墨 発売日・バックナンバー

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◆巻頭特集


かなを学ぶ人にとって、古筆の臨書は
基礎学習の総てと言ってもよいものだ
。しかし古筆とひとくくりに言っても
その書風はさまざまで、基礎を学ぶの
に適する端正な書風もあれば、そのま
ま創作に応用できそうな個性的な書風
もある。後者の中でも香紙切・針切・
小島切のような細身で流動感のあるか
なは、幅広い作品展開の可能性を秘め
ており、近年特に人気が高い。自由奔
放に螺旋を描きながら下りくる一条の
かなの線は、行となり、呼応しあい、
空間を明るく優雅な世界へと創り上げ
墨第158号
てゆく。その自由でスピード感ある筆致は、まさに現代とクロスするかのようだ。本特集では、これらの魅力を探りつつ、作品づくりへのステップアップを試みる。新傾向の古筆を知り、味わい、自分の中で新しく再生する一連の取り組みによって、あなたの作品はさらに魅力を増すだろう。



●インタビュー
「香紙切・針切・小島切」の魅力を語る
 榎倉香邨 桑田三舟

●巻頭グラビア
香紙切・針切・小島切・紙撚切・敦忠集・重之集
 解説/高城竹苞
総論 三古筆を学ぶ
 文/高城竹苞

●総論
「古筆書学」の進化 文/田宮文平

●レッスン
香紙切の「好きなところ」を見つけ、自分のものにしよう
 講師/原奈緒美
針切の多彩で息の長い線をマスターしよう
 講師/畑林畊陽
小島切の自由奔放な連綿線の技法をマスターしよう
 講師/岡田直樹

●コラム・かなのある風景
空間演出 作品/石谷真理・稲尾信吾
小物デザイン 作品/斉藤紫香

●競作
香紙切 稲田静子・吉川美恵子・下谷洋子
針切  勝瀬景流・吉田久実子・岩井秀樹
小島切 寺岡棠舟・由比浜嶺花・竹田華堂

●資料室
作品制作に役立つ歴史的かな遣い 解説/永由徳夫


第2特集 シリーズ人と書を味わう
熊谷守一

精悍なあごひげをたくわえパイプをくゆらし、絵筆を握る。そんな姿から画壇の仙人と呼ばれた熊谷守一。「銭もいらぬ、名誉もいらぬ」しかし、生きることだけには貪欲だった。その洋画家の手から放たれた墨の雫は、書の基準をはるかに超越し、人生そのものの潔白な姿を映しだしている。巧拙の評価をしばし忘れ、達観した飄逸の世界に潤いを求めよう。


●連載
・世界のなかに放り出された書―日本近・現代書史点描(16)
  青山杉雨 文/石川九楊
・日本の書文化 (21)
  「道風に吹かれて日本流が立ち上がる」 文/松岡正剛
・漢字の起源をめぐって(最終回) 文/阿辻哲次
・書論の広場(23)
  散逸歌集「麗花集」を求めて―「香紙切」「八幡切」の価値― 文/松本文子
・シリーズ・書家の仕事 (5) 田村空谷
・筆跡は語る(5)「三木露風の書」 文/魚住和晃
・すみ人彩々(9) 二宮さよ子さん(女優)
・ヘボでも上達筆遣い指南 「連綿にトライ」最終回(全3回) 指導/赤井清美

●臨書講座結果発表
・Aコース 孟法師碑 審査/樽本樹邨
・Bコース 雁塔聖教序 審査/大井錦亭
・Cコース 枯樹賦 審査/野口白汀

●読者参加企画 臨書講座
 礼器碑 講師/高木聖雨

●話題の展覧会
・日本の三筆を書く─柴山抱海書展
・綾部光洲書作展
・豊口和士個展
・第54回毎日書道展
・日中書道家作品交流展

●話題の書道展より
・創立60周年記念 第47回全国神融会書展
・第11回日本象書会展
・第26回書道笹波会展
・第42回墨滴会全国書展
・第63回国際文化交流大日本書芸院展
・第37回公募瑞雲展
・役員による六友選抜展
・第16回玄燿展
・第24回寒玉三十人展
・第16回玄心書道展展
・第11回新和様書作家協会選抜展
・第33回千紫会万紅展

