印刷情報 発売日・バックナンバー

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1,605円
<特集>
新時代の扉開くIGAS2011
―ビジネスチャンスのヒントを掴め
視察のポイントはここにあり

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【日本印刷界の底力を世界に発信】
印刷産業の最新技術とソリューションを一堂に集める「IGAS2011」が、9月16日から21日までの6日間、有明の東京ビッグサイト・東館全館を使用して開催される。出展者数は308社、2718小間。主催者側は10万人の来場を見込む。また、会期中は業界団体の催しが数多く集中する。
IGASは、4年に1度開催される国際総合印刷機材展で、世界の最新技術を駆使した機材とサービスが一堂に展示・実演される。主催はサプライヤー4団体で構成する印刷機材団体協議会(日本印刷産業機械工業会、印刷機材輸入協議会、印刷インキ工業会、プリプレス&デジタルプリンティング機材協議会)。
統一テーマは「Print your Future!―印刷は環境と共に進化する―」。今回は入場システムを刷新し、タッチするだけで会場に入場できるICカードを利用した新システムを導入する。
展示会場では、プリプレスから印刷、製本加工にわたる最新機器が出展される。デジタルパブリッシング分野の出展者が増えているのも特徴。
また、主催者特別企画として、環境国際フォーラム、東日本大震災復興支援企画(報道写真展、復興支援スタンプラリー他)、デジタルパブリッシングコーナー、先進技術ゾーンなどが行われる。
会期中には電子出版国際フォーラム(日印産連)、アジアシンポジウム(印刷学会)、全印工連フォーラムなど、国際展にふさわしい多くの会議や講演会が開催される。
今回の特集は、IGAS2011開催前に見どころとなりそうな情報と視察のポイントをお届けする。デジタル印刷分野の動きや、新しいビジネスモデルへの展開、またクロスメディア展開している企業からのIGASに寄せる期待などを取り上げた。
IGAS2011が印刷業界にとって、起爆剤になることを、そして読者が新しいビジネスのヒントを掴むことを期待したい。

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【目次】

IGAS2011 5つの見どころ
―印刷会社が市場環境とともに進化するために
ブライター・レイター 山下潤一郎

広告・印刷業界を取り巻く変化とクロスメディア
―コミュニケーションへのアプローチ
㈱電通テック ソリューション・デザイン室
室長 水谷拓志
㈱電通オンデマンドグラフィック オンデマンドプランニング部
部長 小野裕二

IGASに求められる変革と後加工の見どころ
―オンデマンド印刷に伴う製本の新たな動きは
加藤製本㈱ 専務取締役 加藤隆之

ソフトプルーフの市場ニーズとは
―ハード志向から価値転換へ
奥村印刷㈱プリプレスセンター 山田秀生

注目したい『高付加価値』印刷への展開
―戦略的な設備導入のために
プリンターズサロン事務局・アトリエアイ主宰
五十幡喜彦

出展者と会場案内

テーマは「つくろう。印刷の『強い未来』を」
―パッケージプリント、データプリントへと拡大
富士フイルム㈱
富士フイルムグラフィックシステムズ㈱

『コンパクト&Eco』をコンセプトに
“節電”“環境対応”ソリューションを提案!
―「ディリブレポータル」など、新製品発表で
『復興!三菱製紙』を示す
三菱製紙㈱

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,605円
<特集>
オフ輪市場の新しい可能性
-隠れた情報ニーズを掘り起こそう
[特別企画] 現場改善で足元を固める

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東日本大震災発生後、自粛ムードの中で、チラシ需要が減少した。現在、それは回復に向かってはいるものの、オフ輪市場にダメージを与えている。震災がもたらした価値観の変化は「ムダを省く」「余計なものを製造しない」という方向性を目指しているかのようだ。
オフ輪を主力設備に事業展開する印刷会社の多くが、需要の減少に直面し、その中から自社に固有のダイナミックな技術や、営業手法を通じて、新しい展開を図ろうとしている。今回の特集では、まずオフ輪需要を掘り起こすための市場リサーチ手法を取り上げた。こうした戦略は必ずしも、全ての印刷会社ができることではないが、必要性を認知し、基礎的な知識を押さえていただきたい。オフ輪企業のルポは、製本、後加工による差別化戦略を軸に売り上げを伸ばしている企業、より顧客の課題解決に踏み込んでいくソリューションプロバイダー展開を志向する企業、そして特有の技術を育てて保有し、環境対応などをアピールする企業を取り上げた。
オフ輪市場は厳しいと言われるが、その会社が自社の強みや客層を踏まえた新しい戦略をもつことで、オフ輪という設備の特徴を生かした事業が可能になるだろう。

