機械と工具 発売日・バックナンバー

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2,000円
■特集:高付加価値を生み出す最新切削工具
〇<インタビュー> 『ポイントは“成長”』
(株)石川工具研磨製作所 代表取締役社長 石川直明氏にきく
/ききて 本誌 小山宏  
〇高精密CNC極小径工具研削盤 DB1
/牧野フライス精機 樋渡鯨 
■最新切削工具の提案
〇Ni基合金加工用PVD材種“NTK650”
/NTKカッティングツールズ 高橋弘明 
〇安定加工を追求した小径油穴付きドリル—ADD-MICRO抜群の切りくず排出性—
/オーエスジー 上谷恭平 
〇縦置き4コーナ90°エンドミルMA90の特長
/京セラ 岩崎健人 
〇株洲工具最新ターニング用インサート—鋼材加工用YBC103シリーズ—
/京二 庄瀚林 
〇“ゼロバリ”の技術と展開
/ギケン 石川義一 
〇最新の突切り・溝入れ加工用工具“CoroCut®2”による高能率加工
/サンドビック 井原明彦 
〇鋳鉄旋削加工に最適な最新切削工具
—鋳鉄旋削用コーティング材種AC4010K/AC4015K/AC125K—
/住友電気工業 小野聡
/住友電工ハードメタル 山西貴翔・金岡秀明 
〇アルミ合金高能率加工用刃先交換工具「エアロチッパーミニ」
/ダイジェット工業 蔵敷佳秀 
〇加工時間と非加工時間の短縮に貢献する切削工具—DoMultiRec、FinishMeister—
/タンガロイ 廣瀬諒 
〇アルミ加工に特化した「アルミ加工用エンドミルシリーズ」
/日進工具 盛将人 
〇アクアREVOドリル バリレスの紹介
/不二越 野城淳一 
〇油圧Oリングシールポート部加工専用工具
—「THECUTシート面カッター」による高能率加工—
/丸一切削工具 寺口健二 
〇高硬度鋼直彫り加工用最新工具と加工事例—荒加工用小径エンドミル「EHHRE-TH3 mini」を適用した最新加工事例—
/MOLDINO 田牧賢史朗 
■ショートインタビュー
『独自技術で、油穴付き超硬丸棒をリード』AFCジャパン㈱ 大井 智嘉志 氏にきく
/ききて 本誌 小山宏
■連載
〇工作機械における熱影響とFEM熱変形シミュレーション
第3回 加工時の強制冷却の熱伝達率の同定とその冷却特性
/三条市立大学 田辺郁男 
〇〜機械加工の最終工程における部品の品質と機能の高付加価値化のために〜
バリ取り・エッジ仕上げ技術の理論と実際
—第15回 エッジ品質を考慮したバリ取り・エッジ仕上げ技術(5) —
削除法によるバリ除去(Ⅲ) —専用手工具加工法、回転工具加工法、ロボット援用加工法—
/関西大学 北嶋弘一 
〇【海外技術動向】「風力発電ブレード、バッテリー、そして天然ガス」
/Manufacturing Engineering:Contributing Editor Ed Sinkora
/翻訳:Generative Arrows 矢生晋介
2,000円
■特集:全体最適のための機械要素・周辺技術
〇ギガキャストへのロボット加工の提案
/トライエンジニアリング 岡丈晴  
〇高付加価値製品製造のための精密ろ過装置
——トランザーの新技術、新製品——
/トランザーフィルター日本 中村裕司 
〇計測・検査の自動化についての課題と最新システムの提案
——ねじゲージと空気マイクロメータの自動測定について——
/第一測範製作所 林高雄 
■注目技術
〇進化するFMS運用ソフトウェア
/牧野フライス製作所 菅真弓
〇最新の複合加工機による効率化提案
——複合精密CNC旋盤 WY-100V——
/中村留精密工業 北村和
■連載
〇工作機械における熱影響とFEM熱変形シミュレーション 
第2回 工作機械における熱影響の不確かさ
/三条市立大学 田辺郁男
〇ショットピーニングの原理・応用・未来
〔2〕ピーニング用投射材 —ショットピーニングの勘所—
/東洋精鋼 渡邊吉弘 
〇〜機械加工の最終工程における部品の品質と機能の高付加価値化のために〜
バリ取り・エッジ仕上げ技術の理論と実際
——第14回 エッジ品質を考慮したバリ取り・エッジ仕上げ技術(4)
削除法によるバリ除去(Ⅱ) —バレル加工法、砥粒流動加工法、噴射加工法—(2)
/関西大学 北嶋弘一
〇海外技術動向「最新セミ・シンセティックで冷やせ」
Manufacturing Engineering:Contributing Editor Ed Sinkora
/翻訳:Generative Arrows 矢生晋介 
■現場レポート
〇株式会社CGTech マーケティングマネージャー 茨木保彦氏にきく<後編>
/ききて 寺崎武彦
〇SELECTED ARTICLE―時は金なり:最先端の保全
/Staff Report (SME) 
〇Survey ものづくり産業のデジタル技術活用と人材確保・育成に関する調査結果
/独立行政法人 労働政策研究・研修機構

2,000円
■特集:これからの生産加工技術
〇これからのものづくり——求められる生産加工技術——
/慶応義塾大学 柿沼康弘 先生にきく
/ききて 本誌 小山宏  
〇脆性材加工への新たな取り組み
/岡本工作機械製作所 本多裕介 
〇三次元測定機LEGEX匠モデルと技能伝承
/ミツトヨ 柏渕昌司、正田典男 
〇アルミニウム加工とそのトレンド
/ワルタージャパン 江越保博 
■注目製品
〇5軸制御システムによる検査処理量の大幅な向上
——REVO-2ヘッドを搭載した三次元測定機の最新技術と動向——
/レニショー 千葉雄大 
〇高速化・高精度化・高密度化に向かう切削加工DXソリューションと加工情報戦略
——最新の工作機械センシングとデータ分析ソフト紹介と導入企業事例紹介——
/KMC 佐藤声喜 
■新連載
〇工作機械における熱影響とFEM熱変形シミュレーション
第1回 熱的境界条件の同定とFEM熱変形シミュレーション
/三条市立大学 田辺郁男 
〇ショットピーニングの原理・応用・未来
〔1〕 ショットピーニングの原理 —作用と影響—
/ショットピーニング技術協会 當舍勝次 
■連載
〇〜機械加工の最終工程における部品の品質と機能の高付加価値化のために〜
バリ取り・エッジ仕上げ技術の理論と実際
—第13回 エッジ品質を考慮したバリ取り・エッジ仕上げ技術(4)
削除法によるバリ除去(Ⅱ) —バレル加工法、砥粒流動加工法、噴射加工法—
/関西大学 北嶋弘一 
〇海外技術動向「物流に強くなる」
Manufacturing Engineering:Contributing Editor Kip Hanson
/翻訳:Generative Arrows 矢生晋介 
■現場レポート
〇株式会社CGTech マーケティングマネージャー 茨木保彦氏にきく<前編>
/ききて 寺崎武彦 
〇SELECTED ARTICLE CNC切削は、多様な用途に対応する
/SME Jim Lorincz 
2,000円
特 集 計測・検査技術と高付加価値加工
○回転式動力計活用の最新技術
/日本キスラー 堀越睦美
加工現象を正確に捉えるために欠かせない水晶式圧電測定システムの原理、また広く活用される回転式動力計活用の最新技術を解説する。
○加工の高度化を実現する非接触計測技術
/ユーロテクノ 小原史彦
加工の高度化に対応し、高度な非接触測定技術を有する三次元測定機を紹介する。また応用例として、工具刃先の計測事例を紹介する。
○マルチセンサー三次元測定機におけるエントリーモデルの価値
/YKT 庄司友和
マルチセンサーを使用する三次元測定機に、新たにエントリーモデルが登場した。エンドユーザーにとって高いコストパフォーマンスを発揮する。その機能、特徴を紹介する。

