印刷情報 発売日・バックナンバー

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1,630円
2015年11月号

<特集>
 紙メディアに新しい価値を!
―製本・後加工は次の進化へ




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 製本・後加工の存在感が、ひときわ大きくなった。「IGAS2015」会場でこんな印象を受けた方が多いのではないか。近年、印刷業界では「付加価値」という言葉が重視されている。紙メディアの価値を引き出し、高めていくもの。そのポイントが「製本・後加工」にあることは明白だ。
今回の特集ではIGAS2015で見られた製本分野全般と表面加工のトレンド、さらにデジタル印刷の後加工について、最新の動きを紹介する。同時にIGASの動きとは別に企業の事例として異業種からのこの分野へのアプローチも紹介していく。
 「今回のIGASを通じて、最終的な商品やサービスに対し、プリントメディアが他の媒体とは異なる付加価値を提供できることが重要であり、これこそがIGAS2015のテーマであるinnovationの中核であると感じた」
 これは今回の執筆陣の方の記述だが、この一文にIGAS2015のポストプレスのコアの部分が的確に表現されていると言える。ではプリントメディアが提供する「他の媒体とは異なる付加価値」とはいかなるものか。トレンドの先にその未来像が見えるのではないだろうか。
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未来へ向けた製本・後加工業界再編の胎動
―イノベーションの中核は独自の付加価値
加藤製本㈱ 代表取締役 加藤隆之

付加価値をもたらすデジタル印刷の後加工システム
―IGAS2015を振り返って
奥村印刷㈱ プリプレスセンター 取締役執行役員 センター長 山田秀生

「付加価値加工」の視点で見るIGAS2015
―新技術はどんなバリューをもたらすか
東京箔押共和会 会長 堀知文

必要な書籍を必要な分だけ刷る 流通を効率化するPOD
―用途も拡大へ
京葉流通倉庫㈱

「PODとオフセットの製本に垣根なし」
―2000年にPOD導入の製本会社/オフの無線綴じ担う新工場でもペラ帳合を踏襲
㈱明光社

フレキソトレンドレポート
 トピックス 軟包装を駆動する4つのキ―トレンド
 トレンド解説 パッケージ市場の現状と今後 など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,630円
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 国際総合機材展「IGAS2015」が、9月11日から16日まで東京ビッグサイトで開催され、6日間で5万6,533名を動員した。特に12日(土)には1万4,000名の来場者が訪れ、「IGAS2015」に対する関心の高さを窺わせた。
 今月号では、「IGAS2015」の展示内容から「オフセット印刷」「デジタル印刷」「軟包装・パッケージ」、さらに工程にとらわれない横断的な視点で、業務支援に有益と思われるトレンドを紹介する。なお、デジタル分野も含めた「製本・後加工」の動きについては、次号11月号で取り上げる。
 個別のトレンドはさておき、メーカーが作りたいもの、売りたいものを打ち出すのではなく、ユーザーに利益を提供する「マーケティング志向」が一つの流れとして見えてきたのではないだろうか。
 自社に利益をもたらすために、「IGAS2015」から何を得るか。本特集を通じて改めて考えていただきたい。
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盛況のIGAS2015、刺激に満ちた6日間
―進化と革新の道示す

IGAS2015で注目された新技術
―デジタル印刷分野の動向
㈱アート・スキャナ・サービス 代表取締役社長 上條健一

オフセット印刷の動向
―新しいソリューションからポストプレスまで
㈱サンエー印刷 吉川昭二

「包装ビジネス展開」に役立つ技術の数々
―軟包装・パッケージ分野はどう動いたか
住本技術士事務所 住本充弘

求められるさらに現実的な提案のためにオリジナルな印刷スタイルブックを持とう
―IGAS2015に拾う、印刷営業の新思考法
プリンターズサロン事務局 アトリエアイ主宰 五十幡喜彦

