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文学界 発売日・バックナンバー

全179件中 46 〜 60 件を表示
【新年特集】〈藝能文學界〉

[対談]細野晴臣×朝吹真理子「古生代の海で夢を見る」
音、音楽、そこから想起されるものたちをめぐる初対談

松本幸四郎×九龍ジョー「コロナ禍を生き抜く歌舞伎」
興行の危機にある歌舞伎界で数々の革新的企画を成してきた役者の核心

いとうせいこう×九龍ジョー
「#MeToo時代のお染久松 『夢七日 夜を昼の國』をめぐって」
伝統芸能に深く通じる二人がそのアクチュアリティを語り尽くす!

【創作】小佐野彈「したたる落果」(190枚)
台湾であたしはセグちゃんと出会った。初登場の著者による意欲作!

吉村萬壱「幽囚のアレスモール」
朝比奈弘治「丘の上の桐子」

【対談】若松英輔×山本芳久「危機の哲学」
世界を覆いつくそうとする「凡庸さ」に理性はどのように抵抗すればいいのか?

【特集】〈文學界書店2021〉
いまもっとも気になる24人が店長を務める夢の書店が誌上オープン! あなたにぴったりの一冊を見つけてください
宇佐見りん/沼野充義/小田原のどか/乗代雄介/佐藤亜沙美/全卓樹/マーサ・ナカムラ/奥野克巳/茂山千之丞/山田由梨/白井聡/髙城晶平/坂上香/Riverside Reading Club/三浦哲哉/伴名練/山縣良和/荒木優太/石黒正数/堂園昌彦/王谷晶/若島正/大島依提亜/モモコグミカンパニー

【巻頭表現】広瀬大志「毒御伽」
【エセー】シマダボーイ「哀しい気分でジョーク」
【コラム Author's Eyes】ベック「私の本棚」

【文學界図書室】長嶋有『今も未来も変わらない』(太田靖久)/高山羽根子『暗闇にレンズ』(橋下一径)

【強力連載陣】辻原登/DJ松永/綿矢りさ/ブレイディみかこ/山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/津村記久子/松浦寿輝/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/古谷利裕/小林久美子
【創作】鴻池留衣「わがままロマンサー」(160枚)
「私」の浮気がバレた時、BL漫画家の妻はある提案をする。新鋭が放つ怪作!

森上晶「ながい日」(二〇二〇年下半期同人雑誌優秀作)

【対談】千葉雅也×小林直己(EXILE・三代目J SOUL BROTHERS)
「自分のダンスを取りもどすために」変わりゆく世界で踊り続ける方法とは。哲学者と国民的パフォーマーによる初対談

伊藤比呂美×町田康「古典翻訳と創作のはざまで」
翻訳をめぐる議論を通じて鮮明になった、書くことへの考え方の違いとは

【戯曲】松尾スズキ「フリムンシスターズ」
「キレイ」から20年、待望の新作ミュージカル戯曲一挙掲載!

【没後50年 特集「生きている三島由紀夫」】
〈観劇記〉田中慎弥「安全な作家として」
〈上演記〉野上絹代「『橋づくし』の渡りかた」
〈評論〉山﨑健太「「かっこいい」だけではない三島へ――近年の上演から」
〈随想〉野口あや子「春日井建――三島由紀夫が愛した才能」

【巻頭表現】川野芽生「水晶と鬼」

【エセー】関口裕昭「如何なる星の下に――生誕一〇〇年パウル・ツェラン」/仲俣暁生「文学とか平和とか愛のどこが可笑しいのかい」

【Author's Eyes】櫻木みわ「うちあけ話」/白波多カミン「あの世にアクセスする扉」

【文學界図書室】宮本輝『灯台からの響き』(田村広済)/川上弘美『三度目の恋』(文月悠光)/桐野夏生『日没』(中島京子)/温又柔『魯肉飯のさえずり』(井川直子)/マーガレット・アトウッド『誓願』(小澤英実)

【強力連載陣】辻原登/DJ松永/ブレイディみかこ/山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/松浦寿輝/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/九龍ジョー/古谷利裕/小林久美子
【総力特集 JAZZ×文学】
文学界のジャズ・キャッツが集結、音楽の謎と魅力へいざなう完全保存版!

