文学界 発売日・バックナンバー

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1,200円
■4月号目次より

【新連載】
筒井康隆「自伝」第1回 芽吹いて蕾――幼少年期
「作家が自伝を書く限り、引用は禁じられるべきだ」巨匠・筒井康隆、豊穣なるその人生

【創作】
町田康「弥勒の世」
長嶋有「ゴーイースト」
滝口悠生「煙」
沼田真佑「三脚の椅子」
井戸川射子「並ぶ連なり歩み」

島田雅彦「大転生時代」最終回
又吉直樹「生きとるわ」第4回

【新連載】
村田沙耶香「Writers in Residence Zurich 滞在記」
半年間、ライターズ・イン・レジデンスで滞在することになった、スイス・チューリッヒの日々

【リレーエッセイ】「身体を記す」第3回
中村文則「「大人の男」への恐怖と性の罪悪感」

【特別インタビュー】
上田岳弘「流転していく世界のなかで」聞き手=綾門優季
移る時代と共に小説を書くとき、何を考えてきたか。デビューから十年間の軌跡

【第54回九州芸術祭文学賞発表】
最優秀作 野口実柑「白い朝」
発表と選評 村田喜代子・小野正嗣・青来有一

【第129回文學界新人賞中間発表】

【連載】
江南亜美子「「わたし」はひとつのポータル」第2回
津野青嵐「『ファット』な身体」第2回
酒井泰斗+吉川浩満「読むためのトゥルーイズム――非哲学者による非哲学者のための〈哲学入門〉読書会」第3回

【評論】
長谷部浩「爆音と雷鳴――ケラリーノ・サンドロヴィッチの近作をめぐって」

【今月のエッセイ】
ロバート・キャンベル「戦争を言葉で記録する人々のこと」/吉村萬壱「ガザに思う」

【窓辺より】
平山亜佐子「書棚のライブ探訪」

【詩歌】
土井礼一郎「気のきいた軍隊」

【強力連載陣】
綿矢りさ/松浦寿輝/金原ひとみ/宮本輝/東畑開人/千葉雄喜/真山仁/金川晋吾/西村紗知/江崎文武/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/津村記久子/平民金子/犬山紙子/渡邊英理/宮崎智之

【文學界図書室】
三木三奈『アイスネルワイゼン』(倉本さおり)/川野芽生『Blue』(石沢麻依)/小砂川チト『猿の戴冠式』(住本麻子)/中村佑子『わたしが誰かわからない』(児玉美月)/沼田真佑『幻日/木山の話』(大塚真祐子)

表紙画=下山健太郎
グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.

※「文學界」電子版は、紙雑誌版とは一部内容が異なる場合、また、応募できないプレゼントや懸賞がある場合があります。ご了承のほど、お願いいたします。
1,200円
■3月号目次より

【特集】身体がいちばんわからない

・評論
小川公代「“規範的身体”を揺るがす文学」

・インタビュー
町田樹「言語表現がアスリートの背骨になる」
聞き手・構成=辻本力

・ロングエッセイ
ワクサカソウヘイ「時に笑いはセイウチに似たる」
中村佑子「身体を物語ること」

・ブックガイド
鳥澤光「書く身体を読む身体」

・エッセイ「今のあなたの“身体の状態”を教えてください」
鷲田清一「ひきずり、もてあまして」
穂村弘「あと何度なおる病にかかれるだろう」
山下澄人「紐のこと、ラボのこと」
安堂ホセ「じぶんの身体が透明であると感じるとき」
川野芽生「あるいは幻肢痛」
くどうれいん「えんぴつの刺青」
年森瑛「現状報告」
岩川ありさ「解離して瀕死」
中原昌也「偉大な作家生活には病院生活が必要だ」

【新連載】
津野青嵐「『ファット』な身体」
卑下しない、ボディポジティブでもない。「太っている」を語る言葉はどこにある?