●スポット
・台湾にて 江兆申書画芸術展・記念国際学術研究会開催 レポート/原田歴鄭
・「今昔文字変化」展開催

●墨らんだむ
視点 文/田宮文平
書道通信
エッセイ
読者の広場
ぶっく&ブック
蘇州だより
東京ふらふら散歩
展覧会ルポ
展覧会アラカルト
読者プレゼント
9月・10月の展覧会
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◆巻頭特集
命をもった文字たち


太古の昔、中国でのお話。黄帝の史官
に蒼頡という人物がおり、ある日、鳥
の足跡に天啓を得て文字を作ったとい
う。その偉大な発明者の顔には、知性
の象徴たる四つの目。人々は憧れと畏
敬の念を込めて、文字の創始者を語り
伝えてきたのだ。この特集は、そんな
伝説に思いを巡らすことから始めたい
。神があり、言葉があった。そこに文
字が生まれ、魂が宿る。物事の始まる
時の、とてつもないエネルギー。原初
のもつ宿命的な強さが、21世紀の浅薄
な我々を魅了してやまない。それは、
墨第156号
本物の文字の力。言葉の力、書の力を取り戻したいという願い。時間を遡上し、太古の心に耳を澄ましてみよう。刻線をたどり筆で形を追ううちに、文字誕生の息吹が聞こえてくる。命をもった文字たちの、時空を超えたメッセージが……。
 


●巻頭グラビア
殷・甲骨片
西周前期・大盂鼎
春秋後期・秦公ハク   解説/伊藤 滋

●ガイダンス
「甲骨文字」「金文」ってどんな文字? 文/田宮文平

●論考
漢字の源流―刻符と陶文 文/鶴田一雄

●特別企画
「白川静先生にお伺いいたします―石川九楊」
 質問/石川九楊  回答/白川 静

●検証・甲骨文字の刻法
古代の人は、どのように文字を刻んだのか?
 講師/石野黎峰

●甲骨学研究最新事情
王宇信氏講演レポート 文/成家徹郎

●コラム
甲骨文“雑感” 文/味墨山房主

●作品制作の現場
加藤光峰の作品世界 古代文字との語らい

●エッセイ
粘土に書かれた文字 文/小林登志子
象形文字の魅力 文/吉村作治
現在に生きる象形文字・東巴文字 文/浅葉克己
父・白川静の世界をのぞく 文/津崎 史

●書論/古代文字に魅せられた書人たち
【中国編】清代後期の古代文字を素材とした
 書作品について 文/中村伸夫
【日本編】「古代文字の書」の美学 文/田宮文平

●アンケート120人に聞きました!
どちらが好きですか? 
甲骨文字作品 vs 近代詩文書 作品/金子卓義

●ハンドメイド
古代文字で楽しもう

●資料室
字典の使い方
今見られる古代文字の展覧会


第2特集/シリーズ人と書を味わう
岡本かの子

歌人、小説家、そして仏教研究家としても活躍した岡本かの子。華やかな恋愛と波瀾に満ちた生涯において、かの子は早くから文学に身を投じ、文学に身を殉じた。奔放にして率直、エネルギッシュな創作活動から生み出された絢爛豪華な作品は、かの子の生命そのものであり、多くの人びとに愛され読み継がれながら、いまなお魅惑的な芳香を放っている。前衛芸術家・岡本太郎の母であり、天才を生み育てた天才であった。その強烈な個性は文学のみならず、書字にもあふれ出ている。気魄のこもった「書」がみせる独特の表情と息遣いにふれるとき、伝説に彩られたかの子の素顔が垣間見えてくる。


●連載
・世界のなかに放り出された書―日本近・現代書史点描(14)
  殿村藍田 文/石川九楊
・日本の書文化 (19)
  「和様なるものの出立の前に」 文/松岡正剛
・漢字の起源をめぐって (7) 文/阿辻哲次
・シリーズ・書家の仕事 (3) 金子卓義
・筆跡は語る(3)「勝海舟の書」 文/魚住和晃
・書論の広場(21)
  「《藝友齋存名家印匯》随感」 文/孫 慰祖
・すみ人彩々(7) 新藤栄作さん(俳優、劇団無現主宰)
・ヘボでも上達筆遣い指南 「連綿にトライ」第1回(全3回) 指導/赤井清美

