特集=マクドナーとアイルランド演劇
演劇界・映画界をリードするマーティン・マクドナー。
アイルランド人の両親を持ち、イギリス育ちである彼の演劇作品は、
どの程度「アイルランド演劇」なのか──。
本特集ではマクドナーと、ベケット以降の現代アイルランド演劇双方の魅力を、
作家・作品・文化慣習の面から紐解きます。(編集部)
掲載戯曲は、本特集に相応しい3本を掲載!!
『海をゆく者/The Seafarer』 作=コナー・マクファーソン/翻訳=小田島恒志
『THE BEAUTY QUEEN OF LEENANE』 作=マーティン・マクドナー/翻訳=小川絵梨子
『季節はずれの雪』 作=スティーブン・メトカルフ/翻訳=一川華
【目次】
人間らしい人間を書く天才 小川絵梨子(聞き手=濱田元子)
アンファン・テリブルの煽りの技術 ──マクドナーの劇作法 關 智子
『ウィー・トーマス(The lieutenantof Inishmore)』の演出を想い返して 長塚圭史
アイルランド現代演劇小史 坂内 太
エンダ・ウォルシュが紡ぐ、自分の人生の物語 白井 晃
ブライアン・フリールとコナー・マクファーソンの作品を演出して 小笠原 響
移りゆく言葉 石川麻衣
アビー座の日々 吉見智里
ダブリン観劇体験記 ──2017-2018 吉平真優
そこにあるがままの姿で ──『海をゆく者』をめぐって 栗山民也(聞き手=内田洋一)
『海をゆく者』翻訳裏話 小田島恒志
アイルランドという国 ──文化と芸術 デミアン・コール(駐日アイルランド大使)
◆
アイルランド作家紹介
アイルランドの演劇と歴史
◆
***
■文化功労者認定に寄せて
矢野誠一という生き方 内田洋一
■レポート
太陽劇団『金夢島』を観劇して 穴澤万里子
●演劇祭レポート
ソウル国際公演芸術祭2023 張智盈
●連載
シーン・チェンジズ
長谷部浩の演劇夜話 長谷部 浩
◆
第十一回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞のお知らせ
◆
●演劇時評
小田島則子・萩尾瞳 (第一回)
東宝 ミュージカル『RAGTIME(ラグタイム)』
ケムリ研究室『眠くなっちゃった』
シス・カンパニー『いつぞやは』
Bunkamura『ガラパコスパコス~進化してんのかしてないのか~』
東京芸術祭実行委員会『木ノ下歌舞伎 勧進帳』
KAAT神奈川芸術劇場『アメリカの時計』
PARCO『橋からの眺め』
東宝 ミュージカル『のだめカンタービレ』
東京芸術劇場 ミュージカル『天翔ける風に』
劇団俳優座『ラフタリーの丘で』
tsp『レディマクベス』
劇団昴『親の顔が見たい』
文学座『アナトミー・オブ・ア・スーサイド─ 死と生をめぐる重奏曲 ─』
劇団ワンツーワークス『アメリカの怒れる父』
サンライズプロモーション東京『My Boy Jack』
劇団青年座『同盟通信』
Pカンパニー『会議』『街角の事件』
新宿梁山泊『失われた歴史を探して』『少女都市からの呼び声』
時評ニュース・新刊案内など
イプセンが140年前当時に、ノルウェー含めた社会をどう観ていたのか?
