文学界 発売日・バックナンバー

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1,200円
【創作】
又吉直樹「生きとるわ」短期集中連載第1回
阪神がセ・リーグ優勝を果たした夜、借金まみれの旧友が道頓堀に現れた――

村田沙耶香「無害ないきもの」

磯崎憲一郎「日本蒙昧前史 第二部」最終回

大濱普美子「空に突き刺さる屋根」

【新連載】
東畑開人「贅沢な悩み プロローグ――深い谷の両岸で」
この上なく切実な悩みなのに「贅沢」だと思うのはなぜ? 心をかき消す声の正体

千葉雄喜「千葉雄喜の雑談」
KOHHを引退して二年。いま、千葉雄喜が考えていること、していること

石田月美×頭木弘樹×畑中麻紀×横道誠 「ビブリオ・オープンダイアローグ」第1回・スナフキンの悩み「ふつうの友情を求めて」

【対談】
金原ひとみ×渡辺ペコ「正しさが移ろう時代を描く」
移り変わる時代の中で、私たちは何を目指すのか。二十年振りの対話

【追悼 櫻井敦司】
高橋弘希「その演劇的な死について――BUCK‐TICKという毒薬」

【批評】
矢野利裕「ジャニーズの感触――むしろ芸能スキャンダルとして」

【評論】
千木良悠子「橋本治『草薙の剣』論」(上)

【特別エッセイ】
筒井康隆「忘れられぬ人びと」

【詩歌】
菅原百合絵「忘我」

【今月のエッセイ】
宮内悠介「南極とウクライナのあいだ」/辛島デイヴィッド「バスケ幻想の崩壊?」/田中希実「夢物語を真実に――ファンタジーの力」

【窓辺より】
佐佐木陸「敗者と審判」/赤松りかこ「小説に生きる」

【強力連載陣】
砂川文次/金原ひとみ/宮本輝/真山仁/金川晋吾/四方田犬彦/江崎文武/DJ松永/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/住本麻子/渡邊英理

【文學界図書室】
筒井康隆『カーテンコール』(川上弘美)/長嶋有『トゥデイズ』(高橋豪太)/ 絲山秋子『神と黒蟹県』(石田夏穂)/上田岳弘『最愛の』(鳥澤光)

表紙画=下山健太郎
グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.
1,200円
■12月号目次より

【創作】
朝比奈秋「受け手のいない祈り」
地域唯一の救急病院。不眠不休で患者を受け入れ、疲弊しきった外科医は自問する――命は本当に大切なのか?

加納愛子「かわいないで」
授業中、千尋は隣の席のお喋りに全神経を集中させる。やり取りの中に潜む意図を、なんとか汲み取りたいと思う

渡谷邦「水路」二〇二三年下半期同人雑誌優秀作

【対談】
高橋弘希×ピエール中野「ロックバンドは終わらない――邦楽ロック五〇年クロニクル」
TM NETWORKから『ぼっち・ざ・ろっく』まで。時代を代表するバンド総ざらい!

奈倉有里×逢坂冬馬「二人の合言葉は本」
本で繋がる姉弟が語る、家族を特別視する危うさ、「異性を書く」を取り巻く問題、そしてロシア情勢について

【人物伝】
真山仁「秘すれば花――玉三郎の言葉」新連載第二回 第一章 三〇分限定

【エッセイ】
金川晋吾「でもだからこそ日誌」新連載第二回

【批評】
四方田犬彦「零落の賦」 新連載第三回 不死という劫罰

【リレーエッセイ 私の身体を生きる】
児玉雨子「私の三分の一なる軛」

【巻頭表現】
鎌田尚美「シー・サイド」

【エセー】
国崎和也「いか納豆」/久保勇貴「朝ごはん、抜け殻のよう」

【Author’s Eyes】
小原晩「急につめたくなるもの」

【強力連載陣】
松浦寿輝/砂川文次/円城塔/金原ひとみ/宮本輝/江崎文武/西村紗知/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/津村記久子/平民金子/犬山紙子/住本麻子/渡邊英理

【文學界図書室】
川上弘美『恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ』(中島京子)/山田詠美『肌馬の系譜』(市川沙央)/中村文則『列』(砂川文次)