村上春樹さんにスタン・ゲッツとジャズについて聞く(聞き手・村井康司)

〈創作〉
筒井康隆「ダンシングオールナイト」
山中千尋「フェイシング・ユー」

〈対談〉
山下洋輔×菊地成孔「二つの文化圏のはざまで」

奥泉光×平野啓一郎「小説家はマイルスに学べ? 」
岸政彦×山中千尋「『ジャズを演奏する』という謎」

〈評論〉岸政彦「方法の共同体」/柳樂光隆「ジャズに言葉は不要なのか? 」
ジャズ喫茶店主が選ぶこの一枚と一冊

〈ブックガイド〉「ジャズを読む 小説篇/評論・ノンフィクション篇」大谷能生選・文

〈エッセイ〉「ジャズと私」+極私的3枚 山田詠美/中原昌也/宮内悠介/木村紅美/大和田俊之/保坂和志/山本精一/佐々木敦/千葉雅也

【創作】吉村萬壱「カカリュードの泥溜り」 奇妙な面々が通うキラスタ教折口山支部の日常が、男の出現により急転する

仙田学「剝きあう」 夫の浮気を疑った「ゆりな」が尾行先で見たものは----気鋭作家が描く切実な性愛のかたち

【鼎談】蓮實重彦×黒沢清×濱口竜介「歴史映画のその先へ----『スパイの妻』をとことん語る」 ヴェネチア銀獅子賞に輝いた傑作はどのようにして撮られたのか。監督、共同脚本家に聞く

【評論】廣瀬純「スパイの妻は不時着の時を待つ----『愛の不時着』と『スパイの妻』」

【巻頭表現】奥間埜乃「オブスキュア・オブスキュラ 到来する混光のとき」
【エセー】小田香/森元斎 【Author's Eyes】石川美南
【文學界図書室】奥泉光『死神の棋譜』(宮田文久)/金原ひとみ『fishy』(東直子)/若松英輔『霧の彼方 須賀敦子』(川崎祐)/ミン・ジン・リー『パチンコ』(石原燃)/カーソン・マッカラーズ『心は孤独な狩人』(小川公代)/藤野可織『来世の記憶』(暁方ミセイ)

【強力連載陣】辻原登/綿矢りさ/ブレイディみかこ/山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/松浦寿輝/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/九龍ジョー
【創作】いとうせいこう「夜を昼の國」(140枚)日本で最も有名な心中事件の主人公が古典芸能とSNSを斬る!

山下澄人「梨の形」
小谷野敦「蛍日和」(130枚)

〈対談〉ブレイディみかこ×栗原康「コロナ禍と“クソどうでもいい仕事"について」

【特集 アートとことば】
〈対談〉会田誠×高山羽根子「私たちの美大受験のころ」
〈インタビュー〉会田誠「『げいさい』と日本美術教育の矛盾」(聞き手・福住廉)
〈小説家とアート〉いしいしんじ/中原昌也/福永信/藤野可織
〈共作〉大森静佳(短歌)×山元彩香(写真)「手と紙と葉と」
〈アーティストのことば〉大山エンリコイサム/小田原のどか/鴻池朋子/千木良悠子/福田尚代
〈評論〉星野太
〈対談〉坂口恭平×櫛野展正「今すぐ言葉を、アートは後からついてくる」
〈巻頭グラビア〉会田誠「初期作品より」

【評論】李琴峰「『三体』三部作を読む」/佐々木敦「史小説論」

【エセー】久保明教/川端康雄

【文學界図書室】柴崎友香『百年と一日』(平岡直子)/李琴峰『星月夜』(鈴木涼美)

【強力連載陣】辻原登/綿矢りさ/山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/津村記久子/松浦寿輝/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/九龍ジョー/古谷利裕/小林久美子
【新連載】
◆辻原登 
  隠(かく)し女(め)小春

【創作】
◆滝口悠生 
  アッパとアンマのピリピリ・クッキング
◆砂川文次 
  小隊
◆小暮夕紀子 
  裸婦
◆水原涼 
  飛砂


【村上春樹、6年ぶりの短篇集『一人称単数』】
◆最速誌上読書会 
  鴻巣友季子×上田岳弘×小川哲
    いくつも中心のある短篇の円環
◆評論
  沼野充義 
    偶然に織り成された唯一の「私」
    ──村上春樹『一人称単数』における回想と虚構の交錯