また、今、私たちはイプセン作品をどう観ているのか? を両軸でイプセンの世界を探ります。
掲載戯曲は、『ロスメルスホルム』(イプセン原作、ダンカン・マクミラン脚本、浦辺千鶴訳)、
『My Boy Jack』(デイヴィッド・ヘイグ作、 小田島則子訳)、
『辿り着いたうねりと、遠回りの巡礼』(ヌトミック+細井美裕)
既存の枠にはまらない若手クリエイター12人に、
コロナ禍を経たいま、何を考え、何を見据えて活動しているのか、語ってもらいました。
さらに、様々な立場の方によるインタビュー・座談会・寄稿から、新感覚に満ちた若い才能に焦点を当て、
その作風や創作環境など演劇界の現状と可能性を探ります。(編集部)
【目次】
●インタビュー
青年団演出部が果たした役割 平田オリザ(聞き手=内田洋一)
●執筆
流行への態度加藤拓也
一人と他者の間池田亮
日本語でクィアを描くために 宮崎玲奈
コロナ禍ニューヨークでの気づき 河村早規
父の作品の手伝いから広がった世界 福田響志
創作における切り売り 一川 華
ロンドンの日々
──『TOTORO』でカンタ役を演じるまで 古畑新之
「続ける」ってそういうことじゃないんだよ 中島梓織
演劇が生み出す非効率で貴重な体験山西竜矢
原子 フルクサス 愛&愛 小野彩加・中澤陽
全然楽観的に演劇をやれない時代に演劇 山田由梨
***
●座談会
演劇界を担う「次世代」のリアル
綾門優季×關智子×濱田元子
***
見るべきものと見過ごされてきたもの 山﨑健太
学生の人たちと話していて思ったこと 稲葉賀恵
変化の到来──こだわりから連帯へ 徳永京子
●対談
劇場を創る──芸術監督第一世代の旅路
串田和美×佐藤信(聞き手=内田洋一)
●俳優座劇場 閉館
俳優座劇場のこと少し 矢野誠一
海がみえた劇場
──俳優座劇場の七十年 後藤隆基
●連載
シーン・チェンジズ
長谷部浩の演劇夜話 長谷部 浩
プロデューサーの大遺言 中根公夫
●戯曲
『弱法師』 市原佐都子
『アメリカの時計』 作=アーサー・ミラー/翻訳=髙田曜子
『いつぞやは』 加藤拓也
●演劇時評 嶋田直哉×増田愛子
イキウメ『人魂を届けに』
新国立劇場『エンジェルス・イン・アメリカ』
Bunkamura『パラサイト』
桟敷童子『海の木馬』
た組『綿子はもつれる』
文学座『地獄のオルフェウス』
新国立劇場『楽園 The Blissful Land』
PARCO『新ハムレット~太宰治、シェイクスピアを乗っとる!?~』
音楽座ミュージカル『泣かないで』
PLAY/GROUND Creation『Spring Grieving』
JACROW『焔~ほむら~』
SPAC(静岡県舞台芸術センター)『XXLレオタードとアナスイの手鏡』
劇艶おとな団『9人の迷える沖縄人~after ’72~』
***
第十一回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞のお知らせ
韓国映画やK-POP、韓国文学など、韓国カルチャーが盛り上がりを見せているなか、
日本からは見えにくい韓国の演劇事情を総括いたします。
硬派な社会派演劇からミュージカルまでを網羅して、作品の内容と、演劇支援制度、
演劇教育制度の側面から韓国演劇の今に迫る特集を目指します。
特集=第十回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞
受賞作『カタブイ、1972』
ハヤカワ「悲劇喜劇」賞は、その年に発表された演劇作品のなかで、
もっとも批評意欲を掻き立てられる作品を表彰する賞です。
今号では選考会の模様や選評を収録するとともに、
受賞作のエーシーオー沖縄と名取事務所共同制作『カタブイ、1972』を掘り下げます。
■第十回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞選考会
杉山弘 辻原登 濱田元子 鹿島茂
■
構造的なドラマの問題 鹿島茂
悲劇喜劇賞 講評 辻原登
生まれるべくして生まれた物語 濱田元子
声にならない声を響かせて 杉山弘
五十年の信頼が生んだ作品 下山久・名取敏行
家族の視点から描く「沖縄」 内藤裕子
『カタブイ、1972』日記メモをみながらの雑感 田代隆秀
夢の一か月半~東京公演初日まで~ 馬渡亜樹
我した くぬ沖縄 世界に知らさ 当銘由亮
沖縄に生きた女性、ユミを演じて 古謝渚
沖縄との出会い 増田あかね
沖縄の目 山田定世
内藤さんはライバルで同志 横山拓也
