こどものとも年中向き 発売日・バックナンバー

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へそもち
渡辺茂男 さく/赤羽末吉 え

かみなりは、家や高い木に飛び降りては人間を困らせていました。
家々を荒らし回り、人間や動物からおへそを取って行ってしまうのです。そんなある日、かみなりはお寺の上に。
和尚さんは五重塔のてっぺんに槍を立て、飛び降りてきたかみなりを引っかけて捕まえました。
天地を結ぶ物語を、縦長開きでダイナミックに描きます。

渡辺茂男さんのユーモラスな創作物語に、
『ももたろう』や『だいくとおにろく』などの昔話絵本でお馴染みの赤羽末吉さんが
迫力たっぷりの挿絵を描かれました。1966年初出作品の再販です。
いぶくろ

洞野志保 再話・絵

あるところに貧しく暮らす家族がいました。残された食べ物はもう胃袋の肉詰めだけ。
上の娘がとりにいくと、胃袋は口を開き、なんと娘をひと飲みにしてしまいました。
2番目の娘も、3番目の娘も、怒ったおかみさんも、帰ってきた男も次々飲み込み、大きくなった胃袋はゴロゴロ外に転がっていきました。
不気味でおかしいハンガリーの昔話。
ゆかしたの ワニ

ねじめ正一 文/コマツシンヤ 絵

僕の家の床下にはワニがいる。僕は夜になると大きな歯ブラシやバケツを持って、ワニの歯磨きをしに降りてゆく。
床下のワニは巨大で、大きく開けた口はまるで洞窟のよう。
奥歯を磨くときはワニの口の中に入らないといけないけれど、危なくなっても七つ道具があるから大丈夫。
日常と地続きの、ちょっとスリリングで不思議な世界。
もりのブランコ

あかしのぶこ さく

ある秋の日、ヒメネズミが山ブドウの蔓にのぼって、コクワの実を取ろうとしたら、あれれれれ! 蔓が揺れて、ブランコみたいになりました。
揺らしていると「わたしも入れて!」とゴジュウカラがやってきて、エゾリスがやってきて……。
どんどん動物が増えて、最後にはなんと大きな母さんグマがやってきます。
秋の森を舞台にした動物たちのかわいらしい物語です。
ヤドカリだんちの おまつり

倉部今日子 作

海底にあるヤドカリ団地のお祭りの日。海藻だんご屋さんやシマダイのヨーヨー屋さんなどいろいろな屋台が並び、ウニのツックンたちはお祭りを楽しみます。
けれども盆踊りの最中に、台風おじさんがやってきて大暴れ。
海は大荒れでお祭りは中止になりかけますが、ツックンがいいことを思いつき、台風おじさんと一緒にお祭りを楽しむことができました。
ぱたぱた するする がしーん

くりはらたかし 作

ぱたぱたぱた、とヘリコプターが飛んできました。
おや? 妙な凹みがありますね。そこからロープでするするする、と車をつり上げると……がしーん!
凹みにぴったりはまりました。三角や丸に凹んだヘリコプターも現れて、ぴったり合うものを次々につり上げてゆきます。
パズルのような、積み木のような、「ぴったりはまる」快感の連続です。
ねこのごろんた

鍋田敬子 さく

「ごろんた」は、いばりんぼうの困った猫。遊び場を一人占めしたり、乱暴をはたらいたり。
あんまり乱暴が過ぎるので、ついにごろんたは、周りの猫たちから嫌われてしまいます。
そんなあるとき、ごろんたは白い子猫と出会い、新しい遊びを発明します。
それがきっかけとなって、ごろんたと猫たちとの関係が変わっていきます。
しんやくんのマラカス

