ちいさなかがくのとも 発売日・バックナンバー

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わたしも かぜに なれるのよ

木坂 涼 ぶん/三溝美知子 え

いろんなものに息を、ふーっ! はっぱは、ゆらゆらゆらん。ちょうちょうは、ひらひらひら、飛んでいっちゃった。クモの巣にも思いっきり、ふーっ! クモさん、びっくりしたかしら?
……息は、自分で生みだすことのできる小さな風です。吹く場所も、強弱も、自由に変えられます。赤ちゃんの顔に優しいそよ風を送ったり、お味噌汁にさざ波をおこしたり、風になる喜びが、次から次へと広がっていきます。"
せみの こえ

槐 真史 文/かわしま はるこ 絵

夏の陽ざしの中、せみの大きな声が聞こえてきます。ジリ ジリ ジリ、ニー ンー、ミーン ミンミン ミー、シャア シャア シャア、オーシン ツクツク、ヂッ ヂッ ヂッ、ギィィィィィィ、キキキキキキ……。いろんなせみのいろんな鳴き声。全部で8種類のせみが登場します。声に合わせてお腹を前後に動かすせみや、夕方になると鳴き始めるせみも。あなたの近くで聞こえるのは、どのせみの声?
しずく

越智典子 ぶん 野口満一月 え

 雨があがった。おもてはしずくでいっぱいだ。大きな葉っぱに大きなしずく、小さな葉っぱに小さなしずく。葉っぱの縁にずらりとならんだまんまるのしずくや、クモの巣を飾るレースのようなしずく。そんな美しいしずくの数々に出会える絵本です。
 いつもの散歩道がしずくに彩られてきらきらと輝くようすが、日本画で美しく描かれます。雨あがり、子どもたちがすてきなしずくと出会えますように。
たけのこ ぐんぐん

福知 伸夫 さく

地面からにょきっと頭を出しているのは、竹の子どもの「たけのこくん」。大きくなると、周りにある竹みたいに背が高くなるんだって。本当かな? と思っていたら、たけのこくんは毎日ぐんぐん伸びていって……。あんなに小さかったたけのこくん、いつのまにかぼくの背に追いついちゃうよ! 「たけのこ ぐんぐん のーびーろ」。
ようこそ ぼくの てのひらへ

澤口たまみ 文/たしろ ちさと 絵

クローバーの上を歩いているテントウムシ。「こっちに おいで」とそっと手のひらをさし出してみたら……。あっ、手のひらに上ってきたよ! ようこそ、ぼくの手のひらへ!
シャクトリムシやコメツキムシ、カマキリなど、たくさんの生きものたちを、色々な方法で手のひらへ「ようこそ!」とご招待していきます。
つかめる かな?

大橋政人文 /片山健絵

 「ぼくの てで つかめる かな?」。ひらひらと舞い散る桜の花びら、ふわふわ漂うシャボン玉、水たまりにうつっている雲、葉っぱの間からもれている光……。目に映るきれいなもの、ふしぎなものに男の子が次々と手を伸ばしていきます。  「エイッ エイッ」という元気な男の子の声とともに、絵本を楽しむ子どもたちもいろいろなものに「つかめる かな?」と手を伸ばしてくれたら、と思います。

うどん できた!

加藤休ミ作

小麦粉からうどんを作ろう。粉と塩水をまぜまぜ、こねこね、それから足で踏むんだよ。自分で作ったうどんはおいしいな! 小麦粉が「粉→おだんご→麺」と変身していく様子を質感までリアルに描いた、とても“おいしそう”な絵本です。粘土遊びのような楽しさと、自分の口に入るものを自分で作る喜びを、子どもたちに。(折込付録には米粉で作る麺のレシピも掲載。)

しもばしら しゃく しゃく

ほりかわりまこ作

寒い朝、公園を歩くと、足もとから「しゃく しゃく しゃく」と音がする。いつもとちがう音がする。何だろう? 地面をよく見ると、きらきら輝く“しもばしら”。とってもきれい! 手にのせてみたら……わっ、つめたい!! 冬にしか出会えない“しもばしら”を、目と、耳と、手のひら、足のうらで、いっぱい感じる絵本。

