月刊栄養ニューズPEN 発売日・バックナンバー

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PEN2025年3月号目次
◆第26回日本褥瘡学会学術集会 開催
シンポジウム9 創傷とコラーゲンペプチドに関わる栄養研究の最前線
「高齢者のスキンフレイル予防における栄養の役割:疫学研究の知見」
・メタアナリシスでコラーゲンペプチド摂取による褥瘡改善が明らかに/
・コラーゲンペプチド摂取により高齢患者の皮膚角質水分量と粘弾性が増加/
・メタアナリシスでもコラーゲンペプチドによる角質水分量と粘弾性増加が報告/
・コラーゲンペプチドの褥瘡治療への応用とさらなるエビデンス構築が望まれる/
「コラーゲンペプチドの摂取および内因性コラーゲンの分解で生じるペプチドの構造と機能」
・コラーゲンペプチドはゼラチンの分解により生成される/
・コラーゲンペプチド摂取後の血中にはペプチド型Hypが増加する/
・Gly-Proは小腸粘膜酵素で分解され、血中には移行しない/
・創傷部位では内因性のコラーゲンペプチドが生成される/
・コラーゲンペプチドは線維芽細胞増殖を介して褥瘡を改善する/
「コラーゲンペプチドの皮膚構成成分への影響について」
・コラーゲンペプチドの生理機能解明にともない食品への応用が進む/
・経口摂取されたコラーゲンペプチドは血中に移行/
・コラーゲンペプチドはヒアルロン酸合成を促進する/
・コラーゲンペプチド摂取で皮膚角質水分量が増加/
・世界的にコラーゲンペプチド摂取の効果を検討した報告が増加/
<質疑応答>
◆REPORT 第26回日本褥瘡学会学術集会 開催
シンポジウム7 栄養のinとout(use)のバランスから褥瘡ケアを考える
「日本栄養・嚥下理学療法学会の紹介」
・嚥下障害は全身のフレイルや褥瘡とも関連/
・多職種によるリハビリテーション・栄養管理・口腔管理の三位一体の取り組みが必要/
・2025年9月に第11回日本栄養・嚥下理学療法学会学術大会開催/
「栄養理学療法の視点から考える褥瘡ケア」
・管理栄養士と理学療法士の情報共有に基づく介入が重要/
・褥瘡改善には攻めの栄養管理が有用だが、注意も必要/
・高齢者ではオートファジー機能不全でサルコペニアが起きる/
・十分なたんぱく質投与に運動を併用/
・運動は直接的な褥瘡改善効果を持つ/
・異化亢進時には守りの栄養管理、リハビリテーションを実施/
・守りの栄養管理と攻めの栄養管理を使い分け、褥瘡が改善/
・まとめ:褥瘡改善には運動と併用した攻めの栄養管理が必要/
「栄養のinとout(use)のバランスから褥瘡ケアを考える。特に栄養管理の基礎から」
・inとoutのバランスからエネルギー必要量を推算/
・腸管機能を評価し、栄養投与ルートを決定/
・嚥下調整食には多くの課題がある/
・嚥下障害患者のお粥摂取時のむせはゼリー化で対応/
・食事摂取には体位保持能力や食事姿勢も影響する/
・筋肉量の評価では患者の身体に触れて確認することも重要/
・感染・炎症制御で栄養管理もスムーズに/
・栄養管理プロセスを用い、モニタリングしながら栄養ケアを実施/
・多職種連携で口から食べることを目指す/
<総合討論>
◆連載エッセイ第13回
『栄養管理における看護、看護師に今から必要なこと』 矢吹浩子先生
◆学会情報

PEN2025年2月号目次
◆第30回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術集会 開催
シンポジウム2 誤嚥を繰り返す患者が食べたいと訴えた時
「事例の提示と臨床現場での葛藤」
・誤嚥性肺炎予防と患者の希望が相反/
・直接嚥下訓練を食事と捉え、楽しみにする患者の事例/
・訪問診療時のみ持ち込み食が許可された事例/
・患者の希望に対する倫理的配慮も必要/
「誤嚥を繰り返す患者が食べたいと訴えた時の倫理的葛藤への対処―生命倫理の立場から―」
・倫理的推論には論理的な根拠が必要/
・誤嚥性肺炎リスクを有する末期がん患者の事例/
・誤嚥性肺炎リスクを有するCOPD患者の事例/
・ジレンマはどちらも正解とはいえない2つの事例で選択を迫れられる/
・正解がない中で可能な選択を探る/
・事例ごとに相対善は何かを問い続ける/
・臨床倫理では同情ではなく共感が必要/
「食べることと法と倫理」
・病院の倫理的問題に対応する倫理コンサルテーション/
・医療での倫理問題には医療臨床倫理の4原則と4分割法が有効/
・誤嚥を繰り返すが胃瘻を拒否し、経口摂取を望む患者の事例/
・同一施設でも職種によって職業倫理が異なる/
・施設によっても倫理感が異なる/
・要介護4で誤嚥性肺炎リスクが高いが経口摂取を望む患者の事例/
・リスクを最小限にできる方法を模索し、患者は家族に説明する/
「倫理的葛藤に向き合い続けるためのセルフケア」
・患者をケアするためには医療者自身のケアも必要/
・医療者自身のケアにマインドフルネスが有用/
・マインドフルネスを臨床に応用するプログラムも実施/
・マインドフルネスを広める活動も行う/
◆REPORT 第11回日本時間栄養学会学術大会 開催
シンポジウム2 身体活動・運動の1日のタイミングから健康やパフォーマンスを考える
「時間行動学の視座からみた座位行動研究の潮流
・座位行動時間の長さは健康アウトカムに悪影響を与える/
・座位行動のブレイクで健康への悪影響を回避/
・正解各国のガイドラインでも座りすぎの是正を推奨/
・座位行動は低強度の身体活動と関連/
・週末のみの身体活動も健康を増進/
・座位行動の身体活動や睡眠への置き換えは健康リスクを低減/
・座りすぎ対策の産業化推進の必要性/「質疑応答」
「運動時の栄養摂取のタイミング―消化吸収の視点から考察―」
・運動直後の栄養補給は筋肉増進には有用だが、他臓器には有害/
・運動直後の栄養補給は胃内容排出が遅延/
・運動直後の栄養摂取で血液中の栄養素濃度上昇も遅延/
・運動直後の消化器系機能低下には交感神経活動やpH低下が関連/
・運動による胃腸障害は午後に増加/「質疑応答」
「筋肥大を加速! たんぱく質摂取の時間栄養学に基づくアプローチ」
・筋量は加齢とともに減少/
・筋肥大には各食事の均質なたんぱく質摂取が重要/
・朝食へのたんぱく質付加で筋量が増加/
・筋肥大には3時間ごとのたんぱく質摂取が有効/
・体重1kgあたり1.6g/日のたんぱく質を各食事で均等に摂取することが重要/
「アスリートに対するスポーツ栄養マネジメントへの時間栄養学の活用」
・スクリーニングで目的を明確にしてから栄養マネジメントを実施/
・クロノタイプで朝練前の栄養摂取不足問題への解決方法を考える例も多い/
・夜間にアルバイトする場合はアルバイト前に夕食を摂取/
・練習後の栄養摂取が不十分な場合、高強度運動が翌朝の血糖値低下をもたらす可能性あり/
・クロノタイプやフラッシュグルコースを活用しながらスポーツ栄養マネジメントを実施/
◆REPORT 第30回日本心臓リハビリテーション学会学術集会 開催
◎教育講演4 「摂食嚥下障害のリハビリテーション栄養」
・日本の高齢者の摂食嚥下障害研究は世界トップレベル/
・サルコペニアは筋肉量と筋力による評価に移行/
・医原性サルコペニアや入院関連サルコペニアも多数/
・高齢者ではサルコペニアの摂食嚥下障害も高率/
・サルコペニアの摂食嚥下障害予防には医原性サルコペニア予防が必要/
・リハビリテーション・栄養管理・口腔管理の三位一体の取り組みが有用/
・ガイドラインでもリハビリテーション・栄養管理・口腔管理の連携を推奨/
・リハビリテーション栄養ケアプロセスの活用でリハビリテーション栄養の質が向上/
・低栄養の原因を診断推論し、介入することが重要/
・カヘキシアが原因の摂食嚥下障害も多い/
・SGLT2阻害薬による低栄養にも注意が必要/
・栄養管理では体重を指標にしたゴール設定が重要/
・体重増加を目指す「攻めの栄養管理」が必要/
・心理面へのアプローチも重要/
◆学会情報
PEN2025年1月号目次
◆第11回日本時間栄養学会学術集会 開催
シンポジウム1 異なる周期の栄養学について考える
「健常女性における睡眠覚醒リズムの月経周期変動」
・性周期は動物種によって異なる/
・げっ歯類のメスでは性周期に伴い活動リズムが変化/
