環境浄化技術 発売日・バックナンバー

全135件中 1 〜 15 件を表示
■特集:下水道における資源有効活用技術の最新動向
○下水道資源の有効利用について/国土交通省/村岡正季
下水道事業が建設から維持管理へと移行する現在、人・モノ・カネといった経営資源を取り巻く環境が厳しさを増している。その課題解決のため、当省では広域化・共同化や官民連携、新技術活用、ストックマネジメントなどを推進している。本稿では、下水や下水処理過程で発生する下水道資源の有効活用などを紹介する。

○下水汚泥に含まれるレアメタル等の回収に関する調査/国土交通省 国土技術政策総合研究所/長嵜 真・矢本貴俊・粟田貴宣・田隝 淳
我が国にはレアメタルの鉱山が存在せず、輸入に頼っている。国内でも下水汚泥にレアメタル等が含まれている可能性はあるが、含有量を調査した事例は少ない。そこで、全国各地の下水処理場から採取した下水汚泥について、ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析装置)によるレアメタル等の金属含有量を測定し、採算性を評価した。

○汚泥濃縮液と汚泥コンポストを併用した高タンパク飼料用米の栽培/山形大学/渡部 徹・Pham Viet Dung/岩手大学/伊藤 歩・Phung Duc Luc
下水処理水に含まれる窒素は、人が食べる米としては食味を悪くするため歓迎されない。一方で、飼料用米としてならば、米のなかに高タンパクが蓄積するためにメリットになる。筆者らのグループでは汚泥濃縮液を追肥に用いて、汚泥コンポスト(基肥)との併用で高タンパク飼料用米の栽培に挑戦した。

○消化汚泥中窒素成分のアンモニア化に向けた亜臨界水酸化処理法の適用/清水建設㈱/小島啓輔・加藤雄大・隅倉光博・黒岩洋一
下水汚泥は、窒素成分を多く含んでいることが特徴である。特に、消化汚泥には多くのNH4+-Nが含まれていることがよく知られており、アンモニアストリッピング法などを用いた回収が試みられている。本稿では、消化汚泥中窒素成分由来のアンモニアをエネルギー源として利用することを想定し、消化汚泥に含まれる窒素成分をアンモニアとして回収する方法について、新規に開発した亜臨界水酸化処理法と従来のアンモニアストリッピング法とを比較した例を紹介する。

○リン回収型下水汚泥溶融技術/㈱クボタ 寳正史樹・吉岡洋仁・岡田正治
リン資源循環においては、リンの有効利用と有害物質管理の両立が重要であり、以下の3点が課題と考えられる。①有機有害物質の分解、②リンと重金属類との分離、③高回収率かつ植物生育に有効な形態でのリン回収。本稿では、②と③に焦点をあてて溶融技術を紹介する。

○高効率ガス回収型汚泥消化装置/水ingエンジニアリング㈱/片岡直明/水ingAM㈱/西井啓典
低炭素社会に向けたバイオマスエネルギーの利活用技術として、メタン発酵(嫌気性処理)が注目されている。当社では、下水汚泥のエネルギー回収効率に主眼を置いた高効率ガス回収型汚泥消化装置「セミドライメタン発酵装置」を開発したので、概要を紹介する。

○下水からのリン回収と肥料化による資源循環技術/太平洋セメント㈱/今井敏夫
セメント製造で培われた粉体ハンドリング技術および焼成技術は、資源循環・環境浄化に応用することができる。本稿では、非晶質ケイ酸カルシウム系粉末材を用いた下水からのリン回収・肥料化、および下水汚泥焼却灰の焼成改質による肥料化技術について紹介する。

○下水道を活用した下水熱利用技術について/東亜グラウト工業㈱/柴 博志
下水は年間を通して温度変化が少なく、外気温度と比較して夏は冷たく冬は暖かい特長がある。この下水と外気の温度差は、熱エネルギーとして、空調や給湯、融雪技術などに下水の熱を活用できる。本稿では、平成30年度から令和元年度まで十日町市をフィールドとして実施した「小口径管路からの下水熱を利用した融雪技術の実用化に関する実証研究」(B-DASHプロジェクト)について紹介する。

○FIT制度を活用した消化ガス発電システムの導入による成果/福岡市 道路下水道局/浦本紘享/月島機械㈱/川端友寛
福岡市中部水処理センターでは、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)を活用した新たな消化ガス発電システムを導入した。本稿では、その成果と安定運転の取り組み、さらに今後の事業展望について紹介する。

○高知県での下水汚泥肥料の利用推進/高知県土木部/田中 毅
当県では、下水汚泥を有効利用するために、汚泥処理の持続性の確保、実効性の確保、汚泥由来肥料の利用促進という三つの課題に対して取り組んできた。特に、汚泥肥料の普及促進については様々な取り組みを行っており、本稿で詳しく紹介する。

○下水処理水による鮎養殖/鶴岡市上下水道部/松浦正也/山形大学/渡部 徹/㈱東北サイエンス/松浦友一
鶴岡浄化センターの処理方式は嫌気好気法(AO法)であり、1日に約27,000m3の汚水を処理している。昭和61年からはコンポストセンターで脱水ケーキの肥料化を始めるなど、下水道と食・農の循環を図る「BISTRO下水道」に取り組んでいる。そして、処理水のさらなる活用手法を検討する中、水産関係者と情報交換した際に「鮎の主食となる珪藻類の繁殖」の発想が生まれ、山形県水産振興協会からの協力も得て下水処理水による鮎養殖実験に挑戦した。

■特集:多様な進化を続ける流動層燃焼・焼却技術②
○流動床式ごみ焼却炉は優れているか?/JFEエンジニアリング㈱/鈴木康夫
ごみ焼却炉はストーカ炉が全盛期で、流動床式ごみ焼却炉メーカーは事実上2社となってしまった。本稿では、現状と今後を睨んだ流動床炉の長所と短所を、部外者の立場から紹介する。

○木質バイオマス発電効率向上への取り組み/荏原環境プラント㈱/梶原洋和
当社が提供しているICFB内部循環流動床ボイラは、層内伝熱管を有する独立した熱回収室を設けることで高効率なエネルギー利用を可能としており、木質系燃料を用いたバイオマス発電システムとして一般に利用されている燃焼発電(熱化学的変換+ボイラ・蒸気タービン)プラントの中核技術として適用可能な流動床ボイラである。本稿では、ICFBの基本構成および近年の納入事例とともに、当社での取り組みを紹介する。

○流動床式ガス化燃焼炉/溶融炉による高効率発電/処分場再生システム/㈱神鋼環境ソリューション/青木 勇・砂田浩志・有村 恒
本稿では、流動層技術を活用した特徴的な以下の、三つのシステムについて紹介する。①流動床式ガス化燃焼炉による高効率廃棄物発電システム、②流動床式ガス化燃焼炉による木質バイオマス発電システム、③流動床式ガス化溶融炉による処分場再生システム。また、流動床ガス化燃焼炉を採用した、はつかいちエネルギークリーンセンターでは熱供給事業を行っており、発電と合わせて平均43%と高い総エネルギー効率を実現している実績についても紹介する。

○気泡流動層バイオマス発電プラントについて/㈱タクマ 清水一尭・河野孝志・熊代浩吉
本稿では、FIT導入以降、当社が数多く納入してきた木質バイオマス発電プラントについて、各燃焼方式の特長を紹介し、特に未利用材や一般材を利用した木質バイオマス発電プラントで採用実績の多い、7MW級気泡流動層発電プラントの概要と稼働実績を紹介する。

○汚泥焼却設備の創エネ型システムの実現/三菱重工環境・化学エンジニアリング㈱/伊藤隆行
本稿では、下水汚泥を焼却した廃熱を最大限有効利用した廃熱回収設備と高効率バイナリー発電設備を組み合わせた汚泥焼却システムで、補助燃料をゼロとし、消費電力を上回る発電をすることで実質消費電力ゼロを実現した「エネルギー自立型汚泥焼却炉」について紹介する。

○進化をつづける過給式流動焼却炉/三機工業㈱/半田大介
流動焼却炉のベースとなる流動層技術は、金属精錬、樹脂乾燥、鋳物砂再生などに用いられていたもので、当社はこの流動層技術のポテンシャルの高さを見出し、下水汚泥の焼却炉に転用すべく昭和40年に実証実験を開始し、国内初の流動焼却炉を大阪府下の下水処理施設に納入した。本稿では、省エネの極みとも言える最新型の過給式流動焼却炉の特長を紹介する。

○循環流動層ボイラ燃焼技術によるバイオマス燃料利用の実績と今後/住友重機械工業㈱/伊藤一芳
当社では、循環流動層ボイラ燃焼技術により低品位石炭、各種バイオマス、廃棄物由来燃料等を利用した発電設備を設計・納入している。同ボイラは2002年の電力小売事業自由化及び新エネ法の制定を転機として、建設廃材、廃プラスティック等を燃料化した新エネルギー燃料の高効率利用を行う設備として開発され、2011年以降現在までは、FIT制度に対応した新ビジネスモデルを展開している。本稿では、今後のFIT制度の終焉と共に、来る再エネ主電源化社会において、バイオマス火力の方向性や位置付けについて紹介する。

○温室効果ガス削減を考慮した発電型汚泥焼却技術/JFEエンジニアリング㈱/岡田悠輔・馬場 圭
当社と日本下水道事業団、川崎市は、国土交通省が実施する下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)として、平成29、30年度に、温室効果ガス削減を考慮した発電型汚泥焼却技術についての実証を行った。本稿では、新型焼却炉「OdySSEA」として商品化した同技術の概要と実証成果について紹介する。

■連載
○硝酸呼吸活性汚泥による汚水処理の技術<参考文献編>
参考資料(1) 廃水処理の歴史/環境微生物工房 定家義人・定家多美子

■コラム
○新年度はカンブリア爆発の時代か/HST
■特集:廃棄物分野における情報技術
○廃棄物のエネルギー利用の高度化と情報技術の役割/(国研)国立環境研究所/藤井 実
本稿では、エネルギー回収の効率化において、高温の熱需要を廃棄物焼却熱で満たすことの重要性と、それを実現することを含めて、廃棄物分野の情報技術の活用方法について紹介する。

○ごみ焼却施設におけるAIを活用した運転支援システムの導入とその検証について/川崎重工業㈱/國政瑛大
ごみ焼却炉の燃焼の安定には、自動燃焼制御の高度化に加え、ごみ質急変時の操作がベテラン運転員の経験に依存することなく行える支援システムの充実も必要である。当社はベテラン運転員の手動操作と運転実績データに基づく、AIによる運転操作レコメンドシステムを開発し、2018年8月より松阪市クリーンセンターでシステムの有効性を検証してきた。

○ごみ水分カメラによるごみ質指標検出技術/川崎重工業㈱/岩﨑卓也
燃焼の安定性向上のためには焼却前の工程でピット内のごみ質を均質化することが重要である。当社ではピット内を効率よく撹拌するシステムの開発を進めている。本稿では、そのシステムの要素技術であるごみ水分カメラによるごみ質指標検出技術開発の取り組みについて紹介する。

○廃棄物発電施設における運転計画自動策定システム/川崎重工業㈱/本戸達也
当社では、安定的なごみ処理量を確保し、売電収入を最大化した運転計画を自動で策定するシステム「WtE-SAURS.」を開発し、遠隔監視・支援システムと連携し、運転実績データをフィードバックしてリアルタイムに最適な運転計画の構築を自動的に行うことができるオンライン機能を加えた。本稿では、実際に導入している既設プラントの実績から、オンライン版による運転計画の策定事例を紹介する。

○AI技術を活用したストーカ炉の燃焼安定化/日立造船㈱/山本常平・阪口央紗・西尾美香・佐藤拓朗・古林通孝・片山 武
AI技術を利用した燃焼制御モデルを実炉に導入することにより、安定した燃焼状態を維持しながら、手動操作回数を9割以上削減できた。また、本技術と当社のA.I/TECからの遠隔操炉技術を組み合わせることで、運転員ミニマムの操炉が実現できる。

○ごみ焼却施設における重要機器の予知保全/日立造船㈱/西原智佳子・古林通孝・佐藤 亨・杉本巖生・小林諒平
近年、機器の故障を事前に予知し、適切なタイミングで保全を行う「予知保全」が注目されている。当社では、ごみ焼却施設の重要機器の振動データ解析と、機器の機構・構造連成解析に取り組んでいる。本稿では、これらの取り組みから機器の異常を推定する手法について紹介する。

○画像認識技術を用いた入退場システムのごみ処理設備工事現場への導入事例について/日立造船㈱/宮川拓也
2019年度より『働き方改革関連法案』が施行され、労働時間の短縮のために、現場工事においても業務の効率化が喫緊の課題となっている。本稿では、この課題に対して、今後より精度の高い工事計画を行うため、画像認識技術の一つであるカメレオンコードを用いた入退場システムをごみ焼却施設建設工事現場に導入し、作業員の入出場の記録といったビッグデータの収集を行っている取り組みについて紹介する。また、その他に現場における電子化の今後の展望について紹介する。

○AI技術を活用した焼却炉完全自動運転技術/JFEエンジニアリング㈱/田部史朗
施設の運営事業の無人化に取り組んでいる。その一つとして、焼却炉の自動運転システムを開発し、当社の運営施設で活用している。本稿では、本システムの概要及び導入効果、今後の展望について紹介する。

○プラント運営情報管理システムの活用事例/JFEエンジニアリング㈱/市川史紘・小嶋浩史
廃棄物処理施設で個別管理されていた施設運営と運転管理に関する情報を有効利用するために、当社は2017年度に運営施設や本社の関係者で情報を一元管理できるプラント運営情報管理システム「PAZ-(PlantAto Z)」を開発した。本稿では、そのシステムの概要と活用事例を紹介する。

○ごみの撹拌・供給支援システムの開発/重環オペレーション㈱/後藤善則・金井紀隆・髙橋正孝・櫻井美幸・千葉達典
ごみの撹拌状態を「撹拌回数」、「かさ比重」、「滞留時間」の三要素で数値評価し、ごみを効率よく撹拌・均質化して焼却炉に供給するごみの発熱量のバラツキを小さくすると共に、燃焼の安定化を実現するシステムを開発したので紹介する。

○AI・IoTを活用した自立型ごみ処理プラント/日鉄エンジニアリング㈱/野中壮平
本稿では、当社が独自に構築したリアルタイム現場支援システム「PlantPAD R」や、クラウド操業支援システム「DSクラウド R」を用いて、AI・IoTを活用し、プラント自らが異常の検知や最適な操業判断を行う自立型ごみ処理プラント「Think Plant R」の概要、技術要素及び各技術の取り組み内容について紹介する。

○ごみの受け入れにおける計量業務の自動化について/大阪広域環境施設組合/松田忠芳
大阪広域環境施設組合は、大阪市、八尾市、松原市、守口市で共同して一般廃棄物の処理処分を行うことを目的に設立した一部事務組合で、現在、6焼却工場、1破砕施設、1最終処分場を管理、運営している。工場部門では軽量業務の自動化を進めており、そのシステムの概要を本稿で紹介する。

■特集:多様な進化を続ける流動層燃焼・焼却技術①
○地産地消に貢献する流動層技術/名古屋大学/成瀬一郎
今後、可燃性の廃棄物や地産のバイオマスが有するエネルギーを地域環境に調和させながら持続的に有効利用していくべきことは言うまでもない。本稿では、まさしく廃棄物やバイオマスを貴重な地産地消エネルギー源に変換できる流動層の最新技術について紹介する。

○ごみ焼却における流動床炉のメリット/荏原環境プラント㈱/中嶋 敬
流動床炉は、多様な焼却対象物への適用性、資源リサイクル、ユーティリティ使用量低減、発電量制御などの特長を有している。本稿では、当社が開発した先進的流動床焼却施設を紹介する。

○省電力焼却システムについて/メタウォーター㈱/信田一成・渡邉直人
下水処理施設は社会インフラとして24時間、365日安定して処理を継続することが求められており、その中で環境負荷低減のための温室効果ガス低減や下水道事業運営費低減のための省エネルギー化が求められている。本稿では、社会的なニーズを満たす、当社保有の「省エネルギー型焼却システム」について紹介する。

■製品技術
○人工知能やロボット技術を活用したリサイクル光学選別ソリューションについて/トムラソーティング㈱/白水 敬
○環境に配慮したものつくり 第5回/ソノヤラボ㈱/園家啓嗣
○硝酸呼吸活性汚泥による汚水処理の技術 第5回/環境微生物工房/定家義人・定家多美子
○世界の列車のトイレ 第2回
日本の鉄道(2)/NPO21世紀水倶楽部/清水 洽

■コラム
○似て非なるもの/HST
○北欧における環境保全(後編)/環境工学研究所/星山貫一
○熊野古道・小辺路57km歩き参詣旅日記/惠谷資源循環研究所/惠谷 浩

■製品ガイド
○脱水機

■特集:環境変化に対応した浄水技術の最新動向
○自然条件等の変化が浄水処理に与えている障害と対策に関する研究/(公財)水道技術研究センター/川瀬優治/前澤工業㈱/根本雄一/㈱西原環境/田中宏樹/京都大学/伊藤禎彦/東京大学/滝沢 智
地球温暖化に伴う災害、人口減少による社会条件の変化の中で、重要インフラである水道分野では安全で安定した供給システムの維持が必須になっている。当センターでは、これに対応するため「変化に対応した浄水技術の構築に関する研究(A-Batonsプロジェクト:Aqua-Best-available technology on newsystem(to Next Generation)))」を産官学共同研究として発足し、平成27年10月から平成30年9月までの3ヶ年で活動し、その成果をまとめたので紹介する。

○AIによる運転支援ガイダンスシステム/㈱安川電機/平林和也
本稿では、薬品注入ガイダンスの構築と、予測誤差の評価について紹介する。薬品注入ガイダンスでは、PAC、次亜塩素酸と残留塩素について評価を行った結果、高精度の予測精度を確保することを目的とした。今回実施したようにサーバで機械学習のモデルを作成することで、ノウハウの継承と施設の安定的な維持管理が可能となると考える。

○水道用アクリルアミド非含有高分子凝集剤/水ing㈱/仲田弘明・安永利幸・矢出乃大・森 康輔
水道用の高分子凝集剤には、不純物としてアクリルアミドが含まれることがあり、普及が進んでいるとは言い難い現状にある。しかし、昨今の浄水場の課題を踏まえると、高分子凝集剤は有力な対策ツールになり得る。本稿では、アクリルアミドを含まない水道用高分子凝集剤(アクリルアミド非含有ポリマ)を開発し、凝集沈殿処理における効果を評価したので紹介する。

○オゾン・促進酸化処理システム/メタウォーター㈱/青木未知子
近年、かび臭の発生傾向に変化が見られ、高濃度化、低水温期の発生などの報告がある。オゾン処理と促進酸化処理とを組み合わせたオゾン/促進酸化併用処理型接触池での処理性について霞ヶ浦実原水を対象として評価を行った結果、高濃度かび臭の低減と臭素酸イオンの抑制とを両立できることが示された。

○水温および接触時間と粉末炭のカビ臭処理特性/大阪ガスケミカル㈱/大中洋一
カビ臭の処理方法としては、古くから活性炭による処理が行われており、粒状活性炭や粉末活性炭が使用されている。臭気物質やトリハロメタン前駆物質等の除去を目的とし、着水井などに注入されている粉末活性炭は、粒状活性炭処理と比べて設備面のコストが抑制できるメリットがあるが、いくつかの課題もある。本稿では、品質・原料の異なる様々な粉末活性炭を用いて、水温や接触時間の異なる条件で実施したカビ臭吸着実験の結果を紹介する。

■特集:水環境の分析手法/解析技術の最前線
○三次元励起蛍光スペクトル法で検出される下水特有ピークの由来とその有用性/(国研)国立環境研究所/小松一弘
下水処理場は、河川や湖沼など公共用水域における主要な負荷減として、これまで認識されてきた。また、合流式下水道では、雨天時に未処理の下水が越流することも知られている。そのため、下水処理水や未処理下水が、放流後にどのような広がりをもって拡散していくのか、影響範囲はどの程度なのか、を追跡(トレース)することが求められている。しかし、意外にもそうした追跡を試みた事例は少ない。筆者は、これに蛍光分析が応用できるのではないかと考えた。その経緯について本稿で紹介する。

