歴史街道 発売日・バックナンバー

全270件中 31 〜 45 件を表示
790円
2022/7月号の読みどころ
今月の特集1は、〈日本とロシアの近現代史〉です。
ウクライナへの侵攻が問題となっているロシアは、
日本の隣国でもあり、どう向き合うかは極めて重要な問題です。
遡ること150年前、日本とロシアの国交は、幕末に始まりました。
この時にも両国間には様々な葛藤があったものの、
20世紀に入ると、日露戦争、シベリア出兵、ノモンハン事件、
第二次世界大戦など、軍事的な衝突を繰り返すこととなりました。
しかし、対立ばかりだったわけではなく、幕末には同盟論が
提唱されたり、日露協商や日ソ中立条約が締結された時期もありました。
それらの歴史は何を物語るのでしょうか。

今回の特集では、両国の関係史、ロシアの特質などにも
触れながら、今後の日露関係を考えるためのヒントを探っていきます。

特集2は、〈戦国乱世を生き抜いた男 上杉景勝・三番勝負〉。
上杉謙信の陰に隠れがちではありますが、
後継者の景勝は、御館の乱、織田信長の侵攻、関ケ原といった
窮地を潜り抜け、上杉家を存続させることに成功しています。
危機到来の際に発揮された、景勝の真価とは――。

特別企画は、
〈10ポイントでよくわかる! 「鎌倉幕府」の歴史〉。
なぜ、北条氏が権力を握れたのか。なぜ、内紛が続いたのか……。
鎌倉幕府について問われると、意外と答えるのは難しいものです。
そこで本企画では、幕府の歩みを10の視点から見直していきます。
知っているという方でも、思わぬ発見があるかもしれません。

━━━━  もくじ  ━━━━━
今月号の目次
イワンのバカ
黒鉄ヒロシ
3p

この人に会いたい
vol.183
橋本良亮
7p

特集1 日本とロシアの近現代史
激動の歴史が物語るもの

【通史】戦争と協調を経て…
波乱の150年をたどる
河合 敦
14p

幕末から日露戦争へ…
戦略を左右した「大国ロシア」の幻影
麻田雅文
22p

【日露戦争】開戦への道と
勝利に至るまでの激闘
松田十刻
28p

【ノモンハン事件】日本軍は
なぜソ連と戦い、敗れたか
平塚柾緒
36p

列伝◎八月十五日からの激闘! 
日本を守った男たち
水島吉隆
42p

秘話◎国を超えて奏でられた音楽…
ハルビン交響音楽団の軌跡
喜多由浩
48p

特別インタビュー
日本人が知っておくべき「ロシアの特質」
池田嘉郎
52p

特集2 戦国乱世を生き抜いた男
 上杉景勝・三番勝負
【御館の乱】跡目争い勃発!
 窮地から勝利を手繰り寄せた一手
片山洋一
70p

【信長の侵攻】魚津城の危機…
直江兼続が主君に見出したもの
佐々木功
74p

【関ケ原】対最上戦後の命を懸けた
「もうひとつの戦い」
谷津矢車
78p

特別企画
10ポイントでよくわかる! 
「鎌倉幕府」の歴史
中丸 満
107p

連載 ほか
始皇帝、諸葛孔明も感銘!
 『韓非子』が語る「人の上に立つ者」の心得
長尾 剛
58p

政治家としての菅原道真
――百年後に開いた“花”とは
天津佳之
62p

連載 漫画家に聞く!
第3回 村上もとか 松前藩の
青年医師から見た“幕末維新”

66p
連載 万、已むを得ず
第12回
幸田真音
82p

歴史街道伝言板
90p

BOOKS・CINEMA
92p

この著者に注目!
高殿円
94p

連作読切小説
戦国武将×四十七都道府県
第34回 伊達政宗×宮城県「頂戴致す」
今村翔吾
96p

なくしてはいけない
――想いをこめて挑んだ新しい“時代劇”
中井貴一 北川景子
103p

骨肉の争い、十字軍… 戦場に生きた
英雄「獅子心王」リチャード1世
鷹橋 忍
118p

年間購読のご案内
124p

読者アンケートのご案内
125p

次号予告!
126p

歴史街道脇本陣
127p

ニッポンの「巨石」をめぐる
第10回 三徳山三佛寺の投入堂
写真・文 須田郡司
130p

------------------
以上でございます。ぜひ本誌にて
お楽しみくださいませ。

790円
2022/6月号の読みどころ

今月の特集1は、〈日本と朝鮮半島の
近現代史〉です。
韓国では2022年5月に新政権が発足し、
北朝鮮ではミサイル発射実験が
繰り返される……このような中、
日本は朝鮮半島といかに
向き合っていけばいいのでしょうか。

そもそも明治維新後、日本と朝鮮半島は、
日朝修好条規の締結、韓国併合、太平洋戦争、
そして朝鮮戦争と、深くかかわり続けてきました。
その間、一体何がおきていたのでしょうか。

本特集では、そうした近現代の両者の歩みから、
「相剋」の根源に迫るとともに、
今日へのヒントを探っていきます。

特集2は、〈源義経が頼りにした男 藤原秀衡〉です。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では菅田将暉さん演じる
源義経と、田中泯さん演じる藤原秀衡が話題ですが、
義経を庇護した秀衡は、源平争乱の中で
どんな構想を抱いていたのでしょうか。
謎めく人物像を解き明かしていきます。

特別企画は、〈戦国武将・兄弟の愛憎劇〉。
力の優劣が命運を左右する戦国時代において、
固い絆で結ばれた兄弟もいれば、いがみ合い、
埋めがたい溝を抱える兄弟もいました。
本企画では、毛利、豊臣、島津、斎藤、伊達、
大友、織田といった大名家の「兄弟のかたち」を
紹介していきます。

━━━━  もくじ  ━━━━━
歴史の中の妄想
黒鉄ヒロシ
3p

この人に会いたい
vol.182
新垣結衣
7p


特集1 日本と朝鮮半島の近現代史
 いま知っておくべきこと

【総論】
日本人が見落としてきた「相剋」の根源
木村 幹
14p

ビジュアル
地図と年表でたどる近現代史
22p

ドキュメント
明治維新から戦後まで
――150年の関係史
河合 敦
24p

【韓国併合】
(1)朝鮮の「近代」を夢見て
散った金玉均と伊藤博文
新城道彦
32p

【韓国併合】
(2)政略結婚だったのか
――王族と皇族の婚姻の実相
新城道彦
36p

日本陸軍中将として死を遂げた
朝鮮人、その生涯が問うもの
長南政義
40p

秘匿された史実! 朝鮮戦争に
「参戦」した日本人がいた
水島吉隆
46p

特別インタビュー 
半島をめぐる構図とは…
「地政学」で読み解く
宮家邦彦
52p


特集2 源義経が頼りにした男
 藤原秀衡 奥州に描いた夢

源平争乱の内実と秀衡が目指したもの
入間田宣夫
104p

乾坤一擲の策として…
遺言に秘められた真意
谷津矢車
109p


連載 ほか

歴史からひも解く「ロシア・ウクライナ問題」
宇山卓栄
60p

連載 漫画家に聞く!
第2回 たかぎ七彦
モンゴル帝国の大軍に流人が挑む
66p

雨乞いから、大統領の調伏まで!?
 「神頼み」の日本史
奈落一騎
69p

特別企画 毛利、島津、斎藤、そして…
 戦国武将・兄弟の愛憎劇
橋場日月
74p

連載 万、已むを得ず
第11回
幸田真音
82p

歴史街道伝言板
90p

BOOKS・CINEMA
92p

この著者に注目!
海堂尊
94p

連作読切小説
戦国武将×四十七都道府県
第33回 徳川家康×東京都
「竹千代の値」
今村翔吾
96p

見たこともない本能寺の変が…
 作家たちが描き出した「真相」
細谷正充
114p

大名はつらいよ 
~お殿様のトホホな日常~
安藤優一郎
119p

年間購読のご案内
125p

次号予告!
126p

歴史街道脇本陣
127p

ニッポンの「巨石」をめぐる
第9回 入内の石神様
写真・文 須田郡司
130p
------------------
以上でございます。
ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
790円
2022/5月号の読みどころ

