機械と工具 発売日・バックナンバー

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2,500円
■特集:難削材・硬脆材加工の最前線
【第1部】難削材加工 工具寿命・加工安定化・熱制御から考える課題解決
○超硬工具による Inconel 718高能率加工の可能性
―切削条件と工具損傷メカニズムから見る実用案件―
/三条市立大学 川崎一正
超耐熱合金Inconel 718のミーリング加工におけるコーティング超硬工具の適用を検討。切削条件と工具損傷メカニズムを実験的に明らかにし、高能率化の可能性を紹介する。
○チタン合金のエンドミル加工におけるMQLの適用範囲拡大
―長距離 MQL供給技術による加工自由度の向上―
/栃木県産業技術センター 近藤弘康
チタン合金加工におけるノズル条件が工具摩耗へ及ぼす影響を明らかにし、エアブロー衝突力を用いた供給条件評価法、MQL供給システムを紹介。
○物理モデルとインプロセス計測が拓く切削加工のデジタル技術
/神戸大学 鈴木教和
切削加工では、加工中に生じる振動や工具状態、加工品質を直接観察することは容易ではない。本稿では、切削力計測および機上計測を活用したデジタル技術を紹介し、工具状態、振動現象、加工品質を推定する手法とその応用について解説する。
○二酸化炭素が切り開くチタン加工の次世代冷却技術
―超臨界CO₂と極小潤滑の融合による難削材加工の新たなアプローチ―
/リックス 福永達也
チタン合金の加工に対して、超臨界CO₂とMQLを組み合わせたハイブリッド加工技術を、高速切削、工具寿命、加工精度、材料除去率、環境負荷低減などの観点から解説。
【第2部】次世代半導体材料の実用化を支える硬脆材加工技術
○SiC・化合物半導体ウェハ・ガラス・セラミックス基板の次世代分離技術―超音波振動で叩いて鏡面状に割断、曲線などにも対応―
/クマクラ 熊倉賢一氏に聞く/編集部
超音波による振幅で、制御されたクラックを入れていく化合物半導体ウェハ・ガラス・セラミックス基板の新しい割断・個片化システムを紹介。
○高能率・高品質を実現するSiC ウェハの研削技術
/旭ダイヤモンド工業 米山泰暢
SiC 半導体の加工難易度に着目し、SiCウェハ面研削技術の現状と課題、また低ダメージ加工や高平坦化に向けた砥石開発の取り組みを解説。
○量産に近づく硬脆材ウェハ加工―2頭研削が変える生産性―
/ジェイテクトマシンシステム 小倉良延、𠮷川亘、寺田久夫、寺島佑弥、山崎崇史
SiCやGaNなどの硬脆材ウェハ加工の量産化において課題となる、スループット改善、後工程負荷低減を図るため開発された、粗研削・仕上げ研削を1台に集約した2頭平面研削盤DDT832の概要と、高能率な新研削方法を紹介。
○歩留まりを左右するエッジ品質―超精密面取り加工への挑戦―
/中村留精密工業 岩瀬比宇麻
半導体および光学材料において、エッジ品質は機械的強度や製造歩留まりを左右する重要な要素である。本稿ではウェハからパネル、小径・薄板ワークまでのエッジ研削事例と強度評価法を紹介。
○SiC CMP技術の進化と低CoO化へのアプローチ
―高能率化から高品質化、そしてCoO最適化へ求められるCMPスラリーの新たな価値―
/フジミインコーポレーテッド 高見信一郎
半導体および光学材料において、エッジ品質は機械的強度や製造歩留まりを左右する重要な要素である。本稿ではウェハからパネル、小径・薄板ワークまでのエッジ研削事例と強度評価法を紹介。
■展示会レポート
○GrindingHub 2026にみる研削技術の動向
/京都工芸繊維大学 太田稔
○超専門技術ミニ展示会 「穴あけ展 リローデッド」
■注目技術
○自律きさげ加工システムの要素技術開発―職人技能の取得・再現と加工面評価―
/芝浦工業大学 桑原央明、横山稜、湯田耀介、西山桂司、太田明輝、渡辺晃大
きさげ加工における熟練者の「面を読む判断」と「工具を操る動作」に着目し開発された、自律きさげ加工システムについて解説する。
■連載
○【海外技術動向】「計測技術:最終製品の検査だけではない」
―複雑な部品の測定に応えつつ、将来の製造業を支えていく―
/Manufacturing Engineering, Contributing Editor Meaghan Ziemba
/翻訳:Generative Arrows 矢生晋介
2,000円
■特集:AI・データ・ロボットが変える製造業戦略と最新周辺機器
○AI・デジタルツインで生産を最適化する「シミュレーション主導型工場」の可能性と課題
/東京理科大学 松尾裕一、立川智章
/ロックウェルオートメーションジャパン 高松典彦
労働生産性低迷が進む製造業において、デジタルツイン(DT)やAIを活用した生産工程の最適化手法を解説する。シミュレーションベースの方法論と、課題としての人材育成への取り組みを紹介。
○ハノーバーメッセ2026の議論に学ぶ―「面で考える」製造業のDX戦略の趨勢―
/ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会(RRI) 中島一雄
ドイツとの交流から見えてきた、製造業のDXアプローチの違いや現状、欧州の危機感や「面で戦う」戦略、産業データ連携のあり方を紹介する。
○金属加工業界におけるフィジカルAIと協働ロボットの可能性
/ユニバーサルロボット 吉岡孝朗
金属加工業界の構造的課題に対し、AIが物理世界と連携する「フィジカルAI」技術群を解説する。同社による現場実装への道筋やVLAモデルなどについて紹介する。
○加工の自動化ニーズに応える最新周辺機器
/北川鉄工所 三次宏和
加工現場の自動化における課題を分析し、ボトルネックとなりやすい「段取り」「搬送」「把持」「測定・判定」に着目。ACCやロボット台車などを用いた自動化パッケージの構築について解説。
○多品種少量生産における自動化の柔軟性向上技術
―補正ユニットAGMによる位置ずれ吸収と安定稼働―
/シュンク・ジャパン 前川祐亮
多品種少量生産における自動化の課題として、段取り替え工数や位置ずれへの対応が挙げられる。本稿では、補正ユニット「AGM」シリーズが機械加工ワーク搬送などにおいて柔軟かつ安定した自動化を実現する技術を紹介する。
○「現場にちょうどよい」小型加工機とAWC―小さな投資で大きな進歩―
/津田駒工業 浦裕史
熟練作業者減少対策として、小型加工機「TSUDAKOMA i-CUBE」と自動ワーク交換装置(AWC)を紹介し、中小企業が自動化へ進むための選択肢を解説する。
○ハイブリッドAIが切り拓く、CAM自動化の新時代
/データ・デザイン 井澤太希
「CAMAssist」という、ハイブリッドAIによるCAMアシストモジュールが、切削加工の属人化課題を解決する。データ駆動型と理論知識型のAIを組み合わせての、加工ストラテジ自動生成や熟練ノウハウの再現を事例とともに紹介する。
○生成AIはNCプログラミングをどう変えるのか
―AI時代に求められるNCシミュレーションと品質保証―
/CGTech 茨木保彦
生成AIがCAMシステムや製造支援ソフトウェアに組み込まれ、加工準備業務の効率化を加速させる動向を紹介する。NCプログラム作成における品質保証プロセスの重要性を取り上げる。
■展示会レポート
○「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2026」
―フィジカルAIの活用に注目集まる 多品種少量生産の自動化を実現する技術も―
/編集部
■注目技術
○エア漏れ対策は「発見」から「管理」へ―継続的な改善を支える診断サービスの価値―
/富士機工 藤井法心
/フルーク・ジャパン 高森洋行
エア漏れは、電力コストだけでなく、生産安定化・設備保全・環境対応に関わる工場経営の課題である。本稿では、現場経験と超音波カメラ技術をもとに、エア漏れ診断の重要性と活用方法を解説。
■特別企画 環境・省エネ・ロボット機器ガイド
<環境技術・対応製品>
水溶性切削油・植物性切削油/MQL装置/スラッジ回収機器/浮上油回収機器/フィルター/油水分離機/洗浄機/ろ過装置/オイルスキマー/洗浄剤/切屑処理装置/廃液処理装置/精密空調機器/ミストコレクター/その他
