婦人画報 発売日・バックナンバー

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●日常を脱ぎ、“圏外”に飛び込もう 日本の美しい島へ
「島に行きたい」──夏になると、そんなつぶやきが、自然に口をついて出てきませんか?
常時何かに接続しているかのような日常の“圏内”から、地続きではない非日常の“圏外”へ。
情報に従って動き回る旅ではなく、心と時間に余白のある旅へ。
そんな思いを叶えてくれるのが、離島の旅です。
ニューオープン&リニューアルした宿のある島を中心に、この夏、旅したい魅力的な島々をご案内します。

●針と糸のクリエーション 沖 潤子 野性の衝動
何者でもなかった──
そんな40歳目前の沖潤子さんが、針と糸の作品で衝撃的なデビューを果たしたのは20年以上前。
美を目指さない、整うことをよしとしない刺繡。
それは、誰にも飼いならされない魂の軌跡。

●日本ブランドとジュエリーの幸福な邂逅 和の美、光と出合う
こだわり抜かれた素材や仕立て、日常を彩るリアルクローズを得意とする日本ブランドの服。そこにアイコニックなジュエリーの輝きが重なることで、装いは新たな表情を帯びます。卓越したクラフトマンシップを礎とする
クリエイション同士が生み出す豊かな化学反応──。お気に入りの服を高みへと引き上げる、“表現の可能性”を探ります。

●真飛聖さん登場、髪がごきげんを左右する“髪肯定感”を上げましょう!
年齢を重ねるごとに、髪に自信がなくなっていく人は多いのではないでしょうか? 
白髪、うねり、そしてボリュームの減少……。変わっていく髪も、適切にお手入れをすることでそのときのベストを目指せるはず。
成熟世代に向けたセルフケアの方法から、白髪ケア、ボリュームケアの最新事情まで、“髪肯定感”を向上させる方法をたっぷりとお届けいたします。

●築100年の京町家を再生させた 物語を継ぐ別荘
いま、多くの京町家が取り壊しの危機にあります。
日本文化に造詣が深く、伝統的な建築と技術を守りたいと願う施主のSさん夫妻は、建築家の魚谷繁礼さんとともに京都の古い日本家屋を別荘に改修。
美しい住文化を未来へとつなぎます。

●スターシェフ&パティシエがレシピ考案!令和版、豆腐百珍
古くからの日本伝統の食材、豆腐。
江戸時代の名著『豆腐百珍』にあるように、多様な料理に姿を変えることができます。
そこでこの夏、第一線で活躍するシェフやパティシエたちに、その可能性をさらに引き出していただきました。

●サーロー節子さん、94歳“平和”という光に向かって─
1945年8月6日。当時13歳だったサーロー節子さんは、広島で被爆し、家族や親戚、多くの学友たちを一瞬にして失った。
「こんな理不尽なことを許してはならない」─絶望の廃墟から立ち上がり核なき世界を求めて活動を続けてきた。
その後、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の一員として国際的な核廃絶運動に加わり、同団体は2017年にノーベル平和賞を受賞。
94歳のいまもなお平和活動に身を捧げる節子さんが生涯をかけて紡いだ希望とは。激動の半生とメッセージをいま、お伝えする。
●いまこそ知っておきたい 心を磨く嗜みのすべて 和室のマナー大全 ●悠仁さま「これから」 ●稀代の現代美術作家の原点へ 杉本博司 不滅写真 ●中谷美紀さん、3人の作家を訪ねて 美しき古民家暮らし ●私の故郷がここにある 川合玉堂の日本

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レンズを通して 酷暑の美味
目次
加藤峰子[パティシエ] × 宮田裕章[データサイエンティスト] 一皿の光 百年先のデザート 7月 静寂の光
Echoes of Time 時を纏う July No.4 クールな夏のサングラス
「気配」のレッスン 第十三回 川瀬先生の花
悠仁さま「これから」
「和室」のマナー大全
和室を学ぶ
茶室 茶会に訪れたら?
料亭 会食に招かれたら?
旅館 客室での過ごし方
コラム1 床の間の主役、掛け軸を拝見
寺院 葬儀や法要で本堂・控室に入ったら?
神社 ご祈?で社殿に入ったら?
コラム2 慶弔「包み」の流儀
『婦人画報』定期購読のご案内
杉本博司 不滅写真
FUJINGAHOリコメンズ
宝石が語る、 世界の「断片」
対話する美、至高の輝き [ブルガリ]
時と芸術、文明の出合い [ヴァシュロン・コンスタンタン]
季節のきもの通信[文月] 夏の夜のお出掛けきもの
つながりの美容
婦人画報の美養塾 LESSON 40 体のスキンケアを学ぶ
肌と人生に寄り添うスキンケア [アルソア]
読むウェルネス 人生100年時代の疾患講座 第4回 子宮体がん、卵巣がん、子宮頸がん
「再生」のホテルステイ
婦人画報のお取り寄せ 15周年の感謝を込めて。 暮らしを彩る名品と、 新たな感動をお届けします。
「手ぶら」という最高の贅沢 [佐川急便]
美しき古民家暮らし
川合玉堂の日本
いまひらく、「星のや奈良監獄」
杉本博司の折々の花 第六十四回 罪と罰
ページの狭間のいつもの風景 第5回 「真剣に?をつく」
岡本翔子の心理占星術 6月1日~6月30日
歌舞伎うらおもて 市川團子さん[澤屋] コラム連載 八代目市川染五郎のしばい絵日記/吉崎典子の歌舞伎耳寄り話
画報の杜
いつか我が家の定番に あしたの家庭料理
定期購読のご案内
ショップリスト
次号予告
別冊付録 あしたの家庭料理スペシャル ?簡単おつまみレシピ30?
別冊付録 目次
別冊付録 刺し身の飯酢和え
別冊付録 里芋の磯辺揚げ
別冊付録 ししゃもの磯辺焼き
別冊付録 じゃがいもとパセリのかき揚げ
別冊付録 新玉ねぎといちごの照り焼き
別冊付録 大根とベーコンの梅炒め
別冊付録 鯛の昆布締め
別冊付録 焼きなすと干し柿
別冊付録 焼きなすのドライトマト出汁浸し
別冊付録 かぶと柚子こしょうのマリネ
別冊付録 季節のフルーツと ブッラータのデュカトッピング
別冊付録 金柑のクローブ白ワイン煮
別冊付録 クリームチーズとねぎのディップ
別冊付録 さざえのエスカルゴバターソテー
別冊付録 新じゃがいもの味噌とハーブ和え
別冊付録 鯛のセビッチェ
別冊付録 鶏もも肉のアヒージョ
別冊付録 フルーツとバターのパン
別冊付録 フルーツトマトのブルスケッタ
別冊付録 ブロッコリーの唐揚げ
別冊付録 ほたての塩?昆布締めカルパッチョ
別冊付録 蒸しパン 蒸し野菜とポーク添え
別冊付録 焼き菜の花のタルティーヌ
別冊付録 いわしのマリネ パイナップル 松の実 パクチーのサルサソース
別冊付録 セロリときゅうりのライム和え
別冊付録 ハニーバルサミコのチャーシュー
別冊付録 ほたての春巻き サルサソース
別冊付録 本まぐろと塩?サルサの 軟らかブリトー
別冊付録 麻婆油揚げ
別冊付録 麻辣きのこ
●愛子さま24歳 等身大の笑顔の秘密
日々の小さな愉しみと、折々の旅の記憶。
幼い日より触れてこられたものの積み重ねが、
敬宮愛子内親王殿下の
あのひときわ印象深い、
やわらかな笑顔を育んできました。
いま、愛子さまは24歳。
その歩みを、光を辿るように繙きます。