表紙画=柳智之「森鴎外」

※「文學界」電子版は、紙雑誌版とは一部内容が異なる場合、また、応募できないプレゼントや懸賞がある場合があります。ご了承のほど、お願いいたします。
1,200円
【創作】長嶋有「シーケンシャル」
僕とMSXを乗せて、バスは狛江の町を回る。思い出すのは80年代、パソコンを「やっていた」僕らのこと――

杉本裕考「ジェイミー」
奥野紗世子「享年十九」
小林エリカ「風船爆弾フォリーズ」 短期集中連載 最終回

【対談】高瀬隼子×市川沙央「小説家になるために必要なもの/差し出したもの」
「芥川賞」はどんな賞? 「それはご自身の話ですか」にどう答える? 経験と創作、当事者性の問題に迫る初対談

柴田聡子×川野芽生「言葉を空に投げる」
ミュージシャンで詩人の柴田氏と、歌人で小説家の川野氏が、文学と音楽の世界から「ことば」をみつめなおす

【特別インタビュー】吉本ばなな「思想だけが人と人を繋ぐ――「小説家としての生き方」を語る」

【新連載】真山仁「秘すれば花――玉三郎の言葉」
三十年の交友を持つ筆者が、折節に耳にした言葉から坂東玉三郎の人と芸の真髄に迫る

金川晋吾「でもだからこそ日誌」
通り過ぎていく日々や景色を、切り取り、愛しみ、問い直す。気鋭の写真家によるエッセイ

【批評】四方田犬彦「零落の賦」 新連載第二回 神々の流竄

【リレーエッセイ 私の身体を生きる】藤原麻里菜「捨てる部分がない」

【巻頭表現】千種創一「Coin Laundry」

【エセー】榎本空「『母を失うこと』についてのもうひとつのノート」/平沢逸「書きたさと書きたくなさのミルフィーユ構造」

【Author's Eyes】大島育宙「不完全訃報マニュアル」

【強力連載陣】砂川文次/宮本輝/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/江崎文武/藤原麻里菜/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/住本麻子/渡邊英理

【文學界図書室】小野正嗣『あわいに開かれて』(東直子)/町屋良平『恋の幽霊』(児玉美月)

表紙画=柳智之「ヴィスワヴァ・シンボルスカ」
1,200円
■10月号目次より

【創作】三木三奈「アイスネルワイゼン」220枚
 文學界新人賞受賞作「アキちゃん」を超える、傑作中編
小林エリカ「風船爆弾フォリーズ」 短期集中連載 第四回

【対談】國分功一郎×若林正恭「ビッグモーター化する世界の中で」
資本主義の魔物に、どう立ち向かっていけばよいのか――一年九カ月振り、三回目の対話

【特集】絲山秋子デビュー20年
  最新連作集『神と黒蟹県』完結を機に、その軌跡と到達点を明かす
〈対談〉辻原登×絲山秋子「小説の余白に信を置く」
〈評論〉田中和生 絲山秋子論――連作作品集『神と黒蟹県』の地平
〈インタビュー〉絲山秋子言葉にならない「関係性」が面白い

【新連載】四方田犬彦「零落の賦」 第一回 天上人間
  人はいかに零落し、その零落を生きるのだろうか――栄光を極めた者だけに訪れる失墜の諸相

【批評】渡邉大輔「宮崎駿に触れる――『君たちはどう生きるか』と「工作」の想像力」

【リレーエッセイ 私の身体を生きる】宇佐見りん「トイレとハムレット」

【巻頭表現】暮田真名「夢み」

【エセー】小沼理「推敲の時間」/津野青嵐「『ファット』な身体」/明星聖子「未完成が増殖する――カフカの『城』をめぐって」

【Author’s Eyes】セメントTHING「乱反射する『私』」

【強力連載陣】江崎文武/松浦寿輝/砂川文次/円城塔/綿矢りさ/宮本輝/西村紗知/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/成田悠輔/平民金子/犬山紙子/柴田聡子/住本麻子/渡邊英理

【文學界図書室】児玉雨子『##NAME##』(倉本さおり)/川上未映子『深く、しっかり息をして』(柳楽馨)/田中慎弥『流れる島と海の怪物』(長瀬海)