・末梢組織にも分子時計が存在/
・性周期は時計中枢であるSCNには影響しないが、子宮の分子時計には影響する/
・エストロゲンやプロゲステロンが時計遺伝子発現に関与/
・ヒトでも卵抱期にリズムが強くなる/
・性周期によるホルモン変動が活動リズムを変える/「質疑応答」
「クマ類の不思議な生態と生理」
・クマの冬眠は中途覚醒がなく体温低下はわずか/
・冬眠前に体脂肪を増やし、冬眠中は体脂肪を動員してエネルギー源とする/
・冬眠中に出産し、高脂肪、高たんぱく質の母乳で哺育/
・冬眠中には数日から十数日周期で体温と心拍数が上昇/「質疑応答」
「食欲のダイナミクス-時間栄養学からみた食欲の日内および季節変動-」
・様々な要因が食行動に影響/・朝方は食欲不振、夕方は可食が多い/
・空腹感の日内変動は概日的周期を持つ/
・グレリンやレプチンの日内変動が食欲の日内変動に影響/
・味覚や胃排出速度の日内変動も食欲に影響/・秋や冬には食欲が増進/
・食欲の季節変動には社会的要因やレプチンの季節変動が関与/
・外気温や食事の温度も食欲に影響を及ぼす/「質疑応答」
◆REPORT 第46回日本栄養アセスメント研究会学術集会 開催
特別講演「肝硬変における栄養アセスメント」
・肝硬変患者では低栄養とサルコペニアの早期発見が重要/
・肝硬変患者におけるGLIM基準での低栄養はサルコペニアや予後と関連/
・肝硬変患者ではたんぱく質とエネルギーの低栄養が予後を規定/
・アルブミン、Child-Pugh分類、サルコペニアの評価で栄養療法開始を判断/
・たんぱく低栄養の評価で栄養療法を開始/
・アルブミンとサルコペニアを基準にした栄養療法開始は妥当/
・サルコペニア合併の肝硬変患者に対するBCAA投与は予後を改善/
・肥満の肝硬変は予後が悪化/
・筋肉が減少した肝硬変患者に対するカルニチン投与は予後を改善/
・肝性脳症治療には非吸収性合成二糖類とリファキシミンを使用/
・不顕性肝性脳症検査に簡易ストループテストが有用/
・BCAA低下、サルコペニアあり、握力低下、低亜鉛血症はハイリスクの不顕性肝性脳症/
・不顕性肝性脳症では栄養アセスメントに栄養療法も重要/
・栄養療法、生活指導、薬物治療の三本柱が必要/
・多職種連携による栄養アセスメントと適切は治療が肝硬変患者の予後はQOLを改善/
◆REPORT 第30回日本心臓リハビリテーション学会学術集会 開催
◎国内交流委員会企画2「管理栄養士交流会:あなたならどう使う?心リハ指導士認定と栄養管理」講演
・心臓リハビリテーションの専門職として心臓リハビリテーション指導士を認定/
・心リハではCPX測定結果をもとに運動処方を決定/
・CPX測定結果や活動強度に応じたエネルギー補充が必要/
・減塩介入では定量化が必要/
・包括的な心リハには管理栄養士の心リハ指導士取得が有効/「質疑応答」
【ミーティング】
◆学会情報
PEN12月号目次
◆第6回日本在宅医療連合学会大会 開催
シンポジウム48 独居認知症患者の食支援
「独居認知症患者の食支援~在宅医の立場から~」
・独居認知症患者の栄養療法選択は困難/
・認知症患者では栄養評価ができず、栄養計画実践でも多くの問題が生じる/
・独居認知症男性患者の訪問診療依頼をきっかけに食支援を実施/
・初回に介入した支援者がその場で緊急性の高い問題から対応する/
・多職種が連携し、少しずつ支援を上乗せすることが重要/
「独居認知症利用者の食支援 関係機関との連携~ケアマネジャーの立場から~」
・認知症患者は衣食住に問題を抱える/
・独居認知症利用者への食支援では困っていることを把握し、それに応じた対応を行う/
・80歳代女性独居認知症利用者でホームヘルパーや行政の制度を活用しながら食支援を実施/
・独居認知症利用者では多職種連携が必要だが、ケアマネジャーの負担が大きい/
「独居認知症高齢者の食支援~地域包括支援センター看護師の視点から~」
・利用者本人や家族に加え、地域の人からの相談に対応/
・80歳代女性独居認知症利用者ではかかりつけ医の依頼をきっかけに食支援を開始/
・居宅療養管理指導による薬剤師訪問から始め、少しずつ介入を広げる/
・多職種で情報を整理し、サービス付き高齢者向け住宅入居へ/
・独居認知症利用者の介入では意思決定支援が重要/
「訪問看護師による独居認知症患者の食支援の実際」
・日常療法支援に食支援を含めて考える/
・処置だけの介入でも食事の確認が必要/
・必要な介入は患者により異なる/
・フェーズごとに多職種で検討し、食べることと生きることの支援が必要/
【総合討論】
◆REPORT 第30回日本心臓リハビリテーション学会学術集会 開催
ワークショップ18「栄養管理ワークショップ~心リハの知識を栄養管理にどう活かすか~」
「心臓リハビリテーションにおける栄養管理の必要性を考える」
・心臓リハビリテーションで行う介入は栄養管理と関連/
・多職種連携で早期離床と早期栄養を実施/
・急性新布瀬円患者の栄養管理に関するエビデンスは不十分/
・心臓リハビリテーションを考慮できる管理栄養士の増加が必要/
「栄養評価におけるCPX、脂肪燃焼量評価の検討」
・心臓リハビリテーションには栄養評価が必要/
・BMIとT,VO2から脂肪燃焼量(F値)を算出可能/
・F値を参考に、重視すべき介入を明確化/
・F値を活用した介入で栄養状態が改善/・結語
「心リハ指導士取得ダブルライセンスのメリット」
・各専門職の専門性向上が多職種チームの成長をもたらす/
・心不全療養指導士取得後、多職種連携が深化/
・心臓リハビリテーション指導士取得で幅広い介入が可能に/
・更なる資格取得者の増加が重要/
【質疑応答】【総合討論】
◆連載エッセイ第12回
『今、癌越しの栄養管理活動はどうなっているのか』その1
看護師/Hand in Hand代表 矢吹浩子先生
◆学会情報
PEN11月号目次
◆第30回日本心臓リハビリテーション学会学術集会 開催
合同企画3 日本病態栄養学会・日本心臓リハビリテーション学会 ジョイントセッション
「心臓リハビリテーションにおける栄養障害評価の必要性」
・多様性を示す高齢心不全患者では栄養障害評価が重要/
・心不全の病態そのものの多様性も拡大/
・心不全入院患者はフェーズごとに状態が悪化/
・栄養障害評価としてGLIM基準、CFS、NICEガイドライン、SNAQを実施/
・栄養障害評価の患者の変動把握が重要/
「心臓リハビリテーションにおける栄養療法の取り組み」
・高齢心不全患者ではフレイル、低栄養を考慮した栄養管理が必要/
・独自の栄養管理計画書を用いて栄養状態を評価/
・食事摂取量不足の患者には高エネルギー牛乳やパワー粥を提供/
・多職種による患者教育、地域連携推進も実施/
・近隣施設管理栄養士との連携が課題/
「徳島大学病院の心臓リハビリテーションでの栄養管理の取り組み」
・多職種のモニタリングによる栄養管理を実施/
・循環器内科入院患者は高齢で栄養不良/
・入院時に栄養不良の患者は入院中の栄養状態悪化が多い/
・食事調整や水分調整、退院後の栄養管理まで幅広く介入/
・多職種連携による栄養状態改善でQOL向上を目指す/
「当院における心臓リハビリテーション治療プログラム~急性期から外来まで~」
・急性期、回復期、維持期に分けて心臓リハビリテーションプログラムを実施/
・栄養スクリーニングに基づき、早期経腸栄養開始を目指す/
・減塩してもおいしく食べやすい病院食を提供/
・「総合討論」
◆REPORT 第6回日本在宅医療連合学会大会 開催
ワークショップ18「病院から在宅・施設への栄養情報提供」
「病院から在宅・施設への栄養情報連携の取り組みと推進」
・横浜市青葉区では在宅医療連携システム「あおばモデル」により栄養情報連携を実施/
・栄養ケア・ステーション以外で活動する管理栄養士の役割も重要/
・「あおばモデル」を活用し、多職種で患者に適した栄養管理を実施/
・近年の診療報酬改定では栄養関連の評価が充実/
・令和6年度診療報酬改定ではリハビリテーション・栄養・口腔の連携を推進/
・栄養情報連携の推進や在宅医療での栄養管理強化も実施/
・大和市でも栄養情報連携を実施/
・患者の栄養管理継続には多施設、多職種の連携が必要/
「在宅栄養管理における情報連携の現状と課題」