誠実につくり、届ける──エーシーオー沖縄の仕事 大堀久美子
はじっこを往け──名取事務所の歩み 内田洋一
「カタブイ」にみる女の戦後と復帰 山城紀子
■エッセイ「沖縄と私」
ショボい方を選ぶ 兼島拓也
沖縄の歴史が問いかけるもの 古川健
青森から沖縄から 畑澤聖悟
●追悼
天国の三谷さんへ 山下悟
●批評
戯曲をリテラルに受け取ること:羽鳥ヨダ嘉郎『リンチ(戯曲)』とその上演 江口正登
●連載
メディアとしての現代演劇
──生活と世界を別の回路でつなぐ(最終回) 内野儀
シーン・チェンジズ
長谷部浩の演劇夜話 長谷部浩
プロデューサーの大遺言 中根公夫
■書評
茶室の暗闇から(『演劇の思想』鈴木忠志演劇論集成) 渡辺保
■エッセイ
出不精、ロンドンへ行く 松村翔子
◆第十一回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞のお知らせ
■戯曲
『密航者 〜波濤をこえて〜』嶋 津与志
『ブレイキング・ザ・コード』作=ヒュー・ホワイトモア 翻訳=小田島創志
■演劇時評
内田洋一・田中伸子(最終回)
彩の国シェイクスピアシリーズ『ジョン王』
シス・カンパニー『ケンジトシ』
オフィスコットーネ『磁界』
SPAC『人形の家』
木ノ下歌舞伎『桜姫東文章』
東宝/東京グローブ座『ザ・ビューティフルゲーム』
風姿花伝プロデュース『おやすみ、お母さん』
ホリプロ『宝飾時計』
PARCO劇場『笑の大学』
ホリプロ『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』
東宝『キングダム』
まつもと市民芸術館『博士の愛した数式』
梅田芸術劇場『ドリームガールズ』
青年団『日本文学盛衰史』
ホリプロ『キングアーサー』
劇団東京乾電池『十二人の怒れる男』
渡辺源四郎商店『Auld Lang Syne』
劇団俳優座『対話』
特集=二〇二二年の演劇 記憶と言葉
戦争、沖縄 刻んだ現代演劇 濱田元子
二〇二二年の歌舞伎界 児玉竜一
オリジナル・ミュージカルの増加 コロナ禍が拍車 萩尾瞳
二〇二二年海外招聘公演 伊達なつめ
■二十人の眼差し
二〇二二年の日本におけるイタリア演劇の上演 大崎さやの
演出家による戯曲の改変 大笹吉雄
化けの皮を剥ぐエグイ舞台 小田島則子
わたしと世界、そして舞台 金潤貞
二〇二二年の新派──越境と継承の可能性 後藤隆基
二〇二二年演劇界の収穫──トム・ストッパード『レオポルトシュタット』を中心に 嶋田直哉
身体のうえに歴史を編む──「教える」という実践 白尾芽
二〇二二年の2.5次元舞台 須川亜紀子
ダンスとは日常──勅使川原三郎の足跡 高橋彩子
血を流しながら生きる──ヌーラン・ダヴィッド・カーリス作・演出『メルン92/22』を中心に 寺尾恵仁
若手演劇人の胎動─争乱とコロナ禍の中で─ 永井多恵子
二〇二二年の宝塚 中井美穂
感覚の計量──小松海佑の漫談について 長沼航
二〇二二年のロームシアター京都──オウンドメディア、リサーチプログラムの試み 新里直之
岐路に立つ商業演劇 林尚之
特別な場所での一回限りの上演と映像──二〇二二年の能楽 原瑠璃彦
二〇二二年の演劇と「記憶」 日置貴之
多様な声に耳をすます 増田愛子
ざわめく言葉と強靭な物語 山内則史
二〇二二年の夏狂言 和田真生
アンケート「二〇二二年の演劇界の収穫」
●追悼
渡辺徹
文学座という家庭──演劇人・渡辺徹 鵜山仁
呉泰錫
呉泰錫先生を悼む 鄭義信
綿貫凜
埋もれていた戯曲の掘り起こし~綿貫凜が残した財産~ 杉山弘
●没後三十年目に振り返る、批評家・戸板康二
先生と呼んでいた戸板康二 矢野誠一
戸板康二さんの仕事 水落潔
『俳優・劇作家・演出家・制作者に向けたLGBTQ勉強会』について 和田華子
演劇作家「宮沢章夫」小論 佐々木敦
早稲小の利賀移住四六年の魅力──再演する力 石澤秀二
●批評
上演と上映のあいだで サミュエル・ベケット『QUAD』の公演を終えて 小手川将
●エッセイ
続・衣・食・遊・住
日常の中にある非日常 宮原浩暢
●連載
シーン・チェンジズ 長谷部浩の演劇夜話 長谷部浩
プロデューサーの大遺言 中根公夫
メディアとしての現代演劇──生活と世界を別の回路でつなぐ 内野儀
第十回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞受賞作決定のお知らせ
●戯曲
『再生数』 松原俊太郎
『シーサイドタウン』『文化センターの危機』 松田正隆
