■巻頭インタビュー
蔦谷好位置
Jポップ界を支える名プロデューサーが
KERENMIとして生み出す世界照準の音
音楽プロデューサーの蔦谷好位置をご存じの読者は多いだろう。2000年にロック・バンドCANNABISのキーボーディストとしてデビューし、バンド解散後の2004年よりプロデューサー・チームagehaspringsに加入。YUKI、ゆず、エレファントカシマシ、米津玄師、JUJU、back number、[ALEXANDROS]、Official髭男dismなど、数多くのアーティストへ楽曲提供/プロデュースを行ってきた、まさに名実ともに現在のJポップを支えているプロデューサーである。そんな彼が初めてのソロ・アルバムをリリースした。KERENMIと名付けられたそのプロジェクトは、2018年に発表した「ROOFTOPS feat. 藤原聡 (Official髭男dism)」よりスタート。さまざまなボーカリストを迎えた全10曲を今回アルバムとしてパッケージした。Jポップ・プロデューサーとしての流麗なメロディ・メイク、そしてトラック・メイカーとしてのサウンド・アプローチ、その両面を備えたこの作品はどのように生まれたのか。蔦谷のプライベート・スタジオ、HAO lab 2.0にてインタビューを行った。
■特集
ペア10万円以下!
サイズで比べるビギナー向けモニター
近年、自宅などのプライベート環境で制作するクリエイターの中には、ヘッドフォンだけでモニタリングしているという人も少なくないだろう。特にビギナーは、モニター・スピーカーの必要性を感じながらも、どのメーカーの何インチ・モデルを購入すればよいのかという疑問に直面しているはず。そこでこの特集では初心者でも手の出しやすいペアで税別10 万円以下のモニター・スピーカーをピックアップ。同ブランド同シリーズの中から自宅スタジオにも置きやすいウーファー・サイズ3~7インチの大小2モデル総勢9ブランド/18 機種を、さまざまなジャンルのクリエイター/エンジニア3名に試聴してもらい、特性や特徴を比較検証してもらった。さらに特集後半では、このクラスの単体4モデルも紹介しているので、併せてチェックしてほしい。
●大小比較モデル
◎ADAM AUDIO T5V&T7V
◎EVE AUDIO SC203&SC205
◎FOCAL Alpha 50&Alpha 65
◎IK MULTIMEDIA ILoud Micro Monitor&ILoud MTM
◎JBL PROFESSIONAL 305P MKII&306P MKII
◎KRK RP5G4&RP7G4
◎MONKEY BANANA Turbo4&Turbo6
◎PRESONUS Eris E3.5&Eris E4.5
◎YAMAHA HS5&HS7
●単体
◎FOCAL Shape 40
◎GENELEC 8010A
◎MACKIE. CR3
◎TASCAM VL-S3BT
■特別企画
進化するローファイ・サウンドの世界
“ローファイ"と言えば、1990年代のオルタナティブ・ロックやヒップホップなどを想起する向きも多いだろう。しかし本誌読者ならご存じの通り、2010年代の前半から今日に至るまで、ローファイ・ハウスやローファイ・ヒップホップと呼ばれるジャンルが音楽好きの間で親しまれ、コアなファン層を築いている。諸作を聴いてみれば、完膚(かんぷ)なきまでひずんだサウンドや高域の削れたマイルドな音像など、まさに往年のローファイに通じる意匠……なのだが、どこか新しい質感やセンスが見え隠れするところに現代ならではの進化を感じずにはいられない。この企画では、新世代のローファイ・サウンドがいかにして生み出されているのかひも解いていく。
◎ローファイ・シーン解説
◎テクニック解説(ローファイ・ハウス): KEITA SANO
◎テクニック解説(ローファイ・ヒップホップ): yuhei miura
◎90'sローファイ・サウンド: Chester Beatty
■PEOPLE
MONKEY MAJIK
Gentle Forest Jazz Band
ティコ
■ENGINEER INTERVIEW
セレーナ・ゴメス
■Beat Makers Laboratory
アクエリアン
Yosi Horikawa
