地域保健 発売日・バックナンバー

全118件中 31 〜 45 件を表示
1,507円
年月号:2018年5月号
巻号:第49巻3号

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新しい自殺対策大綱のもと、今後の自殺対策は「生きることの包括的な支援」の
視点に立ち、自殺防止にとどまらず、行政各部署の連携を強化するとともに地域の
さまざまな資源を総動員する仕組みづくりが求められる。

その第一歩が自殺対策計画の策定だ。市町村は平成30年度中の策定を目指している。
特集では自殺対策を効果的なものにするためのポイントと地域自殺対策推進センターの
役割、既に自殺対策計画作成に着手している事例を紹介する。

また、若者の自殺率は依然として高いことから、専門家の視点から対策へのアドバイス
をいただくとともに、座間市事件の再発予防に向けた厚労省の取り組みも掲載する。

■特集 自殺総合対策を効果的に進めるために
~自殺総合対策のポイントと実効性ある展開を目指して~

○自殺総合対策のポイントと実効性ある展開を目指して
本橋 豊(自殺総合対策推進センター)
 
○地域自殺対策推進センターの役割
─ 長野県地域自殺対策推進センターの事例から
半場有希子(長野県精神保健福祉センター)、小泉典章(同)

○セーフコミュニティをベースに計画作成
─ 鹿児島市の自殺対策計画
取材 編集部

○自殺対策計画の策定を振り返って
─ 帯広市の自殺対策計画
佐伯裕一(帯広市 保健福祉部)

○関係者との顔の見える関係性を基盤に
─ 松本市の自殺予防対策推進計画
佐藤亜矢子(松本市 健康福祉部)

○誰も自殺に追い込まれることのない生き心地の良い小布施町を目指して
─ 小布施町いのちを守るネットワーク推進計画
永井芳夫(小布施町役場)

○自殺対策大綱を計画でこう生かそう
─ 浦安市と陸前高田市に学ぶ
岩室紳也(ヘルスプロモーション推進センター)

○座間市における事件の再発防止に向けた厚生労働省の取り組み
片山貴順(厚生労働省 社会・援護局 自殺対策推進室)

○なぜ若者はSNSで「死にたい」とつぶやくのか
─ インターネット相談の現状
伊藤次郎(特定非営利活動法人OVA)

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◆ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
・佐野佳香さん(牧之原市 健康推進課 母子健康係)

◆ピープル
・永易至文さん(特定非営利活動法人パープル・ハンズ事務局長)

◆報告
・地区診断から始まる若年妊産婦支援
 - 大学との協働による大田区保健所の取り組み
岩本毬奈(大田区保健所)

◆ニュース
・健康歳寿命、男女とも延びる
 ― 男性72・14歳、女性74・79歳

・平成29年の自殺者数2万1321人
 ― 自殺死亡率は過去最低

・平成29年度全国健康関係主管課長会議
 ― 平成30年度予算案などについて説明

◆子どもの脳を守る
・第1回 マルトリートメントと脳へのダメージ
友田明美(福井大学 子どものこころの発達研究センター教授)

◆折れない心 ~レジリエンスの高い人、低い人~
・第1回 いちいちリスペクトされたがる、注文の多い中高年たち
諸富祥彦(明治大学文学部教授)

◆ESSAY国際保健
・第25回 親密性について考える
松田正己

◆事業脳から脱却しよう!
・第1回 事業と運動と地域文化
佐々木亮平、岩室紳也

◆保健師のための閑話ケア
・第76回 5月と言えば
藤本裕明

◆中臣さんの 環境衛生ウオッチング
・第61回 加湿器とレジオネラ症
中臣昌広

◆「その子らしさ」を伸ばす ―発達凸凹に寄り添う
第1回 はじめまして、山口浩明です。
山口浩明

◆情報BOX
BOOK
Information


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1,507円
年月号:2018年3月号
巻号:第49巻2号

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今月号では「子どもの貧困と健康問題」を特集。生活困窮家庭の子どもは適切な
食習慣や生活習慣が確立されず、虫歯や肥満など健康への悪影響が生じやすい。
また、偏った食習慣や生活習慣は成人期にも引き継がれ、将来の生活習慣病の
発症リスクを高めてしまう。
そうした中で、生活困窮家庭の子どもの健康状態のデータは不足しており、
対策を講じている自治体も少ないのが現状だ。

特集では、生活困窮家庭の子どもの健康問題についての現状とともに、
対策に動き出した自治体の事例などを取り上げる。

■特集 子どもの貧困と健康問題

○子どもの貧困は健康にどう影響するか
藤原武男(東京医科歯科大学大学院)
 
○生活困窮家庭の子どもの食生活
村山伸子(新潟県立大学)

○デンタルネグレクトにより生じる子どもの口腔崩壊と健康格差
香西克之(広島大学大学院)

○学校保健の現場で何が起きている?
秋山千佳(ジャーナリスト)

○医療現場で子どもの貧困に気づき支援する
和田浩(健和会病院)

○NPO の立場から行政に望むこと
徳丸ゆき子(大阪子どもの貧困アクショングループCPAO)

○事例1 行政の壁を越え子どもの健康・生活実態調査を実施~東京都足立区の取り組み~
馬場優子(足立区衛生部)

○事例2 上尾市の「食育支援プログラム」の取り組み
藤田恭子(上尾市健康福祉部)

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◆ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
・田牧千佳さん(飯綱町役場保健福祉課)

◆ピープル
・番場さち子さん(一般社団法人ベテランママの代表理事)

◆レポート
・第6回日本公衆衛生看護学会学術集会
 ~公衆衛生看護の原点から未来につなぐ~

◆報告
・3市3町で行う「産後2週間サポート事業」の効果
 ~保健所と連携した事業評価を今後の「産婦健康診査事業」に役立てる~

◆レポート2
・「伊藤史人氏 日本賞受賞記念凱旋講演会」から

◆FOCUS
・【丹波市】 予防接種ネットワーク構築事業 
 ~予防接種実施判定システムとその活用~

◆ニュース
・平成29年度 全国厚生労働関係部局長会議

◆理解して生かす保健師用語
・第23回 アドヒアランス

◆保健師のセルフケアに役立つ自然療法
・第6回(最終回) 花粉症に対するハーブ&アロマケア
八木 知美

◆ESSAY国際保健
・第24回 タイと持続可能な私
松田正己

◆保健師とは
・第6回 保健師はどう生きるのか
佐々木亮平、岩室紳也

◆笑う門には福来る
・第6回(最終回) 知ると楽しい笑いの雑学
大道芸人たっきゅうさん

◆保健師のための閑話ケア
・第75回 「指導」って何だろう?
藤本裕明

◆中臣さんの 環境衛生ウオッチング
・第60回 阪神・淡路大震災23年目の居住環境
中臣昌広

◆いまどき子育てアドバイス
第234回(最終回) すべての子どもたちの「その子らしい育ち」を応援しよう
逆さバイバイと偏食
中川信子

◆情報BOX
BOOK
Information


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1,507円
年月号:2018年1月号
巻号:第49巻1号