●演劇時評 田中伸子・内田洋一(第二回)
KAAT神奈川芸術劇場『ライカムで待っとく』
KERA・MAP『しびれ雲』
PARCO『幽霊はここにいる』
文学座『欲望という名の電車』
世田谷パブリックシアター『夏の砂の上』
俳優座『猫、獅子になる』
新国立劇場『夜明けの寄り鯨』
東京芸術祭実行委員会『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』
SPAC‐静岡県舞台芸術センター『守銭奴 あるいは嘘の学校』
世田谷パブリックシアター『建築家とアッシリア皇帝』
JACR0W『キョウカイセン』
加藤健一事務所『夏の盛りの?のように』
宝塚歌劇団雪組公演『蒼穹の昴』
エーシーオー沖縄、名取事務所『カタブイ、1972』
Bunkamura『ツダマンの世界』
チャリT企画『アベベのべ2』
PLAY/GROUND Creation『CLOSER』
岡崎藝術座『イミグレ怪談』
ONEOR8『千一夜』
時評ニュース
特集:ピーターブルック追悼
・父のこと サイモン・ブルック
・人間の奥にある不思議さ、美しさを表現する
笈田ヨシ、河合祥一郎
【戯曲】
・『ライカムで待っとく』
・『カタブイ、1972』
…ほか
【巻頭記事】
トム・ストッパード ”英国人になるまで(『レオポルトシュタット』英国初演パンフレットより)”
【インタビュー】
小川絵梨子 ”『レオポルトシュタット』の演出を見据えて”
【対談】
浅野雅博×石橋徹郎 ”俳優という存在に刺さる珠玉のせりふ”
【寄稿】
みなもとごろう
秋島百合子
小田島恒志
田尻芳樹
阿部賢一
關智子
【総論・作品解説】
小田島創志
【戯曲】
『レオポルトシュタット』トム・ストッパード 広田敦郎訳
『クランク・イン!』岩松了
●浦井健治エッセイ
●『夏の砂の上』 田中圭インタビュー
特集=演劇と映画
映画人の舞台参加 矢野誠一
なおす演劇、なおさぬ映画 鄭義信 聞き手=内田洋一
演劇と映画の違いと魅力 長塚圭史 根本宗子 聞き手=釣木文恵
人間と人間のやりとりを 瀬戸山美咲 聞き手=濱田元子
観客もまた見られているという演劇の現象 岩松了
演劇と映画、ただいま真っ最中なのでその私感 山内ケンジ
演劇と映像にあるいくつかの許可 加藤拓也
人生の扉が開いた瞬間 石橋静河
単調ではない反復──アダプテーションの魅力 中村翠
ロイ・フラーと映画以前の映画 大久保遼
加藤武と映画の黄金時代 市川安紀
●対談
新劇は私のふるさと 渡辺美佐子 矢野誠一
●追悼
ピーター・ブルック
稀代の行動力がもたらす舞台の凝縮力 みなもとごろう
●劇評
人類最古の文学 『ギルガメシュ叙事詩』の日本初演 石澤秀二
●連載
シーン・チェンジズ 長谷部浩の演劇夜話 長谷部浩
プロデューサーの大遺言 中根公夫
メディアとしての現代演劇――生活と世界を別の回路でつなぐ 内野儀
●批評
現場が語り出す――演劇哲学宣言 渡辺健一郎
●エッセイ
続・衣・食・遊・住
日々の物語 中嶋朋子
『9人の迷える沖縄人』戯曲掲載に寄せて 林立騎
■戯曲
『ハイゼンベルク』 作=サイモン・スティーヴンス 翻訳=小田島創志
『ドードーが落下する』 加藤拓也
『9人の迷える沖縄人(うちなーんちゅ)』 安和学治 国吉誠一郎
■演劇時評
河合祥一郎・大笹吉雄(第2回)
PARCO『セールスマンの死』
劇団ヒトハダ『僕は歌う、青空とコーラと君のために』
新国立劇場『アンチポデス』
新国立劇場『ロビー・ヒーロー』
新国立劇場『貴婦人の来訪』
Pカンパニー『5月35日』
劇団印象-indian elephant-『ジョージ・オーウェル~沈黙の声~』
serial number『Secret War~ひみつせん~』
ホリプロ『奇跡の人』
劇団新感線『神州無頼街』
唐組『おちょこの傘持つメリー・ポピンズ』
新宿梁山泊『下谷万年町物語』
民藝『ルナサに踊る』
ホリプロ『メリー・ポピンズ』
テアトル・エコー『ママごと』
劇団四季『バケモノの子』
俳優座『ムッシュ・シュミットって誰だ?』
Bunkamura『パンドラの鐘』
青年座『夫婦レコード』
TBS・サンライズプロモーション東京『恭しき娼婦』
プラグマックス&エンタテインメント・東映『ひりひりとひとり』
くじら企画『サラサーテの盤』
浅利演出事務所『ミュージカル李香蘭』
武満徹といずみたく 矢野誠一
アンケート「わたしが選ぶ、演劇音楽」
音楽に関わり続けて見えたこと 上田久美子 聞き手=飯塚友子
「歌」の来歴 佐藤信
音楽劇『わが町』と井上ひさし 土居裕子