表紙画=柳智之「井伏鱒二」

※「文學界」電子版は、紙雑誌版とは一部内容が異なる場合、また、応募できないプレゼントや懸賞がある場合があります。ご了承のほど、お願いいたします。
1,200円


【特集】エッセイが読みたい
「枕草子」から脈々と続くエッセイの面白さと奥深さを27人の書き手と共に味わい、エッセイの「いま」に迫る
・エッセイについてのエッセイ
植本一子/小山田浩子/オルタナ旧市街/済東鉄腸/ジェーン・スー/鈴木涼美/檀上遼/永井玲衣/能町みね子/野崎歓/野村訓市/平岡直子/穂村弘/堀静香/堀江栞/堀江敏幸/町田康/松尾スズキ/山本精一/吉澤嘉代子/吉田靖直/米澤穂信/わかしょ文庫
・文学フリマでエッセイを買う!
高瀬隼子「物語としてエッセイを読む」
大前粟生「グラデーションする「私」ら」
・論考
柿内正午「エッセイという演技」
宮崎智之「定義を拒み、内部に開け――エッセイという「文」の「芸」」

【新芥川賞作家】
特別エッセイ 市川沙央「前世の記憶」
落選の度に筆名を捨て、私は作家になった。作家人生の始まりを宣言する、受賞後初エッセイ
作品論 菊間晴子「「受胎小説」の引力――市川沙央『ハンチバック』」

【創作】
筒井康隆「山号寺号」
川上弘美「蜃気楼の牛」
井戸川射子「市場」
仙田学「その子はたち」
小林エリカ「風船爆弾フォリーズ」 短期集中連載 第三回

【追悼】ミラン・クンデラ 沼野充義「ヨーロッパ文化への亡命者」

【リレーエッセイ 私の身体を生きる】柴崎友香「私と私の身体のだいたい五十年」

【巻頭表現】伊舎堂仁「そんなことしちゃだめだろ短歌」

【強力連載陣】江崎文武/松浦寿輝/円城塔/砂川文次/金原ひとみ/綿矢りさ/宮本輝/西村紗知/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/成田悠輔/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/住本麻子/渡邊英理

【文學界図書室】金原ひとみ『腹を空かせた勇者ども』(ひらりさ)/高橋弘希『叩く』(齋藤明里)/高瀬隼子『いい子のあくび』(中西智佐乃)/乗代雄介『それは誠』(金原瑞人)/石田夏穂『我が手の太陽』(中条省平)

表紙画=柳智之「モンテーニュ」
1,200円
【創作】高瀬隼子「明日、ここは静か」
芥川賞を受賞し、多忙の日々を送る早見有日。取材のたびに思ってもいない言葉が口をついて出て――

石原燃「いくつかの輪郭とその断片」216枚
私は一緒に母を看取った歳上の友人・香川さんと二人で暮らし始めた。小説デビュー作「赤い砂を蹴る」を超える傑作

岸川真「崩御」

小林エリカ「風船爆弾フォリーズ」(短期集中連載 第二回)

【鼎談】円城塔×千葉雅也×山本貴光「GPTと人間の欲望の形」
生成AIはわれわれの思考をどのように変えうるか。記号接地問題から精神分析、文学までを縦横に語る

【往復書簡】市川沙央 ⇄ 荒井裕樹「世界にとっての異物になってやりたい」
デビュー作「ハンチバック」が衝撃を与えた市川氏と、氏がその著作に強い影響を受けたという荒井氏が、障害と表現をめぐって言葉を交わす

【新連載】江﨑文武「音のとびらを開けて」
WONK、millennium paradeのメンバー、ピアニストとして活躍する著者が自身の音楽的ルーツを辿る

【対談】江﨑文武×荒井良二「一人のための音楽と百年後の絵本」

【批評】長谷部浩「野田秀樹、妄想の闇」
安藤礼二「哲学の始源――ジル・ドゥルーズ論(中編)」

【リレーエッセイ 私の身体を生きる】鳥飼茜「ゲームプレーヤー、かく語りき」

【巻頭表現】竹中優子「水」

【エセー】板坂留五「私の建築のつくりかた」
【コラム Author’s Eyes】池松舞「本当に欲しいものは」/鳥山まこと「記憶倉庫の①番棚」

【強力連載陣】松浦寿輝/円城塔/砂川文次/金原ひとみ/綿矢りさ/宮本輝/西村紗知/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/成田悠輔/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/住本麻子/渡邊英理

【文學界図書室】島田雅彦『時々、慈父になる』(山﨑修平)/多和田葉子『白鶴亮翅 』(倉本さおり)/吉田修一『永遠と横道世之介』(宮崎智之)/千葉雅也『エレクトリック』(鴻池留衣)/山下澄人『おれに聞くの? 異端文学者による人生相談』(青柳菜摘)