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新春座談会は2本を掲載。1つは「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」への
保健師の関わり方がテーマ。もう1つは、11月号に続く第三期の特定健診・保健指導の
第二弾で、アウトソーシングの話が中心。

■新春座談会1 精神障害にも対応した地域包括ケアシステムに保健師はどう関わるか

「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」では精神保健福祉士が前面に出て
保健師の動きが見えにくく、地域移行の話題が中心になっている印象がある。本来の
地域包括ケアはどうあるべきか、保健師はどのように関わるかをテーマに議論する。

【出席者】
中板育美氏(日本看護協会)=司会
長野敏弘氏(御荘診療所、ハートinハートなんぐん市場)
浅沼奈美氏(杏林大学保健学部)
高桑友美氏(岡山県保健福祉部健康推進課)


■新春座談会2 第三期の特定健診・保健指導に備える PART・2

第三期の特定健診・特定保健指導に向けた座談会の第二弾。
前号(11月号)では、特定保健指導の実施率が高く、
特定健診・保健指導を直営で行っている自治体に焦点を当てた。
今月号では、アウトソーシングをうまく活用して効果を出している自治体に着目する。

【出席者】
加藤典子氏(厚生労働省健康局健康課保健指導室)=司会
津下一代氏(あいち健康の森健康科学総合センター)
藤田あけみ氏(袋井市健康づくり課) 
石黒美佳子氏(蒲郡市市民福祉部健康推進課)

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◆ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
・塚本加奈子さん(茨城県土浦保健所 健康増進課)

◆ピープル
・安部敏樹さん(一般社団法人リディラバ代表理事)

◆レポート
・第1回小児・AYA世代のがん医療・支援のあり方に関する検討会

◆ニュース
・平成29年度 保健師活動領域調査(領域調査)

◆理解して生かす保健師用語
・第22回 リスクコミュニケーション

◆保健師のセルフケアに役立つ自然療法
・第5回 足のむくみに対する自然療法でのケア
今 知美

◆ESSAY国際保健
・第23回 公衆衛生と倫理と月光仮面
松田正己

◆保健師とは
・第5回 未知の未来へのチャレンジを
佐々木亮平、岩室紳也

◆笑う門には福来る
・第5回 日常の中に笑いを取り入れる方法〈その2〉
医療や福祉で実際に取り入れられる笑い
大道芸人たっきゅうさん

◆保健師のための閑話ケア
・第74回 「イヌ」の話
藤本裕明

◆中臣さんの 環境衛生ウオッチング
・第59回 九州北部豪雨・3カ月後の居住環境
中臣昌広

◆いまどき子育てアドバイス
・第233回 ゆっくり大人になればいい(5) 子どもの行動の「大丈夫かしら?」④
逆さバイバイと偏食
中川信子

◆情報BOX
BOOK
Information


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年月号:2017年11月号
巻号:第48巻6号

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スタートから10年がたつ特定健診・保健指導は円熟期を迎える。
今月号の座談会は「第三期の特定健診・保健指導に備える」がテーマ。
自然災害が猛威をふるう中、災害保健のニーズは高まるばかりだ。
特集は災害時の食支援に注目した「多職種で取り組む災害時の食支援」がテーマ。

■座談会 第三期の特定健診・保健指導に備える PART・1

特定健診・保健指導の第三期が始まる。厚生労働省保険局は保険者の運用負担を減らし
保健指導実施率の向上を図る制度改革を行った。一方、制度開始から10年がたち
健診・保健指導の質も求められるようになってきた。

本誌では今月号から2号続けて特定健診・保健指導の座談会を掲載する。
司会は厚生労働省健康局保健指導室の加藤典子室長。コメンテーターとして、
あいち健康の森健康科学総合センターの津下一代センター長に入っていただいた。

今月号では、保健指導を直営とし、保健指導実施率の目標を達成している
2つの市の保健師にご出席いただき、保健指導実施率を高めた秘けつと
今後の課題について話を伺った。

【出席者】
加藤典子さん(厚生労働省健康局)=司会
津下一代さん(あいち健康の森健康科学総合センター)
古木雅世さん(白山市健康福祉部)
小林春恵さん(上越市健康福祉部)

■特集 多職種で取り組む災害時の食支援
    ~2017年日本災害食学会シンポジウムより特別編集~

災害時の避難所で配られる食事の多くはおにぎりやパンである。こうした食事は
フレイル高齢者にとっては難易度が高く、低栄養や脱水状態をきたしやすい。
また、被災者は入れ歯を喪失していることが多く、食べる不自由さはもとより、
口腔ケアが疎かになることがある。その結果、誤嚥性肺炎等の危険性が高まり、
災害後の健康状態に著しく影響する。

「食べる支援」は多職種がチームとなって介入することが効果的だ。スムーズな
食支援を実現するためには、支援を受け入れる側の行政からの情報提供、そして
綿密な連携が鍵となる。

特集では、日頃から自治体保健師と関わりながら災害食支援を行う専門職の方々
(2017年日本食学会のシンポジスト)に、各々の被災地での活動と今後の展望や
課題についてご執筆いただいた。

○食べる支援における歯科支援の現状と課題
中久木康一(東京医科歯科大学大学院)

○フレイル高齢者には早期多面的食支援を
前田圭介(愛知医科大学)

○震災による避難所での二次的合併を回避するKTバランスチャートを使用した
 包括的支援の実際
小山珠美(NPO法人口から食べる幸せを守る会 理事長)

○エビデンスベースの災害栄養支援 ~JDA-DATの活動から~
笠岡(坪山)宜代(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所)

○被災地で本当に必要な食事 ~「非常食から「災害食」へ~
別府 茂(ホリカフーズ株式会社)

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◆ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
・佐々木 茜さん(釜石市釜石地区生活応援センター)
 関 美波さん(釜石市小佐野区生活応援センター)

◆特別寄稿
・フィンランド人から学ぶ信頼関係 ~フィンランド ネウボラ視察旅行~
 鎌田洋子(長野市障害福祉課)

◆ピープル
・赤石千衣子さん(しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長)

◆レポート
・こども家族早期発達支援学会 第4回学術集会
 ちがいを強みに変える ~発達ダイバーシティからの出発~
 取材:太田美由紀(ライター)

