文学界 発売日・バックナンバー

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【創作】松尾スズキ「矢印」250枚
俺には俺より酔っ払ってくれている人間が、隣に必要なのだ――愛の深淵を描ききる驚嘆作!

筒井康隆「夜は更けゆく」
静かな一夜、食卓につく兄妹のスケッチ。コロナ禍と成瀬巳喜男の映画が融合したような奇跡の掌篇

山野辺太郎「恐竜時代が終わらない」230枚
さえない五十代の男が語り出す、父から伝えられた先史時代の話。いざ、恐竜蠢く太古の森へ――

【リレーエッセイ 私の身体を生きる】鈴木涼美「汚してみたくて仕方なかった」

【対談】平野啓一郎×中村佑子「デジタル時代の「母」とケア――『本心』をめぐって」
平野氏が新作長篇で描く近未来。困難さを増す社会にいかなる希望が見出せるのか?

【巻頭表現】カゲヤマ気象台「午前5時」

【エセー】河野真太郎「〈文化の状況〉小説、または社会学的小説の未来」/額田大志「失敗のできる場所」

【文學界図書室】星野智幸『植物忌』(杉本裕孝)/中村文則『カード師』(宮崎智之)/津村記久子『つまらない住宅地のすべての家』(東直子)/小山田浩子『小島』(平岡直子)/松田青子『男の子になりたかった女の子になりたかった女の子』(水上文)/朱天文『侯孝賢と私の台湾ニューシネマ』(奈々村久生)

【強力連載陣】平民金子/北村匡平/成田悠輔/高橋弘希/辻原登/DJ松永/綿矢りさ/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/津村記久子/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/池田雄一/鳥澤光
【創作】前田司郎「海辺のマンション」160枚
すべてが作り物のような熱海で、「創作の病」から癒えてしまった作家に訪れる啓示。愛の不可能を暴く渾身作!

山下澄人「腹の犬、異文。猫の腹」
二年前、わたしは腹を切った。猫のごえもんも手術をした。自身の短篇を語りなおす野心作

杉本裕孝「ピンク」190枚
広告会社に勤めるわたしのもとに、肌を全身ピンクに塗られた異様なキャラクター案が持ち込まれ----

奥野紗世子「無理になる」120枚
恋人との同棲を控えるマシュウの前に昔の恋人イガリが現れる。二十八歳、死に損なった恋愛のゆくえ

大水青「ねことり」(2021年上半期同人雑誌優秀作)

【リレーエッセイ「私の身体を生きる」第4回】
西加奈子「身体に関する宣言」

【巻頭表現】山下翔「朝明より」

【エセー】高瀬隼子「かわいい顔の人」

文學界新人賞 新選考委員発表

【文學界図書室】山尾悠子『山の人魚と虚ろの王』(川野芽生)/朝井リョウ『正欲』(佐々木敦)/井川直子『シェフたちのコロナ禍』(関口涼子)

【強力連載陣】平民金子/北村匡平/成田悠輔/高橋弘希/辻原登/DJ松永/綿矢りさ/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/鳥澤光/池田雄一
1,150円
【創作】羽田圭介「Phantom」280枚一挙掲載
未来を案じて株取引に打ち込む華美、「使わないお金は死んでいる」と笑う恋人。
幻影に覆われた現代を描きつくす傑作誕生!