フレキソトレンドレポート
 トピックス IGAS2015 フレキソセミナー その1
       ブランドオーナー自ら“持続可能なフレキソ印刷”を認め、熱い議論を展開
 トレンド解説 Converflex2015報告 イタリアのリーディングカンパニーが示す洗練されたフレキソ印刷技術 など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,630円
<特集>
 次の革新へ、さらなる進化へ
―開幕迫るIGAS2015 各分野のトレンドを探る

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 IGAS2015の開幕が迫った。国際機材展として海外からの注目も高いIGAS展。そこは最新の技術が集結する場所であり、印刷産業の未来への道筋が垣間見えるチャンスの源だ。開催に先駆けて視察のガイドをお届けする。
 近年、印刷機材展は単に技術を公開するだけでなく、新しいビジネスのヒントを見出すためのフィールドになっている。そうした視点も含め「デジタル印刷」「オフセット印刷」「製本・後加工」「軟包装・パッケージ」といった分野ごとに視察のポイントを紹介する。
 世紀の変わり目から15年の歳月を経て、印刷市場は大きく変化した。紙メディアを扱い、その中でどのように利益を創出していくか。すべての印刷会社に課せられたテーマへの答えがこの展示会を通じて見えてくるのではないだろうか。本特集がそのための一助となれば幸いである。
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国際総合印刷機材展「IGAS2015」いよいよ開幕へ
―「Print+innovation プリントテクノロジーのさらなる挑戦!」統一テーマに

IGAS2015出展社リスト・会場案内

印刷業務デジタル化の変遷と技術史
―DTPの登場から、CIP3PPF、CIP4、JDFの普及まで
㈱プリンテクノ 木村哲雄

特許情報から見たトナー機の性能向上と将来性
―IGAS2015に向けたデジタル印刷機事前情報
Next Printing Group 後藤卓 木村哲雄

2015年、オフセット印刷の向かう先
―利益創出のための管理ポイント
㈱サンエー印刷 吉川昭二

製本・後加工分野で躍動するマーケティング志向
―真の付加価値をもたらす製品開発に注目
加藤製本㈱ 代表取締役 加藤隆之

顧客の「問題解決業」へ転換を!
―特殊印刷・加工分野視察のポイント
船井総合研究所 佐々木大介

フレキソトレンドレポート
トピックス IGAS2015の6ホール「+Future」にフレキソゾーンを開設 
トレンド解説 ITR:ラウンドタイプ・フレキソスリーブの現状と今後の課題 など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載

1,630円
<特集>
 オフ輪が拓く新たな可能性
―マーケティングと連動する展開へ




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 チラシや広告の効果を最大に発揮するため、精度の高いマーケティングが求められている。市場を大きく捉えるのみならず、エリアの特性を把握し、それに合った展開をしていく。持ち家の多いエリアに不動産のチラシを撒いても、当然ながら、大きな効果は望めないのである。今回の特集では、ITやネットビジネスの仕組みの中で紙メディアが新しい価値を生み出す姿を追ってみた。
 ネットビジネスサイドが「紙メディア抜きで、高い集客効果は望めない」という意識を持っているのだ。オフ輪の大量生産というスペックを精度の高いマーケティングを行うためのツールとして捉えた時に、次世代の新しいビジネスの形が見えてこないだろうか。
 また、オフ輪現場の省エネ対策についても取り上げた。大量にエネルギーを消費するオフ輪では、省エネ対策は不可欠となる。他にもARを活用したチラシなど、新しい可能性は動いているのだ。
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オフ輪工場の省エネ対策
―コストダウンによる競争力アップと環境対応
㈱ディグ 代表取締役 杉井康之

エリアマーケティングがもたらす紙媒体の新しい価値
―集客効果を高める展開とは
マーベリック㈱ 小池拓人

チラシとARの融合で新たな販促提案
―アクセス解析で利用者情報をフィードバック
㈱アイカ

新聞広告の販促効果を高める
―紙メディアと連動するマーケティング
㈱オリコミサービス

商業オフ輪転機再生プラン“輝輪(きらりん)”を発表
―予防保全の新たなパッケージメニュー
三菱重工印刷紙工機械㈱

フレキソトレンドレポート
トピックス 米国フレキソ協会(FTA)主催、2015フレキソコンペ スーパーバッグが金・銀受賞のダブルクラウン 
トレンド解説 フレキソ水性印刷の普及、発展に不可欠なCMSの活用 など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載

