歴史街道 発売日・バックナンバー

全270件中 91 〜 105 件を表示
693円
今月号の読みどころ

「7度主君を変えねば、武士とはいえぬ」。そう語ったと伝わるのが、戦国武将・藤堂高虎です。事実、高虎は幾度も主君を変えており、その姿は変節漢とも捉えられます。しかし、それは高虎が自分にとっての「武士道」を貫いたからに他なりませんでした。然るべきところで、自分の実力を発揮する――。それが高虎の信念であり、戦国乱世においては当然の価値観でした。だからこそ、高虎が最後に仕えた徳川家康は「国に大事があるときは、高虎を一番手とせよ」と全幅の信頼を寄せたのです。転職も当たり前となっている昨今、戦国乱世を強かに駆けた高虎の生きざまは、われわれに生きるヒントを与えてくれるに違いありません。そのほかの内容は、生誕150年特別企画「南方熊楠」、特別企画「10分でわかる『応仁の乱』」などです。

公式サイト
今月号の目次

高虎双六
黒鉄ヒロシ
3p
この人に会いたい
vol.126
森川 葵
7p
特集 家康が最も信頼した戦国武将 藤堂高虎 真の「武士道」とは
総論 
「ただひたすら天下のために」主君を変えながら理想を追った男
安部龍太郎
14p
ビジュアル1 
年表でたどる激動の生涯

20p
ビジュアル2 
武功に彩られた藤堂高虎・戦いの軌跡

22p
秀長との出逢いが、荒くれ者の運命を変えた
木村忠啓
24p
名将李舜臣を退けた、水軍大将としての決断 ―文禄・慶長の役
荒山 徹
30p
敵将が怖れ、讃えた「勇者の率いる軍勢」 ―大坂夏の陣
江宮隆之
36p
コラム 
優秀な人材を集められた理由とは?

40p
藩のモデルケースを作り上げた“治者の哲学”
藤田達生
41p
その美学が、加藤清正をしのぐ数々の名城を生んだ
千田嘉博
46p
インタビュ―
経営のプロフェッショナルが分析! 高虎に見る「求められる人材」の条件
岩田松雄
51p



朝鮮で「聖者」と呼ばれた、知られざる日本人 ―重松髜修伝
田中秀雄
56p
特集 和歌山が生んだ、世界レベルの「知の巨人」 南方熊楠
日本人の可能性を示した「知の巨人」の生きざま
田村義也
62p
世界が驚いた論文を生んだ「至純な好奇心」
唐澤太輔
66p
規格外の魅力を表わす、三つのキーワードとは
谷脇幹雄
70p
旅コラム 熊楠が愛し、守った南紀を訪ねて

74p
特別企画 10分でわかる「応仁の乱」
始まった本当の原因は? なぜこんなに長引いたの?
Q&A これだけは知っておきたい六つのポイント
呉座勇一
84p
この時代がもっと楽しめる歴史小説ガイド
末國善己
92p



日本大空襲 「無差別戦略爆撃」の真実
第三回 「超空の要塞」B-29の登場
吉田一彦
96p
年間購読のご案内

101p
「歴史街道」伝言板

102p
BOOKS・CINEMA

104p
この著者に注目!
吉見俊哉

106p
連載小説 果てなき図面 帝国ホテル建築物語
第7回 煉瓦の章
植松三十里
108p
世界で出会った「日本人の魂」~取材紀行から~
第11回 フィリピン
早坂 隆
118p
AKB48と学ぶ! 四十七都道府県 この偉人を知っている?
第12回 九州〈後編〉
河合敦×太田奈緒
122p
聖徳太子から吉田茂まで あの“失言”が日本史を変えた
中江克己
127p
歴史街道・ロマンへの扉
朝熊山
林 宏樹
134p
歴史街道脇本陣

131p
女子高生女優・北村優衣がゆく! 老舗の「味」と「歴史」を体験レポート
第4回 船橋屋

136p
次号予告!

140p
小笠原遥か
最終回 二つの祭り
写真・文 冨田マスオ
141p
693円
総力特集 台湾で最も愛される日本人-八田與一/特集 江戸浮世絵動物尽くし/特別インタビュー-大沢たかお
693円
今月号の読みどころ
「敵の兵力は限りがない。我ら幕府方に分がないことは百も承知。だが、俺は断じて降伏しない」。明治2年(1869)5月、新政府軍の箱館総攻撃を迎えても、土方歳三は全く動じませんでした。彼はなぜ最後まで戦い続けたのか。その理由は、彼にとって新選組とは何であったのかを知らなければわかりません。新選組の隊旗は「誠」。そこには局長近藤勇や副長土方歳三の理想が込められていました。新選組は誠の武士を目指し、京の治安を守り、幕府のために働くと。しかし幕府を倒した新政府軍は、近藤を罪人として処刑、新選組を泥足で踏みにじりました。その時から歳三の徹底抗戦が始まるのです。歳三が最後まで守り抜こうとしたものは何かを探ります。第二特集は「1919 パリ講和会議」です。



