歴史街道 発売日・バックナンバー

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660円
◆◇今月号の読みどころ◆◇

「黒田官兵衛が大坂方と通じれば、加藤清正は喜んで味方になるはずだ。
その他の九州大名の島津義弘・鍋島直茂・立花宗茂はいずれも大坂方なので、
結束して官兵衛と清正を中心に東上すれば、中国地方の軍勢も加わって
十万騎にはなる。これだけの大軍で戦えば、徳川家康はひとたまりもない…」。

黒田長政はそんな内容を遺言状に記しました。
慶長五年(一六〇〇)、天下分け目の決戦に向け風雲急を告げる中、
遥か九州で情勢を虎視眈眈と窺っていたのが、「天下の軍師」
黒田官兵衛です。東軍に与した官兵衛は寄せ集めの兵を率い、九州を席捲。
さらに広島を奪う壮大な計画を立てていました。果たしてその狙いとは。
官兵衛が最後の戦いで目指したものを探ります。

第二特集は「Q&A 祇園のしきたり」です。

                   (『歴史街道』編集長・辰本清隆)

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【1】総力特集:官兵衛と関ケ原 その時、何を目指していたのか

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●【総論】
 九州は切り取り次第!
 軍師でなく武将として戦国魂を示す
 小和田哲男

●九州を、そして天下を振り回してのけた
 官兵衛の強かさを伝えたい                  
 岡田准一

●松坂桃李が語る
 長政にとっての父・官兵衛、そして関ケ原

●朝鮮出兵と秀吉の死
 …天下が再び揺らぐ中、父子はそれぞれの道へ 
 江宮隆之

●毛利を味方に
 …吉川広家への書状が示す黒田父子のスタンスの違い 
 渡邊大門

●「天下惣無事」崩壊…
 九州を切り取り、第三極のキーマンを目指す
 橋場日月

●栗山・母里・井上の三家老と又兵衛…
 黒田家の柱石となった男たち    
 本山一城

●無血開城で敵を自軍に!
 石垣原の決戦と九州席捲の鮮やかな采配 
 工藤章興

●九州平定後に中国へ
 …戦国の論理が甦る中、何を目論んでいたのか
 渡邊大門

●「一次史料」と「二次史料」から読み解く官兵衛の実像

●年表・深謀と席捲! 官兵衛の関ケ原

●ビジュアル記事

 1:黒田父子を取り巻く人々
 2:官兵衛と長政、それぞれの思惑と選択
 3:軍師、再び起つ! 破竹の九州平定戦

●コラム

 1:長政はなぜ家康に接近したのか
 2:中国国分以来の毛利家との縁
 3:福岡城の瓦に刻まれた十字架
 4:調略で呼び込んだ関ケ原の勝利


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【2】特集・その他読み物
 
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[特集]

◆Q&A祇園のしきたり 伝統が息づく京都の奥座敷入門

・<第1部>舞妓さんと芸妓さんの違いは? 祇園の成り立ちと常識

・<第2部>「一見さん」でも遊べるの? 花街の風情を愉しむ

・<ビジュアル>芸舞妓が彩る祇園の年中行事

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[グラビア]

・この人に会いたい vol.94
 有村架純(女優)

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[読み物]

・堺の鉄砲を生んだ貿易都市の商魂と技術
 二宮 要

・弾丸列車から新幹線へ…島秀雄と男たちの夢
 秋月達郎

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[連載]

・XX ダブルクロス 史上最大の欺瞞作戦
 第4回 必要なものしか与えずに満足させる
 吉田一彦

・我、六道を懼れず
 真田昌幸 連戦記 立国篇 第18回
 海道龍一朗

・近江花伝 第10回
 蒲生野 白洲正子の愛した近江
 写真・文 寿福 滋


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【3】読者参加型企画!「歴史街道脇本陣」&「歴史写真館」

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◆歴史街道脇本陣◆

「歴史街道脇本陣」は読者とともにつくるページ。
編集部が提示する<毎月のお題>に、読者のみなさまにお答えいただき、
投票結果を誌面で発表する大好評の企画です。

<前回のお題(10月号掲載)>
Q.「真相が知りたい日本史の謎は?」

11月号では「好きな歴史上の女性人物は?」の
結果が発表されます。お楽しみに!

<今月のお題>

Q.「あなたが好きだった歴代大河ドラマは?」

 締切:10月26日(2015年1月号にて結果発表予定)
 皆様の歴史愛あふれる回答をお待ちしております。
660円
◆◇今月号の読みどころ◆◇

「欧米列強の侵略からアジアを守るには、まず朝鮮が清国から独立し、
近代化した清国・朝鮮と協力することが不可欠」。
そのために日本が清と戦ったのが日清戦争でした。

しかし清に勝ち、朝鮮の独立を認めさせたものの、
日本が望んだ両国との協力関係は得られません。
なぜなら清は裏でロシアと結んで三国干渉を仕掛け、日本が干渉に屈すると、
朝鮮はこれを侮ってロシアに擦り寄ったからです。
日本人の落胆をよそに、超大国ロシアは勢力を拡大、
満洲全土、さらに朝鮮半島を窺いました。

かくして明治37年(1904)、明治日本は
最大の試練を迎えることになるのです。
清国・朝鮮との連携が望めぬ中、決然と起った明治人の気概を描きます。

第二特集は「Q&A 古墳めぐりを楽しむ」です。

(『歴史街道』編集長・辰本清隆)

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【1】総力特集:日露開戦 日本人はなぜ決断したのか

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●【総論】
 日清戦争から10年
 …「維新の総決算」に決然と挑んだ明治人の魂        
 渡辺利夫

●李鴻章が策謀した三国干渉と露清密約
 …国民国家への道は遥かに遠く               
 宮脇淳子

●日本を侮りロシアの傀儡へ
 …「事大主義」が近代化への芽を摘み取る           
 呉善花

●鉄道敷設、満洲を不法占拠
 …南下を続けるロシアの魔手は朝鮮半島へ          
 松田十刻

●日露協商か、日英同盟か
 …戦争回避の道を模索し続けた伊藤の戦い         
 河島順一郎

●日本人は信頼できる
 …北清事変を機に、小村・林は日英同盟締結へ        
 江宮隆之

●巨大な敵を前に、日本人が
 「一致協力」で描いたグランドデザイン           
 平間洋一

●年表・日本の外交交渉は実らず…日露開戦への道

●ビジュアル記事

 1:「『三笠』を買え!」権兵衛の背中を押したひと言
 2:敵を撃滅せんとす! 連合艦隊の主力「六・六艦隊」
 3:清国・朝鮮の混迷とロシアの野望
 4:戯画「公園の各国児童」が描く国際情勢
 5:日本人とならば…武士道が結んだ奇跡の同盟

●コラム

 1:コラム1 「臥薪嘗胆」に見る日本と清国の違い
 2:正鵠を射ていた「脱亜論」
 3:シベリア鉄道とロシアの南下政策
 4:もし日露開戦を回避していたら…
 5:勇気と大胆…各国が信頼した日本兵

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【2】特集・その他読み物
 
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[特集]

◆まりこふんがご案内!Q&A古墳めぐりを楽しむ
 あなたの知らない「コーフン」の世界へ          
 まりこふん

・<第1部>なぜ鍵穴形? 内部はどうなってる?
 古墳の謎と魅力に思わずコーフン!