戦国時代、日本全国で合戦が繰り広げられるなか、
川中島の戦いや関ヶ原の戦いのような「野戦」とは別に、
城に立て籠もる「籠城戦」が多く行なわれていました。

周囲を敵に囲まれるという、城を守る側にとっては
まさに絶体絶命の状況ですが、それでもなお、
長期間を耐えしのぎ、援軍の到着を得て、
敵方を撤退に追い込んだ例や、防戦する一方で
密かに伏兵を出撃させ、多大な損害を与えた例など、
「籠城戦」を見事に戦い抜いた事例は数多くあります。

そこには数々のドラマがあるだけでなく、
窮地だからこそ発揮された知恵や勇気があったはずです。

本企画は、鮮やかな戦いを見せた数々の
「すごい籠城戦」の実相に迫ります。

特集2は、〈それでも闘い続けた平家の男たち〉です。
平治の乱後、政権を掌握し、貴族化していったと
いわれる平家一門。

それゆえ、挙兵した源氏にあっけなく滅ぼされたという
認識を持っている人も多いかもしれません。
しかし、都落ちした平家はその後、一方的に
敗れたわけではなく、一時は都をうかがうほどに
盛り返してもいるのです。
その戦略と共に、平家一門の中でも、最期まで武人としての
矜持を胸に闘い続けた男たちを紹介します。

特別企画は、〈「戦略」で読み解くMO作戦〉です。
真珠湾攻撃、マレー作戦の成功を経て、
昭和17年(1942)4月に始まった「MO作戦」。
作戦中に起きた珊瑚海海戦は良く知られていますが、
そもそもこの作戦はどのように立案され、
実行に移されたのでしょうか。
地獄のニューギニア戦線への転換点ともいえる
MO作戦を解説します。

━━━━  もくじ  ━━━━━
今昔、籠城戦
黒鉄ヒロシ
3p

この人に会いたい
vol.181
小川 優
7p


特集1 戦国・この籠城戦がすごい! 
強者に屈しなかった者たち

【総論】
守りに強い城、弱い城
――意外と知らない「基礎知識」
千田嘉博
14p

【祝! 直木賞受賞 特別インタビュー】 
心――?最強の惣構え”有岡城を打ち崩したもの
米澤穂信
22p

【祝! 直木賞受賞 特別インタビュー】 
技術――大津城で激突! 穴太衆と国友衆
今村翔吾
26p

地域別ベスト3はこれだ!【東北・関東】
河越城/関宿城/長谷堂城
――城外の攻防が情勢を変えた
黒田基樹
32p

地域別ベスト3はこれだ!【中部】
長篠城/高天神城/魚津城
――男たちの興亡を分けた一戦
平山 優
38p

地域別ベスト3はこれだ!【近畿・四国】
嶽山城/大坂本願寺/勝瑞城
――時代の大きな流れを創り出した
天野忠幸
44p

地域別ベスト3はこれだ!【中国・九州】
郡山城/月山富田城/立花山城
――武将の知られざる「真価」が…
光成準治
50p


特集2 それでも闘い続けた平家の男たち

都落ちから滅亡まで――対源氏戦略に迫る
永井 晋
104p

【平重衡】捕らわれた?常勝の将”が示した矜持
秋山香乃
109p

【列伝】忠度、敦盛、行盛…華麗なる一族の最期の輝き
中丸 満
114p


特別企画

「戦略」で読み解くMO作戦 
地獄のニューギニア戦線への転換点

連載 ほか

発行から150年 明治のベストセラー
『学問のすすめ』に込められたもの
長尾 剛
56p

百万都市の食を支えていた「江戸野菜」
向笠千恵子
61p

女帝称徳と法王道鏡の絆はいかなるものだったのか
古川順弘
66p

連載 漫画家に聞く!
第1回 山村東 大奥の滝山と猫の微笑ましい日常
70p

連載 万、已むを得ず
第9回
幸田真音
82p

歴史街道伝言板
90p

BOOKS・CINEMA
92p

この著者に注目!
池上俊一
94p

連作読切小説 戦国武将×四十七都道府県
第32回 宇喜多直家×岡山県
「宇喜多の双弾」
今村翔吾
96p

孔明だけじゃない!?
 魏・呉・蜀で大出世した諸葛一族の実像

渡邉義浩
118p

年間購読のご案内
125p

次号予告!
126p

歴史街道脇本陣
127p

ニッポンの「巨石」をめぐる
第8回 榛名神社の御姿岩
写真・文 須田郡司
130p

------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
790円
2022/4月号の読みどころ

今月の特集1は、
〈源頼朝と義経――時代を動かした二人〉です。
鎌倉幕府の初代将軍となった源頼朝と、
戦の天才であった弟・義経。
この兄弟なくして、短期間で平家を滅ぼすことも、
幕府を開くことも不可能だったといえるでしょう。

生まれも育ちも異なる二人は、
黄瀬川で出会って以降、頼朝は東国の武士たちを
束ねていく一方で、義経は平家追討にその才を
存分に発揮していきます。

しかし平家を滅亡させると、それまでお互いに
補い合っていた二人の間に溝が生まれていき、
最終的には頼朝が義経を討つことになりました。
時代を大きく動かす原動力となった源頼朝と義経。
二人が果たした役割とはいかなるものだったのか、
なぜ対立してしまったのか――。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも注目の、
源頼朝と義経の真実に迫ります。

特集2は、
〈戦国大和争奪戦――筒井順慶vs.松永久秀〉です。
戦国時代、大和国をめぐって筒井順慶と
松永久秀が死闘を繰り広げました。
彼らの争いはいつ、何をきっかけに
始まったのでしょうか。
そこには、大和国特有の複雑な
権力抗争図がありました。

特別企画は、〈陸軍中将・本間雅晴の真実〉です。
親友の陸軍大将・今村均や皇族からも
人柄を愛される一方で、第二次世界大戦後、
「バターン死の行進」で戦犯として
処刑された陸軍中将・本間雅晴。
人間として、そして軍人として、彼を
どう評価すべきなのか、検証していきます。

━━━━  もくじ  ━━━━━
今月号の目次
鎌倉殿の何人?
黒鉄ヒロシ
3p

この人に会いたい
vol.180
和田琢磨
7p


特集1 源頼朝と義経
――時代を動かした二人
【総論】
“希代の政治家”と“戦の天才”という
奇跡の組み合わせ
安部龍太郎
14p

ビジュアル 義経、頼朝のもとへ
――大河ドラマにみる人物相関図
20p

東国に源氏が勢力を張るまで
――父・義朝から受け継いだもの
関 幸彦
22p

後白河院の陰謀か!? 
兄弟の確執はいかに生まれたのか
河合 敦
28p

【一ノ谷の戦い】
兄なしではなにもできない
弟が示した「覚悟」
矢野 隆
34p

【衣川館の最期】
黄瀬川の出会いから
何が変ってしまったのか
秋山香乃
40p

ほかにもまだいる! 
波乱の人生を歩んだ兄弟たち
中丸 満
46p

ブックガイド
非情な兄と清廉な弟!? 
二人を小説で学ぶ&味わう
末國善己
50p


特別企画

「バターン死の行進」で戦犯となった
 陸軍中将・本間雅晴の真実



特集2 戦国大和争奪戦 
筒井順慶vs.松永久秀
泥沼の戦い、そして天下人との関わりのなかで…
天野忠幸
102p

大仏殿燃ゆ――何が勝敗を分けたのか
谷津矢車
108p


連載 ほか

太公望の『六韜』『三略』に学ぶ、
勝つための“温かな教え”
長尾 剛
54p

狸が勝利に導いた!?
日露戦争の「不思議な話」
奈落一騎
59p

マルコ・ポーロだけじゃない!
「世界を旅した男」
イブン・バットゥータ
鷹橋 忍
64p

関ケ原秘史 名門・和賀氏の
意地と伊達政宗の深謀
松田十刻
68p

連載 万、已むを得ず
第九回
幸田真音
82p

歴史街道伝言板
90p

BOOKS・CINEMA
92p

この著者に注目!
山下裕二
94p

知っているようで知らない 
「家系図」のあんな話こんな話
山本 渉
96p

八代将軍・徳川吉宗は、
こんなに温泉好きだった!
風野真知雄
114p

世界にも影響を与えた
イギリス史の
“転換点”薔薇戦争とは
祝田秀全
118p

年間購読のご案内
125p

次号予告!
126p

歴史街道脇本陣
127p

ニッポンの「巨石」をめぐる
第七回 沼島の上立神岩
写真・文 須田郡司
130p

------------------
以上でございます。
ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
790円
2022/3月号の読みどころ