◆保健師のセルフケアに役立つ自然療法
・第4回 風邪予防&初期対応に対する自然療法でのケア
今 知美

◆ESSAY国際保健
・第22回 ごきげんよう、ロンドン!
松田正己

◆保健師とは
・第4回 一次予防のプロは誰?
佐々木亮平、岩室紳也

◆笑う門には福来る
・第4回 日常の中に笑いを取り入れる方法〈その1〉 生活を楽しむ心がけ
大道芸人たっきゅうさん

◆保健師のための閑話ケア
・第73回 「講演旅行記」番外編
藤本裕明

◆中臣さんの 環境衛生ウオッチング
・第58回 熊本地震・一年四カ月後の応急仮設住宅での保健活動
中臣昌広

◆いまどき子育てアドバイス
・第232回 ゆっくり大人になればいい(4) 子どもの行動の「大丈夫かしら?」③
中川信子

◆情報BOX
BOOK
Information


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1,507円
年月号:2017年9月号
巻号:第48巻5号

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特集1では、医療の進歩とともに増え続ける「医療的ケア児」の支援に
関する情報をまとめた。特集2は、意外にも受け忘れや誤接種の多い
予防接種について、最新知見をもとに正しい知識をまとめた。

■特集1 医療的ケア児を支援する

医療技術の進歩により新生児死亡率は急速に減少しているが、一方で命は
救われたもののたんの吸引や経管栄養など日常生活を営むために医療的ケアを
必要とする子どもたちが増えてきた。

「医療的ケア児」と呼ばれるこの子どもたちは退院後の生活で、保健、医療、福祉、
保育、教育などの各分野において支援を必要とする。医療的ケア児の抱える問題や
国の施策を解説するとともに、自治体保健師の役割について都道府県の事例を
中心にまとめる。

○なぜ今、医療的ケア児が増えているのか
前田浩利(医療法人財団はるたか会)

○医療的ケア児に関する国の施策
田中真衣(厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害保健課)

○〈事例1〉関係機関と連携して保健師が就学まで支援
~富山県 砺波厚生センターの取り組み~
四柳幸咲華(富山県 砺波厚生センター 保健予防課)

○〈事例2〉普及啓発・環境整備・人材育成などを総合的に推進
~鹿児島県の取り組み~
澁谷眞由美(鹿児島県 保健福祉部 子ども福祉課)

○〈事例3〉大阪発~関係機関ネットワークによる医療的ケア児への支援
~大阪府の取り組み~
梅室朝香(大阪府 健康医療部 保健医療室 地域保健課)


■特集2 乳幼児の予防接種へのサポート

乳幼児期の予防接種は生後2か月から始まる。出産間近の母親は予防接種に気が
回らないことも多く、受け忘れや誤接種も少なくない。また、幼い子どもへの
予防接種に不安を持つ母親も多く、誤った情報にふりまわされたり、先入観に
とらわれて、ワクチンで予防できる病気を未然に防ぐ機会を失ったりすることもある。
母親をサポートするための予防接種の正しい知識についてまとめた。

○乳幼児の予防接種の普及・啓発の重要性
齋藤昭彦(新潟大学大学院)

○ロタウイルス感染症の最新情報
神谷 元(国立感染症研究所感染症疫学センター)

○「神戸方式」から受け継がれる姿勢
神戸市の予防接種への取り組み
谷 杏奈(神戸市保健福祉局保健所)

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◆ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
・塩谷 理さん(豊田市 地域保健課)

◆研究報告
・コミュニティエンパワメントの効果検証 ―26年に及ぶコホート成果から
渡邊久実 、奥村理加、安梅勅江

◆ピープル
・伊藤次郎さん(特定非営利活動法人OVA<オーヴァ>代表理事)

◆2025年問題に備える~みんなで取り組む「地域づくり」〈最終回〉
・住民リーダーの育成に欠かせない保健師の力 ─大渕修一さんインタビュー

◆レポート
・日本人間ドック学会が第3期の特定健診・特定保健指導に向けて説明会

◆理解して生かす保健師用語
・第21回 インセンティブ

◆保健師のセルフケアに役立つ自然療法
・第3回 胃の不調に対するハーブ、アロマ、バッチフラワー
今 知美

◆ESSAY国際保健
・第21回 映画と音楽と国際保健
松田正己

◆保健師とは
・第3回 保健師の昔語りは「生の声」で ―理論、理念の前にあるものが大事
佐々木亮平、岩室紳也

◆笑う門には福来る
・第3回 笑いの体操「笑いヨガ」
大道芸人たっきゅうさん


◆保健師のための閑話ケア
・第72回 菜っ葉の肥やし
藤本裕明

◆百花繚乱〈最終回〉
・第6話 秋桜
森岡花華

◆中臣さんの 環境衛生ウオッチング
・第57回 熊本地震・情報カードゲーム
中臣昌広

◆いまどき子育てアドバイス
・第231回 ゆっくり大人になればいい(3) 子どもの行動の「大丈夫かしら?」②
中川信子

◆情報BOX
BOOK
Information


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1,507円
年月号:2017年7月号
巻号:第48巻4号

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特集1では、第三期の特定健診・特定保健指導にも盛り込まれた
高齢者のフレイル対策を扱う。特集2では、2015(平成27)年12月から始まった
職場のストレスチェック制度のポイントと自治体での実施例を取り上げる。

■特集1 高齢者のフレイル対策

高齢化の進行にともない、要介護の一歩手前である高齢者の虚弱-フレイルがにわかに
注目されている。昨年度から国が進める「高齢者の低栄養防止・重症化予防等推進事業」
のモデル事業がスタートし、今年度はガイドラインが策定され、来年度からは、本格的
な実施に移す予定である。

特集1では、事業の概要と新しい概念であるフレイルの理解を深め、先行する自治体の
取り組みを紹介し、保健師活動をサポートしたい。

○高齢者のフレイル対策の推進について
小森康広(厚生労働省保険局)

○高齢者のフレイル対策に重要な公衆衛生看護の視点
山内裕子(宮崎県後期高齢者医療広域連合)

○地域高齢者のフレイルの実態と対策
鈴木隆雄(桜美林大学老年学総合研究所、国立長寿医療研究センター)

○フレイル・サルコペニアに対する運動療法
山田実(筑波大学大学院)

○高齢者の保健指導と低栄養対策
高田健人、杉山みち子(神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部)

○いまなぜオーラルフレイルが注目されるのか
平野浩彦(東京都健康長寿医療センター)

○認知症を防ぎ、栄養と運動をサポートする大府市のフレイル対策
島田真希(大府市健康文化部)