【第126回文學界新人賞発表】2800以上の応募作から選ばれた受賞作2作全文掲載
青野暦「穀雨のころ」
精緻な描写で高校生男女4人の過ごす一季節を浮かび上がらせる青春群像劇

九段理江「悪い音楽」
音楽教師ソナタは、生徒を猿だと思っている。才能に溢れるが、心が無いのだ――

【選評】長嶋有・川上未映子・中村文則・円城塔・東浩紀

【新連載】平民金子「めしとまち」
別に美味しそうでもない“めし"と、子の成長とともに移り変わる“まち"。
神戸から贈る、とぼとぼエッセイ

【批評】千葉雅也「霊的世俗性――フーコー『肉の告白』論」
キュニコス派=ラディカルなキリスト教というラインではない「もう一人の古代人フーコー」とは?
神経症的な主体のあり方が広がる今日、フーコーの古代に「別の可能性」を探る驚くべき論考

【特集】詩とわたしたちの時代
〈対談〉谷川俊太郎×高橋睦郎「雪のように溶ける詩を目指して」
〈詩〉谷川俊太郎「なぜ生きる」/高橋睦郎「新コロナ年二年目の自画像」
〈対談〉最果タヒ×マーサ・ナカムラ「異界の創造、ことばの矢印」
〈詩〉最果タヒ「ひとで無し」/マーサ・ナカムラ「魚子と墨鼠」
〈批評〉田原「永遠の童心――谷川俊太郎の児童詩を中心に」
ジェフリー・アングルス「逗子のオルペウス」
吉田雅史「偶然と脱線のリリック――いま、ラップを読み直すこと」(Spotifyプレイリスト付き)

〈米大統領就任式詩The Hill We Climb全文〉アマンダ・ゴーマン「わたしたちの登る丘」対訳と訳者解説=鴻巣友季子
バイデン新大統領就任式での朗読が絶賛され、一躍スターとなった若き詩人。
感動を呼んだ詩を英文と、鴻巣氏による清洌な翻訳で贈る

リレーエッセイ「私の身体を生きる」藤野可織

【巻頭表現】小島日和「さまがわり」
【エセー】青木耕平「『息子よ安心しなさい、あなたの親指は天国で花となり咲いている』」
【コラムAuthor's Eyes】暮田真名「川柳は人の話を聞かない」

【文學界図書室】筒井康隆『ジャックポット』(佐々木敦)/山田詠美『血も涙もある』(平松洋子)/椎名誠『階層樹海』(木谷美咲)/岸政彦『リリアン』(村井康司)/松浦寿輝『わたしが行ったさびしい町』(大崎清夏)

【強力連載陣】北村匡平/成田悠輔/高橋弘希/辻原登/綿矢りさ/落合陽一/横尾忠則/宮本輝/津村記久子/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/池田雄一/鳥澤光
【創作】
筒井康隆「本質」
母親の勤務先の会議に同席した小学生の息子が看破した会社の本質とは?

水原涼「鳥たち(birds)」(180枚)
小説を書くことで祖母を蘇らせる試みは成功するのか。作家歴十年を総括する問題作!

三木三奈「実る春」 文學界新人賞受賞第一作(200枚)
その日、二人の人生がささやかに交差する。「アキちゃん」で話題をさらった著者の最新作

加納愛子「ステンドグラス」
オカンの首元にはいつの頃からか、私にしか見えないガラスの破片が刺さっていた


【評論】
蓮實重彦「ジョン・フォード論 終章 フォードを論じ終えぬために」
翻るエプロンの白さが性差の境界線を崩壊させる。著者のライフワーク、完結!

佐々木敦「保坂和志(の小説)にとって猫とは何か? 」

【レポート】
小松理虔「『共事者』として生きる――3・11から10年目の福島から」

【リレーエッセイ】「私の身体を生きる」村田沙耶香

【巻頭表現】川瀬慈「宴」

【エセー】柿内正午「無用への愛着」/藤原無雨「外向きの小説について」/細田成嗣「アイラー余滴――来たるべきフリー・ジャズ論のエスキス」 【コラム Author's Eyes】髙松夕佳「書く恐怖、話す恐怖」/吉田靖直「自伝を出していい人」

【文學界図書室】
砂川文次『小隊』(陣野俊史)/尾崎世界観『母影』(宮崎智之)/木崎みつ子『コンジュジ』(小林久美子)/中森明夫『キャッシー』(古市憲寿)/李昂『眠れる美男』(水上文)/岸政彦・柴崎友香『大阪』(江南亜美子)

