新潮 発売日・バックナンバー

全217件中 16 〜 30 件を表示
1,200円
【新連載小説】
◆その後の桜(第1回)レンズ/村田喜代子
夫の一周忌を終えた春、わたしは双眼鏡の虜になった。死の世界を想起させる静謐な空間、もう戻れない時空。

【新連載評論】
◆神の耳――音楽という謎(第1回)/中沢新一
南米アマゾンの先住民は、モーツァルトの曲になぜ畏怖の感情を覚えたか? 音楽の奥に潜む創造神を探す旅。

【創作】
◆近江、川の流れが始まるところ/黒川 創
先輩作家トミオカさんは語っていた。若沖と芭蕉はよく似た暮らしぶりなのに、どうして違って感じられるのかと。

【掌篇】
◆狐狸/筒井康隆

【連作】
◆良心的兵役拒否 [3]風船のパパ/市川沙央
父は産道の出口で待っていてくれなかった。双生児しのぶとアケルの分かり合えない関係と、迫りくる戦争の影。

◆からの旅 3/小山田浩子
祖父が吸った野生の大麻、「おとめの腰湯」という名のチーズ。異国で不意に質感を伴った記憶がよみがえる。

第38回 三島由紀夫賞発表
【受賞作】橘の家(一部掲載)/中西智佐乃
【選評】川上末映子/高橋源一郎/多和田葉子/中村文則/松家仁之

◆受賞記念エッセイ 悪いくせお気楽なくせ

【対談】
◆中動態と「行為のコミュニズム」/國分功一郎×伊藤亜紗
創作は個人を超えた共同作業である。規則の外側を意識した対話から、次なる思想のヒントが浮かび上がる。

【評論】
◆いかに敗北するか――没後五十五年目の三島由紀夫入門私説/高橋睦郎
三島は女性原理に抵抗するため強靭な文体を求めた。晩年を知る詩人による、同性愛者としての批評と告白。

◆黙殺された『日本文学史』――ドナルド・キーンの「代表作」を検証する/角地幸男
全十八巻にもなるこの労作は、長年あまりに無視されてきた。読みどころの紹介とともに、著者の目諭見を探る。

◆メキシコ湾スケッチ/今福龍太
奇矯な米国大統領令が覆い隠そうとするクレオールの豊かな文化。旅人の立場で名付けの歴史を書き留める試み。

【ノンフィクション】
◆触れるポートフォリオ(第9回)ラスト・ダンス(前篇)/島本理生

【リレーコラム 街の気分と思考】
◆掃除嫌いな幽霊/石沢麻依
◆三茶で待つ/ハラサオリ

【新潮】
◆寝ても忘れないこと/安藤 奎
◆小説を書かせ続ける人/小山田浩子
◆なんとなく、わかる。――ファッションとは何か/長畑宏明

【書評委員による 私の書棚の現在地】
◆ジュンパ・ラヒリ『翻訳する私』(小川高義 訳)/九段理江
◆町田 康『俺の文章修行』/山下澄人

【本】
◆村田喜代子『美土里倶楽部』/石井遊佳
◆村田沙耶香『世界99』/郷原佳以
◆中西智佐乃『長くなった夜を、』/芝 夏子
◆福嶋亮大『世界文学のアーキテクチャ』/古川日出男

【連載コラム】
◆料理の人類学のかたわらで(第12回・完)/藤田 周
料理は食べてもわからない

【連載評論】
◆雅みやびとまねび――日本クラシック音楽史(第7回)/片山杜秀
◆独りの椅子――石垣りんのために(第14回)/梯 久美子
◆小林秀雄(第118回)/大澤信亮

【連載小説】
◆マイネームイズフューチャー(第4回)/千葉雅也
◆Ifの総て(第13回)/島田雅彦
◆湾(第13回)/宮本 輝
◆荒れ野にて(第87回)/重松 清

第58回新潮新人賞 応募規定

執筆者紹介
1,200円
【創作】
◆虹の架け橋/松浦寿輝
昭和の象徴・松坂屋デバートでの空中通路の思い出。ノスタルジーを超えて未来へ橋を渡す、希望の物語。

◆水辺のフリスビー(240枚)/竹中優子
母と仕事を失った五十二歳の私は、今日も米を炊く。リワークセンターで再就職を目指す男女四人の連帯、恋、衝突、生きるための練習。新潮新人賞受賞作「ダンス」が脚光を浴びた気鋭による、瞠目の第二中篇!

【掌篇】
◆路面電車/筒井康隆
ぼくの人生の傍らには、いつも路面電車があった――。掌篇に封じ込められた鉄道愛と幸福な生涯。

【連作】
◆ヴァルプルギス/高山羽根子
自分はずっと「境目」を歩き続けてきた。世界からの離陸を目指して。では、宇宙人に登山はどう見えるか?

