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印刷情報 発売日・バックナンバー

全164件中 91 〜 105 件を表示
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2017年2月号

<特集>
 事業承継・M&Aのポイント
―次世代にバトンをつなぐために
さらなる成長へ、早めの準備を


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 事業承継は、創業以来、積み重ねてきた企業の価値を次世代につなぐという経営上、最も重要なテーマである。経営者にとっては最後の大事業となる。
 どの企業にしても、いつかは訪れる問題であり、早い段階から十分な準備を進めていくことが、失敗しないためにも不可欠である。
 企業を存続させるためには、経営者やその親族などの相続の手続きが必要となる。これまで築き上げてきた事業の成果や資産は、株価として評価され、相続税が発生することになる。相続税が中小企業の事業承継の大きな足かせになっている。
 後継者不足も深刻な問題となっている、それぞれの業種業態で浮き沈みはあるが、そのスピードがきわめて速くなっている。親の仕事をそのまま引き継いだだけでは、企業が成り立つような時代ではない。親族内で継承するのか、社内、または社外の人材に任せるのか。事業承継、さらに企業を成長・拡大させるための選択肢の一つとして、M&Aに対する注目が高まっている。
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中小企業における事業承継とM&A
―高まるニーズと今後の見通し
(一財)商工総合研究所 主任研究員 筒井 徹

事業承継と成功するM&Aのポイント
―企業成長のきっかけに
(株)日本M&Aセンター 役員室 松栄 遥

事業承継の支援事業を本格稼働
―山田ビジネスコンサルティングと提携
全日本印刷工業組合連合会 経営革新マーケティング委員会 福田浩志委員長に聞く

会社の「DNA」次世代に伝える
―CSR認定制度を有効活用
システム印刷(株)

中小企業庁、事業承継ガイドラインを改訂
―経営者は60歳から継承準備を

フレキソトレンドレポート
 トピックス 本年はフレキソの導入、稼働の年 軟包装水性印刷でネットワーク化
 トレンド解説 軟包装パッケージ分野で紙はフィルムを代替できるのか など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,630円
■最新案内 
2017年1月号

<特集>
 イノベーションの潮流をつかむ
―変革期にある印刷産業の可能性
「100年企業存続の条件」を考える


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 企業の成長戦略を語るうえで、「イノベーション」を抜きに考えることが困難な時代になってきている。ものづくりの一角を担う印刷産業においても、「インダストリー4.0」や「プリント4.0」といった新たなイノベーションの波が押し寄せつつある。IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)などに代表されるテクノロジーの進化によって、印刷工場においても、自動化・省人化の流れが今後は進んでいくだろう。
 また、世界は急速に情報化社会へとシフトしている。インターネットやスマートフォンなどの普及によって、顧客のビジネスや消費者生活自体に大きな変化をもたらしている。印刷会社においても、次の時代に対応した新たなビジネススタイルが必要になっており、すでにチャレンジは始まっている。
 企業が成長し続けられる、よく30年と言われる。いま日本全国に創業100年以上の企業は2万7,000社あるとも言われているが、新春座談会では「100年企業存続の条件」をテーマに論じてもらった。いずれにしても長い歴史を刻んできた老舗会社は、変化を先取りし、絶えずその変化に挑戦してこなければ、また、創業の思いを受け継ぎ、いくつかの危機を乗り越えながら2代目、3代目へとバトンをつないでこなければ、その歴史を作ることはなかったはずである。
 1月号では新しい年の初めに、変革期にある印刷産業の未来への可能性について考えてみたい。
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日本型プリント4.0への課題
―高収益化、質的発展は不可能ではない
生産技術コンサルタント MSE事務所 村松 礼二

未来のわが社の創り方
―変革期の印刷ビジネスを考える
(株)ビジネスコミュニケーション研究所 代表取締役 田中 信一

中小印刷会社のこれからの時代の戦い方
―販売促進パートナーへの道
(株)ザッツ 代表取締役 米満 和彦

新春座談会 「100年企業存続の条件」を考える
―「不易流行」と「代々初代」
出席者 櫻井 理恵氏(株式会社 櫻井印刷所 取締役社長)
小島 武也氏(株式会社 武揚堂 代表取締役)
司会者 田中 肇氏(たなか経営研究所所長 ㈱印刷出版研究所特別顧問)