○ハイパースペクトルカメラを用いた微小マイクロプラスチックの検出/(国研)海洋研究開発機構/金谷有剛・朱 春茂
筆者らは、プラスチック材料が素材ごとに固有の分光反射特性を持つことに着目し、「ハイパースペクトル画像診断」に基づいてマイクロプラスチック類を高速に検出・分類する手法の開発に着手した。その第一段階として、100μmまでの微小なプラスチック粒子を素材別に高速検出することに実験室レベルで成功した。本稿では、その手法と、検出に適したろ過フィルターの選定について紹介する。

○精密質量分析による下水中のPRTR物質の把握/(国研)土木研究所/髙沢麻里・鈴木裕識・山下洋正
筆者らの研究チームでは、スクリーニング技術の一つであるターゲットスクリーニングに着目し、PRTR制度の対象である第一種指定化学物質462種(PRTR物質)について、夾雑物を多く含む下水中における存在実態の把握を目的として分析手法の検討を進めてきた。本稿では、液体クロマトグラフ-エレクトロスプレーイオン化-四重極飛行時間型質量分析計(LCESI-QToF-MS)を用いたターゲットスクリーニング手法について、特にそのデータベースの構築手法開発の取り組みを紹介する。

○国内都市河川における化学物質のスクリーニング/(公財)東京都環境公社/西野貴裕
非常時における化学物質漏洩等を想定して、高速液体クロマトグラフ質量分析計(LC-QTOFMS)のデータベース内に精密質量情報等を登録するとともに、国内主要河川の水質試料を分析することで、その対応力を強化するとともに定量精度の確認を行った。

○LC/MS/MSによる水酸化テトラメチルアンモニウムの測定法検討/福岡県保健環境研究所/古閑豊和
本稿では、半導体製造過程に用いられる水酸化テトラメチルアンモニウムについてLC/MS/MSによる測定法を検討したので、その検討結果や事業場排水試料を用いた実試料測定結果について紹介する。

○化学物質流出事故を想定したLC/MSによる分析の検討について/滋賀県琵琶湖環境科学研究センター/佐貫典子・居川俊弘・田中節彦/宮下康雄・河原 晶・井上 健
事業場等からの化学物質の流失による緊急事故時を想定し、PRTRデータからLC/MSで測定可能な物質19物質を選定して分析条件の検討を実施した。魚類の急性毒性値等から設定した分析目標濃度を満足した測定が可能なことを確認し、環境水分析に適用した。

○マイクロプラスチックへの化学物質の収着と網羅分析による未知汚染物質の探索/㈱島津テクノリサーチ/八十島誠
マイクロプラスチック(MPs)問題は、解決すべき世界的課題となっている。本稿では、PP、PE、PSへの化学物質の収着特性について紹介する。また、水環境で採取されたMPsを網羅分析する事で未知高懸念化学物質の探索を行う方法を検討したので、これを紹介する。

○イオンモニタリングシステムによる浄水処理管理への応用/サーモフィッシャーサイエンティフィック㈱/中西雄一
水質管理においてイオンクロマトグラフィーは、主に陰イオンや陽イオンの定量分析に用いられている。イオンモニタリングシステムは直接系統水の試料採取から測定結果の出力まで行い、リアルタイムに測定結果を取得することによりプラント運用の効率をあげることができる。

■解説
○膜処理技術の最新動向/中央大学/山村 寛

■連載
○静脈物流:ごみ収集・運搬よもやま話
東日本大震災に伴う震災廃棄物の処理(1)/循環物流システム研究所/井上 護
○世界の列車のトイレ 第1回
日本の鉄道(1)/NPO21世紀水倶楽部/清水 洽
○環境に配慮したものつくり 第4回/ソノヤラボ㈱/園家啓嗣
○硝酸呼吸活性汚泥による汚水処理の技術 第4回/環境微生物工房/定家義人・定家多美子

■コラム
○活力ある未来をたぐり寄せよう/HST
■特集:最新の土壌・地下水汚染浄化対技術
○最近の土壌汚染業務の動向/(一社)土壌環境センター/奥津道夫
同センターでは活動の一環として、土壌汚染対策法が施行された平成15年度以降、会員企業を対象として土壌汚染調査・対策事業の受注実態を把握することを目的として、毎年、アンケート調査を実施してきた。本稿では、平成30年度の実態調査結果を紹介する。

○凝集効果が長期間持続する凝集剤による濁水処理技術の紹介/㈱大林組/山崎啓三・黒岩正夫・三浦俊彦/ジェイカムアグリ㈱/小野晃正
土木工事では工事濁水の流出による周辺環境への影響を低減するため、沈砂池による土粒子除去が行われている。本稿では、沈砂池等における土粒子除去を促進するために開発した、有効成分が一定期間ゆっくりと溶解する特長をもつ凝集剤と適用事例を紹介する。

○揮発性有機塩素化合物汚染に対する加温高速浄化システム/㈱竹中工務店/舟川将史・奧田信康・清水孝昭・古川靖英・中島朋宏・山﨑祐二/㈱竹中土木/菅沼優巳
加温高速浄化システムは、CVOC汚染土壌・地下水の浄化期間の短縮を図るため、地盤を約30℃に温める機能と、不均質地盤へ加温浄化材を均一に注入する機能を持ち、浄化期間を短縮するバイオレメディエーションによる原位置浄化システムである。本稿では、システムの概要と実汚染サイトでの実証実験の結果を紹介する。

○寒冷地における複合微生物製剤を利用した油汚染の浄化/三井住友建設㈱/伊藤哲郎
寒冷地(北海道)における、A重油(寒冷地用LSA重油)を対象とした浄化事例について紹介する。利用した複合微生物製剤は「オッペンハイマー・フォーミュラー・テラザイム」であり、主に親油性の好気性菌から構成されている。一般に微生物製剤は、微生物活性の関係から、寒冷地における浄化には不向きと言われてきたが、本施工事例から、寒冷地での適用性が確認された。

○深度別地下水診断を用いた過硫酸塩による原位置浄化の事例紹介/㈱エンバイオ・エンジニアリング/比嘉一葉・尾崎和宏・和知 剛
本事例では、当初設計による浄化工事の施工後、一部の区画において地下水汚染が基準適合することができなかった。そのため、再度深度別の地下水調査の結果から地下水汚染が残存した深度および原因を把握したことで、再施工により地下水基準に適合させることができた。本稿では、事前調査、原位置酸化剤注入、浄化評価および再施工の一連の流れを紹介する。

○環境保全の視点から考える油臭・油膜の対策技術/㈱バイオレンジャーズ/岩橋さおり・鴻野雅一
これからの時代は、環境後進国である日本においても、環境への配慮が求められるはずであり、油汚染対策ガイドラインを意識した「油臭・油膜の除去」を行いながらも、「油そのものに対処」し、「生態系の保全」「周辺環境の保全」「土壌の機能の保護」をできるような油汚染対策技術が必要とされるだろう。そこで当社では、これらを目標とした新しいバイオ製剤(ZeoBio)を開発したので本稿で紹介する。

○鉄粉を用いた土壌汚染対策技術について/DOWAエコシステム㈱/吉 俊輔
鉄粉は、平成29年4月に規制物質として追加されたクロロエチレンや、昨今の社会課題となっている自然由来重金属等による土壌・地下水汚染の浄化に対し、有効な資材の一つである。本稿では、新たな鉄粉の開発動向と浄化処理の適用事例について紹介する。

■特集:膜処理技術の動向
○PVDF製浸漬型中空糸膜モジュールの開発/三菱ケミカル㈱/日根野谷充/三菱ケミカルアクア・ソリューションズ㈱/小林真澄・竹田 哲
大型浄水場への膜ろ過の適用事例が増加に伴い、膜モジュールとしても最適化が進めている。本稿では、新たに開発した高集積型PVDF製浸漬型中空糸膜モジュールについて、大型浄水場の原水を用いた実証実験、並びに浄水場への導入状況について紹介する。

○三酢酸セルロース製中空糸型FO膜モジュール/東洋紡㈱/三浦佑己・安川政宏
正浸透(Forward Osmosis:FO)法は、半透膜を介して、供給側の低浸透圧溶液と高浸透圧溶液の2種類の液の濃度差による浸透圧差を駆動力として利用する膜分離法であり、圧力を加えることなく自発的に水を透過させるプロセスである。FO膜法は、高水流束、高回収率、低ランニングコスト、省電力等の観点から大きく注目されており、正浸透現象を利用した、浸透圧発電、海水淡水化、廃水処理、果汁濃縮等、多様な分野での利用が提案されている。本稿では、当社が開発している三酢酸セルロース製中空糸型FO膜モジュールを紹介する。

■特集:雨水対策の最新動向2
○雨天時にも活用できる超高効率固液分離システム/メタウォーター㈱/宮田 篤
本稿では、下水道革新的技術実証事業(B-DASH事業)として、国土交通省国土技術政策総合研究所からメタウォーター・日本下水道事業団共同研究体が委託を受けた「超高効率固液分離技術を用いたエネルギーマネジメントシステム技術実証研究」を基にした技術概要、事例を紹介する。

○集中豪雨を想定した沈砂池機械の性能検証/水ingエンジニアリング㈱/出本卓也・稲葉勝則
近年、全国の降水量は大幅に増加しており、合流式や老朽化した分流式下水道設備において、沈砂池に多量の砂が流入することが予想される。また老朽施設が増加する中、部分的な下水処理機械の更新が多く、部分更新でも多量の沈砂流入に対応できる機械が求められる。本稿では、多量の砂、大型の流入物が流入することを想定したノズル式集砂装置、配管輸送式揚砂装置の機能向上を検証した結果を紹介する。

○平成30年7月豪雨の災害復旧を踏まえた官民連携のあり方/㈱東京設計事務所/中野隆志・坂本 勇
本稿では、平成30年7月豪雨の災害復旧事例を踏まえ、そこから得られた知見を基に、自然災害に対するICT技術の活用と今後の官民連携のあり方について紹介する。

■製品技術
○EZシリーズから見るインライン水質測定技術/㈱ハック・ウルトラ/岡田政嗣
○上下水道事業者向けクラウド監視サービス/メタウォーター㈱/古屋勇治
○微生物分解による部品洗浄台「バイオサークル」/エンバイロ・ビジョン㈱/豊岡正志

■連載
○下水汚泥処理施設のプラント化への挑戦
技術者の誇り(連載を書き終えて)/NPO21世紀水倶楽部/清水 洽
○環境に配慮したものつくり 第3回/ソノヤラボ㈱/園家啓嗣
○硝酸呼吸活性汚泥による汚水処理の技術 第3回/環境微生物工房/定家義人・定家多美子

■研究所紹介
○R&Dセンター/月島機械㈱/鈴木健治

■コラム
○新しい時代に期待/HST

■特集:下水道における技術動向
○監視診断システムKSISと膜分離活性汚泥法MBR/㈱クボタ/都築佑子・宮川幸治
当社が取り組んでいる、ICTを用いたソリューションシステムKSIS、施設に設置する通信端末装置からの情報を専用IoTネットワークで繋ぎ、クラウドサーバに集約する共通プラットフォームと、大阪市浜中下水処理場に採用される膜分離活性汚泥法(MBR)について紹介する。

○耐硫酸性樹脂チェーンフライト式汚泥かき寄せ機/住友重機械エンバイロメント㈱/柄澤俊康
巨大地震や首都直下型地震等に対応するため、耐硫酸性樹脂を用いた新しいチェーンフライト式汚泥かき寄せ機「SRノッチ」を開発し、昨年度下水道新技術機構による建設技術審査証明(建技審)を所得した。建技審で確認した内容をについて紹介する。

○省エネ下水道機器・装置/三機工業㈱/阿部 聡
世界トツプクラスの省エネを実現し、今まさに納入事例が増えつつある脱水機「SANDECG3」、従来型の特長を有しながらもさらなる省エネを実現した「エロウィングⅡ」、流入水量の減少に合わせたダウンサイジング可能な水処理技術「DHS法」、そして省エネ及び温室効果ガス削減にも大きく貢献できる「過給式流動焼却炉」の四つ技術を中心に紹介する。

○持続可能な開発目標の実現のために/月島機械㈱/中村友二・澤原大道・後藤秀徳/月島テクノメンテサービス㈱/日諸銀之輔
当社は、計画から設計、建設、運転管理さらに、保守保全まで、下水処理施設の水のトータルマネージメントとして取り組んでいる、水処理・汚泥処理のパイオニアである。本稿では、培った保有技術と最新の技術開発で水処理施設の新たな提案や環境負荷の低減を実現するコア製品を紹介する。

○データ駆動型モデリング技術による下水処理のモデル化/横河ソリューションサービス㈱/田中克知
プラントの運転実績データから設備モデルを自動的に作成できるデータ駆動型のプラント最適化モデリング技術(DDMO:Data Driven Modeling forOptimization)を開発し下水処理に適用した。これにより、簡易的なモデルで処理水質と消費エネルギーの二軸を最適値にコントロールすることが可能となった。

○大口径管きょ無人化清掃の効率化に向けて/管清工業㈱/内海克哉
管内に作業員が入ることなく地上で映像を確認しながら堆積物を粉砕・吸引・搬出できる大口径管清掃技術として、「グランド・スウィーパー」を開発運用している。本稿では、本技術の現場での活用事例及び作業効率化に向けた取り組みについて紹介する。

■特集:雨水対策の最新動向①
○降雨情報と実測水位に基づく管きょ内水位の予測に関する一考察/(公財)日本下水道新技術機構/大内 洋・北村隆光・吉野文雄
水防活動やポンプ施設の運転支援などへの活用を視野に入れたソフト対策の一つとして、管きょ内水位とレーダー雨量の観測・蓄積情報を統計的に解析することで、最大1時間先までの管きょ内水位を予測することが可能な「管きょ内水位把握システム」について、熊本市、㈱明電舎とともに実施した共同研究を紹介する。

○横浜市における水位モニタリングシステム/横浜市環境創造局/木村英一
既存ストックを有効活用した浸水被害の軽減の観点から、既存雨水貯蔵施設に水位計を設置し、水位モニタリングを行った取り組みを紹介する。

○雨水滞水池の最大限有効活用に関する検討/川崎市上下水道局/成澤貴大
本市入江処理区に設置されている雨水滞水池は、ゲリラ豪雨や台風のような短期間・局地的大雨の雨水の一時貯留により浸水被害防除、水質改善を図るため非常に重要な施設である。本稿では、雨水滞水池の機能を最大限に有効活用するため、合流式である利点を活かした新たな施設運転方法の検討及び評価を紹介する。

○人工知能を用いた雨水幹線およびポンプ場流入渠の水位予測システムの構築と検証/㈱NJS/田辺隆雄
雨水貯留機能を有する雨水幹線とその雨水ポンプ場流入渠水位予測システムを構築し、予測結果の検証と、次に降雨のパターに着目して類似パターンのみで学習することで予測精度の向上を試みた検証を紹介する。

○下水管路におけるIoT活用の取り組み/㈱明電舎/中島満浩
下水管路においてマンホールアンテナをはじめとするIoTデバイスを基軸とする都市型水害リアルタイム監視サービスの提供を2016年に開始した。本サービスは、的確な水防活動や避難活動等に必要な情報を提供し、浸水対策におけるソフト面を情報支援するツールである。

■解説
○もったいない食品ロス/惠谷資源循環研究所/惠谷 浩
国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が2019年8月に公表した気候変動と土地特別報告書によると、世界で生産された食料の25 ~ 30%もが破棄され、これに伴う温暖化ガスの排出量は全体の8~10%を占める。廃棄には処分場への輸送や、焼却するときにエネルギーが必要なためである。本稿では、食品ロス削減のための役割と行動を紹介する。

■連載
○静脈物流:ごみ収集・運搬よもやま話24
○21世紀を目指した都市廃棄物カプセル輸送システム/循環物流システム研究所/井上 護
○下水汚泥処理設備のプラント化への挑戦21(最終回)
第8次下水道整備5ヶ年計画時代/NPO21世紀水倶楽部/清水 洽
○環境に配慮したものつくり 第2回/ソノヤラボ㈱/園家啓嗣
○硝酸呼吸活性汚泥による汚水処理の技術 第2回/環境微生物工房/定家義人・定家多美子

■コラム
○その後いかがお過ごしですか?/HST
○イギリスにおける水環境の保全状況(前編)/環境工学研究所/星山貫一

■特集:省エネ型汚泥処理技術の最新動向
○汚泥処理施設全体のエネルギー消費量に関する調査/国土技術政策総合研究所/佐藤拓哉
処理場全体のエネルギー消費量を縮減するための検討準備として、汚泥処理施設における汚泥投入量とエネルギー消費量の関係を調査した。本稿では、その関係式を紹介し、今後の課題を考察する。

○脱水における下水汚泥由来繊維の活用/㈱石垣/玉内亮介・末次康隆・山下 学
脱水性能は汚泥中の繊維状物含有量が多いほど高いため、下水中に含まれる繊維状物を回収して脱水に活用する「プラチナシステム」を開発した。本稿では、下水汚泥中の繊維状物、繊維状物回収性能、脱水ケーキ含水率低減効果の調査結果と、導入効果試算例を紹介する。

○直胴型遠心脱水機(低動力モデル)の各種汚泥への適用事例/㈱クボタ/名越収二郎
本稿では、近年の省エネルギー化ニーズの高まりに応えるべく、低含水率性能はそのままに、従来の直胴型遠心脱水機と比較して30%以上の消費電力削減を実現した低動力直胴型遠心脱水機(低動力モデル)の各種汚泥への適用事例について紹介する。

○省エネ型遠心脱水機の稼働状況報告/三機工業㈱/半田大介・賀籠六淳一/東京都下水道局/石原敬之
東京都下水道局では温室効果ガス排出削減のための施策の一つとして、高温省エネ型焼却炉と低含水率脱水機で構成するシステムの導入を進めている。低含水率型脱水機とは、公募型共同研究で実施した「汚泥炭化施設等におけるエネルギー効率向上のための低含水率脱水技術の開発」または「汚泥処理施設に適用する省エネ型遠心脱水技術の実証研究」で性能確認が行われたものである。本稿では、実証研究を実施した省エネ型脱水機の事後検証を行い、その省エネ性を確認したので紹介する。

○高濃度対応型ろ過濃縮機/月島機械㈱/澤原大道
高濃度対応型ろ過濃縮機を用いた実証試験を実施し、薬注率と固形物(SS)回収率の関係を明らかにするとともに、初沈汚泥濃縮用途だけでなく、余剰汚泥濃縮のバックアップとして適用可能であることが確認された。

○高効率多重円板型汚泥脱水機/㈱鶴見製作所/赤井香友
各種産業工場、下水処理場などで発生する、低濃度かつ大容量の汚泥脱水に対応した脱水処理装置「高効率多重円板型脱水機HJD型」を発売した。同機の概要、特徴、事例、性能検証について本稿で紹介する。

○回転加圧脱水機Ⅲ型の開発/巴工業㈱/武市嘉高
回転加圧脱水機Ⅰ型は下水汚泥用の脱水機として広く使用されており、よりコンパクト化、軽量化された回転加圧脱水機Ⅱ型が開発・実用化され、更に採用が進んでいる。この度、Ⅱ型に電気浸透機能、ポリ鉄後添加機能(機内二液調質機能)を付加し、脱水性を向上させた回転加圧脱水機Ⅲ型を日本下水道事業団様との共同研究で新規に開発した。本稿では、Ⅲ型の特徴、処理性能について紹介する。

○凝集前濃縮装置を用いた濃縮-脱水一体運転/メタウォーター㈱/丹 雅史・渡邉 敦・松本修一
新規の凝集前濃縮装置と既存脱水機を組み合わせる濃縮-脱水一体システムにより、下水処理工程より発生する汚泥を対象とした脱水性能を向上することを検討した。本稿では、既存脱水機として高効率回転加圧脱水機を対象に実施した実証試験結果について紹介する。

■特集:嫌気性処理技術
○多分野連携・嫌気性消化による排水からの資源・エネルギー循環/京都大学/日高 平
本稿では、含水率の高い廃棄物系バイオマス(生物資源)から、メタンガスを回収しエネルギー源として活用しうる嫌気性消化技術について、排水処理に関連する多分野との連携への期待を紹介する。