今月の特集1は、
〈満洲国の光と影――日本人がめざしたもの〉です。
2022年は満洲国建国から90年です。
満洲国の建国に際して、多くの日本人が
大きな理想を描きました。
五族協和の理想に燃え、その実現に邁進し、
文化の向上に貢献した人々がいた一方で、
五族協和の理念を十分に理解せず、日本人優位の
風潮を作り出した人々もいました。

民族間に軋轢があったことも事実であり、
グローバル化の在り方が問われている現代において、
満洲国が問いかけてくるものは、より大きな
意味を持ってくるのではないでしょうか。

本特集では、満洲国建国において日本人が
めざしていたものは何だったのか、その理想と
現実に迫ることで、現代に通ずる教訓を探ります。

特集2は、〈源頼朝をめぐる女性たち〉です。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、
大泉洋さんが演じて話題の源頼朝。
平治の乱で敗れ、捕えられた頼朝は、
平清盛の継母・池禅尼の嘆願によって、
命を救われました。
そして、配流先の伊豆で北条政子と出会い、
政子の父・時政の助力を得て、平家打倒の兵を挙げます。

日本史上、これほど女性の助けを受けて
出世した人物は、珍しいといえるのではないでしょうか。
頼朝の側にいた、彼のことを想い、彼の行く手を
手助けし、時に彼を悩ませた女性たちを紹介します。

特別企画は、〈明治新政府の真実〉です。
徳川幕府崩壊後、新しい時代を担うことに
なった明治新政府。
薩長土肥がメインとなって近代国家をめざしたものの、
その道のりは決して平坦なものではありませんでした。
どんな組織だったのか。そして、主導権を
握っていった人物とは――。
磯田道史先生に、明治新政府の真実を
ご解説いただいています。

━━━━  もくじ  ━━━━━
満洲の骨
黒鉄ヒロシ
3p

この人に会いたい
vol.179
市川海老蔵
7p


特集1 満洲国の光と影 
――日本人がめざしたもの

【総論】
世界史の視点で「満洲国」を読み解く
岡本隆司
14p

ドキュメント
半世紀もの間、そこで何が起こっていたのか
水島吉隆
22p

【満洲航空】
児玉源太郎の意志を継いだ男の挑戦と苦闘
前間孝則
29p

【満洲映画協会】
李香蘭との別れ…甘粕正彦が
抱いていた想いとは
秋月達郎
35p

【下道部隊】
居留民を救え! 
ソ連軍侵攻の中での「奇跡の脱出劇」
喜多由浩
42p

「満鉄」はここがスゴイ
――人びとの夢を乗せて
山本功次
48p

【特別インタビュー】
建国大学、石原莞爾、辻政信…
漫画家が捉えたもの
安彦良和
52p


特集2 源頼朝をめぐる女性たち

北条政子――“燻る獅子”を
目覚めさせた闇夜の決断
秋山香乃
104p

池禅尼、八重姫、亀前… 
「鎌倉殿」を助け、魅了し、時に悩ませた人々
中丸 満
108p


特別企画

明治新政府の真実
磯田道史
71p


大型企画

丹羽長秀
――信長・秀吉が重んじた男
柴 裕之
114p


連載 ほか

古代ローマの“最大の敵”名将ハンニバルとは
島崎 晋
56p

藤原氏のモデル!? 
古代豪族・葛城氏の真実
古川順弘
62p

それでも「蝦夷地」をめざした
最上徳内の生涯
西條奈加
66p

連載 万、已むを得ず
第八回
幸田真音
82p

歴史街道伝言板
90p

BOOKS・CINEMA
92p

この著者に注目!
佐々木功
94p

連作読切小説 
戦国武将×四十七都道府県
第三十一回 織田信長×愛知県
「阿呆に教えよ」
今村翔吾
96p

ふるさとの先人×SDGs
~嚶鳴だより~
第十四回 日本の技術輸出第一号
『養蚕秘録』と上垣守国
122p

年間購読のご案内
125p

次号予告!
126p

歴史街道脇本陣
127p

ニッポンの「巨石」をめぐる
第六回 釣石神社の釣石
写真・文 須田郡司
130p

------------------
以上でございます。
ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
790円
2022/2号の読みどころ

今月の特集1は、
〈北条義時 源頼朝を支えた男
――鎌倉幕府はかくして誕生した〉です。
2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の
主人公は、鎌倉幕府の二代執権・北条義時ですが、
武家政権の確立に貢献したキーマンで
あるにもかかわらず、その実像はこれまで、
あまり取り上げられてきませんでした。

義弟、そして側近として源頼朝を支えて
平家を打倒するも、幕府ができて間もなく
頼朝が急死。

二代将軍・頼家、三代将軍・実朝と続くなか、
頼朝の志を継いで、抗争を続ける御家人たちの
狭間で幕府の舵を取り続けた義時は、
源氏将軍の断絶、承久の乱と幕府最大の
危機が迫るも、それを見事に
乗り越えていきます。

本特集では、北条義時の生涯を紹介すると共に、
彼がどんな想いを抱いていたのかに迫りつつ、
武家政権の確立において果たした役割を
解説していきます。

特集2は、
〈シリーズ◎太平洋戦争80年 蘭印作戦
――電撃的勝利の実相〉です。
広大な蘭印(オランダ領東インド)を短期間で
攻略した蘭印作戦はまさに、電撃的勝利と
称するに相応しいものでした。
80年前の昭和17年(1942)に実施された
この作戦は、なぜ驚くべき成果を残すことが
できたのか――。

特別企画は、〈“文化系”戦国武将列伝〉です。
戦さでの活躍こそが華とされ、武功を
挙げた人物が注目されることが多い戦国武将。
しかし、合戦での功績は少なくとも、文化面で
大きな足跡を残した武将たちもいました。
時代が違えば、より評価をされていたかも
しれない人物も……。文化面で名を残した
七人の武将を紹介します。