石川えりこ 作

しんやくんは、幼稚園の砂場のところにある、藤の花の匂いが大好き。
ある日、しんやくんは砂場でひとりの女の子と出会います。その子も藤の花の匂いが好きみたい。
二人は何も話はしないけれど、花の匂いと、ゼリーのカップと砂で作ったマラカスの音を一緒に楽しみ、心を通わせていきます。
福岡のことばで語られる、やさしい時間の流れるお話。
リュック しょって ピクニック

こさかまさみ 作
こやまともこ 絵

クマとキツネとウサギとネズミが、リュックをしょって山にピクニックに行きました。途中、お弁当を食べると、クマは昼寝を始めてしまいました。
ほかのみんなはかくれんぼをして待っていましたが、やがて疲れてきて、ネズミはウサギのリュックに入り込んで、眠ってしまいます。
ウサギはキツネのリュックに、キツネはクマのリュックに入り込んで…。さて、クマがおきたらどうなったでしょうか。
さあ あてて ぼくは だれでしょう

小野寺悦子 文
和歌山静子 絵

「さあ あてて ぼくは だれでしょう」の問いかけとともに、影が次々に形を変えます。
形が複雑になるにつれて、答えはだんだん長ーくなり……。
次々に積み重なっていく言葉のあそびと、明快な形と色が魅力的な影絵のあそび。
ふたつの楽しさが一体となった、元気いっぱいの絵本です。
スプーンのおうじさま

黒﨑美穂 文
鬼頭 祈 絵

食器棚のスプーンたちは、いつも元気に働いては、たのしくおしゃべりをして暮らしていました。ある日そこに、りっぱな箱に入った“おうじさま”が現れます。
自分は特別だから仕事なんかしないんだ、といばるおうじさまに、他のスプーンたちはすっかり気後れしてしまいます。
ところがある日、おうじさまについにお仕事が……。
たぬきの どっきりはっぴょうかい

大島英太郎 作

子だぬきたちが楽しみにしている 年に一度の発表会は 「人をどっきりさせる」 発表会。
「化けかた学校」のたぬきの先生の指導のもと、子だぬきたちは、毎晩お寺の境内で化ける練習にはげみます。
発表会当日、山道をやってくる人間を化かそうと張り切る子だぬきたち。いったい何に化けるのでしょうか。
セーターパパ

小林陽子 文  たしろちさと 絵

パパが出張でいないので、ユウタは退屈しています。
そこでパパのセーターを着て“セーターパパ”になり、だぼだぼの靴を履き、ぶかぶかの袖をふりふり、外へ散歩に出かけることにしました。
商店街のおばさんたちは笑って見送ってくれますが、公園では友だちや犬に振り回されて、泥だらけになってしまいます。
あ あ

大槻あかね

小さな“針金の人”が、角砂糖を見つけて、「あ」。遊んでいると……「あ」「あ」、もうひとりの“針金の人”と出会います。
巻き尺、おわん、ティッシュ、輪ゴムなど、いろいろなものを介して、「あ」「あ」とふたりは出会っていきます。
不思議な“針金の人”どうしの出会いを描く、ひそやかであたたかな世界です。人気絵本『あ』の続編。
ひつじかいとうさぎ

うちだ りさこ 再話/スズキ コージ 画

羊飼いは、つかまえたウサギが森に逃げたので、追いかけていきました。出会ったオオカミにウサギを捕まえてくれと頼みますが、オオカミは知らんぷり。次に会ったこん棒に頼んでもだめ。火も、川も、ウシも知らんぷり。でもクマは……。後半のテンポアップが痛快な、ぐるぐる話の傑作。
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商品情報・内容

  • 出版社:福音館書店
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:3~5日頃

■ 物語の楽しさに出会う絵本

物語絵本の入り口となる作品から始まって、段々と幅広い絵本の楽しさが味わえるように配列してあります。動物たちの活躍するお話、ゆかいなお話、むかしむかしのお話など、など、バラエティーに富んだ内容です。年中児向きの新作に、≪こどものとも≫≪こどものとも(年中向き)≫の既刊の中から選んだ好評の作品を数点加えて構成します。

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