今月号の目次

土方歳三のダンディズム
黒鉄ヒロシ
3p

この人に会いたい
vol.124
有村架純
7p


総力特集 新選組副長 土方歳三 なぜ戦い続けたのか

総論
「誠」の武士の生き様を見せてやる! 新選組副長が守り抜いたもの
山村竜也
16p

ビジュアル1
よみがえる歳三

22p

ビジュアル2
この時代に老いぼれを見たら「生き残り」と思え

24p

剣の修行、上洛と残留、芹沢粛清…Q&A 新選組誕生までの日々
今川美玖
26p

人生年表・新選組誕生まで

31p

洛陽幻夢…元治元年夏、三条池田屋の死闘で歳三は何を斬ったのか
會川 昇
32p

コラム1
「文久三年十二月の隊士名簿」が語るもの

37p

禁令違反は切腹…浪士らを最強の組織に変えた「隊規」と「小隊」編制とは
菊地 明
38p

機動力を求めて…編制の変遷

43p

ビジュアル3
動乱の京…市中巡察の日々

44p

「ここで割腹するは犬死に」失意の盟友を支え、勝沼から運命の流山へ
伊東成郎
46p

コラム2
発見! 三隊士の顔写真

51p

一人になっても俺は戦う! 近藤への仕打ちを許さず、畏友とも別れて
秋月達郎
52p

コラム3
「殺生与奪の権」を総督に与えるなら

57p

ビジュアル4 
誠の旗は北へ…徹底抗戦の軌跡

58p

誠実な人柄と信念を曲げない生き方…子孫から見た歳三の横顔
土方 愛
60p

「退く者があれば斬る」蝦夷地を席捲した常勝将軍、二股口を鉄壁の備えに
山村竜也
62p

あの人の戦う姿が真実を語っていた…新選組の「誠」は死なず
秋月達郎
67p





AKB48と学ぶ! 四十七都道府県 この偉人を知っている?
第10回 関東〈後編〉
河合敦×太田奈緒
74p


1919 パリ講和会議 世界に訴えた「人種差別撤廃」

アメリカの移民制限は理不尽…日本が守り抜いた「理念」とは
井上寿一
80p

コラム 反対せず、再考を促す…粘り強い交渉を育んだもの

85p

ビジュアル 鍵を握る豪州…なぜ米英は反対にまわったのか

86p

「人種的偏見を除去すべき」牧野らの獅子奮迅の働きの末に
松田十刻
88p





日本大空襲 「無差別戦略爆撃」の真実
第1回 ドゥーリトル隊空襲の衝撃
吉田一彦
94p

連載小説 果てなき図面 帝国ホテル建築物語
第5回 作図の章
植松三十里
100p

「歴史街道」伝言板

110p

BOOKS・CINEMA

112p

この著者に注目!
小林和幸

114p

世界で出会った「日本人の魂」~取材紀行から~
第9回 バルト三国
早坂 隆
116p

トーチカも大砲もリユース? 知られざる孤島・ナウルに日本軍の戦跡を訪ねて

笹 幸恵
120p

特別グラビア
高橋ひかる
126p

歴史街道脇本陣

131p

歴史街道・ロマンへの扉
日根荘遺跡
林 宏樹
134p

女子高生女優・北村優衣がゆく! 老舗の「味」と「歴史」を体験レポート
第2回 言問団子

136p

小笠原遥か
第4回 母島
写真・文 冨田マスオ
141p
693円
◆◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】4月号の読みどころ
   総力特集:明石元二郎 奇跡を成し遂げた「熱」と「胆力」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「ロシアの政治機能を麻痺させよ」。
明治37年(1904)、日本が超大国ロシアとの戦争に踏み切った時、
密命を受けてヨーロッパでもう一つの戦いを始めた男がいました。
日本陸軍の情報将校・明石元二郎大佐です。
明石はロシア国内で帝政に不満を抱く者たちの破壊工作や叛乱を幇助し、
極東派兵を妨害。一方で前線の兵士たちの厭戦気分を高めました。
さらに最も力を入れたのが、ヨーロッパ中の反帝政ロシア勢力を糾合し、
ロシアの屋台骨を揺るがすことです。
なぜ明石は、たった一人で反ロシア勢力と結び、
ロシアを動揺させることができたのでしょうか。
伝説的に語られる、「明石工作」を成功させたものは何かを探ります。
第二特集は「香川元太郎のイラストで見る『復元』日本の城」です。

                  (『歴史街道』編集長・辰本清隆)
693円
今月号の目次

堅陣の謙信の献身の検診
黒鉄ヒロシ
3p
この人に会いたい
vol.122
三浦春馬
7p
総力特集 上杉謙信 「戦国の終焉」を目指した最強の武将
総論 
乱世を終わらせる! 「理想」は実現できることを示し続けた生涯
乃至政彦
14p
ビジュアル1 
集え関東武士! 関八州を鳴動させた新管領の呼びかけ

20p
ビジュアル2 
鶴翼はV字型ではない? 戦国の陣形の真実とは

22p
この越後を鎮められるのは、この景虎しかおらぬということじゃ 
東村アキコ『雪花の虎』

24p
己が毘沙門天たらん! 迷いの中で見出した、乱世をどう生きるべきか
童門冬二
26p
コラム1 
「人の足元を見る」を憎む

31p
幕府の奸臣を討つ! 将軍、関白の信頼と「密約」が転機をもたらす
江宮隆之
32p
コラム2 
塩を止めなかった本当の理由

37p
我は関東管領なり! 十一万五千を動員した小田原攻めの真のねらい
工藤章興
38p
コラム3 
手を焼いた関東諸士の掌握

43p
ビジュアル3 
毘沙門天の化身、戦いの軌跡

44p
緒戦の鑓で目にもの見せん! 『陰徳記』が語る真実の川中島合戦とは
乃至政彦
46p
コラム4 
信玄との一騎打ちはあったのか

51p
密約の破綻、将軍義輝の死を乗り越えて

52p
敵を川に叩き込め! 手取川で織田軍を粉砕、されど上洛戦は一睡夢に
海道龍一朗
54p
乱世の終焉を目指して・上杉謙信人生年表

59p
第四次川中島合戦の真実を探る 
【従来説】妻女山・茶臼山布陣、鶴翼vs.車懸り!

60p
第四次川中島合戦の真実を探る 
【新説】西条山・雨ノ宮の渡布陣、車懸り戦術!


第四次川中島合戦の真実を探る 
八幡原の決戦と車懸りの実像とは?


より深く知るための本

66p



ゆくさ、おさいじゃした! 鹿児島市に「西郷どん」の人柄と魅力を訪ねて


69p
AKB48と学ぶ! 四十七都道府県 この偉人を知っている?
第八回 関東〈前編〉
河合 敦×太田奈緒
76p
志士たちの学校 維新へと衝き動かした教育の力
郷中教育と什の掟…若者たちを育んだ薩摩と会津のシステム
町田明広
82p
会津武士たちの学び舎…日新館に見る幕末の「藩校」

86p
象山書院、韮山塾、松下村塾…下級武士たちの危機感に応えて
伊東成郎
88p



ヨーロッパ大空襲 「無差別戦略爆撃」の真実
第六回 航空機産業を空爆せよ
吉田一彦
94p
連載小説 果てなき図面 帝国ホテル建築物語
第三回 出会いの章
植松三十里
100p
「歴史街道」伝言板

110p
BOOKS・CINEMA

112p
この著者に注目!
木村忠啓

114p
世界で出会った「日本人の魂」~取材紀行から~
第七回 ルーマニア
早坂 隆
116p
二度即位した女帝・斉明天皇と飛鳥の歩み
吉村武彦
120p
特別グラビア
麻生裕未
125p
歴史街道脇本陣