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【目次】

オフ輪印刷に役立つ市場リサーチの手法
-市場の分析から需要を生み出す
ジャパンプリント㈱

顧客の販促支援をサポートする情報サービス業へ
-自ら変化し新しいDNA埋め込む
㈱ニシカワ 西川誠一社長に聞く

製本からオフ輪印刷へ事業を拡大
-印刷を通じて営業の幅を広げる
㈱大観社

水なしオフ輪のパイオニアとして躍進
-高品質、エコ対応武器に展開
㈱北星社

[特別企画]
現場改善で足元固める-品質均一化、そして意識改革へ

顧客視点の標準化“印刷OEM方式”
-危機の時代を生き抜くために
日本プリンティングアカデミー(JPA) 濵輝彦・曺 干鉉

リーン・シックスシグマ印刷管理法
国際印刷大学校 若生彦治

管理者の役割・全社意識改革(上)
-まず変えるべきものは何か
オフィスQA 代表 中村正昭

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,605円
<特集>
変わる市場とメディアを考える
―新時代へのチャートはこれだ!
リスクを管理し、着実に進む

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3.11以降、多くの変化があった。今回の特集では、印刷業界の市場の変化、図らずも震災時に注目されたソーシャルメディアのこれからと印刷業界との関わり、そしていつまた発生するかわからない災害に備えて、印刷会社がどのようにリスクを管理すれば有効か、といったテーマを取り上げた。
印刷会社も震災を通じて、自らの在り方を見直す必要に迫られている。過去に経験したことのない事態だからこそ、その間隙を新しい価値観で埋めていかなければならない。用紙やインキが当たり前のようには調達できなくなる事態、電力の消費量に配慮しながら、工場を稼働させなければいけない現実、あるいは電力供給が断たれた状態で、どのように生産計画を進めるか…。
取り方によっては、あまり生産的ではない方向にエネルギーを振り向けるという捉え方もできる。このような非常時なのだから、それも致し方なしという気持ちにもなるだろう。
だが、資材を安定確保できるルートを確保しておくことは、将来(恐らく)起きる次の震災の時には役に立つだろう。省エネ型の生産体制を確立しておくことは、長い目で見れば、自社にとってプラスになるといえる。
震災後の市場の変化を考えるところから、自社が次に打つ手が見えてくるのかもしれない。何よりも消費者のメンタルな部分の変化が大きい今、自社のリスクを管理し、大きな災害が起きても被害を最小にできる体質へ転換する必要がある。
本特集から、次の時代へのチャートを読みとっていただきたい。

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【目次】

震災後の印刷市場動向と印刷会社の経営戦略
―長期化する電力不足=節電が印刷需要を変える
営業戦略としてのコンテンツ・ビジネス参入
M.S.E.事務所 村松礼二

印刷業界とソーシャルメディアとの関わり方
―情報発信が生み出す様々なメリット
印刷業界専門コンサルタント 奥 敦雄

中小企業のリスクマネジメントを考える
―大切なデータをいかにして守るか
株式会社サンエー印刷 取締役 吉川昭二

ポスト3.11における生活者の意識と広告
―共創価値の追求が求められる時代へ
博報堂第三計画管理室 佐々木 弘人

「変える人」の成長を支援し、人材を強みとして
活かす組織に「変える」には
―経営に資する人材育成のリアリティ
brain.design 佐々木 雅志

震災にもびくともしない強固な生産拠点の確立
―データ管理もリスク分散図る
こだま印刷株式会社

グローバル化が進む印刷産業
―日韓印刷業界の現状と今後
国際印刷大学校 学長
九州産業大学名誉教授 工学博士
木下堯博氏に聞く
1,605円
<特集>
ハイブリッド印刷の新展開
―収益拡大の決め手となる手法
小ロット・バリアブルも活用

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デジタルとオフセットのハイブリッド印刷は、印刷メディアに新しい可能性をもたらしそうだ。オフセットを中心としたコンベンショナル印刷が成熟期に入る一方、デジタル印刷の成長が続いている現在。
印刷発注は、小部数志向が強まり、顧客も在庫を抱えるリスクを避けたり、少しでも新しい情報を印刷物に盛り込もうとしたりする。こうした時にオフセットの品質とデジタルの効率性を活かす手法として、ハイブリッド印刷が注目されている。オンデマンドやバリアブルといった現代的な市場のニーズも有効だ。
ハイブリッド印刷については、ワークフロー、印刷、後加工、またソフト・ハード問わず、関連する技術・製品が発表されており、こうしたものの有効な活用で会社の収益性を高めることも可能になる。
またハイブリッド印刷を核にした新しいビジネスモデルを創出していくこともできるだろう。今回の特集では、ハイブリッド印刷による収益拡大の可能性を探ってみた。