●読者参加企画
 「甲骨文・金文」 講師/加藤光峰

●臨書講座結果発表

●プレビュー
・古川悟遺作展、盧樂群書法展、新谷鴻軒書色展
・日韓文化交流特別展 韓国の名宝

●話題の展覧会
・金子卓義この一年
・中道春陽作品展
・第6回塩練心泉個展「心を開く書」
・公募 東京書作展
・第35回記念 玄潮会書展

●話題の書道展より
・第55回記念書道芸術院展
・第30回公募書道一元會展
・第8回東京水穂会書展
・第30回記念國際書道連盟展
・第3回東京書游選抜展
・第24回青潮書道会全国展
・第49回朝聞書展
・第64回謙慎書道会展
・第51回奎星展
・第15回不二現代書展
・第38回創玄展
・第48回栴檀社書展

●スポット
・第五回國井誠海書奨励基金受賞者四名決定
・「清朝最後の巨匠呉昌碩展/沙孟海・青山杉雨展」開催

●中国レポート
・翁方綱校孔子廟堂碑記 文/伊藤 滋

●教育レポート
・「鍛錬と和」高等学校書道部30年間の実践記録 文/幕田魁心

●墨らんだむ
視点 文/田宮文平
書道通信
エッセイ
読者の広場
ぶっく&ブック
蘇州だより
東京ふらふら散歩
展覧会ルポ
展覧会アラカルト
読者プレゼント
5月・6月の展覧会
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◆巻頭特集

書のルネサンス


中国書史は、書体の変遷を追う書体史と、
王羲之以降、その書きぶりの変化を追う書
法史とに区別することができる。書聖・王
羲之が書きぶりの規範を示したのが東晋時
代。その規範を自らのものとするための充
分な時間を経て、宋代、清らかな土壌から
個性際だつ書が次々と芽吹いた。書道史に
おけるルネサンスである。「宋人の書は意
を取る」とは明の董其昌の有名な言葉だが
、まさに人間の顔をした書の誕生であった
墨第154号
。個性的な書表現とは何か―そんな思いを巡らしながら、書の名手たちの作品世界に入っていこう。
 



●ガイダンス
三大家登場の時代背景 文/加藤堆繋

●グラビア構成
黄庭堅・松風閣詩巻
蘇軾・黄州寒食詩巻
蘇軾・李太白仙詩巻
蘇軾・帰去来辞
黄庭堅・黄州寒食詩巻跋
黄庭堅・李太白憶旧遊詩巻
黄庭堅・伏波神祠詩巻
米フツ・蜀素帖
米フツ・元日帖
米フツ・張季明帖
米フツ・虹県詩巻より(一字拡大)

●書論
宋の三大家をめぐって 文/石田 肇

●インタビュー
宋代の書をどう学ぶべきか 甫田鵄川

●実践講座1
宋代書から作品を創る 講師/有岡シュン崖

●実践講座2
実力作家倣書競作
石川芳雲・岩田明倫・原田凍谷

●エッセイ
東坡スピリットと東坡現象 文/内山精也
黄庭堅の人と書 文/直井 誠
米フツは私の書のガイド人 文/平野和彦

●資料室
カラー掲載作品紹介・基本文献・三大家年表

●コラム
三大家が日本へ与えた影響/小説になった米フツの書
現代に生きる米フツの書


第2特集/シリーズ人と書を味わう
池 大雅

書に長け、画才に恵まれ、学問にも秀でた文人画家、池大雅。類稀なる才を携え江戸中期に登場した彼は、美に対する真摯な探求と自由闊達な精神でもって書画一体の境地を実現した。幼少の頃から異彩を放った書作、自然を雄大に描いた山水画、風趣あふれる水墨の小品、そして絵と文字が語り合うような画賛の妙。そんな至高の書画芸術が、時間に追われた現代人を悠揚迫らざる世界へといざなってくれる。書と画の分け隔てなく、気韻生動する造形に心をあそばせてみよう。珠玉の線と墨色は二百年あまりの時を経て、ますます輝きを増していく……。