○ABR-DHSシステムを用いた染色廃水処理プロセスの開発/長岡技術科学大学/渡利高大・幡本将史・山口隆司
本稿では、スポンジを微生物保持担体として用いる好気性処理プロセスDownflow Hanging Sponge(DHS)リアクターを用いた国内の工場から排出される染色廃水を対象とした処理システムの開発と嫌気性処理プロセスであるAnaerobic Baffled Reactor(ABR)とDHSリアクターを用いた開発途上国向けの染色廃水処理システムの開発について紹介する。

○下水汚泥の高濃度・高温嫌気性消化/福井工業大学/髙島正信
地域内廃棄物系バイオマスの集約化等には、高濃度消化や高温消化が有効な手段となりうる。筆者は、下水汚泥の固形物濃度(TS)をおよそ10%あるいはそれ以上に高めたときの高濃度嫌気性消化をまず中温で検討し、アンモニア濃度制御の方法としてアンモニアストリッピングを適用している。本稿では、流入TS約10%における高濃度・高温消化の結果を中心に紹介する。

○稲わらと下水汚泥の混合メタン発酵処理システム/公立鳥取環境大学/戸苅丈仁/㈱バイオガスラボ 三崎岳郎/明和工業㈱/清水浩之/金沢大学/池本良子
著者らは、バイオマス資源としての稲わらに着目、稲わらを下水処理場に集約し、下水汚泥と混合メタン発酵を行うシステムを想定して検討を行った。発生残渣に稲わら由来の成分が多く含まれることで、下水汚泥の肥料としての質も向上するのではないかと考え、収集・運搬・管理から肥料利用までを含めて実現の可能性を検討した。本稿では、その内容を紹介する。

○電子産業廃水処理における省・創エネルギー化/徳山工業高等専門学校/段下剛志/(国研)国立環境研究所/珠坪一晃
本研究では、成長著しい電子産業分野において排出される有機化学物質を主成分とする廃水に対し、処理温度18.19℃の常温メタン発酵処理の適用を試みた。本稿では、連続処理運転による性能評価と、技術導入によるエネルギー消費削減効果の簡易試算を行い、エンド・オブ・パイプ技術である廃水処理の観点から環境への負荷低減に貢献できる可能性を紹介する。

○神戸市東灘処理場における消化ガス増量事例/神戸市建設局 東水環境センター/児玉かんな
神戸市東灘処理場では、消化ガス増量を目的として好適バイオマスと下水汚泥との混合消化を行っている。今回、処理場の消化状況を整理することにより好適バイオマス量に応じた下水汚泥の消化促進が確認され、混合消化のシナジー(相乗)効果が示唆された。

○嫌気性アンモニア酸化による有機性排水処理/水ingエンジニアリング㈱/松林未理・新庄尚史・葛 甬生/水ing㈱/楠本勝子
BOD/T-N比が1.5.2.0となる有機性排水に対して、従属脱窒素とDENIMOX .(亜硝酸化+嫌気性アンモニア酸化)を組み合わせた処理システムを考案した。本処理システムの効果を検討するため、合成廃水を用いた連続処理試験を行い、有効性を確認した。

■解説
○「半導体の熱活性」法による“NOxの酸化(電子引き抜き)分解”/信州大学/水口 仁・金子正彦・高橋宏雄
○海洋汚染マイクロプラスチックの削減策/惠谷資源循環研究所/惠谷 浩

■シリーズ
○フィールド・レポート
○千葉大学大学院野村昌史教授に虫の話を聞く/T.Tech.Office/田村真紀夫

■連載
○硝酸呼吸活性汚泥による汚水処理の技術 第1回/環境微生物工房/定家義人・定家多美子
○環境に配慮したものつくり 第1回/ソノヤラボ㈱/園家啓嗣

■コラム
○イノベーションは万能か?/HST

■製品ガイド
○蛍光X線分析装置
■特集:新しい生物処理の開発動向
○新たな生物反応を用いた水処理技術の下水処理への適用/日本下水道事業団/橋本敏一
本稿では、当事業団が過年度に実施した、省エネ化や創エネ化、省コスト化などの効果が期待できる新たな生物反応を用いた水処理技術に関する文献調査による抽出・選定(平成29年度調査)、ならびに、アンケート調査による国内の研究開発動向および技術水準などの把握(平成30年度調査)について、調査結果を紹介する。

○下水から高効率にエネルギーを取り出すハイレート活性汚泥法の基礎的調査/(国研)土木研究所/桜井健介・重村浩之
著者らは、平成30年度より、下水から高効率にエネルギーを取り出すことができるハイレート活性汚泥法の確立を目指して研究に着手したところである。まず、常温および低水温における導入可能性の検討のため、ラボスケールの実験装置を用いて、実下水を連続的に処理し、有機物回収に関する基礎的な調査を行った。本稿では、その調査の一部を紹介する。

○微生物燃料電池による下水発電の実力とその可能性/岐阜大学/市橋 修・林 知佳・廣岡佳弥子
微生物燃料電池は、電極に電子を渡す能力を有する特殊な微生物を利用して、有機物の浄化と同時に発電を行う新しい廃水処理技術である。本稿では、微生物燃料電池の有機物除去および発電の能力について、下水処理での実験例を中心に紹介する。

○高率窒素除去MBRの基礎研究と今後の展望/㈱クボタ/矢次壮一郎
当社では現在、「多槽循環式硝化脱窒型MBR」の開発を進めている。下水処理場で実下水を用いたパイロットプラントによる実証実験の結果、薬品や有機源の添加を実施することなく90%前後の窒素除去性能が確認できた。また、多段ステップMBRに比べ省コスト・省エネ・省スペースとなる可能性が示唆された。本稿では、実験の概要と、技術の適用方法、今後の取り組みについて紹介する。

○下水処理水中の微量化学物質の生物学的除去/㈱西原環境/中村知弥/(国研)土木研究所/對馬育夫
当社と土木研究所は下水二次処理水中に残存する医薬品等の微量化学物質の高度処理を目的として、スポンジ状担体を用いた除去実験の共同研究を行ってきた。そのなかで、下水二次処理水を用いた高度処理実験でアジスロマイシン(AZM)やクラリスロマイシン(CAM)といった抗生物質や、抗菌剤のトリクロサン(TCS)の除去効果に対する担体や運転条件の影響を検討するとともに、担体微生物の菌叢解析を行ったので、その結果について紹介する。

○微生物燃料電池を利用した下水処理システムの評価/日本工営㈱/麦田 藍・飯田和輝・松原弘和・井藤元暢/名古屋工業大学/吉田奈央子
微生物燃料電池(MFC)は、下水中に存在する有機物の除去と同時に電気エネルギーの回収が可能であり、曝気に係る電力量および余剰汚泥量の低減が期待される技術である。本稿では、MFCの原理や本研究で用いるMFCの特徴を解説するとともに、MFCの運転条件を変更した際の導入効果の比較結果を紹介する。

■特集:ごみ焼却施設の高効率発電・熱利用はどこまで行くか?
○新たなステージを迎えた高温高効率廃棄物発電/公共投資ジャーナル社/吉葉正行
本稿では、高温高圧化方式による高効率廃棄物発電に関する歴史的経緯を再検証し、ここでの主要技術課題であったボイラ3次過熱器管(スーパーヒータ)における高温腐食問題と対策、そして今後の新技術動向ならびに政策課題などについて、私見を交えながら紹介する。

○廃棄物焼却炉ボイラの高効率化に向けた新クリーニング技術/JFEエンジニアリング㈱/武山陽平
廃棄物焼却炉ボイラの高効率化にあたって、ボイラクリーニング技術は重要な技術である。本稿では、当社が開発し実機への適用に取り組んでいる、「水噴射クリーニング装置」と「圧力波クリーニング装置」の概要および適用事例について紹介する。

○小規模焼却施設の稼働時購入電力ゼロ実現/㈱荏原製作所/井原貴行
当社が運営する稲葉クリーンセンターは南信州広域連合における1市3町9村のごみ処理を行っている。景観に配慮した和風の建築デザインで、災害時一時避難所の機能も有し、93t/日(46.5t/24h×2炉)という施設規模で、1炉運転時購入電力ゼロでの運転を実現した。本稿では、これらの取り組みと今後の展望について紹介する。

○廃棄物発電ボイラの更なる高効率化に向けた腐食抑制技術/川崎重工業㈱/田中宏史
廃棄物発電ボイラの高温化には過熱器管の高温腐食による維持管理費の増大が課題となる。本稿では、高温ボイラのライフサイクルコスト(LCC)の低減に向け、当社の保有する腐食抑制技術である腐食センサ、腐食抑制材、圧力波式スートブローの概要について紹介する。

○ナノファイバー/ナノカーボン複合膜による溶存有機物の吸着除去/名古屋大学/向井康人
近年、ナノファイバーが世界的に脚光を浴び、さまざまな製造技術や機能化技術が創出され、確立されている。環境分野においても、実用化に向けた応用研究が急速に進められている。本稿では、加熱融着法で製造したナノファイバー/ナノカーボン複合膜による溶存有機物の吸着除去について紹介する。

○浄水過程におけるイオン状シリカ共存下におけるPAC凝集効果/九州大学/広城吉成
本稿では、微生物代謝物のモデル物質を用いて、その膜ファウリング特性を評価し、試料中の成分の組成比や溶液環境が濾過抵抗の増大にどのような影響を及ぼすのかを検討した取り組みについて紹介する。

○微生物代謝物による膜ファウリング現象/名古屋大学/片桐誠之
本稿では、排水処理設備が抱えるさまざまな課題を解決し、省エネ、能力アップ、汚泥削減、薬品削減、ランニングコストの低減化を、既設への後付けで実現できる「オーザック排水処理システム」を紹介する。

■水処理分野
○ファインバブルを応用した排水処理技術/エンバイロ・ビジョン㈱/豊岡正志
排水処理設備が抱えるさまざまな課題を解決し、省エネ、能力アップ、汚泥削減、薬品削減、ランニングコストの低減化を、既設への後付けで実現できる「オーザック排水処理システム」を紹介する。

■シリーズ
○フィールド・レポート
○太平洋のイワシ、その遙かな旅路を探る/T.Tech.Office/田村真紀夫

■連載
○静脈物流:ごみ収集・運搬よもやま話
1964東京オリンピック・ごみ収集の清掃革命/循環物流システム研究所/井上 護
○下水汚泥処理施設のプラント化への挑戦20
第8次下水道整備5ヶ年計画時代/NPO21世紀水倶楽部 清水 洽

■コラム
○いまさらですが、ラグビーの話/HST
○フランスにおける環境保全/環境工学研究所/星山貫一
○水道水はどこから来る?使った水はどこへ行く?/下水道広報プラットホーム 荒井 健

■製品ガイド
○濁度計・SS計
■特集:CO2資源化・再利用技術の動向
○カーボンリサイクルの実現に向けて/経済産業省
CO2を資源として捉え、これを分離・回収し、燃料や原料として再利用するカーボンリサイクルは、世界のエネルギーアクセス改善と脱炭素社会の実現という、世界規模の二つの大きな課題への対応を真に両立させるためのイノベーションとして期待されている。

○地球温暖化対策としてのCCUS(CO2回収・有効利用・貯留)について/環境省/日坂 仁
本稿では、気候変動を巡る情勢等を概説するとともに、これらの課題解決に向けた脱炭素・循環型社会の構築に向けた環境省の取組みを中心に紹介する。

○CO2の有効利用技術の動向と展望/東京理科大学/本田正義・杉本 裕
近年の資源・エネルギー・環境問題への懸念から、二酸化炭素(CO2)の削減が急務となっている。本稿では、工業的あるいは実験室レベルで行われている様々なCO2有効利用技術のうち、特に化学反応によって有用な化合物を合成するものを中心に、最近の動向を紹介する。

○CO2固定化・有効利用技術の概要/(公財)地球環境産業技術研究機構/山田秀尚
地球温暖化対策は、気候変動による悪影響を軽減するように調整する「適応策」と、温室効果ガス排出に伴う大気中濃度上昇を抑制する「緩和策」に大別することができる。CO2固定化・有効利用は、温室効果ガスCO2の濃度を抑制する緩和策の一つである。本稿では、CO2固定化・有効利用の要素技術を概観し、地球温暖化緩和技術としてのCCUS技術開発の重要性について紹介する。

○二酸化炭素からの炭酸エステルおよびウレタン類の合成/(国研)産業技術総合研究所/崔 準哲・深谷訓久
CO2は魅力的な有機合成の原料と考えられているが、原料として利用する場合、熱力学的に安定で反応性が低いことが問題になる。この問題の解決策としては、高エネルギー化合物である水素、アセチレン、小員環化合物、有機金属化合物などをCO2と反応させるか、生成物として低エネルギー(高酸化状態)化合物を選択することがあげられる。炭酸エステルおよびウレタン類は、後者の観点からCO2を原料として利用する反応のターゲットとして有望である。本稿では、CO2を原料とする炭酸エステルおよびウレタン類の合成についての研究成果を紹介する。

○地中貯留CO2の資源化・再利用技術/(国研)産業技術総合研究所/前田治男
CO2の資源化・再利用化手法として、CCSにより地中に隔離貯留されたCO2を微生物反応によりメタンに変換し、有用資源として再利用する技術の構築を目指している。本稿では、油田に常在する微生物を利用した実験研究の成果、ならびに同技術の国内外油田での利用可能性について紹介する。

○人工光合成に関する国内外の技術動向とNEDOの技術開発の取り組み/(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構/山本祥史・佐川雅一
本稿では、当機構の「二酸化炭素原料化基幹化学品製造プロセス技術開発」(人工光合成プロジェクト)取り組みについて紹介する。ソーラー水素と二酸化炭素から化学品製造プロセス技術開発に関するプロジェクトである。

○大気中低濃度CO2活用を志向した回収・合成技術/神戸学院大学/稲垣冬彦
大気中CO2は400ppmと非常に低濃度だが、換言すれば地球上どこででも手に入れることのできる炭素資源と捉えることができる。筆者は、大気中低濃度CO2活用を志向し、これまでに選択的CO2吸収・放出剤や、エネルギーフリーでのCO2をC1ユニットとして活用した合成技術を開発してきた。本稿では、これら一連の技術を紹介する。

○CO2を原料とする高効率合成ガス製造触媒(CT-CO2ARTM)/千代田化工建設㈱/神田剛紀
当社が開発/商業化した新規合成ガス製造触媒(CT-CO2 ARTM触媒)は、従来触媒と比較して少ないCO2とスチームで合成ガスを製造することが可能である。これにより幅広いH2/CO比の合成ガスを従来触媒と比較して効率良く製造可能であり、CO2排出量の削減に寄与することが可能である。

○温室効果ガスの排出削減に向けたCO2の有価物への転換技術/㈱IHI/鎌田博之
CO2の排出量を低減するためには、CO2の発生量を抑制する方法と、発生したCO2を回収して管理できる状態で保管、再利用する方法が挙げられる。今後、CO2の回収・再資源化を促進するには、CO2を様々な有価物に効率良く転換するカーボンリサイクル技術が必要となってくる。本稿では、当社が取り組んでいるカーボンリサイクル技術としてCO2の燃料化および化学原料化向けの新プロセスおよびその触媒について紹介する。

■特集:し尿・浄化槽汚泥処理及び汚泥再生処理の現状と動向
○し尿処理・汚泥再生処理の変遷と今後の行方/(一財)日本環境衛生センター/松田圭二
現在、少子高齢化・人口減少社会の到来をはじめとして、し尿処理・汚泥再生処理を取り巻く状況は大きく変化してきている。本稿では、し尿処理・汚泥再生処理の技術史的変遷と取り巻く現状を整理し、今後の方向性や在り方について、検討を試みたい。

○群馬県におけるし尿処理施設の広域化・集約化について/群馬県森林環境部環境局
当県は、平成29年3月に「群馬県一般廃棄物処理施設広域化マスタープラン」を策定し、一般廃棄物処理施設の広域化・集約化を進めている。本稿では、このマスタープランの内容を中心に、群馬県内のし尿処理施設における広域化・集約化の現状と今後の方針について紹介する。

○土壌微生物を活用したし尿処理の事例/クボタ環境サービス㈱/城野晃志・山本哲也・安部 剛
本稿では、土壌微生物を活用したし尿処理方法であるASBシステムについて、(一財)日本環境衛生センターの廃棄物処理技術検証事業として実証試験を行った結果と、本実証試験直前に発生した東日本大震災からの復旧で、し尿処理施設が担った役割について紹介する。

○し尿処理場からのリン回収技術/水ingエンジニアリング㈱/唯木嘉行・山本修司
リンは肥料として広く使用されているが、国内で消費する全量を輸入に頼っているため、下水やし尿などの排水からリンを回収する技術は、資源確保の観点から注目を集めている。当社ではリン回収設備にMAP法を採用し、また回収前段の前凝集分離(固液分離)に直接脱水設備(バリュースラッジシステム)を利用したPデニライトシステムを開発したので、本稿で紹介する。

○し尿処理への活性汚泥モデルの適用/水ingAM㈱/本間康弘
本稿では、流入水について易分解性有機物と遅分解性有機物との有機物分画を行うことでし尿処理へのASM適用について検討、さらに、し尿処理の実施設へのアンモニアセンサー設置によるASM適用検証試験について紹介する。

■解説
○熱分解GC/MSを用いた水中マイクロプラスチックの分析/大阪産業大学/谷口省吾
○下水及び下水処理水中の微細マイクロプラスチックの測定技術と調査事例/千葉工業大学/亀田 豊

■コラム
○今年は2020年/HST
○熊野三山古道56km歩き参詣旅日記/惠谷資源循環研究所/惠谷 浩

■製品ガイド
○脱水機/編集部
■特集:ごみ焼却施設におけるAI/IoT活用の進展
○ごみ処理システムにおけるAI・IoTの導入可能性/早稲田大学/小野田弘士
本稿では、筆者らによるAI・IoTのこれまでの取り組みを要約したうえで、ごみ処理システムにおけるAI・IoTの導入可能性を事例・経験則に基づき紹介する。また、AI・IoTに関する取り組みの社会実装を進めるにあたって、必要な視点を総括として提示する。

○ごみ性状を把握するAIの活用によるごみ焼却施設の運転業務の省力化/荏原環境プラント㈱/町田隼也
当社では、「運転員の眼」の代替として、ディープラーニングを用いたごみ性状を把握するAIを開発した。そして、AIの出力をクレーン制御へ組み込んだ自動クレーンシステムを構築した。本稿では、このAIを搭載した自動クレーンシステムの実用性や省力化への寄与について、AIの精度検証や実証実験の結果を交えて紹介する。

○人工知能(AI)を活用した運転支援システムの開発/川崎重工業㈱/國政瑛大
当社はごみ焼却施設の運営で必要となる多岐にわたる業務について、最新ICTを活用した運転支援システムの開発に取り組んでいる。Smart WtE Operation®構想に掲げる運転計画策定システム(WtE-SAURS®)や自動燃焼制御技術(Smart-ACC®)、AI活用の運転支援システム、ピット・クレーン最適運用システムが相互に連携・連動することで新たなステージの運転支援システムの構築を推し進めている。なお、当社のAI活用の運転支援システムは、焼却炉の運転において実施される手動介入操作をAI学習の適用範囲とし、最適な操作として運転員にレコメンド出力するシステムとして開発したものである。

○ビッグデータ解析を用いた主蒸気流量変動予測技術/川崎重工業㈱/南 亮輔
当社はごみや運転ノウハウを「見える化」することで、処理施設の効率的な運用を実現するSmart WtE Operation®構想を掲げており、その一環として、オンサイト(実際の施設現場)の高度な自動燃焼制御を実現する当社独自のSmartACC®の高度化と、オフサイト(神戸工場内のサポートセンター)でのベテラン運転員の高度な状況判断と的確な手動介入操作をレコメンドするAI活用の運転支援システムの開発を進めている。本稿では、高度な自動燃焼制御を実現するSmart ACC®の要素技術の一つである入熱量予測技術の取り組みについて紹介する。