●リトアニアの国民的芸術家 チュルリョーニスの宇宙
国立西洋美術館で34年ぶりとなる回顧展『チュルリョーニス展 内なる星図』が開催されています。
リトアニアがソ連から独立した1991年以降、ようやく世界的な認知が広まってきたチュルリョーニスの世界。
絵画と音楽を横断した稀有な芸術家の、壮大にして深遠な魂に触れる作品を誌上公開いたします。

●森の恵みを慈しむ、木工芸家・中川周士さんの手仕事 百年を抱く木
長い年月を重ねて生まれた年輪の積層。
木という生命が刻んだ美しい木目を、
中川周士さんが琵琶湖畔の工房で、すがすがしく、
自然の力が伝わる作品・道具へと昇華します。
国内外の人々を魅了する木工の技と美、
未来へのかたちをご紹介します。

●北前船で栄えた港町で、日本酒と美味逍遥 「岩瀬ガストロノミー」を旅する
江戸後期から明治にかけて北前船の寄港地として栄えた富山・岩瀬。
豪商の町並みと日本酒の酒蔵が残るこの歴史地区は現在、
日本料理に寿司、蕎麦やフランス料理など、
多彩な食体験が楽しめる町として進化を遂げています。
世界のシェフやグルマンも足を運ぶ“美食の町”のいまを巡ります。

●爽やかに夏を乗り切る 初夏のデザートレッスン
日本のフランス菓子界を牽引する傍ら、素材本来の味わいと季節ならではのアレンジを
誰にでもわかりやすく伝えてきたパティシエの西原金蔵さん。
さっぱりした甘さと香り、冷たさが広がるデザートを教えていただきました。

●ずっと一緒に生きていくから、大切に使いたい 「手と指」メンテナンス
更年期前後から、
手指の不調を感じる人が増加します。
痛み、こわばり、関節の腫れ……、
毎日使う手の不調は、不快であり
憂鬱なもの。じつはそれには、
女性ホルモンが大きく影響しています。
これからもずっと 一 緒に生きていく
大切な手のために、正しい知識と
効果的なメンテナンス方法を
お伝えします。 
●祝15周年、全部買えます!アートからスイーツまで全110点!「婦人画報のお取り寄せ」その素晴らしき世界
サイトオープンから15年。「婦人画報のお取り寄せ」は、
いまや3000点に及ぶ商品ラインアップを誇るECサイトへと成長しました。
その魅力は人気のスイーツだけにあらず。
アートや茶道具、おしゃれアイテムまで、選び抜かれた逸品が揃います。
知ればもっと楽しい、選べばもっと嬉しい。
「婦人画報のお取り寄せ」の魅力をいま改めて大解剖します。

●『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2026』より 追悼──ガザの日常を愛したパレスチナのフォトジャーナリスト ファトマ・ハッスーナという光
戦火の続くガザで暮らす人々の日常や子どもたちの姿をカメラに収め、瓦礫の中に残る希望の瞬間と尊厳を世界に伝えたファトマ・ハッスーナ。
イスラエルの空爆によって25歳の若さで命を落とすまで、そのまなざしが捉えた光を、いまあらためて辿ります。

●はんなりと美しく、鮮やかに激しく 愛し、上方歌舞伎
いま、注目を集める上方歌舞伎。関西で生まれた歌舞伎の華やかな舞台で描かれるのは
遠い江戸から令和のいまに至るまで、いつの世も変わらぬ“人”の姿です。
それは決して強さや善良さだけではなく、どうしようもない弱さや悪行まで─。
人の思いが色濃く映し出され、登場人物、演じ手と観客、そして劇場までもが
ひとつに溶け合い、得も言われぬ「愛おしさ」を紡いできました。
触れたら夢中にならずにいられない、上方歌舞伎の世界をご案内します。

●描くことは、祈ること。下條ユリさんのまなざし 自分と誰かを幸せにする絵
自身の心の奥深くを丁寧に見つめ、そこで見つけた感動や祈りを
さまざまな形に変えて表現してきた下條ユリさん。
40年以上の画業を経て培われた、幸せと平和を希求する視点は、
世界で多くの人々の共感を呼んでいます。

●井上八千代さん、安寿子さん母娘が体験する「帝国ホテル 京都」での21時間 受け継がれる伝統、くつろぎの美
京都の花街・祇園甲部の中心地に、「帝国ホテル 京都」が今春、3月5日に開業。
祇園の雅な伝統文化、京舞の担い手であり、帝国ホテルとも長くご縁のあるおふたりが、
新しくて懐かしい、くつろぎの空間で1泊2日の滞在を楽しみました。

●人生の歩き方、自分の守り方、世界との関わり方…… 少女小説が教えてくれたこと
『小公女』『赤毛のアン』などの海外小説から、日本の戦前の少女小説、少女小説レーベル、
そして現代文学へと受け継がれてきた“少女の物語”。
そこで描かれる誇り高き少女たち、少女的な感性で生きるヒロインたちは、いくつになっても心のなかに生き続け、私たちに希望や勇気、自信を与えてくれます。
そんな小説を愛し、少女の心を持ち続ける方々が、名作から学んだこととは……?

●さらなる進化を遂げるアイコン スタイルを作る”名品”バッグとシューズ
世代を超えて多くの人を魅了するアイコニックなアイテム。
普遍的な意匠として認識される一方で、時代に応じて形を変える、柔軟な魅力を持ち合わせています。
デザイナー交代が相次ぎ、多くのブランドがアップデートを図る昨今は、まさにその真価を発揮するとき。
多様なスタイルが提案されるなか、装いの要となるであろう新たな名品バッグ&シューズをご紹介します。

●魅力が透ける、肌作り 語る肌
ベースメイクで目指すべきは、一点の曇りもない“完璧な仮面”でしょうか?
決してそうではないはずです。
成熟世代がいま目指したいのは、内なる知性や経験が透けて見え、同時にありたい自分に導いてくれる肌。ときにアクティブに、ときに静謐に、
安蘭けいさんが、ベースメイクで語る肌”を体現します。