【連載小説】
◆マイネームイズフューチャー(第3回)/千葉雅也
人気ユーチューバーのカズキとカラフルスペース・雨音あまねの不気味な関係。そして悠介は、父を思い出す。

〈第49回 川端康成文学賞発表〉
◆清心館小伝/奥泉 光
【選評】荒川洋治/角田光代/辻原 登/堀江敏幸/村田喜代子

【回想談】
◆坂東玉三郎、三島由紀夫を語る/聞き手 高橋睦郎・中村哲郎
幼い頃から死がすぐそばにあった。『椿説弓張月』も演じた当代きっての歌舞伎役者が明かす、作家の影響。

【対談】
◆恋愛で全てを捨てられない私たち/島本理生×鈴木涼美
結婚、出産、不倫にまつわる幻想に満ちた社会通念を、実感に即したユーモラスな言葉で解体する。

【随筆】
◆父を撮る/川崎 祐
十四歳で実家を離れたわたしは、写真を通して事び家族と向き合う。撮影者わたしと被写体あなたの関係性の考察。

【リレーコラム 街の気分と思考】
◆延江浩さんのこと/マーサ・ナカムラ
◆焼きそばを食べたことがある人は/ゆっきゅん

【新潮】
◆ベケットを翻訳して/小野正嗣
◆軍艦島、死と生のあわい/雜賀雄二
◆私らが文学をする理由/鈴木結生
◆死んだ後を生きようとする/細井美裕

【書評委員による 私の書棚の現在地】
◆鈴木光司『ユビキタス』/市川沙央
◆毎日新聞社点字毎日編集部編『点字新聞が伝えた視覚障害者の100年――自立・社会参加・文化の近現代史』/古川真人

【本】
◆山下澄人『わたしハ強ク・歌ウ』/柿内正午
◆田中 純『磯崎新論シン・イソザキろん』/藤村龍至
◆梯 久美子『やなせたかしの生涯――アンパンマンとぼく』/柳瀬博一

【連載コラム】
◆料理の人類学のかたわらで(第11回)/藤田 周
夏野菜の思考

【連載評論】
◆雅みやびとまねび――日本クラシック音楽史(第6回)/片山杜秀
◆小林秀雄(第117回)/大澤信亮

【連載小説】
◆Ifの総て(第12回)/島田雅彦
◆湾(第12回)/宮本 輝
◆荒れ野にて(第86回)/重松 清
第38回三島由紀夫賞 候補作品発表
第58回新潮新人賞 応募規定
執筆者紹介
1,200円
【創作】
◆武蔵境のありくい――〈夏帆〉その2(130枚)/村上春樹
絵本作家の夏帆はありくいの夫婦に導かれ、「文明の果つるところ」武蔵境へと引っ越した。彼女が負わされた危険な責務。そして、物語はどこからやってくるのか? 前作から1年、待望の最新小説。

◆その針がさすのは(230枚)/羽田圭介
夫婦で不妊治療に通い、馴染みの店に寄る。学生時代を過ごした中野で暮らし始めて、8年が経った。ノスタルジーと再開発が折り重なる街で、僕はどんな大人でいるのだろう。第2回東京中野文学賞大賞作!

【掌篇】
◆温泉相撲/筒井康隆
温泉地で関取たちが湯を楽しみながら対戦する興行が始まった。だが、取り組みは思わぬ展開に……。

【連載小説】
◆マイネームイズフューチャー(第2回)/千葉雅也
綾瀬を訝しみながらも、行動を共にするようになった悠介。新宿区を中心に、点と点が繋がっていく。

【対談】
◆助手席で天皇小説を体験する(往路)――『天使も踏むを畏れるところ』をめぐって/松家仁之×高橋源一郎
同じ道なのに運転の仕方がまったく違う――作家の視座で歴史・建築・天皇制の本質を問う、刺激的対話。

【紀行文】
◆よそものの帰郷――八丈島訪島記/滝口悠生
生まれ故郷の島で自作について語り、「内地」との距離を思う。生と死を超え、家族と過ごした数日間。

【連載評論】
◆数学する惑星(第2回)星界への報告/森田真生
「天からの文メッセージ」を観測し、いち早く宇宙から地球を見ていたガリレオ・ガリレイヘの時空を超えた応答。