【連載】
北村匡平「椎名林檎論――乱調の音楽」新連載第2回
成田悠輔「未来の超克」新連載第2回
ブレイディみかこ「アナーキック・エンパシー 他者の靴を履くための考察」最終回
木村衣有子「BOOKSのんべえ」最終回

【そのほか強力連載陣】
高橋弘希/辻原登/綿矢りさ/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/松浦寿輝/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/池田雄一/鳥澤光

第126回文學界新人賞中間発表 第51回九州芸術祭文学賞発表
【創作】李琴峰「彼岸花が咲く島」(260枚)
流れ着いた島では、〈ニホン語〉と〈女語〉が話されていた――著者の新境地!

【対談】
國分功一郎×若林正恭「真犯人を捜して生きている」
新自由主義に多様性、格差社会の正体とは? 今を生きるための対話

いとうせいこう×九龍ジョー「すべての藝能野郎ども」
伝統藝能はどのように現代カルチャーと共振しているのか?

【新芥川賞作家】
宇佐見りん 特別エッセイ「犬の建前」
[作家論]小川公代「不文律を貫く巡礼者――宇佐見りん論」

【新連載3本同時スタート】
リレーエッセイ「私の身体を生きる」第一回・島本理生
身体と性と向き合うことがテーマの新連載。性は私を脅かさない

北村匡平「椎名林檎論――乱調の音楽」
徹底した分析によって、唯一無二の表現者の無意識に肉薄する実践的批評

成田悠輔「未来の超克」
経済、政治、SNS……錆びついた制度の先を気鋭の経済学者が思考する!

【巻頭表現】永井祐「生きている」
【エセー】木崎みつ子「暖を取る方法」/八木詠美「ネタバレ巡回」
【提言】西原孝至「文化芸術は生きるために必要だ」

【文學界図書室】
保坂和志『猫がこなくなった』(三浦雅士)/乗代雄介『旅する練習』(矢野利裕)/ホワイトヘッド『ニッケル・ボーイズ』(水上文)/高橋睦郎『深きより 二十七の聲』(伊藤比呂美)/イ・ラン『アヒル命名会議』(山田由梨)/瀬川昌久・蓮實重彦『アメリカから遠く離れて』(柳樂光隆)/東浩紀『ゲンロン戦記』(入江哲朗)

【強力連載陣】
高橋弘希/辻原登/DJ松永/綿矢りさ/ブレイディみかこ/山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/津村記久子/松浦寿輝/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/鳥澤光/荒木優太
1,300円

【24人による創作特集】
青山七恵「喝采」
絲山秋子「黒蟹営業所」
上田岳弘「アマビエ」
円城塔「伊勢物語」
小山田浩子「はね」
金井美恵子「「ろまんさ」―切手アルバム―」
黒井千次「次の家」
黒田夏子「けむりばこ」
柴崎友香「知らなかった、と人々は言った」
島田雅彦「散歩者は孤独ではない」
高橋睦郎「濤と火と」
滝口悠生「ラーメンカレー」
田中慎弥「手紙」
多和田葉子「陰謀説と天狗熱」
津村記久子「レスピロ」
長嶋有「願いのロレックス」
西村賢太「廻雪出航」
藤野可織「ぴぃぴぃといっしょ」
古川真人「揚子江の大きなヒラメ」
保坂和志「同伴者」
村上龍「ホテル・サブスクリプション」
山下澄人「石垣を破る」
山田詠美「私の愛するブッタイ」
吉村萬壱「死者にこそふさわしいその場所」