131p
歴史街道・ロマンへの扉
藤原宮跡
林 宏樹
134p
東京で道産子のソウルフード「ジンギスカン」を味わう

136p
小笠原遥か
第二回 鯨と冬の訪れ
写真・文 冨田マスオ
141p
693円
今月号の目次

覚悟の前
黒鉄ヒロシ
3p
この人に会いたい
vol.120
生田絵梨花(乃木坂46)
7p
総力特集 世界に挑んだ海賊 出光佐三 日本人の「矜持」と「底力」
総論 俺たちもやれる! 「士魂商才」を貫き、日本人を奮い立たせた男の決断
水木 楊
16p
いっちょやったろうか! 映画「海賊とよばれた男」で伝えたかったこと
山崎 貴
22p
「士魂商才」を貫いて・出光佐三人生年表

27p
佐三の心を奮い立たせた、ユーモラスな仙厓の世界

28p
「士魂商才を持て!」師の教えと恩人の後押しで独立、そして海賊現わる
江宮隆之
30p
コラム1 芯の強い母、正念場を支えた弟

35p
廉価で高品質の油を! 満洲、さらに上海で市場を独占する外油に挑む
山之口洋
36p
コラム2 倒産の危機に、なぜ銀行は融資を決めたのか

41p
親友への弔辞、二メートルを超す手紙… 人間・出光佐三

42p
軍部相手でも「志」と「信念」は曲げず! そして一社での南方配給へ
岩瀬 昇
44p
「タンク底をさらえ!」全てを失っても馘首せず、あらゆる妨害に屈せず
四條たか子
48p
コラム3 「タンクの底さらい」が語る佐三と社員の絆

53p
「アバダン港へ!」血涙下る決断と日章丸がイランから持ち帰ったもの
将口泰浩
54p
島国根性じゃいかん! 豪快な「海の男」だった伯父・新田船長の思い出
山本 學
60p
これが日本人の底力! アメリカが驚愕した製油所建設で「第二の創業」へ
橘川武郎
62p
「海賊」と呼ばれた舞台、青春時代の門司を訪ねて

66p



AKB48と学ぶ! 四十七都道府県 この偉人を知っている?
第6回 中国・四国〈中編〉
河合敦×太田奈緒
70p
夏の陣! 真田信繁、幻の勝利 新発見史料が示す恐るべき計略
城郭化された巨大古墳が語る大敵を叩く絶妙の策
千田嘉博
78p
コラム 「一日先のことすらわからない」…信繁が弱気な手紙に込めた真の狙い

83p
最後まで現場で奮闘し、輝いていた幸村を演じて
堺 雅人
84p
茶臼山、岡山、そして…決戦は野戦ではなかった
千田嘉博
88p



ヨーロッパ大空襲 「無差別戦略爆撃」の真実
第4回 報復合戦から絨毯爆撃へ
吉田一彦
94p
連載小説 果てなき図面 帝国ホテル建築物語
第1回 出会いの章
植松三十里
100p
「歴史街道」伝言板

110p
BOOKS・CINEMA

112p
この著者に注目!
中島三千恒

114p
世界で出会った「日本人の魂」~取材紀行から~
第5回 トルコ・シリア
早坂 隆
116p
博識にしておふざけの天才 南畝、狂歌を流行らせる
小林ふみ子
120p
嗚呼! あこがれのモダンガール 女性たちが目覚めた時代
生田 誠
126p
歴史街道脇本陣

131p
歴史街道・ロマンへの扉
彦根・玄宮園
林宏 樹
134p
トキワ荘ご用達の「ラーメンライス」を食べる

136p
安芸折々
最終回 私のひろしま
写真・文 松尾 純
141p
693円
今月号の読みどころ

大坂の陣は所詮、大坂方に勝ち目はなく、真田信繁らは「死に花」を咲かせようとしたのだ…。そう語られることがよくありますが、果たして真実でしょうか。関ケ原に倍する軍勢が対峙した冬の陣はもちろん、堀を埋め立てられ、大坂城が裸城となった夏の陣においてすら、大坂方の武将たちは戦意高く、関東方の大軍勢に最後まで挑みました。寄せ集めの将兵である彼らを一つにしたのは、真田信繁らが立案した絶妙の策と、勝利への希望です。すなわち家康を「討つ」ことさえできれば関東方は瓦解し、逆転できるというこの戦いの本質を理解し、勝つことを諦めていなかったのです。「死に花」とは真逆の、勝つために戦った信繁と大坂の陣を描きます。第二特集は「日本史をより深く愉しむ法 後篇」です。