【新芥川賞作家】
◆特別エッセイ
  高山羽根子 
   4月から7月、2020年。
 ◇作品論
   小川公代 
    未知なる“生”をことばで再現する
    ──高山羽根子「首里の馬」論
◆特別エッセイ
  遠野遥 
   規則正しい生活
 ◇作品論
   川本直  
    我々は空虚なゾンビであり、空虚なゾンビは我々である
    ──遠野遥論


【評論】
◆蓮實重彦 
  ジョン・フォード論 
   第一章-III-3 歌が歌われ、踊りが踊られるとき


【追悼・岡井隆】
◆東直子 愛の人


…ほか
【創作】
新連載 綿矢りさ「激煌短命(げきこうたんめい)」
恋は、始まりでも終わりでもない。ちょうど人生の真ん中にある——集大成的恋愛小説!

篠原勝之「ひゃーへーひゃーへーひゃらひゃーへー」
岡崎祥久「キャッシュとディッシュ」
二瓶哲也「ヒマラヤ杉の年輪」


【特集】
“危機"下の対話
藤田貴大×原田郁子×今日マチ子「戦争を描く、今を描く」
磯﨑憲一郎×乗代雄介「小説のプランを信じ続ける」
円城塔×小川哲「いまディザスター小説を読む」
若松英輔×山本芳久「危機の神学」

【評論】
蓮實重彦「ジョン・フォード論 雨と鏡」
矢橋透「セカイの起源 ジャン・ルノワール論(後篇)」

【巻頭表現】武田花「昼下がり」

【エセー】川崎祐「ぽっかりあいた穴を見つめて」
【コラム Author's Eyes】小川紗良「きれいなひと」/imdkm「書くことの力」

【文學界図書室】島田雅彦『スノードロップ』(亀山郁夫)/山下澄人『月の客』(寺尾紗穂)/しまおまほ『スーベニア』(いしいしんじ)/松田青子『持続可能な魂の利用』(小澤みゆき)/富岡幸一郎『天皇論 江藤淳と三島由紀夫』(與那覇潤)/東浩紀『新対話篇』『哲学の誤配』(斎藤哲也)/ドリヤス工場『文豪春秋』(吉田大助)
【強力連載陣】DJ松永「ミックス・テープ」新連載第二回/ブレイディみかこ/山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/津村記久子/松浦寿輝/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/九龍ジョー/古谷利裕/小林久美子
【創作】いとうせいこう「夢七日」(180枚)
夢では人間が歌になり、機械は動物になる--想像力による現実との闘い

古川真人「宿酔島日記」(220枚)
酩酊する小説家が日々の出来事を記し始める。酔いと記述が「今」を照らし出す

【新連載】DJ松永「ミックス・テープ」
「世界一のDJ」がターンテーブルをパソコンに持ち替えて送る初連載!

【特集】疫病と私たちの日常
新型コロナ禍によって変わったこと、変わらないこと。
日本から、ニューヨークから、パリから。文学者による思考の記録。
朝吹真理子/栗原康/古谷田奈月/千葉雅也/津村記久子/新元良一/平野啓一郎/ミシェル・ウエルベック/山崎ナオコーラ「コロナ禍に読む『源氏物語』」

【評論】蓮實重彦「ジョン・フォード論 そして人間」

【対談】平野啓一郎×ロバート キャンベル「ドナルド・キーンとは何者であったのか」

【巻頭表現】神山紗良「残像」

【エセー】田中和将/ふくだぺろ/北川扶生子
【コラム Author's Eyes】我妻俊樹/魚住英里奈

【文學界図書室】中村文則『逃亡者』(日比嘉高)/小林敏明『故郷喪失の時代』(安藤礼二)/
石原慎太郎『死者との対話』(森元孝)/伊藤比呂美『道行きや』(大崎清夏)/
金原ひとみ『パリの砂漠、東京の蜃気楼』(鈴木涼美)/
ブレイディみかこ『ワイルドサイドをほっつき歩け ハマータウンのおっさんたち』(戌井昭人)/
デヴィッド・グレーバー『民主主義の非西洋起源について』(栗原康)

【強力連載陣】ブレイディみかこ/山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/松浦寿輝/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/九龍ジョー/古谷利裕/小林久美子
【創作】
石原燃
「赤い砂を蹴る」(200枚)
亡き母の声を探し千夏はブラジルへ向かう。気鋭の劇作家、渾身のデビュー小説!