○ごみ処理施設の遠隔監視・支援システムの運用事例/川崎重工業㈱/本村 聖
当社ではゴミ処理施設での高度化する運転要求を満足するために1990年代に開発した遠隔診断支援装置をベースに設計した遠隔監視・支援システム(KEEPER)を自社神戸工場内の設計部門とアフターサービス部門が在籍するフロアに設置したサポートセンターで運用中であり、現場同様の運転データに基づきベテラン運転員やエンジニアにより運転状況の確認・診断を行っている。本稿では、KEEPER と、その他運営をサポートするアイテムについて紹介する。

○流動床式ガス化溶融炉における運転支援技術/㈱神鋼環境ソリューション/植浦大樹・伊藤 正・砂田浩史/㈱神戸製鋼所/尾崎圭太・浜元和久
画像解析を用いて溶融炉内のクリンカ堆積値を計測する実機検証を行い、稼働中に定量的な計測が可能であることを確認した。また運転員の監視負荷軽減を目的に、出滓口の開口率を定量化するシステムを開発し、人間の目視評価と比較して平均誤差-6.5%の結果を得た。

○ガス化溶融炉における排ガスCO、NOx制御技術/㈱神鋼環境ソリューション/渡邉 圭・眞野文宏・伊藤 正/㈱神戸製鋼所/江口 徹
流動床式ガス化溶融炉は、ごみのガス化、燃焼、溶融処理を一貫して行うプロセスであり、ごみの量的・質的変化によって運転状態は動的に変化する。この変化に対応するため、時に運転員の手動介入を必要とするが、著者らは2016年度に排ガスCO、NOx対応に関わる運転員作業を自動化する技術を開発し、商用プラントにてその効果を実証した。今般、本開発技術を他施設へ横展開するにあたり、更なる機能改良を図った。本稿では、その概要と実機における試験結果を紹介する。

○AI・IoTを活用したスマートなごみ処理プラント/日鉄エンジニアリング㈱/富岡修一
近年、ごみ処理施設の運営において、慢性的な人材不足や、環境規制厳格化への対応に伴う操業技術の高度化ニーズなどにより、操業・保守支援の必要性が益々高まっている。当社でも、これまで独自の遠隔監視システムにより、操業会社本社からの遠隔監視・支援を行うことで、効果を発揮してきた。さらに現在では、ビッグデータ・AIを活用し、プラント自らが異常の検知や最適な操業判断を行うスマートなごみ処理プラント「Think Plant®」の実現に取り組んでおり、本稿ではその内容について紹介する。

○ICTを活用した最適運転管理システムの開発/日立造船㈱/近藤 守
当社では、将来的な運転員不足に備えて、人工知能(AI)を含むICTを活用し、少人数の運転で現状レベル以上の安定運転と性能確保が可能な最適運転管理システムの開発を始めている。最適運転管理システムは、「運転支援システム」と「遠隔監視システム」で構成されており、本稿では、「運転支援システム」のAIによる燃焼変動予測、ごみピット三次元マップおよびIT保全について、開発の現状を紹介する。

○廃棄物処理施設でのIoTの活用とAI・ビッグデータ分析による運転支援/JFEエンジニアリグ㈱/小嶋浩史
当社は2003年より横浜本社から廃棄物処理施設の監視制御装置のリモートメンテナンスサービスを開始。2014年9月にはリモートサービスセンターを設立し、IoTによって、全国の施設を遠隔から支援する「JFEハイパーリモート」を運営事業に活かしている。そして、2018年3月からは、機能を強化したグローバルリモートセンターに移行。本稿では、同センターからの遠隔支援について紹介すると共に、IoT、AI、データ分析技術を活用した焼却炉の自動運転への取り組みについて紹介する。

■特集:下水道における新技術開発の動向
○B-DASHプロジェクトの現状と今後の展望/国土交通省/村岡正季
下水道施設の老朽化、携わる職員数の減少、頻発する集中豪雨に対する浸水対策など下水道管理者は様々な課題を抱えている。その解決策の一つとして、新技術の開発と普及が重要になるが、信頼性の高い下水道維持という観点から、新技術の採用や普及が速やかにいかないことがある。そこで、国が主体となり、技術的な検証とガイドライン作成を行い、新技術の全国展開を図っていくことを目的として、平成23年度より「下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)」を実施している。

○小規模下水処理場へのDHSシステムの導入効果/三機工業㈱/長野晃弘・松本祐典
DHSシステムとは、「最初沈殿池」とスポンジ状担体を充填した「DHSろ床」及び移動床式の「生物膜ろ過施設」を組合せた廃水処理システムである。本技術は、2016年度の国土交通省の下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)に採用された。実証実験では日最大処理水量が500m3/日規模の実証実験設備を須崎市終末処理場内に建設し、2017年1月から運転を開始。20117年2月以降は全水量の処理を行い、現在も順調に運転を続けている。本稿では、DHSシステムの原理を述べるとともに、2017 ~2018年度の成果を紹介する。

○ICTを活用する劣化診断および設備点検技術/水ing㈱/鮎川正雄・荒田剛司・永渕泰隆・吉野浩司
当社と仙台市からなる共同研究体は、国土交通省国土技術政策総合研究所の委託研究である下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)として、「センサー連続監視とクラウドサーバ集約による劣化診断技術および設備点検技術の実証研究」を平成27年度より実施している。本稿では、実証技術の概要と主な実証成果を紹介する。

○UF膜ろ過と紫外線消毒を用いた高度再生水システム/㈱西原環境/永松真一
本研究は、平成27年度にB-DASHプロジェクトとして採択され、国交省国土技術政策総合研究所からの委託研究として、当社、㈱東京設計事務所、京都大学、糸満市による共同研究体が実施したものである。この研究では、農業従事者等および消費者の双方へ、実質的に衛生学的リスクが無い再生水を提供するという理念のもと、ウイルスを評価の指標とした分野にも取り組んでいる。本稿では、その研究成果と現在の状況について紹介する。

○沈殿池の処理能力向上技術/メタウォーター㈱/神座 豊
当社、日本下水道事業団、松本市の3者の共同研究体は、既存の最終沈殿池にろ過部を組み込むことで、最終沈殿池の処理能力を量的あるいは質的に向上できる技術について実証試験を実施した。本稿では、通年の実証試験結果およびコスト試算結果について紹介する。

○ICTを活用した浸水対策施設運用支援システム実用化に関する技術実証事業/㈱NJS/遠藤雅也
近年、日本各地で頻発する局所的豪雨に対応するためには、ハード対策だけでなく最大限の下水道ストックの活用を可能にするソフト対策も必要である。下水道ストックを効率的に活用するためには、雨天時における施設状況を的確に把握し、現状と将来を見据えた浸水対策施設の運用を行うことが求められる。この実証事業では、ICTを活用した浸水対策施設運用支援システムの構築と導入効果を検証した。

■解説
○「半導体の熱活性」法による“廃プラと廃金属”混合物の処理方法 /信州大学/水口 仁・金子正彦・高橋宏雄

■シリーズ:フィールド・レポート
○雲と雪、そしてシチズンサイエンス/T.Tech.Office/田村真紀夫

■連載
○下水汚泥処理施設のプラント化への挑戦19
第8次下水道整備8ヶ年計画時代(平成8~14年)/NPO21世紀水倶楽部/清水 洽

○静脈物流:ごみ収集・運搬よもやま話22
21世紀を目指したごみ管路収集システム(1)/循環物流システム研究所/井上 護

■コラム
○花粉から連想した二つの話題/HST
○ドイツにおける環境保全/環境工学研究所/星山貫一

■製品ガイド
○溶存酸素計
■特集:最新の土壌・地下水汚浄化技術
○改正土壌汚染対策法について/環境省/中村雄介
平成31年4月1日より、土壌汚染対策法の一部を改正する法律が全面的に施行された。本稿では、汚染の除去等の措置に関することを中心に改正内容を解説するとともに、環境省における低コスト・低負荷型の技術開発の取組について紹介する。

○最近の土壌汚染業務の動向/(一社)土壌環境センター/奥津道夫
当センターでは活動の一環として、土壌汚染対策法(以下、土対法)が施行された平成15年度以降、会員企業を対象として土壌汚染調査・対策事業の受注実態を把握することを目的として、毎年、アンケート調査を実施してきた。本稿では、平成29 年度の実態調査結果を紹介する。

○土壌・地下水汚染の調査評価及び浄化対策技術/(国研)産業技術総合研究所/張 銘
多様化・複雑化する土壌・地下水汚染によるヒトへの健康リスクを防止するためには、汚染を適切に調査・評価した上、適切な浄化・対策措置を講じる必要がある。本稿では、各種汚染に対応した調査・評価技術並びに浄化・対策技術を平易かつ体系的に概説するとともに関連技術の課題を抽出し、今後の展望を試みる。

○汚染土壌における無機有害元素の不溶化のための地球化学モデリング/北海道大学/佐藤 努
本稿では、対象とする土壌中の無機有害元素の溶存化学形の把握について説明し、不溶化材投入時の主要な不溶化メカニズムである沈殿反応と吸着反応を例に、様々な反応を取り扱うことのできる計算コードが集められたGeochemist’s WorkbenchⓇを使用して描画された図を用いて、地球化学モデリングの有効性を紹介する。

○土壌間隙中での1,4-ジオキサンの分配に関する考察/東北大学/中村謙吾
1,4-ジオキサンの土壌への吸着、土壌中での挙動などに関するパラメータの収集及び解析に大きな課題が残されている。水質環境基準に1,4-ジオキサンが追加されたことで、実環境での様々な対応が早急に迫られた。本研究では、1,4- ジオキサンの基礎的な特徴をまとめるとともに日本国内における分布の様子と土壌中への吸着特性から地盤環境中における分配に関する知見について紹介する。

○除染廃棄物減容のための電場によるセシウムイオンの除去/神奈川大学/井川 学
2011年の福島原発事故により生じた多量の除染廃棄物減容が喫緊の課題となっている。われわれはセシウムイオン除去のための化学抽出法の一つとして分類されるエレクトロカイネティックレメディエーション(Electrokineticremediation, EK)法に可能性を見出し、研究を進めている。

○Domenico理論解の特徴について/清水建設㈱/古屋光啓
本稿では、Domenico 理論解のもつ特徴に着目した先行研究のレヴューを行うと共に、典型的な地下水流動系に対する厳密解との比較計算を通じて、Domenico 理論解の特徴について簡単に紹介する。

○鉄粉洗浄磁気分離技術を用いたヒ素含有シールド泥水の浄化/鹿島建設㈱/石神大輔・伊藤圭二郎
ヒ素などの重金属を含むシールド泥水等の浄化方法として、鉄粉に重金属を吸着させ、超電導磁石を用いた磁気分離により鉄粉を回収して浄化する「M・トロン」を開発した。M・トロンを泥水シールド工事に適用した例を紹介する。

○塩素化エチレン類による汚染地下水に対するバイオ浄化材の開発/㈱大成建設/高畑 陽・伊藤雅子
国内の揮発性有機化合物(VOCs)による地下水汚染の約90%がトリクロロエチレン(TCE)などの塩素化エチレン類に由来している。当社では、短期間で浄化することができ、使用量や使用回数が少なくても効果が得られるバイオ浄化材の開発を目指して様々な検討を進めてきた。本稿では、当社が開発した短期間で浄化効果が得られる即効性浄化材「TM-BioQuickSM」と、長期的に効果が持続する徐放性浄化材「TM-BioLongSM」の特長について紹介する。

○変形追随性遮水壁「アクアソイルF-W工法」/㈱大林組/阿部和久・黒岩正夫・高橋真一・竹崎 聡
本稿では、鋼矢板を引抜きながら変形追随性のある遮水材「アクアソイルF」を充填して、地中に変形追随性遮水壁を施工する「アクアソイルF-W工法」を紹介する。

○産業廃棄物最終処分場における支障等除去対策事例/㈱安藤・間/森脇涼介・秦 浩司/㈱建設技術研究所/林 正樹・和田卓也/栗田工業㈱/榎本幹司・坂本明日香
透過性浄化壁の実績は多くあるが、浄化材の選定から浄化壁設置後の品質管理についての報告事例は少ない。本稿では、産業廃棄物安定型最終処分場における支障等除去対策で当社が実施した浄化壁設置工事における設計(浄化材選定)及び施工品質管理について紹介する。

○除去土壌を効率的に湿式分級処理するための技術/㈱奥村組/清水祐也・今井亮介・小西正郎
本稿では、微量の高吸水性樹脂の膨潤挙動が湿式分級に及ぼす影響に関する基礎的な試験結果と、その影響を緩和する技術等について紹介する。

○1,4-ジオキサン汚染サイトに対する電気発熱法を用いた原位置浄化技術の開発/国際航業㈱/佐藤徹朗/㈱島津製作所/長曽哲夫
電気発熱法により土壌自体を50~60℃程度に昇温することにより、土壌間隙に存在する1,4-ジオキサンを地下水中や土壌ガス中に移行(水蒸気輸送)、物理的に回収することで、土壌溶出量及び含有量を低下させることが可能である。本稿では、近年、不法投棄場所等において1,4-ジオキサンの存在が顕在化する中、電気発熱法ハイブリッド浄化の有効性について、実汚染土壌を用いた室内試験及び現地パイロット試験結果から紹介する。

○原位置浄化のためのダイレクトセンシング技術による事前評価/㈱エンバイオ・エンジニアリング/田中 智・和知 剛
土壌汚染の浄化工法である原位置浄化は、汚染濃度に応じた薬剤量を処方しないと目標濃度まで低下しないため、事前に高密度に汚染分布を把握しておく必要がある。さらに薬剤注入においては、注入井戸から汚染のある場所まで薬剤が到達できるか、薬剤の拡散性を地層の透水性という観点から評価しておくことが重要な要因となる。そこで、本稿では、各種センサーを地中に打ち込むことで、土壌汚染および透水性を迅速に評価できるダイレクトセンシング手法について紹介する。

○水溶性微生物製剤による油汚染対策技術/㈱バイオレンジャーズ/岩橋さおり
本稿では、複雑な特性を有する油によって引き起こされる土壌・地下水中の油汚染の特徴、及び、その特徴を踏まえた当社の対策技術について紹介する。

■特集:災害廃棄物処理技術
○災害廃棄物対策に対する環境省の取組について/環境省/上手浩平
本稿では、平成30年度に発生した自然災害における災害廃棄物対策及び環境省における災害廃棄物処理に関する取組について紹介する。

○JDTS設立の目的とこれまでの活動/(一社)日本災害対応システムズ/舟山重則
当法人は、災害廃棄物処理現場の経験を踏まえて、迅速・円滑に災害廃棄物を処理することを目指す団体である。本稿では、当法人構成会社が関与した熊本地震と平成30年7月豪雨への対応と、災害廃棄物処理に特化した団体としての社会貢献のあり方ついて紹介する。

○平成28年熊本地震における災害廃棄物処理と経験・教訓の継承/熊本県 環境生活部 環境局 循環社会推進課
平成28年4月14日及び16日の二度にわたり、震度7の激烈な地震が熊本の地を襲い、多くの尊い命が失われた。また、発災以降、4,500回を超える余震が続き、住家の被害は、約20万棟に及んだ。災害廃棄物の処理に当たっては、全国から多くの支援を得ながら、様々な課題に対応してきたが、その中で「経験や教訓」が重要であることを改めて認識させられた。本稿では、熊本地震における災害廃棄物処理の状況とその後の取組について紹介する。

○熊本市被災家屋解体廃棄物の中間処理完了/㈱鴻池組/花木陽人・西村良平・角矢佳浩
平成28年熊本地震により熊本市内で発生した被災家屋解体廃棄物に対して、連合体は、解体現場からの解体廃棄物を受け入れる市内6ヶ所の仮置場を管理・運営し、約98.1万tの解体廃棄物の中間処理を完了させた。本稿では、適正処理にあたって確立した処理体系および中間処理の結果について紹介する。

○南海トラフ地震等への災害廃棄物処理対策技術/㈱奥村組/大塚義一/名古屋大学/中野正樹・酒井崇之/明治大学/加藤雅彦/和歌山大学/田内裕人
本稿では、南海トラフ地震等への災害廃棄物処理対策技術のなかで、災害廃棄物処理事業に直接携わる自治体職員が大規模災害対応の経験が無いような場合においても、発災前の処理計画の策定、発災後の処理実行計画の策定・更新、処理進捗管理などを確実・早期で効果的に実施できるよう、クラウドを利用して統括・運用する災害廃棄物管理システムの考え方について紹介する。

○プラントメーカーが取り組む災害廃棄物処理/JFEエンジニアリング㈱/吉原彩華
当社はこれまで、日本全国においてごみ処理施設の建設や運転・維持管理を行う中で、さまざまな形で災害廃棄物の処理に係わってきた。本稿では、これらの事例を示すとともに、実際の災害廃棄物処理業務を通じて得られた知見について紹介する。また、来たる災害に備え、プラントメーカーである当社が考える防災・減災機能を高める施設づくりについても言及する。

■製品ガイド
○土壌・地下水環境分析、測定装置
■特集:下水道展`19横浜の見どころ
○下水道展`19横浜開催に寄せて/国土交通省/森岡泰裕
現在、下水道の普及率は浄化槽などを含め9割に達したが、残る未普及対策、ハード・ソフト両面からの都市の浸水対策、合流改善や高度処理など水質改善対策、強靱な下水道システムに向けた地震対策、省エネ・創エネ対策など、今後も下水道ストックの効果的・効率的な形成を進めることが必要とされている。こういった課題を解決するヒントが満載され、下水道の魅力と底力を実感できる機会が下水道展である。多くの方々に最新の技術や知見に触れてほしいと考えている。

○様々な工夫を凝らした「下水道展`19横浜」/(公社)日本下水道協会/岡久宏史
8月に、横浜市・パシフィコ横浜にて「下水道展’19 横浜」が開催される。下水道展では、下水道事業の管理者である全国の地方公共団体等を対象に、全国の下水道関連企業・団体の日頃の技術開発の成果等に基づき、下水道に関する設計・測量、建設、管路資器材、下水処理(機械・電気)、維持管理及び測定機器等の最新の技術・機器等を展示紹介する。

○下水道展`19横浜における横浜市の取組について/横浜市 環境創造局/竹内徹也
横浜市で開催される下水道展は平成20年の「下水道展’08横浜」以来、11年ぶりとなる。令和という新たな時代の幕開けにふさわしい「下水道展」となるよう、民間企業の皆さまをはじめ、国や地方自治体、NPO団体、教育機関など下水道事業に携わる多くの方々とともに下水道界を盛り上げるべく、下水道展会場のパシフィコ横浜を中心として周辺の「みなとみらい21地区」においても、「多様な主体と連携」しながら様々な取組を展開していくこととしている。

○下水道展`19横浜での出展内容の紹介/(地共)日本下水道事業団/久保善哉
下水道展は、下水道に関する幅広い分野の最新の技術、機器等が一堂に会して展示・紹介され、地方公共団体や民間企業の方々をはじめ、さまざまな下水道インフラ関係者との幅広い情報交換ができる貴重な場である。日本下水道事業団(JS)もこの下水道展に出展し、関係団体ゾーンにて展示ブースを設置するほか、併催企画として、今年も技術報告会を開催させていただく。

○温室効果ガス削減を考慮した発電型汚泥焼却技術/JFEエンジニアリング㈱/岡田悠輔
当社と日本下水道事業団、川崎市は、平成29、30年度下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)として、①廃熱回収型高効率発電技術、および②局所撹拌空気吹込み(二段燃焼)技術を適用した「温室効果ガス削減を考慮した発電型汚泥焼却技術」についての実証を実施した。本稿では、この実証事業において得られた成果について紹介する。

○耐硫酸性樹脂チェーンフライト式汚泥かき寄せ機/住友重機械エンバイロメント㈱/柄澤俊康
下水処理場の沈殿池に設置する樹脂チェーンフライト式汚泥かき寄せ機が、水抜き時に硫酸によって劣化するという現象が報告されている。当社ではこの課題に対応するため、耐硫酸性樹脂を用いた「SRノッチ」を開発した。また、新規開発に際し、耐震性と維持管理性を一から見直し、それぞれ強化した。本稿では、「SRノッチ」の構造と特長について説明する。