・<第2部>事前準備は? 見学のお作法は?
 訪問すれば古墳は墳タスティック!

・<ビジュアル>ワンダ墳! ビューティ墳!
 まりこふん推しの古墳ベスト22

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[グラビア]

・この人に会いたい vol.93
 吉高由里子(女優)

・特別グラビア
 中井貴一(俳優)

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[読み物]

・最後まで諦めなかった男…
 「新幹線の父」十河信二                  
 秋月達郎

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[連載]

・大東亜戦争写真紀行 世界で感謝された日本人
 第6回 苛烈な独立戦争を支えた日本軍人とその「遺伝子」
 ベトナム                    
 文・写真 井上和彦

・お江戸ぶらり散歩 あの日、あの時、この場所で
 第7回 新吉原開業                
 文・絵 堀口茉純


・江戸の料理再現づくし
 第26回 甘鯛のみそ漬・芋なます             
 向笠千恵子
 料理再現・福田 浩
660円
◆◇今月号の読みどころ◆◇

「さては謀叛か。いかなる者のしわざか」
「明智の手の者と思われます」
「是非に及ばず」…。

天正10年(1582)6月2日早朝、京都本能寺にて、
織田信長は重臣・明智光秀に討たれました。
天下統一を目前にした戦国の覇王を、光秀はなぜ謀殺したのでしょうか。
この度、岡山で新たに発見された、本能寺直前に長宗我部元親が
光秀家臣・斎藤利三に宛てた書状は、動機の解明につながるものなのか。
また、光秀の謀叛を背後から密かに後押しした黒幕は存在するのか否か…。

本特集では新発見の史料の内容を紹介し、その意味を読み解きつつ、
現在有力とされる諸説も比較検討して、さまざまな可能性の中から
本能寺の変の真相に迫ります。

第二特集は今も熱い論争が続く「Q&A 邪馬台国の謎」です。

                   (『歴史街道』編集長・辰本清隆)

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【1】総力特集:本能寺の変 信長はなぜ討たれたのか

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●【総論】新史料発見と諸説…光秀謀叛の決定的な理由とは
 ―信長非道阻止説                    
 小和田哲男

●当時の所在地は? 信長の最期の様子がなぜ伝わる?
 Q&A本能寺                        
 渡邊大門

●長宗我部の窮地と重臣の切腹命令、そして折檻の果てに
 ―斎藤利三介在説                     
 桐野作人

●元親の条件闘争、光秀と利三の決断
 …新発見の石谷家文書を読み解く              
 桐野作人

●弾正、別所、波多野、村重…なぜ、信長に叛いたのか
 ―光秀との共通点                     
 渡邊大門

●織田家中再編と唐入り…将来を危ぶみ、密謀を逆手に
 ―一族滅亡阻止説                    
 明智憲三郎

●足利将軍、朝廷、本願寺、家康、そして…背後に誰がいたのか
 ―黒幕存在説                      
 橋場日月

●「機が訪れましたな」稀代の主従が描いていた筋書き
 ―秀吉・官兵衛の考察                   
 童門冬二

●本能寺の変を伝える「一次史料」と「二次史料」の違い

●ビジュアル記事

 1:「是非に及ばず」その時、信長の胸に去来したものとは…
 2:光秀を唆す者はいたのか? 人物相関図
 3:本能寺の変・その「動機」は何か?
 4:三カ月間のタイムテーブル…その時、何があったのか?
 5:真相はどれか? 諸説を比較する

●コラム

 1:新発見! 石谷家文書二点の大意
 2:土岐一族の誇りと「ときは今」
 3:村重、光秀…有能な外様ゆえに陥った疑心暗鬼
 4:秀吉の躍進が光秀を追い込んだ?
 5:本能寺から十日間、光秀の足取り

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【2】特集・その他読み物
 
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◆[特集]畿内か? 九州か? 卑弥呼の正体は? Q&A邪馬台国の謎


・第1部 邪馬台国はどこにあった? 
 遠山美都男

・第2部 女王・卑弥呼の真実とは?
 遠山美都男

・ビジュアル 畿内か? 九州か? 一目でわかる邪馬台国論争

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[インタビュー]この人に会いたい vol.92
土屋太鳳(女優)


[連載]

・お江戸ぶらり散歩 あの日、あの時、この場所で
 第6回 若衆歌舞伎禁止              
 文・絵 堀口茉純

・大東亜戦争写真紀行 世界で感謝された日本人
 第5回 「英雄」として尊敬される日本軍人たち・フィリピン
                         
 文・写真 井上和彦


・近江花伝
 第8回 海津 遺徳を顕彰する石垣        
 写真・文 寿福 滋

その他、好評連載も!
660円
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【1】今月号の読みどころ

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「非凡な戦闘機乗りであり、
いまだ無垢な少年の面影を残した愛すべき普通の若者」。

戦場カメラマンからそう評されたのが
ラバウルのトップエース、西澤廣義です。

昭和18年(1943)、最前線の地・ニューブリテン島ラバウルでは、
物量に勝る敵を相手に日々、海軍航空隊が互角以上の戦いを続けていました。
彼らこそが「ラバウル航空隊」と呼ばれる精鋭たちであり、
その象徴の一人が西澤でした。

本特集では「戦闘行動調書」に記された西澤らの撃墜戦果を、
敵の損害記録と突き合わせた結果見えてきた零戦と搭乗員たちの強さや、
家族や周辺の人々の証言も交えながら
「ラバウル航空隊」と不世出のエースの不屈の闘志を描きます。

第二特集は大船鉾が復活する、「あなたの知らない祇園祭」です。

                   (『歴史街道』編集長・辰本清隆)


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【2】総力特集:西澤廣義とラバウル航空隊
海軍最強零戦隊とエースの闘志

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●【総論】零戦は決して負けていない…記録が証明するエースの凄み
  梅本 弘

●今日も度肝を抜いてくれる! 精鋭揃いの最強台南空の前に敵なし
 秋月達郎

●なぜ最強を謳われた? ガ島出撃の理由は? Q&Aラバウル航空隊
  戸高一成

●幾多のエースを生んだ傑作戦闘機・零戦が秘める、3つの長所とは
 三野正洋

●捲土重来! 再びのラバウルで苛酷な邀撃戦の中、空戦の技が冴える
 武田信行

●激しい闘志を内に秘めつつ、家族や仲間を思う一人の若者の素顔
 武田信行

●「よくぞ…」万感の特攻機直掩、そしてラバウル魂は永遠に
 松田十刻

●ラバウル航空隊の主軸! 二〇四空かく戦えり

●零戦を駆ったサムライ! ラバウルエース列伝

●トップエースの軌跡・西澤廣義人生年表

●ビジュアル記事
1:敵を蹴散らす! トップエースの技の冴え
2:西澤の愛機、零式艦上戦闘機22型
3:不撓不屈! 台南航空隊の精鋭たち
4:壮絶な鍔迫合! ソロモン、ニューギニアの戦い
5:伝説を生んだ海鷲たちの愛機
6:零戦と死闘を演じた好敵手たち