・栄養ケア・ステーションの認定を受け、在宅看護ともに栄養管理を提供/
・函館市周辺の医療介護連携システムとして医療介護連携支援センターを設立/
・ICTを活用したリアルタイム連携システムとして道南MEDIKAを構築/
・多様な患者が存在する在宅医療ではそれぞれの栄養管理計画が必要/
・在宅医療でのスムーズな栄養管理には栄養情報提供書が重要/
・かかりつけ医が管理栄養士と連携し、栄養情報提供を推進することが必要/
・多様性がある在宅医療では多職種連携と栄養情報提供書の活用が必須/
「在宅療養を支える栄養・口腔の情報共有の重要性」
・かかりつけ医と連携して、管理栄養士による居宅療法管理指導を実施/
・施設によって食形態の名称が異なる/
・ケアマネージャーは食事に関する情報提供を希望/
・在宅医療の患者の食形態は摂食嚥下機能に見合っていない/
・摂食嚥下機能に見合った嚥下調整食は重要だが、患者や家族には不評/
・在宅では病院のような対応ができないため食形態が変化/
・摂食嚥下機能評価の体制充実とその結果に基づいた食形態の情報提供が必要/
「栄養情報は病院と在宅を繋ぐ鍵」
・訪問看護ステーションや歯科と連携して在宅栄養管理を実施/
・在宅医療では病院からの栄養情報提供が重要/
・病院と在宅医療の栄養情報共有に対する関心は希薄/
・訪問看護に同行して栄養指導を実施/
・在宅には低栄養の患者が多いが、在宅栄養ケアの認識は低い/
・在宅ケアに携わるスタッフが栄養ケアの必要性に気づき、連携することが必要/
・「ディスカッション」
◆インタビュー 管理栄養士と看護師が連携して行う
        臨床栄養管理を支援するHand in Hand発足
 看護師/Hand in Hand代表 矢吹 浩子 先生
・管理栄養士と看護師の連携強化を目指す/
・効果的な臨床栄養管理には管理栄養士と看護師の連携が必要/
・栄養看護の啓発で看護師の栄養管理に対するモチベーションアップを図る/
・父の死をきっかけに看護師の栄養管理に対する関心の重要性を再認識/
・栄養投与量の不足でNitorogen Deathに/
・NST稼働認定施設でも適切な栄養管理が行われていない/
・看護師は「輸液」を「栄養投与」ととらえて輸液内容を把握すべき/
・栄養看護を中心に看護師ならではの栄養管理が必要/
・看護師、管理栄養士、一般向けの講演や勉強会を展開/
◆新製品情報
「クランベリーURゼリー」が75gの小容量タイプとして新登場」
◆学会情報

PEN10月号目次
◆第61回日本リハビリテーション医学会学術集会 開催
シンポジウム2「サルコペニア・フレイルのリハビリテーション医療と栄養管理」
「サルコペニア・フレイルの診断推論」
・後期高齢者ではサルコペニア、フレイル、低栄養の予防が必要/
・サルコペニア、フレイル対策では運動療法と栄養療法の複合介入を推奨/
・サルコペニア、フレイル、低栄養の原因診断も重要/
・原因の診断には診断推論が有用/
・直観的な非分析的推論に情報を解釈・検討する分析的推論を組み合わせる/
・食欲低下や薬剤の影響も評価/
・診断推論による多面的な原因の診断と多職種によるモニタリングが重要/「質疑応答」
「サルコペニア・フレイル患者への栄養管理」
・サルコペニア・フレイル対策ではエネルギーとたんぱく質の十分な摂取が必要/
・入院患者の多くはエネルギー摂取不足/
・食欲不振は低栄養、サルコペニア、フレイルを惹起/
・運動療法と栄養療法で食事摂取量が増加/
・リハビリテーション医療・栄養管理・口腔管理の三位一体の取り組みも有用/
・多職種での介入にはリハビリテーション栄養ケアシステムが有効/
・多職種によるエネルギー不足への介入が必要/「質疑応答」
「リハビリテーション医療・栄養管理・口腔管理の三位一体」
・リハビリテーション医療・栄養管理・口腔管理の三位一体の取り組みで嚥下機能が改善/
・令和6年度診療報酬改定でリハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算が新設/
・地域包括医療病棟入院料も新設、GLIM基準が要件化/
・リハビリテーション科医師によるリハビリテーション医療・栄養管理・口腔管理の三位一体の取り組みのコーディネートが重要/
・リハビリテーション領域による栄養、口腔のゴール設定がリハビリテーション栄養ケアプロセスの質を向上/
・SGLT2阻害薬使用状況確認も必要/
・サルコペニア患者の一部は悪液質を合併/
・体重を指標にした栄養のゴール設定が必要/
・熊本県は医科歯科連携の先進地/
・リハビリテーション医療・栄養管理・口腔管理の三位一体の取り組み拡大が課題/「質疑応答」
・「総合討論」
◆REPORT 第28回腸内細菌学会学術集会 開催
市民公開講座「腸内細菌の光と影;病気との関わり」
「健全な腸内細菌は感染症を予防する~新型コロナウィルス感染症を含めて~」
・細菌は死んだ細胞内でも増殖、ウィルスは生きた細胞内でのみ増殖/
・腸内細菌叢はヒト最大の細菌叢/
・日本人には海藻を分解する酵素を持つ腸内細菌が存在/
・腸内細菌叢の乱れはEHEC感染症と関連/
・プロバイオティクスはEHEC感染症による腸内細菌叢の乱れを是正/
・ロタウィルス感染症も腸内細菌叢と関連し、プロバイオティクスによる治療が有効/
・抗菌薬使用によるディフィシル菌の割合増加がCDIを惹起/
・プロバイオティクス投与でCDIが改善/・糞便移植もCDI治療に有効/
・COVID-19でも腸内細菌叢が変化/
・腸内細菌叢のディスバイオーシスが多彩な疾患の発症と関連/
「腸内細菌が関わる消化器疾患の最新情報」
・腸内細菌にはヒトに有用な善玉菌と害をもたらす悪玉菌が存在/
・腸内には100種類、40兆個の細菌が存在し、多くの疾患と関連/
・講師紡織による腸管粘膜透過性亢進と腸内細菌の変化がIBDを惹起/
・潰瘍性大腸炎の原因はFusobacterium varium/
・クローン病はヨーネ菌やAIECが原因/
・IBSは腸内の善玉菌減少で発症/
・大腸がん組織にはフソバクテリウムが多い/
・食道がんは歯周病菌と関連/・細菌の異常増殖によるエタノール産生がMASHを惹起/
・肝硬変患者の血中にはエンテロバクテリアが多い/
・膵がんもFusobacterium nucleatumと関連/
・糞便移植は腸内細菌の乱れによる疾患治療に有効/
・プロバイオティクスは腸管粘膜防御機能を修復、強化/
・腸内細菌叢の多様化が健康を維持する/
◆連載エッセイ 静脈経腸栄養分野の進歩を振り返って 第11回
 北美原クリニック 岡田晋吾先生
「チーム医療から栄養管理の世界に」
◆学会情報

PEN9月号目次
◆第69回日本透析医学会学術集会・総会 開催
ワークショップ6「基礎と臨床が連携するサルコペニアの病態解明とこれからの栄養管理」
「CKDの骨格筋萎縮のメカニズムUp-to-date」
・透析患者ではサルコペニアが多く、予後が悪化/
・サルコペニアは酸化ストレスと関連/・高結成AOPPs濃度はサルコペニアを反映/
・酸化型アルブミン率はサルコペニアの診断マーカーとして有用/
・尿毒素物質が酸化ストレスを誘発/・鉄剤も酸化ストレスと関連/
・酸化ストレスはHGFの機能不全を介して筋再生を抑制/
・エダラボン搭載ナノ粒子による筋肉へのドラッグデリバリーシステムを開発/
・エダラボン搭載ナノ粒子で筋萎縮が改善/
・CKD患者の酸化ストレス除去においてエダラボン搭載ナノ粒子の臨床応用に期待/「質疑応答」
「栄養代謝面からみたCKDの骨格筋萎縮メカニズム」
・CKDではPEWがサルコペニアを促進/
・エネルギー代謝異常がPEW、サルコペニア、フレイルを惹起/
・腸管や脳の尿毒素物質蓄積も筋萎縮を促進/
・透析患者は筋持久力が低下/
・CKDでは筋萎縮や筋繊維タイプの変化が特徴/「質疑応答」
「透析患者におけるサルコペニアと栄養障害の関連」
・透析患者のサルコペニア合併は予後悪化につながる/・透析患者ではPEWも問題/
・高NRI-JHスコアは死亡リスク上昇/・NRI-JHはサルコペニアと強く関連/
・栄養障害は血管石灰化も促進する/
・栄養障害、サルコペニア、フレイルに対する総合的な介入が必要/「質疑応答」
「Volume Watchから算出した筋肉量は透析患者の予後因子として有用化?