今月号の目次

いざ! 幸村
黒鉄ヒロシ

この人に会いたい
vol.119
芳根京子

≪総力特集 真田信繁と大坂の陣 あくまでも「勝つ」ために≫

総論
断じて「死に花」に非ず! 勝利を諦めなかった信繁と大坂の男たち
童門冬二

ビジュアル1
彼らの思いを胸に、天下の大戦へ

ビジュアル2
大坂の陣に臨む幸村を取り巻く人々

ビジュアル3
関東方を翻弄粉砕! 甦る真田丸の威容

【特別インタビュー】
絶対に勝つ! そう信じて戦い抜いた、「イカしてる男」又兵衛を演じて
哀川 翔

「次の策こそ本命」信繁が示す狙いが一騎当千の強者たちを一つにした
江宮隆之

コラム
信繁たちを悩ませた城内の「敵」

牢人武将たち、大坂城初軍議の前口上


「ひきつけよ、放て!」難攻不落の真田丸に勝ち鬨上がり、家康爪を?む
松永弘高

まさに真田の戦法! 新発見史料が示す、真田丸は恐るべき「攻めの城」
千田嘉博

大坂方は士気高く…「平戸オランダ商館文書」が語る大坂の陣
フレデリック・クレインス

望まぬ講和、関東の罠、結束の乱れ…されど逆転の僅かな可能性を信じて
橋場日月

【年表】
関ケ原から大坂の陣へ…激動の15年

後は頼む…痛恨の又兵衛の死、そして決戦に起死回生を賭けた最後の秘策
工藤章興

二段構えで迎撃! 夏の陣、大坂方の戦略とは
監修 乃至政彦

「左衛門佐、見参!」家康の首級のみを狙い、真田隊は紅蓮の疾風と化す
海道龍一朗




日本史をより深く愉しむ法 【後篇】
STEP4 
参勤交代の実際は? 気になるテーマを立体的に探る
山本博文

STEP5
 真田信繁の手紙、刀狩令… 古文書の世界を知る
山本博文

結びに代えて 
何のために歴史を学ぶのか
山本博文

コラム 
大人のための日本史講座


連載 ほか
AKB48と学ぶ! 四十七都道府県 この偉人を知っている?
第5回 中国・四国〈前編〉
河合 敦×太田奈緒

児玉、好古、乃木、東郷… 煙草が語る「日露戦争の名将たち」の飾らない素顔

松田十刻

ヨーロッパ大空襲 「無差別戦略爆撃」の真実
第3回 都市無差別爆撃の号砲
吉田一彦

【小説新連載記念対談】心地よく、わくわくする空間を… 帝国ホテル建築に賭けた男たち

植松三十里 遠藤現

「歴史街道」伝言板


BOOKS・CINEMA


この著者に注目!
小松エメル


世界で出会った「日本人の魂」~取材紀行から~
第4回 イスラエル
早坂 隆

特別グラビア
松平 健

赤穂浪士と「鍋島侍」 『葉隠』と山本常朝は、元禄赤穂事件をどう見たのか

藤井祐介

歴史街道脇本陣


歴史街道・ロマンへの扉
斎宮跡
林 宏樹

古本片手に… 神保町で百年愛されるビヤホール

藻上 釉

安芸折々
第10回 神楽
写真・文 松尾 純
693円

【今月号の読みどころ】
「命、捨てがまるは今ぞ!」。名将揃いで戦国最強を謳われた、島津四兄弟。その次の世代に当たるのが島津豊久ですが、むしろ四兄弟以上に「戦続き」の生涯でした。15歳の初陣以来、父・家久の背中を追い、伯父・義弘の薫陶を受けつつ、島津本家から独立した大名として、数々の合戦で武功を立てていきます。そして関ケ原合戦。西軍が壊滅し、島津隊は壮烈無比の敵中突破を試みますが、東軍の追撃で主将の義弘が危機に陥ると、豊久は迷うことなく「捨てがまり戦法」で、敵前に立ちはだかりました。今、コミック「ドリフターズ」の主人公としてもおなじみの、勇猛果敢にして爽快な豊久に象徴される、薩摩武士の「魂」とは何かを探ります。第二特集は「日本史をより深く愉しむ法」です。