【リレーエッセイ】身体を記す
第2回 戌井昭人「身体は大きかったけど」

【新芥川賞作家 特別エッセイ】
九段理江「九段理江」
生成AIの使用で話題をさらった著者の元に一通の英文メールが届く――受賞後初エッセイ
・作品論
水上文「多様性の時代、あるいは大独り言時代の到来――『東京都同情塔』論」

【創作】
川上弘美「泣く男」
島田雅彦「大転生時代」短期集中連載第2回
又吉直樹「生きとるわ」短期集中連載第3回

【新連載】
江南亜美子「『わたし』はひとつのポータル」
読むことで、いまここに生きる「わたし」に変化が起きる――文学の力を探る新連載
酒井泰斗+吉川浩満「読むためのトゥルーイズム――非哲学者による非哲学者のための〈哲学入門〉読書会」第2回
1,200円
【創作】
島田雅彦「大転生時代」短期集中連載第1回
ある夜再会した旧友は、「転生者」だった。本格SF大作の開幕!

千葉雅也「幅が広い踏切」
踏切では待たなければならない、のか? 川端康成文学賞受賞後、初の短篇

又吉直樹「生きとるわ」短期集中連載第2回
坂崎かおる「海岸通り」

【新連載】
酒井泰斗+吉川浩満「読むためのトゥルーイズム――非哲学者による非哲学者のための〈哲学入門〉読書会」

リレーエッセイ「身体を記す」 第1回 町屋良平「灰色の愛」
いま自らの身体は、どう表現されるのか―「私の身体を生きる」に続くリレーエッセイ

東畑開人「贅沢な悩み」新連載第2回
千葉雄喜「千葉雄喜の雑談」新連載第2回

【批評】
安藤礼二「燃え上がる図書館――アーカイヴ論」第8回

【評論】
千木良悠子「橋本治『草薙の剣』論(後)」

【特集】没後100年、これからのカフカ
・シンポジウム 上田岳弘×藤野可織×小山田浩子 司会・川島隆
「カフカを読みながら、書き続けるということ――「作家が語るカフカ」」
・フランツ・カフカ ショートストーリーコンテスト
仲白針平 傘《最優秀作》
清水翔太 翳り《優秀作》
・評論
川島隆「カフカの『フェリスへの手紙』について 」
・エッセイ
いとうせいこう「absurdについて」 /九月「マヨンツ・マヨカ「変遷」」 /九段理江「カフカだカフカ」/グレゴリー・ケズナジャット「入管でカフカを読む」/ケラリーノ・サンドロヴィッチ「兄妹のはなし」/山村浩二「禿鷹と橋」
・連載
石田月美×頭木弘樹×畑中麻紀×横道誠「ビブリオ・オープンダイアローグ」
第2回 グレーゴル・ザムザの悩み「大黒柱が一家のお荷物に転落」

【窓辺より】鈴木ジェロニモ「揚げ物ブラザーズ」/中道智大「受け取って生きる」/杉森健一「なんとなく危なそうな国・イラン」

【詩歌】伊口さや「小春」

【強力連載陣】砂川文次/金原ひとみ/宮本輝/真山仁/金川晋吾/四方田犬彦/江崎文武/西村紗知/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/津村記久子/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/渡邊英理/宮崎智之

【文學界図書室】山下澄人『FICTION』(山本浩貴)

表紙画=下山健太郎
グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.

※「文學界」電子版は、紙雑誌版とは一部内容が異なる場合、また、応募できないプレゼントや懸賞がある場合があります。ご了承のほど、お願いいたします。
1,200円
【創作】
又吉直樹「生きとるわ」短期集中連載第1回
阪神がセ・リーグ優勝を果たした夜、借金まみれの旧友が道頓堀に現れた――

村田沙耶香「無害ないきもの」

磯崎憲一郎「日本蒙昧前史 第二部」最終回

大濱普美子「空に突き刺さる屋根」

【新連載】
東畑開人「贅沢な悩み プロローグ――深い谷の両岸で」
この上なく切実な悩みなのに「贅沢」だと思うのはなぜ? 心をかき消す声の正体

千葉雄喜「千葉雄喜の雑談」
KOHHを引退して二年。いま、千葉雄喜が考えていること、していること

石田月美×頭木弘樹×畑中麻紀×横道誠 「ビブリオ・オープンダイアローグ」第1回・スナフキンの悩み「ふつうの友情を求めて」

【対談】
金原ひとみ×渡辺ペコ「正しさが移ろう時代を描く」
移り変わる時代の中で、私たちは何を目指すのか。二十年振りの対話

【追悼 櫻井敦司】
高橋弘希「その演劇的な死について――BUCK‐TICKという毒薬」

【批評】
矢野利裕「ジャニーズの感触――むしろ芸能スキャンダルとして」

【評論】
千木良悠子「橋本治『草薙の剣』論」(上)