【17人によるエッセイ特集 文學界と私/作家の節目】
朝吹真理子「ローストビーフ」
阿部和重「Turn Of The Century」
今村夏子「日記とエッセイ」
角田光代「三十年の恐怖」
金原ひとみ「タシャとボネッ」
柄谷行人「思想家の節目」
髙樹のぶ子「『この野』」
辻原登「オデッサまで」
平野啓一郎「奇妙な一年」
又吉直樹「作家の節目ちゃん」
町屋良平「舐められていたい私」
松浦理英子「絶縁のち復縁」
宮本輝「同人誌のころ」
村田沙耶香「文學界と蟹」
柳美里「道行き」
吉田修一「山を越える」(インタビュー)
綿矢りさ「果てしなくないプール」

【インタビュー 私が出会った文豪たち】
川端康成さんの凝視(黒田夏子)
埴谷雄高のダンディズム(島田雅彦)
私の実在を保証してくれた吉岡実(金井美恵子)
河野多惠子さんに教わったこと(山田詠美)

【座談会】
最果タヒ×高山羽根子×谷崎由依×遠野遥×古川真人×李琴峰
「小説は時間がかかる」

鴻巣友季子×安藤礼二×江南亜美子「21世紀の日本文学」

【評論】佐久間文子「文學界事件簿」

【新連載 小説+音楽エッセイ同時連載始動!】高橋弘希
「音楽が鳴りやんだら」「近現代音楽史概論B」

【巻頭グラビア】「文學界」表紙の変遷

【Author's Eyes】近藤聡乃「天井から降ってきた猫」
【論考】若松英輔「死者の沈黙」

【文學界図書室】
星野智幸『だまされ屋さん』(日比嘉高)/田中慎弥『完全犯罪の恋』(村上克尚)/町屋良平『ふたりでちょうど200%』(海猫沢めろん)

【強力連載陣】山内志朗/落合陽一/松浦寿輝/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/鳥澤光/荒木優太
【新年特集】〈藝能文學界〉

[対談]細野晴臣×朝吹真理子「古生代の海で夢を見る」
音、音楽、そこから想起されるものたちをめぐる初対談

松本幸四郎×九龍ジョー「コロナ禍を生き抜く歌舞伎」
興行の危機にある歌舞伎界で数々の革新的企画を成してきた役者の核心

いとうせいこう×九龍ジョー
「#MeToo時代のお染久松 『夢七日 夜を昼の國』をめぐって」
伝統芸能に深く通じる二人がそのアクチュアリティを語り尽くす!

【創作】小佐野彈「したたる落果」(190枚)
台湾であたしはセグちゃんと出会った。初登場の著者による意欲作!

吉村萬壱「幽囚のアレスモール」
朝比奈弘治「丘の上の桐子」

【対談】若松英輔×山本芳久「危機の哲学」
世界を覆いつくそうとする「凡庸さ」に理性はどのように抵抗すればいいのか?

【特集】〈文學界書店2021〉
いまもっとも気になる24人が店長を務める夢の書店が誌上オープン! あなたにぴったりの一冊を見つけてください
宇佐見りん/沼野充義/小田原のどか/乗代雄介/佐藤亜沙美/全卓樹/マーサ・ナカムラ/奥野克巳/茂山千之丞/山田由梨/白井聡/髙城晶平/坂上香/Riverside Reading Club/三浦哲哉/伴名練/山縣良和/荒木優太/石黒正数/堂園昌彦/王谷晶/若島正/大島依提亜/モモコグミカンパニー

【巻頭表現】広瀬大志「毒御伽」
【エセー】シマダボーイ「哀しい気分でジョーク」
【コラム Author's Eyes】ベック「私の本棚」

【文學界図書室】長嶋有『今も未来も変わらない』(太田靖久)/高山羽根子『暗闇にレンズ』(橋下一径)

【強力連載陣】辻原登/DJ松永/綿矢りさ/ブレイディみかこ/山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/津村記久子/松浦寿輝/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/古谷利裕/小林久美子
【創作】鴻池留衣「わがままロマンサー」(160枚)
「私」の浮気がバレた時、BL漫画家の妻はある提案をする。新鋭が放つ怪作!