100

名久井直子作 /井上佐由紀写真

「100」って、一体どのくらい? “いっぱい”ってことはわかるけど、思い浮かべるのはむずかしい。積み木が100個あったら、どんなお城ができるかな? 100匹の金魚がおよぐ水槽はどんなだろう? 身近なものを100ずつ集めて眺めてみると、いろんな発見があります。自然光を生かした美しい写真を通して、「100」をまるごと感じる絵本です。

はっぱの いえさがし

大崎清夏文 /北島遊絵

公園でブランコをこいでいたら、落ち葉が一枚、風に吹かれてこちらへ転がってきました。拾い上げて見ると、赤、黄、緑が混じり合ったふしぎな色の葉っぱです。「ふしぎないろの はっぱの こ。かぜに とばされて どこから きたの」。周りの葉っぱと形や色を見比べながら、おうちを探してあげましょう。葉っぱの家探しの始まりです。

なくむし こみち

内田正吉文 /サイトウマサミツ絵

秋のこみちは鳴く虫こみち。チッチッチッ、リッリッリッ、コロコロリー。いろんな虫の声が聞こえてくるよ。 草に隠れてなかなか姿を見せてくれませんが、コオロギなどの鳴く虫は、私たちのすぐ近くで暮らしています。耳を澄ましてみてください。美しい虫の音が聞こえたら、そこがあなたの“鳴く虫こみち”です。

なにが とおったの?

進藤恵子作

何かが通っていくと、その痕跡が残ることがあります。地面についたたくさんのV字は自転車が通った跡。では、空にまっすぐ伸びる雲や、植木鉢についたぐねぐねとした白いすじは、何が通った跡でしょう? 繰り返される「なにが とおったの?」という問いかけとともに、色々なものが残していったふしぎな跡が次々に登場します。

さくよ さくよ

齋藤槙作

さくよ、さくよ、もうすぐさくよ。ふくらんだつぼみの先端から裂けるように開いていくユリ。重なりあうたくさんの花びらが徐々に広がっていくハス。けむくじゃらのカバーをぬいでやわらかに咲くポピー。ヒマワリは大きな花びらの内側に小さな花をたくさん咲かせます。つぼみから花へ……その過程を美しく描きだします。

しーっ あれは なんの おと?

小野寺悦子文 /城芽ハヤト絵

ぷち ぴちん。庭の方から小さな音がした。なんの音? ハチの羽音はもっと大きいし、アリの足音は聞こえない。その時また、ぴちん! それは、カタバミの種がはじけて窓にぶつかった、小さな小さな音でした。 命あるものたちが立てるかすかな音に光を当てた絵本です。耳を澄まして、自然の音を聞いてみませんか? 

あまがえる、のはらへ

澤口たまみ文 /磯部光太郎絵

田んぼのおたまじゃくしに脚がはえ、ちいさな緑色のカエルになりました。カエルたちは慣れ親しんだ田んぼをはなれ、野原をめざします。しかし、石をこえ、坂をのぼった先に待っていたのは、カラカラに乾燥した道でした。からだが湿っていないと生きていけないカエルたち。無事に道を渡り、野原にたどりつけるでしょうか?

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ちいさなかがくのともの内容

  • 出版社:福音館書店
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:3~5日頃
ちいさなふしぎ、みーつけた!
3才から5才の子どもたちの、虫や葉っぱや石ころの気持ちを感じとる力を大切にしたかがく絵本です。1冊1テーマ。「ここにもすてきなものがあるよ」と、自分のからだや動物、植物、乗り物など、毎月さまざまなテーマを取り上げ、子どもたちといっしょに足をとめていきます。ことばの響きも大切にした絵本です。物語絵本と同じように、読み聞かせをお楽しみください。

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