椎名誠「播種期」
滝口悠生「火の通り方」
山下澄人「空から降る石、中からあく穴」
高橋弘希「湯治」
森岡篤史「炎天街」(二〇二〇年上半期同人雑誌優秀作)

【対談】
松浦理英子×濱野ちひろ(『聖なるズー』)「動物と人間は愛しあえるか」<? br> 動物性愛者についての話題のノンフィクションをめぐる、性の深淵に触れる対談

【往復書簡】
新井英樹×渡辺あや「大人の罪と、新しい闘い方」
今日、人間のつながりはいかにして可能なのか。数々のヒットを生み出す漫画家と脚本家による魂の対話!

【特別エッセイ】
石原慎太郎「僕たちの時代」
神藏美子「聖コミマサと奇蹟の父」
天才写真家が作家の没後20年に送る、田中小実昌とその父への旅

【評論】
朝比奈弘治「小説の自立をめぐって――フローベールが夢見た書物」

【巻頭表現】
イトイ圭

【エセー】
佐藤良明「ディランに率いられて」/市原佐都子「ウイルスを肯定する」/川野芽生「竜になるための研究」
/吉田喜重「何故私は忌むべきナチス副総統ルドルフ・ヘスに興味を持つに至ったのか」

【コラム Author's Eyes】
永田希「食と読書とテクノロジーの奇妙な味わいを」

【文學界図書室】
村上龍『MISSING 失われているもの』(池田雄一)/田中慎弥『地に這うものの記録』(松永美穂)
/藤野可織『ピエタとトランジ〈完全版〉』(王谷晶)/今村夏子『木になった亜沙』(李琴峰)/李龍徳『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』(日々嘉高)

【強力連載陣】
ブレイディみかこ/山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝
/松浦寿輝/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/九龍ジョー/古谷利裕/小林久美子
【第125回文學界新人賞発表】受賞作全文掲載
三木三奈「アキちゃん」
なぜこんなにもアキちゃんが憎いのか――選考会を議論の渦に巻き込んだ“寄り添わない”小説の 誕生!
【選評】東浩紀・円城塔・川上未映子・長嶋有・中村文則

【創作】会田誠「げいさい」短期集中連載最終回
「自由に描け」という問いに二朗が出した答えとは? 佐知子との恋の行方は? 連載完結!

奥野紗世子「復讐する相手がいない」(文學界新人賞受賞第一作)
田村広済「樒(しきみ)の家」(文學界新人賞受賞第一作)

【鼎談】多和田葉子×伊藤比呂美×リヴィア・モネ 「世界文学としての石牟礼道子」

綿矢りさ×村田沙耶香×朝吹真理子 「深夜二時に始まる話」

【対談】李琴峰×王谷晶 「同性愛を書くのに理由なんていらない」

【追悼・古井由吉】
柄谷行人/蓮實重彦/三浦雅士/対談・島田雅彦×松浦寿輝/中地義和/大井浩一/安藤礼二/ 随想再録「達意ということ」

【評論】鴻巣友季子「疫禍のもたらすもの――病と文体」

佐藤優「父と子:猫を棄てる物語と放蕩息子のたとえ――村上春樹『猫を棄てる 父親について語る とき』を読む」

【第15回三好達治賞発表】佐藤モニカ/与那覇幹夫
【選評】以倉紘平・池井昌樹・岩坂恵子・高橋順子
【巻頭表現】永方佑樹「祝奏の現在形」
【エセー】田尻久子「いつもと同じ」
【コラム Author’s Eyes】平民金子「バイバイ」/マーサ・ナカムラ「御霊まつり」
【文學界図書室】松浦寿輝『月岡草飛の謎』(三浦雅士)/江國香織『去年の雪』(東直子)/吉村 萬壱『流卵』(奥野克巳)/山下澄人『小鳥、来る』(矢野利裕)/李琴峰『ポラリスが降り注ぐ夜 』(小佐野彈)

【連載】ブレイディみかこ「アナーキック・エンパシー他者の靴を履くための考察」新連載第二回

【強力連載陣】山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/松浦寿輝/津村記久子</br> 木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/九龍ジョー/古谷利裕/小林久美子
【創作】
髙尾長良「カレオールの汀(みぎわ)」
夫の手帳に記された謎の三文字―-美しい初夏の京都を舞台に淫靡な心理劇が始まる!