森上晶「ながい日」(二〇二〇年下半期同人雑誌優秀作)

【対談】千葉雅也×小林直己(EXILE・三代目J SOUL BROTHERS)
「自分のダンスを取りもどすために」変わりゆく世界で踊り続ける方法とは。哲学者と国民的パフォーマーによる初対談

伊藤比呂美×町田康「古典翻訳と創作のはざまで」
翻訳をめぐる議論を通じて鮮明になった、書くことへの考え方の違いとは

【戯曲】松尾スズキ「フリムンシスターズ」
「キレイ」から20年、待望の新作ミュージカル戯曲一挙掲載!

【没後50年 特集「生きている三島由紀夫」】
〈観劇記〉田中慎弥「安全な作家として」
〈上演記〉野上絹代「『橋づくし』の渡りかた」
〈評論〉山﨑健太「「かっこいい」だけではない三島へ――近年の上演から」
〈随想〉野口あや子「春日井建――三島由紀夫が愛した才能」

【巻頭表現】川野芽生「水晶と鬼」

【エセー】関口裕昭「如何なる星の下に――生誕一〇〇年パウル・ツェラン」/仲俣暁生「文学とか平和とか愛のどこが可笑しいのかい」

【Author's Eyes】櫻木みわ「うちあけ話」/白波多カミン「あの世にアクセスする扉」

【文學界図書室】宮本輝『灯台からの響き』(田村広済)/川上弘美『三度目の恋』(文月悠光)/桐野夏生『日没』(中島京子)/温又柔『魯肉飯のさえずり』(井川直子)/マーガレット・アトウッド『誓願』(小澤英実)

【強力連載陣】辻原登/DJ松永/ブレイディみかこ/山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/松浦寿輝/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/九龍ジョー/古谷利裕/小林久美子
【総力特集 JAZZ×文学】
文学界のジャズ・キャッツが集結、音楽の謎と魅力へいざなう完全保存版!

村上春樹さんにスタン・ゲッツとジャズについて聞く(聞き手・村井康司)

〈創作〉
筒井康隆「ダンシングオールナイト」
山中千尋「フェイシング・ユー」

〈対談〉
山下洋輔×菊地成孔「二つの文化圏のはざまで」

奥泉光×平野啓一郎「小説家はマイルスに学べ? 」
岸政彦×山中千尋「『ジャズを演奏する』という謎」

〈評論〉岸政彦「方法の共同体」/柳樂光隆「ジャズに言葉は不要なのか? 」
ジャズ喫茶店主が選ぶこの一枚と一冊

〈ブックガイド〉「ジャズを読む 小説篇/評論・ノンフィクション篇」大谷能生選・文

〈エッセイ〉「ジャズと私」+極私的3枚 山田詠美/中原昌也/宮内悠介/木村紅美/大和田俊之/保坂和志/山本精一/佐々木敦/千葉雅也

【創作】吉村萬壱「カカリュードの泥溜り」 奇妙な面々が通うキラスタ教折口山支部の日常が、男の出現により急転する

仙田学「剝きあう」 夫の浮気を疑った「ゆりな」が尾行先で見たものは----気鋭作家が描く切実な性愛のかたち

【鼎談】蓮實重彦×黒沢清×濱口竜介「歴史映画のその先へ----『スパイの妻』をとことん語る」 ヴェネチア銀獅子賞に輝いた傑作はどのようにして撮られたのか。監督、共同脚本家に聞く

【評論】廣瀬純「スパイの妻は不時着の時を待つ----『愛の不時着』と『スパイの妻』」

【巻頭表現】奥間埜乃「オブスキュア・オブスキュラ 到来する混光のとき」
【エセー】小田香/森元斎 【Author's Eyes】石川美南
【文學界図書室】奥泉光『死神の棋譜』(宮田文久)/金原ひとみ『fishy』(東直子)/若松英輔『霧の彼方 須賀敦子』(川崎祐)/ミン・ジン・リー『パチンコ』(石原燃)/カーソン・マッカラーズ『心は孤独な狩人』(小川公代)/藤野可織『来世の記憶』(暁方ミセイ)

【強力連載陣】辻原登/綿矢りさ/ブレイディみかこ/山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/松浦寿輝/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/九龍ジョー
【創作】いとうせいこう「夜を昼の國」(140枚)日本で最も有名な心中事件の主人公が古典芸能とSNSを斬る!