●コラム

1:ラバウルを彩った主要部隊
2:戦闘行動調書が記す西澤の戦果


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【3】特集・その他読み物
 
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◆[特集]夏の京都を愉しむ あなたの知らない祇園祭
吉符入り、山鉾建て、鱧料理…高揚感を味わう       
 柏井 壽

・祭の起源は? 山と鉾の違いは?祇園祭Q&A         
 森谷尅久

・神幸祭、無言詣、後祭…熱気と華やぎの中で        
 柏井 壽

・【特別インタビュー】大船鉾復興にかける四条町町衆の想い

・ビジュアル 150年ぶりに復活! 大船鉾の勇姿

・祇園祭「山鉾・神輿」巡行MAP

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[インタビュー]この人に会いたい vol.91
玉木 宏&石原さとみ


[連載]

・新連載
 XX ダブルクロス 史上最大の欺瞞作戦
 第1回 二重スパイ機関の誕生               
 吉田一彦

・江戸の料理再現づくし
 第24回 どじょう鍋・まぐろの山かけ
 向笠千恵子 料理再現・福田浩

・我、六道を懼れず 真田昌幸 連戦記 立国篇 第15回
 海道龍一朗


その他、好評連載も!

660円
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【1】今月号の読みどころ

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「亭主はおるか。御用改めであるぞ」。

祇園祭宵々山にあたる元治元年(1864年)6月5日。
京都に潜伏する浪士らの不穏な企みを察知した新選組は、
その夜、二手に分かれて市中探索にあたり、
近藤勇率いる一隊が三条の旅籠池田屋を突き止めました。
そして近藤たちは、僅か四人で屋内に踏み込む決断を下します。

小説や映画、ドラマでもおなじみの池田屋事件ですが、
実はこれまで多くの虚構を交えたまま描かれてきました。
監察の山崎丞は池田屋に潜入していたのか、
古高俊太郎は何を供述したのか、桂小五郎はいたのか…。

150年目の今、事件の不明な部分を整理しつつ、
浪士らの思惑と、劣勢でも闘いに向かう新選組の覚悟を描き、
池田屋事件の真実に迫ります。

第二特集は「台湾と日本人」です。


(『歴史街道』編集長・辰本清隆)


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【2】総力特集:150年目の真実 新選組と池田屋事件
男たちはなぜ死闘に挑んだのか

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●【総論】「責任感」と「使命感」の衝突
  …池田屋事件が語りかけること              
 山内昌之

●即時攘夷か公武合体か
 …頻発する暗殺と政変劇、京の過熱はやまず        
 楠戸義昭

●なぜ攘夷派と対立した?隊服のデザインは?
 Q&A新選組の真実                     
 菊地 明

●実録・池田屋!
 祇園祭の夜、浪士多数を相手に男たちは剣を抜く       
 秋月達郎

●山崎は潜入していない? 階段落ちは事実か?
 Q&A池田屋の真実                     
 伊東成郎

●さらに深く知るために
 …押さえるべき史料と最新研究とは             
 伊東成郎

●宮邸放火計画を上回る最高機密
 …古高や長州藩が目指していたもの             
 中村武生


●死闘池田屋! 新選組全隊士!!

●回天の志! 池田屋浪士列伝!!

●御用改めである! 映像に描かれた池田屋の闘い

●「誠」の旗の下に―それからの新選組

●「新選組と池田屋」幕末京都MAP
京都市中篇/三条木屋町篇/壬生篇

●ビジュアル記事

 1:元治元年六月五日夜、「誠」の男たちの決断
 2:死闘を再現! 推定復元した三条池田屋
 3:古地図に見る元治元年の京

●コラム

 1:「逃げの小五郎」は池田屋にいたか?
 2:【年表】 新選組結成、そして池田屋へ

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【3】特集・その他読み物
 
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◆[特集]台湾と日本人 50年余りの統治は何を遺したか


・交通インフラ、医療・衛生問題、教育……
 「瘴癘の島」に築かれた近代化の礎            
 黄 文雄

・台湾に日本人の足跡を訪ねて               
 片倉佳史

・特別寄稿 「私の先生」
 ――後藤新平と新渡戸稲造                
 李 登輝

・日台50年史略年表

・台湾MAP

・コラム

 1:台湾の長州人
 2:明石元二郎と下村宏 ―もう一組の名コンビ


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[インタビュー]この人に会いたい vol.90
深田恭子(女優)

[連載]

・巨頭会談の内幕
 最終回 「ヤルタ体制」は史上最大の過ち         
 吉田一彦


・この著者に注目!まりこふん


・近江花伝
 第6回 桑実寺 謎の瑠璃石           
 写真・文 寿福 滋



その他、好評連載も!
660円
◆◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】今月号の読みどころ

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「眠れる獅子」と呼ばれたアジアの大国・清に対し、
日本は明治27年(1894)、乾坤一擲の戦いに踏み切りました。
日清戦争です。
日本にとって初めての対外近代戦争である日清戦争を、
「侵略の始まり」とする見方もありますが、事実はどうなのでしょうか。

実はこの時の日本人の決断は、明治維新以来の欧米列強の
アジア侵略に対する強烈な危機感と、それに対抗するために日本が近代化、
及び清国、朝鮮との提携を望んでいたことを知らなければ、
決して理解できません。
列強の侵略に背を向け、旧態依然とした政治体制を墨守する清国に、
近代化の意味を知らせるべく日本は起ったのです。
120年目の今、日清戦争の真実に迫ります。

第二特集は大河ドラマに登場中の武将「荒木村重の謎」です。

                   (『歴史街道』編集長・辰本清隆)


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【2】総力特集:あの戦いから120年
        日清戦争「列強の脅威」に立ち向かうために

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●【総論】「有道の国」を目指して
 …日清戦争に込めた日本人の真の願い            
 童門冬二

