墨 発売日・バックナンバー

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2,462円
◆巻頭特集
ビジュアル墨場必携2 漢字かな交じり編 -多彩な詩文書の世界-

「墨場必携?漢字編」に続くシリーズ
第2弾、漢字かな交じり編。近年、大
規模公募展をはじめ社中展や個展でも
漢字かな交じり書作品の占める割合が
多くなってきた。それは時代が求めて
いる書の姿だから、ということもでき
よう。日本の詩文書を書く場合、多く
の人が読める。だから何を書くかが作
品の成否を左右する鍵となるのだ。墨
場必携と題した本特集では、題材の見
つけ方、作品づくりのヒント、あるい
は自分の言葉の紡ぎ方などを多くの実
墨第173号 ビジュアル墨場必携2 漢字かな交じり編
作例によって示してみた。いま詩文書を書くことの意味とは何だろう─。そんなことを自分に問いかけ、考えてみるきっかけとなれば幸いである。



●鑑賞
「漢字かな交じり書」表現の粋(すい)
文字と書のコラボレーション 古谷蒼韻・加藤湘堂
自在の詩境に遊ぶ 中野北溟・甫田鵄川・田島方外

●総論
いま詩文書を書くということ 文/荒井 魏

●鑑賞2
気鋭の書家による作品選
池田桂鳳/石飛博光/大平匡昭/金子卓義
杭迫柏樹/後藤竹清/斎藤香坡/種村山童
辻元大雲/森本龍石/米本一幸

●インタビュー
自分の言葉を書く
自作詩のテーマは「人生の応援歌」 黒田玄夏

●レッスン
創作の秘訣 指南=石飛博光

●レポート
「漢字かな交じり書」各書道団体の取り組み
インタビュー&アンケート

●鑑賞3
色紙に書こう 人生の応援歌

●特別企画
インタビュー 言葉を紡ぎ出す人・坂村真民
坂村真民を書く
劉 蒼居/樽本樹邨/西野象山/北野攝山

●クローズアップ
自作自演の醍醐味 船本芳雲

●提言
身近なルール「著作権」を考える

●コラム
詩文書の墨場必携 編集事情 文/宇山栖霞

●資料
実用墨場必携

●追悼
種谷扇舟の絶筆に見る「最期に書く言葉」

●企画
技あり 雅号つけ方指南
総論・つけ方講座 文/北川博邦
筆名ノススメ 文/佐川 章

●連載
・新「現代の書」の検証(8) 津金寉仙 文/田宮文平
・日本の書文化(31) 「なぜ中国禅は日本化したか」 文/松岡正剛
・ホープ登場(2) 吉川美恵子

●コラム
 ギャラリー「鄭道昭・集字対聯」
 常識と非常識の間で(25) 文/堀 久夫
 ギャラリー「王基碑―初拓本―」
 文字のいずまい(7) 文/臼田捷治

●スポット
 愛・地球博「たのしさ新発見!世界のSho 日本の書」開催予告2
 中国映画界の巨星 張鐵林書画展
 古干-Gu Gan-の世界

●中国レポート
 沙孟海旧居記念館 開幕式

●書論の広場
 中村不折―その歴史と書― 文/牛丸好一

●読者参加企画
 作品募集「坂村真民の詩を書く」
 雅号に関する質問・お悩み募集

●臨書募集結果発表
 「ひよこ」 審査=日比野光鳳

●プレビュー
●話題の展覧会
●話題の書道展より
●墨らんだむ


2,462円
◆巻頭特集
定本 日比野五鳳


日比野五鳳が没して今年で二十年。
ジャンルにとらわれることなく、自
らの?業?である書を追求し続けた
五鳳。年を経てもなお、人々の五鳳
書への想いは深く、?昭和の生んだ
天才?の称号は今後も色褪せること
はないだろう。徹底した鍛錬に裏打
ちされながら、決して型にはまるこ
とのなかった彼の書こそ、「二十一
世紀の新古典」と呼ぶにふさわしい。
幾多の名筆と同じように、我々を導
いてくれるはずである。