━━━━  もくじ  ━━━━━
鎌倉の扇面
黒鉄ヒロシ
3p

この人に会いたい
vol.178
小栗 旬
7p


特集1 北条義時 源頼朝を支えた男
 ――鎌倉幕府はかくして誕生した

【総論】
「武家政権確立」にいかなる役割を
果たしたのか
河合 敦
14p

ビジュアル
「鎌倉殿の13人」人物相関図
20p

Q&Aで読み解く 「鎌倉幕府」の最新研究
坂井孝一
22p

一条の光に導かれて
――頼朝との出会い、そして兄の死を経て
嶋津義忠
28p

父時政との確執を乗り越え、
鎌倉の実権掌握へ
奥山景布子
33p

実朝暗殺、承久の乱…危機に際して
心に宿していたものとは
谷津矢車
38p

「鎌倉殿の13人」はこんな男たちだった
中丸 満
44p

インタビュー
北条義時は、こうして大河ドラマの
主人公になった
清水拓哉
52p


特集2 シリーズ 太平洋戦争80年
 蘭印作戦 電撃的勝利の実相

点で面を制す
――卓越した三次元作戦
大木 毅
102p

「空の神兵」はいかに生まれ、
何を成したか
長南政義
110p


特別企画 

茶道、造園、和歌、絵画…
“文化系”戦国武将列伝
橋場日月
71p


連載 ほか

上杉謙信を奇怪な面の一団が撃退
 ――御陣乗太鼓秘話
秋月達郎
54p

アメリカ独立、フランス革命へと
つながる「七年戦争」とは
祝田秀全
60p

今年の干支は寅! 知っているようで
知らない「虎の日本史」
奈落一騎
66p

連載 万、已むを得ず
第七回
幸田真音
82p

歴史街道伝言板
90p

BOOKS・CINEMA
92p

この著者に注目!
岩槻秀明
94p

連作読切小説
戦国武将×四十七都道府県
第三十回
足利義昭×京都府「旅人の家」
今村翔吾
96p

盲目の琵琶の名手、天皇の皇子
…小倉百人一首の
「蝉丸」っていったい何者?
鷹橋 忍
118p

歴史散歩 “明治の面影”を
札幌に訪ねて
122p

年間購読のご案内
125p

次号予告!
126p

歴史街道脇本陣
127p

ニッポンの「巨石」をめぐる
第五回 沖ノ神島神社の王位石
写真・文 須田郡司
130p

------------------
以上でございます。
ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
790円
2022年1月号の読みどころ

今月の特集1は、
〈源平合戦の真実――男たちはかく戦えり〉です。
2022年のNHK大河ドラマは「鎌倉殿の13人」、
北条義時を主人公にした物語です。
この時代のドラマを楽しむためには、
源平合戦について事前に知っておくことが重要です。

保元・平治の乱に勝利し、武家による初の政権を
樹立した平清盛は、天皇家・摂関家と姻戚関係を結び、
平氏一門で要職を独占、「一門にあらざらむ人は
皆人非人なり」と言われるまでに権勢を極めました。

しかし、以仁王による平家討伐の令旨をきっかけに、
源頼朝らが挙兵。5年もの長きにわたり、
戦いに明け暮れることになります。

源氏・平氏ともに多くの名将・勇将・知将を
生み出した源平合戦。
彼らはどんな想いを抱き、いかに戦ったのか。
そして、その戦いは時代の流れに
どんな影響を与えたのか――。
武家の時代が確立していく源平合戦の真実に、
人物を軸にして迫っていきます。

特集2は、
〈シリーズ◎太平洋戦争80年 マレー作戦〉です。
真珠湾攻撃の約1時間前、昭和16年(1941)12月8日
午前2時頃(日本時間)に、日本の国運を賭した、
もう一つの作戦が発動されました。
――マレー作戦。
真珠湾同様に大戦果を挙げたが、
それを可能としたものは何だったのか。
最新研究をもとに、「戦略と作戦」と「情報と
現地工作」の面からひも解いていきます。

特別企画は、〈長野業正と上州箕輪城〉です。
戦国乱世の西上野の箕輪城で、武田信玄の
侵攻を撃退し続けることで、存在感を示した
名将・長野業正(業政)。
いかにして彼は、信玄と渡り合ったのか。
いったいどんな人物だったのか。
そして、難攻不落の箕輪城とは。

━━━━  もくじ  ━━━━━
源平合戦の薬効
黒鉄ヒロシ
3p

この人に会いたい
vol.177
向井 理
7p


特集1 
源平合戦の真実 男たちはかく戦えり

【総論】
武家の時代へ
――何が明暗を分けたのか
安部龍太郎
14p

ドキュメント 
保元・平治の乱から平家滅亡まで
河合 敦
20p

【源頼朝×平治の乱】
初陣で敗北
――そのとき何を胸に刻んだのか
谷津矢車
28p

【平維盛×富士川の戦い】
無様な敗走の果てに…小松家の「光」と「影」
秋山香乃
32p

【木曽義仲×倶利伽羅峠の戦い】
乾坤一擲! 大軍を完膚なきまでに
打ち破った計略
武内 凉
36p

【平知盛×壇ノ浦の戦い】
滅亡の秋(とき)、それでも
最期まで戦い続けた理由
矢野 隆
40p

鎌倉・京都・平泉…三つの地域から
源義経の実像に迫る
関 幸彦
46p

生き残った平家一門の「その後」
中丸 満
51p


特別企画
信玄を幾度も退けた!
長野業正と上州箕輪城

武田・北条・上杉のはざまで…
名将の生き残り戦略とは
吉川永青
66p

倶上州の要”箕輪城をゆく
71p


特別インタビュー

こんな時代だからこそ感じる
「三屋清左衛門」の魅力
北大路欣也
75p


特集2 シリーズ 太平洋戦争80年
 マレー作戦 「作戦」と
「インテリジェンス」から読み解く

【作戦】
シンガポールを奪取すべし
――「戦略」の要求に応えるために
大木 毅
102p

【インテリジェンス】
「情報収集」と「現地工作」が
もたらした圧勝
小谷 賢
110p


連載 ほか

滅亡から百年…
オスマン帝国の崩壊、そして「トルコ革命」
祝田秀全
56p

縄文人から戦国武将、徳川将軍、
東郷平八郎まで 「食と日本史」こんな話あんな話
永山久夫
60p


コイン&メダルにまつわる歴史の表と裏
第6話 ヴィクトリア女王
80p

連載 万、已むを得ず
第6回
幸田真音
82p

歴史街道伝言板
90p

BOOKS・CINEMA
92p

この著者に注目!
清水唯一朗
94p

連作読切小説
戦国武将×四十七都道府県
第29回 立花宗茂×福岡県
「立花の家風」
今村翔吾
96p

日本が「大敗」したのは本当か
――白村江の戦いの謎に迫る
荒山 徹
116p

ふるさとの先人×SDGs~嚶鳴だより
第13回 大仏をつくった実業家 山田才吉
122p

年間購読のご案内
125p

次号予告!
126p

歴史街道脇本陣
127p

ニッポンの「巨石」をめぐる
第4回 岩神神社のゆるぎ岩
写真・文 須田郡司
130p

------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
790円
2021/12月号の読みどころ

今月の特集1は、〈日米開戦と真珠湾〉です。
令和3年(2021)12月は、日米開戦から
80年に当たります。

本特集では、最新研究でわかってきていることを
盛り込みつつ、日本とアメリカが戦うに至った経緯と、
最初の戦いである真珠湾攻撃を整理するとともに、
その実相に迫ります。
日米開戦と真珠湾攻撃については、これまで様々な
疑問点が呈されてきました。
最終的に日本の背中を押すことになった
ハル・ノートには、米国のどんな意図が
込められていたのか。日本の宣戦布告はなぜ遅れたのか。
真珠湾攻撃は米国に見抜かれていたのか。
イギリスは日米開戦をどのように捉えていたのか。
山本五十六及び海軍の戦略とはいかなるもので、
それはどう評価できるのか――。
これまで取り上げられてきた様々な疑問を、
最新の知見で読み解くことによって、あの戦争は
いかなるものであったのかを浮かび上がらせ、
そこから現代に生きる叡智を学んでいきます。

特集2は、〈堀秀政・「名人」と称された男〉です。
織田信長と豊臣秀吉、二人の天下人に仕えた堀秀政。
実務に長け、武勇を誇り、上下の隔てなく、相手を
思いやる心を持ちあわせた人物であったといいます。
彼は戦国の世をいかに戦ったのか。
「名人」との評価を受けた、彼の実像とは――。

特別企画は、〈日本の近代化に不可欠だった
“御雇い外国人”列伝〉です。
明治初期、政府によって多くの外国人が招かれ、
西洋の知識が日本に持ち込まれました。
彼らは教育、法律、医療などの各分野において、
その後の日本に大きな影響を与えたのです。
「御雇い外国人」は、日本の近代化に
どんな役割を果たしたのでしょうか。