●あの時、西郷隆盛が派遣されていれば
 …遣韓使節に込めた想い                  
 中西輝政

●自主独立への道を自ら閉ざす
 …内乱に終始する朝鮮に思いは届かず             
 呉善花

●独立の精神は絶えず!福沢諭吉「脱亜論」の真意

●清国の覚醒を促すために
 …川上操六が「秘策」の先に見ていたもの          
 江宮隆之

●年表・日本、清国、朝鮮…日清戦争へ至る道のり

●全火力で玄武門を撃て!
 立見の平壌攻略戦、そして乃木は旅順へ           
 松田十刻

●人材育成と西郷・山本の決断
 …黄海海戦でなぜ日本は圧勝したのか            
 戸高一成

●三国干渉、ロシアの侵略
 …「独立自尊」に賭けた日本人の戦いはやまず        
 渡辺利夫


●ビジュアル記事

 1:連合艦隊の前に立ちはだかる巨艦「鎮遠」
 2:錦絵で甦る日清戦争名場面
 3:「眠れる獅子」との戦いへ!日清激突の軌跡

●コラム

 1:日清戦争は義戦なり…内村、陸の想い
 2:日清両軍の戦力比較
 3:マダ沈マズヤ定遠ハ…勇敢なる兵士たち
 4:日本は奮闘した…英女性旅行家が見た朝鮮改革


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【3】特集・その他読み物
 
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◆[特集]荒木村重の謎 なぜ信長に叛いたのか

 ・Q&Aで解く…抜擢理由は? 謀叛と脱出の真意は?    
 小和田哲男
 ・特別インタビュー 村重の心の揺らぎを表現したい     
 田中哲司
 ・懊悩の末の叛旗、そして有岡城脱出がもたらしたもの    
 工藤章興
 ・苦渋の決断、そして…村重人生年表

◆あれから100年
 「史上初の総力戦」第一次世界大戦から学ぶべきこと     
 立木風人

◆江戸庶民の知的な遊び 洒脱に詠む!
 「江戸っ子川柳」傑作選             
 選・解説 中江克己


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[インタビュー]この人に会いたい vol.89
松岡茉優(女優)


[連載]

・真田昌幸 連戦記 立国篇
 我、六道を懼れず 第13回               
 海道龍一朗

・巨頭会談の内幕
 第5回 国際的不道徳の象徴「ヤルタ会談」        
 吉田一彦

・江戸の料理再現づくし
 第22回 利休飯・伊勢豆腐     
 向笠千恵子 料理再現・福田 浩


その他、好評連載も!
660円
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              <総力特集>
   大山巌と児玉源太郎
        この「上司と部下」はなぜ奇跡を起こしたのか

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【1】今月号の読みどころ

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「主人が好きなのは、一番が児玉さん。
二番が私、三番がビーフステーキ」。

大山巌の妻・捨松がそう語るほど、
大山は児玉源太郎に信頼を置いていました。

一方の児玉も、「蝦蟇坊(がまぼう・大山のあだ名)の下ならば喜んで」と、
次期首相の呼び声も高い中、降格人事を快諾して、
日露戦争の戦略立案の要となる参謀本部次長に就任、大山を支えるのです。

このコンビの誕生が、日露戦争の奇跡的な勝利を決定づけた
といっても過言ではありません。

西郷隆盛を終生敬慕した大山と、
大村益次郎、山田顕義の超合理主義を受け継ぐ児玉は、
なぜ絶妙の「上司と部下」になることができたのか。
彼らが抱いていた思いから、その秘密に迫ります。

第二特集は、大河ドラマにも登場中の智将「小早川隆景」です。


                   (『歴史街道』編集長・辰本清隆)



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【2】総力特集:大山巌と児玉源太郎
        この「上司と部下」はなぜ奇跡を起こしたのか

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●【総論】合理性と情を両立し、「命懸けの覚悟」を固めた最上の同志
 中西輝政

●砲術を極め、電光石火で勝負を決めよ! 若き日に西郷から得たもの
 中村彰彦

●兵学を何のために活かすか? 山田が伝えた超合理主義と松陰の教え
 童門冬二

●城外へ打って出よ! 城山総攻撃の悲痛な想い…それぞれの西南戦争
 高野 澄

●軍制をドイツ式に! 改革を断行した大山と、活用した児玉の「肚」
 渡部昇一

●部下に任せる、部下が上司を使う…明治日本を支えた多彩な名コンビ
 菅原明由

●「俺が蝦蟇坊の次長になろう」児玉はなぜ、降格人事を快諾したのか
 江宮隆之

●「万事、お任せしもす」児玉を思う存分に泳がせた、大山の将器とは
 秋月達郎

●もう一つの名コンビ! 児玉と後藤新平の支援が冴えた日清戦争

●日露戦争後の日本を見据えて…大山と児玉のそれから

●年表・近代国家を目指して…二人の歩んだ道

●ビジュアル記事

 1:稀代の将器の裡にあった、西郷の面影
 2:奉天決戦に挑んだ、「超合理主義」の系譜
 3:決戦を求め北へ…大山・児玉の采配

●コラム

 1:西郷顔真ごわす…大山のチャリ
 2:児玉の手腕が冴えた神風連鎮圧
 3:兵器の独立なくして…大山の尽力
 4:英語でデートした巌と捨松
 5:早期開戦へ…児玉のグランドデザイン

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【3】特集・その他読み物
 
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◆[特集]小早川隆景 「毛利の盾」に徹した智将

 ・元就の教えと厳島の激戦…若き日々に得たもの       
 秋山伸隆 
 
・年表・毛利家を支え続けた65年 
 ・[ビジュアル]難攻不落! 小早川水軍の拠点・新高山城 
 ・あえて追撃せず! 大返しの先を読んでの決断       
 近衛龍春 
 
・「秀秋さまをお迎えしたく」毛利を守るために       
 橋場日月 


◆66年ぶりに公開! 歌麿の真骨頂「深川の雪」

◆30センチの「リアルな侍」の世界              
 野口哲哉

……………………………………………………………………………………………

[インタビュー]この人に会いたい vol.88
桐谷美玲(女優)


[連載]

・【新連載】
 大東亜戦争写真紀行 世界で感謝された日本人
 第1回 勇敢な日本人への敬意は朽ちず・パラオ  
 文・写真 井上和彦


・お江戸ぶらり散歩 あの日、あの時、この場所で
 第2回 新選組の最期               
 文・絵 堀口茉純

・近江花伝
 第4回 金勝山 「狛坂磨崖仏」の神秘
                         
 写真・文 寿福滋



その他、好評連載も!
660円
◆◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】今月号の読みどころ

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「さぁて雑賀の者ども、ここいらでいっちょ、
奴めの脳天に鉄砲玉食らわしちゃるか!」
「奴って、誰ナ?」
「知れたこと。信長めのガキよ」
「面白(おっか)し、面白し」。
ばしばし膝を打って喜ぶ男たち…。

「味方にすれば必ず勝ち、敵に回せば必ず負ける」。
戦国の世に、畏敬の念を込めてそう謳われた男たちがいました。
紀州の雑賀衆です。
当時、最新兵器の鉄砲の手練れ揃いで、槍働きも剽悍無類、
船の扱いにも長けた陽気な傭兵集団。
その頭領が鈴木重秀、人呼んで「雑賀孫一」でした。
戦国の覇王・織田信長相手に十年を越す石山合戦を戦い、
雑賀攻めでは十万の織田軍を撃退して、
ついに一度も敗れなかった雑賀衆の桁外れの強さと、
謎多き雑賀孫一の真実に迫ります。

