医療判例解説 発売日・バックナンバー

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●「さいたま医療訴訟 パネルディスカッション2008」

●特集論文「平成20年・重要最高裁判例解説」
~ 2つの最高裁判決の持つ意味について ~
◇弁護士 大東文化大学法科大学院教授 須田 清
・裁判鑑定の尊重と法的責任の判断の如何について
・チーム医療総責任者の責任の範囲と、各医師に求められる説明責任について

●医療判例集
「重要裁判事例 4選」
・肺癌患者に対する喀痰細胞診の適宜実施を怠った担当医の過失と、患者が肺全摘出
した事との因果関係について
・不妊治療中の患者が卵巣癌に罹患したことにおける担当医師の早期発見の義務につ
いて
・大腿動脈に生じた血栓につき、カテーテルによる血栓摘除術、およびその後の血行
再建でのバイパス術で注意義務違反があった事例
・脳動脈瘤クリップ掛け間違いと、術後の患者の意識障害等の後遺症との因果関係に
ついて


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●判例速報
「福島県立大野病院事件」

福島県立大野病院・刑事事件判決について
◇弁護士 宗像 雄

・前置胎盤患者に対する帝王切開術で、胎盤剥離の開始後に癒着胎盤が判明するが、そのまま剥離継続したため、患者が大量出血で失血死した事例


●医療判例集
「重要裁判事例 4選」
・宮城県クリニック・筋弛緩剤点滴事件(民事訴訟判決)
准看護師が点滴から故意に筋弛緩剤を混入させ、患者が植物状態となった事例
・円錐角膜症の患者が角膜移植術後に、散瞳剤の過剰投与のため、不可逆的な散瞳症状態となったとする事例
・病理診断で、良性の乳管内乳頭腫を乳癌と誤診し、乳房摘出手術を施行した事例
・非典型的な急性虫垂炎における確定診断の遅延と、早期緊急手術を施行しなかった過失の有無について


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●特集論文
「医師法21条特集」

医師法21条改正と医療安全調査委員会設立にむけて

異状死をめぐる解釈と医療安全調査委員会の今後の展望について
 ◇東京大学院医学系研究科 教授 吉田 謙一


●医療判例特集
 「医師法21条関連事例 3選」

看護師誤投薬による患者死亡で、24時間以内の警察への届出を怠り、医療過誤の隠蔽を企図し、死亡診断書等に虚偽の内容を記載した病院長に対して有罪判決とした
医師法21条にいう死体の「異状」とは、単に病理学的な異状ではなく、法医学的な異状をさすものとした
救急救命処置で心室除細動の措置を講じなかったことと、医師法21条の異状死届出義務に違反した過失の有無について


●医療判例集
消化性潰瘍の患者に対し、直ちに内視鏡的止血処置を実施すべきであった医師に経過観察違反を認めた事例
当初、脳腫瘍が疑われた多発性硬化症(MS)の診断遅延と、ステロイド減量法の適正さについて
強直性脊椎骨増殖症(ASH)の患者への頸椎骨切除術施行後に、患者が気道閉塞で死亡した事例
身体拘束によるエコノミークラス症候群の予見可能性と、患者の人権に配慮した看護であったか否かが争われた事例


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●特集論文
「医薬品関連特集」

医薬品添付文書の位置付けと安全管理について
 ◇薬剤師 古泉 秀夫
医薬品添付文書取扱いに関する法的見解
 ◇弁護士・南山大学法科大学院 教授 加藤 良夫


●医療判例特集
 「医薬品関連 - 最高裁指標判例」

医薬品の添付文書に記載された注意事項に従わずに使用した医師の過失について
フェノバール服用した患者に重症薬疹(SJS)が発症し、失明した事例で、添付文書記載により投薬中止しなかった医師の注意義務
 「医薬品関連事例 5選」

抗てんかん薬でハイパーセンシティビティシンドローム(過敏性症候群)が発症した場合の副作用の説明義務について
スティーブンス・ジョンソン症候群の確定診断とステロイドパルス療法の実施の可否について
薬剤師が「グリチロン」を誤って、血糖降下剤「グリミクロン」を交付し、約2年3ヶ月後に患者が死亡した事例
適応承認を受けていない喘息治療薬の使用と、有用性のない免疫抑制剤を投与した事例
造影CT検査の造影剤により、患者に喘息様症状が生じた事例


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●判例速報
「幼児割りばし刺入事故・民事訴訟1審判決」

幼児が割りばしによる頭蓋内損傷で死亡した事例に
ついて、診断義務違反の有無が争われた事例


●医療判例集
 「重要裁判事例 4選」

先天緑内障を見落とし、両眼失明となった幼児に対する医師の検査義務違反の有無について
シミに対するレーザー治療で、患者に熱傷による瘢痕が生じた事例
難治性疾患に対する医師の説明義務は、治療選択を患者側に任せるのではなく、医師が妥当と考える治療法の指導も含むもの
気管支喘息の重篤発作で患者が死亡、ステロイド薬投与を行うべき注意義務違反について