音の感覚を追究する 阿部海太郎
呼び水としての音楽 棚川寛子
日本語音楽劇十選 内田洋一
第九回ハヤカワ『悲劇喜劇』賞贈賞式レポート
●連載
シーン・チェンジズ 長谷部浩の演劇夜話 長谷部 浩
プロデューサーの大遺言 中根公夫
メディアとしての現代演劇──生活と世界を別の回路でつなぐ 内野 儀
「生誕100年 朝倉摂展」! 瀬戸口郁
●批評
どうしてあなたはリメイクするの? 新たなる『ウエスト・サイド・ストーリー』 小田島創志
■エッセイ
OFF -OFF悲劇喜劇 高杉真宙
わたしの衣・食・遊・住 西田尚美
追悼・宝田明
宝田さんが逝っちゃった? 水谷八重子
追悼・吉永仁郎
どこまでも東京が匂いたつような劇作家だった 丹野郁弓
追悼・井上倫宏
憧れの後輩、井上倫宏君こと「のりちゃん」を悼む 青山伊津美
■戯曲
『消えちゃう病とタイムバンカー』 長久允
『渇求』 松村翔子
演劇時評 河合祥一郎・大笹吉雄(第一回)
無名塾『左の腕』
ホリプロ『ブラッド・ブラザーズ』
PARCO『三十郎大活劇』
アミューズ『もはやしずか』
こまつ座『貧乏物語』
東宝『千と千尋の神隠し』
文学座アトリエの会『コーヒーと恋愛』
オフィスコットーネ『サヨナフ―ピストル連続射殺魔ノリオの青春』
俳優座劇場プロデュース『夜の来訪者』
東宝『next to normal』
untaro『薔薇と海賊』
演劇集団円『ピローマン』
俳優座『京時雨濡れ羽双鳥』『花子』
PARCO、キューブ『こどもの一生』
青年座『横濱短篇ホテル』
conSept『アーモンド』
劇団俳小『リムーバリスト─引っ越し屋─』
CEDAR『わが友ヒットラー』
『銀河鉄道999 THE MUSICAL』実行委員会『銀河鉄道999 THE MUSICAL』
時評ニュース
特集=第九回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞
受賞作『ダウト ~疑いについての寓話』
第九回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞選考会 杉山弘 辻原登 濱田元子 鹿島茂
『フタマツヅキ』と『ダウト〜疑いについての寓話』 辻原登
「疑いの時代」の傑作 鹿島茂
悩みに悩んだ七本の候補作 杉山弘
不確かで迷い多き現代に 濱田元子
役の人生をとことん深掘り 那須佐代子 亀田佳明 聞き手=濱田元子
役者同士に「疑い(ダウト)」をかけた演出法 小川絵梨子 稲葉賀恵 聞き手=杉山弘
『ダウト』な日々 津田真澄
振り回される役柄の難しさ 伊勢佳世
「沈子黙考」を楽しむ場所 松本大介
生々しさと虚構を引き寄せる磁場 上村聡史
シアター風姿花伝~見るべき作品のある芝居小屋 千葉哲也
シアター風姿花伝という革命 角田光代
風姿花伝プロデュースとコーヒースタンドについて 中山大豪
「風姿花伝プロデュース」と「シアター風姿花伝」 那須佐代子
チラシでたどる風姿花伝の劇世界
■エッセイ
わたしの衣・食・遊・住 那須凜
OFF -OFF悲劇喜劇 稲荷卓央
受け取ったものを渡していく~俳優座演劇研究所について~ 眞鍋卓嗣
〇演劇と岩波ホール
髙野悦子と鈴木忠志の協同作業 『トロイアの女』の成果 石澤秀二
『トロイアの女』の公演──神田神保町「岩波ホール」 髙野悦子
■連載
プロデューサーの大遺言 中根公夫
シーン・チェンジズ 長谷部浩の演劇夜話 長谷部浩
■劇評
古典劇を若い世代に……『シラノ・ド・ベルジュラック』 永井多恵子
■批評
舞台上の現在が呼び起こす「渇き」と「傷」 玉田企画『夏の砂の上』 鈴木理映子
第十回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞のお知らせ
■戯曲
『ダウト ~疑いについての寓話』 作=ジョン・パトリック・シャンリィ 翻訳=小川絵梨子
『もはやしずか』 加藤拓也
■演劇時評
祐成秀樹・みなもとごろう(最終回)
ホリプロ『hana‐1970、コザが燃えた日‐』
さいたまゴールド・シアター『水の駅』
パラドックス定数『vitalsigns』
モダンスイマーズ『だからビリーは東京で』
名取事務所『ペーター・ストックマン〜「人民の敵」より』
俳優座『カミノヒダリテ』
東宝『SLAPSTICKS』
劇団民藝+てがみ座『レストラン「ドイツ亭」』
東宝『ラ・マンチャの男』
公益財団法人松山バレエ団『新「白鳥の湖」全幕/スペシャルバージョン』
特集=二〇二一年の演劇 現在地はどこに?