山下澄人「梨の形」
小谷野敦「蛍日和」(130枚)

〈対談〉ブレイディみかこ×栗原康「コロナ禍と“クソどうでもいい仕事"について」

【特集 アートとことば】
〈対談〉会田誠×高山羽根子「私たちの美大受験のころ」
〈インタビュー〉会田誠「『げいさい』と日本美術教育の矛盾」(聞き手・福住廉)
〈小説家とアート〉いしいしんじ/中原昌也/福永信/藤野可織
〈共作〉大森静佳(短歌)×山元彩香(写真)「手と紙と葉と」
〈アーティストのことば〉大山エンリコイサム/小田原のどか/鴻池朋子/千木良悠子/福田尚代
〈評論〉星野太
〈対談〉坂口恭平×櫛野展正「今すぐ言葉を、アートは後からついてくる」
〈巻頭グラビア〉会田誠「初期作品より」

【評論】李琴峰「『三体』三部作を読む」/佐々木敦「史小説論」

【エセー】久保明教/川端康雄

【文學界図書室】柴崎友香『百年と一日』(平岡直子)/李琴峰『星月夜』(鈴木涼美)

【強力連載陣】辻原登/綿矢りさ/山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/津村記久子/松浦寿輝/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/九龍ジョー/古谷利裕/小林久美子
【新連載】
◆辻原登 
  隠(かく)し女(め)小春

【創作】
◆滝口悠生 
  アッパとアンマのピリピリ・クッキング
◆砂川文次 
  小隊
◆小暮夕紀子 
  裸婦
◆水原涼 
  飛砂


【村上春樹、6年ぶりの短篇集『一人称単数』】
◆最速誌上読書会 
  鴻巣友季子×上田岳弘×小川哲
    いくつも中心のある短篇の円環
◆評論
  沼野充義 
    偶然に織り成された唯一の「私」
    ──村上春樹『一人称単数』における回想と虚構の交錯


【新芥川賞作家】
◆特別エッセイ
  高山羽根子 
   4月から7月、2020年。
 ◇作品論
   小川公代 
    未知なる“生”をことばで再現する
    ──高山羽根子「首里の馬」論
◆特別エッセイ
  遠野遥 
   規則正しい生活
 ◇作品論
   川本直  
    我々は空虚なゾンビであり、空虚なゾンビは我々である
    ──遠野遥論


【評論】
◆蓮實重彦 
  ジョン・フォード論 
   第一章-III-3 歌が歌われ、踊りが踊られるとき


【追悼・岡井隆】
◆東直子 愛の人


…ほか
【創作】
新連載 綿矢りさ「激煌短命(げきこうたんめい)」
恋は、始まりでも終わりでもない。ちょうど人生の真ん中にある——集大成的恋愛小説!

篠原勝之「ひゃーへーひゃーへーひゃらひゃーへー」
岡崎祥久「キャッシュとディッシュ」
二瓶哲也「ヒマラヤ杉の年輪」


【特集】
“危機"下の対話
藤田貴大×原田郁子×今日マチ子「戦争を描く、今を描く」
磯﨑憲一郎×乗代雄介「小説のプランを信じ続ける」
円城塔×小川哲「いまディザスター小説を読む」
若松英輔×山本芳久「危機の神学」