1,630円
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 暑中特集は、貴社の収益力を高めるために役立つ、旬な業界トレンドを集めてみた。テーマは「ダイレクトマーケティング」「助成金・補助金の基礎知識と効果的な活用」「インバウンドビジネスの可能性」「顧客支援」などである。こうしたトレンドから、自社の業績アップにつながるヒントを得てほしいと構成した。
 さらに巻頭では、3人の経営者による座談会を企画した。3社とも特徴的な経営で成果を上げている企業であり、出席者3氏が異業種でキャリアを積み重ねてきたことから、その経験から得たものを語っていただいた。一見、印刷業界とは距離のある世界で培った経験が、情報の収集・分析、幅広い視点、業界の常識にとらわれない発想といった経営者の資質に結び付いている。印刷・製本業界一筋でやっていくことは素晴らしいが、外の世界で異なる価値観をくぐり抜けることで、得るものも大きい。
 トレンドと、それを捉えて企業を伸ばす経営者の資質。本特集では、この2本の柱を立ててみた。
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暑中特別座談会 企業経営に活きる異業種のキャリア
―外の世界で得た経営のベースとは
㈱日精ピーアール 中村 慎一郎/惠友印刷㈱ 萬上孝平/加藤製本㈱ 加藤隆之

出版プロデューサーとして著者と出版社をサポート
―企画を持ち込み、印刷・製本を請け負う
新灯印刷㈱

ニーズに応えるPOD導入
―広がるビジネス
㈱小学館・昭和図書㈱

補助金を活用する
―実践のポイント
㈱GIMS 寶積 昌彦

インバウンドビジネスの展開と事業機会
―ビジネスチャンスをどうとらえるか
JTB総合研究所主席研究員 太田 正隆

フレキソトレンドレポート
トピックス 矢野経済研究所発表の2015年「パッケージ印刷市場の展望と戦略」から 
トレンド解説 軟包装フレキソ印刷の小ロット化対応に中間幅(ミッドウェブ)印刷機の選択を決定 など
他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載


1,630円
<特集>
 ネットで掴め! ビジネスチャンス
―オムにチャンネル時代にどう展開するか 印刷通販の市場動向
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 現在、印刷通販は社会に完全に定着した。数多くの通販サイトが展開しており、従来の印刷会社では、考えられない事業規模を現実のものにしている。もともと「価格」と「納期」という提案要素を研ぎ澄ましたのが印刷通販の本質かと思うが、その業態も多様化している。フランチャイズ展開の事例も現れ、多様なビジネスが可能になっている。その中で自社なりの「特徴」を打ち出していくかが問われるだろう。あらゆる印刷会社が、この領域に進むわけではないが、インターネットのビジネスへの活用は、いかなるレベルであれ必要だ。
また、一般の印刷会社も自社の特徴を活かしネットによる仲間仕事などの印刷受注やオリジナル商品の販売に取り組み成果を上げている。特集ではオムニチャネルを含めネットを利用した新しいコラボレーションのあり方を考えていく。
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印刷通販市場はどう動くか
―カギを握るオムニチャネル戦略
㈱船井総合研究所 東京経営支援本部チームリーダー チーフ経営コンサルタント 岩邊久幸

選ばれる通販サイトになるために
―印刷通販は多様化の時代に入る

高品質・低価格の「ネットDEコム」を運営
―印刷コンシェルジュが顧客満足度を高める
㈱新晃社

フォトブック・オンデマンド・サービスをネット展開
―3本の柱でデジタル印刷推進
奥村印刷㈱

フレキソトレンドレポート
トピックス 続・軟包装マーケットを形成する5つのトレンド 
トレンド解説 フレキソ印版:急角度ショルダーによる画像再現 など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,630円
2015年5月号
<特集>
 今こそ「世界」を日本市場に!
―可能性広がるインバウンドビジネス 印刷会社の強み活かし情報発信