特設記事
金属3Dプリンタと加工技術
○MTCの金属積層造形——設計から完成までAM社内一貫生産——
金属技研 飯島 燎
金属積層造形(AM)は、これまで品質への不安が指摘されてきた。ここでは、AMの最新動向、また高品質なAM品供給の実際を紹介する。
○主要金属AM技術における現状と課題
/愛知産業 木寺正晃
AMを試作レベルから、実製品製造に採用する事例が出てきているが、さまざまな解決すべき課題も多い。ここでは、AMの現状と課題を解説する。
○パウダDED方式 金属積層造形装置の活用
/ニデックマシンツール 田内拓至
金属積層造形への注目が高かまっている。ここでは指向性エネルギー堆積法(Directed Energy Deposition:DED)の製品を例に、活用法を紹介する。

<展示会レポート>
○芝浦機械グループが、ソリューションフェア2023を開催
——4年ぶり、社名変更から初の開催——
/編集部

<提 言>
○——機械加工技術者と整形外科医との共同研究のすすめ——
工作機械の新たな加工領域として成熟中の人口関節の部品と手術器具—これからなにをなすべきか
/東京工業大学 名誉教授 伊東 誼
人工股関節、膝関節は需要が多く、さらに高度な加工技術が求められている。機械加工技術者には、整形外科医と共同で研究を行うことを勧める。

<技術解説>
○歴史的工作機械を探る——約100年前のSIPのジグボーラ
/日本工業大学工業技術博物館 上野 滋
100年近く前に製造され、名機と謳われるSIPのジグボーラの性能調査を行った。SIPの歴史を紹介するとともに、調査結果を紹介する。

<海外レポート>
○EMO2023に見る最新切削工具と切削加工技術
/松岡技術研究所 松岡甫篁
EMO2023が、ドイツで開催された。ここでは、最新の切削工具と加工技術に絞って紹介する。
<連 載>
○〜機械加工の最終工程における部品の品質と機能の高付加価値化のために〜
バリ取り・エッジ仕上げ技術の理論と実際
/関西大学 名誉教授 北嶋弘一
ここでは、削除法(研磨布紙加工法、ブラシ加工法、磁気研磨加工法)を解説する。

○切削工具の工具損傷とトラブルシューティング
—— 第20章<最終回> 切削技術と人材育成
/難削材切削技術研究所 狩野勝吉
連載を終了するに当たり、切削加工におけるトラブルとそれへの対策を俯瞰するとともに、今後の動向について述べる。

【海外技術動向】「
○「基幹系プラットフォームをつなぐ」
Manufacturing Engineering:Contributing Editor Kip Hanson
翻訳:Generative Arrows 矢生晋介
製造業において、ソフトウェアの相互運用性、統合性が求められている。

2,000円
特集  高付加価値微細精密加工の実際 
—日・中の高精度マシニングセンタをみる—
○微細加工機メーカーとしての戦略
/碌々スマートテクノロジー 海藤 満
微細加工技術へのニーズと、それに応えるための微細加工機、およびその他の技術を解説するとともに、微細加工機メーカーとしての考え方を示す。
○5軸高速マシニングセンタにおける機内測定とインテリジェント補正機能の応用
/北京精彫科技集団 陳 冬
自社で開発した機内測定とインテリジェント補正技術により、加工精度に影響を与えるさまざまな偏差を最小にするマシニングセンタである。

特別企画 —MECT2023にみる新技術—
○社会課題を解決する立形マシニングセンタ
—自動化・脱炭素・デジタル化を実現する「MB-46VⅡ」—
/オークマ 山本紘太
脱炭素社会の実現に向けた取り組みが加速すると共に、労働力不足等の課題解決のために自動化やデジタルツインのニーズが高まっている。本稿では、機械が自律的に脱炭素と高精度を両立する「Green-Smart Machine」として開発し、生産形態に適した自動化対応が可能であり、新世代CNC「OSP-P500」を搭載したマシニングセンタ「MB-46VⅡ」の技術を紹介する。
○バリ極小化への挑戦 —バリレスシリーズ—
/不二越 干場俊洋
切削加工におけるバリ発生のメカニズムを徹底的に分析し、バリを極小化し、かつ長寿命、安定加工を実現した、穴加工用、ねじ加工用、側面加工用工具のそれぞれを紹介する。

<現場レポート>
○両毛ものづくりネットワーク 事務局代表 小倉幸一氏にきく <後編>
/寺崎武彦
群馬県の桐生市、太田市は、古くからものづくりが盛んな地域として知られる。そこで活動する中小メーカーで構成する団体の活動を紹介する。

<注目技術>
○多品種ワークにも対応可能なバイス自動化システムR-C2
/シュンク・ジャパン 西島健将
5軸マシニングセンタなどを対象に、属人的な技術作業を省き、多品種ワークにも対応可能な自動化システムである。
○かつてない生産性向上を実現する超精密/高精度門型平面研削盤と加工システム
/ナガセインテグレックス 安澤寿洋
品質向上と生産性向上を両立させるため、新しい設計思想を構築し、高精度、高生産性、自動化などのさまざまな要素を高次元で実現した超精密研削盤を開発した。