~総死亡と心血管死亡における解析~」
・透析患者における筋肉量測定が重要/・Volume Watchで簡便に筋肉量測定が可能/
・VW-筋肉量は死亡リスクと関連/
・透析患者の栄養管理指標としてVW-筋肉量が有用/「質疑応答」
「透析患者に対するリハビリテーション栄養とサルコペニア予防」
・透析患者における運動療法の筋肉量改善効果のエビデンスは乏しい/
・低栄養の透析患者では運動療法の効果が減弱/
・運動療法と栄養療法の併用は筋肉量増強効果が乏しい/
・運動療法、栄養療法を併用したHDFで筋肉量が増加/
・運動療法、栄養療法に加え透析の工夫が必要/「質疑応答」
「透析患者における加齢男性性腺機能低下症とサルコペニア」
・LOH症候群で死亡リスク上昇/
・LOH症候群の病態はサルコペニア、フレイルと類似/
・透析患者のテストステロンは低値/
・透析患者におけるテストステロン投与で臨床パラメータが改善/
・透析患者におけるテストステロン投与の効果を検討/
・透析患者に対するテストステロン投与はPEW、サルコペニア、フレイルの改善が期待できる/「質疑応答」
◆REPORT 第61回日本リハビリテーション医学会学術集会 開催
シンポジウム37「重症疾患患者に対する急性期の栄養管理とリハビリテーション医療」
「生理学から考える急性期の栄養管理とリハビリテーション医療」
・栄養素によって代謝経路は異なる/・筋たんぱく合成には必須アミノ酸が必要/
・運動は筋たんぱく合成を促進/・筋疲労を考慮した運動が重要/
・運動時にはエネルギー源として適切な栄養供給が必要/
・急性期栄養療法ではoverfeedingの回避とエネルギー負債の抑制が必要/
・重症患者では筋萎縮が亢進/
・適度な強度の早期リハビリテーションが筋肉減少を抑制/
・重症患者でも早期リハビリテーションおよび栄養療法が必要
「ガイドラインから考える急性期の栄養療法とリハビリテーション医療」
・急性期の栄養療法とリハビリテーションでICU-AWを抑制/
・各国ガイドラインでも早期栄養療法開始を推奨/
・予後改善には十分なたんぱく質投与も重要/
・筋肉量減少抑制には栄養療法に加えリハビリテーションが不可欠/
・多職種による栄養療法とリハビリテーションの連携が有用/
・重症患者でもリハビリテーションを向上できる患者が多い/
・患者の状態に合わせて早期栄養療法とリハビリテーションの実施が必要/
「急性期の栄養管理とリハビリテーション医療の未来」
・早期離床やリハビリテーションはICU-AW抑制に有効/
・重症患者の認知機能障害にはせん妄が関連/
・より早期のリハビリテーションを推奨/
・リハビリテーションプロトコルは多職種によるリハビリテーション実施を促進/
・積極的な離床が有害事象を増加させる報告もある/
・自動訓練は他動訓練よりも訓練強度が高い/
・異化が亢進する超急性期には少量のエネルギー投与が望ましい/
・早期離床・運動療法と栄養療法に加えて、せん妄対策や嚥下評価・訓練が必要/
「総合討論」
◆REPORT 第61回日本リハビリテーション医学会学術集会 
教育講演36「リハビリテーション診療における栄養療法」
・回復期リハビリテーション病棟では低栄養が高率/
・令和6年度診療報酬改定ではGLIM基準導入を推進/
・GLIM基準は世界初の低栄養診断の国際基準/
・成人を対象とした低栄養評価ツールMUST/
・急性期に適した栄養スクリーニングツールNRS2002/
・高齢者に特化した栄養スクリーニングツールMSA-SF/
・四肢の除脂肪体重指数はAWGSがアジアのカットオフを設定/
・炎症評価にはCRPが有用/
・筋肉量増加にはエネルギーとたんぱく質の摂取も必要/
・回復期リハビリテーション患者の半数はサルコペニア/
・サルコペニア合併で予後が悪化/
・サルコペニア治療では原因に応じた介入が必要/
・多職種でリハビリテーション栄養を実施/
・エネルギー摂取量増加で体重を維持、自立歩行を獲得/
・補助栄養食品透過と経腸栄養で褥瘡を改善、歩行器歩行を獲得/
・エネルギー摂取量調整で体重を減少、屋内歩行を獲得/
・栄養状態にあった運動負荷の提供が必要/「質疑応答」

PEN8月号目次
◆第46回日本造血・免疫細胞療法学会総会 開催
ワークショップ2「リハビリ+NST」
「造血幹細胞移植における当院の経口摂取の現状と取り組み」
・移植後早期の経口摂取移行が予後を改善/
・管理栄養士を中心に経口サポートを実施/
・グルタミン補給でCMV感染を抑制/
・マグネシウム強化ふりかけ付加で低マグネシウム血症を予防/
・食材や調味料の安全性を検討し、低菌食のメニューを拡大/
・多職種連携で経口摂取を推進/「質疑応答」
「同種造血幹細胞移植における経鼻移管栄養の現状と課題」
・経腸栄養が移植後のアウトカムを向上/
・経鼻胃管による経腸栄養を移植患者全例に実施/
・患者の状況に応じて経腸栄養開始時期や経腸栄養剤を決定/
・栄養摂取量の増加は非再発死亡を抑制/
・至適投与量や経鼻胃管挿入時期はさらなる検討が必要/
・経鼻胃管を用いた経腸栄養は経口摂取量増加に有用/「質疑応答」
「同種造血幹細胞移植におけるプレバイオティクス摂取の意義」
・腸内細菌叢の多様性と予後が関連/
・糞便移植はプロバイオティクス、プレバイオティクスで腸内細菌叢の多様性を維持/
・プレバイオティクスによるGVHD抑制効果を検討/
・プレバイオティクスは急性GVHDを抑制/
・粘膜障害や急性GVHD抑制を目的に水溶性食物繊維を付加/「質疑応答」
「移植領域におけるサルコペニアに対する評価および介入戦略~リハビリテーション×栄養の可能性を探る~」
・サルコペニアは予後不良と関連/
・骨格筋量に加え骨格筋質も予後に関連/・高齢移植患者では筋質が低下/
・移植後の身体活動量増加が必要/・運動だけでなく栄養管理も重要/
・リハビリテーションスタッフと管理栄養士の連携が必要/「質疑応答」
「高齢移植患者におけるリハビリテーションの重要性と注意点」
・高齢移植患者は身体的機能や精神的機能が低下/
・移植後の身体機能低下は生命予後を低下させる/・うつ状態も生存率に関連/
・せん妄は認知機能低下、QOL低下、生命予後悪化を惹起/
・多職種による社会的側面へのアプローチも必要/
・移植患者へのリハビリテーションは多くの効果をもたらす/「質疑応答」
◆REPORT 第69回日本透析医学会学術集会・総会 開催
ワークショップ4「急性腎障害における栄養療法」
「急性腎障害における栄養療法に関するエビデンス」
・AKIでは栄養障害を合併する/・AKIに対する栄養療法のエビデンスは低い/
・AKI患者におけるたんぱく質投与量はさらなる検討が必要/
・AKI患者では段階的なエネルギー投与量増量が必要/「質疑応答」
「急性腎障害における栄養療法の実際~エネルギー量・蛋白量を中心に~」
・重症患者では4日目以降にエネルギー消費量相当のエネルギー投与を推奨/
・カテコラミンインデックス10以下であれば経腸栄養が可能/
・絶食による静脈栄養管理は腸管免疫機能低下と関連/
・CRRTでアミノ酸が除去されるが、生体内から供給される/
・吸収、代謝の観点では経腸栄養が望ましい/「質疑応答」
「急性腎障害における微量元素・ビタミン欠乏の病態」
・急性期病態ではビタミン、微量元素が減少/
・CRRT施行患者に対するビタミン、微量元素補充のエビデンスは不足/
・CRRT施行中の末梢静脈栄養患者でセレンが減少/
・微量元素やビタミンの欠乏症状を見極めたうえで補充が必要/「質疑応答」
「急性腎障害の栄養療法~病棟における管理栄養士の役割~」
・専任管理栄養士が栄養スクリーニングや栄養管理を主導/
・エネルギー投与量やたんぱく質投与量はリフィーディング症候群のリスクとCKDの有無を評価して設定
・AKI患者では腎機能改善や栄養投与開始による電解質低下に注意が必要/
・急性期病棟ではAKIやリフィーディング症候群を考慮した栄養管理が必要/
・急激な減塩により腎機能が低下/
・病棟では入院前の食生活を考慮した栄養管理が必要/「質疑応答」
「AKIにおける運動・栄養療法の基礎研究」
・AKIでは筋肉が減少/・AKIモデルマウスで運動とBCAA付加が筋肉減少を抑制/