【ノンフィクション】
◆触れるポートフォリオ(第8回)強さと柔さ/島本理生

【リレーコラム 街の気分と思考】
◆四ヶ月の憤懣/斎藤真理子
◆うるせえ、お前が進化しろ/ヒコロヒー

【新潮】
◆読書たち――Reads 開発記/阿久津 隆
◆この幸いについて/小田原のどか
◆末期の眼、始まりの声/須藤輝彦

【書評委員による 私の書棚の現在地】
◆竹中優子『ダンス』/高瀬隼子
◆『母の友』最終号/小池水音

【本】
◆小山田浩子『ものごころ』/赤松りかこ
◆朝比奈 秋『受け手のいない祈り』/田中慎弥
◆柴崎友香『遠くまで歩く』/東辻賢治郎
◆古川真人『港たち』/玉置周啓

【特別書評】
◆無とはなにか――高村 薫『墳墓記』を読む/町田 康

【連載コラム】
◆料理の人類学のかたわらで(第10回)/藤田 周
わずかに天使の食べものではない鮨

【連載評論】
◆雅みやびとまねび――日本クラシック音楽史(第5回)/片山杜秀
◆独りの椅子――石垣りんのために(第13回)/梯 久美子
◆小林秀雄(第116回)/大澤信亮

【連載小説】
◆Ifの総て(第11回)/島田雅彦
◆荒れ野にて(第85回)/重松 清

第58回新潮新人賞 応募規定

執筆者紹介
1,200円
【新連載】
◆マイネームイズフューチャー/千葉雅也
佐藤悠介、ニー歳、フリーライター。脇役モブを自認する彼は生成AIに仕事を脅かされ、「復讐」を誓う。言葉の実在性と虚構性。現代の諸問題を呑み込んで駆動する、著者初の長篇エンターテインメント!

【掌篇】
◆普通の生活/筒井康隆
タクシーで自宅を目指すが、なかなかたどり着けない老夫婦。頼りない運転手のせいか、それとも……。

【短篇】
◆ズッキーニ病/三国美千子
特定の野菜に執着する母。今にして思えば父が亡くなる以前から、すこしおかしかったのかもしれない。

【連作】
◆良心的兵役拒否 [2]ママ/市川沙央
徴兵制導入を叫ぶ平井迴凪子えなこには、障害児の息子がいた。記者の直撃とネット炎上に彼女の心の内は。

◆からの旅 2/小山田浩子
オーストリアの小都市で要塞を登る私の脳裏に、津波が襲った日本のあの街の白い霧が立ち込める。

◆レインボー・バレー/高山羽根子
生きるために命を賭す、登山家の逆説。シマモリは友人の姿に触れ、自らの価値観を揺さぶられる。

【対談】
◆知られざる三島由紀夫――生誕100年の記念日に/横尾忠則×平野啓一郎
死生観を踏まえた独特の芸術論と、自決の数日前に交わした言葉。三島像を刷新するいくつかの秘話。

【批評】
◆現代美術不案内――ヴェネチア・ビエンナーレ2024訪問記/福尾 匠
理論不在かつ資金調達は民間頼みの国際芸術祭。気鋭の哲学者=批評家が綴る、水の都での五日間。

【長篇評論】
◆アリス・マンローのパッシヴ・ヴォイス/レイチェル・アヴィヴ(小竹由美子訳)
ノーベル賞作家マンローは、パートナーによる娘への性的虐待を知りながら、まるで対応してこなかった――綿密な周辺取材と著作の精読によって「短篇の女王」の隠された実人生に光を当てる、第一級の文芸ジャーナリズム。

【映画評】
◆自分の轍わだちに砂をかけるボブ・ディランは猫である――『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』随想/湯浅 学
ティモシー・シャラメ主演の話題作を観て、当代きっての「ボブ馬鹿」音楽評誰家は何を感じたか?

【リレーコラム 街の気分と思考】
◆生きている廃墟/村田沙耶香
◆ランナーズ・アイ/伊藤亜紗

【新潮】
◆キティ/市原佐都子
◆消えかけた物語のありか――『断腸亭日乗』から/多田蔵人
◆サウザンド・レイヤーズ・オブ・シブヤ/谷頭和希
◆地べたにすわっておしっこをする/早坂大輔
◆窓を覗く/甫木元 空
◆おいでよ、つんどくの森/山本貴光

【書評委員による 私の書棚の現在地】
◆三島由紀夫『假面の告白 初版本復刻版』/九段理江
◆青柳菜摘『亡船記』/山下澄人

【本】
◆津村記久子『うそコンシェルジュ』/大崎清夏
◆ヘルベルト・ローゼンドルファー『廃墟建築家』(垂野創一郎訳)/豊崎由美
◆奥泉 光『虚傳集』/山本貴光
◆宮内悠介『暗号の子』/吉川浩満

【連載コラム】
◆料理の人類学のかたわらで(第9回)/藤田 周
水道水の味を「説明」する(怖さを引き受ける)