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日本政府観光局によると、昨年1年間に日本を訪れた外国人観光客は過去最多の1,341万人。消費額は2兆円を超え、一人あたり約15万円に相当する。最近では中国人の「爆買いツアー」が社会現象となり、この4月には桜シーズンの日本を訪れる中国人観光客が急増した。
 インバウンドビジネスに勝機あり。印刷業界でもこの機運に乗って、自らビジネスチャンスを掴みに行こうという動きが出ている。外国人観光客向けの様々なメディア、ガイドブック、マップ、フリーペーパー、デジタルサイネージ、ウェブサイトの製作、ネットによる海外への日本情報の発信、海外でのインバウンドプロモーションと印刷会社の強みを活かして取り組めることは多い。
 一方、訪日客を地元に誘導するための地域振興やキャンペーン、情報発信によって自らのエリアに呼び込んでいくことが求められる。今は成田や羽田、関西の空港出発点にした「ゴールデンルート」(東京→富士山→関西)間を中心にインバウンド消費が伸びているのが実情だ。
 今回、取り上げた企業に共通しているのは「本腰」を入れてインバウンドビジネスに取り組んでいること。一過性のムーブメントではなく、自社と地域の将来を見据えてトライしているのだ。
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印刷会社のインバウンド・ビジネス参入
―顧客を集めリピーターを増やすには…
MSE事務所 村松礼二

インバウンドの最新事情
―2,000万人来日へ向け何に取り組むか
一般財団法人 国際観光サービスセンター 常務理事 原祥隆

「MUD」と「多言語翻訳」ベースにクロスメディア展開
―外国人観光客向けサービス「OMOTENASHI」を提供
㈱野毛印刷社

国内・海外ネットワークを活用し顧客を支援
―海外向け日本情報発信サイトを中核に
㈱石田大成社

フレキソトレンドレポート
トピックス 軟包装マーケットを形成する5つのトレンド 
トレンド解説 水性フレキソ印刷のねらい目:紙パッケージ など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,630円
<特集>
「包む力」が市場を変える
―軟包装・パッケージの最新動向
フレキソ印刷、上昇気流へ



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 「印刷市場の中では、パッケージ分野が最もシュリンクしていない」。本誌1月号に掲載した座談会「軟包装・パッケ-ジ分野の現在と未来」での識者の指摘である。「人口が一定あれば、パッケージ需要は減っていかない」「人間は生きている限りは、飲んだり食べたりするわけだから、量は極端に減らない。ここをターゲットにする」
 今回の特集では、まずこの分野で上昇気流の機運が感じられるフレキソ印刷に着目した。他分野からフレキソ印刷に参入しようという時、何がポイントになるのか。実際に水性フレキソ印刷に取り組み成果を上げている企業の事例も取り上げた。環境やコスト面から再評価が進むフレキソ印刷の可能性を改めて考える。
 新しい動きとして、パッケージとARを合わせた高機能化がある。そこにどのような可能性があるのか、実例を紹介していく。
 軟包装・パッケージ市場では「包む」から「使う」へと、ユーティリティに重きが置かれる流れがある。消費者の使い勝手、内容物の保存の利便性などが求められている。
 軟包装・パッケージ市場にどんな可能性があるか。この分野に対する読者の感性を刺激できれば幸いである。
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進化するフレキソ印刷「アドフレックスシステム」
―印刷会社に課題解決を提供 ㈱コムテックス

軟包装グラビア・フレキソ色校正用
水性インクジェットプリンター「MMP 830 VS-L」
―印刷物と同じ原反へ印字! 色相や質感を本気印刷機並みに再現
大日精化工業㈱