<連 載>
○〜機械加工の最終工程における部品の品質と機能の高付加価値化のために〜
 バリ取り・エッジ仕上げ技術の理論と実際
—第11回 エッジ品質を考慮したバリ取り・エッジ仕上げ技術(3)
削除法によるバリ除去(Ⅰ)—研磨布紙加工法、ブラシ加工法、磁気研磨加工法—
/関西大学 北嶋弘一
バリ取り・エッジ仕上げの中で、ここでは、削除法(研磨布紙加工法、ブラシ加工法、磁気研磨加工法)について解説する。
○切削加工の工具損傷とトラブルシューティング
—第19章 -Ⅱ ドリル切削のトラブルシューティング(Ⅱ) —
/難削材切削技術研究所 狩野勝吉
ドリルは、直径に対して工具長が著しく大きいため、特有のトラブルに遭遇する。ここでは、内部給油式ドリルの選択について解説する。
○【海外技術動向】「レーザーで攻める」
Manufacturing Engineering:Contributing Edito Kip Hanson
/本厄:Generative Arrows 矢生晋介
板金加工で使用されるレーザー加工機および周辺技術が大きく進化している。その動向を紹介する。
2,000円
特集:変わる自動車部品の加工技術
○自動車部品メーカーとしての新たな試み
——AMを起爆剤に新市場開拓を模索する京浜精密工業——
/編集部 小山 宏
京浜精密工業は、売上高100億円を超える自動車部品の専業メーカー。EV関連の受注も増えているとはいえ、“将来のものづくりへの危機感”は強い。そこで、AMを導入した。「研究」、「補給部品の製造」、「新規製品の製造」を目標に掲げて事業化に向けて進んでいる。その背景をレポートした。
○EV部品加工に適した新しい工作機械の提案
スギノマシン 永川 諒 
自動車のEV化に伴い、工作機械に求められる要素も変化してきている。軽量化、コストダウンの面から大型のアルミダイカスト部品が増えてきており、それに対応する工作機械を開発した。ここでは、開発の背景と狙い、機械の構成、特徴、優位性を具体的に解説する。
○自動車部品用歯車の高精度加工技術
——スカイビングギヤシェープセンタ GMS100と歯車加工工具——
/不二越 比島拓哉
EVで使用される減速機の歯車には、従来にまして高い特性が求められている。具体的には、駆動音の静かさ、動力伝達効率の高さをこれまで以上に高いレベルで実現することが求められている。その要求に対応する加工技術としてギヤスカイビング加工がある。ここでは、最新のギヤスカイビングマシンと加工工具を紹介する。
○自動車用部品製作を支える計測技術
——プロセス現場での材料評価や内部欠陥検知——
/シスコム 森下春雄
自動車の軽量化に伴い、車載用CFRP(炭素強化プラスチック)の使用が拡大している。ここでは、CFRP成形時の材料開発・プロセス開発に利用されている樹脂反応の見える化が可能となる誘電分析手法と、内部欠陥を検知可能なレーザーホログラフィー技術を応用した非破壊検査装置を紹介する。

特別企画
—メカトロテックジャパン2023(MECT2023)出展製品ガイド—
メカトロテックジャパン2023に出展する製品を分野別に紹介
① 切削加工機械
② 研削盤・その他加工機械
③ システム・CAD/CAM・制御機械
④ 工具・ツーリング
⑤ 計測・工作用機器、その他関連機器
現場レポート
○両毛ものづくりネットワーク 事務局代表小倉幸一氏にきく
/寺崎武彦
群馬県の桐生市、太田市は、古くからものづくりが盛んな地域として知られる。そこで活動する中小メーカーで構成する団体の活動を紹介する。

連 載
○〜機械加工の最終工程における部品の品質と機能の高付加価値化のために〜
 バリ取り・エッジ仕上げ技術の理論と実際
/関西大学 名誉教授 北嶋弘一
バリ取りには、(1)破壊法、(2)燃焼法または溶解法、(3)削除法の3つがある。ここでは、溶融法によるバリ取り・エッジ仕上げ技術の中で、電解加工法、化学的除去加工法、サーマル・デバリング加工法を取り上げ、それらの技術の現状と問題点を解説する。
○切削加工の工具損傷とトラブルシューティング
—— 第19章 - Ⅰ ドリル切削のトラブルシューティング(Ⅰ) ——
/難削材切削技術研究所 狩野勝吉
ドリルは、直径に対して工具長が著しく大きいため、特有のトラブルに遭遇する。ここでは、奇数角
穴の生成と切削トラブル、またその防止策、さらに穴位置精度の不良トラブルについて解説する。
○【海外技術動向】「運命は自分で決める」
Manufacturing Engineering : Contributing Editor Kip Hanson
/:Generative Arrows 矢生晋介
製造業では、さまざまな仕事を外注することが多いが、企業買収などを通じてそれらの仕事を社内に取り込む“垂直統合”は、難しい面もあるが、同時に多くのメリットがある。ここでは、垂直統合の具体的事例を見るとともに、具体的な対応策も考える。
2,000円
■特集 高付加価値加工のための最新切削工具
<インタビュー>価値ある切削工具開発のために
○㈱イワタツール 代表取締役社長 岩田昌尚氏にきく
ユニークな工具を開発するメーカーとして知られるイワタツールの岩田氏が、独自の価値ある工具を開発する背景を語る。
○高付加価値工具製作のための工具研削盤
——超硬工具用工具研削盤 VGrindシリーズ——
/フォルマー・ジャパン 島田岳人
独自の機構を有し、高精度、高品位工具製造を可能とした具研削盤である。
○熟練者の経験知を承継する切削工具管理装置
——欠け・摩耗検出AIを搭載したAI TOOL SOMMELIER——
/モリマシナリー 西﨑丈夫
ソフトウェアメーカー、大学と共同で、切削工具の欠け、摩耗を検出するAIシステムを開発、工具管理システムに適用した。その優位点を紹介する。
○高い自由度で多様な被膜のニーズに応える
——唯一の技術プラティット回転円筒カソード搭載PVDコーティング炉——
/YKT 海瀬聖次郎
工具の性能高度化に欠かせないコーティングを実現するコーティング炉の技術について解説する。
○WALTER社の工具研削盤と測定機を活用した、高付加価値工具開発の提案
/ワルターエワーグジャパン 府内房子
最新の工具研削盤を紹介するとともに、独自開発の非接触式工具自動測定機について紹介する。
高能率・高生産性を実現するサンドビッグの超硬ソリッドエンドミル
/サンドビック 伊東功二
エンドミル加工では、工具たわみの観点からは、剛性の高いソリッドエンドミルが有利である。ここでは、最新のソリッドエンドミルを紹介する。
○切込み角45°新汎用カッタMB45の特長
/京セラ 波多野弘和
高性能かつコストメリットを持つ新しいインサート交換式フェースミルを開発した。加工事例を交えて紹介する。
○量産加工に最適なインサート—ドーマー・プラメット社(チェコ)
T90エコラインインサート—
/ノア 黒澤啓一
量産現場での生産性向上と購入コストの削減を実現する、チェコ製インサートを加工事例とともに紹介する。
○新サーメット材種CER530を用いた深溝の仕上げ加工
/フジBC技研 曽根葉平
難しい深溝入れ加工において、仕上げ加工用に開発された新サーメット工具について、その優位点を加工事例を交えながら紹介する。
○高能率かつ多機能に対応した新たな切削工具
——高送りラジアスミルTR4F形の開発および加工事例——
/MOLDINO 野下雅史
金型加工における荒加工に対応する高送りラジアスミルを開発した。その特徴、加工事例を詳しく紹介する。
○歯車の高付加価値加工
——歯車部品の新たなニーズに応えるスカイビング加工——
/不二越 三浦翔太
自動車部品の軽量化・小型化へのニーズに向けて、歯車部品のスカイビング加工が注目されている。ここでは、スカイビング加工の理論とカッタについて解説する。
○最新フライス工具「Phoenix Facemill Disc Cutter」PFDC
/オーエスジー 菅沼 充
鋼製ボディを使用しながら形状を見直すことで小形マシニングセンタでも使用可能とした、大径フライス工具を開発した。加工事例を交えながら紹介する。
○高硬度鋼加工に特化した多刃小径エンドミル
——MHRSH430RSF、MRBSH330による高硬度鋼への高能率・高精度加工——
/日進工具 盛 将人
高硬度鋼の高能率・高精度加工用に開発した多刃小径エンドミルをについて、そのコーティング、形状の特徴を紹介するとともに、加工事例を示す。
○高送りカッター新製品XMR12シリーズの使い方と加工事例
/京二 庄 瀚林
原料メーカーを親会社に持つ中国最大の超硬工具メーカーが供給する新しい高送りカッター。その特徴、使い方を加工事例とともに紹介する。
○難削材加工も可能とする最新のクーラント穴付きフラットドリルDFAS
/三菱マテリアル 小澤央季
フラットドリルは傾斜面などの様々な形状に対して、前加工なしで穴あけ加工が可能なところから多用されている。しかし、難削材への適用は難しかった。そこで、クーラント突出量を拡大し、独自の形状、最新コーティングを採用した新工具を開発した。
○両面6コーナー高送りカッター〜EXSKSシリーズ〜
/ダイジェット工業 田原裕規
金型の高能率荒加工に対応するために開発された両面6コーナー使用の高送りカッタである。その機能、特徴を、最新機種を含めて加工事例とともに紹介する。
○高精度なセンタ穴加工のための「中硬度炭素鋼・高速加工用センタ穴ドリル:MHCDS」
/やまわエンジアリングサービス 楠 肇
中硬度炭素鋼ワークを対象に、「センタ穴面の高精度化」、「高速・高送り加工」を実現するセンタ穴ドリルである。その構造、特徴、加工事例を紹介する。
○ユニークなコンセプトのワルター溝入れ工具
/ワルタージャパン 江越保博
突っ切り工具には、高い信頼性が求められるほか、高い剛性、低コストなど、要求される項目が多い。ここでは、独自の工具デザインを採用した高性能突っ切り工具を、独自のチップブレーカーとともに紹介する。
○焼入鋼旋削加工の高能率化を実現する最新CBN材種
/住友電工ハードメタル 堤内勇貴・他
自動車部品等に多用される焼入鋼の旋削加工用に新たにCBN材種を開発した。その特徴、優位性を、加工事例を示しながら紹介する。