●新連載
・シリーズ・書家の仕事(1) 劉 蒼居
・筆跡は語る(1)「大石内蔵助の書状」 文/魚住和晃

●連載
・世界のなかに放り出された書―日本近・現代書史点描(12)
  津金寉仙 文/石川九楊
・日本の書文化 (17)
  「声と字と書の即時出現」文/松岡正剛
・漢字の起源をめぐって (5) 文/阿辻哲次
・書論の広場(19)
  「近代日本における「漢字」表現の隆盛考」 文/松宮貴之
・すみ人彩々 佐藤正忠さん (「経済界」主幹)
・初心者必見!!ヘボでも上達 筆遣い指南
 スイスイ波磔教室2 指導/赤井清美

●読者参加企画
 臨書講座 「升色紙」 審査/清水透石
 「真草千字文」結果発表 審査/松嶋楠城

●コラム
 常識と非常識の間で(6) 文/堀 久夫
 ギャラリー
 筆とメッセージ(7) 文/岡本光平

●新春企画
 午年生まれの方々によるお年賀の色紙
 新春名刺交換

●スポット
 成瀬映山氏文化功労者顕彰
 時を超えて語るもの─史料と美術の名宝─開催中
 日本書道教育学会 千字文大会開催

●韓国レポート
 韓国・ビエンナーレ報告 文/田宮文平

●中国レポート
 山東省「魯硯石」探訪の旅・後編
 監修/日中旅游学会会長 山本濤石

●プレビュー
 第33回亀甲會展、赤平泰処書展、山口方圓展、第22回 魁心書法院展

●追悼
 金子鴎亭氏

●話題の展覧会
・小野桂華・玲華二人展
・第23回欣石書展 併催 鈴木天城遺墨展

●話題の書道展より
 第63回酔墨書展/第35回墨彩会展/書道芸術院秋季展
 第27回創玄現代書展/第23回翠心会展
 第21回青潮書道会役員展/第10回太源書道会展
 第49回無心会展

●墨らんだむ
視点 文/田宮文平
書道通信
エッセイ
読者の広場
ぶっく&ブック
蘇州だより
悩み相談室
展覧会ルポ
展覧会アラカルト
新春読者プレゼント
1月・2月の展覧会
バックナンバー一覧
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◆巻頭特集

現代のかな表現2


風の匂いに季節の移ろいを感じ取り、四季折々の風情を楽しむのは、万葉の時代から受け継がれてきた、日本人ならではの感性です。その感性の昇華ともいうべき短歌や俳句を題材にするかな表現は、季節感と特に結びつきの深い世界だといえましょう。何を書くのか、何を表現するのかを四季をテーマに、もう一度考えてみましょう。これか


墨第153号
らのかな書道のありかたも含め、技法だけではない「かな」のゆたかな楽しみ方を探してみませんか。
 


●グラビア構成1
四季とかな

●エッセイ
茶掛の四季文 文/千 宗室

●鑑賞講座
茶掛のかな古筆の見方 文/石川九楊

●鑑賞・インタビュー
かな作家競作/かなと四季を語る
春―榎倉香邨 夏―高木聖鶴 
秋―小山やす子 冬―日比野光鳳

●資料1
プロに聞く季節に合わせた和歌の表装
半田九清堂

●鑑賞
線の中にある四季 殿村藍田―かなの世界
竹田悦堂

●資料2
かなの料紙 古筆学習用具講座

●実践講座1
四季折々の花の歌や句を書いてみよう
講師/村上翠亭

●実践講座2
俳句講座 自分のことばを書くために 講師/磯 直道
四季折々―俳句と短歌の墨場必携


第2特集/シリーズ人と書を味わう
平櫛田中

近代彫刻界の巨匠、平櫛田中(ひらぐしでんちゅう)は明治、大正、昭和の長きにわたって活躍し、不滅の名作を遺して百七歳の生涯をまっとうした。鋭い観察眼と飽くなき探求心、不屈の精神が刻み出した彫刻からは、背筋が伸びるような清らかな感銘を与えられる。書は六十代のころからはじめ、後年その書風は、彼の孤高の創作魂を映し出す鏡のように強くたくましく深化していった。ノミで木を刻むがごとく、筆が紙背を貫く田中の書作を味わいながら、その人物像に触れたい。