表紙画=柳智之「ウラジーミル・ナボコフ」
1,200円
【創作】小林エリカ「風船爆弾フォリーズ」(短期集中連載)
東京に宝塚劇場ができた年、私たちは小学一年生になった。聞こえるのは少女たちの歌声と、戦争の足音----
長嶋有「運ばれる思惟」
絲山秋子「神と提灯行列」
水原涼「誤字のない手紙」

【鼎談】朝吹真理子×犬山紙子×村田沙耶香「童話発、BL経由、文学行き」
毎日LINEでやり取りをする三人が語り合う、思い出の中の本たち

【対談】ノリス・ウォン(映画監督。『私のプリンス・エドワード』)×西森路代「女性の選択を描くこと」

【スピーチ】柄谷行人「バーグルエン賞授賞式での挨拶」


【特集】甦る福田恆存
「私たちが欲しているのは、自己の自由ではない。自己の宿命である」今なお新しいその言葉を読む

〈対談〉中島岳志×浜崎洋介「神なき世界をどう生きるか」
〈読書案内〉中島岳志「文学の使命」/浜崎洋介「信ずるという美徳」
〈批評〉下西風澄「演技する精神へ----個・ネット・場」/片山杜秀「福田恆存・この黙示録的なるもの」/平山周吉「昭和五十四年の福田恆存と、一九七九年の坪内祐三青年」
〈初公開書簡〉福田逸「昭和三十年、ドナルド・キーンとの往復書簡」


【巻頭表現】殿塚友美「あとかた」
【エセー】岡田彩夢「アイドルから、谷崎潤一郎へ。」

【強力連載陣】砂川文次/金原ひとみ/綿矢りさ/宮本輝/奈倉有里/辻田真佐憲/藤原麻里菜/成田悠輔/平民金子/津村記久子/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/河野真太郎/住本麻子

【文學界図書室】町田康『口訳 古事記』(阿部公彦)/平野啓一郎『三島由紀夫論』(中条省平)


表紙画=柳智之「福田恆存」
1,100円
【創作】乗代雄介「それは誠」(280枚)
地方の高校生・佐田は修学旅行で訪れた東京で同級生たちとある冒険をする。かけがえのない生の輝きをとらえる、著者の集大成!

九段理江「しをかくうま」(270枚)
乗れ。声はどこからともなく聞こえた。乗れ。過去、現在、未来へ、馬と人類の歴史を語り直す壮大な叙事詩!

衿さやか「泡のような きみはともだち」(2023年上半期同人雑誌優秀作)


【鼎談】多和田葉子×関口裕昭×松永美穂「文学と文学研究の境界を越える————『パウル・ツェランと中国の天使』をめぐって」

【批評 村上春樹『街とその不確かな壁』を読む】上田岳弘「継承とリライト」

【特別寄稿】筒井康隆「老耄よりの忠告」

【巻頭表現】山崎聡子「葬列」

【エセー】中山弘明「「島崎藤村の世紀」展と雑誌「文學界」——「エディター」藤村の誕生——」/菅原百合絵「欲望と幻滅」
【コラムAuthor’s Eyes】永田紅「あの二センチが」/金川晋吾「スカートを買ってからの話」

【追悼 富岡多惠子】安藤礼二「四天王寺聖霊会の思い出」
【追悼 坂本龍一】佐々木敦「甘い復讐————坂本龍一を(個人的に)追悼する」

【強力連載陣】松浦寿輝/砂川文次/円城塔/金原ひとみ/宮本輝/西村紗知/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/成田悠輔/平民金子/犬山紙子/柴田聡子/河野真太郎/住本麻子

【文學界図書室】宮本輝『よき時を思う』(東直子)/村上龍『ユーチューバー』(吉田大助)/古川真人『ギフトライフ』(児玉美月)


表紙画=柳智之「J.D.サリンジャー」
1,300円
第128回 文學界新人賞決定発表 受賞作全文掲載
市川沙央(いちかわ・さおう)「ハンチバック」
私の身体は生きるために壊れてきた――強烈な生命力とユーモアが選考会に衝撃を与えた、ある女性の闘いの記録!