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●特集論文
「医療ADR特集」

医療ADRについて
「東京3弁護士会 医療ADRの展望について」
東京三弁護士会医療関係事件検討協議会ADR
    小委員会委員長 弁護士 宮澤 潤


●医療判例特集
 「重要裁判事例 6選」

慢性閉塞病変患者に対するPTCA施行し、左前下行枝に穿孔が生じ大量出血で患者が死亡した事案
3枝病変患者へのPTCA施行、ガイドラインからの適応有無について
ドクターハラスメント、医師の患者への配慮を欠いた発言のみから違法行為とは言えない
脳動静脈奇形(AVM)で人工塞栓術(エンボライゼイション)を受けた後、くも膜下出血等を発症した医師らの注意義務違反について
悪性の膵頭部癌と良性の慢性膵炎との鑑別および説明義務について
腰椎分離すべり症、PLIF術後に硬膜外血腫が生じた患者の事例


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●特集論文
「医療業界は“KY”?」
期待権と医療崩壊:社会と医療業界の認識の差
          関東中央病院 脳神経外科部長 吉本 智信

●医療判例特集
 「期待権侵害判決 7選」

人工妊娠中絶後に看視不十分のため、患者(産婦)が死亡した事例(はじめて期待権侵害が持ち出された事例)
アルコール性肝硬変から肝細胞癌で死亡、医師の不作為と患者死亡には因果関係あり
夜間救急外来で急性心筋梗塞で死亡した患者に、相当程度の生存可能性があると証明された事例
男児の急性脳症で診療所医師の高次医療機関への転送義務、重度後遺障害が残らなかった場合での相当程度の可能性について
スキルス胃癌で死亡した患者に対する生存可能性侵害(債務不履行責任)を認めた事例
拘置所内で脳梗塞発症、外部医療機関への速やかな転送措置の必要性について
太い4-0縫合糸を使用したため血栓形成が進行し、患者がガス壊疽を発症して左大腿部切断したとする事例

●医療判例集
帝王切開術後、腹腔内出血で妊婦が死亡したことによる容態急変への対応について
カテーテル操作時の血管損傷で、患者が大動脈解離で死亡した事例
アトピー性皮膚炎に対し、脱ステロイド療法を行った結果、症状が重症化した事例


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●特集論文
「病院安全管理特集」
◆ 病院管理者として、医療紛争と如何に向き合うべきか
                東京厚生年金病院 院長 谷島 健生

●医療判例特集
 「病院管理が争われた事例 7選」

患者、ベッドからの転落死亡での安全防止措置について
脳梗塞患者が、施錠された病院内の窓から外に転落した事例
消毒液に含まれる化学物質(グルタルアルデヒド)で、看護師が化学物質過敏症に罹患した事例
麻酔科医師がうつ病を発症し、院内で自殺した事例での安全配慮義務について
暴れる患者の抑制作業中、看護助手が患者に噛まれC型肝炎を発症した事例
HIV感染患者の手術的治療を回避した事例
看護師に発症した全身性エリテマトーデスが公務上の疾病に当たるか否かについて


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●最新重要判例
採血後にカウザルギー発症は、不可避な合併症と理解されるべきとした事例


●特集論文
「医療過誤訴訟における過失相殺」
     新潟大学大学院 実務法学研究科 准教授 岩嵜 勝成

●医療判例特集
顔面裂傷で異物混入、レントゲン検査不実施の注意義務違反
C型肝炎患者に対するインターフェロン療法、および肝細胞癌早期発見の諸検査を怠った医師の過失について


●医療判例集
漏斗胸術(Nuss法)の施行での季肋突出部改善見込みの説明について
治療中断の間に、喉頭癌が発症した場合での、検査・転院・説明義務違反の有無について
ERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影)検査、ENBD(内視鏡的経鼻胆道ドレナージ)後に患者が急性膵炎で死亡した事例
入院拒んだ患者の誤解を解かず、心不全で死亡した医師の説明義務


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●医療判例集
脳動静脈奇形塞栓術で、誤った部位にカテーテルを挿入したため患者が頭蓋内出血で死亡した事例
隠れて水を多飲し、水中毒で死亡した統合失調症患者の事例
眼内レンズ移植術中に脈絡膜出血が発症し、右眼失明した患者の事例
脊髄小脳変性症患者への院内肺炎の防止義務の有無
分娩後の大量出血原因は弛緩出血ではなく、羊水塞栓等を原因としたDICであるとした
急性心筋炎を見過ごし、必要な治療を実施せず、肺炎の治療を継続した担当医の診療行為について
腹腔鏡下肝切除術、ICG負荷試験での手術適応の可否について
アキレス腱断裂で、担当医師が保存的療法を選択した過失の有無について


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●「創刊1周年を祝して」
東京地方裁判所民事第14部 部総括判事 貝阿彌 誠