■連載
○〜機械加工の最終工程における部品の品質と機能の高付加価値化のために〜
バリ取り・エッジ仕上げ技術の理論と実際
——第9回 エッジ品質を考慮したバリ取り・エッジ仕上げ技術(2)
溶融法(燃焼法)によるバリ除去—電解加工法、化学的除去加工法、サーマル・デバリング加工法—
/関西大学 名誉教授 北嶋弘一
○切削工具の工具損傷とトラブルシューティング
—— 第18章 - Ⅱ 正面フライス切削のトラブルシューティング(Ⅱ) ——
/難削材切削技術研究所 狩野勝吉
○【海外技術動向】「精密電解加工で難削材を制す」
Manufacturing Engineering:Contributing Editor Ilene Wolff
/翻訳:Generative Arrows 矢生晋介
2,000円
■特集:加工のためのロボット、周辺機器活用技術
○<レポート> “複合現実”を活用して、ティーチングをロボットなしで実現
—静岡大学と地元企業グループが開発—/編集部/小山 宏
○印字工程における自動化の課題と対応事例 山田マシンツール 大塚正吾
○ATC格納式バイス交換システムの特徴とその活用 愛知産業 末次巧磨
■注目製品
○横形コンパクトマシニングセンタの性能と特徴
—SPEEDIO H550Xd1の機能解説—/ブラザー工業/蟹江祥司
■注目技術
○ジェームズ・ウエッブ宇宙望遠鏡の主鏡を削る/三井精機工業/下村栄司
■トップインタビュー
○優れたシミュレーション技術を提供する
㈱CGTech カントリーマネージャー 山田 聡 氏にきく/ききて 編集部/小山 宏
■環境・省エネ機器、ロボット機器ガイド
<環境技術・対応製品>
水溶性切削油・植物性切削油/MQL装置/スラッジ回収機器/浮上油回収機器/フィルター/油水分離機/洗浄機/
ろ過装置/オイルスキマー/洗浄剤/切りくず処理装置/廃液処理装置/精密空調機器/ミストコレクター/その他
<省エネ技術・ロボット技術対応製品>
ロボット/省電力機器/軸受(ベアリング)/案内(ローラウェイ)/駆動装置/コーティング/自動化機
器(バリ取り機器・バリ取り工具)/ブラスト/工具折損検出装置/自動搬送装置/各種センサ/その他
■連載
○〜機械加工の最終工程における部品の品質と機能の高付加価値化のために〜
バリ取り・エッジ仕上げ技術の理論と実際——第8回
エッジ品質を考慮したバリ取り・エッジ仕上げ技術(1)破壊法によるバリ除去—
磁気バレル加工法、ウォータージェット加工法、超音波振動加工法—/関西大学/名誉教授 北嶋弘一
○切削工具の工具損傷とトラブルシューティング—— 第18章 –
Ⅰ 正面フライス切削のトラブルシューティング ——(Ⅰ)/難削材切削技術研究所/狩野勝吉
○【海外技術動向】「これからのオートメーション」/Manufacturing Engineering:Contributing Editor/Kip Hanson/翻訳:Generative Arrows/矢生晋介
2,000円
■特集:航空機部品加工へのニーズと対応技術
○航空機産業を支える工作機械の技術/新日本工機/荒木久雄
航空機部品は、コスト、作りやすさなどから、未だアルミ部品が多い。ここでは、アルミ部品加工用工作機械へのニーズと対応技術を解説する。

○複雑形状ワーク加工から細穴加工までを加工可能にするロータリーテーブル/松本機械工業/東 貴教
複雑形状部品が多い航空機部品加工では、5軸加工機が多用される。それを支えるロータリーテーブルを紹介する。

○航空業界における圧入式ツーリングの活用/レゴフィックスジャパン/秋山 怜
難削材加工においても、高い加工精度、工具寿命の延長を保証し、高い把握力を有する、焼き嵌めではない圧入式ツーリングシステムを紹介する。