情報産業化、さらに事業高次化へ
―蓄積したノウハウで新たな分野にも挑戦
オカムラ印刷㈱

フレキソトレンドレポート
 トピックス 世界のパッケージは安定成長 2020年には2,860億米ドルへ
 トレンド解説 軟包装市場における“水性フレキソ印刷”の未来 など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,630円
2016年12月号

<特集>
 地域活性化ビジネスを考える
―コミュニティーと共に成長する印刷
特別企画 VOC警報器による「見える化」で現場改善


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 印刷会社なのかでも取り組んでいる企業が多い「地域活性化ビジネス」。印刷会社は日々の印刷・情報化ビジネスを通じて、その地域にどのようなリソースがあるかを知っている。また、印刷会社は情報の送り手と情報の送り手と受け手の中間に位置し地域活性化を中立的な立場からプロデュースすることができるといった強みがある。
 近年、「地方創生」が叫ばれているが、地域を活性化する取組みは、100の町があれば、100通りのやり方がある。千差万別であり、そこには必ずしも正解というものはない。地域活性化において印刷会社の役割にはいろいろな可能性があり、そこには新たなビジネスチャンスが眠っている。
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印刷会社が地域と共に生きるには
―変化をビジネスにつなぐ
(株)ドキュメントエンジニアリング研究所 寺澤 晃

地域資源の有効活用で「島おこし」
―人の輪を広げる取組み
(株)興栄社

地域貢献の「イベント事業」で需要喚起
―ボランティア精神とマネジメントが鍵
(株)東京アート印刷所

「地方創生」支援事業が活発化
―印刷大手2社の取組み

地域、人とのつながり深める
―今年も展示会で印刷・製本各社がアピール

特別企画
VOC警報器による「見える化」で現場改善
―現場の安全確保と溶剤コストの低減に効果
フレキソトレンドレポート
 トピックス 紙おむつなど不織布市場が堅調 バイオフィルム製品は2倍に伸長
 トレンド解説 軟包装市場における“水性フレキソ印刷”の過去から現在 など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,630円
2016年10月号

<特集>
 企業の成長は「現場力」にあり
―改善活動と人材育成
5S、教育、働き方の多様化



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 印刷会社にとって、現場改善は永遠のテーマである。印刷生産現場での無駄をなくし、収益に結びつけていくことは、企業を成長させるうえで不可欠な要素となっている。
 改善活動で成果を上げるためには、時間をかけて継続的に取り組むとともに、社員の意識・モチベーションを高めることがポイントになってくる。そのための社内で「仕組み」が必要であると同時に、風通しのいいコミュニケーションも欠かせない。改善活動は、人財育成ととも密接に連動してくるテーマである。
 さらに、少子高齢化が叫ばれている中、これからの印刷経営にとって、人財育成はもとより、いかに人材を確保できるか大きな課題となってくる。女性活躍やワークライフバランス、ダイバーシティといった多様な人材を活かす「働き方の変革」が求められている。一方、IoT(モノのインターネット、Internet of Things)やインダストリー4.0をコンセプトとした工場の自動化・省人化の動きにも関心が高まっている。
 今回は「現場改善」をテーマに、印刷会社が現場改善に取り組んでいくうえで、5S活動、環境活動、教育、働き方の多様化、自動化など幅広い視点から特集を組んだ。現場力アップにつながるヒントを探ってみたい。
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「人財」に変える人財育成と現場改善
―理念を共有し、「見える化」する
(株)東京オフ印刷 代表社員 石原寛祐

現場力向上へ向けた環境活動のポイント
―原単位管理とIoTについて
(株)ディグ 代表取締役 杉井康之

実践に即した「JSプリンティング学校」
―コミュニケーションを高めて人材育成へ
(株)ジャパンスリーブ

EQUIOSによる自動化への取り組みを学ぶ
―日経印刷ワンストップ体制工場見学会
日経印刷(株)/(株)メディアテクノロジージャパン

社員それぞれの個性が発揮できる会社に
―働き方の変革は「柔軟さ」が鍵
セントラル印刷(株)

