新潮 発売日・バックナンバー

全201件中 1 〜 15 件を表示
1,200円
創作 竹中優子「水辺のフリスビー」
1,200円
【創作】
◆武蔵境のありくい――〈夏帆〉その2(130枚)/村上春樹
絵本作家の夏帆はありくいの夫婦に導かれ、「文明の果つるところ」武蔵境へと引っ越した。彼女が負わされた危険な責務。そして、物語はどこからやってくるのか? 前作から1年、待望の最新小説。

◆その針がさすのは(230枚)/羽田圭介
夫婦で不妊治療に通い、馴染みの店に寄る。学生時代を過ごした中野で暮らし始めて、8年が経った。ノスタルジーと再開発が折り重なる街で、僕はどんな大人でいるのだろう。第2回東京中野文学賞大賞作!

【掌篇】
◆温泉相撲/筒井康隆
温泉地で関取たちが湯を楽しみながら対戦する興行が始まった。だが、取り組みは思わぬ展開に……。

【連載小説】
◆マイネームイズフューチャー(第2回)/千葉雅也
綾瀬を訝しみながらも、行動を共にするようになった悠介。新宿区を中心に、点と点が繋がっていく。

【対談】
◆助手席で天皇小説を体験する(往路)――『天使も踏むを畏れるところ』をめぐって/松家仁之×高橋源一郎
同じ道なのに運転の仕方がまったく違う――作家の視座で歴史・建築・天皇制の本質を問う、刺激的対話。

【紀行文】
◆よそものの帰郷――八丈島訪島記/滝口悠生
生まれ故郷の島で自作について語り、「内地」との距離を思う。生と死を超え、家族と過ごした数日間。

【連載評論】
◆数学する惑星(第2回)星界への報告/森田真生
「天からの文メッセージ」を観測し、いち早く宇宙から地球を見ていたガリレオ・ガリレイヘの時空を超えた応答。

【ノンフィクション】
◆触れるポートフォリオ(第8回)強さと柔さ/島本理生

【リレーコラム 街の気分と思考】
◆四ヶ月の憤懣/斎藤真理子
◆うるせえ、お前が進化しろ/ヒコロヒー

【新潮】
◆読書たち――Reads 開発記/阿久津 隆
◆この幸いについて/小田原のどか
◆末期の眼、始まりの声/須藤輝彦

【書評委員による 私の書棚の現在地】
◆竹中優子『ダンス』/高瀬隼子
◆『母の友』最終号/小池水音

【本】
◆小山田浩子『ものごころ』/赤松りかこ
◆朝比奈 秋『受け手のいない祈り』/田中慎弥
◆柴崎友香『遠くまで歩く』/東辻賢治郎
◆古川真人『港たち』/玉置周啓

【特別書評】
◆無とはなにか――高村 薫『墳墓記』を読む/町田 康

【連載コラム】
◆料理の人類学のかたわらで(第10回)/藤田 周
わずかに天使の食べものではない鮨

【連載評論】
◆雅みやびとまねび――日本クラシック音楽史(第5回)/片山杜秀
◆独りの椅子――石垣りんのために(第13回)/梯 久美子
◆小林秀雄(第116回)/大澤信亮

【連載小説】
◆Ifの総て(第11回)/島田雅彦
◆荒れ野にて(第85回)/重松 清

第58回新潮新人賞 応募規定

執筆者紹介
1,200円
【新連載】
◆マイネームイズフューチャー/千葉雅也
佐藤悠介、ニー歳、フリーライター。脇役モブを自認する彼は生成AIに仕事を脅かされ、「復讐」を誓う。言葉の実在性と虚構性。現代の諸問題を呑み込んで駆動する、著者初の長篇エンターテインメント!

【掌篇】
◆普通の生活/筒井康隆
タクシーで自宅を目指すが、なかなかたどり着けない老夫婦。頼りない運転手のせいか、それとも……。

【短篇】
◆ズッキーニ病/三国美千子
特定の野菜に執着する母。今にして思えば父が亡くなる以前から、すこしおかしかったのかもしれない。

【連作】
◆良心的兵役拒否 [2]ママ/市川沙央
徴兵制導入を叫ぶ平井迴凪子えなこには、障害児の息子がいた。記者の直撃とネット炎上に彼女の心の内は。

◆からの旅 2/小山田浩子
オーストリアの小都市で要塞を登る私の脳裏に、津波が襲った日本のあの街の白い霧が立ち込める。

◆レインボー・バレー/高山羽根子
生きるために命を賭す、登山家の逆説。シマモリは友人の姿に触れ、自らの価値観を揺さぶられる。

【対談】
◆知られざる三島由紀夫――生誕100年の記念日に/横尾忠則×平野啓一郎
死生観を踏まえた独特の芸術論と、自決の数日前に交わした言葉。三島像を刷新するいくつかの秘話。

【批評】
◆現代美術不案内――ヴェネチア・ビエンナーレ2024訪問記/福尾 匠
理論不在かつ資金調達は民間頼みの国際芸術祭。気鋭の哲学者=批評家が綴る、水の都での五日間。