【選評】阿部和重・金原ひとみ・青山七恵・中村文則・村田沙耶香

【創作】山田詠美「肌馬の系譜」

【特集】12人の“幻想”短篇競作
山尾悠子「メランコリア」
諏訪哲史「昏色(くれいろ)の都」
沼田真佑「茶会」
石沢麻依「マルギット・Kの鏡像」
谷崎由依「天の岩戸ごっこ」
高原英理「ラサンドーハ手稿」
川野芽生「奇病庭園(抄)」
マーサ・ナカムラ「串」
坂崎かおる「母の散歩」
大木芙沙子「うなぎ」
大濱普美子「開花」
吉村萬壱「ニトロシンドローム」

【鼎談】
いとうせいこう×奥泉光×渡邊英理「「(再)開発文学」としての中上健次」
ダルンデンヌ兄弟×小野正嗣「現代の奴隷制を告発する」

【対談】王谷晶×西森路代「新しいセクシーさをめぐって」
【エッセイ】吉川一義「プルースト没後百年のパリ」

【追悼 大江健三郎】
蓮實重彦「ある寒い季節に、あなたは戸外で遥か遠くの何かをじっと見すえておられた」
多和田葉子「個人的な思い出」
町田康「狂熱と鬱屈」
中村文則「再読する(リリード)、ということ」
〈対談〉島田雅彦×朝吹真理子「理性と凶暴さと」
松浦寿輝「誠実と猛烈」
安藤礼二「大江さんからの最後の手紙」
阿部和重「Across The Universe――大江健三郎追悼」
長嶋有「もう、大江さん!」
星野智幸「「大江健三郎という権威」を批判する大江さん」
横尾忠則「散歩中の会話」

【巻頭表現】大塚凱「裸眼」
【エセー】山﨑修平「SPとNMS」/鴻池留衣「シン・仮面ライダーのエロさ」

【強力連載陣】砂川文次/金原ひとみ/綿矢りさ/宮本輝/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/成田悠輔/平民金子/津村記久子/高橋弘希/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/河野真太郎/住本麻子

【文學界図書室】遠野遥『浮遊』(渡辺祐真)/中森明夫『TRY48』(宮崎智之)/千葉一幹『失格でもいいじゃないの――太宰治の罪と愛』(青木耕平)/木村衣有子『BOOKSのんべえ』(花田菜々子)

表紙画=柳智之「河野多惠子」
1,100円
【創作】
松浦寿輝「谷中」(新連載)
長いパリ暮らしを経て、台東区谷中に住むことになった画家の香坂。入り組んだ路地で彼は何と出会うのか

上田岳弘「K+ICO」
SNSで収益を上げるICOは、かつて自分を救ってくれたウーバー配達員Kを探していた。二人は再会できるのか。ついに連作完結

小佐野彈「サブロク」
巨大な雪壁に向かって突き進む彼は、誰よりもかっこよかったーー著者の新境地”フリースキー”小説

磯﨑憲一郎「日本蒙昧前史 第二部」
美男子のテレビ俳優は、付き合っていた舞台女優から映画女優を紹介され、交際することに。縦横無尽に描かれる魅惑と迷妄の昭和史


【特集】作家とギター
「6本の狂ったハガネの振動」はなぜ私たちの心を震わせるのか。作家6人が楽器との関係を語り、小説家と音楽家がギターをめぐるエッセイを綴る

〈インタビュー〉平野啓一郎「「上手い」のはスゴイこと」/岸政彦「ギターは個人に寄り添ってくれる、どこか寂しいもの」/高橋弘希「音楽は趣味ではできない」/佐藤友哉「恥ずかしいからこそ、やれること」/北村匡平「演奏と執筆は繋がっている」/磯﨑憲一郎「ウィルスが甦ったデトロイトの夜」
〈エッセイ〉海猫沢めろん「ギター・バンド・小説」/高田漣「アンドロイドはみ空の夢を見た〜32/42/52/62/72/82」


【批評】
安藤礼二「哲学の始源――ジル・ドゥルーズ論(前編)」
柳楽馨「“your true colors shining through”――川上未映子『黄色い家』を読む」

【鼎談】下西風澄×山本貴光×吉川浩満「心はどこから来て、どこへ行くのか」

【リレーエッセイ「私の身体を生きる」】山下紘加「肉体の尊厳」

第128回文學界新人賞中間発表

第53回九州芸術祭文学賞発表【発表と選評】五木寛之・村田喜代子・小野正嗣

【文學界図書室】松浦寿輝『香港陥落』(池田雄一)/グレゴリー・ケズナジャット『開墾地』(いしいしんじ)

【強力連載陣】砂川文次/円城塔/金原ひとみ/綿矢りさ/西村紗知/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/平民金子/高橋弘希/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/河野真太郎/住本麻子


表紙画=柳智之「深沢七郎」
1,100円
【創作】山下紘加「掌中」
欲しいわけではなかった――主婦の幸子は、ふとした切っ掛けから万引きを繰り返すようになる。著者の新境地!