■NEW PRODUCTS
PREVIEW
ALLEN&HEATH Avantis
ADV. Model 3 BA2
BEST SERVICE Nada
XSONIC XTone Pro
CLASSIC PRO PA Uno
AKG DMS100 Series
■LIBRARY
THICK SOUNDS『DUBSTEP OUTLAWS VS RIDDIM GANGSTERS』
IMAGE SOUNDS『ELECTRIC BASS 1』
■DAW AVENUE
STEINBERG Cubase Pro 10 オオヌキタケシ
MOTU Digital Performer 10 安田寿之
IMAGE-LINE FL Studio 20 大久保博
AVID Pro Tools 中土智博
PRESONUS Studio One 毛蟹
■REPORT
音楽制作のための“原音忠実"を貫くACOUSTIC REVIVEケーブル
国産ヘッドフォンで新境地を目指す SOUND WARRIOR
2050年までのモニターの基準を作る SONY MDR-M1ST
新ソフトで安定動作&超低レイテンシーを実現TASCAMオーディオ・インターフェース
次世代のスタンダードを目指すオーディオI/O STEINBERG UR-Cシリーズ
GENELEC The Ones Load Test MONJOE Maxで作る自分専用パッチ 古舘 健
■COLUMN
NO PASSION, NO MUSIC Watusi (COLDFEET)
ケンカイヨシの見解良し! ケンカイヨシ(Loyly Lewis)
THE CHOICE IS YOURS 原雅明
Berlin Calling 浅沼優子
音楽と録音の歴史ものがたり 高橋健太郎
祐天寺浩美のお部屋一刀両断
シンセサイザー・ガールズ 西園寺スペルマ
■ライブ・スペース訪問
Flowers Loft
■SOUND & RECORDING REVIEW
NEW DISC
BOOKS
RECOMMEND
NEWS
サウンド&レコーディングマガジンの内容
- 出版社:リットーミュージック.
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月25日
音楽制作に携わる人々に贈る専門誌。プロの現場のノウハウがここにある!
サウンドエンジニアや宅録ミュージシャン御用達の機材専門誌。
音楽を聴くだけでは飽きたらない、自分の手で創りたい!というクリエイターのためのユニークな専門誌。『キーボード・マガジン』の増刊号として創刊され、1982年から月刊誌して刊行している。PAやエンジニアの技術を網羅的に紹介する特集が人気となり、通称サンレコを呼ばれる。現在も変わらず、音楽制作を行う上で重要な情報やエンジニアのノウハウを提供しています。今後もハードとソフト、アナログとデジタルといった微妙な境界を、うまくバランスをとりながら、斬新でタイムリーな企画をお届けします。
ヒットメーカーが作りだす音作りの紹介から、レコーディングからミキシングまでプロの現場のノウハウをこれでGET♪
サウンド&レコーディングマガジンの目次配信サービス
サウンド&レコーディングマガジン最新号の情報がメルマガで届く♪ メールアドレスを入力して登録(解除)ボタンを押してください。
※登録は無料です
※登録・解除は、各雑誌の商品ページからお願いします。/~\Fujisan.co.jpで既に定期購読をなさっているお客様は、マイページからも登録・解除及び宛先メールアドレスの変更手続きが可能です。
※登録は無料です
※登録・解除は、各雑誌の商品ページからお願いします。/~\Fujisan.co.jpで既に定期購読をなさっているお客様は、マイページからも登録・解除及び宛先メールアドレスの変更手続きが可能です。
以下のプライバシーポリシーに同意の上、登録して下さい。
おすすめの購読プラン
この雑誌の読者はこちらの雑誌も買っています!
サウンド&レコーディングマガジンの所属カテゴリ一覧
Fujisanとは?
日本最大級雑誌の定期購読サービスを提供
デジタル雑誌をご利用なら
最新号〜バックナンバーまで7000冊以上の雑誌
(電子書籍)が無料で読み放題!
タダ読みサービスを楽しもう!