●上手な検査の活用と日々の養生で乗り切る!更年期の貧血塾
小誌読者モニターへのリサーチによると、ほとんどすべての方が、自身の貧血に対して
何かしらの不安や“生活改善をしなくては”という思いをおもちであることがわかりました。
閉経前後──つまり更年期からの貧血は、それまでとは注意すべきポイントが変わってきます。
西洋医学的な視点と漢方の養生の考え方、双方から貧血対策を始めましょう。
●春に導かれて日本各地へ 花を旅する
花や緑は、古くから人の暮らしに
欠かせない存在でした。
そうした自然を身近に感じるため、
人は住まいや寺社に庭を設え、
植物を日々の営みに取り込んできたのです。
季節の移ろいはもちろん、花と向き合い、
香りや色、感触を五感で味わう──
そんな庭での楽しみは尽きません。
さあ、植物が目覚める春の到来です。
今年は、花の庭を訪ねてみませんか。
花に宿る命に心を重ねる時間は
大きな豊かさをもたらしてくれるはず。
北海道から九州まで、各地に息づく
花の名庭を選りすぐってご紹介します。

●受け継がれる至宝とその教え 妙心寺、禅のこころ
京都・花園の地に佇む、臨済宗・妙心寺派の大本山・妙心寺。およそ700年にわたる歴史のなかで、
戦国武将たちの篤い帰依を受け、日本美術の白眉と称される桃山絵画の宝庫としても知られています。
これら妙心寺の寺宝を拝見できる展覧会が、現在、大阪市立美術館で開催中です。連綿と受け継がれてきた至宝の美。
そこには、現代を生きる私たちの心にも深く響く、静かなメッセージが息づいています。

●それは、宿命 市川染五郎、高麗屋三代目のハムレット
祖父・松本白鸚、父・松本幸四郎も染五郎時代に演じたハムレットに、
21歳を迎える当代染五郎さんが挑みます。訪れたのは、古今東西の演劇の記憶が息づく演劇博物館。
英国と日本の伝統が交差する場所で、どんな思いを巡らせたのでしょうか──。

●生誕100年、そして未来へ 森英恵、ヴァイタルな生き方
“日本を代表する世界的ファッションデザイナー森英恵”。私たちは彼女を、敬意を込めてこう呼びます。
けれど、森英恵の生涯は、その枠には収まりきらないものでした。使命感と尽きない情熱に彩られたその人生を象徴する言葉のひとつが
1961年に自ら生んだ「ヴァイタル・タイプ」。生誕100年のいま、彼女は単に振り返るべき過去ではなく、未来を照らす存在です。
ここから100年、あらためてこの先につなぎたい、尽きることのない、その「ヴァイタル」な生き様に迫ります。

●いま、おいしく楽しく進化中。日本のピザ、最前線!
老若男女問わず愛される
イタリア発祥の料理、ピザ。
近年はその印象を変える話題の
店や職人が多く登場しています。
こだわりの生地に、厳選した
旬の素材を合わせて窯で
焼き上げた一枚は格別の味。
いまこそ、新しいおいしさに
出合ってみませんか?

●次の時代へと続く”ニューエレガンス” 春、装いの新章
デザイナー交代が相次いだファッションシーン。
新しい才能のデビューと同時に、私たちがこれから
装うべき方向も見えてきました。
この春、大きく動いたムードを追いかけながら、
おしゃれの新たな扉を開きましょう。

●濁らない自分を“習慣化”透明感への“美肌グセ”
透明感のある明るい肌は一朝一夕では手に入りませんが、
苦行のような努力の結果、手に入れるものでもないはずです。
2026年のいま、私たちが提案したいのは
何げないクセや、無意識に繰り返す呼吸のように
いとも自然に美肌を育む“習慣”です。
成熟世代が楽しみながら美しさを育むことができる、
そんな“美肌グセ”のヒントをお届けします。

●QOLが上がる。目で見てわかる〝骨の健康”論 骨美人、始めましょう!
女性ホルモンの急激な減少で骨密度が低下する、とは
よく知られた話。しかし更年期を迎えていても
まだそれを“他人事”と思っている人が少なくないようです。
骨密度の低下や骨粗鬆症など“骨の状態”が
目で見てわかりにくいものだからでしょうか──。
いえいえ、じつは骨の健康は、〝目で見てわかるもの”です。
40代以降は外見にいくつも兆候が表れますし、
骨の健康状態は簡単な検査をすれば 一 目瞭然なのです。
美しく健やかな骨を育むこと、骨美人を目指すこと。
それは女性の人生のQOLを高めます。
●洋食器、新時代! お茶時間のうつわ
優美なフォルム、華やかな色彩、繊細な絵付けで、“食卓の芸術”とも称される洋食器。
ひと昔前には、結婚式などハレの日の豪華な贈り物であり、もてなしのために一式を揃えることがスタンダードでした。
しかし、現代はもっと自由で軽やかな洋食器との付き合い方があるのではないでしょうか。それはきっと、ひとりでささやかに、あるいは親しい人との語らいを楽しむ“お茶時間”のための器。
たったひとつでも、お気に入りのカップ&ソーサーとポットがあるだけで、いつもの卓上に美しい花が咲きます。

●愛知県陶磁美術館 高円宮妃久子殿下コレクションより フィギュリンの記憶
1928年より、高円宮妃久子殿下のお祖母様にあたる友田盛子さんが夫の海外赴任に同行し、ヨーロッパに滞在中の約10年間に当地で集められた犬のフィギュリン(陶磁器の人形や動物)。その後、妃殿下ご自身や妃殿下のお母様、鳥取二三子さんが収集された数点も含め、その数は200点を超えました。
1984年の高円宮殿下とのご成婚と同時にコレクションは妃殿下へと受け継がれ、以後、高円宮邸に飾られていましたが、このほど愛知県陶磁美術館に寄贈され、一般に公開展示されています。

●いまいちばんおいしい!話題の店を総ざらい 名古屋 食の新地図
独自の食文化が発達してきた名古屋に、いま、全国のおいしいもの好きを惹きつけるフレンチやイタリアンほかジャンルを問わず注目店が生まれています。多彩な美味の数々をぜひお楽しみください。

●砂漠に煌めく未来型都市 夢幻のドバイ
アラビア湾の沿岸、砂漠と海の狭間に蜃気楼のように立ち現れた都市・ドバイ。天を突く超高層ビル群、未開の砂漠リゾート、そして世界屈指の美食の楽園─。夢と現実の境界を揺さぶる、魅惑のドバイへ。

●箱根と東京。美が循環する暮らし ニコライ・バーグマンの二拠点生活
箱根の絶景を堪能できるアトリエと、東京都内のマンション。フラワーアーティストのニコライ・バーグマンさんが現在も拠点をもつ故郷デンマークの要素を取り込んだ、創造性を喚起する美しい暮らしがそこにはありました。 
※『モダンリビング』2025年1月号を再編集したものです。

●受け継いでいきたい、思いを託すジュエリー 母から娘へ ─ 光の物語
かけがえのない存在である我が子に授けたいのは、輝きとともに刻まれた“思い”や“記憶”。揺るがぬ美を携えたジュエリーは世代を超えて愛され、いまそして未来を照らします。次世代へと紡ぎたい物語を、俳優・蒼井優さんが自身の思いを重ねて演じます。

