東京人
September 2018 no.400
contents
特集
江戸東京 妖怪探訪 10
妖怪と書いて何と読む?
文・横山泰子 14
妖怪は江戸で磨かれる
小説家 京極夏彦×作家 加門七海×アンソロジスト 東雅夫
構成、文・門賀美央子
写真・尾田信介 16
水木しげると調布
どこか懐かしい「妖気」を探して
布多天神社/鬼太郎茶屋/深大寺 ほか
文・今井秀和 26
都内に残る 妖怪伝説を訪ねる
天狗 高尾山/鬼 鬼の水鉢/河童 曹源寺/狐 王子稲荷/狸 多聞寺/怪談 四谷於岩稲荷宮神社/幽霊 八兵衛の夜泣き石
文、写真・村上健司 32
江戸の七不思議
土地の記憶と結びつく怪異譚
本所/深川/麻布
文・東 雅夫 38
江戸の出版文化
メディアミックスにより庶民に広がった妖怪ブーム
文・纐纈くり 42
井上円了と哲学堂公園
「妖怪博士」がめざした、迷信打破
文・三浦節夫 46
本当に怖い三遊亭圓朝
岡本綺堂を怯えさせた話芸の秘密
文・宮 信明 52
恐れ、慄く 感覚が大事
落語家 立川志の輔
文・金丸裕子 56
エッセイ
境港にて怪を見張る
文・前川知大 58
古い文献に記された謎の異獣の正体
文・荻野慎諧 59
ITと怪異現象
二十一世紀の妖怪を探して
文・畑中章宏
写真・竹之内祐幸 60
テレビアニメ ゲゲゲの鬼太郎
闇の向うに 何かを感じたい
文・朝宮運河 64
小泉八雲と新宿
竹藪ざわめく薄暗い部屋で、
夫婦が紡いだ怪談話
文・小泉 凡 66
柳田國男と成城
日本の妖怪研究の礎を築いた民俗学の先導者
文・及川祥平 68
おばけで地域おこし
「ふしぎ」でつながる人びと
南千住 妖怪教室/清澄白河 深川怪談/日野 勝五郎生まれ変わり物語
文・吉田千春 72
知って、学んで、旅する
ブックガイド
文・門賀美央子 76
伊東忠太の妖怪好き
化物が棲む建築
文・倉方俊輔 82
台湾の妖怪ブーム
台湾人作家 何敬堯インタビュー
アイデンティティーと歴史を再認識
文・三浦裕子 86
参加し、体験するお化け屋敷
お化け屋敷プロデューサー 五味弘文
リアルに細部まで表現
特殊メイク、特殊造形 百武朋 88
先付 春夏秋冬 南風月 29 鮨てる
穴子と胡瓜の酢のもの
文・瀬川 慧・文 写真・大山裕平 3
東京点画
「ジョーク」で世を笑おう
文・早坂 隆 7
月空に死者を想う
文・谷川ゆに 8
アジアの「人類模様」
文・川端裕人 9
キリンラガービール 愛されて一三〇年
老舗の暖簾に誘われて2
最高峰の串焼き、ここにあり 93
田園都市株式会社100年
「通勤1時間圏」に広がった東京。
鉄道網の拡大と、「田園都市」の誕生 94
渋沢栄一、渋沢秀雄、小林一三、五島慶太
最強のカルテット、大事業を率いた四人の実業家
文・宮徹 98
“目蒲線”の開発史を訪ねて
洗足・大岡山・田園調布
案内人・真田純子
文・浅原須美
写真・泉大悟 100
祝!日本橋の空が抜ける
喜びの声と首都高地下化への「道」
文・高瀬文人 104
曇天記 119
ひらがなのいきをころす
文・堀江敏幸 写真・鈴木理策 112
ちょいとごめんなさいよ、四時からの悦楽95
虎ノ門「大坂屋 虎ノ門砂場」の巻
体が覚えている江戸の味
文・林家正蔵 写真・矢幡英文 114
赤坂人物散歩 17 今宵ホッピーをこの店で!
岩村 透
日本の美術批評をリードした、絵を描かない画家
文・後藤隆基 118
こんな私でも、
「放送大学」で学べますか?!
文、イラスト・カツヤマケイコ 124
「風紋」の人びと 6 林聖子に聞く
太宰治との出会い、そして別れ
文・森まゆみ 126
まちの仕掛け人たち 37
立川市 立川名画通り映画祭
「立川名画座」を偲び、自主映画の祭典を開催!
文 金丸裕子 132
進む、「トキワ荘」復元プロジェクト
マンガの聖地がよみがえる!
豊島区長 高野之夫
(仮称)マンガの聖地としまミュージアム整備検討会座長/漫画家 里中満智子
文・土屋典子 134
東京つれづれ日誌99
ガスタンクと鉄道のある風景
文・川本三郎 150
Close up TOKYO
Interview
中野区長 酒井直人 133
Books 本
五十嵐太郎 苅部 直 小池昌代 142
今月の東京本 145
Culture 146
映画・美術・舞台・古典芸能
City 148 街
New Open New Sight
東京ネットワーク
SHOPS&GOODS 120
バックナンバー122
編集後記、次号予告 154
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