・AKIモデルマウスの筋肉減少にはミオスタチンが関与/
・AKIにおける骨格筋萎縮抑制に運動療法と栄養療法、ミオスタチン阻害薬が有用となる可能性/「質疑応答」
◆REPORT 健康博覧会2024(第42回)開催
 S-24「あなたの健康を左右する食の選択 日本の農産物を活用した食品機能研究」
・農産物の機能性に関する研究を推進/・生鮮食品の機能性表示に貢献/
・リンゴの機能性表示に対する研究を実施/
・新たな測定方法の開発でリンゴの機能性表示範囲拡大に成功/
・沖縄野菜ではGABAを多く含むヘチマで機能性を表示/・納豆の健康機能性を解明/
・タマネギでは新規の機能性を証明/
・ケルセチンを多く含むタマネギで機能性表示を実現/
・大麦では加工と機能性の関連についての研究を推進/
・日本食の食事パターンは循環器系疾患による死亡リスクを低下/
・介護食に適した物性の米粉を開発/
・美味しさのポイントの総合的評価を実現/
・食によるWell-beingの実現を目指す/
◆新製品情報
 ゼリーシリーズの高たんぱくカップゼリーが新登場
◆学会情報
PEN7月号目次
◆JSPEN2024 合同パネルディスカッション6 
「がん治療と栄養」
「胃癌術後の体組成変化に対する課題と今後の展望」
・胃がん術後の体重減少、筋肉量減少は予後不良と関連/
・胃がん術後の栄養療法は体重減少を抑制/
・胃全摘例では食事摂取量低下が増大/
・体重減少、筋肉量減少に対する有効な介入方法の検討が必要/「質疑応答」
「胃癌周術期における栄養サポートの重要性~胃切除後の体重減少を軽減して生存率とQOLの向上を目指す~」
・胃がん術後の体重減少は生存率に関連/
・胃がん術後の成分栄養剤付加で体重減少抑制/
・栄養サポートに加えて運動療法も実施/
・胃がん術後の栄養サポートは化学療法完遂率を向上/「質疑応答」
「膵頭部癌における予後予測因子としてのサルコペニアの有用性の検討と予後改善に向けた取り組み」
・膵がん患者のサルコペニアは予後不良と関連/
・低LMR、CA19-9低値、低握力は予後不良因子/
・握力+LMRは予後予測能が良好/
・リハビリテーションは栄養療法のサルコペニア対策で予後が改善/「質疑応答」
「膵癌患者における周術期栄養療法の重要性」
・高栄養リスク患者は予後不良/・PEIが栄養障害を惹起/
・栄養療法実施で予後を改善/・術後の膵酵素補充療法も必要/
・膵がんでは術前からの栄養療法が重要/「質疑応答」
「総合討論」
◆REPORT 第39回日本臨床栄養代謝学会学術集会(JSPEN2024)開催
合同パネルディスカッション2「栄養と腸内微生物」
「小児疾患における腸内細菌叢への影響と治療」
・腸内細菌叢は成長とともに変化/
・新生児でプロバイオティクスを用い正常な腸内細菌叢形成を促進/
・新生児、小児へのシンバイオティクス、プロバイオティクスで下痢が改善/
・小児の便秘に対するプロバイオティクスの効果か未知数/
・呼気中水素濃度で小腸内細菌異常増殖を診断/
・小児へのシンバイオティクス、プレバイオティクスは有用/「質疑応答」
「進行食道癌に対する集学的治療成績の向上を目指したシンバイオティクスによる腸内環境制御」
・食道がん患者では腸内環境が悪化/
・食道がん患者周術期のシンバイオティクスは術後感染性合併症を軽減/
・単施設のRCTで術前DCF療法中のシンバイオティクス投与は有害事象を軽減/
・多施設のRCTで術前DCF療法中のシンバイオティクスおよび経腸栄養投与は好中球減少および下痢を軽減/
・Anaerostipes hadrusとBifidobacterium pseudocatenlatumは有害事象を抑制できる可能性がある/
・食道がん集学的治療の合併症対策にシンバイオティクスは有用/「質疑応答」
「院内感染対策と腸内細菌叢」
・医療関連感染では薬剤耐性菌対策が課題/
・腸内細菌叢への介入は医療関連感染対策の一つになる/
・CDI対策としてプロバイオティクスによる腸内細菌への介入も考えられる/
・プロバイオティクスはCDI発症を抑制/
・糞便移植はCDI再発を抑制するが、現時点では推奨されず/
・医療関連感染症対策の一環として行う腸内細菌叢への介入は有用/「質疑応答」
「長寿・健康と腸内微生物叢」
・細菌学の発展とともに腸内細菌叢の解明が進展/
・腸内細菌叢は年齢とともに変化/
・長寿者に特異的な腸内細菌叢が存在/
・腸内細菌叢の相違と食事内容の相違は関連しない/
・腸内細菌叢は老化にも関連/・腸内細菌叢は多彩な疾患と関連/
◆Interview 第11回日本時間栄養学会学術大会開催 大会長インタビュー
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授 髙橋将記先生
「時間栄養学:体内時計をおうりょして栄養や食事を「いつ」摂取するかを考える学問」
「時間栄養学の社会実装を目指す」
「本体会を契機に時間栄養学の社会実装を促進」
「東京工業大学でも時間栄養学研究を実施」
「シンポジウム1では異なる時間単位の栄養学を検討」
「シンポジウム2は身体活動・運動の1日のタイミングと健康・パフォーマンスを議論」
「シンポジウム3では時間栄養学における産官学連携を議論」
「特別講演では精密栄養学の視点で時間栄養学を考える」
「教育講演は大規模データから得た時間栄養学的知見を伺う」
「懇親会を中心に交流の場も設定」
◆REPORT 第39回日本臨床栄養代謝学会学術集会(JSPEN2024)開催
特別講演
「食文化―国土と人間の共進化の視点から」
・海外でも和食は高評価/・和食のルーツは縄文時代/
・五穀に感謝する日本の文化/・自然と人間が支えあいながら進展/
・日本の食料自給率は主要先進国最低/・大規模農業は低効率/
・大量消費で日本の農業が壊滅/・インターネット通販により小規模農業が実現/
・都市型体験農園も拡大/高齢者の就農と地産地消で食糧自給率が上昇/
◆学会情報
PEN6月号目次
◆第39回日本臨床栄養代謝学会学術集会(JSPEN2024) 開催 
◎シンポジウム3「ISO80363-3のその後」
「ISO80369-3経腸栄養関連コネクタへの切り替えのその後」
・2022年にISO80369-3へ完全切り替え/
・新規格コネクタは接続部の汚染が課題/
・事前準備で困難なく移行が完了/「質疑応答」
「ISO80369-3対応コネクタ導入後、3年が経過した当院の現状報告」
・コネクタ接続部汚染による固着が続出/
・コネクタ接続部の汚染を軽減する新型キャップを導入/
・コネクタの種類の情報共有不足によるトラブルが発生/
・消化管カテーテルの目的外使用が多発/
・新規格コネクタに対応したマニュアルの周知が必要/「質疑応答」
「相互接続防止コネクタの経鼻栄養カテーテルにおける濃厚流動食通過速度検証と速度に影響を与える要因の検討」
・新規格コネクタでは濃厚流動食の通過速度が低下/
・製剤の組成や形状の安定性も通過速度に影響/
・新規格コネクタでは製剤の特性を考慮した濃厚流動食の選択も重要/「質疑応答」
「ミキサー食注入における新コネクタの導入と臨床経験」
・2020年に新規格コネクタ導入、2021年に完全移行/
・愛知県内では約6割の施設で新規格コネクタ切り替え完了/
・新規格コネクタ導入後に接続部の外れや閉塞が減少/
・旧規格コネクタ使用時の説明、同意に課題/「質疑応答」
「ISO国際会議への参加報告」
・ISO80369シリーズ導入における世界と日本の違い/
・ISO80369-6では強篏合や割れることによる液漏れ、製品供給などに課題/
・日本では経腸栄養分野の旧規格コネクタも当面使用を継続/
・ISO80369シリーズは規格の意義と医療安全、患者の権利を踏まえた判断が必要/
「質疑応答」
◆REPORT 第27回日本病態栄養学会年次学術集会
コントラバシー1「肥満高齢者の減量は必要か?不要か?」
「肥満高齢者の減量は必要」の立場から
・高齢者は痩せだけでなく肥満でも死亡率情報/
・筋肉減少と内臓脂肪蓄積を伴うサルコペニア肥満が高リスク/
・運動療法と食事療法の併用が身体機能を向上/・エネルギー制限は老化を抑制/