フレキソトレンドレポート
 トピックス フレキソ・ジャパン2016 フォーラム、TTショーともに軟包装フレキソに熱い焦点 ブランドオーナー、ユーザー、サプライヤーが一堂に
 トレンド解説 印刷工程稼働中での版貼りとは など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,630円
2016年10月号

<特集>
 商品力を引き出す「製本・後加工」
―高まるニーズ、真価発揮へ
高付加価値で差別化




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 「製本・後加工」の存在感が高まっている。電子メディアが急速に拡大し、消費者ニーズが多様化する中で、印刷だけではなかなか優位性をだし、差別化を図ることが難しくなっていることがその背景にある。drupa2016会場でも、ほとんどのデジタル印刷機メーカーが後加工機メーカーと協業し、印刷から製本・後加工までのトータルソリューションを披露した。また、レーザーカッティングマシンや厚盛ニス・箔押加工といったバリアブル対応機が話題を集め、高付加価値による差別化として加飾・仕上げ加工のニーズも盛り上がっている。
 今回の特集では、商品力を引き出す「製本・後加工」にスポットを当てた企画をお届けする。「製本・後加工」と一口に言っても、とても幅広く、奥が深い。製本・後加工会社をはじめ、刷版専業会社から製本・後加工へ参入した会社、光沢専門会社から特殊印刷に参入した会社など、さまざまな角度から製本・後加工の取り組み事例を紹介することで、その可能性について探ってみる。また、出版不況と言われて久しい出版関連は大きな転換期を迎えており、今後の出版分野におけるポストプレスの方向性についても考察する。
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転換期にある出版分野のポストプレス
―進むデジタル化への対応と課題
図書印刷(株) 技術開発本部 商材開発部 部長 望月啓史

小回りの利く製本・後加工の「駆け込み寺」
―刷版会社でホリゾンの「BQ―470」活躍
(有)大栄製版

上製本の熟練者の発想と、精度重視の現場が融合
―出版製本が多様化、対応の核はPUR下固め技術
(株)若林製本工場

印刷物の最終工程を担うプロフェッショナル
―「国内屈指の設備力と高度な技術力が強み
(株)多田紙工

特殊印刷と表面加工で高付加価値印刷物を追求
―オンデマンド箔押にも挑戦
(株)太陽堂成晃社

印刷物の付加価値を高めるレーザー加工
―「紙」以外の新規ビジネスのきっかけにも
(株)ムサシ

フレキソトレンドレポート
 トピックス フレキソ・ジャパン2016 フォーラムの最新情報
 トレンド解説 drupa review フレキソが先取りする近未来 など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,630円
<特集>
 デジタル印刷最前線2016
―プリント4.0時代幕開けへ
【特別ガイド】デジタル印刷市場展示会




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 今回は、「デジタル印刷最前線」をお届けする。この数年間でデジタル印刷の技術進歩は目覚ましく、特に今年はdrupaイヤーということもあり、B1インクジェット機をはじめ新たな製品・技術の発表が相次いだ。ドイツが提唱する第4次産業革命「インダストリー4.0」に対応した「プリント4.0」をキーワードに、マスカスタマイゼーションやスマート工場に向けた印刷業のスマート工場に向けた印刷業の新たな時代への可能性も示された。そこでdrupaの最新動向を踏まえつつ、デジタル印刷の現状と将来展望を探るため、有力メーカー3社による座談会を行った。
 デジタル印刷を運用したビジネス展開も目立ってきた。デジタル印刷の特性を活かした小ロット多品種によるB to B、B to C 対象の通販サービスや、デジタル印刷と後加工機を組み合わせた印刷の付加価値サービスなど、具体的なモデル事例を追ってみた。
 特別ガイド「デジタル印刷誌上展示会」では、各メーカーの最新の一押しデジタル印刷関連機材などを集めた。変化の大きなデジタル印刷の今を知り、未来をつかむガイドとして役立てていただきたい。
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座談会 デジタル印刷が切り開く未来
―本格運用の新たなフェーズへ
出席者 木谷孝則 (株)SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ GA統轄部 企画部 部長
宮城安利 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株) デジタルプレスマーケティング部 担当部長
阪口浩章 (株)ホリゾン東テクノ 販売促進部 マネージャー

