数理科学 発売日・バックナンバー

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【特集】
●《計算》とは何か
  数値がもたらす様々な問いかけ

 ―“計算”は数理科学における必要不可欠な構成要素です.
  とくに様々な数学理論は,具体的な計算を通じて,
  応用に繋がることが多くあります.しかし,高性能の
  コンピュータが簡単に利用できる現代においても,
  計算は決して単純な作業ではありません.
  本特集では代数学,微分方程式,証明など,
  数理科学のテーマについて,“計算”に焦点をあてて,探っていきます.

 ◇計算とは何か
 ◇代数学における計算
   私的回想で綴る魅惑の世界
 ◇計算トポロジー
 ◇常微分方程式に対する構造保存数値解法
   データ駆動型科学への展開
 ◇偏微分方程式と数値計算
 ◇計算機援用証明 無限を「計算」で捉える
 ◇準モンテカルロ法による高次元積分計算
 ◇量子計算
 ◇数学基礎論と計算可能性


…ほか
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【特集】
●スピンと物理
  スピンでめぐる現代物理学

 ―スピンは電子などの素粒子がもつ基本的な性質の一つとして,
  量子力学の理解とともに見出され,物理学の発展に
  寄与してきました.素粒子物理のようなミクロな世界から,
  物性物理におけるマクロな現象まで,今日における
  様々な研究の中でスピンは重要な役割を担っています.
  本特集では,スピンの基礎・性質,数理的側面をはじめ,
  素粒子物理,物性物理,量子情報などの研究にスピンが
  どのように関わっているのか,近年注目されている
  興味深いトピックスも取り上げ,スピンの重要性と
  奥深さについて迫っていきます.

 ◇巻頭言
 ◇スピンとは何か
   発見からディラック方程式まで
 ◇スピンと統計性
 ◇素粒子物理とスピン
   スピンから超対称性へ,その起源としての弦理論へ
 ◇量子スピン鎖における
   「対称性に守られたトポロジカル相」と指数定理
 ◇物性物理とスピン
   スピンの創発物性
 ◇超伝導とスピン
 ◇スピンと磁性現象
   スカーミオン,スピングラス
 ◇スピン流とスピントロニクス
 ◇スピン量子情報


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【特集】
●現代数学の眺め
  基礎数学から現代数学の入り口へ

 ―現代数学への入り口とはどういうものなのでしょうか.
  今回の特集では専門的な学習,あるいは研究が
  できるようになるべく,基礎的な知識が専門的な場で
  どのように生かされていくのか,専門的な場では
  どのような経験や知識が得られるのか,代数,幾何,解析など
  数学の様々な立場から紹介していきます.

 ◇巻頭言
 ◇かじるだけでも面白い代数幾何
 ◇未解決問題から眺める数論
 ◇測度距離空間の収束理論
 ◇トポロジー
 ◇R-solverと流体数学
 ◇調和解析
 ◇確率論
 ◇数理物理
 ◇応用数理


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【特集】
●力学から現代物理へ
  古くて新しい“力学”

 ―いまや物理学の基礎事項となり,多くの理工系学部で
  学習することになる(古典)力学は,数理科学の
  諸分野においても教養になっているかと思います.
  この力学を中心に理工系で「~力学」と称される分野は
  展開されていきます.また,大学の講義における
  「力学」そのものは,線形代数や微分積分のような
  数学の基礎的な事項が用いられており,
  数学がどう用いられているかの一つの指標に
  なっているとも言えるかもしれません.
  本特集では力学から広がる現代物理学の世界を具体的な
  例も交えて,考えていきます.

 ◇巻頭言
 ◇力学を学び微積分を使いこなす
 ◇三体問題の周辺
 ◇剛体の力学
 ◇カオスと数値計算
 ◇力学から量子力学へ
 ◇解析力学の創始者たち
 ◇力学と相対性理論
 ◇マクロな量子機械振動子


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【特集】
●非ユークリッド幾何学の数理
  平面の幾何学から曲面の幾何学へ

 ―ユークリッド幾何学における平行線公準が
  成り立たないとして成立する幾何学の総称である
  「非ユークリッド幾何学」は,現代の数理科学において,
  広く研究・応用されています.本特集では
  「非ユークリッド幾何学」について,
  現代的な話題も交えて紹介していきます.