●鑑賞
五鳳が遺した“新古典”

●グラフ
五鳳の足跡を訪ねて ―天才を育んだ二つの土地

●総論
思索の書人 日比野五鳳 文/田宮文平

●座談会
日比野五鳳の書とは その素顔と魅力に迫る
西嶋慎一 日比野光鳳 池田桂鳳 土橋靖子

●エッセイ
精神結晶の書 文/池坊保子
日比野五鳳と京文化 文/筒井紘一
凛々しい詩情に感動 文/杭迫柏樹
「ひよこ」 文/吉川蕉仙

●書法解析
「ひよこ」 解説/岡田直樹
「大原女」 解説/吉川美恵子
「いろは歌」 解説/高木厚人
「赤とんぼ」 解説/福地桂玉

●書論
日比野五鳳と調和体の書 文/菅原教夫

●アンケート
気鋭のかな書家27人に聞く
「五鳳書のどこに惹かれますか?」

●インフォメーション
神戸町日比野五鳳記念美術館のご案内

●企画
「書」教育の今、未来への展望
・インタビュー
  片山善博/吉澤鐵之/梅原清山
・レポート
  新宿区立大久保小学校/東京学芸大学附属世田谷中学校
  愛媛県立三島高校/東京学芸大学

●新連載
・ホープ登場(1) 高木聖雨

●連載
・新「現代の書」の検証(7) 木村知石 文/田宮文平
・早わかり 中国書法史(最終回)「清」 監修/赤井清美
・灌頂暦名を科学検証する(最終回) 文/表 立雲
◆日本の書文化は、筆者都合により休載いたします。

●コラム
 常識と非常識の間で(24) 文/堀 久夫
 ギャラリー「王基碑―初拓本―」
 文字のいずまい(6) 文/臼田捷治

●スポット
 小林斗アン氏 文化勲章受章 
 大東文化大学博士課程設置へ
 愛・地球博「たのしさ新発見!世界のSho 日本の書」開催予告
 書の四季カレンダー発売中

●中国レポート
 呉昌碩生誕百六十周年記念祭 文/陳振濂
 缶廬山荘掲牌儀式 文/魚住卿山

●書論の広場
 現代かな作家に問う、大字かなの今後の行方 文/杉本恵理

●年賀
 2005新春名刺交換

●追悼
 竹田悦堂氏 戸田提山氏

●読者参加企画
 臨書募集「ひよこ」

●臨書募集結果発表
 初級者編・趙之謙/上級者編・呉昌碩
 講師=柳 濤雪

●プレビュー
●話題の展覧会
●話題の書道展より
●墨らんだむ





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巻頭特集
楽しくマスターする隷書

篆刻は、「天(篆)」を「刻」ること
だといった人がいる。優れた刻印の印
面には、人を惹きつけてやまない、底
知れぬ魔力があるともいう。本特集で
は印を愛用、または愛蔵する側にスポ
ットをあて、虜となった愛好者たちの
秘蔵品とともに、その力に触発されて、
自らの創造の手がかりを見つけた書家、
篆刻家らのエピソードも大公開。?方
寸の宇宙?に一度価値を見出した人は、
もう無関心でいられなくなるだろう。
「眼福の一冊」をここにお届けする。