デジタル印刷の最新トレンドを追う
―drupaから見た今後の方向性
奥村印刷(株) 取締役執行役員 JAGATプリンティングコーディネーター講師 
山田秀生

パッケージ通販サービス「ハコプレ」好調
―60年以上の技術・ノウハウを生かす
(株)共進ペイパー&パッケージ

小ロットのデジタル後加工体制を構築
―「品質」と「技術」で一歩先を行く
(株)セントラルプロフィックス

バリアブルやマーケティング機能で新需要創出
―パッケージ通販サービス開始
大洞印刷(株)

【特別ガイド】
デジタル印刷誌上展示会

フレキソトレンドレポート
 トピックス 直撃インタビュー コダック(同) パッケージ営業本部 田嶋信介氏に聞く
 トレンド解説 “エンプラ”のドクターブレードチャンバー「チタンテック」のアニロックスロール など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
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2016年8月号

<特集>
 オフ輪経営は新たなステージへ
―紙メディアの価値を高める
 最新動向から方向性を探る




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 大量に印刷物を撒くマス・マーケティングの時代は終わり、多様化する市場ニーズへの対応が求められている。
 オフセット輪転印刷を取り巻く経営環境は新たな局面を迎えている。クライアント企業からチラシやDMなどに対する投資効果を求められる傾向がますます強くなっている。印刷物による効果を最大限発揮するため、後加工・製本による高付加価値化やバリアブルによる多品種小ロット対応、マーケティングオートメーション(MA)といった電子メディアと連動した効果的なマーケティング手法など、紙メディアの価値を高める取り組みが注目されている。
 また、大量にエネルギーを消費するオフ輪では、省エネ対策は不可欠である。今年4月からは電力小売りの全面自由化がスタートし、電力供給のプレーヤーが一気に増えた。オフ輪現場にとって、電力供給先や節電対策を見直す絶好の機会ではないだろうか。そして当然のことながら、生産現場の改善、体質強化が引き続き重要な課題であることに変わりはない。
 本特集では、オフ輪を取り巻く最新動向や各社の事例を踏まえつつ、次の方向性を探ってみたい。
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オフ輪工場と電力自由化
―実践から見た電力コスト削減
紅屋オフセット(株) 経営企画室 木村弘紀

広告市場の変遷と紙メディア広告の動向
―再評価と今後の可能性
(株)電通 電通総研 メディアイノベーション研究部 研究主幹 北原利行

超付加価値印刷「Smart Press」で市場開拓
―ニーズに合ったサービス本格化
(株)研文社

多彩なインライン加工の強みを発揮
―新たな販路拡充で基盤強化
冨士印刷(株)

ビジネスに変化をもたらすマーケティングオートメーション
―紙とデジタル融合のマーケティング戦略を
(株)マルケト 福田康隆社長に聞く

オフセット印刷は変わっていくのか
―「Turning drupa」から見た将来像
(株)サンエー印刷 吉川昭二

フレキソトレンドレポート
 トピックス フレキソ・ジャパン2016(主催・FTAJ)10月13・14日に東京・TFTビルで開催
 トレンド解説 どんな条件にも対応できるドットとは など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
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2016年7月号