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【目次】

顧客志向の印刷会社のための
『ハイブリッド印刷 最新成功事例』
―顧客とともに震災を乗り越えるために
ブライター・レイター 山下潤一郎

ハイブリッド印刷の運用について
―その技術的課題とビジネスモデル
㈱アート・スキャナ・サービス 代表取締役専務 上條健一

ハイブリッド印刷の新しい可能性
―多メディア時代にどう展開するか
奥村印刷㈱ 生産本部 王子プリプレスセンター長 山田秀生

ハイブリッド印刷で顧客にメリット提供
―精密な品質管理が支える生産体制
壮光舎印刷㈱

ワンストップ体制の中で活きるハイブリッド印刷
―オンデマンド次代の対応策は
㈱明祥 工藤久志社長に聞く

コンシューマー需要の掘り起こし進める
―ハイブリッド印刷を武器に展開
㈱グラフィカ大内 大内靖士社長に聞く

オフセット印刷に迫る高画質を実現
POD出力の効率化・高付加価値化に貢献
富士ゼロックス Color 1000 press/Color 800 Press

印刷業務の効率化と付加価値で新ビジネスを創造
ハイブリッドデジタル印刷向けプリンティングシステム
Kodak Prosper Sシリーズ
コダック㈱
1,605円
<特集>
人材を育て使う
―激変する市場環境に対応する人材の確保
今、求められる教育とは

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言い古された言葉であるが「企業は人」は、どんな時代でも真実であろう。しかし、求められる人材像は、やはり市場環境に呼応して変化していく。「仕事を取ってくる」「生産を効率良く行える」
。こうした人材は今日でも変わらず求められる。しかし多くのメディアが覇を競う現代。より顧客に密着したアプローチが求められている中で、印刷会社が社員をいかに教育していくかが問われる。今、求める人材をどのように確保するか。効果的な教育を行う際のポイントは、継続的・体系的な教育システムを築くことにある。
今回は、新しい人材教育の視点を紹介するとともに、実際にどのように人を育てているか、各社の実例を紹介していく。

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【目次】

企業戦略と人材育成
―これからの印刷会社に求められる人材をどう育てるか
「会社規格の人材を作る」発想から「人財の自発的な成長を支援する」発想へ
brain.design IT・メディアコンサルタント 佐々木雅志

印刷産業活性化のための人材開発
―ジョブ・カードの活用で人材確保
国際印刷大学学校長・九州産業大学名誉教授
工学博士 木下堯博

継続的・体系的な教育が大切
―自ら問題提起できる人を育てる
㈱サンエー印刷 取締役 吉川昭二氏に聞く

社内印刷学校「JS プリンティング学校」設立
―都就業部能力開発センターの認定受ける
㈱ジャパン・スリーブ

活きた教育で“人財”を生み出す
―新人研修からの一貫教育システム
エイト印刷㈱

多様な業態に対応する教育システムの確立を!
―社内教育を核に変化する市場環境に対応
人材教育・人材確保アンケート

多様化する人材ニーズに“即戦力”を
―印刷業界での実績とネットワークを生かす

印刷オペレーター育成に焦点
―教育訓練の実態を分析
日印産連『印刷産業におけるものづくり能力開発に関する調査研究』報告書

人材育成・紹介・派遣サービスを印刷業界向けに展開
―優秀な人材確保でメリット提供
㈱トーハン・コンサルティング
1,605円
<特集>
テイクオフするフレキソ印刷
―環境対応、生産性向上にもメリット
進む水性化、注目の新技術


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日本ではやや普及の遅れているフレキソ印刷だが、現在、この分野への注目度は高まっている。この背景には、フレキソの再現性が飛躍的に向上し、他の版式と方を並べる品質に来ているという事実がある。
また、環境問題がこれだけ騒がれている中で、フレキソの環境対応性が、注目されるのも当然の動きと言えるだろう。こうした中で、オフセットやグラビアの領域から、フレキソに参入するケースも増えている。
今回の特集では、フレキソ印刷の総論から「製版」「インキ」「印刷機」といった各論に踏み込んでみた。また他の版式から、フレキソに参入した事例について、その経緯と実務のポイントを紹介してみた。
オフセットやグラビアとフレキソの違いは何か。実際に取り組んでいく時のポイントはどのようなものか。
今後、さまざまな市場に拡大する可能性を持つフレキソ印刷について、明確なイメージを掴んでいただき、その特徴を理解して欲しい。