<省エネ技術・ロボット技術対応製品>
ロボット/省電力機器/軸受/案内/駆動装置/コーティング/自動化機器(バリ取り機器・バリ取り工具)/ブラスト/工具折損検出装置/自動搬送装置/各種センサ/その他
■連載
○【海外技術動向】自動化の導入で浮かび上がる課題
/Manufacturing Engineering,Contributing Editor Meaghan Ziemba
翻訳:Generative Arrows 矢生晋介
工場自動化の課題として、古い設備や統一性のない制御方式などが挙げられる。システムレベルの複雑さが増す中、導入プロセスでの管理に加え、業務や企業文化の見直しが求められる点を解説。

2,000円
■特集:高度化する特殊加工の最新技術動向
【①レーザ加工】 
○超短パルスレーザによる10µm以下の微細加工技術と応用
―微細孔加工・微細パターニングの課題と応用事例―
/リプス・ワークス 山瓶子勇次
より微細かつ複雑な加工が可能となった、超短パルスレーザの非熱・非接触加工の特徴と同社の技術開発、10µm以下の微細孔・形状加工の課題、利点、応用事例を紹介。
○フェムト秒レーザ微細加工機の最新技術と加工事例
―5軸レーザ微細加工機「LASER S500U」を中心に―
/ユナイテッドマシニング 松本昭吾
5軸制御加工機との統合により、従来困難であった領域への展開も進むフェムト秒レーザ。本稿では具体的な加工事例からその有効性を示す。
○レーザ加工機の自動化と生産性向上に貢献する最新AI技術
/三菱電機 杉原和郎
人材不足、業務効率化、品質向上、コスト削減等、板金製造業の課題解決への貢献が期待される、最新AIを用いたレーザ加工の各種機能を紹介。
【②金属AM】 
○LB-PBF金属3Dプリンタによるアルミニウム合金の低コスト複雑形状造形への取り組み
/静岡県工業技術研究所 浜松工業技術支援センター 田光伸也・植松俊明・太田幸宏・山口智之・大澤洋文
/静岡県庁 望月智文
造形コストが高い金属AMに対し、積層厚さの増加による造形時間短縮、サポート材が造形物形状に与える影響に着目し、LB-PBF方式でアルミニウム合金の低コスト複雑造形に取り組んだ事例を紹介。
【③放電加工】
○「倍速放電加工」を支える基礎技術
―ジャンプレス加工へのアプローチ―
/牧野フライス製作所 根本政典
大型化が進むダイカスト金型の型彫り放電加工を例にとり、ほぼノージャンプで加工時間を1/2に短縮する「倍速放電加工」について解説。
○“操作を自動化する” 放電加工の省人化技術
―西部電機におけるワイヤ放電加工機の自動化提案―
/西部電機 川辺剛
ワーク搬送以外にもさまざまな作業への対応が必要となる、ワイヤ放電加工の自動化。そこで「オペレータの操作そのものを自動化する」西部電機の自動化提案について、事例をもとに解説。
【④FSW(摩擦拡販接合)】
○FSW(摩擦攪拌接合)の実用化と量産展開
―Stirweld社製品群によるFSWの民主化とプロセス確立―
/コーレンス 佐々木祐斗
「FSWの民主化」を掲げ、高度な専門設備を必要としないFSW、量産工程で再現可能な接合プロセスの実現を図るStirweld社製品群を見る。
【⑤転造加工】
○工程集約時代に再評価される「ねじ転造ヘッド」
―ARC・VABSねじ転造ヘッドを活用した雄ねじ転造加工のすすめ―
/山田マシンツール 小玉勇輝
切りくずが出ず、寸法精度や強度、仕上げ品質の向上にもメリットのある転造加工は、現在の自動化・工程集約ニーズの中で再評価されている。ここではねじ転造ヘッドを例に、そのメリットを解説。
■展示会レポート
○INTERMOLD2026/金型展2026/金属プレス加工技術展2026
/編集部
■特設記事 現場ニーズに応える最新切削工具
○工具へのナノメートル周期構造の付与とその効果
/富山大学 白鳥智美
工具表面にナノメートルサイズの周期構造を付与し、摩擦を制御する技術について、テクスチャの方向や角度にも着目した研究の成果を、押出し加工、切削加工、せん断加工への適用事例から解説。
○銅材の高能率加工に特化したスクエアエンドミル
―銅電極加工用ニック付き3枚刃スクエアエンドミル『DHS340』『DHS340F』―
/日進工具 盛将人
EVや電子部品、半導体分野で需要が高まる銅材の加工は、延性が高く溶着やバリが発生しやすい。銅材加工の切りくず排出性、びびり振動抑制を図ったスクエアエンドミルを加工事例とともに紹介。
○ミスミが提案する最新切削工具の性能と加工事例
―XAL、VAC、AXT、TACシリーズ―
/ミスミ 野々村真希・蔵本峻
加工の最適化要因として、工具の役割が大きくなってきた。そこで高効率、工具寿命安定、品質安定化などの現場ニーズに対応する製品群を紹介。
■連載
【海外技術動向】 
○「工具を研ぎ澄ませ」
―センサ内蔵技術で刃先のより近くから加工情報を獲得する―
/Manufacturing Engineering, Contributing Editor Kip Hanson
/翻訳:Generative Arrows 矢生晋介
2,000円
■特集:工具費低減への対応と材料戦略 & 現場ニーズに応える最新切削工具
○経済性を高めたエンドミル切削の提案
/松岡技術研究所 松岡甫篁
超硬工具の主成分であるタングステンの価格高騰問題への対応の1つとして、最少の工具で高い生産性を実現する提言を行う。
○鋳鉄加工における工具摩耗と工具材料
/近畿大学 生田明彦・旗手稔
材料特性に優れる球状黒鉛鋳鉄やADIの使用拡大により難削化した鋳鉄切削について、工具摩耗や被削材特性の観点から工具選定の提案を行う。
○超硬使用量の最適化で考える工具戦略
―小型インサートとヘッド交換式工具の可能性―
/タンガロイ 向中野陽太・及川有宇樹・武藤敬大
超硬材料価格の上昇を背景に、工具寿命の延長、使用量最適化が求められている。小型インサートおよびヘッド交換式工具を例に、超硬使用量削減と加工性能を両立する工具戦略を解説。
○高品質な仕上げ面性状を実現する新サーメット材種 “MP3115・MX3115”
/三菱マテリアル 駒村優
小物高精度加工での寸法安定性、仕上げ面性状に対応した新規サーメット材種として、基材新設計のMX3115、高い平滑性を持つMP3115を紹介。
○鋼加工の超硬代替となるサーメットの提案
―鋼旋削用コーテッドサーメット材種「T2100Z」―
/住友電工ハードメタル 米田敦洋・山西貴翔・奥野晋
省タングステン工具への関心が高まる中、調達リスク低減に有利で、超硬代替として期待されるチタン主体のサーメットの最新材種について解説。
○低抵抗・高能率加工を実現するイスカルの高送りカッタ
 【MILL4FEED】シリーズの全貌と加工事例
/イスカルジャパン 尾崎勝彦
片面4コーナ仕様のスクエアインサートを採用し、高能率な荒加工を低抵抗で「機械に優しく、圧倒的に早い」を実現する高送りカッタを紹介。
○高能率加工と生産コスト低減を実現する高送りカッタ「MFH Harrier-D」
/京セラ 山道一輝
びびりに強い高送りカッタ「MFH Harrier」のラインナップとして、工具費、ランニングコスト低減ニーズに対応した両面8コーナ高送りカッタを紹介。
○高能率加工を実現する小径高送りカッタ
―刃先交換式小径高送りカッタ「マックスマスターミニ」―
/ダイジェット工業 相澤翔太
φ10までの小径領域に対応し、多刃化と低抵抗刃型での高効率化、インサート多コーナ化による経済性を実現した刃先交換式高送りカッタを紹介。
○高生産性と持続可能性を実現する新型ラジアスカッタ
―最新のテクノロジーを投入した次世代ラジアスカッタ「CoroMill® MR20」―
/サンドビック 川向利和
高まる持続可能性ニーズに対して、長い工具寿命と安定加工による工具消費量低減、消費エネルギー低減を実現した次世代ラジアスカッタを紹介。
○ろう付けセラミックエンドミル CERAMATIC Brazedによる加工領域の拡大
/NTKカッティングツールズ 秋永拓也
耐熱合金の深掘り等での折損リスクに対し、刃先部にセラミック、シャンクに超硬合金とろう付け構造を採用したセラミックエンドミルを紹介。