【特別エッセイ】
筒井康隆「忘れられぬ人びと」

【詩歌】
菅原百合絵「忘我」

【今月のエッセイ】
宮内悠介「南極とウクライナのあいだ」/辛島デイヴィッド「バスケ幻想の崩壊?」/田中希実「夢物語を真実に――ファンタジーの力」

【窓辺より】
佐佐木陸「敗者と審判」/赤松りかこ「小説に生きる」

【強力連載陣】
砂川文次/金原ひとみ/宮本輝/真山仁/金川晋吾/四方田犬彦/江崎文武/DJ松永/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/住本麻子/渡邊英理

【文學界図書室】
筒井康隆『カーテンコール』(川上弘美)/長嶋有『トゥデイズ』(高橋豪太)/ 絲山秋子『神と黒蟹県』(石田夏穂)/上田岳弘『最愛の』(鳥澤光)

表紙画=下山健太郎
グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.
1,200円
■12月号目次より

【創作】
朝比奈秋「受け手のいない祈り」
地域唯一の救急病院。不眠不休で患者を受け入れ、疲弊しきった外科医は自問する――命は本当に大切なのか?

加納愛子「かわいないで」
授業中、千尋は隣の席のお喋りに全神経を集中させる。やり取りの中に潜む意図を、なんとか汲み取りたいと思う

渡谷邦「水路」二〇二三年下半期同人雑誌優秀作

【対談】
高橋弘希×ピエール中野「ロックバンドは終わらない――邦楽ロック五〇年クロニクル」
TM NETWORKから『ぼっち・ざ・ろっく』まで。時代を代表するバンド総ざらい!

奈倉有里×逢坂冬馬「二人の合言葉は本」
本で繋がる姉弟が語る、家族を特別視する危うさ、「異性を書く」を取り巻く問題、そしてロシア情勢について

【人物伝】
真山仁「秘すれば花――玉三郎の言葉」新連載第二回 第一章 三〇分限定

【エッセイ】
金川晋吾「でもだからこそ日誌」新連載第二回

【批評】
四方田犬彦「零落の賦」 新連載第三回 不死という劫罰

【リレーエッセイ 私の身体を生きる】
児玉雨子「私の三分の一なる軛」

【巻頭表現】
鎌田尚美「シー・サイド」

【エセー】
国崎和也「いか納豆」/久保勇貴「朝ごはん、抜け殻のよう」

【Author’s Eyes】
小原晩「急につめたくなるもの」

【強力連載陣】
松浦寿輝/砂川文次/円城塔/金原ひとみ/宮本輝/江崎文武/西村紗知/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/津村記久子/平民金子/犬山紙子/住本麻子/渡邊英理

【文學界図書室】
川上弘美『恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ』(中島京子)/山田詠美『肌馬の系譜』(市川沙央)/中村文則『列』(砂川文次)

表紙画=柳智之「森鴎外」

※「文學界」電子版は、紙雑誌版とは一部内容が異なる場合、また、応募できないプレゼントや懸賞がある場合があります。ご了承のほど、お願いいたします。
1,200円
【創作】長嶋有「シーケンシャル」
僕とMSXを乗せて、バスは狛江の町を回る。思い出すのは80年代、パソコンを「やっていた」僕らのこと――

杉本裕考「ジェイミー」
奥野紗世子「享年十九」
小林エリカ「風船爆弾フォリーズ」 短期集中連載 最終回

【対談】高瀬隼子×市川沙央「小説家になるために必要なもの/差し出したもの」
「芥川賞」はどんな賞? 「それはご自身の話ですか」にどう答える? 経験と創作、当事者性の問題に迫る初対談