■特集2 自治体のストレスチェック制度と保健師の役割

2015(平成27)年12月から職場のストレスチェック制度が始まっている。
地方公共団体では職員10万人あたり約1,200人が心の病で長期休業を
余儀なくされているという(平成27年統計)。これは10年前の約1.6倍であり、
地方公共団体においてもメンタルヘルス対策を早急に推し進めていくことが
求められている。

特集2では、ストレスチェック制度の押さえるべきポイントと、
事例を中心に行政保健師の関わり方について紹介する。


○【概論】ストレスチェック制度を活用した職場改善
服部 真(公益社団法人石川勤労者医療協会 城北病院)

○【事例1】東京都目黒区 集団分析の結果を生かして各職場の改善を図る
田中智惠子(目黒区総務部人事課)

○【事例2】兵庫県芦屋市 ストレスチェックの結果をもとに職場改善モデル事業を実施
久保田あずさ(芦屋市総務部人事課)

○【事例3】佐賀県佐賀市 集団分析の結果を発信していきたい
萩原里美(佐賀市総務部人事課)

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◆ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
・櫻井麻由さん、神保朋美さん(高崎市福祉部介護保険課)

◆ピープル
・花戸貴司さん(東近江市永源寺診療所所長)

◆2025年問題に備える~みんなで取り組む「地域づくり」
・茨城県利根町

◆理解して生かす保健師用語
・第20回 アセスメント

◆保健師のセルフケアに役立つ自然療法
・第2回 PMS(月経前症候群)・生理痛に対する自然療法でのケア
今 知美

◆ESSAY国際保健
・第20回 コーヒー・ルンバ
松田正己

◆保健師とは
・第2回 気がつけば地域が動いている
佐々木亮平、岩室紳也

◆笑う門には福来る
・第2回 介護と笑い
大道芸人たっきゅうさん


◆保健師のための閑話ケア
・第71回 「きく」の、いろいろ
藤本裕明

◆百花繚乱
・第5話 深山傍食
森岡花華

◆中臣さんの 環境衛生ウオッチング
・第56回 熊本地震・日常の準備を考える
中臣昌広

◆いまどき子育てアドバイス
・第230回 ゆっくり大人になればいい(2) 子どもの行動の「大丈夫かしら?」
中川信子

◆情報BOX
BOOK
Information


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1,507円
年月号:2017年5月号
巻号:第48巻3号

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保健師の仕事の実態を理解している人は、当の保健師を除けば昔からそう多くはなかっ
た。今日では、業務分担制の進展などによりかつての保健師像とは異なってきており、
特に外部からは本当の姿がますます分かりにくくなっている。
こうした中で、保健師の仕事が周囲に正しく理解されないために、保健師とつながること
ができず支援に至らない住民が出てくるのは大きな損失だ。

今月の特集は「保健師業務の認知度を高める」。
第1部の座談会では、他職種や住民に保健師の仕事をよりよく知ってもらうにはどうすれ
ばよいのかについて、現場の保健師たちが熱く語り合う。
第2部では、他職種の専門家に保健師への期待や提言をまとめてもらう。第1部が内からの
目とすれば第2部の外からの目。両方の視点から保健師のアピール方法について考えてみ
たい。

■特集 保健師業務の認知度を高める

第1部 座談会 保健師の仕事を知ってもらうために

【出席者】
佐伯和子さん(北海道大学大学院保健科学研究院)=司会
斎藤恵子さん(郡山市保健所)
橋本恵美さん(岐阜県国民健康保険団体連合会)
梶山直美さん(前堺市健康福祉局健康部)

第2部 私から見た保健師像

○地域を「みる」「つなぐ」「動かす」保健師への期待
~公衆衛生医の視点から~
藤内修二(大分県福祉保健部)

○自治体における保健師活動の検証
~行政法・行政学の視点から~
鈴木秀洋(日本大学危機管理部)

○保健師とソーシャルワーカーは職業的DNAが似ている!?
~ソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士)の視点から~
中 恵美(金沢市地域包括支援センターとびうめ)

○ドキュメンタリー映画を通して見詰めてきた保健師の魅力
~映画監督の視点から~
都鳥伸也(映画監督)

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◆ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
・上田美菜子さん(岡山県保健福祉部健康推進課)

◆ピープル
・角間惇一郎さん(一般社団法人Grow As People代表)

◆特別寄稿
・「地域医療の聖地」沢内村

◆2025年問題に備える~みんなで取り組む「地域づくり」
・富山県

◆理解して生かす保健師用語
・第19回 レジリエンス

◆〔新〕保健師のセルフケアに役立つ自然療法
・第1回 ストレスケア・リラクゼーションと植物療法
今 知美

◆ESSAY国際保健
・第19回 海外で病気になると…
松田正己

◆〔新〕保健師とは
・第1回 男性保健士が「保健婦」になった
佐々木亮平、岩室紳也

◆〔新〕笑う門には福来る
・第1回 笑いの持つさまざまな効用
大道芸人たっきゅうさん

◆保健師のための閑話ケア
・第70回 「ヒト」の魅力?
藤本裕明

◆百花繚乱
・第4話 勿忘草
森岡花華

◆中臣さんの 環境衛生ウオッチング
・第55回 熊本地震・九カ月後の仮設住宅を見て「健康とコミュニテイー」
中臣昌広

◆いまどき子育てアドバイス
・第229回 ゆっくり大人になればいい(1)
中川信子

◆情報BOX
BOOK
Information


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1,507円
年月号:2017年3月号
巻号:第48巻2号

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座談会「これからの地域保健と地域福祉」では、今後の保健福祉改革を貫く
基本コンセプトである地域共生社会における「保健」の役割を探る。
特集「高齢者虐待への対応」では、介護家族の支援に焦点を当て、
支援の重要性を説くとともに介入方法を紹介する。

■座談会 これからの地域保健と地域福祉
     ~地域共生社会における「保健」の役割を考える~

厚生労働省は昨年夏、「我が事・丸ごと」地域共生社会実現本部を設置し、地域住民が
支え合い、公的な福祉サービスと協働して助け合いながら暮らすことのできる
地域共生社会の実現に向けて動き出した。10月には「地域における住民主体の課題解決力
強化・相談支援体制の在り方に関する検討会」がスタート。現時点では地域福祉関係者が
中心の議論となっているが、今後は地域保健に関することも議題に上ってくるものと思わ
れる。

座談会では地域保健側と地域福祉側から、それぞれ2名が出席。福祉領域から走り始めた
地域共生社会の実現に向かって、保健の立場がどう絡んでいけるのかを話し合った。

【出席者】
岩室紳也さん(ヘルスプロモーション推進センター)=司会
中板育美さん(公益社団法人日本看護協会)
奥山千鶴子さん(NPO法人びーのびーの、NPO法人子育てひろば全国連絡協議会)
勝部麗子さん(社会福祉法人豊中市社会福祉協議会)

