 米村でんじろう
◎コラム4 たんぽぽ、飛んでいけ

●4章 こんにちは、みんな
みんなのかお
どうぶつのおやこ
こんな しっぽで なに するの?
くちばし どれが一番りっぱ?
これが ほんとの 大きさ!
仕掛絵本図鑑 動物の見ている世界
だれのほね?
ホネホネどうぶつえん
とりになった きょうりゅうのはなし 改訂版
日本の鳥の巣図鑑 全259
コウテイペンギン
こいぬがうまれるよ
もぐらはすごい
しでむし
甲虫のはなし かしこくておしゃれでふしぎな、ちいさないのち
あまがえるのかくれんぼ
エリセラさんご
さかなのかお
いそあそび しようよ!

◎コラム5 大好き! ダンゴムシ

●5章 行ってみたい、見てみたい
天動説の絵本
星座を見つけよう
立体で見る星の本
宇宙──そのひろがりをしろう──
地球──その中をさぐろう──
ぼくらの地図旅行
やとのいえ
世界あちこちゆかいな家めぐり
マップス 新・世界図絵
ピラミッド その歴史と科学
好奇心の部屋 デロール
しごとば 東京スカイツリーR?
かわ(福音館書店)
かわ(幻冬舎)
雪の写真家 ベントレー
富士山に のぼる 増補版
極夜の探検
家をせおって歩く かんぜん版

◎コラム6 災害を乗りこえて
◎日本の科学絵本の歴史 瀧川光治

索引
2,750円
◎初監督の映像作品を一挙公開!!
《侵入された思考の再生》圧巻の映像美、その秘密に迫る!
◎芸術家になる! 画家松井冬子
◎日本画に目覚め、東京藝大へ
◎痛み、受動から能動へ
◎復古に仮託して
・コラム 表装、額装に宿る美意識
◎腑分と解剖
◎幻惑、異界への誘い
◎風景画を拓く 襖絵48枚《生々流転》の完成に向けて
◎エッセイ
荒井 経「松井冬子の作品と現代日本画における絹本ブーム」
上野千鶴子「生き延びるアート」
メラニー・イーストバーン「日本画の伝統を再生する」
養老孟司「人体の内景を描く」
竹山 聖「生命の余韻と重力の反転」

・松井冬子インタビュー 描くことにまっすぐに
・ポートレートは何を語るか
・年譜
2,640円
別冊太陽 日本のこころ285
渋沢栄一 天命を楽しんで事を成す
監修=鹿島 茂

いまこそ渋沢栄一 出口治明 ──────────── 6
五百超の会社創設に奔走した ──────────── 8
金融・保険│海運・陸運│綿業│製紙・印刷・出版
窯業│鉄鋼・造船│電気・ガス│劇場・ホテル│諸事業
評伝 渋 沢 栄 一  鹿島 茂

序章 ──────────── 16
第一章 育まれた商才と論語 ──────────── 18
第二章 一橋家の家臣に ──────────── 36
第三章 パリ万国博覧会へ ──────────── 44
第四章 明治政府に招かれて大蔵官僚に ──────────── 56
第五章 日本の資本主義を興す ──────────── 66
第六章 「公」を目指す「私」の拡大に努める ──────────── 84
第七章 引退後、民間外交に献身 ──────────── 102
第八章 家庭人としての栄一 ──────────── 120


[渋沢栄一考]
日本の近代化のために説いた「論語と算盤」 守屋 淳 ──────────── 32
「雨夜譚」(あまよがたり) 永井美穂 ──────────── 34
対峙する二人 渋沢栄一と徳川慶喜 齊藤洋一 ──────────── 42
パリ万国博覧会 寺本敬子 ──────────── 50
渋沢栄一がみた西洋 ~『航西日記』をよむ~ 関根 仁 ────────── 52
『航西日記』とドナルド・キーン キーン誠己 ──────────── 54
幕臣渋沢栄一の義子・渋沢平九郎 桑原功一 ──────────── 62
同時代人が語る「渋沢栄一」 清水裕介 ──────────── 72
渋沢栄一こそ日本最初のグロースキャピタリストだ 朝倉祐介 ──────────── 82
兜町ビジネス街にヴェニスを夢見た 藤森照信 ──────────── 100
渋沢栄一の華麗なる民間外交 川上 恵 ──────────── 108
田園調布の開設と夢に終わった渋沢の田園都市 猪瀬直樹 ──────────── 118
渋沢栄一の最期 井上 潤 ──────────── 126
渋澤とドラッカー ──── 精神の交流 井坂康志 ──────────── 134
竜門社 ──── 青淵先生の志を受け継ぐ ──── 永井美穂 ──────────── 144