<特集>
 印刷会社のブルーオーシャン戦略
―「攻めの経営」で市場を切り開く
 縛られない発想と実行力が鍵




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 ブルーオーシャン戦略とは、血で血を洗う競争の激しい既存市場(レッドオーシャン=赤い海)を避け、新たな未開拓市場(ブルーオーシャン=青い海)を切り拓く経営戦略のことである。10年前にビジネス本として刊行、紹介され、日本でもベストセラーになった。
それから時代は一変し、今やどの産業でも求められているのは、新しいビジネスモデルの創造であり、新たな顧客の開拓であり、既存のビジネスの枠組みを変えることである。日本国内だけを見ても、ブルーオーシャン戦略を取り入れた新しいビジネスモデルが数多く誕生している。
印刷を取り巻く市場環境は、レッドオーシャンと化している。限られたパイの中で競争はさらに激しさを増し、価格競争の負のスパイラルに陥っている。
「競争市場から逃れて、そんな楽園(パラダイス)のような市場なんてあるはずない」と思うかもしれない。しかし、ブルーオーシャンへの出航は海図のない航路乗り出すようなものであり、既成概念に縛られない柔軟な発想とともに、経営には相当な覚悟と実行力が求められる。言うなれば「攻めの経営戦略」である。
本特集では、「印刷会社のブルーオーシャン戦略とは何か」を命題に、その可能性と展望について探ってみたい。
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印刷業のブルーオーシャン戦略とは
―ビジネスの芽を生み出すコーディネーターへ
(株)ドキュメント・エンジニアリング研究所 寺澤 晃

他社にマネできない特殊印刷が武器
―「スクラッチ、偽造防止などネット販売
ムラセ印刷(株)

地図事業を柱に創業119年
―長年培ったノウハウで新規事業にも挑戦
(株)武揚堂

一般顧客にミシン目入り用紙をネット販売
―高品質・多品種小ロットニーズに応えて事業の柱に
製本会社が語る成功事例

「情報伝達」のツールとしての「動画」
―「クロスメディア」で事業を拡大
(株)野毛印刷社

特集2 drupa2016レビュー

フレキソトレンドレポート
 トピックス 本誌欧州グラフィックアーツツアー、オランダの包装コンバーターを訪問
 トレンド解説 パッケージの将来―報告と現実 など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,630円
<特集>
 「観光先進国」へテイクオフ! 期待高まるインバウンドビジネス
―印刷会社の「情報発信力」発揮




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 日本の経済を後押しするまでに急成長する「インバウンドビジネス」。
 政府は、新観光ビジョンを打ち出し、2020年の訪日外国人観光客の目標を年間2,000万人から4,000万人に倍増させ、消費額も1人あたり20万円台に乗せて全体で今の3兆円Kら8兆円に拡大させることなどを掲げる。「観光先進国」に向けて、あらゆる策を講じていく方針である。
 これまで日本を訪れる観光客の多くは、成田や羽田、関西の空港を拠点にした「ゴールデンルート」(東京~富士山~関西)に集中していた。しかし、ここにきて、観光客の消費や行動パターンに変化が表れている。繰り返し来日するリピーターが増加し、単にショッピングをするだけでなく、日本人さえも知らないような穴場スポットや特有のサービスを求める動きも出ている。
 先の政府ビジョンの中では、「観光資源の魅力を究め、『地方創生』の礎に」と位置付けられている。埋もれてしまっている観光資源を磨き上げ、その価値を日本人にも外国人にも分かりやすく伝えていく必要がある。印刷会社が得意とする「情報発信力」を発揮するチャンスでもある。海外への日本の情報発信、海外でのインバウンドプロモーションなども含め、世界に日本を発信していこうという機運が高まっている。本特集では、印刷会社のインバウンドビジネスの可能性について探る。
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インバウンド事業に印刷会社はどう取り組むべきか
―聖域を設けず新たな挑戦へ
(株)やまとごころ 代表取締役 村山慶輔

地方企業が取り組むインバウンド事業のポイント
―「学ぶ」「体験」の観光産業に注目
日本貿易振興機構 サービス産業部 オリンピック・パラリンピック推進課 塩野達彦

インバウンド・アウトバウンドの両サービスを提供
―MICEを軸に企画から運営まで展開
(株)DMC

「地方再生」へシティプロモーション
―インバウンドを視野に展開
(一社)むらまち結び

シタラフェア2016セミナーより
グローカルは実践のステップへ
―グローカルの可能性と重要性
全国青年印刷人協議会 議長 惠勇人

フレキソトレンドレポート
 トピックス セキ(松山市)が新規事業で水性フレキソ印刷加工事業参入を決定
 トレンド解説 アドプレックス、食品軟包装市場へ参入 など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
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2016年5月号