【長篇評論】
◆アリス・マンローのパッシヴ・ヴォイス/レイチェル・アヴィヴ(小竹由美子訳)
ノーベル賞作家マンローは、パートナーによる娘への性的虐待を知りながら、まるで対応してこなかった――綿密な周辺取材と著作の精読によって「短篇の女王」の隠された実人生に光を当てる、第一級の文芸ジャーナリズム。

【映画評】
◆自分の轍わだちに砂をかけるボブ・ディランは猫である――『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』随想/湯浅 学
ティモシー・シャラメ主演の話題作を観て、当代きっての「ボブ馬鹿」音楽評誰家は何を感じたか?

【リレーコラム 街の気分と思考】
◆生きている廃墟/村田沙耶香
◆ランナーズ・アイ/伊藤亜紗

【新潮】
◆キティ/市原佐都子
◆消えかけた物語のありか――『断腸亭日乗』から/多田蔵人
◆サウザンド・レイヤーズ・オブ・シブヤ/谷頭和希
◆地べたにすわっておしっこをする/早坂大輔
◆窓を覗く/甫木元 空
◆おいでよ、つんどくの森/山本貴光

【書評委員による 私の書棚の現在地】
◆三島由紀夫『假面の告白 初版本復刻版』/九段理江
◆青柳菜摘『亡船記』/山下澄人

【本】
◆津村記久子『うそコンシェルジュ』/大崎清夏
◆ヘルベルト・ローゼンドルファー『廃墟建築家』(垂野創一郎訳)/豊崎由美
◆奥泉 光『虚傳集』/山本貴光
◆宮内悠介『暗号の子』/吉川浩満

【連載コラム】
◆料理の人類学のかたわらで(第9回)/藤田 周
水道水の味を「説明」する(怖さを引き受ける)

【連載評論】
◆雅みやびとまねび――日本クラシック音楽史(第4回)/片山杜秀
◆独りの椅子――石垣りんのために(第12回)/梯 久美子
◆小林秀雄(第115回)/大澤信亮