●俳優・檀れいさん登場 成熟世代は太りすぎず、痩せすぎず  “ちょうどよい体”という幸せ 
若いころのように食事を減らすだけでは体重が落ちない、太りやすくなって、何をやっても痩せない──。そんな悩みの声が上がる一方で“年を重ねたら少しふっくらとしているほうが素敵”という声も聞かれます。そして痩せることへ健康上の不安を抱く人も少なくありません。
太りすぎるのは嫌だけれど、痩せすぎるのも嫌。つまり、50歳を過ぎたら必要なのは一般的な“痩せる方法”ではなく“ちょうどよい体の作り方”なのです。痩せても筋力や骨密度が低下したら元も子もありませんし、適度な脂肪があるほうが全身の肌にもハリが出てたるみにくいものです。
“ちょうどよい体”で得られるのは自分自身の心地よさと健やかさ。成熟世代は、幸せを感じる体作りを始めましょう。
●一生に一度は味わいたい、老舗・名店の味 京都、味遺産
古都・京都は神社仏閣と同様に、食の世界でも歴史が連綿と続いています。
百年、何百年と続く老舗が数多く存在し、長い時をかけて磨かれたその味わいは、一朝一夕では得られない信頼の証しであり、京都の文化や精神、技をいまに伝える“生きた文化財”です。
今回の特集では、時を超えて受け継がれてきた老舗の真髄をあらためて繙くとともに、京都人や京都通の方々に愛される私的名店、次代を担う料理人の最旬店まで、食都・京都が誇る新旧の“味遺産”をお届けします。

●移ろい、深まる。梅本健太の「100 FLŌRA」変容する花
色の上に重ねられた銀の階調がまるで呼吸するように揺らぎ、時間の経過とともにその表情を変える、梅本健太さんの「100 FLŌRA」。
技巧と時間、そして偶然が層のように重なり合い、観るものの感性を刺激します。

●誌上初公開!弓馬術礼法小笠原流 吉川晃司 鎧着初式 いざ出陣!
鎌倉の世、武士たる者は常に戦場に立つ覚悟を示すべく、自邸に鎧兜を備え、出陣の日に備え鍛錬を重ねたという。
成年の証しとして初めて鎧兜をまとい武人となる─それが「鎧着初式」である。礼法を正しく継ぎ八百年余の伝統を守り続ける弓馬術礼法小笠原流は、この古式ゆかしい儀礼をいまに伝承してきた。
門人として8年、2025年に還暦を迎えた吉川晃司が、いま、この一世一代の神聖な儀式に挑む。

●野生の楽園 花とワインと動物と〜もうひとつのオーストラリア〜
オーストラリアを旅するとなれば、多くの人はシドニーやメルボルンなど東海岸の都市を目指すことでしょう。
しかし、“もうひとつのオーストラリア”ともいえる西海岸は、大自然を擁するオーストラリアの魅力を、より深く教えてくれる場所。人と自然の境界を忘れさせる、雄大でありながらも長閑な楽園では、春が来ると北から南へ、約12000種ものワイルドフラワーが大地を順々に彩ります。
そして、その地で育まれるのは、近年世界的に評価が高まっているプレミアムワイン。自然とつながり、美酒に心ほどける7日間を、編集部が旅しました。

●成熟世代こそ我流の美容で生きていく 偏愛美容のすすめ
有名な化粧品をお使いの方が多い一方で、知られざる化粧品に並々ならぬ愛を注ぐ人は少なくありません。
数々の化粧品を渡り歩いて目が肥えて、自分自身の価値観が確立された成熟世代こそ、“偏愛美容”になりやすいともいえるでしょう。 
化粧品のみならず美しさの価値観が、多様になってきたいまの時代、あらためてこだわりの美を追求しませんか?
★新年号3大付録

①特別付録 2026年のラッキーカラーを取り入れた特別仕様!
「和ダイアリー」2026

②別冊付録 「あしたの家庭料理」スペシャル 
毎日食べたい鍋BOOK2026

③綴じ込み付録 婦人画報のお取り寄せ
新春を華やかに彩る、お取り寄せの寿ぎ

【おもな内容】

●定番の老舗から話題のニューオープンまで 温泉宿アワード 2026
全国各地の名湯を知り尽くしたエキスパートの投票・推薦による「温泉宿アワード」。
3回目の今号は、近年誕生したニューフェイス部門を新設、パワーアップしてお届けします。
新たな年、“行きたい宿”を見つけてください。

●1905年と2026年をつなぐ ちゃんみな 121年目の日本婦人へ
此雑誌は此時勢に促されて生れたるなり。即ち時勢の要求に應じたるなり──。
日露戦争後の1905年7月、『婦人画報』は世の“日本婦人”を鼓舞するように誕生しました。
そして、2026年7月には121周年を迎えます。節目の120周年を超えて、これから私たちはどんな年月を重ねていくのか。
令和のいま〝日本婦人”をあと押しするメッセージを求めて、その〝言葉の力”が世を揺さぶるアーティスト・ちゃんみなさんにお話を伺いました。

●中村江里子さんと巡る「継承」と「探求」のパリ 伝統と創造が、未来に時を刻む
芸術や工芸、さまざまな文化が、数世紀にわたって豊かな歴史を紡いできたパリ。一方で、常に新しい価値観や表現を追い求める街でもあります。
伝統を守りながらも進化を恐れず、“美の本質”を問い続ける──そんなパリの真髄を、25年間この街に暮らす中村江里子さんが案内します。

●駆ける!流鏑馬の心
美しい装束姿で勇壮に馬を走らせながら的を射抜く「流鏑馬」。
神社や寺に奉納される神事として、日本各地でいまも盛んに行われています。
まさに「人馬一体」を体現する流鏑馬のなかに脈々と流れる日本人の心を、
小笠原流三十一世宗家嫡男・小笠原清基さんが射手を務める写真とともに繙きます。

●一翁宗守居士350年忌を迎えて 武者小路千家、未来へ
千利休を初祖とする茶の湯の精神と心を伝え続ける武者小路千家。
その四代目で「官休庵」を開いた一翁宗守の350年忌を迎え、晩秋の京都・大徳寺で法要と
追善茶会が開かれました。
その詳報や家元後嗣・千宗屋さんによる一翁の茶会再現を通して、父から子へ、そして孫へ、先人の教えを未来へと紡いでいく、茶の湯継承の姿を辿ります。

●山形「出羽屋」雪国のおせち
修験道の行者をもてなす宿として開業した「出羽屋」では、2代目・佐藤邦治さんが、幼いころから慣れ親しんだ味を〝山菜料理〟として体系化し、振る舞うようになりました。
その伝統と技を、4代目の佐藤治樹さんが受け継ぎ、雪深い地域ならではの工夫を凝らしたおせちを毎年作っています。

●名品時計がもたらす悦び 時の幸福論
私たちが時計を身に着けるのは、単に時間を確認するためだけではありません。
そこに宿る物語や美しさに心惹かれ、同じ時を共有することに高揚感を覚える──。
名品時計が導くその幸せの扉を開き、煌めきに満ちた一年を過ごしましょう。