--------もくじ---------

チャーチル、満ちる ルーズな、ベルト
黒鉄ヒロシ
3p

特別インタビュー
ディーン・フジオカ
6p


特集1 日米開戦と真珠湾 80年目の真実
【総論】
この国は「どこで」「なぜ」間違ってしまったのか
戸部良一
12p

日米交渉、ハル・ノート、宣戦布告…
明暗を分けた「三つのターニングポイント」から読み解く
井上寿一
20p

ドイツはきっと敗れる――
開戦不可を訴え続けた?諜報の神様”
岡部 伸
28p

アメリカを参戦させよ! 
英首相チャーチルの対米工作
渡辺惣樹
33p

【再検証】
連合艦隊司令長官・山本五十六の
「戦略」「作戦」「戦術」
大木 毅
40p

【最新研究】
ハワイへの奇襲はどこまで把握されていたのか
小谷 賢
48p

特殊潜航艇で真珠湾へ――
「軍神」にならなかった男の生涯
松田十刻
54p

コラム 
最期まで日米関係に尽くした渋沢栄一
60p

特集をもっと知るための本
61p


特集2 堀 秀政 「名人」と称された男

信長・秀吉から信頼された「人柄」と「器量」
柴 裕之
104p

小牧・長久手の戦い――
秀吉の面目を守った?決断”
吉川永青
109p


特別企画

日本の近代化に不可欠だった?
御雇い外国人”列伝
安藤優一郎
71p


連載 ほか

葛飾北斎だけじゃない!? 
“画鬼”河鍋暁斎のユーモラスな
「絵本」の世界
66p

コイン&メダルにまつわる歴史の表と裏
第5話 天正遣欧少年使節
80p

連載 万、已むを得ず
第5回
幸田真音
82p

歴史街道伝言板
90p

BOOKS・CINEMA
92p

この著者に注目!
横山和輝
94p

連作読切小説 
戦国武将×四十七都道府県
第28回 尼子経久×島根県
「謀聖の贄」
今村翔吾
96p

知っているようで知らない
「三十年戦争」のウラオモテ
宇山卓栄
114p

北条五代、最後の光芒――
氏規の韮山籠城戦
鷹橋 忍
118p

年間購読のご案内
125p

次号予告!
126p

歴史街道脇本陣
127p

ニッポンの「巨石」をめぐる
第3回 竪破山の太刀割石
写真・文 須田郡司
130p
-----------
以上でございます。
ぜひ本誌にてお楽しみください。
790円
2021/11月号の読みどころ

今月の特集1は、〈武田信玄・勝利への戦略〉です。
生と死が紙一重ともいえる戦国乱世。
一つの判断が勝利を呼べば、敗北を招くこともあります。
かくも過酷な時代にあって、武田信玄は
なぜ、「戦国最強」と称されるほどの足跡を
残せたのでしょうか。
信濃平定戦から西上戦に至るまでの激闘。
そして信玄を支えた名臣たち……。
そこから浮かび上がる「先の見えない時代」を
生き抜くためのヒントとは――。


特集2は、〈改革者・山田方谷〉です。
幕末、備中松山藩の藩政改革を行なった山田方谷。
彼は、藩の財政を立て直すだけでなく、
時代を読み、未来を見据えた改革を進めていきました。
その思想や政策は多くの人を驚かせ、
高杉晋作や河井継之助、渋沢栄一にも影響を与えたといいます。
彼はいかにして改革を成し遂げたのか――。
そして、その根底を貫くものに迫ります。


特別企画は、〈ドキュメント・沙河会戦〉です。
日露戦争における日本陸軍の戦いは、薄氷を踏む勝利の連続でした。
明治三十七年(一九〇四)十月の「沙河会戦」も、その一つです。
辛くも遼陽会戦に勝利したものの、補給が滞っていた日本軍に対し、
反転攻勢を仕掛けてきたロシア軍。その猛攻に日本軍は……。

━━━━  もくじ  ━━━━━

信玄を覗く
黒鉄ヒロシ
3p

この人に会いたい
vol.176
松井玲奈
7p


特集1 生誕500年 武田信玄・勝利への戦略
    先の見えない時代を生き抜くヒント

【総論】
なぜ「戦国最強」か――
軍事・内政・外交・組織運営
平山 優
14p

ビジュアル
“甲斐の虎”領土拡大の軌跡

22p

【信濃平定戦】
初めての敗北から掴み取った「風林火山」
片山洋一
24p

【川中島合戦】
宿敵・上杉謙信との激闘から見える「強さ」
砂原浩太朗
28p

【駿河侵攻】
「絶体絶命の包囲網」を、いかに打破したか
江宮隆之
34p

【西上戦】
秘めたる想い、そして最期に示した?最強の証”
鈴木英治
40p

馬場・山県・内藤・春日・秋山・土屋…
信玄が育てた名臣たち
丸島和洋
46p

特別インタビュー
「リーダーの必須条件」を体現した名将
小和田哲男
50p

山梨に「遺したもの」と「受け継がれたもの」
仲田道弘
54p


特集2 改革者・山田方谷 
備中松山藩を救った「思想」と「政策」

藩政改革を成功に導いた「四つの要因」とは
岡田 晃
102p

コラム1
方谷をめぐる人々
111p

治国平天下のために――志を貫き通した生涯
長尾 剛
112p

コラム2
遺された言葉から何を学ぶか
121p

コラム3
「備中聖人」の足跡を訪ねて
122p


特別対談

日本刀を脳科学で斬る!


特別企画 

ドキュメント・沙河会戦 日露戦争の勝敗を左右した激闘
松田十刻
71p


連載 ほか

コイン&メダルにまつわる歴史の表と裏
第4話 アレキサンダー大王
56p

永観堂を浄土宗に――?平家の生き残り”静遍僧都の生涯
鷹橋 忍
62p

今こそ知っておきたい「アフガニスタンの歴史」
宇山卓栄
66p

連載 万、已むを得ず
第4回
幸田真音
80p

BOOKS・CINEMA
88p

この著者に注目!
渡辺尚志
90p

歴史街道伝言板
92p

連作読切小説
戦国武将×四十七都道府県
第27回 謝名利山×沖縄県「三坪の浜の約束」
今村翔吾
94p

年間購読のご案内
125p

次号予告!
126p

歴史街道脇本陣
127p

ニッポンの「巨石」をめぐる
第2回 神在神社の神石
写真・文 須田郡司
130p

------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
790円
2021/10月号の読みどころ

今月の特集1は、〈徳川幕府崩壊・男たちの選択〉です。
慶応3年(1867)、大政奉還――。
260年以上続いた徳川幕府が崩壊する中、多くの男たちが
「選択」を迫られました。最期まで戦うか、
新政府と共に歩むか、それとも別の道を行くか……。
徳川慶喜、奥羽越列藩同盟、新選組、彰義隊、
そして渋沢栄一らが選んだ「それぞれの道」とは。

特集2は、〈“キリシタン大名”小西行長の真実〉です。
商人の生まれながら、宇喜多氏や羽柴秀吉に重用され、
みるみる出世を遂げたといわれる小西行長。彼はなぜ、
大名へと昇り詰めることができたのでしょうか。
そして、盟友・石田三成と共に挑んだ関ケ原。
天下分け目の決戦に、行長は……。

特別企画は、〈藤原氏で読み解く「暗闘の八世紀」〉です。
藤原氏と皇親勢力の間で、めまぐるしい政権争いが
繰り広げられた8世紀。律令体制が完成していく一方で、
なぜここまで多くの抗争が起こり、
政権が混乱したのでしょうか。藤原氏を軸にして、
政変の実態を読み解きます。