<特集>
 drupa2016が描く未来
―インダストリー4.0の潮流を読む




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 世界最大の国際印刷・メディア産業展「drupa2016」がドイツ・デュッセルドルフ見本市会場で間もなく開幕する。
 開催地ドイツが進めている製造業の技術革新「インダストリー4.0」が、IoT(モノのインターネット、Internet of Things)の進展とともに、日本でも注目を集めるようになってきた。今回のdrupa2016では、こうした新たなトレンド要素が随所に盛り込まれた展示会になりそうだ。デジタル印刷機においても、その技術革躍進は目覚ましく、B1サイズの枚葉インクジェット印刷機の発表が予定されるなど、見逃せないポイントになっている。
 本特集では直前のdrupa2016の見どころと出展トピックスを中心に紹介する。展示会の見学をより有意義にするとともに、印刷ビジネスの新たな可能性を探るヒントに役立ててほしい。
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drupa2016 “Touch the Future”テーマに開催へ
―PRINT4.0背景に54ヶ国、1,750社の規模で

オフセット印刷の今後を見極める
―日本と世界の違いを背景にして
(株)サンエー印刷 吉川昭二

代わる製本・後加工分野の潮流
―新たな胎動、未来に触れる機会
加藤製本(株) 代表取締役 加藤隆之

drupa2016での表面加工分野での見どころ
―付加価値創造に欠かせない後加工
東京箔押共和会 会長 堀知文

次世代パッケージの注目トレンド
―軟包装・パッケージ分野のトレンド
住本技術士事務所 技術士 ・包装管理士 住本充弘

フレキソトレンドレポート
 トピックス 水性フレキソで食品軟包装市場へ 西風新都パッケージ工場 ㈱アドプレックス
 トレンド解説 フラットトップドットと印面パターン加工:フレキソ印刷の将来は? など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,630円
<特集>
 商品力UPのための「包む」技術
―軟包装・パッケージに注目度大 フレキソ印刷に新潮流




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 軟包装・パッケージ分野の先端情報をお届けする。この分野の市場動向、販促効果の高いパッケージ製造のための設計手法、また近年、新しい動きがみられるフレキソ印刷に取り組む企業の事例などを取り上げた。
 パッケージに販促効果があるのは言うまでもないが、単に店頭でエンドユーザーにアピールすることが目的ではない。販売側の利便性や作業負荷軽減にも配慮する必要がある。商品力をUPするためには、細かい設計が必要になるのだ。また、消費者の使いやすさやフードロスに配慮した機能も求められている。
 フレキソの事例はフレキソ印刷の黎明期から取り組んできたフロンティア企業もあれば、近年、参入したケースもあるが、こうした事例はフレキソ印刷の豊かな可能性を示すものである。フレキソ印刷は水性化により、環境面において優位性を発揮。軟包装分野での成長も予測される。この分野の趨勢を左右するファクターと言えるだろう。
 軟包装・パッケージ分野に出てきた躍動感が本特集から伝われば幸いである。
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軟包装・パッケージ印刷市場の可能性を探る
―プリント通販で新たなビジネスチャンス
(株)船井総合研究所 東京経営支援本部チームリーダー チーフ経営コンサルタント 岩邊久幸

販促効果の高い紙器設計法
―思考と技術の蓄積から生み出されるもの
(株)協進印刷 製作室長 千田健一

フレキソ印刷主体で紙袋製造のパイオニア
―110年の歴史をバネに軟包装フレキソに挑戦
スーパーバッグ(株)

多彩なフレキソ製版システムの一角に
―インクジェットCTPシステム/FlexoJet1725
(株)スミタ(大阪市)

革新的インクジェットCTPシステムが製版に変革をもたらす
アビッド・フレックス㈱

環境に配慮し、ニーズに応じたフレキソ印刷ソリューションを
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)

フレキソ印刷市場拡大は新規開拓で
―実績づくりに貢献するKodak Flexcel NXシステム
(株)ヨシモト印刷社

フレキソトレンドレポート
 トピックス drupa2016 新製品/新技術のハイライト
 トレンド解説 デジタルvsフレキソ、そのシナジー効果 など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,630円
2016年3月号