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■特集 高齢者虐待への対応
    ~介護家族への支援に焦点を当てて~

超高齢社会に突入し、高齢者が高齢者を介護する「老老介護」は珍しいことでは
なくなってきた。介護者が介護に疲れ、「介護うつ」を発症するなどして、高齢者虐待、
介護殺人、心中等に至るケースもみられる。

2006(平成18)年に高齢者虐待防止法が施行されてから、各自治体で高齢者虐待防止事業
が展開されているが、介護者側の支援が進んでいるとは言い難い。

特集では、高齢者虐待防止、とりわけ介護家族に焦点を当て、
支援の重要性や介入方法などを紹介する。

○【総論】高齢者虐待の実態と介護家族支援の重要性
湯原悦子(日本福祉大学)

○介護家族への効果的な介入と支援
岸 恵美子(東邦大学)

○認知症介護によるうつ
谷向 知(愛媛大学)ほか

○高齢者虐待防止事業における介護家族支援
 ~横須賀市の取り組み~
中村富美子(横須賀市)

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◆ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
・白石智子さん(大津市健康保険部保健所健康推進課南すこやか相談所)

◆ピープル
・森 亮太さん(医療法人 八事の森 杉浦医院 院長)

◆研究報告
・筋力運動を中心とした介護予防運動教室が身体的および精神的側面にもたらす効果
 ~地域における介護予防推進員育成事業の一環としての取り組み~
 中村容一ほか

◆「三世代の輪クチン 世代間で予防接種の大切さを考えようキャンペーン」のお知らせ

◆2025年問題に備える~みんなで取り組む「地域づくり」
・東京都多摩市

◆理解して生かす保健師用語
・第18回 コミュニティ・エンパワメント

◆Integrated Healthのすすめ 海外文献レビューから
・第6回 植物療法を活用した保健師活動の実践報告
今 知美

◆ESSAY国際保健
・第18回 国際保健とセレブな人々
松田正己

◆保健師のための閑話ケア
・第69回 「虫」の魅力
藤本裕明

◆百花繚乱
・第3話 花水木
森岡花華

◆中臣さんの 環境衛生ウオッチング
・第54回 熊本地震・避難所ノロウイルス対策
中臣昌広

◆いまどき子育てアドバイス
・第228回 「気づく・支える・つなぐ」 保健師主体の楽しいグループ活動の提案
中川信子

◆情報BOX
BOOK
Information


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1,507円
年月号:2017年1月号
巻号:第48巻1号

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新春座談会は「児童福祉法等の改正と今後の保健師活動」。
母子保健、予防の専門職としての立ち位置を探る。
特集は、「災害関連死を未然に防ぐ」。

■座談会 児童福祉法等の改正と今後の保健師活動
     ~予防を担う専門職として~

児童福祉法等の一部を改正する法律が施行され、母子保健法の中に、児童虐待の予防・
早期発見に関する国や自治体の責務が明記された。
また、市区町村において、子育て世代包括支援センターや要保護児童等に対する支援
拠点の整備も進められようとしている。

保健師はこれまでも母子保健の立場から児童虐待予防に取り組んできた。
その中で、ポピュレーションアプローチからハイリスクアプローチまで関わることが
できる専門職というのが保健師の立ち位置であり、特長でもあった。法改正を受けて
今後、それぞれの機関・部署における保健師の役割はどうなっていくのか。

新春座談会では、新たな制度下において、保健師が児童虐待予防にいかに関わるのか
を議題としながら、今後の母子保健の在り方や保健師のアイデンティティーなどを
描き出す。

【出席者】
吉岡京子さん(東京医科大学医学部看護学科)=司会
吉澤みどりさん(渋谷区保健所幡ヶ谷保健相談所)
山本弘庫さん(横浜市こども青少年局こども家庭課)
永見道枝さん(防府市健康福祉部子育て支援課)

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■特集 災害関連死を未然に防ぐ

災害関連死は、一般的には、災害の直接的な被害による死ではなく、避難生活の長期化
による疲労や、環境の悪化などにより病気にかかったり、持病が悪化するなどして死亡
することだと理解されている。

特集では、災害関連死に結び付きやすい事柄について、現在も被災者の支援に当たって
いる医師、歯科医師に解説していただいた。

○災害関連死を防ぐために何が必要か
小早川義貴(国立病院機構災害医療センター)

○避難生活におけるエコノミークラス症候群の脅威
榛沢和彦(新潟大学)

○災害時の歯科保健の重要性
中久木康一(東京医科歯科大学)

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◆ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
・松井頌子さん(新潟市江南区役所健康福祉課)

◆ピープル
・細尾ちあきさん(NPO法人ぷるすあるは制作部)

◆2025年問題に備える~みんなで取り組む「地域づくり」
・埼玉県小鹿野町《後編》

◆REPORT1
・平成28年度 地域・職域連携推進会議
 地域と職域の「強み」を生かした連携について議論

◆REPORT2
・第2回「全国男性保健師のつどい」
 共に学び、熱く語り、交流を深める

◆REPORT3
・ふるさとの会・支援付き住宅推進会議 共催シンポジウム2016
 地域に支えられ、地域を支える ~地域包括ケアシステムの社会資源として~

◆理解して生かす保健師用語
・第17回 ニーズ

◆Integrated Healthのすすめ 海外文献レビューから
・第5回 植物療法のエビデンス・課題と今後の健康施策への提案
今 知美

◆ESSAY国際保健
・第17回 「女子力」あれこれ
松田正己

◆保健師のための閑話ケア
・第68回 酉年正月むだ話
藤本裕明

◆百花繚乱
・第2話 福寿草
森岡花華

◆中臣さんの 環境衛生ウオッチング
・第53回 熊本地震・仮設住宅と健康教育
中臣昌広

◆〔隔回連載〕地域保健で求められるソーシャル・キャピタル醸成事業
・第3回 つながりを厭わない仲間づくり
佐々木亮平、岩室紳也

◆いまどき子育てアドバイス
・第227回 支援の入り口としての健診(5)
中川信子

◆情報BOX
BOOK
Information


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1,507円
年月号:2016年11月号
巻号:第47巻7号

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今月号の特集1は「事例検討会」。ケースの適切な対応を導き出すとともに
若手の自信にもつながる事例検討会とは。