━━━━  もくじ  ━━━━━
命の選択
黒鉄ヒロシ
3p

この人に会いたい
vol.175
佐藤勝利
7p


特集1 徳川幕府崩壊・男たちの選択
    この国が変ろうとした時、
    何が起こったのか

【総論】
近代国家への道――旧幕臣たちが
果たした役割とは
磯田道史
14p

ビジュアル 
大河ドラマにみる人物相関図
22p

ドキュメント戊辰戦争 鳥羽伏見から
箱館戦争までの激闘 
河合 敦
24p

彰義隊 渋沢喜作・平九郎、尾高惇忠が
貫こうとしたもの
秋山香乃
31p

松平定敬 桑名藩は恭順するも、
越後、会津、そして北の大地へ
奥山景布子
36p

新選組列伝 「誠」の旗を掲げた男たちのその後
今川美玖
40p

渋沢栄一 幕府瓦解後に帰国、慶喜との
再会で道は切り拓かれた
江宮隆之
46p

旧幕臣列伝 郵便、教育、殖産興業…
近代日本に貢献した敗者たち
安藤優一郎
50p


特集2 ?キリシタン大名”小西行長の真実

「この時代が必要とした個性」で躍動した男
鳥津亮二
102p

関ケ原合戦――?特別の親友”と共に立つ
片山洋一
108p

コラム
その後の「小西家の人々」
114p


特別企画

藤原氏で読み解く「暗闘の八世紀」
伊藤賀一
74p


連載・よみもの

コイン&メダルにまつわる歴史の表と裏
第3話 皇后エリザベート
56p

ヴェルニーとティボディエ―― 
横須賀製鉄所をつくった二人のフランス人
植松三十里
59p

米軍からマークされた?
海の修理工場”工作艦「明石」
松田十刻
64p

全国の「世界文化遺産」をイベントでめぐる
68p

知っているようで知らない「天気予報」の日本史
鷹橋 忍
70p

連載 万、已むを得ず
第3回
幸田真音
82p

歴史街道伝言板
90p

BOOKS・CINEMA
92p

この著者に注目!
伊吹亜門
94p

連作読切小説 戦国武将×四十七都道府県
第26回 黒田官兵衛×兵庫県「未完なり」
今村翔吾
96p


千年の都・コンスタンティノープル
ビザンツ帝国の面影をたどる
井上浩一
116p

ふるさとの先人×SDGs~嚶鳴だより
第12回 小学校で放課後に「心そだて」
122p

年間購読のご案内
125p

次号予告!
126p

歴史街道脇本陣
127p

ニッポンの「巨石」をめぐる
第1回 入道ケ丘の仏岩
写真・文 須田郡司
130p
------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。

790円
■2021/9月号の読みどころ

今月の特集1は、〈日中戦争・失敗の本質〉です。
戦前における東京オリンピックの中止、
そして日米開戦――。
これらは、日中戦争の泥沼化がもたらしたものといえます。
なぜ、戦火の拡大を止められなかったのか。
両国の衝突を生んだ構図、和平に奔走した男たち、
日本軍の戦略的な問題点……。
多様な視点から、「失敗の本質」に迫ります。


特集2は、〈荒木村重◎信長に叛いた男〉です。
有力国人・池田氏に仕える身分から、
摂津国を支配下に置き、織田信長の重臣としての
地位を占めるまでになった荒木村重。
しかし天正六年(1578)、反旗を翻しました。
村重の武将としての力量はいかなるものだったのか。
そして、信長に叛いた理由とは――。


特別企画は、〈幕末、海を渡ったサムライたち〉です。
慶応三年(1867)、渋沢栄一は徳川慶喜の弟・昭武の
随行員として、パリ万博を訪れました。
だが幕末に海を渡ったのは、渋沢だけではありません。
幕府の使節団、薩長の留学生、そして密航……。
わずかなチャンスをものにした男たちは、
海外で得た経験を活かし、日本の近代化に
大きく寄与したのです。

━━━━  もくじ  ━━━━━
知足奄奄
黒鉄ヒロシ
3p

この人に会いたい
vol.174
吉岡里帆
7p


特集1 日中戦争・失敗の本質 
最新研究×いま学ぶべきこと

【総論】
盧溝橋事件から日米開戦へ
――どこで何を誤ったのか
井上寿一
14p

両国の衝突をもたらした
「構図」と「問題の根源」
岡本隆司
22p

ドキュメント 世界大戦へと
つながっていった「中国戦線」
平塚柾緒
28p

戦争を拡大させてはならない! 
参謀本部次長・多田駿の孤独なる闘い
岩井秀一郎
36p

汪兆銘工作、桐工作…和平に奔走した
陸軍軍人・今井武夫の信念
広中一成
42p

【徹底分析】
「戦略」から読み解く泥沼化の真相
大木 毅
48p


特集2 荒木村重 信長に叛いた男

「愚か者」「卑怯者」の人物像は本当か
天野忠幸
102p

本能寺の変勃発!
「汚名を返上してはならぬ男」の選択
上田秀人
108p

コラム その後の「荒木家の人々」
114p


特別企画

渋沢栄一だけじゃない! 
幕末、海を渡ったサムライたち


連載・読み物

コイン&メダルにまつわる歴史の表と裏
第2話 昭和天皇
56p

水、納豆、野菜…江戸に花開いた
“宅配ビジネス”
安藤優一郎
58p

“ヤタガラスの末裔”といわれた
賀茂氏の謎に迫る
古川順弘
62p

知ってるようで知らない
「スエズ運河」の歴史
祝田秀全
66p

連載 万、已むを得ず
第2回
幸田真音
82p

歴史街道伝言板
90p

BOOKS・CINEMA
92p

この著者に注目!
佐藤信弥
94p

連作読切小説 戦国武将×四十七都道府県
第25回 前田利常×石川県「猿千代の鼻毛」
今村翔吾
96p

若くして散った?南朝の貴公子”北畠顕家の真実
亀田俊和
116p

ふるさとの先人×SDGs~嚶鳴だより
第11回 「サムライ商会」を創った男
~野村洋三~
122p

年間購読のご案内
125p

次号予告!

126p

歴史街道脇本陣
127p

歴史とともに味わう世界の城
最終回 クロンボー城
島崎 晋
130p
------------------
以上でございます。
ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
790円
★2021/8月号の読みどころ

今月の特集1は、〈日本史と世界史の
転換点(ターニングポイント)〉です。

いま人類は、大きな岐路に立たされています。
新型コロナウイルスは、グローバル化、格差、
覇権争いなど、現代社会が抱える問題をまざまざと
浮き彫りにしました。
われわれは、「これからの時代」を、
いかに生きるべきなのでしょうか。

歴史を顧みると、人びとに変化を迫る
転換点はいくつもありました。

世界史の、そして日本史における古代、
中近世、近現代のターニングポイントとは、
いかなるものだったのか。
それが後世に与えた影響とは――。
現代へのヒントを探る特集です。

特集2は、〈天正伊賀の乱〉です。
織田信長から伊勢を与えられた、二男の信雄が
隣国の伊賀へ侵攻しますが、伊賀衆は
これを見事に撃退。
しかし、二年後、伊賀は再び織田軍の
侵攻を受けました。
「伊賀衆」とはどのような集団なのか、
織田の大軍を相手にいかに戦ったのかに迫ります。

特別企画は、
〈「北越戦争と河井継之助」の真実〉です。
今年、『峠』(司馬遼太郎著)の映画が
公開されることになっており、話題を呼んでいます。
その主人公、河井継之助とはいかなる人物で、
その真意はどこにあったのでしょうか。
戊辰戦争の中でも、激戦が繰り広げられた
北越戦争と、その戦いを主導した
河井継之助を紹介します。