こんな劇評が読みたい 矢野誠一
感染症時代に見すえる身体の力 内田洋一
二〇二一年の歌舞伎界 児玉竜一
オリジナル作品が奮闘したミュージカル 萩尾瞳
二〇二一年の舞台芸術祭 山﨑健太
■二十人の眼差し
英国・コロナ禍で再建した絢爛な劇場 秋島百合子
空間から見た二〇二一年のパフォーミングアーツ 五十嵐太郎
「あかしtestaments」展について──豊島重之のために 内野儀
関西演劇二〇二一年の動向~アイホール存続運動、関西えんげき大賞設立~ 梅山いつき
テクネーと天然 M-1グランプリ2021における拍手のインタラクション 大岩雄典
俳優座の蘇生 大笹吉雄
距離をとって待つことについて――ARTS for the future!事業から 落雅季子
現代社会への警鐘を鳴らす作品 河合祥一郎
距離感をはかる──オンライン配信の日常化を経て 河野桃子
二〇二一年の新派──コロナ禍からの再出発 後藤隆基
コロナ禍で演劇は何を発見したか? 佐々木敦
灯を消すな── 劇場の《手前》で、あるいは? 渋革まろん
隊列は続いていく 白坂美季
簑助の引退と令和の文楽 田中綾乃
二〇二一年のミュージカル 辻佐保子
〝小さな連帯〟の林立がもたらすものは。 徳永京子
二〇二一年の宝塚 松本俊樹
二〇二一年のオペラ 森岡実穂
亡き人たちと再び会う 山口宏子
アンケート「二〇二一年の演劇界の収穫」
●対談
役者七十年 この道あの道 仲代達矢 矢野誠一
台詞が生まれるとき――『ラビット・ホール』上演を控えて 篠﨑絵里子 小山ゆうな 聞き手=林尚之
●追悼
中村吉右衛門
初志を貫き通した俳優人生 小玉祥子
神田沙也加
瞬発力ある演技と澄明な歌声 小山内 伸
●批評
『ガラスの動物園』における「動物」が意味するもの──上村聡史演出『ガラスの動物園』と母の抑圧── 三宅香帆
●エッセイ
OFF‐OFF悲劇喜劇 戌井昭人
わたしの衣・食・遊・住 安藤玉恵
●連載
シーン・チェンジズ 長谷部浩の演劇夜話 長谷部 浩
第九回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞受賞作決定のお知らせ
●戯曲
『だからビリーは東京で』 蓬莱竜太
『ライフ・イン・ザ・シアター』 作=デヴィッド・マメット 翻訳=小田島恒志
●演劇時評
みなもとごろう・祐成秀樹(第二回)
PARCO『ザ・ドクター』
風姿花伝プロデュース『ダウト~疑いについての寓話』
ホリプロ『蜘蛛女のキス』
世田谷パブリックシアター『彼女を笑う人がいても』
座・高円寺『男たちの中で』
世田谷パブリックシアター『愛するとき 死するとき』
文学座『ジャンガリアン』
千葉雅子×土田英生 舞台製作事業『徒花に水やり』
serial number『すこたん! 』
TRASHMASTERS『ガラクタ』
燐光群『シアトルのフクシマ・サケ(仮)』
Bunkamura『泥人魚』
時評ニュース 第十四回小田島雄志・翻訳戯曲賞、第五十六回紀伊國屋演劇賞、新刊案内など
特集=三木のり平 芸の鬼
アチャラカ喜劇から東宝ミュージカル、『放浪記』の演出から別役実作品まで――。
稀代の俳優・三木のり平のキャリアは、喜劇のみならず、演劇史の頁を鮮やかに彩っています。
数々のエピソードや、多様な執筆陣による論考から、
三木のり平の生きた時代を眺めながら現代に受け継がれる「芸」の水脈を探し当てるような特集を目指しました。
特集=三木のり平 芸の鬼
矜持と含羞 矢野誠一
哀愁の喜劇人を愛す ケラリーノ・サンドロヴィッチ 聞き手=内田洋一