会田誠「げいさい」短期集中連載 第二回
打ち上げの夜、芸術論争を交わしながら酒宴は続く――アーティストを目指す若者の群像劇第二幕!

【新連載】ブレイディみかこ「アナーキック・エンパシー 他者の靴を履くための考察」
「エンパシー」(共感)と「アナーキー」は繋がっている? 気鋭のコラムニストが「共感」論争を更新する

【対談】伊藤比呂美×町田康「「全力の俺」の魅力――中原中也と太宰治」

【評論】蓮實重彦「ジョン・フォード論 第一章-II 樹木」
フォードは、「太い木の幹の誘惑」に屈しうる感性の持ち主だけにキャメラを向ける――驚くべき映画批評

【紀行】滝口悠生「八戸滞在日記」
作家が滞在して書くとはどういうことか。「本のまち」八戸を訪れた4日間の記録

第125回文學界新人賞中間発表

第50回九州芸術祭文学賞受賞作発表
【最優秀作】終わらないジェンガ 日巻寿夫
【発表と選評】村田喜代子 五木寛之 又吉栄喜

【評論】藤井省三「東アジアのミステリー/メタミステリーの系譜――松本清張『眼の壁』と莫言『酒国』および魯迅「狂人日記」」
鈴村和成「笑う桐野夏生――カルトをサバイブして」

【巻頭表現】藤田哲史「風力7」

【エセー】鹿子裕文「風の中で待っている」/加藤夢三「「この私」と一般法則」

【文學界図書室】辻原登『卍どもえ』(阿部公彦)/乗代雄介『最高の任務』(村上克尚)

【強力連載陣】山内志朗/落合陽一/横尾忠則/宮本輝/松浦寿輝/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/古谷利裕/小林久美子
【創作】会田誠 短期集中連載 第1回 「げいさい」
執筆期間4年。美大浪人中の「我が修行時代」を描く青春群像劇が開幕する!

磯崎憲一郎 「日本蒙昧前史」(最終回)
椎名誠「倒壊の風穴」
山下澄人「あの石の塊は火だったのだ」
水原涼「光の状況」

講演「『近代文学の終り』再考」

2004年に文学界に衝撃を与えた柄谷行人氏の批評的エッセイは韓国で意外な波紋を広げていた。海を越える批 評の応酬!
柄谷行人「文学という妖怪」/ジョ・ヨンイル「実験としての批評——村上春樹、中上健二、柄谷行人」

【新芥川賞作家】〈特別エッセイ〉古川真人「紙片から顔を上げて」
〈作品論〉倉本さおり「時間のふくらみを運ぶ船——『背高泡立草』論」/ 村上克尚「踏み外した海にたゆたう—『ラッコの家』論」
【特集 2020 映画×ことば】
〈エッセイ〉沼田真佑「『影裏』撮影現場見学記」
〈対談〉ペドロ・コスタ(『ヴィタリナ』監督)×小野正嗣
〈インタビュー〉ビー・ガン(『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』監督) 聞き手=洞口依子
【追悼 坪内祐三】鹿島茂「修業時代のポルトレ」/中野翠「スルスル歩きの後ろ姿」
【巻頭表現】水沢なお「窓の外で燃える火」
【エセー】慎改康之「『肉の告白』と#Me Too運動」/遠野遥「手」
【コラムAuthor's Eyes】アンゴラ村長「縁側の麦茶、今なにしてるかな」

【強力連載陣】山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/松浦寿輝/津村記久子</br> 木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/九龍ジョー/古谷利裕/小林久美子 ほか
文學界2020年2月号 【創作】村上春樹「品川猿の告白」 連作短編「一人称単数」その7
24年ぶりの朗読会「冬のみみずく朗読会」(2019年12月17日、紀伊國屋サザンシアター)で村上さんがその短縮版を朗読し大好評を博した新作短編を掲載!