○高硬度被削材加工用6枚刃スクエアエンドミルHGSによる加工面品質改善
/ユニオンツール 梅津幸人
60~70HRC相当の高硬度焼入れ鋼に対する、エンドミルでの高精度加工の課題を解決する、φ1~12mmの6枚刃スクエアエンドミルを紹介。
○安定・連続加工を実現する小径超硬ドリル
―ラインナップ・性能・精度・汎用性を追求した「AD-MICRO」―
/オーエスジー 内田聖也
トラブルに気づきにくい精密電子分野の小径穴加工に対し、工具折損や加工トラブルの発生を抑えた、連続加工に適した小径超硬ドリルを紹介。
○ドイツ製最先端ツールHORN社焼結チップブレーカ付き工具とKOSTYRKA社 油圧式治具
/Paul Horn GmbH Nico Sauermann
/IZUSHI 永岡衛・平井大
ドイツ・HORN社の最先端工具から、小径の内径加工時の切りくず詰まりを解消する工具、油圧式治具の鋳造・鍛造品クランプへの適用事例を解説。
■技術解説
○極小径工具製造の最新動向
/牧野フライス精機 樋渡鯨
■注目技術
○HPC技術を用いたSUS304の高能率深穴加工
/鳥羽商船高等専門学校 和田任弘
/トクピ製作所 森合勇介
■連載
○【海外技術動向】「登場から40年のアディティブ・マニュファクチャリング」
 ―AM技術は産業として実用化の時代に―
Wohlers Associates, powered by ASTM、Chief Technological Strategist、Ph.D Brent Stucker
/翻訳:Generative Arrows 矢生晋介
2,000円
■特集:同時5軸加工 移行期の課題と対応
○5軸工作機械の誤差原因を知り、加工に及ぼす影響を評価する
/広島大学 茨木創一
同時5軸加工では、それほど複雑な面の加工ではないのに、回転軸が大きく動くことがある。こうした「特異姿勢」の影響に着目しつつ、5軸加工の精度的問題を解説。また2025年から導入された5軸工作機械の熱変形試験法、特異姿勢が加工精度に及ぼす影響を評価する、現場でも可能な加工試験の方法などを紹介。
○空間精度測定・補正というアプローチ ―5軸加工機の真の実力を引き出すために―
/空間精度研究所 志村直哉・藤井理絵
5軸加工機においては、直線軸の精度は良好であっても、旋回軸のわずかな誤差が、ワーク上では数十μm単位の誤差として現れることがある。複雑な5軸加工でこうした工作機械のクセを、属人的に補正することは容易ではない。本稿ではこのような課題に対し有効な、先端点誤差を空間的に評価し、誤差を補正する空間精度からのアプローチを紹介。
○hyperMILLが選ばれてきた理由と見据える未来
/オープン・マインド・テクノロジーズ・ジャパン 矢内祐介
複雑な5軸加工において、非常に柔軟かつ容易なプログラミングでその導入・普及を支えてきたソフトウェア「hyperMILL」。本稿では、国内で5軸加工環境が広まっていく過程でhyperMILLが与えたインパクトを紹介するとともに、シミュレーション、新たな5軸加工提案、自動化、AI 活用など、今後のアプローチについても解説。
○5軸加工機を活用したソリューションと工程集約の高度化
/DMG森精機 加治敏
1回の段取りで加工できる範囲を増大させることができる5軸加工は、工程集約において重要であり、また工程集約を考えていく中で、どのような5軸加工が求められていくかを考える必要もある。本稿では、こうした5軸加工と工程集約との関係について、細心の事例をもとに解説。
○5軸加工における異形工具活用の可能性と課題 ―加工現場とCAMメーカーの共創が示す、異形工具活用の実績と課題―
/ものづくりネットワーク沖縄 新里章
/NDES 阿部田哲史
金型加工現場とCAD/CAMメーカーの共創により5軸加工の高度化を図る取り組みを紹介。荒取りで実現した高除去加工を中取り・仕上げにも展開するための異形工具活用と、熟練依存からの脱却について述べる。
■特別寄稿
○ドイツ・GROB社100周年記念オープンハウスに見る最新技術と同社の戦略
―新製品GP1350・GRC-M60とGROBの機械ソリューション―
/GROB Japan 小川晃生
GROB 社は、今年3月にドイツにて、100周年記念オープンハウスを開催した。ここではその様子と、大型複雑形状に対応する5軸ポータルマシニングセンタ「GP1350」、柔軟性の高いロボットセル「GRC-M60」などの新製品群を紹介する。
■技術解説
○FAPTECH製ロータリートランスファマシンで実現する多方向機械加工の省人化・省スペース化 ―コストパフォーマンスと高い性能を両立―
/YKT 築山弘明
ロータリートランスファマシンの更新需要に対し、日本製は製造終了、欧州製品は円安による導入困難といった状況がある。そんな中、新たな選択肢として中国製工作機械メーカー・FAPTECH製品を提案するYKTが、その能力や競争力を解説。
○高性能WCCコーティング装置の技術開発と産業応用
/広東華昇ナノテクノロジー 郭朝乾・陳亜奮
低摩擦係数、優れた化学的安定性、および耐摩耗性を兼ね備えた炭化タングステン(WCC)コーティングについて、インテリジェントなプロセス制御設計により精密膜厚制御と安定した量産を実現したWCCコーティング装置「WCC800」を紹介。
■特別企画 INTERMOLD 2026(名古屋) 注目出展機器ガイド
「工作機械」/「工具・ツーリング」/「システム、CAD/CAM・制御機器」/「計測」/「工作用機器、その他関連機器」/「出展者リスト」
■連載
【海外技術動向】「次なる溶接の姿を求めて」 
 ―自動化からロボットまで、業界のエキスパートが見る溶接技術のトレンド-
 Manufacturing Engineering, Contributing Editor Meaghan Ziemba
 /翻訳:Generative Arrows 矢生晋介
2,000円
■特集:金型加工の自動化・高付加価値化を考える
○日本金型工業会 2つのワーキンググループ設立に見る金型産業の新たな課題への対応
/編集部 
今年2月に行われた日本金型工業会「技術研究発表会」での自動化・効率化に関するWG設立とパネルディスカッションから、最近の金型現場における自動化・効率化への取り組み状況と課題を探る。
【日本金型工業会 会員の活動より】
○小林工業㈱の事例に見る、3DAモデル導入に向けた取り組み   
小林工業 金型製造部 設計統括役 伊藤清光氏に聞く 
/編集部 
3Dモデルに製品製造情報を付加する「3DAモデル」は、高いレベルでのデータ連携が容易になる一方、システム対応の遅れ、幾何公差の使用などから、普及が進まない面もある。この3DAモデル導入に取り組む金型企業の事例を紹介する。
【単結晶ダイヤモンド工具による金型加工の新たな提案】
○単結晶ダイヤモンド工具の最新動向と金型加工における役割 
―高品位加工を支える“仕上げ工程の武器”―   
/オーエスジーダイヤモンドツール 神谷伸顕・平井哲郎・八須洋輔 
最終的な面を決定づける金型の仕上げ工程において、卓越した切れ味と面創成能力を有する単結晶ダイヤモンド工具が見直されている。ここではその背景と工具特性、効果的な使い方を解説。
○単結晶ダイヤモンド工具を活用した金型の高付加価値加工
―「Diamond Cutting Tool Forum 2025」実演内容の紹介―
/芝浦機械 室伏勇 
単結晶ダイヤモンド工具の普及を目的として開催された「Diamond Cutting Tool Forum 2025」から、金型加工を対象とした実演内容を紹介する。
○フィジカルAI研究の概要と、金型磨き作業への応用の可能性
/埼玉大学 辻俊明・稲葉司帆 
センサやロボットを使って現実世界の状況を把握し、物理的に働きかけることができる「フィジカルAI」を、製造現場の自動化に活用する検討が加速している。フィジカルAIで意匠面研磨の職人技再現を研究する筆者が、金型現場で自動化の要望が強い金型磨きへの適用について考察する。
○大物金型加工のリードタイム削減に寄与する立形マシニングセンタV800/V900   
/牧野フライス製作所 石田修也 