・エネルギー制限と非必須アミノ酸付加が腎機能を保持しつつ寿命を延伸/
・低糖質食は寿命に悪影響を与えるが、通常食による減量は有用/
・高齢肥満患者への適切な方法による減量は健康寿命を延伸/
「肥満高齢者の減量は不必要」の立場から
・高齢者の肥満に関するエビデンスは不足/
・高齢者では高BMIによるリスクが小さい/
・体重、BMI低下は認知症リスクを上昇/
・体重減少や痩せは負のアウトカムと関連/
・骨格筋量が少ないサルコペニア肥満で死亡リスク上昇/
・高齢者に対する減量により筋肉が減少/
・運動療法を食事療法の有用性を示した報告の介入は臨床での実施が困難/
・高齢者の体重減少には負のアウトカムがあり、減量は不必要/
「総合討論」
◆企業紹介
「株式会社 明治」
・高栄養食品事業の概要/・おかげさまで40年/・新しいコンセプトの流動食展開/
・「メイバランスMiniカップのミルクテイストシリーズ」/
・「明治MICHITASカップ」/・災害備蓄・感染対策/
・ファーストチョイス流動食の提案/・発酵乳×栄養のチカラ/
・積極的な海外展開を推進/・日本未発売のプレーン風味(原味)を新発売/
◆学会情報
PEN5月号目次
◆第27回日本病態栄養学会年次学術集会 開催 
◎合同シンポジウム2「診療報酬と栄養」(日本健康・栄養システム学会との合同)
「基調講演 栄養ケアから見た診療報酬・介護報酬」
・高齢者の低栄養だけでなく食べる楽しみの確保も重要/
・栄養ケア・マネジメントはQOL向上が目標/
・栄養ケア・マネジメントの普及には診療報酬、介護報酬などへの制度化が必要/
・健康・栄養システム学会では診療報酬改定で多くの提案を実施/
・令和6年度診療報酬、介護報酬同時改訂ではリハビリテーション・機能訓練、口腔、栄養の一体的取り組みを評価/
・栄養ケア・マネジメントの推進で栄養状態改善を目指す/
「介護報酬改定に向けたエビデンス構築と実務への実装(栄養ケア・マネジメントに関する研究を中心に」
・介護報酬改定でも栄養管理の加算が増加/
・介護報酬改定に向けたエビデンス構築と提案を実施/
・栄養ケア・マネジメントの業務への実装と継続的な改善が必要/
・ミールラウンド、栄養ケア・マネジメントの強化、栄養・口腔・リハビリテーションの一体的取り組みで入院率が低下、在宅復帰率が増加/
・現場の気づきからエビデンスを構築し、介護報酬や医療報酬改定につなげる取り組みが必要/
「診療報酬改定と医療職域のビジョン」
・診療報酬改定ごとに栄養関連の加算が充実/
・診療報酬改定の根拠となるエビデンス構築や病院管理栄養士のビジョン作成を実施/
・管理栄養士病棟配置で栄養関連加算の算定が増加/
・令和6年度診療報酬改定、介護報酬改定に向け要望を提出/
・診療報酬改定への反映を目指し、今後も実態調査を推進/
「介護報酬改定における介護データベースワーキングからの提案」
・令和3年度介護報酬改定で栄養関連の評価が増加/
・若年女性の痩せが将来の骨粗鬆症増加を惹起/
・介護職域でもエビデンス構築とビジョン作成を開始/
・診療報酬や介護報酬の実装には経営者への啓発も必要/
・介護報酬改定の結果を活用し、改善結果のデータベース化を推進/
【総合討論】
◆REPORT 第27回日本病態栄養学会年次学術集会
シンポジウム5「企業で働く栄養士に必要な基礎知識」
「医療機関で栄養指導を受けた方々からの電話相談の現状 ~食べる喜び・不安、食事を選ぶ楽しみ・迷い、に寄り添う栄養士になるために~」
・在宅患者へ介護食品や栄養補助食品を通信販売/
・利用者の不安解消に電話相談窓口を開設/・電話ではコミュニケーションスキルが重要/
・まずは丁寧な聞き取りを実施/・必要に応じて受診や地域包括センターへの相談を提案/
・相談内容を定期的に振り返り、スキルアップ/・学会参加など知識の向上も重要/
「給食受託企業で勤務する管理栄養士の実際の業務と必要となる知識とスキルについて」
・全国の病院薬5,400施設に給食を提供/
・栄養摂取だけでなくQOL向上の観点でも食事が重要/
・多くの部門が連携し、多彩な食種を供給/
・外部加工品利用など新調理システムも普及/
・世界の飢餓や栄養問題、食物アレルギーへの対応も重要/
・食事の文化的役割を果たすためのスキルが必要/
「ドラッグストアで働く栄養士に求められる知識とスキル」
・静岡県内で100店舗の薬局を展開/
・ドラッグストアの管理栄養士が栄養指導など幅広い活動を実施/
・行政と連携したイベントも開催/・コミュニケーションスキルと発信力が重要/
・ドラッグストアの管理栄養士の職域拡大で地域の健康増進に貢献/
「労働衛生機関における管理栄養士の役割と必要とされる知識とスキル」
・労働者の健康維持に健康診断などを実施/
・対人スキル、アセスメント能力、パソコンスキルも必要/
・ロールプレイングや研修会で管理栄養士のスキルを標準化/
・アウトカム評価への対応や中堅スタッフのスキルアップでよりよい指導を実現/
【ディスカッション】
◆REPORT第39回日本臨床栄養学会総会 会長特別企画 政策セミナー
「令和6(2024)年度診療報酬改定の方向性について」
 演者:厚生労働省 保健局医療課 日名子まき氏
・令和6年度診療報酬改定は+0.88%とされ、医療従事者のベースアップにも対応/
・診療報酬と介護報酬の同時改定に向け意見交換会で意見を集約/
・栄養関連の評価・加算は拡充を重ね、今回の改定も増強/
・入院基本料の見直しで標準的な栄養評価と退院後の生活を見据えた栄養管理を促進/
・リハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算を新設し、急性期病院でリハビリテーションと栄養管理を推進/
・地域包括医療病棟入院料新設で高齢者の救急患者受け入れ態勢の充実を促進/
・回復期リハビリテーション病棟の栄養管路の要件を強化/
・療養病棟では経腸栄養管理加算を新設し、経腸栄養の実施を促進/
・栄養情報連携料新設で医療機関から介護施設等への栄養情報的京と連携を深める/
・在宅での栄養指導を充実するため訪問栄養食事指導の体制整備を要件化/
・多職種連携による栄養管理推進で患者の早期回復・QOL向上を目指す/
◆学会情報
PEN4月号目次
◆食育健康サミット2023 開催 
◎「“将来の自分”を意識した生活習慣の重要性
  ~小児期・若年期からの「日本型食生活」を通した健康づくり~」
「はじめに」
・平均寿命と健康寿命の差の短縮が必要/・健康維持には健康な食事が重要/
・妊婦、子供の栄養が高齢者の健康にも影響/
「胎児期から始まる小児・思春期の健康課題」
・胎児期の栄養が成人期の健康と関連/
・胎児期の低栄養はインスリン抵抗性を惹起/・母体環境悪化でハイリスク妊娠が増加/
・日本の若年女性は痩せが多く、低出生体重児も増加/・ARTの子供で肥満が増加/
・臍帯血レプチン濃度が子供のアディポシティリバウンドを予測/
・妊娠期・乳幼児期にバランスの良い食事摂取が必要/
【質疑応答】
「こどもの生活習慣病と食の重要性」
・子供でも生活習慣病予防が重要/・子供の肥満が増加/
・肥満はメタボリックシンドロームの判定は成人と小児で異なる/
・子どもでも肥満により動脈硬化が進行/
・魚の摂取は血管壁肥厚亢進や抑うつ傾向を抑制/
・イソフラボンやタウリン摂取は肥満を抑制/
・子どもでも肥満により腸内細菌の多様性が減少/
・魚を主菜とした和食「さ・わ・や・か・ダイエット」が子どもの肥満を抑制
・和食中心の食生活は子供の健やかな発達に有益/
【質疑応答】
「若い女性のやせと健康リスク」
・日本の若年女性の痩せは先進国で最も高率/
・若年女性の痩せが将来の骨粗鬆症増加を惹起/
・食事摂取量が少なく、身体活動量も少ない痩せで糖尿病リスクが増加/
・痩せの妊娠は子どもの死亡率増加、メタボリックシンドロームを惹起/
・中学生、高校生時代の運動経験が高齢者の骨密度や筋力に影響/
・十分に食事を摂取し、十分な運動をするエネルギー高回転型の身体づくりが重要/
・日常生活における細切れの身体活動も健康維持に有用/
・若年女性の痩せ志向を是正する対策も必要/
【質疑応答】
「将来の健康を見据えた栄養と食事」