オフセットからフレキソまで環境負荷を低減を実現するフレキシブルCTP
―小ロット・パッケージ印刷を自社の強みに 三菱製紙㈱

ダイレクトレーザー彫刻機対応ゴムプレート版材「キンヨーフレックス」
―品質・納期で国産のメリット生かす ㈱金陽社

フレキソトレンドレポート
トピックス 注目すべき5つのパッケージ革新
トレンド解説 フレキソは2017年に1940億ドル 2017年以降も年率4%強成長 など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,630円
<特集>
人の成長が企業を伸ばす
―最も重要な経営資源をどう活かすか
インターンシップ、女性、高齢者、グローバル教育


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 業界の将来を考えるというテーマのパネルディスカッションの席上。未来へ向けて各企業が取り組むべき優先課題は何か、という設問にあるパネリストは「人を育てることです」。新しい事業を始めるにせよ、商圏を拡大するにせよ、求められるのは「社員のコミュニケーション能力」である。これなくしていかなるビジネスも成立しない。
 しかし人材の育成も時代に応じて変わる今回の特集では、まず人を育てる人や環境をどう整備するかを考えてみた。そのうえで、女性や高齢者の活用、インターンシップによる人材の獲得や社内の活性化、また海外展開へ向けてのグローバルな教育を取り上げた。
また、そこまで踏み込んでいないまでもやはり重要なのは「採用戦略」。業界、そして自社にどう優れた人材を呼び込むか。そのためのブランディングが求められている。
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人材を育てるための管理者と社内制度の確立
―教育づくりのための環境づくりのポイント
㈱GIMS 中小企業診断士 寶積昌彦

「熟練」は作り出せる
―女性、中高年の採用・教育・活用のポイント
㈱サンエー印刷 吉川昭二

インターンシップ制度への取り組みと成果
―自社の人材育成にどう活かすか
㈱ディグ 代表取締役 杉井康之

フレキソトレンドレポート
トピックス 付加価値、パーソナリゼーション、ブランド保護、柔軟性の4つのキー
トレンド解説 フレキソスリーブのサーマル挙動とその制御 など

他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載


1,630円
■最新案内 
2015年2月号
<特集>
顧客の「売れる!」を支援する
―販促・集客戦略で信頼を得る



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 何のために印刷物を作るか。発注者はこの問いかけに自覚的になっている。チラシにどれだけの販促・集客効果があるのか。多くの商品が覇を競う店頭で人目を引くパッケージとはどのようなものか。限られた予算の中で大きな成果をあげたい。厳しい時代に顧客がそんなマインドになっていくのは、当然だろう。
 考えようによっては「これまで以上に印刷物に販促効果が期待されている」ともいえる。これはチャンスではないだろうか。同じ商品でもパッケージのデザインを変えただけで売れ行きが変わる。販促・集客のツールとして印刷物を捉えると、それは「ナマモノ」であり、もたらす効果は流動的と言える。「売れる」ポイントを押さえた印刷物を提案、製作することは顧客にアドバンテージを与え、強力な囲い込み戦略になる。
 今回の特集では、販促効果の高いチラシやパッケージとは、どんなものかを考えていく。顧客の「売れる!」を支援して絶大な信頼を得ようではないか。
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こんなに簡単に作れる
「売れる! 集まる!」印刷物づくり
―印刷会社の販促・営業強化に役立つ4つのルール
㈲アドバリュー 代表取締役 平野義典

「売れる」商品づくりのための紙器設計のポイント
―あらゆる経験が制作の糧になる
㈱協進印刷 製作室長 千田健一

販促効果の高いデザイン=売れるデザインを生み出す
デザインマネジメント
―戦略的に「デザイン」を活用する
㈱アイディーエイ デザインコンサルティング部
 後藤 佑紀

書店店頭で「思わぬ出合い」を演出
―書籍の販促効果を高める加工を提案
加藤製本㈱

フレキソトレンドレポート
トピックス 軟包装フレキソ印刷の先行事例からヒントをつかもう!
トレンド解説 オフセット印刷企業の軟包装水性フレキソ機導入の背景 後編



1,630円
<特集>
印刷業界は新次元にテイクオフ!
―2015年のトレンドを追う デジタル、軟包装・パッケージの動きは
【新連載】フレキソトレンドレポート
―フレキソ印刷の最新情報を毎月お届けいたします!