特集2は、ベテラン保健師の軌跡をたどる「私のターニングポイント」。

■特集1 事例検討会を効果的に進める

事例検討会は人材育成の一手法として普及している。
業務のアウトソーシングが進む中、保健師の手元には困難事例が多く残る傾向にあり、
そうした面からも複数の目で検討する事例検討会には効果が期待できる。
しかし、事例検討会が事例報告者を追及する場になってしまったり、
単なるアドバイスの場になってしまったり、効果的に行われていない場合も
少なからずある。

特集では、日本看護協会が開発した事例検討会の手法を中心に、
効果的な事例検討会の進め方の解説をはじめ、参考となる取り組み事例などをまとめる。

〇【概論】「事例検討のすすめ~実践力UP事例検討会~」について
 中板育美(日本看護協会)

〇地域に密着した母子支援体制の充実を目指して
 ─市町村との事例検討会の合同開催
 谷口理絵(富山県高岡厚生センター)

〇個別支援力の向上と多職種参加
 ─姫路市の事例検討会の取り組み
 岩﨑知子(姫路市保健所)

○元気が出る! 仲間がつながる! 事例検討会
 ─土佐市の事例検討会の取り組み
 楠瀬しのぶ(土佐市健康づくり課)

○新任期保健師の力量形成を目指したインフォーマルな事例検討会
 ─埼玉県看護協会の「スキルアップにつながる事例検討会」の取り組み
 斉藤富美代(埼玉県看護協会)

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■特集2 私のターニングポイント 保健師として成長した「あのとき」「あの出来事」

保健師の仕事は複雑で、言葉で簡単に言い表すことはできない。
多くの保健師は、研修等から得た情報を参考にしたり、先輩のアドバイスに耳を傾けたり
自らの体験を消化する中で、固有の保健師像を形成しながら成長していく。
そのプロセスの中で、保健師としてものの見方が変わったり、
新たな決意を固めたりするときがある。
それは、住民との関わりだったり、部署の異動や昇進だったり、
恩師との出会いだったり、さまざまだ。

ベテラン保健師の方々に、保健師としての転換期(ターニングポイント)を軸に、
自らの保健師のキャリアを振り返っていただいた。

〇進学、異動、そして出会い
 前田惠子(高崎市福祉部長寿社会課)

〇関係性の中で育てられて
 吉澤みどり(渋谷区幡ヶ谷保健相談所)

〇多くの人たちと関わり、支えられていまがある
 山野井尚美(岡山県保健福祉部健康推進課)

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◆ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
・藤村保志花さん(香川県西讃保健福祉事務所保健対策課)

◆ピープル
・小林信秋さん(認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク会長)

◆2025年問題に備える~みんなで取り組む「地域づくり」
・埼玉県小鹿野町

◆FOCUS
・内臓脂肪の把握で行動変容につなげる

◆REPORT
・平成28年度保健師中央会議《続報》
 地域医療構想などについて学ぶ

◆理解して生かす保健師用語
・第16回 アウトリーチ

◆Integrated Healthのすすめ 海外文献レビューから
・第4回 ヘルスケアにおける植物療法の可能性
今 知美

◆ESSAY国際保健
・第16回 英国の「兄」
松田正己

◆保健師のための閑話ケア
・第67回 「音楽の楽しみ方」
藤本裕明

◆<新連載>百花繚乱
・第1話 「曼珠沙華」
森岡花華

◆中臣さんの 環境衛生ウオッチング
・第52回 熊本地震・避難所の衛生対策(3)
中臣昌広

◆いまどき子育てアドバイス
・第226回 支援の入り口としての健診(4)
中川信子

◆情報BOX
BOOK
Information

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1,507円
年月号:2016年9月号
巻号:第47巻6号

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今月号の特集の1つは、がん治療後に充実した人生を送るための
「がんサバイバーシップ」に焦点を当て、保健師の役割を考える。

もう1つの特集は、熊本地震でも問題になっている災害時の子どもの心のケアについて、
専門家の知見や熊本の現地報告をまとめた。

■特集1 がんサバイバーシップを支える

一生のうちに、国民の2人の1人ががんにかかると言われているが、
近年の医療の進歩により、がん罹患後の生存率は大きく向上してきている。
これからの時代は、がんサバイバーを社会全体で支えていくしくみが不可欠である。

特集では、がんの診断や治療を受けた後も、充実した幸せな人生を送るための
「がんサバイバーシップ」を地域で支えていくために、
全国の自治体の先進事例を紹介しながら、行政保健師の役割を考えたい。

〇がんサバイバーシップ支援─保健師が地域の担い手に
《取材協力》高橋 都さん、土屋雅子さん(国立がん研究センター)

〇名古屋市がん相談情報サロン・ピアネット
花井美紀(NPO法人ミーネット)

〇三重県がん相談支援センターの取り組み
黒田和博(公益財団法人三重県健康管理事業センター)

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■特集2 災害時の子どもの心のケア

2016年4月14日、16日、熊本地方を震源とする大きな地震が起こった。
現在も余震が起こる中、被災地の子どもたちに、食欲がない、おびえる、
建物に入るのを怖がるなどの異変が起こっていると聞く。
阪神・淡路大震災、東日本大震災のときも、子どものメンタルヘルスが
問題となっていた。被災してなるべく早いうちに適切な対処をしなければ、
複雑な問題にもなりかねない。

今回は、東日本大震災で子どもの心のケア支援に当たっていた医師と保健師に、
当時の経験をもとに子どものメンタルヘルスへの対応、必要とされる支援を
ご執筆いただいた。また、熊本市の現在の取り組み状況もお届けする。


〇災害時の子どもの心のケア─災害後期を見越した急性期・中期の対応について
本間博彰(あさかホスピタル)

〇被災地の子どもの心のケア─保健師として大切なこと
由井幸子(宮城県気仙沼保健福祉事務所)


〇熊本市における子どもの心のケア
取材協力:熊本市教育委員会事務局、熊本市健康福祉局保健衛生部、
     熊本市子ども発達支援センター

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◆ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
・木村芽衣さん(神奈川県平塚保健福祉事務所秦野センター 保健福祉課)

◆ピープル
・小河光治さん(公益財団法人あすのば代表理事)

◆2025年問題に備える~みんなで取り組む「地域づくり」
・東京都品川区

◆REPORT
・平成28年度保健師中央会議
 保健師の人材育成などについて学ぶ

◆理解して生かす保健師用語
・第15回 生きづらさ

◆NEWS
・児童虐待防止に向けて対策を強化
 児童福祉法等の一部を改正する法律を公布・施行

◆Integrated Healthのすすめ 海外文献レビューから
・第3回 公衆衛生と統合医療・統合ヘルスケア
今 知美

◆ESSAY国際保健
・第15回 メディアと政治
松田正己

◆保健師のための閑話ケア
・第66回 「適応」
藤本裕明

◆中臣さんの 環境衛生ウオッチング
・第51回 熊本地震・避難所の衛生対策(2)
中臣昌広

◆〔隔回連載〕地域で求められるソーシャル・キャピタル醸成事業
・第2回 人と人をつなげようとする「姿勢」が重要
佐々木亮平、岩室紳也

◆いまどき子育てアドバイス
・第225回 支援の入り口としての健診(3)
中川信子

◆情報BOX
BOOK
Information


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1,507円
年月号:2016年7月号
巻号:第47巻5号