柴田聡子×川野芽生「言葉を空に投げる」
ミュージシャンで詩人の柴田氏と、歌人で小説家の川野氏が、文学と音楽の世界から「ことば」をみつめなおす

【特別インタビュー】吉本ばなな「思想だけが人と人を繋ぐ――「小説家としての生き方」を語る」

【新連載】真山仁「秘すれば花――玉三郎の言葉」
三十年の交友を持つ筆者が、折節に耳にした言葉から坂東玉三郎の人と芸の真髄に迫る

金川晋吾「でもだからこそ日誌」
通り過ぎていく日々や景色を、切り取り、愛しみ、問い直す。気鋭の写真家によるエッセイ

【批評】四方田犬彦「零落の賦」 新連載第二回 神々の流竄

【リレーエッセイ 私の身体を生きる】藤原麻里菜「捨てる部分がない」

【巻頭表現】千種創一「Coin Laundry」

【エセー】榎本空「『母を失うこと』についてのもうひとつのノート」/平沢逸「書きたさと書きたくなさのミルフィーユ構造」

【Author's Eyes】大島育宙「不完全訃報マニュアル」

【強力連載陣】砂川文次/宮本輝/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/江崎文武/藤原麻里菜/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/住本麻子/渡邊英理

【文學界図書室】小野正嗣『あわいに開かれて』(東直子)/町屋良平『恋の幽霊』(児玉美月)

表紙画=柳智之「ヴィスワヴァ・シンボルスカ」
1,200円
■10月号目次より

【創作】三木三奈「アイスネルワイゼン」220枚
 文學界新人賞受賞作「アキちゃん」を超える、傑作中編
小林エリカ「風船爆弾フォリーズ」 短期集中連載 第四回

【対談】國分功一郎×若林正恭「ビッグモーター化する世界の中で」
資本主義の魔物に、どう立ち向かっていけばよいのか――一年九カ月振り、三回目の対話

【特集】絲山秋子デビュー20年
  最新連作集『神と黒蟹県』完結を機に、その軌跡と到達点を明かす
〈対談〉辻原登×絲山秋子「小説の余白に信を置く」
〈評論〉田中和生 絲山秋子論――連作作品集『神と黒蟹県』の地平
〈インタビュー〉絲山秋子言葉にならない「関係性」が面白い

【新連載】四方田犬彦「零落の賦」 第一回 天上人間
  人はいかに零落し、その零落を生きるのだろうか――栄光を極めた者だけに訪れる失墜の諸相

【批評】渡邉大輔「宮崎駿に触れる――『君たちはどう生きるか』と「工作」の想像力」

【リレーエッセイ 私の身体を生きる】宇佐見りん「トイレとハムレット」

【巻頭表現】暮田真名「夢み」

【エセー】小沼理「推敲の時間」/津野青嵐「『ファット』な身体」/明星聖子「未完成が増殖する――カフカの『城』をめぐって」

【Author’s Eyes】セメントTHING「乱反射する『私』」

【強力連載陣】江崎文武/松浦寿輝/砂川文次/円城塔/綿矢りさ/宮本輝/西村紗知/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/成田悠輔/平民金子/犬山紙子/柴田聡子/住本麻子/渡邊英理

【文學界図書室】児玉雨子『##NAME##』(倉本さおり)/川上未映子『深く、しっかり息をして』(柳楽馨)/田中慎弥『流れる島と海の怪物』(長瀬海)

表紙画=柳智之「井伏鱒二」

※「文學界」電子版は、紙雑誌版とは一部内容が異なる場合、また、応募できないプレゼントや懸賞がある場合があります。ご了承のほど、お願いいたします。
1,200円


【特集】エッセイが読みたい
「枕草子」から脈々と続くエッセイの面白さと奥深さを27人の書き手と共に味わい、エッセイの「いま」に迫る
・エッセイについてのエッセイ
植本一子/小山田浩子/オルタナ旧市街/済東鉄腸/ジェーン・スー/鈴木涼美/檀上遼/永井玲衣/能町みね子/野崎歓/野村訓市/平岡直子/穂村弘/堀静香/堀江栞/堀江敏幸/町田康/松尾スズキ/山本精一/吉澤嘉代子/吉田靖直/米澤穂信/わかしょ文庫
・文学フリマでエッセイを買う!
高瀬隼子「物語としてエッセイを読む」
大前粟生「グラデーションする「私」ら」
・論考
柿内正午「エッセイという演技」
宮崎智之「定義を拒み、内部に開け――エッセイという「文」の「芸」」

【新芥川賞作家】
特別エッセイ 市川沙央「前世の記憶」
落選の度に筆名を捨て、私は作家になった。作家人生の始まりを宣言する、受賞後初エッセイ
作品論 菊間晴子「「受胎小説」の引力――市川沙央『ハンチバック』」