 ◇非ユークリッド幾何学の世界
 ◇ユークリッド幾何学から非ユークリッド幾何学へ
 ◇複素双曲空間入門
 ◇Schwarzの補題というすぐれもの
   複素解析と非ユークリッド幾何学
 ◇物理学と非ユークリッド幾何学
 ◇可積分系と非ユークリッド幾何学
 ◇非ユークリッド幾何の世界を視る
 ◇結び目と非ユークリッド幾何学
 ◇群と非ユークリッド幾何学
 ◇コラム ユークリッド幾何学で考える幾何的感覚


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【特集】
●カイラリティとは何か
  物質と数理における役割に迫る

 ―右手と左手の関係のように,ある対象がその鏡像と
  重ならない性質をカイラリティと呼びます.
  カイラリティは素粒子の基本的相互作用から,
  原子・分子の形態,磁気秩序の構造,DNAやウイルスの形,
  結晶から銀河の形状に至るまで自然界のあらゆる
  スケールで現れ,物質の機能に直結しています.
  そして,その背後には対称性とトポロジーの数理が
  潜んでいます.本特集では,カイラリティの概念が
  数理科学や物質の研究においてどのようにあらわれ,
  相互に影響を与えているのかについて,
  様々な切り口から迫っていきます.


 ◇カイラリティとは何か
   物質科学の視点から
 ◇カイラリティと磁気構造
 ◇数理結晶学とカイラリティ
 ◇巻貝のキラリティを考える
 ◇カイラル量子異常
 ◇カイラリティと宇宙
   ミクロな素粒子とマクロな宇宙を繋ぐカイラリティ
 ◇渦の数理
   可視的世界に表現されたリー代数の構造
 ◇鏡像の数学と結び目
   カイラル結び目オブジェクトを理解する
 ◇[コラム]化学における「キラリティ」


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【特集】
●保型形式を考える
  その面白さと魅力

 ―保型形式は,近年,数学において研究がますます盛んになっている
  テーマですが,物理でも注目されております.
  本特集では“保型形式”について,現代的なテーマを中心に考え方,
  発想なども交えて紹介していきます.


 ◇保型形式を考える
 ◇1変数保型形式の数論入門
 ◇管見的-保型形式入門
 ◇多変数保型形式
 ◇代数的保型形式
 ◇K3曲面と保型形式
 ◇計算機と保型形式
   Sageでめぐる保型形式の世界
 ◇保型形式と代数幾何,ガロア表現
   織田孝幸氏の哲学に魅せられて,ρから観たπの世界
 ◇可積分系と保型形式
 ◇物理学における保型性
 ◇[コラム]保型形式と微分作用素


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【特集】
●時空概念と物理学の発展
   一般相対性理論から時空創発へ

 ――ニュートン力学では独立に考えられていた空間と時間は、
   アインシュタインの特殊相対性理論の登場により
   “時空”として統一的に扱われ、一般相対性理論では
   重力は時空の歪みであるという考えに発展しました。
   最近の研究では、実際の時空は私たちの感じている
   (3+1)次元よりも高次元であると考えられており、
   時空概念の理解は物理学の発展に大きく寄与しています。
   本特集ではそういった時空概念の変遷をはじめ、
   ブラックホール、量子情報理論、超弦理論といった
   理論の発展について、“時空”を切り口に迫っていきます。


 ◇時空の世界像
 ◇一般相対性理論
   時空の歪みと重力
 ◇時空とは何か
   マッハ原理から量子時空へ
 ◇統一理論と時空の発展
   高次元時空
 ◇階層性問題と余剰次元
 ◇ブラックホール熱力学と時空
 ◇ゲージ理論から時空へ
   ホログラフィー原理
 ◇量子情報理論と時空
 ◇超弦と時空
   ポルチンスキーの教科書が書かれた後になってわかった、
   素粒子の謎を解明する超弦の幾何学
 ◇超弦時空と機械学習


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【特集】
●トポロジー的思考法のすすめ
  ― 位相的性質の考え方を楽しむ ―