●アジアンリトリート、自然、食、人が叶える健康の本質 新しいウェルネスを探す旅
近年、アジアの各国にはウェルネスプログラムに注力するリゾートが増えています。
東洋医療の養生の考え方を背景にもちながら、心が洗われる大自然のなか、体に優しいものを食べて、一期一会のトリートメントを受ける──。
そんな旅には、きっと一人で出掛けるのが正解でしょう。
旅を通じて自分の体、心と向き合ってください。健康への新しい気づきを得ることができるはずです。
目利きが薦める、いま訪れるべき10軒のリゾートをご紹介します。

●日本画家 大河原典子の世界 花ひらく、花光る
新年号(通常版)の表紙を飾ったのは、日本画家・大河原典子さんの作品。
梅、桜、菊に椿、杜若……。時に厳かに、時に愛らしく。
伝統の技に現代の感性を重ね、花一輪一輪がそれぞれの美を奏でます。
咲き誇る花々の彩りとともに、希望に満ちた新年のよろこびを分かち合いましょう。
※『婦人画報』12月号(10月31日発売)通常版と同号増刊「平沢進」特別版(10月31日発売)では、表紙のみが異なり、内容はすべて同じです。
【おもな内容】

● 「祝い」と「祈り」をお菓子に託して 「祝祭のスイーツ」
古よりお菓子は、花と同様に祈りや儀式の場と深く結びついてきました。
祝いや祈りの形をお菓子に託すという文化は、季節ごとの贈り物やウエルカムスイーツなど、時代が変わっても脈々と受け継がれています。
今回は「祝祭」をテーマに、12月のクリスマスならではの、さまざまなスイーツを紹介します。“スイーツ賢者”が注目する最旬のクリスマスケーキから、修道院に伝わる素朴な菓子、日本各地に根付く祝い菓子まで。
「眼福」「口福」のラインアップをご覧ください。

●異才の音楽家の現在と未来 「進み続けるひと、平沢 進」
創刊120周年記念号の掉尾を飾るのは、ミュージシャンの平沢進さん。
1979年、テクノポップバンド「P-MODEL」の中心人物としてデビュー。
自らメジャーレーベルを離脱したあとは、マスメディアに姿を見せることは稀ながら、パソコンの黎明期から「音楽配信」という今日の常識を独力で切り開いた異色の音楽家です。
ジャンルは何かと問われれば、「平沢進」としか答えようのない、ワールドミュージックを縦横無尽に駆け抜ける独自の活動スタイル。
デビュー当時から常に周囲の予測を“裏切り”、歩みを止めることなく進化し続けるひと──。
その在り方は、周年という節目を迎えてなお前進を続けようとする『婦人画報』の姿勢とも響き合います。

●未知なる感動が待っている、「最旬のシンガポールへ!」
経済成長を続ける多民族国家シンガポールは、さまざまなカルチャーや最先端技術を駆使した施設が集まる観光大国。
近年も新たなホテルやスポットが誕生し、驚きと感動をもたらしてくれます。
進化を続けるシンガポールの新潮流をお届けします。

●がんになった88歳の養老孟司さんと医師・中川恵一さんが伝えたいこと「いのちのレッスン 」
意識と無意識。心と身体。都市と自然。日本と世界。そして、生と死。
専門の解剖学を起点に現代社会の森羅万象に見取り図を示し続けてきた思想家、養老孟司さん。その養老先生が、がんになった──。
かつて、死について、「考えたって無駄」と言っていた先生はいま、 何を思うのでしょうか。 

●フィンランドのヒンメリ作家 エイヤ・コスキの作品から「揺れ動く光」
北欧の伝統工芸品としてクリスマスの飾りによく見られるヒンメリを、アートとして奥深い存在に昇華した作家、エイヤ・コスキ。
美しく揺らぐ動きが時間と空間を紡ぎ、ヒンメリの魅力を伝えます。

●作家サリー・クルサードが語る、「ブリテン最強の動物たち」
グレートブリテン島とアイルランド島の2つの大きな島と、その周囲の大小の島々から成る、ヨーロッパ大陸の北西沖の大西洋上に浮かぶブリテン諸島。
そこには、極寒の海や荒々しい山岳地帯といった過酷な自然環境に、たくましく適応してきた動物たちがいます。
“かぎ鼻をもつ海の豚”の異名をもつアザラシから、二重の毛皮をまとう牛まで―。
その極限状態でも生き残り繁栄してきた驚異的な品種を、サリー・クルサードが紹介。

●この煌めきに、愛しき地球を思う。「Sense of Wonder ― 自然と宝石」
はるかなる時を経て生まれた大地の結晶は、自然の奇跡であり時の記憶を宿す贈り物。
その尊い美の未来を思う、時空を超える旅へと出かけましょう。

●大切な人にも、自分にも。「『疲労回復』を贈る」
年末年始に向けて贈り物の機会が多くなるもの。
大切な人に何を贈りますか? そして今年も一年頑張った自分へのご褒美はどうしますか?
読者モニターへの取材によると、いまは〝疲労回復”を贈りたい、贈られたいという声が多く、今年の冬は疲労回復に通じるギフトが喜ばれそうです。
気になっているという声が多い、リカバリーウェアの比較から、疲労を回復するギフトの
アイディアまでご紹介します。
●いま訪ねたい、美味の宝庫『 「日本ガストロノミー」レストラン120』 ●写真家・大川裕弘”3・0”のアートワーク 「境界の景色」 ●『「数寄者」の現代─即翁と杉本博司、その伝統と創造』開催記念 特別版 杉本博司の「折々の花 」第五十六回 弘法さん ●明日香村 古代日本を知る特別な場所「日本文化、ここから」 ●おしゃれの地図を広げる、「新たな選択 バッグの冒険」