墨第170号 隷書
●印癖人伝
富岡鉄斎 文/野中吟雪
会津八一 文/中野 遵
橋本関雪 文/水野 恵



●鑑賞1
一千顆の蒐集 ―市島春城コレクション―

●鑑賞2
書家の愛蔵・愛用印
宇野雪村 文/玉村霽山
手島右卿 文/高澤翠雲
川村驥山 文/川村龍洲
小坂奇石 文/江口大象
西川 寧 文/田中東竹

●コラム
相澤春洋先生刻印 文/北川博邦
殿村藍田の自用印 文/鈴木瑞之

●歴史
印癖の諸相 文/北川博邦

●書と印
現代書家8人 書作品に生かす印
恩地春洋/貞政少登/杭迫柏樹
江口大象/桑田三舟/米本一幸
吉田成堂/鈴木まつ子

●海外トピックス1
台湾の巨星 呉 平
杉雨先生と堪白先生 文/谷村雋堂
台湾交友録 文/原田歴鄭

●海外トピックス2
孤高の天才「印鈕」作家 廖徳良

●インタビュー
篆刻蒐集事情 遠藤 彊

●スポット
印材鑑賞と煎茶の世界 文/西嶋慎一

●インフォメーション
山田正平展 ―文人に愛された文人篆刻家―

●資料室
役に立つ 特集関連情報

●企画
酉年の年賀状
・酉年生まれの書家の年賀状2005
・干支印コレクション
・プリントゴッコjetを使って年賀状を作ろう
・集字帖
・酉年のもぐら庵

●連載
・新「現代の書」の検証(6) 森田竹華 文/田宮文平
・灌頂暦名を科学検証する(2) 文/表 立雲
・筆跡は語る(最終回)「烏丸光広の書」 文/魚住和晃
・早わかり 中国書法史(12)「明」 監修/赤井清美
◆日本の書文化は、筆者都合によりしばらく休載いたします。

●コラム
 文字のいずまい(5) 文/臼田捷治
 常識と非常識の間で(23) 文/堀 久夫
 ギャラリー「上林農官」漢セン
 
●スペシャルインタビュー
 日本芸術院賞・恩賜賞受賞記念
 新井光風

●スポット
 金子鴎亭 与 現代書法北京展
 東京国立博物館リニューアル

●書論の広場
 激変の最中にある中国篆刻界 文/晋 鴎

●読者参加企画
 《模刻講座》
 初級者編・趙之謙/上級者編・呉昌碩
 講師=柳 濤雪

●臨書募集結果発表
 曹全碑 講師=関 吾心

●プレビュー
●話題の展覧会
●話題の書道展より
●墨らんだむ
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巻頭特集
墨場必携 漢字編

天保七年、市河米庵によって刊行され
た『墨場必携』は、書を書くもののバ
イブルとして重宝され、多くの類書を
生み出しながら、今日に至るまで書作
のよき友でありつづけた。そして今日
「墨場必携」は、書作品のための素材
を提供するものすべてを指す大きな存
在となっている。本特集では、書家の
選ぶ漢字作品の題材についてスポット
を当て、作品へ繋げる題材の選び方・
草稿の過程を探りながら「墨」ならで
はのビジュアルな現代版・墨場必携を
提示する。特集の中核を成す、テーマ

墨第168号 墨場必携
別に分類された書き下ろし作品の数々は、一線で活躍中の実力書家十二名が、自ら言葉を選び、腕を奮ったもの。 まさに今考えうる最高の「墨場必携」である。言葉選びと漢字作品づくりの両面から、よき参考となることを確信している。



●メンバー紹介
揮毫者12人のプロフィール&アンケート

●鑑賞1
春・・・・・恩地春洋/津金孝邦
夏・・・・・成瀬映山/尾崎邑鵬
秋・・・・・上松一条/松下芝堂
冬・・・・・浅見錦龍/岡田契雪
風雅・・・劉 蒼居
訓戒・・・大野篁軒
慶事・・・野口白汀
惜別・・・杭迫柏樹

●鑑賞2
贈りたい色紙 24の作例

●創作への展開
一流書家の集字と草稿に学ぼう

●インタビュー
作品制作の背景1 成瀬映山
作品制作の背景2 劉 蒼居

●総論
墨場必携の歴史 文/北川博邦

●漢詩をたのしむ
時代別・漢詩の特徴 文/松原 朗
自詠漢詩の作りかた 文/窪寺貫道

●エッセイ
漢字ほど便利な文字はない 文/阿辻哲次

●トピックス
インターネット集字 赤井清美

●クローズアップ
墨場必携の編集事情 田中東竹

●資料室
必携!ブックガイド 文/伊藤文生

●企画
漢碑の気 瀧井孝作の書
文/阿川弘之、小木良一、小町谷新子

●連載
・新「現代の書」の検証(3) 赤羽雲庭 文/田宮文平
・日本の書文化(29)「書写という学習は何を意味するか」 文/松岡正剛
・筆跡は語る(15)「富岡鉄斎の書」 文/魚住和晃
・早わかり 中国書法史(9)「隋・唐」 監修/赤井清美
・シリーズ・書家の仕事 (15) 辻元大雲