<特集>
 加速化する自動化・省人化
―産業用ロボットの活用も視野に 労働力不足、人件費削減にも対応




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 印刷業界は、これまで生産現場にマンパワーを投下する労働集約型の展開をしてきた。
 しかし、労働人口の減少や、人件費削減の必要性に迫られ、今後は自動化・省人化へ向けての動きが活発化するだろう。
 ここでキーワードになるのが「インダストリー4.0」であり、そこから派生的に注目されている「IoT」である。自ら考える「スマート工場」や「IoT」による印刷スケジュール、工場内の物流、在庫、配送管理といった動きも緒についていてきた。
 さらに産業用ロボットの運用も視野に入れていく必要がある。産業用ロボット導入の急拡大により、製造業で大幅な人件費の削減が可能との予測がある。経営コンサルティングファームであるボストンコンサルティンググループは、現在から2025年までの予想人件費削減率は1位韓国(33%)、2位日本(25%)と予測している。
オフ輪工場では「ロボット化」と言える現象が先行しているが、プリプレスや製本・後加工でもロボットの運用が盛んになる可能性がある。
自動化・省力化が印刷業界に何をもたらすか。本特集を通じて考えてみたい。
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印刷時工場の自動化、ロボット化は近未来の現実
―事業継続には避けられない省人化への取り組み
生産技術コンサルタント MSE事務所 村松礼二

IoTを活用し印刷工場を自動化へ
―経営と雇用衛システムの検証進める
オカムラ印刷(株)

収益を上げ競争力増す自動化へ
―「機械力」で大幅な省人化
(株)セントラルプロフィックス

「デジタルプロダクションセンター」でIT化を推進
―独自のMISを構築し、Web to Printを展開
(株)FIS

産業用ロボットの現状と将来性
―IoT時代へ向け新たな展開
機械振興協会経済研究所 太田志乃

フレキソトレンドレポート
 トピックス 軟包装水性フレキソ印刷に参入する“ヌーベル・バーグ”
 トレンド解説 地球環境から見た水性インキの意義について など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,630円
2016年2月号

<特集>
 販促・集客支援に勝機あり
―顧客の信頼得る「売れる!」ポイント




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 顧客に印刷物を提供するだけではなく、それが最大の効果を発揮するように支援していく。
 今や、これは印刷会社にとって必要不可欠なミッションになっている。紙メディアだけではなく、さまざまなクロスメディアで販促・集客できる可能性が広がっており、まさにそこにビジネスの商機があると言えるだろう。
 今回はそのための前提となるクリエイティブ部門の「見える化」やダイレクトマーケティングの現代的な活用法を取り上げた。また現在、動画製作の参入障壁が下がっており、中小企業にも取り組みやすいものになっている。販促・集客のツールとして極めて伝達力の高い動画を活用する試みを取材した。ネットやスマホと言った環境の整備が追い風にもなっている。
自社の客層や業態、得意分野を検証し、どのような形で「販促・集客支援」への取り組みができるか。本特集がそのための弾みになれば幸いである。
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効果的な販促戦略=デザイン戦略とクリエイティブの見える化
―取り組むべきポイントは何か
㈱アイディーエイ デザインコンサルティング部 デザインコンサルタント 後藤佑紀