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レンズを通して 巳年の内に
目次
「?川」と辿る浪速割烹のいま、むかし 美味千日 第十六回 十一月 新味の牛肉
a piece of peace 心に咲くモード November [耽美なる白黒]
境界の景色
日本ガストロノミー レストラン120
北海道 ワイン通のEXILE SHOKICHIさんと函館へ 「日本ガストロノミー」の 新しい聖地へ
函館 美食とワインを楽しむショートトリップ
余市・仁木 風土を生かしたワインと食のマリアージュ
8人の食スペシャリストが28軒を厳選 最旬の体験ができる 「日本ガストロノミー」レストランへ
山形 オステリア・シンチェリータ/出羽屋
群馬 VENTINOVE(ヴェンティノーヴェ)
長野 MANO(マノ)/song(ソング)
山梨 notori(ノウトリ)/Restaurant SAI(レストラン サイ)
静岡 なかむら
奈良 INA(イナ)/SEN(セン)/VILLA COMMUNICO(ヴィラコムニコ)
沖縄 PAUL(ポール)/Alo Edesse(アローエデッセ)
まだある最旬店15軒
“日本ガストロノミーレストラン”の原点 滋賀「徳山鮓」二代の物語
コラム 京滋の山峡は美食の宝庫。ガストロノミーの名店はこちらも 美山荘 比良山荘
ご当地寿司から、オーベルジュ、居酒屋、カフェまで わが郷の 看板ガストロノミーレストラン
もっと知ってほしい洗練の味 47都道府県 お国自慢のガストロノミーレストラン
『婦人画報』定期購読のご案内
特別版 杉本博司の折々の花 第五十六回 弘法さん
婦人画報アーカイブス 第10回「慈善活動と九条武子」
FUJINGAHOリコメンズ
職人技を未来に継承する「le19M ル ディズヌフエム」の物語 [シャネル]
バッグの冒険。
彼方に咲くエレガンス [ディオール]
日常に幸せをもたらす「アール・デコ」 [ヴァン クリーフ&アーペル ]
煌めきの環 [和光]
冬の始まりは、“軽やかトラッド”で [マッキントッシュ ロンドン]
この冬を、この色と。 [ヘルノ]
季節のきもの通信[霜月] 気鋭作家のきもの
銀座で見つける ビューティ
肌が目覚める、時を超える [シャネル]
婦人画報の美養塾 LESSON 32 冬の限定コスメを学ぶ
美は艶なり [スック]
濃密なハリを与える! [カバーマーク]
健やかな美を叶える、インナーケアの新習慣 [森田薬品工業]
乳がん「多遺伝子検査」を知っていますか? [エグザクトサイエンス]
50代からの股関節ケア
婦人画報婦人科 名医が教える漢方でQOL向上講座 第8回 肌が赤っぽい
婦人画報のお取り寄せ 婦人画報のお取り寄せ公式アプリ誕生
日本文化、ここから 明日香村 古代日本を知る特別な場所
岡本翔子の心理占星術 10月1日~10月31日
歌舞伎の真髄 中村隼人さん コラム連載 八代目市川染五郎のしばい絵日記/吉崎典子の歌舞伎耳寄り話
画報の杜
いつか我が家の定番に あしたの家庭料理
冬の素肌のお守りスキンケア [ヴェレダ]
定期購読のご案内
ショップリスト
次号予告
2025年10月号は創刊120周年を記念し、古今東西の名作小説120冊を厳選してご紹介します。さらに、創刊時の初代編集長が文豪・国木田独歩であったことにちなみ、異能バトルアクション作品『文豪ストレイドッグス』とのスペシャルコラボレーションも実現しました。主要キャラクターである国木田独歩と、彼と深い関わりをもつ太宰治が登場する、2019年の「城下町佐伯国木田独歩館」さんとのコラボイラストを使用した特別な表紙は必見です。

●いまこそ古今東西の名作を読もう 人生を変える小説120
小説が最も影響力をもっていた時代が確かにありました。物語に自分を重ね、あるいは想像もできない他者の人生から問いを見つけて新しい人生の扉を開く──そんなきっかけになるのが小説でした。いま、気づけば私たちは、情報に“触れる”ことばかりで、“浸る”ことからは少し遠ざかってはいないでしょうか。名作といわれる小説は、派手な展開や明快な答えを
必ずしも約束するものではありません。そこにあるのは、曖昧な終わりや不器用な愛、壊れそうな希望──。言葉にならない感情に光を当てた作品を読むことは、もしかしたら自分を再発見するための最も繊細な旅なのかもしれません。情報ではなく感動を、答えではなく問いを、そして“わたし”を見つける旅へ──本特集では、そんな深い読書体験への入り口として、古今東西の小説の名作120冊を厳選してご紹介いたします。

●循環する命。その瞬間の美を求めて── 「フードアート」という世界
食材を通して自然の営みや、循環する命の美しい瞬間を表現する「フードアート」。この新しいジャンルに独自の感性で取り組んでいるクリエイターと、その一瞬の美を写真に記録し続けているフォトグラファーがいます。ふたりのコラボレーションが紡ぎ出す、食とアートの境界を超える世界へとご案内します。

●中谷美紀さんが綴る、京都旅行譚“わたしの茶箱”を探す1泊2日
ドイツ人ヴィオラ奏者との結婚を機に、オーストリアと日本の二拠点生活を続ける中谷美紀さん。今回の旅の目的は、オーストリアの田舎での休日に寄り添う「茶箱」を誂えること。
京都の人々との出会いや心に残る風景、古都に育まれた美意識──そんな旅のひとときを、中谷さんがみずみずしく綴ります。

●ひと足早い冬支度を──最旬コートコンシェルジュ2025
残暑を感じながらも、コート選びはいち早く始めたいもの──。今回は『婦人画報』が、秋冬のおしゃれを司る、最新のコート選びをナビゲート。さらに、コートと相性のよい靴もご紹介して、洗練された装いを完成させるヒントをお届けします。

●嶋田ちあきさん監修 顔立ちまで凜と上向き「デザイン発想」のベースメイク
自分らしい美しさを更新したいなら、何を置いても、ベースメイクから。自信をなくしがちな肌にもう一度勇気をくれるのは、メイクアップアーティストの嶋田ちあきさん。多くの人の美しさを引き出してきた彼が提案するのは、顔立ちまでも上向きにデザインするベースメイクです。

●現代日本画家・大竹寛子さんが描く生命の理 一瞬と、永遠と
蝶や花が舞い、鮮やかな色彩が混じり合いながら銀箔に融け込む─。
具象と抽象のあわいを行き交う画風でいま注目の日本画家、大竹寛子さん。
作品のテーマや描くことについて、アトリエでお話を伺いました。

●日本人の心のふるさとに浸る 富士山を愛でる宿
美しい円錐形を描き、緩やかに連なる優美な稜線。
標高3776メートル、日本最高峰を誇る富士山は、その雄大な姿と神々しさから
古来、霊峰として人々に崇められています。
日本を象徴する富士の恵みを間近に感じながら滞在できる、話題の宿をご紹介します。
【おもな内容】

●愛でる、学ぶ、継ぐ、建てる 美しい日本の住まい
ときに暑くて、ときに寒い。ときに多湿で、ときに乾燥する。
そんな季節の移ろいを受け止めながら、それぞれの土地の気候や風土と調和し、
発展してきたこの国の住まいには、快適な暮らしを叶える工夫や知恵、
守り継がれた様式美が息づいています。
また、伝統の素材や技が生きた、“名作”の名にふさわしい住宅も多くあります。
日本の住宅建築の変遷を辿りつつ、時を超えて存在感を放ち続ける、
美しい住まいの数々をご紹介します。


●雑誌『TOWN&COUNTRY』 ホテルアワード2025より 時代を超えて愛される“タイムレス”なホテル
1846年創刊、アメリカで発行されている最も歴史のある高級ライフスタイル誌
『TOWN&COUNTRY』。発行元はハースト・マガジンズで、『婦人画報』の姉妹誌でもあります。
その『TOWN&COUNTRY』が発表しているホテルアワードの最新版から、9軒を厳選してご紹介。
ラグジュアリーなサファリロッジから歴史ある名建築まで、時を経ても定番として愛されるであろう世界の名ホテルが、あなたを旅へと誘います。


●スタイリスト原 由美子、標準服の流儀 人生に寄り添う ジャケット の楽しみ
ファッションは、生き方を投影するもの──。スタイリストの草分けとして、日本のファッション界を牽引してきた原由美子さん。
ご自身の“標準服”は、ジャケットを基本とした装い。
これまでのジャケットとの付き合い方を振り返りながら、その魅力とスタイリングの妙を繙きます。