【創作】
筒井康隆「山号寺号」
川上弘美「蜃気楼の牛」
井戸川射子「市場」
仙田学「その子はたち」
小林エリカ「風船爆弾フォリーズ」 短期集中連載 第三回

【追悼】ミラン・クンデラ 沼野充義「ヨーロッパ文化への亡命者」

【リレーエッセイ 私の身体を生きる】柴崎友香「私と私の身体のだいたい五十年」

【巻頭表現】伊舎堂仁「そんなことしちゃだめだろ短歌」

【強力連載陣】江崎文武/松浦寿輝/円城塔/砂川文次/金原ひとみ/綿矢りさ/宮本輝/西村紗知/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/成田悠輔/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/住本麻子/渡邊英理

【文學界図書室】金原ひとみ『腹を空かせた勇者ども』(ひらりさ)/高橋弘希『叩く』(齋藤明里)/高瀬隼子『いい子のあくび』(中西智佐乃)/乗代雄介『それは誠』(金原瑞人)/石田夏穂『我が手の太陽』(中条省平)

表紙画=柳智之「モンテーニュ」
1,200円
【創作】高瀬隼子「明日、ここは静か」
芥川賞を受賞し、多忙の日々を送る早見有日。取材のたびに思ってもいない言葉が口をついて出て――

石原燃「いくつかの輪郭とその断片」216枚
私は一緒に母を看取った歳上の友人・香川さんと二人で暮らし始めた。小説デビュー作「赤い砂を蹴る」を超える傑作

岸川真「崩御」

小林エリカ「風船爆弾フォリーズ」(短期集中連載 第二回)

【鼎談】円城塔×千葉雅也×山本貴光「GPTと人間の欲望の形」
生成AIはわれわれの思考をどのように変えうるか。記号接地問題から精神分析、文学までを縦横に語る

【往復書簡】市川沙央 ⇄ 荒井裕樹「世界にとっての異物になってやりたい」
デビュー作「ハンチバック」が衝撃を与えた市川氏と、氏がその著作に強い影響を受けたという荒井氏が、障害と表現をめぐって言葉を交わす

【新連載】江﨑文武「音のとびらを開けて」
WONK、millennium paradeのメンバー、ピアニストとして活躍する著者が自身の音楽的ルーツを辿る

【対談】江﨑文武×荒井良二「一人のための音楽と百年後の絵本」

【批評】長谷部浩「野田秀樹、妄想の闇」
安藤礼二「哲学の始源――ジル・ドゥルーズ論(中編)」

【リレーエッセイ 私の身体を生きる】鳥飼茜「ゲームプレーヤー、かく語りき」

【巻頭表現】竹中優子「水」

【エセー】板坂留五「私の建築のつくりかた」
【コラム Author’s Eyes】池松舞「本当に欲しいものは」/鳥山まこと「記憶倉庫の①番棚」

【強力連載陣】松浦寿輝/円城塔/砂川文次/金原ひとみ/綿矢りさ/宮本輝/西村紗知/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/成田悠輔/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/住本麻子/渡邊英理

【文學界図書室】島田雅彦『時々、慈父になる』(山﨑修平)/多和田葉子『白鶴亮翅 』(倉本さおり)/吉田修一『永遠と横道世之介』(宮崎智之)/千葉雅也『エレクトリック』(鴻池留衣)/山下澄人『おれに聞くの? 異端文学者による人生相談』(青柳菜摘)


表紙画=柳智之「ウラジーミル・ナボコフ」
1,200円
【創作】小林エリカ「風船爆弾フォリーズ」(短期集中連載)
東京に宝塚劇場ができた年、私たちは小学一年生になった。聞こえるのは少女たちの歌声と、戦争の足音----
長嶋有「運ばれる思惟」
絲山秋子「神と提灯行列」
水原涼「誤字のない手紙」

【鼎談】朝吹真理子×犬山紙子×村田沙耶香「童話発、BL経由、文学行き」
毎日LINEでやり取りをする三人が語り合う、思い出の中の本たち

【対談】ノリス・ウォン(映画監督。『私のプリンス・エドワード』)×西森路代「女性の選択を描くこと」

【スピーチ】柄谷行人「バーグルエン賞授賞式での挨拶」


【特集】甦る福田恆存
「私たちが欲しているのは、自己の自由ではない。自己の宿命である」今なお新しいその言葉を読む

〈対談〉中島岳志×浜崎洋介「神なき世界をどう生きるか」
〈読書案内〉中島岳志「文学の使命」/浜崎洋介「信ずるという美徳」
〈批評〉下西風澄「演技する精神へ----個・ネット・場」/片山杜秀「福田恆存・この黙示録的なるもの」/平山周吉「昭和五十四年の福田恆存と、一九七九年の坪内祐三青年」
〈初公開書簡〉福田逸「昭和三十年、ドナルド・キーンとの往復書簡」