【今月号の目次】

丸に十字の光
黒鉄ヒロシ

この人に会いたい
vol.118
川栄李奈


≪総力特集 島津豊久 薩摩武士の「魂」とは≫

総論
勇敢にして爽快な若き薩摩武士は、生涯を戦うことに特化していた
新名一仁

ビジュアル1
「寝てん覚めてん薩摩兵子は、突っ走ることしか頭ん無かぞ」平野耕太『ドリフターズ』が描く薩摩武士・島津豊久

勝つためには命を惜しまない? 先制攻撃は嫌い? Q&A薩摩の士風
新名一仁

天正9年頃の九州勢力図

「九州の桶狭間」で伊東勢を破り、高城で強敵大友軍を潰した釣り野伏
橋場日月

戦いに次ぐ戦い・島津豊久人生年表

ビジュアル2 
これぞ豊久の父親! 家久一行のあばれ旅

大敵に屈さぬ闘志と合理的戦法…初陣の沖田畷で戦いから学んだもの
江宮隆之

コラム1 
猛将が敵方に見せた薩摩武士の礼

酒豪で教養人? 家臣の日記に見る豊久


不慣れな海戦でも活躍…朝鮮出兵でなぜ、島津は敵から畏れられたのか
太田秀春

コラム2 
朝鮮通信使が記した豊久の最期

「伯父上は帰国くだされ」好機を逃し西軍壊滅から島津の関ケ原、始まる
工藤章興

コラム3 
長寿院、中馬…馳せ参じた熱き男たち

「捨てがまりじゃ!」凄絶な敵中突破、そして豊久は敵前に立ちはだかった
工藤章興

薩摩武士の心を今に伝える妙円寺詣り

ビジュアル3 
アニメ「ドリフターズ」の世界

【特別インタビュー】
「よか!」戦いを日常とし、真っ直ぐ、信念のままに進んだ豊久を演じて
中村悠一

AKB48と学ぶ! 四十七都道府県 この偉人を知っている?
第4回 北海道・東北〈後編〉
河合 敦×太田奈緒

≪日本史をより深く愉しむ法 【前篇】≫

STEP1
背景を知り、歴史をつかむ
山本博文

STEP2 
古代遺跡、古戦場から徳川将軍ゆかりの地まで 現場に足を運んでこそ、わかること
山本博文

STEP3 
ネット、一般書から専門書まで 知りたいことは、こうして調べる
山本博文

コラム 
図書室が充実している博物館・資料館




ヨーロッパ大空襲 「無差別戦略爆撃」の真実
第2回 ノルデン照準器と長距離爆撃機
吉田一彦

意外と知らない? Q&A戦国時代の暮らし
小和田哲男

「歴史街道」伝言板


BOOKS・CINEMA

この著者に注目!
垣根涼介


三好氏、信長、家康ゆかりの名刹 堺・妙國寺の数奇な歴史を訪ねて
矢内一磨

世界で出会った「日本人の魂」~取材紀行から~
第3回 イラク
早坂 隆

なぜ十一月五日が「世界津波の日」? 
安政の大津波で濱口梧陵が点した希望の火
辻 明人

歴史街道脇本陣


歴史街道・ロマンへの扉
鯖街道
林 宏樹

カープファンが一番集まる東京のお店! 
東京・神田で出会った「本場」の広島お好み焼き
平塚七郎

安芸折々
第10回 三段峡
写真・文 松尾 純
693円
今月号の目次

関ケ原の不正義に学ぶ
黒鉄ヒロシ

この人に会いたい
vol.117
大島優子

≪総力特集 関ケ原と真田信繁 信じるもののために≫

総論
何のために起つのか? それぞれの信じる「道義」を貫いた男たち

童門冬二

特別インタビュー 「この人に味方してあげたい」と思わせる三成の愛すべき真っ直ぐさ
山本耕史

ビジュアル1 決戦の朝、笹尾山より布陣を望む

ビジュアル2 なぜ戦ったのか? 関ケ原までの七つの転機

特別インタビュー 友情のためにすべてを擲って起つ…そんな刑部の姿は男として痺れます
片岡愛之助

三成はなぜ隠居した? 家康の上杉討伐の真意は? Q&A関ケ原前夜
小和田哲男

家康の監視は我らの務め…「直江状」で天下に問うた謙信以来の義とは
橋場日月

コラム1 討伐軍諸将、それぞれの思い

「どうあっても起つのか」懊悩の末に吉継、至忠を貫く友に応える
工藤章興

コラム2 主君のために…左近と石田家臣団

それぞれの義に従え! 犬伏に集った真田父子、三者三様の道をゆく
江宮隆之

コラム3 徳川方で戦った、もう一人の真田

時こそ唯一絶対の有利…冴える昌幸の采配、信繁は秀忠本隊へ突撃す
海道龍一朗

「殿下の言葉を試す」「生ある限り志を遂げん」決戦に臨んだ男たち
近衛龍春

特別インタビュー 御屋形様の遺志を継ぐ…演じる中で気づいた昌幸が拠り所としたもの
草刈正雄




歴史街道インフォメーション

AKB48と学ぶ! 四十七都道府県 この偉人を知っている?
第三回 北海道・東北〈前編〉
河合敦×太田奈緒

心ひそかに…松下幸之助、ふるさと和歌山への想い
坂本慎一

会津藩の矜持と誠意 松平容保はなぜ、京都守護職就任を決断したのか
伊東成郎

ヨーロッパ大空襲 「無差別戦略爆撃」の真実
第1回 一般市民を爆撃せよ
吉田一彦

短期連載小説 関ケ原の丑三ツ
後篇
浅倉卓弥

「歴史街道」伝言板

BOOKS・CINEMA


この著者に注目!
月村了衛


日本遺産認定の文化財
横須賀市の走水低砲台を訪ねて
野内秀明

世界で出会った「日本人の魂」~取材紀行から~
第2回 モンゴル
早坂隆

長生きの秘訣は腸内細菌?
メチニコフ博士、ヨーグルトの可能性に出会う

歴史街道脇本陣


歴史街道・ロマンへの扉
岸和田市
林宏樹

しゃり、ふわっ!
谷中で見つけた「昔ながら」のかき氷


安芸折々
第9回 とびしま海道
写真・文 松尾純
693円
【今月号の読みどころ】

日本のルーツともいうべき邪馬台国は、どこにあったのか?中国の歴史書『魏志倭人伝』の記述をどう解釈するかによって、九州説と畿内説に分かれ、論争が続いていることをご存じの方も多いでしょう。近年では、奈良県の纒向遺跡の発掘調査で新事実が次々と判明している一方、九州説はもちろん、他の場所にあるという説もあり、論争は今も混迷を極めています。

そこで本特集では、ノンフィクション作家の足立倫行氏のナビゲートで、邪馬台国の議論はどこまで進み、それぞれの説の根拠は何か、また女王卑弥呼とは何者だったのかに迫ります。予備知識がなくても無理なく楽しめるよう、随所でポイントを解説。ロマンあふれる古代史の迷宮へ出かけてみましょう。

第二特集は「Q&A 真田信幸の闘い」です。


【今月号の目次】

邪馬台国は脳内に有り、卑弥呼は心中に有り
黒鉄ヒロシ

この人に会いたい
vol.116
相楽樹

≪総力特集 邪馬台国と卑弥呼の謎≫

【ロマンあふれる「古代史の迷宮」への旅にようこそ】

序 日本のルーツを探して…古代史はノンフィクション作家を夢中にさせた
足立倫行

ビジュアル1
想像復原! これが邪馬台国の都だ

特別インタビュー
幻の邪馬台国を探し求めた祖父の情熱と、古代史のロマンに魅了されて
宮﨑香蓮

ビジュアル2
九州vs.畿内! 出土品は何を語るのか

ビジュアル3
登呂遺跡で「弥生人」になってみた

なぜ論争が続くの? 『魏志倭人伝』って何?
Q&A いざ謎の邪馬台国へ
足立倫行

【九州vs.畿内 邪馬台国はどこにあった?】


「都するところ」の条件、鉄の出土量、巫女王の登場が九州説を裏付ける 高島忠平

コラム1
古代の道具で火を起こしてみた

外来系土器と祭殿跡が物語る、先進都市的集落・纒向こそがふさわしい 石野博信

コラム2
纒向の木製鐙が語る「不都合な真実」

こんな見方もある!
邪馬台国を探る別角度からのアプローチ

博物館、ネット、シンポジウム…より知るためのガイド

【九州vs.畿内 卑弥呼は何者だったのか?】

巫女王を育んだ国際都市、そして一面の鉄鏡の存在が謎を解く鍵となる
高島忠平

東遷説の弱点、邪馬台国からヤマト王権へ…卑弥呼は畿内にいたはずだ
石野博信

複数いた? 邪馬台国の女王ではなかった? 果たして卑弥呼の正体は…

ルーツ探しの論争をこれからも楽しむために

「古代愛」あふれるカフェに行ってみた



AKB48と学ぶ! 四十七都道府県 この偉人を知っている?
第2回 関西〈後編〉
河合敦×太田奈緒



≪Q&A 真田信幸の闘い 生涯をかけて守り抜いたもの≫


第一部 初陣はいつ? 信幸は分家か?関ケ原までの日々
橋場日月

年表・真田家を守り続けた93年

ビジュアル
大河ドラマ「真田丸」に見る 謀将の嫡男から堂々たる当主へ、信幸の歩み

第二部 諱をなぜ変えた? 真田騒動とは? もう一つの闘い
清水昇



ドゥーリトル日本空襲の内幕
最終回 日本軍のアメリカ本土攻撃
吉田一彦

短期連載小説 関ケ原の丑三ツ
前篇
浅倉卓弥

「歴史街道」伝言板

BOOKS・CINEMA

この著者に注目!
山際康之

世界で出会った「日本人の魂」~取材紀行から~
第1回 満洲
早坂隆

なぜEU離脱? 連合王国って?
今こそ知っておきたいイギリスの歴史
茂木誠

歴史街道脇本陣

歴史街道・ロマンへの扉 興福寺 林宏樹

だしで炊いたごはんが香る… あなごめしの名店を訪ねて

安芸折々
第8回 江田島2
写真・文 松尾純
693円
【今月号の読みどころ】
「お父さんは(夢で)みんなの顔がはっきり見えたので、会ったも同じようでした」。栗林忠道中将が硫黄島から娘に送った手紙の一節です。昭和20年(1945)2月19日、アメリカ軍は硫黄島に上陸を開始。その数は日本軍の3倍以上で、「5日で落とせる」と豪語しました。しかし激戦は5日どころか、実に36日間に及びます。「島が落ちれば、本土が空襲される。ただ我々が少しでも頑張れば、その分、内地の人々の命を救うことができる」。指揮官・栗林のもと、日本軍将兵が歯をくいしばって戦いに臨んだ結果でした。そして指揮官から兵士一人ひとりに至るまで、胸には最愛の家族の顔があったのです。家族を守るために命を賭けた男たちの姿を描きます。第二特集は「知られざるアイヌの世界」です。