○省エネ技術の実現と快適環境の創造に向けて/三機工業㈱/田中信宏
「下水道展’19横浜」においては、従来型の特長を有しながらもさらなる省エネを実現した「エアロウイングⅡ」、世界トップクラスの省エネを実現し、今まさに納入事例が増えつつある脱水機「SANDEC G3」と「過給式流動焼却炉」、そして平成30年度WOW TO JAPANプロジェクトにて海外実証実験を行った「DHS法」の四つの技術を中心に紹介する。

○低動力直胴型遠心脱水機の紹介/㈱クボタ/進藤久史
近年の省エネルギー化ニーズの高まりに応えるべく、低含水率性能はそのままに、従来の直胴型遠心脱水機と比較して30%以上の消費電力削減を実現した低動力直胴型遠心脱水機について紹介する。

○水処理施設の異常検知・診断ソリューション/㈱クボタ/高橋雅司・小松一登・陳 巨壹
国内の上下水道事業は施設の老朽化、人手不足、税収減少といった問題がある一方で、高度な維持管理やサービス品質が求められており、そうした状況下で、施設のライフサイクルコスト最小化が進められている。当社では様々な水環境インフラ設備を統一的に遠隔監視・診断するためのIoTシステムソリューション「KSIS」を開発したので、本稿でその概要について紹介する。

○持続可能な開発目標の実現のために/月島機械㈱/森田真由美・澤原大道・後藤秀徳
当社は下水処理施設の計画から設計、建設、運転管理、さらに保守保全までのトータルマネジメントに取り組んでいる。「下水道展’19横浜」では、培った保有技術と最新の技術開発で水処理施設の新たな提案や環境負荷の低減を実現するコア製品を紹介する。

○自己熱再生型ヒートポンプ式高効率下水汚泥乾燥機/㈱大川原製作所/君塚央修
当社は静岡県で1927年の創業以来、一貫して乾燥機の設計・製作・販売を行ってきた乾燥機専業メーカーである。現在では国内の下水処理場、し尿処理場および民間企業の廃水処理設備に汚泥乾燥機を納入し、環境分野での納入台数は累計1,000台以上に達している。このような豊富な納入事例と創業後92年間で培った経験を元に開発した革新的技術を「下水道展’19横浜」の場で紹介する。

○全りん/全窒素自動計測装置/京都電子工業㈱/村岡達也
本稿で紹介する「WPA-1000形全りん/全窒素自動測定装置」は、これまでのWPA-58型の後継として改良を施しモデルチェンジした装置で、事業所排出水の水質(全窒素、全りん濃度)を1時間毎に同時計測し、窒素含有量およびりん含有量に係わる事業所排出水の汚濁負荷量を連続してモニタリングすることができる計測器である。

■特集:マイクロプラスチックの発生と抑制、その取り組み
○下水処理過程におけるマイクロプラスチックの除去過程/京都大学/田中周平・垣田正樹・雪岡 聖・藤井滋穂/(国研)土木研究所 鈴木裕識/東京農工大学/高田秀重
我々研究グループでは下水中のマイクロプラスチックの測定方法を検討し、2017年4月~ 2018年6月に、複数の下水処理場の処理工程別にマイクロプラスチックの存在量調査を実施した。本研究では、マイクロプラスチックの分析結果から処理工程別の負荷量を算出し、下水処理場における挙動について検討することを主目的とした。

○マイクロプラスチックによる海洋汚染/九州大学/磯辺篤彦
いま世界の科学界では、海洋プラスチック汚染、あるいはプラスチック汚染に関する研究がホット・イシューとなっている。学界だけではなくG7やG20といった国際的枠組みの中でも、海洋プラスチックに関する言及が相次いでいる。本来は生物に無害であるはずのプラスチックが、なぜ科学界そして社会全体で強い関心を呼んでいるのだろうか。本稿では、海洋汚染の実態と将来について、特にマイクロプラスチックに焦点を当てて解説する。

○陸域~河川~海域におけるマイクロプラスチックの動態/東京理科大学/二瓶泰雄
本稿では、陸域から河川、海域におけるマイクロプラスチックの動態(発生・排出・流下過程)に着目し、現在までの知見と今後の課題を記述する。特に、日本全国の河川におけるマイクロプラスチック汚染状況や発生源と考えられる市街地や家庭排水におけるマイクロプラスチック発生状況の一部について紹介する。

○海洋プラスチック問題への取り組み/日本プラスチック工業連盟/岸村小太郎
プラスチックは私たちの暮らしに定着し、様々な生活分野や産業分野に貢献している。しかし、使用後の不適切な廃棄や、不十分な廃棄物管理等により、使用済のプラスチックが陸域から河川を通じて海洋に流出し、地球規模の問題になっている。本稿では、この海洋プラスチックごみ問題に対する日本プラスチック工業連盟の取り組みについて紹介する。

○デンプン系生分解性プラスチックとセルロースナノファイバー複合各種生分解性プラスチック複合材料/GSアライアンス㈱/森 良平
当社においては最近デンプン系生分解性プラスチックの開発し、少量ずつサンプル出荷を進めていっている。一方で、当社はセルロースナノファイバー(CNF)と各種の熱可塑性プラスチックを複合化して、引張強度などの機械的強度を向上させることに成功している。各種の熱可塑性樹脂、及び各種の生分解性プラスチックとセルロースナノファイバーを複合化して商業化しているのは世界でも現在は当社だけであると思われる。本稿ではこれら当社独自の技術について紹介する。

○マイクロプラスチックを回収する海のごみ箱/㈱平泉洋行/池田 隆
当社は化学品の専門商社であり、ISO 14001の活動の中で循環型社会を意識した企業活動に力を入れており、SDGsにおいて環境、廃棄物問題に積極的に取り組んでおり、海洋プラスチックごみ、マイクロプラスチックの問題がクローズアップされる中、「海洋浮遊ごみ回収装置SEABIN」をフランスから輸入し、日本の市場に紹介する。

■連載
○静脈物流:ごみ収集・運搬よもやま話21
ビルのごみ処理システム(4):ニューヨーク・シカゴの超高層ビル/循環物流システム研究所/井上 護

○下水汚泥処理施設のプラント化への挑戦18
第8次下水道整備5ヶ年計画時代(平成8~14年)/NPO21世紀水倶楽部/清水 洽

■コラム
○おいしい珈琲、再び/HST
○イタリアにおける水環境の保全状況(後編)/環境工学研究所/星山貫一

■製品ガイド
○水処理用散気装置及び撹拌機
■特集:汚泥処理機器・設備の動向2
○汚泥処理機器・設備の最新動向/日本下水道事業団/浅川 隆
本稿では、下水処理における汚泥処理機器・設備の現状と課題及び最新動向について概括するとともに、日本下水道事業団における技術開発の取組を紹介する。

○ろ液循環システムによるステンレス製ベルト型ろ過濃縮機の洗浄水量低減/㈱クボタ/山本章裕
下水処理場の汚泥濃縮における課題を解決するために考案されたベルト型ろ過濃縮機は、性能・経済性に優れており、順調に導入が進んでいる。さらに、ベルト洗浄の際、多量の用水(砂ろ過水等)を必要とする課題を解決するために維持管理性を考慮したろ液循環システムを確立した。

○ダウンサイジング型ベルトプレス脱水機の開発/月島機械㈱/後藤秀徳
ベルトプレス脱水機は、汚泥性状の変動に強く、難脱水汚泥に対して安定した運転が出来るといった特長を持っている一方、処理量が低い、常時洗浄のため洗浄水量が多い、機器が大きく臭気対策が難しいといった課題も持ち合わせている。当社はベルトプレス脱水機とろ液浸漬型濃縮機を組み合わせることにより、ベルトプレス脱水機の特長を保持したまま上記課題を克服した「ダウンサイジング型ベルトプレス脱水機(DSBP)」を開発したので、本稿で紹介する。

○新型ベルトプレス脱水機による混合生汚泥の低含水率化/住友重機械エンバイロメント㈱/福田邦彦・柄澤俊康・安田龍之介
本稿では、当社が提案する新型ベルトプレス脱水機について、混合生汚泥に適用範囲を拡大すべく実証試験を行い、性能評価を行ったのでその結果を紹介する。

○高粘度汚泥に対応する汚泥乾燥機の実機運転/三菱重工環境・化学エンジニアリング㈱/林 星辰
本稿では、汚泥の高粘度化など多様化する汚泥性状に適した汚泥乾燥機について、当社独自に開発した汚泥乾燥機の概要と運転状況について紹介する。

○新型多重板型スクリュープレス脱水機の開発/アムコン㈱/児玉岳士
当社と日本下水道事業団は共同研究を実施し、OD法汚泥及び標準法の混合生汚泥を対象とした調査を行い、多重板型スクリュープレス脱水機-Ⅱ型を開発した。本稿では、新型機の概要及び調査結果について紹介する。

○汚泥脱水とコスト削減の多重円板型汚泥脱水機/㈱ヘリオス/川合統太
当社の多重円板型脱水機の特長は目詰まりしない機構により安定した脱水で連続運転ができることであり、納入実績は全国で2,000台以上に及ぶ。また、当社では脱水機まわりを無償で解析、ビーカーテストやデモテストを行うことで、最適な汚泥凝集、脱水方法を導き出すことでさらに実績を伸ばしている。

■特集:新規制物質1,4-ジオキサン含有水の最新対策技術
○UV/電解次亜促進酸化法による1,4-ジオキサンの酸化分解/龍谷大学/岸本直之
1,4-ジオキサンは生物学的にも化学的にも安定性が高く、親水性であるため、標準活性汚泥法や塩素処理、オゾン処理、エアーストリッピングはあまり有効でないとされているが、水酸基ラジカルなどのラジカル種を主たる酸化剤として利用する促進酸化処理法では速やかに分解可能であることが多くの研究により示されている。本稿では、近年、北米などで浄水プロセスに導入されつつあるUV/塩素促進酸化法をベースに電解技術を組み合わせたUV/電解次亜促進酸化法について紹介する。

○新たに単離した1,4-ジオキサン分解菌の特長と排水処理への応用/大成建設㈱/山本哲史・日下 潤・斎藤祐二
筆者らが自然環境から分離した1,4-ジオキサン分解菌Pseudonocardia sp. N23は、従来の分解菌より極めて優れた分解性能を有する。本稿では、Pseudonocardiasp. N23の特長を概説するとともに、実工場排水への応用について紹介する。

○1,4-ジオキサンのオゾン促進酸化処理/住友精密工業㈱/杉山大輔
促進酸化処理は処理条件により大きく処理性が変わるため、今回1,4-ジオキサンを用いH2O2添加量、pH、水温を変えた時の処理性について紹介する。

○活性炭素繊維を用いた処理/東洋紡㈱/河野大樹
当社では1975年に世界で初めて活性炭素繊維KフィルターⓇの工業化に成功し、そのKフィルターⓇを内蔵したVOC回収装置やゼオライトハニカムを使用したVOC濃縮装置等の排気ガス処理装置を販売してきた。気相処理で培った吸脱着技術の応用として、2010年より“KフィルターⓇVOC水処理装置(KW装置)”の販売も行っている 。本稿では、KフィルターⓇ、KフィルターⓇVOC水処理装置(KW装置)の特長、水処理事例などを紹介する。

○水環境にかかわる分析計測機器と技術の動向/(国研)産業技術総合研究所/鳥村政基
河川や港湾などの都市水域や湖沼、海洋などにおける汚染物質の観測や計測は、排出源特定と水環境保全への施策決定に重要な役割を果たす。一方、飲料水不足の解消技術や水処理と同時にエネルギーを回収するための新たな水関連技術の開発にも、水の計測項目が必要になってきている。本稿では、特に近年の水環境の変化とその評価・解析のための計測技術について展望も含めて紹介する。

○LC/MS/MSを用いた水質農薬一斉分析に対応する分析機器/㈱島津製作所/増田潤一
近年、水道水中に残留する農薬成分分析において、対象成分が多岐にわたることから、これまでのGC法、GC-MS法、LC法に加えて、LC-MS法が広範囲で採用されている。LC-MS法では、タンデム型四重極質量分析計によるLC-MS/MS法が普及することにあわせて、水道局や検査機関などで多数の機器が活躍しており、当社の製品であるLCMSTM-8050/60などを中心とする装置が広くユーザーに使用されている。

○簡易分析だからこそ、できることがある/㈱共立理化学研究所/永井 孝
現場での簡易な分析を指向した分析器具パックテストⓇを始め、近年大きく進化を遂げたデジタルパックテストⓇシリーズ、及び近くリニューアルを予定している全シアンの測定セットを紹介する。

○質量分析法による環境中の極微量分析/日本ウォーターズ㈱/米久保淳
本稿では、環境測定における質量分析計を用いた極微量分析への当社の取り組みとして、既存のイオン源をより高感度化する事を目的として開発したUniSpray(LC/MS用)とAPGC(GC/MS用)のイオン源について紹介する。

○水処理を支える分析機器、ラボ用分析機器/アジレント・テクノロジー㈱/遠藤政彦
ICP-MSは、高感度な多元素分析を高いサンプルスループットで実現する元素分析装置である。プラズマをイオン源として使用し、発生したイオンを質量分析部で検出する。周期表上のほとんどすべての元素を同時に測定可能であり、測定元素についてサブng/L(ppt)の濃度レベルで測定できる。また、定性分析、半定量分析、定量分析を実行でき、質量分析であるため同位体比測定も可能である。

○pHセンサのメンテナンスの負荷を軽減/メトラー・トレド㈱/八木橋義仁
間違った校正による測定エラーやセンサに関する文書類の欠如、不要に費やされる技術者の時間、非効率なメンテナンス計画。こうしたリスクはインテリジェントセンサマネジメント機能を搭載したセンサ管理ソフトウェアiSenseによって回避可能である。当社製ISMセンサとiSenseを併用することで、センサ取り扱いの簡素化、プロセス信頼性の向上、SOP順守の促進、センサメンテナンスの最適化が実現できる。

■シリーズ:フィールド・レポート
○世界で唯一ヨウ素に特化した研究組織/T.Tech.Office/田村真紀夫

■連載
○下水汚泥処理施設のプラント化への挑戦17
○第8次下水道整備5ヶ年計画時代(平成8~14年)/NPO21世紀水倶楽部/清水 洽・田崎光雄

■コラム
○本物or複製、何が問題?/HST
○イタリアにおける水環境の保全状況(前編)/環境工学研究所/星山貫一

■製品ガイド
○蛍光X線分析装置
■特集:下水汚泥利活用技術の動向
○バイオマスとしての下水汚泥の有効利用について/国土交通省/村岡正季
下水道事業が建設から維持管理へと移行する中、経営資源を取り巻く環境が厳しさを増しており、いかに下水道事業を持続可能なものとしていくかが大命題となっている。この課題解決のため、国土交通省では広域化・共同化や官民連携、新技術活用、ストックマネジメントなどを推進しているが、下水汚泥をはじめとした下水道資源の活用も、事業の持続性に寄与するポテンシャルを有していると考えている。

○汚泥処理工程における省エネ・創エネの取組み/東京都下水道局/佐藤 勝
東京都区部における1日の下水処理量は、約450万m3/日、汚泥処理量は約17万m3/日である。これらを処理するために多量のエネルギーを使用しており、今後も合流式下水道の改善などの下水道サービス向上の取組みによってエネルギー使用量は増加する見込みである。本稿では、当局が取組んでいるエネルギー削減の一つである、「汚泥処理工程における省エネ・創エネの取組み」について紹介する。

○北九州市における下水汚泥燃料化事業の取組み/北九州市上下水道局/南雲伸司
北九州市における下水汚泥燃料化事業の取組みは、現在当市が積極的に取組んでいる低炭素化社会実現に向けた取組みの一つである。本稿では、事業の概要、当市が採用した造粒乾燥方式、事業効果などについて紹介する。

○西部スラッジセンターにおける下水汚泥焼却廃熱発電について/札幌市下水道河川局/岩本早織
札幌市では、市内2ヶ所にあるスラッジセンター(汚泥処理施設。以下、SC)において下水汚泥を集中処理しており、各水再生プラザ(下水処理場)で発生した汚泥は汚泥圧送管にてSCに送られた後、濃縮、脱水、焼却処理されている。SCの焼却施設においては、かねてより汚泥焼却に伴う廃熱を汚泥の乾燥や暖房、給湯、融雪に利用しているが、下水汚泥のバイオマスとしての更なる有効利用を目指し、西部SCへの汚泥焼却廃熱発電システムの導入を検討することとした。

○豊川浄化センターにおける汚泥処理施設等整備・運営事業の取組み/愛知県建設部下水道課/山口泰志
本稿では、PFI手法を用い、消化ガスを発電に利用している「豊川浄化センターにおける汚泥処理施設等整備・運営事業」の取組みについて紹介する。

○熊本市における下水汚泥固形燃料化事業及び消化ガス発電事業の取組み/熊本市上下水道局/八木三喜
熊本市の下水道事業では、地球温暖化防止及び資源循環型都市の構築を実現するため、下水汚泥固形燃料化事業及び消化ガス発電事業に取り組んでいる。本稿では、本事業における現状と課題について紹介する。

○消化ガス発電を用いたFIT事業の取組み/宮崎市上下水道局/矢野弘訓
宮崎処理場は市で最初の公共下水処理場であり、昭和53年の供用開始から40年目を迎えたところである。平成6 年からは消化ガス発電機で、消費電力の削減に努めてきたが、標準耐用年数を経過したため、より高性能の発電機増設を検討した。しかし実施には高額な事業費が想定されることから、市が消化ガスを民間事業者に売却し、その事業者がFIT制度を活用して売電事業を行うという手法を取り入れることにした。

○溶融スラグの肥効性について/(公財)富山県下水道公社/寺崎 勝
富山県流域下水道において、生成された溶融スラグの新たな利活用を図るため、下水汚泥溶融スラグの保有するリンに着目し、リン酸肥料原料としての可能性を調査したところ、市販肥料と遜色ない効果が確認された。

○下水処理と高速消化処理を施した下水汚泥固形残渣の高速発酵技術の開発/長崎総合科学大学/薄田篤生・下高敏彰
本稿では、発酵処理における原料の形状特性と低分子化された資材の分解特性を活かし、山積み構造と水分調整により消化菌を含んだ微生物群の環境層を多重に構築することで、外部補助動力なしで発酵処理が繰り返し再現できる自然循環型の高速発酵技術について紹介した。

○脱水乾燥システムによる下水汚泥の肥料化、燃料化技術/月島機械㈱/森田真由美・高尾 大
当社、サンエコサーマル㈱、日本下水道事業団、鹿沼市、鹿沼市農業公社の5者から構成される共同研究体は、機内二液調質型遠心脱水機と円環式気流乾燥機を組み合わせ、建設・維持管理費が低減でき、乾燥汚泥含水率の調整により多様な有効利用に対応できる脱水乾燥一体型のプロセスを開発した。本稿では、実証試験で得られた結果について紹介する。

○下水処理場における水素利活用と再生可能エネルギーミックスについて/㈱NJS/森 智志・亀田由季子・庄司有理
下水処理施設では施設稼動エネルギーの省エネ化、下水汚泥のバイオマス化に取組んでいる。しかしそうした施設は比較的規模が大きく、費用対効果が得られる都市部に集中している。当社では省エネを基本に、再生可能エネルギーへの転換および都市消費資源の循環機能を付加して環境保全機能を進化させることを目標に研究を重ねている。

○豊橋市における下水処理場への複合バイオマス受入れと混合メタン発酵/JFEエンジニアリング㈱/下田研人
愛知県豊橋市において、豊橋市がバイオマス利活用センターを2017年10月から稼動開始させた。本稿では、本施設の設備概要、2017年5~9月に行った施設の立ち上げ、2017年10月~翌3月の6ヶ月間にわたる運営状況について紹介する。

■特集:汚泥処理機器・設備の動向1
○ハイブリッド型圧入式スクリュープレスにおける親水性スクリーン適用/㈱石垣/犬塚充志・畑 尚希・松村洋史・金子 司
ハイブリッド型圧入式スクリュープレスは従来のスクリュープレスに対して濃縮部を強化し、脱水部での脱水時間を長く確保することで性能向上を図っている。本稿では、同機種において、濃縮部スクリーンにろ液排出の向上が期待できる親水性スクリーンを採用し、実機での効果を確認したのでその結果を紹介する。