のり平先生、もういない 水谷八重子
のり平先生のこと 寺田農
正月二日の客 横澤祐一
ずっと前からやってます 横内謙介
のり平さんと別役さん 林次樹
商業演劇のなかの三木のり平 神山彰
映える〈顔〉──テレビドラマの三木のり平 木原圭翔
桃屋ののり平はCMの原点である 高野光平
父から知った藝の神髄 小林のり一×矢野誠一
再録
一九九三年の邂逅 五代目中村勘九郎×三木のり平 聞き手=小田豊二
フェイントのかかった存在感 別役実
●連載
愛しき面倒な演劇人 名プロデューサーが明かす知られざる素顔 中根公夫
シーン・チェンジズ 長谷部浩の演劇夜話 長谷部浩
■エッセイ
OFF―OFF悲劇喜劇 平埜生成
私の衣・食・遊・住 木下晴香
「コロナ禍」での『玄朴と長英』上演現場からの報告 嵐圭史
『もしも命が描けたら』掲載に寄せて
月人と田中圭 鈴木おさむ
■戯曲
『もしも命が描けたら』 鈴木おさむ
『彼女を笑う人がいても』 瀬戸山美咲
『hana1970‐コザが燃えた日』 畑澤聖悟
演劇時評
みなもとごろう・祐成秀樹(第一回)
東京芸術劇場『Le Fils 息子』
ケムリ研究室『砂の女』
シス・カンパニー『友達』
十月新派特別公演
ホリプロ『オリバー! 』
KAAT神奈川芸術劇場『近松心中物語』
文学座『熱海殺人事件』
KAKUTA『或る、ノライヌ』
猫のホテル『ピンク』
名取事務所『灯に佇む』
■第9回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞のお知らせ
特集=観客が生まれる場所
怖いお客さんの居た頃のはなし 矢野誠一
なにものかに出会う波止場(ウォーフ) 佐藤信 聞き手=梅山いつき
四阿で出会った芝居の原点 串田和美 聞き手=内田洋一
テアトロン―—未来の観客への眼差し 相馬千秋 高山明
余剰時間の使い道 タニノクロウ
遠い遠いキボウの光 野上絹代
共作者としての観客 林立騎
〈わたし〉たちが座る観客席のために 萩原雄太
からまってしまった 小野彩加 中澤陽
歩き、観客になり、歩く 山川陸
様々なる観客観 岸井大輔
観客の裾野を広げるパフォーミングアーツ 桂真菜
往復書簡―—観客の能動性と距離感 カゲヤマ気象台 中村大地
往復書簡:観客とは何か?―—プロジェクト「クバへ/クバから」をふりかえって 山本浩貴 三野新
●批評
永遠に延期される夢―—『未練の幽霊と怪物―—「挫波」「敦賀」―—』評(憑) 黒沢聖覇
■エッセイ
OFF‐OFF悲劇喜劇 西尾友樹
わたしの衣・食・遊・住 藤間爽子
●連載
愛しき面倒な演劇人 名プロデューサーを明かす知られざる素顔 中根公夫
シーン・チェンジズ 長谷部浩の演劇夜話 長谷部浩
◇
追悼・辻萬長
萬長さん 鵜山仁
■劇評
平和を希求する二つの新作能―—能役者清水寛二の快挙―— 石澤秀二
■戯曲
『ザ・ドクター』 作=ロバート・アイク 翻訳=小田島恒志
『ぼんやりブルース』 額田大志
演劇時評 酒井誠・小田島創志(最終回)
世田谷パブリックシアター『森 フォレ』
松竹『喜劇 老後の資金がありません』
劇団チョコレートケーキ『一九一一年』
さいたまネクストシアター『雨花のけもの』
DULL-COLORED POP『丘の上、ねむのき産婦人科』
新国立劇場『反応工程』
椿組『貫く閃光、彼方へ』
Bunkamura『ウェンディ&ピーターパン』
『フォーティンブラス』2021製作委員会『フォーティンブラス』
水戸芸術館ACM劇場『目指せ“ミュージカル水戸黄門"?』
劇作家の清水邦夫さんが、4月15日に亡くなりました。