━━━━  もくじ  ━━━━━
この人に会いたい
vol.173
佐々木蔵之介
7p


特集1 日本史と世界史の
   転換点(ターニングポイント) 
   「これからの時代」を考えるヒント

【総論】
人類史を読み解く「九つのポイント」
本村凌二
14p

【日本史編】
古代◎列島形成、倭王権、律令国家、
王朝国家、そして… この国の歩みは、
かくして始まった
倉本一宏
22p

特別インタビュー
歴史好きアイドルが考える
日本史を変えた人物
山崎怜奈
28p

【日本史編】
中近世◎応仁・文明の乱、桶狭間、
関ケ原… 乱世から平和へ
――武家政権の七百年
小和田哲男
30p

【日本史編】
近現代◎黒船来航、昭和十年の暗転、
所得倍増計画… 今日の日本を
考えるために必要な「三つの年」
井上寿一
36p

イギリス・中国・ロシア・アメリカ
「国家台頭」と「近代化」を
もたらしたものとは
宇山卓栄
42p

特別インタビュー
クイズ王が注目する世界史を変えた二人
伊沢拓司
52p


特集2 天正伊賀の乱 
“忍びの国”で何が起こったのか

【総論】
一度は織田軍を退けた「伊賀衆」の正体
山田雄司
104p

信長を撃て!
――“鉄砲の名手”城戸弥左衛門異聞
乾 緑郎
109p


特別企画 「北越戦争と河井継之助」の真実

【ドキュメント】
恭順を拒み、徹底抗戦
――“英才”がめざしていたもの
河合 敦
72p

「長岡城を奪還せよ!」激闘の果てに
見たものとは…
秋山香乃
78p


連載・読み物

悲観のすゝめ
黒鉄ヒロシ
3p

コイン&メダルにまつわる歴史の表と裏
第1回 ナポレオン三世
54p

「北前船」の面影が残る町
――石川県加賀市
56p

知恵と奇策で島津を翻弄! 
九州の賢母・吉岡妙林尼の籠城戦
赤神 諒
60p

明治のベストセラー
『西国立志編』が日本人に訴えるもの
長尾 剛
64p

連載 万、已むを得ず
第1回
幸田真音
82p

この著者に注目!
米澤穂信
94p

連作読切小説 
戦国武将×四十七都道府県
第24回 長宗我部元親×高知県
「土佐の土産」
今村翔吾
96p

打ち上げの禁止、慰霊と悪病退散… 
知っているようで
知らないお江戸の「花火事情」
安藤優一郎
114p

上杉、北条、武田の狭間で…
難攻不落の金山城と由良氏
鷹橋 忍
118p

ふるさとの先人×SDGs~嚶鳴だより
第10回 明治三十六年の活人画
122p

歴史とともに味わう世界の城
第13回 フォート・マクヘンリー
島崎 晋
130p


「歴史街道」伝言板
90p

BOOKS・CINEMA
92p

年間購読のご案内
125p

次号予告!
126p

歴史街道脇本陣
127p

------------------
以上でございます。ぜひ本誌にて
お楽しみくださいませ。
790円
2021/7月号の読みどころ

今月の特集1は、
〈太平洋戦争 空の決戦〉です。
戦艦同士の戦いではなく、空母・航空機が
戦いの鍵を握るようになった太平洋戦争。
戦争のあり方が大きく変わりゆく中で、
日本のパイロットや技術者たちは、
いかに戦おうとしたのでしょうか。

テクノロジーの変化への対応という点で、
現代日本が学ぶべきことは多いはずです。
「エース」と呼ばれた男たちの戦いには、
どんなドラマがあったのか。
その戦いを支える技術者たちはいかにして、
零戦、隼、紫電改といった傑作戦闘機を生み出したのか。

ビルマ、ラバウル、本土防空といった
主要な航空戦と、戦闘機開発の舞台裏を
紹介するだけでなく、太平洋戦争の勝敗を
分けたものを浮かび上がらせる特集としたく思います。

特集2は、
〈毛利元就――難局をいかに乗り越えるか〉です。
中国の覇者となった毛利元就は、決して恵まれた
環境にあったわけではありませんでした。
毛利家の嫡男ではない立場から家督を継ぎ、
周防の大内氏と出雲の尼子氏という大国に挟まれ、
両者の勢力争いに巻き込まれる、一国人領主――。
絶望的な状況を、彼はいかに克服していったのでしょうか。

特別企画は、〈幕末「大老・老中」列伝〉です。
幕末における大老・老中というと、
内政にしくじり、迫りくる欧米列強に
適切な対応ができなかったとの印象を
持つ人も多いのではないでしょうか。
しかし、この難局に直面した彼らが下した決断には、
評価できる点が数多くあります。
阿部正弘、堀田正睦、井伊直弼……。
幕末の動乱を読み解く鍵となる、七人の
大老や老中を紹介します。

━━━━  もくじ  ━━━━━
【総論】
世界のトップであった日本は、
なぜ敗れたのか
戸高一成
14p

ビジュアル 
日本vs.アメリカ
――熾烈な開発競争が生んだ名機たち
22p

傑作機を作るために…
技術者たちの苦闘が物語るもの
前間孝則
24p

【南方作戦】
陸軍が誇る「隼戦闘隊」の栄光と死闘
山之口洋
32p

【ラバウル航空戦】
零戦を駆使して闘った
男たちの「不屈の魂」
秋月達郎
39p

【本土防空戦】
紫電改を操るエースらが放った?
 “最後の光芒”
松田十刻
47p

歴史紀行 東洋一の規模を誇った
大刀洗飛行場跡を訪ねて
安部龍太郎
54p


特集2 毛利元就 難局をいかに乗り越えるか

【総論】
活路を切り拓いた知力、そして決断力
小和田哲男
104p

厳島合戦
――現実にあわせて豹変することで…
片山洋一
110p


大型企画 天狗党、越前に散る
――知られざる絆と「その後」

それでも彼らの志は、敦賀の地に刻まれた
田中純五郎
116p

本陣跡、慰霊地、博物館…
天狗党の足跡を福井県に求めて
120p

大河ドラマ「青天を衝け」にみる
人物相関図
122p


特別企画

実は逸材も多かった!
幕末「大老・老中」列伝
安藤優一郎
75p


連載・読み物

〈零戦〉なる進取の気性、
その成果の〈隼〉、この日本の宝、
是非、継続を〈紫電改〉
黒鉄ヒロシ
3p

この人に会いたい
vol.172
役所広司
7p

今だからこそ知っておきたい
「台湾の歴史」
宇山卓栄
58p

もともとは“肉のスープ”だった!? 
羊羹には長い歴史がありまして
中島久枝
64p

「築堤」が発見されて話題!
 明治鉄道事始め
梶よう子
68p

弱者救済に力を注いだ鎌倉の僧・忍性
松尾剛次
84p

「歴史街道」伝言板
90p

BOOKS・CINEMA
92p

この著者に注目!
大塚ひかり
94p

連作読切小説 
戦国武将×四十七都道府県
第23回 亀井茲矩×鳥取県「夢はあれども」
今村翔吾
96p

年間購読のご案内
125p

次号予告!
126p

歴史街道脇本陣
127p

歴史とともに味わう世界の城
第12回 アルハンブラ宮殿
島崎 晋
130p

------------------
以上でございます。
ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
790円
2021/6月号の読みどころ

今月の特集1は、
「幕末京都」の真実
◎男たちの選択が時代を動かした、です。
朝廷、幕府、薩摩・長州・会津等の諸藩、
そして浪人らが、政争、陰謀、暗殺に
明け暮れた幕末の京都。
しかしこの幕末京都における争いが、
この国の行く末を左右したといっても
過言ではないのではないでしょうか。

幕末の京都で何が起こっていたのか――。
それぞれの想いを胸に、男たちはいかなる
選択をしたのか――。

文久3年(1863)の八月十八日の政変から、
慶応4年(1868)の鳥羽伏見の戦いまでの
5年間を中心に、「幕末京都」の真実に
迫る特集です。

特集2は、「近衛前久と信長・秀吉・家康」です。
戦国乱世から天下統一への時代、公家社会の
筆頭にいた近衛前久。
関東から九州まで自ら赴き、織田信長や豊臣秀吉、
徳川家康らと関わることによって、天下統一の
過程において、どんな役割を果たしたのかに
迫ります。