第二特集は「将門伝説の謎」です。


                   (『歴史街道』編集長・辰本清隆)


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【2】総力特集:戦国無頼の鉄砲大将雑賀孫一 信長に挑んだ痛快な男たち

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●【総論】凄腕の狙撃術と陽気な気性…信長に勝ち続けた雑賀衆の魅力
 神坂次郎

●「信長のでこちんを撃ちに行こうかい」激闘の天王寺に孫一、見参!
 秋月達郎

●根来衆との違いは? 全員が本願寺門徒? Q&Aで雑賀衆を読み解く
 鈴木眞哉

●愉しませて貰おうぞ! 集中射撃と夜襲で雑賀攻めの敵十万を翻弄す
 秋月達郎

●連射を可能にした合理的な発想…なぜ彼らは鉄砲を使いこなせたのか
 太田宏一

●「お手前を傭いに参ったのだ」信長との手打ち、そして新たな戦いへ
 秋月達郎

●太田城攻めと雑賀の落日…「独立不羈」の男たちが貫いたもの
 楠戸義昭

●史料から探る鈴木孫一重秀                 
 鈴木眞哉

(1)天文七年以前の生まれ? なぜ秀吉に与したのか?
(2)没年はいつか? 「孫市」を称した子孫たちとは?


●神奈川の百貨店が受け継ぐ雑賀衆の誇りと進取の精神
 山田久美雄

●地元・和歌山市から手作りの祭りで、孫市の魅力を伝えたい
 森下幸生

●和歌山市内の「孫一と雑賀衆」史跡MAP
 
●ビジュアル記事

 1:織田の大軍を撃退! 雑賀川の血戦
 2:雑賀鉄砲衆、知られざる秘技と戦術
 3:強靭かつ独特! 技術の粋を集めた雑賀鉢
 4:敵は信長! 無敵の鉄砲隊、激闘の戦野をゆく

●コラム

 1:「鈴木孫一」…その名の謎に迫る
 2:海をゆく雑賀衆…彼らの「海運力」とは
 3:ある雑賀衆・佐武伊賀守の記録


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【3】特集・その他読み物
 
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◆将門伝説の謎 叛乱者はなぜ神となったのか◆

●七人の影武者、鉄身、大笑する首…都が震えた伝説とは    
 高野 澄

●ビジュアル記事
 各地で語り継がれる奇譚! 将門伝説MAP

●千葉氏、相馬氏の妙見信仰や血縁者の伝説が語るもの     
 村上春樹

●怨霊から神へ…将門はなぜ英雄として畏敬されたのか     
 村上春樹

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◆その他読み物◆

[インタビュー]
 この人に会いたい vol.87 石丸幹二(俳優)

[新連載]
お江戸ぶらり散歩 あの日、あの時、この場所で
第1回 桜田門外の変                
 文・絵 堀口茉純

・善と悪のあわいを描く「鬼平」の魅力            
 逢坂 剛
                   
・巨頭会談の内幕
 第3回 「モーゲンソー・プラン」を描いた男        
 吉田一彦


その他、好評連載も!
660円
◆◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】今月号の読みどころ

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「ポーランド国民はいつまでも、日本の恩を忘れない…」。
日本と東欧の国ポーランドと、どんな繋がりが? と、
不思議に思う日本人も多いでしょう。
90年ほど前、両国を結びつける出来事がありました。
ロシア革命後の混乱の中、流刑の地シベリアで、
15万人以上のポーランド人が流浪し、
次々と餓死、凍死、虐殺されていたのです。
「両親を失った子供たちだけでも、日本に助けてもらえないか」。
外務省を通じて訴えを知った日本赤十字社は即座に決断、
765人の孤児を救出し日本に迎えます。
当時の日本人は子供らを家族として温かく接し、全員を快復させ、
孤児たちはその感激を生涯忘れませんでした。
善意の心から生まれた両国の友情と信頼を描きます。

第二特集は「剣豪将軍 足利義輝」です。


                   (『歴史街道』編集長・辰本清隆)


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【2】総力特集:シベリアからの奇跡の救出劇 ポーランド孤児を救え!

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●【総論】日本の方に感謝の想いを伝えたい…孤児たちの熱い涙が語るもの
 兵藤長雄


●領土分割、さらに亡国…それでもポーランド人は自由と誇りを捨てず
 立木風人


●「せめて子供だけでも助けてほしい」悲痛な叫びに日本赤十字社、動く
 山田邦紀


●「もう大丈夫だよ」懸命の看護と温もりで、子供たちに笑顔が戻った
 秋月達郎

       
●真の友・日本を私たちが救う! 極秘情報を伝えてくれた最後の返礼
 岡部 伸


●シベリアの悲劇の再来は許さない…元孤児たちの戦い、そして「アリガト」
 松本照男


●日本とポーランドの国民はなぜ、親しい気持ちを持つに至ったのか
 エヴァ・パワシュ=ルトコフスカ


●尊敬と信頼で結ばれた両国の歴史をもっと知ってほしい
 駐日ポーランド共和国大使 ツィリル・コザチェフスキ


●つかの間の春から暗転…成長した孤児たちの運命は


●想いが溢れて…天皇皇后両陛下に拝謁した3人の元孤児たち

 
●ビジュアル記事

 1:取り戻した笑顔…ポーランドの子供たち
 2:祖国の遥か東、酷寒の地に取り残されて
 3:殺戮と策謀に挑んだ不屈の魂…ワルシャワ蜂起


●コラム

 1:祖国へのそれぞれの想い―ポーランドの偉人たち
 2:日露戦争と「マツヤマ」から友情は始まった
 3:終生続いた大親友とのつきあい
 4:アウシュビッツで身代わりとなった神父
 5:「カツドウ、シャシン、もう一度、見たいね」


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【3】特集・その他読み物

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◆特集:剣豪将軍足利義輝 一刀に己のすべてを賭けて◆

●ビジュアル記事
  卜伝が義輝に伝えた鹿島新當流の奥義

●武門の棟梁たらん! 剣を信じ、平穏の世を目指す      
  宮本昌孝

●戦わずして勝つ…卜伝直伝「一の太刀」の極意とは      
  近衛龍春

●重代の名刀を手に、敵を震え上がらせた凄絶なる剣     
  海道龍一朗



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◆その他読み物◆

[インタビュー]
 この人に会いたい vol.86 堀北真希(女優)


[特別企画]
 義愛公と飛虎将軍 台湾で神様になった日本人
 戸田京助



・日本人の命のふるさと…
 神秘の道・熊野古道の魅力                 
 高野 澄
                   
・江戸の料理再現づくし
 第19回 白魚の卵とじ・わけぎのぬた           
 向笠千恵子
 料理再現・福田浩


その他、好評連載も!
660円
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【1】今月号の読みどころ

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「お手前方の実に天晴れな戦いぶり、われら一同感服してござる。勝ち負けは
時の運。ここは将兵の命を無駄にせぬためにも、城を開けて下され」。