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 2015年、印刷業界はどのような方向に進んでいくか。本誌は今年のキーワードとして「軟包装・パッケージ」と「デジタル印刷技術の活用」を視野に入れ、新春特集を構成した。印刷需要の縮小感は否めないが、一方で新しい可能性が動いている。
 今回は、「デジタル印刷」、「ネット環境などを活用したワークスタイルの変化」、「マーケティングとリンクした印刷手法」、「オムニチャネル展開」といった旬の話題を集めてみた。
 同時に、識者3氏による「軟包装・パッケージ」をテーマにした座談会を行った。高機能パッケージへの進化や、再評価が進むフレキソ印刷の可能性など多彩な話題を取り上げた。
 新しい年の初めに、次の印刷産業可能性を考えてみたい。
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オムニチャネル展開と印刷メディア
―そのビジネスチャンスはどこにあるか
㈱電通 電通総研 メディアイノベーション研究部
              研究主幹 北原利行

Data‐Driven Printing Service
―「IT×デジタル印刷」の新たな可能性
ブライター・レイター 山下潤一郎

印刷業としての新たな働き方を考える
―地方創生・サテライトオフィスで変わる新たな働き方とは
㈱ドキュメントエンジニアリング研究所 寺澤 晃

【新春座談会】軟包装・パッケージの「現在」と「未来」
―技術士(経営工学)・包装管理士
住本技術士事務所 所長 住本充弘氏
㈱精好堂 代表取締役社長 島崎憲治氏
㈱TISプランニング 代表取締役 高本審一郎氏

IGAS2015 今年9月開催へ
―テーマは「Print+innovation プリントテクノロジーのさらなる挑戦!」
印刷機材団体協議会

第51回光文堂新春機材展 「Print Doors 2015」開催へ
~見つける。その感動を、つなげていく~

[トピックス]
「i‐Communication 経営セミナー 2014」を福岡で開催
―「見える化」「集中管理」がキーワード
FFGS

【新連載】フレキソトレンドレポート
トピックス 佐川印刷が水性フレキソ印刷へ
トレンド解説 オフセット印刷企業の軟包装水性フレキソ機導入の背景 前編


他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,630円
<特集>
リスク管理で企業を未来へ!
―BCPで事業の継続性を確保
[特別企画]大判印刷で市場展開

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今年も終わりに近づいたが、この1年間、日本はさまざまな災害に翻弄された。戦後最大の火山災害となった御獄山の噴火。巨大台風の襲来による水害や土砂崩れ。天災が「忘れる」暇もない頻度で発生した。地震などの災害発生時、印刷会社が社員の安全を確保し顧客の利益を損なわないためには、さまざまな対策が必要になる。自社の経営資源を分析し、具体的な復旧計画や顧客の支援対策を準備しておかなければならない。
 今回の特集では、企業の事業継続を阻む幾つかのリスクを考えてみたい。災害だけではない。得意先の経営不振や倒産も大きなリスク要因となる。さまざまな経営リスクをいかに回避するか。顧客からのクレームや事故の発生も積み重なれば、企業の存続を脅かす。
 BCP(事業継続計画)をベースに、リスク対策を考えてみたい。キーワードは「企業を未来へ!」である。

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大震災への備え、印刷会社の減災対策
―事業継続の基本、まずは社長が自身の安全を確保すること
危機管理勉強会齋藤塾 齋藤 實
(元東京都総合防災部情報統括担当課長)