生誕の地 深谷市散歩 ──────────── 24
渋沢栄一とふるさと 馬場裕子 ──────────── 27
渋沢栄一記念館 ──────────── 29

栄一ゆかりの建築遺産 ─────────── 74
旧法務省│東京駅│神奈川県立歴史博物館│学士会館│日本橋三越
小樽運河澁澤倉庫│旧日本郵船小樽支店│大阪市中央公会堂│富岡製糸場
同志社大学│興譲館高等学校│リデル・ライト両女史記念館
九州鉄道記念館│石井記念友愛社

渋沢栄一の家 ──────────── 92
深川福住町の家│兜町の家│三田綱町の家
青森県三沢市古牧温泉に移築した旧三田綱町の家

米国グラント大統領、ブース救世軍大将、詩人タゴール……。
多くの外賓を迎えた飛鳥山邸のいま ─────────── 110
青淵文庫│晩香廬

渋沢敬三のアルバム『柏葉拾遺』より ──────── 128
自一八八四(明治十七)年至一九二七(昭和二)年
日記が語る栄一ゆかりの宿・料亭 ─────────── 138

一八六七(慶応三)年フランスにて ──────────── 4
一八八四(明治十七)年四十四歳の栄一 ──────────── 5

「帝国劇場で女優たちと」「ガス料金問題調停記者会見」…… ──────────── 64
飛鳥山邸での晩年の日々 ──────────── 136

[渋沢栄一を知る] コラム
1 1901(明治34)年、韓国紙幣の顔になる ──────────── 61
2 頼まれれば、和服に襷掛けで揮毫した ──────────── 91
3 フロックコートと中山帽 ──────────── 117

渋沢史料館 ──────────── 117
栄一の顔のサイズを測ってみた ──────────── 136
「渋沢栄一」と「論語」を知るためのブックガイド 守屋 淳 ──────────── 146

[回想]
偉大な実業家の日常 ── 渋沢秀雄 著『父 渋沢栄一』より ── ──────────── 148
「祖父 渋沢栄一の思い出」 渋沢昭子 ──────────── 150

渋沢栄一略年譜 『渋沢栄一伝記資料』より ──────────── 152
国内の主な関連会社・団体 『渋沢栄一伝記資料』より ──────────── 156
2,750円
第1章 不死鳥の城――首里城の歴史
第2章 首里城正殿
第3章 首里城を歩く
第4章 城としての首里城
第5章 城を取り巻く文化遺産
Rail Story
  北海道/東北/関東/中部/近畿/中国/四国/九州

column
北海道レイルロードシアター
三陸海岸の鉄道さんぽ
東京湾岸トレインクルーズ
フォッサマグナラインをゆく
鉄道でビワイチ!琵琶湖レイルロード
時をつなぐ列車
「城と鉄道」時代を超えた技術美の出会い
線路は続くよ、全国へ
  
全国鉄道MAP
2,750円
日本書紀の記述に従って、その物語の流れを伝承地や文化財などのビジュアルと気鋭の研究者の解説で読み解き、日本という国の成り立ちを深掘りする。編纂1300年記念号。
大好評の昆虫特集、第2弾!!

今回も、美しさと楽しさいっぱいの昆虫の世界を一挙紹介。
それぞれの種のおどろきの生態や、暮らしの知恵、子孫を残すための方法などをダイナミックな写真とともに解説。
また、栗林 慧、海野和男、山口 進、今森光彦などの昆虫界を代表するレジェンド写真家を紹介するページや、昆虫の最先端研究、昆虫をテーマにしたアーティストなど、盛りだくさんの内容で、大人も子どもも楽しめる一冊に。

【執筆者】
丸山宗利(昆虫学者・九州大学総合研究博物館准教授)
尾園 暁(昆虫写真家)
工藤誠也(昆虫写真家・研究者)
小松 貴(昆虫学者・好蟻性生物写真家)
島田 拓(Ant Room代表)
永幡嘉之(自然写真家)
法師人響(昆虫写真家)
安田 守(自然写真家)

【構成】
◎昆虫礼讃!
甲虫/トンボ/ハエ・ゴキブリ/ハチ/カメムシ/チョウ/カマキリ

◎虫撮りの哲学
栗林 慧/海野和男/山口 進/今森光彦
尾園 暁/永幡嘉之/平井文彦/とよさきかんじ

◎昆虫のおどろきのくらし
隠れる虫たち/巣をつくる虫たち/暗闇の虫たち/
さくらんぼ畑のメメコバチ/冬虫夏草/グンタイアリの同居人たち

◎命をつなぐ
探す/交わる/新しい命

◎魅惑の昆虫学
昆虫分類学(丸山宗利)/行動生態学(坂本佳子)
昆虫生態学(大庭伸也)/文化昆虫学(保科英人)