黒田官兵衛の情理を尽くした説得に、城将は頷き、降伏します。
無駄な血を流さず、交渉や調略を用いて敵の戦意を失わせ屈服させる…。
豊臣秀吉をして「わしに代わって天下を取る男」と言わしめた、
官兵衛の戦法の真骨頂はここにありました。
しかしそれは、巧みな弁舌だけでは成し得ません。
その根底には、相手を信じる心が不可欠でした。
裏切りや保身、謀略が日常茶飯事の乱世に、綺麗事など通用しないことを
承知しながら、なぜ官兵衛は困難な道を選んだのか。
「天下の軍師」が目指していたものを探ります。

第二特集は「Q&A『和食』の歴史」です。

                   (『歴史街道』編集長・辰本清隆)


◆◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【2】総力特集:黒田官兵衛 「不戦屈敵」の軍師が目指したもの

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●【総論】戦わずして敵を降す…「天下の軍師」は何を重んじたのか
 小和田哲男


●風雅の道より軍学を! 戦乱の播磨で祖父、父より黒田家を託されて
 橋場日月


●近江の佐々木氏か? 播磨の赤松氏か? 黒田氏の出自の謎に迫る
 渡邊大門


●「一周り大きゅうなられよ」秀吉と半兵衛が示した、才を活かす道
 秋月達郎



●もう一度、天下のために働きたい…裏切りと幽囚の中で到達した思い
 童門冬二

       
●小寺家の家臣か? 織田家の部将か? 官兵衛の主君は誰なのか
 渡邊大門


●兵は詭道なり! 敵の利点を逆手にとり、不測の危機を好機に転じる
 江宮隆之


●黒田二十四騎! 官兵衛を支えた勇猛かつ個性豊かな家臣たち
 本山一城


●これぞ不戦屈敵! 長宗我部、島津、北条らの心を屈して天下平定へ
 工藤章興


●現代人が共感できる官兵衛の生き方を描きたい
 中村高志


●先を読み続けて…それからの官兵衛


●官兵衛と戦国姫路MAP

 
●ビジュアル記事

 1:人を生かす男が、乱世を終わらせた
 2:官兵衛を取り巻く人々
 3:山陽道の要衝、黒田氏時代の姫路城推定復元図
 4:織田か? 毛利か? 激動の播磨
 5:天下統一へ! 稀代の軍師、戦いの軌跡


●コラム

 1:秀吉が重用した叔父・休夢
 2:官兵衛はキリスト教を棄てなかった?


●年表・天下平定へと駆けた59年


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【3】特集・その他読み物

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◆特集:Q&A「和食」の歴史 世界が注目する「日本の美味」の原点とは◆
 熊倉功夫

●第1部
 料理の変遷 大饗、本膳、懐石…日本人はこんな料理を食べてきた

●第2部
 伝統の味 味噌、醤油、だし…「ほっ」とする味はいつ生まれた?

●ビジュアル記事
 「うま味」はどこから生まれる? 和食の「だし」の特徴



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◆その他読み物◆

・巨頭会談の内幕 第1回 籠絡されたルーズベルト       
 吉田一彦


・近江花伝 第1回 湖北 神と仏と人と            
 寿福 滋

                   
・何のために生きるのか?
 石田梅岩が語る商売への誇り 現代人が再確認すべき倫理とは
 平田雅彦


その他、好評連載も!
660円
◆◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】今月号の読みどころ

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昭和16年(1941)12月8日、世界が震撼しました。
日本海軍による真珠湾奇襲攻撃です。

アメリカ太平洋艦隊の主力が僅か1日で壊滅した事実以上に、
攻撃が複数の空母から発艦した航空機によって整然と行なわれるという、
前代未聞の戦法に戦慄したのです。
その立役者こそが、日本海軍が誇る空母機動部隊でした。

軍縮条約で主力艦保有を米英の6割に制限された日本は、
苦悩しつつ欧米に後れをとっていた航空分野に着目。
創意工夫と努力を重ねて、世界最高峰の航空機と技倆抜群の搭乗員を育成し、
やがて航空機による対艦攻撃の発想に至ります。
そして生まれたのが、空母を基幹とする最強の艦隊でした。

空母機動部隊に日本人は何を託したのかを描きます。

第二特集は入門 戦国の軍師です。

                   (『歴史街道』編集長・辰本清隆)



◆◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【2】総力特集:真珠湾と空母機動部隊 「世界最強」の艦隊に託したもの

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●【総論】「空飛ぶ水雷戦隊」の発想から、最強の空母機動部隊は生まれた
 戸髙一成


●必ず航空機の時代になる…米国で受けた衝撃から霞ケ浦航空隊発足へ 
 高橋文彦


●「全金属、単葉、国産」を掲げ、世界を凌駕する傑作機トリオ誕生す
 三野正洋


●航空攻撃は量だ!画期的な「空母の集中運用」を生み出した男たち        
 江宮隆之


●ハワイを叩く!タラント空襲が導いた山本長官の尋常ならざる決断        
 赤城毅


●「トラ・トラ・トラ!」乾坤一擲、未曾有の壮図に全世界は震撼した         
 松田十刻

●戦艦第一、航空機は補助…パイロットを「Flyboy」と呼んだアメリカ
 平間洋一


●真珠湾は誇るべき作戦だった…駆逐艦でハワイを目指して
 駆逐艦陽炎航海長 市来俊男

       
●「命中させてくれ!」皆の期待を背に、われ敵戦艦を雷撃す             
 空母加賀艦攻隊 前田武


●ビジュアル記事

 1:〇一三〇(マルヒトサンマル)…「発艦始メ!」ついに矢は放たれた
 2:第一航空艦隊旗艦・空母赤城の全容
 3:徹底比較! 日米艦上機と空母の進化
 4:圧巻! 急降下爆撃と浅深度雷撃
 5:出撃! 第一航空艦隊、真珠湾へ


●コラム 海軍航空を牽引した胆力の将・大西瀧治郎


●年表・最強機動部隊への道



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【3】特集・その他読み物

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◆特集:入門 戦国の軍師 智略で敵に怖れられた男たちの真実◆


●第1部 Q&A篇
 戦国以前にも存在した? 軍配者とは何者? …軍師の実像とは
 小和田哲男


●第2部 列伝篇
 伝説の軍配者、羽柴の二兵衛… 歴史にその名を刻んだ7人
 工藤章興


●ビジュアル記事
 勝たせてみせる! 主君を支えた鬼謀の男たち


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◆その他読み物◆

・宮本武蔵は美作出身か? 父・無二斎の足跡から探る     
 渡邊大門

・赤穂浪士討入り&凱旋MAP 本所吉良邸から泉岳寺までを歩く
                   
・「パネー号事件」の真相
  最終回 パールハーバーの序曲              
 吉田一彦


その他、好評連載も!
660円
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】今月号の読みどころ
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「おもてなし」――。
オリンピック招致活動でこの言葉が使われたこともあり、
今、日本人が伝統の中で育んできた心に、改めて注目が集まっています。