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【目次】

フレキソ印刷市場拡大の提言
―市場拡大に求められるマーケティング
フレキソの強みを訴求し印刷プラスワンへ
編集部

最近のフレキソ製版動向について
―進む多様化と進化
㈱清好堂 代表取締役社長 島崎憲治

フレキソ印刷機システムの概要
―基本構造と最新の動き
日本フレキソ技術協会

フレキソ印刷の展開について
―水性フレキソの可能性を拡大
㈱ヨシモト印刷所 代表取締役社長 吉本孝志

フレキソインキの10年間
―その流れと周囲の法規制
サカタインクス㈱ 包装事業部 販売推進部
マネージャー 浮田勝成

われ“フレキソ”の伝道者たらん
オリジナリティ溢れる製品群
ネットワークでさらに拡がりを
三共プリンテック㈱
1,605円
2011年3月号
<特集>
印刷会社のニュービジネス
―新たなニーズに応え高収益ビジネス構築へ


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あらゆるビジネスは最初、新規事業だった。今、世界商品となっているマクドナルドのハンバーガーも、コカコーラも例外ではない。このふたつは商品の開発者自身がビジネス展開していた頃は、ほとんど鳴かず飛ばずの事業であった。事業を譲り受けた創業者が、的確なビジネスモデルに乗せて、初めて世界に流通したのである。
新規事業を立ち上げ、現在の閉塞状況に突破口を開きたい。こう考える印刷会社は多いと思う。では、どのようなニュービジネスが考えられるだろう。現在の環境では、やはり電子メディアを使った事業がすぐに思い浮かぶ。しかしそれはとば口に過ぎない。何しろ今は皆がそちらに注目しているのだ。その中で、どうやって利益をあげられるビジネスを確立するか。
地方の印刷会社で、介護サービスの会社を立ち上げた事例がある。まったく異質な分野に思えるが、同時に地域で有料の介護情報誌を創刊し印刷需要を喚起していく狙いがある。何より、「介護が必要な人をサポートしたい」という経営者の強いモチベーションが背景にあるのだ。新規事業を成功に導くのは結局ここではないか。徒に精神論に走るつもりはないが、自社での利益はもとより、役に立つビジネスを確立したいというモチベーション。ハンバーガーもコカコーラも「良い商品を世界に広めたい」というモチベーションに支えられ、世界に流通したのである。