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今月号の特集は2本。
1つは保健・医療・介護の大きな流れである地域包括ケアについて、
保健師の関わり方に焦点を当て、各地の好事例を紹介する。

もう1つは、改正児童福祉法に基づく小児慢性特定疾患対策について、
新制度への理解を深めるとともに、保健師が関与した具体例を見る。

■特集1 保健師が関わる地域包括ケア

各地で地域包括ケアシステムの整備が進んでいる。保健師は予防や地域全体の
健康づくりの視点を持ち込める専門職として、関わりが期待される。
そうした中で、介護予防や在宅医療・介護連携などに、保健師ならではの視点を
取り入れた好事例が次々と出てきている。
特集1では、保健師らしさを生かした地域包括ケアについて、各地の事例を紹介する。

〇概論 地域包括ケアシステムの構築─保健師への期待
枝光みゆき(厚生労働省老健局振興課)

〇事例1 地域医療ネットワークを中心とした医療介護連携─岡山県備北保健所新見支所
宮﨑裕子(岡山県備北保健所新見支所)

〇事例2 市民と行政の協働でつくる地域包括ケア─浦安市
《取材協力》森林友佳子さん(浦安市猫実地域包括支援センター)

〇事例3 地域の“強み”を生かした包括ケア─名張市
山﨑美穂(名張市地域包括支援センター)

〇事例4 予防と自立支援に向け、保健師の専門性を生かして─糸島市
小林智子(糸島市健康増進部)

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■特集2 小児慢性特定疾病対策を推し進める

2015(平成27)年、改正児童福祉法が施行され、新しい小児慢性特定疾患対策が
始まった。しかし約1年半経過した今も、各自治体の支援体制には温度差があるようだ。
医療費助成制度については、乳幼児医療費助成制度があることで
本制度を勧めないケースも見受けられる。
また自立支援事業についても、患者や家族との間の距離を縮められず、
苦心しているところも少なくない。

今回の特集を通して、新しい制度についての理解を深め、
小児慢性特定疾病対策を積極的に活用し、さらに前進させていただきたい。

〇新しい時代の小児慢性特定疾病対策─小児から成人までの切れ目ない支援に向けて
《取材協力》横谷進さん(国立成育医療研究センター)

〇小児慢性特定疾病─今求められている支援
及川郁子(東京家政大学家政学部・短期大学部)

〇小児慢性特定疾病患者を支える環境づくり─旭川市の取り組み
山田晴絵(旭川市子育て支援部)

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◆ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
・奥地明菜さん(新宮市健康長寿課)、東 麻央さん(新宮市保健センター)

◆ピープル
・川内 潤さん(NPO法人となりのかいご代表理事)

◆2025年問題に備える~みんなで取り組む「地域づくり」
・埼玉県和光市《後編》

◆REPORT
・平成28年度都医学研 公開セミナー
難病施策、難病保健活動の「今」を学ぶ

◆理解して生かす保健師用語
・第14回 アディクション

◆Integrated Healthのすすめ 海外文献レビューから
・第2回 健康の社会的決定因子と健康格差対策
今 知美

◆ESSAY国際保健
・第14回 キャピトル・ヒルの特別な一日
松田正己

◆保健師のための閑話ケア
・第65回 「魚類」の魅力
藤本裕明

◆中臣さんの 環境衛生ウオッチング
・第50回 熊本地震・避難所の衛生対策
中臣昌広

◆いまどき子育てアドバイス
・第224回 支援の入り口としての健診(2)
中川信子

◆情報BOX
BOOK
Information


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1,507円
5月号は保健師の過去を知る特集と未来を展望する座談会で構成。
特集「次世代に伝えたい保健師のスキル」は、
若手・中堅のスキル低下が危ぶまれる状況を背景に、
ベテラン保健師が伝えたいことを独自の視点でまとめた。

座談会「新しい時代における保健師のビジョン」は、
地域包括ケアの推進や産業界とのコラボレーションなど、
保健師を取り巻く環境が大きく変わる中で、
公衆衛生看護の担い手である保健師の立ち位置を模索する。

■座談会 変革期における保健師のビジョン

地域保健で新たな潮流が生まれている。地域包括ケアを推し進める動きが本格化し、
医療・介護・予防・生活支援などついて、さまざまな立場の人が協働しながら
取り組む体制がつくられつつある。

一方で、産業界が参入し、行政とのコラボレーションが進むなど、
保健師を取り巻く環境は大きく変わってきている。
そうした中で、公衆衛生看護の担い手である保健師は、
いかにしてアイデンティティーを保ち、力を発揮できるのだろうか。
保健師各団体の関係者にお集まりいただき、変革期における保健師像を語ってもらった。

【出席者】
中板育美さん(日本看護協会)=司会
佐伯和子さん(全国保健師教育機関協議会、日本公衆衛生看護学会)
青柳玲子さん(全国保健師長会)
平野かよ子さん(日本保健師活動研究会)

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■特集 次世代に伝えたい保健師のスキル

個人から集団、地域まで、支援対象が幅広くある保健師のスキルは実に多様で、
個人的経験から生まれた「知恵」の結晶でもある。
かつては日頃の訪問活動の中で、あるいは職場の先輩と行動を共にする中で、
こうしたスキルの伝承が保たれていたが、
近年は分散配置で先輩から後輩へ伝授する機会が少なくなった。
また、基礎教育の問題や業務分担制などの影響で習得も難しくなっている。

特集では、ベテラン保健師の方々に自らの経験を振り返り、
「後輩に伝えたい!」と思う大切なスキルについて、自由にまとめてもらった。

〇訪問と事例検討は保健師の原点
斎藤恵子(郡山市保健所)

〇スキルの開拓は「どきどき・わくわく」する体験
佐藤玉枝(前・大分県立看護科学大学)

〇個々のスキルは「自立させる」ためにある
田中由紀子(前・神戸市保健福祉局)

〇住民との協働に保健師の優れたスキルを見る
大場エミ(社会福祉法人恩賜財団 母子愛育会)

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◆ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
・柳沼友美子さん(東京都多摩立川保健所)

◆ピープル
・稲葉 剛さん(一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事)