特別企画は、
「ルンガ沖夜戦――日本海軍“最後の栄光”」です。
昭和17年(1942)11月30日夜、ガダルカナル島へ
物資を輸送する日本の水雷戦隊を待ち受けていた、
アメリカの重巡洋艦隊。
劣勢の中、果敢にアメリカ軍に挑んだ日本軍が、
見事な勝利を収めたルンガ沖夜戦を紹介します。


------  もくじ  ------
【特別インタビュー】
それは、日本史にとって極めて重要な時であった
磯田道史
14p

ビジュアル 
大河ドラマ「青天を衝け」でみる人物相関図
21p

ドキュメント◎政変、暗闘、戦争…
京都が揺れた激動の五年
河合 敦
22p

八月十八日の政変 松平容保の
“決断”が、孝明天皇との絆を生んだ
植松三十里
28p

禁門の変 暴発する長州軍を
止められなかった久坂玄瑞の“覚悟”
谷津矢車
32p

京に迫る天狗党…慶喜の
「その後」に与えた影響とは
安藤優一郎
36p

大政奉還 その卓越した
政治力ゆえに、徳川慶喜は…
秋山香乃
40p

鳥羽伏見の戦い 武力行使へ
――西郷隆盛の思惑はかくして実現した
江宮隆之
44p

『るろうに剣心』主人公の
モチーフとされる“四大人斬り”
山村竜也
48p


特集2 近衛前久と信長・秀吉・家康

【総論】
この公家がいなければ、
天下統一への道は違っていた
谷口研語
104p

関ケ原後の駆け引き――
「日本のあるべき姿」を求めて
片山洋一
110p

特別企画 ルンガ沖夜戦
日本海軍“最後の栄光”

完全勝利の裏側で…「日本海軍の体質」を紐解く
戸髙一成
72p

ガダルカナルへの輸送か戦闘か
――田中頼三の決断
松田十刻
78p


連載 読み物

京の盆地は頭蓋の中に
黒鉄ヒロシ
3p

この人に会いたい
vol.171
草なぎ剛
7p

人々のため、挑戦をし続けた
最澄の生涯
鷹橋 忍
54p

「備中聖人」と呼ばれた
山田方谷と五人の弟子たち
童門冬二
60p

知っているようで知らない
“永世中立国”スイスの歴史
宇山卓栄
66p

連載小説 月と日の后
最終回 日輪の章
冲方 丁
84p

「歴史街道」伝言板
90p

BOOKS・CINEMA
92p

この著者に注目!
久保田哲
94p

連作読切小説
戦国武将×四十七都道府県
第22回 富田長繁×福井県「高くとんだ」
今村翔吾
96p

小さな“美術品”
デミタスカップの歴史と煌めき
114p

人間性がにじみ出る!
 戦国武将の名セリフ11
ペリー荻野
118p

年間購読のご案内
125p

次号予告!
126p

歴史街道脇本陣
127p

歴史とともに味わう世界の城
第11回 プラハ城
島崎 晋
130p

------------------
以上でございます。ぜひ本誌にてお楽しみくださいませ。
790円
2021/5月号の読みどころ

今月の特集1は、
「立花宗茂と真田信繁
――強く、美しく生きる」です。
新型コロナウイルスの影響により、
世界中が混乱しています。

こうした危機の時こそ、人間の真価が
問われているのではないでしょうか。

そして、このような時代にあって、
いま一度、顧みたい二人の人物がいます。
それが、立花宗茂と真田信繁(幸村)です。
彼らはともに1567年(永禄10年)生まれ(信繁は
諸説あり)と言われ、戦国武将としては
遅い時期に生まれました。

しかし、両者は誰よりも武士らしくあろうとし、
戦いの場においては「戦国最強」といわれるほどの
戦ぶりを見せました。

一方で出処進退においても、見事な振る舞いを見せます。
関ケ原合戦後に共に改易という憂き目をみながら、
大坂の陣では、信繁は大坂方に身を投じ、
宗茂は再起の機会を与えてくれた
徳川家に尽くしました。

ともに違う道を選んだものの、彼らの
選択は後世に語り継がれました。
それは、多くの人々が、彼らの生き方に
強さと美しさを感じたからではないでしょうか。
立花宗茂と真田信繁が、いかに生き、
そしていかにして語り継がれる男へと
成長していったのか。
その歩みを対比させつつ、彼らの生涯から
「強く、美しく生きる」とは何かを探り、
混迷の時代を生きる人々を勇気づけるような
特集をお届けします。

特集2は、「徳川慶喜の真実」です。
大河ドラマ「青天を衝け」で草彅剛さんが
演じている徳川慶喜。
大政奉還を行なった最後の将軍として
知られる慶喜ですが、その評価は
決して高くはありません。
この国が近代国家へと変わろうとした時、
慶喜が果たした役割とは何だったのでしょうか――。

特別企画は、「北条時行――中先代の乱」です。
「週刊少年ジャンプ」で連載が始まった
「逃げ上手の若君」が話題ですが、
その主人公が北条時行です。
建武2年(1335)、中先代の乱を起こした
人物として知られていますが、その生涯と
乱の歴史的意義に迫ります。

━━━━━━ もくじ ━━━━━━
【総論】
それぞれの“返り咲き”を
果たした「戦国の申し子」
小和田哲男
14p

ビジュアル
乱世を鮮やかに駆け抜けた
「両雄の軌跡」
20p

信繁◎武田家滅亡の秋(とき)
――父・昌幸から学んだもの
鈴木英治
22p

宗茂◎迫る島津の大軍、二人の
父に負けないために…
上田秀人
26p

宗茂と信繁◎上田城と大津城
――天下分け目を前に二人が抱いた想い
谷津矢車
31p

宗茂◎再び柳川へ…浪々の身からの
「奇跡の再興」をもたらしたもの
砂原浩太朗
38p

信繁◎真田を名乗る者として
――家康を追い詰めた最期の闘い
乾 緑郎
42p

徹底分析・史料で読み解く
“最強武将”二人の戦い方
橋場日月
46p

脳科学者が解析! 上からも
信用され、下からも慕われた理由
中野信子
50p


特集2 渋沢栄一も世に訴えようとしていた
―― 徳川慶喜の真実

【総論】
日本を近代国家へと
牽引した「功労者」として…
安藤優一郎
70p

百年は公開しない約束で、
晩年に語り残したもの
植松三十里
77p


特別企画 北条時行――中先代の乱

それは、南北朝動乱と
室町幕府成立を呼び起こした
鈴木由美
102p

【伝奇短編】
“仇の子”との間に育まれた絆は…
荒山 徹
109p


連載 読み物

真田(さだ)めし、
立花(りっぱ)な、信と宗のシゲ
黒鉄ヒロシ
3p

この人に会いたい
vol.170
横山由依
7p

クーデター、民主派の弾圧…
歴史から読み解く「ミャンマー」
宇山卓栄
56p

『万葉集』から見えてくる
「古代人の食生活」
古川順弘
62p

連載小説 月と日の后
第37回 日輪の章
冲方 丁
84p

「歴史街道」伝言板
90p

BOOKS・CINEMA
92p

この著者に注目!
柳広司
94p

連作読切小説 
戦国武将×四十七都道府県
第21回 長野業正×群馬県「黄斑の文」
今村翔吾
96p

愛らしい表情、困った顔、
精悍な体つき… 
由緒ある神社の愉しい「狛犬めぐり」
ミノシマタカコ
114p

山本五十六が「大和」艦長に
指名した男・西田正雄
松田十刻
118p

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125p

次号予告!
126p

歴史街道脇本陣
127p

歴史とともに味わう世界の城
第10回 エルミナ城
島崎 晋
130p
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