長嶋有「そこにある場所」
絲山秋子「赤い髪の男」
二瓶哲也「それだけの理由で」

【対談】國分功一郎×ブレイディみかこ「〈沈みゆく世界〉から立ち上がる」
ミン・ジヒョン×西森路代「悲恋愛を選ばないフェミニストのために」

【インタビュー】山田詠美「替えのきく言葉は使わない――小説作法を語る」(聞き手・小林久美子)

【新芥川賞作家】〈特別エッセイ〉井戸川射子「等しく私から遠い場所」
〈作品論〉宮崎智之「川下に流れゆく〈いま〉をキャッチする――『この世の喜びよ』論」
〈特別エッセイ〉佐藤厚志「先輩作家の背中」
〈作品論〉鴻巣友季子「傷の延長としてある「災厄」――『荒地の家族』論」

【特集】滝口悠生の日常
生活の愛おしさを描き続ける作家と一緒に歩いたり、しゃべったり。キーワードは「散歩」「窓目くん」「日記」
〈散歩〉「風景の一部になってみる――ルポ 秋津散歩」(取材・文 辻本力)
〈雑談〉「昼下がりに友人と」滝口悠生×窓目均/滝口悠生×植本一子×金川晋吾

【西村賢太一周忌】古谷経衡「『蝙蝠か燕か』論――西村賢太の「現代編」」

【巻頭表現】初谷むい「心底おもいます」
【エセー】グレゴリー・ケズナジャット「空気に浮遊する危険なもの」/矢野利裕「ブックオフにとって文学とは何か」

【強力連載陣】砂川文次/金原ひとみ/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/成田悠輔/平民金子/津村記久子/高橋弘希/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/河野真太郎/住本麻子

【文學界図書室】多和田葉子(関口裕昭訳)『パウル・ツェランと中国の天使』(木村朗子)/筒井康隆・蓮實重彦『笑犬楼vs.偽伯爵』(藤田直哉)/岡﨑乾二郎『絵画の素――TOPICA PICTUS』(平松洋子)/鴻巣友季子『文学は予言する』(川本直)


表紙画=柳智之「テネシー・ウィリアムズ」
1,100円
【創作】高瀬隼子「うるさいこの音の全部」中篇270枚一挙掲載
ペンネームで小説を書きながらゲームセンターで働く長井朝陽。兼業作家であることが職場に広まりはじめ、小説と現実の境界が溶解する。「おいしいごはんが食べられますように」の先を示すサスペンスフルな傑作!

町田康「踊り警察」
吉村萬壱「クニアクニアした空」
小谷野敦「幻肢痛」

【対談】島本理生×鈴木涼美「欲望が凪いだ後」
同い年の二人が語る小説の文体、テーマ、恋愛。物欲からの解放を経て、向かう先は?

【新連載批評】西村紗知「成熟と◯◯」
いま、新しい世代は江藤淳をどのように読みうるのか? 現代の「成熟」論が始まる!

【批評】長谷部浩「十三代目市川團十郎白猿序説」

【特集】『力と交換様式』を読む
4つの交換様式においてはたらく霊的な「力」とは何か? 話題の柄谷行人氏の新著を5人の評者が読み解く

大澤真幸「柄谷行人はすべてを語った」/東畑開人「転移D――友・親・店・鬱」/渡邊英理「希望の現実化のために」/佐藤優「「不可能の可能性」の追究」/鹿島茂「霊の力はどこから来るのか」

【追悼・吉田喜重】蓮實重彦「喜重さんは「驚かせる」ことが得意な方だった」

【巻頭表現】小野絵里華「居酒屋バイト少女」

【コラム Author’s Eyes】山村浩二「苦悩と情動の記録、映画史に逆行して」/加藤木礼「そのさきで待つひとへ」/片瀬チヲル「無防備な傘」

【文學界図書室】山田詠美『私のことだま漂流記』(杉本裕孝)/藤野可織『青木きららのちょっとした冒険』(児玉美月)

【強力連載陣】砂川文次/金原ひとみ/円城塔/綿矢りさ/宮本輝/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/成田悠輔/平民金子/高橋弘希/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/河野真太郎/住本麻子


表紙画=柳智之「アゴタ・クリストフ」
1,100円
【新連載】砂川文次「越境」
北海道にロシアが攻め入った「事案」から10年。物資輸送中の自衛隊が急襲され――。
渾身の戦争小説が始まる!