●医療判例集
抗生剤投与によるショック状態後の循環管理の過失について
テオフィリン中毒患者へのカテーテル挿入時に血管損傷させ、出血性ショックで死亡した事例
病院主催学会参加で緊急手術を実施せず、患者の網膜剥離が重症化した事例
腹部大動脈瘤で、病院に転医義務違反を認めた事例
十二指腸潰瘍穿孔による穿孔性腹膜炎を発症して死亡した患者の事例
帯状庖疹を医師がやけどと誤診し、禁忌薬剤を投与した行為について
動脈硬化症の患者への経皮的血管形成術(アテレクトミー)で穿孔が生じた事例
経会陰式穿刺ドレナージ術での穿刺手技等が争点となった事例


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●特集論文
 「救急医療、その実態と課題について」
大阪大学大学院医学系研究科 救急医学 助教授
大阪大学附属病院 高度救急救命センター 嶋津 岳士

●医療判例特集
 「救急医療が争点となった裁判事例 5選」

専門領域内で最善の措置を講じても、2次救急医療機関の医療水準を満たしたとは言えない
患者回答を鵜呑みにせず、外傷性健忘も念頭に置き、より詳細な問診により頭部外傷を予見すべき注意義務があったとした
当医が多忙の為、検査報告書の確認が遅れ、翌日患者が肺塞栓症で死亡した事例
急患者を五十肩と誤診、帰宅後心筋梗塞で死亡した、整形外科単科・二次救急医療機関における検査・診断の過失
院でCT撮影せず、別の病院でのCT写真で判断し、頭蓋内圧亢進の注意深い観察を怠った事例


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●医療判例集
小児もやもや病で、頭蓋内外血管間接吻合術後に脳梗塞が発症して死亡した事例
冠攣縮性狭心症発作で死亡した患者と、硝酸薬点滴未施行との関係について
舌癌手術後に呼吸停止・心停止に陥り低酸素脳症となった患者の事例
保険適用病名に変更したため、肝癌発見のための検査を怠った医師の過失
経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)を受けた患者が腹膜炎を発症させて死亡した事例
足部の竹片混入を見落としたため、ガス壊疽となり下肢切断した事例
肺癌の早期治療を怠り、肺癌の可能性や検査方法を説明しなかった医師の過失
甲状腺癌摘出手術の際に頸動脈損傷が確認され、その後患者が脳梗塞を発症した事


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●特集論文
 「アナフィラキシーショックの対応」
~効果的治療法と裁判事例を教訓とした対処法について~
 順天堂大学医学部 麻酔科学・ペインクリニック講座
 助教授 光畑 裕正

●最新最高裁判例
冠状動脈バイパス手術後に腸管壊死となった患者に対する術後管理における過失の有無

●医療判例特集

小児への投与が禁忌であった錠剤を投与して発疹の副作用が生じた事例
未破裂脳動脈瘤が発見され、患者の悪影響を考慮して患者の夫に説明をした説明義務違反の有無について
右膝関節鏡視下遊離体摘出術・半月板部分切除術での下肢神経損傷との関連性について
膀胱がん全摘除術後に塩酸モルヒネの点滴投与を受けた患者が容態急変して死亡した事例
左手親指の悪性黒色腫を見落としたとする医師の診断上の過失の有無
うつ病に罹患する患者に医師が通院治療を継続させ、患者が自殺した事例



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●特集論文
 「医師の説明義務を考える」
~状況ごとにおける適切な説明と具体的な説明の仕方について~
 弁護士 森山 満

●医療判例特集
 「インフォームドコンセント(医師の説明義務)事例7選」


突発性難聴の治療でステロイド療法を用いなかった医師の裁量違反の有無
担当医と執刀医、双方相手が詳しく説明したと思い、危険性について十分説明を尽くさなかった事例
遺伝性疾患につき誤解を与える説明をした医師の説明義務違反
悪性リンパ腫で大量化学療法を実施する際の危険性についての説明
人間ドック健診で癌である可能性を説明せず、3月後に患者が死亡した事例
患者の不安をあおる発言をして単純乳房切除術を実施した医師の説明義務
カテーテルアブレーションで完全房室ブロックが生じ、患者が心臓ペースメーカーを装着することになった事例


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商品情報・内容

  • 出版社:医事法令社
  • 発行間隔:隔月刊
  • 発売日:毎偶月15日
  • サイズ:B5

■ 「もし、同じ状況に直面した場合、医療従事者は、如何に対応することで過誤を防ぐことができるか?」

今や、医療関係者は、法律を知らなくては業務に従事できないといっても過言ではありません。そして、医事法学は、各臨床分野における実践で培われるため、医療従事者が過去の裁判事例を知り、どの様な対応のもとで過誤と判断されるか、また、如何にして過誤を回避できるかなど、裁判の傾向を認知することは、もはや必要不可欠なものとなっています。本誌は、主に医療従事者にむけて、過去に裁判となった具体例を判りやすく解説し、そのため難解な法律用語はすべて排除し、また、全事例について、その臨床分野に精通された専門医のコメントを掲載し、裁判所の判断について、忌憚のない評釈も付記しています

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