○低動力型高効率遠心脱水機HED型の低消費電力運転について/巴工業㈱/植村英之
低動力型高効率遠心脱水機HED型は新技術の採用により低消費電力、低薬注率、低ケーキ含水率を達成している。そのためユーザーの要求によって様々な運転方法を選択することが可能である。この度、低動力型高効率遠心脱水機HED型の低消費電力運転と低含水率運転について処理性能を調査し、それぞれのランニングコストを評価した。本稿では、その結果について紹介する。

○処理場廃熱を利用した加温脱水機/水ingエンジニアリング㈱/築井良治
当社では従来のスクリュープレス脱水機をベースに処理場廃熱温水を利用して加温しながら脱水する加温脱水機を開発し、脱水汚泥含水率を低減することを可能にした。本稿では、加温脱水機の概要、下水消化汚泥を対象とした実証試験事例、導入時のコストメリットの試算例、処理場廃熱で加温脱水に必要な熱量が賄えるかの試算例について紹介する。

■水処理分野
○嫌気性膜分離法と正浸透膜による省エネ型下水処理システム/神戸大学/長谷川進・松山秀人

■製品技術
○OZAC(オーザック)処理システム/エンバイロ・ビジョン㈱/豊岡正志
「OZAC(オーザック)排水処理システム」は有機系廃水を排水規制値以下にして放流させる処理装置である。技術的概要としてはオゾンによるOHラジカル反応とマイクロ・ナノバブルの圧壊作用、活性炭含有特殊担体による微生物処理の組み合わせにより、有機物分解が促進されると同時にSSや汚泥の発生が抑えられる装置となっている。

○再生可能エネルギー施設/㈱協和エクシオ/鈴木政広

■連載
○静脈物流:ごみ収集・運搬よもやま話20
○ビルのごみ処理システム(3):ごみ自動縦搬送システム/循環物流システム研究所/井上 護
○下水汚泥処理設備のプラント化への挑戦16
第7次下水道整備5ヶ年計画時代(平成3~7年)その5/NPO21世紀水倶楽部/清水 洽

■コラム
○水道水はどこから来る?使った水はどこへ行く?/下水道広報プラットホーム/荒井 健
○輝く氷結、護衛のワンコ/HST
○スペインにおける水環境の保全状況(後編)/環境工学研究所/星山貫一

■製品ガイド
○濁度計・SS計
■特集:浄化槽技術の動向
○浄化槽技術の開発と海外展開/(公財)日本環境整備教育センター/仁木圭三
生活排水対策の重要性から1988年に「小型合併処理浄化槽」の構造基準が定められた。中・大型の合併処理浄化槽はそれ以前から構造基準にも示されていたが、設置基数として多いのは小型のものである。小型浄化槽は、戸建て住宅等の小規模な建物の排水をその敷地内で処理するため水質汚濁対策とともに、設置者等の要望に対応した独自の技術的進歩を遂げている。本稿では、浄化槽に関する近年の技術開発および海外展開の事例を紹介する。

○単独処理浄化槽を活用した合併処理浄化槽への転換策/常葉大学/小川 浩
個別処理の代表的システムである浄化槽にはし尿のみを処理する単独処理浄化槽と、し尿及び雑排水を併せて処理する合併処理浄化槽があるが、前者は生活雑排水が未処理で放流されるので、早急に対策が求められている。そこで、既往研究による合併処理浄化槽とは異なる方法として、既設単独処理浄化槽の内部を低コストで、簡易にし尿及び雑排水を併せて処理できる浄化槽に改造し、BOD20mg/L以下の処理性能を約1年間にわたって実証した。

○バサルト新素材を活用した浄化槽処理水の水質向上への取り組み/群馬工業高等専門学校/堀尾明宏
今日の家庭用浄化槽は、生活様式の多様化による流入形態の変化に加え、浄化槽のコンパクト化が進み、流入負荷の影響を受けやすくなっている。近年、著者らや中国の研究者により、バサルト繊維が排水中の懸濁粒子を付着させる能力がわかってきたことから、浄化槽の処理水質向上に向けてバサルト新素材の適用を試み、水処理資材としての可能性を評価した。

○BOD除去型浄化槽における有機物・窒素の高度処理化技術に関する研究/(公社)宮城県生活環境事業協会 浄化槽法定検査センター/佐々木敦・髙橋直樹・久住知裕
近年、窒素除去型浄化槽も普及しているが、既設BOD除去型浄化槽の高度処理技術に関する検討は十分に行われていない。そこで本稿では、既設浄化槽の処理実態を調査し、窒素除去能を向上させる要因を明らかにし、それを踏まえて既設浄化槽を高度処理化する技術の検証を行った。

○浄化槽内の遠隔長期観測システムの開発と槽内状況の把握への応用/(公社)岩手県浄化槽協会 岩手県浄化槽検査センター/国生 紀
浄化槽内は電子製品にとって非常に過酷な環境であるが、画像により槽内の変化を遠隔で長期間観測できるシステムがあれば、維持管理上有益な情報が得られる。本稿では、カメラ及び制御ユニットの選定、槽内環境対策などを含めた遠隔長期観測システムの開発を紹介する。

○環境負荷低減効果を高める大型浄化槽の開発/㈱クボタ/藤井幸一
浄化槽は、下水道整備区域外の汚水処理施設として整備が進められている。マンション、病院、工場、公共施設等の大規模な建築物からの生活排水は、主にFRP(繊維強化プラスチック)製の大型浄化槽(51人槽以上)で処理される。当社では現状6型式のFRP製大型浄化槽を製品化している。水処理プラントをパッケージ化した浄化槽は、工場で生産された製品をそのまま設置現場へ運搬し施工するため工期が短く、環境負荷低減の効果が早いという利点がある。

○海外における水質改善ビジネス/クボタ浄化槽システム㈱/横山 渉
浄化槽の日本国内市場規模は、ここ数年ではピーク時と比較し半減近い規模まで減少している。しかし、東南アジアなど下水道普及が遅れている地域での人口増加や経済発展に伴い、水環境汚染が顕在化していることもあり分散型汚水処理施設としての浄化槽への需要が見込まれ、当社も10年程前より浄化槽の海外展開を図っている。本稿では、当社の浄化槽海外ビジネス展開に関する現状について紹介する。

○大型浄化槽における省エネ技術の紹介/㈱西原ネオ/中村智明
浄化槽の省エネにはブロワの消費電力削減が最も効果がある。ばっ気時間自動制御装置(ATC)は、流入負荷量に応じて必要最小限となるように、ばっ気ブロワの運転時間を自動制御することから、高い省エネ効果が得られる。新設または既設の、し尿浄化槽の構造基準で規定された告示型浄化槽(長時間ばっ気)へ導入が可能であり、省エネ化に有効な装置である。

○省エネルギー・窒素リン除去型浄化槽の開発/フジクリーン工業㈱/田畑洋輔
当社は、有機物だけでなく窒素やリンを同時に除去可能な家庭用浄化槽CRX型を2002年に発売し、これまでに約4,000基の販売実績をもつ。2016年11月には、CRX型から省エネルギー化とランニングコスト削減を実現し、施工性と維持管理性を向上させたCRXⅡ型を新発売した。本稿では、鉄電解法を用いた窒素リン除去型浄化槽CRXⅡ型の構造および特徴を解説し、実現場における水質調査結果を紹介する。

○音声認識を活用した浄化槽維持管理システムの取り組みについて/㈱HHC/東 晃一
音声をコンピュータで処理する音声認識/合成などの技術が、近年飛躍的に発展している。これまでの入出力装置に置き換わる手段として音声認識技術が、浄化槽維持管理の現場作業で活用できないかをさまざまな条件下で比較検証してみたので、本稿で紹介する。

■特集:イノベーションが進む資源化リサイクル技術
○資源循環における分離技術の将来像/早稲田大学/大和田秀二
資源循環における固相での分離技術には、粉砕と選別の両者があるが、本稿では、それぞれの技術について最新技術を紹介し、それらが適用された場合の次世代型金属分離・精製プロセスを探った。

○CFRPのリサイクル/金沢工業大学/影山裕史
本稿では、自動車産業において特に注目されているCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic) 材料のリサイクルについて、現状の動向や課題を整理してみたい。

○リサイクル分野でのIoT、AI導入の展望/(国研)国立環境研究所/藤井 実
情報技術を活用することにより、リサイクル分野における労働不足への対応や、資源循環を一層高度化するといった、今日的な課題に応えられる可能性がある。本稿では、情報技術の用途や期待される効果について紹介する。

○SDGsが目指す世界におけるプラスチックの使い方/(国研)産業技術総合研究所/加茂 徹
2015年に国連で採択されたSDGs(SustainableDevelopment Goals)は、途上国だけでなく先進国をも取り込んだ17のゴールと169のターゲットから構成され、数値目標を定期的に検証することになっている。プラスチックに係る問題は、17のゴールの中で7エネルギー、12生産・消費、14海洋・資源など多くの分野と関連する。本稿では、プラスチックリサイクルの特徴や技術を紹介し、SDGsが目指す持続可能な社会におけるプラスチックの使い方を検討する。

○光学式黒色プラスチック選別装置について/㈱サナース/岩浪武志
本稿では、黒色プラスチックを取り巻くリサイクル状況と、当社が取り扱う、黒色プラスチックを選別することができる2 種類の光学式選別装置を紹介する。

■解説
○森林エッジからのセシウム流出制御の展望/宮城大学/原田茂樹
○水の化学分析並びに毒性評価/(国研)国立環境研究所/柴田康行

■水処理技術
○紫外半導体発光デバイスとその技術動向/(元)三重大学/吉田治正
本稿では、既に広く実用化の進むInGaN系光源に続き、紫外域用光源として期待されるAlGaN系発光デバイスの最近の研究開発動向を紹介する。また、デバイスの動作原理や構造、製造過程について触れると共に、効率向上への課題などについて概説する。

■シリーズ
○フィールド・レポート
火山灰の形状とエンケラドスの海/T.Tech.Office/田村真紀夫

■連載
○下水汚泥処理設備のプラント化への挑戦⑮
第7次下水道整備5ヶ年計画時代 大阪南エースプラン(1)/NPO21世紀水倶楽部/清水 洽

■コラム
○2019年は終と始の年/HST
○スペインにおける水環境の保全状況(前編)/環境工学研究所/星山貫一

■製品ガイド
○脱水機

■特集:中小木質バイオマス発電技術とその最新動向
○中小木質バイオマス発電技術とその最新動向/中外炉工業㈱/笹内謙一
我が国は国土の約7割が森林で占められている木質バイオマス大国にもかかわらず、未熟な林業インフラがネックとなり、バイオマス燃料の9割以上を輸入に頼っている。そこで平成27年度からは未利用バイオマス材のハードルを下げるべく、2,000kW未満の小規模出力の発電所に対して、40円/kWhという破格の買取価格が追加設定された。本稿では、2,000kW未満の小規模バイオマス発電のメリット、デメリットを述べるとともに、BTG発電、ORC発電、熱分解ガス化発電による国内の現状を紹介する。

○木質ペレット製造と木質ペレットガス化熱電併給装置/三洋貿易㈱/中川秀樹
当社は、1956年にCPM 社のペレットミルの取り扱いを開始してから62年の歴史があり、木質ペレット製造用のペレットミルについては日本国内に40台程度の納入実績を持つ。また、2014年にはブルクハルト社の木質ペレットガス化熱電併給装置の取り扱いを開始した。本稿では、木質ペレット工場を構成する機器と、木質ペレットによる熱電併給事例をいくつか紹介する。

○小規模木質バイオマス発電/新宮エネルギー㈱/古木邦夫
2018年春、徳島県小松市に小規模の木質バイオマスによるガス化発電所1号機が完成した。当プラントはGBバイオマス発電所として㈱ゲンボクの原木市場敷地内に建設され、4月から本格的な稼動を開始している。本稿では、国内第1号機となる切削チップ専焼の、木質バイオマスガス化発電装置を紹介する。

○バイオマスガス化CHPシステム/㈱バイオマス利活用技術舎(PEO)/三村和寿
ドイツのHolzenergie Wegscheid GmbH(以下、Holz)は2007年にバイエルン州のWegscheidに設立されたバイオマスガス化CHPの専業メーカーであり、現在は、Wegscheid近郊、Sonnenに本社と工場を移している。当社は神戸市内にある技術士事務所で、バイオマスの利活用に特化した技術コンサルタントを行っている。技術士という中立な立場であるため、Holzの代理店業務は行っておらず、日本導入アドバイザーとして専任契約をしている。本稿では、Holzのガス化CHP技術を紹介する。

○2MW級木質バイオマスガス化発電設備/㈱トーヨーエネルギーソリューション/安部義男
ヨーロッパで商業運転の実績があるツインベッド式木質バイオマスガス化発電設備を国内に導入する。従来のタール問題を解決し、合成ガスの組成に特長のあるプロセスは、発電だけでなく、合成天然ガス、水素、液体燃料化への応用性がある。

○小規模熱電併給による地域内循環型社会の構築を目指して/ボルタージャパン㈱/赤石勝正・渡邊 寛
当社は、平成28年4月に森林資源豊富な秋田県北秋田市に本社を移転し、フィンランドより超小型木質バイオマス発電機を輸入し販売とメンテナンスを行っている。本稿では、エネルギーの地産地消を目指した取り組みと超小型木質バイオマス発電機「Volter40」の概要を紹介する。

■特集:高濁度原水に対応した浄水処理技術
○高濁度原水への対応/(公財)水道技術研究センター/市川 学
当センターでは、「浄水処理における濁度管理マニュアル」や「高濁度原水への対応ポイント」等で構成された「高濁度原水への対応の手引き」を作成した。高濁度原水への対応方法だけでなく、水質管理の経験が浅い技術者の学習の一助となるよう、濁度管理の必須要件や基本原則等も整理してあるので、濁度管理のレベル向上のために活用されることを期待している。

○浄水場向け運転訓練シミュレータ/㈱オメガシミュレーション/石川真紀夫/横河ソリューションサービス㈱/田中克知
ゲリラ雷雨のような現象は、経験に基づくスキルが要求される浄水場の運転管理において、凝集剤や苛性ソーダの注入率の決定を困難にしている。一方で、水道事業に関わる職員数は減少しており、浄水のプロが育ちづらく、安定供給サービス水準への影響が懸念されている。本稿では、こうした課題解決のため高濁度原水への対応、停復電時の対応、設備異常時の対応、さらに運転管理の技術伝承にも活用できる浄水場向け運転訓練シミュレータを開発したので紹介する。

○高濁度原水に適用可能な膜ろ過システム/㈱クボタ/保科克行
当社の槽浸漬方式セラミック膜ろ過システムは、原水濁度の変動に強い、という特長から河川表流水を原水とする浄水場を中心に全国で43件の採用実績を有している(平成30年8月現在)。本稿では、当システムの概要と適用事例を紹介する。

○粒状ろ過材による高濁度原水処理/日本原料㈱/青島幸紀・山本隆司/日本濾研㈱/大橋伸夫
本稿では、単位面積当たりの濁質捕捉量に着目した高機能ろ過材とろ過材洗浄技術、並びに直接ろ過法の組み合わせにより高濁度原水に対応する効率的なろ過と良好な水質を得る浄水技術を紹介する。

○高濁度対応の21世紀型最新ろ過技術「ダブルクリーン式」/日本スレッド㈱/常松佑一郎
ろ過の歴史は概して自然発生の砂ろ過(緩速ろ過)、凝集剤によって凝集沈殿させる急速ろ過、化学繊維による膜ろ過の3種類だが、この50年間で見ると膜ろ過以外に新しいろ過方式はスレッド式ろ過装置以外にはなかった。当社では、更に新しい構想のダブルクリーン式の実用化を検討しているので、スレッド式によるハイブリッド型、急速反応型の無機系凝集剤と併せ高濁度対応として紹介する。

■特集:エコスラグ有効利用の事例
○エコスラグ骨材の有効利用の課題と対策/宮城大学/北辻政文
エコスラグ骨材のコンクリート用骨材としての利用には、大きな期待が寄せられている。今後、普及促進するためには、吸水率の小さいエコスラグを用いたコンクリートの耐久性を高めることが重要であり、ブリーディングを小さくすることが極めて重要である。

○溶融スラグのJIS改正/(一社)日本産業機械工業会/明石哲夫
エコスラグ利用普及委員会は、(一財)建材試験センターに協力し、「溶融スラグ骨材JIS原案作成委員会」のもとで改正原案(原案作成協力者:(一財)建材試験センター)を作成、2016年10月20日に10年振りの改正公示がなされた。本稿では、これら溶融スラグのJIS改正(JIS A 5031 -2016とJIS A 5032 -2016 )の概要について紹介する。

○水稲生育への溶融スラグの適用について/静岡大学/一家崇志・森田明雄
溶融スラグの成分組成はほとんどがケイ酸であり、成分組成比は農業用資材として多数の使用実績があるケイカルと同等であるため、ケイカルと同様の肥料効果が期待されている。本稿では、溶融スラグの農業用資材としての特性や適応性を、ケイ酸を有用元素とするイネ科植物の水稲生育への溶融スラグ適用実証試験により評価したので紹介する。

■製品技術
○揮発性有機化学物質(VOC)、大気汚染物質(NOx等)測定技術/ヘレウス㈱/三木高志
VOC 測定に用いる光イオン化検出法(PID)及び、大気汚染物質測定用いるUV共鳴吸収分光法(UV-RAS)の基本原理、各方式の特徴、光源に関連する技術的留意点について従来法との比較を交えて紹介する。

■シリーズ
○フィールド・レポート
植物のコミュニケーションを科学する/T.Tech.Office/田村真紀夫

■連載
○静脈物流:ごみ収集・運搬よもやま話19
ビルのごみ処理システム(2):ごみ処理設備/循環物流システム研究所/井上 護

○下水汚泥処理設備のプラント化への挑戦14
第7次下水道整備5ヶ年計画時代(平成3~7年)その3/NPO21世紀水倶楽部/清水 洽

■コラム
○基礎力は大丈夫?/HST
○小豆島八十八ヶ所霊場歩き遍路150km日記/惠谷資源循環研究所/惠谷 浩

■製品ガイド
○溶存酸素計
おすすめの購読プラン

環境浄化技術 雑誌の内容

  • 出版社:日本工業出版
  • 発行間隔:隔月刊
  • 発売日:奇数月1日
  • サイズ:B5判
無害化技術を推進する専門誌
月刊「環境浄化技術」は、大気、水質、土壌・地下水、廃棄物・リサイクル等の無害化技術を推進いたします。 掲載内容は、環境管理実務にすぐ役立つ最新技術・利用技術と環境修復の基礎技術を、わかりやすく紹介、規格・法規の最新情報を掲載、地球環境の汚染を防止、資源・エネルギーの有効利用、廃棄物の削減リサイクルに役立つ内容といたします。

+   環境浄化技術の目次配信サービス

環境浄化技術を買った人はこんな雑誌も買っています!

ビジネス・経済 雑誌の売上ランキング

最大
15%
OFF
送料
無料

ダイヤモンドZAi(ザイ)

2021年02月20日発売

目次: ◎巻頭企画
最新決算で判明! 本当に強い株36
●追い風継続
●不況でも成長
●高配当好業績

◎第1特集
5万円株は48!
いま買いの10万円株132
●高配当の5万円株ベスト100「買い」×「売り」診断
複数持って利回り安定! ほとんど利回り3%以上!
●桐谷さんオススメ! 高利回りな株主優待株22
「カタログ」「金券」「食事券・買い物券」
●高成長のテーマ株24
「DX」「環境」「半導体」「脱コロナ」
●過去10年で最高益の好業績株16
●業績が急回復中の株10
●10倍期待のIPO株11

◎別冊付録
定年前後の不安を解消!
800万円も差がつく! 老後のダンドリ確認BOOK
手取りを増やすワザが満載
退職金・失業手当・年金・健康保険・税金
裏はチェックリストに!