印刷会社の最大のリスクは不良品納品にある
―リスクマネジメントとしての事前事後対策
MSE事務所 村松礼二

組織の連携で早期復旧を!
―都の支援受けBCP策定へ
東京印書館

データのバックアップ体制で顧客資産を守る
―東京本社と福島支社をオンラインで結ぶ

関東工場開設でリスク分散実現
―万全のデータ保全体制を確立
メイセイプリント

印刷業界の現状とリスク回避のポイント
―企業の存続を脅かす「危機」の実態
帝国データバンク 産業調査部 情報企画課 早川輝之

[特別企画]
大判印刷で市場展開
―その経営メリットを探る

大判印刷で新市場へチャレンジ
―サイン市場に画像処理、カラマネ技術活かす
セントラルプロフィックス

KBA Rapida 145(菊倍判)導入で差別化図る
―サイズメリット活かし効率化、新規開拓
KINSEI

大判印刷で広がるビジネスチャンス
―商業印刷における大判印刷の可能性
JV



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印刷情報11月号
<特集>
人を育て利益をあげる現場改善
―全社レベルで磨く企業の「力」
活動の継続が成果をもたらす

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 5Sをベースにした生産現場の改善は、今の時代には経営を左右
しかねない。印刷会社が適正な利益を確保していくために生産現場
の無駄をなくし、収益に結びつけていかなければならない。同時に
改善活動が成果を上げるために必要なのは、社員のモチベーション
を高め、意識を高めていくこと。改善活動は、人材育成とも連動する
テーマと言える。改善活動が奏功し、自己の発生を減らしている企業
は、このような認識を持っているように思われる。
 また生産現場をいくら改善しても、顧客接点である営業を巻き込ま
なければ本当の改革はできない。顧客の意向をいかに正確に現場に
伝えるか。営業の意識の高まりと、そのための「仕組み」が必要になる。
 今回の特集では、営業も含めた改善活動、ポルフのような体系的な
改善手法による事例など、広い視点で現場改善という旧くて新しい
テーマに取り組んだ。基本になるのは「時間をかけ、継続的に取り組む」
という姿勢である。

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古いモノを残せば、新しくならない
―顧客創出のための現場主義
㈱公栄社 庄司志津雄

ポルフがもたらす現場改善効果
―きれいな工場でしか良い印刷物はつくれない
水上印刷 取締役生産本部長 松崎良樹
同ロジスティクスセンター長 柴崎隆司

営業が伝達ミスを起こしにくい仕組み
―印刷関連企業5社に見るケーススタディ
アトリエ アイ主宰・プリンターズサロン事務局 五十幡喜彦

「5S」ベースに改善活動推進
―社員の意識改革に成果あげる
木元省美堂

「正のスパイラル」で上昇気流へ
―社員の自主性引き出す改善活動
E-グラフィックスコミュニケーションズ

収益改善は5S(環境改善)活動から生まれる!
―5Sを推進する事例を報告
日本フォーム印刷工業連合会

[技術トピックス]
共立アイコムで速乾セミナー
―コスト削減に高い効果
日本アグフア・ゲバルト

スリーライトで内覧会開催
―「ベストワン キレイナ」の現場改善効果示す
T&K TOKA


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印刷情報10月号
<特集>
製本・後加工で商品力UP
―本当の付加価値とは何か
未来を目指す製本新ビジョン

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 商品としての印刷物の価値を高めるために、製本・後加工の果たす
役割は大きい。
 今回の特集では、造本装丁の視点も入れ、一冊の本を作るにあたって
どのような図書設計が求められるかを紹介する。書籍に盛り込まれる
さまざまな機能が、販促効果などに影響することが分かる。
 また製本業界が、新しく打ち出した「製本産業ビジョン2018」の
内容を取り上げた。受託型の事業展開から、主体的に顧客にアプローチ
する企業体質への転換が求められている。印刷会社とのパートナー
シップもさらに深めていかなければならない。
 今回、取材した製本会社には「印刷会社に、コストダウンにつながる
面付けを提案し信頼を得ている」という事例があった。印刷会社と
製本会社が双方にとって有益な情報を提供し合うことは、有意義な
ことと言えるだろう。
 製本・後加工の持つ、大きな潜在力をさらに活かしていくことが
必要だ。