●連載
・世界のなかに放り出された書―日本近・現代書史点描(11)
  西川 寧 文/石川九楊
・日本の書文化 (16)
  「言霊から書が降り落とされる」 文/松岡正剛
・漢字の起源をめぐって (4) 文/阿辻哲次
・書論の広場(18)
  王鐸篆書考 文/山元宣宏
・シリーズ・巨匠の書室(最終回) 国井誠海
・遊ぶ・楽しむハンドメイド(最終回)
  拡大版 午年の年賀状
・すみ人彩々 31代式守伊之助さん(財団法人日本相撲協会)
・初心者必見!!ヘボでも上達 筆遣い指南
 スイスイ波磔教室1 指導/赤井清美

●読者参加企画
 臨書講座「智永・真草千字文」 講師/松嶋楠城
 「木簡・竹簡・帛書」結果発表 審査/柳 碧蘚

●コラム
 常識と非常識の間で(5) 文/堀 久夫
 ギャラリー
 筆とメッセージ(6) 文/岡本光平

●スポット
 生誕100年記念日比野五鳳展 五万人を魅了して終了
 2001韓国世界書芸全北ビエンナーレ
 石川九楊『日本書史』刊行記念講演会開催 書評/萱のり子
 
●中国レポート
 山東省「魯硯石」探訪の旅・前編
 監修/日中旅游学会会長 山本濤石

●プレビュー
 野口白汀の字

●古美術散歩
 ようこそ古美術の世界へ― 大阪・岡田集雅堂

●話題の展覧会
・今井凌雪書法展
・後藤西香屏風書作展
・光をたずねて柴山抱海展
・喜寿記念 岩田文堂近作展
・第18回読売書道展
・第18回産経国際書展
・第23回動書〈墨〉誌上展
・第19回古典臨書展

●話題の書道展より
 第51回玉信書展/第36回官公書展/第6回醉墨展
 第39回水穂書展/第45回記念凌雲書展
 2001長興書展人に愛/第18回全国公募日本綜合書作院展
 第19回新和様書作展/2001年白耀会書展

●墨らんだむ
視点 文/田宮文平
論壇 文/大島盾臣
書道通信
読者の広場「漢字かな交じり書」発表/読者投稿
中国留学記
悩み相談室
ぶっく&ブック
展覧会ルポ
展覧会プレビュー
読者プレゼント
11月・12月の展覧会
バックナンバー一覧
次号予告・編集後記

 
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◆巻頭特集
創刊25周年記念


戦後数十年を経て、社会全般にわたって閉塞感が
漂うなか、20世紀の幕は下ろされた。期待ととも
に幕を開けた21世紀に、「書」の世界はどのよう
な展開を見せるのだろうか。書くことの失われつ
つある今こそ、私たちは本音で語り合いたい。21
世紀の「書」について・・・・・・。



●グラビア構成
2001年─「書」の風景

●インタビュー
オピニオンリーダーに聞く21世紀の書
新井光風/金子卓義

●総論
21世紀世代の書の展望  文/田宮文平

●提言
21世紀書は生れ変わる!  文/石川九楊

●エッセイ
書ッ、書ッ、書々字  文/藤本義一

●作品構成125人の現在
赤平泰処/有岡シュン崖/伊場英白/岩井秀樹
牛窪梧十/岡本光平/角元正燦/喜代吉テツ牛
菅谷有槻子/添田耕心/高木厚人/高木聖雨
高橋蒼石/土橋靖子/土井汲泉/仲川恭司
中村伸夫/永守蒼穹/原田凍谷/星 弘道
松川昌弘/柳 碧蘚/柳田泰山/遠藤 彊
河野 隆