○耐熱合金加工用エンドミルに求められる機能と開発事例/西研/内藤 毅
航空・宇宙・エネルギー産業では、超耐熱合金が多用される。それを加工対象としたエンドミルに求められる機能と開発事例を紹介する。特設記事  欧州と日本の研削盤、それぞれの技術をみる

■特設記事:欧州と日本の研削盤、それぞれの技術をみる
○<総論>今後の研削盤技術の技術課題を探る
——パネルディスカッションへの期待——/日本工業大学/清水伸二
GTJ2023で実施された「パネルディスカッション」へ期待したことと設定した「テーマ」の背景について解説する。

○ジェイテクトが考える今後の研削盤技術戦略
——高度な自動化(自律化)、高い信頼性、複合技術、見える化を考える——/ジェイテクト/野々山真
ジェイテクトが考える技術戦略について、「自動化」、「信頼性」、「複合化」、「見える化」、それぞれの項目ごとに解説する。

○“Art of Grinding”スチューダの特徴と最新技術/スチューダテック/出口真司
スチューダ製研削盤の特徴は、「高精度」、「多品種少量への対応」、「工程集約」。それらを支える背景、たとえば構造体からソフトウェアまでを具体的に解説する。

○岡本工作機械製作所の研削盤技術戦略 「自動化」「見える化」「新機種」/岡本工作機械製作所/吉田 裕
岡本工作機械製作所の技術戦略は「自動化」、「見える化」、「新機種」。それらを実現するためのロボット活用技術、ソフトウェアなどを紹介するとともに、昨年秋に発表した新機種も紹介する。

○省力化、生産性の効率化、そして収益性改善に貢献するメーゲレ社生産型研削盤/メーゲレ ベアト・シュワイツァー、YKT 梅園航樹
深切り込み、低速送りで高能率加工を行うクリープ・フィード研削がメーゲレ社研削盤の代名詞となっている。ここでは、「工程集約」、「高精度加工」、「収益性改善」に貢献するメーゲレ社製研削盤の構造、特徴を具体的に紹介する。

■展示会レポート
○Grinding Technology Japan(GTJ)2023 レポート-2/技術ジャーナリスト 大喜康之

■注目製品
○難削材航空部品を複合加工機で高速加工
——特許キネマティックスライド搭載 インデックス社Cシリーズ——/YKT/梅園航樹
インデックス社の複合旋盤Cシリーズは、航空機部品に代表される難削材部品を高速に加工することができる。ここでは、その構造的・機能的特徴を紹介するとともに、具体的な加工事例も示しながら、優位性を解説する。

■注目技術
○切削加工における「加工DX:IoT・M2M・センシングシステム」の最新動向と事例/KMC/佐藤声喜
切削加工のセンサ、センシングシステム、データ分析ソフトなどの適用事例としてセラミックなどの脆性材料向け加工環境システム「加工DX」および取り組み事例を紹介する。

■連載
○〜機械加工の最終工程における部品の品質と機能の高付加価値化のために〜
バリ取り・エッジ仕上げ技術の理論と実際——第7回
エッジ品質を考慮したバリ取り・エッジ仕上げ技術の基本——/関西大学名誉教授/北嶋弘一
○切削工具の工具損傷とトラブルシューティング
—— 第17章 - Ⅱ エンドミル切削のトラブルシューティング(Ⅱ) ——/難削材切削技術研究所/狩野勝吉
○【海外技術動向】「人の“かたち”をプリントする」/Manufacturing Engineering:Contributing Editor/Kip Hanson/翻訳:Generative Arrows/矢生晋介
1,800円
■特集:加工を変える最新切削工具
○レーザ微細加工による工具成形技術の開発/内山刃物/内山稜太
レーザ加工により、PCD工具を高度に成形することが可能である。ここでは、5μmの最小加工寸法を達成する工具成形機を紹介するとともに、それによる新しい工具開発事例を紹介する。

○工具製造現場の作業効率向上に応えるフローティングチャックを適用したラウンドツール高精度外径・振れレーザ測定器の開発/木山合金/田中雄介・木山太郎
新たに開発したフローティングチャックシステムを応用し、ドリルなどのラウンドツールの外径、振れなど尾、高精度・高能率に再現性良く測定できる現場用レーザ測定器を開発した。

○工具情報管理の必要性とその進め方
-WinToolを活用した工具情報管理基盤の構築-/WinTool Japan/滝澤祥一郎
工具情報管理は、機械加工業務の生産性、コスト、品質の面から重要である。ここでは、有効な工具管理システムについて紹介する。

■特集:最新切削工具の提案
○MULTI-MASTER平面加工用ヘッド/イスカルジャパン/北爪英昭
超硬ソリッドカッティングヘッドをホルダにねじ込む締結方式の平面加工用エンドミルである。さらい刃を持つ6枚刃で構成、取り付け精度も高く、ホルダの選択で狭い部分での適用にも対応。

○時代の変化に対応する「高能率・多機能転造タップ A-XPF」/オーエスジー/小野桂太
タップ加工による切りくずゼロの盛上げタップは、「切りくずのトラブルがないなど、メリットが多い。ここでは、新しいねじ山形状、コーティングにより、高い硬度の材料にも対応する新しい盛上げタップを紹介する。

○鋳鉄加工用ヘッド交換式cBNフェースミル「Cast E’z Disc」 /兼房/山田恭也
鋳鉄加工用にヘッド交換式cBNフェースミルを開発した。インサート式フェースミルに比べ、刃先振れ調整が不要で、大幅な刃先交換時間の短縮を可能にする。

○高性能新フラットドリルKDZシリーズによる生産性向上
-特殊工具形状と新PVDコーティングで「長寿命」「高精度」「安定加工」の実現-/京セラ/恩地 駿・在田浩輝
多様な加工に対応するフラットドリルとして、安定加工重視、切れ味重視の2タイプの高性能新PVDコーティングドリルを開発した。

○株洲工具新世代チップ交換式ドリル「ZSDシリーズ」/京二/庄 瀚0林
中国No.1の超硬工具メーカーを紹介するとともに、同社・チップ交換式ドリルの三代目製品である新世代工具を紹介する。これは、新開発のブレーカ形状により、幅広い用途に対応するとともに、内刃・外刃を同じチップとして在庫管理の工数削減も図れる。

○サンドビックのDX提案 CoroPlusとCoromant Capto回転工具ホルダプラス/サンドビック/河田洋一
工具メーカーとして提案するDXのプラットフォーム、およびその中のソリューションの一つである、センサ内蔵の回転工具ホルダを紹介する。

○アルミニウム合金高面品位加工用CVD単結晶ダイヤモンドSCV10 WS型/住友電工ハードメタル/平吹優樹・渡部直樹・東 泰助・大田倫子
アルミニウム合金の光沢、鏡面加工のニーズに対応し、従来のPCD工具に比べ、格段に高い性能を有するCVD単結晶ダイヤモンド工具である。