【巻頭表現】殿塚友美「あとかた」
【エセー】岡田彩夢「アイドルから、谷崎潤一郎へ。」

【強力連載陣】砂川文次/金原ひとみ/綿矢りさ/宮本輝/奈倉有里/辻田真佐憲/藤原麻里菜/成田悠輔/平民金子/津村記久子/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/河野真太郎/住本麻子

【文學界図書室】町田康『口訳 古事記』(阿部公彦)/平野啓一郎『三島由紀夫論』(中条省平)


表紙画=柳智之「福田恆存」
1,100円
【創作】乗代雄介「それは誠」(280枚)
地方の高校生・佐田は修学旅行で訪れた東京で同級生たちとある冒険をする。かけがえのない生の輝きをとらえる、著者の集大成!

九段理江「しをかくうま」(270枚)
乗れ。声はどこからともなく聞こえた。乗れ。過去、現在、未来へ、馬と人類の歴史を語り直す壮大な叙事詩!

衿さやか「泡のような きみはともだち」(2023年上半期同人雑誌優秀作)


【鼎談】多和田葉子×関口裕昭×松永美穂「文学と文学研究の境界を越える————『パウル・ツェランと中国の天使』をめぐって」

【批評 村上春樹『街とその不確かな壁』を読む】上田岳弘「継承とリライト」

【特別寄稿】筒井康隆「老耄よりの忠告」

【巻頭表現】山崎聡子「葬列」

【エセー】中山弘明「「島崎藤村の世紀」展と雑誌「文學界」——「エディター」藤村の誕生——」/菅原百合絵「欲望と幻滅」
【コラムAuthor’s Eyes】永田紅「あの二センチが」/金川晋吾「スカートを買ってからの話」

【追悼 富岡多惠子】安藤礼二「四天王寺聖霊会の思い出」
【追悼 坂本龍一】佐々木敦「甘い復讐————坂本龍一を(個人的に)追悼する」

【強力連載陣】松浦寿輝/砂川文次/円城塔/金原ひとみ/宮本輝/西村紗知/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/成田悠輔/平民金子/犬山紙子/柴田聡子/河野真太郎/住本麻子

【文學界図書室】宮本輝『よき時を思う』(東直子)/村上龍『ユーチューバー』(吉田大助)/古川真人『ギフトライフ』(児玉美月)


表紙画=柳智之「J.D.サリンジャー」
1,300円
第128回 文學界新人賞決定発表 受賞作全文掲載
市川沙央(いちかわ・さおう)「ハンチバック」
私の身体は生きるために壊れてきた――強烈な生命力とユーモアが選考会に衝撃を与えた、ある女性の闘いの記録!

【選評】阿部和重・金原ひとみ・青山七恵・中村文則・村田沙耶香

【創作】山田詠美「肌馬の系譜」

【特集】12人の“幻想”短篇競作
山尾悠子「メランコリア」
諏訪哲史「昏色(くれいろ)の都」
沼田真佑「茶会」
石沢麻依「マルギット・Kの鏡像」
谷崎由依「天の岩戸ごっこ」
高原英理「ラサンドーハ手稿」
川野芽生「奇病庭園(抄)」
マーサ・ナカムラ「串」
坂崎かおる「母の散歩」
大木芙沙子「うなぎ」
大濱普美子「開花」
吉村萬壱「ニトロシンドローム」

【鼎談】
いとうせいこう×奥泉光×渡邊英理「「(再)開発文学」としての中上健次」
ダルンデンヌ兄弟×小野正嗣「現代の奴隷制を告発する」

【対談】王谷晶×西森路代「新しいセクシーさをめぐって」
【エッセイ】吉川一義「プルースト没後百年のパリ」

【追悼 大江健三郎】
蓮實重彦「ある寒い季節に、あなたは戸外で遥か遠くの何かをじっと見すえておられた」
多和田葉子「個人的な思い出」
町田康「狂熱と鬱屈」
中村文則「再読する(リリード)、ということ」
〈対談〉島田雅彦×朝吹真理子「理性と凶暴さと」
松浦寿輝「誠実と猛烈」
安藤礼二「大江さんからの最後の手紙」
阿部和重「Across The Universe――大江健三郎追悼」
長嶋有「もう、大江さん!」
星野智幸「「大江健三郎という権威」を批判する大江さん」
横尾忠則「散歩中の会話」