◎第2特集
旬の食材を旬の時期に!
ふるさと納税2021年年間計画
●品切れ必至の人気フルーツ&野菜先回り計画カレンダー
●一回の申し込みであとはラクラク旬が届く定期便8
●返礼品カタログ33
果物・野菜・果物・魚介類・肉(牛・豚・鶏)
●おうち時間が充実の返礼品10

◎第3特集
6タイプの利回りが改善!
毎月分配型投信100本の本当の利回り

◎ZAI NEWS CHANNEL
トピック1「政権のハナシ!」
アノマリーで見ると菅政権の終わりは近い!?
トピック2「退職金のハナシ!」
退職金専用定期預金が好利回りな22行を公開!

◎人気連載も注目!
●自腹でガチンコ投資! AKB48株ガチバトルサード・シーズン
「智代梨がついに首位!次の一手は?」編
●AKB48武藤十夢のわくわくFX生活! ライフ
「“風の時代”に突入!」
●株入門マンガ恋する株式相場!
VOL.54 「恋も株も新フェイズへ」
●マンガどこから来てどこへ行くのか日本国
「費用と人情の板挟み墓は作るのもしまうのも一苦労!」

参考価格: 750円 定期購読(1年プラン)なら1冊:638円

マネービギナーのための楽勝攻略マガジン。お金や投資に役立つ情報が満載!

  • 2021/01/21
    発売号

  • 2020/12/21
    発売号

  • 2020/11/20
    発売号

  • 2020/10/21
    発売号

  • 2020/09/19
    発売号

  • 2020/08/21
    発売号

2 PRESIDENT(プレジデント)

プレジデント社

最大
58%
OFF
送料
無料

PRESIDENT(プレジデント)

2021年02月26日発売

目次: なぜ、三菱は「人生は常にこれから」と考えるか

常勝財閥 三菱 歴史的名訓
他の追随を許さぬ岩崎家4代の人間力

魂を紐解く ◎武田晴人
激動の時代こそ日本人の原点に学ぶ
◎三菱重工業会長 宮永俊一/三菱商事会長 小林 健/三菱みらい育成財団理事長(MUFG会長) 平野信行
人間を磨く、信じれば花開く

最強「三菱」語録50
「三菱財界人」不屈の金言
●若し、人、不正を以て争わば、我は正義を以て闘う可きである。
●景気の悪い会社の社長は胸を張って、いつも朗らかな顔をして歩け。
●豊かさの中にあってこそ却って「ハンブル・ライフ」の精神を尊重していかなければならない。
●男性が会社人間をいいことに家庭を大事にしないのは間違っている。
●モスト・リバブル・カントリーを目指すべき。
●経営者は教育者でなければならない。
●企業もまた『人』を育て続ける責務があるのです。
トップたちが心を鍛錬した言葉
●向こう傷は武士の勲章だ。
●大きな目標に挑む際には、三菱の仲間として連携する。
●仕事が人を育て、人が仕事を拓く。
●先輩を乗り越えていく。
●三菱グループは結集せよ。
●易きになじまず難きにつく。
●目先の利益に飛びつくな。
●刹那な利益を得るために信頼を失うな。
●王道を歩め。
●仕事や社会に対して常に誠実であれ。
●フェアプレーで事業を運営せよ。
●時代の要請に応えよ。
●企業は人や社会に求められてこそ存続できる。
●時代の変化を捉えて、常に時代の先を走れ。
●新・三綱領は「パブリック」「フェア」「グローバル」。
●どんな仕事にも愛着を持て。
●チャレンジこそがDNA。
●「三綱領」と遺訓を令和に生かす。
●私たちの守る伝統とは、古いものを壊すことだ。
●国難と共に歩み、国民と共に栄える。
叩き込まれた三菱イズム
●三菱は“奇跡のベンチャー”なのです。
●こんなにお金をかけて社員に本物を見せてくれる企業があるんだ。
●人材にエネルギーとコストをかけて良質な組織をつくり上げる。
●良い組織をつくるには経営者が百万回訓示するより、多くの一流に触れてもらうほうが近道です。
●ベンチャーづくりは人づくりだ。
●真実は現場にある。
●可能性の大きな市場を勢いのある若手に任せてみよう。
●決意が固いならやってみたらいい。
●正しいと判断したなら必ずやり切る、やり切れば花開くと信じ突き進む。
●(震災時に)こんなときは自分で見ないと判断できない。
●相手も同じ人間だ。
●毎朝下っ腹に力を入れろ。健闘を祈る。
岩崎家の教え
●人は天の道にそむかないこと。
●子に苦労をかけないこと。
●他人の中傷で心を動かさないこと。
●一家を大切に守ること。
●無病のときに油断しないこと。
●貧しいときのことを忘れないこと。
●常に忍耐の心を失わないこと。
●桃李不言。下自成蹊。
●機会は雲中に現れる蚊龍のごときのもの。これを捕捉するのには、透徹明敏なる注意と、豪邁なる胆力が必要である。
私が見た「三菱の品格」
●三菱グループのトップは、皆さん、一言で言えば紳士。
●「組織の三菱」は結束力の高さを象徴しているが、縦割り組織が強いことでもある。“三菱の品格”を維持する意味でも、長期的視点は大事にしていただきたい。
●三菱総研は未来志向の強いシンクタンクであり、その点は大学とも共通点がある。
●「課題先進国」の日本、シンクタンクが担う役割は以前にも増して重要になる。
●今後の課題は強過ぎる縦割り組織を打破し、いかに横断的な組織に変えていけるか。
●三菱重工を含めた三菱グループ各社は日本社会の縮図です。
●退職してからも、無意識のうちに「あれはウチで造ったのよ」と。
●三菱重工さんの教育はみごとだなァ。
「三菱」は結婚相手としての価値があるか ◎鈴木涼美
岩崎弥太郎と渋沢栄一の大喧嘩 ◎鹿島 茂
給料、結婚、他財閥……有価証券報告書と調査データで読みとく

現代の日本で、三菱で働くということ。
「日々感謝、日々感動。」三菱とともにに生きる

覆面座談会 半沢頭取「出世」の秘密
「三菱」が出てくる10冊の読書案内

名著に心を洗う
竜馬がゆく/雄気堂々/暁の群像/オレたちバブル入行組ほか
他財閥が「三菱さん」に言いたいことがある

ライバルの言葉に耳を傾ける
特別付録

巨人たちが遺した東京「財閥庭園」巡りマップ
一念が道をひらく ◎三菱ケミカルホールディングス会長 小林喜光
NEWS & INTERVIEWS
PEOPLE 大河ドラマ『青天を衝け』主演・吉沢 亮
日本のエスタブリッシュメントを支える“三菱の結婚相談所”
独占・“前澤金配り”企画が強盗・詐欺のカモリストに
官邸が怯える「『NO』と言える小池百合子」
好評連載
人間邂逅[784]

●五十嵐光喜×大井川和彦

「ビリ県」脱出
茂木健一郎の「成功への物語」[232]

岩崎弥太郎の教えが現代の日本を救う
大前研一の「日本のカラクリ」[262]

バイデン新政権は日本軽視、台頭する中国とどう向き合うか
飯島 勲の「リーダーの掟」[285]

大騒動の舞台ウラ これが本当の木を見て「森」を見ず
齋藤孝の「人生がうまくいく古典の名言」[56]

不遇の連続でも、人生は一からやり直せる
「橋下 徹」通信[118]

権限がなくても人を動かせる「政治力」とは何か
猫組長の「ダークサイド経済日誌」[24]

人類を救うワクチンがコロナを暴力に変える
伊藤詩織の「ドーナツてるの?」[21]

「日本手話のポエム」を観たら、あなたは圧倒される
鈴木宗男×佐藤 優の「世界大地図」[26]

独房で学んだリモートワーク術
三浦瑠麗の「山王日記」[25]

『イデオロギーと日本政治』に見る「保守」「革新」の逆転現象
本田 健の「賢者は年収3000万の小金持ちを目指す」[26]

早熟な人が、一発屋で終わってしまう理由とは
池上 彰と増田ユリヤの「ドキドキ大冒険」[57]

知られざる情報収集力 バチカン市国
渡瀬裕哉のワシントン便り[8]

極左バイデンで世界は地獄に落ちる…
笹井恵里子の「あなた vs 〇〇〇」[24]

牛乳
銀座ザボン・水口素子の「愛しい人」[16]

ホステスと交際中のお客様が来店したときの対処法
職場の心理学[722]

社員の給料を「言い値」で払ったら、会社に何が起こるか
マネーの新流儀 [320]●山野祐介

携帯料金の新プラン、最強チョイスはこれだ!
探せ! みんなの新定番体当たりレビュー部

外部グッズを使ってスマホのスマートさを引き出せ!
新刊書評

森 功 著『鬼才 伝説の編集人 齋藤十一』
クローズアップ・ニッポン

著者インタビュー

布施川天馬 著『東大式節約勉強法』
著者インタビュー

森岡 毅 著『誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命』
経営者たちの四十代[272]●街風隆雄

●トリドール社長・粟田貴也

誰もが当然とする道は、選ばない
プレジデント言行録
エディターズノート

参考価格: 780円 定期購読(学割6ヶ月プラン)なら1冊:325円

現代の悩めるビジネスリーダーの「問題解決のバイブル」として、米国FORTUNEの日本版として始まりました日本一のビジネス誌「プレジデント」を!

  • 2021/02/12
    発売号

  • 2021/01/22
    発売号

  • 2021/01/08
    発売号

  • 2020/12/25
    発売号

  • 2020/12/11
    発売号

  • 2020/11/27
    発売号

3 正論

産経新聞社

最大
12%
OFF
送料
無料

正論

2021年03月01日発売

目次:
【特集】軍事忌避の異常
            
匿名対談 現役学者が告発 軍事研究禁止の実態        
大学はこうやって軍事研究を禁じる(リスト付き)        本誌編集部  
陸自の「極秘合意」で暴走する沖縄メディア                本誌編集部 
「私的戦闘訓練」何が悪いのか    陸上自衛隊特殊作戦群初代群長  荒谷 卓 



森喜朗氏騒動と〝魔女狩り〟の恐怖   産経新聞政治部編集委員兼論説委員   阿比留瑠比   
徹底検証 森氏の発言は「女性蔑視」にあらず 情報検証研究所メンバー 田村和広  
東京五輪へ国家の覚悟見せろ    スポーツジャーナリスト 二宮清純 × 登山家 野口健 
                      


【特集】中国という禍   
ジェノサイド黙認は許されない      東京大学教授 平野聡 
ウイグル人弾圧で対応鈍い日本 日本ウイグル協会副会長 アフメット・レテプ  
北京冬季五輪開催に反対する 自由インド太平洋連盟副会長 石井英俊  
「植民地支配」に世界は抗議せよ    評論家 三浦小太郎 
中国「政治戦」の最終目標   元米海軍省戦略広報部長 ケリー・ガーシャネック 
聞き手 麗澤大学准教授 ジェイソン・モーガン
尖閣防衛けん制のフリするな   軍事社会学者 北村 淳 
バイデン政権はすでに中国忖度  麗澤大学特別教授 産経新聞ワシントン駐在客員特派員 古森義久 
南米とアジアで外交二連勝     チャイナ監視台  産経新聞台北支局長 矢板明夫 


米中を左右する東南アジア情勢    政策研究大学院大学客員教授 飯村 豊 
人権問題に声あげない日本  軍事ジャーナリスト 黒井文太郎 
アジアの核抑止に核シェアリングを  前内閣官房副長官補 同志社大学特別客員教授 兼原信克 

「CO2ゼロ」政策は国民経済破壊する    キヤノングローバル戦略研究所研究主幹 杉山大志 
フェミニズムに狙われる歴史教科書 麗澤大学特任教授 高橋史朗 


【特集】 東日本大震災から10年  
原発ゼロは国を亡ぼす  東京工業大学原子炉工学研究所助教 澤田哲生 
急げ、処理水の海洋放出  衆院議員 細野豪志  
                  産経新聞論説委員 長辻象平
甲状腺がん検査の中止を 福島県議会議員 渡辺康平  




【特集】武漢ウイルスとの闘い 
第3波後に向けて備えるべきこと  日本医科大学教授 松本 尚 
医療機関狙う もう一つのウイルス  NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト 松原実穂子 
厚労官僚は今こそ「公」に尽くせ  元国税庁長官 寺村信行 


第36回正論大賞受賞記念論文
北の暗号資産詐欺と石炭密輸事件の接点 安全保障問題専門家・元国連安保理北朝鮮制裁専門家パネル委員
  古川勝久 
第21回正論新風賞受賞記念論文
日本はいつ建国したか  作家 竹田恒泰 


【好評連載!】
小説 寒い国から来た工作員(スパイ) 第6回 最期 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博 

昭和の大戦とあの東京裁判―同時代を生きた比較史家が振り返る―
第13回 戦後民主主義世代への失望       東京大学名誉教授 平川祐弘 


【グラビア】
皇室歳時記  被災地に寄り添われ   
神話よよみがえれ 写真・文 廣田勇介       
文字のふるさと   瀧野喜星    
不肖・宮嶋の現場  砂かぶり席でのデモ 
業田良家 それ行け!天安悶 
西原理恵子 ぬるま湯正論 
文人論客壺中之天 三島由紀夫 「新宿三丁目 どん底」 取材・構成 将口泰浩 

巻頭コラム 激流世界を読む        田久保忠衛
フロント・アベニュー 麗澤大学教授 八木秀次
フィフィの本音    タレント  フィフィ
経済快快  産経新聞特別記者 田村秀男 
SEIRON時評   評論家 江崎道朗 
アメリカの深層  福井県立大学教授 島田洋一 
朝鮮半島藪睨み 産経新聞編集委員 國學院大學客員教授 久保田るり子
シリーズ対談 日本が好き! よく墓参りして報告します 
                芸人 友近/ ジャーナリスト 井上和彦
シネマ異聞 そこまで言う⁉  読売テレビ・チーフプロデューサー 結城豊弘 
読書の時間 潮匡人/桑原聡のこの本を見よ  
編集者へ・編集者から 
メディア裏通信簿  
折節の記  
操舵室から  

参考価格: 900円 定期購読(1年プラン)なら1冊:790円

日本人の鼓動が響く雑誌です。~オピニオン誌「正論」~

  • 2021/02/01
    発売号

  • 2020/12/26
    発売号

  • 2020/12/01
    発売号

  • 2020/10/30
    発売号

  • 2020/10/01
    発売号

  • 2020/09/01
    発売号

5 会社四季報

東洋経済新報社

最大
1%
OFF
送料
無料

会社四季報

2020年12月16日発売

目次: 業界担当記者が独自取材・独自分析で業績変化を先取り。
完全2期予想の会社四季報で自分だけの“成長企業"を探そう!

2021年1集新春号では、3月期決算企業の中間決算を踏まえ、業界担当記者が今期および来期の業績回復シナリオを先読み。
日本国内全上場3,800社をフルカバーした四季報で、2021年に輝く有望企業を見つけましょう!

株式投資はもちろんのこと、営業先開拓などのビジネスユースや就職活動などにも、ぜひお役立てください。

【今号のおもなトピック】
●コロナで株主還元も二極化
●配当総額の伸びを全社調査
●注目ランキング:V字回復、上振れ…サプライズ満載

【デジタル特典】
スマホで丸ごと読み!

※お知らせ:袋とじ付録は、ワイド版だけのオリジナル付録です。ご注意ください。

参考価格: 2,200円 定期購読(1年プラン)なら1冊:2,170円

3500社を超える企業情報ハンドブック

  • 2020/09/18
    発売号

  • 2020/06/26
    発売号

  • 2020/03/16
    発売号

  • 2019/12/13
    発売号

  • 2019/09/19
    発売号

  • 2019/06/18
    発売号

6 投資手帖

日本株式新聞社

最大
6%
OFF
送料
無料

投資手帖

2021年02月20日発売

目次: 特集
自動車業界が復活・新成長へ‼
出遅れ自動車株と電子部品株が狙い目

スコープ
菅義偉首相の「2050年カーボンニュートラル宣言」で一躍脚光
世界的な再生可能エネルギー導入の動きが追い風
「定置用蓄電池システム」関連銘柄の成長力に注目

クローズアップ
ワクチン接種で世界景気は正常化へ
IMFが世界景気見通しを上方修正、「割安株」を総点検

特別銘柄企画
待ち伏せ狙いの「低PBR・中低位株」
ワクチン接種が進み、経済活動の正常化とともに、株価は一段高へ

参考価格: 800円 定期購読(1年プラン)なら1冊:750円

投資手帖は、豊かな明日を創る投資情報誌です。

  • 2021/01/20
    発売号

  • 2020/12/19
    発売号

  • 2020/11/20
    発売号

  • 2020/10/20
    発売号

  • 2020/09/19
    発売号

  • 2020/08/20
    発売号

最大
5%
OFF
送料
無料

日経マネー

2021年02月20日発売

目次:
■特集1 ニューノーマル時代の新10倍株で勝つ

●ニューノーマル時代の新10倍株で勝つ! (020p)
●10倍高も見込める大化け株で大きく儲ける 狙いは大きくテンバガー(022p)
●10倍株候補発掘の5つのポイントをつかむ チャートの特徴も要チェック! (024p)
●3大潮流で探す未来の10倍株 今からでも間に合う! 中長期保有で大化けも(026p)
●これが次世代の大化け3大テーマだ 長期でテンバガーも夢じゃない! (027p)
●3大テーマ1 ヘルスケアコロナ禍で医療は 「非接触」 にシフト ヘルステックは準トップに妙味(028p)
●3大テーマ2 DX企業、官公庁ともデジタル化は加速 20年急騰銘柄の押し目を狙え(032p)
●3大テーマ3 脱炭素脱炭素化は日本企業にとって好機 水素社会到来で中型株に大化け余地(036p)
●直近IPOで探せ! 最強の成長株 上場間もない新興株から10倍株の卵を発掘(040p)
●IPO株は“隠れ優良銘柄”で儲ける 10倍株の卵はここだ(041p)
●スゴ腕流 大化けIPO株の狙い方 CASE1人気薄の 「非DX銘柄」 を割安な水準で仕込む(042p)
●スゴ腕流 大化けIPO株の狙い方 CASE2利確を重ねて着実に勝つトレンドをいいとこ取り(044p)
●注目株を見逃すな! 直近IPO18銘柄を徹底査定直近IPOは割高感強いものも長期の事業成長が鍵に(046p)
●10倍株の利確テク チャートでは売り時を判定しない 決め手は株価より企業の成長度(052p)
●ここから上がる逆襲大化け株 コロナ逆風銘柄が狙い目! (054p)
●逆襲株を探し出す3つの戦略 出遅れと侮るなかれ(055p)
●コロナでダメージ大の銘柄ほど大化け期待 狙うのは大きな業績の変化率(056p)
●売上高大幅減の株、出遅れBtoB株を狙う 景気回復の伝播を期待(059p)
●注目は工作機械とパワー半導体関連銘柄 日本企業が強みを持つ分野(062p)
●スゴ腕が仕込んだ 逆襲株パナソニックで会心の投資再現狙う 三井金属はインフレで大化けを期待(064p)
●データで斬る! 出遅れ銘柄から選ぶ安定成長期待株(066p)
●トップファンマネに学ぶ大化け株発掘法 高パフォーマンスの鍵は銘柄選びにあり(067p)
●知る人ぞ知るトップマネジャー 塩住秀夫さんの成長株投資術3つの成長分野に狙いを絞る ウイズコロナ銘柄を新たな主力に(068p)
●中小型株投資の専門家集団 エンジェルジャパンの銘柄発掘利益成長の次のステップを見据えた企業へ投資(070p)
●伝説のファンドマネジャー ピーター ・ リンチ氏が説いたテンバガー投資アマチュアこそ10倍株が見つかる 現役の直弟子はニッチ銘柄を狙う(072p)


■特集2 ESGで上がる株&投信

●ESGで上がる株&投信 世界的潮流に乗って資産を増やす! (077p)
●世界でも日本でも拡大中 ESG投資で稼ぐ! (078p)
●ESGの大波を個別株で捉える プロが選んだ有望22銘柄(080p)
●ESG投信で波に乗る 今から買いたいESG投信3本(086p)


■特集3 介護にかかるお金&必要な備え

●介護にかかるお金&必要な備え 知っておきたい 親のために、自分のために(102p)
●公的介護保険の仕組みと自己負担の中身を知る 基本を押さえて賢く活用(104p)
●在宅介護と施設介護 かかるお金をチェック どんなサービスにいくらかかる? (106p)
●親の介護に備えやっておくべきこと できることから実行しよう(108p)


