こどものとも年中向き 発売日・バックナンバー

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おみまい

土橋とし子作

朝、熱があって幼稚園を休まなければならなくなったまことくん。体はしんどいけれど、幼稚園のことがあれこれ気になって仕方ありません。泣きながら寝ていると、誰かがまことくんに声をかけてきました。誰でしょう? 病気のまことくんを励ますためにおみまいにやってきたものたちとの、関西弁でのやりとりが愉快なお話。

りゅうになりそこねたハブ
沖縄の昔話

儀間比呂志文・絵

貧しい青年カナーは、ハブ(蛇)が天に昇って龍になろうとするのを見て声援を送りますが、ハブにはその姿を人間に見られてはいけないという掟がありました。これでは長年の修行が水の泡と嘆くハブに、カナーは決して口外しないと約束します。おかげでハブは龍になり、お礼をもらったカナーは金持ちになりますが……。

はりがね なんになる?

たむらしげる作

この絵本に登場するのは、いろとりどりの針金です。針金が折れたり曲がったりするうち、ゾウやラクダの形に変わってゆきます。出来上がってゆく過程を見ながら「どんな動物が生まれるのだろう」と想像したり、完成した動物の美しい写真を眺めたり、いろいろな楽しみ方ができる一冊です。材料は一般に売られている工作用の針金なので、安全に気をつければ、自分で作ってみることもできますよ。



フーちゃん みなかった?

村田エミコ作

ねこのフーちゃんは病院が大嫌い。病院に向かう道の途中、しっぽに包帯を巻いたまま、あっというまに逃げ出した。公園を横切り、商店街を通り抜け、フーちゃんはどんどん逃げてゆく。主人公の男の子は、町の人々に聞いて回ります。「フーちゃん みなかった?」。ページのどこかに隠れたフーちゃんを探すのが楽しい一冊です。版画で描かれた、生活感のある風景とともにお楽しみください。

まじょのくに〈再版〉

油野誠一作

ヒロミちゃんは、空から落ちてしまった魔女のおばあさんを助けてあげました。お礼を言って帰っていくおばあさんと一緒にほうきに乗ると、着いたのは空の上にある魔女の国。ヒロミちゃんは子どもの魔女たちと一緒に空を飛び回ったりして、楽しく遊びます。のびやかで色彩鮮やかなファンタジー。

カタツムリ にげた

三輪一雄作

ある日、カタツムリが飼育ケースから逃げ出してしまいました。飼い主の男の子は、這い跡をたどってカタツムリの行方を追います。カタツムリは、隣の部屋に移動し、家の外に出て、道路を進み、公園へ……。這い跡から、カタツムリの行動を想像するのが楽しい絵本。

万次郎さんとすいか

本田いづみ文 /北村人絵

夏です。万次郎さんの畑では、立派なすいかができました。ところが、すいかは突然動き出したかと思うと、ごろごろとどこかへ転がりはじめます。万次郎さんは大慌て。「まてー」とすいかを追いかけて、いっしょに川に飛び込んでしまいます。夏らしい、明るく爽やかな物語をお楽しみください。絵本『万次郎さんとおにぎり』(「こどものとも年少版」2012年10月号)の姉妹作です。

ええこと おもいついた なっちゃん

鍋田敬子作

なっちゃんには3人のお兄ちゃんがいます。遊ぶ時いつもお兄ちゃんたちは「だれが一番か」と競い合っていますが、その横でなっちゃんは、おもしろいことを思いついて遊び始めます。なっちゃんのアイデアにお兄ちゃんたちもびっくり! 発想豊かに遊ぶなっちゃんの姿が魅力的な1冊。『なっちゃんが ちっちゃかったころの おはなし』(「こどものとも年中向き」2012年4月号)の続編とも言えるお話です。

そらが おちてくるんです
スリランカの昔話より

プンニャ・クマーリ再話・絵

うさぎが木の下でうとうとしていると、どさっ!と大きな音が聞こえました。うさぎは空が落ちてきたのだと思いこみ、その場から急いで逃げだします。うさぎが慌てて走る姿を見た森の動物たちは、それはたいへんと、あとに続きます。それを見たらいおんの王さまは……。「ジャータカ物語」を起源としたスリランカの昔話。

テコちゃんとネコネコ

古内ヨシ作

テコちゃんとネコたちは仲良し。テコテコ、ネコネコと歩きながら、海へ魚釣りに向かいます。テコちゃんとネコたちが釣り上げたのは、大きなタコ! タコくんがタコタコと逃げ出せば、テコちゃんとネコたちはテコテコ、ネコネコと追いかけます。何とも響きの愉快なこのお話、ぜひ歌うように声に出してお楽しみください。

アップリケの ことり

殿内真帆作

ことりは、けんちゃんの通園バッグのアップリケ。ボタンをなくして泣いているけんちゃんを見るに見かねて、バッグから抜け出します。探すのは、赤くてまるくて小さいボタン。ところが、おもちゃ、木の実、マグネット……似たものはあるのに、なかなか見つかりません。園児の身の回りのものが主役の、もうひとつの園生活のお話。

さくら ひらひら とんぴんぴん

わたりむつこ作 /ましませつこ絵

さくらこは、おばあちゃんの家に遊びにいきました。そこで、桜柄の着物を着せてもらい、しだれ桜の前で遊んでいると、桜の影から男の子が現れました。さくらたろうと名乗るその子と楽しく遊ぶさくらこですが、ある日、さくらたろうがさくらこの着物を貸してほしいと言いだします。桜の木の下でおこる、日本の情緒あふれるファンタジー。

てっちゃんのゆきすべり

丸木ひさ子作

大雪の後、てっちゃんの家の前に大きな雪山ができました。この日を心待ちにしていたてっちゃんは、さっそく友だちとスキーを楽しみますが、仲よしのかずちゃんが来ていないことに気づき、心配になります。ちょっと昔の、北海道の小さな村のお話です。

まほうのひょうたん
スリランカの昔話

シビル・ウェッタシンハ再話・絵 /松岡享子訳

おひゃくしょうの畑に一つだけなった、とてつもなく大きなヒョウタンは、家に持って帰ると小さくなってしまう魔法のヒョウタンでした。ある日、おかみさんが病気になったので、悪魔ばらいの踊りを踊っていると、大雨が降りだしすさまじい洪水になりました。するとヒョウタンは突然大きくなって……。

せんひく よろこび

片山健作

男の子が地面に線をひいています。花畑に線をひき、蝶を追って線をひき、見知らぬ町に線をひき、雪のなかで線をひき…、どこまでも線をひき続けます。線をひきつづける男の子が放つ生命力、生命の歓喜あふれる作品です。

おすすめの購読プラン

こどものとも年中向きの内容

  • 出版社:福音館書店
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:3~5日頃
物語の楽しさに出会う絵本
物語絵本の入り口となる作品から始まって、段々と幅広い絵本の楽しさが味わえるように配列してあります。動物たちの活躍するお話、ゆかいなお話、むかしむかしのお話など、など、バラエティーに富んだ内容です。年中児向きの新作に、≪こどものとも≫≪こどものとも(年中向き)≫の既刊の中から選んだ好評の作品を数点加えて構成します。

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