【今月号の目次】

東京から1200㎞、南の島の上の二万人の覚悟
黒鉄ヒロシ

この人に会いたい
vol.115
佐々木蔵之介

≪総力特集 硫黄島のサムライたち 愛する「家族」を守るために≫

総論
家族を思い、家族に支えられ、己の責務を最後まで果たした男たち
梯久美子
14p

ビジュアル1
硫黄島、鉄壁の要塞と化す

ビジュアル2
次代につなげたい敬意と感謝の祈り

ビジュアル3
妻子の笑顔を力に…守るべき家族

どの辺にある島? なぜ激戦の舞台に? Q&Aで知る硫黄島の戦い
原 剛

年表・決戦の島へ…男たちの歩み

最後の一兵まで踏み留まる…闘志の源となった家族への思い ◆栗林忠道
山之口洋

特別インタビュー
「いま帰ったよ」兵士と同じものを食べ、家の隙間風を案じた祖父の優しさ
栗林快枝

サイパン、ペリリューから導いた縦深防禦…栗林が構想した鉄壁の備え
原 剛

「人情に変わりはねぇ」初めて得た家族を胸に、還らざる戦場へ ◆西 竹一
大野 芳

コラム1
指揮官、将兵が同じ覚悟を抱いて

五度目の生死関頭…疎開した娘を励まし、最後まで戦い抜く ◆市丸利之助
松田十刻

特別インタビュー 家族と故郷に思いを馳せ、「もののふ」として戦い抜いた祖父に感謝したい
市丸 誠

淡々と理を通す…「ルーズベルトニ与フル書」に込めた市丸司令官の気迫
平川祐弘

コラム2
思いは一つ…第二御盾隊の特攻

ビジュアル
写真が語る父島と硫黄島、激闘の跡

特別インタビュー
誰一人帰りたいと言わず、任務を全うした戦友たちの笑顔が忘れられない
西進次郎

豊かだった暮らしを伝えたい…全国硫黄島島民の会の願い

激戦の島で平和を学ぶ…小笠原の中学生が感じた硫黄島
夏井坂聡子

戦いの記憶と、純粋な想いを後世につなぐ…昨年、24時間テレビを制作して
倉田忠明



AKB48と学ぶ! 四十七都道府県 この偉人を知っている?
第1回 関西〈前編〉
河合敦×太田奈緒


≪知られざるアイヌの世界 彼らが大切にしていたものとは≫

主食は何? どんな住まい? Q&Aアイヌ民族
木原仁美

コラム 声に出してみよう! 魅惑の単語集

ビジュアル 受け継がれる伝統の味! アイヌ料理の魅力

アイヌが支え合って生きる「カムイ」とはどんな存在か
中川 裕

ドゥーリトル日本空襲の内幕
第5回 肥溜めに落ちたヒーロー
吉田一彦





短期連載小説 南洋のサン=テグジュペリ ~based on a true story~ 
後篇
秋月達郎

「歴史街道」伝言板

BOOKS・CINEMA

この著者に注目!
笠井亮平

井上和彦がゆくガダルカナル
最終回 受け継がれる日本軍将兵への敬意
井上和彦

真面目で不器用な天才編集長…僕なりの花山伊佐次を目指して
唐沢寿明

「上から目線」も乙なもの パリの「名所&高所」を訪ねて
田中次郎

歴史街道脇本陣

歴史街道・ロマンへの扉
新宮
林 宏樹

ヨーロッパ「ビール」紀行
最終回 ベルギー/ブリュッセル
藻上 釉

安芸折々
第7回 江田島1
写真・文 松尾 純

693円
【今月号の読みどころ】

「こんな世界が、こんな生き方があったのか」……。大坂城で真田信繁が衝撃を受けたのが、石田三成、大谷吉継ら、豊臣秀吉の下で次々と政務をこなしている奉行衆の姿であったでしょう。天正14年(1586)、人質として秀吉の側近くに仕えることになった信繁は、彼らと接し、その価値観に驚きます。それまでひたすら真田家が生き残るために働いてきた信繁にすれば、三成や吉継の、私心なく天下平定を目指す生き方は、全く未知のものでした。しかもそれは主家・豊臣家のためというより、戦のない世をもたらす「統一政権の確立」を重んじるものだったのです。そんな三成、吉継が抱く理想は、信繁のその後に、どんな影響を与えたのかに迫ります。
第二特集は「駆逐艦『雪風』の奇跡」です。