その時に忘れてはならない人物こそが、千利休でしょう。
もし利休が茶の湯を大成していなければ、
日本の「おもてなし」はよほど違っていたのかもしれません。
茶の湯というと現代人は細かい作法を連想しがちですが、
お茶の要諦はそれではありません。

亭主は客に対して精一杯の心を込めて接し、
客もまた亭主の心づくしを感じて喜ぶ。
そんな互いが相手を思いやるところから、
本物の「おもてなし」が生まれてきます。

利休は茶の湯で何を目指したのか、
そして私たちが見直すべき日本人の心とは何かを探ります。

第二特集はQ&A日本海軍艦艇入門です。

(『歴史街道』編集長・辰本清隆)

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【2】総力特集:千利休 「もてなしの心」の真髄
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●【総論】相手のために何ができるか…「一碗のお茶」が教えてくれるもの
 千玄室

●人の心を溶かすお茶の魅力と、利休が内に秘めた思いを伝えたい
 市川海老蔵

●「侘び茶」って何? 利休はどんな人? Q&A初歩からの茶の湯
 熊倉功夫

●信長の名物狩り、秀吉の大茶の湯…武将たちはなぜ、茶を愛したのか
 千宗屋

●茶は魂で喫むもの…関ケ原前夜、三高弟が得心した乱世の茶の真髄
 秋月達郎

●命の芽吹きの不安定さに「美」を見出す心…利休の「もてなし」とは
 山本兼一

●迎付、懐石、濃茶…イラストでわかる「茶事」の流れと楽しみ

●家族、三千家、そして七哲…受け継がれた利休の茶

◆今月も充実のビジュアル記事!
 1:心を奪われる煌き・茶道具1
 2:深遠に秘められた美・茶道具2
 3:茶杓、花入、風炉、棗…点前を彩る道具の数々

◆エピソード
 1:茶入の片耳を打ち欠く…美を知り、人を知る逸話
 2:心だに岩木とならばそのままに…茶の湯の道と最期の逸話

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【3】特集:意外と知らない? Q&A日本海軍艦艇入門     戸高一成
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●第1部・艦艇篇
 軍艦と艦艇は同じ? 重巡と軽巡の違いは? 提督って誰?

●第2部・決戦篇
 勝敗は何で決まる? 大破と中破の違いは? 一斉撃ち方とは?

◆今月も充実のビジュアル記事!
 1:威風堂々! 連合艦隊の主要艦艇
 2:激闘! 太平洋戦争、海戦の航跡

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■□■特別企画■□■

巣鴨プリズンの最後のワイン
教誨師・花山信勝が見送った七人の戦争責任者
 早坂隆
                                

◆◇◆読み物!◆◇◆

●天下一の繁栄を極めた海の商都・堺、その夢の証        
 吉田豊

●喧騒を忘れる都会の大名庭園 六義園の紅葉を訪ねて

●茶人気分を味わう! 京の名茶室&一服処マップ

その他、好評連載も!
660円
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】今月号の読みどころ
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「外務省はビザ発給を許可しない。しかし…」。

在リトアニア日本領事代理の杉原千畝の視線の先に、
領事館の門前に並ぶユダヤ人たちがいました。
女性や子供も含む人々は、ナチスの手から逃れようと助けを求めています。
ビザを得られなければ、彼らは殺されるでしょう。

「真の国益とは何だ。命より重いものがあるのか」。

杉原は決断します。「命のビザ」の発給でした。

その後、ビザを得てシベリア鉄道で極東に至ったユダヤ人に、
さらに苦難が訪れます。
ウラジオストクでの日本への渡航不許可、僅か十日間の日本滞在期限…。
しかしそんな彼らの窮状に、立ち上がる日本人が次々と現われ、
「命のビザ」をリレーしました。
人道を重んじたサムライたちを描きます。

第二特集は「Q&A武田勝頼の真実」です。

(『歴史街道』編集長・辰本清隆)

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【2】総力特集:杉原千畝とサムライたち 「命のビザ」を繋いだ奇跡
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●【特別対談】杉原、小辻、そして…
なぜ「命のビザ」のリレーが実現したのか
 渡辺勝正 山田純大

●追放、隔離、虐殺…ナチスに追われるユダヤ人と日本の微妙な立場 
 河合敦

●「私の権限でビザを出すことにする」その決断から奇跡は始まった
 秋月達郎

●命がけで私を守ってくれた、あるドイツ軍将校が語りかけること
 杉原幸子

●その存在は、暗闇を照らす一本の蝋燭のような希望の光でした
 サムイル・マンスキー

●「検印拒絶は面白からず」ビザを認め、外務省に抗った外交官 ◆根井三郎
 江宮隆之

●「義を見てせざるは勇なきなり」ユダヤ難民が頼った男、奔る ◆小辻節三
 山田純大

●若い人にもっと杉原を知ってほしい…ビザに救われた少女との出会い
 寿福滋

●吉川晃司が語るミュージカル「SEMPO」で伝えたかった思い

●ゲットーから絶滅収容所へ…大虐殺の恐怖

●おとぎの国のような…敦賀の人々のおもてなし

●「反ユダヤ主義は支持しない」松岡洋右の真意

●エピローグ 感謝は時代を越えて

●アメリカ、イスラエル…小辻の人生を辿る旅

◆今月も充実のビジュアル記事!
 1:訓令に従うか、目の前の命か…
 2:次々と危機が訪れる中、遥か極東の日本へ

◆コラム
 1:「再審議すべし」猛抗議したもう一人のサムライ
 2:【年表】杉原とサムライたち、決断までの道のり


◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】特集:宿命と戦い続けた男 Q&A武田勝頼の真実 平山優
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●第1部・序の巻 諏方勝頼がなぜ、信玄の後継者となったのか?

●第2部・破の巻 信長・家康が恐れた男はなぜ、長篠に臨んだのか?

●第3部・急の巻 御館の乱、北条との敵対…武田家滅亡の真因とは?