●作品構成2
アジアの息吹
韓国/崔惇相・孫仁植・郭魯鳳
中国/蒋進 台湾/薛平南

●コラム
21世紀の書文化人からの視点
 原 子朗・浅葉克己・日比野克彦
進化する筆記具筆ペン

●考察
21世紀の書写書道教育を語る
 長野秀章・大庭淳子・齋木久美・荒井一浩
東京学芸大学/大東文化大学

●IT時代の「書」を考える
インターネットは 書を変えることができるか
魅力あるホームページを作るために 文/福田祥洲



特別企画創刊号から25年-
墨の表紙すべて見せます

おかげさまで「墨」も今号で25周年を迎えることができました。
これまでの軌跡を辿り、表紙のみですが創刊からの150冊を一挙ご紹介します!


●連載
・世界のなかに放り出された書―日本近・現代書史点描(9)
  川村驥山 文/石川九楊
・日本の書文化 (14)
  「紀貫之の用意周到」 文/松岡正剛
・漢字の起源をめぐって (2) 文/阿辻哲次
・シリーズ・巨匠の書室(14) 津金孝邦
・遊ぶ・楽しむハンドメイド(14) 手作りフレーム
  夏の応用編 ~透明なフレームで作品を飾る~
・すみ人彩々 藤波辰爾さん(新日本プロレス社長)
・初心者必見!!ヘボでも上達 筆遣い指南(2)
  指導/赤井清美

●読者参加企画
 臨書講座 行書「空海・風信帖」 講師/綾部光洲
 「雁塔聖教序」結果発表 審査/石飛博光

●コラム
 常識と非常識の間で(3) 文/堀 久夫
 ギャラリー
 筆とメッセージ(4) 文/岡本光平

●スポット
 「杉岡華邨氏文化勲章受賞祝賀会」盛大に開催
 張裕 陵園が完成 文/魚住卿山
 密教21フォーラムカリグラファー空海
 
●中国レポート
 香港中文大学芸術系・文物館合弁
 「中国碑帖・書法国際研討会」開催される 文/伊藤滋

●プレビュー
 日比野五鳳展
 石飛博光展

●古美術散歩
 ようこそ古美術の世界へ― 大阪・中井竹峰堂

●話題の展覧会
・桑原翠邦遺業展
・菊池翠汀書作展
・新谷鴻軒書作展
・2001日本書芸院展
・殿村藍田追悼展
・(財)驥山館開館40周年記念
・「驥山・奇石・雲庭」展開催中

●話題の書道展より
 第25回抱山社書展/第25回日藝書展
 第32回臨池会書展/第23回翠心三十八人展
 第25回記念由源展/現代の俳句と書の世界

●墨らんだむ
視点 文/田宮文平
論壇 文/源川彦峰
書道通信
読者の広場
中国留学記
悩み相談室
ぶっく&ブック
展覧会ルポ
展覧会プレビュー
読者プレゼント
7月・8月の展覧会
バックナンバー一覧
次号予告・編集後記

 
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◆巻頭特集

日本・中国・台湾・韓国の書道めぐり

名筆と言われるものには歴史の波をかいく
ぐってきた強さがあり、美しさがあります
。それは、心を揺り動かしたり、落ち着か
せたり、なにがしかの感動を与えてくれる
ものです。そんな名筆・名品が集う主な美
術館を、その収蔵品とともに紹介しましょ
墨第149号
う。心の安らぎを得るために、作品づくりのヒントを得るために、あるいは旅
行の思い出に、日本・中国・台湾・韓国各地の美術館に出かけてみませんか?
 