【連載小説】
◆Ifの総て(第10回)/島田雅彦
◆湾(第11回)/宮本 輝
◆荒れ野にて(第84回)/重松 清

第57回新潮新人賞 応募規定

執筆者紹介
1,200円
創作 筒井康隆「妖精」/創作 中西智佐乃「橘の家」
1,200円
特集 生誕一〇〇年よみがえる三島由紀夫
1,200円
新連作 市川沙央「良心的兵役拒否」/新連作 小山田浩子「からの旅」
1,200円
祝・ノーベル文学賞 斎藤真理子『物語の中で木と鳥が見ている-ハン・ガンの世界を歩く』
1,200円
特集 熊野大学2024 中上健次×大江健三郎/第56回新潮新人賞発表
1,200円
新連作小説 高山羽根子「ローレライ」
1,200円
野田秀樹 『正三角関係』(長篇戯曲)
1,200円
特集 『百年の孤独』と出会い直す
1,200円
第37回三島由紀夫賞発表 大田ステファニー歓人 『みどりいせき』
1,900円
第48回川端康成文学賞発表/特集 春のみみずく朗読会
1,200円
◆「サンショウウオの四十九日」[210枚]/朝比奈 秋…二人はサンショウウオ、くるくる回れば一つの陰陽魚。三島賞作家が挑む、結合双生児として肉体に二つの魂を同居させた姉妹、その命のドラマ。
◆「貯金箱」/今村夏子…怪しい老人から渡された白い紙には、何かがくるまれていた――摩訶不思議な家族小説!
◆「セルフィ」[連作最終回]/本谷有希子…大食い動画がバズったら自意識と承認欲求は満たされるのか? 絶望の果てを描く完結編。
◆「極光」/諏訪哲史…北欧の極地に至り、ついにオーロラを見た旅人。だがそれは夢幻の体験の始まりだった。
■■ 連載小説 ■■
◆生活 第二部(八)/町屋良平
◆天使も踏むを畏れるところ(四十四)/松家仁之
◆漂流(五十)/町田 康
◆荒れ野にて(七十四)/重松 清
■■ 新潮 ■■
◆「野良文豪」/献鹿狸太朗
◆食べものはなにものか/露久保美夏
◆墜落について/西村紗知
◆レディ・ムラサキの日記/森山 恵
第57回《新潮新人賞》応募規定
【選考委員】上田岳弘/大澤信亮/小山田浩子/金原ひとみ/又吉直樹
【対談】
◆吉本隆明から託された『精神の考古学』/中沢新一 吉本ばなな
互いの父のことから、前世の記憶まで。濃密な経験をもとに現代の隘路を抜け出す道を探る。
【対談】
◆『DJヒロヒト』と歴史の再起動/高橋源一郎 原 武史
昭和天皇を通して戦争の時代を見つめ、今を理解する。小説と歴史学の本質に迫る対話。
【鼎談】
◆能、謡の詞章を英語にする醍醐味/柴田元幸 ジェイ・ルービン いとうせいこう
六五〇年謡い継がれた言葉を英語で読む意味とは? 「能十番」訳者二人と名翻訳家の話。
◆さよなら、暴力――触れるポートフォリオ(3)/島本理生
◆独りの椅子 石垣りんのために[第五回]/梯 久美子
【リレーコラム】街の気分と思考(28)
◆パパ活と、娯楽の現在/マーサ・ナカムラ
◆あけましてビジネスホテル/ゆっきゅん
◆小林秀雄(一〇六)/大澤信亮
◆AIが音楽を変える日/榎本幹朗
第九回・AIがライムを刻む日
◆見えない音、聴こえない絵/大竹伸朗
第二二六回・檸檬と夢
【私の書棚の現在地】
◆田中岩男『鴎外と『ファウスト』――近代・時間・ニヒリズム』/【書評委員】市川沙央
◆柏木 新『戦争と演芸――“笑い”は嫌われ、“泣き”も止められ』/【書評委員】古川真人
■■ 本 ■■
◆上田岳弘『K+ICO』/麻布競馬場
◆風元 正『江藤淳はいかに「戦後」と闘ったのか』/先崎彰容
◆鈴木涼美『YUKARI』/日和聡子
◆大田ステファニー歓人『みどりいせき』/町屋良平
1,200円
◆川村元気/私の馬[二二〇枚]見つけた、私の馬を――一頭の元競走馬との出会いが女の運命を一変させた。人間の本質をなす「言葉」、その光陰と対峙する入魂作。
◆津村記久子/続うそコンシェルジュ うその需要と供給の苦悩篇[一〇〇枚] みのりのもとに再びうそを巡る依頼が舞い込んだ――前作から七年半、待望の強力中篇!
【新潮新人賞受賞第一作】
◆赤松りかこ/グレイスは死んだのか[一四〇枚] 躾と調教は、根本から違うんだ。深山で遭難した、孤独な元調教師と猟犬の特別な関係。
■■ 連載小説 ■■
◆生活 第二部(七)/町屋良平
◆天使も踏むを畏れるところ(四十三)/松家仁之
◆荒れ野にて(七十三)/重松 清
■■ 新潮 ■■
◆ヨーロッパふらふら記/田中 開
◆『地球星人』舞台化を振り返って/ペーター・ゲスナー
◆「たいしたことはない」では語り尽くせない戦争/前田啓介
◆君がこの世にいる人生はどこまでもすばらしい/服部文祥
【リレーコラム】街の気分と思考(27)
◆二月某日/斎藤真理子
◆ハバグッデー/ヒコロヒー
第56回《新潮新人賞》応募規定 [ウェブ応募受付中!]
【選考委員】上田岳弘/大澤信亮/小山田浩子/金原ひとみ/又吉直樹
【対談】
◆千年の時を超えるために――「源氏物語」と「平家物語」を経て思うこと/古川日出男 角田光代
「源氏物語」と「平家物語」を訳した二人が、日本古典の魅力について縦横無尽に語りあう。
【対談】
◆身体性から場所性へ――考えるための「場所」をつくる/鈴木 健(SmartNews) 森田真生(独立研究者)
国家や大学から自由に考える=生きるための「場所」をいかに生み出すか。その思考と実践。
◆小鳥もカタルーニャ語でさえずる街で――バルセロナ 叛コロナ日記/今福龍太
旅先の病床で思考はスペイン史とパレスチナの今を貫き展開する。細部が煌めく日記文学。
◆言葉でつくられた建築――九段理江『東京都同情塔』論/青木 淳
◆言葉の彼方への旅路――中沢新一『精神の考古学』を読む/若松英輔
◆独りの椅子 石垣りんのために[第四回]/梯 久美子
◆小林秀雄(一〇五)/大澤信亮
◆AIが音楽を変える日/榎本幹朗
第八回・AIと音楽の王が手を携える日
◆見えない音、聴こえない絵/大竹伸朗
第二二五回・シュヴァル時計
【私の書棚の現在地】
◆西村 亨『自分以外全員他人』/【書評委員】高瀬隼子
◆オスタップ・スリヴィンスキー作、ロバートキャンベル 訳著『戦争語彙集』/【書評委員】小池水音
■■ 本 ■■
◆柴崎友香『続きと始まり』/大森静佳
◆角田光代『方舟を燃やす』/小川 哲
◆片山杜秀『大楽必易――わたくしの伊福部昭伝』/佐々木 敦
◆シェハン・カルナティラカ『マーリ・アルメイダの七つの月』/豊崎由美
◆伊藤比呂美『森林通信――鴎外とベルリンに行く』/マーサ・ナカムラ
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新潮の内容

  • 出版社:新潮社
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月7日
クォリティの高さをこだわり続ける文芸誌
歴史と伝統を誇る月刊文芸誌。三島由紀夫賞などの文学賞が発表されます。

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