■表紙の人

●夏菜 女優 初の悪女役に挑戦 意識したのは丁寧な 「動き」 (012p)


■先読みTIMES

●脱炭素が迫る事業転換 第2のソニー登場の鍵か ソニーの時価総額が過去最高に(015p)
●業績改善が火をつけた割安日本株買い(016p)


■先読みカレンダー 2021 3月

●グリーン成長戦略に注目(018p)


■ろくすけさんの勝てる株式投資入門

● 「素晴らしい企業」 の探し方を学ぶ(074p)


■もっと得する株主優待生活

●人気のカタログギフト お薦め優待ベスト10(090p)
●3月に取れるお得優待(092p)


■株の達人に聞く 今月の注目銘柄

●上昇期待が高い 「10万円株」 (094p)


■クローズアップ企業

●プレミアアンチエイジング 定期購入と店頭販売を両立 新ブランドで海外展開も(100p)


■Money Interview

●パトリック ・ ハーラン タレント、東京工業大学非常勤講師相対的貧困に苦しむ子供たちの未来のため 日本社会に支援の輪を広げたい(110p)


■クイズで学ぶ会計知識

●教育業界の貸借対照表(114p)


■澤上篤人のゴキゲン長期投資

●中小企業の活性化が日本復興の近道(116p)


■豊島逸夫の世界経済の深層真理

●バイデン政権、じわり広がる市場との距離(118p)


■広木隆のザ ・ 相場道

●実は危うい 「株高はバブルではない」 説(120p)


■滝田洋一の経済ニュースここだけの話

●米株式市場SNSの乱とバイデン政権(122p)


■岡崎良介のマーケット ・ アナライズ

●サイズのローテーション 米国株は小型株優位の時代に(124p)


■エミン ・ ユルマズの未来観測

●バイデン新政権発足 随所に潜む急落リスク、楽観は禁物だ(126p)


■マネーの達人に学ぶ お金に強い子供の育て方

●イー ・ カンパニー 代表 ファイナンシャルプランナー 八木陽子さんマネー教育は実体験が何より重要。 頭に詰め込むより、学びがある(128p)


■マルトクセレクション

●非対面契約 ・ 手続きが拡大 ほか(131p)


■特許で騰がる株を探せ! 工藤特許探偵事務所 Special

●新型コロナ対策やEVも守備範囲 「繊維 ・ フィルム」 関連の技術割安株(132p)


■山本伸のネクスト爆騰銘柄

●半導体、環境、親子上場 株価材料満載の爆騰期待3銘柄(134p)


■関大介のREITウオッチ

●逆風ホテル型の価格堅調 分配金回復期待は本物か(136p)


■最新! 投信ランキング

●騰落率ランキング 首位は年125%上昇(137p)


■佐々木明子のモーサテ日記

●急ピッチで進む 「脱炭素」 への取り組み。 理想と現実のはざまで企業は(138p)


■生保損保 業界ウオッチ

●安全運転で保険料が安くなる テレマティクス保険が続々(139p)


■ネット証券DATA

●2月3日現在(10%税込み表記) (140p)


■マネー ・ データバンク

●2月8日現在(142p)


■Readers’ FORUM

●2021年にチャレンジしたいこと(144p)


■Money Books

●格差のない未来は創れるか? 今よりもイノベーティブで今よりも公平な未来 ほか(145p)


■別冊付録

●スマホ料金見直し&ネット証券活用術

参考価格: 750円 定期購読(1年プラン)なら1冊:713円

日経グループがお届けする、信頼できるマネー情報誌です!

  • 2021/01/21
    発売号

  • 2020/12/21
    発売号

  • 2020/11/20
    発売号

  • 2020/10/21
    発売号

  • 2020/09/19
    発売号

  • 2020/08/21
    発売号

最大
19%
OFF
送料
無料

ニューズウィーク日本版 Newsweek Japan

2021年03月02日発売

目次: Special Report
人民元研究
一足先にデジタル化する「RMB」の実力
中国の通貨は本当に米ドルを駆逐するのか
通貨 ドル支配の終わりと人民元時代の始まり
分析 基軸通貨への準備は万端
歴史 「弱小」人民元はこうして飛躍した
■タイムライン 人民元、国際通貨への足跡
視点 ドルと世界が迎える予測不可能な未来

◆ミャンマー軍はなぜ賭けに出た?
クーデター 暴挙に出た真の理由は組織の歴史から読み取れる

Periscope
SAUDI ARABIA 皇太子の「罪」認定でも制裁できない訳
UNITED STATES 「空爆」バイデンとイランの神経戦
HONG KONG 香港のコロナ対策を阻む政府不信
GO FIGURE コロナワクチンの副反応は心配無用?

Commentary
英国 偉人像攻撃の耐えられない単純さ──コリン・ジョイス
科学 火星開発は人類生存のため──クリストファー・メーソン
アメリカ 党内対立が民主党を強くする──サム・ポトリッキオ
Superpower Satire 風刺画で読み解く「超大国」の現実
保守派大スターの負の遺産──ロブ・ロジャース&パックン
Economics Explainer 経済ニュース超解説
ファミマが開く金融新時代の扉── 加谷珪一
Help Wanted 人生相談からアメリカが見える
不倫で生まれた娘に真実を話すべき?
Wrong Words その言葉への違和感
かくも悪質な「差別発言は冗談」論── 望月優大
Japanese Cinema Notes 森達也の私的邦画論
衝撃の初ジブリ体験は『風の谷のナウシカ』── 森達也

World Affairs
紛争 さらば、祖国アフガニスタンよ
国境問題 インドはどうやって中国を撃退したのか

Features
米政治 ポスト・トランプの隠しきれない野心

Life/Style
Movies ジョディ・フォスターの新作が最高に政治的な訳
Movies 何が歌姫ブリトニーを追い詰めたのか
Movies ディズニー伝説的悪役の知られざる過去
Books 「フランス式」が許した少女への虐待
Art 草間彌生のアートを追って世界中を旅したい
My Turn 警官として助けた女の子が家族になるまで

Picture Power
移民の祖国が払う高い代償

Tokyo Eye 外国人リレーコラム── 李娜兀
「女子東大生」が少ない本当の理由

参考価格: 480円 定期購読(月額払いプラン)なら1冊:389円

日本だけのニュースを読むか、世界と同じニュースを読むか。世界と同じニュースを読む!それが、ニューズウィーク・バリュー

  • 2021/02/24
    発売号

  • 2021/02/16
    発売号

  • 2021/02/09
    発売号

  • 2021/02/02
    発売号

  • 2021/01/26
    発売号

  • 2021/01/19
    発売号

9 週刊東洋経済

東洋経済新報社

最大
46%
OFF
送料
無料

週刊東洋経済

2021年03月08日発売

目次: 【第1特集】コロナ倒産 最終局面
資金不足企業が続出! 急増必至のコロナ倒産

Part1 危ない企業のカウントダウン
吹き飛んだインバウンド需要と上場の夢 負債額最大のコロナ破綻
[ホテル・観光]名門が相次いで資産売却 Go Toでも救えぬ惨状
[外食] 債務超過企業が続出 「悪魔の増資」に走る居酒屋
[アパレル]「レナウンの次」はどこだ? テレワーク普及で窮地
消えない「三越銀座店売却」 百貨店を襲う閉店ラッシュ
[エアライン] 繰延税金資産取り崩しの最悪シナリオ ANAが抱える2つの時限爆弾
社債が紙くずに、地銀も被害 ユニゾ倒産のカウントダウン
緊急事態宣言ショック 揺らぐ銀座の灯
あえて銀座に出店する人々
人員削減に事業、不動産も相次ぎ売却 吹きすさぶリストラの嵐

Part2 危ない企業の見抜き方
金融のプロが伝授する4カ条 倒産予備軍を見破れ
融資増の裏で膨らむリスク 「不良債権爆弾」を恐れる銀行
危険水域企業はここだ! 倒産危険度ランキング504社
継続性にイエローカード 疑義注記&重要事象会社一覧

【第2特集】資生堂「魚谷体制」の光と影
「魚谷改革」と企業文化の摩擦
コロナ禍で7年ぶり最終赤字に 守りを鮮明にした資生堂 看板ブランド売却へ

スペシャルリポート
福島原発事故から10年 終わりなき廃炉の道のり
「拙速な作業を懸念。廃炉の最終形の明示を」 日本原子力学会 福島第一原子力発電所廃炉検討委員会委員長 宮野 廣

ニュース最前線
米長期金利急騰で株価下落 一服でも拭えない不透明感
希代のカリスマが退任 スズキが立ち向かう難局
社員の新聞補助に大ナタ 朝日新聞、赤字への危機感

連載
|経済を見る眼|リモートで実現する副業人材の戦略活用|柳川範之
|ニュースの核心|ミャンマーのクーデターとアジアの経験|福田恵介
|発見!成長企業|大阪有機化学工業
|会社四季報 注目決算|今号の4社
|トップに直撃|ブリヂストン 取締役 代表執行役 Global CEO 石橋秀一
|フォーカス政治|民意がカギ握る菅首相の「引き際」|塩田 潮
|グローバル・アイ|見えた8つのトレンド コロナで世界はこう変わる|ジム・オニール
|INSIDE USA|始まった脱シリコンバレー コロナで加速「テックジット」|瀧口範子
|中国動態|子ども激減、「二人っ子政策」で論争|伊藤亜聖
|財新|アリババが4年ぶりに巨額社債を発行/中国初の「カーボンニュートラル債」発行
|マネー潮流|はしゃぎすぎ? スーパーサイクル論|高井裕之
|少数異見|コロナとトランプが生んだ「孝行息子」の正体
|企業事件簿 |粉飾アレンジャー 不振企業に食らいつくハイエナ|高橋篤史
|知の技法 出世の作法|ロシア外務省情報局長の対日発言をどう読むか|佐藤 優
|経済学者が読み解く 現代社会のリアル|一律10万円の給付金で家計消費は増えたのか|久保田 荘、大西宏一郎、遠山祐太
|リーダーのためのDX超入門|ソフトバンクG・ニトリが大学と組んだ理由|山本康正
|話題の本|『飯舘村からの挑戦』著者 田尾陽一氏に聞く ほか
|経済クロスワード|企業の倒産
|人が集まる街 逃げる街|北海道 函館市|牧野知弘
|編集部から|
|読者の手紙 次号予告|

定期購読(1年(デジタルサービス付き)プラン)なら1冊:560円

ビジネスリーダー必携の総合経済誌 『週刊東洋経済』

  • 2021/03/01
    発売号

  • 2021/02/22
    発売号

  • 2021/02/15
    発売号

  • 2021/02/08
    発売号

  • 2021/02/01
    発売号

  • 2021/01/25
    発売号

環境浄化技術の所属カテゴリ一覧

日本最大級の雑誌取り扱い数!
定期購読の利用数100万人以上!
定期購読とは
雑誌を予約することで毎号ご自宅へお届けします!売り切れの心配なし♪
もっと詳しく ▶︎
タダ読みサービス
無料で雑誌が読み放題♪今日発売のあの雑誌も。
もっと詳しく ▶︎
法人サービス
雑誌を年間5万円以上ならお得な法人プレミアムサービスで!
もっと詳しく ▶︎
アフィリエイト
あなたのサイトで雑誌をおすすめしてみませんか?
もっと詳しく ▶︎
カテゴリ一覧
女性ファッション 雑誌
きれいめ・大人カジュアル系 雑誌 モード系・コレクション 雑誌 フェミニン系 雑誌 ママ・主婦 雑誌 コンサバ系 雑誌 ナチュラル系 雑誌 カジュアル系 雑誌 オフィスカジュアル 雑誌 子ども・キッズファッション 雑誌 ガーリー系 雑誌 ティーンズファッション 雑誌 原宿系 雑誌 着物・和服 雑誌 ギャル系 雑誌 セレブ系 雑誌 森ガール系 雑誌
メンズファッション 雑誌
メンズきれいめカジュアル 雑誌 モノ・グッズ 雑誌 メンズカジュアル 雑誌 ストリートファッション系 雑誌 スーツ・トラッド系 雑誌 アメカジ 雑誌 オラオラ系・お兄系 雑誌 腕時計・ブランド 雑誌 古着系 雑誌
ビジネス・経済 雑誌
経営・マネジメント 雑誌 海外事情・国際ニュース 雑誌 政治 雑誌 マネー・投資 雑誌 ビジネス・経済専門誌 求人・転職情報誌 法律・法務 雑誌 環境・エネルギー 雑誌 広告・マーケティング 雑誌 流通・小売 雑誌 人事・総務 雑誌 四季報 外食・ホテル業界 雑誌 会計・税務・経理 雑誌 農業・畜産・漁業 雑誌 飲食店経営・調理師 雑誌 金融 雑誌 貿易 雑誌 地方自治・行政 雑誌 起業・独立開業 雑誌 企業年鑑・データ 業界データブック 自己啓発 雑誌 ビジネスCD・通信教育 株・FX 雑誌 就職・就活 雑誌
健康・生活 雑誌
子供・児童学習 雑誌 子育て・育児 雑誌 家事・生活情報 雑誌 健康・家庭医学 雑誌 住宅・リフォーム 雑誌 住宅情報・賃貸 雑誌 インテリア・雑貨 雑誌 田舎暮らし・エコ・スローライフ 雑誌 結婚情報・ウェディング 雑誌 絵本・大型絵本 妊婦・赤ちゃん 雑誌
スポーツ 雑誌
サッカー・フットサル 雑誌 高校野球・プロ野球 雑誌 ゴルフ 雑誌 その他球技・競技 雑誌 釣り 雑誌 相撲・武術・武道 雑誌 筋トレ・ボディビル 雑誌 ダイビング・マリンスポーツ 雑誌 スノーボード・スキー 雑誌 ランニング・ウォーキング 雑誌 テニス・卓球 雑誌 バレエ・社交ダンス 雑誌 スポーツ医学・コーチング 雑誌 自転車・サイクリング 雑誌 サーフィン・ボディーボード 雑誌 バスケットボール 雑誌 F1・モータースポーツ 雑誌 ダンス 雑誌 プロレス・格闘技 雑誌 ボクシング 雑誌 水泳・ボート 雑誌 ラグビー・アメフト 雑誌
バイク・自動車・乗り物 雑誌
オートバイ 雑誌 カスタムカー・バイク 雑誌 外車・輸入車 雑誌 4WD・RV 雑誌 新車・ニューモデル情報 鉄道・電車 雑誌 飛行機・航空機 雑誌 中古車・中古バイク 雑誌
芸能・音楽 雑誌
テレビガイド・番組表 雑誌 音楽情報誌 エンタメ 雑誌 DVD(ビデオ)マガジン 映画・シネマ 雑誌 韓国(韓流・K-POP) 雑誌 ピアノ・クラシック 雑誌 ギター・ロック 雑誌 演劇・舞台 雑誌 洋楽 雑誌 ジャズ(JAZZ) 雑誌 ジャニーズ 雑誌 グラビア・アイドル 雑誌 写真週刊誌・ゴシップ 雑誌 写真集
グルメ・料理 雑誌
レシピ 雑誌 グルメガイド・レストラン 雑誌 お酒(ワイン・日本酒など) 雑誌 栄養学・食育 雑誌 パン・スイーツ 雑誌
旅行・タウン情報 雑誌
京都・関西 雑誌 関東 雑誌 東京(TOKYO) 雑誌 九州 雑誌 東海 雑誌 東北 雑誌 北海道 雑誌 北陸・信越 雑誌 中国地方 雑誌 四国 雑誌 沖縄情報 雑誌 旅行情報誌 温泉 雑誌 リゾート・レジャー 雑誌 タイ・アジア 雑誌 ハワイ 雑誌 その他 海外情報 雑誌 鉄道・バス時刻表本 航空時刻表
アニメ・漫画 雑誌
少年コミック・漫画 少女コミック・漫画 青年コミック・漫画 レディース(女性)コミック アニメ 雑誌 声優 雑誌 comics&アメコミ ディズニー・キャラクター 雑誌 コスプレ 雑誌 BL(ボーイズラブ)コミック・雑誌
ペット・動物 雑誌
犬 雑誌 猫 雑誌 トリマー・ペット業界 雑誌 魚・熱帯魚 雑誌 昆虫 雑誌 ペットその他 雑誌
文芸・総合 雑誌
女性総合誌 男性総合誌 カルチャー・文化 雑誌 文芸誌・小説 雑誌 時事・社会 雑誌 機内誌 宗教 雑誌 歴史・史学 雑誌 思想・心理学 雑誌 俳句・短歌・詩 雑誌 占い・開運 雑誌 書道 雑誌
趣味・芸術 雑誌
デザイン・アート 雑誌 プラモデル・模型 雑誌 ガーデニング・園芸 雑誌 手芸・ハンドメイド 雑誌 パズル・クイズ 雑誌 ナンプレ・数独 雑誌 クロスワード・ナンクロ 雑誌 ミリタリー・サバゲー 雑誌 競馬・競輪・競艇 雑誌 オーディオ・ステレオ 雑誌 アウトドア・キャンプ 雑誌 カメラ・写真 雑誌 分冊百科・ワンテーママガジン 将棋・囲碁 雑誌 イラスト・グラフィックデザイン 雑誌 建築・住宅建築 雑誌 陶芸・骨董 雑誌 ラジオ・無線 雑誌 ゲーム 雑誌 フィギュア・ホビー 雑誌 DIY・工具 雑誌 パチンコ・パチスロ 雑誌 ハイキング・登山 雑誌 麻雀 雑誌
ヘアカタログ・美容 雑誌
メイク・ネイル 雑誌 フィットネス 雑誌 ヘアスタイル 雑誌 ヨガ 雑誌 美容専門誌 ダイエット 雑誌 アロマ 雑誌
看護・医学・医療 雑誌
ナース 雑誌 介護・福祉 雑誌 医療技術 雑誌 薬学 雑誌 臨床外科 雑誌 臨床内科 雑誌 医療時事 雑誌 歯科 雑誌 獣医学 雑誌 理学療法 雑誌 その他 医学雑誌
教育・語学 雑誌
その他 NHKテレビ・ラジオテキスト NHK語学テキスト 幼児教育 雑誌 小学生教育 雑誌 中学教育 雑誌 高校教育 雑誌 受験・留学 雑誌 試験問題集・資格 雑誌 日本語学習 教材 ハングル・韓国語学習 教材 中国語学習 教材 リスニング教材・語学CD 英語教育・英会話 教材 フランス語学習 教材 ドイツ語学習 教材 スペイン語学習 教材 その他 語学雑誌 教員・教師 雑誌 通信・教育講座
テクノロジー・科学 雑誌
宇宙・天文 雑誌 機械 雑誌 化学 雑誌 情報処理 雑誌 地球科学・環境問題 雑誌 生物・生物学 雑誌 数学・物理 雑誌
パソコン・PC 雑誌
コンピューター・自作PC 雑誌 ネットワーク・セキュリティ 雑誌 Webデザイン・プログラミング 雑誌 DTP・グラフィック 雑誌 アプリ・スマホ 雑誌 インターネット 雑誌 Mac・マック 雑誌
新聞・業界紙
英字新聞 業界新聞・専門紙 新聞縮刷版 切り抜き・クリッピングマガジン 全国紙(新聞) 中国語 新聞・業界紙 地方紙(新聞)
洋(海外)雑誌
English newspaper Science&Nature Magazines Language&Education Magazines Money&Business& Magazines Fashion&Style Magazines others Design&Architecture Magazines Hobby&Entertainment Magazines Home&Interior Magazines Computers&Electronics Magazines バイリンガルマガジン・雑誌
中国雑誌
中国 ビジネス・経済 雑誌 中国 旅行・タウン情報 雑誌 中国 趣味・芸術 雑誌 中国 看護・医学 ・医療 雑誌 中国 文芸・総合 雑誌 中国 教育・語学 雑誌 中国 テクノロジー・科学 雑誌 中国 スポーツ 雑誌 中国 ファッション 雑誌 高等文化院校学報 高等理工学院学報 中国 バイク・車・乗り物 雑誌 中国 健康・生活 雑誌 中国 学生・こども向け 雑誌
その他
その他 雑誌