部品の大型化・一体化の流れの中、金型加工機にも大物金型を粗加工から仕上げまで一気通貫で加工する能力が求められている。昨年と今年リリースされた2種の加工機について、その特徴と有効な加工方法を最新加工事例をもとに解説する。
○容易化で攻めるソディックの自動化ソリューション
/ソディック 津田裕樹 
ソディックでは自動化を、①簡単操作、②無人運転、③工程全体の自動化、3つの領域に整理し、自動化ソリューションの訴求・提案を行っている。その具体的内容について解説。
○次世代超硬合金を採用したIX-EPDB-TH3が実現する長寿命・高品位加工とcBNからの置き換え   
/MOLDINO 居原田有輝 
高硬度鋼をより長寿命かつ高精度に加工可能な工具のニーズに応え、耐摩耗性(硬さ)と耐欠損性(靭性)の相反する性能を高次元で両立した新開発の「次世代超硬合金」と、それを用いた最新工具「IX-EPDB-TH3」について紹介する。
○高品位金型加工を支えるツーリングとDyna ZERO SYSTEM
/大昭和精機 土居正幸 
現在の金型加工に求められる、振れ精度向上とスムーズな工具交換というニーズに対し、工具着脱が容易で、振れ精度が安定しやすい「油圧式ハイドロチャック」、そして回転時の振れを極限まで抑える「ダイナゼロシステム」を紹介。
■技術解説
○微細工具研削盤「MicroX ULTRA」のナノレベル制御が支える金型加工用工具の超精密・微細切削ニーズへの対応
/ANCA Machine Tools Japan 板倉秀明 
金型加工工具へのナノ精度制御や温度・振動管理の重要性と、そのニーズに応える微細工具研削盤「MicroX ULTRA」のナノレベル制御技術について、実例をもとに解説。
■特別企画:INTERMOLD 2026(大阪) 注目出展機器ガイド
「工作機械」/「工具・ツーリング」/「システム、CAD/CAM・制御機器」/「計測」
/「工作用機器、その他関連機器」/「出展者リスト」
■連載
【海外技術動向】「CNC加工の次なるステージはAI駆動モニタリングか」 
―積層表示灯よ、さようなら。紙の伝票も、もういらない。リアルタイムな統合機械モニタリングでDXへ真っすぐ進もう-
Manufacturing Engineering,Contributing Editor Kip Hanson
/翻訳:Generative Arrows 矢生晋介   
○CIMFORCEが目指すスマート製造ソリューション 
第4回(最終回)CIMFORCEシステム導入事例―プロジェクト成功のキーアイテム―   
/CIMFORCE 埴淵俊夫 
2,000円
■特集:スマート研削加工の時代-自動化とモニタリングで変わる現場
○「研削のスマート化」の現状とこれから
岡山大学・大橋一仁教授に聞く
/編集部 
切削加工に比べて、研削加工のスマート化は難しいとされている。その理由と現在の状況、またスマート化の進展に必要な要素を分かりやすく解説。
○砥石作業面のインプロセスモニタリングに向けた生成AIによる可視化
-研削加工中における砥石画像取得とAI解析-
/佐世保高専 坂口彰浩
/ナガセインテグレックス 川下智幸 
研削加工中のリアルタイムなインプロセスモニタリングの実現には、取得した砥石作業面画像から研削液等の影響を排除する必要がある。本稿では生成AI技術を応用した可視化手法を解説。
○研削条件出し支援アプリ「スマート研削システム」
/元・住友重機械工業 市原浩一 
研削加工の条件出しは、要素が膨大なため非常に困難かつ高度なスキルが求められる。本稿では研削理論の因果関係に拘った物理モデルをベースに条件出しを支援するシステムについて解説。
○円筒研削加工の工作物プロファイルの高精度予測技術
-砥石と工作物の接触動剛性を考慮した加工精度予測-
/ジェイテクト 森知也 
円筒研削における加工条件の選定の支援として、接触動剛性に着目し開発した加工中の動剛性計測システムと、研削加工精度を予測する加工シミュレーションからなる円筒研削加工の工作物プロファイルの高精度予測技術を紹介。
○熟練者の作業を代替する加工機を低コストで
AI搭載全自動刃先ホーニング機「GH5」
サイバーRC 今井琢也社長に聞く
/編集部 
画像認識AI技術を組み合わせ、1000万円を切る低価格で、熟練者依存度の高い刃先ホーニングの全自動化を実現した加工機「GH5」を紹介。
■特別企画:各種研削盤の最新動向
○VOLLMERが目指す工具研削の自動化とデジタル化への総合的アプローチ
/フォルマー・ジャパン 本川祐司 
超硬工具研削盤VGrind infinity LINEARを用いた自動化へのアプローチ、あわせて同機にも組み込み可能なデジタル化の取り組みとして、VOLLMERのDX 化構想「V@dison」を紹介。
○高精度・高効率を極めた複合円筒研削盤STUDER S23の進化と実力
/ユナイテッドグラインディング 府内房子 
最新機種である複合研削盤「S23」の開発背景や導入メリットを紹介しつつ、新たな統合システムで研削の改善、ソフトウェア・データ・サービスの統合、スマートファクトリ化を図る同社DX戦略についても解説。
○炭素削減を実現する高生産性・環境対応型次世代全自動インサート外周研削盤「APX-30」
/和井田製作所 山﨑充 
炭素削減・省エネルギー化・高生産性を目標に開発した全自動インサート外周研削盤「APX-30」と、省人化に対応したパレットの自動交換&移送装置「ACT 3」について紹介する。
○中型ワークの高精度加工、工程集約、自動化に対応する立形研削盤Vertical Mate55 2nd Generation 
/太陽工機 関根隼 
中型ワーク向けの高精度研削加工に求められる「工程集約」「自動化」「品質安定性」「省エネ性」「DX 対応」といった多面的な要求に応え、研削加工における「ばらつき源の抑え込み」「再現性の高い品質確保」を追求した最新立形研削盤について解説。
○精密ろ過装置による研削管理の最適化とコスト削減・利益最大化効果
-トランザーフィルターによる研削液管理の最適化-
/トランザーフィルター日本 中村裕司
トランザーの新製品である、高コストパフォーマ ンスを狙って開発したTCF(Transor Compact Filter)とハイス、鋼などの磁性体の研削を対象としたV-ICCシリーズについて紹介する。
■特別寄稿
○展示会「Grinding Technology Japan(GTJ)」
“研削コンシェルジュ ”としての取り組みと出会い
/APTES技術研究所 愛恭輔 
■連載
○【海外技術動向】「曲げ加工業界の今」 
―熟練オペレータがいなくてもプレスブレーキの生産性を維持できるように-  Manufacturing Engineering Contributing Editor Kip Hanson  
/翻訳:Generative Arrows矢生晋介 
○CIMFORCEが目指すスマート製造ソリューション
第3回 単体機からシステム機まで―工場設備統合プラットフォームの挑戦―  
/CIMFORCE 埴淵俊夫
2,000円
■特集:多品種少量生産と複合加工機の工程集約・自動化対応
○多品種少量生産時代の複合加工機自動化の現状と展望
/日本工業大学 二ノ宮進一
多品種少量生産の中で、多様な加工の複合化と工程集約の可能性、新しい概念の複合加工機について整理しつつ、自動化に向けた方向性を考える。
○旋削加工およびミリング加工を融合した複雑形状加工のNCプログラムの自動生成
/神戸大学 西田勇
複数工程を集約し、柔軟な加工を行える複合加工機は、一方で工程設計が複雑となり、新しい自動工程設計システムが求められている。その実現のため研究が進む、旋削とミリング加工を効果的に組み合わせた自動工程設計について解説。
○複合加工機による工程集約と自動化の革新-中村留が提案する次世代の現場改革
/中村留精密工業 掛山拓朗・荒川つかさ
「限られた人数で、不断に変動する生産要求に応える」という現場の新常識に対応するため、加工機、プログラミング支援ソフトウェア、自動化システム等複合ソリューションで対応する企業の提案を紹介。
○CNC自動旋盤で実現する工程集約と自動化の高度化―ツインタレットで同時5軸加工を実現する、主軸固定形 CNC自動旋盤 Miyano BNE-65ATC―