【連載評論】
◆雅みやびとまねび――日本クラシック音楽史(第4回)/片山杜秀
◆独りの椅子――石垣りんのために(第12回)/梯 久美子
◆小林秀雄(第115回)/大澤信亮

【連載小説】
◆Ifの総て(第10回)/島田雅彦
◆湾(第11回)/宮本 輝
◆荒れ野にて(第84回)/重松 清

第57回新潮新人賞 応募規定

執筆者紹介
1,200円
創作 筒井康隆「妖精」/創作 中西智佐乃「橘の家」
1,200円
特集 生誕一〇〇年よみがえる三島由紀夫
1,200円
新連作 市川沙央「良心的兵役拒否」/新連作 小山田浩子「からの旅」
1,200円
祝・ノーベル文学賞 斎藤真理子『物語の中で木と鳥が見ている-ハン・ガンの世界を歩く』
1,200円
特集 熊野大学2024 中上健次×大江健三郎/第56回新潮新人賞発表
新連作小説 高山羽根子「ローレライ」
1,200円
野田秀樹 『正三角関係』(長篇戯曲)
1,200円
特集 『百年の孤独』と出会い直す
1,200円
第37回三島由紀夫賞発表 大田ステファニー歓人 『みどりいせき』
1,900円
第48回川端康成文学賞発表/特集 春のみみずく朗読会
1,200円
◆「サンショウウオの四十九日」[210枚]/朝比奈 秋…二人はサンショウウオ、くるくる回れば一つの陰陽魚。三島賞作家が挑む、結合双生児として肉体に二つの魂を同居させた姉妹、その命のドラマ。
◆「貯金箱」/今村夏子…怪しい老人から渡された白い紙には、何かがくるまれていた――摩訶不思議な家族小説!
◆「セルフィ」[連作最終回]/本谷有希子…大食い動画がバズったら自意識と承認欲求は満たされるのか? 絶望の果てを描く完結編。
◆「極光」/諏訪哲史…北欧の極地に至り、ついにオーロラを見た旅人。だがそれは夢幻の体験の始まりだった。
■■ 連載小説 ■■
◆生活 第二部(八)/町屋良平
◆天使も踏むを畏れるところ(四十四)/松家仁之
◆漂流(五十)/町田 康
◆荒れ野にて(七十四)/重松 清
■■ 新潮 ■■
◆「野良文豪」/献鹿狸太朗
◆食べものはなにものか/露久保美夏
◆墜落について/西村紗知
◆レディ・ムラサキの日記/森山 恵
第57回《新潮新人賞》応募規定
【選考委員】上田岳弘/大澤信亮/小山田浩子/金原ひとみ/又吉直樹
【対談】
◆吉本隆明から託された『精神の考古学』/中沢新一 吉本ばなな
互いの父のことから、前世の記憶まで。濃密な経験をもとに現代の隘路を抜け出す道を探る。
【対談】
◆『DJヒロヒト』と歴史の再起動/高橋源一郎 原 武史
昭和天皇を通して戦争の時代を見つめ、今を理解する。小説と歴史学の本質に迫る対話。
【鼎談】
◆能、謡の詞章を英語にする醍醐味/柴田元幸 ジェイ・ルービン いとうせいこう
六五〇年謡い継がれた言葉を英語で読む意味とは? 「能十番」訳者二人と名翻訳家の話。
◆さよなら、暴力――触れるポートフォリオ(3)/島本理生
◆独りの椅子 石垣りんのために[第五回]/梯 久美子
【リレーコラム】街の気分と思考(28)
◆パパ活と、娯楽の現在/マーサ・ナカムラ
◆あけましてビジネスホテル/ゆっきゅん
◆小林秀雄(一〇六)/大澤信亮
◆AIが音楽を変える日/榎本幹朗
第九回・AIがライムを刻む日
◆見えない音、聴こえない絵/大竹伸朗
第二二六回・檸檬と夢
【私の書棚の現在地】
◆田中岩男『鴎外と『ファウスト』――近代・時間・ニヒリズム』/【書評委員】市川沙央
◆柏木 新『戦争と演芸――“笑い”は嫌われ、“泣き”も止められ』/【書評委員】古川真人
■■ 本 ■■
◆上田岳弘『K+ICO』/麻布競馬場
◆風元 正『江藤淳はいかに「戦後」と闘ったのか』/先崎彰容
◆鈴木涼美『YUKARI』/日和聡子
◆大田ステファニー歓人『みどりいせき』/町屋良平
おすすめの購読プラン

商品情報・内容

  • 出版社:新潮社
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月7日

■ クォリティの高さをこだわり続ける文芸誌

歴史と伝統を誇る月刊文芸誌。三島由紀夫賞などの文学賞が発表されます。

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