【評論】
蓮實重彦「ジョン・フォード論 雨と鏡」
矢橋透「セカイの起源 ジャン・ルノワール論(後篇)」

【巻頭表現】武田花「昼下がり」

【エセー】川崎祐「ぽっかりあいた穴を見つめて」
【コラム Author's Eyes】小川紗良「きれいなひと」/imdkm「書くことの力」

【文學界図書室】島田雅彦『スノードロップ』(亀山郁夫)/山下澄人『月の客』(寺尾紗穂)/しまおまほ『スーベニア』(いしいしんじ)/松田青子『持続可能な魂の利用』(小澤みゆき)/富岡幸一郎『天皇論 江藤淳と三島由紀夫』(與那覇潤)/東浩紀『新対話篇』『哲学の誤配』(斎藤哲也)/ドリヤス工場『文豪春秋』(吉田大助)
【強力連載陣】DJ松永「ミックス・テープ」新連載第二回/ブレイディみかこ/山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/津村記久子/松浦寿輝/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/九龍ジョー/古谷利裕/小林久美子
【創作】いとうせいこう「夢七日」(180枚)
夢では人間が歌になり、機械は動物になる--想像力による現実との闘い

古川真人「宿酔島日記」(220枚)
酩酊する小説家が日々の出来事を記し始める。酔いと記述が「今」を照らし出す

【新連載】DJ松永「ミックス・テープ」
「世界一のDJ」がターンテーブルをパソコンに持ち替えて送る初連載!

【特集】疫病と私たちの日常
新型コロナ禍によって変わったこと、変わらないこと。
日本から、ニューヨークから、パリから。文学者による思考の記録。
朝吹真理子/栗原康/古谷田奈月/千葉雅也/津村記久子/新元良一/平野啓一郎/ミシェル・ウエルベック/山崎ナオコーラ「コロナ禍に読む『源氏物語』」

【評論】蓮實重彦「ジョン・フォード論 そして人間」

【対談】平野啓一郎×ロバート キャンベル「ドナルド・キーンとは何者であったのか」

【巻頭表現】神山紗良「残像」

【エセー】田中和将/ふくだぺろ/北川扶生子
【コラム Author's Eyes】我妻俊樹/魚住英里奈

【文學界図書室】中村文則『逃亡者』(日比嘉高)/小林敏明『故郷喪失の時代』(安藤礼二)/
石原慎太郎『死者との対話』(森元孝)/伊藤比呂美『道行きや』(大崎清夏)/
金原ひとみ『パリの砂漠、東京の蜃気楼』(鈴木涼美)/
ブレイディみかこ『ワイルドサイドをほっつき歩け ハマータウンのおっさんたち』(戌井昭人)/
デヴィッド・グレーバー『民主主義の非西洋起源について』(栗原康)

【強力連載陣】ブレイディみかこ/山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/松浦寿輝/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/九龍ジョー/古谷利裕/小林久美子
【創作】
石原燃
「赤い砂を蹴る」(200枚)
亡き母の声を探し千夏はブラジルへ向かう。気鋭の劇作家、渾身のデビュー小説!

椎名誠「播種期」
滝口悠生「火の通り方」
山下澄人「空から降る石、中からあく穴」
高橋弘希「湯治」
森岡篤史「炎天街」(二〇二〇年上半期同人雑誌優秀作)

【対談】
松浦理英子×濱野ちひろ(『聖なるズー』)「動物と人間は愛しあえるか」<? br> 動物性愛者についての話題のノンフィクションをめぐる、性の深淵に触れる対談

【往復書簡】
新井英樹×渡辺あや「大人の罪と、新しい闘い方」
今日、人間のつながりはいかにして可能なのか。数々のヒットを生み出す漫画家と脚本家による魂の対話!