◆2025年問題に備える~みんなで取り組む「地域づくり」
・埼玉県和光市《前編》

◆活動報告
・「柏市電子母子手帳サービス実証事業」から見えてきたもの
柏市保健所 鳥居敦子

◆理解して生かす保健師用語
・第13回 政策形成

◆REPORT
・第4回 日本公衆衛生看護学会学術集会

◆【新連載】Integrated Healthのすすめ 海外文献レビューから
・第1回 ホリスティックな健康モデルと公衆衛生
今 知美

◆ESSAY国際保健
・第13回 タイ雑感
松田正己

◆保健師のための閑話ケア
・第64回 無理難題
藤本裕明

◆中臣さんの 環境衛生ウオッチング
・第49回 化学物質過敏症の診断
中臣昌広

◆【新連載】隔回連載 地域保健で求められるソーシャル・キャピタル醸成事業
・第1回 なぜ、つなぐ?
佐々木亮平、岩室紳也

◆いまどき子育てアドバイス
・第223回 支援の入り口としての健診(1)
中川信子

◆情報BOX
BOOK
Information

年月号:2016年3月号
巻号:第47巻3号

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■保健師にとって根拠(エビデンス)とは何か?

保健師の間で根拠(エビデンス)という言葉をよく耳にするようになった。
一口に根拠(エビデンス)といっても、条件を整えた研究により得られたものから
アンケート調査や体験まで、さまざまなレベルがある。

特集では、日頃こうしたレベルを意識せずに使われることの多い、
保健師の根拠(エビデンス)について、整理を試みる。
研究機関と現場、それぞれの「知」を融合させる一歩としたい。

■保健師活動と根拠(エビデンス)
 麻原きよみ(聖路加国際大学)

■研究機関でつくるエビデンス
 梅田麻希(聖路加国際大学)

■エビデンスを意識した地域づくり
 ~いきいき若返りまつり・地域座談会を通じた取り組み~
 角園真枝(台東区台東保健所)

■保健師の「勘」と「経験」とエビデンス
 佐川きよみ(葛飾区)

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◆統括に聞く
・井上愛子さん(甲州市 健康増進課 課長)

◆活動報告
・受診勧奨を目的とする生活習慣病重症化予防の訪問活動を効果的に生かす事前事例検討会
 【熊本市北区役所】
 
◆FOCUS
・子どもの発達支援を考えるSTの会 全国研修会 2015 in 気仙沼
 被災地支援から見えてきた療育の未来

◆FOCUS
・市民に好評「内臓脂肪計」を使った氷見市民健康大学祭
 富山県氷見市のメタボ対策
 
◆ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
・秋吉宏美さん(埼玉県 草加保健所 保健予防推進担当)

◆ピープル
・笹岡和泉さん
 (NPO法人福祉住環境ネットワークこうち理事長、福祉住環境コーディネーター)

◆健康施策に活かす保健師活動の評価と「見える化」
・第6回(最終回) 「見える化」を計画策定や学会発表に活かそう

◆理解して生かす保健師用語
・第12回 「自己肯定感」

◆ESSAY国際保健
・第12回 寒波襲来と柱の音
松田正己

◆保健師のための閑話ケア
・第63回 5年の歳月
藤本裕明

◆中臣さんの 環境衛生ウオッチング
・第48回 人骨発見
中臣昌広

◆いまどき子育てアドバイス
・第222回 赤ちゃんとの関わり方、遊び方(22)
中川信子

◆情報BOX
BOOK
月間レーダー
information
月間レーダー special edition?!
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年月号:2016年2月号
巻号:第47巻2号

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■高齢者の心と向き合い、生きがいを支える

高齢期になると、人はさまざまな喪失体験、例えば職場や家庭での役割を卒業し、
家族や友人など、自分の大切な人たちを失うという経験をする。
体力や身体的機能もまた喪失体験の一つである。
こうしたエピソードがきっかけで、うつ病を引き起こすこともある。

ときどき私たちは、高齢者を病気になりやすい、弱いだけの人のように扱うことがある。
しかし一方で高齢者は、一人一人が怒涛の時代を生き抜き、
多くの体験をしてきたたくましい大先輩であることも忘れてはならないだろう。

今回の特集を通して、あらためて「老い」についての理解を深め、
心の病の見極めや自治体の取り組み例などをご覧いただきながら、
今後の高齢者支援の参考にしてほしい。

■「老い」 というもの
 取材協力:黒川由紀子さん(上智大学)

■老年期うつ病と認知症の見分け方
 取材協力:三村 將さん(慶應義塾大学)

■高齢者の心の健康づくり
 ─青森県南部町の取り組み
 西舘由起子、松山美恵子(南部町)

■回想法と介護予防 ─恵那市の取り組み
 成瀬摩里子(恵那市)

■高齢者だからできる! 一石四鳥の地域づくり
 ─高齢者の絵本の読み聞かせボランティア 「ジーバーぽこぽこ」の実践活動
 森 奈津子(長浜市)

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◆統括に聞く
・中西啓子さん(前橋市 健康部 保健総務課 副参事〈兼〉保健師統括担当係長)

◆隔月連載
・東日本大震災で求められている公衆衛生活動とは≪第12回≫
 東日本大震災から5年 昨日に感謝を、今日に情熱を、明日に希望を

◆ニュース
・自治体の常勤保健師数33,332人
 ~平成27年度 「保健師活動領域調査」(領域調査)から~

◆ひよこ、ホップ、ステップ、ジャンプ!
・前川明宏さん(岩手県 宮古保健所 保健課)

◆ピープル
・伊藤みどりさん(働く女性の全国センター)

◆健康施策に活かす保健師活動の評価と「見える化」
・第5回 「見える化」のためのデータの分析と解釈【「検定」をしてみよう】

◆理解して生かす保健師用語
・第11回 「心のケア」

◆ESSAY国際保健
・第11回 他人のそら似
松田正己

◆保健師のための閑話ケア
・第62回 講演旅行記⑱
藤本裕明

◆中臣さんの 環境衛生ウオッチング
・第47回 民泊と旅館業法
中臣昌広

◆いまどき子育てアドバイス
・第221回 赤ちゃんとの関わり方、遊び方(21)
中川信子

◆情報BOX
BOOK
月間レーダー
information
月間レーダー special edition?!
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地域保健の内容

地域保健活動の理論から現場まで、分かりやすく解説・紹介しています。
保健師さんなど地域で活動されている方を中心に読まれている雑誌で、明日からの活動に役立つ実践内容を豊富に盛り込んでいます。保健師の伝統を大切にするとともに、保健師活動に活用できる最新の方法論や技法を大胆に紹介。全国各地のユニークな活動を取り上げ、全国の仲間の良い刺激になっています。

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