形容できない感情や匂いたつ情景を、
乱反射する言葉によって立ち上げた不世出の「詩人」でした。
今もなお旺盛に上演される『楽屋』や、
蜷川幸雄さんとの創作が大きく取り上げられますが、
清水さんの長いキャリアを改めてふり返り、
その厳しくもやさしい劇世界を検証してみたいと思います。
今号は、親交のあった人々の思い出、清水作品の評論、
影響を受けた演劇人の言葉から、清水邦夫の足跡をたどります。
遊んでばかりいた 矢野誠一
清水邦夫という人 黒井千次
六十年間の交遊 田原総一朗
清水邦夫さんが逝ってしまった 磯部勉
清水邦夫さんの死 渡辺えり
やっと言えなかった「ありがとうございます」 野田秀樹
「影が長い」戯曲の魅力/違う言葉をしゃべり始める 熊林弘高 聞き手=濱田元子
青春の傍らで 野上絹代
清水邦夫さんのこと 高橋正徳
「胡蝶の夢」の劇詩人 水落潔
孤独な反抗者が韜晦するとき──『明日そこに花を挿そうよ』から思い出すことなど 七字英輔
清水邦夫とアーノルド・ウェスカー──『真情あふるる軽薄さ』と『調理場』── 谷岡健彦
木冬社より 新井理恵
『わが魂は輝く水なり』について想う(二〇〇八年) 蜷川幸雄 聞き手=伊達なつめ
セリフを生み出す周辺(一九八四年) 清水邦夫
清水邦夫 主要戯曲解説 嶋田直哉
清水邦夫年譜 編集部編
アルバム 編集部編
●連載
愛しき面倒な演劇人 名プロデューサーが明かす知られざる素顔 中根公夫
シーン・チェンジズ 長谷部浩の演劇夜話 長谷部浩
●批評
「なぜこんなことになった?」──『メリリー・ウィー・ロール・アロング』に織り込まれたアメリカン・ミュージカルの歴史 辻佐保子
明瞭さと底知れなさ 濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』について 早川由真
■エッセイ
わたしの衣・食・遊・住 瀧内公美
OFF -OFF悲劇喜劇 佐藤隆紀
追悼・李麗仙
ヌナ(姉)李麗仙 麿赤兒
追悼・渡邊守章
モリアキ・ワタナベさん 大間知靖子
追悼・ギィ・フォワシイ
たくさんのありがとうを、ギィさんに 中村まり子
■戯曲
『イエスタデイ』 清水邦夫
『首切り王子と愚かな女』 蓬莱竜太
●演劇時評
酒井誠・小田島創志(第二回)
NODA・MAP『フェイクスピア』
彩の国さいたま芸術劇場『終わりよければすべてよし』
PARCO『首切り王子と愚かな女』
青年座『アルビオン─ 白亜の地イングランド』
俳優座『インク』
イキウメ『外の道』
KAAT神奈川芸術劇場『虹む街』
文化座『ビルマの竪琴』
オフィス・コットーネ『母 MATKA』
Bunkamura『夜への長い旅路』
静岡県舞台芸術センター SPAC『アンティゴネ』
兵庫県立ピッコロ劇団『スカパンの悪だくみ』
時評ニュース 豊岡演劇祭2021とSCOTサマーシーズン2021のお知らせ、新刊案内など
おすすめの購読プラン
500
円
OFF
新規登録 or レビュー投稿で
お得に読める!
- 出版社:早川書房
- 発行間隔:隔月刊
- 発売日:毎偶月7日
- サイズ:A5
Fujisan.co.jpとは?
株式会社富士山マガジンサービスが運営する、
日本最大級の雑誌オンライン書店です。
一般的な書店と異なり、
定期購読サービスに特化しています。
雑誌、新聞、シリーズ書籍、漫画や
本屋にも無い古い本も見つかる!
法人サービスはこちら >
デジタル雑誌をご利用なら
最新号〜バックナンバーまで7000冊以上の雑誌
(電子書籍)が無料で読み放題!
タダ読みサービスを楽しもう!