◆ビジュアル 父・信玄を超える版図! 激闘の日々

◆コラム 仁科、小宮山、土屋…気概を見せた漢たち

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◆◇◆読み物!◆◇◆

【特別インタビュー】映画「利休にたずねよ」で注目!
細やかさとおおらかさを併せ持つ女性・宗恩の魅力 
中谷美紀

●「天下祭」の伝統を受け継ぐ山車! 川越まつり

●小江戸・川越イラストマップ

その他、好評連載も!
660円
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】今月号の読みどころ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

桜の咲き誇る昭和20年(1945)4月5日。
戦艦大和の前甲板に集合した約2500人の乗組員が有賀艦長から告げられたのは、
「海上特攻として8日黎明、沖縄を目指す」というものでした。

乗組員たちの顔色は蒼白になりますが、
次の瞬間、皆の顔はみるみる紅潮したといいます。

「よし、やってやろうじゃないか。俺たちが大和を突入させ、沖縄を助けるぞ!」。

戦後長らく戦艦大和は、時代遅れの役立たずとされてきましたが、
その評価は正しいものでしょうか。
また大和を旗艦とする10隻の第二艦隊の乗組員たちは、
どんな思いで作戦に臨んだのか。

戦艦大和の真価と、決死の使命に一丸となって立ち向かった男たちの真実を、
4人の生還者の証言とともに描きます。

第二特集は「若き日の新島襄」です。

                   (『歴史街道』編集長・辰本清隆)

◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】総力特集:戦艦大和 最後の出撃 男たちが守ろうとしたもの
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●【総論】家族と祖国を救うために…日本人が大和に託した希望と誇り
  門田隆将

●「時代遅れ」でも「無用の長物」でもない! 世界最強戦艦の真価とは
  戸高一成

●ミッドウェー、ソロモン、そして…大和の運用次第で戦局は覆っていた
 平間洋一

●どんな困難な道であろうと、進まねばならない…戦艦大和、沖縄へ
 秋月達郎

●我々の大和をもって、日本人の何たるかを示す! 最後の死闘に臨んで
 秋月達郎

●本領発揮の機会、ついに訪れず


◆特別インタビュー:今こそ戦艦大和を語り継ぎたい…生還者たちの証言
 
第1部 「いよいよ来たな」「必ず沖縄を救う」…出撃前夜

第2部 「敵機急降下」「後方魚雷」「撃ち方始め」…激闘やまず

第3部 大和に乗って戦った誇りと、亡き戦友たちへの思い
北川茂/山口甚之助/畦地哲/渡辺正信

◆今月も充実のビジュアル記事!
 1:個艦よく敵艦隊を制す! 戦艦大和の雄姿
 2:史上初の原寸再現! 大和の第一艦橋内部
 3:「ワレ期待ニ応エントス」第二艦隊、出撃!
 4:すべてが桁外れ! 戦艦大和の兵装と防御

◆コラム
 1:史上最大の主砲・46cm砲
 2:艦隊決戦を望んだスプルーアンス

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【3】特集:若き日の新島襄 なぜ人は、彼を後押ししたのか
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●じかに外国を見たい! 洋学を学んだ江戸っ子、奔る     
 門井慶喜

●グッドラック! 密航を助けてくれた友だちの声を背に    
 増田晶文

●キリスト教の精神を日本に… アメリカ人を動かした熱意   
 福本武久

●日本を欧米に伍する国に…同志社設立に込めた思い

●年表・情熱で人々を惹きつけた48年

◆特別インタビュー 誰からも愛された男・襄の、行動力と情熱を伝えたい
 オダギリジョー

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◆◇◆読み物!◆◇◆

●映画「利休にたずねよ」の監督が語る 情熱の人・千利休をどう表現するか
 映画「利休にたずねよ」監督 田中光敏

●「稲むらの火」と濱口梧陵 危機に立ち向かう「人間通」の知恵
 河島順一郎

●変わり続けることで不変のものを伝える「式年遷宮」に見る伊勢神宮の祈り
河合真如

その他、好評連載も!
660円
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【1】今月号の読みどころ
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「私は一瞬、自分がこの飛行機の設計者であることも忘れて、
『美しい!』と、咽喉の底で叫んでいた」…。

十二試艦戦、のちの零式艦上戦闘機を完成させた
設計主任・堀越二郎の言葉です。

航空分野で日本が欧米に後れをとっていた昭和の初め、
斬新な機体設計で成功を収めつつあった堀越は、
海軍の新型艦上戦闘機の開発に臨みました。

海軍側の要求は、航続距離、速力、格闘性能を兼備せよ
という無理難題でしたが、
堀越率いる開発チームは血のにじむような努力を重ね、
ついに要求以上の傑作戦闘機を誕生させるに至ります。

そこにあったのは、世界最高のものづくりに挑む「技術者魂」でした。

堀越と若き技術者たちの情熱と誇りを描きます。

第二特集は戦国の覇王信長の城、「安土城の謎Q&A」です。


(『歴史街道』編集長・辰本清隆)

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【2】総力特集:零戦と堀越二郎 「傑作戦闘機」を生み出したもの
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●【総論】世界最高の性能で扱いやすく、美しい…日本人の努力と魂を宿して
 三野正洋

●世界に追いつけ! 堀越班の若き技術者たち、低翼単葉の艦戦に挑む ◆七試
 秋月達郎

●今度こそ夢を…異次元の軽量化と直感の冴えが、驚異の軽戦を生んだ ◆九六戦
 山之口洋

●1グラムでも減らせ! 最先端技術と知力を尽くして、傑作機誕生す ◆零戦
 赤城毅

●護衛から主兵力へ! 零戦の登場が機動部隊を生み、戦術思想を覆した
 戸高一成

●圧勝の初陣、常識破りの長距離奇襲、ラバウルの激闘…零戦かく戦えり
 松田十刻


◆特別インタビュー
 1:「風立ちぬ」のモデルとなった父は、航空機設計がエブリシングでした
    堀越二郎長男 堀越雅郎

 2:零戦あらば鬼に金棒! 必勝の信念と、自分が日本を守るという思い
   元零戦搭乗員 原田要


●堀越二郎と傑作機が歩んだ道

●堀越を支え、零戦を作り上げた男たち


◆今月も充実のビジュアル記事!
 1:零戦二一型(A6M2b)のコックピット
 2:傑作機誕生! 零式艦上戦闘機一一型
 3:まさに万能機! 無敵を誇った4つの強み
 4:技術の粋を集めて…堀越設計の戦闘機
 5:見て、読んで零戦を体感しよう!
 6:改良を重ねて…歴代の零戦と搭乗員

◆コラム
 1:間に合わなかった後継機・烈風
 2:捻り込み、横滑り…空中戦の奥義

◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】特集:戦国の覇王・信長の城 安土城の謎Q&A 小和田哲男
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●第1部・築城篇 戦国最大の城なのか? 安土城の特徴は何か?

●第2部・野望篇 安土を選んだ理由は? なぜ「見せる城」なのか?

●第3部・謎と炎上篇 絢爛な天主の姿とは? 誰が天主を焼いたのか?


●「劇場版タイムスクープハンター」に見る安土城「幻」の天主

◆今月も充実のビジュアル記事!
 『安土日記』をもとに再現! 安土城天主の内部構造

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◆◇◆読み物!◆◇◆

●丑の刻参り、鵺、将門の首 京の闇に棲む鬼と怨霊の話     
 高野澄

●その事件、新暦なら何月何日? 「歴史」に潜む「暦の落とし穴」
菅原明由

●次に登録されるのはどれ? 日本の世界遺産候補地12

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歴史街道の内容

  • 出版社:PHP研究所
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月6日
愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ!
「いま、歴史がおもしろい」 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供する歴史雑誌です。

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2017年08月06日発売号
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