○5軸加工機×『縦横無尽』~バレル工具活用方法の提案~/ダイジェット工業/田原裕規
製品化している4種類のバレル工具の中から2種を選び、5軸加工機で高能率加工を実現する手法を解説する。

○多方向旋削工具「ADDMultiTurn(アド・マルチ・ターン)」 /タンガロイ/大濱尭司
1本で、前挽き、後挽き、端面、倣い加工などの多方向への加工が可能な旋削工具を開発した。高能率加工による加工時間の短縮、工具交換によるダウンタイムおよび非切削時間の短縮を可能とする。

○ワンランク上の仕上げ面品位を実現する工具
-バリエーションアップした「PCDRB」による鏡面切削加工-/日進工具/豊島直樹
高硬度鋼から超硬合金の仕上げ加工において鏡面のような加工面を実現するPCDエンドミルである。工具形状には、ユニークな球形状を採用し、高精度、高品位加工を実現する。

○自動盤向け振動切削工具TMVブレーカによる寿命延長/日本特殊陶業/南田貴章
低周波振動切削は、CNC旋盤加工における切りくずトラブル解消に大きな効果を発揮する。しかし、その特性のため、工具切れ刃の欠損が課題となっていた。ここでは、新たなブレーカ形状により、その課題を解決したチップを紹介する。

○圧倒的な長寿命と低トルクで加工を変える盛上げタップ「ZTフォーミングタップ」 /不二越/芦田孝則
切りくずを出さない盛上げタップの、高炭素鋼や合金鋼、高硬度材への適用が広がっている。ここでは、新しい素材、特殊溝形状、専用膜の採用で、靭性と高硬度化を両立した長寿命、低トルクの盛上げタップを紹介する。

○NEW KKK エンドミル /フジBC技研/伊藤 学
汎用性に優れ、コスト性能のバランスが良いエンドミルである。ここでは、その代表的な加工事例に加え、ドライ油剤による相乗効果、5軸加工機用エンドミルについて紹介する。

○ディープミーリング加工用チップブレーカエンドミル VQJCS・VQLCS/三菱マテリアル/山崎和哉
切りくず排出量の多いディープミーリングが、新しい加工法として注目されている。ここでは、深切り込み加工に最適な超硬ソリッドエンドミルを、加工事例を交えながら紹介する。

○新5枚刃エンドミルER5HS-PNを用いた荒加工の新たな選択肢
-工具のダウンサイジングによる荒加工工程の集約-/MOLDINO/芳賀佑太・坂本 誠
金型の荒加工では、さらなる高能率化への要求が強まっている。そのようなニーズに対応して、負荷制御加工法を活用できる5枚刃エンドミルを開発した。これにより、工程と工具の集約が可能となる。

■特集:Grinding Technology Japan2023
○概要・出展者リスト
○小間図/別紙折込

■連載
○~機械加工の最終工程における部品の品質と機能の高付加価値化のために~
バリ取り・エッジ仕上げ技術の理論と実際-第3回 エッジ機能と製品との関わり-/関西大学 名誉教授/北嶋弘一
○切削工具の工具損傷とトラブルシューティング
-第14章 切削条件特性と切削現象- /難削材切削技術研究所/狩野勝吉
○【海外技術情報】エネルギー産業を支えるパワフルな部品/ManufacturingEngineering:ContributingEditor/Kip Hanson/翻訳:Generative Arrows/矢生晋介

1,800円
■特集:JIMTOF2022にみる新技術
○切削加工機械、複合加工機械、周辺技術.自動化・省人化/.日本工業大学/二ノ宮進一
JIMTOF2022で感じたキーワードは、①自動化、省人化、②デジタルツイン、AI、DX、③カーボンニュートラル。そのうち、切削加工機械や複合加工機械での「自動化・省人化」技術を紹介する。

○研削加工の新技術/日本大学/山田高三/芝浦工業大学/澤 武一
JIMTOF2022で見られた研削盤・研削加工技術を、高精度化機械構造、EV/硬脆材料対応、ロボット/自動化、画像処理/AI、加工技術、砥石、に分けて解説する。

○アディティブ・マニュファクチャリングのいま/東京農工大学/笹原弘之
JIMTOF2022では、Additive manufacturingエリアが新設された。ここでは、金属AMのトレンドと実用化に向けた取り組みを中心に紹介する。

○放電加工、電解加工にみる新技術/静岡理工科大学/後藤昭弘
ワイヤ放電加工機、形彫放電加工機、細穴放電加工機、さらに電解加工機に分け、それぞれの動向を紹介する。

○レーザ加工技術と加工機械/中央大学研究開発機構 新井武二
JIMTOF2022に出展されたレーザ加工機を、加工サンプルを示しながら、メーカー別に解説する。

○加工を支える計測技術、計測機器/千葉工業大学/瀧野日出雄
ここでは計測機器の中で、寸法や形状、表面性状の評価に使用される機器を中心に、メーカー別に紹介する。

○最新切削工具と加工技術の動向/松岡技術研究所/松岡甫篁
出展された工具について、5軸MCと高精度切削技術、NC工作機と切削技術、工具の情報化、バリ取り作業向けロボットという切り口で解説する。

■特設記事:加工の高度化を推進する周辺技術
○エレクトロプレスにおけるIoT関連の取り組み/ジャノメ/比留間健一郎
エレクトロプレスにおけるIoT関連の取り組みジャノメ 比留間健一郎 57エレクトロプレスの構造、機能、特徴を紹介し、それをIoTで活用する技術を具体的に紹介する。

○直動案内機器を用いた位置決め技術の動向/日本トムソン/志村和樹
ローラタイプ直動案内機器を取り上げ、その特長と、採用したテーブルや部品などの位置決め技術を解説する。

■Grinding Technology Japan2023に出会う
○GTJ2023出展製品と展示内容/牧野フライス精機/好﨑惟史
GTJ2023には、CNC工具研削盤2台、工具用素材段研機1台、測定器2台を出展する。それら機器の特徴と展示内容を紹介する。

○新しい研削技術と最新研削盤/岡本工作機械製作所/西上和宏
平面、円筒、内面、複合、ロータリ、門型など、多岐にわたる研削盤を展示する。そこから数機種を取り上げ、狙い、構造、特徴などを紹介する。

■連載
○~機械加工の最終工程における部品の品質と機能の高付加価値化のために~
バリ取り・エッジ仕上げ技術の理論と実際 第2回
残留バリが引き起こす様々なトラブル/関西大学名誉教授/北嶋弘一
残留バリの発生と影響について解説する。

○切削工具の工具損傷とトラブルシューティング
-第13章 チップブレーカ並びに切りくずコントロール-/難削材切削技術研究所/狩野勝吉
切りくず制御技術とその効果を解説する。