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「製本産業ビジョン2018」が目指すもの
―新しい「製本価値」の創造へ
ビジネスコミュニケーション研究所 代表取締役 田中信一

販促効果をもたらす図書設計とは
―装丁の視点から考える製本と加工
日本図書設計家協会

高い品質と精度を追求する
―紙製品製本分野で堅実経営進める
東京都緑友印刷製本協業組合

“感動”を軸に小部数書籍事業を展開
―PUR無線綴機が上製本生産に活躍
木戸製本所

製本、ラッピングから梱包発送まで請け負う
―高品質と正確・安全がモットー
家の光製本梱包

小規模企業と大規模企業、それぞれのイノベーション
―先代からの技術と設備に独自の加工アイデアを付加
NACAMURA/古宮製本

インタビュー
ポストプレスソリューションを展開
―付加価値アップでさらなるビジネス拡大を
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ

名刺・ハガキカッター
「アエロカットNANO」が登場
―「テーピットWX-P」
 「フリクションフィーダーFF330」も発売
ウチダテクノ

製本ポータルサイト
「製本のひきだし」が充実
月間アクセス数が過去最高を記録
関連業者へ認知広がり“お役立ち”

[トピックス]
注目のダイカットシステムを体感
―ロータリー式採用、小型化を実現
2014秋のホリゾンフェア

入稿からラベル完成まで
トータルソリューションを提供
―デジタルラベル印刷向けの後加工装置発売
SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ

低圧真空ブロアポンプで省エネ・省メンテ
製本ラインへの導入進む
―最大72%の電気容量を実現

開催迫るフレキソ・ジャパン2014
―フレキソ印刷の次のステージを示す


他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載
1,630円
印刷情報9月号
<特集>
新時代のオフ輪経営
―その潜在力を引き出す

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 人々のライフスタイルの変化は、印刷需要に影響を及ぼす。
そうした影響がことさらに大きいのが、オフ輪の領域と言える
かもしれない。今回の特集では、エンドユーザーやクライアントの
ニーズの変化の中で、オフ輪がどのような「価値」を提供していく
ことができるか、その可能性を探った。
 ひとつの手法としてオフ輪のような中・大ロットの生産設備に
バリアブル印刷を組み込むことで、情報の伝達効果を高めたり、
さまざまなマーケティング展開が可能になる。オフ輪の大量生産
というスペックを、別の視点から見ると制度の高いマーケティング
展開に向いているのである。
 さらに経営的視点からオフ輪の運用を考えてみた。4Mの視点で
生産現場を見直すことで、従来の設備に新しい力を吹き込むことができる。
 オフ輪の活用ポイントは「マーケティング」と「現場改善」と
言えるかもしれない。

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【座談会】
いま、オフ輪経営に求められるもの
―さらなる生産性向上とコストダウンを!
サンエー印刷 吉川昭二

ハイブリッドチラシ印刷でマーケティング展開
―「Kodak Prosper S10」で可変情報を印刷
~チラシ1枚あたりの利用効果が通常のチラシと比較して4倍に~

安定稼働に寄与する予防保全と診断技術
―診断、補修、整備のポイントを分かりやすく紹介
三菱重工リソピアクラブ

卓越した印刷安定性と優れた印刷適性を実現!
―オフ輪・枚葉兼用の湿し水原液
「DOT液シリーズ」
大日精化工業

軟包装用オフ輪
「LED-UVオフセットスリーブ式印刷機MHL13A/18A」
―多品種・小ロットをターゲットに展開
ミヤコシ

1世帯平均0.4%減
―2013年新聞折込広告調査
一般社団法人日本新聞折込広告業協会

オフ輪優秀企業ガイド

[特別企画]
チャンスを呼び込む多角化経営
―新しい発想でビジネスに挑む

経営多角化は永続的発展への手段になり得るか?
―印刷会社の多角化戦略の現状と今後の取組み
MSE事務所 村松礼二

地域のメディア展開で成果をあげる
―地域マーケティングと連動する情報紙
地域新聞社

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