 ――本特集のテーマであるトポロジー(位相幾何)は、
   何らかの形、あるいは空間を連続変形(伸ばしたり曲げたり
   することはするが切ったり貼ったりはしないこと)しても
   保たれる性質を指します。
   トポロジーには、代数的トポロジー、微分トポロジー、
   低次元トポロジーなどの分科があり、それぞれに研究されています。
   また、物理学への応用も盛んです。
   本特集では“トポロジー的な思考”について、
   考え方、発想なども含めて紹介していきます。

 ◇トポロジー的思考法のすすめ
 ◇位相空間論ことはじめ
 ◇代数トポロジー
 ◇微分トポロジー
 ◇低次元トポロジー
 ◇トポロジーと微分方程式
 ◇忘れた幾何を計算機で取り戻す
 ◇トポロジーと物性物理
 ◇トポロジーと宇宙論


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【特集】
●情報幾何学の探究
  ― 基礎と応用、現状と展望に迫る ―

 ――「情報」に関する研究は今日の数理科学においても重要とされ、
   計算機の性能の向上もあり、日々発展しています。
   「情報幾何学」は、情報のもつ数理構造を幾何学によって
   表現する研究手法として、様々な分野からも注目を集め、
   盛んに研究が進められています。
   本特集では、情報幾何学とはどういった考えに基づく理論なのか
   といった基礎的なことから、統計学、確率論、物理学や、
   近年急速に発展し注目を集めている深層学習とどのように関連
   しているのかを解説し、また、情報幾何学の最近の進展についても
   紹介します。

 ◇情報幾何 ― その歴史的発展と将来
 ◇情報幾何学入門 ― ピタゴラスの3平方の定理から
 ◇接続の双対性と双対平坦空間 ― 情報幾何学の数学的基礎
 ◇Bayes統計の情報幾何
 ◇機械学習における確率的推測
 ◇物理学と情報幾何学 ― ゆらぐ系の熱力学の視点から
 ◇深層神経回路網の幾何 ― 高次元幾何の立場から
 ◇深層神経回路網の幾何 ― 統計神経力学とのつながり
 ◇量子状態空間の情報幾何
 ◇Wasserstein幾何学と情報幾何学
 ◇コラム
   情報幾何:最近の話題二つ


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【特集】
●現代数学の捉え方
  代数編  ― いかにして問題を設定していくか ―

 ――研究者がいかにして研究テーマ(問題)を設定しているか。
   こうしたことを紹介すべく、2019年10月号では
   「現代数学の捉え方[解析編]
    ― いかにして問題を設定していくか」
   という特集を取り上げました。
   本特集は、[代数編]になります。
   通常、問題設定と言ってもどのように設定すればいいのか、
   どこからテーマを拾ってくればいいのか、
   なかなか難しいことかと思います。
   本特集では、代数学の諸分野でどのように問題を設定していくか、
   研究課題をどう見つければいいのか、紹介していきます。


 ◇代数学における問題設定(巻頭言)
 ◇組合せ論
 ◇可換環論
 ◇代数的整数論とその周辺
 ◇代数幾何
 ◇数論幾何
 ◇表現論
 ◇圏論と代数学
 ◇物理学と代数


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【特集】
●統計的思考法のすすめ 
  ― いかにしてデータから知識を得ていくか ―

 ――近年は機械学習や深層学習が、
   数理科学の研究に取り入れられております。
   機械学習や深層学習は基礎的な(数学的)素養として、
   線形代数、微積分、集合と位相はもちろんのこと
   統計が必要になってきます。
   また、統計そのものも古くからあり、
   多くの研究者を惹きつけてやみません。
   本特集では“統計的思考”をテーマに、
   統計的な考え方の面白さを紹介していきます。


 ◇巻頭言
 ◇統計的因果推論への招待
 ◇深層学習の数理 ― 近似と汎化
 ◇確率的勾配降下法とニューラルネットワーク
 ◇ダイバージェンスによる統計的推論
 ◇確率場の幾何 ― 統計的発見のための積分幾何学
 ◇選択的推測
 ◇計算代数統計への招待
 ◇ブラックホールシャドウの撮像とデータ科学


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【特集】
●ラマヌジャン 
  現代数理科学に生きる業績と着想