/シチズンマシナリ― 堀田和宏
複雑形状部品の高効率生産を実現し、自動化や省人化をはじめとするさまざまな課題に対して、豊富な機能と自動旋盤の優位性で応える、CNC自動旋盤 BNE-65ATCを紹介。
○多彩な複合加工を実現するスイス型自動旋盤「SR-20RⅣ type E」とユーザーの課題解決につながる各種ソリューション
/スター精密 向山雅仁
スイス型自動旋盤における複合加工能力向上、多様化への対応のため、B軸制御機構を搭載し高い複合加工能力を実現した新機種について解説。
○前工程を機内で完結 8インチ複合精密旋盤XTL-8MYS両端加工仕様
/高松機械工業 二輪聡
XTL-8MYS両端加工仕様は、油圧グリッパでワークを保持し、両端面・センタ穴から外径加工までを同一把持で連続加工する。段取り負担軽減、工程短縮と基準一貫の工程設計を支援する。
○中小製造業における“等身大の自動化”省スペース×ロボットシステムで実現する現場力向上―mRobotiqs.が提案する「無理のない自動化」の実践と事例―
/ミナミダ 石田芹奈
中小企業の自動化は、大規模生産ラインを想定した自動化手法をそのまま持ち込んでも、なじまない可能性がある。中小企業における自動化経験の豊富な企業が“無理のない自動化”のあり方を解説。
○究極の多品種少量生産「一品流しからの自動化」が変える製造現場の未来
―パッケージ戦略と横への複合化による生産革新―
/松本機械工業 奥野直起
生産現場の自動化の多くは「同一ワークの大量生産」を前提とするものにとどまっている。この問題への対応として、「一品流しからの自動化」に取り組む企業の事例を紹介。
■EMO2025に見る、複合加工機の多品種少量生産・自動化技術
○“人が介在しない”柔軟な無人化工程の構築と新しい旋削技術「High Dynamic Turning 2.0」 /編集部
ドイツ・INDEX社が提案した新しい旋削技術「High Dynamic Turning 2.0」を、同社の工程集約・自動化戦略とともに解説、その役割を探る。
■技術解説
○金型製造におけるX線CT装置活用のメリット
/埼玉県産業技術総合センター 増子陽一
製造業で使われることも増えてきたX線CT装置には、複数の種類があり、それぞれの特性を知り使い分けることが重要となる。金型製造での利用を例に、そのメリットと使い分け方法を解説。
■連載
○CIMFORCEが目指すスマート製造ソリューション第2回 “つながる製造”への挑戦 
―製造プラットフォームとMOMが支える実装基盤―  
/CIMFORCE 埴淵俊夫 
○【海外技術動向】「AIの実用を考える」
―もはや誇張ではなく、人工知能があらゆる規模の工場に具体的な成果をもたらしている-  
Manufacturing Engineering Contributing Editor Karen Haywood Queen  
/翻訳:Generative Arrows矢生晋介
  
2,000円
■特集:2026年 工作機械産業・技術の展望
○これからの工作機械に変革を起こす基盤技術(トランスフォーメーション技術)は何か
日本工業大学工業技術博物館 清水伸二館長に聞く 
/編集部
工程集約や自動化を経て、柔軟な生産システムへの道を進む工作機械は、今後どのような進化を遂げるのか。EMOハノーバーの状況を元に考察。 
○NC工作機械による自動化ラインの向かうべき姿と、構築に向けた課題・対策
/TSF自動化研究所 村山省己
今後の工作機械技術のあり方を考える上での最重要課題の1つとなった自動化。その進展レベルを段階的に整理しつつ、自動化システム構築の課題・対応と目指すべき完全自動化について解説。
○キネマティクス工作機械とデジタルツインが拓く中・大型工作物の新しい加工技術
/金沢工業大学 森本喜隆
大型ワーク加工のニーズが高まる中、加工機を精度よく制御することは難しくなってきている。そのための提案として、キネマティクス工作機械とデジタルツインを組み合わせた新しい加工システムを紹介。 
○工具販売のさらに先へ!顧客への提案・課題解決型サービス強化とその取り組み
イスカルジャパン㈱ 代表取締役 岡田一成氏に聞く 
/編集部
「加工条件は現場が決める」時代から、熟練者減少や加工の高難度化を経て、工具メーカーに踏み込んだ課題解決を求める声は増加する。そうした役割の変化に対応する取り組みを紹介。 
■特別企画 最新マシニングセンタと生産システム 
○多品種少量・削り出し加工の生産性を10倍に向上する「Smart M/C X10」
/㈱スギノマシン 森口卓也 
加工時間を劇的に短縮する、同社独自の「爆速切削」をデジタル技術と組み合わせ、生産性向上と加工ノウハウのデジタル資産化、段取りレスを同時に実現した「Smart M/C X10」。その強みを活かす自働化システム、加工ノウハウ継承について解説。
○小型切削加工機ロボドリルDCシリーズ
/ファナック㈱ 髙原徹志
近年の社会環境の変化に伴う、工作機械の生産性向上・省エネ化の要望に応えるため、機構部の刷新によりさらなる生産性向上を実現した、小型切削加工機ロボドリルの新機種DC シリーズを紹介。 
○人手不足を解消し、稼働率を最大化する最新自動化ソリューション
/ニデックオーケーケー㈱ 宮島悠・木本真吾
自動化ニーズの高まりと、多品種少量生産での治具交換・段取り替えの問題を解決するため開発された5軸マシニングセンタ、立体パレットストッカの開発背景、特徴と導入メリットについて解説。 
○ロングストロークベッドレスマシニングセンタ「NX」シリーズと環境対応技術
/ホーコス㈱ 浦賀章仁
大型複雑形状のアルミダイカスト部品をターゲ ットとして開発した高速・高剛性・省スペースのロングストロークベッドレスマシニングセンタ「NX」を、同社独自のMQL工法とともに紹介。 
○樹脂には樹脂のためのNCルータを
/SHODA㈱ 武井友里
量大型ワーク対応と価格のジレンマ、油・水による素材制限を解消する樹脂加工専用NCルータNCP5000を開発。低精度の従来イメージを覆し、高精度樹脂加工を実現する。 
■展示会レポート
○EMO2025に見る最新生産技術動向
/㈱松岡技術研究所 松岡甫篁
■連載
○CIMFORCEが目指すスマート製造ソリューション 
第1回“属人化・サイロ化”からの脱却―DXが製造現場にもたらす本質的な変化 
/CIMFORCE 埴淵俊夫 
製造現場のDXにおいて、工程ごとに分断されたデータの受け渡しや、個人の経験に依存した運用が悪影響を及ぼすケースは多い。本連載では4回にわたり、その打開策や、情報連携の事例を解説。
○【海外技術動向】医療機器メーカー、メーカーを雇う 
Manufacturing Engineering, Contributing Editor Ilene WOLFF 
/翻訳:Generative Arrows 矢生晋介 
■特集:現場のニーズに対応した最新切削工具
○Pulse Laser Grinding(PLG)による 高硬度工具の高精度刃先加工技術
―フェムト秒・ピコ秒レーザを活用した非熱的高品質加工の展開―   
/名古屋工業大学 劉暁旭・糸魚川文広 
工具への耐摩耗性、寸法安定性ニーズの高まりとともに、工具の加工難易度も高まっている。そこで、フェムト秒・ピコ秒レーザを利用して工具表面を「光で削る」非接触高精度加工を紹介。
○可視化・監視・分析 センシングソリューション「VIMOA」
/京セラ 橋本重孝
加工状態や振動をリアルタイムに可視化し、その場で分析する最新センシングソリューションを、実際の導入・改善事例とともに紹介。 
○ソリッドドリルに匹敵するヘッド交換式ドリル
/三菱マテリアル 藤澤翔一
締結部の剛性不足や芯ずれの発生などの課題克服に取り組み、超硬ドリルに匹敵する性能を持つに至った新型のヘッド交換式ドリルを紹介。 
○「Sumidrill GDX型」による深穴加工の提案
/住友電工ハードメタル 宮川鉄平・松原弘樹・島本陽介
本稿では、インサート交換式で従来困難であったL/D=7 の加工を実現し、低コストや環境負荷低減に寄与する新製品およびその加工事例を紹介。 