●グラビア構成
新しい世界への誘い

●日本書道史をたどる
東京国立博物館
インタビュー 書跡鑑賞はじめの一歩 話/島谷弘幸
陽明文庫
成田山書道美術館
京都国立博物館/奈良国立博物館
センチュリー・ミュージーアム
五島美術館
畠山記念館
全国の個人コレクション美術館

●中国の名品めぐり
藤井斉成会有鄰館
澄懐堂美術館
中国関連収蔵物の充実した美術館
韓国で書を見る
中国で書を見る/故宮博物院(北京)
西安碑林博物館・古陶文明博物館  文/伊藤 滋
台湾で書を見る/故宮博物院(台北)
台湾の美術館  解説/原田歴鄭

●個人美術館めぐり
熊谷守一美術館
芸術家の美術館
書家の美術館
これから訪れたい新しい美術館

●コラム
国宝・重文ってなに?
手紙は語る―歴史のひとこま「尊円親王筆 書状」より
古代人が記した文字

●書道マップ
全国高野切・三色紙マップ
中国美術館マップ


第2特集 シリーズ・人と書を味わう
會津八一

文字は明瞭を尊ぶ
書家・歌人・美術学者として、それぞれの分野で独自の境地を開き、多くの業績を遺した會津八一。「文字は、自分の考えを人に知らせるためのもの。上手下手ということよりも、お互いの意志を伝えることが大切である。」と主張し、実践した。その作品は、読める書の可能性と限界とを同時にあらわしているようにも感じ取れる―。

●評伝
會津八一の人と書  文/近藤悠子
●鑑賞
明瞭なる書
●作品論
独自の書  文/東地滄ガイ
八一の審美眼  文/大溪洗耳
●クローズアップ
八一の書論
●資料室
會津八一の足跡


●新連載
 書の常識と非常識の間で  文/堀 久夫

●連載
・世界のなかに放り出された書―日本近・現代書史点描(7)
  平仮名の六朝書─尾上柴舟「暮れなむと…」 文/石川九楊
・日本の書文化 (12)
  「この国にひそむ南北の中国」 文/松岡正剛
・シリーズ・巨匠の書室(12) 石橋鯉城
・遊ぶ・楽しむハンドメイド 手作りフレームで作品を飾る
・書論の広場(14)
  冷泉家時雨亭文庫蔵『三位中将公衡卿詠』の特異な書写形式
  文/家入博徳
・第2回筆とメッセージ
  隷書は刷毛で書かれた!? 文/岡本光平

●読者参加企画
 臨書講座 草書「王羲之・十七帖」 講師/星 弘道
 「関戸本古今集」結果発表  審査/東山一郎

●コラム
ギャラリー

●スポット
画家たちによる書―七峻会展
洛陽存古閣旧蔵石の拓本展
ビデオ「書と漢字の歴史」監修 阿辻哲次インタビュー
没後百年記念―福沢諭吉展
石橋博光氏講師のおしゃれハガキ講座開催

●中国レポート
山東省曲阜「漢魏碑刻陳列館」 文/藤波艸心

●プレビュー
桑原翠邦偉業展

●話題の展覧会
・安藤搨石遺作展
・洞田和園書作展
・創立20周年記念選抜香瓔展
・山根溪石遺作展
・松本淳子展
・角 紅苑書作展
・鷹羽狩行展
・現代書道二十人展
・関西の書家百人展
・第16回毎日現代書関西代表作家展

●話題の書道展より
第23回一東書道会全国書道展/第24回官公書連役員展
第29回鷄聲展/第44回正筆展
第32回正筆会菁華書作展/第13回飛エン展
第50回書道学会展/第36回群象書人展
平成13年瑞雲春秋書展/第1回臨池会新春展
第3回笹波一〇〇人展

●墨らんだむ
視点 文/田宮文平
論壇 文/大島楯臣
書道通信
読者の広場
中国留学記
読者プレゼント
ぶっく&ブック
悩み相談室
展覧会ルポ
展覧会プレビュー
3月・4月の展覧会
バックナンバー一覧
次号予告・編集後記

 
2,462円
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◆巻頭特集
平成のかな表現"

日本文化の粋ともいえる優美なかな文字。
古筆を前にするとき、私たちの心に王朝貴
族の典雅な美意識がよみがえってくる。叙
情をたたえ流れる線条は、時を超えて日本
人の根底に受け継がれてきたものを教えて
くれる。かな書を志す者は、過去から受け
継いできたものを現代にどう生かし、どう
発展させていけばよいのだろうか。現代に
おけるかな表現の可能性を探ってみたい。
墨第147号
 