◆コラム 虫愛づる表現者たち
 ・福田 亨(木工作家)
 ・舘野 鴻(画家・絵本作家)
 ・あまのじゃくとへそまがり(革作家)
 ・蛾売りおじさん(蛾作家)
 ・マメコ商会 佐藤マメコ(布作家)
 ・HODAKAHORA 松尾ほだか(生物造形作家)
 ・奥村巴菜(陶芸家)
 ・佐伯真二郎(昆虫農家)
 ・トガシユウスケ(イラストレーター)
 ・MIHANI 岸本かや(染色家)
0円
2,530円
ではもう一度、さようなら 町田康……6
おさんやきりぎりすやヴィヨンの妻や 伊藤比呂美……8
あなた似の父 室井滋……10
太宰治の生涯I……15
◉幼少時代 誕生─十三歳
大邸宅、大家族で育まれた孤独……18
タケ、キヱへの思い……20
異端の片鱗……22
◉中学、高校時代 十四歳─二十一歳
作家への萌芽……30
義太夫とマルキシズム……32
小山初代との出会い……38
太宰治の生涯II……41
◉転向、作家デビューへ 二十一歳─二十八歳
心中で生き残った者の苦悩……44
作家・太宰治の誕生……46
『晩年』の出版と芥川賞騒動……48
麻薬中毒、初代との別離……54
P001
太宰治の生涯III……65
◉文壇の旗手 二十九歳─三十七歳
開花する才能……68
美知子との結婚、三鷹時代……70
師弟交歓……82
多彩な作家活動……85
開戦と空襲、戦時下での創作……110
金木、疎開の家……112
終戦。新しいニッポン……114
戦後の三鷹時代……116
太宰治の生涯IV……119
『斜陽』執筆……122
流行作家への道……133
◉自死への誘い 三十八歳─三十九歳
苦悩の人、再び……134
終焉に向かって……140
二律背反する精神……143
桜桃忌……144
太宰治を悼む人々……146
太宰治の残したもの……148
最後の手記……150
太宰が好きでよく行っていた三鷹の跨線橋。
P002
名作探訪
【魚服記】人生を暗示する水のイメージ……50
【走れメロス】疾駆する文体の美学……74
【女生徒】女性一人語りの発見……78
【お伽草紙】戦時下に空想を羽ばたかせた傑作集……98
【ヴィヨンの妻】「無頼派」太宰の真骨頂……124
【桜桃】日常への恐怖と快楽の谷……128
【人間失格】「疎外感」からの飽くなき渇望……136

太宰治と絵と書……58

月見草の秘密 長部日出雄……86
第一級のユーモア小説─「姥捨」のこと 池内紀……88
「惚れたが悪いか」 池田香代子……90
アナーキーな祈り 鎌田慧……92
「太宰文学」いま・むかし 大河内昭爾……94
不良少年とキリスト 坂口安吾……102
「走れメロス」と熱海事件 檀一雄……103
「津軽」を歩く 渡部芳紀……104
五所川原の津島家と太宰治のこと 津島克正……166

太宰治作品
「満願」……152
「デカダン抗議」……153
「黄金風景」……155
主要作品紹介……158
太宰治を知る文学館・記念館……165
太宰治略年譜……168
○太宰治作品の引用については、『太宰治全集』(ちくま文庫/筑摩書房)を定本としました。
○表記は原則として新漢字、現代かなづかいにしました。
○引用、掲載作品は本誌編集部の選出によります。
○本書中に、今日の人権意識に照らして不適切と思われる表記がありますが、原文を尊重してそのままとしました。
表紙:1948(昭和23)年、三鷹の本屋にて。撮影・田村茂

1941(昭和16)年、三鷹の自宅付近にて。
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別冊太陽の内容

  • 出版社:平凡社
  • 発行間隔:不定期
  • 発売日:不定期
  • サイズ:A4変型判
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日本初の本格グラフィックマガジン、月刊『太陽』の創刊が、1963年。それから10年後、「よりデラックスな雑誌を」という読者の声に応え、別冊太陽はスタートしました。以降約半世紀に渡って、美、芸術、伝統・文化を圧倒的なビジュアルと貴重な資料で提供しています。

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