【今月号の目次】

武士(もののふ)の扉は、義義義と開く
黒鉄ヒロシ

この人に会いたい
vol.114
蒼井 優

総力特集 石田三成と大谷吉継 信繁を変えた男たちの「義」
総論
三成と吉継…豊臣政権を支えた二人の理想は、信繁に何を伝えたのか
童門冬二

ビジュアル1
開戦直前、吉継の独白

特別インタビュー
理屈でモノを考えつつ、制御できないほどの熱さを秘めた三成を目指して
山本耕史

ビジュアル2
信繁・三成・吉継を取り巻く人々


二人の出自は? 三成はへいくわい者ではない? Q&A三成と吉継
小和田哲男

ビジュアル3
「大坂夏の陣図屏風」に見る大坂城天守

「槍働き」ではない武功とは…中国攻め、二つの大返しから学んだもの
江宮隆之

豊臣政権を支えて…三成・吉継・信繁人生年表

天下の貨物の七割は浪華に…堺の変革、博多の復興で新たな都市空間へ
中井俊一郎

コラム 民への細やかな気配り…佐和山城主としての三成

人質から豊臣大名の一員、吉継の娘婿に…秀吉は信繁に何を期待したのか
橋場日月

「三成タクシー」に乗ってみた

「心配があれば私に相談してください」書状から窺える吉継の気配り
外岡慎一郎

天下を安寧に導くこと…信繁が奉行の真髄を学んだ大坂城での日々
海道龍一朗

ビジュアル4
三成・吉継・信繁は城内のどこにいたのか

特別インタビュー
「不器用」な三成と「器用」な吉継から学び、成長する信繁を見てほしい
堺 雅人

三成への同情と吉継への敬慕…東西選択の余地なし、されど勝算あり
橋場日月

まさにここに三成が…古橋の伝説を語り伝えたい

駆逐艦「雪風」の奇跡 「幸運」をもたらしたものは何か
雪風に神宿る…なぜこの艦は数々の幸運を招いたのか
平間洋一

コラム 救助は船乗りの常識…幸運艦、もう一つの戦い

ビジュアル スラバヤ、ミッドウェー、沖縄特攻…奇跡の航跡

あくまで士気高く…証言から迫る奇跡を呼んだ敢闘
松田十刻

連載・ほか
歴史街道インフォメーション

ドゥーリトル日本空襲の内幕
第4回 16機のすべてを喪失
吉田一彦

短期連載小説 南洋のサン=テグジュペリ ~based on a true story~ 
前篇
秋月達郎

「歴史街道」伝言板

BOOKS・CINEMA

この著者に注目!
金谷俊一郎

井上和彦がゆくガダルカナル
第2回 飛行場をめぐる日本軍の勇戦敢闘
井上和彦

「生きること」は「苦労すること」 親鸞聖人が現代に語りかけるもの
ひろさちや

「冨嶽三十六景」だけじゃない! 世界が愛した『北斎漫画』の世界

歴史街道脇本陣

歴史街道・ロマンへの扉
大津
林 宏樹

ヨーロッパ「ビール」紀行
第2回 チェコ/プラハ
藻上 釉

安芸折々
第6回 生口島
写真・文 松尾 純
693円
今月号の目次

空飛ぶ剣豪
黒鉄ヒロシ

この人に会いたい
vol.113
山本舞香

≪ 空の宮本武蔵 武藤金義≫

総論 隊長、お任せください…史上最強の二番機を務めた「空戦職人」の誇り
戸高一成

ビジュアル1
十二機に単機で挑む! 厚木上空の決闘

ビジュアル2
中国戦線、ラバウル、本土防空…空の武蔵、かく戦えり


ビジュアル3
「撃墜 3人のパイロット」が描く武藤と家族

飛将軍に勝った初陣、敵編隊全機撃墜…苦労と努力を重ねた青春の日々
江宮隆之

ビジュアル4
九六、零戦、紫電改…武藤の愛機


ガ島攻撃、ウェーク島防衛…「戦闘行動調書」に見る二五二空時代


ビジュアル5
在りし日の横須賀海軍航空隊


F6F邀撃と機動部隊攻撃命令…左胸に掌をあて、硫黄島の死闘に臨む
秋月達郎

「わずらわしさも楽しみだよ」妻への手紙が覗かせる夫の顔、父親の顔
四條たか子

初公開! 秘蔵写真が語る愛すべき素顔


厚木上空に武蔵、見参! 敵十二機を単機紫電改で圧倒した技量の冴え
松田十刻

激闘の航跡…武藤金義人生年表


頭脳をフルに使い、機転を利かせ一撃…凡人と「超エース」の違いとは
服部省吾

特別インタビュー
「敵機発見」は必ず一番…偉ぶらず、真摯に接してくれた武藤さんの思い出
神吉彌彦

特別インタビュー
「家族の誇り」だった伯父、卑怯を許さなかった父が伝えてくれたこと
武藤光一

「望まれた以上は行きます」妻子と離れ、三四三空そして最後の戦場へ
松田十刻




特別グラビア
松井玲奈

戦国 真田の忍び
なぜ真田=忍者? 伊賀・甲賀との違いは? Q&A真田忍び
清水 昇

大河ドラマ「真田丸」特別インタビュー
対等に意見を言いつつ、命がけで昌幸を守る…出浦昌相を演じて
寺島 進

ビジュアル
真田の忍びといえば…真田十勇士、見参!

出浦、横谷、唐沢…真田三代の計略に生きた忍者列伝
清水 昇




ドゥーリトル日本空襲の内幕
第3回 日米双方の誤算
吉田一彦

我、六道を懼れず 真田昌幸 連戦記
6年の連載を終えて
海道龍一朗

「歴史街道」伝言板


BOOKS・CINEMA


この著者に注目!
おかざき真里


井上和彦がゆくガダルカナル
第1回 激戦の島に残る日本軍将兵の足跡
井上和彦

東海か、大和か、九州か… 狗奴国の所在地から邪馬台国を探る
足立倫行

地中海の「飛地」を訪ねて 「スペインの中のイギリス」と「モロッコの中のスペイン」
田中次郎

歴史街道脇本陣


歴史街道・ロマンへの扉
林 宏樹

ヨーロッパ「ビール」紀行
ドイツ/ベルリン
藻上 釉
136p
安芸折々
写真・文 松尾 純
141p
693円
【今月号の読みどころ】
「私の職務は台湾を治めることであり、討伐ではない」。明治31年(1898)、第四代台湾総督として児玉源太郎が赴任した時から、台湾は劇的に変わります。伝染病が蔓延する未開の地で、児玉は後藤新平を右腕に人々のための統治を行ない、さらに新渡戸稲造ら優れた人材が集結して、衛生状態の改善、交通インフラの整備、産業振興、教育など近代化を進めました。「日本と分け隔てなく、ともに近代化を目指そう」…それが明治の男たちの志であり、さらに八田與一らに継承されていきます。台湾の人々はこのことを忘れず、東日本大震災の際には世界一の支援をしてくれました。今や日本にとって大切な友である台湾、その絆の原点となった明治人の志を探ります。