●新・日本の美容道2025 清らかに、健やかに、華やかに整う 日本の香りと、生きていく
毎日を心地よく、“ごきげん”に暮らすために、香りほど大きな力をもつものはないのかもしれません。
特に、“日本の香り”は、古くから私たちの暮らしや気持ちに寄り添ってきたもの。
また、同時に昨今新しい取り組みや製品が登場する注目の分野。
清らかに心整える“香道”、心身ともに健やかに整える“アロマ”、そして落ち着いた華やかさをもつ“フレグランス”。
3つのジャンルに分けて、日本の香りの魅力をお届けします。

●アイブロウ、アイライン、薄毛にも。挑戦するならいま!アートメイク新時代
針で肌に色素を入れて、眉やアイラインを描くアートメイク。過去のトレンドという印象を
おもちの人もいるかもしれません。
しかし近年のアートメイクは技術もセンスも安全性も格段に向上し、かつてとは一線を画す洗練の進化を遂げています。
年齢を重ねてハリが失われてきた目元を繊細なラインで引き締めたり、薄くなった眉や毛髪を補ったり……と嬉しい効果もたくさん。
新時代のアートメイクについてご紹介しましょう。

●親しい人に贈りたい便利な日用品や小さなお菓子─“プチ・プレシャス”なギフト
プライスもサイズも小さなものだけれど、「愛用しているから、使ってみて」と渡したときに「これ、どこで見つけたの?」なんて話が広がるような贈り物─
そんな親しい人との潤滑油になるようなギフトを集めた特集です。
ビジネス向けのフォーマルな贈り物よりもセンスが問われるものだから、暮らしを愛する7名の達人たちに聞きました。

●東京・京都・大阪 体に優しく、心もなごむ 癒やしの韓国料理
薬食同源の思想にもとづき、五味五色のバランスを大切にする韓国料理。
その滋味深く優しい味わいは、夏の疲れを癒やす養生食としても、昨今注目されています。
本場さながらの味に、美しさとモダンさも備えた一品と出合える
韓国料理店を東京、京都、大阪から厳選してお届けします。
【おもな編集内容】

●戦後80年 ─ いまを慈しみ、未来へつなぐ平和画報
戦後80年という節目の年を迎えました。
私たちが享受する豊かな文化、美しいもの、知恵と人々の営みは、平和のもとで守られ、 育まれてきたものです。
この特集では、過去を見つめ、現在を省みながら、いまこの時代に私たちがどのように平和を感じ、守り、次の世代へと手渡していくことができるかを考えます。
平和は、ただ願うだけではなく、ともに築き上げていくもの。
そのことを、あらためて心に刻む機会となりますように。


●美と情熱が、いま鮮やかにひらくヘラルボニーが紡ぐ、新しい世界
「ヘラルボニー」という名前を耳にしたことはあるでしょうか。
障害がある作家の才能をアートやデザインを通じて、社会に広げる活動を行う会社です。
掲げるミッションは、「異彩を、放て。」。
福祉とビジネスをつなげ、障害に対する先入観やボーダーを超えて、社会を変えていく─。
ユニークで圧倒的なパワーを放つ“異彩アート”が、新しい価値観を作ろうとしています。


●服が「力」になる瞬間(とき)平和は巡る。
誰かの手から作り出された服が、誰かの体を包み、希望が生まれる瞬間。
そこに芽生えた意思は、未来を描く原動力となり、あらゆる創造の循環を生み出します。
私たちは信じ、願っています。服が私たちの世界に、“Peace”をもたらしてくれることを。


●平和の先にある“幸せ”を作る、美容の話。美門来福幸せビューティ
スキンケアをしたり、メイクをしたり。美容を通して私たちは何を求めるのでしょう? 
若返ること? 誰かよりきれいと言われること? 本当はそうではないはず。
「なんだか幸せ」「なんだかごきげん」そんな幸福感と、そこから生まれる
やわらかくて楽しげな雰囲気こそ、年齢を重ねた私たちが手に入れたいものなのではないでしょうか?
大げさなことをいえば、そこから「平和」が始まるのかもしれません。
まずは「幸せと美容」の関係を繙くところから。
日々の化粧品選びやお手入れにも、新たな視点が見つかるはずです。


●八代目尾上菊五郎、六代目尾上菊之助 ─ この先につなぐ、襲名という物語音羽屋、未来へ!
「歴代の菊五郎が大切にしてきた伝統と革新に則り、精進してまいる覚悟でございます」
2025年5月2日、團菊祭五月大歌舞伎の初日、菊之助改め八代目菊五郎が『口上』でこう述べると、「音羽屋!」「八代目!」の大向うとともに、歌舞伎座が万雷の拍手に包まれました。
続く息子菊之助は「襲名させていただく感謝とともに、立派な歌舞伎俳優になれますよう」と力強く挨拶。
名跡、芸、心が江戸から令和に受け継がれ、未来へと広がっていく特別な瞬間。その新たな幕開けをお届けします。


●東と西の美しき交差点響き合う街 イスタンブール
金色に染まるモスクの尖塔や異国の薫りに包まれたバザール。すべてが時を超えた物語を語りかけてきます。
アジアとヨーロッパ、ふたつの大陸を結ぶ都市、イスタンブール。夕暮れの海峡を渡る風を感じて、東と西の文化のはざまへ─。


●アートファンなら必ず見たい新作を、厳選紹介 瀬戸芸 祝15周年!
2010年に始まり、3年に一度開催されている瀬戸内国際芸術祭。
通称「瀬戸芸」として親しまれるアートの祭典です。15周年を迎える今年は6度目の開催となり、37の国と地域から218組のアーティストが参加、過去最多の全256点の作品を展示。
夏会期以降に見られる作品のなかから、注目すべき「新作」を厳選してご紹介します。
本号は、創刊120周年記念特大号!

【おもな編集内容】

●買って、使って、愛でる喜び — みんなの「工芸」120
人間国宝、気鋭の作家、地域色豊かな手仕事・・・。
これまで小誌では、世界に誇るべき日本の工芸をさまざまな形で紹介してきました。
土地の風土、継承されてきた伝統、作り手の技と心を凝縮した工芸品は、
人の手に渡ってさらに真価を発揮します。
私たちは“優れた使い手”として、日本の宝ともいうべき工芸のバトンをつなぎたい。
創刊120周年記念特大号である今号では、周年にちなみ、全120組の作り手の
工芸品が登場します。
日常に温かな光を灯してくれるものが、きっと見つかるはずです。


●茶道裏千家十六代家元 千 宗室さんが語る「今日庵」、明日へ ──
裏千家の代名詞ともなっている「今日庵」。
今日という一瞬を大切に生きること。
それが、名前の由来であると、一般的にはいわれています。
茶道裏千家十六代家元 千宗室さんは、過去の積み重ねを伝えるのは今日のみ、
という意味も、「今日」の二文字に重ねています。
なぜならば、明日はわからないから。
その潔さが、四百数十年に及ぶ、裏千家の歴史を作り、
遠い「明日」へとつながっていくことになるのでは──。
そんな思いを抱きながら、家元に話を伺いました。