○加工性能と工具寿命を両立する新世代ヘッド交換式ドリル 「CoroDrill R DE10」
/サンドビック 桐石大輔 
刃先交換式とソリッドドリルの中間的位置づけであるヘッド交換式ドリルにおいて、量産品の小径深穴加工の加工コスト削減ニーズに対応する新製品を紹介。
○セラミックス小径穴の安定加工を実現する「DIA-MXD」
/オーエスジー 伊藤凌央 
加工難度が非常に高く、半導体部品等の需要が高まるセラミックスやガラスの穴あけ加工に最適化された、ダイヤモンドコーティング超硬ドリルを紹介。
○鉄・鋳物専用のハイエンド超硬ドリル「Supreme DD170」
/ワルタージャパン 安藤達治 
全周マージン、充分な超硬母材の配置による加工安定性、360°全方向へのクーラント供給、最新コーティング採用など斬新な特徴を備えた、鉄・鋳物専用ハイエンド超硬ドリルについて解説。
○ガンドリルとベンテックドリルでの深穴加工
/フジBC技研 菅井裕司 
クーラントの設備がない機械、低圧クーラントのマシニングセンタでもL/D=70まで加工可能なイギリス・ハモンド社のベンテックドリル、および優れたコスド競争力と短納期が特徴の韓国・ドンサンツール社のガンドリルを紹介。
○高能率加工を実現する正面フライスカッター
/ダイジェット工業 早水拓也 
高切り込み加工への対応、1種のインサートとカッターでの低切り込み高送り加工を実現し、よりさまざまな環境で高能率加工を可能とする刃先交
換式正面フライスカッターを紹介。
○高能率加工を実現する小径多刃正面フライスカッタ「NED-mini」
/兼房 山田恭也 
量産アルミ合金部品における正面フライスカッタの高効率加工、小径多刃工具ニーズの高まりに対応し、締結機構を見直し小径化、送り速度や寿命向上、消費電力削減などを実現した工具を紹介。
■切削工具トピックス
○モリマシナリーが描く“工具DX”の深化
/編集部 
○ニチアロイ、ゴム部品を高精度に加工できる「クレセントエンドミル」開発
/編集部 
■注目技術
○計測用X線CTの効果的な活用方法
/東京精密 土屋善紀 
軽量材料部品の内部欠陥検査、寸法計測を同時に行えることからニーズの高まる計測用X線検査装置について、国産最新機種を例に解説。
○国際ロボット展 iREX2025に集結するTeam Taiwanの「スマート製造ロボット」
/陳念舜 
■連載
○放電加工の基礎から応用まで(最終回) 第9章 微細放電加工
/大学改革支援・学位授与機構 国枝正典 
○「研磨工具」を科学する(最終回)第20回 研磨工具補遺版
/東京大学 名誉教授 谷泰弘 
○【海外技術動向】「CNC加工における自動化は熟練技術者と一緒に」  
Manufacturing Engineering & Technology、Contributing Editor Meaghan Ziemba  
/翻訳:Generative Arrows 矢生晋介 
■現場レポート
○株式会社ニットー 代表取締役 藤澤秀行氏にきく ≪後編≫ 
/寺崎武彦 
■特集:自動車部品製造の最新トピックス
○複合加工機能標準搭載 主軸台固定形CNC自動旋盤 Miyano BNX-51/65MSY
―自動車のものづくり環境の変化と、複合加工機による工程集約、自動化・省力化―   
/シチズンマシナリー 日冲高弘
EVの台頭や部品の複雑化、自動化への対応、工程集約など、自動車のものづくり環境が変化する中で、複合加工機の役割が拡大しつつある。ここでは6月に発売開始された複合加工機を例に、そうした自動車部品製造の変化への対応を紹介。 
○歯車加工機メーカーが提案する複合加工
/ニデックマシンツール 菊池寿真 
ギヤスカイビング加工の普及とともに、従来の歯車加工に複数工程を取り込み、高付加価値化を図るニーズが高まっている。本稿では歯車加工の複合化への対応を、豊富な加工事例とともに解説。
○歯車の加工コストと環境負荷を低減するエアスカイビングシステム
/不二越 山﨑格 
複合加工機を用いたスカイビング加工は、加工コストやウェット加工による環境面への負荷が課題となる。本稿ではスカイビング加工をドライ化することの課題とメリット、および切削油剤をしない「エアスカイビングシステム」について解説する。
○圧電式センサの特徴と用途例
/富士セラミックス 佐藤和之 
センシング技術への期待が高まっている。本稿ではそのうち圧電式センサについて、その特徴や用途例を紹介。
■切削油技術研究会専門委員会報告
○活動テーマとその背景
/神奈川県立産業技術総合研究所 横田知宏
切削油技術研究会では、創立70 周年の節目に当たる2024年に『「機械加工技術の将来展望」と「切削油剤の使用・選定方法の提言」』と題して活動を行った。その背景と取り組み状況を紹介。 
○機械加工技術の今後10年の展望
/富士精工 中川元康
近年の技術動向に対して切削加工現場で関心の高い技術、今後10 年で取り組むべき課題を、切技研会員へのアンケートから明らかにする。
○切削油剤の現状と課題
/オークマ 神戸礼士 
加工現場の要求に応じさまざまな切削油剤が開発される中、その選定・維持には多大な労力が伴う。本稿ではアンケートから切削油剤の使用の実態を調査、その課題と解決方針を明らかにする。
○フライス加工における上手な切削油剤供給方法の提案
/ユシロ 松本翔一郎 
切削油剤のかけ方を工夫して切削性能の向上を図るユーザーが多いとのアンケート結果から、本稿では切削油剤の供給方式・流速、供給量が切削性能に及ぼす影響について検証した実験を紹介。
○切削油剤の選定指標の提示
/トヨタ自動車 森田賢史 
本稿では実験を通して、各工法における高能率化および切削油剤が工具摩耗に与える影響を評価。作業環境への影響を抑えつつ生産性向上に寄与する油剤選定指標の提示を目指す。
○切削油剤の簡易的な評価方法の提案
/IHI Asia Pacific 木暮龍也 
本稿では切削加工現場における切削油剤の性能を簡易的に評価可能な試験方法として、浸漬加工および設備モータ電流値を用いた評価方法を提案し、その妥当性を検証した。
■注目技術
○革新的なクイックチェンジシステム 
―スイス型CNC自動旋盤における加工効率と精度を飛躍的に向上―
/イスカルジャパン 尾崎勝彦 
従来の自動旋盤用一体型工具の課題となっていた、作業性や工具長・刃先位置補正による非切削時間の増大を解決する、クイックチェンジシステム「NEOSWISS」シリーズを紹介。
■連載
○放電加工の基礎から応用まで 第9章 微細放電加工
/大学改革支援・学位授与機構 国枝正典 
○「研磨工具」を科学する 第19回 洗浄性の高い砥粒
/東京大学 名誉教授 谷泰弘 
○【海外技術動向】「IF-Then-Else:適切に判断するには」  
Manufacturing Engineering:Contributing Editor Kip Hanson
/翻訳:Generative Arrows 矢生晋介  
■現場レポート  
○株式会社ニットー 代表取締役 藤澤秀行氏にきく ≪前編≫ 
/寺崎武彦 
■特集:特殊加工(放電加工、レーザー他)の最新技術動向
○<最先端レーザー加工の研究事例より>ナノ構造形成のリアルタイムモニタリングとフィードバック制御加工
―「データ駆動型レーザー加工」でガラス表面へのナノ周期構造形成を高品位化―
産業技術総合研究所・製造基盤技術研究部門 奈良崎愛子副研究部門長にきく  
/編集部 
導入が進むフェムト秒レーザーなどの超短パルスレーザー加工において、インプロセスでモニタリングを行い、それをAI・データベースにより最適化し加工にフィードバックするという「データ駆動型レーザー加工」。産業技術総合研究所で行われているその最先端の取り組みを紹介する。
○水が拓く表面改質技術 
―キャビテーションによる疲労強度向上と表面粗さ改善―   
/スギノマシン 小柳真美
水の気泡が崩壊する際に、大きな衝撃力を発生させる物理現象「キャビテーション」。このキャビテーションを利用して、メディアを使用しないサステナブルなピーニングを行うCWJPと、対象物表面のスムージング処理等を行うCASF の2つの技術について、具体的利用法と効果を解説。 