・日本では食事の改善で長寿を獲得/
・エネルギー制限はメタボリックシンドローム対策が必要になる中高年期で有用/
・妊娠期から成長期の栄養が重要/・腸内細菌叢の多様性は加齢とともに上昇/
・食育では学校給食が重要な役割を果たす/
・健康寿命の延伸では病気や障害を持っていても残された機能で健康に生きることが必要/
・健康寿命延伸にはメタボリックシンドローム対策からフレイル対策へのギアチェンジが必要/
・日本食は健康で環境負荷も少ない/
【質疑応答】
◆REPORT 第45回日本臨床栄養学会総会 第44回日本臨床栄養協会総会 第21回大連合大会
シンポジウム4「抗疲労・健康増進ソリューション」
「ビタミンDの健康との関り及び
 ビタミンDを通じた健康増進のためのツール開発について」
・ヒトのビタミンD供給源は皮膚が中心/・体内のビタミンDには多彩な要因が影響/
・日本人の多くはビタミンDが欠乏または不足/・ビタミンD欠乏は骨の異常を惹起/
・ビタミンDは生活習慣や妊婦の健康とも関連/
・ビタミンDは動脈硬化を抑制/・ビタミンD欠乏リスクを把握できる質問票を開発/
・ビタミンD栄養状態に応じて適切なビタミンDサプリメント摂取が必要/
【質疑応答】
「酒粕エキスおよび含有単一成分による抗炎症活性およびヒト気分改善効果に関する研究」
・脳内の細胞バランスの乱れが神経炎症を惹起/・NG2グリアは炎症を抑制/
・酒粕エキスは炎症性サイトカインの遺伝子発言を抑制/
・酒粕エキスに含まれるGPCも炎症性サイトカインの遺伝子発現を抑制/
・酒粕エキス、GPCはやる気を向上/
・酒粕エキス、GPCは脳の炎症抑制を介し、やる気を改善/
【質疑応答】
◆REPORT第45回日本臨床栄養学会総会 第44回日本臨床栄養協会総会 第21回大連合大会
特別講演2「医療的ケア児の母として」衆議院議員 野田聖子先生
・息子は身体障害と知的障害を併せ持つ/
・人工呼吸器、酸素生成器、加湿器の使用で自宅での生活が可能に/
・人工呼吸器や酸素生成器を持参して旅行に出かける/
・胃瘻からの栄養は栄養剤をやめ、夫手作りのミキサー食に変更/
・自力でのカニューレ交換をトレーニング中/
・医療的ケア児への対応を平準化するため医療的ケア児支援法案を提案/
◆学会情報
PEN3月号目次
◆第72回日本アレルギー学術集会 開催 
◎シンポジウム1「マイクロバイオームとアレルギー疾患」
「小腸の腸内細菌叢とアレルギー疾患」
・腸内細菌叢は食物アレルギーと関連/・ディスバイオーシスを是正する治療も普及/
・腸内細菌叢は衛生仮説の機序にも関連/・食物アレルギー患者では酪酸産生菌が減少/
・ディスバイオーシスにより短鎖脂肪酸産生が減少し便中酪酸も減少/
・酪酸産生菌の減少でTregが減り、アレルギーを発症/
・酪酸産生菌の割合は食物アレルギーの耐性獲得と関連/
・食物アレルギー患者に対するプロバイオティクスの効果は認められず/
・腸内細菌叢を標的とした食物アレルギー治療ではプレバイオティクスが有用/
・食物繊維を多く含む大麦「バーリーマックス」摂取で酪酸産生菌が増加/
・「バーリーマックス」を用いた食物アレルギー治療の有用性を検討するプラセボ対照二重盲検試験を実施/
・ディスバイオーシスの是正には食物アレルギーの治療の標的に/
【質疑応答】
「皮膚マイクロバイオームとアトピー性皮膚炎」
・デュピルマブ投与で皮膚のマイクロバイオームが変化/
・アトピー性皮膚炎患者では皮膚のマイクロバイオームのS.aureusが増加/
・S.aureusは生息密度に依存し病原性が増強する/
・皮膚のマイクロバイオームのS.aureus増加は皮膚炎を憎悪させる/
・アトピー性皮膚炎発症と皮膚のマイクロバイオーム変化を検討/
・アトピー性皮膚炎患者と卵白抗原感作以上の子どもでは乳児期に皮膚で異なるディスバイオーシスを示す/
【質疑応答】
「肥満喘息とマイクロバイオーム」
・肥満喘息は呼吸機能低下、難治化が特徴/・肥満者ではオゾンによる肺機能低下が顕著/
・肥満マウスでも野生型マウスに比べオゾン暴露による呼吸機能低下が亢進/
・オゾンによる気道過敏性亢進には腸内細菌叢が関与/
・肥満による気道過敏性亢進は肥満特異的な腸内細菌叢と関連/
・ペクチン摂取による腸内細菌叢の変化は気道過敏性亢進を抑制/
・マクロライド系抗生剤は肥満マウスの喘息も抑制/
【質疑応答】
「上気道アレルギー疾患とマイクロバイオ―ム」
・プロバイオティクスによりスギ花粉症の症状やアトピー性皮膚炎発症を抑制/
・好酸球性副鼻腔炎患者では鼻腔の黄色ブドウ球菌が少ないが、病態には関与/
・アレルギー性鼻腔炎患者の腸内細菌叢は多様性が少ない/
・腸内細菌叢の多様性は加齢とともに上昇/
・ビフィズス菌と乳酸菌がアレルギーの感作に関与/
・腸内細菌叢とアレルギー発症の関連は不明/
・乳酸菌存在下では食物繊維摂取量がIgE産生に影響/
・アレルギー性・好酸性上気道炎症には細菌叢も関与/
◆REPORT 第45回日本臨床栄養学会総会 第44回日本臨床栄養協会総会 第21回大連合大会 開催
◎シンポジウム1「糖尿病、肥満症の食事・栄養療法を再考する―高齢化、合併症、サルコペニアをふまえて―」
「サルコペニアと栄養」
・糖尿病がある人でのサルコペニア、フレイルが増加/
・糖尿病がある人でのサルコペニア、フレイルには領域横断的な対応が必要/
・糖尿病がある人でもエネルギー摂取量の不足に対応することが必要/
・体重が減少した経口摂取不良患者へのONS付加で骨格筋量が回復/
・糖尿病がある人でもサルコペニアに配慮した栄養療法が必要/
【質疑応答】
「血統変動と栄養」
・HbA1cだけでは血統変動を把握できない/・血統変動は糖尿病合併症を惹起/
・低炭水化物食でHbA1cが低下/・炭水化物のエネルギー比率低下で高血糖が減少/
・炭水化物の種類や食事間隔、食べ方も食後血糖値と関連/
・多職種連携による患者個別の継続可能な栄養指導が必要/
【質疑応答】
「高齢者における肥満、糖尿病栄養管理の注意点」
・高齢者に対する栄養療法は、現時点では栄養素を基準とした指導が妥当/
・死亡リスクは痩せで高く、フレイルリスクは痩せと肥満ともに効率/
・高齢者の健康寿命維持にはフレイル、サルコペニア対策が必要/
・糖尿病患者ではフレイル、サルコペニアが高率に合併/
・フレイル、サルコペニアでは十分なエネルギーとたんぱく質摂取が重要/
・サルコペニア肥満は死亡や認知症発症が高率/
・高齢者の栄養指導は糖尿病領域と老年医学領域の連携が重要/
【質疑応答】
「脳科学から見た糖尿病・肥満症の食事・栄養サポート:最近の研究動向と近未来展望」
・UPF摂取は生命予後悪化と関連/・異性化糖摂取は肥満、高血圧と関連/
・ゼロカロリーの人工甘味料は肥満と関連/
・脳のインスリン感受性低下は内臓脂肪蓄積と関連/・食事がすべての行動を決定
【質疑応答】
◆学会情報
PEN2月号目次
◆世界最大級の栄養フェス 第39回日本臨床栄養代謝学会学術集会 開催 
◎会長インタビュー 鷲澤尚宏先生
・静脈栄養や経腸栄養を中心に臨床栄養を幅広く研究/
・臨床栄養の研究、実践で最先端を走る先生方が結集/
・JSPEN会員が集合し、知識の共有と交流を深める/
・臨床栄養に携わっていない領域の先生方の参加も期待/
「主要プログラム紹介」
・特別講演は3人の先生方にCOVID-19の現状や日本の食文化について伺う/
・会長特別企画 テクニカルセミナーではPTEGから静脈経腸栄養を再検討/
・臨床栄養に対する診療報酬を考えるプログラムも企画/
・おいしい病院食という夢を追求する『患者さんのための美味しい病院食コンテスト』/
・『在宅ときどき病院―ALL together』では在宅医療における栄養を考える/
・増加を続ける心不全に対する栄養管理についても議論/
・海外招聘講演ではアジアを中心に各国の臨床栄養を学ぶ/
・ESPEN理事長によるGLIM criteriaのレクチャーも実施/
・若手育成プログラムも開催/・JSPENを満喫するために充実した情報を提供/
・懇親会も実施、ブルースを中心にした演奏も予定/
・大会参加者の交流を促す企画も盛りだくさん/・優れた発表には盛大な拍手を!