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【目次】

生き残る印刷会社の新規事業
―どういう順番でビジネスを成長させていくのか?
経営コンサルティング事業所レイマック
代表コンサルタント 豊田礼人

メディアフロンティアと販促ファクトリーのコラボ展開
―新しい事業に挑む
㈱販促ファクトリー 代表取締役社長
㈱メディアフロンティア 代表取締役
西川誠也

PAGE2011に見るニュービジネスのヒント
―新展開に使えるシステムとパートナー

Tシャツプリント事業を独立
―「オリ・T・アース」
㈱共栄メディア

[特別企画]
印刷会社の海外進出

海外展開へ向かう印刷会社
―どのマーケットにフォーカスするか

韓国へ日本の印刷物を発注
―高付加価値印刷を安価に提供
㈱山愛

ベトナムに生産工場を展開
―日系企業中心に需要開拓進める
㈱大成美術印刷所

日本と中国を結ぶ技術と人材
―大連でDTP生産拠点を展開
エコーインテック㈱

中国市場でグラフィックス事業を展開
―<DTPアウトソーシング><プリントショップ>で
新たなビジネス領域を創出
㈱きもと

PRINT CHINA MEDIA WEEKより
高品位パッケージ生産工場を視察
―サービス化、高付加価値化にも対応
虎彩印刷有限公司

韓国の先進企業と提携
デジタルサイネージに本格参入
㈱石田大成社

PAGE2011で中国BF印刷製品を展示
―現地業界団体との交流も紹介
日本フォーム工連
1,605円
2011年2月号

<特集>
高機能化する枚葉オフセット
―高付加価値化、現場改善で収益向上!
的確な設備・資機材の活用がポイント


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今月は枚葉オフセット印刷機の「高機能化」と「高付加価値化」による収益向上をテーマにした。昨今はデジタル印刷への関心が高まっているが、一方、枚葉印刷機の周辺では高機能化や周辺資機材の充実で、現場の改善が進んでいる。こうした厳しい経営環境では足元の改善から、パフォーマンスを向上することで、収益に繋げていかなくてはならない。
今回は他社にはない、製品作りに取り組む事例として、表面加工やユニークな素材による印刷に取り組んでいる企業やUV印刷の活用で短納期や環境対応に効果を上げているケースを取り上げた。またインクジェットプリンターと枚葉オフセットを併用し、ニッチ市場へ切り込みながら、枚葉印刷需要を掘り起こしていこうという動きも出ている。さまざまなシステムを組み合わせ、それぞれの特徴を活かした複合的なビジネスモデルが、今後盛んになっていくのではないかと思われる。
一見、ありふれた設備である枚葉印刷機であるが、高付加価値印刷への展開やビジネスモデル次第で、大きな可能性が開かれるといえるだろう。


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【目次】

生き残りをかける枚葉印刷
―改革と高付加価値化
プリンティングアドバイザー 樋口宗治

枚用印刷品質確保のポイント
―作業効率化のための予防保全とメンテナンス
壮光舎印刷㈱ 営業部 第二工務課 山岡佳史

ハイブリッドUVで品質向上、短納期対応
―インクジェットとの併用戦略で印刷需要喚起
成旺印刷㈱

光沢加工の技術活かした高付加価値印刷の真髄
―全く新しい印刷表現の扉開く
㈱太陽堂成晃社

『10→30戦略室』第1回セミナーより
新規ビジネスはローリスク・ハイリターンで
―高い利益生むノウハウとは
講師 ブライター・レイター代表 山下潤一郎氏

ハイタッチ・ハイセンス―進む高付加価値化
―印刷現場の改善に川上から取り組む
㈲遠藤印刷 遠藤憲治
1,605円
2011年1月号
<特集>
超メディア時代の到来
―グラフィックメディアはどこへ行くか


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 21世紀のゼロ時代が終わり、新しい10年代が始まった。この10年でメディアを巡る環境は劇的な変化を遂げている。情報の発信側と受け手側が明確に分かれていた時代は過去のものとなり、個人がいつでも好きなように情報を送り出せる環境が定着した。
 紙メディアを含めたグラフィックメディアはどこへ行くのか。2011年の念頭で、多角的にメディアの姿を考えてみたい。特集では、メディアの多様化する中、ネットや紙メディアの関わりや、電子書籍の過去と現在、電子メディアなどへ領域を拡げる戦略的M&A、また印刷需要を手堅く支えるパッケージ分野の動きなどを取り上げた。
 印刷の登場が、一部の特権階級から知識を解き放ち、大衆化した。現在は情報の発信までが大衆化されている。そうした情報の全てが吟味されたものではない。正確で洗練された情報を伝える。情報の受け手に深くものを考えさせる。情報とともに、モノの手触りを届ける。速報性では電子メディアに一歩を譲るが、紙メディアにはこんな情報伝達の役目がある。
 グラフィックメディアの新しい流れを、肌で感じていただきたい。


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【目次】

総論・デジタルメディアの流れと未来
―“鳥の目”で時代の変化を見る
㈱サンエー印刷 取締役 吉川昭二

500年に一度のメディア変革(上)
―電子書籍の夢と現実
㈱精興社 営業第一グループ第一課課長 古田アダム有

戦略的M&Aの展開へ
―新しい経営手法としての可能性を探る
㈱日本M&Aセンター 経営企画室 主任 豊田利恵

みんながメディアを持つ時代の広告
―メディア世界の構造が変わる
博報堂第三計画管理室 佐々木弘人

2011年・パッケージ分野のトレンド(上)
―消費者放送から見る印刷の動向
一般社団法人日本食品包装協会 理事長 石谷孝祐

ムックとブランドグッズをパッケージ
―「モノ感」を表現した『ブランドムック』
㈱宝島社

地方を活性化するフリーペーパー
―『美少女図鑑』のユニークなビジネスモデル
㈱テクスファーム 代表取締役 近藤大輔氏に聞く

カスタマーに情報を役立ててもらうため
多様なメディアを活用する
―情報誌、ネットの機能活かし事業推進

パッケージ市場を捉え
新しいサポート体制を構築
ハイデルベルグ・ジャパン

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印刷情報の内容

印刷関連業界をはじめとしたグラフィックメディアを展望する情報誌
プリプレス、印刷、製本、後加工といった印刷技術動向のほか、ワンストップサービスや電子書籍など最新のテーマで特集を企画。毎号関連する企業・団体の取り組みのほか、識者から業界へ向けた提言を掲載。

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