○【海外技術動向】「複合材料部品:より大きく・軽く・強く、そしてもっと速く作る」/Manufacturing Engineering:Contributing Editor/Kip Hanson/Generative Arrows/矢生晋介
複合材料に対応する工具、機械を紹介する。
1,800円
■特集:生産加工を加速する新技術
○金属積層造形の将来と革新的金属粉末の開発
-ヘテロ凝固核粒子を添加した新規金属積層造形用金属粉末-/名古屋工業大学/渡辺義見金属積層造形では、造形に用いる金属粉末によって造形速度、造形物の強度などが影響を受ける。ここでは、金属粉末にヘテロ核粒子を添加することにより、組織制御を可能にできることを明らかにしている。具体的には、Ti-6Al-4V本末にTiCヘテロ凝固核粒子を添加することで、造形性が向上し、硬さが向上することも見出されている。

○結晶材料の精密レーザスライシング加工 埼玉大学/山田洋平・池野順一
半導体ウェハ製造過程におけるインゴットからのスライシング工程は、現在マルチワイヤソーで行われている。しかしこの方法は、加工ロスが多い、長い加工時間が必要、といった課題を持っている。レーザスライシング加工は、従来加工法に代わる技術として注目されている。ここでは、レーザスライシング加工の基礎的加工メカニズム、また具体的なスライシングの特性を解説する。

○切削シミュレーションが実現する新しい加工/伊藤忠テクノソリューションズ/江渡寿郎・大西慶弘・宮口竹雄
CAD/CAMでは、加工される材料の材料特性に起因した力、熱といった物理現象を考慮した物理シミュレーションは行わない。ここでは、解析の対象を切削加工に限定した切削加工専用シミュレーションプログラムを、事例を交えて紹介する。さらに、CAD/CAMモデル上の加工にFEM解析結果を適用してCAD/CAMモデル上の幾何シミュレーションから、加工される材料の力、熱などの物理現象を考慮できる切削負荷予測プログラムも紹介する。

■注目製品
○ステンレス鋼の高品位加工、長寿命を実現した「アクアREVOミルステンレス用」/不二越/長田達矢
ステンレス鋼は、利便性の良い材料として多用されるが、切削加工からは難削材に分類される。ここでは、ステンレス加工における課題を解決した新しい超硬エンドミルを紹介する。

■Grinding Technology Japan2023に出会う
○高品質研削液濾過装置による研削加工高度化
-トランザーの新技術、新モデルについて-/トランザーフィルター日本/中村裕司
研削加工の高度化を支える高品質の研削液ろ過装置を開発・製造しているトランザーフィルター社、およびその新技術、新モデルを紹介する。

■新連載
○~機械加工の最終工程における部品の品質と機能の高付加価値化のために~
バリ取り・エッジ仕上げ技術の理論と実際
第1回 機械加工がもたらすバリの生成形態/関西大学 名誉教授/北嶋弘一
機械加工の最終工程である「バリ取り・エッジ仕上げ」は、「表面仕上げ」、「洗浄」とともに、部品の品質と機能を確保する重要な工程である。ここでは、バリ取り、表面仕上げ技術の基礎から実務、最新動向までを解説する。第1回目は、旋削加工、フライス加工、ドリル加工において生成されるバリの生成形態を明らかにする。

■連載
○切削工具の工具損傷とトラブルシューティング
-第12章 エンドミル、ドリル切削と切れ刃形状-/難削材切削技術研究所/狩野勝吉
今回は、超硬/PVD法コーテッド超硬合金のソリッドエンドミル、ソリッドドリルを取り上げ、その切れ刃形状、切削現象を解説する。

○【海外技術動向】「今度は溶接ロボットを雇ってみよう」/ManufacturingEngineering:Contributing Editor/Ilene Wolff/翻訳:Generative Arrows/矢生晋介
ロボット溶接がすべてを解決できるわけではない。専門家によれば、基本的な溶接作業、量の多い溶接作業、退屈な溶接作業をロボットに任せ、より難しい溶接作業は技術者に任せることが肝要だという。多くの成果を上げている現場をレポートする。
1,800円
■特集:加工を支える最新計測・検査技術
○工作機械の誤差を補正するレーザ干渉測長器システムとその使い方
-レーザ干渉測長器システム DISTAXシリーズ-/東京精密 大野祥希
まず、工作機械の誤差補正とその課題を論ずる。続いて、光伝送に光ファイバーを使用したレーザ干渉測長器システムを示し、それによる工作機械精度管理を具体的に紹介する。

○微細三次元測定機FP-Labo/小坂研究所/浜野康雄
光ファイバーをスタイラスにした三次元測定機を紹介する。レーザ光が通るスタイラスを使用することにより、たとえばφ10μmの内径測定を可能としている。

○三次元測定機の可能性を拡げる
-QVI社OGPマルチセンサ三次元測定機の優位性とは-/YKT/泉真梨子
同じ座標系で、接触式プローブ、画像測定を切り替えて測定できるシステムの開発の歴史と背景、最新のソフトウェアなどについて紹介する。

○高精度非接触三次元測定機による自動車部品測定/ユーロテクノ/小原史彦
焦点深度の極めて浅いレンズと高い分解能を有する垂直走査を組み合わせ、焦点の変化から3次元形状を構築する原理を活用した非接触式三次元測定機による自動車部品への適用事例を紹介する。

■特設記事:多様化する特殊加工技術
○超短パルスレーザ加工機LF400と加工事例/牧野フライス製作所/伊藤暢起
超短パルスレーザ(フェムト秒レーザ)を使用した微細精密加工機を開発した。その構造、特徴、さらに加工事例を紹介し、今後の可能性を探る。

○高精度部品加工、金型加工に対応するワイヤ放電加工機の新技術
-世界市場の多様化するニーズに対応する「VNシリーズ」の特徴-/ソディック/亀岡隆介
医療・工具産業などの精密部品加工に適するワイヤ放電加工機を開発した。その特徴を紹介する。

○形彫放電加工機の最新搭載技術と加工事例/三菱電機/塩澤貴弘・岩渕友樹
プラスチック金型では、加工面の高品位化、高精度化、生産性向上などが求められている。ここでは、それらの要求に応える形彫放電加工機の新技術を紹介する。

■注目技術
○製造現場に向けた光ヘテロダイン干渉法による高分解能表面形状測定器/シスコム/森下春雄
製造現場でも使用できる表面形状測定器が開発された。その原理、特徴を紹介するとともに、測定事例を示す。

○内側縁部、隅角部まで対応できる卓上型面取り機械「内弁慶」の開発/マイスター/冨樫文彦
“面取り”は、どうしても必要な加工ながら手仕上げに頼るケースが多い。ここでは、内側の縁部、隅角部まで対応できる卓上型の面取り機械の構造、特徴を紹介する。

■連載
○-もっと知りたい物つくり-工作機械の知られざる物語 続編「技術の本質」を訪ねて
おわりに-附録/東京工業大学 名誉教授/伊東 誼
最終回となる今回は、「工程設計」を取り上げる。