○省エネ・自動化時代に対応する高精度形彫り放電加工機AL40G+ 
―NCプログラム自動生成、前後工程を含めた作業の効率化を提案―   
/ソディック 津田裕樹
放電加工における高度な自動運転システムにつながるNCプログラムの自動生成、生産管理システムとの連携による見える化とコネクティビティ、熱変位補正機能による精度を維持しながらの消費電力削減を実現し、自動化・省エネ時代に対応する形彫り放電加工機AL40G+を紹介する。 
○大物金型・部品に対応した超精密ワイヤ放電加工機の新提案 
―M75HP/ MM75UPの開発―   
/西部電機 井上智輝
自動車、医療、半導体など、各方面で、機能統合に伴い部品の大型化と高精度化が同時に求められるようになってきた。従来のワイヤ放電加工機では大型ワークに対する制度維持が難しかったが、本稿では大型ワークにおいてもサブミクロン精度を実現する、新しいワイヤ放電加工機の開発について、その背景や技術的特徴、導入効果を解説。
○細穴放電加工における穴加工の可能性
―アスペクト比1,500倍の超深穴加工への挑戦、放電加工の課題を克服する微細高速穴加工―  
/アステック 花舘あす香
主要顧客である自動車業界が不透明な状況となる中、細穴放電加工の分野でも、用途や顧客市場拡大に向けた精力的な挑戦が行われている。その中で、アスペクト比1,500 倍という驚異の超深穴加工、「放電加工は遅い」との認識を覆す高速微細穴加工を実現する老舗企業の取り組みを紹介する。 
■特別企画 メカトロテックジャパン2025(MECT2025)出展製品ガイド
○メカトロテックジャパン2025に出展する製品を分野別に紹介
①切削加工機械
②研削盤・その他加工機械 
③システム、CAD/CAM・制御機器
④工具・ツーリング
⑤計測・工作用機器・その他関連機器
■連載
○放電加工の基礎から応用まで 第8章 放電加工シミュレーション(2)
/大学改革支援・学位授与機構 国枝正典
コンピュータの計算機能向上とともに、実用的なツールとなってきた放電加工シミュレーション。今回はその第2回として、ワイヤ放電加工のシミュレーションについて解説する。 
○「研磨工具」を科学する 第18回 ジルコニア砥粒を育てる     
/東京大学 名誉教授 谷泰弘
ジルコニア砥粒の凝集、高比重小径金属酸化物の添加などにより、ジルコニア砥粒の研磨性能を向上させる取り組みを紹介。 
○【海外技術動向】「クーラントタンクよ、さようなら」  
― 一部の工場が従来の切削液に別れを告げている理由とは―  
Manufacturing Engineering:Contributing Editor:Kip Hanson
/翻訳:Generative Arrows 矢生晋介
“月曜の朝は悪臭” こんな決まり文句まで登場する切削油の効果に疑問を投げかけ、新しい可能性を考える企業が出てきている。その中から、MQLの評価と超臨界CO2の活用について紹介。 
2,000円
■特集:SiC/GaNパワーエレクトロニクスを支える最新加工技術
○パワー半導体市場を支えるSiCウェハ産業の今とこれからの技術戦略
―日本は新たなSiC大航海時代をどう乗り越えるのか―
/産業技術総合研究所 加藤智久
さらなる高性能化、省エネルギー化が可能なことから爆発的に普及するSiCパワー半導体は、高硬脆材料であることから量産面での課題も多い。ここでは、民活型大型共同研究体の活動の成果から、新しい加工技術の例を紹介する。
○イノベーションの鍵を握る「次世代半導体技術」と砥粒加工の役割、岡本工作機械製作所の将来戦略
岡本工作機械製作所 伊藤暁 常務・技術開発本部長 特別講演より
/編集部
岡本工作機械製作所の代理店向け講演内容より。次世代半導体技術の重要性と砥粒加工技術が果たす役割、課題、それら技術を育て存在感を示す同社戦略が、分かりやすく紹介されている。
○次世代半導体材料における最新研削加工技術
/東京精密 五十嵐健二
次世代半導体材料加工の中でも、大きな役割を担う研削工程において、Siとの加工性の違いや次世代半導体材料の研削に特化した研削盤の特徴と優位性、課題や最新の技術動向について述べる。
○次世代半導体加工・硬脆材加工におけるウォータガイドレーザ加工の活用
/牧野フライス製作所 奈良雄斗
SiCやGaNのような硬脆材への精密加工は、従来法では加工が困難という課題がある。ウォータガイドレーザ加工機は熱影響やテーパの少ない加工を様々な材料に行うことができるため、硬脆材に対する新たな加工手法として提案する。
○スラリーを使わない半導体平坦化手法「触媒表面基準エッチング(CARE)法」の実用化
/東邦鋼機製作所 鈴木辰俊
高コストが課題となるSiC加工において、高価なスラリーを不要とし、また歩留まりやデバイス品質向上につながると期待される「触媒表面基準エッチング(CARE)法」の概要、および実用化に向けた現在の取り組みを紹介する。
○単結晶ダイヤモンドの高品位研磨を切り拓く プラズマ援用研磨技術
/ジェイテックコーポレーション 田中智之・大久保衛・辻岡正憲
/大阪大学大学院 山村和也
究極のパワー半導体として期待される「ダイヤモンド」。その次世代研磨技術として注目を集める、プラズマによる化学作用で表面を軟質化し研磨する「プラズマ援用研磨技術」(PAP)を紹介。
○超音波ロータリー加工機×ロードセルユニット
—超音波加工による硬脆材・難削材加工と、負荷検知機能による加工の見える化—
/プロソニック 齊藤剛
硬脆材、難削材を強力超音波で2次加工する技術を持つ同社が、超音波加工機に負荷検知機能を付加する取り組み、またAIによる蓄積データ活用などについて紹介。
○<半導体材料・硬脆材加工の課題を解決する工具>
北京ワールドダイヤ社製PCDマイクロドリルと加工事例
/京二 庄瀚林
半導体など硬脆材用の高精度微細穴加工に対しPCDマイクロドリルを開発する北京ワールドダイヤ社の製品から、SiCなどの加工事例を紹介。
■注目技術
○独・ハームレ社オープンハウスに見る多品種少量生産時代の自動化戦略
愛知産業㈱(ハームレ社日本総代理店)に聞く
/編集部
人件費の高い国が、多品種少量生産で競争力をつけていく手段として自動化をどのように考えるべきか、先進的な取り組みを行うハームレ社の取り組みを同社オープンハウスの様子とともに紹介。
○3DAモデルの生産加工および測定・品質保証への適用、3DAモデル関連システムの最新状況と活用事例
/QVIジャパン 林正弘・中村聡
PMI(製品製造情報)を付加した3DAモデルの最近の状況と、それを生産加工に適用し測定等を自動化・省力化するツールを紹介。
■NEWS
○台湾機械工業同業公会(TAMI)が、MF-TOKYO2025で記者会見・技術説明会を開催
/編集部
■連載
○放電加工の基礎から応用まで 第8章 放電加工シミュレーション
/大学改革支援・学位授与機構 国枝正典
○「研磨工具」を科学する 第17回 複合砥粒
/東京大学 名誉教授 谷泰弘
○【海外技術動向】「これからどうなる?」関税とリショアリング、そして世界的な貿易戦争
Manufacturing Engineering:Contributing Editor:Kip Hanson
/翻訳:Generative Arrows 矢生晋介
2,000円
■特集:カーボンニュートラルに貢献する最新加工技術
○自動車製造におけるカーボンニュートラルへの要求と、現場での取り組み
トヨタ自動車 モノづくり開発センター モビリティツーリング部・部長 大澤晋一郎氏に聞く
/編集部
生産加工の現場において、カーボンニュートラルへの取り組みはどのような点を考えて行われていくべきか? その答えを、トヨタ自動車の大型プレス金型開発の現場に探る。
○Machining TransformationによるGreen Transformationの実現
/DMG森精機 森幸太郎
機械加工における脱炭素のあり方と可能性について、効率化や工程集約、自動化、DXによる「マシニング・トランスフォーメーション(MX)」を推進するDMG森精機の取り組みを紹介。
○工作機械主軸用転がり軸受による環境貢献
/日本精工 小岩有