●コラム
 ギャラリー「高貞碑-初拓整拓本-」
 常識と非常識の間で(20) 文/堀 久夫
 文字のいずまい(2) 文/臼田捷治

●スポット
 遺墨展 滄ガイの書
 國井誠海賞受賞者決定
 石川九楊氏 著書の刊行続く
 読売書法展二十周年記念「本格の輝き」書展

●書論の広場
 *都合により休載いたします。

●読者参加企画 特集連動企画
 夏をテーマにした作品を大募集!

●読者参加企画 臨書講座結果発表
 感謝の手紙紹介


●プレビュー
●話題の展覧会
●話題の書道展より
●墨らんだむ



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◆巻頭特集


今年は篆刻の殿堂である西レイ印社
の創立100周年に当たり、11月には
祝賀記念行事がとり行われます。西
レイ印社の歴史は近代篆刻の歴史と
も重なり、用を離れた篆刻が華やか
にその芸術性を発揮してゆく過程を
みることができます。本特集は、そ
の西レイ印社の歴史を俯瞰すること
から始まり、現在の日本の篆刻界や、
篆刻愛好家など、さまざまな立場で
の篆刻の楽しみ方へと広がってゆき
ます。歴史を背負いつつモダンであ
り、学問的な深みをもつ一方で気楽
に楽しむこともできる。だからこそ、
本格的に極めたい人も、趣味で始め
墨第164号
たい人も、それぞれの立場でそれぞれの楽しみ方を見つけることが出来るはず。篆刻の楽しみ方、自由自在です。


●鑑賞1
西レイ八家の集う扇面

●トピック
100周年を迎える篆刻の殿堂 西レイ印社
西レイ印社百年祭 文/陳振濂

●鑑賞2
西レイ印社早期社員 篆刻名品選 解説/松村一徳

●アンケート&鑑賞
次代を担う篆刻家たち
井谷五雲/稲村龍谷/大石ガン々
岡野楠亭/河野 隆/奈良衡斎
真鍋井蛙/綿引滔天

●鑑賞3
二世中村蘭臺の木印『老子語印』の世界
二世中村蘭臺の最高傑作『老子語印』 文/中村 淳

●追悼
追悼酒井子遠 心の線を求めた篆刻家
酒井子遠の篆刻芸術 文/田宮文平
縁無し印の周辺 文/岩浅写心

●インタビュー
安野光雅「篆刻に抽象絵画を見る」

●実践講座
蔵書印をつくろう 講師/岩切 誠

●コラム
碑帖に見る鑑蔵印 文/伊藤 滋
いろいろな蔵書印(日本編)

●エッセイ
「この星のかけらを」 文/原田宗典


特別企画
申年の年賀状

そろそろ年賀状のことが気になる季節がやってきました。来年の干支は「申(甲申)」。今や手書きの年賀状は希少価値の高いものとなってしまいましたが、あえて手書き・手作りにこだわりました。美しく、心楽しい年賀状の世界を存分に堪能していただきたいと思います。

●読者参加企画 臨書講座
Aコース/蔵書印
Bコース/年賀状


●連載
・日本の書文化 (27) 文/松岡正剛
・シリーズ・書家の仕事 (12) 藤岡都逕
・早わかり 中国書法史(6)
 「後漢・三国・西晋・五胡十六国」 監修/赤井清美
・筆跡は語る(12)「小川千甕の老境」 文/魚住和晃
・書が演出する空間(4) 内田 繁