●グラビア構成1
現代かな表現のルーツ
関戸本古今集切/本阿弥切/寸松庵色紙/香紙切/針切

●グラビア構成2
古筆からの作品展開
高木聖鶴/榎倉香邨/日比野光鳳/桑田三舟
黒野清宇/小山やす子/黒田賢一

●総論
「現代のかな」と21世紀への書への展望  文/田宮文平

●作品選
現代かな書道年表
尾上柴舟/鈴木翠軒/安東聖空/桑田笹舟/日比野五鳳

●クローズアップ
戦後のかな界を彩った女流
熊谷恒子/森田竹華/筒井敬玉

●検証
古筆の権化・飯島春敬  文/小松茂美
インタビュー「古筆蒐集にかけた情熱」 話/飯島敬芳

●グラビア構成3
21世紀に向けてのかな表現
井上蒼雨/田頭一舟/宮田芳緑/高木厚人
慶徳紀子/土橋靖子/岩井秀樹


第2特集 シリーズ・人と書を味わう
川合玉堂

横山大観と並び近代日本画壇を代表する川合玉堂は、精緻な写生に基づきつつ独自の自然美を抽出した。墨色を基調とし、墨の名手といわれる玉堂は、日常のありふれた風情を自らの言葉で詠み、書き残している。これらの日頃表にでることの少ない書や画讃を鑑賞する。

●評伝
自然の真意を求め続けた画家 川合玉堂  文/平光明彦
●鑑賞
精錬実直の書
詩歌と絵でつづる春夏秋冬
●エッセイ
川合玉堂先生と墨  文/宇佐美江中
●年譜
玉堂の足跡
●コラム
奥多摩を心より愛おしんで


●連載
・世界のなかに放り出された書―日本近・現代書史点描(5)
  立体派風の書の誕生…前田黙鳳「四言句」 文/石川九楊
・辛口時評(最終回)
・日本の書文化 (10)
  「文字の生・文字の死」 文/松岡正剛
・シリーズ・巨匠の書室(10) 花田峰堂
・書案家・石やんの眼(最終回) 文/石塚墨禅
・書論の広場(12) 香紙切二考察
  1.「香紙切」に見る五種類の書風  文/高城弘一
  2.「香紙切麗花集」配列考  文/埴原幸枝
・あなたの職場の書道部を拝見します(6)
  朝日新聞社書道同好会「朝友文苑」
・遊ぶ・楽しむハンドメイド拡大版 巳年の年賀状

●短期集中連載
日本古代文字再発見【後編】  文/小林昌二・鶴田一雄

●読者参加企画
 臨書講座 楷書「鄭羲下碑」 講師/辻元大雲
 「写経」結果発表  審査/草苅北望

●特別取材
筆職人 清道司をたずねて

●コラム
ギャラリー
世界文字旅行(10)「甲骨文字」

●スポット
杉岡華邨書道美術館開館記念展
第17回読売書法展
北京・中国美術館にて尾崎邑鵬書作展開催
中国国宝展
桑田三舟かな書展開催さる
日本書道教育学会支局・支部長展開催さる

●プレビュー
横山蒼鳳東京展

●話題の展覧会
・西村桂洲遺作展
・八五庵 川瀬真洞個展
・魁心書法院展
・動書誌上展
・第18回古典臨書展
・かなの四季展
・第17回産経国際書展開催

●話題の書道展より
第3回タク輪書作展/第50回玉信会書展
第38回水穂書展/第35回官公展
2000長興書展/書莚会創立五十周年記念展
第17回全国公募綜合書作院展/第18回新和様書作展
第60回記念龍門社書展/第1回素シュク會展

●墨らんだむ
視点
21世紀の書を考える
書道通信
読者の広場
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展覧会ルポ
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  • 出版社:芸術新聞社
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  • 発売日:奇数月1日
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『墨』は195号より、「もっと見やすく、もっと楽しく」をモットーに、これまでより少しコンパクトなA4変型サイズに移行いたしました。内容も一新し、新連載、新企画が続々と始まりました。これまでの読者のみなさま、また、書をこれから学びはじめる方も楽しんでいただける誌面をお届けします。

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