○切削工具の工具損傷とトラブルシューティング
- 第11章 正面フライス切削と切れ刃形状 -/難削材切削技術研究所/狩野勝吉
断続切削となる正面フライス加工は、特有の欠点も持っている。開発の歴史、各種刃先形状の特徴などを解説する。

○【海外技術動向】「効率化を“図る”」/Manufacturing Engineering:Contributing Editor/ Ed Sinkora/翻訳:Generative Arrows/矢生晋介

○古典に学ぶ処世訓-菜根譚に学ぶ生き方の知恵-
<最終回>逆境こそ自分を磨くチャンス/飯田教育総合研究所/飯田清人
最終回の今回取り上げるのは、“逆境”それへの対処法、心構えを解説する。
1,800円
■特集:日本国際工作機械見本市 JIMTOF2022 ガイド
○JIMTOF・tokyo2022開幕に向けて/ (一社)日本工作機械工業会/会長・稲葉 善治
○JIMTOF2022の“みどころ”/ (一社)日本工作機械工業会/日本工作機械輸入協会/(一社)日本機械工具工業会
○出展製品ガイド
マシニングセンタ、複合加工機、フライス盤、中ぐり盤、ボール盤、旋盤・自動盤、ターニングセンタ、複合加工機、研削盤、工具研削盤、仕上げ加工機械、放電加工機、レーザ加工機、歯車加工機械、その他加工機械、制御機器、CAD/CAM/CAE、計測・試験機器、工具、ツーリング、工作用機器、その他関連機器、出展者リスト、小間図 (差し込み)

■特設記事:工作機械開発の最前線
○日本の工作機械技術開発戦略の背景と今後
/日本工業大学工業技術博物館 館長・上智大学 名誉教授・MAMTEC/清水 伸二
日本工業大学 工業技術博物館では、工作機械メーカ22社に協力を要請し、令和直近の平成時代30年間の各社の技術開発状況についてアンケートを実施した。その結果、20社からの回答を得て、それらを整理分析することにより、その結果を「平成30年間における日本の工作機械技術開発の変遷と今後の課題」としてまとめ、2022年6月に開催した同・博物館の総会・特別講演会にて報告している。ここでは、それを基に、日本の「工作機械技術開発戦略の背景とその今後」としてさらに考察を加える。この調査の結果、技術開発を行うに当たって考慮すべき共通的な技術開発指標、加工システム基本構成要素、工作機械の性能向上サイクルを明らかにしている。

■インタビュー
○『工作機械主軸のZ軸管理で、加工精度の飛躍的向上を目指す』
東京大学 生産技術研究所 土屋 健介 准教授にきく/ききて 編集部/小山 宏
工作機械を高度化するためには、多数の重要な要素がある。たとえば、熱や振動による工作機械の変形を正確にとらえることも必要である。主軸では、その振れをいかに抑えるかも重要な課題である。その中で、主軸Z軸方向の伸びを正確に知ることは、高精度加工にとって欠かすことのできない要素である。 東京大学の土屋健介准教授は、入曽精密が手掛けている、工作機械のZ軸を手軽に高精度に測る装置の開発プロジェクトに参加している。 ここでは、土屋准教授に、プロジェクトの狙い、これまでの研究成果、将来への展望についてお聞きした。
1,800円
■特集:変化する自動車部品と、その加工技術
○これからの自動車部品と、必要とされる加工技術/京都工芸繊維大学 名誉教授/太田 稔
EV化や自動運転の進化など自動車が大きな変革期を迎えている中で、自動車技術の開発課題からこれからの自動車部品ニーズを読み解き、それらの部品に必要とされる加工技術や加工技術開発の考え方について述べる。

○ベベルギヤも素材からワンチャックで全加工
-複合加工と歯車加工機能を兼ね備えるインデックス社Gシリーズ-/YKT/梅園航樹
歯車部品をはじめとした複雑かつ高精度が要求される部品加工において、工程集約を図りリードタイムを大幅に短縮できる複合加工機を活用した加工技術について解説する。

○“ギガプレス”は、自動車づくりを変えるか-テスラ社の試みと日本メーカーの今後―
日原技術士事務所/日原政彦 氏にきく/ききて 編集部/小山 宏

○難削材加工用タップ「Z-PRO MHシリーズ」/やまわエンジニアリングサービス/岡田米胤
自動車部品においても多くのタップ加工が必要とされる。ここでは、マシニングセンタでのタッピング加工用に開発した製品、また今後も残る自動車の足回り部品を主なターゲットに開発したシリーズについて紹介する。

■特設記事:マシニングセンタの新技術
○ユーザーに選ばれる理由にこだわった機械開発/松浦機械製作所/荒川裕史
「お客様に選ばれる理由にこだわる」というコンセプトのもと、ベストセラー機であるMXシリーズのモデルチェンジを実施した。本稿では、本モデルチェンジにおいて、新しく取り組んだ内容について説明する。

○新しいキャリブレーションツールの提案/牧野フライス製作所/矢部和寿
マシニングセンタにおけるオンマシン測定は、加工高度化のための重要な要素である。ここでは、接触式プローブによるオンマシン測定、またキャリブレーションの課題と、その解決のために開発したキャリブレーションツールを紹介する。

○良質廉価な横形マシニングセンタの開発/ジェイテクト/杉浦克美・田村裕一・古畑鉄朗
全く新しい横型マシニングセンタを開発した。その特徴である、生産性の高さ、品質の高さ、操作性の良さ、環境対応技術について紹介する。

■注目技術
○チタン合金切削加工用最新コーティング被膜「DS1」/ダイジェット工業/春日良一
難削材であるチタン合金加工用にTiBコーティング被膜を開発した。従来被膜に対して3倍の長寿命が得られており、今後製品展開を図っていく。

■連載
○-もっと知りたい物つくり- 工作機械の知られざる物語 続編「技術の本質」を訪ねて
おわりに-附録/東京工業大学 名誉教授/伊東 誼
重要な「立会検査」と「研究・技術開発」は直接的に結びついていない。その対策を考える。

○切削工具の工具損傷とトラブルシューティング
-第10章 ハイスとセラミックスの切削特性-/難削材切削技術研究所/狩野勝吉
今回は、ハイスとセラミックスを取り上げ、切削データを交えて詳しく解説する。

○【海外技術動向】「製造業におけるサイバーセキュリティの考え方を変えよう」/Chalmers Industrial Communications社/Ray Chalmers/翻訳:Generative Arrows/矢生晋介
製造業へのサイバー攻撃が多発しており、甚大な被害を起こしている。ここでは、製造業におけるサイバー攻撃の実態、とるべき対応を解説する。

○古典に学ぶ処世訓..菜根譚に学ぶ生き方の知恵<29>
幸福は自分から招き寄せる/飯田教育総合研究所/飯田清人
災害や禍は避けては通れない。禍と福は隣り合っている。禍や福は自分が招き寄せるもの。いつも心の準備をしておくべき。
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