 ――ラマヌジャン
   (Srinivasa Ramanujan、1887-1920)
   は「インドの魔術師」の異名をとる天才数学者です。
   貧しくも数学を独習して多くの定理や公式を発見し、
   英国の数学者ハーディにその才能を見出されました。
   ラマヌジャンの遺した業績は純粋数学はもとより、
   現代の物理学やネットワークなどの数理科学にも
   影響を与えています。
   本特集では、ラマヌジャン没後100年となる本年に、
   彼の業績やそれに関連する数理概念を取り上げ、
   それらが今日の数理科学にどのように活きているのか、
   現代的な視点から迫っていきます。


 ◇ラマヌジャン登場
 ◇ヒンドゥー教徒の数学者ラマヌジャンの生涯
 ◇連分数――黄金比と函数近似からラマヌジャンへ
 ◇ラマヌジャンと円周率近似公式
 ◇分割数と円周法
 ◇素数分布とラマヌジャン
 ◇ラマヌジャン予想
 ◇モックテータ関数
 ◇アフィン・リー環とロジャース-ラマヌジャン恒等式
 ◇ラマヌジャン・グラフへの招待

 ◇コラム
  ・ゼータから見たラマヌジャン像
  ・ラマヌジャンについて思うこと


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【特集】
●AI時代の数理
  新時代における科学と方法

 ――近年の数学、物理学、生物学や医学などの発展には、
   機械学習、データサイエンスに基づくAI(人工知能)が
   大きく貢献しています。
   ところで、AIは技術として多方面に広く使われつつありますが、
   数理科学、とりわけ数学、物理学、生物学、医学との関連で
   どのような役割を果たすのでしょうか? 
   本特集ではこのような観点から、“AI時代”とも言われる
   これからの時代において、AIが数理科学の諸分野に対して
   どういった役割を果たすのか、AI時代において必要となる
   考え方は何なのか、といった問題を、数理科学の各分野の
   立場から紹介していきます。


 ◇巻頭言
 ◇純粋数学とAI
 ◇数理工学とAI
 ◇データ科学とAI
 ◇量子力学とAI
  ・AIを量子力学に使う
  ・量子力学をAIに使う
 ◇物質科学とAI
 ◇生命科学とAI
 ◇脳科学とAI
 ◇臨床医学とAI


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【特集】
●冷却原子で探る量子物理の最前線
   ― 量子シミュレーションから光格子時計まで ―

 ――近年の物理学では、レーザー冷却により実現する
   冷却原子気体を用いた研究が注目を集めています。
   中性原子気体のボース-アインシュタイン凝縮の実現をはじめ、
   光格子トラップへの導入による他では作ることが難しい
   量子現象を舞台に、様々な興味深い研究が進められています。
   本特集では、そういった冷却原子の量子論について、
   歴史的背景や基礎的な事項の解説に加え、量子シミュレーション、
   非平衡現象、光格子時計など、最近の様々な研究についても
   紹介していきます。


 ◇冷却原子
   量子物理学の新しいプラットフォーム
 ◇レーザー冷却ことはじめ
 ◇光格子中の冷却原子気体の量子物性
 ◇BCS-BECクロスオーバー
 ◇量子シミュレーションと古典シミュレーション
   意外と頑張れる古典計算機
 ◇冷却原子で探る非平衡物理
 ◇冷却原子気体と素粒子物理
   格子ゲージ理論の量子シミュレーション
 ◇冷却原子で探るトポロジカル不変量とモノポール
 ◇冷却原子量子コンピュータの可能性
 ◇光格子時計
 ◇コラム
   冷却原子で探る開放量子多体系の物理


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商品情報・内容

  • 出版社:サイエンス社
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月20日
  • サイズ:B5

■ 数・物・工・生物・計算機の最新情報と解説

自然科学と社会科学はいまどこまで研究されているか,つねに科学の最前線を明らかにし,大学・企業で注目を浴びている雑誌です。各分野の気鋭の研究者が、革新的なテクノロジーや社会制度のあり方を分かりやすく解説。最先端の知見と未来へのヒントが詰まった、知識人やビジネスパーソン必携の一冊。

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