【巻頭表現】大塚凱「裸眼」
【エセー】山﨑修平「SPとNMS」/鴻池留衣「シン・仮面ライダーのエロさ」

【強力連載陣】砂川文次/金原ひとみ/綿矢りさ/宮本輝/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/成田悠輔/平民金子/津村記久子/高橋弘希/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/河野真太郎/住本麻子

【文學界図書室】遠野遥『浮遊』(渡辺祐真)/中森明夫『TRY48』(宮崎智之)/千葉一幹『失格でもいいじゃないの――太宰治の罪と愛』(青木耕平)/木村衣有子『BOOKSのんべえ』(花田菜々子)

表紙画=柳智之「河野多惠子」
1,100円
【創作】
松浦寿輝「谷中」(新連載)
長いパリ暮らしを経て、台東区谷中に住むことになった画家の香坂。入り組んだ路地で彼は何と出会うのか

上田岳弘「K+ICO」
SNSで収益を上げるICOは、かつて自分を救ってくれたウーバー配達員Kを探していた。二人は再会できるのか。ついに連作完結

小佐野彈「サブロク」
巨大な雪壁に向かって突き進む彼は、誰よりもかっこよかったーー著者の新境地”フリースキー”小説

磯﨑憲一郎「日本蒙昧前史 第二部」
美男子のテレビ俳優は、付き合っていた舞台女優から映画女優を紹介され、交際することに。縦横無尽に描かれる魅惑と迷妄の昭和史


【特集】作家とギター
「6本の狂ったハガネの振動」はなぜ私たちの心を震わせるのか。作家6人が楽器との関係を語り、小説家と音楽家がギターをめぐるエッセイを綴る

〈インタビュー〉平野啓一郎「「上手い」のはスゴイこと」/岸政彦「ギターは個人に寄り添ってくれる、どこか寂しいもの」/高橋弘希「音楽は趣味ではできない」/佐藤友哉「恥ずかしいからこそ、やれること」/北村匡平「演奏と執筆は繋がっている」/磯﨑憲一郎「ウィルスが甦ったデトロイトの夜」
〈エッセイ〉海猫沢めろん「ギター・バンド・小説」/高田漣「アンドロイドはみ空の夢を見た〜32/42/52/62/72/82」


【批評】
安藤礼二「哲学の始源――ジル・ドゥルーズ論(前編)」
柳楽馨「“your true colors shining through”――川上未映子『黄色い家』を読む」

【鼎談】下西風澄×山本貴光×吉川浩満「心はどこから来て、どこへ行くのか」

【リレーエッセイ「私の身体を生きる」】山下紘加「肉体の尊厳」

第128回文學界新人賞中間発表

第53回九州芸術祭文学賞発表【発表と選評】五木寛之・村田喜代子・小野正嗣

【文學界図書室】松浦寿輝『香港陥落』(池田雄一)/グレゴリー・ケズナジャット『開墾地』(いしいしんじ)

【強力連載陣】砂川文次/円城塔/金原ひとみ/綿矢りさ/西村紗知/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/平民金子/高橋弘希/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/河野真太郎/住本麻子


表紙画=柳智之「深沢七郎」
1,100円
【創作】山下紘加「掌中」
欲しいわけではなかった――主婦の幸子は、ふとした切っ掛けから万引きを繰り返すようになる。著者の新境地!