●二十歳を迎えて ── 市川染五郎 夢の、その先へ。
市川染五郎さんが、初めて小誌に登場したのは、松本金太郎を名乗る8歳のころ。
以来、節目ごとに、私たちは彼の成長の過程をお伝えしてきました。
2025年3月、その染五郎さんが20歳を迎えました。そして人気連載「しばい絵日記」も
今号で100回に。
言葉少なだった思春期から一転、古典の大役や新作の主役を勤めた経験を経て、
大人への一歩を踏み出したいま、自身のことやこれからの夢を語ってくださいました。


●創刊120周年記念号特別企画 『婦人画報』初代編集長 編む人、国木田独歩
作家として、歴史に名を残した文豪・国木田独歩。その一方で、明治の出版界に旋風を巻き起こした編集者であったことは、あまり知られていないのではないでしょうか。
彼こそは『婦人画報』の初代編集長。雑誌を通して人々に寄り添った独歩の歩みと熱い思いをお届けします。


●酒場の面白がり方を伝え続ける シンスケ101年目の試み
江戸時代から酒店として酒を商い、酒場となって紆余曲折を経ながらも、新しい時代を歩み続けている「シンスケ」。
100年前、ここは男性だけが酒を飲む場所でした。
令和になり、店を受け継いだ4代目は、そこを老若男女の集う「銭湯のような和みの空間にしたい」と語ります。
そのための工夫を“フィッティング”と呼び、微調整を続けています。
老舗の矜持を内包しながら時代を進む、その試みを取材しました。


●戦後を駆け抜けた伝説のファッションデザイナーマダム・マサコとは何者か?
かつて、自らを「マダム・マサコ」と称したファッションデザイナーがいました。
昭和20年代後半から30年代にかけて、『婦人画報』をはじめとする数多くのモード誌で、デザインを発表するだけでなく、女性のライフスタイルに言及するエッセイで、多くの人を惹きつけたマダム・マサコ。
しかし、彼女は昭和40年前後を境にメディアから姿を消し、伝説的な存在ともなっています。
マダム・マサコとは何者だったのか。新たに判明した後半生の情報をもとに、戦後を駆け抜けた謎多き女性の姿に迫ります。


●過去、現在、そしてこれから。私たちの美容哲学 120年、美の肖像
このところ美容においては、日本らしい美意識への回帰が謳われるようになってきています。
その日本ならではの“美”を築いてきたのがじつは『婦人画報』だ、
といっても大げさではないでしょう──。
日本女性を見つめ続けて120年。
明治時代から、先人たちは女性が美しく年を重ねることの必要性を説き、
優しく品よく、心まで豊かであることを嗜みとして志してきました。
そんな歴史から、私たちはこの先の未来、どのような美しさを求めていくのか?
いま輝く女性たちの姿を通じて、新しい“美”に出合いましょう。
【婦人画報2025年6月号の内容】


● 令和 ── 分かち合い、響き合う時代。 雅子さまと、ともに。
自由と多様性に富み、互いの個性や弱さを認め合える時代に変わりつつある──
令和の気運にそんな変化を感じませんか。
私たちが大事にしたいのは、喜びや悲しみを他者と共有し、互いに思いやりをもつこと。
そのための、目には見えない知性や品格を養うこと。
皇后陛下は、ご自身の生きる道を独自に切り開き、悩みながらも懸命に生きる
ひとりの女性として、私たちの歩みを導く存在です。


●世界文化遺産登録の地ニッポンの宝島、佐渡絶景
2024年、「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録され、注目が集まっている佐渡。
植物分布の境界、北緯38度線が島を渡り、みかんとりんごが同時に収穫できる
豊かな植生のある地です。
また、貴族文化と武家文化、町人文化が融合して育まれ、
“日本の縮図”と呼ばれるほど、多様な伝統文化が遺された島。
そんな歴史と自然が織り成す絶景を愛でに訪れてみませんか。
金山をはじめ、まさに宝のような輝きを放つ光景が待っています。


●いま、最も注目すべき現代美術家の比類なき軌跡 松山智一、混交する世界
美しい絵として見るのもいい。あるいは地球で起こっていることへの警告、注意喚起と解釈してもいい。
明るい色彩で多様なシーンを切り取り、古今の美術作品からの引用を駆使して、
クールな視線で時代を斬る現代美術家、松山智一。
現在、東京では初となる大規模個展が開催されているアーティストについて、
5つのキーワードで解説する。
芸術に夢を見てもいいか? 芸術は世界の混沌に抗うことができるのか?


●片岡仁左衛門×渡辺 謙 歌舞伎を語る、”演じる”を語る
上方歌舞伎の第一人者である片岡仁左衛門さんと
海外にも活動の場を広げる渡辺謙さんの対談は、謙さんの強い希望によって実現しました。
歩んできた道のりやジャンルに違いこそあれ、
同じ表現者として感じ入るものは多大だったようです。


●一期一会の景色とともに ── 初夏の「旅映えワンピース」
透き通るような海の青さを前に、心まで解き放たれる旅のひととき。
そんな特別な時間にまといたいのは、景色と調和しながらも美しく映える軽やかなワンピースです。
動きやすく着回しの利く一着は、非日常の時間を優雅に彩る最良のパートナー。
絶景に映えるデザインと解放感あふれるムードが、心に残るワンシーンを美しく描き出します。


●美容のプロも絶賛のレシピを、メディア初公開!カレン・ソウさんのときめき養生デザート
カレン・ソウ ─ 不思議な響きの名前をもつ彼女は、
宝石箱のようなデザート「ハコジュレ」を生み出したジュレアーティストであり、パティシエール。
白砂糖不使用、グルテンフリー、薬膳の要素を取り入れた養生志向でありながら、
普通のデザート以上に可愛くておいしいと、美と健康の伝道者である美容業界のプロたちを
次々と虜にしています。
今回、初めてそのレシピを小誌のために公開していただきました。


●シェービング、角質ケア、洗顔を見直しましょうオフ・ビューティ 美肌の極意
読者モニターの取材やアンケート結果によると、
丁寧にスキンケアと向き合おうとするときにまず“落とすこと”を見直す人が多く、
洗顔や顔のシェービングへの関心がとても高いということがわかりました。
いまや美容医療が一般的になり、年齢の重ね方を“選べる”時代といえます。
しかしそんななかでも、若く見えることより清潔感や“粋な美しさ”を志す人が
『婦人画報』読者には多いようなのです。
江戸時代から、日本女性はさっぱりと取り去るお手入れが好きだったといいますから、
これは私たちの暮らしや習慣に根付いた美容の嗜好なのかもしれません。
お清めや禊に通じる感性ともいえるでしょう。
今月はこうした価値観に寄り添って、徹底して“取り去る”美容法を追求します。
名付けて「オフ・ビューティ」──。それは、美容の原点であり美肌の極意です。
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