第二特集は「森可成と鬼武蔵」です。

【今月号の目次】

≪総力特集 児玉源太郎と台湾 「明治人の志」が結んだ固い絆≫

●総論
ともに近代化を目指そう…「明治人の志」が台湾に奇跡を呼んだ
山内昌之

●ビジュアル1
若者世代も涙する! 台湾で大人気の「懐日」映画

●ビジュアル2
人々の生活のために…近代化に挑んだ六人の男たち

●ビジュアル3
庁舎、大学、百貨店…今も現役の「日式」の建物

●合理主義と廉潔な人間性…「国づくりの達人」が台湾の近代を切り開いた
中西輝政

●元々暮らしていた民族は? 日本以前の統治国は? Q&Aでわかる台湾史
河合 敦

●年表・台湾の歩みと日本の統治

●私の職務は討伐ではない…その人柄を土匪も徳望家も信頼した ◆児玉源太郎
江宮隆之

●阿片退治と東京を凌ぐ下水道…苦労人の民政局長、辣腕を振るう ◆後藤新平
植松三十里

●コラム2
「生物学の原則」を掲げた苦労人の民政長官

●台湾で慕われる日本人 後藤を支えた「台湾鉄道の父」――長谷川謹介
片倉佳史

●あなたの熱意に打たれた…『武士道』を胸に、製糖業に尽力して ◆新渡戸稲造
松田十刻

●コラム3
難題に挑み、発展を支えたある実業家

●台湾で慕われる日本人 「六士先生」の会話帳――平井数馬
片倉佳史

●十年に及ぶ苦難の末、広大な嘉義平野に待望の水が行き渡った ◆八田與一
四條たか子

●コラム4
台湾電力の父とコーヒーの父

●「日本が明日も元気でいますように」台湾は助け合い、励まし合えるよき友

●台湾の特性をよく調べ、育て上げてくれた日本に感謝しています
劉得寛



≪特集 森可成と鬼武蔵 最前線で戦い続けた父子の誇り≫

●稲生、浮野、桶狭間、姉川…信長軍に「攻めの三左」あり
橋場日月

●今こそ殿に報いる時! 宇佐山城を守り、十倍の敵に挑む
工藤章興

●父の武辺を受け継いだ「鬼武蔵」、敵の罠を逆手にとる
高橋直樹

●大河ドラマ「真田丸」特別インタビュー 

●わが「友」家康を支え、悪評を引き受ける…正信の思いを伝えたい
近藤正臣

≪連載・インタビューほか≫

●台湾に育つ「義」
黒鉄ヒロシ

●この人に会いたい
vol.112
清水くるみ

●ドゥーリトル日本空襲の内幕
第2回 大統領の日本爆撃計画
吉田一彦

●我、六道を懼れず 真田昌幸 連戦記 立国篇
最終回
海道龍一朗

「歴史街道」伝言板
BOOKS・CINEMA
●この著者に注目!
岩瀬昇

●海外と繋がった佐賀藩士の志を継いで…「江副学園」の名に込めた思い
江副隆秀

●『日本植物目録』の改訂を弟子に託す… 新発見のシーボルト自筆書簡
町田明広

●甘酸っぱくて後味のキレがいい! 日本酒ブームの原点は江戸にあり
増田晶文

歴史街道脇本陣 お預かり

●歴史街道・ロマンへの扉
キトラ古墳
林 宏樹

●隅田川、上野で「花も団子も」…桜の名所で老舗の団子を味わう

●安芸折々
第4回 鞆の浦 仙酔島
写真・文 松尾 純
693円
照覧の眼
黒鉄ヒロシアート印刷田村

この人に会いたい
vol.111
広瀬すず

≪総力特集≫

1943 キスカ島の奇跡 「全員脱出」を成し遂げた男たち

●総論
最後の最後まで人事を尽くす…「奇跡の生還」を導いたものは何か
早坂隆

●ビジュアル1
陸海軍5200人が拠ったキスカ島

●ビジュアル2
映画「太平洋奇跡の作戦 キスカ」が描く男たちの奮闘

●本土空襲阻止、米ソ遮断…陸海軍がアリューシャンに進出した理由とは
戸髙一成

●年表・太平洋戦争の中のアリューシャン作戦

●特別インタビュー
「必ず、また会おう」酷寒の地で二式水戦を整備し、陸軍とともに戦った日々
安川 毅

●武士道に殉じるのみ…四倍の敵に十九日間の死闘を強いたアッツの男たち
松田十刻

●コラム1
人々の胸を打ったアッツ守備隊の敢闘


≪孤島と内地を結んだ野戦郵便局員たちの戦い ≫

●指揮官の横顔 日本人たる矜持とアッツ島への思い――樋口季一郎

●潜水艦から水雷戦隊への転換…「ケ号作戦」の概要

●ビジュアル3
忙中閑あり…将兵たちの日常

●「先任参謀、帰ろう」反転した髭の司令官、非難を甘受して好機を待つ
将口泰浩

●コラム2
大らかな司令官のもと、結束した一水戦

●指揮官の横顔 慎重にして大胆、責任感溢れる司令官――木村昌福

●「本当に助けにきてくれた」敵艦隊が退いた隙を衝き、救出艦隊突入す
将口泰浩

●ビジュアル4
濃霧と運を味方につけたパーフェクト・ゲーム

●幸運なことに、操縦士は間違っていた…ドナルド・キーンが語るキスカ島上陸

●特別インタビュー
「来た、来た、来たぞ」霧に望みを託して待ち、ついに訪れた歓喜の瞬間
小野打数重

●実は斬新? リーダーの個性が決め手? 「江戸の改革」を再評価する

●はじめに
●江戸の改革はすべて失敗なのか?
飯田泰之

●享保の改革
見習いたい米将軍の方向転換
飯田泰之

●田沼時代
画期的な商業課税と武士の妬み
飯田泰之

●寛政の改革
名君の倹約に消費は冷え込む
飯田泰之

●文化文政期
爛熟の世は高度経済成長期?
飯田泰之

●天保の改革
成功例のつまみ食いで空回り
飯田泰之

●コラム 
賄賂は給料? 改革こぼれ話


≪連載 ほか≫

●ドゥーリトル日本空襲の内幕
第1回 奇襲を阻んだ日本哨戒艇
吉田一彦

●我、六道を懼れず 
真田昌幸 連戦記 立国篇 第35回
海道龍一朗

●「歴史街道」伝言板

BOOKS・CINEMA

●この著者に注目!
谷津矢車

●沖縄の聖地を廻る 古琉球の心に触れる「開闢の七御嶽」への旅
座間味栄議

●イベリア半島を彩ったイスラム王朝 アル・アンダルス興亡史 【後編】落日のグラナダ 
戸田京助

●ちょいと一服! 煙草を詠んだ川柳が教えてくれる江戸の暮らし
谷田有史

●歴史街道脇本陣

●歴史街道・ロマンへの扉
佐和山
林 宏樹

●料理で楽しむ文学の世界
●BUNDAN COFFEE&BEERのメニュー

●安芸折々
第3回 竹原
写真・文 松尾純
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歴史街道の内容

  • 出版社:PHP研究所
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月6日
愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ!
「いま、歴史がおもしろい」 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供する歴史雑誌です。

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