●クローズアップ
 中国レポート
 上海博物館新収
 『祖本・宋拓淳化閣帖』について
 文/伊藤 滋


●コラム
●スポット
●書論の広場
●特別企画
●臨書講座結果発表
●プレビュー
●話題の展覧会
●話題の書道展より
●墨らんだむ




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◆巻頭特集


類い希な才能は悲運に磨かれ、
書の理想“気満”を具現させた。
書画篆刻に特異な世界を展開させた、
清朝の巨星・趙之謙。趙之謙は、包世
臣の説く「逆入平出」の筆法を完成さ
せ、書表現の理想とする「気満」を具
現させたと讃えられている。しかし、
彼の生涯はあまり幸福とは呼べないも
のであった。貧困、妻子との死別、官
吏登用試験の度重なる挫折……。失意
の中で彼は自らを非アンと号した。類
い希な才能は、悲運に磨かれ光を放っ
たのだろうか。五十六歳で亡くなった

墨第163号
趙之謙の墓は、かつて西湖の丁家山麓にあった。その芸術に心酔した日本の篆刻家
・河井セン廬は、墓に茂る“六月雪(リュウユエシュエ)”の一枝を手折り日本に
持ち帰った。その枝は根付き、趙之謙を慕う者に分けられ、巡り来る初夏の庭に
、今も小さな白い花をほころばせている。



●巻頭言
趙之謙の書画篆刻 小林斗アン

●鑑賞
趙之謙の書画世界
コラム・鑑賞の手引き1~4 田中東竹

●小説
趙之謙の青春 文/土屋昌明

●資料
決定版 趙之謙年譜 作成/鄒濤

●書論
趙之謙の系譜 文/澤田雅弘
我が国における趙書の受容 文/田中東竹

●エッセイ
私の知る趙之謙 文/叶 培貴

●篆刻
趙之謙の篆刻
生成-熟達のプロセス 小林斗アン

●クローズアップ
失われた名品 解説/谷村キ齋

●書論&実践
なりきり趙之謙講座 指導/高木聖雨

●読者参加企画 臨書講座
「趙之謙楷書・行草書」 講師/高木聖雨

●インタビュー
趙之謙礼賛1 講師/高木聖雨
趙之謙礼賛2 講師/赤井清美
趙之謙礼賛3 講師/樽本樹邨

●コラム
印の真贋問題について 文/和中簡堂
趙之謙の遺した珍品 文/清水松塢
今に伝える趙之謙の思い 企画/高木聖雨
アンケート・趙之謙は好きですか?

●資料室
ブックガイド他


●連載
・日本の書文化 (25)
 「文房四宝に『和』はあるか」 文/松岡正剛
・シリーズ・書家の仕事 (10) 石飛博光
・筆跡は語る(10)「榎本武揚」 文/魚住和晃
・早わかり 中国書法史(4)「東周」 監修/赤井清美
・書が演出する空間(3)「東周」 高山不二夫
 *「世界の中に放り出された書」は都合により休載させていただきます。

●クローズアップ
 特別寄稿
 矮小化された書の宇宙 文/比田井和子

 短期集中連載
 鄭道昭は書者ではなかった! 最終回
 北魏 光州・青州摩崖刻石書き癖の発見
 文/表 立雲

●コラム
●スポット
●書論の広場
●特別寄稿
●臨書講座結果発表
●プレビュー
●話題の展覧会
●話題の書道展より
●墨らんだむ

 
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巻頭特集

書史を貫く 文字の力


書の世界に吃立する書聖・王羲之と双
璧をなすもう一人の書聖・顔真卿。顔
真卿以後の書史は、その影響の浮き沈
みの中で展開してきたとも言えよう。
明朝体の骨子となり、現在も私たちの
活字文化に深く根ざす、楷書。抑揚の
効いたねばり強い線質の、行書体。形
容しがたいほどのエネルギーを放つ、
破体書。本特集では、各体の特長を迫
力ある原寸図版でご紹介するとともに
、顔法の新解釈や、顔真卿伝説の検証
墨第160号
など、新たな視点から、顔真卿に迫っていきたい。
 