◆REPORT 第72回日本アレルギー学会学術大会 開催
◎シンポジウム1「食物アレルギーの食事療法」
「効果的な食事療法実現のための食物経口負荷試験の重要性」
・経口免疫療法の普及で食物経口負荷試験の重要性が上昇/
・少量食物経口負荷試験陽性例には微量食物経口負荷試験が有用/
・食物経口負荷試験実施時には重篤な症状の誘発に注意が必要/
・リスクに応じて食物経口負荷試験を実施する医療機関の選択が重要/
・食物経口負荷試験では十分な観察時間が必要/
・安全は食物経口負荷試験には実施する医療機関の層別化が必要
「体内時計機能の個人差に適した、時間運動学に基づく健康増進法」
 【質疑応答】
「栄養指導の理想と現実」
・食物経口負荷試験で確認できた摂取可能量の継続摂取が重要/
・食物アレルギー患者への指導では多くの知識が必要/
・入院の食物経口負荷試験で患者指導も実施/
・自宅での摂取状況確認にはアレルギー原因食物そのものを用いた指導も有用/
・摂取する抗原量を一定にする目的でもアレルギー原因食物そのものを用いた指導が有用/
・食物経口負荷試験による段階的な増量は保護者の不安も軽減/
・患者の充実した人生のためにも早期から計画的な治療が必要/
 【質疑応答】
◆REPORT 第27回日本心不全学会学術大会 開催
◎シンポジウム3「心不全と栄養のかかわり」
「左心機能に基づいた急性心筋梗塞患者の予後に対するCNRIの調査」
・GNRIはMACE予測に有用/・LVEFとGNRIの連関について検討/
・LVEF低下GNRI低値群で全死亡が増加/
・LVEF低値群のGNRIは全死亡の独立した予後予測因子/
・低栄養の急性心筋梗塞患者は筋異化やたんぱく質異化の亢進を介してサルコペニアを惹起/
・多職種による栄養管理が重要/
・急性期から慢性期、退院後まで継続した栄養療法が必要/
・左心機能が低下した症例では、より栄養管理が重要/
 【質疑応答】
「心不全患者における十分な栄養充足と適度な減塩のための介入戦略」
・加齢とともに心不全や低栄養リスクが増加/・低栄養は心不全の憎悪因子/
・心不全患者に対する栄養介入フローチャートを作成/
・減塩は患者ごとのオーダーメイド介入が必要/
・食事摂取量の充足率を確認し減塩判断の可否を決定/
・SNAQ14点未満では減塩よりも食事摂取量の確保を優先/
・調味料の使い方と加工品の食べ方を意識する介入で食事摂取量に影響しない減塩を実現/
・食事摂取量と減塩のバランスが重要/
「抗がん剤治療を継続する心不全患者への管理栄養士の関わり」
・心不全患者とがん患者の病の経過は異なる/
・ハートセンターで管理栄養士が栄養管理を実施、がん治療対応食も提供/
・腎臓がんと心不全を合併した症例を経験/・繰り返す心不全憎悪/
・『日本版重症患者の栄養療法ガイドライン』をもとにエネルギー投与量を決定/
・PCI施行後に退院/・合同インフォームドコンセントで化学療法継続の意思を確認/
・症状緩和チームの管理栄養士を中心に療養支援、栄養管理できる体制を構築/
・化学療法と心不全療養の両立には継続的な支援が必要/
 【質疑応答】
◆学会情報
PEN1月号目次
◆第29回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会 開催 
◎公募シンポジウム「嚥下調整食の未来を展望する!
~「美味しく」「安全な」嚥下調整食を目指して~」
「嚥下障害があっても美味しく飲みたい!:炭酸の効果と炭酸とろみの進化」
・食事内容の改善は食事摂取量増加や栄養状態改善と関連/
・炭酸飲料は嚥下訓練にも有用/・炭酸とろみ水は誤嚥や咽頭侵入のリスクを軽減/
・工夫次第で炭酸飲料の特性を生かしたとろみ付けが可能/
・患者の思考に合わせた嚥下調整食の提供が必要/
「おいしいとろみ付きコーヒーへの挑戦」
・フルサービス型の喫茶店を約1000店舗展開/
・嚥下障害患者でも飲めるとろみコーヒーを開発/
・コメダのコーヒーの味を維持できるとろみ剤を選定
・店頭での提供に向け、スタッフ用に嚥下に関する動画を作成
「家族みんなで同じ食事を食べる喜びをかなえるために」
・社内ビジネスコンテストで見た目と味をそのまま嚥下調整食にできる専門調理器を提案/
・投資会社の出資を得て製品が完成/・介護施設や外食産業など幅広い事業所で導入/
「映える!食べたくなる!やわ楽(やわらぎ)食」
・見た目も味も楽しめる嚥下調整食を開発/
・小さな粒を残し、味をよくする方法を発見/
・鮭のやわらか食には皮を載せて、見た目も向上/
・利用者の意欲も向上/・レトルト化、冷凍化で在宅での提供を検討/
・食べる力は生きる力/
【ディスカッション】
◆REPORT 第10回日本時間栄養学会学術大会
◎シンポジウム2「みんなで広げる時間栄養学の輪」
「健康で持続可能な食事の実現に向けて」
・健康だけでなく環境にも配慮した食事が必要/
・日本人に適している環境に配慮した食事を提案/
・スマートミールのメニュー分析から望ましい食事内容を検討/
・GHGEやNFPから環境への影響を評価/
・簡単な副菜のレシピも掲載/・食事づくり7パターンそれぞれに望ましい食事を提案/
「体内時計機能の個人差に適した、時間運動学に基づく健康増進法」
・運動による効用は個人差が大きい/
・クロノタイプによりスポーツパフォーマンスのピークに相違/
・朝の運動は身体的健康と、夜の運動は心理的運動と関連/
・時計遺伝子の遺伝子多型が夜型の人は土曜日の身体活動が低下/
・後期高齢者でもクロノタイプが健康状態と関連/
・クロノタイプは身体活動量や健康状態と関連/
「体内時計から栄養と運動による健康を探る」
・食事のバランスは子供の体力と関連/
・朝のカゼイン食摂取で鉄の吸収が向上/
・遅い時間の夕食で筋肉グリコーゲンと肝臓グリコーゲンが低下/
・夜型は朝の身体活動量が少なく、甘味の認知閾値が上昇/
・子供の体力づくりには規則正しい食事が重要/
「子どもの生活習慣と健康・学習習慣について-早稲田大学・ベネッセ教育総合研究所の共同研究より-」
・生活習慣と心身の健康や学習との関連を検討/
・運動時間の長さは良質な睡眠と関連/
・社会的時差ボケは精神的不健康と関連/
・就寝直前のスクリーンタイムは入眠までの時間を延長/
・夜型では夜食摂取率が上昇/
・朝食内容と起床時間は関連/・生活の規則性は学習習慣と関連/
・学習習慣には規則正しい生活習慣が重要/
◆第39回日本臨床栄養代謝学会学術集会 プログラム紹介
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