【創作】山家望「紙の山羊」210枚
行政書士の相川は、謎の人物に教育を施すという奇妙な仕事を依頼される。新鋭の意欲作

【新連載】奈倉有里「ロシア文学の教室」

【対談】佐野亜裕美(テレビプロデューサー。『エルピス-希望、あるいは災い-』など)
×西森路代「生きづらさを抱えている人たちに」

【批評】千木良悠子「橋本治と戦争――『蝶のゆくえ』その他の短編集について」
渡邉大輔「新海誠と『国民の物語』――『すずめの戸締まり』と七〇年代」

【特集】無駄を生きる
日常の中で切り捨てられがちな「無駄」について考えました

〈ルポ〉藤原麻里菜と無駄マシーンを作る 取材・文 鳥澤光
〈アンケート〉わたしが考える「無駄マシーン」
児玉雨子/最果タヒ/高橋弘希/高山羽根子/滝口悠生/長嶋有/藤野可織/村田沙耶香/山形浩生/吉川浩満/吉村萬壱
〈対談〉吉村萬壱×藤原麻里菜「追いかけると、逃げていく『無駄』」
〈ブックガイド〉福永信「無駄という無限の宇宙」
〈エッセイ〉柿内正午「無駄な読書」


【巻頭表現】尾久守侑「X回目の空気旅行」
【エセー】安堂ホセ「好きなセリフ」

【文學界図書室】多和田葉子『太陽諸島』(岩川ありさ)/阿部和重『Ultimate Edition』(柳楽馨)/青山七恵『はぐれんぼう』(東直子)/國分功一郎『スピノザ』(千葉一幹)

【強力連載陣】金原ひとみ/綿矢りさ/宮本輝/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/成田悠輔/平民金子/高橋弘希/津村記久子/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/水上文/河野真太郎


表紙画=柳智之「マーガレット・ナイト」
1,100円

【特集】未来のドキュメンタリー
今、かつてなく熱いドキュメンタリーの映像作家は何を考え、何を未来に託すのか?

〈インタビュー〉大島 新「観る者の景色を変える――私のドキュメンタリー作法」
〈座談会〉小田香×草野なつか×小森はるか「何者でもないものが、そこに立ちあがる」
〈批評〉夏目深雪「ポリフォニーと政治――セルゲイ・ロズニツァの革新性」
〈エッセイ〉瀬尾夏美「置き忘れた声を何度でも訪ねて――映像作品『波のした、土のうえ』再考」

【創作】
上田岳弘「K+k」
夜の東京を駆け巡るウーバー配達員Kは、母から見放された少年kと出会う

島口大樹「光の痕」230枚
再開発の噂飛び交う海沿いの地方都市。高校を退学した章の元に出奔した父が現れ――

奥野紗世子「オーシャンビューの街のやつ」165枚
歌舞伎町のホテルでひとり撮影合宿を行う文子と、若者たちの交流の行き着く果ては

大木芙沙子「ふくらはぎ」(二〇二二年下半期同人雑誌優秀作)

【対談】鳥飼茜×岸政彦「物語を駆動させる風景」

【批評】
島田龍「声の在り処――伊藤整と三人の女たち 左川ちか・伊藤貞子・伊藤マリ子」
酒井信「私たちの見えない『顔』――映画『ある男』論」
安藤礼二「ヘリオガバルスのアガルタ――アントナン・アルトー論」

【巻頭表現】鈴木ちはね「夏」
【エセー】枡野浩一「短歌ブームは僕からはじまった」
【コラムAuthor’s Eyes】甫木元 空「映画はだかのゆめ、覚書」

【文學界図書室】
小川洋子『掌に眠る舞台』(マーサ・ナカムラ)/笠井潔『煉獄の時』(渡邉大輔)/古谷田奈月『フィールダー』(王谷晶)/石沢麻依『月の三相』(川崎祐)/梯久美子『この父ありて』(中島京子)