●インタビュー
上中国の書のシンボル 顔真卿
 話/中華人民共和国駐日本国大使館 公使参事官 張愛平

●人物
顔真卿の素顔─その虚像と実像のはざまで─
 文/氣賀澤保規

●総論
中国書史における顔真卿 文/石田 肇

≪行草書編≫
【鑑賞】争坐位稿 解説/伊藤 滋
【書論】顔真卿の行草書について 文/角井 博
【臨書講座】争坐位稿 講師/石橋鯉城
【コラム】日本における顔書の流伝

≪楷書編≫
【鑑賞】顔勤礼碑 解説/伊藤 滋
【クローズアップ】顔真卿の現存する最初の楷書
 『郭虚己墓誌』について 文/井垣清明
【書論・新説】“先行鋒”で顔法の謎を解く 文/原田凍谷
【臨書講座】顔勤礼碑 講師/原田凍谷
【論考】現代のデジタルフォントと顔真卿の楷書 文/臼田捷治

≪破体書編≫
【鑑賞】裴将軍詩 解説/伊藤 滋
【書論】顔真卿の破体書法 文/綾部光洲
【コラム】破体書の波及

●コラム
顔真卿と三大家─三過折筆の完成について 文/魚住和晃

●資料室
さらに詳しい 顔真卿まるわかりデータ
 作成/清水幸絵・中村信宏・長沢 薫


●新連載
 早わかり 中国書法史  監修/赤井清美
 書が演出する空間(1)インテリアデザイナー 橋本夕紀夫

●連載
・世界のなかに放り出された書―日本近・現代書史点描(18)
  武士桑風 文/石川九楊
・日本の書文化 (23)
  「和漢任意に筆をもてなす」文/松岡正剛
・シリーズ・書家の仕事 (7) 横山煌平
・筆跡は語る(7)「樋口一葉の書」 文/魚住和晃

●コラム
 常識と非常識の間で(12) 文/堀 久夫
 ギャラリー

●スポット
 大平山濤氏文化功労者顕彰
 〈日中国交正常化30周年〉柳田泰雲生誕100年記念学書院選抜書法展
 日中青少年書道展
 2003書の四季カレンダー

●追悼
 宮本竹逕氏

●臨書講座結果発表
 王羲之・興福寺断碑 審査/吉澤鐵之

●話題の展覧会
・村田華穂・吉澤劉石2人展
・第24回欣石書展

●話題の書道展より
・第64回酔墨書展
・第36回墨彩会書展
・第28回創玄現代書展
・第24回翠心会書展
・第22回青潮書道会役員展
・第15回日玄書展/日玄十五人展
・第50回記念無心会書展

●新春企画
 新春名刺交換会

●墨らんだむ
視点 文/田宮文平
書道通信
エッセイ
読者の広場
ぶっく&ブック
漢字学ノート(新)
東京ふらふら散歩
展覧会アラカルト
読者プレゼント
1月・2月の展覧会
バックナンバー一覧
次号予告・編集後記

 
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◆巻頭特集


来る一年に思いを馳せつつしたためる
年賀状。日本人ならではのゆかしくも
楽しい習慣である。印刷ですませたり
メールで代用したりと、手書きの年賀
状が減少しつつある昨今だが、ここで
改めて手書きの年賀状にスポットを当
ててみたい。書家の年賀状って、どん
なものなのだろう。いつごろから書か
れるようになったのだろうか。もらっ
た人が嬉しくなるような年賀状がつく
りたいのだけれど・・。本特集では、
年賀状にさまざまな方向からアプロー
チを試みてみた。たった一葉の紙片の
なかにも、さまざまなドラマが潜んで
墨第159号
いる。そっと掌にのせて、人と人との関わりを思い、筆跡を味わい、思い出をたぐってみよう。そして、新しい年に希望を抱きたい。


●グラビア/年賀状の小宇宙
上田桑鳩の年賀状(貼り交ぜ屏風)
青山杉雨の年賀状
桑田笹舟の年賀状
金子鴎亭の年賀状

●鑑賞
近代の書家の年賀状 昭和の書家の年賀状
文人の年賀状
未年生まれの書家による2003年賀状exhibition
岡田研山/尾崎蒼石/金子卓義/大楽華雪/谷口東峰/皷芳石/
中林蕗風/野口白汀/水谷苔徑/吉田成堂