【特別エッセイ】
石原慎太郎「僕たちの時代」
神藏美子「聖コミマサと奇蹟の父」
天才写真家が作家の没後20年に送る、田中小実昌とその父への旅

【評論】
朝比奈弘治「小説の自立をめぐって――フローベールが夢見た書物」

【巻頭表現】
イトイ圭

【エセー】
佐藤良明「ディランに率いられて」/市原佐都子「ウイルスを肯定する」/川野芽生「竜になるための研究」
/吉田喜重「何故私は忌むべきナチス副総統ルドルフ・ヘスに興味を持つに至ったのか」

【コラム Author's Eyes】
永田希「食と読書とテクノロジーの奇妙な味わいを」

【文學界図書室】
村上龍『MISSING 失われているもの』(池田雄一)/田中慎弥『地に這うものの記録』(松永美穂)
/藤野可織『ピエタとトランジ〈完全版〉』(王谷晶)/今村夏子『木になった亜沙』(李琴峰)/李龍徳『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』(日々嘉高)

【強力連載陣】
ブレイディみかこ/山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝
/松浦寿輝/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/九龍ジョー/古谷利裕/小林久美子
【第125回文學界新人賞発表】受賞作全文掲載
三木三奈「アキちゃん」
なぜこんなにもアキちゃんが憎いのか――選考会を議論の渦に巻き込んだ“寄り添わない”小説の 誕生!
【選評】東浩紀・円城塔・川上未映子・長嶋有・中村文則

【創作】会田誠「げいさい」短期集中連載最終回
「自由に描け」という問いに二朗が出した答えとは? 佐知子との恋の行方は? 連載完結!

奥野紗世子「復讐する相手がいない」(文學界新人賞受賞第一作)
田村広済「樒(しきみ)の家」(文學界新人賞受賞第一作)

【鼎談】多和田葉子×伊藤比呂美×リヴィア・モネ 「世界文学としての石牟礼道子」

綿矢りさ×村田沙耶香×朝吹真理子 「深夜二時に始まる話」

【対談】李琴峰×王谷晶 「同性愛を書くのに理由なんていらない」

【追悼・古井由吉】
柄谷行人/蓮實重彦/三浦雅士/対談・島田雅彦×松浦寿輝/中地義和/大井浩一/安藤礼二/ 随想再録「達意ということ」

【評論】鴻巣友季子「疫禍のもたらすもの――病と文体」

佐藤優「父と子:猫を棄てる物語と放蕩息子のたとえ――村上春樹『猫を棄てる 父親について語る とき』を読む」

【第15回三好達治賞発表】佐藤モニカ/与那覇幹夫
【選評】以倉紘平・池井昌樹・岩坂恵子・高橋順子
【巻頭表現】永方佑樹「祝奏の現在形」
【エセー】田尻久子「いつもと同じ」
【コラム Author’s Eyes】平民金子「バイバイ」/マーサ・ナカムラ「御霊まつり」
【文學界図書室】松浦寿輝『月岡草飛の謎』(三浦雅士)/江國香織『去年の雪』(東直子)/吉村 萬壱『流卵』(奥野克巳)/山下澄人『小鳥、来る』(矢野利裕)/李琴峰『ポラリスが降り注ぐ夜 』(小佐野彈)

【連載】ブレイディみかこ「アナーキック・エンパシー他者の靴を履くための考察」新連載第二回

【強力連載陣】山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/松浦寿輝/津村記久子</br> 木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/九龍ジョー/古谷利裕/小林久美子
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商品情報・内容

  • 出版社:文藝春秋
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月7日

■ 数多くの芥川賞作家を輩出している代表的純文学雑誌

川端康成、小林秀雄などを同人に1933年に創刊され、数多くの作家・評論家を輩出してきた斯界を代表する月刊文芸誌。小説、戯曲、文学・映画・哲学評論と幅広い誌面構成で読者の支持を集めている。戦後から現在にいたるまで一貫した純文学の新進作家発掘にも定評があり、1955年の第一回文學界新人賞受賞の石原慎太郎氏(「太陽の季節」)以来、純文学の登竜門として次々と芥川賞受賞者を世に送り出している。

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