【強力連載陣】
金原ひとみ/円城塔/宮本輝/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/平民金子/高橋弘希/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/水上文/河野真太郎


表紙画=柳智之「トム・ウルフ」
1,300円
【総力特集】JAZZ×文学ふたたび
文学界のジャズ・キャッツ、ここに集結! たえず変化と闘争を続ける音楽の魅力に迫る完全保存版

〈ロングインタビュー〉村上春樹さんに、モダン・ジャズ以前のジャズについて聞く(聞き手・村井康司)

〈オーラル・ヒストリー〉岸政彦「沖縄ジャズの生活史――テリー重田と上原昌栄」

〈ロングインタビュー〉大友良英「ぼくはこんなふうに言葉とつきあってきた」(聞き手・松村正人)

〈ジャズ小説〉
上田岳弘「You don’t know what love is.」/宮内悠介「暗流(アンダーカレント)」/山中千尋「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」
ジュエル・ゴメス「ドント・エクスプレイン」(岸本佐知子訳) 作者・作品紹介(佐久間由梨)

〈インタビュー〉千葉雅也「即興でピアノを弾く」

〈批評〉佐久間由梨「ジャズとアフリカ系アメリカ人文学」/吉田隆一「野生のアカデミズム――ジャズとSF」

〈レポート〉石田夏穂「嗜まざる客――ジャズ喫茶のランチ食べある記」

〈エッセイ〉「ジャズと私」+極私的3枚
斎藤真理子「音と音の間を探る音楽」/小玉ユキ「これ以上何もいらない」/湯浅学「私のジャズのはじまり」/北村匡平「ジャズの恍惚と救済」/細田成嗣「フリージャズと括られた『その他』に魅せられて」/荘子it「ジャズ=ロック」/原雅明「ホールとベイリーのES-175」/矢作俊彦「オオ!ダイナ、今にして思えば」

〈ディスクガイド〉「いま、聴くべき20枚」柳樂光隆選/〈エッセイ〉柳樂光隆「五線譜から口承へ」


【創作】
鈴木涼美「グレイスレス」
 母が出ていった後も祖母と煉瓦タイルの家に暮らす私は、ポルノ女優の顔に化粧を施す日々を送っている

絲山秋子「キビタキ街道」
 早期退職し、人生のどん詰まりにいた雉倉豪の元に神が訪れる。黒蟹県シリーズ第6弾

【短篇競作】「忘れる」
川上弘美「銀色の鍵」
小山田浩子「蛍光」
立川吉笑「歩馬灯」
斧田小夜「海月生物群集」
マーサ・ナカムラ「とんぼ」
能町みね子「テレビと体表面についての落としどころのない日記」

【追悼 ジャン=リュック・ゴダール】
蓮實重彦「映画作家ゴダールは、その『特権性』を晴れやかに誇示しながらこの世界から姿を消した」

【追悼 宮沢章夫】
松尾スズキ「戯曲ではない。台本があった。手書きなのであった。」

【巻頭表現】青柳菜摘「峰船」

【エセー】倉田翠「日々のささやかな開拓について」/牟田都子「言えなくなった言葉」
【コラムAuthor’s Eyes】花田菜々子「人間になってもらえませんか」

【文學界図書室】
滝口悠生『水平線』(瀬尾夏美)/大森静佳『ヘクタール』(永井玲衣)/北村匡平『椎名林檎論 乱調の音楽』(吉川浩満)

【強力連載陣】
金原ひとみ/綿矢りさ/宮本輝/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/成田悠輔/平民金子/高橋弘希/津村記久子/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/水上文/河野真太郎

表紙画=柳智之「ミルドレッド・ベイリー」
おすすめの購読プラン

商品情報・内容

  • 出版社:文藝春秋
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月7日

■ 数多くの芥川賞作家を輩出している代表的純文学雑誌

川端康成、小林秀雄などを同人に1933年に創刊され、数多くの作家・評論家を輩出してきた斯界を代表する月刊文芸誌。小説、戯曲、文学・映画・哲学評論と幅広い誌面構成で読者の支持を集めている。戦後から現在にいたるまで一貫した純文学の新進作家発掘にも定評があり、1955年の第一回文學界新人賞受賞の石原慎太郎氏(「太陽の季節」)以来、純文学の登竜門として次々と芥川賞受賞者を世に送り出している。

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