進化するダイレクトマーケティングのノウハウ!
―営業・販促に直結する「レスポンス広告」徹底解剖!【第3弾】
(有)アドバリュー 代表取締役 平野義典

「動画」制作・運用を多角的に支援
―「デジマーケ」で新境地へ
木万屋商会

「360°パノラマムービー」で新市場を開拓
―高性能素材による高画質撮影で差別化
望月印刷

フレキソトレンドレポート
 トピックス 高バリアパウチのために何が先行しているのか
 トレンド解説 フレキソ印刷におけるドットゲイン測定法と印刷品質管理への適用について など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,630円
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 2016年の新春特集は、時代を象徴する幾つかのキーワードを軸に構成してみた。ベクトルの一つは「人」である。昨年あたりから、一部企業の雇用難が報じられている。印刷業界の将来を考えた時、優秀な「人」を業界に呼び込み、育てていかなけれならない。そのためには若い世代にとって魅力があり、未来に希望が持てる業界の姿を示していくことが不可欠だろう。特集の座談会では、このテーマを論じていただいた。
 もう一つは「第4次産業革命」。印刷技術の本家から発信された、新しいモノ作りのイノベーションを世界標準にしていこうという動きである。その目的は生産を迅速化するとともに、不良品を無くし、製造コストを大幅に削減して付加価値を高めることにあるとされる。日本の自動車メーカーやロボット産業の一部は、ドイツの流れとは別にすでにこの世界に足を踏み入れていると指摘する識者もいる。印刷産業の前にも、この世界が拓けていくのだろうか。
 2016年を読み解くためのキーワード。新しい年明けにあたって、業界の変化と未来の可能性に想いを馳せてみたい。
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マーケティングオートメーションがもたらすもの
―その手法と今後の可能性
㈱電通 電通総研 メディアイノベーション研究所 研究主幹 北原利行

全てがインターネットになる!
―IoTがもたらすインパクト(上)
㈱精興社 営業第一グループ 第一課課長 古田アダム有

必要から。ひらめきから。お役立ち志向から。イメージの形が産んだニッチ市場と商品。
―同業6社に見るその具体的事例と展開
プリンターズサロン事務局 アトリエアイ主宰 五十幡喜彦

「インダストリー4.0」がもたらすもの
―その実像と将来展望
日本貿易振興機構(JETRO)デュッセルドルフ事務所 セバスティアン・シュミット

 新春特別座談会
印刷の「面白さ」を若い世代に伝えていこう
―人材の確保・定着にどう取り組むか
㈱弘久社 代表取締役社長 平野芳久/㈱サンエー印刷 常務執行役員 吉川昭二/㈱興栄社 メディアコーディネーター ゼネラルマネージャー 庄司志津雄

フレキソトレンドレポート
 トピックス ミッドウェブ・フレキソ印刷機の自動化機能と簡単操作
 トレンド解説 大きいことはよいことだ(Bigger is Better) など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,630円
2015年12月号

<特集>
 改善活動で「現場力」をUPする!
―足元から成果をあげよう




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 「現場力」―。モノづくりの現場で、日々、改善に取り組むことの重要性は本紙の読者であれば先刻、ご承知のことと思う。今回は現場改善の視点として営業や外注先の改善指導を意識してみた。今回の特集にあたって、事前に印刷会社数社にヒアリングしたところ、営業発信の事故の多くが「伝達ミス」によるものであることが判明した。顧客からの指示が現場に正確に伝わっていない。発注伝票への誤入力や基幹システムへの誤入力といった単純なミスが、最終工程まで流れ大きな事故につながってしまう。
 外注先に起因する事故が生じても、それは自社の仕事として世に出ていくもの。顧客の信頼を失わないために外注先への改善指導が不可欠であり、また、「外側の視点」は、社内では気づかないことを教えてくれる。改善活動は生産現場だけで完結するものではない、という大きな視野で取り組む必要がある。「現場力」アップの秘訣を考えてみたい。
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顧客接点での現場力がトラブル防止と収益向上のキーポイント
―営業に起因するトラブルをいかに防止するか
㈱ビジネスコミュニケーション研究所 代表取締役 田中信一

現場改善は「外の力」で奏功する
―内と外からの「カイゼン」が生み出すもの
印刷企業2社の事例を考える

からくり改善が印刷工場を変える
―作業改善、人財育成に効果を発揮
大日本印刷㈱

「SUPERIA PRESSMAX湿し水の省資源効果とその最新技術」
―テクノロール「第47回印刷有志の会」より

印刷工場における現場改善のための多面的アプローチ
―生産性向上と利益創出を目指して
清水印刷紙工㈱ 製造本部 本部長兼工場長 岩井平

フレキソトレンドレポート
 トピックス 軟包装における先行するトレンド
 トレンド解説 フレキソ刷版の最新動向 など
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