長嶋有「そこにある場所」
絲山秋子「赤い髪の男」
二瓶哲也「それだけの理由で」

【対談】國分功一郎×ブレイディみかこ「〈沈みゆく世界〉から立ち上がる」
ミン・ジヒョン×西森路代「悲恋愛を選ばないフェミニストのために」

【インタビュー】山田詠美「替えのきく言葉は使わない――小説作法を語る」(聞き手・小林久美子)

【新芥川賞作家】〈特別エッセイ〉井戸川射子「等しく私から遠い場所」
〈作品論〉宮崎智之「川下に流れゆく〈いま〉をキャッチする――『この世の喜びよ』論」
〈特別エッセイ〉佐藤厚志「先輩作家の背中」
〈作品論〉鴻巣友季子「傷の延長としてある「災厄」――『荒地の家族』論」

【特集】滝口悠生の日常
生活の愛おしさを描き続ける作家と一緒に歩いたり、しゃべったり。キーワードは「散歩」「窓目くん」「日記」
〈散歩〉「風景の一部になってみる――ルポ 秋津散歩」(取材・文 辻本力)
〈雑談〉「昼下がりに友人と」滝口悠生×窓目均/滝口悠生×植本一子×金川晋吾

【西村賢太一周忌】古谷経衡「『蝙蝠か燕か』論――西村賢太の「現代編」」

【巻頭表現】初谷むい「心底おもいます」
【エセー】グレゴリー・ケズナジャット「空気に浮遊する危険なもの」/矢野利裕「ブックオフにとって文学とは何か」

【強力連載陣】砂川文次/金原ひとみ/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/成田悠輔/平民金子/津村記久子/高橋弘希/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/河野真太郎/住本麻子

【文學界図書室】多和田葉子(関口裕昭訳)『パウル・ツェランと中国の天使』(木村朗子)/筒井康隆・蓮實重彦『笑犬楼vs.偽伯爵』(藤田直哉)/岡﨑乾二郎『絵画の素――TOPICA PICTUS』(平松洋子)/鴻巣友季子『文学は予言する』(川本直)


表紙画=柳智之「テネシー・ウィリアムズ」
1,100円
【創作】高瀬隼子「うるさいこの音の全部」中篇270枚一挙掲載
ペンネームで小説を書きながらゲームセンターで働く長井朝陽。兼業作家であることが職場に広まりはじめ、小説と現実の境界が溶解する。「おいしいごはんが食べられますように」の先を示すサスペンスフルな傑作!

町田康「踊り警察」
吉村萬壱「クニアクニアした空」
小谷野敦「幻肢痛」

【対談】島本理生×鈴木涼美「欲望が凪いだ後」
同い年の二人が語る小説の文体、テーマ、恋愛。物欲からの解放を経て、向かう先は?

【新連載批評】西村紗知「成熟と◯◯」
いま、新しい世代は江藤淳をどのように読みうるのか? 現代の「成熟」論が始まる!

【批評】長谷部浩「十三代目市川團十郎白猿序説」

【特集】『力と交換様式』を読む
4つの交換様式においてはたらく霊的な「力」とは何か? 話題の柄谷行人氏の新著を5人の評者が読み解く

大澤真幸「柄谷行人はすべてを語った」/東畑開人「転移D――友・親・店・鬱」/渡邊英理「希望の現実化のために」/佐藤優「「不可能の可能性」の追究」/鹿島茂「霊の力はどこから来るのか」

【追悼・吉田喜重】蓮實重彦「喜重さんは「驚かせる」ことが得意な方だった」

【巻頭表現】小野絵里華「居酒屋バイト少女」

【コラム Author’s Eyes】山村浩二「苦悩と情動の記録、映画史に逆行して」/加藤木礼「そのさきで待つひとへ」/片瀬チヲル「無防備な傘」

【文學界図書室】山田詠美『私のことだま漂流記』(杉本裕孝)/藤野可織『青木きららのちょっとした冒険』(児玉美月)

【強力連載陣】砂川文次/金原ひとみ/円城塔/綿矢りさ/宮本輝/奈倉有里/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/成田悠輔/平民金子/高橋弘希/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/河野真太郎/住本麻子


表紙画=柳智之「アゴタ・クリストフ」
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商品情報・内容

  • 出版社:文藝春秋
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月7日

■ 数多くの芥川賞作家を輩出している代表的純文学雑誌

川端康成、小林秀雄などを同人に1933年に創刊され、数多くの作家・評論家を輩出してきた斯界を代表する月刊文芸誌。小説、戯曲、文学・映画・哲学評論と幅広い誌面構成で読者の支持を集めている。戦後から現在にいたるまで一貫した純文学の新進作家発掘にも定評があり、1955年の第一回文學界新人賞受賞の石原慎太郎氏(「太陽の季節」)以来、純文学の登竜門として次々と芥川賞受賞者を世に送り出している。

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