別冊太陽 発売日・バックナンバー

全112件中 76 〜 90 件を表示
2,640円
序文 うつりゆく日本女性のからだ
ーー明治初期から戦前の裸婦作品が映すもの 山梨絵美子 2

西欧との出会い
ーー渡欧画家たちの滞欧作品 三浦篤 6

裸婦にふさわしい場をさがして 山梨絵美子 14
黒田清輝 16
藤島武二 28
岡田三郎助 36
青木繁 42

情感とエロティシズムの表出
あるいは、造形の実験 蔵屋美香 50
萬鉄五郎 52
中村彝 62
村山槐多 66
小出楢重 72

日本画にみる裸婦 中村麗子 86
土田麦僊 88
甲斐庄楠音 94
川端龍子 98
小倉遊亀 102

日本の油絵の独自性に向かって 児島薫 110
梅原龍三郎 112
安井曾太郎 120
鹿子木孟郎 126
満谷国四郎 132

異国のまなざし
――パスキンというミッシング・リンク 林洋子 140
国吉康雄 142
藤田嗣治 148

コラム
男性の裸体 山梨絵美子 46
“ヘソ”から眺める日本の裸婦 河田明久 48
浴場の湿り、裸体の翳り 安村敏信 60
一枚の裸体画に秘められた物語ーー中村萬平と霜子 窪島誠一郎 71
破れかぶれと憂愁と――竹久夢二「青山河」 佐々木幹郎 82
刺青と裸体芸術 宮下規久朗 108
女性画家と裸婦 児島薫 136
藤田作品にみる「タルク」の発見と裸婦像の肌色 木島隆康 160

extra gallery 裸婦、ある視点
①まさにそこに在る背中、印象的に輝く背中 26
②後ろ姿、和洋それぞれ 34
③はだかでいることの必然と不思議 40
④からだだけ、その質量、その筆致 80
⑤裸婦が棲みやすい域 104
⑥横たわる裸身、画面を占める存在感 118
⑦白い布が、そこにある 130
⑧つまびらかに、つぶさに、爪先 161

素描 161

作家プロフィール 177
掲載作品索引 180
2,640円
土門拳 鬼が撮った日本
監修=藤森 武

土門拳の風貌 4
手でつかめる風景 8

第一章 時代と社会を射抜いた眼 17
顔(モチーフ)に肉薄せよ 18
文楽‐‐至芸の舞台に迫る 28
最初からプロだった 36
写真家デビューの仕事 早稲田大学卒業アルバム公開 44
異色のエロティシズム 50
戦後を駆け抜けたリアリズム魂 54
戦後の社会的リアリズムの時代 文=岡井耀毅 60
風の棲む町、酒田 文=佐高 信 写真=藤森 武 64
土門拳の撮った酒田 68
躍動するこどもたち 72
下町のこども 74
筑豊のこどもたち 80
ヒロシマは生きている 84

Domon Ken EPISODEⅠ 1909~1959
ぼくは日本一の写真家になるのだ 文=阿部博行 94
酒田での少年時代 94/絵の好きな少年 95/写真の世界に入る 95/明石町の大所帯 98/戦後の復興とリアリズムの追求 99/火柱の立つ思い 101/

第二章 日本の伝統美への挑戦 103
永遠を生きる仏像 104
東大寺 天平のロマン 118
古寺巡礼の名建築 126
室生寺にはじまり、室生寺におわる 134
古美術開眼 144
最後の巨匠たち 勅使河原蒼風・土門拳・亀倉雄策の三兄弟 文=重森執氐

Domon Ken EPISODEⅡ 1960~1990
ぼくは写真を撮り続けるのだ 文=阿部博行 160
不屈の闘志で挑んだ「古寺巡礼」 160/車椅子の視点で美を極める 163

花が逃げる 左手で描いた花の絵と書 166

コラム
日本工房時代の撮影指南役 熊田千佳慕 40
子どもが好きだった人 池田真魚 78
「鬼の土門」と「仏の土門」 江成常夫 92
こうして土門の仏像写真は生まれた 藤森 武 110
念の力 木幡朋介 123
限界をも超えた精神力 上甲ミドリ 130
まるでドラマのようだった撮影風景 136