●論考
年賀状の歴史 年賀の手紙をたどる 文/増田 孝

●講座 年賀状書き方講座
漢字編 指導/幕田魁心
かな編 指導/斉藤紫香
漢字かな交じり編 指導/北野攝山
ハガキの料紙風加工 指導/高城竹苞
ハガキ作り方講座 手づくり編 パソコン編

●エッセイ
毛筆賀状を手にする喜び 文/井尻千男
百年前の年賀状 文/海野 弘
年賀状のなかの時間 文/崎南海子
田中小実昌さんの年賀状 文/坪内祐三

●資料室
年賀状の常識・非常識 文/渡部大語
「羊」集字帖

●情報
年賀状グッズ紹介

●篆刻鑑賞
二〇〇三年の干支印 誌上発表
失敗しないための 印の捺し方ミニ講座 指導/大門憲一
羊の肖生印集

特別企画
生誕130年 現代書の父
比田井天来

生誕130年を迎えた現代書の父・比田井天来。師風伝承の手本主義を一貫して否定し、生涯をかけて新たな世界を拓いていった。中央書壇から独り離れて、旅先での熱い交流を求め続け、さまざまな文化人と語らいながら、自らの使命を果たそうと懸命に生きた。ここでもう一度、天来が遺していったものを考えてみたい。

●連載
・世界のなかに放り出された書―日本近・現代書史点描(17)
  日比野五鳳 文/石川九楊
・日本の書文化 (22)
  「和漢朗詠集という風変わりな実験」 文/松岡正剛
・書論の広場(24)
  前衛書(墨象)的なもの小考―形式論への一歩― 文/東條元昭
・シリーズ・書家の仕事 (6) 田中節山
・筆跡は語る(6)「田中正造の書」 文/魚住和晃

●臨書講座結果発表
 礼器碑 審査/高木聖雨

●読者参加企画 臨書講座
 王羲之・興福寺断碑 講師/吉澤鐵之

●コラム
 常識と非常識の間で(11) 文/堀 久夫
 ギャラリー

●特別寄稿
 碑法帖存疑―魏晋唐小楷法帖考― 文/伊藤 滋

●スポット
 西川寧篆刻展/書の名筆展/第三回日中蘭亭書法交流展/
 デジタル・アーカイブ The KUKAI デモ版完成!/日韓の書交流活発化

●追悼
 伏見冲敬氏逝去

●話題の展覧会
・大石隆子遺墨展
・柳澤秀竹作品展
・北野攝山個展
・鈴木秀麗個展
・第19回読売書法展
・動書誌上展
・第19回産経国際書展
・第20回古典臨書展

●話題の書道展より
・第24回日本書展
・第52回玉信書展
・第42回現日書展
・第40回水穂書展
・第4回全日本書展
・第37回官公書展
・2002長興書展
・第46回凌雲書展
・第19回日本綜合書作院展
・第20回新和様書作展

●墨らんだむ
視点 文/田宮文平
書道通信
エッセイ
読者の広場
ぶっく&ブック
蘇州だより
東京ふらふら散歩
展覧会ルポ
展覧会アラカルト
読者プレゼント
11月・12月の展覧会
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次号予告・編集後記

 

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墨の内容

  • 出版社:芸術新聞社
  • 発行間隔:隔月刊
  • 発売日:奇数月1日
書道雑誌『墨』がリニューアル新装刊!幅広い知識と実用性を網羅した、濃密な誌面
『墨』は195号より、「もっと見やすく、もっと楽しく」をモットーに、これまでより少しコンパクトなA4変型サイズに移行いたしました。内容も一新し、新連載、新企画が続々と始まりました。これまでの読者のみなさま、また、書をこれから学びはじめる方も楽しんでいただける誌面をお届けします。

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195号 (2008年11月01日発売)
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