吉村萬壱「精神病苑エッキス」
「ミユは病気なのよ」――女が連れて行かれた先は不可思議な施設だった

西村賢太「人糞ハンバーグ 或いは『啄木の嗟嘆も流れた路地』」
北町貫多十五歳、初めての独居生活。女体を知る銭欲しさに働きに出るが……

杉本裕孝「神様以上」
骨髄提供者の精神的昂揚とそこからの墜落を描いた、新鋭の野心作

最果タヒ「あなた紀」
5000万円を手に入れたみーちゃんは、それを埋めた。幸福とは何なのか


【特集】吉田修一という多面体
〈対談〉吉田修一×角田光代「垣根を越えて書き続ける」
〈誌上読書会〉朝井リョウ×瀧井朝世×町屋良平「人からあふれ出すもの----『青春』を読む」
〈エッセイ〉山田詠美「シューマイの姉、かく語りき」
行定勲「同じ年に生まれて 吉田さんと私のこと」
沼田真佑「近く、遠いまなざし」
鹿島茂「語り得ぬものに近づくこと」
加藤秀行「良さがわかるのは自分だけ」
吉田修一「淡水」


【評論】蓮實重彦「ジョン・フォード論 第一章-I 馬など」
フォード論は、人間ではなく、あくまで馬について語ることから始まる----ライフワークたる映画批評の始動!

吉川一義「プルーストのサドマゾヒズム」
芳川泰久「『地下鉄サリン事件』以降の村上春樹----メタファー装置としての長篇小説(後篇)」
片岡大右「『惑星的ミサ』のあとで----『ゲーム・オブ・スローンズ』覚え書き」

【巻頭表現】堂園昌彦「冬に映画を見ていると魚になったような気分になる」
【エセー】松村正人「ミュージックライフ2019」
【コラム Author's Eyes】DJ松永「優勝した後の話」

【強力連載陣】山内志朗/落合陽一/横尾忠則/宮本輝/松浦寿輝/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/九龍ジョー/古谷利裕/小林久美子 ほか
文學界 2020年1月号

【創作】今村夏子「的になった七未(なみ)」〈芥川賞受賞第一作〉
保育園での「どんぐり事件」から始まる七未の終わりなき闘い。すべてのアウトキャストに贈る現代の寓話!

【短篇の饗宴】
三木卓「病室」
黒田夏子「時間どうぶつ」
藤野可織「美術少女」
小山田浩子「子猿」
町屋良平「ラジオボーイ」
石原慎太郎「噂の八話」

【対談】又吉直樹×宇多田ヒカル「深淵から生み出されるもの」
小説との関係性、批評への向き合い方、変化について――互いの創作の源泉を紐解く誌上初対談。巻頭グラビアも掲載。

【特集】文學界書店
各界の目利き23人を店長に迎えた夢の書店が誌上オープン! 23人×10冊=230冊の中からあなたにぴったりの一冊を見つけてください。

店長=千葉雅也/古谷田奈月/保坂和志/岸本佐知子/フィクショナガシン/最果タヒ
小熊英二/高山羽根子/立川吉笑/カラサキアユミ/小泉義之/鈴木涼美/山本精一/梯久美子
長田杏奈/片山杜秀/名久井直子/滝口悠生/文月悠光/岸政彦/藤野可織/栗原康/山尾悠子
番外編 インタビュー 柳美里(書店「フルハウス」店長)

【戯曲】松井周「変半身(かわりみ)」
奇想と奇想がぶつかりあう。芥川賞作家・村田沙耶香との共同原案による、岸田賞受賞作家の最新戯曲を一挙掲載!

【句撰】石川九楊「俳句の臨界ーー碧梧桐一〇九句選」

【エセー】礒崎純一「澁澤龍彦の記憶」

【コラム】Author's Eyes 鳥山フキ「自動運転」

【豪華連載陣】山内志朗/落合陽一/横尾忠則/西村賢太/宮本輝/松浦寿輝/津村記久子/木村衣有子/犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/小川公代/村上克尚
ほか
【創作】村上春樹「謝肉祭(Carnaval)」(連作短編「一人称単数」その6)

【第一特集 村上春樹・作家生活40年】
山極寿一「村上ワールドで過去と未来に出会う」
小山鉄郎「「舵の曲ったボート」の歴史意識----村上春樹、小説家40年を貫くもの」
上田岳弘「人称をめぐる冒険殺し」
村井康司「「こういうことがつまりジャズなんだよ」----村上春樹とジャズをめぐる3章」

【創作】
保坂和志「夜明けまでの夜」
過去は現在と並行して在りつづける----てのひらの子猫の死によって私に訪れる世界の真理

篠原勝之「蚕をひらう」
庭のクヌギにみつけた蚕の繭玉。野生の力がオレにふたたび火を熾させる

坂上秋成「おぼれる心臓」(160枚)
渡英したサッカー選手の私と妻との生活に差す影。男性性を解体する野心作!