工作機械の脱炭素化には、主軸軸受のトルク低減や潤滑方式の見直しが必要となる。日本精工が提案する、NRROや耐焼付き性に優れた新型軸受や高信頼グリースなどについて紹介する。
○アルミ合金・大型部品加工に対応したセミドライ利用拡大の現状と他分野への展開
/ジェーイー 佐藤厳一
加工物の大型化や難加工化の中で、利用が拡大するセミドライ加工。本稿ではこれまでの セミドライ加工の流れを整理しつつ、利用拡大の現状や新たな可能性を、現場での適用事例を元に解説。 
○セミドライ加工に有効な低切削工具 ―EV・ギガキャスト・ロボットマシニング・樹脂への展開―
/フジBC技研 伊藤学
EVやギガキャスト対応などによる加工物の変化に対し、セミドライ加工の効果と優位性を、工具との関係も交えて解説。またロボットマシニングやアルミ合金のタップ加工、アクリル加工などへの適用事例についても評価する。
○HPM TECHNOLOGIE社によるMQL技術の進化と挑戦―ギガキャスト、洗浄レス、難削材加工への対応―
/IZUSHI 桶本陸帆
セミドライ加工の海外での動向として、ドイツ・HPM TECHNOLOGIE社が展開するMQL技術を紹介。大型部品や難加工部品に対し、同社の提案する2ch給油や低温エアロゾル「CRYO Flow」などの革新技術について見ていく。 
■注目技術
○部品製造工場の人手不足・ダウンタイム“0”に向けた最新デジタル工場・センシングシステム
/KMC 佐藤声喜 
深刻な人手不足と設備保全スキルの継承課題に直面する製造現場に、KMCは“ダウンタイムゼロ”を目指す新たなデジタルセンシングソリューションを提案している。老朽化した設備にも対応可能な無線型センサを核とするDXについて解説。
■特別企画:環境・省エネ・ロボット機器ガイド
<環境技術・対応製品>
水溶性切削油・植物性切削油/MQL装置/スラッジ回収機器/浮上油回収機器/フィルター/油水分.離機/洗浄機/ろ過装置/オイルスキマー/洗浄剤/切屑処理装置/廃液処理装置/精密空調機器/ミストコレクター/その他
<省エネ技術・ロボット技術対応製品>
ロボット/省電力機器/軸受/案内/駆動装置/コーティング/自動化機器(バリ取り機器・バリ取り工具)/ブラスト/工具折損検出装置/自動搬送装置/各種センサ/その他
■連載
○【海外技術動向】「正しく伝えるために:幾何公差とモデルベース設計」
Manufacturing Engineering:Contributing Editor Kip Hanson
/翻訳:Generative Arrows 矢生晋介 
今後、MBD(モデルベース設計)の運用に重要な要素となる、幾何公差設計法(GD&T)のトレーニングが十分でない問題を通して、3Dデータの一元化を巡る海外の状況を見る。
○放電加工の基礎から応用まで 第7章 ワイヤ放電加工現象(3)
/大学改革支援・学位授与機構 国枝正典
ワイヤ放電加工における加工現象の3回目として、精度や仕上げ面向上の観点から行われる油中加工について、水中加工との違いを考察。 
○「研磨工具」を科学する 第16回 複合粒子研磨法 
/東京大学 名誉教授 谷泰弘
研磨パッドに自生発刃現象に近い作用をもたらす筆者のアイデアから生まれた、「複合粒子研磨法」について解説。 
2,000円
■特集:海外工作機械のトレンドを探る
○7つの変革基盤技術によるものづくり ——世界一の工作機械選びのヒント——
/日本工業大学工業技術博物館 清水伸二 
2013年にドイツから始まった「インダストリ4.0」の大変革は、生産現場のデジタル化を強 力に推し進めるとともに、工作機械そのものも変化させた。本稿ではそれらの変化を整理しつつ、7つの基盤技術から工作機械のトレンドを展望する。
○海外メーカーと日本の橋渡しを  
日本工作機械輸入協会 金子一彦会長にきく
/編集部 
課題が複雑化、高難度化する時代にこそ輝きを放つ輸入工作機械の魅力、それを橋渡しする役割について、今年70周年を迎えた日本工作機械輸入協会の金子一彦会長にお話をうかがう。
○大物・量産機のノウハウ活かし汎用MC・ギガキャスト加工機へ
ドイツ・GROB社の技術と戦略に迫る 
GROB Japan 小川晃生社長にきく
/編集部 
大量生産向けで世界トップクラスのシェアを誇る独・GROB社は、後発となった汎用マシニングセンタの分野でも、現在注目を集めている。大型部品加工の経験と独自の機械構造から、ギガキャスト部品加工等で存在感を示す同社の戦略に迫る。
○インデックス社特許キネマティックスライド搭載複合加工機Cシリーズ
——高速粗加工と同時加工で高生産性とコスト削減を追求——
/YKT 海瀬聖次郎
特徴的なキネマティックスライドによる複雑形状の圧倒的サイクルタイム短縮が国内市場でも評価される、インデックス社複合加工機Cシリーズを紹介。 
○「Swiss Made」—独自の企業文化・人材育成が光るSTUDERのものづくりと最新技術
/ユナイテッドグラインディング 出口真司 
独自の企業哲学「Swiss Made」に基づき、緻密な設計、厳格な品質管理、職人技の継承を企業文化として育て、ブランド化するSTUDER社の取り組みを、同社の最新技術とともに紹介。
○自動化・効率化の課題を解決する海外製品
/NKワークス 川村康士 
自動化が先行する海外の製品群から、国内でいまだ対応の進んでいない課題解決につながるクランプやバイスなどのツールを紹介する。
○航空宇宙産業における欧州の先進加工技術
——環境対応と技能継承問題に応えるデジタル化&自動化のソリューション——
/シーケービー 横山創 
航空機部品の加工システムとして、フランス・Fives Machining社製の、12軸同時制御による胴体パネル高精度加工システム、ドイツ・OTEC社による高精度仕上げ加工の自動化システムを紹介。
○航空宇宙向けに専用設計した5軸加工機 
—東台精機グループ:APEC製5軸ガントリー加工機について—
/東台精機ジャパン 柏木智博
/Asia Pacific Elite Corp Helen Tsai 
台湾を代表する工作機械メーカー・東台精機グループのAPEC社から、航空宇宙産業向けの高度な要求に対応する5軸加工機の製品群を紹介。
○海外製超精密三次元測定機(非接触)を用いた高精度精密成形品用金型づくり
セントラルファインツール 三宅和彦社長にきく
/編集部 
斬新な測定技術で対象物を3Dモデル化、“面による測定”を行うアリコナ社・G6を活用して、高付加価値金型づくりを行うユーザー事例を紹介。
■注目技術
○アルム&スギノマシン、切削加工の完全自動化を実現する「TTMC」量産機を発売開始
/編集部 
3D CADデータを読み込ませるだけで、材料の投入から加工部品の取り出しまでの作業をすべて自動化してしまうという、驚異の完全自動切削加工機「TTMC」。工程設計・NCプログラミングを自動化するAIの開発によって可能となったこの技術を、今年5月に行われた記者発表の様子から紹介する。
■連載
○「研磨工具」を科学する  第15回 耐酸化性研磨パッド
/東京大学 名誉教授 谷泰弘 
○放電加工の基礎から応用まで 第7章 ワイヤ放電加工現象(2)
/大学改革支援・学位授与機構 国枝正典 
○【海外技術動向】「画像検査の新たな基軸」
Manufacturing Engineering:Contributing Editor Kip Hanson
/翻訳:Generative Arrows 矢生晋介 
○<現場レポート>
株式会社高橋マシンテック 代表取締役 高橋利安氏にきく<後編>
/寺崎武彦 
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商品情報・内容

■ 生産加工技術を支える「機械と工具」』としてリニューアル復刊いたしました。

本誌は、生産加工を支えるベーシックな技術、また話題の最新情報から技術者の疑問解消やスキルアップに繋がる基礎から学べる講座、海外情報、業界ニュースなど多岐にわたり、第一線で活躍する技術者、研究者、生産加工に直接・間接的に関わっておられる方々にとって有益な情報を発信してまいります。

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