◎特別寄稿
『ヒロシマ』と土門拳 柳田邦男 170
土門拳さんの思い出 堀 文子 172
本物を見る目を教えてくれた土門拳先生 浜 美枝 174


土門拳年表 176
土門拳記念館 作成=阿部博行 181
掲載作品索引 182


(Cap)
表紙:京都府郊外の妙喜庵で撮影中の土門。1973年12月 撮影=藤森 武
裏表紙:『ヒロシマ』より 原爆ドーム 1957年 撮影=土門拳

・表記は原則として、新漢字、現代かなづかいにしました。
・本書中の土門拳著作からの引用文については、カッコで初出の出典を入れた。
・雑誌と書籍のタイトルは二重カギカッコで示し、エッセイのタイトルは一重カギカッコで示した。
2,090円
鳳凰堂内の国宝本尊の背後に描かれ、現存する最大の王朝壁画で、仏画を超えた秀逸な風景画としても知られる王朝美の最高傑作。
2,750円
〈真珠〉は、人類が最初に出会った宝石であり、真珠の歴史はそのまま宝飾の変遷ともいえよう。
レアな天然真珠や養殖真珠、ハイジュエリー、アンティークパールの逸品などを美しい写真で紹介。
2,860円
日本にも多大な影響を及ぼした、高句麗壁画、高麗仏画、朝鮮王朝時代の宮中画・文人画や民画。
初公開の作品を多数掲載し、そのダイナミックな全貌を追う決定版!
2,530円
『阿房列車』の軽妙な紀行文で鉄道随筆の元祖と慕われる、我儘で頑固な百鬼園先生の、超一流の美学を通した生涯と、異彩の文学世界の魅力を余すところなく紹介したファン待望の保存版。
2,860円
春画の第2弾はカップルたちの組み合わせから絵を読み解く風俗大全。
その種類は全100項目! 女房と間夫、花魁と若旦那、船饅頭と客、殿様と腰元、医者と娘など、多彩に収録。
2,640円
江戸狩野派や国芳の浮世絵の域を超えて、独自の狂画の世界を確立した、幕末・明治期の絵師、河鍋暁斎(1831~89)。
様々な技法や奇抜な構想力を活かして、強烈な個性を発揮したその全貌を紹介。
2,640円
フランスの印象主義の画家、ピエール=オーギュスト・ルノワールの全体像を浮き彫りにする、
ファン必見の1冊。絵画作品約140点を紹介すると同時に、多くのポートレートや遺品類を収載、その人物像に迫る。
2,640円
宝石の中でも最も美しく人気があるダイヤモンド。その長い歴史や数々の名品、
博物館所蔵品から世界で流通しているハイブランドのものまで約250点を、
美しい写真とわかりやすい解説で紹介。
2,420円
ディック・ブルーナ、エリック・カール、クェンティン・ブレイク、ジョン・バーニンガム、
レイモンド・ブリッグス、M.B.ゴフスタイン。
6名の作家たちのプロフェッショナルな仕事術を大公開。
2,640円
2007年7月に世界遺産に登録された石見銀山。島根県の中央に位置し、
16世紀以来銀の採掘・製錬、鉱山町の発展、山道を通っての運搬、港からの積み出しまで、
自然環境と共生しながら歩んできたその歴史と文化を紹介。
2,860円
フランスの各美術館が所蔵するモネの絵画を大幅に撮り下ろし、
初期から晩年までの傑作約150点を一挙にカラーで収録。
その人生の変遷も詳細に紹介した、モネを知るための決定版。
2,860円
四季の移ろいを感じる季節の〈花〉と、土の器・銅器・ガラス・籠などの〈器〉、
いけた花をかざり眺める日本独自の〈場〉をキーワードとして紹介する。
心の「花」をいけ続けてきた川瀬敏郎の集大成版。
2,640円
人形アニメーション映画『死者の書』、TV放映の人形劇『三国志』や『平家物語』など、
現在も国内外で活躍している、
世界的な人形美術家・人形アニメーション作家の作品とその魅力を紹介。
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別冊太陽の内容

  • 出版社:平凡社
  • 発行間隔:不定期
  • 発売日:不定期
  • サイズ:A4変型判
美しいビジュアルと豊富な資料で、毎号一つのテーマを深く掘り下げて紹介します。
日本初の本格グラフィックマガジン、月刊『太陽』の創刊が、1963年。それから10年後、「よりデラックスな雑誌を」という読者の声に応え、別冊太陽はスタートしました。以降約半世紀に渡って、美、芸術、伝統・文化を圧倒的なビジュアルと貴重な資料で提供しています。

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