【評論】蓮實重彦「ジョン・フォード論」 序章 フォードを論じるために
いま、思いのままにフォードを語るとはどういうことか。著者のライフワークたる批評がついに始動!

【講演】柄谷行人「交換様式と「マルクスその可能性の中心」」
交換の場に働く強い力=フェティシズムとは何か? 批評の新たなフェーズを予告する講演録!

【第二特集 ことばは今どこにあるか?】
〈対談〉伊藤比呂美×町田康「突き詰める現代詩、触発される歌詞」

〈鼎談〉上田岳弘×鴻池留衣×古川真人「若手作家の生活と意見」

〈インタビュー〉壇蜜「怒りの刃は常に内向きです」

【巻頭表現】ふくだぺろ「(しずかな波には|a quiet wave)」

【新連載】山内志朗「倫理のレッスン」

【特別エッセイ】高橋睦郎「對話 幽明境を超えて」

【エセー】樫村晴香「「哲学」」/伴名練「延命小説」

【Author`s Eyes】平岡直子「カンガルー」

【強力連載陣】落合陽一/横尾忠則/西村賢太/松浦寿輝/木村衣有子/
犬山紙子/柴田聡子/武田砂鉄/九龍ジョー/小川公代/村上克尚

【文學界図書室】山田詠美『ファースト クラッシュ』(大崎清夏)/保坂和志『読書実録』(森元斎)/
青山七恵『私の家』(木村朗子)/又吉直樹『人間』(倉本さおり)/石川九楊『河東碧梧桐』(高柳克博)/佐々木敦『私は小説である』(綾門優季)
【特集】
恋愛に必要な知恵はすべて山田詠美から学んだ

みずみずしい初恋を描いた著者の真骨頂『ファースト クラッシュ』の刊行を記して送る総力特集!

〈対談〉山田詠美×ジェーン・スー「私たちのファーストクラッシュ」

〈エッセイ〉綿矢りさ/鈴木涼美/宇垣美里

〈Amyいわく〉十九人の心に響いた恋愛にまつわる一節
江國香織/はるな檸檬/松浦理英子/堀江敏幸/神木隆之介
トミヤマユキコ/長嶋有/石井遊佳/山内宏泰/野口あや子
村田沙耶香/中原昌也/鵜飼哲夫/杉本裕孝/倉本さおり
島田雅彦/町屋良平/佐藤文香/小川洋子

〈山田詠美が選ぶ恋愛小説十冊〉


【創作】
松浦寿輝「花見の宴の謎あるいは人生は面白いという命題からいかにしてアイロニーを払拭するか」
湯本香樹実「湖畔にて」
椎名誠「混沌気流」
滝口悠生「黒米と大麻」
山下澄人「グレイス」
南水梨絵「まつりの夜」(同人雑誌2019下半期優秀作)

【新連載】落合陽一「風景論」

【評論】
安藤礼二「縄文論」 ラスコーの壁画をバタイユと岡本太郎を経由し縄文土器へとつなぐ異形の批評

芳川泰久 「「地下鉄サリン事件」以降の村上春樹 メタファー装置としての長篇小説(前篇)」

【追悼再録】池内紀「骨揚げの日に」

エセー 菅谷憲興/今泉力哉
コラム 北里彰久/箱田優子
ほか
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  • 出版社:文藝春秋
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月7日
数多くの芥川賞作家を輩出している代表的純文学雑誌
川端康成、小林秀雄などを同人に1933年に創刊され、数多くの作家・評論家を輩出してきた斯界を代表する月刊文芸誌。小説、戯曲、文学・映画・哲学評論と幅広い誌面構成で読者の支持を集めている。戦後から現在にいたるまで一貫した純文学の新進作家発掘にも定評があり、1955年の第一回文學界新人賞受賞の石原慎太郎氏(「太陽の季節」)以来、純文学の登竜門として次々と芥川賞受賞者を世に送り出している。

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